JPH08510055A - ファラデー効果を利用して2つの逆向きの光信号により電流を測定する方法および装置 - Google Patents

ファラデー効果を利用して2つの逆向きの光信号により電流を測定する方法および装置

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JPH08510055A JP7510536A JP51053695A JPH08510055A JP H08510055 A JPH08510055 A JP H08510055A JP 7510536 A JP7510536 A JP 7510536A JP 51053695 A JP51053695 A JP 51053695A JP H08510055 A JPH08510055 A JP H08510055A
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Abstract

(57)【要約】 電流導体(2)内の電流(I)を測定するため2つの逆向きの光信号(S、T)が電流導体(2)を包囲するファラデー効果素子(3)を通して送られ、またファラデー効果素子(3)の通過後にそれぞれ2つの光部分信号に分割さわる。これらの光部分信号から各光部分信号(S、T)に対して強度正規化された信号(PS、PT)が導き出される。無視可能な円複屈折を有するファラデー効果素子(3)と、震動および温度に無関係な測定信号(M)を導き出すための信号処理装置とが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 ファラデー効果を利用して2つの逆向きの光 信号により電流を測定する方法および装置 ファラデー効果を利用して電流導体中の電流を測定するための磁気光学的変流 器とも呼ばれる光学的測定装置は知られている。ファラデー効果とは、磁界に関 係しての直線偏光した光の偏光面の回転をいう。その際に回転角度は光が通った 経路に沿う磁界の経路積分に比例しており、その比例定数はベルデ定数と呼ばれ ている。ベルデ定数は一般に材料、温度および波長に関係している。電流を測定 するためには、たとえばガラスのような光学的に透過性の材料から成るファラデ ー効果素子が電流導体の近くに配置されている。電流により発生される磁界が、 ファラデー効果素子を通して送られる直線偏光した光の偏光面を測定信号として 評価され得る回転角度だけ回転させる。一般に、測定光が電流導体を閉じられた 経路で巡るように、ファラデー効果素子は電流導体を囲んでいる。この場合に、 回転角度の大きさは測定すべき電流の振幅に良好な近似度で直接に比例している 。 ファラデー効果素子は電流導体の周りの中実のガラスリングとして構成されて いてよいし(ヨーロッパ特許第0088419号明細書)、または電流導体を光伝導性 モノモード‐ファイバから成る測定巻線の形態で囲んでいてもよい(ファイバコ イル)。 従来の誘導式変流器にくらべての磁気光学式変流器の利点は、電位的に隔離さ れていること、また電磁的擾乱に対して敏感でないことである。しかし、磁気光 学式変流器の使用の際の問題点は、それが温度および震動に対して敏感なことで ある。 国際特許出願公開第92/13280号明細書から、ファラデー測定巻線として電流導 体の周りに構成された光ファイバを有する磁気光学式変流器の実施形態が知られ ている。この公知の実施形態では、適当に選ばれた信号処理と結び付けてファラ デー回転と比較して高い内在性の円複屈折率ρ0を有する光ファイバを設けるこ とにより、震動の影響がほぼ補償される。この公知の実施形態における測定原理 は、ファイバコイル中に2つの逆向きの直線偏光した光信号SおよびTを送るこ とにある。両光信号SおよびTはファラデー効果素子の通過後に互いに直交する 偏光面を有する2つの光部分信号S1およびS2またはT1およびT2に分割さ れ、またこれらの光部分信号S1およびS2またはT1およびT2が光検出器に より相応の電気強度信号IS1またはIS2またはIT1またはIT2に変換さ れる。これらの4つの強度信号IS1、S2、IT1およびIT2は全強度IS 1+IS2またはIT1+IT2に相当する振幅二乗により除算され、またそれ によって強度正規化される。4つの強度正規化された信号is1、is2、it 1またはit2からM=((is1−is2)−(it1−it2))/((i s1−is2)+(it1−it2))に等しい測定信号Mが導き出される。い まファラデー効果は非相反性の効果であるから、両光信号SおよびTは逆向きに 同一のファラデー回転角度ρだけ回転させられる。それに対して、ファイバの材 料中の直線複屈折は相反性の効果であり、従ってまた両光信号SおよびTの等し い変調を生じさせる。この公知の方法により形成される測定信号Mは良好な近似 度でρ/ρ0に等しく、またこうして両光信号SおよびTのファラデー回転ρに 関する情報、従ってまた測定電流に関する情報を含んでいるが、特にファイバの 振動による有害な直線複屈折の影響は実際上完全に消去される。しかしながら、 測定信号Mは較正量として使用される円複屈折に関係しており、従ってまたその 温度依存性のゆえに温度に関係している。 従って、本発明の課題は、ファラデー効果を利用して電流を測定するための方 法および装置であって、振動に対する感度も温度に対する感度もほぼ抑制される 方法および装置を提供することにある。 この課題は、本発明によれば、請求項1または請求項11の特徴により解決さ れる。その際に本発明は、ファラデー回転と比較して無視可能な円複屈折を有す るファラデー効果素子および適当な信号処理手段の使用により、振動にも温度に もほぼ無関係な信号を得ることができるという認識に基づいている。 本発明による測定方法および測定装置の有利な実施態様はそれぞれ従属請求項 にあげられている。 以下、図面を参照して本発明を説明する。 図1は電流測定装置のための装置の原理的構成、また 図2および図3はそれぞれ特別な信号評価により電流を測定するための装置の 別の実施例の概要を示す。互いに相応する部分には同一の符号が付されている。 図1中には電流導体が符号2を付して、ファラデー効果素子が符号3を付して 、伝送路としての2つの光導波路が符号4および6を付して、直線偏光光源が符 号5を付して、光分割手段としての3つのビームスプリッタが符号7、8および 9を付して、2つの変換器ユニットが符号11および21を付して、2つの検光 子が符号15および25を付して、2つの正規化ユニットが符号12および22 を付して、また信号処理ユニットが符号30を付して示されている。 光源5の直線偏光した光はビームスプリッタ7内で2つの相応に偏光した光信 号S′およびT′に分割され、その際に第1の光信号S′は通過させられ、また 第2の光信号T′は偏向させられる。第1の光信号S′はすぐ次のビームスプリ ッタ8を通過し、また光導波路4を経て測定巻線の形態で電流導体2を包囲する ファラデー効果素子3の第1の端子3Aに送られる。第2の光信号T′はビーム スプリッタ9内でもう一度偏向させられ、また光導波路6を経てファラデー効果 素子3の第2の端子3Bに伝達される。両光導波路4および6はそのために好ま しくは偏光を維持するものとして構成されており、またたとえばHiBiファイ バのようなモノモードファイバまたは偏光中性なLoBiファイバであってよい 。ファラデー効果素子3の端子3Aおよび3Bに光導波路4または6との切り離 し可能な接続として詳細には示されていないスプライスが対応付けられていてよ い。ファイバコイルのほかにファラデー効果素子として好ましくは閉じられた光 経路を電流導体2の周りに形成する中実なガラスリングまたは多くの個々のガラ スブロックが設けられていてもよい。最後にファラデー効果素子は電流導体を完 全に包囲する必要はなく、電流導体とならんで配置されていてもよい。 ファラデー効果素子3は、それが実質的ファラデー効果に比較して円複屈折を 有していないように構成されている。このように構成されたファラデー効果素子 3の例はすべての従来からの中実のガラスブロック、特にガラスリングまたは焼 鈍された光ファイバである。 両光信号S′およびT′は逆回転方向にファラデー効果素子3を通過し、また 符号SおよびTを付されている光信号としてそれぞれ逆の端子3Bまたは3Aに おいて出力される。この回転の際に両光信号S′およびT′の偏光面は電流導体 2中の電流Iにより発生される磁界により逆方向に絶対値が等しいファラデー測 定角度ρまたは−ρだけ回転され、また同時にファラデー効果素子3中の直線複 屈折により同一の変調を受ける。両光信号S′およびT′の偏光状態への円複屈 折による影響はファラデー効果素子3の選択により実際上存在しない。それらの 偏光面で測定角度ρまたは−ρだけ回転された光信号SおよびTは光導波路6ま たは4を経てビームスプリッタ9または8に伝達される。光信号Sはビームスプ リッタ9を通過させられ、また変換器ユニット11に供給される。光信号Tはビ ームスプリッタ8で偏向させられ、また変換器ユニット21に供給される。こう して両光信号S′またはSおよびT′またはTは両ビームスプリッタ8および9 の各々をそれぞれ一回通過するので、ビームスプリッタ8および9で失われる両 光信号SおよびTに対する強度損失は少なくとも近似的に等しい。 光源5およびビームスプリッタ7、8および9は光導波路4および6またはそ れらの代わりに相応のフリービーム伝送区間と共同して、ファラデー効果素子3 を通して2つの逆向きの直線偏光した光信号S′およびT′を送るための手段を 形成し、これらの光信号の偏光面はファラデー効果素子3の通過後にファラデー 効果に基づいて逆向きにそれぞれ測定角度ρまたは−ρだけ回転されている。 各変換器ユニット11および21内で相応の光信号SまたはTがそのつどの検 光子15または25により互いに異なる偏光面を有する2つの光部分信号S1お よびS2またはT1およびT2に分割される。好ましくはこれらの両偏光面は少 なくとも近似的に互いに直角に向けられている。検光子15および25としては 、たとえばウォラストンプリズムのような偏光プリズムが設けられていてもよい し、または相応の角度で交わっており、ビームスプリッタを有する2つの偏光フ ィルタが設けられていてもよい。たとえば増幅器回路に接続されているホトダイ オードのような詳細には示されていない光電変換器において光部分信号S1およ びS2ならびにT1およびT2は相応の電気強度信号IS1、IS2、IT1ま たはIT2に変換される。検光子15または25から光電変換器への光部分信号 S1およびS2ならびにT1およびT2の伝送はフリービーム装置または相応の 光導 波路を経て行われ得る。変換器ユニット11および21は共同して、両光信号S およびTの各々をファラデー効果素子3の通過後に相い異なる偏光面を有する2 つの光部分信号S1およびS2またはT1およびT2に分割し、またこれらの光 部分信号S1、S2、T1およびT2を相応の光部分信号の強度に対する尺度で ある相応の電気強度信号IS1、IS2、IT1またはIT2に変換するための 手段を形成する。 第1の光信号Sに対する強度信号IS1およびIS2は正規化ユニット12に 、また第2の光信号Tに対する強度信号IT1およびIT2は正規化ユニット2 2に供給される。正規化ユニット12および22において強度信号IS1および IS2またはIT1およびIT2からそれぞれ強度正規化された信号PSまたは PTが発生される。これらの強度正規化された信号PSおよびPTは、それらが 両光信号SおよびTおよびそれらの光部分信号S1およびS2またはT1および T2のたとえば伝送路で減衰損失または光源4の変動により惹起され得る強度変 動に無関係であるように形成すべきである。 好ましくは、強度正規化された信号PSまたはPTは付属の両強度信号IS1 およびIS2またはIT1およびIT2の差をそれらの和で除算することにより 形成される。すなわち PS=(IS1−IS2)/(1S1+IS2) (1a) および PT=(IT1−IT2)/(IT1+IT2) (1b) そのために正規化ユニット12および22には、好ましくは、差信号IS1− IS2またはIT1−IT2を形成するための符号SUB1またはSUB2を付 されている減算器と、和信号IS1+IS2またはIT1+IT2を形成するた めの符号ADD1またはADD2を付されている加算器と、差信号および和信号 から比信号(IS1−IS2)/(IS1+IS2)または(IT1−IT2) /(IT1+IT2)を形成するための符号DIV1またはDIV2を付されて いる除算器とが設けられている。 両方の強度正規化された信号PSおよびPTは信号処理ユニット30に供給さ れる。信号処理ユニット30は強度正規化された信号PSおよびPTから電流導 体2の電流Iに対する、振動の影響も温度の影響も補償されている測定信号Mを 導き出す。その際に温度影響は、ファラデー効果素子3における無視可能な円複 屈折のゆえに、たとえば国際特許出願公開第92/13280号明細書から公知の装置の 場合よりも明らかに良好である。 第1の図示されていない実施例では、測定信号Mは強度正規化された信号PS およびPTから下記のようにして導き出される。先ず2つの信号PA=PS+P TおよびPB=PS−PTが形成される。こうして形成された第1の信号PAは ほぼ直線複屈折の関数であるが、ファラデー回転角度ρの関数ではない。それに 対して第2の信号PBはほぼファラデー回転角度ρにのみ関係している。測定信 号Mは次いで近似的に第1の信号PAの関数f(PA)と第2の信号PBとの積 として表される。すなわち M=f(PA)・PB 信号PAおよびPBから次いで好ましくは、予め求められた値表(ルックアッ プテーブル)に記憶されている較正された値との比較により測定信号Mが求めら れる。値表は数値的に計算され得るし、または実験的に求められ得る。関数f( PA)は、必要とされる較正測定の数を減ずるため、直線または二乗適合関数に より近似され得る。もちろん直接に両方の強度正規化された信号PSおよびPT 自体および相応の値表も測定信号Mを導き出すために使用され得る。 より高い精度を達成するため、測定信号は両信号PAおよびPBの一般的な関 数M=f(PA、PB)としても好ましくは同様に値表を用いて決定され得る。 さらに、すべての実施例において値表の代わりに較正関数も使用され得る。 強度正規化された信号PSおよびPTが付属の両方の強度信号IS1およびI S2またはIT1およびIT2の差をそれらの和で除算することにより形成され る特に有利な実施例では、式(1a)および(1b)により、測定信号Mとして 好ましくは両方の強度正規化された信号PSおよびPTの2つの直線関数の比が 変数として利用される。測定信号Mは次いで特に実係数a、b、c、dおよびe および単位信号Eを有する関係式 M=(a*PS−b*PT)/(c*PS+d*PT+e*E) (2) により得ることができる。その際に単位信号Eの絶対値は両強度信号IS1また はIS2またはIT1またはIT2のまさに1つが消滅するときの強度正規化さ れた信号PSまたはPTの絶対値に相当する。 図2に示されている実施例では、測定信号Mは両方の強度正規化された信号P SおよびPTから、差PS−PTと和PS+PT+K′・Eとの比、すなわち M=(PS−PT)/(PS+PT)+K′・E) (3) が形成されることによって、導き出される。その際にK′は予め定められた実の 補正係数である。Eは、その絶対値が、両方の付属の強度信号IS1またはIS 2またはIT1またはIT2の1つが消滅するときの相応の強度正規化された信 号PSまたはPTの絶対値に相当する単位信号である。その際に両正規化ユニッ ト12および22の両除算器DIV1およびDIV2の出力レベルは、両除算器 DIV1およびDIV2の出力端に同一の単位信号Eを得るために、相応に互い に合わされている。式(3)によるこの測定信号Mは、a=b=1かつc=d− 1ならびにe=K′に選ぶことによって、一般的な関係式(2)から生ずる。 式(3)によるこの測定信号Mを導き出すため、信号処理ユニット30に好ま しくは、差信号PS−PTを導き出すための減算器SUB3と、和信号PS+P Tを形成するための第1の加算器ADD3と、第1の加算器ADD1の和信号P S+PTおよびK′倍した単位信号K′*Eから和信号PS+PT+K′*Eを 形成するための第2の加算器ADD4と、減算器SUB3の差信号PS−PTお よび第2の加算器ADD4の和信号PS+PT+K′*Eから測定信号Mとして 比信号(PS−PT)/(PS+PT+K′*E)を形成するための除算器DI V3とが設けられている。 補正係数K′の設定により測定信号Mの温度依存性が少なくとも近似的に消去 され得る。一般に補正係数K′は−3と3との間の範囲内にある。 特別な実施例では、補正係数K′と、ファラデー効果素子3内の直線複屈折率 の固有軸線とファラデー効果素子3への入結合の際の光信号S′およびT′の各 々の偏光面との間の入結合角ηと、直線複屈折率のこの固有軸線と検光子15ま たは25の固有軸線との間のいわゆる出結合角θとが少なくとも近似的に下記の 関係式 sin(2θ−2η)=1 (4a) および cos(2θ+2η)=−K′/3 (4b) を満足するように設定される。 複屈折材料の固有軸線は、材料に入結合した直線偏光した光が材料をその偏光 に関して不変に再び去る偏光方向により決定されている。 これらの式(4a)および(4b)を解くための可能な角度値はたとえばK′ =2に対してη=10.45°およびθ=55.45°である。前記の関係式( 4a)および(4b)を正確に満足する角度値からの偏差は特にファラデー効果 素子3内の大きい複屈折の際には可能であり、また約5°までの偏差が許される 。 このように補正係数K′に関係して選ばれた角度θおよびηにおいて測定角度 は であり、またそれによって良好な近似で、2/K′によりスケーリングされた複 屈折なしのその理論的に期待される値sin(2ρ)に相当することが計算によ り示される。 図3には測定装置の別の有利な実施例が示されている。図2による実施例と同 じくこの実施例でも先ず正規化ユニット12および22で式(1a)および(1 b)による強度正規化された信号PSおよびPTが付属の強度信号IS1および IS2またはIT1およびIT2の差および和の比信号として形成される。その ために好ましくは同様にそれぞれ減算器SUB1またはSUB2、加算器ADD 1またはADD2および除算器DIV1またはDIV2が正規化ユニット12ま たは22に設けられている。 信号処理ユニット30で再び両方の強度正規化された信号PSおよびPTから 差信号PS−PTが減算器SUB3により、また和信号PS+PTが加算器AD D3により形成される。乗算器ADD3の出力端に生ずる和信号PS+PTは次 いで乗算器MULTに供給される。乗算器MULTで入力信号は予め定められた 実の補正係数Kを乗算される。乗算器MULTとしては、補正値Kに等しく設定 された増幅率を有する増幅器が設けられていてよい。乗算器MULTの出力端に 生ずる、補正係数Kを乗算された和信号K*(PS+PT)は加算器ADD5の 入力端に供給され、加算器ADD5により、係数2を乗算された単位信号2*E を加算される。その際に単位信号Eの絶対値は、両強度信号IS1またはIS2 またはIT1またはIT2の1つが消滅するときの強度正規化された信号PSお よびPTの絶対値に相当する。減算器SUB3の出力端および加算器ADD5の 出力端はそれぞれ除算器DIV3の入力端と接続されている。除算器DIV3は その両入力信号PS−PTおよび2*E+K*(PS+PT)から、電流導体2 内の電流Iに対する測定信号Mとして利用される比信号(PS−PT)/(2* E+K*(PS+PT))を発生する。 従って、信号処理ユニット30は両方の強度正規化された信号PSおよびPT から測定信号Mを導き出すための手段を形成し、その際に測定信号Mは比信号 M=(PS−PT)/(K*(PS+PT)+2*E) (6) として決定される。この測定信号Mは一般的な関係式(2)から、a=b=1、 c=d=Kかつe=2とおいたときの特殊な場合として生ずる。 実の補正係数Kは好ましくは、測定信号Mの温度依存性が少なくとも近似的に 最小であるように設定される。一般に補正係数Kの逆数値は−1.5と1.5と の間の範囲内にある。 特に有利な実施例では、補正係数Kは入結合角ηおよび出結合角θに関係して 少なくとも近似的に下記の2つの関係式 sin(2θ−2η)=1 (7a) cos(2θ+2η)=−2/(3K) (7b) が満足されるように設定される。 その際に入結合角ηは同様にファラデー効果素子3への入結合の際の両光信号 S′およびT′の各々の偏光面とファラデー効果素子3内の直線複屈折の固有軸 線との間の角度として定義されており、また出結合角θは同様にこの固有軸線と 光信号SおよびTをそれらの2つの光部分信号S1およびS2またはT1および T2に分割するためにそれぞれ設けられている検光子15または25の固有軸線 との間の角度として定義されている。 このように設定された補正係数K、入結合角ηおよび出結合角θの際に測定信 号Mは主として、複屈折成分なし、かつ補正係数Kに関係する係数によるスケー リングなしのその理論値 M=sin(2ρ) (8) に相当する。従って、測定装置はこの実施例では、信号処理ユニット30の出力 端に生ずる測定信号Mが直線複屈折の不存在の際の理論的信号sin2ρに相当 するように補正係数Kを設定することによって、温度ドリフトを最小にするよう に特に簡単に調整され得る。前記の条件(7a)および(7b)を満足するため の可能な値はたとえばK=1、η=10.45°およびθ=55.45°である 。前記の条件(7a)および(7b)を正確に満足する角度値からの偏差は特に ファラデー効果素子3内の直線複屈折が大きい際には可能であり、また約5°ま での値であってよい。 ファラデー効果素子3を通して2つの逆向きの光信号S′およびT′を送るた めの手段は、図2および図3に示されている実施例では、ミニチュア化されたビ ームスプリッタ47、48および49と、ミニチュア化された検光子15および 25と、対応付けられている光源50と、ビームスプリッタ48および49をそ れらに対応付けられている光導波路6または4に光学的に結合するための詳細に は示されていないコリメーレンズ(グリンレンズ)とを含んでいる。このビーム スプリッタ手段の個々の構成要素47、48、49、15および25は好ましく は互いに接着されており、またコンパクトな光学的ユニットを形成する。しかし ながらまた図1による実施例の場合のような離散的な光学的構成要素が設けられ ていてもよい。 正規化ユニット12および22および信号処理ユニット30の図2および図3 に示されている実施例は、アナログのハードウェア構成要素により実現可能であ るので、強度および温度の変動の影響を実時間で補償することを可能にする。し かし、もちろん測定信号Mはディジタルにも計算され得る。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電流導体(2)に付設されているファラデー効果素子(3)により電流導体 (2)内の電流(I)を測定するための方法において、 a)2つの逆向きの直線偏光した光信号(S′およびT′)がファラデー効果素 子(3)を通して送られ、またこれらの両光信号(SおよびT)の偏光面がファ ラデー効果素子(3)の通過後にファラデー効果に基づいて逆方向にそれぞれ測 定角度(ρまたは−ρ)だけ回転されており、 b)これらの両光信号(SおよびT)の各々がファラデー効果素子(3)の通過 後に相い異なる偏光面を有する2つの直線偏光した光部分信号(S1およびS2 またはT1およびT2)に分割され、またこれらの光部分信号(S1、S2、T 1、T2)がそれぞれ相応の電気強度信号(IS1またはIS2またはIT1ま たはIT2)に変換され、 c)ファラデー効果素子(3)を通って走る両光信号(SおよびT)の各々に対 して強度正規化された信号(PSまたはPT)が導き出され、 d)測定角度(ρまたは−ρ)と比較して無視可能な円複屈折率を有するファラ デー効果素子(3)が使用され、 e)両方の強度正規化された信号(PSおよびPT)から電流(I)に対するほ ぼ温度に無関係な測定信号(M)が導き出される ことを特徴とするファラデー効果素子を利用して電流を測定する方法。 2.両信号(SおよびT)に対する強度正規化された信号(PSおよびPT)が それぞれ両方の付属の強度信号(IS1およびIS2またはIT1およびIT2 )の差(IS1−IS2)および和(IS1+IS2)からの比((IS1−I S2)/(IS1+IS2))に相当することを特徴とする請求項1記載の方法 。 3.測定信号(M)が両方の強度正規化された信号(PSおよびPT)から予め 求められた値表(ルックアップテーブル)または較正関数を用いて導き出される ことを特徴とする請求項1または2記載の方法。 4.測定信号(M)が両方の強度正規化された信号(PSおよびPT)の2つの 直線関数からの比((a*PS−b*PT)/(c*PS+d*PT+e*E) )に相当することを特徴とする請求項2記載の方法。 5.測定信号(M)が両方の強度正規化された信号(PSおよびPT)の差(P S−PT)と、両方の強度正規化された信号(PSおよびPT)と補正係数K′ を乗算された単位信号(E)との和(PS+PT+K′E)との比(PS−PT )/(PS+PT+K′E)に相当し、その際に単位信号(E)の絶対値が、そ のつどの強度正規化された信号(PSまたはPT)に対応付けられている両強度 信号(IS1またはIS2またはIT1またはIT2)のまさに1つが消滅する ときに生ずる強度正規化された信号(PSまたはPT)の絶対値に等しいことを 特徴とする請求項4記載の方法。 6.補正係数K′が、測定信号(M)の温度依存性が少なくとも近似的に最小で あるように設定されることを特徴とする請求項5記載の方法。 7.補正係数K′と、ファラデー効果素子(3)への入結合の際の両光信号(S ′およびT′)の各々の偏光面とファラデー効果素子(3)内の直線複屈折の固 有軸線との間の入結合角ηと、この固有軸線と光信号(SおよびT)をそれらの 2つの光部分信号(S1およびS2またはT1およびT2)に分割するためにそ れぞれ設けられている検光子(15または25)の固有軸線との間の出結合角θ とが少なくとも近似的に下記の条件 sin(2θ−2η)=1 cos(2θ+2η)=−K′/3 により設定されることを特徴とする請求項6記載の方法。 8.測定信号(M)が、両方の強度正規化された信号(PSおよびPT)の差( PS−PT)と、予め定められた補正係数Kを乗算された両方の強度正規化され た信号(PSおよびPT)の和(K*(PS+PT))と係数2を乗算された単 位信号(E)との和(K*(PS+PT)+2*E)との比((PS−PT)/ (K*(PS+PT)+2*E))に相当し、その際に単位信号(E)の絶対値 が、そのつどの強度正規化された信号(PSまたはPT)に対応付けられている 両強度信号(IS1またはIS2またはIT1またはIT2)のまさに1つが消 滅するときに生ずる強度正規化された信号(PSまたはPT)の絶対値に等しい ことを特徴とする請求項4記載の方法。 9.補正係数K′が、測定信号(M)の温度依存性が少なくとも近似的に最小で あるように設定されることを特徴とする請求項8記載の方法。 10.補正係数Kと、ファラデー効果素子(3)への入結合の際の両光信号(S ′およびT′)の各々の偏光面とファラデー効果素子(3)内の直線複屈折の固 有軸線との間の入結合角ηと、この固有軸線と光信号(SおよびT)をそれらの 2つの光部分信号(S1およびS2またはT1およびT2)に分割するためにそ れぞれ設けられている検光子(15または25)の固有軸線との間の出結合角θ とが少なくとも近似的に下記の条件 sin(2θ−2η)=1 cos(2θ+2η)=−2/(3K) を満足するように設定されることを特徴とする請求項9記載の方法。 11.電流導体(2)内の電流(I)を測定するための装置において、 a)電流導体(2)に付設されているファラデー効果素子(3)と、 b)2つの逆向きの直線偏光した光信号(S′およびT′)を、それらの偏光面 がファラデー効果素子(3)の通過後にファラデー効果に基づいてそれぞれ測定 角度(ρまたは−ρ)だけ回転されるように、ファラデー効果素子(3)を通し て送るための手段(5、7、8、9または47、48、49、50)と、 c)両光信号(SおよびT)の各々をファラデー効果素子(3)の通過後に相い 異なる偏光面を有する2つの直線偏光した光部分信号(S1およびS2またはT 1およびT2)に分割し、またこれらの光部分信号(S1、S2、T1、T2) を相応の電気強度信号(IS1またはIS2またはIT1またはIT2)に変換 するための手段(11、21)と、 d)両光信号(SおよびT)の各々に対するそれぞれ強度正規化された信号(P SおよびPT)を導き出すための手段(12、22)と、 e)測定角度(ρまたは−ρ)に比較して無視可能な円複屈折を有するファラデ ー効果素子(3)と、 f)両方の強度正規化された信号(PSおよびPT)から電流(I)に対するほ ぼ温度に無関係な測定信号(M)を導き出すための手段(30)と を有することを特徴とするファラデー効果素子による電流測定装置。 12.強度正規化された信号(PSおよびPT)を導き出すための手段(12、 22)が、強度正規化された信号(PS、PT)の各々がそれぞれ両方の付属の 強度信号(IS1およびIS2またはIT1およびIT2)の差(IS1−IS 2またはIT1−IT2)と和(IS1+IS2またはIT1+IT2)との比 ((IS1−IS2)/(IS1+IS2)または((IT1−IT2)/(I T1+IT2))に相当するように構成されていることを特徴とする請求項11 記載の装置。 13.測定信号(M)を導き出すための手段(30)が、測定信号(M)が、両 方の強度正規化された信号(PSおよびPT)の差(PS−PT)と、予め定め られた補正係数Kを乗算された両方の強度正規化された信号(PSおよびPT) の和(K*(PS+PT))と2倍にされた単位信号(2*E)との和(K*( PS+PT)+2*E)との比((PS−PT)/(K*(PS+PT)+2* E))に相当し、その際に単位信号(E)の絶対値が、そのつどの強度正規化さ れた信号(PSまたはPT)に対応付けられている両強度信号(IS1またはI S2またはIT1またはIT2)のまさに1つが消滅するときに生ずる強度正規 化された信号(PSまたはPT)の絶対値に等しいように構成されていることを 特徴とする請求項11記載の装置。 14.補正係数K′が、測定信号(M)の温度依存性が少なくとも近似的に最小 であるように設定されることを特徴とする請求項13記載の装置。 15. a)両光信号(SおよびT)の各々をそれぞれ2つの光部分信号(S1およびS 2またはT1およびT2)に分割するためそれぞれ検光子(15または25)が 設けられており、 b)補正係数K′と、ファラデー効果素子(3)への入結合の際の両光信号(S ′およびT′)の各々の偏光面とファラデー効果素子(3)内の直線複屈折率の 固有軸線との間の入結合角ηと、この固有軸線と光信号(SおよびT)をそれら の2つの光部分信号(S1およびS2またはT1およびT2)に分割するために それぞれ設けられている検光子(15または25)の固有軸線との間の出結合角 θとが少なくとも近似的に下記の条件 sin(2θ−2η)=1 cos(2θ+2η)=−2/(3K) を満足するように設定されている ことを特徴とする請求項14記載の装置。
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