JPH08506896A - 色質判定機能付き映像濃度測定装置 - Google Patents

色質判定機能付き映像濃度測定装置

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JPH08506896A
JPH08506896A JP6518257A JP51825794A JPH08506896A JP H08506896 A JPH08506896 A JP H08506896A JP 6518257 A JP6518257 A JP 6518257A JP 51825794 A JP51825794 A JP 51825794A JP H08506896 A JPH08506896 A JP H08506896A
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ツィーグラー,ダーニャル,エム.
パウルズン,ローレンス,エル.
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    • G01N21/59Transmissivity
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    • G01N21/5911Densitometers of the scanning type
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Abstract

(57)【要約】 対象標本の不規則な形状のエリアのグレースケール、または色質集積度の測定は、その標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号から引き出すことができる。改良された低コスト高速ビデオデジタイザーがビデオ画像信号をビデオフォーマットに変換し、インターラクティブコンピュータプログラムがそのビデオフォーマットをデジタル光学濃度値に変換し、標本内の各不規則な形状の全体的な集積度の判定に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 色質判定機能付き映像濃度測定装置 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般的には薄層クロマトグラフィー(TLC)に関するものであり 、特に、コンピュータで機能強化した映像領域濃度測定装置および種々のクラマ トグラフィーあるいは電気泳動媒体上に析出された化学あるいは生物学的化合物 の色質濃度の判定におけるその応用に関するものである。 2.関連技術の説明 クロマトグラフィーは化学および生物学における特殊な定量分析を行う方法と して最も広範に用いられているもののひとつである。過去においては、薄層クロ マトグラフィー(TLC)を用いて、薄層板、ラジオオートグラム、紙クロマト グラフ、電気泳動ゲルなどの透明あるいは半透明性の支持台上に戴置された光吸 収性、蛍光性、あるいは化学発光性物質のスポットあるいは帯として存在する化 合物の濃度は光強度スキャナーを用いて測定されてきた。このスキャナーは通常 は光倍増管あるいは光電池などの光センサーを通じて、分析対象の物質を含む透 明性あるいは半透明性支持台を移動させる機械的な装置であった。分析される物 質を保持する支持台は、光源と光センサーの間に置かれるか、あるいは光源が光 センサーと同じ側に配置されて、その物質による光の吸収あるいは反射の測定が 行われた。光源からの光を細いビームに 絞り込むために、機械的なスリットが用いられた。より最近になって、標本化合 物のスポットの濃度は、映像濃度測定装置を構成するためのビデオカメラ、ビデ オ画像デジタイザー、あるいはデジタルコンピュータを用いて判定されている。 こうした映像濃度測定装置は機械的なサポート移動メカニズムは必要とせず、ま た、光ビーム形成のための集光装置も必要とせず、一回の映像操作で、高度の解 像度で測定対象のスポットの領域ぜんたいの測定が可能となった。 画像の向上および分析のために映像情報をデジタル的に捕らえる技術が用いら れているが、濃度測定および分析的生化学の分野におけるその応用は、ビデオ画 像をデジタル的に捕らえるために必要な公知のシステムが比較的複雑であり、ま たコストも高いことから、一定の制約があった。これまでのシステムにおいては 、ビデオ画像を構成するために、異なった映像走査時間で集められた複数のフレ ームを必要とした。従来の技術に基づくシステムには、したがって、画像品質が 急速に劣化するような状況においてはビデオ画像の捕捉に適していなかった。 発明の要約 最近、低コスト高速アナログ−デジタル集積回路コンバータおよび改良された 表示機能を有するパーソナルコンピュータの発展により、市場で入手できる素材 を利用して、低コスト映像濃度測定装置の開発が可能になった。本願に開示され るシステムはホームビデオキャムコーダ、コンポジットビデ オモニター、市場で入手できる高解像度カラーモニター付きパーソナルコンピュ ータ、濃度計算を迅速に行うためのプログラム可能性高速アナログ−デジタルコ ンバータ、そして、対象標本の色質濃度およびグレースケール統合濃度情報の分 析と表示を迅速に行うための独自のコンピュータプログラムとを用いている。 本発明によるシステムにおいては、すべてのグレーレベルのビデオ画像が、高 速フラッシュアナログ−デジタルコンバータを用いて、60分の1秒の継続時間を 有する単一ビデオフレーム中にデジタル形態に変換される。この改良されたデー タ捕捉速度は、沃素蒸気などの揮発性着色剤を用いて標本に関するデータの収集 、分析を可能にし、また、データの一貫性を基本的に失うことなく、基準および サンプルの画像を同時に捕らえることを可能にしてくれている。本発明によるシ ステムにおいては、各サンプルの光透過あるいは反射の白黒レベルは、固定的な レベルではなく、直接的かつインターラクティブに設定できるので、感度を向上 させると共に背景映像濃度の測定の正確さに及ぼす影響を低下させることができ る。 本発明によるシステムにおいては、ユーザーが色質濃度判定および当該スポッ トエリア濃度を迫真的な平面濃度に調整するために個々のスポットをインターラ クティブに指定して、対象標本の不規則な形状の光吸収エリアを判定することが 可能である。その結果をプリンターやCRTモニターなどの出 力表示手段上に表示することも可能である。 本発明によるシステムは、また、ユーザーにパーセンテージ色組成と薄層クロ マトグラフィーあるいはポリアミドゲル電気泳動を用いて分離、視覚化を行った 後に化合物によって形成される不規則な形状のスポットの全体的な集積度を示す 正確なデータを提供してくれる。したがって、このデータは分離媒体に用いられ る化合物の濃度を正確に判定するために用いることができ、したがって、生物学 的および化学的化合物、および組織内における病気の進行を、一定期間内の色組 成濃度の変化を用いて迅速に分析する方法を提供してくれる。 本発明によるシステムはまた、装置の光学エリアを透過したりそのエリアで吸 収される光の量を判定することにより、光学装置の明度を正確に分析するために 用いることもできる。 本発明の一側面は、コンピュータシステム上での対象標本の光学的濃度のデジ タルビデオ表示を提示し、分析のために表示座標を指定することにより、スポッ トエリアとそのスポットエリアの濃度分析用関連色質をインターラクティブに指 定できることである。 本発明の別の側面は、スポットエリアを代表する濃度ピークがどこで始まり、 どこで終わるかをより正確に判定して、その結果として、より正確で再現性のあ る濃度分析を行えるようにするために、対象標本のスポットを含む特定の行また は列内部のグラフィック的に表示された二次元濃度をインターラクティブに指定 できることである。 このように、上記諸課題の達成において、本発明はそのホームビデオキャムコ ーダ、プログラム可能高速アナログ−デジタルコンバータ、コンピユータシステ ムおよびソフトウエアの組み合わせによって、白色光あるいは紫外線によって照 射されたクロマトグラフィー用プレート、写真やそのネガ、ラジオオートグラム 、および視覚化のために着色されたポリアクリルアミドゲルなどの、反射光また は透過光によって十分に照射することができるメディア上の、光吸収性エリアの 集積度、およびそのエリアの色質濃度を正確に測定する方法を提供してくれる。 本発明の、上に述べた、および他の目的と利点は、好ましい実施例の詳細な説 明と、関連図面を参照することにより、一層明らかになるであろう。 簡単な図面の説明 図1は、本発明の好ましい実施例の構成図である。 図2から図21までは、本発明の一部を構成する論理シーケンスを示す構成図で ある。 詳細な実施例の説明 図1で、Sは構成図で示される本発明によるシステムを全体的に示している。 システムSはビデオ画像収集手段54が標本のビデオ画像を収集することができる ように、対象標本52に光を照射するために用いられる光源50を含んでいる。ビデ オ画像収集手段54は標本のビデオ画像をその画像を示すアナログ電子信号に変換 する。光源50は蛍光性白色光でも紫外線 でもよい。この光源は対象標本52を通じて光を投射するように配置してもよいし 、ビデオ画像収集手段54と同様、対象標本52と同じ側に配置してもよい。したが って、光源50からの光は対象標本52を通じて投射されるか、あるいは、ビデオ画 像収集手段54に面した対象標本52の表面で反射される。 本発明によるビデオ画像収集手段54は、例えば、ビデオカメラ、電荷結合素子 、あるいは低光軍事用スヌーパースコープで用いられているようなエリアデテク ター装置などである。本発明の目的においては、ビデオ画像手段54は光を入力と して受け取り、標準アナログテレビジヨンフレームフォーマット化出力信号を提 供するものであればどのような技術に基づくものであってもよい。このビデオ画 像収集手段54からの標準アナログテレビジヨンビデオフレームフォーマット信号 はプログラム可能アナログ−デジタルコンバータ58の入力端子に提供される。コ ンバータ58は、適切な、市販の装置のいずれからでも選択することができる。 コンバータ58はビデオ画像収集手段54からのビデオ画像信号をデジタル値に変 換する。本発明技術を用いることによって、ビデオフレームは1秒の60分の1で 作成される。本発明のひとつの利点は、対象標本のビデオ画像のフレーム全体を 捕捉して、対象標本の不規則な形状の光吸収エリアを60分の1秒以内に変換する ことができる点である。本発明による、対象標本の光学的強度の高速変換によっ て、装置のドリフトが先行技術におけるほど重要な要素とはならないので、測定 精度を向上させると共に、ビデオフレーム変換時聞が、写真用カメラのスナップ シヨットと同様に、より短いので、急速に分解する対象標本を表すデータを捕捉 することも可能である。 システムSはまた、適切な位置合わせのために、対象標本の位置をモニタリン グする際に有益である。本発明の目的のために、ビデオモニター56はビデオ画像 収集手段54の出力端子に適切に接続できるものであればいずれであってもよい。 スポット濃度の計算における光学的正確さを達成するために、本発明によるシ ステムはデジタル変換前に明暗(白黒)ビデオ画像強度レベルを較正するための 手段を含んでいる。可能な限り最大のビデオ光学強度解像度を用いることによっ て、対象の標本のビデオ画像が色質濃度の計算およびスポット性で不規則な光吸 収エリアの集積度計算用の最も正確な情報を提供してくれる。 ビデオ画像強度を最も適切に較正するために、システム5は特定のサンプルに 関する最も暗いビデオ光学強度のアナログ電圧バイアス表示を提供する黒レベル 調節手段60を含んでいる。同様に、白レベル調節手段62は、最も明るい望ましい ビデオ光学強度信号のアナログ電圧バイアス表示を提供してくれる。黒レベルお よび白レベル調節手段は手作業で調整される電位差計でもよいし、プログラムで 制御されるデジタウーアナログコンバータのいずれであってもよい。暗および明 ビデオ光学強度信号レベルを調節するどんな手段でも用いる ことができ、先行技術において知られている装置あるいはプログラムで制御され るシステムを用いて提供することができる。 白黒レベルビデオ光学強度信号レベル調節が一度設定されれば、アナログ−デ ジタルビデオコンバータ58によって発生されるビデオ画像光学強度を示すデジタ ル信号を記憶保存するために、プログラム化コンピュータシステム64を用いるこ とができる。 通常、62,464バイトの情報で構成されるデジタル化データの最大1フレーム をコンピュータシステム64のメモリーに保存することができる。したがって、コ ンピュータシステム64はプログラム制御下でこのデジタル強度データを処理して 、対象標本52の較正済み光学強度データを提供する。 本発明によるシステムは、研究室の技師がインターラタティブにシステム変数 を初期設定し、利用可能な種々のプログラムオプシヨンから選択できるようにす るソフトウエアを含んでいる。このインターラクティブな選択はコンピュータビ デオモニター66およびコンピュータ64のキーボードを介して行われる。要求され る演算の結果は表示手段68を介して表形式およびグラフィッグ形式の両方で表示 される。 本発明によるシステムは以下の手順を遂行するために新しい一連の命令を用い るメニュー駆動方式によるコンピュータプログラムを含んでいる。 本発明は、ビデオ画像内に黒の対象物が存在する場合に、 ビデオ情報の任意のバイト数にゼロの値を与えるデジタルビデオ変換のインター ラクティブ調整と、ビデオ画像に白い対象物が存在する場合に最大デジタル値と 提供するためのデジタルビデオ変換のインターラクティブな調整がてきるように してくれる。ビュー内の対象標本のビデオ画像の捕捉は60分の1秒で可能である 。そして、ビュー内の画像は、プログラム制御下で、ビデオ画像光学的強度のデ ジタル表示に変換される。このデジタル情報はコンピュータ64の非揮発性記憶手 段に記憶保存される。この記憶手段はハードディスク、フロッピーディスク、テ ープ、あるいはその他の適切な記憶媒体のいずれであっても差し支えない。 本発明によるプログラムはさらに、コンピュータ64にビデオ画像の光学的強度 を示すデジタルデータを保存させ、その強度データを光学的強度データに変換す ると共に、その強度データを通常はグレイの16のレベルで高解像度カラーモニタ ーに表示させるようにする。このプログラムはまた、光学的強度データをカラー ビデオカメラから色質濃度データに変換することもできる。システムプログラム はオペレータがインターラクティブに個々のスポット、色質。スポットの縦方向 列、あるいはスポットの水平方向列を分析のためにインターラクティブに指定で きるようにしてくれる。 本発明によるシステムは光学的強度を示す原デジタルデータをベールの法則に 従って最大62,464画素までの光学的および色質を示すデジタルデータに変換する 。ベールの法則は、 光学的強度は光学的強度の逆数の常用対数に比例すると述べている。 これらデジタル濃度値のそれぞれはコンピユータビデオモニター66上に表示さ れているデジタル濃度画像のひとつの画素のグレイレベルを含んでいる。これら のデジタル強度値のそれぞれの濃度値への変換を示すデジタル濃度値は、したが って、“ポイント濃度”と称される。“ライン濃度”は、任意の垂直または水平 線上に含まれているポイント濃度の合計であり、“エリア濃度”は任意のエリア に含まれるポイント濃度の合計である。ライン濃度はポイント濃度を部分的にそ れぞれ水平または垂直タインポジシヨンの関数としてインテグレートする列また は列手順の場合に用いられる。ライン濃度はコンピュータビデオモニタ66上の指 定された列または列内のラインポジシヨンの関数として表示される。このライン 濃度のグラフィック表示は、どこでスポット濃度ピークが始まり、どこで終わる かを明瞭に示し、それによって濃度分析の任意のスポットエリアをより正確に指 定できるようにする。 オペレータが指定したエリアまたは列あるいは列指定方法のいずれかを用いて 色質または個々のスポットをインターラクティブに指定した後、本発明のプログ ラムはコンピュータシシュテム64に指定されたスポットの色質濃度およびポイン ト濃度データの二次元濃度へのインテグレーシヨンを行わせる。その後、プログ ラムはコンピュータ64に適切な背景濃度の計算とその結果の、CRTモニターま たはプリンターなど の出力表示手段上への表示を行わせる。本発明によるシステムは、吸光エリアの 総合集積度と、白色光または紫外線によって照射されるクロマトグラフィー用プ レート、写真または写真ネガ、ラジオオートグラム、および見えるように着色さ れたポリアクリルアミドゲルなどのような反射光または透過光などによって十分 の照射することができるいずれかのメディア上の関連色質濃度を正確に測定でき るシステムを提供してくれる。 本発明によるシステムは、色質濃度および薄層クロマトグラフィーまたはポリ アクリルアミドゲル電気泳動を用いての分離、視覚化後に形成される不規則なス ポットの総集積度を正確に測定する能力を提供してくれる。このデータは公知の 分析法を用いて、色質および分離媒体に用いられた化合物の濃度を簡単の測定す るために用いることができ、それによって生物学的あるいは化学的化合物および 組織内での病状の進行を手早く分析する方法を提供してくれる。 本発明はまた、標本の任意のエリアのパーセンテージ色質を正確に判定する能 力を提供してくれる。 本発明は、ビデオ画像のすべてのグレイレベルを、高速フラッシュアナログ− デジタルコンバータを用いて、60分の1秒の継続時間の単一ビデオフレーム中に デジタルフォーマットに変換できるという点で、先行技術を改良している。これ までのシステムはビデオ画像を構成するために異なったビデオ走査時間で収集さ れた複数のフレームを必要とした。画像 捕捉時間の改良によって、よう素蒸気などの揮発性着色剤の使用と、標準および サンプルの両方の画像の両方を同時に収集することを可能にしてくれる。 以下に、本発明によるプログラム命令セットの好ましい実施例について説明す る。これらの図面で、コンピュータ64にインターラクティブにデジタル的に記憶 された強度情報を処理させ、不規則な形状の吸収エリアと対象標本の関連色質濃 度を計算させるために本発明において用いられる命令シーケンスについて詳細に 説明する。 図2で、コンピュータ64はステップ100でメインルーチンの実行を開始する。 ステップ100では、コンピュータ64に、そのコンピュータシステムが低解像度表 示モードであるかどうかについて判断させる。もし低解像度表示モードでなけれ ば、ステップ102に移り、コンピュータに適切なメッセージを送らせ、そしてそ の後にマウスサブルーチンを実行するステップ120よび122で、コンピュータをグ ラフィックモードにして、プログラムウィンドウを閉じ、シーケンスを終える。 ステップ100で、コンピュータシステムが低解像度表示モードの場合、ステッ プ104に進み、コンピュータ64に、強度を示す入力デジタル情報を保存する範囲 配列を指定してそのメモリー位置を初期化し、データを永続的に保存するために 用いられる初期モードフロッピーまたはハードディスクドライブにその範囲配列 を記憶させ、そして、ビデオアナログ−デジタルコンバータからのデジタルビデ オ強度データ情報を 受け取るためのシリアルポートに関するパラメータを設定させる。ステップ104 では、また、コンピュータ64に、ビデオ情報をメモリーに読み込むためのソフト ウエアルーチンを初期化させ、コンピュータビデオモニター66上で情報ウィンド ウを開けさせ、研究室技師オペレータがインターラクティブに種々のプログラム 動作を制御できるようにするためのタイトルページを表示させる。そしてコンピ ュータ64のコントロールはステップ106二移行する。 ステップ106では、コンピュータ64に、ビデオモニター画面を再初期化させ、 メニュー選択サブルーチンを開始するプログラムメニュー選択表示ステップ108 を起動させる。次に、ステップ112,114および116に移行して、それぞれステッ プ64にメニュー選択が行われるまで空作動させ、メインルーチンを出て、指定さ れたサブルーチンを実行させ、すべてのサブルーチンの実行が完了するとリター ンさせる。どのメニューオプシヨンが選択されたかに基づいて、プログラムはコ ンピュータ64に、図3に示されているように特定のサブルーチンを実行させる。 図2のステップ116で、コンピュータ64に指定されたサブルーチンの完了をチェ ックさせ、図2のメインルーチンに戻る。その後、ステップ118と120で、コンピ ュータ64に対し前のビデオ画面カラーを再生させ、マウスコントロールをイネー ブルし、グラフィックモードを再度設定して、プログラム情報ウィンドウを閉じ させる。オペレータが本発明の利用を完了すると、最後のステップ122で、コン ピ ュータ64をそのコンピュータのオペレーティングシステムに戻させる。 さて、図3で、オペレータが指定したプログラムサブルーチンを起動させるた めに、メニューハンドリングサブルーチンが用いられる。利用できるサブルーチ ンは:スポットの選択によるデータの分析、ステップ124;列の指定によるデー タの分析、ステップ128;行の指定によるデータの分析、ステップ132;デジタル 化されたビデオ情報の収集、ステップ136;白レベル強度の設定、ステップ140; 黒レベル強度の設定、ステップ144;RGB色質の分析、ステップ145,147およ び148;デジタルビデオ強度値の分析用ディスクファイルへの負荷;そして、シ ーケンス完了時のプログラム終了、ステップ152および156である。 対象標本データファイルを分析する必要がある場合、オペレータはステップ14 9のメニューオプシヨンを選択する。ステップ149ではコンピュータ64にファイル サブルーチンの実行開始させるステップ150がイネーブルされる。図4で、ファ イルサブルーチンステップ200,202,202および204では、コンピュータ64にエラ ールーチンをイネーブル、ディスクドライブ2の指定、およびオペレータが指定 したファイルの検索を実行させる。指定されたファイル名が既存の有効データフ ァイルであり、オペレータがそのファイルがカラーファイルであることを正しく 指定していれば、次に、ステップ205,207,208および211で、コンピュータ64は 作業用(薄層クロ マトグラフィー)メモリー配列および作業用RGBカラー配列にデータを負荷で きるようになる。指定されたファイル名が既存のデータファイルで、オペレータ がそのファイルがカラーファイルでないことを正しく指定していれば、次にステ ップ205,207,209および212で、コンピュータ64は作業用TLC薄層メモリー配 列のみにデータを負荷できるようになる。 オペレータがそのファイルがカラーファイルでないと誤って指示した場合、ス テップ209および213で、コンピュータ64にメッセージを表示させ、オペレータに 正しくないファイルタイプが指定されていることを知らせる。オペレータが、そ のファイルがカラーファアイルであると誤って指示した場合、ステップ208と210 で、コンピュータ64にメッセージを表示させ、オペレータに正しくないファイル タイプが指定されていることを知らせる。 次に、ステップ214で指定された入力ファイルの名称のために利用できる作業 用、エ、オリー配列の名称を設定する。 しかしながら、指定されたファイル名が有効なデータファイルでない場合は、 ステップ205でコンピュータ64は作業用TLC(薄層クロマトグラフィー)メモ リー配列へのデータの負荷が禁止され、ステップ206で、図8に示されるファイ ルエラーサブルーチンがイネーブルされる。さて図8で、ステップ280,282およ び284で、コンピュータ64でオペレータにシステムエラーを知らせ、そして、プ ログラムコントロールをファイルサブルーチンに戻す。次にステップ215と216で 、 コンピュータ64にファイル負荷プログラム論理をリセットさせ、ファイルエラー ハンドリングサブルーチンをOFFさせる。ステップ217と218で、コンピュータ 64に最初に指定されたディスクドライブをイネーブルさせ、メニューハンドリン グサブルーチンに戻る。 図3で、ステップ140と142で、コンピュータ64に、図5に示されているような 白レベルサブルーチンを実行させる。次に図5で、ステップ220と222で、コンピ ュータにコンピュータビデオモニター66上で画面情報をクリアさせ、低解像度収 集モードでデータを収集させる。 低解像度モードの場合、保存、表示するべき画素の数が減るので、ビデオ画像収 集システムの較正に要する時間が短くなる。低解像度モードは本発明を適切に実 施する上で絶対に必要なものではないが、このコンピュータ技術を用いてデジタ ルビデオデータ収集の速度を大幅に速めてくれる。将来のコンピュータ技術がよ り強力になれば、この低解像度モードは必要ではなくなる可能性がある。 ステップ224では、コンピュータ64にビデオモニター画面66上の命令をプリン トさせ、それによって、オペレータがビデオ白レベルの較正をインターラクティ ブに較正できるようにする。ステップ226,228および230で、コンピュータ64に ビデオアナログ−デジタルコンバータ58からデジタルビデオデータを収集し、メ モリー配列に保存させると同時に、63の二進値と等しいデジタルデータ値の数を カウントさせ、コン ピュータビデオモニター66上にこの数をプリントさせ、そして、オペレータに次 の入力を求める。63という数は6ビット二進数の最大二進値を示しているが、別 の実施例では8ビット二進データを用いて、255の最大二進値を可能にしている 。 本発明によるシステムは、明るい強度のビデオ画像解像度を最適化するために 、白ビデオレベル強度の上限値を調節する。この最適化手順中、白レベル調節手 段62は二進数63に等しい指定した数の6ビットデジタルビデオデータをつくりだ すように変えられる。その結果つくりだされる二進数63に等しい二進値の数が満 足できるものでない場合、オペレータあるいはプログラム制御下のコンピュータ システムは、明るい強度のビデオレベルを望ましい範囲にするために、白レベル 調節手段62を調節してもよい。 例えば、二進数63に等しいデータ値の数が最適指定数未満の場合、ビデオ画像 が暗すぎるので、白レベル調節手段62を介して明るい解像度を増大させることが できる。逆に、二進数63に等しいデータ値の数が最適指定数より多ければ、ビデ オ画像が明るすぎるので、明るい解像度を減らす必要がある。63に等しい二進値 の最適指定数が最適な場合、ステップ232,234および236でコンピュタ64に、ビ デオ画面をリセットさせ、図3のメニューハンドリングサブルーチンに戻る。 図3に戻って、ステップ144および146で、コンピュータ64に図6に示すような 黒レベルサブルーチンを実行させる。そして、図6で、ステップ240と242で、コ ンピュータにコンピ ュータビデオモニター上の画面情報をクリアさせ、低解像度収集モードを用いて データを収集させる。低解像度モードへの設定は、白レベルサブルーチンの場合 と同様である。 ステップ244で、コンピュータ64にビデオモニター画面上に命令をプリントさ せ、それによって、オペレータがインターラクティブにビデオ黒レベルの較正を できるようにする。ステップ246,248および250で、コンピュータ64にビデオア ナログ−デジタルコンバータ58からデジタルビデオデータを収集、メモリー配列 に保存させ、ゼロの二進値に等しいデジタルデータ値をカウントさせ、この数を コンピュータビデオモニター66上にプリントさせ、そして、オペレータにさらに 入力を続けるように要求させる。数ゼロは二進数の最小値を示している。 本発明によるこのシステムは、暗い強度のビデオ画像解像度を最適化するため に、黒ビデオレベル強度の下限値を調節する。この最適化手順中、黒レベル調整 手段60はオペレータが指定した数の、二進数ゼロに等しいデジタルデータ値をつ くりだすように変えられる。その結果作成された二進数ゼロに等しい二進値が受 け入れられない場合、オペレータか、あるいはプログラム制御下のコンピュータ システムは暗い強度のビデオレベルを望ましい範囲にするために黒レベル調節手 段60に調節を加えることもできる。 例えば、二進数ゼロに等しいデータ値の数が最適指定数未満のバアイ、ビデオ 画像が明るすぎるので、黒レベル調節手 段60を介して暗い解像度を増大することもできる。逆に、二進数ゼロに等しいデ ータ値より大きい場合、ビデオ画像が暗すぎるので、暗い解像度を下げる必要が ある。ゼロに等しい二進値の数が最適値と等しい場合、ステップ252,254および 256で、コンピュータ64にビデオ画面をリセットさせ、図3のメニューハンドリ ングサブルーチンに戻る。上の、本発明によるシステムの明るい強度と暗い強度 の較正は、システム構成部品の最良の解像度を用いることにより、最高の精度の ビデオ強度データが提供される。 オペレータは、図3に示されるデータ収集サブルーチンを指定することによっ て、データ収集を開始する。ステップ136と138で、コンピュータ64にダジタル化 ビデオデータの収集を開始させる。次に、図7において、ステップ260と262で、 コンピュータ64にビデオモニター66の画面をクリアさせ、本技術を用いて、画面 のビデオ解像度を256×244画素の情報に定義させる。ステップ264で、コンピュ ータ64にビデオモニター上に命令をプリントさせ、それによって、オペレータが インターラクティブに本発明によるデータ収集システムとインターフェイスでき るようになる。ステップ265で、コンピュータ64に、オペレータに対してカラー データを補正すべきかどうかについてのプロンプトを発生させる。オペレータが カーラデータの補正を選択した場合、ステップ265と267で、コンピュータ64にデ ジタイザからのカラーデータを補正するプログラムを実行させ、そして、引き続 いて各データ値を保 存するようにメモリー内の作業用RGB配列を定義させる。オペレータがグレイ レベルデータの補正を選択した場合。ステップ265と266で、コンピュータ64にデ ジタイザからのグレイレベルデータを補正し、引き続いて各データ値を保存する ためにメモリー内に作業用TLC配列を定義するルーチンを実行させる。 次に、ステップ268,270,271および272で、コンピュータ64にディスクドライ ブ2を指定させ、オペレータにファイル名の指定を要求し、そのファイルをカラ ーデータまたはグレイレベルデータとしてマークさせ、そして、その指定された ファイル名で、ディスクドライブ2にそのデジタルデータを保存させる。ステッ プ274と276で、コンピュータ64にドライブ1を再指定させ、前のメニュー情報を ビデオモニタ66の画面に再生させ、そして図3のメニューハンドリングサブルー チンに戻る。再び図3で、ステップ124と126でコンピュータ64に図9に示されて いるスポットサブルーチンを実行させる。そして、図9で、ステップ300と302で 、コンピュータにグレイレベルビデオ表示用のそのラカーレジスタをセットさせ 、ビデオモニタ66の画面をクリアさせる。ステップ304,306および308で、コン ピュータにデジタルビデオデータをビデオモニター66の画面にデジタルビデオデ ータをマップし、メモリー配列からのデジタルデータを検索し、そのデジタルデ ータをビデオモニター66上で種々のグレイレベルとして定義するインターラクテ イブルーチンをスタートさせる。 ステップ310では、コンピュータ64にデジタル濃度データの各二進値をチェッ クさせる。デジタル濃度データ値が二進数の8未満であれば、ステップ312でコ ンピュータに各対応ビデオ画面画素カラーを黒に設定させる。同様に、ステップ 314で、コンピュータにゼロに等しい二進値をチェックさせ、もしそれであれば 、ステップ316でコンピュータに各対応ビデオ画面画素カラーを赤に設定させる 。低濃度レベル画素を赤および黒に設定すると、使用できないビデオ強度データ との関連でこれらの画素をより迅速に描くことができる。 ステップ318と320で、コンピュータ64にビデオモニター66の画面上に、二進値 の8と等しいか、あるいはそれより大きなすべでのデジタルビデオデータ値を描 かせる。ステップ322および324で、コンピュータにビデオモニター66上のメニュ ーバーを初期化させ、スポットカウンターをゼロに設定し、そして、マウスイベ ントが起きるのを待つ。オペレータはインターラクティブに、例えば、マウスを 用いて、スポットエリア濃度計算用のパラメータを定義することもできる。本発 明で用いられるマウスはコンピュータ画面上でカーソルの位置と方向をインター ラクティブに制御するコンピュータ装置である。マウスは先行技術で良く知られ ており、説明は省く。 マウスは、計算すべきスポットエリア濃度を含む問題のエリアの境界を設定す る。ステップ324と326では、コンピュータ64にカーソルの位置を示すマウスイベ ントを待機し、そして、ビデオモニター66の画面上に、望ましいスポットエリア をつつむ長方形のボックスを描く。ボックスがオペレータの満足のいくように描 かれると、表示されたボックスの座標を計算して、スポット濃度の計算に用いら れるデジタル値を判定する。 次に図9と10で、ステップ328,330および332で、コンピュータ64に、そのボ ックスの座標がビデオ表示エリアであるかどうか、そして、複数の画素を含んで いるかどうかをチェックさせ、もしそうであれば、ビデオミニター66上にそのボ ックスを描かせる。本発明は指定された最大100スポットのエリア濃度を計算す ることができる。エリア濃度計算のために100より多いスポットが指定された場 合、ステップ334と336で、コンピュータにプログラムの実行をい打ち切らせます 。しかしながら、100未満のスポットが指定されている場合は、ステップ338で、 コンピュータに後でスポットエリア濃度の計算を行わせるために指定された長方 形の座標を保存させる。オペレータは、“ait”キーが押されるまでは、分析す るスポットエリアを指定するためにマウスを使用する。 “alt”キーが押されると、カラーデータがオペレータによって分析されるべ く指定されていると、ステップ340,342,343および345で、コンピュータにビデ オモニターの画面上でメニューを再生、リセットさせ、その後の構成されたカラ ーデータを出力表示手段68、例えばプリンター上にプリントさせる。そして、ス テップ347で、コンピュータ64に指定されたボックス直交座標内のすべてのデジ タル強度値をRGB濃 度値に変換させる。コンピュータはベールの法則を用いて、デジタル強度データ をデジタル濃度データに変換する。ベールの法則は、光学的濃度が光学的強度の 逆数の常用対数に等しいとしている。したがって、各デジタル強度値は対応する デジタル濃度値に変換される。 背景エリアRGB濃度はまず赤、緑、および青のカラー配列のそれぞれに関し てスポットを包んでいる長方形の左右の辺上に存在しているデジタル濃度値を合 計することによって計算される。辺濃度の合計はRGB背景合計値としてメモリ ー内部に保存される。背景の平均値はその合計値をその合計を計算するのに用い られた濃度値の数で割って求められる。赤、青、および緑配列のそれぞれに対す る長方形内部の濃度値を合計して、赤合計、緑合計、および青合計としてメモリ ー内部に保存される。 次に、赤、青、および緑合計の総合計からRGB背景合計を引くことによって 、RGBデータに関するスポットエリア濃度を計算する。ステップ347,348およ び350でコンピュータに対し、RGBに関するスポットエリア濃度を計算させ、 その結果をメモリーに保存させ、そして、すべてのスポットエリア濃度の計算が 完了すれば、その結果を出力表示手段68上にプリントさせる。そして、図11のス テップ352,354,356および358でコンピュータにプログラムメニューを再生させ 、オリジナルビデオ画面カラーを再生、リセットさせ、そして図3のメニューハ ンドリングサブルーチンに戻る。 “alt”キーが押された後、グレイレベルデータがオペレータによって分析対 象として指定されると、ステップ340,342,343および344で、コンピュータにビ デオモニター66の画面上でメニューをリセットさせ、そして、出力表示手段、例 えば、プリンター上にその後で計算されるグレースケールデータのためのヘッダ ーをプリントさせる。次に、ステップ346で、コンピュータ64に指定されたボッ クス直交座標系内のすべてのデジタル強度値をグレースケール濃度値に変換させ る。コンピュータはベールの法則を用いて、デジタル強度値をデジタル濃度値に 変換する。ベールの法則は、光学的濃度が光学的強度の逆数の常用対数に等しい としている。したがって、各デジタル強度値は対応するデジタル濃度値に変換さ れる。 背景エリアグレースケール濃度が、まず、そのスポットを取り囲んでいる長方 体の左右の辺上にあるデジタル濃度値を合計することによって計算される。辺濃 度の合計は、次にグレースケール背景合計としてメモリーに保存される。背景平 均は、この合計をその合計の計算に用いられた濃度値の数で割ることによって計 算される。長方形内のグレースケース濃度値を合計して、グレースケール合計と してメモリーに保存される。 次に、グレースケールデータのためのスポットエリアがグレースケール合計か らグレースケール背景合計を引くことによって計算される。ステップ346,347お よび350で、コンピ ュータ64にグレースケール用のスポットエリア濃度を計算させ、その結果をメモ リーに保存させ、そしてすべてのスポットエリア濃度計算が完了すると、その結 果を出力表示手段68にプリントさせる。次に図11で、ステップ352,354,356お よび358でコンピュータにプログラムメニューを再生させ、オリジナルビデオ画 面カラーを再生、リセットさせ、そして図3のメニューハンドリングサブルーチ ンに戻る。 オペレータはスポットの垂直方向縦列を指定することにより、エリア濃度を分 析することができる。再度、図3で、ステップ128と130で、コンピュータ64に、 図12に示す縦列サブルーチンを実行させる。次に、図12のステップ400,402およ び404で、コンピュータにグレーレベル表示用にカラーレジスターを設定させ、 ビデオモニター66の画面をクリアさせ、そして、デジタル濃度データをビデオモ ニター上で各ポイントの濃度を示すグレーのシェードで表示させる。ステップ40 6と408で、コンピュータにメモリー配列内に保存されている各デジタル濃度を検 索させ、それらの値に対応した各画素カラーを設定させる。 ステップ410で、コンピュータ64にデジタル濃度データの各二進値をチェック させる。デジタル濃度データ値が二進値8未満の場合、ステップ412でコンピュ ータに各対応するビデオ画素カラーを黒に設定させる。同様に、ステップ414で 、コンピュータに二進値ゼロをチェックさせ、もしあれば、ステップ416で、コ ンピュータに各対応ビデオ画面画素カラー を赤に設定させる。暗いレベルの画素値をこのように特徴づけることによって、 有益なエリア濃度評価境界の指定における精度を大幅に向上させてくれる。 ステップ418と420で、コンピュータ64にビデオモニター66の画面上に、二進値 8以上のすべてのデジタル濃度データ値をプロットさせる。ステップ422と424で 、コンピュータにビデオモニター66上にメニューバーを初期化させ、縦列カウン ターをゼロに設定させ、そして、マウスイベントが起きるのを待機する。マウス イベントが起きたら、ステップ426でコンピュータにビデオモニター66の画面上 で望ましい縦列エリアを包む長方形のボックスを描かせ、その後、そのボックス 座標をプログラムにリターンする。 次に図13で、ステップ428,430および432で、コンピュータ64に、そのボック ス座標が表示エリア内かどうか、ひとつの画素を包んでいるかどうかをチェック させ、もしそうであれば、ビデオモニター66の画面上で選んだ列を描かせる。本 発明は最大10のスポットの縦列のスポットエリア濃度計算に対処することができ る。10より多い列がレーン濃度計算のために指定されていると、ステップ434と4 36で、コンピュータにプログラムを打ち切らせる。指定されている列が10以下で あれば、ステップ438で、コンピュータに指定された列の座標を、ビデオモニタ ー66の画面上に表示されている各列の左右の水平方向境界の関数としてメモリー に保存させる。オペレータはメニューを用いて、“alt”キーが押されるまで、 マウスを用いて分析対象のレーンを指定する。“alt”キーが押されたら、ステ ップ440,442および444で、コンピュータにビデオモニター66の画面をクリアさ せ、そしてビデオモニター66の画面上に『集積待機』をプリントさせる。 ステップ446で、コンピュータ64に列カウンターを1にセットさせ、指定され た列デジタル濃度データ上で一次元ライン濃度計算を開始させる。一次元ライン 濃度を計算する目的は、各スポットエリア濃度の判定において用いられるエリア 境界をより正確に指定できるようにすることである。指定された垂直方向列(縦 列)内の任意の水平方向ライン上のすべてのデジタル濃度を合計して、垂直方向 位置の濃度の関数としての一次元ライン濃度を求める。繰り返し、すべての、例 えば、その垂直列内部の244本の水平方向列の計算が完了するまで、個々の水平 方向列に関してデジタル濃度値が合計される。そして、その列内の垂直方向位置 の関数としてのそのライン濃度のグラフが、ビデオモニター66の画面上にプロッ トされる。このグラフはその列内部のスポット濃度境界を示すライン濃度ピーク 値を示している。このように、スポット位置をしめしているY座標の開始と終了 はより簡単かつ繰り返し判定される。 ステップ450で、コンピュータにライン濃度計算を次の水平方向ラインにイン クリメントさせる。次に、図14で、ライン濃度計算は、ステップ452でコンピュ ータが最後の水平方向ライン濃度の計算が終了するまで、次のラインにインクリ メントを継続する。ステップ454と456で、コンピュータに、最後のライン濃度が 判定されるまで、列カウンターをインクリメントし、次の列のライン濃度を計算 させる。 ステップ458と460で、コンピュータ64にビデオモニター99の画面をクリアさせ 、オペレータに望ましい濃度グラフの望ましい列番号を指定するようにプロンプ トさせる。ステップ462で、コンピュータに妥当な列番号かどうかチェックさせ 、そうであれば、次にステップ468で、コンピュータに、オペレータに対して列 濃度グラフを描く際に用いられるべきスケーリング係数を指定するように、プロ ンプトを出させる。しかし、列番号入力が99であれば、次にステップ462,464お よび466で、コンピュータに図3のメニュハンドリングサブルーチンに戻させる 。 オペレータが要求されたスケーリング係数を指定した後、ステップ470でコン ピュータに、出力表示手段68上でヘッダー情報をプリントさせる。ステップ472 および474で、コンピュータにビデオモニター66上でその列(縦列)内部の垂直 方向位置の関数としてライン濃度のグラフを描かせ、このライン濃度グラフを出 力表示手段68(プリンター)上で描かせる。ステップ476,478および480で、コ ンピュータ66にピークカウンターをゼロに初期化させ、画面表示カーソルをクロ スバーに変化させ、座今日変数を初期化させ、そして、オペレータに対して指定 された列(縦列)内部の最初のスポットエリアを示すピーク濃度が始まるスター トポイントを指定するよ うに要求させる。 次に図15で、ステップ482でコンピュータ64にマウスイベントの発生を待機さ せる。“alt”キーが押されないのにマウスイベントが行われた場合、ステップ4 86でコンピュータにマウスの左側ボタンが押されるのを待機させる。次に左側の ボタンが押されたら、ステップ488と490で、コンピュータにその列内のスポット エリア濃度ピークのスタートを示すラインをビデオモニター66上に描かせ、その Y座標位置を保存させる。ステップ492で、コンピュータに、オペレータに対し てそのスポットエリアのピーク濃度の判定のためのエンドポイントを指定するよ うに要求させる。ステップ494,496,498および500で、コンピュータ64にマウス イベントを待機させ、そして、マウスの右側ボタンが押されたら、ビデオモニタ ー66の画面上に、ピーク幅およびそのピークの終わりを示すラインを描かせ、そ して、そのピークのエンドポイントをメモリーに保存させる。 オペレータが分析対象のカラー値を指定したら、ステップ502,503,505およ び507で、コンピュータ64に各濃度ピークの開始と終わりに関してインターラク ティブに定義されたY座標を変換して、TLC座標をRGB配列を示す長方形に マップさせ、そして指定されたピータの赤、青、および緑背景濃度を計算させる 。次に図15で、ステップ509と510で、コンピュータにマップされた長方形内部の デジタル値を濃度値に変換させ、ピークの開始と終わりの間の水平方向ライン濃 度 を合計して、赤、青および緑長方形のエリア濃度を集積させ、そしてそれぞれの 濃度を赤合計、緑合計および青合計としてメモリー内に保存させ、そして、その 結果を出力表示手段68、例えば、プリンターにウリントさせる。図15のステップ 484で、コンピュータ64に、オペレータが“alt”キーを押すまで、列(縦列)濃 度の計算とプリントを続行させる。列番号が99と等しくなったら、図14のステッ プ462で、コンピュータにコントロールを図3のメニューハンドリングサブルー チンプログラムにリターンさせる。 オペレータが分析対象としてグレースケールを指定した場合、ステップ502,5 03および504で、コンピュータ64に各濃度ピークの始まりと終わりに関してイン タラクティブに定義されたY座標を変換して、指定されたピークあるいはスポッ トエリアに関するグレースケール背景濃度を計算させる。列内の対応するピーク の始まりと終わりの指定によってエリア境界が定義された場合、スポット濃度が 計算される。図16で、ステップ506および508で、マップされた長方形内部のデジ タル値を濃度値に変換させ、そのピークの始まりと終わりとの間の水平方向ライ ン濃度を合計することによってその長方形のエリア濃度を集積させ、濃度値をグ レースケール濃度としてメモリーに記憶させ、その結果を、出力表示手段68、例 えば、プリンターにプリントさせる。ステップ484で、コンピュータ64に、オペ レータによって“alt”キーが押されるまで、列(縦列)密度の計算とプリント を続行させる。列番号 が99と等しくなったら、図14のステップ462で、コンピュータに図3のメニュー ハンドリングサブルーチンプログラムにリターンさせる。 上に述べたレーン濃度分析と同様の方法で、オペレータは水平方向のスポット の行を指定してエリア濃度を分析することができる。再度図3のステップ132と1 34で、コンピュータ64に図17に示すような列サブルーチンを実行させる。図17の ステップ600,602および604で、コンピュータにそのカラーレジスタをグレーレ ベル表示に設定させ、ビデオモニター66の画面をクリアさせ、そして、ビデオモ ニター上にデジタル濃度データを各ポイントの濃度を示すグレーのシェードで表 示させる。ステップ606と608で、コンピュータにメモリー配列に保存されている 各デジタル濃度値を検索させ、こららの値に対応した画素カラーをセットさせる 。 ステップ610で、コンピュータ64にデジタル濃度データの各二進値をチェック させる。デジタル濃度データ値が8未満の場合、ステップ612で、コンピュータ に画素カラーを黒に設定させる。同様に、ステップ614で、コンピュータに二進 値のゼロをチェックさせ、もしあれば、ステップ616で、コンピュータに画素カ ラーを赤にセットさせる。暗いレベルの画素値をこのように特徴づけることによ って、有益なエリア濃度評価境界の指定が大幅に正確になる。 ステップ618と620で、コンピュータ64にビデオモニター66の画面上に二進値8 以上のすべてのデジタル濃度データ値を プロットさせる。ステップ622と624で、コンピュータにビデオモニター66上でメ ニューバーを初期化させ、行カウンターをゼロにセットさせ、そしてマウスイベ ントの発生を待機させる。マウスイベントが発生すると、ステップ626で、コン ピュータに、ビデオモニター66の画面上に望ましい列エリアを包む長方形のボッ クスを描かせ、そしてボックス座標をプログラムにリターンさせる。 図18のステップ628,630および632でコンピュータ64に、ボックス座標が表示 エリア内かどうか、複数の画素を包んでいるかどうかをチェックさせ、もしそれ であれば、ビデオモニター66の画面上で選択した列を描かせる。この発明は最大 10のスポット行のスポットエリア濃度計算を取り扱うことができる。行密度計算 のために10より多い行が指定された場合、ステップ634と636でコンピュータにプ ログラムの実行を打ち切らせる。10以下の行が指定された場合は、ステップ638 で、コンピュータに指令された行の座標を、ビデオモニター66の画面に表示され た場合の垂直方向の一番上と一番下との境界の関数としてメモリーに保存させる 。オペレータは“alt”キーが押されるまで、マウスを使って分析対象の列を指 定する。“alt”キーが押されると、ステップ640,642および644でコンピュータ にビデオモニター66の画面をクリアさせ、ビデオモニター66の画面上に“wait f or integration”とプリントさせる。 ステップ646で、コンピュータ64に行カウンターを1にセ ットさせ、指定された列デジタル濃度データに関する一次元ライン濃度計算を行 わせる。一次元ライン濃度を計算する目的は、各スポットエリア濃度の判定にお いて、エリア境界をより正確に指定できるようにすることである。指定された水 平方向の行内の任意の垂直方向ラインのすべてのデジタル濃度を合計して、水平 方向位置の関数としての一次元ライン濃度が得られる。水平方向行内部の、すべ て、例えば256の垂直方向ラインについての計算が完了するまで、各個々の垂直 方向ラインに関するデジタル濃度値の合計が繰り返して行われる。そして、その 行内の水平方向位置の関数としてのライン濃度のグラフがビデオモニター66の画 面上にプロットされる。このグラフはその行内のスポット濃度境界を示すライン 濃度ピークを示している。したがって、スポット位置を示すX座標の開始と終わ りとは、より簡単に、そして繰り返し判定することができる。 ステップ650で、コンピュータにライン濃度計算を次の垂直方向ラインにイン クリメントさせる。そして図19で、ライン濃度計算は、ステップ652でコンピュ ータに最後のライン濃度が計算されたを判断させるまで、次の行へのインクリメ ントが続けられる。ステップ654と656で、コンピュータに行カウンターをインク リメントさせ、最後のライン濃度が判定されるまで、次の行ライン濃度の計算を 行わせる。 ステップ658と660で、コンピュータ64にビデオモニター66の画面をクリアさせ 、望ましい濃度グラフの望ましい行番号 を指定するようにオペレータにプロンプトさせる。ステップ662で、コンピュー タに行番号の妥当性をチェックさせ、もし、そうであればステップ668でコンピ ュータにオペレータに対して行濃度グラフを描くのに用いる縮尺係数を指定する ように促す。しかし、入力される行番号が99であれば、ステップ662,664および 666でコンピュータに、図3のメニューハンドリングサブルーチンにコントロー ルを戻させる。 オペレータが求められた縮尺係数を指定すると、ステップ670でコンピュータ に出力表示メニュー68上でヘッダー情報をプリントさせる。ステップ672および6 74で、コンピュータにビデオモニター66上の行の範囲内で水平方向位置の関数と してのライン濃度のグラフを描かせ、そしてこのライン濃度グラフを出力表示メ ニュー68(プリンター)上にプリントさせる。ステップ676,678および680で、 コンピュータ66にピークカウンターをゼロに初期化させ、画面表示カーソルをク ロスバーに変えさせ、座標変数を初期化させ、オペレータに指定された行内の第 一のスポットエリアを示すピーク密度の始まりのスタートポイントを指定するよ うに要求させる。 図20で、ステップ682でコンピュータ64にマウスイベントを待機させる。“alt ”キーを押さないでマウスイベントが発生したら、ステップ686でコンピュータ にマウスの左側のボタンが押されるのを待機させる。左側のボタンが押されたら 、ステップ688と690でコンピュータにビデオモニター66上に、その行内のスポッ トエリア濃度ピークのスタートを示す ラインを描かせ、そのX座標位置を保存させる。ステップ692で、コンピュータ にスポットエリアのピーク濃度の終了させる終点を指定させる。ステップ694,6 96,698および700で、コンピュータ64にマウスイベントを待機させ、そして、マ ウスの右側のボタンが押されたら、ビデオモニター66上にピーク幅およびピーク の終点を示すラインを描かせ、そして、ピークの終点をメモリー内に保存させる 。 オペレータがカラー値の分析を指定した場合、ステップ702,703,705および7 07で、コンピュータ64にTLC座標をRGB配列長方形にマップさせ、各濃度ピ ークのスタートおよび終点に関してインターアクティブに定義されたX座標を変 換させ、そして、指定されたピーク、あるいはスポットエリアの赤、緑および青 の背景濃度を計算させる。行内の対応するピークのスタートおよびエンドポイン トを指定することによってエリア境界が定義されると、スポットエリア濃度は上 に述べたように計算される。そして、図20のステップ709と710で、コンピュータ に対してマップされた長方形内部のデジタル値を濃度値に変換させ、赤、緑、お よび青の長方形を集積させ、それら濃度値を赤合計、緑合計および青合計として それぞれメモリに保存させる。ステップ709と710で、さらにコンピュータに、そ れらピークのスタートおよびエンドポント間の垂直方向ライン濃度を合計するこ とによって指定されたピークのエリア濃度を集積させ、そして、その結果を、出 力表示手段68、例えば、プリンターに出力させる。図20 のステップ684で、コンピュータ64に、オペレータによって“alt”キーが押され るまで、行濃度の計算とプリントを続行させる。行番号が99と等しくなれば、図 19のステップ662でコンピュータに図3のメニューハンドリングサブルーチンプ ログラムに戻させる。 オペレータがグレースケール値を分析することを指定すると、ステップ702,7 03および704でコンピュータ64に各濃度ピークのスタートとエンドに対してイン ターラクティブに指定されたX座標値を変換させ、そして指定されたピーク、ま たはスポットエリアの背景濃度を計算させる。行内の対応するピークのスタート およびエンドポイントを指定することにより、エリア境界が指定されると、スポ ットエリア濃度は上に述べたように計算される。そして図21で、ステップ706と7 08で、コンピュータにそれらピークのスタートおよびエンドポイント間の垂直方 向ライン濃度を合計することによって指定されたピークのエリア濃度を集積させ 、その結果を出力表示手段68、例えば、プリンタにプリントさせる。図20のステ ップ684で、オペレータによって“alt”キーが押されるまで、コンピュータ64に 行濃度の計算とプリントを続行させる。行番号が99に等しくなれば、コンピュー タに図3のメニューハンドリングサブルーチンに戻らせる。 このように、上に述べた新しい、そして改良されたビデオエリア濃度測定装置 が薄層クロマトグラフィーのスライドからビデオ情報をより迅速に得ることを可 能にしてくれること がわかるであろう。本発明の好ましい実施例によるデータ獲得は60分の1秒間で 達成される。完全なビデオフレークをこうして迅速に獲得することにより、いろ いろなファクターが測定技師の制御を越えてしまった場合に起きる測定装置のド リフトまたは対象標本の劣化の可能性を減らすことが可能になる。 さらに、本発明は白レベルビデオ強度と黒レベルビデオ強度の絶対値を予め設 定することにより、対象標本の最大の解像度を可能にしてくれ、対象標本のビデ オ解像度を最大にしてくれる。本発明をデジタルコンピュータに適用すれば、オ リジナルアナログビデオ信号を示す高解像度ビデオデジタルデータの保存が可能 になる。アナログビデオ信号が一度コンピュータメモリー内に保存されれば、対 応するビデオデジタルデータを数学的に処理して有益な情報を開示することが可 能になる。本発明は信頼性が高く、反復可能な結果の入手を可能にしてくれる。 上に述べたように、行われたテストと実験では、極めて信頼性が高く、反復性も 高い結果が得られている。 いくつかの好ましい実施例をかなり詳細に述べたが、そうした詳細情報は明瞭 に示すためだめのものである。以下の請求項に規定されるような本発明の精神と 範囲を逸脱せずに修正や変更が可能なことは当業者には明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI H04N 1/46 7/18 B 9187−5C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積度を判定する装置において、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号を得る ための手段と; 上記アナログビデオ画像信号を一組のデジタル値に変換するための手段と ; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換する手段と; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段と; 上記ビデオフォーマット画像に関連したひとつ、または複数の背景濃度値 を計算するための手段と; ひとつ、または複数のスポット濃度を計算するために、上記表示されたビ デオフォーマット画像のひとつ、または複数のエリアを指定する手段と; 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数のスポット濃度値を計算する手段と;そして 該ひとつ、または複数の計算されたスポット濃度値を表示するための手段 ; とで構成されている装置。 2. 該アナログビデオ画像信号を引き出すための手段がカ ラービデオカメラか、あるいは白黒ビデオカメラで構成されていることを特徴と する請求項1の装置。 3. 該標本のビデオフォマット画像を表示するための手段が白黒ビデオモニタ ーで構成されていることを特徴とする請求項2の装置。 4. 該標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段がカラービデオモ ニターで構成されていることを特徴とする請求項2の装置。 5. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積度を判定する装置において、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号を引き 出すための手段と; 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも一部を一組のデジタル値に変換 するための手段と; 上記デジタル値を保存するための手段と; 上記保存されたデジタル値をアナログ−デジタル変換の速度より遅い速度 でコンピュータに送るための手段と; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換する手段と; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段と; 上記ビデオフォーマット画像に関連したひとつ、または複数の背景濃度値 を計算するための手段と; ひとつ、または複数のスポット濃度を計算するために、上記表示されたビ デオフォーマット画像のひとつ、または複数のエリアを指定する手段と; 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数のスポット濃度値を計算する手段と;そして 該ひとつ、または複数の計算されたスポット濃度値を表示するための手段 ; とで構成されている装置。 6. 該アナログビデオ画像信号を引き出すための装置がカラービデオカメラか または白黒ビデオカメラで構成されていることを特徴とする請求項5の装置。 7. 該標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段が、白黒ビデオモ ニターにより構成されていることを特徴とする請求項6の装置。 8. 該標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段がカラービデオモ ニターにより構成されていることを特徴とする請求項6の装置。 9. 対象標本の不規則な形状をした吸光エリアの集積度を判定する方法におい て、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号を引き 出すステップと; 上記アナログビデオ画像信号を一組のデジタル値に変換するステップと; 強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、その逆数の常用対数 を計算することによって、濃度を示すデジタル値に変換するステップと; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するステップと; そのビデオフォーマット画像に関連したひとつ、または複数の背景濃度値 を計算するステップと; ひとつ、または複数のスポット濃度を計算するために表示されたビデオフ ォーマット画像のひとつ、または複数のエリアを指定するステップと; 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数のスポット濃度値を計算するステップと;そして 該ひとつ、または複数の計算されたスポット濃度値を表示するステップ; とにより構成される方法。 10. アナログビデオ画像信号を引き出す該ステップが、カラービデオカメラま たは白黒ビデオカメラを用いることによって実現することを特徴とする請求項9 の方法。 11. 上記アナログビデオ画像信号を一組のデジタル値に変換する該ステップが 、高速アナログ−デジタルコンバータを用いることによって実現されることを特 徴とする請求項10の方法。 12. 上記標本のビデオフォーマット画像を表示する該ステ ップが、白黒ビデオモニターを用いることによって実現されることを特徴とする 請求項11の方法。 13. 上記標本のビデオフォーマット画像を表示する該ステップが、カラービデ オモニターを用いることによって実現されることを特徴とする請求項11の方法。 14. ひとつ、または複数の背景濃度値を計算する該ステップが、ビデオフォー マット画像に関連したひとつ、または複数のエリア内に位置するデジタル濃度値 を加算することによって実現されることをを特徴とする請求項11の方法。 15. 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数のスポット濃度値を計算する該ステップが、各該指定エリア内の上記デジタル 濃度値を加算し、そして該背景濃度値のひとつを上記エリアから減算することに よって実現されることを特徴とする請求項14の方法。 16. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積度を判定する方法において、 輝度基準を有し、上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデ オ画像信号を引き出すステップと; 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも一部を一組のデジタル値に変換 するステップと; 上記デジタル値を保存するステップと; 上記保存されたデジタル値をアナログ−デジタル変換 の速度より遅い速度でコンピュータに送るステップと; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換するステップと ; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するステップと; 上記ビデオフォーマット画像に関連したエリアに関して、背景濃度値を計 算するステップと; スポット濃度を計算するために、上記表示されたビデオフォーマット画像 のエリアを指定するステップと; 上記ビデオフォーマット画像の該指定エリアに関するスポット濃度値を計 算するステップと;そして 該計算されたスポット濃度値を表示するステップ;とにより構成される方 法。 17. アナログビデオ画像信号を引き出す該ステップが、カラービデオカメラま たは白黒ビデオカメラを用いることによって実現されることを特徴とする請求項 16の方法。 18. 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも一部を一組のデジタル値に変換 する該ステップが、高速アナログ−デジタルコンバータを用いることによって実 現されることを特徴とする請求項17の方法。 19. 上記標本のビデオフォーマット画像を表示する該ステップが、白黒ビデオ モニターを用いることによって実現されることを特徴とする請求項18の方法。 20. 上記標本のビデオフォーマット画像を表示する該ステップが、カラービデ オモニターを用いることによって実現されることを特徴とする請求項18の方法。 21. 背景濃度値を計算する該ステップが、ビデオフォーマット画像に関連した エリア内に位置するデジタル濃度値を加算することによって実現されることを特 徴とする請求項18の方法。 22. 上記ビデオフォーマット画像の該指定エリアに関するスポット濃度値を計 算する該ステップが、該指定エリア内のデジタル濃度値を加算することによって 、また該背景濃度値をそのエリアから減算することによって実現されることを特 徴とする請求項21の方法。 23. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積度を判定する方法において、 輝度基準を有し、上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデ オ画像信号を引き出すステップと; 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも重要な一部を、強度を示す一組 のデジタル値に変換するステップと; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換するステップと ; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するステップと; 上記ビデオフォーマット画像のエリアに関して背景濃 度値を計算するステップと; 上記表示されたビデオフォーマット画像に関連した第一および第二水平方 向座標によって境界が示されるひとつ、または複数の垂直方向レーンを指定する ステップと; 各レーン濃度値が、各レーン内の濃度の所定の水平線に関して、デジタル 濃度の上記合計を示す、複数のレーン濃度値を計算するステップと; 各該垂直レーンに関して、上下の垂直方向座標を指定するステップと;そ して 該計算されたレーン濃度値を表示するステップ;とにより構成される方法 。 24. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積度を判定する方法において、 輝度基準を有し、上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデ オ画像信号を引き出すステップと; 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも重要な一部を、強度を示す一組 のデジタル値に変換するステップと; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換するステップと ; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するステップと; 上記ビデオフォーマット画像に関連したひとつ、または複数の背景濃度値 を計算するステップと; 上記表示されたビデオフォーマット画像に関連した第一および第二の垂直 方向座標によって境界が示されたひとつ、または複数のスポットの水平方向行を 指定するステップと; 各列濃度値が、各列内の濃度の所定の垂直線に関して、デジタル濃度の上 記合計を示す、複数の列濃度値を計算するステップと; 各該指定された水平方向行に関して、左右の水平方向座標を指定するステ ップと;そして 該計算された行濃度値を表示するステップ; とにより構成される方法。 25. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積カラー構成度を判定する装置 において、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号を引き 出すための手段と; 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも一部を一組のデジタル値に変換 するための手段と; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換する手段と; 上記標本に関連したひとつ、または複数の背景濃度値を計算するための手 段と; 上記標本に関連したひとつ、または複数のスポット濃度値を計算するため の手段と; 上記標本に関連したひとつ、または複数の色質濃度値を計算するための手 段と; 該ひとつ、または複数の計算されたスポット濃度値のひとつ、または複数 を表示するための手段と;そして 該ひとつ、またはは複数の計算された色質濃度値のひとつ、または複数を 表示するための手段; とで構成される装置。 26. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積カラー構成度を判定する装置 において、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号を引き 出すための手段と; 上記アナログビデオ画像信号を一組のデジタル値に変換するための手段と ; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換する手段と; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段と; 上記ビデオ・フォーマット画像に関連したひとつ、または複数の背景濃度 値を計算するための手段と; ひとつ、または複数のスポット濃度を計算するための上記表示されたビデ オ・フォーマット画像のひとつ、または複数のエリアを指定するための手段と; 上記ビデオ・フォーマット画像の各該指定エリアに関 したひとつ、または複数のスポット濃度値を計算するための手段と; 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関したひとつ、または複 数のカラー構成濃度を計算するための手段と; 該ひとつ、または複数の計算された各スポット濃度値を表示するための手 段と;そして 該ひとつ、または複数の計算された各色質濃度値を表示するための手段; とで構成されている装置。 27. 該アナログビデオ画像信号を引き出すための手段がカラービデオカメラで 構成されていることを特徴とする請求項26の装置。 28. 該標本のビデオフォマット画像を表示するための手段が白黒ビデオモニタ ーで構成されていることを特徴とする請求項27の装置。 29. 該標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段がカラービデオモ ニターで構成されていることを特徴とする請求項27の装置。 30. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積カラー構成度を判定する装置 において、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号を引き 出すための手段と; 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも重要な一部 を一組のデジタル値に変換するための手段と; 上記デジタル値を保存するための手段と; 上記保存されたデジタル値をアナログ−デジタル変換の速度より遅い速度 でコンピュータに送るための手段と; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換する手段と; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段と; 上記ビデオフォーマット画像に関連したひとつ、または複数の背景濃度値 を計算するための手段と; ひとつ、または複数のスポット濃度を計算するために、上記表示されたビ デオフォーマット画像のひとつ、または複数のエリアを指定するための手段と; 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数のスポット濃度値を計算するための手段と; 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数の色質濃度値を計算するための手段と; 該ひとつ、または複数の計算された各スポット濃度値を表示するための手 段;そして 該ひとつ、または複数の計算された色質濃度値の少なくともひとつを表示 するための手段; とで構成される装置。 31. 該アナログビデオ画像信号を引き出すための手段がカラービデオカメラで 構成されていることを特徴とする請求項30の装置。 32. 該標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段が、白黒ビデオモ ニターにより構成されていることを特徴とする請求項31の装置。 33. 該標本のビデオフォーマット画像を表示するための手段がカラービデオモ ニターにより構成されていることを特徴とする請求項31の装置。 34. 対象標本の不規則な形状をした吸光エリアの集積カラー構成度を判定する 方法において、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号を引き 出すステップと; 上記アナログビデオ画像信号を一組のデジタル値に変換するステップと; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、その逆数の常用 対数を計算することによって、濃度を示すデジタル値に変換するステップと; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するステップと; そのビデオフォーマット画像に関連したひとつ、または複数の背景濃度値 を計算するステップと; ひとつ、または複数のスポット濃度を計算するために 上記表示されたビデオフォーマット画像のひとつ、または複数のエリアを指定す るステップと; 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数のスポット濃度値を計算するステップと; 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数の色質濃度値を計算するステップと; 該ひとつ、または複数の計算された各スポット濃度値を表示するステップ と;そして 該色質濃度値のひとつ、または複数を表示するステップ; とにより構成される方法。 35. アナログビデオ画像信号を引き出す該ステップが、カラービデオカメラを 用いることによって実現されることを特徴とする請求項34の方法。 36. 上記アナログビデオ画像信号を一組のデジタル値に変換する該ステップが 、高速アナログ−デジタルコンバータを用いることによって実現されることを特 徴とする請求項35の方法。 37. 上記標本のビデオフォーマット画像を表示する該ステップが、白黒ビデオ モニターを用いることによって実現されることを特徴とする請求項36の方法。 38. 上記標本のビデオフォーマット画像を表示する該ステ ップが、カラービデオモニターを用いることによって実現されることを特徴とす る請求項36の方法。 39. ひとつ、または複数の背景濃度値を計算する該ステップが、上記ビデオフ ォーマット画像に関連したひとつ、または複数のエリア内に位置する上記デジタ ル濃度値を加算することによって実現されることを特徴とする請求項36の方法。 40. 上記ビデオフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または複 数のスポット濃度値を計算する該ステップが、各該指定エリア内のデジタル濃度 値を加算し、また該背景濃度値のひとつをそのエリアから減算することによって 実現されることを特徴とする請求項39の方法。 41. 上記ビデオフォーマット画像の各指定エリアに関するひとつ、または複数 の色質濃度値を計算する該ステップが、各該指定エリア内に位置するひとつ、ま たは複数の色質に関し上記デジタル濃度値を加算し、また該背景濃度値のひとつ をそのエリアから減算することによって実現されることを特徴とする請求項40の 方法。 42. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積色質集積度を判定する装置に おいて、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデオ画像信号を引き 出すステップと; 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも重要な一部を一組のデジタル値 に変換するステップと; 上記デジタル値を保存するステップと; 上記保存されたデジタル値をアナログ−デジタルコンバータの速度より遅 い速度でコンピュータに送るステップと; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換するステップと ; 上記標本のビデオフォーマット画像を表示するステップと; 上記ビデオフォーマット画像に関連した背景濃度値を計算するステップと ; スポット濃度を計算するために、上記表示されたビデオフォーマット画像 のエリアを指定するステップと; 上記ビデオフォーマット画像の該指定エリアに関するスポット濃度値を計 算するステップと; 上記ビデオフォーマット画像の該指定エリアに関する色質濃度値を計算す るステップと; 該計算されたスポット濃度値を表示するステップと;そして 該計算された色質濃度値を表示するステップ;とにより構成される方法。 43. アナログビデオ画像信号を引き出す該ステップが、カラービデオカメラを 用いることによって実現されることを特徴とする請求項42の方法。 44. 上記アナログビデオ画像信号の少なくとも重要な一部を一組のデジタル値 に変換する該ステップが、高速アナログ−デジタルコンバータを用いることによ って実現されることを特徴とする請求項43の方法。 45. 上記標本のビデオフォーマット画像を表示する該ステップが、白黒ビデオ モニターを用いることによって実現されることを特徴とする請求項44の方法。 46. 上記標本のビデオフォーマット画像を表示する該ステップが、カラービデ オモニターを用いることによって実現されることを特徴とする請求項44の方法。 47. 背景濃度値を計算する該ステップが、上記ビデオフォーマット画像に関連 したエリア内に位置する上記デジタル濃度値を加算することによって実現される ことを特徴とする請求項44の方法。 48. 上記ビデオフォーマット画像の該指定エリアに関すスポット濃度値を計算 する該ステップが、該指定エリア内のデジタル濃度値を加算し、また該背景濃度 値をそのエリアから減算することによって実現されることを特徴とする請求項47 の方法。 49. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの色質集積度を判定する装置におい て、 上記標本に関連した光の光学的強度を示すカラービデオカメラを有するア ナログビデオ画像信号を引き出すための手段と; ゼロに等しいデジタル濃度値の数を反復的にカウントすると同時に、好ま しい数のデジタル濃度値がゼロになるまでビデオ画像低輝度度閾値バイアスを変 化させるアナログ電圧手段を調整することによってビデオ画像低輝度レベルを較 正することための手段と; 上記ビデオ画像の高輝度を、最大濃度値に等しいデジタル濃度値の数を反 復的にカウントすることによって白レベルにまで較正し、一方で、好ましい数の デジタル値が最大デジタル値と等しくなるまでビデオ画像高輝度閾値バイアスを 変化させるためのアナログ電圧値を調節し、ビデオ信号の高輝度および低輝度基 準が較正されたアナログビデオ画像信号強度範囲を定義するビデオ画像高輝度を 較正するための手段と; 上記較正アナログビデオ画像信号を、高速アナログ−デジタルコンバータ を用いることによって一組のデジタル値に変換するための手段と; 上記デジタル値を保存するための手段と; 上記保存されたデジタル値をアナログ−デジタル変換の速度より遅い速度 でコンピュータに送るための手段と; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換する手段と; 上記デジタル濃度値を基づいた上記標本のデジタルフォーマット画像を表 示するための手段と; ひとつ、または複数のスポット濃度の計算に関する上記表示されたデジタ ルフォーマット画像のひとつ、または複数のエリアを指定するための手段と; 上記デジタルフォーマット画像の指定されたエリアに関連したひとつ、ま たは複数の各背景濃度値を計算するための手段と; 上記デジタルフォーマット画像の指定されたエリアに関連したひとつ、ま たは複数の各スポット濃度値を計算するための手段と; 上記デジタルフォーマット画像の各該指定エリアに関するひとつ、または 複数のカラー構成濃度を計算するための手段と; 上記ひとつ、または複数の各計算されたスポット濃度値を表示するための 手段と;そして 上記ひとつ、または複数の各計算されたカラー構成濃度値を表示するため の手段; とで構成されている装置。 50. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積カラー構成度を判定する方法 において、 輝度基準を有し、上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデ オ画像信号を引き出すステップと; 上記ビデオ画像低輝度を、ゼロに等しいデジタル濃度値の数を反復的にカ ウントすることによって黒レベルにまで目盛りを調整し、一方で、上記ビデオ画 像低輝度低 輝度閾値バイアスを、デジタル濃度値の好適な数がゼロになるまで変化させるア ナログ電圧手段を調整するステップと; 上記ビデオ画像高輝度を、最大濃度値に等しいデジタル濃度値の数を反復 的にカウントすることによって白レベルにまで較正し、一方で、上記ビデオ信号 輝度基準が、調整されたアナログビデオ画像信号強度領域を規定し、ビデオ画像 高輝度閾値バイアスを、好ましい数のデジタル濃度値が最大デジタル値になるま で変化させるアナログ電圧手段を調整するステップと; 上記調整されたアナログビデオ画像信号を、一組のデジタル値に変換する ステップと; 上記デジタル値を保存するステップと; 上記保存されたデジタル値をアナログ−デジタル変換の速度より遅い速度 でコンピュータに送るステップと; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換するステップと ; 上記デジタル濃度値に基づいて上記標本のデジタルフォーマット画像を表 示するステップと; スポット濃度の計算に関する上記表示されたデジタルフォーマット画像の エリアを指定するステップと; 上記デジタルフォーマット画像の上記指定エリアに関連する背景濃度値を 計算するステップと; 上記デジタルフォーマット画像の上記指定エリアに関するスポット濃度値 を計算するステップと; 上記デジタルフォーマット画像の該指定エリアに関するひとつ、または複 数の色質濃度を計算するステップと; 上記計算されたスポット濃度値を表示するステップと;そして 上記ひとつ、または複数の計算された色質濃度値を表示するステップ; とにより構成される方法。 51. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの集積カラー構成度を判定する方法 において、 輝度基準を有し、上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデ オ画像信号を引き出すステップと; 上記ビデオ画像低輝度を、ゼロに等しいデジタル濃度値の数を反復的にカ ウントすることによって黒レベルにまで較正し、一方で、上記ビデオ画像低輝度 閾値バイアスを、デジタル濃度値の好適な数がゼロになるまで変化させるアナロ グ電圧手段を調整するステップと; 上記ビデオ画像高輝度を、最大濃度値に等しいデジタル濃度値の数を反復 的にカウントすることによって白レベルにまで較正し、一方で、上記ビデオ信号 輝度基準が、調整されたアナログビデオ画像信号強度領域を規定し、上記ビデオ 画像高輝度閾値バイアスを、好ましい数の濃度値が最大デジタル値になるまで変 化させるアナログ電 圧手段を調整するステップと; 上記アナログビデオ画像信号を、低解像度モードが調整に用いられ、高解 像度モードがデータ収集に用いられる高速アナログ−デジタルコンバータを用い ることにより、一組のデジタル値に変換するステップと; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換するステップと ; 上記デジタル濃度値を基盤にした上記標本のデジタルフォーマット画像を 表示するステップと; スポット濃度の計算に関する上記表示されたデジタルフォーマット画像の エリアを指定するステップと; 上記デジタルフォーマット画像の上記指定エリアに関する背景濃度値を計 算するステップと; 上記デジタルフォーマット画像の上記指定エリアに関するスポット濃度値 を計算するステップと; 上記デジタルフォーマット画像の上記指定エリアに関する色質を計算する ステップと; 上記計算されたスポット濃度値を表示するステップと;そして 上記計算された色質濃度値を表示するステップ;とにより構成される方法 。 52. 対象標本の不規則な形状の吸光エリアの色質集積度を判定する方法におい て、 輝度基準を有し、上記標本に関連した光の光学的強度を示すアナログビデ オ画像信号を引き出すステップと; 上記ビデオ画像低輝度を、ゼロに等しいデジタル濃度値の数を反復的にカ ウントすることによって黒レベルにまで較正し、一方で、上記ビデオ画像低輝度 閾値バイアスを、適当な数のデジタル濃度値がゼロになるまで変化させるアナロ グ電圧手段を調整するステップと; 上記ビデオ画像高輝度を、最大濃度値に等しいデジタル濃度値の数を反復 的にカウントすることによって白レベルにまで較正し、一方で、上記ビデオ信号 輝度基準が、調整されたアナログビデオ画像信号強度領域を規定し、上記ビデオ 画像高輝度閾値バイアスを、好ましい数のデジタル濃度値が最大デジタル値にな るまで変化させるアナログ電圧手段を調整するステップと; 上記アナログビデオ画像信号を、強度を示す一組のデジタル値に変換する ステップと; 上記強度を示すデジタル値を、その強度の逆数を計算し、そしてその逆数 の常用対数を計算することによって濃度を示すデジタル値に変換するステップと ; 上記デジタル濃度値を基盤にした上記標本のデジタルフォーマット画像を 表示するステップと; スポット濃度の計算に関する上記表示されたデジタルフォーマット画像の エリアを指定するステップと; 上記指定エリアの左右の垂直端に位置する上記デジタ ル濃度値を加算し、上記左右の垂直端の合計を、上記加算されたデジタル濃度値 の数で除し、そして上記指定エリア内に含まれる濃度値の数を乗ずることによっ て、上記デジタルフォーマット画像の上記指定エリアに関する背景濃度値を計算 するステップと; 上記デジタルフォーマット画像の上記指定エリアに関するスポット濃度値 を計算するステップと; 上記デジタルフォーマット画像の上記指定エリアに関する色質濃度を計算 するステップと; 上記計算されたスポット濃度値を表示するステップと;そして 上記計算された色質濃度値を表示するステップ; とにより構成される方法。 53. スポット濃度を計算する上記ステップが、上記指定エリア内で上記デジタ ル濃度値を加算し、上記背景濃度値を減算するステップによって実現されること を特徴とする請求項52の方法。 54. カラー構成度を計算する上記ステップが、上記指定エリア内の該色質に関 連する上記デジタル濃度値を加算し、上記背景濃度値を上記エリアから減算する ことによって実現されることを特徴とする請求項53の方法。
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