JPH08506663A - ワン−ポットアッセイ - Google Patents

ワン−ポットアッセイ

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JPH08506663A
JPH08506663A JP6517843A JP51784394A JPH08506663A JP H08506663 A JPH08506663 A JP H08506663A JP 6517843 A JP6517843 A JP 6517843A JP 51784394 A JP51784394 A JP 51784394A JP H08506663 A JPH08506663 A JP H08506663A
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JP6517843A
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テダー,リチャード,シートン
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ユニヴァーシティ カレッジ ロンドン
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Abstract

(57)【要約】 単一の容器中、関連する血清学的疾患マーカーの2種のアッセイを行い、1つのアッセイにおいて第1のマーカーの濃度の増加に伴い増加するシグナルを与えるように調整し、一方、第2のアッセイが第2のマーカーの濃度の増加に伴い減少するシグナルを与え、該2つのシグナルの相対的な大きさを比較することによって、該疾患からの回復の段階に関して、個体又は血液の提供の状態を示すような、組み合わされたシグナルを生じることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ワン−ポットアッセイ 本発明は、B型肝炎などの疾病に潜在的に感染した個体の状態を評価するため のワン−ポットダブル血清アッセイ(one-pot double serological assay)に関 する。 B型肝炎は、B型肝炎ウィルス(HBV)によって起こり、(数ある方法の中 で)輸血によって伝染される。HBVを伝染させる可能性のある全ての提供を検 出するための、提供された血液のスクリーニングが大いに望まれているが、現在 のところ非常に複雑である。なぜなら、提供者の感染状態を充分に特徴付けるた めに、及びこうして疾病を伝染させるかもしれない提供を排除するために異なっ た種々の試験を完了させる必要があるからである。提供のHBVの表面抗原(H BsAgと称する)をスクリーニングし、陽性の結果を与えた全てのもの(すな わち感染の確立した個体由来のもの)は廃棄するのが現在の慣例である。しかし 、これは全ての潜在的に感染力のある提供を取り除くのに充分ではない。 サンプルがHBsAgの予備スクリーニングを通った提供者は、以下のように いくつかのカテゴリーに分けられる: 1.1度も感染していない 2.初期の(急性の)感染。 3.最近消散した急性の感染。 4.最近消散した慢性の感染。 5.感染から完全に回復し、免疫されている。 これらの中で、カテゴリー1及び5からの提供者のみが安全に血液を与えるこ とができる。カテゴリー1の提供者は、全てのHBVマーカーのないことから区 別される。カテゴリー2の提供者は、血清学上検出できるマーカーを有しないが 、ポリメラーゼ連鎖反応及びハイブリダイゼーション技術を用いてHBVからの ゲノムの材料の存在により同定され得る。カテゴリー3、4及び5の提供者は全 て、HBV感染のいくつかの血清学上のマーカーを示すが、現在のところ複雑な 一連の試験に基づいてのみ区別され得る。 さらに詳細には、カテゴリー3の個体は、HBsAgそれ自体を取り除き、コ ア抗原(HBcAg)への免疫応答を増したが、表面抗原に対する保護的な抗体 応答は生じない。よってそれらは、HBcAgに対する抗体(すなわち抗−HB c)は存在するが、抗−HBsは少ないか、または存在しないことで血清学的に 同定し得る。カテゴリー4の個体は、慢性の感染を経験し、ある期間HBsAg の“キャリアー”と見なされたであろう;そ れらは、抗−HBsを欠くが高いレベルの抗−HBcを有する。感染を完全に取 り除いたカテゴリー5の個体は、抗−HBcおよび抗−HBsの両方を有し、い くつかは(以下カテゴリー5a)極めて高いレベルの抗−HBsを有する。カテ ゴリー5aの個体は、HBV感染に対する受動免疫処置にとって価値のある過免 疫グロブリン(“HBIg”)の製造の重要な原料物質を表す。従って、免疫さ れた個体のこのサブセットの同定は、重要であるが、現在のところさらなる試験 が要求される。 これらカテゴリーが従来の個別のアッセイに基づいて区別されれば、以下のよ うなプロトコルが要求されるであろう: 本発明の目的の一つは、カテゴリー3及び4中の個体からの提供(donations )が、輸血での使用から排除できる”ワン−ポット(one-pot)”アッセイを提 供することにあり、好ましくは、中程度ではあるが安全なレベルの抗−HBsを 持つ個体(以後、カテゴリー5b)とは対照的に、カテゴリー5aの抗−HBs の高いレベルを持つ個体の同定を、可能にすることである。 これらの目的を満たすアッセイの開発において、本発明者は、抗体又は他のマ ーカーのある種のパターンが、伝染力又は重篤な疾患を示す、他の疾患のアッセ イに適用されるある原理を解明した。 従って、本発明は、ワン−ポットダブルアッセイ(on e-pot double assay)法を提供するものであり、その方法は、 i)単一の試験容器中で、第1及び第2の血清学上の疾患マーカーのための、そ れぞれ、第1及び第2の捕獲剤(capture agents)を、第1及び第2の疾患マー カーを含むと推測される試料と接触させ、該試料中のすべての第1及び第2の疾 患マーカーが、該捕獲剤と結合することを可能にし、 ii)該捕獲剤を第1及び第2の標識された顕現剤と接触させ、その結果、該第1 の顕現剤が、該試料中の第1の疾患マーカーの量に相当する第1のシグナルを示 し、且つ該第2の顕現剤が、該試料中の第2の疾患マーカーの量に相当する第2 のシグナルを示し、及び iii)組み合わされた第1及び第2のシグナルを検出することを含有し、 該第1のシグナルの強度が、該試料中の第1の疾患マーカーの濃度の増加に従 って、単調に増加し、且つ、該第2のシグナルの強度が、該試料中の第2の疾患 マーカーの濃度の増加に従って、単調に減少するものである。 本発明を、HBVに関するアッセイを特に参照し、以下に記載する。以下に解 明された該原理は、同様に、他の疾患へも適用できる。 HBVに関するアッセイを、添付の図面の図によって説明する: 図1は、初期感染からの時間に対するHBVマーカーの血清濃度を示す。 図2は、血清抗−HBs対血清抗−HBcに関するHBV感染を図にしたもの である。 図3は、血清抗−HBs及び血清抗−HBcに対して、3次元でプロットされ た本発明のワン−ポットダブルアッセイでの組み合わされたシグナルの値を示す 。 図4は、本発明のワン−ポットダブルアッセイでの正常血清における結果の分 布を示す。 HBV感染における血清抗原及び抗体の進展は、図1中で述べられた該感染の タイムコースによって示すことができ、図2に示したように、血清抗−HBs対 血清抗−HBcのプロットとして表すことができる。図1において、曲線1は、 HBV感染の経過を通して、HBsAgの濃度を表し、時間Wでゼロになる。時 間Wになるまえの(左の)期間は、血清中で検出できるHBsAgの急性又は慢 性感染に相当する。曲線2は、感染した個体の血清中の抗−HBcの濃度を表す 。曲線3は、感染した個体の血清中の抗−HBsの濃度を表す。抗−HBc及び 抗−HBsの濃度を、任意のスケールでプロットし たものであり、必ずしも比例していない。 抗−HBsの濃度Xは、時間Yに一致する最小安全レベル(100ミリI.U./ ml)に相当する。時間WとY間の期間は、個体が、カテゴリー3又は4に分類 されるものと見なされる。時間Y以降、患者は、回復されたと見なされ、安全に 血液を提供できる(カテゴリー5)。 図2中、曲線21は、安全と感染の供血者(donor)間の境界を表す(カテゴ リー3及び4は該曲線の右側の下で、カテゴリー1及び5は、該曲線の左側の上 )。曲線部分21aは、血清抗−HBcの最小検出レベルに一致し、その結果、 該部分の右側の供血者は、検出できる血清抗−HBcを有しており、疑わしい。 曲線部分21bは、血清抗−HBsの最小安全レベルに一致し、その結果、該部 分より上部のレベルを有する供血者は、十分な量の保護できる抗体を有しており 、もはや、血清抗−HBcが検出されても、感染性ではない。曲線22は、抗− HBsの最小の実用的な血清濃度を示し、それは、HBIgの産生に使用できる (即ち、カテゴリー5aは、曲線22の上であり、カテゴリー5bは、曲線21 と22の間である。)。 HBVに関して、本発明の方法は、同一の試験容器内で、第1のシグナルを与 える抗−HBsのアッセイ及び 第2のシグナルを与える抗−HBcのアッセイを、同時に行うことを包含し、該 第1及び第2のシグナルは、組み合わされて、その結果、組み合わされたシグナ ルは、図2において、曲線21と22によって定義される3種の範囲の一つに分 類され、該シグナルを比較して、その結果、正常血清での結果がカテゴリー5b の結果の上に重なる。1つの態様として、これは、例えば、第1及び第2のシグ ナルが、同一の検出器によって得られ、第1のシグナルが、血清抗−HBsの濃 度の増加と共に増加し、第2のシグナルが、血清抗−HBcの濃度の増加ととも に減少し、この2つのシグナルが検出器の中で組み合わされるように、該試験を 計画する事によって達成される。 他の態様としては、シグナルは、同一の検出器によって得られるが、抗−HB sアッセイからのシグナルが、血清抗−HBsの増加と共に減少し、そして、抗 −HBc試験からのシグナルが、血清抗−HBcの増加と共に増加する。更に他 の態様としては、該第1及び第2のシグナルが、再度、反対方向(opposite pha ses)であるが、加えられ又は差し引かれて第3の色(又は色がない)を与える (例えば、色の強度)がカテゴリー5bの範囲で異なる。 第1及び第2のアッセイの感度を調整し、シグナルの一つの最大の大きさを他 の最大の大きさよりも大きくなるように計画するのが好ましいと評価される。 上記第1の態様に関して、この系を、以下の図3に例示する: 図3aは、抗−HBc(x軸)及び抗−HBs(z軸)の血清濃度に対して、 垂直(y)軸上に、組み合わされたシグナル強度(例えば、125I cpm)の3− 次元プロットを示す。この例示において、第1のシグナルが血清抗−HBsの増 加に伴って増加するが(曲線31参照)、一方、第2のシグナルは、血清抗−H Bcの増加に伴って減少する(曲線32参照)。このように、(抗−HBsがな く、且つ抗−HBcがないことに相当する)ポイントOで、組み合わされたシグ ナルは、第2のシグナルの最大値のみからなる。高い抗−HBcだが、抗−HB sのないことに相当するポイントPでは、組み合わされたシグナルは、ゼロであ る。高い抗−HBsで且つ高い抗−HBcに相当するポイントQでは、組み合わ されたシグナルは、第2のシグナルの最小値(即ち、ゼロ)プラス第1のシグナ ルの最大値(第1のシグナルの最大値より大きい)を表す。ポイントRでは、組 み合わされたシグナルは、第1及び第2のシグナルの最大値の総計を 表し、それは、抗−HBsの最大の検出可能なレベル及び抗−HBcのないこと に相当する。このように、組み合わされたシグナルの可能な値は、表面30上に 置かれ、その形状は、曲線37で最大となるまでの抗−HBs抗体力価の増加に 相当する曲線32から37によって示される。 図3aにおいて、抗−HBs及び抗−HBc濃度と、シグナル強度の変動は、 非−直線として示され(これは、通常の場合である)、全ての組み合わされたシ グナルの値のおける該表面は、それゆえ、非−平面である。該変動が非−直線で あることは本質的でないし、該表面が非−平面であることも本質的でないが、該 2種のシグナルが単調で、該表面がまた、単峰形であることが重要であり、さも なくば、以下に示すように、カットオフ(cut-off)値を指定することができな いであろう。 図3aにおける曲線39は、組み合わされたシグナルの前もって選択されたカ ットオフ値を示し、即ち、それは、ハッチングされた平面39aによってより強 調されるような、一定の組み合わされたシグナル強度を示す輪郭線である。図3 bは、図3aのx−z平面に相当する、血清抗−HBs対血清抗−HBcのプロ ットであり、図3aからの曲線39は、x−z平面上に投影されて示さ れている。また、図2からの曲線21も、図3bに示す。このように図3b中の 曲線39より下に置かれた、カットオフ値よりも小さいシグナルは、輸血には適 していない試料を表すと考えられる。図3b中の曲線39と21の比較によって 、該カットオフ値は、安全限界を見込み、少なくとも抗−HBsの最小安全レベ ルのない、抗−HBcの検出できるレベルを有する全ての試料を明らかに包含す るよう選択されることが判る。該2種のアッセイの感度と相対的なシグナル強度 の賢明な調整が、曲線21と39間の領域を最小にし、輸血に実際満足するにも 拘わらず放棄される試料の数を減少させる。 図3aにもどって、曲線40は、組み合わされたシグナルの他のカットオフ値 を示す。これは、カテゴリー5aの試料を同定するために前もって選択される。 曲線40もまた、曲線22の上に置かれるように見えるx−z平面上に投影され て図3b中に示される。 一般に、血清抗体濃度の増加に伴って、増加するシグナルを提供するアッセイ 技術は、血清抗体を、固相として固定化された抗原を用いて捕獲し、結合された 抗体を、標識された抗原を用いて検出するということを含む。血清抗体濃度の増 加に伴って、減少するシグナルを提供するアッセイ技術は、該抗体を、固相とし て固定化された 過剰な抗原を用いて捕獲し、固相抗原の残量を、更に標識された抗体を用いて検 出するということを含む。他のアッセイ技術、例えば、サンドイッチアッセイ及 び拮抗アッセイが、当業者に容易に利用できる。少なくとも、HBVの場合、感 染の血清学的なマーカーとしての多くの適当なアッセイ技術が、既に公開されて いる。例えば、CMVやEBVにような他の疾患において、適当なアッセイ技術 がまた、利用でき、当業者による過度の困難無しに、発展されるであろう。HB Vマーカーのおけるアッセイに関して、テダーら(Tedder et al)J.Med.Viro l.6,323 - 332(1980)及びフェルンズ及びテダー(Ferns and Tedder)J.V irol.Methods, 11 ,231 - 239(1985)が参照される。これら参考文献中に記載 された技術は、容易に、本発明で使用する抗−HBc及び抗−HBsアッセイ中 で使用するのに適用される。適用されるアッセイの型の選択は、本発明に重大で はないが、2種のシグナルが、(上述したように)反対方向であることは重要で あり、2種のアッセイの感度と相対的なシグナル強度は、適当な組み合わされた シグナルを提供するよう選択されるのが好ましい。 標識化及び標識の検出は、当業者の能力の範囲内であり、多くの標識及び検出 技術が容易に利用できる。適当 な標識の例としては、放射性同位元素、発蛍光団、発色団及び酵素及び発光標識 が含まれる。第1及び第2シグナルの組み合わせを容易にするものとして、第1 及び第2アッセイ共に、同一の標識が使用されるのが好ましい。このように、例 えば、もし、両アッセイが、同一の放射性同位元素標識を用いて行われると、こ の2種の標識の組み合わされた放射活性を読むこと、即ち、組み合わされたシグ ナルを得ることは、単純なことである。同様に、同一の蛍光性の標識を用いると 、総量の蛍光性の光発出が、組み合わされたシグナルとして検出できる。これは 、該アッセイが、自動化されているところで、特に便利である。ある状況におい ては、色のシグナルを与えるのが好ましい。この場合、該シグナルは、両アッセ イにおいて同一であることもでき、その結果、それは、組み合わされたシグナル を提供する色の強度である。また、2種の異なる色の標識を使用すると、その場 合には、1つのアッセイが、1つの色のシグナルを与え、他は、第2の色を与え 、組み合わされたシグナルは、(反射又は透過システムが該色を読むのに使用さ れるのに依存して)色の加算又は引き算の結果を表す第3の色又は色の消失にな るであろう。 そのようなアッセイの感度及びシグナル強度の調整も、 また、当業者の能力の範囲である。典型的に、これは、1つの変数が、結果のマ トリクスを定義する他に対して修飾され、そこから各変数の適当な値が選択され る、チェッカーボード試験(chequerboard tests)を行うことを含む。このよう な技術は、更に、既にHBVに感染した血液提供者の潜在的伝染力を評価するた めの本発明に従って、放射性免疫アッセイ系を参考にして以下に説明される。 本発明の放射性免疫アッセイは、抗−HBsの第1のアッセイ及び抗−HBc の第2のアッセイを含み、両者は、それに結合する、HBcAg及びHBsAg (即ち、捕獲剤)を有する固体基質を含む試験容器中で行われる。試料及び標識 された試薬、即ち、放射性標識された抗−HBc及び放射性標識されたHBsA g(例えば、125I標識された)を、同時に該基質に加え、それらと共にインキ ュベートするか、又は、該試料を加え、該基質とインキュベートし、標識された 試薬を次いで加え(共に又はいずれかの順序で)、該基質と共にインキュベート する。洗浄段階は、必要又は好ましいとして含まれても良い。 該抗体は、固定化された抗原に結合し、標識された抗−HBcは、過剰の固定 化されたHBcAgに結合する。 このように(洗浄後の)標識された抗−HBcからのシグナルは、残存している 固定化されたHBcAgの量を示し、血清抗−HBcの増加に伴って、減少する 。一方、標識されたHBsAgは、結合された抗−HBsに結合し、この標識に よる(洗浄後の)シグナルは、血清抗−HBsの増加に伴って増加する。 そして、両方の放射標識からの組み合わされたシグナル(即ち、該基質に結合 した測定された放射活性)を、対照の材料を用いて生成した標準と比較して、図 2の領域の1つに指定する。 抗−HBcのアッセイは、比較的感度よく、血清抗−HBcの高いレベルでゼ ロシグナルを与え、血清抗−HBcのゼロ濃度で最大のシグナルを与えるように 設計されるのが好ましい。これらのリミットの間で、カットオフシグナルの値を 、抗−HBcの最小の検出できるレベルに相当して選択し、該カットオフ値より も小さいシグナルを与える試料を、抗−HBcを含み、その結果、抗−HBsな しで輸血するには安全でないと考えられるであろう。この型のアッセイの中で、 最大シグナルの50%のカットオフポイントは、一般に、単一アッセイ系におい て、許容されると考えられているが、本願のワン−ポットダブルアッセイにおい ては、カットオフポイント を50%より下に設定するのが好ましく、好ましくは、最大シグナルの25%の 領域、即ち、カットオフポイントを、抗−HBcを含まない血清をアッセイする ことより期待される”正常な”結果の広がりから、遠くに隔てるのがよい。試料 の容量及び希釈に対応する基質上に固定化されたHBcAgの量の調整及び固定 化されたHBcAgの量に対応する標識された抗−HBcの量の調整が、要求さ れたカットオフポイントを、最大のシグナル強度の前もって選択されたフラクシ ョン(例えば25%)に合わせることを認める。 抗−HBsのアッセイは、(抗−HBcのアッセイよりも)感度を低くするが 、出会うであろう抗−HBsの濃度の範囲を越えてシグナル強度の広い広がりを 与えるように設計するのが好ましい。現在、抗−HBsの最小安全レベルは、1 00ミリI.U./mlの範囲と考えられており、試料の容量及び希釈に対応する固定 化されたHBsAgの量及び固定化されたHBsAgの量に対応する使用される 標識されたHBsAgの量が、調整されて、その結果、最小の検出できるレベル での血清抗−HBc由来のシグナルに加えられた最小安全レベルでの血清抗−H Bsからの組み合わされたシグナルが、第2の前もって選択されたカットオフ値 より大きくはなく、それが、 (実際上ゼロ血清抗−HBcを有する)正常な血清によって生じるシグナルの広 がり以下であることは明らかであり、それゆえ、正常又は”陰性(negative)” 血清(即ち、抗−HBcを含まず抗−HBsも含まない血清)によって与えられ るシグナルの約半分(50%)に設定されるのが好ましい。 第2のカットオフ値は、抗−HBcの最小の検出できるレベル及び抗−HBs の最小の安全なレベルを含む血清からの組み合わされたシグナルを表す。いかな るカテゴリー3又は4の血清も、図4から見られる2つのアッセイの反対方向の 結果として、第2のカットオフ値の下に置かれる。 図4において、曲線41は、ワン−ポットダブルアッセイ中の正常(カテゴリ ー1)な血清のシグナルの通常の分布を表し、ポイントAでのガウス曲線の中央 の線は、このように、抗−HBsを含まず抗−HBcも含まない陰性の血清にお ける本発明のワン−ポットダブルアッセイで生じる組み合わされたシグナルに一 致する。ポイントAの左側、即ち、減少された組み合わされたシグナル強度を示 している、に、ポイントBは、高い血清抗−HBc及びゼロの血清抗−HBsの 試料でのワン−ポットダブルアッセイで得られる最小のシグナルを示す。ポイ ントCは、Aのシグナル強度の25%を示し(即ち、抗−HBcアッセイからの 最大シグナルの75%阻害)、抗−HBcの最小の検出できるレベルを含む血清 に相当する最初のカットオフ値である。ポイントDは、Aのシグナル強度の50 %を表し、第2のカットオフ値、即ち、抗−HBsの最小の安全レベルを加えた 抗−HBcの最小の検出できるレベルによる組み合わされたシグナルに一致する 。 図3中の曲線39は、図4中のポイントDに一致する。最小の安全レベル以下 の抗−HBsと結合した最小の検出できるレベルに等しい又はそれを越える抗− HBcを有する試料は、ポイントDによって示されるそれ以下の組み合わされた シグナルを与える。言い換えれば、カテゴリー3及び4に相当する血清抗−HB s及び血清抗−HBcのいかなる組み合わせも、ポイントDにおける、第2のカ ットオフ値又はそれ以下(左側)で、組み合わされたシグナル強度を与える。ポ イントDの右側のシグナルを与えるためには、該試料は、最小の検出できるレベ ルより少ない抗−HBc(カテゴリー1)を有していなければならないか又は、 少なくとも最小の安全なレベルの抗−HBsを含有し、いずれにしても、抗−H Bcがまた存在しそれゆえカテゴリー5に一致する。 本発明に必須ではないが、HBIgの回復に使用される、提供に十分と考えら れている、現今、10I.U./mlと考えられている、最小の濃度の抗−HBsを 少なくとも含む、抗−HBcを含む又は含まない試料からのシグナルに対応する 、Aの右側の追加のカットオフ値(図4のEに示される)を定義することは、非 常な利点である。このように、図4中のポイントEで又はEの右側に組み合わさ れたシグナルを有するいかなる試料も、カテゴリー5aに相当する。図4中のポ イントEは、図3中の曲線40に一致する。 一般に、本発明のアッセイは、単一の容器中、例えば、単一のマイクロタイタ ープレートのウエル中又は試験管中で行われる。洗浄工程が、行う予定がないか 又は試験プロトコールが洗浄前に後の段階で、固定化又は凝集を要求しているな らば、該捕獲剤は、液相中にあってもよい。さもなくば、該捕獲剤は、例えば、 該試験容器の壁に又は試験容器中のビーズのような固体の基質に、結合させるこ とによって最初から(ab initio)固定化させる。試験するための血液試料は、 いかなる通常の方法で、例えば、(それらが色のシグナルを妨害するときに特に 重要である)赤血球の除去によって前処理される。本発明のアッセイからのシグ ナルは、いかなる通常の方法でも 検出され且つ記録してもよい。 本発明はまた、本発明によるアッセイを行うための、試験容器、捕獲剤及び標 識された試薬を含むキットにも関する。該キットは、任意に、試験バッファー、 洗浄バッファー、標識を検出するための顕現剤(revealing agents)、HBsA g、HBcAg、抗−HBs、抗−HBc及び陰性の血清の標準溶液、又は、再 構成のための凍結乾燥粉末のような追加の材料を含んでいても良く、また、任意 に、ワン−ポットアッセイを行うための装置を含んでいても良い。 本発明を以下の実施例によって例示するが、いかなる場合においても、保護の 範囲を限定するものではない。実施例1 放射性免疫アッセイ アッセイは、補獲剤としてのHBsAgおよびHBcAg により被膜されたマイクロタイタプレートウェル中で行われた。供試血清(各1 00μl)をウェル中45℃で2時間インキュベートした。顕現剤、それぞれ12 5 Iで標識したHBsAg及び125Iで標識した抗−HBcを加え(計100μl )、上記のようにインキュベートした。最終的な洗浄の後、標識結合(label-bi nding)をマルチ−ウェルカウンター内で測定した。 抗−HBcのみの様々な濃度、および低いレベルの抗−HBcの存在下での抗 −HBsの様々な濃度の効果が調査された。 供試血清及び結果を以下に示す: このアッセイは、血清に低レベルの抗−HBsを加えることにより、血清中で 低いが検出できる濃度の抗−HBc(例えば1/30抗−HBc)の検出を遮へ いし得ることを示す。実施例2 放射性免疫アッセイ 二番目のアッセイは、実施例1に示すように実施された。該アッセイは、以下 の結果を与える対照血清を用いて換算された: 試料 125I(dpm) NHS 916 カットオフ 659 抗−HBs 4153 つまり、1/30抗−HBcプラス1/100抗−HBs これにより以下の限界値(125I,dmp)の同定ができる。 抗−コアのみ <659 陰性(感染していない) 659〜1318 安全な >1318 ルーチンの診断アッセイに供される血清試料も、本発明のアッセイで試験され た。以下の表において試料は通常のアッセイの結果により以下の群に分類される : 以下の表も本発明によるアッセイの結果及びルーチンの診断アッセイの結果と比 較され得る結果の解釈を示す。 全ての“陰性”及び“抗−HBs”血清(解釈カラム)は、輸血するのに安全 である。 該アッセイは、抗−HBcのみを含む血清および、抗−HBcを含む、または 含まない抗−HBsを高レベルで含む血清を区別できた。さらにそれは、抗−H Bcは低いが保護レベルの抗−HBsを含む血清を“抗−コアのみ”の範囲に正 確に特定した。アッセイが、献血による疾病伝染に関連しそうなHBVマーカー を含む血清を正確に同定するということは重要である;このような血清の例とし ては、試料13、14、16および19であり、これらは抗−HBc陽性である が抗−HBsを<200mIV含む。実施例3 エリザ この実験において、試料はHBsAgおよびHBcAgにより被膜された試験 ウェル中で1時間37℃でインキュベートされた。それぞれセイヨウワサビペル オキシターゼ(HRPO)により標識された抗−HBsおよび抗−HBcを該ウ ェルに加え、1時間インキュベートし た。2回目の洗浄後、結合した複合体(HBsAg−HRPOおよび抗−HBc −HRPOを含む)は、基質(TMB)とともにインキュベートすることにより 検出された。呈色反応は停止し、反応のODが測定された。結果は、次の通りで ある: この実験において、記載されたアッセイは、抗−HBcのみを含む血清を検出 でき、抗−HBcを示すシグナルは、250mIU/ml抗−HBsを加えるこ とにより消失された。実施例4 エリザ さらなる実験を実施例3のように行ったが、抗−HBc構成成分に関しては、 抗−HBc検出感度を高めるた めに2倍に変えた(抗−HBcの複合体が減らされた)。他の全てのパラメータ ーはそのまま変わらなかった。結果は次の通りである: アッセイは再び抗−HBcのみを含む血清を検出できた。抗−HBc構成成分 の修飾の結果、標準ヒト血清と抗−HBsのみを含む血清とのよりよい識別であ った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.血清学的アッセイ方法であって、該方法が、 i)単一の試験容器中で、第1及び第2の血清学上の疾患マーカーとして、それ ぞれ、第1及び第2の捕獲剤を、第1及び第2の疾患マーカーを含むと予測され る試料と接触させ、該試料中のいかなる第1及び第2の疾患マーカーが、該捕獲 剤と結合することを可能にし、 ii)該捕獲剤を第1及び第2の標識された顕現剤と接触させ、その結果、該第1 の顕現剤が、該試料中の第1の疾患マーカーの量の相当する第1のシグナルを示 し、且つ該第2の顕現剤が、該試料中の第2の疾患マーカーの量の相当する第2 のシグナルを示し、及び iii)組み合わされた第1及び第2のシグナルを検出することを含有し、 該第1のシグナルの強度が、該試料中の第1の疾患マーカーの濃度の増加に従 って、単調に増加し、且つ、該第2のシグナルの強度が、該試料中の第2の疾患 マーカーの濃度の増加に従って、単調に減少するものである方法。 2.献血の状態を評価するための請求項1に記載の方法。 3.該第1及び第2の疾患マーカーが、B型肝炎感染のマーカーである請求項1 又は2に記載の方法。 4.該第1の疾患マーカーが、B型肝炎表面抗原に対する抗体である請求項3に 記載の方法。 5.該第1の捕獲剤が、B型肝炎表面抗原である請求項4に記載の方法。 6.該第1の顕現剤が、標識されたB型肝炎表面抗原である請求項4に記載の方 法。 7.該第2の疾患マーカーが、B型肝炎コア抗原である請求項3から6のいずれ かに記載の方法。 8.該第2の捕獲剤が、B型肝炎コア抗原である請求項7に記載の方法。 9.該第2の顕現剤が、標識されたB型肝炎コア抗原の抗体である請求項7に記 載の方法。 10.該第1及び第2の捕獲剤が、固体の支持体に結合されている請求項1から9 のいずれかに記載の方法。 11.該第1及び第2の捕獲剤が、同一の固体の支持体に結合されている請求項1 0に記載の方法。 12.該固体の支持体が、マイクロタイタープレートのウエルの表面である請求項 11に記載の方法。 13.該第1及び第2の顕現剤が、同一の標識を有している請求項1から12のい ずれかに記載の方法。 14.該標識が、放射性同位元素である請求項13に記載の方法。 15.該標識が、125Iである請求項14に記載の方法。 16.該標識が酵素である請求項13に記載の方法。 17.該標識が、セイヨウワサビペルオキシダーゼである請求項16に記載の方法 。
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