JPH08509809A - 角度位置エンコーダ - Google Patents

角度位置エンコーダ

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JPH08509809A JP6524064A JP52406494A JPH08509809A JP H08509809 A JPH08509809 A JP H08509809A JP 6524064 A JP6524064 A JP 6524064A JP 52406494 A JP52406494 A JP 52406494A JP H08509809 A JPH08509809 A JP H08509809A
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Abstract

(57)【要約】 回動可能部材の角度位置を指示するための装置において、駆動コイル(51)はその軸が回転可能部材の回転軸に対応するように提供される。コイル(65)は回転可能部材の回りに巻かれ、そしてコンデンサー(66)はコイル(65)内に提供されて、LC共振回路を形成する。回転可能部材上のコイル(65)は、駆動コイル(51)への交流磁界の適用が回転可能部材の全角度位置に対して一定である共振をLC回路内に誘導することが出来るように巻かれる。ピックアップコイル(53、55)は、これらのコイルと駆動コイル(51)の面が直角をなすように提供される。LC回路の共振は回転可能部材の角度位置に依存する出力コイル(53、55)内に信号を生成する。その信号はその角度位置を決定するために処理される、そしてその処理はその中で生成された信号が直交信号であるので出力コイルのこの配置で単純化される。

Description

【発明の詳細な説明】 角度位置エンコーダ 技術分野 本発明は、可動計器、例えばダイヤル、ホイールあるいはシャフトの位置を指 示するための方法と装置に関する。例えば、本発明は、水道、ガス、あるいは電 気メーターなどの計器内のダイアルの位置の決定、あるいは一般にロータリーエ ンコーダに適用される。 背景技術 計器のダイアルのための既知ロータリ符号化システムでは、各ダイアルは、そ のダイアルが回転したときにその上を移動して、関連プリント回路基盤上のトラ ックと接触する一対のスプリングワイパーを有する。トラックの一方は連続的で あり、他方はダイアル(例えば0−9)により運ばれる数字の数に等しい多数の 接触パッドを定義するために断続的になっている。各々のダイヤルが回転すると 、ワイパーは後続のパッドと接触し、ダイヤル位置の表示を与えるための各場合 毎に回路をなし、中央モニターステーションに伝達できるようになる。動作の信 頼性を保証するために、各ダイヤルはインデックスステップで回転することが要 求されるので、その接触は常にパッドの一つであり、そしてダイアルをインデッ クスステップで一方の位置から他方にスナップさせる「スナッパー」により各ダ イアルが制御されるようにする。しかしながら、スナッパーを使用すると、水道 メーターなどの間接計器の場合、その動作をかなり妨げる機構を作動させるため 、必要とされるトルクが増す。更に、このシステムは、監視されるべきダイアル の各セットがそれ自体の回路基盤と関連論理回路とを備えていることが必要にな るが、それは、特にトラックやワイパーが接触の信頼性を保証するために通常金 メッキされるのでコスト高となる。 以前の非接触位置感知機構は、二つの部材の相対的位置を指示するための磁気 的バイアスフィールドを供給する磁歪共鳴体とバイアス要素とを用いる。このよ うなシステムでは、部材の位置を読みとることが必要とされるときに、問 い合わせ交番磁界を当てる。そしてその位置は検出された信号を基にして決定さ れる。ここで、その信号はバイアス要素と磁歪共鳴体それら自体の相対的位置に 依存するような方法で磁歪共鳴体により修正されている。しかしながら、これら のシステムは、磁歪共鳴体内に結合される問い合わせ交番磁界の量が、バイアス 要素により適用される磁気バイアスに比例する、つまり、システムが外部磁界に 影響されやすいことを意味する問題を克服しなければならない。これらの従来の 装置と技術とは、複数の磁歪共鳴体とバイアス要素、或いはそのいずれかが要求 されて、構成を複雑で高価にするという更なる不都合をかかえている。 発明の開示 この発明が関連する問題は、各ロータリー部材との直接的な電気接触を必要と しなくて、単純な構成のものである一つ以上のロータリー部材の角度位置感知シ ステムの位置である。 本発明の第一の態様によれば、可動部材の角度位置を指示(表示)するための 装置が提供される。ここで磁界は中間装置を介して入力手段から出力手段に結合 され、その結合は出力手段内の磁界が可動部材の角度位置の機能(function)と なるようになされる。 本発明によれば、中間装置にエネルギーを供給する入力手段と、それに応じて 前記中間装置からエネルギーを受け取る出力手段とから構成される可動部材の角 度位置を指示するための装置が提供される、中間装置は出力手段により受け取ら れたエネルギーが前記角度位置の関数として変化できるように変化する軸を有す る。 本発明によれば、そのようの装置の入力手段にエネルギーを供給し、それに応 じて生成された出力手段内のエネルギーを検出し、それから前記角度位置を得る ことからなる可動部材の角度位置を決定する方法もまた提供される。 本発明の更なる局面によれば、複数のダイアルから構成される計器であるその ような装置の入力手段にエネルギーを供給し、それに応じて生成された出力 手段内のエネルギーを検出し、そしてそれから計器の読み取りを得ることからな る計器を読み取る方法が提供される。 図面の簡単な説明 種々の形態が添付の図を参考にして実例で説明される: 図1は、ある形態による6ダイアルから構成される、水道メーターなどの遠隔 読み取り可能間接計器を概略的に例示する; 図2はダイヤル、図1の計器の部分を形成するダイアル、駆動コイル、そして ピックアップコイルの拡大した概略的等角図である; 図3aは図2で示されたアッセンブリーの1つのダイヤルの1側面から斜めに 見た概略図である; 図3bは共振体の面とダイアルの面との間の角度の好適範囲を概略的に例示す る; 図4aは図3aのダイアルが回転すると駆動コイルとホイールハブコイル内を 流れる電流により生成される磁束密度の方向を例示する図である; 図4bはホイールハブコイル回路の電気的等価回路を例示する; 図5は、異なるダイアル位置でホイールハブコイル内を流れる電流により生成 される、磁束密度の方向と、その成分を概略的に例示する; 図6は、図2のアッセンブリーに対して、ダイアルの一つが回転されるとピッ クアップコイル上の直交信号を例示するグラフである; 図7は第一形態による計器システムの電気的等価回路である; 図8はピックアップコイル内で誘導されたEMFの実効値Eがいかに周波数と 共に変化するかを示す; 図9は、有効帯域幅が大きい時、使用されるダイアルの共振周波数の広がりを 示す; 図10は、有効帯域幅が限定される時、ダイアルに使用される共振周波数の広 がりを示す; 図11は第二形態による計器システムの電気的等価回路である; 図12は第三形態による計器システムの電気的等価回路である; 図13は第四形態におけるホイールとコイルの部分を示す概略図である; 図14aは第五形態におけるダイアル配置の拡大した概略等角図である; 図14bは図15aに示されるアッセンブリーの一つのダイアルの一側面から 斜めに見た概略図である; 図14cは第五形態によるダイアルシステムの電気的等価回路である; 図15は、第四形態に関して、全周波数が同時に適用される時に信号を復調す る方法を実証する電気的等価回路である; 図16aは他の形態におけるホイールの構成を概略的に例示する; 図16bは図16aで示された形式で使用されたプレーナー型食刻LC共振体 の一形式を例示する; 図17aは各ダイアル上の結合装置の交代的構成の電気的等価回路である; 図17bは図17aの回路を製作するのに必要な構成要素を搭載する一方法を 示す; 図18はフェライトコアーが共振回路内に使用される時のホイールを搭載する 他の方法を概略的に例示する; 図19は更なる選択肢で可調インダクタンスコアーのホイール内での使用を概 略的に示す; 図20は交代的形態における内部フェライトコアー共振体を有するホイールを 概略的に示す; 図21は、適切な順序で組み立てられるようにマークが付けられたダイアルの セットを示す。 発明を実施するための形態 図1は第一形態による間接水道メーターを示す。図1において、導水管3と排 水管5とを有し、水流を感知するためのタービン1がある。導水管はタービン1 の外部チャンバーと導通しており、排水管5はタービン1の内部チャンバーと導 通している。外部チャンバー7は内部チャンバー9の側壁13内の角度 付けられた開口部11により内部チャンバー9と導通する。内部チャンバー9内 には、スピンドル17に接続された翼付きローター15があり、そのスピンドル はタービン1の最上部を貫通し、そしてダイアルハウジング29内に保持された 、典型的には1000:1程度のものである27で概略的に示された減速ギアに 接続される。減速ギア27の他端に接続されるのは出力スピンドル31であり、 それはダイアル37−47のセットに接続される。ダイヤル37−47の位置は 、ハウジング29の上部表面上か、或いは他の好都合な場所にあるウインドウ3 5を通して見ることが出来るようなところにある。 動作時、水は導水管3を経てタービン機構の外部チャンバーに入り、そして角 度付き開口部11を経て内部チャンバー9内に流れ込む。これらの開口部は水2 1の噴射が回転翼23上に向けられるように角度が付けられているので、管3か ら管5を通過する水が回転翼を移動させる。これで、回転翼の回転がタービンを 通過する水の容積を測定する。 ダイヤル37−47はスピンドル31上での回転のために搭載されおり、各々 の周辺部に0から9の数字でマークを付けられるが、その周辺部にマークされる どんな数字でも明瞭であることが要求される。ダイヤルは、スピンドル31によ って駆動されて、そして従来の方法(図示されない)で、スナッパー無しで、相 互接続されて、6桁カウンターを形成している。その6個のダイアルは、各々従 来の方法で6桁の数字を表す。各ダイヤルの現在の回転位置を表す値はウインド ウ35を通して視覚的に点検できる。 図2は、本発明による、ダイアル37−47の位置を遠隔的に感知するのに必 要な要素をより詳細に示している。 図2においてダイアルの回りには、それらの面が互いに実質的に直角をなす3 つのコイル51、53、55が設けられている。本実施形態においては、このコ イル51は駆動コイルとして用いられ、単一のリッツワイヤー(Litzwir e)から成りれるが、どのようなワイヤーでも良い。それは多数のコイル領域、 この場合は7つの領域に形成される。リッツワイヤーはInderhuvttenwiese D-52 26 Reichshof-Eckenhagen,Germanyの Elektrisola Dr.Gerd Schildbach GmbH & Co.社から入手可能であり、低AC抵 抗を有する多重撚線であるので好適である。図2から分かるように、コイル領域 はアッセンブリーの両端に提供され、そしてその領域はダイアルの各ペアー間に も提供される。コイル領域の全ては見ての通りスピンドルの回りに提供される。 コイル53はピックアップとして用いられる多巻コイルであって、例えば、y− z面でダイアルの回りに包まれる、単一のリッツワイヤーから作られる。コイル 55は他のピックアップコイルとして用いられ、そして数回x−z面でダイアル の回りに包まれている。これは、リッツワイヤーであっても良い。これらのコイ ルの各々の一端は接地のためであり、他端は点検ポイント(inspection point) への外部的接続のためである。そして、遠隔的に計器を読み取りたい時には、簡 単に駆動コイルに問い合わせ信号を供給することで出来る。これは、以下で説明 されるように、各ダイアルのオリエンテーションについての情報を運ぶピックア ップコイルで受け取られる信号となる。信号により運ばれたその情報は、例えば マイクロプロセッサにより検索されて、主コンピューターへの次のダウンロード のためのメモリ内に記憶される。 図3aは本実施形態における各ダイアルの典型的構成を示している。特に、ダ イアル37の外部ケース61を示している。ホイールハブ63がそれに接続され て、そして第四コイル65、望ましくはリッツワイヤーのコイルが、その周辺の 回りに包まれいる。コイル65はダイアルそれ自体の面と角度yに設定された面 に設置される。更に、この本実施形態によれば、共振回路を形成することが出来 るように、コイル65の両端部間に接続されたコンデンサー66を設ける。 遠隔感知のメカニズムを図4〜10を参考にして説明する。 図4aは電流Idが流れる駆動コイル51の範囲を示しており、それでもって コイル51の軸の方向のIdに正比例する磁束を起こす様を示している。 電磁力(electromotive force=EMF)が、コイルを介して磁束密度が変化す ると磁束密度内に配置されたコイル内に誘導されることは既知技術である。事実 、コイル内に誘導されたEMFの実効値は磁束リンクの変化速度に正 比例する。ここで磁束リンクは、コイル内の巻き数と、磁束がそれを通じて結合 できるコイルの面積とを乗じた、コイルの軸に沿って存在する磁束密度の成分に より与えられる。 それ故に、図2において、駆動コイル51内の電流Idにより生成された磁束 密度は、ピックアップコイル53と55が駆動コイル51に対して直角であるの で、それらのいずれにおいてもEMFを誘導せず、故に何の磁束リンクも存在し ない。しかしながら、図4aにおいて、EMFは、このコイルでの磁束リンクが ゼロでないのでホイールハブコイル65内に誘導される。これら次式により与え られる。 磁束リンク=NrABdcosψ (1) ここでAは、それを通じて磁束が結合できるホイールハブコイル65の面積で あり、Nrはホイールハブコイル65の巻き数、そしてψはダイアルの軸とホイ ールハブコイルの軸との間の角度である。故に、もし駆動コイル内に流れる電流 が次式により与えられるならば: それで、等式1の変化速度に比例しているホイールハブコイル65内で誘導さ れるEMFは次の形となる: EMFr=Ersin2πft (3) 即ち、駆動コイル51内の正弦波的に変化する電流が同周波数ではあるが、位 相が90度ずれたホイールハブコイル65内に正弦波的に変化するEMFを誘導 する。尚、誘導されたEMFの実効値は、ホイールハブコイル65が駆動コイル 51の軸に対して一定角度ψをなすので、ダイアルの位置に依存しない。 図4bに示されるホイールハブコイル65の電気的等価回路において、ホイー ルハブコイル65内を流れる電流は回路のインピーダンスで除算されたEMFに より与えられるる。即ち、ホイールハブコイル内の電流(Ir)は次の等式によ り与えられる: ここでRLは抵抗、Lはホイールハブコイル65のインダクタンス、Cはコン デンサー66、そしてαはR−L−C回路により導かれた位相である。 尚、駆動コイル内の電流がホイールハブコイル回路の共振周波数に等しい時に は、Irは最大となり、そのような状況下で、αはゼロとなる。これの重要性は 後述する。 駆動コイルに対して同様に、ホイールハブコイル内を流れる電流(Ir)はそ の軸方向に比例した磁束密度を生成する。故に、図4aに示されるように、ホイ ールハブコイル65の軸方向の磁束密度Brは生成され、そして次の等式により 表される: ブコイル65の物理的性質、即ち、巻き数、半径等に依存する比例定数である。 以下で示されるように、ホイールハブコイル内の電流により生成される磁束密 度(Br)に対してピックアップコイル53と55の両方でEMFを誘導するこ とが可能である。その実効値(magnitude)はダイアル37−47の位置に依存 する。図4aは、ホイールハブ63が回転すると、磁束密度Brの方向が変化す る様を示していおり、実際は円錐体の外側を辿る。磁束密度Brでの磁束リンク の変化の結果としてピックアップコイル53と55内に誘導されるEMFは、ピ ックアップコイル53と55の軸に沿う磁束密度Brの成分に依存する。磁束密 度Brは、ダイアルの軸上と、そしてそれとの垂直線上にあるその成分、即ち図 4aに示されるBcとBsとに分解しても良い。軸方向成分Bcはピックアップコ イル53、55の面に対して垂直をなし、そして上述のように、故にそれはいず れのピックアップコイルにおいてもEMFを誘導できない。半径方向成分Bsは 、故にピックアップコイルにおいてEMFを誘導できる磁束密度Br の唯一の成分である。しかしながら、ダイヤルが回転すると、Bsも回転して、 各ピックアップコイル内で誘導されたEMFの量が変化する。この点を例示する ために、図5は異なる位置におけるコイルの4つの状態(representation)を示 す。各表現の下にあるのは、ピックアップコイル53と55、そして成分Bsの ベクトル経路のみを示すダイヤルの断面図である。 最初の状態において、ダイヤルは「0」の位置にあり、図1に示されるウイン ドウ35を通して見ることができる。この状態において、Bsはピックアップコ イル53に垂直で、且つピックアップコイル55に平行な面内にある。故に、コ イル53で誘導されたEMFは最大となり、そしてピックアップコイル55で誘 導されたEMFはゼロとなる。 第二の状態はダイアルが「1」まで回転しているものである。故にBsは現在 水平線に対して36度の角度をなす。ピックアップコイル53と55の両方で誘 導されるEMSの量を決定するために、Bsを二つのピックアップコイル53と 55の軸に沿ったその成分、即ち成分75と77の各々に分解することが必要で ある。成分75はBscos36度で与えられ、そして成分77はBssin36 度で与えられる。 第三の状態では、ダイアルが、Bsがピックアップコイル53に垂直で、且つ コイル53に平行な面内に存在する点に達している。故に、ピックアップコイル 53では何のEMSも誘導されないが、ピックアップコイル55において誘導さ れる最大EMSが在る。 図5の最後の状態では、Bsは一般的な角度θをなす。従って、ピックアップ コイル53内で誘導されるEMFはまさしく成分75であり、それはBscos θで与えられ、そしてピックアップコイル55内で誘導されるEMFはまさしく 成分77であり、それはBssinθで与えられる。 故に、ホイールハブコイル65内で誘導されたEMFを決定するために用いら れたのと同じ分析方法を用いることにより、二つのピックアップコイル53と5 5内で誘導されるEMFは成分75、77の各々の変化速度に依存し、そして以 下のように表される: これは、各々の磁束がそれらを通じて結合できるピックアップコイル53と5 5の面積と、各ピックアップコイルの巻き数とは同じであり、そしてダイアルが 変化する速度が駆動コイルに適用される電流が変化する速度と比較して無視でき るほどであると仮定する。 図6は、θの値の変化によって、ピックアップコイル53と55で誘導された EMSのピーク実効値が以下に変化するか、即ちダイアルが回転にともなってい かに変化するかを示している。ここで、二つのコイルの出力は、それらのピーク 実効値がダイアルの角度位置と共に正弦波的に変化し、そしてそれらのピーク実 効値が矩象にある振幅変調された信号であり、それによりダイアル角度位置につ いての特有の情報を運ぶことが出来る。 上記式は、ピックアップコイル内に誘導されたEMFに対して、単一ダイアル に関して計算されている。しかしながら、現在の形態の水道メーターにおいては 、そのようなダイヤルが6つある。1つを含むいかなる数のダイアルであっても 良いが、本発明はこれに限定されない。従って、重ね合わせにより、誘導された 総EMFは6つのこれらの信号の合計により与えられる、即ち: 等式8と9は振幅変調された信号の典型的形式を有する。即ちピックアップ により振幅変調される搬送信号[cos(2πft−αi)]がある。故に、各 ダイアルのオリエンテーションを決定するために、これらの信号は復調されなけ ればならない。 振幅変調された信号を復調するのに有効な多数の既知技術がある。本実施形 態において、変調された信号は、駆動コイルに適用された電圧の位相されたもの を乗じ、次にローパスフィルタを施す。図において、簡単にするために、90度 の移相であるとして例を示す。しかしながら、当業者が理解するように、必要と された位相の量は駆動とピックアップの回路により導かれた位相に依存し、それ は使用される構成要素に依存する。以下で説明されるように、フィルタ処理され た信号はアナログ/デジタルコンバーター(図示せず)を介してマイクロプロセ ッサに送られ、ここでθiの値が確認される。 図7は本実施形態におけるダイアルのオリエンテーションを遠隔的で感知する ためのシステムの電気的等価回路を示している。同図を用いて、上記分析を要約 し、システムの残りの要素を更に説明する。 図7において、問い合わせ電圧源81は駆動コイル51上に適用(apply)さ れる。これにより、電流を駆動コイル内に流し、各々のダイアル37−47と関 連した共振回路87−97内に流れる電流を誘導する。これらの電流は、ピック アップコイル53と55の各々の電流を順に誘導する。その実効値(magnitude )は各ダイアルの位置に依存する。ピックアップコイルの各々からの信号は問い 合わせ電圧源81の90度移相されたものを有する混合器99内で混合され、次 にローパスフィルタ(103)で濾波され、等式により与えられる復調信号S53 ,S55を生成する: これらの復調された信号における問題は、各ダイアルの位置についての情報が 同時に受け取られるということである。しかしながら、もし一方のダイヤル ものから識別することが可能となる。 共振周波数において誘導されたEMF内に鋭いピークがある。故に、駆動コイル 内の電流の周波数がダイアルの共振周波数に等しいと、そのダイアルからの結合 効果が際立って増加する。 従って、各共振回路87−97の共振周波数を異ならせることによって、異な る周波数の電流を駆動コイル51に適用することにより6つのダイアルからの信 号を識別することが可能である。 図9は各ダイアルによりピックアップコイル53、55内で誘導されるEMF のピーク実効値がいかに周波数と共に変化するかを示している。横座標に沿って 各ダイアルの共振周波数f1−f6がマークされる、ここで下付き数字はダイアル の番号を表す。この形態において、一つの共振周波数から次へと約20%の、即 ちf2=f1+20%f1、f3=f2+20%f2等の周波数の増加がある。本実施 形態において、感知システムは1−10MHz間で動作する。再び、しかしなが ら、本発明はこれに制限されない、そしてシステムはほとんどの実用的な周波数 で動作すべきである。この例においては、有効帯域幅は、隣接するコイルからの 信号が妨害しないほど十分に大きい。残念ながら、そのように大きな帯域幅では 、電子構成が複雑となり、故に、より高価となる。図9は各ダ 定であることを示す。これは不可欠ではないが、それがマイクロプロセッサ10 5で必要とされる計算を単純にする。 図10は、有効帯域幅がより小さい例を示している。共振周波数が互いにより 接近しているので、各ダイアルの特性が隣接する共振周波数ダイアルの特性とオ ーバーラップし始める。これは隣接した共振周波数を有するダイアルが互いに結 合することを意味する。この効果を低減する一つの方法は、隣接する共振周波数 でダイアルを物理的に分離することによる。 図10は、ダイアル1が最下位共振周波数f1を有し、ダイアル4が第二下位 周波数f4を有し、そしてダイアル2が次下位周波数f2を有する等、この例を 示す。図10は隣接する共振周波数を物理的に分離する一つの方法を示すが、こ れを達成する多数の異なる方法があることはこれら当業者には明白であろう。 故に、ダイヤルの1つの共振周波数と同じ周波数を有する信号を適用すること により、ローパスフィルタ103の出力における信号S53,S55は本質的にまさ しくそのダイアルからの結合効果となろう。故に、駆動コイルに順に各ダイアル の共振周波数を有する信号を適用することにより、各ダイアルのオリエンテーシ ョンは従来の方法でマイクロプロセッサ105内で正規逆正接関数を、即ちθ= arctan(sinθ、cosθ)を用いることによって計算できる、それは 範囲0≦θ<2π上に同形写像を提供する。 更に、各ダイアルがその中にある限定された数の実用的位置しかないので、受 け取られた信号をルックアップテーブルと比較して、そしてそのように各ダイア ルの位置を発生することもまた可能である。このような処理は既知技術であるの で、これ以上の説明は不要であろう。 図3aは一方の側面端から反対の側面端までホイールハブの周りに巻き付けら れたコイルを示すが、端面図におけるホイールハブコイル65の搭載はこれによ って制限されない。実際は、駆動コイル51からピックアップコイルまでの合理 的な結合は、ホイールハブコイル65の面とダイアルの面との間の角度、即ち角 度ψが20°から80°の範囲内にあるときに達成できる。 しかしながら、上記分析は駆動コイル51に適用された信号のピックアップコ イル53と55への結合の極端に単純化した考察である。そしてダイアルの共振 回路間に存在するクロスカップリングを考慮に入れていない。共振回路87−9 7間の結合はホイールハブコイル65の面とホイールハブそれ自体の面との間の 角度、即ち角度ψに依存することは当業者であれば明白であろう。最小クロスカ ップリングのために、この角度は、出来るだけ90度に近くあるべきである。し かしながら、このような状況の下で、駆動コイルからピックアップコイルへの結 合もまた最小限となる。故に、図3bに示されるように、もしψが65度から7 5度の範囲内にあるならばより好ましい。 図11は第二実施形態の電気的等価回路を示している。ダイヤルとコイルの 物理的配置が第一形態におけるものと同様であるので、更なる説明はしない。図 11において、問い合わせ電圧源81は、スイッチ85を介して二つのコイル5 3と55に交互に適用される。励起されると、コイル53と55は共振回路87 −97の各々にEMFを誘導する。各共振回路内で誘導されたEMFの実効値は 、各々のダイアルとEMFを誘導するコイルとの相対的位置に依存する。事実、 誘導されたEMFは、コイル53が励起される時はcosθi、そしてコイル5 5が励起される時はsinθiにより振幅変調される。ここでθiは第一実施形態 におけるのと同じである。 共振回路87−97内の誘導されたEMFは、その実効値が共振回路のインピ ーダンス、適用された電圧の周波数に依存して電流を起こす。次に、共振回路8 7−97内を流れる電流に比例するEMFがコイル51内に誘導される。 本実施形態において、コイル53と55は駆動コイルとして使用され、そして コイル51はピックアップコイルとして使用される。「ピックアップされた」信 号は、第一の実施形態と同じように、次に混合器99とローパスフィルタ103 とを介して復調されて、マイクロプロセッサ105に適用される。しかしながら 、本実施形態においては、マイクロプロセッサに導かれた信号はコイル53と5 5からの信号の時分割多重化されたものとなる。故に、マイクロプロセッサはス イッチ85の切り換えタイミングを制御する、つまり、それについての知識を有 する必要がある。それはいつそれがコイル53からの信号を受け取るか、そして コイル55からの信号をいつ受け取るのかである。 ダイヤル情報を抽出する方法と各ダイアルについての情報を得るために異なる 周波数で駆動コイルを励起する方法は本発明の第二の実施形態においては同じで あるので、更には説明しない。この方法は、適用された問い合わせ信号が変化す る速度と比べてずっと遅い速度でダイアルが回転するので可能である。故に、切 り換えの結果として生じる逆効果は何も無い。 図12は第三の実施形態の電気的等価回路を示している。ダイアルとコイルの 物理的配置は第一の実施形態におけるのと同じであるので、更なる説明はしない 。本実施形態において、問い合わせ電圧源81はコイル53に直接的に適 用され、そして90度位相したものがコイル55に適用される。これらの二つの コイル内の電流は、その実効値が各々のダイアルの位置に依存する共振回路87 −97内でEMFを誘導する。 第二の実施形態におけるように、誘導されたEMFは電流を各共振回路内に流 し、それは順にコイル51内のEMFを誘導する。しかしながら、本実施形態に おいては、コイル51により「ピックアップされた」信号は直交信号である。従 って、信号を復調して、正弦と余弦情報を得るためには、コイル51上の信号が 混合器99に適用され、スイッチ107の位置により、コイル53に適用された 信号のものと、或いはコイル55に適用された信号のものと混合される。従って 、スイッチ107を切り換えることにより、ローパスフィルタ103の出力にあ る信号はsinθiとcosθiとについての情報を含む時分割多重化信号となる 。この信号は次にマイクロプロセッサ105に送られる、そこで第二の実施形態 におけるのと同様の方法で各ダイアルの位置が計算される。 図13は第四の実施形態で使用された一つのダイアルと、駆動とピックアップ のコイルの部分との構成を概略的に示している。図13において、駆動コイル5 1、ピックアップコイル55、そして各回路の共振周波数が異なるようにコイル とコンデンサーから構成される二つの共振回路11と113とがある。 本実施形態において、駆動コイル51はホイールハブ63と同じ軸を有し、そ してピックアップコイル55はそれと垂直な面にある、そして単純化するために 、共振回路111と113のコイルは互いに垂直をなし、それらの間に何の結合 もない。これは不可欠ではなく、二つのコイル111と113とは非直角であっ ても良いが、そのようのシステムにおいては、共振体コイルの相対的方向(orie ntation)は既知でなければならない。 動作時、駆動コイル51は二つの共振回路111と113内でEMFを誘導す る。これらのEMFにより生成された電流は駆動コイル内の電流の周波数に依存 する。もし駆動コイル電流が回路111の共振周波数と同じであるならば、その 中に流れる電流は非常に大きいが、回路113内の電流はごくわずか(nominal )である。同様に、もし駆動回路内の電流の周波数が回路113の共 振周波数に等しければ、その中を流れる電流は非常に大きく、回路111内を流 れる電流はごくわずかになる。 共振回路内に流れる電流はピックアップコイル55内にEMFを誘導する、そ の実効値は他の実施形態におけるのと同じように、角度θの正弦に依存する。し かしながら、回路111、それから113を順に励起することにより、sinθ についての情報とsin(90+θ)(=cosθ、二つのコイルは90度だけ ずれているので)についての情報がコイル55上でピックアップされる。ピック アップコイル55上の信号からこの情報を抽出するために必要とされる残りの信 号処理は、先の実施形態におけるのと同じであるので、更に説明されない。 上記の第四の実施形態においては、回路111と113とが順に励起されたが 、それらの両方が同時に励起されても良いことは当業者には明白であろう。更に 、コイル51はピックアップコイルとして使用されても良く、そしてコイル55 は駆動コイルとして使用されても良い。 上述のように、第一の実施形態において、各ダイアルと関連した誘導的に結合 された共振回路は他のダイアルのこれらからのクロスカップリングの支配を受け る。クロスカップリングを低減する一つの方法は、共振回路を容量的に駆動する ことによる。 図14aは第五の実施形態を示している。この形式では、第1の形式のように 、コイル53と55は、コイルの一端が接地され、そして他端が点検ポイント( 図示されない)に接続されるピックアップコイルとして働く。しかしながら、こ の形態においては何の駆動コイル51もない。その代わりに駆動電圧がワイヤー 150を通じてスピンドル31に直接的に供給される、そしてこの回路の効果的 なリターン経路はダイアルの外側から接地に、例えばダイアルハウジング29へ の静電容量を通じてである。 図14bはこの第五の実施形態で使用するダイアルの一つの構成を示している 。ダイアルの中に、スピンドル31に近接して搭載された導電性(conductive) プレート151を設け、それによりコンデンサーを形成して いる。導電性プレートに取り付けられるのは、コンデンサー66と誘導性コイル 65とから構成される共振回路である。その共振回路は、図示のように、誘導コ イルの磁気の軸Brがスピンドルの軸と垂直をなすように配置される。 動作時、問い合わせ電圧がスピンドルに印加されると、対応する電流が共振回 路内に容量的に結合され、その実効値は適用された問い合わせ電圧の周波数に依 存する。そしてこの周波数は共振回路の共振周波数と同じである時に最大となる 。他の実施形態と同様に、共振回路のコイル65内を流れる電流は、その軸の方 向に磁束密度を生成する。この形態においては、これはそのダイアルの軸と垂直 をなす。故に、ダイアルが回転すると、磁束がピックアップコイル53と55の 各々にEMFを誘導する。誘導されたEMFの実効値はダイアルの方向(orient ation)に依存する。そして、コイル53、55は本実施形態においては直角で あるので、これらのコイルに誘導されたEMFの実効値は直角位相になる。 図14cはこの形態における各ダイアルの駆動と共振回路の電気的等価回路を 示している。共振回路87−97への入力は、シャフト31と各々のプレートに あって、シャフトとプレートはよってダイアル角度位置に依存しない値を持つコ ンデンサーを形成する。各ダイアルの共振周波数を異なるようにすることにより 、他の実施形態と同様、異なる周波数の電圧をスピンドル31に印加することに より各ダイアルからの信号を識別することが可能である。このメカニズムと、ピ ックアップコイルから受け取った信号から各ダイアルのオリエンテーションを計 算する方法は先の実施形態においても、すでに完全に説明されているので、更に 説明されない。 他の実施形態において、図14aで示されたものと同様であるが、プレート1 51はその横断形状が円形であり、スピンドル31を包囲する配置を提供するこ とも可能である。第2プレートは、ホイールハブの周辺回りに配置して、共振回 路が二つのプレート間に接続されるようにする。このような形態において、内部 プレートは、コイルにより生成された磁界を通過させないようにすることが望ま れる。これにより、このプレートはLC回路の共振に影響を与えな くなりる。また、共振磁界がピックアップコイルと結合するプレートを通すよう に、外部プレートは共振磁界に対して透明であることが望ましい。 その透明プレートは、低導電性型のプレートを利用するか、或いはその代わりに その回りに放射状溝を持たせることにより提供されても良い。 共振回路とピックアップ手段間の結合もまた容量的に行われても良く、例えば ピックアップ手段をコイルから平行プレートに変更することにより、ダイアルの セットがプレート間に搭載されるように配置されることは当業者には明白であろ う。 第二、第三、そして第四の実施形態において、第一形態に行われた修正が上記 第五の実施形態にも等しく適用できることは当業者には明白であろう。例えばコ イル53と55は駆動コイルとして使用されても良い、それで復調と処理のため の出力信号はワイヤー150上で利用可能である。 読者が理解する上記形態のいずれにも適用可能な多数の修正が説明される。 しかしながら、第一の実施形態においては、ピックアップコイル53と55か ら生成された信号は異なる混合器とローパスフィルタに供給されるが、それらを 単一混合器と単一ローパスフィルタに交互に供給しても良い。この場合には、そ の中への入力はピックアップコイル53とピクアップコイル55間で切り換えら れる。本実施形態において、マイクロプロセッサに送られた信号は第二の実施形 態におけるのと同じ時分割多重化特性を有し、そしてダイアル位置も同じ方法で 決定される。 図15は、駆動コイルに印加された電圧が全ての共振周波数を同時に含む場合 における、ダイヤルの位置を検出する方法を示している。例示目的のために、こ れは第四の実施形態に関連して説明されるが、他の形式にも等しく適用可能であ る。図15において、コイル55によりピックアップされた信号は異なる周波数 成分上に広がった各ダイアルについての情報の全てを含む。その情報を抽出する ために、信号は、スイッチ115を用いて各共振周波数と順に混合される。この 場合、各ダイアルに二つづつ、12の共振周波数がある。濾波後、結果として生 じる信号は、各ダイアルに対して正弦と余弦の条件の時分割多重 化信号となる。故に、マイクロプロセッサが各ダイヤル共振回路とスイッチ11 5の位置とについての知識を有する限り、それは各ダイアルの方向を決定するこ とが出来る。 更に、適用された電圧は所望の範囲の周波数を通じて段階的に切り換えられる か、または掃引されても良いし、或いは周波数の全ては同時に適用されても、他 の選択肢もまた可能である。例えば、提供された電圧は同時に発生された所望の 周波数のバーストを含む、或いはある状況においては、共振を引き起こすために 必要とされるこれらに加えて多数の周波数を含む、ホワイトノイズなどのバース トノイズの形もあり得る。 上記実施形態において、駆動コイルとピックアップコイルの配置は、これらの コイルの面が直角となるようにしており、そして誘導的実施形態においては、コ イルの一方がダイアルの回転軸と同じである軸を有する。処理に都合の良い形式 で出力信号を提供するが、このような構成は不可欠ではない。例えば、コイルの 面間の角度は90度である必要はなく、そして/またはコイルはどれもダイアル の回転軸と同じであるか、または平行である軸を持たないように配置できる。当 業者であれば理解できるように、追加的処理が、そのようなコイル配置により導 かれる出力信号の追加的成分を排除するために必要である。 上記誘導的実施形態において、コイル51はダイアル37から47の間の領域 で巻かれているように示される。しかしながら、修正として、コイルがダイヤル の周囲の外に、或いはコイル53、55を越えるほど十分に大きな径を有するコ イル51を順に巻くことも可能であり、そしてダイアルのセットに渡って10タ ーンほど有しても良い。 更に、上記形態の全てにおいて、ダイアルあたり二つの出力、即ち二つの別の 出力、或いは時分割多重化出力が使用される。但し、二つ以上のものが、二つ以 上の非平行検出手段、或いは二つ以上の非平行共振体を用いることにより得るこ とが出来る。しかしながら、このようなシステムでは、非平行検出器手段、或い は共振体の相対的方向は予め知られていなければならないし、そしてその配置は 不必要に複雑にする。 更なる修正として、3つの独立して軸回りの回転を指示する信号を提供するた めに追加的駆動、ピックアップ、そして結合手段とを提供することが可能であろ う。 本発明が複数のダイアルに適用されるところでは、各ダイルを識別するための システムの選択性は各ダイアルの図8で示された共振特性に依存する。理想的に は、これは、もし選択性が高くするのであれば、高い最大値、低い最小値、そし て狭いピーク幅とを持つべきである。 この曲線の特性を改善する一つの方法は、フィライトコアー回りのダイアルと 関連して、コイル65を巻くことである。これはより小さなコイルをも使用でき るようにし、それは各ダイアルのコイル間のクロスカップリングをも低減する。 この特性を改善する他の方法は、より細いリッツワイヤーを使用すること、或い はコイル巻きの径を増すことである。しかしながら、コイル巻きの径が増加でき る量は、他の共振体とのクロスカップリングの量により制限される、それは出力 の実効値よりも重要である。 図17aに示された共振体の共振特性を鋭敏にする他の方法は、ホイールハブ コイル65とコンデンサー66とに直列にしたセラミック型共振体161を採用 することである。このような実施形態においては、コイル65のインダクタンス の値とコンデンサー66の静電容量の値とは、それらのインピーダンスがセラミ ック共振体の共振周波数で取り消すことが出来るように選ばれるのが望ましい。 セラミック共振体を使用すると、図9、或いは図10に示されるピークの幅がよ り狭いのでマルチダイアル装置に必要とされる帯域幅を狭くすることができる。 故に、一つの共振周波数から次への周波数の増加は約5%、即ちf2=f1+5% f1等になる。セラミック共振体161はプリント回路基盤上への表面実装に最 適である。適当なセラミック共振体は、AVX 京セラ(Kyocera)、Stafford House、Station Road、Aldershot、Hants、United Kingdom)、或いはMurataに より供給され、Cirkit、Mercury House、Calleza Park、Aldermaston、Reading ,Berkshire,United Kingdomにより販売される、そして図17bに示されるよ うに搭載されても良い。 フィライトコアーが共振体の特性を改善するために使用されると、シャフト回 りにそれをいかに据え付けるかが問題になる。 図18はこの問題への1つの解決策を示している。図18において、コイル1 22はフライトコアー123の回りに巻き付けられる、そしてコンデンサー(図 示されない)はコイルの端部に接続され、それにより共振回路を形成する。本実 施形態において、共振回路はダイアルの中心に搭載され、コイルの軸はダイアル の軸に対して斜めに向けられる。このタイプのダイヤルにおいては、スピンドル を中心に通すのが困難であるので、各ダイアル125と127の端部はホイール 支持128により支持されても良い。 遠隔感知システムの精度は各ダイアルと関連した結合回路の製造に依存する。 従って、これらの回路が、製造後に調整されるならば、これはシステムの性能を 改善する。図19はこれを達成する一つの方法を示す。図19において、可変イ ンダクタンスコアー131はコイルのネジを内外に動かすことにより調整される 。この形態においては、ダイヤルは、小さなネジ回しによる調整を可能にする開 口部を有する穴135を通して可変インダクタンスコアーを挿入できるように製 造される。他の方法は、トリミングコンデンサーを使うことである、或いは交互 に、もし共振体が5%の範囲内まで製造できるならば、電圧源は±5%周波数ス パンを通じて掃引するようにプログラムできる。 上記実施形態の性能に影響を及ぼす他の要因は駆動とピックアップのコイルの 自己共振である。これは、それらの共振周波数がホイール共振周波数の最高値よ り上であることを保証することにより緩和出来る。 全ての上記の形態において、コイルをコンデンサーを含む共振回路は、駆動手 段内を流れる電流をピックアップ手段に結合するために使用された。これはその ような結合を達成する唯一の方法ではない。例えば、図16aに示されるように 、電子部品機密保護ラベル用に使用されるもののようなプレーナー型エッチング によるLC共振体が使用されても良く、そして示されるようにダイアルの面に対 して斜めに傾けられる。このようなプレーナ型LC共振体は従来の形状と構造の ものであっても良い。例えば図16bに示されるように、ポリプ ロピレン、または約6ミクロン厚の他の適当な絶縁材料141のフィルムは一方 の面に約5ミクロン厚の薄いアルミニウム層を有し、そして他方の面にはより厚 い、例えば25ミクロン厚のアルミニウムがある。その厚いアルミニウム層はコ ンデンサー143の1つのプレートを形成して、そしてそれがポイントPに達す るまで示される方法でコンデンサー143の一つのプレート回りに巻くコイル1 45としてそれから継続し、そこにはポリプロピレンフィルム内に道があり、そ れを通じて示されるようにそれはコンデンサー143の第二プレートを形成する 薄いアルミニウム層を運ぶ反対面に進む。それによってポリプロピレンフィルム 141は、コンデンサー143の静電容量を増やす誘電体として働く。アルミニ ウムの2つの層は、ポイントPにおける道を介して共に接続される、それにより LC共振回路を作る、その共振周波数はコンデンサーのプレートを形成するアル ミニウムの面積に依存する。 図16aに示されるように、プレーナー型LC共振体117は、ホイールハブ の一つ、或いは望ましくは二つの部分119と121との間で挟み込まれる。 磁歪共鳴体要素の使用もまた可能である。このような場合、各ダイヤルは、ダ イアルの相対的方向に依存して駆動からピックアップ手段に信号を結合できる特 定の周波数に応答的な磁歪共鳴体要素と関連付けた。各磁歪共鳴体要素に必要と されるバイアス磁界は、一定DC信号を駆動に適用することにより、或いは望ま しくは所望のバイアスを提供できるように各ダイアル上に配置された小磁石を搭 載することにより提供されても良い。このような形態においては、共振体間結合 の問題は、より低い電機的結合のため大きく低減される。しかしながら、システ ムはバイアスに影響を及ぼす外部磁界の影響を受けやすくなる。 図20はLC共振回路の代わりを示す、そこではフェライト材料121の長さ がダイアルの範囲内に位置するので、それはダイアルの軸に対して斜めにおかれ て、そしてその中心を貫通することが出来る。本実施形態においては、異なるダ イアル内でフェライト材料の長さを異なるようにすることによりダイアルを識別 することが可能である、それにより各ダイアルに異なる機械的共振周波数を与え ることが出来る。 全ての上記形態において、各ホイールはその結合要素の特性により識別される ので、組み立てられた時のダイアルのセットは正しい順序になっていることが重 要である。図21は一つの方法を示す。各ホイールにはマークが付けられている ので、一直線上に整列されたゼロで組み立てられるとき、そのマークは螺旋パタ ーンを形成する。つまり、正しくないホイール順序付けはその螺旋パターンを形 成しない。 ホイール位置決めに関する他の問題は、軸ブレ運動(震え)により導かれるエ ラーである。これはより長いホイール軸受けと、より密な軸受け許容値を用いこ と、そして共振コイルとホイール間の角度を十分に大きく選択することにより低 減させても良い。 問い合わせ信号は、電圧制御発振器(VCO)、或いは水晶とプログラム可能 周波数分割器と用いることにより発生されても良い。 採用される基本的信号処理装置は、ホイール位置計算機と出力データフォーマ ッターを伴う2チャンネル(または切り換えチャンネル)アナログ/デジタルコ ンバーターである。ホイール位置計算は逆正接関数を含むが、少しの値しか必要 とされないので、チップ、または他のメモリ装置内に記憶されたルックアップテ ーブルを用いるほうがより良い。 すべての上記機能は、マイクロプロセッサか、またはカスタムASIC(特定 用途向け集積回路)のいずれかである単一集積回路チップにより提供できる。更 に、同一チップはまた、駆動コイルに段階的、掃引、或いはバースト周波数励振 を与える。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月14日 【補正内容】 請求の範囲 1.それぞれが回動するように装着された電磁中間デバイス(EID)を有する 、複数の回動部材の角度位置を指示するための装置であって、各EIDを電磁的 に付勢する入力手段と、各EIDに電磁的に結合される出力手段とを備え、 各EIDは電気的な共振回路であって、他のEIDとは異なる共振周波数を有 しており、前記入力手段で付勢されたときに、前記入力手段と前記EID間を結 合する量に比例する電磁場を生成し、この電磁場は回動部材に対応する角度位置 に依存した特性で前記出力手段に出力信号を生成させ、各EID及び、前記入力 手段と出力手段の一方との間の電磁的結合の度合は、回動部材に対応する角度位 置の関数として変化し、前記角度位置に依存して変化する出力信号を発生させる ことを特徴とする装置。 2.各EID及び、前記入力手段と出力手段の一方の間の電磁的な結合の度合は 回動部材に対応する角度位置に実質的に依存しないことを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の装置。 3.前記入力手段と出力手段の一方に対する他方は、第1、第2の実質的に平面 コイルを備えることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 4.前記第1、第2の実質的に平面コイルは互いに所定角度だけ傾いて設けられ ていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の装置。 5.前記角度は実質的に90度であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載 の装置。 6.前記入力手段と出力手段の一方に対する他方は、前記出力手段であり、各E IDは前記入力手段の付勢に応じて、第1、第2の出力コイルを付勢して、第1 の出力コイルに第1の出力信号を、第2の出力コイルに第2の出力信号を 生成させることを特徴とする請求の範囲第3乃至5項のいずれかに記載の装置。 7.前記各EIDは前記入力手段に誘導的に結合されることを特徴とする請求の 範囲第6項に記載の装置。 8.前記入力手段はコイルであって、その軸は前記回動部材の方向軸と実質的に 同じであることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装置。 9.前記入力コイルの軸は、前記第1の出力コイルの軸に実質的に直角であって 、前記第2の出力コイルの軸にも実質的に直角であることを特徴とする請求の範 囲第8項に記載の装置。 10.各EIDは前記入力手段に容量的に結合されていることを特徴とする請求 の範囲第6項に記載の装置。 11.前記入力手段は前記回動部材が回動する軸に導電性スピンドルであること を特徴とする請求の範囲第10項に記載の装置。 12.前記入力スピンドルの軸は、第1の出力コイルに対して実質的に直角であ り、前記第2の出力コイルに対しても実質的に直角であることを特徴とする請求 の範囲第11項に記載の装置。 13.前記入力手段と出力手段の一方に対する他方は前記入力手段であり、各E IDは前記第1及び第2の入力コイルの付勢に応じて前記出力手段を付勢し、第 1、第2の出力信号をそれぞれ生成させることを特徴とする請求の範囲第3乃至 5項のいずれかに記載の装置。 14.前記各EIDは前記出力手段に誘導的に結合されることを特徴とする請求 の範囲第13項に記載の装置。 15.前記出力手段はコイルであって、その軸は前記回動部材の回転軸と実質的 に同じであることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の装置。 16.前記出力コイルの軸は前記第1の入力コイルの軸に実質的に直角であって 、前記第2の入力コイルの属に実質的に直角であることを特徴とする請求の範囲 第15項に記載の装置。 17.各EIDは前記出力手段に容量的に結合されていることを特徴とする請求 の範囲第13項に記載の装置。 18.前記出力手段は前記回動部材が回動する導電性スピンドルであることを特 徴とする請求の範囲第17項に記載の装置。 19.前記出力スピンドルの軸は、第1の入力コイルの軸に対して実質的に直角 であり、前記第2の入力コイルの軸に実質的に直角であることを特徴とする請求 の範囲第18項に記載の装置。 20.各EIDは前記第1、第2のコイルのそれぞれに誘導的に結合されている ことを特徴とする請求の範囲第3乃至19項のいずれかに記載の装置。 21.各回動部材はそこに装着された第2のEIDを有し、そのEIDは前記入 力手段及び出力手段に電磁的に結合することで、第2のEIDが前記第1の入力 手段で付勢されたときに、入力手段と第2のEID間の結合の度合に比例する電 磁場を発生させる、そして、電磁場は回動部材に応じた角度位置に依存した特性 で、出力手段内の第2の出力信号を誘導する、そして、前記第1のEIDに対応 して発生した電磁場の軸とは異なる軸を持った第2のEIDにより生成された電 磁場は、対応する第1のEIDによって誘導された出力信号とは異なるように、 対応する第2のEIDによって誘導された出力信号を発生させ ることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 22.各第1のEIDによって発生した電磁場の軸は、対応する各第2のEID によって発生した電磁場の軸に対して実質的に直角であることを特徴とする請求 の範囲第21項に記載の装置。 23.各EIDは前記入力手段と第2の出力手段の一方と誘導的に結合されるこ とを特徴とする請求の範囲第21項或いは第22項のいずれかに記載の装置。 24.前記入力手段と第2の出力手段の一方はコイルであって、その軸は前記回 動部材の回転軸に実質的に同じであることを特徴とする請求の範囲第23項に記 載の装置。 25.前記入力手段と第2の出力手段の一方は入力手段であって、前記出力手段 は、入力コイルの軸に対して所定角度だけ傾いた軸を有する実質的に平面なコイ ルであることを特徴とする請求の範囲第24項に記載の装置。 26.前記角度は実質的に90度であることを特徴とする請求の範囲第25項に 記載の装置。 27.各EIDは、前記入力手段と出力手段の一方と容量的に結合されているこ とを特徴とする請求の範囲第21項又は第22項に記載の装置。 28.記前記入力手段と第2の出力手段の一方は、回動部材が回動する導電性ス ピンドルであることを特徴とする請求の範囲第27項に記載の装置。 29.前記入力手段と第2の出力手段の一方は入力手段であって、前記出力手段 は入力スピンドルの軸に対して所定角度だけ傾いた軸を有する実質的に平面名コ イルを備えることを特徴とする請求の範囲第28項に記載の装置。 30.前記所定角度は実質的に90度であることを特徴とする請求の範囲第29 項に記載の装置。 31.各EIDは前記入力手段及び前記出力手段の容量的に結合されることを特 徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 32.各中間デバイスはインダクターキャパシタ共振回路もしくはインダクター セラミック共振回路であることを特徴とする請求の範囲における従前のいずれか の項に記載の装置。 33.前記回動部材は計器のダイヤルであることを特徴とする請求の範囲におけ る従前のいずれかの項に記載の装置。 34.複数の回動部材の角度位置を判断する方法であって、 前記入力手段に、各回動部材のEIDを付勢するに適した周波数で交流電流を 供給することで、前記請求の範囲のいずれかの項に記載の装置の入力手段を付勢 し、 それに応じて前記出力コイル内で生成された出力信号を検出して、前記複数の 回動部材の角度位置を得る ステップから構成されることを特徴とする方法。 35.前記交流電流の周波数は1から10MHzの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第34項に記載の方法。 36.前記入力手段は、順次周波数を変化させる技術、或いは、周波数バースト 技術、段階的に周波数を変化させる技術のいっずれかを使用して付勢することを 特徴とする請求の範囲第34項に記載の方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回動可能部材の角度位置を指示するための装置において:入力コイル、出力 コイル、そして前記コイルの各々に誘導的に結合された中間磁気デバイスを備え 、 それで前記入力コイルの付勢が中間デバイスを付勢し、そして中間デバイスの 付勢が出力コイルを付勢し、 前記中間デバイスは、前記角度位置の機能としての前記コイルの少なくとも一 方の相対的な方向の磁気軸を有することで、前記出力信号が前記角度位置に応じ て変化する ことを特徴とする装置。 2.前記中間磁気デバイスは前記回動可能部材と共に回転するために搭載され、 そして前記入力コイルの付勢時に、前記回転可能部材の全角度位置に対して実質 的に前記コイルの一つとの一定の結合を提供するように配置されることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の装置。 3.前記コイルの一つは実質的に平面であり、その軸は前記回動可能部材の回転 軸と同じとなるように配置されることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装 置。 4.前記コイルの一つは前記入力コイルであり、前記中間デバイスは前記出力コ イルに関するその方向が前記角度位置の関数として変化する軸を有することを特 徴とする請求の範囲第2、3項のいずれかに記載の装置。 5.第1、第2の出力コイルを有し、それらは、 前記入力コイルの付勢が中間デバイスを付勢し、中間デバイスの付勢が前記角 度位置に依存して第1、第2の出力コイルを付勢することで、前記第1出力コイ ル内に第1出力信号、そして前記第2出力コイル内に第2の異なる出力信 号を生成するように、に配置されたことを特徴とする前記請求の範囲のいずれか の項に記載の装置。 6.前記第1と第2出力コイルは実質的に平面であり、それらの面は非平行で、 且つそれらの間に角度を有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の装置 。 7.前記角度は実質的に90度であることを特徴とする請求の範囲第6項に記載 の装置。 8.前記入力コイルは実質的に平面であり、前記第1と第2出力コイル、そして 前記入力コイルは、それらの面が実質的に直角をなすように配置されることを特 徴とする請求の範囲第7項に記載の装置。 9.前記コイルの一つは前記出力コイルであり、それにより前記中間デバイスy は前記角度位置の関数として変化する入力コイルに対して相対的な方向の属を有 することを特徴とする請求の範囲第2、3項のいずれかに記載の装置。 10.第1、第2の入力コイルを有し、それらは、 前記第1の入力コイルの付勢が前記中間デバイス内に第1励付勢を生成し、そ して前記第2入力コイルの付勢が前記中間デバイス内の第2の異なる付勢を生成 するように配置されたことを特徴とする請求の範囲第1、2、3と9項のいずれ かに記載の装置。 11.前記第1と第2入力コイルは実質的に平面であり、それらの面は非平行で 、且つそれらの間に角度を有することを特徴とする請求の範囲第10項に記載の 装置。 12.前記角度は実質的に90度であることを特徴とする請求の範囲第11項 に記載の装置。 13.前記出力コイルは実質的に平面であり、、前記第1と第2入力コイル、そ して前記出力コイルとはそれらの面が実質的に直角をなすように配置されること を特徴とする請求の範囲第12項に記載の装置。 14.第1、第2の中間磁気デバイスを備え、それらは、 前記入力コイルの付勢が第1と第2中間デバイスを付勢し、第1の中間デバイ スの付勢は出力コイルを付勢して第1の出力信号を生成させ、第2の中間デバイ スの付勢は出力コイルを付勢して出力信号と異なる第2の出力信号を生成させる ように配置されたことを特徴とする請求の範囲第1、2、3、4と9項のいずれ かに記載の装置。 15.前記第1と第2中間デバイスは実質的に平面であり、それらの面は非平行 で、且つそれらの間に角度を有することを特徴とする請求の範囲第14項に記載 の装置。 16.前記角度は実質的に90度であることを特徴とする請求の範囲第15項に 記載の装置。 17.前記中間磁気装置はインダクター/コンデンサー共振回路、インダクター /セラミック共振体共振回路、バイアス手段を有する磁気共鳴共振体、そしてフ ェライト要素の一つを含むことを特徴とする前記請求の範囲のいずれかの項に記 載の装置。 18.前記可動部材は計器のダイアルであることを特徴とする前記請求の範囲の いずれかの項に記載の装置。 19.複数のダイヤルを備え、中間磁気デバイスは各ダイアルに提供され、各 中間デバイスは、前記入力コイルの付勢に応じて前記出力コイルを付勢すること で、中間デバイスが関連付けられるダイアルに依存する周波数で出力信号を生成 させることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の装置。 20.前記の複数のダイアルに共通の出力コイルが提供されることを特徴とする 請求の範囲第19項に記載の装置。 21.前記の複数のダイアルに共通の入力コイルが提供されることを特徴とする 請求の範囲第19、20項のいずれかに記載の装置。 22.回動可能部材の角度位置を決定する方法であって、 交流電流を前記入力コイルに適用することにより前記請求の範囲のいずれかの 項に記載の装置の入力コイルを付勢し、 それに応じて前記出力コイル内で生成された出力信号を検出して、前記角度位 置を得るステップから構成されることを特徴とする方法。 23.前記交流電流の周波数は1から10MHzの範囲内にあることを特徴とす る請求の範囲第22項に記載の方法。 24.計器を読み取る方法であって、 各ダイアルに提供される中間磁気デバイスを付勢するのに適切な周波数の交流 電流を前記入力コイルに供給することにより、請求の範囲第19項に記載の装置 の入力コイルを付勢し、 それに応じて前記出力コイル内で生成された出力信号を検出し、計器読み取り を得るステップを備えることを特徴とする方法。 25.前記交流電流の周波数は1から10MHzの範囲内であることを特徴とす る請求の範囲第25項に記載の方法。 26.回動可能部材の角度位置を判断する方法であって、 第1と第2の実質的に平面コイルを備え、それらの面は実質的に垂直をなす; 前記部材に接続された結合手段に前記コイルのの一方を介して交番磁界を供給 し、 ここで、前記結合手段が前記コイルと前記部材に相対的に配 置させることで、前記第2のコイル内で信号が生成されるよ うにし、その信号は前記供給された磁界と前記角度位置に応 じた振幅を有する、 前記信号を検出し、前記角度位置を得る ステップを備えることを特徴とする方法。 27.回動可能部材の角度位置を判断する方法であって、 前記部材上に実質的な平面結合手段を備え、 前記結合手段を第1と第2の実質的な平面コイルに相対的に移動させ、 ここで、それらの面は実質的に垂直をなし、前記結合手段の 面の角度は前記角度位置の関数として前記コイルの一つの面 に関して変化する、 前記コイルの一つを介して前記結合手段に交番磁界を供給し、 これにより、結合手段は前記角度位置に依存する振幅で前記 磁界を他のコイルに結合する、 前記の他のコイル内の磁界を検出して、前記角度位置を得る、 ステップから構成されることを特徴とする方法。 28.回動可能部材の角度位置を指示するための装置であって、入力手段、出力 手段、そして前記入力手段と前記出力手段とに結合された中間デバイスとを備え 、 前記入力手段の付勢が前記中間デバイスを付勢し、前記中間デバイスの付勢 が前記出力手段を付勢し、 前記中間デバイスは、前記中間デバイスと前記入力手段の間と、前記中間デバ イスと前記出力デバイスの間の結合範囲を規定する方向の軸を有し、その方向は 少なくとも前記入力手段、前記出力手段の1つが前記角度位置の関数として変化 するようにし、前記出力信号が前記角度位置の関数として変化する ことを特徴とする装置。 29.前記中間デバイスは電磁デバイスであることを特徴とする請求の範囲第2 8項に記載の装置。 30.前記中間デバイスは前記入力手段と前記出力手段の一つに容量的に結合さ れることを特徴とする請求の範囲第28、29項のいずれかに記載の装置。 31.前記中間デバイスは前記入力手段と前記出力手段に容量的に結合されるこ とを特徴とする請求の範囲第28、29項のいずれかに記載の装置。 32.前記中間デバイスは磁気デバイスであり、前記軸は前記中間デバイスの磁 気軸であることを特徴とする請求の範囲第29項に記載の装置。 33.前記入力手段はコイルを含み、前記出力手段はコイルを含む、そして前記 中間デバイスは前記コイルの各々に誘導的に結合されることを特徴とする請求の 範囲第32項に記載の装置。
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