JPH0850789A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH0850789A
JPH0850789A JP7130671A JP13067195A JPH0850789A JP H0850789 A JPH0850789 A JP H0850789A JP 7130671 A JP7130671 A JP 7130671A JP 13067195 A JP13067195 A JP 13067195A JP H0850789 A JPH0850789 A JP H0850789A
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JP
Japan
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power supply
memory cell
circuit
boosting
dram
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JP7130671A
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English (en)
Inventor
Shoichiro Matsumoto
昭一郎 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】消費電力の低減が可能な記憶装置を提供する。 【構成】シンクロナスDRAMのチップに内蔵されてい
る昇圧電源回路71は、システムクロックCLKから昇
圧電源電圧Vppを生成する。その昇圧電源電圧Vppは、
シンクロナスDRAMの不活性時においては各回路(5
3,54,56,58,59,62)へ供給され、活性
時においては各回路(60,67,68)へ供給され
る。つまり、シンクロナスDRAMの不活性時におい
て、昇圧電源71をリフレッシュ時のデータ保持電流の
供給源として用いる。また、シンクロナスDRAMの活
性時において、昇圧電源71を大きなスイング幅を必要
とする回路(60,67,68)の電源供給源として用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記憶装置に係り、詳しく
は、シンクロナスDRAMに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バッテリ駆動機器の消費電力を低
減する傾向に従って、半導体記憶装置においても消費電
力の低減が要求されている。
【0003】DRAMにおいて消費電力を低減するに
は、外部電源電圧を+5Vから+3.3Vに下げる以外
に、以下に述べる方法がある。 リフレッシュサイクルの長時間化 リフレッシュサイクル時間を通常の数倍(例えば8倍)
の長さにする方法である。1回のリフレッシュ動作あた
りの消費電力は同じであるが、リフレッシュサイクル時
間が長くなるため、トータルの消費電力は少なくなる。
【0004】データ保持電流のリサイクル(T.Kawaha
ra et al;SYMPOSIUM ON VLSI CIRCUITS Dig.,pp41-42,M
ay 1993.参照) リフレッシュに用いた充電電荷の半分を次のリフレッシ
ュ時に再度使用する方法である。
【0005】ハーフVcc駆動(D.Takashima et al;
SYMPOSIUM ON VLSI CIRCUITS Dig.,pp111-115,May 199
2. 参照) 外部電源電圧(Vcc)の半分のスイング幅で周辺回路
を駆動する方法である。例えば、外部電源電圧が5.0
Vの場合、ある周辺回路は0〜2.5Vのスイング幅で
駆動し、ある周辺回路は2.6〜5.0Vのスイング幅
で駆動する。
【0006】待機電流の低減(D.Takashima et al;SY
MPOSIUM ON VLSI CIRCUITS Dig.,pp83-84,May 1993. 参
照) トランジスタの閾値電圧を利用して不活性化時の待機電
流を小さくする方法である。
【0007】上記については、リフレッシュ時のデ
ータ保持電流を低減することができる。また、につ
いては、リフレッシュ時のデータ保持電流を低減するだ
けでなく、読み出し及び書き込み動作時を含めて消費電
力を低減することができる。
【0008】ところで、外部電源電圧を+5Vから+
3.3Vに下げると、スイング幅が小さくなるためにS
/N比が悪化し易くなる。この問題を回避するには、外
部電源電圧を昇圧してDRAMの内部回路へ供給するこ
とで、十分なスイング幅を確保すればよい。従って、外
部電源電圧が+3.3VのDRAMにおいて、外部電源
電圧を昇圧する昇圧電源回路をチップに内蔵できれば、
S/N比を向上させることができる。
【0009】従来のDRAMでは、チップが活性化され
てから昇圧電位を発生させ、その昇圧電位でワード線を
立ち上げている。そのため、ワード線を立ち上げる度
に、ワード線から昇圧電源回路までの配線を充電する必
要があり、ワード線の立ち上げが終わる度に、その充電
された配線を放電する必要があった。つまり、その配線
負荷に対する充電電流が無駄になっていた。また、チッ
プの活性化からワード線の立ち上げまでに時間がかかる
ため、そのロスタイム分だけ動作速度が遅くなってい
た。
【0010】しかし、昇圧電源回路をDRAMのチップ
に内蔵し、ワード線から昇圧電源回路までの配線を常時
充電していれば、そのような充電電流の無駄を無くすこ
とが可能になるため、消費電力を低減することができ
る。また、ワード線から昇圧電源回路までの配線を常時
充電していれば、チップが活性化されたらすぐにワード
線を立ち上げることが可能になりロスタイムが生じない
ため、動作速度を速くすることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の昇圧
電源回路では、昇圧電位を保持しておくための電位キー
プアップ回路が設けられており、その電位キープアップ
回路におけるクロック生成回路としてリングオシレータ
が使用されている。
【0012】しかし、リングオシレータはチップ上の専
有面積が大きいため、リングオシレータを用いた昇圧電
源回路をDRAMのチップに内蔵するのは難しい。ま
た、リングオシレータは消費電力も大きいため、リング
オシレータを用いた昇圧電源回路をDRAMのチップに
内蔵した場合、上記した昇圧電源回路をDRAMのチッ
プに内蔵することによる低消費電力化の効果が生かされ
ず、チップ全体としての消費電力が増大してしまう。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、消費電力の低減が可能な
記憶装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外部から供給されたクロックから内部電源を生成す
ることをその要旨とする。
【0015】請求項2に記載の発明は、外部から供給さ
れたクロックを昇圧して昇圧電源を生成する昇圧電源回
路を備え、その昇圧電源を内部電源として使用すること
をその要旨とする。
【0016】請求項3に記載の発明は、外部から供給さ
れたクロックを昇圧して昇圧電源を生成する昇圧電源回
路を備え、その昇圧電源をリフレッシュ動作のデータ保
持電流の供給源として使用すると共に、その昇圧電源を
内部回路の電源供給源として使用することをその要旨と
する。
【0017】請求項4に記載の発明は、シンクロナスD
RAMを備えた記憶装置において、外部から供給された
システムクロックを昇圧して昇圧電源を生成する昇圧電
源回路を備え、不活性時には昇圧電源をリフレッシュ動
作のデータ保持電流の供給源として使用すると共に、活
性時には昇圧電源を書き込み又は読み出し動作に際して
大きな電源スイング幅を必要とする内部回路の電源供給
源として使用することをその要旨とする。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか1項に記載の記憶装置において、前記昇圧電源
回路は記憶装置と同一の半導体チップ上に形成されたこ
とをその要旨とする。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の
いずれか1項に記載の記憶装置において、前記昇圧電源
回路は、外部から供給されたクロックを昇圧して昇圧電
源を生成するポンプ回路と、その昇圧電源電圧が設定値
と等しくなるようにポンプ回路を制御する制御回路とを
備えたことをその要旨とする。
【0020】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、外部から供給
されたクロックから内部電源を生成するため、その内部
電源の分だけ消費電力を低減することができる。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、外部から
供給されたクロックを昇圧して昇圧電源を生成して内部
電源として用いるため、その昇圧電源の分だけ外部電源
の消費電力を低減することができる。また、外部電源電
圧に比べて昇圧電源電圧を高くすれば、S/N比を良好
に保ちながら外部電源電圧を低くすることができ、消費
電力を低減することができる。
【0022】請求項3または請求項4に記載の発明によ
れば、データ保持電流の供給源および内部回路の電源供
給源として昇圧電源を使用する分だけ、外部電源の消費
電力を低減することができる。また、外部電源電圧に比
べて昇圧電源電圧を高くすれば、S/N比を良好に保ち
ながら外部電源電圧を低くすることができ、消費電力を
低減することができる。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、システム
クロックは外部から常時供給されているため、昇圧電源
を常時生成することができる。請求項5に記載の発明に
よれば、電源供給が必要な回路と昇圧電源との間の配線
を短くできるため効率的な電源供給が可能になり、消費
電力を低減することができる。また、各回路には常時電
源供給がなされており必要なときにすぐに動作が可能に
なるため、動作速度を速くすることができる。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、昇圧電源
回路を簡単かつ容易に構成することができる。また、昇
圧電源回路にリングオシレータを使用しないため、昇圧
電源の半導体チップ上の専有面積が増大するのを防止す
ると共に、消費電力を低減することができる。
【0025】
【実施例】近年、外部電源電圧Vcc=+3.3Vの単一
電源で動作可能なシンクロナスDRAM(同期式DRA
M)が開発されている。シンクロナスDRAMは、大容
量、高速、低消費電力という特長をもち、コンピュータ
のメインメモリや拡張メモリからバッテリ駆動の民生機
器まで広範囲なアプリケーションに適している。
【0026】図5に、当特許出願人(三洋電機株式会
社)が発売している4MビットのシンクロナスDRAM
「LC384161」のブロック構成を示す。このシン
クロナスDRAMは、コマンドジェネレータ・クロック
ジェネレータ51、モードレジスタ52、リフレッシュ
コントローラ53、リフレッシュカウンタ54、ローア
ドレスラッチ55、マルチプレクサ56、セルフリフレ
ッシュコントローラ57、ローアドレスバッファ58、
ローデコーダ59、ワード線ドライバ60、メモリセル
アレイ61、センスアンプ・I/Oゲート62、カラム
アドレスラッチ63、バーストカウンタ64、カラムア
ドレスバッファ65、カラムデコーダ66、データ出力
バッファ67、データ入力バッファ68から構成されて
いる。
【0027】コマンドジェネレータ・クロックジェネレ
ータ51には、システムクロックCLK、クロックイネ
ーブルCKE、チップセレクトバーCS、ローアドレス
ストローブコマンドバーRAS、カラムアドレスストロ
ーブコマンドバーCAS、ライトイネーブルバーWEの
各信号が外部から入力されるようになっている。モード
レジスタ52,ローアドレスラッチ55,カラムアドレ
スラッチ63には、アドレス入力A0〜A8が入力され
るようになっている。データ出力バッファ67からデー
タ出DQ0〜DQ15が出力されるようになっている。
尚、このシンクロナスDRAMには2つのメモリセルア
レイ61(BANK)が設けられており、コマンドジェ
ネレータ・クロックジェネレータ51に入力される制御
信号BSを用いることにより、2つのBANK間の連続
動作が可能になる。また、システムクロックCLKは常
に外部から入力されている。
【0028】図1および図2に、本発明をシンクロナス
DRAMに具体化した一実施例のブロック構成を示す。
尚、図1および図2において、図5に示すシンクロナス
DRAMと同じ構成については符号を等しくしてその説
明を省略する。図1および図2において、図5と異なる
のは、昇圧電源回路71が設けられている点だけであ
る。この昇圧電源回路71は、シンクロナスDRAMの
チップに内蔵されている。
【0029】図3に、昇圧電源回路71のブロック構成
を示す。昇圧電源回路71は、ポンプ回路72と設定電
位検知回路・リミッタ回路73から構成されている。ポ
ンプ回路72は、外部から入力されたシステムクロック
CLKを用いて、外部電源電圧Vcc=+3.3Vよりも
高い昇圧電源電圧Vppを生成する。設定電位検知回路・
リミッタ回路73は、昇圧電源電圧Vppを検出し、その
昇圧電源電圧Vppと予め定められた設定電位とを比較し
て、昇圧電源電圧Vppと設定電位が等しくなるようにポ
ンプ回路72を制御する。具体的には、昇圧電源電圧V
ppが設定電位よりも高くなった場合、設定電位検知回路
・リミッタ回路73は制御信号ENABLEを生成し、その制
御信号ENABLEに基づいてポンプ回路72の動作が停止さ
れる。
【0030】図4に、ポンプ回路72の一例の内部回路
を示す(R.C.Foss et al;SYMPOSIUMON VLSI CIRCUITS D
ig.,pp106-107,May 1992.参照)。上記したようにシン
クロナスDRAMにおいては、システムクロックCLK
が常に外部から入力されている。従って、そのシステム
クロックCLKを用いて、ポンプ回路72では昇圧電源
電圧Vppを常時生成することができる。
【0031】シンクロナスDRAMの不活性時において
は、図1に示すように、昇圧電源電圧Vppをリフレッシ
ュコントローラ53、リフレッシュカウンタ54、マル
チプレクサ56、セルフリフレッシュコントローラ5
7、ローアドレスバッファ58、ローデコーダ59、セ
ンスアンプ・I/Oゲート62へ供給する。昇圧電源電
圧Vppが供給された各回路(53,54,56,58,
59,62)は、リフレッシュ動作を行い、メモリセル
アレイ61内の各メモリセル(図示略)にデータ保持電
流を供給する。つまり、シンクロナスDRAMの不活性
時において、昇圧電源71をリフレッシュ時のデータ保
持電流の供給源として用いる。
【0032】また、シンクロナスDRAMの活性時にお
いては、図2に示すように、昇圧電源電圧Vppをワード
線ドライバ60、データ出力バッファ67、データ入力
バッファ68へ供給する。昇圧電源電圧Vppが供給され
た各回路(60,67,68)は、読み出し又は書き込
み動作を行う。このとき、昇圧電源電圧Vppは外部電源
電圧VCCに比べて高いため、各回路(60,67,6
8)のスイング幅は大きくなり、S/N比を良好にする
ことができる。
【0033】また、シンクロナスDRAMの活性時にお
いては、各回路(60,67,68)には昇圧電源電圧
Vppが常時供給されている。つまり、シンクロナスDR
AMの活性時において、ワード線(図示略)から昇圧電
源回路71までの配線は常時充電されている。従って、
本実施例によれば、その配線負荷に対する充電電流の無
駄を無くすことが可能になるため、消費電力を低減する
ことができる。また、ワード線から昇圧電源回路までの
配線が常時充電されていることから、チップが活性化さ
れたらすぐにワード線を立ち上げることが可能になりロ
スタイムが生じないため、動作速度を速くすることがで
きる。
【0034】このように、本実施例においては、システ
ムクロックCLKを用いて昇圧電源電圧VPPを生成する
昇圧電源回路72がシンクロナスDRAMのチップに内
蔵されている。そして、シンクロナスDRAMの不活性
時において、昇圧電源71をリフレッシュ時のデータ保
持電流の供給源として用いる。また、シンクロナスDR
AMの活性時において、昇圧電源71を大きなスイング
幅を必要とする回路(60,67,68)の電源供給源
として用いる。
【0035】従って、本実施例によれば、リフレッシュ
時のデータ保持電流を低減することにより、リフレッシ
ュ時の消費電力を低減することができる。また、活性時
の消費電流を低減することもできる。つまり、本実施例
によれば、あらゆる動作時の消費電流を低減することが
できる。加えて、S/N比を良好にした上で、動作速度
を速くすることができる。
【0036】ところで、昇圧電源回路72のチップ上の
専有面積は、リングオシレータを用いた場合に比べては
るかに小さくなる。そのため、昇圧電源回路72をシン
クロナスDRAMのチップに内蔵しても、シンクロナス
DRAMのチップ面積はほとんど増大しない。そして、
昇圧電源回路72の消費電力は、リングオシレータを用
いた場合に比べてはるかに小さくなる。従って、本実施
例によれば、上記した昇圧電源回路72をシンクロナス
DRAMのチップに内蔵することによる低消費電力化の
効果を十分に生かすことが可能になり、チップ全体とし
ての消費電力を大幅に低減することができる。実際に本
実施例を作製して外部電源にバッテリを使用したとこ
ろ、バッテリ寿命を5倍程度にのばすことができた。
【0037】尚、上記実施例は以下のように変更しても
よく、その場合でも同様の作用および効果を得ることが
できる。 (1)シンクロナスDRAMではなく、画像用DRAM
に適用する。画像用DRAMにおいては、外部からクロ
ック(例えば、シリアルアクセスストローブ信号SA
S)が常時供給されている。そのクロックを利用して昇
圧電源電圧を生成すれば、上記実施例と同様の作用およ
び効果を得ることができる。
【0038】(2)シンクロナスDRAMではなく、フ
ィールドメモリに適用する。フィールドメモリにおいて
は、外部からクロック(例えば、ポートシフト信号CK
W0)が常時供給されている。そのクロックを利用して
昇圧電源電圧を生成すれば、上記実施例と同様の作用お
よび効果を得ることができる。
【0039】ところで、DRAMにおけるメモリセル構
造として、1つのトランジスタと1つのキャパシタだけ
でメモリセルが構成される1トランジスタ型メモリセル
の開発当初は、プレーナ型メモリセルが採用されてい
た。プレーナ型メモリセルでは、半導体基板上に形成さ
れたトランジスタに隣接して平坦なキャパシタが形成さ
れている。しかし、DRAMの大容量化に伴って高集積
化がすすむにつれて、プレーナ型メモリセルによる平坦
なキャパシタでは静電容量(電荷容量)が減少し、ソフ
トエラー等のノイズに対して十分な耐性を確保できなく
なってきた。
【0040】そこで、プレーナ型メモリセルに代えて、
スタック型メモリセルが採用されるようになってきた。
スタック型メモリセルでは、半導体基板上に形成された
トランジスタの上部にキャパシタが重ねて形成されてい
る。そのため、平坦なキャパシタを用いるプレーナ型メ
モリセルに比べて、スタック型メモリセルによればキャ
パシタの電荷容量を大きくすることができる。
【0041】ところが、近年、DRAMのさらなる高集
積化に伴い、スタック型メモリセルでもキャパシタの電
荷容量が不十分になってきた。そこで、スタック型メモ
リセルにおけるキャパシタの電荷容量を増大させるた
め、大別して2つの構造が提案されている。
【0042】その一つは、キャパシタの下部電極(スト
レージノード)の形状を3次元的に入り組んだ形状とし
てキャパシタの表面積を大きくすることで、電荷容量を
増大させるという構造である。
【0043】他の一つは、トランジスタの活性領域とビ
ット線との配線を接続領域以外にずらし、この配線の上
部に形成される比較的自由な空間を利用して電荷容量の
大きなキャパシタを形成するという構造であり、シール
デットビット線構造と呼ばれている。
【0044】以下、上記の2つの構造に関して従来提案
されているスタック型メモリセルについて説明する。 (第1従来例);1988年IEDM予稿集,pp.5
92−595「3−Dimensional Stac
ked Capacitor Cell for 16
M and 64M DRAMs」参照。
【0045】この論文に開示されているメモリセル構造
では、立体的に入り組んだフィン構造のキャパシタをシ
ールデットビット線上に形成し、キャパシタの表面積の
増大を図っている。
【0046】(第2従来例);1989年VLSIシン
ポジウム予稿集,pp.69−70「Novel St
acked Capacitor Cell for
64Mb DRAM」参照。
【0047】この論文に開示されているメモリセル構造
では、スタック型のキャパシタの側壁を増大させるため
に、円筒形のキャパシタ構造が採用されている。尚、シ
ールデットビット線構造は採用していない。
【0048】(第3従来例);1989年IEDM予稿
集,pp.31−34「A Spread Stack
ed Capacitor(SSC) Cell fo
r64Mbit DRAMs」参照。
【0049】この論文に開示されているメモリセル構造
では、シールデットビット線構造の利点を活かして、隣
のキャパシタのストレージノードの接続点ぎりぎりまで
横方向にストレージノードを延ばしている。従って、隣
合ったストレージノードはそれぞれ互いに縦方向で段違
いとなっている。
【0050】(第4従来例);1990年VLSIシン
ポジウム予稿集,pp.13−14「A 1.28μm
2 Bit−Line Shielded Memory
Cell Technology for 64Mb
it DRAMs」参照。
【0051】この論文に開示されているメモリセル構造
では、シールデットビット線構造と第2従来例に類似し
た構造とを併用している。しかし、上記第1〜4従来例
には以下に述べるような種々の問題点がある。
【0052】前述したように、メモリセルの高集積化に
伴って、キャパシタの占有面積は減少していくので、メ
モリ動作に必要な電荷容量を確保するためには、キャパ
シタを立体的な構造としてその表面積をさらに増加させ
る必要がある。
【0053】シールデットビット線構造を採用すればキ
ャパシタの縦方向の設計自由度を増すことが可能になる
ため、キャパシタを立体的で複雑な構造にすることがで
きる。従って、シールデットビット線構造を採用した第
1,3,4従来例では、キャパシタを立体的で複雑な構
造にすることができる。
【0054】しかし、複雑な構造のキャパシタを形成す
る場合、ストレージノードの形成時に煩雑でしかも特殊
なプロセス技術が必要となるため、実際の生産ラインに
乗せるのは歩留りの点から難しいという問題がある。
【0055】例えば、第1従来例では、フィン構造を形
成するためにウェットエッチング工程が必要である。ま
た、第3の従来例では、隣合ったキャパシタを製造する
ためにそれぞれ別のパターン形成工程を経るため工程が
煩雑になる。さらに、第1,3従来例では、キャパシタ
の上部電極(セルプレート)の埋め込みに特殊な技術を
要する。そして、第4従来例では、ポリイミドのパター
ニング,レジストエッチバック,アッシング等の工程に
おいてきわめて正確な位置合わせが必要であり、高い制
御性が要求される。
【0056】また、第1〜4従来例の製造工程では、立
体的で複雑な構造のストレージノードが何の支えも無く
自立していなければならない工程が存在する。そのた
め、製造中にストレージノードの端部が欠損し易くな
り、歩留りが低下するという問題もある。特に、第1,
3従来例は、ストレージノードの端部が欠損し易い。
【0057】ところで、近年、DRAMの大容量化に伴
って、アクセスタイムを短くすることが要求されてお
り、リストアに要する時間を短くする必要がある。しか
し、キャパシタの抵抗値は、ストレージノードの形状が
細く長くなるに従って大きくなる。キャパシタの抵抗が
増大するとリストアに要する時間が長くなる。従って、
ストレージノードの形状が細く長くなる第2従来例で
は、キャパシタの抵抗値が極めて大きくなり、リストア
に要する時間が長くなってしまうという欠点がある。
【0058】また、DRAMの製造工程において、マス
ク枚数の増加は直接コストにはねかえってくる。従っ
て、マスク枚数はできるだけ少ない方がよい。第1〜4
実施例をマスク枚数の観点から考察すると、通常のスタ
ック型メモリセル構造の製造工程に比べ、第2従来例の
製造工程では2枚、第3,4従来例の製造工程では1枚
のマスクが増加すると考えられる。従って、特に第2実
施例はマスク枚数の観点から不利である。
【0059】そこで、本発明者は上記問題点を解決でき
るようなDRAMのメモリセル構造を考えた。 (第1のメモリセル構造)図6に、本発明者の考えた第
1のメモリセル構造によるメモリセル34の概略断面図
を示す。
【0060】メモリセル34は、通常のスタック型メモ
リセルと同様の構造のトランジスタ31およびビット線
32と本構造特有のキャパシタ33とから構成されてい
る。キャパタ33は、ストレージノード(電荷蓄積層)
11,13、コンタクト12,セルプレート(対向電
極)14から構成される。通常のスタック型メモリセル
と同様の形状のストレージノード11が、その両端部に
設けられた2個のコンタクト12を通して2層目のスト
レージノード13と接続されている。そして、各ストレ
ージノード11,13上にはセルプレート14が連続し
て形成されている。
【0061】トランジスタ31は、通常のスタック型メ
モリセルと同様に、シリコン基板41上に形成されたア
クティブエリア(ソース・ドレイン領域)39とワード
線(ゲート電極)40とから構成されている。また、ビ
ット線32にはシールデットビット線構造を採用してい
ない。そして、メモリセル34の上部には、通常のスタ
ック型メモリセルと同様に、層間絶縁膜35、配線3
6、層間絶縁膜37、配線38がこの順番で形成されて
いる。
【0062】このように、キャパタ33において、2層
目のストレージノード13は、その上下および側壁にキ
ャパシタの電荷容量が形成される。また、コンタクト1
2まわりの側壁部にもキャパシタの電荷容量が形成され
る。それに対して、通常のスタック型メモリセルのキャ
パシタは、キャパタ33からストレージノード13およ
びコンタクト12を省いた構造になっている。そのた
め、キャパタ33においては、通常のスタック型メモリ
セルのキャパシタに比べて電荷容量を大きくすることが
できる。
【0063】図7に、図6に示す各ストレージノード1
1,13とコンタクト12の状態を模式的に示す。次
に、図6に示すメモリセル34の製造工程を図8〜図1
3に示す概略断面図に従って説明する。尚、トランジス
タ31の製造方法については、通常のスタック型メモリ
セルと同じであるため説明を省略する。
【0064】まず、図8に示すように、シリコン基板4
1上にトランジスタ31を製造した後に、ストレージノ
ード11を形成してその上に絶縁膜15を形成し、絶縁
膜15表面の平坦化を行う。次に、図9に示すように、
絶縁膜15にコンタクトホール21を形成する。そし
て、図10に示すように、コンタクトホール21の内部
を含むデバイスの全面に多結晶シリコン膜16を形成す
る。続いて、図11に示すように、多結晶シリコン膜1
6をパターニングしてストレージノード13を形成する
と共にコンタクト12を形成する。そして、図12に示
すように、絶縁膜15を除去した後に、ストレージノー
ド11,13およびコンタクト12の表面に誘電体膜と
なる絶縁膜(図示略)を形成し、セルプレート14を形
成する。その後、図13に示すように、ビット線32を
形成する。
【0065】(第2のメモリセル構造)図14に、本発
明者の考えた第2のメモリセル構造によるメモリセル4
2の概略断面図を示す。尚、第2のメモリセル構造にお
いて、第1のメモリセル構造と同じ構成については符号
を等しくしてその説明を省略する。
【0066】メモリセル42において、第1のメモリセ
ル構造によるメモリセル34と異なるのは、各ストレー
ジノード11,13上の各セルプレート14a,14b
が独立している点だけである。そのため、メモリセル4
2では、コンタクト12まわりの側壁部にキャパシタの
電荷容量が形成されない。従って、ストレージノード1
1とセルプレート14aとで構成されるキャパシタと、
ストレージノード13とセルプレート14bとで構成さ
れるキャパシタとが、コンタクト12を介して並列に接
続された構成となる。その結果、キャパシタ41の電荷
容量を大きくすることができる。
【0067】次に、図14に示すメモリセル42の製造
工程を図15〜図21に示す概略断面図に従って説明す
る。まず、図15に示すように、シリコン基板41上に
トランジスタ31を製造した後に、ストレージノード1
1を形成してその上に誘電体膜となる絶縁膜(図示略)
を形成し、その絶縁膜上にセルプレート14aを形成す
る。次に、図16に示すように、セルプレート14a上
に絶縁膜15を形成し、絶縁膜15表面の平坦化を行
う。続いて、図17に示すように、絶縁膜15にコンタ
クトホール21を形成する。そして、図18に示すよう
に、コンタクトホール21の内部を含むデバイスの全面
に多結晶シリコン膜16を形成する。続いて、図19に
示すように、多結晶シリコン膜16をパターニングして
ストレージノード13を形成すると共にコンタクト12
を形成する。そして、図20に示すように、ストレージ
ノード13上に誘電体膜となる絶縁膜(図示略)を形成
し、その絶縁膜上にセルプレート14bを形成する。そ
の後、図21に示すように、ビット線32を形成する。
【0068】第1のメモリセル構造(メモリセル34)
および第2のメモリセル構造(メモリセル42)の製造
方法をプロセス技術上の困難さや工程の複雑さから評価
した場合、メモリセル42の方がプロセス負荷が軽く、
より量産化に適したメモリセル構造であるといえる。
【0069】また、マスク枚数の観点から評価すると、
メモリセル34は、通常のスタック型メモリセルと同数
のマスクで製造することができる。それに対して、メモ
リセル42は、通常のスタック型メモリセルに1枚のマ
スクを追加するだけで製造することができる。
【0070】そして、メモリセル42の製造方法には、
ストレージノード11,13が何の支えも無く自立して
いなければならない工程が存在しない。そのため、製造
中にストレージノード11,13の端部が欠損すること
はない。
【0071】尚、メモリセル34の製造方法には、絶縁
膜15を除去した時点でストレージノード11,13が
自立していなければならない工程が存在する。しかし、
各ストレージノード11,13の両端部はコンタクト1
2を介して接続されている。そのため、コンタクト12
によって各ストレージノード11,13は十分に支えら
れており、絶縁膜15が除去されても各ストレージノー
ド11,13の端部が欠損する恐れは少ない。
【0072】ちなみに、メモリセル34では、通常のス
タック型メモリセルの2.5倍程度の電荷容量を得るこ
とができる。一方、メモリセル42では、通常のスタッ
ク型メモリセルの1.9倍程度の電荷容量を得ることが
できる。
【0073】(第3のメモリセル構造)図22に、本発
明者の考えた第3のメモリセル構造によるメモリセル4
3の概略断面図を示す。尚、第3のメモリセル構造にお
いて、第1および第2のメモリセル構造と同じ構成につ
いては符号を等しくしてその説明を省略する。
【0074】メモリセル43において、第2のメモリセ
ル構造によるメモリセル42と異なるのは、ストレージ
ノード13が複数枚(図示では3枚)設けられている点
だけである。従って、メモリセル43によれば、キャパ
シタ33の電荷容量をさらに大きくすることができる。
このように、ストレージノード13を複数枚積層して
も、製造工程においてマスクを追加する必要はない。メ
モリセル43では、キャパシタ33の縦方向の外径寸法
が大きくなるため、ビット線44にはシールデットビッ
ト線構造を採用している。
【0075】図23に、図22に示す各ストレージノー
ド11,13(ストレージノード13は1枚のみ図示)
とコンタクト12の状態を模式的に示す。図24に、図
23に示すメモリセル43の平面図を示す。
【0076】(第4のメモリセル構造)図25に、本発
明者の考えた第4のメモリセル構造によるメモリセル4
5の概略断面図を示す。尚、第4のメモリセル構造にお
いて、第1〜3のメモリセル構造と同じ構成については
符号を等しくしてその説明を省略する。
【0077】メモリセル45において、第1のメモリセ
ル構造によるメモリセル34と異なるのは、ストレージ
ノード13が複数枚(図示では3枚)設けられている点
だけである。従って、メモリセル45によれば、キャパ
シタの電荷容量をさらに大きくすることができる。この
ように、ストレージノード13を複数枚積層しても、製
造工程においてマスクを追加する必要はない。メモリセ
ル45では、キャパシタ33の縦方向の外径寸法が大き
くなるため、ビット線44にはシールデットビット線構
造を採用している。
【0078】ところで、各メモリセル34,42におい
ても、シールデットビット線構造を採用してもよいのは
言うまでもない。また、コンタクト12を2つ以上設け
るようにしてもよい。
【0079】以上、詳述したDRAMのメモリセル構造
における技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 (イ)1つのトランジスタと1つのキャパシタとで1つ
のメモリセルが構成された1トランジスタ型のスタック
型メモリセルを用いたDRAMを備えた記憶装置におい
て、キャパシタのストレージノードが複数枚積層された
記憶装置。
【0080】このようにすれば、キャパシタの表面積が
増えるため、電荷容量を大きくすることができる。 (ロ)1つのトランジスタと1つのキャパシタとで1つ
のメモリセルが構成された1トランジスタ型のスタック
型メモリセルを用いたDRAMを備えた記憶装置におい
て、キャパシタのストレージノードが複数枚積層され、
各ストレージノードがその両端部に設けられた少なくと
も2つ以上のコンタクトによって接続された記憶装置。
【0081】このようにすれば、キャパシタの表面積が
増えるため、電荷容量を大きくすることができる。ま
た、各ストレージノードは2つ以上のコンタクトによっ
て確実に保持されるため、複雑な積層構造であっても各
ストレージノードが破損する恐れはない。
【0082】(ハ)上記(イ)または(ロ)に記載の記
憶装置において、各ストレージノードに対向して設けら
れている各セルプレートが連続して形成された記憶装
置。このようにすれば、2層目以上のストレージノード
については、その上下および側壁にキャパシタの電荷容
量が形成される。また、コンタクトまわりの側壁部にも
キャパシタの電荷容量が形成される。
【0083】(ニ)上記(イ)または(ロ)に記載の記
憶装置において、各ストレージノードに対向して設けら
れている各セルプレートがそれぞれ独立して形成された
記憶装置。
【0084】このようにすれば、コンタクトまわりの側
壁部にキャパシタの電荷容量が形成されない。従って、
各ストレージノードと各セルプレートとで構成されるキ
ャパシタがそれぞれ並列に接続された構成となる。
【0085】ところで、本明細書において、発明の構成
に係る部材は以下のように定義されるものとする。 (a)昇圧電源回路を構成する制御回路は、設定電位検
知回路・リミッタ回路73から構成される。
【0086】(b)外部から供給されたクロックとは、
シンクロナスDRAMにおけるシステムクロックだけで
なく、画像用DRAMにおけるシリアルアクセスストロ
ーブ信号や、フィールドメモリにおけるポートシフト信
号をも含むものとする。
【0087】(c)シンクロナスDRAMにおいて書き
込み又は読み出し動作に際して大きな電源スイング幅を
必要とする内部回路とは、ワード線ドライバ60、デー
タ出力バッファ67、データ入力バッファ68から構成
される。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、消
費電力の低減が可能な記憶装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のブロック構成図。
【図2】一実施例のブロック構成図。
【図3】一実施例の要部ブロック構成図。
【図4】一実施例の要部回路図。
【図5】シンクロナスDRAMの一例のブロック構成
図。
【図6】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図7】DRAMのメモリセルの模式斜視図。
【図8】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図9】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図10】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図11】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図12】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図13】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図14】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図15】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図16】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図17】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図18】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図19】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図20】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図21】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図22】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【図23】DRAMのメモリセルの模式斜視図。
【図24】DRAMのメモリセルの平面図。
【図25】DRAMのメモリセルの概略断面図。
【符号の説明】
71…昇圧電源回路 72…ポンプ回路 73…制御回路としての設定電位検知回路・リミッタ回
路 Vpp…内部電源としての昇圧電源(昇圧電源電圧)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給されたクロックから内部電
    源を生成する記憶装置。
  2. 【請求項2】 外部から供給されたクロックを昇圧して
    昇圧電源を生成する昇圧電源回路を備え、その昇圧電源
    を内部電源として使用する記憶装置。
  3. 【請求項3】 外部から供給されたクロックを昇圧して
    昇圧電源を生成する昇圧電源回路を備え、その昇圧電源
    をリフレッシュ動作のデータ保持電流の供給源として使
    用すると共に、その昇圧電源を内部回路の電源供給源と
    して使用する記憶装置。
  4. 【請求項4】 シンクロナスDRAMを備えた記憶装置
    において、外部から供給されたシステムクロックを昇圧
    して昇圧電源を生成する昇圧電源回路を備え、不活性時
    には昇圧電源をリフレッシュ動作のデータ保持電流の供
    給源として使用すると共に、活性時には昇圧電源を書き
    込み又は読み出し動作に際して大きな電源スイング幅を
    必要とする内部回路の電源供給源として使用する記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1項に記載の記
    憶装置において、前記昇圧電源回路は記憶装置と同一の
    半導体チップ上に形成された記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1項に記載の記
    憶装置において、前記昇圧電源回路は、外部から供給さ
    れたクロックを昇圧して昇圧電源を生成するポンプ回路
    と、その昇圧電源電圧が設定値と等しくなるようにポン
    プ回路を制御する制御回路とを備えた記憶装置。
JP7130671A 1994-05-31 1995-05-29 記憶装置 Pending JPH0850789A (ja)

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JP11884894 1994-05-31
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881000A (en) * 1997-07-25 1999-03-09 Nec Corporation Semiconductor memory device having booster supplying step-up voltage exclusively to output circuit for burst

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881000A (en) * 1997-07-25 1999-03-09 Nec Corporation Semiconductor memory device having booster supplying step-up voltage exclusively to output circuit for burst

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