JPH08506199A - 高度にパラレルなコンピュータネットワーク環境におけるデータ転送及びデータ記憶の方法ならびに装置 - Google Patents

高度にパラレルなコンピュータネットワーク環境におけるデータ転送及びデータ記憶の方法ならびに装置

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JPH08506199A
JPH08506199A JP6517205A JP51720594A JPH08506199A JP H08506199 A JPH08506199 A JP H08506199A JP 6517205 A JP6517205 A JP 6517205A JP 51720594 A JP51720594 A JP 51720594A JP H08506199 A JPH08506199 A JP H08506199A
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Abstract

(57)【要約】 メモリスペースを概して無駄にすることなく、また、エラーや割込みが生じてもオペレーションを継続できる、多数の並列処理において1個の記憶装置を共有する方法および装置に関する。1個または2個以上のコンピュータ装置および1個の2次記憶装置との間に1個の1次記憶装置が接続された通信網を有するネットワークされたコンピュータシステムにおいて、割込みやエラー状態が発生したり、あるいは表示されたりしたとき、データを1次記憶装置から2次記憶装置へと転送することが示される。1次記憶装置から2次記憶装置へとデータ転送するべき旨を示すため、少なくとも非バックアップ状態とバックアップ状態との2状態を有している状態インジケータがバックアップ状態にセットされる。あるいは、1次記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送は状態インジケータを使わないで始めることもできる。状態インジケータがバックアップ状態にあるときは、所定の最大プロセス数が1次記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送を行う。その他のプロセスはコンピュータから1次記憶装置へとデータ転送する。1次記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送を終了したプロセスは、状態インジケータをそのノーマル状態にリセットする。好ましくは、状態インジケータがバックアップ状態にセットされたとき既に実行しているその他のプロセスは、終了するまで実行継続するのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 高度にパラレルなコンピュータネットワーク環境におけるデータ転送及びデー タ記憶の方法ならびに装置 関連出願 本願は本願と同時出願の「多数のネットワークされたコンピュータ記憶装置か らデータを転送し記憶する装置ならびに方法」というタイトルの同時出願に関連 するもので、これら2出願は共に発明時に同一人に譲渡もしくは譲渡の対象とす るべく拘束されている。 発明の分野 本発明はデータ転送および記憶に大略関するもので、より詳細には並列プロセ ス間で1個の記憶媒体を共有する方法およびシステムに関する。 発明の背景 もとのファイルを失ってしまったり壊してりまったりしたときに備えての回復 のために、複数のコンピュータがそれらファイルの保管用コピーすなわちバック アップコピーを作成することができる、低廉で、より多量に記憶できる1個また は2個以上のバックアップ記憶装置に、1個のコンピュータまたはコンピュータ ・ネットワークを接続することができる。普通、データはコンピュータから取り 出されて、まず1次記憶装置に、次にその1次記憶装置から比較的低廉で、より 高密度の記憶装置、例えば磁気テープまたは光ディスクのような2次記憶装置に コピーされる。普通、2次記憶装置は1次記憶装置よりも遅いのが通例である。 1次記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送は、1次記憶装置における使用済 み記憶スペース量が「最高水位線」と呼ばれる所定量ないし所定率に等しくなる か、それを超えるときに始まるのが通例である。欧州特許WO-A9214204にこのタ イプ のシステムが記載されている。 「最高水位線」を使う目的は、1次記憶装置のほぼ全部のメモリ容量が使い果 たされてしまい、それによって1次記憶装置が動かなくなることを避けようとす ることである。最高水位線は1次記憶装置に入ってくるデータの流入速度および 1次記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送速度に基づいて数値を決定されて いる。1次記憶装置へのデータ流入速度は、それから2次記憶装置への流入速度 よりも早いのが通例だから、最高水位線は、結果的に1次記憶装置のメモリ容量 が使い果たされないようにバッファを作っている。 しかしこのバッファ領域があっても、もし1次記憶装置に書き込まれるデータ の流入速度が1次記憶装置から2次記憶装置への転送速度よりも早いときは、1 次記憶装置が動かなくなる。しかも最高水位線を低く設定することは、上記不具 合が発生するのを回避しようとして、1次記憶装置の記憶容量を無駄にすること になる。しかし、たとえ低く最高水位線を設定したとしても1次記憶装置が満杯 にならないことを保証するものではない。 また、最高水位線を並列プロセスコンピュータシステムで使うときには、さら に別の問題が起こる。並列プロセス数は1次記憶装置へのデータ流入速度に直接 関係している、つまり、プロセスが多ければ多いほど流入速度は早くなるので、 最高水位線は並列プロセス数が変るたびに計算し直され調節されなければならな い。こうした計算のやり直しは面倒で時間のかかるものであり、そのくせ完璧な ものとはなり得ないものである。 一方、もしプロセス数が変わるときに最高水位線を計算し直さないとすれば別 の問題を引き起こす。もしプロセス数が増えたにも拘わらず最高水位線が再計算 されないときは、より多くのプロセスが記憶装置に書き込みを行うことになるの で、1次記憶装置へのデータ流入速度は1次記憶装置から2次記憶装置への流入 速度を超えてしまうおそれがある。同様にプロセス数が減るのに最高水位線を再 計算しないときは、最高水位線が低すぎるので必要以上に大きなバッファを作る ことになってスペースを無駄にすることになる。 発明の概要 本発明は、メモリスペースを無駄なく使い、エラーや障害が発生してもオペレ ーション継続ができる、多数の並列プロセスに対し1個の記憶装置を共有する方 法および装置を提供するものである。簡単に述べれば、本発明では、1個または 2個以上のコンピュータデバイスと1個の2次記憶装置との間に1個の1次記憶 装置を接続する通信網を有するネットワークコンピュータシステムにおいて、障 害もしくはエラーが発生したとき、あるいは表示されたとき、1次記憶装置から 2次記憶装置へのデータ転送を起動させる。この転送は、少なくとも1個の非バ ックアップ状態と1個のバックアップ状態とを有する状態インジケータを、1次 記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送が起動されたことを示すため、バック アップ状態に設定することによって開始される。あるいは、状態インジケータを 使わないで1次記憶装置から2次記憶装置へとデータ転送し始めることによって 転送を起動してもよい。 例えば、書き込み要求に応えることができるスペースがディスクに十分ないた めにプロセスがディスクにデータ書き込みをしようとしてエラー状態に遭遇した とき、そのプロセスは次の3行動中の1行動を取る。すなわち状態インジケータ をセットせずに1次記憶装置から2次記憶装置へとデータを転送し始める。また は、1次記憶装置から2次記憶装置へデータ転送し始め、状態インジケータをバ ックアップ状態にセットして、データ転送が始まっていることを他のプロセスに 警告する。またはプロセスは状態インジケータをバックアップ状態にセットし、 かつ、1次記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送を始めない。 並列プロセスはネットワークに接続されている装置間をデータ転送するのに使 うことができる。好ましくは1次記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送に関 与するプロセス数は所定のプロセス最大数より小か、これに等しいのがよい。他 のプロセスはコンピュータから1次記憶装置へとデータを転送する。状態インジ ケータが使われるときは、1次記憶装置から2次記憶装置へのデータ転送を完了 したプロセスは、次に状態インジケータをノーマル状態にリセットする。1次記 憶装置と2次記憶装置間のデータ転送オペレーションを行うプロセスの最大数を 設定することは効率を高めるが、本発明はそのようなプロセス数上の制限なしに 使うことができる。好ましくは、割込みまたはエラー状態が発生したときに既に 実行しているプロセスは、それら自身エラーや割込み状態に遭遇しないならば、 最後まで実行し続ける。 1次記憶装置のメモリの一部分はメモリバッファとして割り当てられていない ので、本発明は1次記憶装置における無駄なメモリを通常除外することができ、 高度な並列プロセス環境において最高水位線方式の採用につきもののその他のさ まざまな問題をも解消する。最高水位線方式を採る先行システムと異なり、本発 明はエラー状態ないし割込みをバックアップ状態に変更し、保管オペレーション を行うことによって、システムを中断させず、他のプロセスに起こり得る影響も 及ぼさないで、処理するものである。本発明は、プロセスの追加または除去時に 再計算やプロセス間通信を行うことなく、多数の並列プロセスを実行させること ができ、これによって、実質的に制約のない数の並列プロセスが1個の記憶装置 を共有することを可能にする。 図面の簡単な説明 本発明の上記した利点およびその他の利点は、添付の図面に沿った以下の説明 からよりよく理解されるであろう。 図1はネットワークされたコンピュータシステムの概略を示す。 図2は、状態インジケータを¨使用せずに本発明に従った1方法を実行する処 理ステップのフローチヤートである。 図3Aおよび図3Bは1次記憶装置のオペレーションのさまざまな状態を示す 。 図4は、状態インジケータを使用した場合の本発明に従った1方法を実行する 処理ステップのフローチャートである。 実施例の詳細な説明 図1において引用符号10は、少なくとも1個の1次記憶装置14と、少なく とも1個の2次記憶装置16と、少なくとも1個のコンピュータ装置18とを繋 ぐ通信網12を有するネットワークされたコンピュータシステム全体を指す。通 信網12はAppleTalk,Ethernet、あるいはToken Ringなど、ローカル・エリア ・ネットワーク、高速バス、他のメッセージやデータを交換する相互連結機構で あってもよい。 記憶装置14、16は各々、データの効率的な記憶、保管および検索ができる ようにされている専用記憶装置でもよいし、より大きい記憶容量および装置で機 能拡大されたコンピュータでもよいし、あるいは別の機能に加えて記憶機能も有 するミニコンピュータまたは大形コンピュータであってもよい。1次記憶装置1 4はメモリ21と中央処理装置(CPU)22を持っている。メモリ24を有す る外部のメモリ記憶装置23が1次記憶装置14に接続されてもよい。好ましく は2次記憶装置16は、テープロボット20aあるいは光ディスク装置20bの ような1個または2個以上の外部装置20に接続された、例えばCray Y-MP2E/23 2(Cray Research,Cray Research Park,Eagan,MN)のようなパラレルプロセ ッサがよい。 コンピュータ装置18は、通信網に接続されるパーソナルコンピュータ、ワー クステーション、ミニコンピュータまた大形コンピュータあるいはその他の専用 計算を行う装置や周辺装置でもよい。コンピュータ装置18aはメモリ25およ びCPU26を有している。コンピュータ装置18aは各々がメモリをもつ複数 のディスク(図示せず)その他の記憶リソースを有している。 図2に示すように、1つのプロセスまたは複数の並列プロセスがコンピュータ 装置や、1次記憶装置および2次記憶装置の間を転送するべく作り出される。ブ ロック27で、バックアップされるべきコンピュータ装置があるかどうかがチェ ックされ、次にブロック28で、各プロセスは1コンピュータ装置から1次記憶 装置へとデータを転送することを試みる。判断ブロック29で、そのデータ転送 中にエラー状態または割込みに遭遇したかどうかがチェックされ、ブロック30 でそのプロセスは1次記憶装置から2次記憶装置へとデータを転送し始めるか、 そのプロセスはデータ転送を行うための別のプロセスを作り出す。 判断ブロック31で、1次記憶装置から2次記憶装置へとデータを転送中にエ ラー状態または割込みに遭遇した場合、そのプロセスが終了する。あるいはその プロセスは判断ブロック27で別のコンピュータ装置をバックアップするように 試みることもできる。判断ブロック31でエラー状態に遭遇していない場合、判 断ブロック32でさらに1次記憶装置から2次記憶装置へ転送するデータがもっ とあるときには、データがブロック30で転送される。判断ブロック32で転送 するデータがない場合、判断ブロック27でバックアップされるべき別のコンピ ュータ装置があるときには、データがそのコンピュータ装置から1次記憶装置へ とブロック28で転送される。判断ブロック27でバックアップされるべきコン ピュータがもう何もないならば、プロセスは終了される。判断ブロック29でエ ラー状態または割込みに遭遇しないならば、そのプロセスはブロック27で別の コンピュータ装置をバックアップしようと試みる。 図3Aおよび図3Bは、状態インジケータ38を示す。図3Aにおいて、状態 インジケータ38はメモリ24中にストアされている。あるいは図3Bに示すよ うに状態インジケータ38はメモリ21にストアされてもよい。 状態インジケータ38は少なくとも第1状態と第2状態の2つを持っており、 第2状態はデータが1次記憶装置14から2次記憶装置16へと転送されなけれ ばならないことを示すバックアップ状態となっている。例えば状態インジケータ は第1状態をゼロに等しくし、第2状態をノン・ゼロに等しくするブール値でも よい。状態インジケータ38は、それら状態のうちの少なくとも1つが1次記憶 装置14から2次記憶装置16(図1)へデータ転送が行われるべきことを示し ている限り、どんなに多数の状態を持っていてもよい。 状態インジケータ38は、割込みまたはエラー状態が発生したとき、またはそ う表示されたときバックアップ状態にセットされる。 好ましくはメモリ21も、現在データ転送16を実行しているプロセス数を示 すプロセス数インジケータ40を有しているのがよい。状態インジケータ38が バックアップ状態にないとき、つまり1次記憶装置から2次記憶装置への転送が 示されていないときは、プロセス数インジケータは1次記憶装置から2次記憶装 置へのデータ転送オペレーションを行うプロセスは何もないことを示すように、 好ましくはゼロ、ナル値などのような値にセットされるのがよい。 使用に当たっては図4に示すように、状態インジケータ38と、1次記憶装置 から2次記憶装置へのデータ転送オペレーションを行うプロセスの数を示すプロ セス数インジケータ40とが、ボックス45で初期化される。CPU22がコン ピュータ18aのメモリ25中のデータをバックアップするため、ボックス46 で1つのプロセスまたは複数の並列プロセスを開始する。これらのプロセスはい つでもボックス47で開始されて構わないが、通常はバックアップオペレーショ ンをほぼ継続的に行うように作り出される。このようなバックアップオペレーシ ョンを行うプロセスの数は、各プロセスがそのオペレーションまたはタスクを終 えるのに必要とする時間の長さによって、またより少ない程度にであるが、1次 記憶装置12の記憶容量へ各プロセスが作り出すデータの作成速度によって決定 することができる。 判断ブロック50で、各プロセスは状態インジケータ38の値をチェックする 。状態インジケータ38がバックアップ状態にないときは、ボックス51でプロ セスはコンピュータ装置18aから1次記憶装置12へデータを転送する。判断 ブロック54でエラー状態が発生したり、表示されたとき、あるいはその他の割 込みが発生したときは、状態インジケータがバックアップ状態にセットされる。 さもなければボックス55でプロセスは終了するか、別のコンピュータ装置、デ ィスク、その他の記憶リソースにバックアップオペレーションを行う。 一方、もし判断ブロック50で状態インジケータ38がバックアップ状態にあ るときは、判断ブロック52でプロセスはプロセス数インジケータ40を所定の 最大プロセス数値と比較する。この最大値は2次記憶装置16に接続されている 外部の記憶装置20(図1)のタイプにより異なる。もし記憶装置20がテープ ドライブであるときは、最大プロセス数は各プロセスが通常2つの読込み/書込 みヘッドを要求するので、そのドライブ上の読込み/書込みヘッド数により異な り得る。もし記憶装置20が光ディスクであるときは、プロセス数は該記憶装置 の処理能力および処理速度次第で制限され得る。 判断ブロック52でプロセス数インジケータ40が最大プロセス数より小であ ると判断されたときは、ボックス53でそのプロセスはプロセス数を1だけ増加 させ、ボックス57で1次記憶装置14から2次記憶装置16へデータを転送す る。判断ブロック56でデータ転送がエラー状態もしくは割込みの発生なしに終 了したときで、判断ブロック58で転送すべきデータがもっとあるときは、プロ セスは1次記憶装置から2次記憶装置へとデータを転送し続ける。もし判断ブロ ック58で1次記憶装置から2次記憶装置へ転送すべきデータがそれ以上ないと きは、状態インジケータ38とプロセス数インジケータ40とがボックス59で リセットされ、そのプロセスは終了する。判断ブロック56でエラー状態または 割込みに遭遇したときは、プロセスは終了する。 判断ブロック52でプロセス数インジケータ40がプロセス値の最大数に等し いかこれを超えることがチェックされたときは、そのプロセスはコンピュータ装 置18のメモリ25から1次記憶装置14のメモリ21へデータを転送する。 1次記憶装置14から2次記憶装置16へデータを現在転送しているプロセス 数が所定の最大プロセス数を超えたかどうかを決定する同じような手段が上記以 外にもある。例えば、加算機を最大数にセットして新しいプロセスが装置14か ら装置16へデータ転送し始める前に各回ごと減少させる。加算機がゼロになっ たとき、最大が達成される。その他当業者になら自明な同じような手段があるが 、これらはすべて本発明の技術範囲内に含まれるものである。さらに同時進行す るプロセス数およびプロセス状態をトラッキングしなくても本発明を達成するこ とが可能である。例えば、プロセス数はプロセス数インジケータ40よりも、ハ ードウエアその他のリソースの限界によって決定され得る。 プロセスが1次記憶装置14から2次記憶装置16へのデータ転送を完成させ るバックアップオペレーションを行うなら、そのプロセスは状態インジケータ3 8をバックアップ状態以外の状態、好ましくは第1状態にリセットし、プロセス がどれ一つとして現在装置14から装置16へ現在データ転送していないことを 示すプロセス数インジケータ40をリセットする。好ましくは、プロセス数イン ジケータ40はゼロにセットされるのがよい。 もし判断ブロック52で、1次装置から2次装置へデータ転送しているプロセ スの数が許容される最大数と等しいかそれ以上であるときは、そのプロセスはコ ンピュータ装置18aから1次記憶装置12へデータを転送する。もし判断ブロ ック54でエラー状態が発生するか、そう表示されるか、その他の割込みが発生 したら、ボックス55で状態インジケータはバックアップ状態にセットされる。 好ましくはコンピュータ装置から1次記憶装置12へデータ転送オペレーショ ンを行っているプロセスは、1次記憶装置にデータ転送を収容するのに十分な記 憶スペースがある限り、バックアップ状態が表示された後でも、そうしたオペレ ーションを継続するのがよい。 上記してきたことは、本発明の具体的な実施例に限定的に述べてきたことであ る。しかしそれらの変形例や改変例が本発明の利点を伴いつつ実現可能であるこ とも明らかである。したがってそれらは本発明の技術的範囲に含まれることも明 らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.メモリを具備する第1の記憶装置に接続されたコンピュータ装置を有し、か つ、第2の記憶装置に接続されている、ネットワークされたシステムにおいてデ ータ転送を行う方法であって、該システムは多数のプロセスを同時に行うことが でき、かつ、状態インジケータを含み、該状態インジケータは少なくとも第1の 状態と第2の状態とを示し、該第2状態は上記第1記憶装置から上記第2記憶装 置へのデータ転送を示すものにおいて、 1個または2個以上のプロセスを作り出し; これらプロセスの各々につき、 上記状態インジケータが上記第1記憶装置から第2記憶装置へのデータの転送 を示しているかどうかを判断し; 上記状態インジケータが上記第1記憶装置から第2記憶装置へのデータの転 送を示しているときは、上記第1記憶装置から上記第2記憶装置にデータを転送 し、 上記状態インジケータが上記第1記憶装置から上記第2記憶装置へのデータ転 送を示していないときは、コンピュータ装置から上記第1記憶装置にデータを転 送し、 上記データ転送中にエラーが発生したときは、上記状態インジケータを上記第 1記憶装置から上記第2記憶装置へのデータ転送を示すようにセットし、エラー が発生したプロセスを終了させ、それによって上記1個または2個以上のプロセ スのうちのエラーが発生したプロセス以外のものを継続的実行できるようにする ; というステップを有することを特徴とするデータ転送方法。 2.上記第1記憶装置からのデータの少なくともほぼ全部が上記第2記憶装置に 転送されてしまったとき、上記状態インジケ夕を第2状態以外の状態にセットす るというステップをさらに有する請求項1に記載のデータ転送方法。 3.メモリを具備する第1の記憶装置に接続されたコンピュータ装置を有し、か つ、第2の記憶装置に接続されているするネットワークされたシステムにおける データ転送方法であって、 エラーが発生したとき、または表示されたとき、第1状態から、第1記憶装 置から第2記憶装置へデータ転送を起こすべき旨を示す第2状態へ状態インジケ ータをセットし; 上記状態インジケータの値をチェックする新しいプロセスを作り出し、 状態インジケータが第2状態にないときは、データをコンピュータから第1 記憶装置へ転送し、 状態インジケータが第2状態にあるときは、データを第1記憶装置から第2 記憶装置へ転送する、 というステップを有することを特徴とするデータ転送方法。 4.状態インジケータを含み、メモリを具備する第1の記憶装置に接続されたコ ンピュータ装置を有していて、かつ、第2の記憶装置に接続されている、ネット ワークされたシステムにおけるデータ転送方法であって、 上記第1記憶装置から上記第2記憶装置へ同時にデータを転送することがで きるプロセスの最大数をセットし; 上記状態インジケータを初期化し; 少なくとも2つは同時に実行することができる1つまたは2つ以上のプロセ スを作り出し; 上記1つまたは2つ以上のプロセス各々のために、 上記状態インジケータの値をチェックし、 上記第1記憶装置から上記第2記憶装置へデータを同時に転送することができ るプロセスの最大数をセットし; 上記状態インジケータの値をチェックし; もし状態インジケータが第2状態にないときは、コンピュータ装置から第1 記憶装置へデータを転送し、 もし状態インジケータが第2状態にあるときは、第1記憶装置から第2記憶装 置へデータを同時に転送しているプロセスの数を上記プロセスの最大数と比較 し、もし第1記憶装置から第2記憶装置へデータを転送しているプロセスの現在 数が上記プロセスの最大数と等しいか又はそれより大であるときは、状態インジ ケータを第2状態以外の状態にセットし、コンピュータ装置から第1記憶装置へ データを転送し、もし第1記憶装置から第2記憶装置へデータを転送しているプ ロセスの現在数が上記プロセスの最大数より小であるときは、第1記憶装置から 第2記憶装置へデータを転送する; ステップを有することを特徴とするデータ転送方法。 5.上記第1記憶装置の上記メモリに書き込んでいる最中に上記エラー状態が発 生する請求項4に記載のデータ転送方法。 6.メモリを具備する第1の記憶装置に接続されたコンピュータ装置を有し、か つ、第2の記憶装置が接続されている、ネットワークされたシステムにおけるデ ータ転送方法であって、 割込みが発生するまでコンピュータ装置から1次記憶装置へデータを転送し 、 割込み発生後は1次記憶装置から2次記憶装置へデータ転送する、 というステップを有することを特徴とするデータ転送方法。 7.割込み発生または表示時に状態インジケータを第1状態から、第1記憶装置 から第2記憶装置へのデータ転送を起こすべきであることを示す第2状態へセッ トし; 状態インジケータの値をチェックして、もし状態インジケータが第2状態に ないときはデータをコンピュータから第1記憶装置へ転送し、状態インジケータ が第2状態にあるときは、データを第1記憶装置から第2記憶装置へ転送する、 というステップを有することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送方法 。 8.メモリを具備する第1の記憶装置に接続されたコンピュータ装置を有し、か つ、第2の記憶装置に接続されている、ネットワークされたシステムにおけるデ ータ転送方法であって、 割込み発生または表示時に状態インジケータを第1状態から、第1記憶装置 から第2記憶装置へのデータ転送を起こすべきであることを示す第2状態へセッ トし; 状態インジケータ値をチェックする新しいプロセスを作り出し、もし状態イ ンジケータが第2状態にないときは、コンピュータ装置から第1記憶装置へデー タを転送し、 もし状態インジケータが第2状態にあるときは、第1記憶装置から第2記憶装置 へデータ転送する、 というステップを有することを特徴とするデータ転送方法。 9.メモリを具備する第1の記憶装置に接続されたコンピュータ装置を有し、か つ、第2の記憶装置に接続されている、ネットワークされたシステムにおけるデ ータ転送方法であって、 第1記憶装置から第2記憶装置へ現にデータ転送しているプロセスの数を数 え; 割込みが発生したとき状態インジケータを第1状態から、第1記憶装置から 第2記憶装置へのデータ転送を起こすべきであることを示す第2状態へセットし ; 状態インジケータ値をチェックする新しいプロセスを作り出し、 もし状態インジケータが第2状態にないときは、コンピュータ装置から第1記 憶装置へデータを転送し、 もし状態インジケータが第2状態にあるときは、第1記憶装置から第2記憶装 置へ現にデータ転送しているプロセスの数を所定の最大プロセス数と比較し、 もし第1記憶装置から第2記憶装置へデータ転送している現在のプロセス数が最 大プロセス数と等しいか、それより大であるときは、状態インジケータを第2状 態以外の状態にセットし、データをコンピュータ置から第1記憶装置へ転送し、 もし第1記憶装置から第2記憶装置へデータ転送している現在のプロセス数が 最大プロセス数より小であるときは、データを第1記憶装置から第2記憶装置へ 転送する; というステップを有することを特徴とするデータ転送方法。 10.CPUとメモリとが具備された第1の記憶装置と; それに接続された複数の外部メモリ装置がある第2の記憶装置と; CPUとメモリとが具備された複数のコンピュータ装置と; 上記第1記憶装置、第2記憶装置、および複数のコンピュータ装置を一緒に ネットワークするもので、上記複数のコンピュータ装置から上記第1記憶装置へ データを転送することができ、また上記第1記憶装置から第2記憶装置へデータ を転送することができるネットワーク手段と; 上記第1記憶装置の上記メモリ内に具備された、第1状態と、第1記憶装置 から第2記憶装置へデータ転送する必要があることを示す第2状態との2状態を 少なくとも有する、状態インジケータと; 少なくとも2つが同時実行することのできる1つまたは2つ以上のプロセス を作り出す手段と、 上記状態インジケータが上記の第2状態にあるかどうかを判断する手段と; 上記状態インジケータが上記の転送を示しているとき上記複数のコンピュー タ装置のうちの1つから上記第1の記憶装置へデータ転送する、上記判断手段に 接続されている、第1の手段と; 上記状態インジケータが上記の転送を示しているとき上記第1の記憶装置か ら第2の記憶装置へデータ転送する、上記判断手段に接続されている、第2の手 段と; 上記エラーが発生したとき他のプロセスの実行を直接影響することなく終了 させられる上記プロセスを有する、エラーが発生、または表示されているとき、 上記第2状態へ上記状態インジケータをセットする手段と; を有することを特徴とするネットワークされたコンピュータシステムにおけ るデータ転送装置。 11.CPUとメモリとが具備された第1の記憶装置と; それに接続された複数の外部メモリ装置がある第2の記憶装置と; CPUとメモリとが具備された複数のコンピュータ装置と; 上記第1記憶装置、第2記憶装置、および複数のコンピュータ装置を一緒に ネットワークするもので、上記複数のコンピュータ装置から上記第1記憶装置へ データを転送することができ、また上記第1記憶装置から第2記憶装置へデータ を転送することができるネットワーク手段と; 上記第1記憶装置の上記メモリ内に具備された、第1状態と、第1記憶装置 から第2記憶装置へデータ転送する必要があることを示す第2状態との2状態を 少なくとも有する、状態インジケータと; 1つまたは2つ以上のプロセスを作り出す手段と; 上記第1記憶装置の上記メモリへのオペレーション書込中にエラー状態に遭 遇したとき上記第2状態に上記状態インジケータをセットする手段と; 上記状態インジケータが上記第2状態にあるかどうかを判断する手段と; 上記第1の記憶装置から上記第2の記憶装置へ現在データを転送しているプ ロセスの数を加算し、その加算した数を所定の最大数と比較する手段と; 上記状態インジケータが上記の転送を示し、または上記状態インジケータが 上記第1の記憶装置から第2の記憶装置への転送を示しているが、上記加算・比 較手段がプロセス数の上記所定最大数より大または等しいことを示しているとき 、上記判断手段および上記加算・比較手段に接続されている、上記第1記憶装置 に上記複数のコンピュータ装置のうちの1つからデータ転送する第1の手段と; 上記状態インジケータが上記の転送を示し、上記加算・比較手段が上記プロ セス数が上記所定最大数より小であることを示しているとき、上記第2記憶装置 に上記第1記憶装置からデータを転送する、上記判断手段と上記加算・比較手段 とに接続されている、第2の手段と; を有することを特徴とするネットワークされたコンピュータシステムにおけ るデータ転送装置。
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