JPH08508668A - ケースによって内視鏡による手術を実施するための装置 - Google Patents

ケースによって内視鏡による手術を実施するための装置

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Abstract

(57)【要約】 切り離された部分を受容するフレキシブルなケースによって内視鏡による手術を実施するための装置が記載されている。本発明による装置は、ケースが少なくとも2つの開口を有しており、これらの開口のうち少なくとも一方の開口が遠位の領域に配置されており、かつ少なくとも他方の開口が近位の領域に配置されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 ケースによって内視鏡による手術を実施するための装置 技術分野 本発明は切り離された部分を受容するフレキシブルなケースによって内視鏡に よる手術を実施するための装置に関するものである。 内視鏡による手術技術は、治療しようとする内臓内の個所を観察して生きてい る身体において種々の手術を実施することを治療医師に許す。 背景技術 内視鏡による手術において、しばしば身体固有の検体が切り離されかつ取り出 される。このため、例えば、組織、臓器又は臓器部分、腫瘍、袋、胆石、腎石又 は類似のもののような身体固有の検体を切り離す及び取り出すための種々の切断 装置が提案されている。 この場合、負担になる問題点は、取り出し動作によって、身体被膜を通る貫通 通路に沿った周辺の身体範囲、もしくは周辺の健康な組織の感染が確実に排除さ れないことにある。感染の危険は、特に悪性の潰瘍を切り離しかつ取り去る際に 起る。 原則的には、このような危険は、取り出される検体が切り離し動作の終了後に 身体内に挿入された容器内に入れられ、この容器が閉鎖され、かつ切り離された 検体と一緒に、現存する又は手術のために形成された貫通部を通って身体から出 されることによって回避されている。 ヨーロッパ特許公開第0507588号明細書により公知の医学的な内視鏡の 器具は、その遠位の端部に閉鎖可能な袋を有しており、この袋は身体開口を通っ て身体内部にもたらされることができ、かつそこにおいて開放された状態で、切 り離された検体の収容を行うことができる。近位の端部に設けられた操作機構の 操作によって、このような袋もしくは嚢は閉鎖可能である。閉鎖された袋は、次 いで、病芽及び/又は癌細胞などの連行による身体部分への感染の危険を生じる ことなしに、身体内部から取り出されることができる。 国際特許公表第92/14407号明細書により公知の内視鏡による外科学の ための抽出袋は、身体内部への挿入のために、もしくは身体内部からの取出しの ために設けられた器具に取り付けられており、かつ再閉鎖可能な開口を有してい る。 さらに、国際特許公表第92/11816号明細書から明らかな容器は、自然 の身体開口を通って、又は人工の身体開口を通って身体内部にもたらされること ができ、かつそこで種々の医学的な補助部材によって処置された組織、臓器又は 臓器部分、腫瘍、例えば腎石のような石状の沈着物又は別の身体固有の検体を受 容するための袋状のコンテナーとして使用される。このような場合にも、それ自 体頑丈な材料から成る、唯1つの開口を備えた袋として構成されており、従って 、袋内で、この袋内に入れられた対象物をある程度の大きさに切り刻む動作を実 施することができる。 最後に、ドイツ連邦共和国特許第4220785号明細書により公知の開腹模 倣袋は、漏斗状の形状を有しており、切り離された身体部分の蓄積は漏斗状に延 びる狭い領域内に存在する。この構成は、先に引用された抽出袋と同様に唯一つ の開口のみを有している。 確かに、先に示された抽出袋のための公知の構成によって、恐らく身体のため に害になる物質もしくは細胞を含む、身体内部で切り離された検体を、病原菌、 悪性の細胞、細菌などの連行によって周辺の身体部分に感染する危険を取り除き つつ身体内部から取り出すという目的は達成される。しかし、このような公知の 容器はある程度の欠点を有している: 第1に、提案された抽出袋の内臓内の充填が複雑である;つまり、公知の袋は 唯一つの開口しか有しておらず、この開口内に、切り離された検体部分がこのた めに設けられた器具類と一緒に入れられなければならない。このような動作は、 ある程度の運動自由室を必要とし、しかしこのような運動自由室は、内臓内、即 ち身体腔内ではまれにしか存在しない。 原則的には、前記の抽出袋によって検体を取り除く際に、取り除かれる検体の 最大の大きさは身体開口の寸法によって制限されており、この身体開口を通って 器具類が抽出袋と一緒に案内される。身体内部で開口より大きい検体が切り離さ れると、検体が袋内に入れられた後に検体を身体開口を通って外方へ取り除くこ とができるように検体を切り刻む必要がある。確かに、抽出袋の内部で既に切り 刻み動作を実施することができるが、注意深い手段においてさえ、検体の切り刻 み中に検体材料から生じる身体を害する物質が周辺の内臓内の領域内に侵入して しまい、これは、公知の抽出袋が、袋開口を袋内に入れられた切り刻み器具に対 してシールして閉鎖する確実な予防処置を施されていないからである。 健康な周辺の組織の汚染は、このような形式で既に身体の内部で排除されてい ない。 公知のすべての抽出袋は、身体の内部で充填されかつ閉鎖されるコンテナーユ ニットとしてのみ利用されている。つまり、これらの抽出袋は、閉鎖された袋の 内部での切り離された検体への適当な器具を用いた操作を行うことができない。 発明の開示 それ故、本発明の課題は、切り取り、切り刻み、並びに身体からの取り出し中 に、切り離された検体に基づく内臓内の汚染の可能性が実際に完全に排除される ような、内臓内のケース内部での内視鏡による手術を実施するための装置を提供 することにある。 さらに、本発明による装置は、身体の内部に入れられたケースを例えば吹込法 によって、身体の内部での検体処置のための運動自由室を形成することができる ように操作するという可能性を与えられるようにする。これと関連して、本発明 によるケースは、必要な外科手術器具による操作を簡単にするという可能性を同 様に与えるようになっており、その結果、内臓外の領域とは別の圧力状態が支配 することになる内臓内の領域での検体の処置が外側からできるだけあっさりと実 施されることができる。 このような課題の本発明による解決策は請求項1に記載されている。本発明の 改良は請求項2以下に記載されている。 本発明は、少なくとも2つの開口を有する内臓内のケースの内部での内視鏡に よる手術を行うという思想を基礎にしている。 このような形式で本発明により構成されたケースは、通常、例えば組織部分も しくは内臓部分の検体を切り離した後に、相応する身体範囲、例えば腹腔(腹部 ) 内に入れられる。この場合、ホース状に延長された開口は導入スリーブを介して 身体から突出する。外側から腹腔内に導入されたつかみ器具は、このつかみ器具 が切り離された検体をつかみ器具を突出させる第2の大きい方の開口からケース 自体内に引き込むように、ケースのホース状開口を通って案内される。 この場合、ケースの開口は、小さい方の開口が例えばつかみ器具の通過を許し 、かつ大きい方の開口がケース内への臓器もしくは臓器部分又は類似の切り離さ れた部分の侵入を可能にするように設計されることができる。後者の開口部分は 、有利には第2の穿刺を介して外方へもたらされており、かつ続いてこのために 設けられた相応する結び部材によって閉鎖される。閉鎖の後に、ケース部分は再 び身体内に引き込まれ、かつ組織部分が相応に処置される。本発明によるケース の小さい方の開口は、有利な形式で、開口を通って案内される器具に密着して位 置し、あるいは付加的に結び部材によって器具もしくは導入スリーブに緊密に結 合されており、従って、ケース内室と残りの内臓内の腔との間の物質交換は不可 能である。 ケースは、有利には、伸延可能な材料から成っており、かつ例えば所謂吹込法 のような適当な補助手段によって吹き込み可能もしくは膨張可能である。このよ うな形式で、身体内部に閉鎖された空間が形成され、この空間は、健康な身体周 辺から隔離されて次の処置段階を実施することができる。これによって、例えば 別のケース開口を介してケース室内に突入する内視鏡を介して監視しつつ切断工 具を用いて検体の制御された切り刻みを実施することができる。 粉砕動作が終了すると、ケースは例えば、腹壁を通る第2の開口から取り除か れる。 このため、ケース内部で内臓内の領域で内視鏡による手術を実施するための本 発明による装置によって、次の検査のために切り離された検体もしくは臓器部分 を、身体内部で付加的な切断器具を介して制御された形式で切り刻むことが初め て可能になり、従って、第一に検体もしくは臓器部分はケースと一緒に、狭い身 体開口が強く伸ばされることなしに身体開口を通って外方へもたらされることが でき、第2に組織学的な検査のために所定の以前の形状に再び合成されることが できる。 このため、本発明による装置によって、医学的な工具が提供されており、この 工具によって身体内部に閉鎖された空間が形成されることができ、この空間内で 有利には内視鏡による外科学の処置段階を行うことができる。 さらに、本発明による別の構成では、前述のケースが全体的に内臓内に入れら れているのではなく、部分的に内臓内に入れられているように構成されており、 従って、ケースは身体開口を(比較的大きな拡張も)通って突入して内臓内のケ ース領域と内臓外のケース領域とを形成する。このような本発明による構成によ って、内臓外のケース領域内に設けられた開口が外気に対してシールされている 限りでは、内臓内の圧力状態を内臓外のケース領域内でも維持することができる 。自体シールされる開口により、操作は、ケース内に導入されることができる器 具によって、あるいは直接手によっても著しく簡単にされている。これによって 、例えば、身体開口を通って外方へ導出される、別の内部の種々の身体部分とも 結合されている臓器もしくは臓器部分が、内臓外のケース領域の内部で所望の形 式で操作されている。このため、進歩する技術にも拘らずただ狭く制限される可 視領域を許す内視鏡の使用を、ケースの内臓外の領域で断念することができる。 図面の簡単な説明 本発明は、一般的な発明の概念に限定されずに実施例を用いて図面を参照して 以下に例示されており、さらに明細書に詳しく説明されない本発明によるすべて の詳細の開示に関して図面が明らかに参照される。図面中: 図1は、本発明によるケースの概略的な側面図である。 図2a,b,c,dは、それぞれ本発明によるケースの操作形式を概略的に連 続して示す図である。 図3は、本発明のケースの一実施例の概略的な側面図である。 本発明によるケースの特に有利な実施例が図1に示されている。ケースは2つ の開口を有しており、つまり、小さな開口1と比較的大きい開口3とを有してい る。開口1の大きさ並びにこの開口に続く直線的に延びる狭い開口通路2の大き さは、内視鏡の器具類の貫通案内を、有利には導入スリーブによって許すように なっている。開口通路2は、本発明によるケースの全長に亘って短い範囲内で大 きい方のスリーブ開口3の直径まで拡開されており、かつこの比較的大きな直径 を有する、開口通路2より長いやはり直線的に延びるケース通路4を形成する。 大きい方のケース開口3は、この開口を通って比較的大きな臓器もしくは臓器 部分がケース通路4の内部に達することができるように設計されている。典型的 な形式では、ケース通路4におけるケース直径はほぼ100mmになり、ほぼ5 00mmの通路長さを有している。 さらに、本発明によるケースはその両方の開口1及び3に結び部材5を有して いる。これらの結び部材5は、有利な形式でベルト状の閉鎖装置として構成され ており、この閉鎖装置は、それぞれの開口の周りに置かれて開口1もしくは3を シールしてケース外側に対して閉鎖する。 ケース形状自体は、フランジ形状を有しており、このフランジ形状は、身体固 有の検体をケースの内部に引き込みかつそこで処置することを許す。この場合、 切り離された検体を切り刻むためにしばしば鋭いエッジの内視鏡の器具類は、ケ ース壁を傷つけないようにする。このような理由から、ケースは引き裂けない材 料、例えばナイロンからなっている。さらに、ケース材料は、医療の内視鏡の挿 入体のために問題なく使用され、かつ吹込法の可能性を許すために、弾性的であ り、簡単に滅菌可能であり、かつ透明である。 図2a及び2bには、本発明によるケースの典型的な使用法の連続図が示され ている。これらの図面から、腹腔の横断面が明らかであり、腹腔の内部で切り離 された臓器部分6は内臓内の範囲から離される。有利な形式で、腹壁7を通って 2つの人工の開口が空けられていて、これらの開口を通って内視鏡の器具類が2 つに導入筒(套管針−筒)8によって身体内部に導入されることができる。 図2aには、左の套管針−筒8を通って内視鏡の切断器具が挿入されており、 この切断器具は遠位の端部において切断装置(図面では切断ループが示されてい る)を有しており、かつ切り離された臓器部分6が、残りの臓器から切り取られ る。 図2bに示されているそれに続く段階では、まずできるだけ小さく折り畳まれ ていて、かつこれによって両方の貫通筒のうち一方を通って案内されることがで きる本発明によるケース9は、(切り離された身体部分を固定するために左の器 具類を挿入しているので、有利には、ケースは図示の右の套管針−筒を通って案 内される)身体の内部にもたらされる。折り畳まれたケース9が身体内に存在し た後に、ケース材料又はその部分が形状記憶効果を有している限りでは、ケース は前以て与えられた所定の形状に広がる。他面では、ケースは身体の内部で適当 な内視鏡の補助部材によって広げられ、かつ吹き込まれることができる。図2b に示された状態では、内視鏡の観察下でつかみ器具10がケース9の比較的小さ な開口を通って案内され、つかみ器具の遠位の端部が切り離された臓器部分6を つかみ、かつ適当な操作によってこの臓器部分はケース9の内部に引き込まれる 。その上、有利な形式で狭いケース通路2が套管針−筒を通り抜け、このケース 通路を通ってつかみ器具10が突入する。このことは、周辺の組織による起りう る汚染を既に排除する。 切り離された検体がケース9の内部に存在した後に、大きい方のケース開口は 、例えば図2cにおける左の套管針−筒8を通って内臓内の領域に導入されるこ とができる適当な補助部材を使用して結び部材5によってシールして閉鎖されて いる。身体の内部に切り離された腔が生じるために、この腔内で適当な切断装置 12によって検体は、この検体の部分片11が身体から取り除かれた後に組織学 的な検査のために互いに再び合成されることができるように切り刻まれている。 有利な形式で、ケース容量は、その時片側でシールして閉鎖されたケース袋が 外側から適当な供給器具(図示せず)によって例えばCO2ガスを吹き込まれる ことによって膨張されており、これによって袋の内部での処理動作を簡単に行う ことができる。本発明によるケースは、その形状によって、切断部材がケース9 の小さな開口を通って突入して、この開口を内臓内の身体範囲の外側に対して閉 鎖することを保証する。従って、身体の内部に別の隔離された空間が形成されて おり、この空間から残りの身体腔を感染しない物質が溢れることができる。切り 離された臓器部分が、閉鎖されたケース内の切断器具によって適当な形に分割さ れた後に、切断器具は取り除かれる。 図2dにおいて、その次に、本発明によるケースは右の套管針−筒8を通って 外側へ引っ張られる。 本発明によるケースは、健康な組織が検体取り除き中に恐らく悪性の細胞によ って汚染される危険が広まることなしに、検体を安全に取り除くための簡単に操 作される手術補助を与える。 図3からは、内臓内の圧力条件を外側のケースの枠内で外方へもたらすことが できるような簡単に変化された本発明によるケース装置が分かる。図3の両方の 図面には、腹腔7の横断面が示されており、腹腔は貫通通路8を有しており、こ の貫通通路を通ってケースが部分的に身体の内部にもたらされている。図面では 、内臓内のケース領域13と、内臓外のケース領域14とが明らかである。 内臓内のケース領域13は、図3の上方の図面において既に切り離された検体 6を有しており、この検体は前述の手段によってケースの内部に達している。内 臓外のケース領域14の部分を通って内臓内のケース領域13内に侵入する切断 器具15は、検体6の切り刻みを行う。このような手術技術は、有利には、手術 個所が、内臓外の領域におけるとは別の圧力状態が優勢であるような身体範囲内 に位置する場合に使用可能である。典型的な使用例は、腸部分接合、いわゆる吻 合術の実施である。 この場合、内臓外のケース領域14における開口16は、導入された器具15 とケース膜との間で物質交換が行われないように構成されている。このような場 合にのみ、全ケース内の圧力状態が一定に保持されることを保証することができ る。シールは、外側に存在する結び部材5によっても、自体シールされた開口に よっても行われる。 図3における下方の図面には、処理しようとする検体6の一部分が内臓外のケ ース領域14内に侵入している場合が示されており、ケース材料が透明である限 りでは、ケース領域内で内視鏡の可視装置なしに手術を施すことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.切り離された部分を受容するフレキシブルなケースによって内視鏡による手 術を実施するための装置において、前記ケースが少なくとも2つの開口を有し、 該開口のうち少なくとも一方の開口が遠位の領域に配置され、かつ少なくとも他 方の開口が近位の領域に配置されていることを特徴とするケースによって内視鏡 による手術を実施するための装置。 2.前記両開口が、種々異なる直径を有することを特徴とする請求項1記載の装 置。 3.それぞれの開口に、結び部材が存在していることを特徴とする請求項1また は2記載の装置。 4.前記結び部材がベルト状の閉鎖装置であり、該閉鎖装置が、閉鎖された状態 でケース内部とケース外部との間の物質交換を阻止していることを特徴とする請 求項3記載の装置。 5.前記開口の大きさは、その開口を通って内視鏡の器具が通過可能であるよう に設計され、さらに結び部材は、それぞれの開口が貫通案内される器具によって 閉鎖されるように取り付け可能であることを特徴とする請求項3または4記載の 装置。 6.前記ケースの遠位の開口の大きさが、ケース内への臓器又は臓器部分、並び に内視鏡の補助部材の侵入を許すように設計されていることを特徴とする請求項 5記載の装置。 7.前記ケースが、ばナイロンのような弾性的で、滅菌可能な、引き裂けない材 料から成っていることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に項記載 の装置。 8.前記ケースの少なくとも一部分が、透明にもしくは透けて構成されているこ とを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の装置。 9.前記ケースがフランジ形状を有し、小さい方の開口が、直線的に延びる狭い 開口通路の端部に設けられ、該開口通路が「フランジ頸部」を形成し、さらにこ の開口通路が、ケースの全長に亘って短い移行範囲の内部で少なくとも大きい方 のケース開口の直径まで拡開され、さらに大きい直径を有するケース区分が直線 的に延びるケース通路を形成し、該ケース通路に、開口通路より長い比較的大き い開口が設けられていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に 記載の装置。 10.大きい方のケース直径がほぼ10cmであり、かつこのケース区分の長さが ほぼ50cmであることを特徴とする請求項9記載の装置。 11.開口を除いて、ケースは完全に閉鎖された形状を有していることを特徴とす る請求項1から10までのいずれか1項に記載の装置。 12.前記ケースは、予め限定された形状に気球状に膨張可能もしくは吹き込み可 能であることを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載の装置。 13.前記ケースは、このケースがほぼ12mmの直径の小口径の套管針−筒を貫 通できるように折り畳み可能であることを特徴とする請求項1から12までのい ずれか1項に記載の装置。 14.前記ケースにおける開口が、少なくとも純粋な予定破断個所として構成され 、これらの予定破断個所が、機械的な作用もしくは器具先端によって開放される ことを特徴とする請求項1から13までのいずれか1項に記載の装置。 15.前記ケースが内臓内のケース領域を有し、該ケース領域が身体開口を通って 達していてかつ内臓外のケース領域と結合されていることを特徴とする請求項1 から14までのいずれか1項に記載の装置。 16.少なくとも内臓外のケース領域における開口が自体シールされていることを 特徴とする請求項15記載の装置。 17.内臓内のケース領域内の圧力状態と、内臓外のケース領域内の圧力状態とが 同じであることを特徴とする請求項15または16記載の装置。 18.前記ケース材料が、可視可能な波長領域でのみ透明であることを特徴とする 請求項1から17までのいずれか1項に記載の装置。 19.内臓外に存在するケース領域は、身体開口の縁で締付け部材を介してシール 可能であることを特徴とする請求項15から18までのいずれか1項記載の装置 。
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