JPH08507339A - 土木格子材と共に用いる保持用壁ブロック - Google Patents

土木格子材と共に用いる保持用壁ブロック

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JPH08507339A JP6513960A JP51396094A JPH08507339A JP H08507339 A JPH08507339 A JP H08507339A JP 6513960 A JP6513960 A JP 6513960A JP 51396094 A JP51396094 A JP 51396094A JP H08507339 A JPH08507339 A JP H08507339A
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Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、補強用土木格子材を受容し且つ保持するように適合された手段を有する保持用壁ブロックが開示される。本発明の第1の態様によれば、土木格子材受容保持手段は、保持用ブロックの第1の面に形成した1つ以上の突起(13,33)、及び該ブロックの反対の面に形成した孔また凹部(14,34)からなる。本発明の第2の実施態様によれば、土木格子材受容保持手段は、保持用壁ブロックの上面に形成された横断溝部(53)から構成される。本発明の第3の実施態様によれば、補強用土木格子材受容手段は、ブロックの後側壁部に形成された横断スロットよりなり、該スロットは溝部(62,72)よりなり、該溝部よりも横巾が大きいキャビティー(63,73,83)がブロックの内に設けられ、該溝部は該キャビティーのところ迄延びて終っている。

Description

【発明の詳細な説明】 土木格子材と共に用いる保持用壁ブロック 本発明は、補強用土木格子材と共に用いる保持用壁ブロックに関する。 補強用土木格子材(geogrid)は種々の形態を有しているが、最も一般的なも のは、ポリエステル(Terylene)などのプラスチックに代表される非生物分解性 材料で作られた網状物や、押出し成形や展延によるシート状物である。 補強用土木格子材は、埋立てや造園などの土木工事において、大量の土を繋止 するために用いられる。最も一般的には、補強用土木格子材は、土を層状に土盛 りしていくのに合わせて、水平方向に敷設し、垂直方向には底の部分では約1/ 4mの間隔、頂部においては約1.5mの間隔で設けるものである。しかしなが ら、或る工事現場では、例えば海水、雨水、河川水などの自然原因、道路などへ の噴霧のような人工的原因、あるいは土地利用上の理由による縦勾配角度や壁面 角度が要求されることの原因により、補強用土木格子材の使用が制限される。そ のような状況下にあって、土木格子材に補強された構造体の一部として硬い面を 有する壁材を使用することが、機能上、実用上及び美観上の観点から強く望まれ ている。 それ故、補強用土木格子材を保持用壁に繋止する方法を提供する必要がある。 しかして、本発明によれば、補強用土木格子材を受容し且つ保持するように適 合された手段を有する保持用壁ブロックが提供される。その例は、該ブロックの 少なくとも1つの面に、補強用土木格子材又は土木格子材に取付けられた保持用 クリップと係合する孔または凹部、及び/又は突起を有する保持用壁ブロックで ある。 本発明の第1の態様によれば、土木格子材受容保持手段は、保持用ブロックの 第1の面に形成した1つ以上の突起、及び該ブロックの反対の面に形成した孔ま た凹部からなる。 好ましい例においては、直線状またはマトリックス状に配列された複数の突起 を包含する。 又、好ましい例にあっては、1つのブロックの上面に突起を設け、該突起は、 垂直方向に隣接するもう1つのブロックの底部に設けた孔または凹部にはめられ るようになっている。好ましくは、突起は、土木格子材の孔にはめられる。 又、好ましい例にあっては、ブロックの孔または凹部が存在する位置に対応す る位置よりも、ブロックの後部の方へずれて突起が設けられており、それによっ て、複数のブロックの集合体において、前側壁の縦傾斜角度を0°より大きい角 度とする。 本発明の第2の実施態様によれば、土木格子材受容保持手段は、保持用壁ブロ ックの上面に形成された横断溝部によって構成され、使用時に、該溝部は土木格 子材を形成するシー トの縁部を受容するようになっている。保持用土木格子材は、第1ブロックの頂 部に置かれた第2ブロックの重量により保持される。土木格子材の保持を助ける ために、該溝部は後方へ向かって傾斜を有していることが好ましい。 本発明の第3の実施態様によれば、補強用土木格子材受容手段は、ブロックの 後側壁部に形成された溝部よりなり、該溝部よりも大きいキャビティーがブロッ クの内に設けられ、該溝部は該キャビティーのところ迄延びて終っている。好ま しい例では、該溝部とキャビティーは1つのブロックの本体部の中に形成されて いる。またその代りに、溝と孔を、互いに垂直方向に隣り合う2つのブロックの 間に形成することもできる。 通常は、キャビティー内に土木格子材を保持するのを助けるために、クリップ を設ける。クリップは土木格子材の縁部に取り付けられて該縁部の寸法を大きく しており、該縁部が、溝部を通ってキャビティーから抜けないようになっている 。保持用クリップは、好ましくは、長形部材の形態をしており、その1つの縁部 から突き出た複数のフィンガーを有している。そして、複数の該フィンガー相互 間には、補強用土木格子材中の複数の孔の間隔に合うように間隔がおかれている 。使用時には、クリップである長手形部材は、補強用土木格子材の縁部の上に位 置し、そして多くのフィンガーが土木格子材の縁部の周りに曲げられて、クリッ プを土木格子材の適切な場 所に保持する。 本発明の上記及び他の実施態様について、添付の図面を参照して、以下に詳細 に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。 添付の図面において、 図1は、本発明の第1の実施態様による保持用壁ブロックの第1の例を示す正 面図であり; 図2は、図1のブロックの平面図であり; 図3は、図1のIII−III線に沿った断面図であり; 図4は、図2のIV−IV線に沿った断面図であり; 図5は、本発明の第1の実施態様による保持用壁ブロックの第2の例を示す正 面図であり; 図6は、図5のブロックの平面図であり; 図7は、図5のVII−VII線に沿った断面図であり; 図8は、本発明の第2の実施態様による保持用壁ブロックの例を示し; 図9〜図11は、それぞれ、本発明の第3の実施態様による保持用壁ブロック の第1、第2及び第3の例を示し; 図12及び図13は、本発明によるクリップの構造及び使用形態を示し; 図14〜図17は、本発明の第3の実施態様による保持用壁ブロックに土木格 子材が保持されていることころを示し;そして 図18〜図19は、土木格子材の保持方法の更なる例を示す。 図1〜図4において、本発明の第1の実施態様による壁ブロックは、前面11 、後面12、頂面16及び底面17を有している。使用時には、保持用壁におい て、後面には土を保持するように作用する。ブロック10の頂面16には、直線 状に配列された複数の突起13が設けられており、各突起は土木格子材の孔内に 位置している。使用時には、土木格子材は突起13の上に置かれ、もう1つのブ ロック10が第1のブロックの上に置かれる。突起13は、第2のブロックの底 に形成した凹部にはめられ、それによって、土木格子材を2つのブロックの間に 捕捉する。典型的な設置方法においては、幾つかの段(courses)のブロックを 使用し、土木格子材は垂直方向に隣り合う段のブロックの間に該突起により保持 される。 図1〜図4の例においては、突起13はフィンガー状をしており、これらは「 NETLON」(登録商標)の名で市販されている土木格子材の保持に用いるの に特に適している。ブロックの長さ方向での、突起13の大きさ及びそれが配列 されている間隔は、用いるNETLON土木格子材の種類によって決められる。 図1〜図4の例において、各突起13は、それぞれ、ブロック10の頂部に形成 されたキャビティー内に挿入されている。フィンガー13は、一定の場所に固定 さ れていてもよく、又は固定されないで第1のブロックの上に置かれる第2のブロ ックによって位置決めされるようにしてもよい。 図示したように、突起13は、凹部14よりも、ブロックの後面12の方へず れている。その結果、保持用壁における次のブロックが、その下にあるブロック から後へずれて、5°〜10°の縦傾斜を与えるようになる。或る土木工事では 、上記縦傾斜角度が0°であることが好ましく、その場合には、凹部14は突起 13の真下に位置することになる。或る工事では、前面11が綺麗な外観または 仕上がり状態を有することが要求される場合がある。図示した例においては、前 面11は、その周縁部を面取りしている。 土盛りの裏込めのためと、壁を更に強くするために、ブロックの垂直方向両縁 部のそれぞれに、舌部19を溝20がそれぞれ設けられて、はまり込むようにな っている。1つのブロックの舌部19は、垂直方向に隣り合ったブロックの溝2 0にはめられる。更に、ブロックは、その頂面と端面に小さな排水チャネル15 を有している。ブロックの頂面の排水チャネル15の大きさは、突起13が通る 孔の周縁部よりも厚くなっている土木格子材の横断縁部を受容するように選ばれ る。或る土木格子材の場合は、均一の厚みを有していることがあり、そのような 場合には、頂面の排水チャネルは省略することができる。ブロックは又、揚動用 部位21を有してお り、手動又はクレーンによりブロックの揚動操作を助けることができる。 使用に際しては、ブロックは保持用壁を構築するために用いられる。各ブロッ クは、その舌部と溝部を隣接するブロックの対応する溝部と舌部と係合させるこ とにより、水平方向に隣接するブロックとインターロックされる。又、ブロック は、上下に隣接するブロックの突起13及び凹部14間の係合により、上下のブ ロック間がインターロックされる。 従来の壁構造におけるように、垂直方向で隣接するブロックはずれて配設され 、上下の各段において、各ブロックが2つのブロックと係合することができる。 補強用土木格子材は、上下に適当な間隔を置いて、上下のブロックの間にはさみ 込まれる。 図5〜図7は、上記したブロックと大略同様であるが、「FORTHRACK 」(登録商標)の名で市販されている土木格子材に特に適したブロックを示す。 フィンガー状突起ではなく、マトリックスで配列された四角形の突起33の上に 四角形メッシュのFORTHRACKがはめられるようになっている。図示した 例においては、マトリックス状に配設された四角形突起33は、別作りのエレメ ント41として形成されており、該エレメント41は、例えば接着剤により、ブ ロック30の頂面に形成された対応凹部に固定されている。その代りに、これら は、はまっている凹部に沿ってスライド するようになっていてもよい。いくつかの格子は、又、別作りのエレメント41 の周りに包み込まれるようにすることもでき、それによって保持を完全にするこ とができる。ブロック30の頂部表面36に、別作りのエレメントとして突起を 設けるやり方は、図1〜図4に示した例のものにも適用することができる。この ことは、ブロック30の本体部を、多くの異なった状況(例えば、視覚上の外観 が主な設計上の条件であるような場合)に適うように製造することができること を意味している。このような汎用タイプのブロックは、適当な形状のエレメント を挿入することにより、多くの異なった意匠の土木格子材と共に使用することが できる。 図5〜図7には、ブロック中に形成された軽量用孔38が示されており、これ は、ブロックの重量を減らして、その取扱いを容易にするためのものである。図 に示されているブロックは、排水用チャネル35を有すると共に、前記した例に おけるのと実質的に同一の舌部と溝よりなるインターロック手段39及び40を 備えている。 保持用壁を構築する場合には、もし水平方向に配設される1段(course)のブ ロックが、該ブロックの上に土木格子材を設ける必要のない高さの場合には、突 起13、またはマトリックス状に配置された突起13を有する別作りのエレメン ト41は、簡単な他の部材に代えることができる。その場合、そのような他の部 材は、別作りのエレメントとしてでも、又 はブロックと一体的な部品としてでも任意に設けることができる。 図8は、本発明の第2の実施態様による壁ブロック50を示す。このブロック 50は、前面51及び後面52を有し、ブロック50の上面54には横断溝53 が設けられている。ブロック50は、又、排水用溝、及びインターロックするた めの舌部と溝部がブロックの端部に垂直方向に設けられており、それは図1〜図 7に示した例の場合と同様である。 使用時には、土木格子材シートの縁部を横断溝53にはめ込ませる。前に述べ た例の場合と同様に、第1のブロックの上に次のブロックを載せることによって 、土木格子材は所定位置に固定される。土木格子材の確実な保持は、横断溝23 に後方向に向いた傾きを与えることによって得られる。該溝の巾及び深さを制御 して、土木格子材の横断リブが溝の中に収容されるようにする(該横断リブは、 通常、土木格子材の長手方向のフィンガー部よりも大きな厚みを有している)。 このタイプのブロックは、「TENSAR」(登録商標)の名で市販されている 土木格子材と共に用いるのに特に適している。該溝の上部後側の縁部56は小さ な曲率を持っており、土木格子材を切断する危険のある縁部が形成されないよう になっており、負荷がかかってもよいようになっている。図示されているように 、上部表面54及び下部表面55は、各々、対応する回転防止形の半あり組(an ti-rotation half- dovetail Joints)を有しており、上下に隣り合うブロック間に頑丈な結合が得 られるようになっている。この構成は、若干の改変を加えれば、本発明の種々の 実施態様による保持用壁ブロックの他の例にも適用できるものである。 ブロックを積み重ねることによって土木格子材に負荷がかかるのを防ぐために 、ブロックの上部表面54に浅い溝57を設け、該溝に土木格子材の薄い長手方 向のフィンガーが入るようにすることができる。これは、土木格子材の各孔に支 持表面を与えることになり、ブロックは、その上に、土木格子材に圧縮負荷を与 えることなく位置することができる。この構成は、他の例の保持用壁ブロックに も適用可能である。 負荷がかかった時には、摩擦と力の分散方向の組合わせによって、土木格子材 の設計された力よりも強い結合力をブロックと士木格子材との間に与えることが できる。 図9は、本発明の第3の実施態様による保持用ブロックを示す。ブロック60 には、その後面61に狭い溝62が形成されており、該溝62はブロック60の 本体中に形成したキャビティー63に開口している。ブロック60には、更に、 その上側表面に突起64が設けられ、該突起は、該ブロックの上部に配設される ブロックの底面に形成されている凹部に挿入され得るものである。図10には、 同様な例のブロック70を示す。ブロック70には、その後面71に溝72が形 成されており、該溝72は、ブロック70の本体中において、 西洋梨状の断面を有するキャビティー73のところで、終わっている。該溝72 には、又、その頂部表面及び底部表面に、それぞれ、突起74とそれをはめる凹 部75が形成されている。更に、図10に示す例においては、溝72及びキャビ ティーは、短い長さの狭いスロット76によって分けられている。図16に更に 詳細に示されているこの例は、このような2重スロット(“dual”slot)を有し ており、これは主に成形の容易さのためである。このようなブロックは、西洋梨 状キャビティーと狭いスロットを有する簡単な除去可能なコアを用いて成形する ことができる(このようにして製造されたブロックの全形状は、ブロックの後側 に出口のあるスロット無しにブロックを貫通する構造を有している)。巾の広い 方の溝72は、簡単な鋸で形成ことができ、適当な厚さと深さに切ってスロット 76にすることができる。或いは、その代りに、溝72、キャビティー73及び 狭いスロット76の形状を有する挿入体(insert)又はコア(core)の周りにブ ロックを成形することによって、溝及びキャビティーを形成することができる。 図11は、上記した形態の改変例を示し、上下に隣り合うブロック80の下側 表面及び上側表面にそれぞれ形成されているチャネル81及び82の間にキャビ ティー83が形成されている。上下に隣り合うブロックの上側表面及び下側表面 の間の空間に対応する溝84が設けられ、好ましくは、その 溝は、ブロックの上下両表面の一方の面または両方の面に浅い溝として形成され 、土木格子材を受容して、圧縮負荷が土木格子材にかからないようにしている。 他の代替例(図示せず)においては、ブロック上下両面のうちの一方の面に、広 いチャネルによって、キャビティー83を形成することができる。 土木格子材シートの横断縁部が、メッシュ部分よりも厚くなる傾向があるので 、該縁部はキャビティー73及び83へはめ込み、所定の位置に保持することが できる。又、その代りに、後で詳細に説明するクリップ90を用い、キャビティ ー73及び83に保持される土木格子材の縁部の厚さを大きくすることができる 。クリップ90は、TENSAR土木格子材の場合には、長手方向に延びるフィ ンガー96に対して横断しているリブ95の差動厚さ(differential thickness )を大きくすることができる。他のタイプの土木格子材の場合には、該クリップ は差動厚みを創成し、土木格子材をキャビティー中にとらえることを可能にする 〔該キャビティーは、保存壁ブロックの土壌側(後側)に非常に狭いスロット出 口を有しており、そこを通って土木格子材が出ることができるものである〕。 図12及び図13において、クリップ90は、長形部材92及びその一端縁部 から平面に延びる複数のフィンガー93及び94からなる。フィンガー93及び 94の分離は、土木 格子材91の孔97の分離に依存している。使用時には、土木格子材の本体内側 に延びるフィンガー93、94を有する横断リブ95の線に沿って、長形部材9 2と共に、クリップ90がはめられている。該フィンガーは土木格子材の孔97 の上にある。多くのフィンガー94は、横断リブ95の周りに曲げられ、クリッ プを土木格子材91の上の所定の位置へおさめる。好ましくは、交互のフィンガ ー94はそのように曲げられ、フィンガー93は土木格子材の長手方向のフィン ガー96に平行に延びた状態のままでいる。これにより、土木格子材の取扱いが 容易になり、又一方、はさまれた土木格子材の上に上部のブロックを置くと、ク リップが上下に隣り合うブロックの上面と下面との間に確実に保持される。この 目的のために、フィンガー93はフィンガー94よりも長い。クリップは非分解 性材料により作られ、好ましくは120年以上地中での寿命が期待される材料か ら作られる。ステンレススチール(不銹鋼)またはブロンズが好ましい材料であ る。好ましくは、フィンガー93は、土木格子材の長手方向のフィンガー96よ りも大きい厚さを有している。それにより、上部の保持壁ブロックによって土木 格子材に圧縮負荷がかかるのを防ぐことができる。 図14〜図17は、図9〜図11に示されている複数タイプのブロックの後面 に埋め込まれた土木格子材を詳細に示す。図14は、キャビティー63及び溝6 2を示し、それらは金 属またはプラスチック材料でできたスロット内張りエレメント100で内張りさ れている。内張り100は、ブロックの一体的部材として形成することができ、 或いは又、後でブロック中に形成させることができ、その際固定しなくてもまた は機械的な手段または接着剤によって固定してもよい。内張り100は、溝62 の巾を小さくする効果を有し、それによって土木格子材の横断リブ95の保持を 強めることができる。内張り100を用いるならば、図15に示すように、クリ ップ90を用いることもできる。そのような場合、内張り自身が土木格子材をブ ロックによる損害から保護するように作用するので、すべてのフィンガー93及 び94を土木格子材の横断リブ95の周りにクリンプ(crimp)することができ る。図15には、ロック用タブ(locking tab)101の使用が示されており、 ロック用タブは内張り100をブロック中へ成形する際に設けることができる。 ロック用タブ101は、内張り100をブロック材料に積極的にロックする効果 を有している。 図16及び図17に示されている諸構成は、キャビティー63が西洋梨状断面 形状を有する図14及び図15について記載した類似の構成に対応する。 図18及び図19は、糸通し(bodkin)102を用い、上記したブロックのキ ャビティー内に土木格子材を保持するために差動厚みを与えている状態を示す。 糸通し102は、土 木格子材の複数の孔を通って横断方向に織られ又は撚られている。 クリップ90を用いる代りに、TENSAR又はそれに類似の、融着可能又は 成形可能な材料で作られた土木格子材の端部の横断リブの厚みを、成形方法又は それに付加的材料を融着させる方法で、増大させる方法を用いることができる。 種々の例の詳しいやり方は、用いる土木格子材の孔の大きさ及びピッチ、横断リ ブ、及び長手方向に延びるフィンガーに依存して変更することができる。又、従 来のワイヤーコンベアベルトクリップのような別の構造のクリップも用いること ができる。 ブロックはコンクリートから加工することができ、半乾材料を用いる振動プレ ス(vibrating press);又はそれぞれの型を用いる湿式鋳造(wet cast)又は 突起13,33を有する一体成形タイプのもの(one piece items)を作る湿式 鋳造(本発明の第1の実施態様の場合)により製造することができる。又、代替 構造物は、粘土又は、適当な物理的及び耐候的物性を有する他の適当な組成物か ら作ることができる。ブロックの前面は、必要により傾斜しても垂直でもよく、 また、縁部を丸めて綺麗にしてもよい。 上においては、本発明の種々の実施態様は、各ブロックの上部表面に突起13 ,33,64,74を有し、下部表面に凹部14,34,65,75があるもの について述べたが、 これらは、本発明の範囲内において、逆にすることができる。しかし、本発明の 第1の実施態様により、突起13,33の上に土木格子材をはめること、そして 、その上に次の段のブロックを置く間その位置を保持することは、これらの突起 がブロックの上部表面にあった方が容易である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年12月6日 【補正内容】 明細書 土木格子材と共に用いる保持用壁ブロック 本発明は、補強用土木格子材と共に用いる保持用壁ブロックに関する。 補強用土木格子材(geogrid)は種々の形態を有しているが、最も一般的なも のは、ポリエステル(Terylene)などのプラスチックに代表される非生物分解性 材料で作られた網状物や、押出し成形や展延によるシート状物である。 補強用土木格子材は、埋立てや造園などの土木工事において、大量の土を繋止 するために用いられる。最も一般的には、補強用土木格子材は、土を層状に土盛 りしていくのに合わせて、水平方向に敷設し、垂直方向には底の部分では約1/ 4mの間隔、頂部においては約1.5mの間隔で設けるものである。しかしなが ら、或る工事現場では、例えば海水、雨水、河川水などの自然原因、道路などへ の噴霧のような人工的原因、あるいは土地利用上の理由による縦勾配角度や壁面 角度が要求されることの原因により、補強用土木格子材の使用が制限される。そ のような状況下にあって、土木格子材に補強された構造体の一部として硬い面を 有する壁材を使用することが、機能上、実用上及び美観上の観点から強く望まれ ている。 それ故、補強用土木格子材を保持用壁に繋止する方法を提供する必要がある。 WO91/19067には、保持用壁ブロックであって、その上部表面に突起 を形成して、該ブロックの上に置くブロックの凹部と係合し、更に土木格子材に 設けられている孔に係合するように構成されている保持用壁ブロックが開示され ている。 EP−0067551−Aには、複数段のブロックからなり、各ブロックは上 方へ延びる少なくとも1個の繋留エレメントを含有しており、該エレメントの上 に土木格子材を保持するためのフックを有するリンクが置かれている保持用壁が 開示されている。 US 4,824,293号には、前もって形成したチャネルをその中に有す る保持用壁パネルが開示されており、該チャネルは、チャネルとパネルの面の間 に形成されたスリットへ連通している。大きなロッドを用いて、土木格子材の端 部の長手方向のリブをチャネルの中にクサビ留めすることができ、それによって 該リブを所定の位置に保持する。 しかして、本発明によれば、補強用土木格子材(91)を受容し且つ保持する ように適合された手段を有する保持用壁ブロック(10,30,50)にして、 該受容保持手段は、保持用ブロックの第1の面に形成した複数の突起(13,3 3,57)、及び該ブロックの反対の面に形成した孔また凹部(13,34)か らなり、各突起の大きさ及び隣り合う突起間の距離の大きさは土木格子材(91 )の孔部(97)の大きさに対応するように選ばれており、それにより、使用時 に、土木格子材(91)は該複数の突起の上に置かれ、各突起(13,33,5 7)が土木格子材の対応する孔部(97)に挿入係合されるようになっているこ とを特徴とする保持用壁ブロックが提供される。 好ましい例においては、1列またはマトリックス状に配列された複数の突起を 包含する。 又、好ましい例にあっては、1つのブロックの上面に突起を設け、該突起は、 垂直方向に隣接するもう1つのブロックの底部に設けた孔または凹部にはめられ るようになっている。 又、好ましい例にあっては、ブロックの孔または凹部が存在する位置に対応す る位置よりも、ブロックの後部の方へずれて突起が設けられており、それによっ て、複数のブロックの集合体において、前側壁の縦傾斜角度を0°より大きい角 度とする。 本発明の他の実施態様によれば、土木格子材シートの縁部 は、保持用壁ブロックの上面に形成された横断溝部によって構成され、使用時に 、該溝部は土木格子材を形成するシー トの縁部を受容するようになっている。保持用土木格子材は、第1ブロックの頂 部に置かれた第2ブロックの重量により保持される。土木格子材の保持を助ける ために、該溝部は後方へ向かって傾斜を有していることが好ましい。 本発明の更に他の実施態様によれば、補強用土木格子材受容手段は、ブロック の後側壁部に形成された溝部よりなり、該溝部よりも大きいキャビティーがブロ ックの内に設けられ、該溝部は該キャビティーのところ迄延びて終っている。好 ましい例では、該溝部とキャビティーは1つのブロックの本体部の中に形成され ている。またその代りに、溝と孔を、互いに垂直方向に隣り合う2つのブロック の間に形成することもできる。 通常は、キャビティー内に土木格子材を保持するのを助けるために、クリップ を設ける。クリップは土木格子材の縁部に取り付けられて該縁部の寸法を大きく しており、該縁部が、溝部を通ってキャビティーから抜けないようになっている 。保持用クリップは、好ましくは、長形部材の形態をしており、その1つの縁部 から突き出た複数のフィンガーを有している。そして、複数の該フィンガー相互 間には、補強用土木格子材中の複数の孔の間隔に合うように間隔がおかれている 。使用時には、クリップである長手形部材は、補強用土木格子材の縁部の上に位 置し、そして多くのフィンガーが土木格子材の縁部の周りに曲げられて、クリッ プを土木格子材の適切な場 所に保持する。 本発明の上記及び他の実施態様について、添付の図面を参照して、以下に詳細 に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。 添付の図面において、 図1は、本発明の第1の実施態様による保持用壁ブロックの正面図であり; 図2は、図1のブロックの平面図であり; 図3は、図1のIII−III線に沿った断面図であり; 図4は、図2のIV−IV線に沿った断面図であり; 図5は、本発明の第2の実施態様による保持用壁ブロックの正面図であり; 図6は、図5のブロックの平面図であり; 図7は、図5のVII−VII線に沿った断面図であり; 図8は、本発明の第3の実施態様による保持用壁ブロックの例を示し; 図9〜図11は、それぞれ、本発明の第1、第2及び第3の実施態様による保 持用壁ブロックを示し; 図12及び図13は、本発明によるクリップの構造及び使用形態を示し; 図14〜図17は、本発明の第3の実施態様による保持用壁ブロックに土木格 子材が保持されていることころを示し;そして はブロックと一体的な部品としてでも任意に設けることができる。 図8は、本発明の更に別の実施態様による壁ブロック50を示す。このブロッ ク50は、前面51及び後面52を有し、ブロック50の上面54には横断溝5 3が設けられている。ブロック50は、又、排水用溝、及びインターロックする ための舌部と溝部がブロックの端部に垂直方向に設けられており、それは図1〜 図7に示した例の場合と同様である。 使用時には、土木格子材シートの縁部を横断溝53にはめ込ませる。前に述べ た例の場合と同様に、第1のブロックの上に次のブロックを載せることによって 、土木格子材は所定位置に固定される。土木格子材の確実な保持は、横断溝23 に後方向に向いた傾きを与えることによって得られる。該溝の巾及び深さを制御 して、土木格子材の横断リブが溝の中に収容されるようにする(該横断リブは、 通常、土木格子材の長手方向のフィンガ一部よりも大きな厚みを有している)。 このタイプのブロックは、「TENSAR」(登録商標)の名で市販されている 土木格子材と共に用いるのに特に適している。該溝の上部後側の縁部56は小さ な曲率を持っており、土木格子材を切断する危険のある縁部が形成されないよう になっており、負荷がかかってもよいようになっている。図示されているように 、上部表面54及び下部表面55は、各々、対応する回転防止形の半あり組(an ti-rotation half- dovetail joints)を有しており、上下に隣り合うブロック間に頑丈な結合が得 られるようになっている。この構成は、若干の改変を加えれば、本発明の種々の 実施態様による保持用壁ブロックの他の例にも適用できるものである。 ブロックを積み重ねることによって土木格子材に負荷がかかるのを防ぐために 、ブロックの上部表面54に浅い溝57を設け、該溝に土木格子材の薄い長手方 向のフィンガーが入るようにすることができる。これは、土木格子材の各孔に支 持表面を与えることになり、ブロックは、その上に、土木格子材に圧縮負荷を与 えることなく位置することができる。この構成は、他の例の保持用壁ブロックに も適用可能である。 負荷がかかった時には、摩擦と力の分散方向の組合わせによって、土木格子材 の設計された力よりも強い結合力をブロックと土木格子材との間に与えることが できる。 図9は、本発明の更に別の実施態様による保持用ブロックを示す。ブロック6 0には、その後面61に狭い溝62が形成されており、該溝62はブロック60 の本体中に形成したキャビティー63に開口している。ブロック60には、更に 、その上側表面に突起64が設けられ、該突起は、該ブロックの上部に配設され るブロックの底面に形成されている凹部に挿入され得るものである。図10には 、同様な例のブロック70を示す。ブロック70には、その後面71に溝72が 形成されており、該溝72は、ブロック70の本体中において、
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.補強用土木格子材を受容し且つ保持するように適合された手段を有する保持 用壁ブロック。 2.土木格子材受容保持手段が、保持用ブロックの第1の面に形成した1つ以上 の突起、及び該ブロックの反対の面に形成した孔また凹部からなることを特徴と する請求項1に記載の保持用壁ブロック。 3.該突起が複数であって、直線状列に配列されたことを特徴とする請求項2に 記載の保持用壁ブロック。 4.該突起が複数であって、マトリックス状に配列されたことを特徴とする請求 項2に記載の保持用壁ブロック。 5.複数の突起がブロック上面に設けられ、孔または凹部がブロック底面に設け られていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の保持用壁ブロック 。 6.ブロックの孔または凹部が存在する位置に対応する位置よりも、ブロックの 後部の方へずれて突起が設けられていることを特徴とする請求項2〜5のいずれ かに記載の保持用壁ブロック。 7.該複数の突起が、エレメント本体部及びそれから延びる1つ以上の突起を有 する別作りのエレメントとして構成され、該エレメント本体部はブロックの第1 の面に形成された対応する凹部に取付け可能であることを特徴とする請求項2〜 6のいずれかに記載の保持用壁ブロック。 8.土木格子材受容保持手段が、保持用壁ブロックの上面に形成された横断溝部 によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の保持用壁ブロック。 9.該溝が後方へ傾斜していることを特徴とする請求項8に記載の保持用壁ブロ ック。 10.補強用土木格子材受容手段が、ブロックの後側壁部に形成された溝部より なり、該溝部よりも横巾が大きいキャビティーがブロックの内に設けられ、該溝 部は該キャビティーのところ迄延びて終っていることを特徴とする請求項1に記 載の保持用壁ブロック。 11.該キャビティーが西洋梨状断面を有することを特徴とする請求項10に記 載の保持用壁ブロック。 12.溝の巾を制限するスロット内張素材を更に包含することを特徴とする請求 項10又は12に記載の保持用壁ブロック。 13.該キャビティーが、1つのブロックの頂面と隣り合うブロックの底面の間 に、使用時に、形成されるように構成されていることを特徴とする請求項10〜 12のいずれかに記載の保持用壁ブロック。 14.ブロックの一端面に舌部を形成し、他の端面に該舌部に対応する溝を形成 してなるインターロックシステムを更に包含することを特徴とする請求項1〜1 3のいずれかに記載の保持用壁ブロック。 15.軽量化キャビティーを更に包含することを特徴とする請求項1〜14のい ずれかに記載の保持用壁ブロック。 16.保持用壁に土木格子材を固定する方法であって、請求項1〜15のいずれ かに記載の一段のブロック群を構築し、土木格子材受容保持手段の中に又は上に 土木格子材をはめ込み、そして上記一段のブロック群の上に次の段のブロック群 を位置せしめることを特徴とする方法。 17.土木格子材の少なくとも1つの縁部に沿って、差動厚みをふやすためのク リップを装着し、該クリップは、長形部材及びその一端縁部から平面に延びる複 数のフィンガーからなり、クリップの該長形部材は土木格子材の縁部上に位置し 、2本以上のクリップフィンガーが土木格子材の縁部の周りに曲げられる、こと を特徴とする請求項16に記載の方法。 18.長形部材及びその一端縁部から平面に延びる複数のフィンガーからなる、 請求項17の方法に用いるクリップ。
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