JPH0852659A - バイス - Google Patents

バイス

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JPH0852659A
JPH0852659A JP18606794A JP18606794A JPH0852659A JP H0852659 A JPH0852659 A JP H0852659A JP 18606794 A JP18606794 A JP 18606794A JP 18606794 A JP18606794 A JP 18606794A JP H0852659 A JPH0852659 A JP H0852659A
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JP
Japan
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movable
independent
movable side
claws
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JP18606794A
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English (en)
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Eiji Suzuki
英二 鈴木
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TOUSETSU DENKI KK
Original Assignee
TOUSETSU DENKI KK
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Publication date
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々のサイズの被固定物を精度高く締め付け
固定できて、軟材にあとがつきにくくする。 【構成】 バイスの固定体の可動体に対向する端面に固
定側口金6を設け、固定側口金6に調圧可能な固定側圧
力付与装置27にて支持した複数の固定側独立爪26を出没
移動可能かつ突出させて設け、且つ可動体の固定体に対
向する端面に可動側口金8を設け、可動側口金8に調圧
可能な可動側圧力付与装置63にて支持した複数の可動側
独立爪60を出没移動可能かつ突出させて設けてなり、こ
れら固定側及び可動側口金6及び8を2分割構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フライス盤、平削盤、
ボール盤等の工作機械に使用されるバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフライス盤等の工作機械に使用さ
れるバイスは、スライドレールの一端に固定された固定
体と該スライドレールに摺動自在に嵌挿された可動体と
該可動体を自在に摺動させるスクリューとからなり、前
記固定体と前記可動体との対向する端面には固定口金が
それぞれ固定され、更にこれらの固定口金に互いに略15
度の傾斜角でスリアワセとなると共に弾発体で支持され
た可動口金をそれぞれ設けて成る。そして、これらの可
動口金の間に被固定物を置いてハンドルにてスクリュー
を回転させ、可動体を固定体側に移動させることによっ
て、被固定物を締め付けバイスに強固に固定して、被固
定物の切削加工を行っていた。
【0003】しかし、上記バイスでは、被固定物の垂直
方向の安定を求めようとして、ハンドルにてスクリュー
を回転させて可動体を移動させると、図15に示すように
可動口金Eがスライドして、矢線A方向(下方向)に沈
むと共に矢線B方向(左横方向)に移動する。従って、
上記バイスは、被切削物である被固定物Oの位置が一定
せず、溝などを削る場合には被固定物Oが矢線B方向に
移動すると被固定物Oの位置が一定せず、使用出来ない
結果となる。
【0004】また、被固定物Oがバイスの口金の口径に
比して小さい場合、口金の左右いずれかに片寄って挟み
締め付けて固定すると、可動口金Eは一体に形成されて
いるから、図16に示すように被固定物Oを挟んでいる部
分の可動口金Eは力がかかるから傾斜面をスライドして
沈む。被固定物Oを挟んでいない部分の可動口金Eは、
挟む物がないから傾斜面をスライドせず、この部分の可
動口金Eは沈まないことになり、被固定物Oは2点鎖線
で示すように傾いて口金に固定されることになる。従っ
て、被固定物Oの精密な加工が出来ないことになる。そ
のほか被固定物Oの角が正確に取れていないと、可動口
金Eの締め付け端面に平行にならないから、このような
被固定物Oを安定させ固定するにはスペーサをかます必
要があり、困難な作業になったり、更に、被固定物Oの
角度加工を行う場合、別な装置が必要となり、その分高
価になり作業も煩わしいものである。
【0005】このような状況から本出願人は、固定体の
可動体に対向する端面に固定側口金を設け、該固定側口
金には弾発体に支持された複数の固定側独立爪が突出し
て設けられ、且つ、前記可動体の固定体に対向する端面
に可動側口金を設け、該可動側口金には弾発体に支持さ
れた複数の可動側独立爪が突出して設けられて成るバイ
ス(実公平4−35093号公報参照)を開発した。そ
して、上記本出願人のバイスによれば、固定側口金の固
定側独立爪と可動側口金の可動側独立爪との間に被固定
物を置いて、スクリューを回転させ可動側口金を固定側
口金の方に移動させると、被固定物に当接した固定側及
び可動側独立爪のみが弾発体に抗して没入して、被固定
物は平均的に沈んで固定側及び可動側口金に密着して垂
直及び水平方向共に安定して固定されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記本出願人のバイス
は、被固定物を垂直及び水平方向共に安定して固定する
点ではすぐれているものの、弾発体の弾発力が一定であ
るため、鉄材のように硬い材料の場合は良いが、アルミ
などの軟材の場合はあとがつき易い。
【0007】また、固定側及び可動側口金に固定側及び
可動側独立爪を出没可能に設けるには、双方の口金に真
円穴を穿け、この真円穴に丸棒状の双方の独立爪を嵌挿
するようにするのが、加工上最も良い。しかし、真円穴
内で独立爪が廻ってしまう虞がある。これは真円でなく
長円、楕円、あるいは角にすれば、独立爪が廻ることは
ないものの、現状では加工が面倒で精度も出しにくく、
しかもこれらの穴の底は研磨できないから精度を出すこ
とが不可能である。
【0008】また、固定側及び可動側独立爪の突出部分
における固定側及び可動側口金の薄肉部が、被固定物に
より当り強く固定するから次第に変形してしまい、以後
双方の独立爪が出没しなくなってしまう。
【0009】また、バイス口径に近いような幅広の被固
定物の角度を精度を上げて固定する場合に片方の口金、
すなわち、固定側及び可動側口金のいずれか一方にのみ
角度調節装置を設けてあるから、片持ちとなって熟練し
ていないと正確に角度を出せない虞がある。
【0010】更に、上記バイスは、これの口径より大き
な長尺物等は全く対応することができず、長尺物等に合
う口径のバイスを別に用意しなければならない。このた
め、必ずしも使用頻度が高くないにもかかわらず、小径
から大径に至る種々の口径のバイスを用意しなければな
らない等の不都合が生じていた。
【0011】そこで、本発明は、上記事情に鑑みて本出
願人によるバイスをなお一層その価値を高めるためにな
されたもので、軟材であっても跡がつきにくく、被固定
物を強く固定しても各独立爪は常に出没し、バイス口径
と略同じ大きさの被固定物であっても精度高く角度を出
すことができ、しかも確実に固定し、更に1台のバイス
で種々の寸法の被固定物を固定でき、製作も容易である
バイスを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のバイスは、スライドレールの一端に固定さ
れた固定体と、該スライドレールに摺動自在に嵌挿され
た可動体と、該可動体を自在に摺動させるスクリューと
を具備したバイスであって、前記固定体の前記可動体に
対向する端面に固定側口金を設け、該固定側口金に調圧
可能な固定側圧力付与装置にて支持した複数の固定側独
立爪を出没移動可能かつ突出させて設け、且つ前記可動
体の固定体に対向する端面に可動側口金を設け、該可動
側口金に調圧可能な可動側圧力付与装置にて支持した複
数の可動側独立爪を出没移動可能かつ突出させて設けら
れて成るものであり、また、前記固定側及び可動側圧力
付与装置は、複数の各固定側及び可動側独立爪を支持す
る各弾性体と、該各弾性体の弾性力を調整する固定側及
び可動側押え部材と、該固定側及び可動側押え部材の移
動量を制御する固定側及び可動側制御部とからなり、ま
た、前記各弾性体は、径の大きいコイルばね内に径の小
さい圧縮コイルばねを挿入して多重ばねとし、これら複
数のコイルばねの長さはいずれも異なる長さとした。
【0013】また、前記固定側及び可動側独立爪は角柱
であり、また、前記固定側及び可動側口金は、これらの
前記固定側及び可動側独立爪が出没移動するすべての摺
動面を2分割構成としている。
【0014】また、複数の前記固定側及び可動側独立爪
は固定側及び可動側口金に内設した固定側調節板及び可
動側調節板に夫々係止されており、該固定側及び可動側
調節板を移動させることにより前記固定側及び可動側口
金からの前記固定側及び可動側独立爪の突出量を調節可
能としており、前記固定側及び可動側口金の対向する端
面の少なくともいずれか一方に可動片の一端部を回動可
能且つ固定可能に設け、該可動片の他端部に突起を設
け、可動片の角度に対応する突起と可動片を設けた前記
固定側及び可動側口金の水平方向側端との距離を予め求
めておき、該距離を設定することにより可動片の角度を
設定することを可能にしている。
【0015】そして、前記固定側及び可動側口金に固定
側Z字状口金及び可動側Z字状口金を着脱自在に設け、
幅広の被固定物を固定可能としており、更に、前記固定
側Z字状口金には調圧可能な固定側圧力付与装置にて支
持された複数の固定側独立爪が出没移動可能且つ突出し
て設けられ、且つ前記可動側Z字状口金には調圧可能な
可動側圧力付与装置にて支持された複数の可動側独立爪
が出没移動可能且つ突出して設けられているのである。
【0016】
【作用】上記構成によれば、被固定物の硬さに応じて固
定側及び可動側圧力付与装置により調圧して固定側及び
可動側独立爪の挟み圧を調節し、スクリューを回転させ
可動側口金を固定側口金の方に移動させると、被固定物
を挟んでいる固定側及び可動側独立爪のみが初めに圧力
付与装置の挟み圧に抗して没入して、被固定物は平均的
に沈んで固定側及び可動側口金に密着固定され垂直方向
及び水平方向に安定し、跡もつかない。
【0017】また、固定側及び可動側制御部にて被固定
物に応じて固定側及び可動側押え部材の移動量を設定操
作すると、固定側及び可動側押え部材は設定移動量分移
動して弾性体を移動し、各固定側及び可動側独立爪は設
定挟み圧にて被固定物を固定することになり、被固定物
に跡をつけない。
【0018】また、各弾性体が多重ばねでその長さはい
ずれも異なる長さであると、1つのコイルばね力のみの
場合及び多重のコイルばね力の場合となり、各固定側及
び可動側独立爪の挟み圧の範囲が広くなる。
【0019】また、固定側及び可動側独立爪が角柱であ
ると、回り止め機構がなくても廻ることがない。また、
固定側及び可動側独立爪が出没移動する固定側及び可動
側口金におけるすべての摺動面が分割構成になっている
と、その分割面はむろんのことこれら摺動面はすべて研
磨でき、摺動面の底部も研磨可能となり、固定側及び可
動側独立爪の出没移動精度を上げることができて、被固
定物を完全に固定した際、固定側及び可動側独立爪面と
その他の固定側及び可動側口金面とが同一面になり、被
固定物が軟材であっても締め跡がつきにくい。
【0020】また、固定側及び可動側独立爪の突出量を
固定側及び可動側口金に内設した固定側及び可動側調節
板にて調節可能にしたので、被固定物が変形していて固
定側及び可動側口金面に密着しない場合で、突出した固
定側及び可動側独立爪により、被固定物を固定し垂直方
向及び水平方向に安定し、更に強く締め付けても、内設
した結果強度が充分とれるため固定側及び可動側口金が
変形しない。
【0021】また、被固定物の必要とする角度に対応す
る距離を求め、該距離に可動片を回動して可動片の突起
と可動片を取り付けた口金の水平方向側端との距離を合
わせ、この状態で可動片を固定し、該可動片上に被固定
物を置き可動側口金を固定側口金の方に移動させると、
被固定物を挟んでいる固定側及び可動側独立爪のみが没
入して、被固定物は平均的に沈んで固定側及び可動側口
金に密着固定され垂直方向及び水平方向に安定する。
【0022】また、固定側及び可動側口金に固定側及び
可動側Z字状口金を取り付けてあると、この双方のZ字
状口金の間に幅広の被固定物を固定することができる。
更に、上記の固定側及び可動側Z字状口金に固定側及び
可動側圧力付与装置にて支持された複数の固定側及び可
動側独立爪が出没可能且つ突出して設けられていると、
上記と同様に被固定物は平均的に沈んで固定側及び可動
側Z字状口金に密着して垂直方向及び水平方向共に安定
して固定される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図14に基づ
いて詳述する。図1は本発明のバイスの傾斜図、図2は
バイスの一部を切欠した平面図である。図において、1
はバイスを示し、該バイス1は、本体2と該本体2を取
り付ける旋回台3とから成る。本体2は、スライドレー
ル4の一端に固定された固定体5と、該固定体5の一端
面に設けられた固定側口金6と、前記スライドレール4
に摺動自在に嵌挿された可動体7と、該可動体7の固定
体5側端面に設けられた可動側口金8と、可動体7を自
在にスライドレール4上を摺動させるスクリュー9と、
該スクリュー9を回転させるハンドル10と、前記スライ
ドレール4の下端に設けられ前記旋回台3に取り付けら
れる本体取付部11とから構成されている。
【0024】前記固定体5は、スライドレール4に固定
され、その一端面に固定側口金6を取り付けるための切
欠部5aを有し、又、その下部にはスクリュー9が回動
可能に取り付けられている。
【0025】前記固定側口金6及び可動側口金8は、同
一構成なので主に固定側口金6について説明し、必要に
応じて可動側口金8について説明する。固定側口金6
は、肉厚の矩形の板状をなし前板20と後板21とに2分割
構成とされ、すなわち、後述の爪摺動溝25及びその底25
aがオープンとなるように2分割され、多数のボルト22
により一体に組み合せられている。これら爪摺動溝25及
びその底25aはオープンとなっているから、研磨するこ
とができ仕上がり精度を上げることができる。更に、前
記固定体5の切欠部5aにボルト23により螺着され、図
3の取付穴ブッシュ24によって切くずが前板20と後板21
との間に入らないようになっている。
【0026】前板20の可動側口金8に対向する上端縁に
は、図4に示すように、6ヶ所の矩形の爪摺動溝25が斜
め方向に設けられ、これらの爪摺動溝25には角柱の各固
定側独立爪26がそれぞれ嵌められる。これら、各固定側
独立爪26を支持するための固定側圧力付与装置27が、図
5、6に示すように、後板21に設けられている。従っ
て、これら各固定側独立爪26は、角柱であるから回った
りせずに固定側圧力付与装置27の上で各固定側爪26は爪
摺動溝25上を出没移動可能になり、それらの頭部が各爪
摺動溝25から若干突出している。各固定側独立爪26の頭
部には、垂直方向に面26aが切られ、更に滑り止め用の
溝が刻設されている。また、この面26aに滑り止板を着
脱自在に設けることで摩耗に対処しても良い。
【0027】なお、各固定側独立爪26は、図7に示す形
状をなしていても良く、この場合は板ばね収容溝26bが
設けられ、固定側圧力付与装置27の代わりに板ばねが嵌
められ、圧力を調整する機能はないが、その分構造が簡
便なものとなる。
【0028】前記固定側圧力付与装置27は、各固定側独
立爪26の支持位置に相当する後板21に各収納孔28を穿け
これら各収納孔28に納めた各弾性体29と、後板21に設け
た収納室30に納め各弾性体29の弾性力を調整する固定側
押え部材31と、収納室30に納め固定側押え部材31の移動
量を制御する固定側制御部32とからなっている。この弾
性体29は、図6に示すように、径の大きい外側コイルば
ね33とこれより若干長く中に挿入した内側コイルばね34
とでなる多重ばねとなっており(3重以上の多重ばねで
も良い)、これにより弾性力の範囲を広くしている。ま
た、この固定側押え部材31には固定側制御部32の移動片
35の斜面35aに沿う斜面31aが設けられている。移動片
35にはねじ穴35bが穿けられ、これに調節ボルト36が側
板37を介して螺合し、更に側板38により移動片35の移動
量を規制している。従って、固定側制御部32の調節ボル
ト36を回わし、移動片35を側板38方向に移動させると、
その斜面35aと固定側押え部材31の斜面31aと相俟って
固定側押え部材31を固定側独立爪26の突出方向に移動さ
せ得る。なお、調節ボルト36の回転量をモータの自動制
御により行なったり、移動片35の移動をエアーシリンダ
ーや油圧シリンダーにて自動制御したりしても良い。
【0029】また、前記後板21には、矩形状の溝部21a
を有し、この溝部21aには、独立爪突出量調節装置Cが
設けられている。この独立爪突出量調節装置Cは、溝部
21aよりも垂直方向に調節する分小さく、水平方向に略
同寸法の矩形状をなした固定側係止板39が嵌められ、す
なわち、固定側係止板39は固定側口金6内に内設されて
いる。この固定側係止板39は、6枚の固定側独立爪26を
各係止切欠部26aにより夫々係止しており、ボルト40を
回動させることによって前記弾性体29により固定側係止
板39を上下させて、6枚の固定側独立爪26の頭部の前板
20からの突出量を調節することを可能にしている。
【0030】また、固定側口金6の端面6a及び可動側
口金8の端面8aには、図2、8に示すように角度調節
装置F及びF’が設けられ、角度調節装置F及びF’
は、その下部の水平方向略中央部に回動可能且つ固定可
能な可動片50及び51が締付ボルト52及び53により取り付
けられ、更に可動片50及び51は切欠部50a及び51aを有
し、この切欠部50a及び51aに突起50b及び51bが設け
られてなる。尚、可動片50及び51の長辺50c及び51c
は、ボルト52及び53の軸芯と突起50b及び51bの軸芯と
を結ぶ線に平行に形成される。
【0031】前記可動体7は、その両端部にスライド孔
7aを穿設され、このスライド孔7aにスライドレール
4が通され、スライドレール4上を摺動自在となってい
る。この可動体7の固定体5側の端面に前記可動側口金
8を取り付けるための切欠部7bを有している。又、可
動体7の下部における横方向略中央部はスクリュー9を
貫通する孔7cが穿設され、この孔7cにはスクリュー
9によって可動側口金8が進退運動可能になるようにネ
ジが刻設されている。
【0032】前記可動側口金8は、固定側口金6と同様
に前板20と後板21とに2分割構成とされ、多数のボルト
22により一体に組み合せられ、ボルト23により可動体7
の切欠部7bに螺着され、図3の取付穴ブッシュ24によ
りフタがされている。前板20には爪摺動溝25が設けら
れ、角柱の可動側独立爪60が嵌められ、これを保持する
ための可動側圧力付与装置61が後板21に設けられてい
る。
【0033】この可動側圧力付与装置61は弾性体29と、
これの弾性体29の弾発力を調整する可動側押え部材62
と、これを可動側制御部63とからなり、この弾性体29が
多重ばねとなっていること、および可動側押え部材62は
移動片35を有していることは固定側と同様であり、そし
て、可動側の後板21にも独立爪突出量調節装置とが設け
られ可動側係止板64により可動側独立爪60の突出量を調
節することを可能にしている。
【0034】前記スクリュー9は、前述のように、一端
が固定体5に回動可能に取り付けられ、他端側がスライ
ドレール4に回動可能に取り付けられて、この間に可動
体7をこれの孔7cにより螺合している。そして、スク
リュー9のスライドレール4から突出した部分は角柱9
aに形成されており、この角柱9aには前記ハンドル10
が着脱される。従って、ハンドル10は必要時のみ角柱9
aに嵌められ、スクリュー9を回転させるのに使用され
る。
【0035】尚、前記本体2の本体取付部11の下面には
旋回台3が取り付けられ、この旋回台3にはフライス盤
などに取り付けるためのU字溝3aが設けられている。
次に上記構成になるバイス1の操作について述べる。
【0036】まず、被固定物Oを用意し、スクリュー9
の角柱9aにハンドル10を嵌め、ハンドル10を回転する
ことによりスクリュー9を回転させて可動体7を図1乃
至図2中右方向(開く方向)に所定位置に移動する。
【0037】次に、スライドレール4上に通称「ヨウカ
ン」と呼ばれる台を渡し、この台上に用意した被固定物
Oを載せて、固定側及び可動側口金6及び8の固定側及
び可動側圧力付与装置27における調節ボルト36を回動さ
せて移動片35をK方向に適切に移動させ、その斜面35a
により固定側及び可動側押え部材31及び62の斜面31a及
び62aと相俟って双方の押え部材31及び62を上下方向に
移動させて、各弾性体29を加圧してその弾性力を調整
し、最終的に固定側及び可動側独立爪26及び60の挟み圧
を調節する。ハンドル10を逆方向に回転することにより
スクリュー9を逆方向に回転し、可動体7を図1、2中
の矢線H方向に移動させ、被固定物Oを締めつける。こ
の際、被固定物Oには固定側及び可動側口金6及び8に
嵌挿されている固定側及び可動側独立爪26及び60がまず
最初に当接するが、これら両独立爪26、60にはこれより
滑り止板がわずかに突出して設けられているから、実際
にはこれら滑り止板が被固定物Oに当接することにな
り、滑りにくく、かつ両独立爪26及び60の挟み圧を調節
しているから、被固定物Oに締め跡が付かず且つ両独立
爪26、60の面26a、60aを摩耗させることもない。図2
の被固定物Oの場合には合計6本の固定側及び可動側独
立爪26及び60が当接することになる。なおもハンドル10
を回転させると、各3本の固定側及び可動側独立爪26及
び60は、夫々の弾性体29の弾性力に抗して収納孔28に没
し、従って、被固定物Oは、図9及び図10に示すよう
に、下方向に平均的に沈むことになり、被固定物Oは台
に密着するようになり、これら固定側及び可動側独立爪
26及び60の滑り止板が、固定側及び可動側口金6及び8
の端面6a及び8aと同一平面になるまで、爪摺動溝25
内に没入する。なお、爪摺動溝25の底25aは充分研磨さ
れ精度が出ているから、必要以上に爪摺動溝25内に固定
側及び可動側独立爪26及び60が沈むことがなく、固定側
及び可動側口金6及び8の端面6a及び8aにより被固
定物Oに跡をつけることがない。そして、被固定物O
は、6本の固定側独立爪26の滑り止板及び可動側独立爪
60の滑り止板並びに固定側及び可動側口金6及び8の端
面6a及び8aに平均して密着し、垂直方向及び水平方
向に安定する。
【0038】従って、図16に示す従来例のように被固定
物Oを挟んでいる部分の可動口金Eが先行して沈み、挟
んでいない部分の可動口金Eが残り、その結果被固定物
Oが図16の2点鎖線に示すように傾くことがない。
【0039】更に、図15に示す従来例のように被固定物
Oがその時々によって垂直方向及び水平方向にずれて、
その固定位置が不安定になることがない。また、独立爪
突出量調節装置C、C’は、例えば、図11、12に示すよ
うな形状の被固定物Oをバイス1の固定側及び可動側口
金6及び8によって固定する場合に必要になるものであ
る。ボルト40を上方に移動させると、その分固定側及び
可動側係止板39及び64、並びに固定側及び可動側独立爪
26及び60は、弾性体29及び29の弾性力によって上方に押
し上げられる。従って、その分だけ固定側及び可動側独
立爪26及び60は、爪摺動溝25から突出するから、これら
の固定側及び可動側独立爪26及び60の前板20からの突出
量が多い状態で、図11、12に示すような形状の被固定物
Oを固定側及び可動側独立爪26及び60、並びに固定側及
び可動側口金6及び8の端面6a及び8aにより、垂直
方向及び水平方向に安定して固定することが出来る。
【0040】また、角度調節装置F、F’は、幅広の被
固定物Oが直方体などの場合でその直方体の角を削る場
合に使用されるもので、その操作は次のとおりである。
図8に示すように可動片50(51)の締付ボルト52(53)
と突起50b(51b)との芯芯距離をL1 とし、突起50b
(51b)の半径をL2 とし、更に、固定側及び可動側口
金6及び8の辺T(T’)から締付ボルト52(53)の外
周までの距離をL3 とすると、固定側及び可動側口金6
及び8の辺T(T’)から可動片50(51)の突起50b
(51b)の外周までの距離Lは、(1) 式で示される。
【0041】 L=L1 sin θ+L3 −L2 ……(1) (1) 式では、L1 、L2 、L3 は予め設定出来、しかも
Lはノギス等で容易に測定できるから、角度θは容易に
計算出来る。従って、予め角度θを決めてLを計算して
おけば、必要とする角度θに対応するL寸法になるよう
に、締付ボルト52(53)を緩めて可動片50(51)を回動
させて位置決めし、締付ボルト52(53)を締め付ける
と、必要とする角度θに傾斜した可動片50(51)を得る
ことが出来る。このため、この可動片50(51)の傾斜面
に削るべき直方体の角を持った被切削物たる被固定物O
を置いて、ハンドル10を回し、固定側及び可動側口金6
及び8を移動させ締め付ければ、垂直方向及び水平方向
に安定して必要とする角度θを有した状態で被固定物O
を固定することが出来る。よって、被固定物を角度加工
するのに簡単な操作ですみ、特に角度加工のための装置
を必要としない。
【0042】図13は本発明の他の実施例を示すもので、
このバイス1aは、図1〜7に示す実施例のバイス1の
固定側及び可動側口金6及び8に固定側及び可動側Z字
状口金70及び71を着脱自在に設け、本来の口金の口径よ
り大きい幅広の被固定物Oを固定可能としたものであ
る。すなわち、固定体5の両側面に側板72、73をボルト
74、75にて取り付け、更に固定側口金6の両端を側板7
2、73の厚み分だけ延長し、その延長部にも側板72、73
をボルト76、77にて取り付け、これら固定側口金6及び
側板72、73の上に固定側Z字状口金70をボルト78、79に
て強固に取り付ける。尚、可動側Z字状口金71の場合も
固定側Z字状口金70の場合と全く同一なので、図に同一
符号を付して説明を省略する。また、このバイス1aを
用いて被固定物Oを固定するのは、図1〜7の実施例と
略同様なのでその説明を省略する。但し、図13の実施例
は、図1〜7の実施例であるバイス1の固定側及び可動
側独立爪26及び63による利点を享受することは出来ず、
あくまで幅広の被固定物Oに対する緊急避難的な利点の
みで、従来のバイスと特に変わるところはない。
【0043】図14は本発明の他の実施例を示すもので、
このバイス1bは、図1〜7の実施例であるバイス1の
固定側及び可動側口金6及び8に、固定側及び可動側独
立爪26及び63による利点をいかした固定側及び可動側Z
字状口金80及び81を着脱自在に設け、上述のバイス1a
と同様に本来の口金の口径よりも幅広の被固定物Oを固
定可能にしたものである。すなわち、固定体5の両側面
に側板82、83をボルト84、85にて取り付け、更に固定側
口金6の両端を側板82、83の厚み分だけ延長し、その延
長部にも側板82、83をボルト86、87にて取り付け、これ
ら固定側口金6及び側板82、83の上に固定側Z字状口金
80をボルト88、89にて強固に取り付ける。更に、固定側
Z字状口金80に図2、9に示す角度調節装置F、F’を
設けても良い。尚、図14中90は固定側及び可動側独立爪
26及び60の突出量を調節するためのボルトである。ま
た、可動側Z字状口金81の場合も固定側Z字状口金80の
場合と全く同一なので、図に同一符号を付して説明を省
略する。また、このバイス1bを用いて幅広の被固定物
Oを固定するのは、図1〜7の実施例と同様なのでその
説明を省略する。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のバイスに
よれば、被固定物の硬さに応じて固定側及び可動側圧力
付与装置により調圧して固定側及び可動側独立爪の挟み
圧を調節し、スクリューを回転させ可動側口金を固定側
口金の方に移動させると、被固定物を挟んでいる固定側
及び可動側独立爪のみが初めに圧力付与装置の挟み圧に
抗して没入して、被固定物は平均的に沈んで固定側及び
可動側口金に密着固定され垂直方向及び水平方向に安定
し、跡もつかない。従って、アルミのような軟材であっ
ても縮め跡がつかない。
【0045】また、固定側及び可動側制御部にて被固定
物に応じて固定側及び可動側押え部材の移動量を設定操
作すると、固定側及び可動側押え部材は設定移動量分移
動して弾性体を押し、各固定側及び可動側独立爪は設定
挟み圧にて被固定物を固定することになり、被固定物に
跡をつけない。従って、上記の効果に加えて挟み圧の調
整がきわめて容易となる。
【0046】また、各弾性体が多重ばねでその長さはい
ずれも異なる長さであると、1つのコイルばね力のみの
場合及び多重のコイルばね力の場合となり、各固定側及
び可動側独立爪の挟み圧の範囲が広くなる。従って、広
い範囲の挟み圧をきわめて容易に調整できる。
【0047】また、固定側及び可動側独立爪が角柱であ
ると、回り止め機構がなくても廻ることがないので構造
が簡易になる。また、固定側及び可動側独立爪が出没移
動する固定側及び可動側口金における摺動面が2分割構
成になっていると、その分割面はむろんのことこれら摺
動面はすべて研磨でき、摺動面の底部も研磨可能とな
り、固定側及び可動側独立爪の出没移動量の精度を上げ
ることができて、被固定物を完全に固定した際、固定側
及び可動側独立爪面とその他の固定側及び可動側口金面
とが同一面になり、被固定物が軟材であっても締め跡が
つきにくい。従って、全体として精度がきわめて高くな
り、両独立爪を角柱にしても、加工が容易であり、高精
度に加工ができる。
【0048】また、固定側及び可動側独立爪の突出量を
固定側及び可動側口金に内設した固定側及び可動側調節
板にて調節可能にしたので、被固定物が変形していて固
定側及び可動側口金面に密着しない場合で、突出した固
定側及び可動側独立爪により、被固定物を固定し垂直方
向及び水平方向に安定し、更に強く締め付けても、内設
した結果強度が充分とれるため固定側及び可動側口金が
変形しない。従って、全体として精度が高くなり、高精
度に加工できる。
【0049】また、被固定物の必要とする角度に対応す
る距離を求め、該距離に可動片を回動して可動片の突起
と可動片を取り付けた口金の水平方向側端との距離を合
わせ、この状態で可動片を固定し、該可動片上に被固定
物を置き可動側口金を固定側口金の方に移動させると、
被固定物を挟んでいる固定側及び可動側独立爪のみが没
入して、被固定物は平均的に沈んで固定側及び可動側口
金に密着固定され垂直方向及び水平方向に安定する。従
って、バイス口径と略同じような幅広の被固定物から小
さいものであっても、可動片に渡して置くことになるの
で、被固定物の角度を精度高く固定することができる。
【0050】また、固定側及び可動側口金に固定側及び
可動側Z字状口金を取り付けてあると、この双方のZ字
状口金の間に幅広の被固定物を固定することができる。
従って、これら固定側及び可動側Z字状口金を何種類か
の口径のものを予め用意しておけば、幅広の被固定物が
あっても1台のバイスにて対応できる。
【0051】更に、上記の固定側及び可動側Z字状口金
に弾性体に支持された複数の固定側及び可動側独立爪が
出没可能且つ突出して設けられていると、上記と同様に
被固定物は平均的に沈んで固定側及び可動側2字状口金
に密着して垂直方向及び水平方向共に安定して固定され
る。従って、これら固定側及び可動側Z字状口金を何種
類かの口径のものを予め用意しておけば、幅広の被固定
物があっても固定側及び可動側独立爪の利点を有した状
態で1台のバイスにて対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバイスの斜視図。
【図2】バイスの一部を切欠した平面図。
【図3】固定側及び可動側口金における取付穴ブッシュ
の断面図。
【図4】固定側及び可動側口金の前板の正面図。
【図5】固定側及び可動側口金の後板の正面図。
【図6】固定側及び可動側口金の後板の断面図。
【図7】固定側及び可動側独立爪の他の実施例を示す断
面図。
【図8】固定側及び可動側の独立爪突出量調節装置の作
動を説明する正面図。
【図9】固定側及び可動側口金の作動を説明する側面
図。
【図10】固定側及び可動側口金の作動を説明する側面
図。
【図11】固定側及び可動側口金の作動を説明する側面
図。
【図12】固定側及び可動側口金の作動を説明する側面
図。
【図13】固定側及び可動側Z字状口金の平面図。
【図14】固定側及び可動側Z字状口金の平面図。
【図15】従来のバイスの口金の作動を説明する側面
図。
【図16】従来のバイスの口金の作動を説明する側面
図。
【符号の説明】
1、1a、1b バイス 4 スライドレ
ール 5 固定体 6 固定側口金 6a、8a 端面 7 可動体 8 可動側口金 9 スクリュー 26 固定側独立爪 27 固定側圧力
付与装置 29 弾性体 31 固定側押え
部材 32 固定側制御部 33 外側コイルばね(コイルばね) 34 内側コイルばね(コイルばね) 39 固定側係止板 50、51 可動片 50b、51b 突起 60 可動側独立
爪 61 可動側圧力付与装置 62 可動側押え
部材 63 可動側圧力制御部 64 可動側係止
板 70、80 固定側Z字状口金 71、81 可動側
Z字状口金 F、F’ 角度調節装置 T、T’ 辺(可動片16、22の設けられた口金の水平
方向側端) θ 角度

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドレールの一端に固定された固定
    体と、該スライドレールに摺動自在に嵌挿された可動体
    と、該可動体を自在に摺動させるスクリューとを具備し
    たバイスであって、前記固定体の前記可動体に対向する
    端面に固定側口金を設け、該固定側口金に調圧可能な固
    定側圧力付与装置にて支持した複数の固定側独立爪を出
    没移動可能かつ突出させて設け、且つ前記可動体の固定
    体に対向する端面に可動側口金を設け、該可動側口金に
    調圧可能な可動側圧力付与装置にて支持した複数の可動
    側独立爪を出没移動可能かつ突出させて設けて成ること
    を特徴とするバイス。
  2. 【請求項2】 前記固定側及び可動側圧力付与装置は、
    複数の各固定側及び可動側独立爪を支持する各弾性体
    と、該各弾性体の弾性力を調整する固定側及び可動側押
    え部材と、該固定側及び可動側押え部材の移動量を制御
    する固定側及び可動側制御部とからなる請求項1記載の
    バイス。
  3. 【請求項3】 前記各弾性体は、径の大きいコイルばね
    内に径の小さいコイルばねを挿入した多重ばねとし、こ
    れら複数のコイルばねの長さはいずれも異なる長さとし
    た請求項2記載のバイス。
  4. 【請求項4】 前記固定側及び可動側独立爪は角柱であ
    る請求項1、2又は3記載のバイス。
  5. 【請求項5】 前記固定側及び可動側口金は、これらの
    前記固定側及び可動側独立爪が出没移動するすべての摺
    動面を2分割構成とした請求項1、2、3又は4記載の
    バイス。
  6. 【請求項6】 複数の前記固定側及び可動側独立爪は固
    定側及び可動側口金に内設した固定側調節板及び可動側
    調節板に夫々係止されており、該固定側及び可動側調節
    板を移動させることにより前記固定側及び可動側口金か
    らの前記固定側及び可動側独立爪の突出量を調節可能と
    した請求項1、2、3、4又は5記載のバイス。
  7. 【請求項7】 前記固定側及び可動側口金の対向する端
    面の少なくともいずれか一方に可動片の一端部を回動可
    能且つ固定可能に設け、該可動片の他端部に突起を設
    け、可動片の角度に対応する突起と可動片を設けた前記
    固定側及び可動側口金の水平方向側端との距離を予め求
    めておき、該距離を設定することにより可動片の角度を
    設定することを可能にした請求項1又は2記載のバイ
    ス。
  8. 【請求項8】 前記固定側及び可動側口金に固定側Z字
    状口金及び可動側Z字状口金を着脱自在に設け、幅広の
    被固定物を固定可能とした請求項1、2、3、4、5、
    6又は7記載のバイス。
  9. 【請求項9】 前記固定側Z字状口金には調圧可能な固
    定側圧力付与装置にて支持された複数の固定側独立爪が
    出没移動可能且つ突出して設けられ、且つ前記可動側Z
    字状口金には調圧可能な可動側圧力付与装置にて支持さ
    れた複数の可動側独立爪が出没移動可能且つ突出して設
    けられている請求項8記載のバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848333A (zh) * 2012-09-16 2013-01-02 李明科 一种带调节装置的木工夹具
CN109822122A (zh) * 2019-03-02 2019-05-31 秦皇岛中秦渤海轮毂有限公司 一种汽车铝合金铸件机加工夹爪

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JPH0435093U (ja) * 1990-07-16 1992-03-24
JPH0585550B2 (ja) * 1988-04-13 1993-12-07 Adir

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