JPH08511178A - 平らな部品を支えとする家具 - Google Patents

平らな部品を支えとする家具

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JPH08511178A
JPH08511178A JP6522520A JP52252094A JPH08511178A JP H08511178 A JPH08511178 A JP H08511178A JP 6522520 A JP6522520 A JP 6522520A JP 52252094 A JP52252094 A JP 52252094A JP H08511178 A JPH08511178 A JP H08511178A
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スンスネギ,ホルヘ エスカトラル
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Abstract

(57)【要約】 垂直もしくはやや傾斜し、開いた空間を描く軸(1)で分離される面(2)に位置した、均衡のとれた平らな部品(18)より成る支えもしくは骨組をもったテーブル、椅子、事務机、カート、腰掛け等の持ち上げ式家具に関する。テーブルの脚といった取り外し可能な家具の構成部品。これらの平らな部品が脚、腕、等を形成し、板やプレートを切断したり、プレス等平らな型で素材を圧縮成型して製造される。使用材料は中密度の木繊維(MDF)、リサイクル樹脂粒、大理石、石等。平ら部品は、接着剤、偏心ナット、ボルト、特殊部品で接続される。特殊部品(16)をボルト(17)と併用すると取り外し可能な家具ができ、クッション部(24)、布張り(25)、そのカバーも含めとりはずしができる。

Description

【発明の詳細な説明】 平らな部品を支えとする家具 発明の範囲 本発明は机、椅子、カート、書き物机、そのほか持ち上げ式家具に関するもの である。これらの家具の支え構造により、新しい製造方法、組み付けが可能とな る。この発明は平らな部品の設計・製造方法とそれら部品を結合するための固定 式もしくは取り外し可能な繋ぎ手の設計・製造方法を示すものである。この発明 には中密度繊維(MDF)の使用が好ましい。 発明の背景 机もしくは椅子といった持ち上げ式家具では、垂直面で脚、腕といった支え構 造を有し、水平面ではテーブルの台板や椅子の座、肘掛けといった構造を有する 。 これらの家具の支えは一般的に細板でつくられている。その木目の方向は板に 沿っていることが必要である。この細板は、長細い部品、例えば縦方向のブラケ ットや横方向で家具全体を堅固にする部品として使用される。こうして造られた 支えは、木製の三脚のような傾斜した部品とか広い間隔で使用することは希にし かなく、細長く、曲がりの少ない部品に制限されている。この細板は人工的にカ ーブさせることができるがコスト高となる。木製の平らな部品は木目方向とちが った荷重にたいして簡単に破損する。この理由により、幅の広い板や薄板を顕著 にカーブした木目に沿って自動的に切断することができるようなNCマシンでこ うした家具の製造はされなかった。本発明によりNCマシンを使用し中密度の木 繊維板で各種のモデルをつくることに成功した。 いくつかの支えは広い間隔でしかも、通常アルミダイカストで用いられるイン ジェクション型で製造された部品より構成されている。今のところ、素材を溶か さずに圧縮だけで部品製造できる型は使用 されていない。その為には、部品はその接続部分も含めて基本的に平らであるこ とが必要である。その理由は、型はプレスとして大方平たんな2つの平面の間に ある素材を圧縮することになるからである。 支えが垂直面を構成する家具で、一つの軸で分かれるようなものは重力に対し 不安定であると定義できる。 その理由は、例えばテーブルの台板(水平面)に対し、切線力(F)をかける と、その台板は軸(1)に対し回転し、さらに垂直面の上部は下部に対し捻れ、 即ち、平面のそりと傾き(図1参照)をおこす。こうしたテーブルの台板の回転 を防ぐ為には、平面が一線で分離しないよう、即ち開いた容積でなく閉じた容積 になるよう設計することが必要である。 このように、脚の水平断面では、四角(隅に4脚の四角いテーブル)とか三角 (三面より成るプリズムがベースとなるテーブル)といった種類の閉じた図形で 描かれることが必要である。 現在平らな部品で造られる家具の大部分は、四角、三角、もしくは台形の部品 より成り、立方体、プリズム、ピラミッドなどの閉じた空間を形成し、家具全体 の強度を保証している部品がベースとなっている(図2参照)。開いた空間を形 成した構造は本質的に困難である為、ケースとしても非常に希であった。本発明 の場合、十字、星形、弓形鎖(図3参照)といった種類の開いた図形となってい る。 具体的に手法としてすでに用いられている各種の方法を以下にあげてみる: *CASAS社用にオスカル・ツスケットがデザインした、平ら部品より成る 腕つきピラミッド形状の基台をもったテーブル(図4参照)。このテーブルの支 えは中央軸に集結する4つの垂直面と、ピラミッド(閉じた空間)を形成し、垂 直面の回転を防止するその他4面から構成されている。この方法は、小さなテー ブルや椅子に は向かない。このテーブルは「THE INTERNATIONAL DESIGN YEARBOOK 87/88」(T HAMES AND HUDSON社発行)に掲載された。 *PUNTO MOBLES社用にビンセント・マルティネスが考案した中核 と金属製の4脚よりなる基台をもつテーブル(図5参照)。この場合、平らな部 品はブラケットの中核形成にだけ使用し、金属部品はより大きな荷重がかかる部 分、つまり脚として用いる。 この構造のパーフォーマンスは中央に固定軸がありその下端に4脚をもつテーブ ルと類似している。このテーブルは「THE INTERNATIONAL DESIGN YEARBOOK 87/8 8」(THAMES AND HUDSON社発行)に掲載された。 *笠松栄デザインの平ら部品より成る椅子(図6参照)。基台は一つの軸で分 離される4面より構成される。このうち2面は上方へとのび背の部分の2面と接 合している。この場合の部品は各々が受ける負荷に比例していない。即ち、脚、 腕が不均衡(不等辺四角形)となっている。この椅子は「WORLDWIDE INTERIORS 」(FEDERACION INTERNACIONAL DE ARQUITECTOS INTERIORISTAS,RIKUYO-SHA〔 日本〕発行)に掲載された。 *ブラケットの交差したテーブル。ブラケットは中央に集結する4面を形成、 市場で色々なモデルが見られるテーブル(図7参照)。4つの垂直な部品は四角 形で重量がある。十字形の鉄で部品の上部、下部、または両方を支えている。サ イズは大きく、美的観点から事務用家具として考えられている。このモデルのい くつかは「ANNUAL OF FURNITURE DESIGNERS I,II」(ATRIUM EDICIONES発行のE UROPEAN MASTERSコレクション)に掲載された。 平らな部品もしくは台板を繋ぐジョイントで、現在市場に存在するものは次の ようなものがある: A.円筒形でボルト締め用の穴が1つあるもの B.ノックピンが1ケだけの偏心ナット。 この両方とも、円筒部品の長さは平ら部品もしくは台の厚みより 短い。これらの部品では平らな部品の接続方向に対する垂直面でボルトは1ケし かなく、また埋め込みされていない為平ら部品の厚みでまわりの材質を痛める傾 向にあり、十分堅固な接続とはいえない。またボルトもしくはノックピンが2つ 平面にあるように2ケのジョイントを併用しても、同様に素材が疲労する為無意 味である。 市場では、丸椅子や便器用としてタオル地で回りにゴムをいれぬいこんだ色々 なカバーを見かけるが、布張りした家具、綿入れした家具用としては、安定性が 不十分で見た目によくないことから利用されない。 発明の記述 本発明の目的は、支え構造が平ら部品より成る持ち上げ式家具の制作とその設 計並びに製造方法にかかわるものである。さらに正確に言うならば、利用表面も しくは体積が、開いた空間を描くように、縦軸もしくはやや傾斜した軸で分離さ れる平面に位置した細長い平らな部品の上にのっかった家具にかかわる。この家 具の特徴をきめるのは、平ら部品の描く輪郭、つまり特定のスタイルで描かれる 脚、腕等の形状である。 別の言い方をすれば、本発明は、その支え構造または骨組みが開いた空間のな かで構成された平らな部品から成るテーブル、椅子、事務机、カート、丸椅子等 の家具の製造方法に係わるものである。 本発明は、この種の家具の製造、利用、販売における数多くのメリットとして 本項目の最後に記載したものが得られる改良についても含むものとする。 設計方法と材料 支え構造または骨組みは家具の一部を形成し、有効表面もしくは体積を支える 為の構造であると理解する。即ち、テーブルの台、椅子の肘掛けや背もたれ、ま たは事務机の引き出しといったものを支 える為のものである。 従って、本発明に基づき描かれる支え構造は、その型により基本的に次の3つ の形状を有する: *垂直な平ら部品でそれぞれお互いに集結し軸になって支えを形成し、その上 に家具の別の部分がのっている *垂直な平ら部品がそれぞれ互いに離れて、テーブルの台や椅子の座といった 家具の別の部分と接している。 *前述の2つの形状の組み合わせ どの場合でも、構造のパーフォーマンス、難易度は同じである。従って、この 発明の焦点は、家具の他の部分を床上に支えている垂直な平ら部品の設計と製造 にある。よって家具の支えとは平ら部品とその固定方法よりなると考える。 この構造の平ら部品は、各々の断面にかかる荷重にあわせ、しかも家具を通常 に利用出来るよう断面を最小限のサイズに設計してある。言い替えれば、これら 部品は均衡な形状をしている。 続いて支え構造並びにそれを構成する平ら部品の設計基準について述べる: 支え構造の占めるスペースは最小限である事、さらに実用的で快適であること が必要である。これらの必要条件と、平ら部品の使用とを両立するためには、次 の構成図(図8と図9参照)に従う: a)縦の平面を特定数選ぶ。場合によっては、多少傾斜していてもよい(2) 。 b)その平面を、半径が円周に向かって位置するように、家具の中央から端へ 向かって位置させる。これにより、部品は我々のほうに対して縦位置となり占め るスペースがより少なくなることから、家具の使用がより簡単になる。 c)丸い家具、四角い家具、または寸法が類似した家具(丸テーブルや椅子) では、平面を一つの軸(1)に集合させる。もしくは、家具が長細い場合には、 平面を複数の軸に集合させる。こうして 各々の軸(1)は、それぞれの支えに対応するか、または全てが一緒になり鎖を 形成する(図10参照)。 d)平面上に、家具の種類と使途に最も適した部品の形状を描く。 図11に従うと、部品の輪郭は次のように描くことができる: d.1)家具の有効表面(テーブルの台、椅子の座、等)を支え、通常まっす ぐで水平な部分(4)や、家具の全体を支える部分(脚)を決める。 d.2)家具全体を頑丈にする目的で、軸(1)でほかの部品に接続させるま っすぐな部分(3)を決める。 d.3)前述の部分をそれぞれ、通常は曲線(5)で繋ぎ、部品の各部分の断 面が荷重に耐久できるような大きさにして部品の輪郭を描く 上述の図式に従った支え構造には、前述したようなパーフォーマンスの問題: つまり端にかかる荷重に対し不安定、縦軸での回転による曲げ、過度な部品の歪 み(図1参照)が生ずる。こうした問題を解消するため、次のような対策が用い られた(図12参照): a)部品が集結している軸(1)の近くに材料の大部分を集合させ、頑丈な核 (6)を形成する b)この核を起点として、適当な方向(7)へ材料を拡張し、脚、腕、受け木 といった支えとして、軸から放射線状にのびるいくつもの平面(2)に沿って配 置する c)前項目の適当な方向(7)とは部品平面(2)の核に放射線状になるよう な方向をさしている。 d)核(6)は、脚、腕の長さに比例し十分大きなサイズとし、脚や腕に対し て頑丈にする。 e)核は、テーブルの台とか椅子の座(8)といった他の部品と一体となって いる場合には、比較的小さなサイズ(6’)となる(図13参照)。さらに、そ う言った部品からなるケースもあり、この場合、垂直な平らな部品は軸(1)で 集結しない(図29参 照)。 f)材料と型に基づき、いろいろな応力に耐久できるよう最も適した形状で部 品の接合を設計する。 g)脚は全体として尖ったアーチもしくは放射線状のアーチ(9)を描く(図 14参照)。これにより、荷重が最適となり、アーチの効果をうることができる 。このアーチ効果を向上する為に、滑り止め材(10)を脚底に補足することも できる。 ここまでで、一般的なブラケット構造により適した基本形状を説明した。ブラ ケットの最終的耐久能力と耐久性は、各々の具体的モデルにより、以下の要素に 従い異なる: a)モデルの最終形状が前述した基本的に最適な形状にどの程度近いか b)使用材料の特徴 c)部品間の接続特徴 d)部品に選択された厚み e)支え応力に基づく各々の部品断面の幅 以下にa)項目を除く各項目の詳細について記述する: b)使用材料の特徴 形状が平らであることから、部品は薄板や厚板を切断してもよいし、型で製造 することもできる。 b.1)部品製造に利用できる板材としては多くの種類が市場に出回っている :中密度の木繊維板(MDF板)、合板、細板、合成多重パネル、硝子板、石板 、金属板、樹脂板等。樹脂を除き、これら材料はすべて無公害である。MDF板 は縁どり成型が可能で、経済的、リサイクル可能、さらに材質の軽い材木の利用 が可能で、重質な樹木の森林を伐採する必要がない。以上より、本発明で優先的 に中密度の繊維板(MDF板)を材料とした家具製造を目的としていることがい かに重要であるかがわかる。 これまでに開発されたモデルの大部分は参照図として掲載されて いるが、これらはMDF板で製造されている。これは次のような材料の特徴を活 用することができたからである: MDF板の構成は全体的にいたって均質で、異なる板同士でも同じことがいえ る。よって製造工程でのパーフォーマンスならびにその後家具として利用される 時にも信用度が高い。MDF板は木またはそれによく似た微繊維の層を、もとの 厚みの20分の1まで圧縮してできている。高圧により、繊維は板の表面でより 圧縮され、内部よりさらに耐久性が増す。板厚を大きくすることで耐久部分がさ らにふえ、その間隔がひろがることで、曲げ応力に対する板の耐久性が非常によ くなる。後程でてくるが、部品間の接続は、外部表面に近い耐久力のある部分へ ボルト締めすることで頑丈になる。 b.2)従って、より耐久性に富み、重質な材料が外部に集中することは大き なメリットとなる。これにより、部品は厚み、重量を増すことなく耐久性のみ向 上できる。この理由で、特に有用な他の板材としては、合板がある。なかでも外 側に近い層がより耐久性に富み、内側は軽質なものがよい。 b.3)家具の製造で現在のところ型として利用される材料は、アルミニウム と樹脂で、型に溶かした材料を注入し部品の形状を作り出す。この方法により、 部品形状は自由自在に得ることができ、しかも仕上げの手直しはほとんど必要な い。 本発明により、中密度の繊維(MDF)といった不溶解物質を利用して、家具 の支えを構成する部品を型製造することが可能となった。部品が平らなことより 、板材の製造とよくにた工程に従い、繊維を圧縮する型を利用することが可能で ある。MDFで成型された部品は、同材料でできた板と類似した特徴を有し、さ らに断面(11’)の厚みに多少の変化をもたせることが可能(図16参照)で ある。 b.4)新素材開発や用途研究、既存材料でもMDF部品の内部に金網をいれ 補強したり、外部表面の近くに長細い繊維を入れ補強し たり、異種材料を利用した部品内部の軽量化というように、研究開発の可能性は まだある。 c)部品間の接続特徴 支えを構成する部品の各種接続方法は次の通り: c.1)部品を一般的にはエポキシ樹脂で膠付けし固定する。ノックピンでの 補強も可能。 c.2)部品をにかわ付けし、偏心ナットもしくは類似品で固定し、組み付け 易くする。 c.3)円柱部品(16)(22)もしくは別の形状(30) (31)の部品を中にはめこんでボルト締めしている部分より取り外しが可能 (図27−35参照)。この接続は非常に頑丈で、モデルのなかには平らな部品 を軸(1)で結合する必要がない(図29参照)。 c.4)木製、真ちゅう、アルミニウム等(1’)(図34参照)の軸、また は中間板(21)(図28参照)のごとく接続を容易にしたり家具の美観をよく するような繋ぎ部品。 c.5)複式ヒンジとしてブラケットの折り曲げを容易にするような繋ぎ部品 。 c.6)伸張ブラケット(図21参照)を形成するテレスコピックガイド(1 5)。 d)部品用に選ばれた厚み 製造方法にもとづき、部品厚は次のようになる: d.1)部品の断面幅(11)は、これが板材でできている時はすべて同じ( 図15参照)。 d.2)圧縮型でできた部品の断面幅(11’)は多少変化する(図16参照 )。 MDF板でできたテーブル、椅子の推奨厚は: −通常で30mm −特に堅固にしたい場合は35mm −小さな家具もしくは付属的家具の場合19mm これら寸法は参考値であるが一般的にスペイン市場で現在使用されている板 厚である。 e)部品の断面幅 各々の断面幅は、それにかかる荷重を耐久するに最低限必要な幅で有り、その 結果部品形状はバランスがとれる。断面幅を特定する以前の設計方針として2つ のうち1つを選択できる、即ち部品をコンパクトな形とするか、またはその輪郭 の内側に穴を有するものとするかで、次のいずれかとなる。 e.1)単一輪郭(図24参照) e.2)外輪郭(12)と内輪郭(13)(図23参照)があり、軽量部品で 三角形状。 続いて、家具の分解方法とそれに必要な部品について詳しく述べる: 家具は、ブラケットを形成する平らな部品に、円柱状の部品(16)をはめ込 み利用することで分解可能となる。この円柱状部品はボルトで平らな部品と家具 の他の構造へと固定する(図27参照)。 円柱部品は、部品の平面に対し垂直に位置させ、円柱の両端近くに最低でもネ ジ切り横穴を2つをもっている。その穴にボルト(17)を締め、平らな部品の 両面近くに位置することで、そこに確実に負荷が伝達され集中するようになる。 特に、前述したMDFの場合がそうである。円柱の長さはこれをはめ込む部品の 厚みとおなじかそれに近い値で、その直径ははめ込まれる部分の材質の耐圧値に より、一般的には15mm、またMDFの場合にはそれ以上が望ましい。 ボルトは部品を家具の水平構造部(19)に直接接続するか(図27参照)、 中間プレート(図21参照)により接続しており、この図の場合には金属プレー トを使用している(図28参照)。水平構造部(19)は、上部台にボルト締め された中間プレートとして さらに分離もできる(図40−B,40−C参照)。 これらの方法は、椅子の背もたれといった水平構造でない部品の接続にも用い ることができる。 円柱による部品接続は非常に頑丈で、モデルによっては、平らな部品を集合さ せて核にする必要がない。これらのケースでは家具の他の構造、一般的には椅子 の座またはテーブルの乗台で核として働く場合である(図29参照)。中央軸( 図1参照)の回りのブラケットの回転は水平構造上に負荷をかける。この負荷は 家具の荷重による曲げ応力より小さい。従ってこの曲げ応力がその負荷を決める 。水平構造がMDF板のみでできている場合には、以下の最低厚がアドバイスさ れる: −低いテーブルや椅子は19mm −直径が120cm以下のテーブルは23mm −大きなテーブルは30mm ボルト(17)で締め付ける円柱部品(16)は、円柱の半分だけをはめ込む よう部品の縁に位置させる(図30参照)。 ボルト締めされる部品は、はめ込み部分の周囲では部品に適した形状(30) にし、好ましくは型で製造されたものがよい(図31参照)。 円柱部品(16)は平らな部品を2ケもしくはそれ以上集合的に水平構造に接 続(図32参照)している為、最終的な断面は集合断面の合計となる。部品はそ れぞれの輪郭をもち、合計されることでデザイン統一されるが、部品同士が全体 で重なりあったり一部で重なりあったりもする。 円柱表面は、穴が部品の外面まで貫いていなければ、もしくは円柱を挿入した 後、穴をシールするような場合、常に隠れている。 円柱部品とボルトを使って、同じ作業手順で行うもう一つの接続方法を図33 に示す。2つの同一部品(31)で、一端が円柱(32)になっており、これを 平らな支え部品の表面のひとつにはめ込 む。もう一端には穴、ネジ切りバー、またはそれに似た物で部品を家具の水平構 造部に固定できるものがある。この2つの部品は前後に位置するようはめ込みさ れ、その2つはネジ切りバー、リベット、またはそれに似たもので繋がれ、目で 見える位置にある。 縦と横の部品同士の接続は、ボルトやノックピンの使用を少なくする為に、両 方の部品の一部をはめ込み結合する(29)(図39、40参照)。 もうひとつの円柱部品に似た一般的接続方法は、円柱部品の代わりに、接着材 と偏心ナットを同時使用する方法で、これによれば特殊なツールや設備なしで、 家具の組立ができる。 幾何学的中央軸(1)の周囲の平らな部品(18)の接合は、各部品の縁を別 の部品の表面に接続する事(図34参照)で可能である。これにより、接合の接 触面積が増えるため、特別に切断し接続用として縁を準備する必要はない。この 方法は、接触面積が多くなり、続いて記載する金具の使用が可能になることから 、部品間に位置し再現された中央軸(1’)が利用される場合にも有効である。 直角に4つの部品を接続し、家具の支えを形成する場合、円柱部品とボルトを 用いることで、分解可能な、しかも接着剤を必要としない頑丈な接合を得る事が できる(図34と図35参照)。円柱(22)は部品平面に対し垂直にはめ込ま れている。主軸に穴が1つ、ここにボルト(17)がおさまり、ネジ切りのした 横穴が1つ、ここにも別のボルトがおさまる。こうして4つの円柱は4つのボル トで接合され、4角形を形成している。これが再現軸(1’)のまわりで4つの 支え部品を押さえつけている。厚み30mmのMDF板でできたテーブルの部品 には次の寸法が推奨される: −円柱の長さ16mm −円柱の直径22〜26mm −ボルト径6mm −軸断面20x20mm ボルトの頭で、円柱を隠してもよいし、図35のように内側に埋め込んでもよ い。また、組み付け後、仕上げカバーやラベルで隠すこともできる。 これら軸の回りの接続は、接着剤や偏心ナットを用いて行い、前述したのと同 様の手順でナットがピンの頭を隠すこともできる。この方法は、3つの部品を繋 ぐさいに、角にノックピンを用い、縁が60度の傾斜で切断される場合に有効で ある。使用する材料によっては、部品材質を補強するため、その縁の穴の周辺に 止めがねをしてもよい。 椅子や肘掛けいすといった家具の座や背もたれが、平らな部品として製造され る場合も、この特徴を利用し、クッション部分の支えとして板を追加することで 、これを取り外しできるようにすることも可能である。この板もしくは軽いパネ ルは、金具により家具に接続したり家具から分離したりもできる(図36、図3 8、図39参照)。クッション入りの板を固定する金具としては、ボルト、カバ ン用のロック、くさび等があるが、最も実用的なのは木の頭のついたボルト、も しくは滑り止めとソフトなタッチのゴムの頭がついたボルト(26)である。椅 子等の背のクッション部を固定する場合、この頭は5脚の下に半隠しにする(2 7)(図36)。 家具の布張りも、取り外し可能なクッションの特徴を活用すれば、次の方法で 着脱可能となる(図36参照): クッション板(23)にゴム(25)、ファスナー、またはテープが回りにつ いたカバーをとりつける。これは取り外して洗濯することも、別のカバーに交換 することも可能である。カバーの周囲を凹状にする為には、小さな鈎をつかい板 にカバーを点々とくぼみをつけ固定する。 クッション板が家具の構造の一部であるもう一つの板(28)の表面に設置さ れたら、ゴム(25)をカバーの織り込みにいれるかわりに、直接布の周囲に縫 いつけることでカバーの美観がよくなる。 さらに、ゴム片を用い、円周の両端にこれを直線に結び付けても美観がよくなる (図39−f参照)。 一般的に平らな部品の設計をより自由にするためには、異なる処理、仕上げご とに分けて製造し、あとでブラケット部(図37参照)となるフルパーツを形成 すべく、集合することが可能である。また同一部品に材質や板厚の異なるものを 組み合わせるためにも有用である。 発明の効果 *部品を完全自動で製造することができ、こうした木製家具の製造でよく利用 されるフライス、帯のこぎりといった機械でおこる事故が発生しない。これは、 NCマシンまたは自動プレス型で部品が成型される為で、これには平らな部品で あることが必要である。 *この製造方法により、大きくカーブした輪郭の部品の製造が可能となった。 *小さな数の部品で家具ができる。 *家具は工場で組み付けることもできるし、アッセンブル部品として供給する ことも可能。 *家具を取り外せるようにしている金具は非常に単純で、接着剤も不要。 *部品は、いろいろなモデルをつくりだせるよう組み合わせ可能な標準接続。 *部品は、薄板やプレートとして中密度の木繊維を材料として製造可能。 *NCマシンで板材を切断したりフライスしたり研磨して部品をつくることが 可能。さらにその部品に穴をあけ取り外し可能にもできる。 *合板・多層板の部品製造も可能。 *中密度繊維を圧縮して直接望んだ形状の部品を得る事ができるように、部品 はプレス型で材料を圧縮し簡単に製造できる。 *中密度繊維を利用することで、軟らかい木材からでも頑丈な家具が製造でき る。軟らかい木材を繊維にし、これを圧縮しより頑丈な材料を形成する。それに より、高級樹木の消費を低減し、過度な森林の伐採を防ぐ。 *板材の構成や型作成に、各種の材料を組み合わせることが可能で、より軽量 でコスト安な部品をつくることが可能 *家具の他の構造は、都合がよければブラケット部品と同じ方法でつくること が可能 *部品は、単品で平らな形状であることからラック塗りをしたりメッキが可能 。 *部品が平らなことから、狭いスペースに積み上げて保管できる。 *テーブルのブラケットは非常に単純な方法で伸張したり折りたたみができる 。 *布張りは洗ったり、交換できるようカバーとして簡単に取り外し可能にでき る。 *表面が平坦であることより家具の掃除が簡単。 *純木の家具のごとく頑丈で優しい。 *金属性家具のごとく単純でダイナミックな線がだせる。 *樹脂性家具の代用として屋外で使用できるように、耐久仕上げ処理が可能。 図の説明 本発明を理解しやすくするため以下の参照図を添付する: 図1 回転現象 図2 閉じた空間(3例) 図3 開いた空間(3例) 図4 ベースがピラミッド形のテーブル 図5 金属性の脚をしたテーブル 図6 平らな部品でできた椅子 図7 十字形ブラケットのテーブル 図8 円形テーブル用ブラケットのスケッチ 図9 椅子骨組みのスケッチ 図10 開いた鎖式ブラケット図 図11 平らな部品の輪郭 図12 ブラケットの核と広がり 図13 核の大きさ 図14 脚のアーチ現象 図15 板・プレートでできた部品 図16 型製造の部品 図17 不透明板Iの丸テーブル 図18 不透明板IIの丸テーブル 図19 硝子、リング、石台の丸テーブル 図20 不透明板の長テーブル 図21 不透明板の伸縮式楕円テーブル 図22 多重板の伸縮式低テーブル 図23 腕、三角部品、滑車つき椅子 図24 腕つき、膠つけ座の椅子 図25 腕なし3支柱椅子 図26 3支柱事務机 図27 円柱部品の取り外し可能な繋ぎ手 図28 中間部品の取り外し可能な繋ぎ手 図29 取り外し可能テーブル 図30 縁部品の取り外し可能な繋ぎ手 図31 縁形状に適応させた取り外し可能な繋ぎ手 図32 平行部品用取り外し可能な繋ぎ手 図33 外部部品でできた取り外し可能な繋ぎ手 図34 中央軸のあるテーブルブラケット 図35 テーブルブラケット用の取り外し可能な繋ぎ手 図36 取り外し可能なタピストリ 図37 2つの部分からなる複合部品 図38 取り外し可能なタピストリ仕上げの取り外し可能椅子 図39 取り外し可能な椅子の構成品 図40 取り外し可能なテーブルの構成品 続いて本発明の例として挙げた各図の内容について説明する。 *図1は、中央軸(1)に集まる4つの面からなる支え構造を持つ、丸テーブ ルを示し、このテーブルの縁に荷重(F)をかける。その結果、縦面の上部が下 部に対し中央軸を中心に回転する。 *図2では、閉じた空間を形成する、平らな部品でできた3つの家具のスケッ チを示す: a)支えが四角いプリズムである戸棚 b)支えが三角プリズムである丸テーブル c)平らな部品の3脚が六角プリズムであり、脚の水平断面が三角になるよ うな椅子 *図3では、開いた空間を形成する、平らな部品でできた3つの家具のスケッ チを示す: a)縦面が交差した支えをもつ丸テーブル b)縦面が鎖になった支えをもつ長テーブル c)3脚椅子。脚の水平断面は3本の翼を描く。 *図4は、平らな部品よりなるピラミッド形ブラケット(閉じた空間)のテー ブルを示す。部品のうち4つは縦面に位置し、軸で分かれている。残りの傾斜し た4つは、ピラミッドを形成し縦面を支えている(オスカル・ツスケット作)。 *図5は、金属性で平らな部品の脚をもつテーブルを示す。この構造は、中央 軸がひとつだけでその下端に脚のついたテーブル の構造に似ている。但し、中央軸は縦4面(三角形部品)よりなる核で一本の軸 で一致する(ヴィンセント・マルティネス作)。 *図6は平らな部品でできた椅子を示す。4つの縦面がひとつの軸で一致し、 椅子(閉じた空間)の骨組を形成している。2面が座をつくり、残り2面が背も たれとなっている(笠松栄作)。 *図7は、十字の支え(開いた空間)をもつ平らな部品でできたテーブルを示 す。ブラケットは4つの縦面よりなり、これらは一つの軸で一致し、2つの十字 がそれらを集結している。 以下の図が本発明に該当する: *図8は、4つの平らな部品よりなるテーブルの支え構造の透視図。部品は縦 面に位置し、一つの軸(1)で分かれる。面(2)は各々90度の配置で開いた 空間を描いている。 *図9は、3つの平らな部品よりなる椅子のブラケット構造の透視図である。 部品は縦面に位置し、一つの軸(1)で分かれる。 面(2)は各々60度の配置で開いた空間を描いている。 *図10は、細長いテーブルの構造透視図。部品は縦面に位置し、3つの軸( 1)で集結し、開いた空間を描く鎖を形成する。水平面で支えを延ばすと、開い た弓形の鎖が描かれる。 *図11は、ブラケットの平らな部品の輪郭の各部分を横からみた図で、軸で 他の面とともに分けられる部品(2)の面上に描かれている。四角形の縦右側が 軸(1)となり、この上に部品がのる。この軸上を輪郭の直線部がはしり、場合 によっては(3)べつの部品へとつながっている。四角形の上・下部の上には直 線部が位置し家具の表面と床上の家具全体(4)を支えている。四角形の内側に は、部品の周囲で一般的にカーブした部分(5)が位置し、これは直線部とつな がっている。 *図12は、一つの軸(1)に集合し、開いた空間を描く縦面(2)に配置さ れた、3つの平らな部品から形成された3脚構 造の透視図である。このスケッチは、平らな部品が最小限の材料で得られ、しか も最良のパーフォーマンス構造が得られることから最適な形状であるといえる。 材料は部品の接続部分に集中させ、頑丈な核(6)を造り、これより放射線上に 支えとなる脚、腕を最適な方向(7)に向かって延ばしている。 *図13は、一つの軸に集合し、開いた空間を描く縦面に配置された、3つの 平らな部品から形成された骨組みの3脚椅子の正面図である。この図は、縦部品 が家具の堅固な部品、このケースでは椅子の座(8)に確実に接続されている場 合、核(6から6’)のサイズをいかに小さくするかを示している。 *図14は、一つの軸に90度で集合する縦方向の4つの平らな部品からでき たテーブルの支え構造図である。この図は、尖ったアーチもしくは放射状(9) アーチの形状をし、これらはブラケットを構成し、最高にバランスした脚を構成 する平らな部品を描かなければならない。脚の底(10)に滑り止め材を補足す ることで、アーチの効果を増大することも可能である。 *図15は、玉縁のしてない板材・プレートでできた部品の透視図。この部品 は、均一の厚みで、表面は平ら、断面(11)はどこも長方形である。 *図16は、型製造された部品の透視図である。この部品は全体的に平たく、 すなわち厚みは長さ、幅と比較して小さい。その線方向は面上で傾斜している( 図11参照)。しかし、外側の表面は平らではなく、断面(11’)がわずかに 長円またはレンズ豆の形状をしており、中央が縁よりもより厚い。 例:以下の図は本発明の目的に基づき考案され、具体的な適用を提供する家具 モデルである: *図17は、直径が90cmの不透明板を用いた丸テーブルで、 a)は正面図、b)は上から見た図である。その支え構造は、一つの縦軸に集 合する4つの平らな部品より成る。各部品は、 テーブルを支えるその上部が受け木または突出形状をしており、下部は脚のうち の1つの形状をしている。 *図18は、直径が80cmの不透明板を用いた丸テーブルで、a)は正面図 、b)は上から見た図である。これは、部品の輪郭を除いて図17に似ている。 *図19は、径80cmのガラスの丸テーブルで、a)は正面図、b)は上から 見た図である。ブラケットは一つの縦軸に集合する4つの平らな部品よりできて いる。各部品は、テーブルを支えるその上部が腕の形状をしており、下部は脚の 内の一つの形をしている。テーブルの板は同径の平らなリングとその上の丸いガ ラスで成る。脚底は四角い石台(14)に接続している。 *図20は、130x85cmの不透明板でできた長テーブルで、a)が正面図 、b)は上から見た図。ブラケットは、2つの縦軸に集合する5つの平らな部品 よりできている。各部品は、テーブルを支えるその上部が受け木の形状をしてお り、下部は、2本の軸の間にある部品を除き一本の脚になっている。 *図21は、140x85cmの不透明板でできた楕円形の伸張テーブルで、a )は正面図、b)は上から見た図。ブラケットは2つの縦軸に集合する6つの平 らな部品よりできている。各部品は、テーブルを支えるその上部が受け木の形状 をし、下部は、2本の軸の間にある2つの部品を除き、1本の脚になっている。 その2つの部品は、同一でテーブルが収納してある場合には見分けがつかない。 この2つの間にはテレスコピックガイド(15)があり、横方向で一つに対しも う一つが滑り、テーブルの支えを延ばし、2つの軸間距離を広げることができる 。テーブルの板は楕円形で、同一形状の半分に分かれている。テーブルが伸びて いる時には、3つ目のまっすぐな板が、両者の間に位置する。板の安定を良くす るため、補強部品としてブラケットには板の一番広い部分の下に2つ受け木がつ いている。 *図22は、120〜160x60cmの伸張する低テーブルで、a)は正面図 、b)は上から見た図。これは、前述のテーブルと比べ高さが低く、板の両半分 が楕円であることを除いて、同じである。楕円形は両者が重複し、テーブルを広 げたいときには、一方が他方の上を滑り広げられる。 *図23は、滑車がつき三角部品のついた、腕つき椅子で、a)は正面図、b) は上から見た図である。椅子の骨組みは、一つの軸に集合する3つの縦の平らな 部品から成る。このうちの一背と前後の脚をなす。残りの部品は、各々脚と腕を なし、中央の部品に対し直角に配置されている。3つの部品は、三角形の内輪郭 (13)を形成し、縦方の支柱により肘掛けと背もたれが直接、脚底にかかるよ うになっている。椅子は、三角形の部品の底にとりつけられた滑車により動かす ことができる。 *図24は、腕のつきで座を膠付けした椅子を示し、a)は正面図でb)は上か ら見た図。椅子の骨組は一つの軸に集合する3つの縦の平らな部品から成る。う ちの1つは、背と前後の脚をなす。残りの部品は、各々脚と腕をなし、中央の部 品に対し105度に配置されている。座は分厚い板がつき、これに支えの3部品 が膠付けされている。よって、前述の椅子よりも軽量な椅子となっている。 *図25は、腕のない3支柱の椅子で、a)は正面図で、b)は上から見た図。 椅子の骨組は、一つの軸に集合する3つの縦の平らな部品からなる。うちの1つ は、背と後ろの脚をなす。残りの部品は、各々前の脚をなし、中央の部品に対し 60度に配置されている。座は分厚い板がつき、これに支えの3部品が膠付けさ れている。 *図26は3支柱の事務机で、a)は正面図、b)は横から見た図。骨組は、2 つの軸に集合する3つの縦の平らな部品からなる。中央に位置する部品は後ろの 脚とブラケットの一部をなし、こ れが壁にとりつけられている。残りの2部品は前脚と箱もしくは書き物机を構成 している。 以下の図は家具を取り外し可能にしたり、布張りを取り外せるような接続方法 を代表している: *図27は家具の横方向の構造と支え構造の接合方法を詳細に示している。こ こでa)はブラケット部品の横断面を示し、b)はそれに平行な断面を示す。円柱 状の部品(16)と2本のボルト(17)が、ブラケット(18)の平らな部品 の中にはめ込まれ横の構造(19)に接合されている。ボルトの両側にはb)で 示すノックピン(33)が位置し、これにより平らな部品のボルト軸に対する回 転を防ぐ。家具(20)の有効15表面は、このケースでは机のカバーとなるが、 ボルトの頭を隠している。 *図28は、図27−aと似ているが、一枚の板が同時に水平構造(19)と 家具(20)の有効表面となっている。ボルト(17)は、平らなブラケット部 品(18)を金属プレート(21)に固定し、これはさらに水平構造(19)へ とボルト締めされている。一般的に、プレート一枚が縦構造の各部品に相当する 。 *図29は、取り外し可能なテーブルの図面である。ブラケット(18)をな す平らな部品は、円柱部品(16)と平らな部品の内部に埋め込まれたボルトで 水平構造部(19)に繋がれている。上部板(20)が、ボルトの頭を隠してい る。このケースでは、全体の構造のなかで水平構造部が、核(6’)となってい る。 *図30は、図27で示した接合とよく似たものの横面図で、円柱部品(16 )はブラケットをなす平らな部品の縁に埋め込まれており、ボルト(17)はノ ックピン(33)一個だけの使用で十分なように、一方にかためてある。 *図31は、図30で示したものとよく似た接合の横面図で、円 柱部品は平らな部品の形状に合わせた形(30)にしてある。 *図32は、円柱部品(16)により平行に繋がれた3つの平らな部品ででき た支え構造部品の透視図で、同時に円柱部品はこれら3つの部品を、図27に似 たかっこうで、水平構造部に繋がれている。 *図33は、形状は変わるが図27で示した接合と同じ作業手順をふむ接合の 種類を透視図で示す。2つの外側の接合部品(31)は、ブラケットの平らな部 品の外面に位置している。但し、円柱部(32)は部品に埋め込まれている。円 柱部分は向き合って埋め込まれ、このケースではネジきりバーで合わせてある。 さらに本ケースの接合部品は、円柱部分の反対側に、ネジ穴があり、これで水平 構造部に接合できる。 *図34は、テーブルの支えの透視図である。この支えを構成す る(18) 部品は、幾何学上の中央軸(1)に沿って再現された中央軸(1’)の周囲に位 置している。この再現軸は、部品同士が膠付けしてある場合には、必ずしも必要 ではないが、一般的に円柱部品(22)が利用される場合には必要である。この 図は部品が3ヶ、4ヶ、5ヶ、6ヶ、それ以上の場合にも有効である。 *図35は、テーブルの支えを形成する4つの部品でできた、取り外し可能な 接合の詳細を透視図で示したもの。ここで4つの円柱部品(22)は、4つのボ ルト(17)により接合され、中央軸(1’)を囲む四角形を形成している。こ れが2組あればテーブルの支えには十分である。 *図36は、取り外し可能な布張りの断面と詳細図である。もっと具体的にい うと、布張りした椅子の背の縦断面である。縦脚(27)は背もたれとなってい る固定板(28)を支えている。2つめのクッションいり板(23)が木かゴム の頭(26)をした取り外し可能なボルトで1つめの板に固定されている。布 カバー(24)は、取り外しできるように、円周に沿ってゴム(25)をいれク ッション板に取り付けてある。 例:以下の図は具体的なモデルを示す: *図37は、2つの接続した部分よりなる部品の横面図。さらに詳しく言えば 、テーブルの支え構造を成す平らな部品を示す。上部の縁は細工されており、こ れには木材がつかわれたり、漆塗りされたりする。下部は平らな縁で、ほぼまっ すぐな弓形の輪郭を成している為、木板で覆うこともできる。 *図38は、取り外し可能な椅子の横面図。ブラケット(18)を成す平らな 部品は、円柱部品(16)と埋め込みボルトで水平構造(19)に接合されてい る。同様の方法で、背もたれ(28)もその支え(27)に接合されてある。布 張りのカバー(24)は、クッションを固定するボルトの頭(26)回し取り外 しができる。このクッションで椅子の骨組を固定るボルトの頭を隠している。 *図39は、椅子の構成部品を詳細に示す。ここでa)は前部脚を成す2つの 平らなブラケット部品で、b)は後部脚と背もたれの脚(27)を成す平らなブ ラケット部品で、c)は前述の部品を固定する水平構造を成す座で、d)は後部部 品の脚に固定された平らな背もたれ(28)で、e)は座用に布張りした軽いパ ネルで、f)は背もたれ用の布張りした軽いパネルである。この椅子は、部分的 にはめ込み式接続(29)と円柱部品(16)を用い、これにボルト(17)を 固定し全体が取り外せるようにしてある。座である水平構造部(19)は、この ケースでは、より軽量にするために穴(13)のあいた厚み30mmのMDF板 でできている。背(28)は厚み10mmのMDF板から成る。縦の部品(18 )は厚み30から35mmのMDF板よりなる。さらに布張りした軽量パネルも しくはクッション板(23)は7mmのMDFもしくは合板からでき、頭が木で できた ボルト(26)により固定されている。 *図40は、丸テーブルの構成部品を詳細に示す。ここでa)はテーブルの脚 となる平らな支え部品で、b)は水平構造の1/4を成し、c)はテーブルの台を 示す。a)で示す部品と同じ4つのブラケット部品(18)は、部分的に埋め込 みされ(29)水平構造部(19)の同一4部品でb)で示された部品にボルト 締め(17)されている。この4部品は、20中間プレート(21)として、テー ブル(20)の有効表面を成す台とブラケット部品を繋いでいる。さらにテーブ ル台にはボルト等の方法でプレートが固定されている。接続は前述の図の椅子で 用いられたものと似ており、ボルト(17)が締め付けられた円柱部品(16) により取り外し可能である。 製造方法 前項目では、実用的な支えができるよう、平らでバランスのとれた部品を用い 、家具のブラケットを設計する方法について記述した。本項目では、それらの部 品とその派生品の2つの主な製造方法について説明する。2つの主な方法とは以 下の通りである: 1)板もしくはプレートを切断 2)圧縮成型する 1)板・プレートの切断による方法 この方法は、薄板、厚板、プレート等平らな材料を部品図に従って切断するも ので、望んだ輪郭で板材の厚みの部品が得られる。切断作業には、電気ノコギリ や原型を利用したり、好ましくは電子制御された自動NCマシンがよい。こうし た機械は、異なる部品の形状を記憶したり、それを必要に応じ変更できる電算シ ステムを有する。部品の切断の他、一台の機械でフライス、ボーリング、研磨作 業ができる。 2)圧縮成型による方法 この方法は、使用する型が基本的にフラットで単純なことから平らな部品の製 造に適している。一般的にその型は左右対称で、これで部品を型どる材料を圧縮 する。こうして全体的に平らな部品、但し中央部は縁よりも分厚く、あとでフラ イスの必要がないよう縁どりした部品ができる(図16参照)。型の形状は、特 に外面、即ち型に近い部分の材料圧縮が適切になされるよう、基本的に平らでな ければならない。 この方法では、中密度繊維を利用することが非常に興味深い。この繊維は部品 形状をした型で圧縮成型でき、これにより板の切断、それによる余剰材料の発生 が避けられる。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年8月7日 【補正内容】 1.形状・均衡において一般的家具に似た、細長い木板よりなるテーブル、椅 子、書き物机等の持ち上げ式家具であって、この支えとなる垂直もしくはわずか に傾斜した部品はそれぞれ接合しているか、もしくは家具の利用水平構造、例え ばテーブルの台、椅子の座といったものに接合されており、この部品以外に家具 全体を頑丈にするための補強軸、対角線上の補強材といったものは必要とせず、 最低でも前述の支え部品のひとつが家具の支点のひとつとしてはたらいており、 さらにこの家具は、次に揚げる材料 *中密度繊維 *中密度繊維の板のように、全表面に抵抗力のある層をもった材料 を使用した支え部品で製造されており、 さらに、前述の支え部品が次の製法、: *好ましくは電子制御、電算制御つきの自動機械で板材を切断 *プレスのようにスライド型で材料を圧縮成型 でできていることを特徴とする家具。 2.支え部品が10から70mmの厚みの板材によりできており、好ましくは以 下、 *通常用途の机、椅子には30mm *特に頑丈な机、椅子、大きな家具には35mmもしくはそれ以 上 *付属家具、小さな荷重の支えには19mm であることを特徴とする請求項1記載の家具。 3.支え部品が垂直もしくはブラケットの半分の高さ以下の割合でわずかに傾 斜した軸に基づき接合されていることを特徴とし、その支え部品が以下のいずれ かの形状をもつ: *上端が細長い腕形状で、一部分の縁が別の支え部品と接続できるよう直線に なっており、下端は細長い脚形状 *別の支え部品との接続を容易にするため縁が直線で下端は細長い脚形状をし た部品 *2部分よりなる部品で、別の支え部品との接続を容易にするため縁が直線で 、その間は2つの軸間を繋ぐブリッジ形状をしている また上記の支え部品は、軸に集合しており、各々の一端がそれぞれべつの部品 の側面と接続し軸を取りまいている ことを特徴とする請求項1記載の家具。 4.支え部品はヒンジでつながり、軸の回りで取り外しできることを特徴とす る請求項3記載の家具。 5.取り外し可能の他、次の接続部品、: a.中央に穴のある円柱部品で、その穴の位置は円柱軸上で、さらにもうひと つ軸に対し横方向に穴をもつ b.軸を囲み四角形を形成する4つの円柱部品をつなぐ4本のボルト を有することを特徴とする請求項3記載の家具。 6.4つの円柱部品、4本のボルト、8つの木ピンによりつなが れた同一の4部品からできた支えをもつテーブルで、次の寸法の部品 *支え部品の厚み30mm *円柱部品の径22〜26mm *ボルト径6mm *木ピン径10mm からなることを特徴とする請求項5記載の家具。 7.取り外し可能で、支え部品が家具の利用される水平構造部に接続され、そ の接続が以下のいずれか、: a.その断面全体を支え部品の中にはめ込んだ円柱部品、もしくは支え部品の ある表面よりみて一部を除き隠れていること。この円柱部品には、ボルトもしく はそれに似た物で家具の利用水平構造と接続できるように、最低でも穴が1つあ る b.配置される場所の支え部品の形状に適応させた形の部品で、全断面が支え 部品にはめ込まれ、ボルトもしくはそれに似た物で家具の利用水平構造と接続で きるように、最低でも穴が1つある c.支え部品の表面にはめ込むよう部分的に円柱状になった支え部品の外部部 品で、この外部部品を家具の利用水平構造に接続する方法 よりなることを特徴とする請求項1記載の家具。 8.家具の構成品とは: *家具の支えとなる長細い部品 *中間プレートで、その一面が長細い支え部品の一端と接続し、家具の表面の 一つに別面で接続できるような部品 *細長い支え部品と中間プレートの繋ぎ であり、 細長い部品が中密度繊維で製造されており、接続方法として次の部品を含んで いる: a.支え部品の表面のひとつよりみて、全断面もしくは小さな一部分を除いて 、支え部品の中にはめ込まれた円柱部品で、これには家具の利用水平構造とボル トもしくはそれに類似したもので接続出来るよう、最低でも穴が一つあいている 。 b.配置される場所の支え部品の形状に適応させた形の部品で、支え部品のな かに全断面がはめ込まれている。ボルトもしくはそれと類似したもので、家具の 利用水平構造と接続できるように最低でも穴が1つあいている。 c.支え部品の表面にはめ込むよう部分的に円柱状になった支え部品の外部部 品で、この外部部品を家具の利用水平構造に接続する方法も含める。 ことを特徴とする家具。 9.その支えが支え部品の2つの軸の間に位置したテレスコピックガイドによ り伸張できることを特徴とする請求項3記載の家具。 10.次のようなクッション部: a.クッション板 b.取り外しできるよう家具の別の部分にこのクッション板をとりつける方法 で、これには頭が木もしくはゴムでできたボルト、スーツケースロック、くさび 、ボルトを利用 を有することを特徴とする請求項1記載の家具。 11.以下を含む取り外し可能な布張りを特徴: a.クッション板にとりつけられたカバー b.そのカバーの固定方法は、周囲にゴム、ファスナー、テープをとりつけて おこない洗濯、交換可能である。 を有することを特徴とする請求項10記載の家具。 12.ゴムが直接カバーの周囲に縫いつけてあることを特徴とし、 これにより、クッション板が家具の構造をなす別の板の表面に位置している場 合には、美観が良くなる請求項11記載の家具。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.垂直もしくはわずかに傾斜した軸で分離され、開いた空間を描く面に基づ き形成される支えを持つテーブル、椅子、事務机、これらに類する持ち上げ式の 家具であって、その支えは: a.平らで均衡した複数の部品と、 b.平ら部品の取付に用いる接続手段とからなり、 これら平ら部品の外周の50%以上は曲線であり、その製造は部品の種類によ り: *好ましくは電子制御、電算制御のついた自動機械で板、プレート等の材料を 切断し、 *スライド型を利用した圧縮成型することによりなされる、家具。 2.上述の部品が平らでありながらも脚、腕、受け木、支えとして家具のほか の構造部を支える構造を成すことを特徴とする請求項1記載の家具。 3.上述の平ら部品が、最低限必要な部品断面を持つ均衡部品であり、これに より家具全体が通常の使用に十分耐えれるようなものであることを特徴とする請 求項1記載の家具。 4.中密度の木繊維(MDF)を利用し製造されていることを特徴とする請求 項1記載の家具。 5.その平ら部品が10から70mmの板厚の板材より製造され、好ましくは : *通常用途の机、椅子には30mm *特に頑丈な机、椅子、大きな家具には35mmもしくはそれ以上 *付属家具、小さな荷重の支えには19mm であることを特徴とする請求項4記載の家具。 6.その平ら部品の軽量化の為、周囲に丈夫な内穴があいていることを特徴と する請求項1記載の家具。 7.その支えが2つの平ら部品間にあるテレスコピックガイドにより、伸張す ることを特徴とする請求項1記載の家具。 8.内側に平ら部品を接続するような台がついていることを特徴とする請求項 1記載の家具。 9.平ら部品がそれぞれ軸に集合していることを特徴とする請求項1記載の家 具。 10.平ら部品が軸で核を形成し、そこから放射線状に家具の支えを成す材料 が伸びていることを特徴とする請求項9記載の家具。 11.その核が家具の水平構造と接合している為、そのサイズが小さいことを 特徴とする請求項10記載の家具。 12.平ら部品が、木軸、真ちゅう軸、鋼軸、アルミ軸、プラスチック軸等の 組み付けを容易にする別部品により結合されていることを特徴とする請求項9記 載の家具。 13.平ら部品がヒンジで結合されており、ブラケットの取り外しができるこ とを特徴とする請求項9記載の家具。 14.それぞれの平ら部品が、軸を囲うように側面の端でつな がっていることを特徴とする請求項9記載の家具。 15.以下の接続方法で、: a.中心軸に穴のあいた円柱部品で、さらにもうひとつ軸に対し横穴をもつ部 品 b.4つの部品を接合する4つのボルト 取り外し可能である事を特徴とする請求項14記載の家具。 16.以下の接続方法で、: a.メスネジの多くついた円柱部品 b.設置される場所の平ら部品形状に適応した形の部品で、ネジの多くついた もの c.平ら部品の表面に円柱部分を埋め込めるようになった平ら部品の外部部品 で、これを家具の他の構造に接続する方法 取り外し可能であることを特徴とする請求項1記載の家具。 17.a.クッション板 b.あとで取り外し可能なように、家具の別の構造へこのクッション部をとり つける方法で、頭が木またはゴムのボルト、スーツケースロック、くさび、ボル ト等 の取り外し可能なクッション部をもつ事を特徴とする請求項1記載の家具。 18.a.クッション板に取り付けるカバー b.このカバーの取付方法は、ゴム、ファスナー、テープ等で、カバーの円周 上にとりつけ、洗濯・交換ができるようにする を含む取り外し可能な布張りをもつ事を特徴とする請求項17記載の家具。 19.ゴムを直接カバーの布に縫いつけることで、クッション板が家具の別構 造を成す他の板の表面に設置された場合の美観をよくすることを特徴とする請求 項18記載の家具。 20.a.ひとつのフラットな部品の分割部分として、軸を通過するひとつの 面上に位置 b.フラットな側面で接した部品として、軸を通過する複数面の一つに近い平 行面上に位置 に平らな部品が複数位置していることを特徴とする請求項1記載の家具。
JP6522520A 1993-04-27 1994-04-26 平らな部品を支えとする家具 Pending JPH08511178A (ja)

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