JPH08506504A - エアゾール導入器具 - Google Patents

エアゾール導入器具

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JPH08506504A
JPH08506504A JP6518172A JP51817294A JPH08506504A JP H08506504 A JPH08506504 A JP H08506504A JP 6518172 A JP6518172 A JP 6518172A JP 51817294 A JP51817294 A JP 51817294A JP H08506504 A JPH08506504 A JP H08506504A
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ジェイ. マトソン,チャールズ
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61DVETERINARY INSTRUMENTS, IMPLEMENTS, TOOLS, OR METHODS
    • A61D7/00Devices or methods for introducing solid, liquid, or gaseous remedies or other materials into or onto the bodies of animals
    • A61D7/04Devices for anaesthetising animals by gases or vapours; Inhaling devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/08Inhaling devices inserted into the nose

Abstract

(57)【要約】 エアゾール発生具(18)及びこのエアゾール発生具と一緒に用いるための導管(10,100)を開示する。この導管及びエアゾール発生具は大型動物、例えばウマにエアゾールを投与するための方法において利用されうる。

Description

【発明の詳細な説明】 エアゾール導入器具 技術分野 本発明は一般にエアゾール導入方法及び器具、そしてより詳しくは大型動物、 例えばウマに、様々な症状又は病気を処置するためにエアゾール医薬品を導入す るための簡単に挿入可能な器具に関する。 背景 大型動物は、生命の脅威から軽度な病気に至るまで症度において相違する様々 な疾患又は障害に苦しむ。たとえ軽度な病気であっても動物の経済的価値に悪影 響を及ぼしうる結果(例えば体重減少)を招きうる。例えば、一部のウマは慢性 閉塞肺炎に苦しむ(例えば、F.J.Derksenら、Airway Reactivity in Ponies wi th Recurrent Airway Obstruction(Heaves),Journal of Applied Physiology 58(2):598-604(1985))。閉塞肺炎、例えばぜん息は、気道筋の収縮に基づ く気道閉塞の急性事態を特徴とする。生ずる気管支収縮状態は臨床的に危機に陥 った呼吸に基づきウマにとって重症な有害な結果をもたらしうる。 当業界は病気又は障害の処置又は治療のために大型動物に医薬品、ワクチン又 は治療剤を導入するための器具及び方法で満ちあふれている。ウマにおける閉塞 肺炎はウマの血流に比較的大用量の医薬品を直接注射することにより処置されて いる。大用量(エアゾール用量に比して)の医薬は往々にして必要とされ、その 理由は医薬品はウマの肺を特異的に標的としないからである。このような大用量 は所望されない副作用の危険性を高める。 エアゾール形態における医薬品又は治療剤の導入は段々一般的となっている。 例えば、米国特許第3,915,165及び4,143,658号は肺炎を処置するための動物の気 管への気性懸濁物中の乾燥医薬品の注入のための気管内注射系を述べている。こ の系は、気管の壁を突き抜けることによって動物の気管の内腔に挿入されるニー ドル(例えばカテーテル)を含む。乾燥医薬品はこのカテーテルを通じて投与さ れる。また、ピルブテロールエアゾールは、ウマにおける慢性気管フィステルの 中に挿入されたチューブを通じて投与されている(F.J.Derksenら、Aerosol Pi rbuterol:Broncholidilator Activity and Side Effects in Ponies With Recu rrent Airway Obstruction(Heaves),Equine Veterinary Journal,24(2)頁 107-112(1992))。 米国特許第5,062,423号はウマの如くの大型動物の肺へのエアゾール医薬の投 与を導入するための方法及び装置に向けられている。気管内様鼻口チューブの末 梢端をウマの外鼻孔を介してその鼻−咽頭腔に挿入する。この鼻口チューブはエ アゾール化医薬品がウマの外鼻孔の開口部と鼻−咽頭腔との間の組織上で捕捉又 は収着することを防いでいる。しかしながら、鼻口チューブの挿入は、作業者が そのチューブの末梢端をウマの鼻−咽頭腔の中に配置することを必要にせしめる 。このような鼻口チューブの正確な配置は繰り返し行うには難しい作業でありう る。 発明の概要 本発明は大型動物、例えばウマにエアゾールを投与するための器具を提供する 。この器具はウマの外鼻孔に挿入すべき導管を含んで成る。この導管は、好まし くは呼吸性エアゾールを発生せしめるエ アゾール発生具と一緒に用いる。 この導管は、ルーメン、外面、基部端、出口を有する末梢端及びこの導管をエ アゾール発生具に接続させるための接続面を有する。 この導管はその出口をウマの鼻通路に配置せしめることのできる長さを有して いる。大型動物がウマを含んで成るとき、この鼻通路は鼻憩室を含む。この導管 は、それを外鼻孔の中に完全に挿入したときに、そのオリフィスが鼻憩室に至る エアゾールの通過を可能にしないのに十分な長さを有しているべきである。この 導管の長さの結果、この導管はウマの外鼻孔の中に簡単に挿入できるものであり 、且つ呼吸性エアゾールを導入するための有効なメカニズムである。更に、この 導管の長さは、それを鼻通路の敏感な粘膜をあまり剌激しないものとする。 好ましくは、この導管の外面はウマの鼻通路の不規則な形状面に順応するよう に不規則な形状となっている。その外面が鼻通路に順応したとき、この導管は鼻 通路の中に適当な配向において簡単に設置できる。また、好ましくは、その外面 は外鼻孔を囲む組織に接するために仕上げられたシール面を含んで成り、これに よりその外鼻孔を通じる吸入気流の実質的に全てが導管のルーメンに直接通じる ようになっている。 外鼻孔に一旦挿入したら、その導管は、吸入気流の中にエアゾールを有利に乗 せるように、外鼻孔を流れる吸入気流と概して同じ方向においてエアゾールを通 過させる。詳しくは、導管を挿入後、出口の位置において鼻通路を通過する吸入 気流は第一方向を規定し、そしてこの導管はその第一方向に概して平行である方 向においてエアゾールの出口の通過を可能にする。 この導管は好ましくは概して球根状の第一セクション及び第二セクションを有 する。出口は第二セクションにあり、そして接続面は 第一セクションにある。第一セクションの断面の断面積は第二セクションの断面 の断面積より概して大きく、従ってこの導管の第一セクションの内面は膨張チャ ンバーを成している。膨張チャンバーの包括は呼吸用エアゾールを導入するとき に特に所望されるものと信じられている。 上記の導管及びエアゾール発生具は、これも本発明に係っている、大型動物に 呼吸用エアゾールを投与する方法において利用されうる。この方法は、(1)エ アゾール発生具を用意する、(2)導管を用意する、(3)この導管をエアゾー ル発生具に、その導管の出口がそのエアゾール発生具と流体連絡するように接続 する、(4)この導管の末梢端を大型動物の外鼻孔に挿入する;そして(5)呼 吸用エアゾールを導入するようにこのエアゾール発生具を作動させる;段階を含 んで成る。 図面の簡単な説明 本発明を添付図面を参考に更に説明するが、ここで複数の図面における類似の 参照符号は類似のパーツを表しており;そしてここで: 図1はウマの頭部、及び本発明に係る導管とエアゾール発生具とを含む装置の 側面図であり; 図2は図1に類似の側面図であるが、エアゾール発生具は省略しており、且つ 本発明の導管の設置を示すために一部破断してあり; 図3は図2の導管と一緒に用いるエアゾール発生具の拡大上面図であり、これ は本発明の観点に係る導管の一部を示しており、導管の残り部は破断してあり; 図4は図3の概して線分4−4伝いの断面図であり; 図5は本発明に係る導管の一態様の透視図であり; 図6は図5のほぼ線分6−6伝いの図5の導管の断面図であり; 図7はウマの外鼻孔内の図5の導管の一部の模式図であり; 図8は複数種の実験導管の試験結果を示し; 図9は図3及び4に示すエアゾール発生具とは異なるエアゾール発生具に取付 けた図5の導管の透視図であり; 図10は気流インジケーターの一態様を示している図9のエアゾール発生具の一 部断面図であり; 図11は図10のエアゾール発生具とは若干異なるエアゾール発生具の一部の断面 図であり、そして任意の配向メカニズムを示しており; 図12は本発明に係る導管の別の態様の透視図であり; 図13は図12の導管の上面図であり; 図14は図12の導管の側面図であるが、ただし図11の配向メカニズムに利用する ための任意的な溝付きフィンガーレストが加えられており; 図15は図12の導管の末梢端の図であり; 図16はウマの外鼻孔内での導管の位置を模式的に示している図13の導管の部分 断面模式上面図であり;そして 図17は図16の外鼻孔及び導管の部分断面模式側面図である。 詳細な説明 図面の図1〜7を参照するが、これらは参照符号10により概して示す本発明に 係る導管の一態様を示す。図1及び2に示す通り、導管10の一部は大型動物の外 鼻孔の中に挿入され、その後その導管10は大型動物にエアゾールを投与するのに 使用されうる。 本明細書において用いる用語「大型動物」には、限定することなくウマ科、ウ シ科、シカ科並びにその他家畜及び野性の非霊長類哺 乳動物種が含まれる。限定するわけではないが特定の例には、ウマ、ヤギ、ウシ 、シカ、ヒツジ及びイルカが含まれる。導管10は特にウマ14に利用するために適 当である。ところでこの用語「大型動物」は特別にヒトは除く。 導管10はエアゾール発生のためのエアゾール発生器18と一緒に利用されうる。 本願において用いる語「エアゾール」は、単独で用いているとき、幅広く用いて おり、そして分散した固形又は液状粒子の気性懸濁物又は溶液を意味する。本明 細書で用いている語「エアゾール」はスプレー、コロイド、ミスト及び呼吸用エ アゾールを含む。このエアゾールは懸濁物、溶液又はドライパウダー状であって よい。エアゾールは医薬品、治療剤、成長促進剤、予防剤又は栄養剤を含んで成 りうる。エアゾールの例には医薬品、薬剤及びワクチンが含まれる。 好ましくは、エアゾール発生具18は動物の肺を特異的に標的とする呼吸用エア ゾールを発生させる。本願で用いている用語「呼吸用エアゾール」とは、大型動 物の肺に究極的に導入される成分を有するエアゾールを意味し、これは例えば、 動物の鼻通路の表面上に付着し、その後鼻通路の組織の上に収着されるようにデ ザインされている液滴を伴うエアゾールとは対立する。好ましくは、例えばウマ 14を利用し、その成分は上部呼吸管を超え、そして周囲肺領域(例えば肺の肺胞 )に至るまで運ばれるであろう。一般に、呼吸用エアゾール医薬品の成分は、Ch owtan,Z.T.らの「Report and Recommendations of the USP Advisory Panel o n Aerosols on the USP General Chapter〈601〉on Aerosols」Pharmacopeial F orum 1991;17(2),頁1703-1713に記載の方法に従い多段式カスケードインパ クター(一般にはAtlanta,GeorgiaのAnderson Samplerより入手可能)を用いて 測定したときに、約30マイクロメーターより小さい 、そして好ましくは約10マイクロメーターより小さいサイズを有する認識できる 量の医薬品粒子を含む。本願の目的のため、「認識できる量」の呼吸用エアゾー ル医薬品とは、治療的又は生理学的応答を誘引できる量を意味しており、単なる 微量又は無視できる量とは対立する。 この導管10は外面9、基部端20、出口Oを有する末梢端26、及び好ましくはエ アゾール発生具18により発生する導管10を通じるエアゾールの通過を可能にする 内面11を有する。内面11は基部20と末梢26の先端との間に広がるルーメンを規定 し、そして出口Oにおいて外面9に通じている。 この導管10は導管10の基部端20に好適に隣接する接続面も含む。この接続面は 導管10をエアゾール発生具18に取外的に接続するのに利用されることができ、こ れにより導管10の出口Oはエアゾール発生具18と流体連絡するように設置されう る。 この導管10は第一セクション16及び第二セクション17を含んで成り、ここで出 口Oは第二セクション17にあり、そして接続面は第一セクション16にある。末梢 端16を構成する導管10の縁は、ウマ14の外鼻孔14への導管の導入を助長し、且つ 組織を剌激しないように滑らかに丸くなっている。 図7はウマ14の呼吸通路1の先端内に位置する導管10の模式図である。図解の 通り、ウマ14の鼻通路1はウマの外鼻孔Nにおいて始まり、そして憩室5及び側 通路(ventral passage)7を含む。 導管10は大型動物の鼻通路の中に出口を配置することを可能にするような長さ を有している。本願において用いている「大型動物の鼻通路」なる表現は、(1 )動物の鼻管の外端(例えば、動物の外鼻孔の開口部)と、(2)鼻−咽頭腔の 接合部、との間の面を意味している。 導管10の出口Oを、鼻−咽頭腔ではなく鼻通路の中に配置することは、ウマ14 の外鼻孔の中への導管10の簡単、効率的、そして効果的な挿入を助長するものと 信じられている。この導管10は、完全に挿入されたときに、オリフィスOがウマ 14の鼻憩室の中にエアゾール(例えば呼吸用医薬品)を通過させないのに十分な 長さを有すべきである(そうでなければ大量の医薬品が無駄となりうるか、又は 医薬品の摂取が実質的に遅れうる)。好ましくは、導管10がウマの外鼻孔の中に 完全に挿入さたとき、出口10は鼻の前庭の中に配置され、そして鼻の中隔に正中 矢状面寄りに、翼状ひだに側背寄りに、そして鼻粘膜に腹面寄りに結合する。オ リフィス10は、導管10の挿入のし易さのため、及びウマ14に不快感を及ぼしうる 鼻の通路/腔の敏感な粘膜組織を剌激しないように、鼻通路の中によけいに突き 出ないべきである。 導管10の外面9は、外鼻孔を通る実質的に全ての吸入気流が導管10のルーメン に直結するように、ウマ14の外鼻孔14を囲む組織に接触するように仕上げられた シール面6を含んで成る。更に、外鼻孔への導管10の挿入の度合い又は程度は、 鼻通路の中での導管10の誤まった過剰挿入又はひっかかりを避けるため、このシ ール面6により制約される。 シール面6は好ましくは、ウマの外鼻孔のソケット様開口部に接触して重なり 合うようなサイズ及び形態をとっている(例えば、図に示しているような半球形 )。しかしながら、任意的に、このシール面は円錐台−円錐形状の如くの他の形 態も、それらが表面に概して順応する限り、含んで成ってよい。 このシール面6は、外鼻孔を通過する吸入気流の実質的に全てが導管をも通過 するように、外鼻孔とシールを形成する。導管に実質的に全ての吸入気流を導く ことは、エアゾールが動物の呼吸系を完 全に横断し、そして肺の周囲面上に運ばれる傾向を高めるよう、吸入気流の中に エアゾールを有利に乗せるものと信じられている。 第一セクション16を構成する外面9は好ましくは球根状の第一セクションを成 すように定常的に湾曲している。好ましくは、導管10の第一セクション16及び第 二セクション17は、導管の不規則な形態を反映するろ形部を有する断面を有して いる。更に好ましくは、この第一セクション16における断面の断面積は第二セク ション17における断面の断面積よりも概して大きい。 呼吸用エアゾールが導管10のルーメンを通るとき、導管10の第一セクション16 の内面11は、呼吸用エアゾールの導管10からの放出以前での膨張及び円熟を可能 にする膨張チャンバーを構成する。この膨張チャンバーは数多くの潜在的な利点 を担う:(1)それは、動物の肺に到達しなかったエアゾール発生具18により発 生された粒子又は液滴(例えば大型粒子)をエアゾールから「追い出す」、(2 )それは、エアゾール中の個々の粒子又は液滴が導管を離れる前にそれらのスピ ードを遅める、そして(3)もしエアゾール発生具18が噴射剤を利用しているな ら、この膨張チャンバーは一部の噴射剤が導管を離れる前にエアゾールから蒸発 することを可能にする。 限定でない例として、導管10は約5.4インチの全長L(図6参照のこと)、約1 .14インチの幅及び約0.77インチの高さを有する概して楕円状の出口O第一セク ションにおける約2.64インチの最大外径、約0.875インチの内径を有する基部端2 0に隣接する開口部、約1.95インチの最大外径(半径)を規定する基部端20から 導管10の軸上の地点に至るまでの軸長及び約0.2インチの概して一定の厚みを有 する。 エアゾール発生具18は中空ステム14を通じて医薬品の計量投与物を分注するタ イプのキャニスター22を含む。計量投与物計量バルブ メカニズム(図示せず)を作動させたときにかかるキャニスター22から分注され 、それは一般にステム24をキャニスター22に対して動かしたときに起こる。例え ば、適当なキャニスターは米国特許第4,819,834及び3,738,542号に記載されてい る。このタイプのキャニスターは噴射剤及び多重投与量の医薬品を含み、これら はステム24の相対的な内方向移動により、又はステム24の外方向移動、それに続 く内方向移動のいづれかにより作動される計量のバルブメカニズム(図示せず) を介して予め決定された標準量において放出される。かかる計量バルブメカニズ ムは一般に予め決定された容量のエアゾール投与量、例えば50又は63μlを、そ のメカニズムを作動させるたびに導入するように設計されている。他方、このエ アゾール発生具は噴霧器又はドライパウダー吸入器を含んで成りうる。 接続面は導管10をキャニスター22に接続するための手段に接続されている。こ の手段は、導管10のルーメンと流体連絡しているエアー通路34を有する本体33及 びエアー開口部36を含んで成る。この本体33は先端60において導管10と接続され ている。 ステム容器38が、キャニスター22のステム24を受容するためにエアー通路34の 外側、且つそれに概して隣接した本体33の中に設けられている。中空チューブ40 は、好ましくはステム容器38に隣接するエアー通路34の壁の一部からエアー通路 34を概して横断して又は横切って広がっている。「横断」及び「横」なる語は米 国特許第5,062,423号において使用しているものと同じように用いている。 中空チューブ40はステム容器38の中に収容されている中空ステム24と流体連絡 しており、そしてこのステム容器38はステム24の側面伝いをシールし、キャニス ター22から放出される計量投与物が中空チューブ40の中に押し入るようにする。 この配備は、キャニスター22をステム容器38に向けて押したとき、ステム24がキ ャニスター22 に向って動いて計量バルブメカニズムを作動させ、そして中空チューブ40の中に 投与物を放出するようにする。 オリフィス42が中空チューブ40の中に設けられており、そしてエアー通路34を 流れ通る吸入エアー流の中に計量エアゾール投与物を導入するチューブ40のボア 由来のエアー通路34に通じている。このオリフィス42は好ましくは導管10に向う 方向(図4において右方向)において、エアー通路34の中央縦軸伝いに中空チュ ーブ40を通じさせ、エアー流の中にエアゾール医薬品を乗せることを助長し、同 時にエアゾール発生具18のエアー通路34の壁伝いに付着する医薬品の量を最少限 とする。好ましくは、中空チューブ40はエアー通路34を完全に横切って広がって おり、そしてオリフィス42は中空チューブ40の中点伝いに位置している。 この中空チューブ40は約0.049in.(1.2mm)の外径及び約0.033in.(0.81mm) の内径を有する細いステンレススチールチューブ(これも40)を成しており、こ れは中空チューブ40の内側での計量投与物の早期エアゾール化を防ぐのに適する 。このオリフィス42は好ましくは約23,000インチ(584マイクロメーター)の直 径の円形断面を有する。 キャニスターハウジング46が、エアゾール発生具18の操作のため、キャニスタ ー22を固定するため(例えば交換)に設けられていてよい。このキャニスターハ ウジング46は、例えば48において概して示している差込ファスニングメカニズム を介して、エアゾール発生具18の本体33上に脱着式に又は「取外式」に装着可能 である。他方、キャニスター22は本体33に単純に滑り嵌めされうる。 トリッガーメカニズム50も、キャニスター22をステム容器38に向けて移動させ 、これによりキャニスター22のステム24をキャニスター22に向けて移動させて計 量バルブメカニズムを作動させ、そして 中空チューブ40の中にエアゾール投与物を放出させるよう、設けられていてよい 。このトリッガーメカニズム50はキャニスター22をステム容器38に向けて取外式 に押し付けて計量投与物を放出させるプッシュボタン52、及びこのブッシュボタ ン52とハウジング46の両方、そのプッシュボタン52がそのかまえた位置に片寄る ように押し付けられている弾性コイルスプリング54を含みうる。 エアー流インジケーターが、最適な効果のために計量投与物がキャニスター22 から放出されたときを可視的に、触知的に又は聴知的に表示するためにエアー通 路34の中に装着されているのが好ましい。例えば、このインジケーターは導管10 のルーメンを通じるエアー流に応答性の可動式(ピボット式)羽根を含みうる( 図4)。ウインドウ57がエアゾール発生具18の本体33の中に設けられていてよく 、これにより羽根56は目視観察できうる。かかる羽根56は、減圧かそれをピボッ トさせるときにエアー通路34の壁をたたくことにより既知的なシグナルを発する ように容易に仕上げられうる。 導管10の基部端20は任意の適当な方法により本体33に取付けられうる。好まし くは、本体33は導管10にしっかりと取付けられているべきであるが、本体33は動 物が突然暴れ出したりその頭部を動かしたときに導管10から簡単に外れるべきで ある。例えば、図3に示す通り、導管10はきつい摩擦嵌合を成すよう、末梢端20 が本体33の先端60を超えて伸長できるように弾性柔軟材料より構築されている。 任意的に、この摩擦嵌合を高めるためにラジアルクランプが利用されうる。図3 に示す装着集成具はチューブ接続手段の一例のデザインを成すが、他のタイプの 接続も考えられる。 使用時において、エアー開口部36及びエアー通路34は好ましくは導管10の末梢 端20のルーメンと流体連絡している。その結果、エアーはエアゾール分注具18の エアー開口部36を自由に流れ通ることが できる。導管10を介する吸入中、エアーはエアー(入口)開口部36から内側に向 ってエアー通路及び第一セクション16のルーメンであってエアゾール化医薬品の 投与物を膨張させる膨張チャンバーとして機能するものを通って移動する。第一 セクション16のルーメンから、エアゾール(例えばエアゾール化医薬品)は第二 セクション17のルーメンの中に流入し、次いでウマ14の呼吸通路1を通り、そし て最後にその肺に至る(もし呼吸用エアゾールを導入することを所望するなら) 。 図9及び10は概して参照符号33Aにより示す、導管(例えば10)をキャニスタ ー(例えば22A)に一体化するための本体の別の態様を示す。この本体33Aは接 尾辞「A」を付加した同じ参照番号により認識される本体33に類似する数多くの 特徴を含む。 本体33及びキャニスター22と同様に、本体33A及びキャニスター22Aは中空ス テム24A、ステム容器38A、オリフィス42Aを有する中空チューブ、及び導管10 に接続するように仕上げられている先端60Aを含む。本体33Aは起こした位置と 発射位置との間の本体33Aの残りの部分に対して可動式である。キャニスター22 Aは本体33Aに滑り又は摩擦嵌合している。ベイル51もキャニスター22Aを本体 33Aに複合するのに役立つ。 ベイル51はトリッガー55に作動連結されており、そしてトリッガー55がステム 24Aを作動させるようにトリッガー55をその起こした位置から発射位置にまで人 的に動かしたとき、キャニスター22Aをステム40Aに相対して移動させる。キャ ニスター22A内のスプリングはキャニスター22Aを作動後にトリッガー55をその 発射位置から起こした位置に戻す。 本体33とは異なり、本体33Aはピストル様グリップを担うハンドル53を含む。 導管10を本体33Aに複合させたとき、ハンドル53によ り供されるピストルグリップは動物の外鼻孔への導管10の末梢端部の挿入のし易 さを担い、なぜなら導管10を挿入するときに必要であるハンドル53の操作は平均 的な使用者の運動(例えば、手首、手及び腕の運動)範囲内であるものと信じら れているからである。更に、ハンドル53は使用者が本体33Aをしっかりと握り、 そしてトリッガー55を引いたときに導管10をコントロールでぎるようにする。 本体33と異なり、本体33Aのエアー通路 34Aの基部端はエアー通路34Aの末 梢端部に対して右側に概して傾向いて置かれている。このエアー通路34Aの形態 は物体(例えば使用者の手)が通路34を通じる吸入器の気流の通過を制約する機 会を抑える。 本体33Aについての気流インジケーターはエアー通路34Aと流体連絡している 弾性バルーン部材58を含んで成る。動物がエアー通路34Aを通じて吸入したとき 、エアー通路34A内の圧力は低下し、このことはバルーン58をつぶす。任意的に 、使用者はバルーンがつぶれたときにトリッガー55を作動させるであろう。 図11は、概して参照符号33Bにより表している、キャニスター(例えば22B) に導管(好ましくは以下に説明する導管100)を一体化せしめる本体の別の態様 を示す。この本体33Bは接尾辞「B」を付加した同一の参照番号により示してい る本体33に類似する数多くの特徴を含んでいる。 本体33及びキャニスター22と同様に、本体33B及びキャニスター22Bは中空ス テム24B、ステム容器38B、オリフィス42Bエアー通路34B、及び導管に接続さ れるように仕上げられている先端60Bを有する中空チューブ40Bを含む。限定す ることのない例として、エアー通路34Bは約0.67インチの直径、約0.2インチの 壁厚及び約4.5インチの全長を有する。ハンドル53Bは約3.6インチの高さ(底が らエアー通路34Bの壁に至るまでを測定)及び約1インチの幅を有 しうる。 このハンドル53Bは、使用者の親指の真下の手のひらの表面に合うように仕上 げられている背面の湾曲した表面71を含む。使用者の手のひら平の面10、本体33 Aをピストル風に握ったときに表面71に直接接触する。以下により詳しく説明す る通り、本体33Bは任意的に、任意のフィンガーレストと一緒に使用するための 先端60Bに概して接触している配向手段72を含む。 本体33Aと同様に、本体33Bは、起こした位置と発射位置との間で、本体33B の残りの部分に対して可動式となっているトリッガー55Bを含む。ベール51Bは トリッガー55Bに作動連結されており、そしてトリッガー55Bをその起こした位 置から発射位置に動かしたときにキャニスター22Bをステム40Aに相対して動か す。 本体33とは異なり、本体33Bは目で見る透明なシリンダー状のハウジング5の 内に置かれた羽根56Bを含む。羽根56Bは、吸入気流が通路34Bを通り抜けたこ とを示すため、通路34B(図11の点線)を通じる気流に応答して片寄るように( 例えば図11の破線)仕上げられている。 図13〜17は参照符号100により概して示す本発明に係る導管の第二の好適な態 様を示す。導管100は参照符号に「C」が付加されている同じ参照符号により示 される導管10と類似の特徴を有する。 導管10と同様に、導管100は一般に球根形態の第一セクション16C、第二セク ション17C、基部端20C及び末梢端26C、出口O、シール面6C、ルーメン及び 外面9Cを規定する内面11Cを含む。 導管100の形態は導管10の形態とは若干異なる。外面9Cは不規則な形態であ り、そしてウマの鼻通路の不規則な形状面に概して順応するように仕上げられて いる。 図16及び17は、外面9Cが、ウマの鼻通路内(例えば外鼻孔)に 挿入された後の鼻通路の不規則な形状面にどのように順応するかを模式している 。出口Oは翼状ひだ3を効率的にう回し、そして好ましくは図7に関して説明し た導管10の位置と同じ位置において定着する。 外面9Cのほとんどが鼻通路1の組織と接触している。ここでも、導管100は ウマ14の鼻の憩室に至るエアゾールの通過を可能としないように十分な長さを有 している。 導管100のルーメンは接続面から出口Oに概して隣接して広がる中心軸A(図1 3)を規定する。接続面に概して隣接する軸Aの一部は(図13における102)出口 Oに概して隣接する軸の一部(図13における103)に対して約0〜約180°(そし て最も好ましくは約90°)のベーター(β)角にある。 外鼻孔Nに接触しているシール面6Cにより、導管100は外鼻孔吸入気流の実 質的に全てをルーメン11Cを通るように導く。また、導管100は外鼻孔を通る吸 入気流と概して同一方向におけるエアゾールの通路を担う。かかる作用はエアゾ ールを吸入気流に乗せるのに有利であると信じられ、そして呼吸用エアゾールを 導入するときに特に所望される。 出口Oの位置での鼻通路1を通る吸入気流は第1方向101を規定している(図1 6)。導管100はこの第一方向に概して平行な方向においてエアゾールが出口Oを 通過することを可能にし、これによりエアゾールが吸入気流に有利に乗せられる ようにする。 導管100の外面9Cはウマの鼻通路1の不規則な形状面に概して順応するため 、外面9Cは鼻通路1内での導管100の適切な配向を助長する傾向にある。使用 者は、導管100が、それが鼻通路1の中にあるときの導管100の「感触」に基づき 、外鼻孔内に適正に配向されたかどうかを容易に認知することができるであろう 。 導管の適正な配向及びエアゾールの投与のし易さを助長するため、導管100は 任意的に本体33Bに関して先に説明した配向手段72(図11)を受容するように仕 上げられた溝76を含むフィンガーレスト75(図14)を含みうる。導管100の基部 端20Cが本体33Bに接続されたとき、この配向手段72は、本体33B(そのハンド ル53Bを含む)が導管100に対して適正に配向されることを確実なものとするよ うに、溝76内に収まっている。使用者の指は、導管100が外鼻孔の中に挿入され る際に使用者のそのコントロールを助けるよう、フィンガーレストの上に置いて よい。 限定しない例として、鼻導管100の第一セクション16Cは約2 3/8インチ の最大外径を有してよく、この第二セクション17は約7/8インチの出口Oにお ける外径を有してよく、そして導管100は約1/8インチの概して一定の全体厚 みを有しうる。基部端20Cに概して隣接する導管100の概してシリンダー状の部 分は、膨張チャンバーに通じる開口部の直前で0.78インチに至るまでテーパー仕 上げとなっている約0.85インチの外径を有する。この導管100は図14において最 左部から最右部に至るまで水平に測定して約4 5/8インチの長さを、そして 図14において最上部から最下部に至るまで鉛直に測定して約3 1/8インチの 高さを有する。 本体33,33A及び33Bは任意の適当な材料、そして好ましくは医療目的に適切 な材料から構築してよい。その例には金属及びプラスチックが含まれる。エアゾ ール医薬品はキャニスターから分注され、その材料は医薬品と相溶性であるべき である。 導管10及び100は好ましくは柔軟な弾性材料より構築されている。この材料は ウマの鼻腔、例えば鼻軟骨及び鼻粘膜の内面に概して順応するのに十分なほど柔 軟性であるべきであり、これにより敏感な組織の剌激を抑制する。また、この材 料は導管(例えば100)の一 部をウマの鼻通路の中に入れたとき、つぶれるのを回避又は抑制するのに十分な ほど弾性であるべきであり、これにより出口Oがエアゾール発生具18と流体連絡 し続けるようになる。導管を構築するのに使用されうる材料はエラストマー(例 えばゴム様物質)に限らず、プラスチック及びプラスチック様材料も含まれる。 特定の例にはポリエチレン(例えばFDAにより承認されたLDPE又はEVAコポリマー ポリエチレン)、シラスチック、柔軟性ポリビニルクロリド又は柔軟性ポリエス テルが含まれる。この導管は任意の適当な手順、例えば射出成形、浸漬成形、紡 糸成形及び吹込成形を利用して構築されうる。この導管10及び100は以下の実施 例1記載の技術を利用して構築されうる。 導管100は、これも本発明に係る、大型動物に呼吸用エアゾールを投与する方 法において、本体33B及びキャニスター22Bを含んで成るエアゾール発生具と一 緒に利用されうる。この方法は、(1)エアゾール発生具(例えば18)を用意す る、(2)導管(例えば10又は100)を用意する、(3)この導管をエアゾール 発生具に、その導管の出口Oがこのエアゾール発生具と流体連絡するように、接 続する、(4)この導管の末梢端を大型動物の外鼻孔に挿入する;そして(5) 呼吸用エアゾールを導入するようにこのエアゾール発生具を作動させる、段階を 含んで成る。 試験結果 いくつかの異なるサイズ及び形状の導管についてそのエアゾール出力又は「押 出量」を決定するために一連の試験を行った。試験した鼻導管の第一形状は3種 のハイドロメーターバルブ又は「アイドロッパー」(点眼器)導管とした。小型 、中型及び大型「アイドロッパー」形状を試験した。穴を各アイドロッパーの大 きい先端の中にあけた。この小型、中型及び大型バルブはそれぞれ、2 1/16 ,2 13/16,3 1/4;1 13/16,2 3/8,2 9/16;1/2,1 /2,5/8インチの、長さ、最大外径及び出口開口部径を有していた。小型導 管は約41ml、中型は約95ml、そして大型は約120mlの容積を有していた。 第二導管の形状は概して球状であり(69ml)、そして約2 5/8インチの全 長、約11/16インチのオリフィス出口径、約2 3/16インチの最大外径、及び 約69mlの容積を有した。 図1〜3に示す器具に類似のエアゾール発生具を利用した。利用したエアゾー ル発生具は50mlのバルブを有するMaxair(商標)キャニスターである。1回の作 動当り200μgの導入において、4回の作動を利用した。50LPMでの気流を、各試 験中に行うエアゾールキャニスターの4回の作動により、作動器−導管に流した 。各導管形状について全部で3回の試験を行いそしてその結果はこれら3回の試 験の平均に基づく。 図8はこれらの試験の結果の棒グラフ図である。大型の導管は予測のエアゾー ル出力の98%が流れるのを可能にした。導管サイズを小さくすると、エアゾール 出力は同様に少なくなる(中型は76%、そして小型は65%)。球状鼻導管は予測 出力の71%が流れるのを可能にした。 上記した4種の鼻導管をエアゾール発生具(図2及び3に示す参照符号18と類 似)に複合し、そして生きたウマで試験した。大型及び小型鼻導管は外部外鼻孔 の解剖により好適に収まらないことが見い出された。この球状鼻導管は最低限の 所望の収まりを有し、なぜならそれは動物の外鼻孔を囲む表面と好適なシールを 形成しなかったからである。中型サイズの鼻導管が最も好ましく、なぜならそれ はポニー及びウマの両者の外部外鼻孔に収まったからである。 中型鼻導管に対する第二試験を、気管支拡張剤の実験的、調査的 投与量を導入する能力を試験するために行った(例えば3200μgのピルブテロー ルアセテート気管支拡張剤の投与量;St.Paul,Minnesotaの3M Pharmaceutical sより一般に入手できる商標名Maxair(商標)inhalerで販売)。 COPD(慢性閉塞肺病)に基づきかなり損傷を受けているポニーを気道メカニズ ムを測定するために器具を施した。ポニーの肺機能を以下の方法に従って薬剤の 投与の前後において試験した(F.J.Derksenら、Aerosol Pirbuterol:Bronchod ilator Activity and Side Effects in Ponies with Recurrent Airway Obstruc tion(Heaves),Equine Veterinary Journal 24(2):107-112(1992);及び F.J.Derksen et al.,Pulmonary Function in Standing Ponies:Reproducibil ity and Effect of Vagal Blockade,Am.J.Vet Res.43,598-602(1982)を 参照のこと)。 カテーテルに取付けられた食道バルーンを末梢第三食道に入れ、そして較正圧 力トランスデューサー(Northridge,CAのValidyneより概して入手できるValidy ne Model DP45-34)に接続した。食道バルーンの位置を潮汐呼吸中での胸膜圧の 最大変化を得るために調整した。#5Fleischニューモタコグラフ(Minneapolis ,MinnesotaのGould,Inc.より入手可能)を外鼻孔を覆っているフェースマス クの上に装着した。このフェースマスクは漏出を防ぐために顔面にテープ付けす る。Fleischニューモタコグラフを、気流に比例したシグナルを供する圧力トラ ンスデューサー(Validyne Model DP43-22)を接続した。フローシグナルを、潮 汐容積を供するようにシグナルを積分するBuxco肺機能コンピューター(Sharon ,ConnecticutのBuxco Electronics,Inc.より入手可能)に流す。呼吸の際の フロー、潮汐容積、及び肺通過圧(ΔPpl)を肺機能コンピューターにより処理 し、肺の抵抗(RL)及び動的コンプライアンス(Cdy n )の呼吸間測定値を供した。各観察時点において30回の呼吸を(ΔPpl),( RL)及び(Cdyn)を計算するために用いた。肺機能測定は試験についてポニー を定性するため及び基底値を得るため、エアゾールの投与前に行った。 表1は中型サイズ鼻導管の試験より得た結果を示している。医薬品を投与して 9〜10分以内に、気道の有意な気管支拡張が生じる。この結果は、エアゾール投 与物又はボーラスは、気管支拡張を誘引するように肺内の活性部位に到達するの に十分な量において鼻腔の迷路を移動したことを示す。 目視確認は、ウマの肺に事実上到達したエアゾール化医薬品が気管支鏡査法を 介して達成されていることを示した。光ファイバー気管支鏡をウマの気管の中に 、その先端が竜骨のすぐ上にくるように して挿入した。中型サイズの鼻導管の末梢端を次にウマの外部外鼻孔の中に入れ 、そしてウマの呼吸に合わせてキャニスターを作動させた。エアゾールがウマの 肺の両気管支に侵入するのがはっきり見えた。このことは、表1に記録した得ら れる気管支拡張が気道に直接及ぼしている医薬品の作用に実際に基づいている証 拠である。 実施例1 好適な形状の鼻導管(例えば解剖学的に適正な形状100)を開発するため、 外部外鼻孔及び内部鼻通路の一部のキャストをまず構築した。キャストを構築す るため、ビニルポリシロキサン(St.Paul,MinnesotaのMinnesota Mining and Manufacturing Company(3M)より一般に入手できるExpress商標歯科用記録及び 印象材料)を6〜8インチのチューブの中で作り、次いで生きたウマの左側の鼻 通路の中に押入れた。この材料を硬化するまでその場に放置し(約6分)、次い で除去した。鼻憩室の空間を硬化材料から手で外した。得られる硬化材料は鼻憩 室を除き内部ウマ外鼻孔のネガティブ像を表わす。 同一の印象材料を、ウマの外鼻孔の上に載せた平らなシートにおいても、ウマ の鼻孔の外部解剖学的構造の上で材料を形成するのに必要な力のみを利用して、 形成した。この第二の硬化材料はウマの鼻孔の外部解剖学的構造のネガティブな 印象を表わす。 この外鼻孔解剖学的構造の印象(第二硬化材料)を新たに調製したパッチング プラスター(Bondex)の表面の上に、解剖学的構造側を上にして載せ、そしてこ のプラスターを慎重に押し付けた。このプラスターを硬化させ、そしてキャスト を作るためのベースとして使用した。 内鼻孔の印象を次に外鼻孔の印象に結合させた。次にチューブを 両印象の上にかぶせ、そして液状シラスチックで充填した(Dow Corningより入 手可能)。次にこのシラスチックを硬くなるまで数日硬化させた。次いでExpres s(商標)キャストをシラスチックから外し、ウマの外鼻孔のポジティブ像が残 った。 このキャストを図11ウマの鼻孔導管を作るために用いた。ここでもExpress( 商標)(No 7301 H)を、憩室に対する連結部のすぐ先のキャストの鼻孔の中に 注入した。この注入プロセスは、鼻の中隔に関するひだと同じ高さとなるまで鼻 孔の開口部に向ってうしろ向きに続けた。試験結果において説明した中型サイズ のバルブに似たゴム製の実験室ハイドロメーターバルブの先端を、その開口部( 内径)がモルドの外鼻孔に至る開口部と一致するように切った。このバルブの反 対側の先端には小さな穴があいており、これによりそのポートを介してExpress (商標)を注入することができる。バルブを、モルドの中に予め注入しておいた Express(商標)の上に慎重に載せ、次いで追加Express(商標)で充填した。こ れを硬化させた。硬化したら、バルブを外し、そして全Express(商標)キャス トをポジティブモルドから外し、固形バルブ様導管を得た。これはウマの外鼻孔 及び鼻孔の内部解剖学的構造に順応する形状のテーパー仕上がりとなった先端を 有していた。 この固形バルブを常用のレーザースキャナーを用いて電子三次元モデルを作る ためにレーザースキャンにかけた。この電子データーは、Unigraphics CAD(Com puter Assisted Design)ソフトウェアーを用いて導管の三次元コンピューター モデルを作るために用いた。コンピューターモデルのCADファイルをCubital Rap id Prototyping System(Warren,MichiganのCubital America Inc.より入手可 能)のためのインプットデータソースとして用い、マスターモデルを作った。こ のマスターモデルをフレームの中に置いた。このフレー ムをRTVシリコーンポリマーで満たした。これはその後硬化してシリコーンモル ドを供する。このシリコーンモルドに、ポリウレタンポリマー(REN−RP6401ポ リウレタン;East Lansing,MichiganのCiba-Geigyより一般に入手可能)を注入 し、次いでウレタンモルドの内面に分布するよう様々な軸伝いで遠心した(回転 式成形)。ウレタンが硬化した後、モルドを半分に分け、ウマ鼻孔導管100の中 空キャストを供した。 本発明をいくつかのその態様を示しながら説明した。本発明は本発明の範囲を 逸脱することなく数多くの変更又は追加を施すことができることを当業者は理解 するであろう。例えば、適当な他の装置は、米国特許第5,231,983号に示すよう な状況で導管10の末梢端26に概して隣接して配置されたオリフィス42を有する中 空チューブ42を含んで成りうる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.大型動物、例えばウマにエアゾールを投与するためのこの大型動物の外鼻 孔に少なくとも部分的に挿入するように仕上げられた器具であって、エアゾール 発生具と一緒に利用するように仕上げられており: 導管であって外面、基部端、出口を有する末梢端、及びこのエアゾール発生具 により発生されるエアゾールのこの導管を流れる通過を担う内面を有するもの、 ここでこの内面は該基部端と末梢端との間に広がるルーメンを規定し、且つ前 記出口において前記外面に通じており; この導管はこの大型動物の鼻通路の中に該出口を配置せしめるのを担う長さを 有している;並びに この導管をこのエアゾール発生具に、この導管の出口がこのエアゾール発生具 と流体連絡するように配置されうるように接続するための接続面; を含んで成る器具。 2.呼吸用エアゾールを発生するためのエアゾール発生具と、大型動物にこの 呼吸用エアゾールを投与するための導管との組合せ品であって、ここでこの導管 は: 外面及び内面、基部端、並びに出口を有する末梢端、 ここでこの内面は該基部端と末梢端との間に広がるルーメンを規定し、且つ前 記出口において前記外面に通じており; この導管はこの大型動物の鼻通路の中に該出口を配置せしめるのを担う長さを 有している;並びに この導管をこのエアゾール発生具に、この導管の出口がこのエアゾール発生具 と流体連絡するように配置されうるように接続するた めの手段; を含んで成る組合せ品。 3.前記大型動物が鼻憩室を有しており、そして前記導管をこの大型動物の外 鼻孔の中に完全に挿入したとき、この大型動物の鼻憩室の中に入るようにエアゾ ール通過してしまうような位置においてその出口が通じてしまうように配置され るのを回避するのに十分な長さをこの導管が有している、請求項1又は2記載の 器具。 4.前記導管が第一及び第二セクションを有しており、前記出口がこの第二セ クションにあり、そして前記接続面がこの第一セクションにある、請求項1又は 2記載の器具。 5.前記導管の第一及び第二セクションが断面であって、 この第一セクションにおける断面の断面積がこの第二セクションにおける断面 の断面積より概して大きく、この導管の第一セクションの内面がエアゾールの膨 張を担う膨張チャンバーを形成するような断面を有している、請求項4記載の器 具。 6.前記第一セクションが概して球根状の形態である、請求項4記載の器具。 7.前記導管が、前記大型動物の鼻通路に順応するように適合する、且つこの 導管の一部をこの大型動物の鼻通路の中に配置したときにつぶれるのを抑え、そ の出口が前記エアゾール発生具と流体連絡し続けるように適合する柔軟弾性材料 より構築されている、請求項1又は2記載の器具。 8.前記エアゾールが呼吸用エアゾールを含んで成る、請求項1記載の器具。 9.前記導管の前記外面が: シール面であって大型動物の外鼻孔を囲む組織に接触するように仕上げられ、 この外鼻孔に流れる吸入気流の実質的に全てがこの導 管のルーメンに直結するようにするシール面を含んで成る、請求項1又は2記載 の器具。 10.前記導管が、前記外鼻孔を流れる吸入気流と概して同じ方向におけるエア ゾールの通過を担っている、請求項1記載の器具。 11.前記導管が前記大型動物の外鼻孔の中に完全に挿入されたとき、前記出口 の位置において前記鼻通路を流れる吸入気流が第一方向を規定し、そして 前記導管がこの第一方向に概して平行な方向におけるこの出口を通じるエアゾ ールの通過を担う、 請求項2又は10記載の器具。 12.前記ルーメンが前記接続面から前記出口に至るまで広がる中で軸を有し、 そしてこの接続面に概して隣接するこの軸の一部がこの出口に概して隣接する軸 の一部に対してほぼ右に傾いて配置されている、請求項1又は2記載の器具。 13.前記外面が前記大型動物の鼻通路の不規則な形状面に順応するように不規 則な形状となっている、請求項1又は2記載の器具。 14.前記導管の第一及び第二セクションが断面であって、この第一セクション における断面の断面積がこの第二セクションにおける断面の断面積より概して大 きく、この導管の第一セクション内面がエアゾールの膨張を担う膨張チャンバー を形成するような断面を有している、請求項2記載の器具。 15.前記エアゾール発生具が、 中空ステムを通じて、そのステムを作動させたとき、呼吸用エアゾール医薬品 の計量投与物を分注するタイプのキャニスターを含んで成り、そして 前記導管を前記エアゾール発生具に接続するための手段が: 前記導管のルーメンと流体連絡するように仕上げられているエア ー通路及びエアー開口部を有する本体を含んで成り、ここでこの本体は: 前記キャニスターのステムを収容するための前記エアー通路に概して隣接する ステム容器、 前記ステムを作動するようこのステムに対して相対的運動させるための、この キャニスターを装着する手段;及び 前記ステム容器中の中空ステムと連絡している中空チューブ、ここでこの中空 チューブは前記大型動物への前記導管を通じての投与のために前記エアー通路に 計量エアゾール投与物を導入するため、前記エアー通路に通じる出口を有してい る、 請求項2記載の組合せ品。 16.前記本体がピストル様グリップを担うハンドル及び 起こされた位置と発射位置との間で可動式のトリッガー; を含む、請求項15記載の組合せ品。 17.前記トリッガーを起こされた位置から発射位置に至るまで動かしたときに 前記キャニスターを前記ステムに相対して動かし、これによりこのトリッガーが このステムを作動させうるための手段を更に含む、請求項16記載の組合せ品。 18.前記本体が前記本体に前記キャニスターを脱着式に取付けるための手段を 含む、請求項15記載の組合せ品。 19.大型動物、例えばウマに呼吸用エアゾールを投与するための方法であって : (1)作動により呼吸用エアゾールを発生することのできるエアゾール発生具 を用意する; (2)外面及び内面、基部端、並びに出口を有する末梢端を含んで成る導管を 用意する、ここでこの内面はこの基部端と末梢端との間に広がるルーメンを規定 しており、そして前記出口において前記 外面に通じており;この導管は前記大型動物の鼻通路の中に前記出口を配置する のを担う長さを有しており; (3)前記導管を前記エアゾール発生具に、この導管の出口がこのエアゾール 発生具と流体連絡するように接続する; (4)前記導管の末梢端を前記大型動物の外鼻孔の中に挿入する;そして (5)前記呼吸用エアゾールを導入するために前記エアゾール発生具を作動さ せる; 段階を含んで成る方法。 20.前記大型動物が鼻憩室を有しており、そして 前記外鼻孔への前記導管の末梢端の挿入段階が: 前記導管を前記鼻通路の中に、前記出口が、前記エアゾールの前記大型動物の 鼻憩室に至る通過を可能にしてしまうような位置に通じてしまうように配置され ることを回避するのに十分なほどに挿入する段階を含んで成る、請求項19記載の 方法。 21.前記導管を用意する段階が、前記大型動物の鼻通路の組織に概して順応す る外面を施す段階を含んで成る、請求項19記載の方法。 22.前記導管の末梢端を前記外鼻孔の中に挿入する段階が: 前記大型動物の外鼻孔を囲む組織を前記導管のシール面でシールし、この外鼻 孔を流れる吸入気流の実質的に全てがこの導管のルーメンに直結するようにする 、段階を含んで成る請求項19記載の方法。 23.前記呼吸用エアゾールを導入するために前記エアゾール発生具を作動する 段階が: 吸入気流を第一方向において、前記導管出口の位置において前記鼻通路に流す 、そして 前記出口を流れる前記呼吸用エアゾールの通過をこの第一方向に対して概して 平行な方向において導く; 段階を含んで成る請求項19記載の方法。
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