JPH08505956A - コーナーキューブ再帰反射シートを接合するための方法および装置 - Google Patents

コーナーキューブ再帰反射シートを接合するための方法および装置

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JPH08505956A JP6515998A JP51599894A JPH08505956A JP H08505956 A JPH08505956 A JP H08505956A JP 6515998 A JP6515998 A JP 6515998A JP 51599894 A JP51599894 A JP 51599894A JP H08505956 A JPH08505956 A JP H08505956A
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シー. ボイド,ウィリアム
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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    • B32B38/1825Handling of layers or the laminate characterised by the control or constructional features of devices for tensioning, stretching or registration

Abstract

(57)【要約】 張り合わせ工程中に再帰反射コーナーキューブシートを接合する、即ち並置位置に張り合わせるための方法および装置は、シートの複数のロールを取り付けるのに適したロール貼付装置と、ロールからシートを分与するための機構と、互いに隣接するロール上のシート間の一定の分離を維持するためのシム機構とを具備する。本発明によれば、接合の長さ方向に沿って一定の分離距離を保ちつつ且つ各ロールの独立した回転を維持しつつ、シート群が、互いに並んで接合された関係または並置関係で基板上に同時に張り合わされることが可能にされる。

Description

【発明の詳細な説明】 コーナーキューブ再帰反射シートを接合するための方法および装置 発明の分野 本発明は、再帰反射コーナーキューブシート(retroreflective cube corner sheeting)を接合することに関する。接合装置および接合方法は特に、張り合 わせ工程(lamination)中に再帰反射コーナーキューブシートを互いに並べて同 時に接合(splicing)することを可能にする。 発明の背景 耐久性交通制御標識、および工事区域または他の交通区域において使用される 他の標識類の製造には、多くの異なった種類の材料が利用される。好ましい材料 には蛍光性再帰反射コーナーキューブシートが含まれ、この蛍光性再帰反射コー ナーキューブシートは、或る場合にはダイアモンド・グレード・シート(diamon d grade sheeting)とも称される。このシートは、透明な合成樹脂体内に形成さ れたプリズム状レンズ(prismatic lens)群から全休的に構成され、この透明な 合成樹脂体は、感圧接着剤およびポリエチレン製ライナによって密封されると共 に裏打ちされる。次いでこのシートが基板に貼付され、次いで特定の用途に応じ て所定の寸法に形成される。或る種類および大きさの再帰反射コーナーキューブ シートが特定の適用分野用に必要とされる。例えば建設工事区域では、非常に大 きな標識類の表面を有することが好ましく、従って大きな寸法の標識形態を製造 するために標識材料からなる二つ以上の標準的シートを組み合わせることが必要 である。現在、多くの国々における工事区域 では、一辺当たり約48インチ(122センチメートル)までの表面寸法を有す る標識が要求されている。 非常に大きな標識を製造するときには通常、シート材料の二つ以上のロールを 使用することが必要である。これは、36インチ(92センチメートル)幅より も大きな寸法の再帰反射コーナーキューブシートの生産を妨げてきた製造上およ び工学上の制約のためである。従って、大きな寸法の標識類の表面を得るために は二つの再帰反射コーナーキューブシートを手作業で接合することが必要であっ た。このためには典型的には、手動絞りローラ(hand squeeze roller)および 粘着テープを使用することが必要とされる。これらの標識を手作業によって製造 する場合には、典型的には低い生産率、例えば1時間当たり約10個の標識とい うような低い生産率しか得られない。 大きな寸法の標識を製造するための別の方法は、スリーエム(3M)ブランドの インターステイト・スクイーズ・ロール・アプリケータ(Interstate Squeeze R oll Applicator)のような張り合わせ装置(laminator)またはモータ付き押し 出しロール貼付装置(motorizedsqueeze roll applicator)として知られるモ ータ付き装置を使用することである。現在モータ付き押し出しロール貼付装置を 使用する場合には、互いに隣接するシートの意図的なオーバラップ部(部分的な 重なり部)を設けることが必要とされ、次いでこのオーバラップ部を除去すると 共に二つのシート間に意図的な分離領域を生成するためにまっすぐな刃を使用す ることが必要とされる。標識を見る者に見える光学的な分離部を最小化しつつ、 製品が使用中に受ける標準的な収縮および膨張を許容するためにこの分離距離を 正確に製造することが重要である。 発明の要約 すべての実施態様において本発明は、張り合わせ工程中に再帰反射コーナーキ ューブシートを接合するための方法および装置に関する。第1の実施態様では、 本装置は、ロール貼付装置と、係合手段と、複数のブレーキアームと、複数の軸 線方向スペーサとを具備する。ロール貼付装置は、再帰反射コーナーキューブシ ートの複数のロールを支持すると共に分与するのに適したメインシャフトを備え る。係合手段は、ロールのシートと係合しかつロールからシートを引き離す。各 ブレーキアームは、ロール貼付装置に移動可能に連結された第1の端部と、分与 中にロールの回転を調節するためにシートのロール上に載置された第2の端部と を有する。各軸線方向スペーサはメインシャフトに沿い各ロールに隣接して配置 され、その結果シャフトに沿った各ロールの位置を軸線方向に固定すると共にロ ール間の分離距離を固定するようにする。これにより、互いに隣接するロール上 のシートが、接合の長さ方向に沿って一定の分離距離を有しつつ互いに並べて接 合された関係で基板上に同時に張り合わされることが可能にされ、かつ各ロール 34の独立した回転が可能ならしめられる。本明細書中では、『接合された関係 (spliced relation)』とは、シート群がオーバラップ位置よりもむしろ並置位 置、即ち互いに並んだ位置に配置されることを意味するのに使用されるというこ とを理解されたい。同様に、本明細書中で用いられる『接合(splice)』とは、 複数の再帰反射シートをこのような位置内に張り合わせることを指す。 別の実施態様では、本発明は、回転可能なメインシャフトと補助シャフトとを 有するロール貼付装置を具備する。メインシャフトは、再帰反射コーナーキュー ブシートの第1のロールを支持すると共に分与するのに適しており、一方補助シ ャフトは、再帰反射コーナ ーキューブシートの第2のロールを支持すると共に分与するのに適している。シ ート間の最適な分離距離を維持するためのシム手段と協働して二つのロールは、 互いに並んで接合される張り合わせ方法を用いて標識類製品が生産されるように シートを分与する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の一つの実施例を含む代表的なモータ付き押し出しロール貼付 装置の斜視図である。 図1aは、図1の1a−1a線に沿ってみた、シャフト、スリーブ、コア、及 びシート材料の側面断面図である。 図2は、本発明の一つの実施例の特徴をなすブレーキ及びシム方向舵を概略的 に示す単純化された概略側面図である。 図3は、本発明の一つの実施例によるブレーキアームの側面図である。 図3aは、ブレーキアームをロール貼付装置上に連結するためのヒンジ付きク ランプ組体を備えたブレーキアームの第1の端部の断面図である。 図4は、本発明によるシム方向舵の側面図である。 図5は、本発明によるロール貼付装置の背面図である。 図6は、互いに隣接するシート材料間の最適な分離作用を維持するためにシム 方向舵を用いた、本発明によるロール貼付装置の拡大断面図である。 図7は、シートの第2のロールを支持するのに適した着脱可能かつ調節可能な 補助シャフト副装置(サブシステム)を用いるロール貼付装置の別の実施例を示 す図である。 図8は、図7の8−8線に沿ってみた、補助シャフトに調節可能な制動張力を 付与するための制動張力付与ユニットの側面断面図で ある。 図9は、一部を切除して示した、別の実施例による補助シャフト副装置の前面 図である。 図10は、着脱可能かつ調節可能な補助シャフト副装置を用いるロール貼付装 置の更に別の実施例の斜視図であって、補助シャフト副装置の別の位置が二点鎖 線で示されている。 発明の詳細な説明 スリーエム・カンパニー(3M Company)によって製造されているスコッチライ ト(SCOTCHLITE)(登録商標)デューラブル・フルオレスント・ダイアモンド・ グレード・シーティング 3924F/Gオレンジ(Durable Fluorescent Diam ond Grade Sheeting 3924F/GOrange)のような再帰反射(逆反射)コーナーキュ ーブシート(retroreflective cube corner sheeting)を使用することにより、 建設工事区域および他の交通制御適用分野における標識類の識別が大幅に改善さ れた。再帰反射コーナーキューブ材料は通常、標識裏基板に貼付するための感圧 接着剤で予め被覆される。現在、一辺当たり約48インチ(122センチメート ル)の寸法を有する標識に対する大きな需要がある。しかしながら、製造上およ び光学上の制約から、再帰反射コーナーキューブシートは、最大で約36インチ (92センチメートル)の幅までの寸法でしか製造されていない。従って、より 大きな一辺当たりの寸法を有する標識類を製造するためには複数のシートを組み 合わせることが必要である。このことは通常、手作業による張り合わせ工程(ma nual lamination process)またはモータ付き押し出しロール張り合わせ工程(m otorized squeeze roll lamination process)を含む上述の技法を用いることに よって達成されてきた。 手作業による工程では、作業者の処理量または生産性が非常に低いということ に関する問題が存在する。更に、作業者の労働賃金が大きく変動する可能性があ り、かつシートを標識類に組み立てるための作業者の訓練および適性も大きく変 動する可能性がある。モータ付き押し出しロール貼付装置(motorized squeeze roll applicator)の使用もまた、互いに隣接するシートの意図的なオーバラッ プ(部分的な重なり)が発生するという望ましくない特性を有する。このことは 高価な再帰反射シート材料の不必要な浪費を生み出してしまう。しかしながら、 装置およびロールの寸法の不正確さを克服するためにこのオーバラップは必要で ある。複数のシートを組み立てるための手作業による張り合わせ工程およびモー タ付き張り合わせ工程の双方において、互いに隣接するシート間に約1/16イ ンチから約1/32インチ(1.58ミリメートルから0.79ミリメートル) の分離距離を維持することが必要である。これは、標識類が風雨にさらされるこ とによって材料の収縮および膨張が生じせしめられるためである。最良の品質の 標識においてさえ光学的基準を維持するために要求される交換率に鑑みると、標 識の製造の生産性を増大させることと、シート間の分離距離の精度を向上させる こととが望まれる。これらの改良は、不合格品を最小化すると共にコストを低減 させるであろう。 図1に、スリーエム(3M)ブランドのインターステイト・スクイーズ・ロール ・アプリケータ(Interstate Squeeze Roll Applicator)と同様のモータ付きロ ール貼付装置(motorized roll applicator apparatus)10を部分的に示す。 このスリーエム(3M)ブランドのインターステイト・スクイーズ・ロール・アプ リケータは、従来技術で公知のこのようなモータ付きロール貼付装置の代表的な ものである。公知の技術を用いて再帰反射コーナーキューブシート16のロ ール14をメインシャフト20上に取り付けることによって、このロール貼付装 置10は、標識工場が標識を製造することを可能にする。メインシャフト20は スピンドル又はマンドレルとも称される。シャフト20は、両側壁23内に取り 付けられるように構成されると共に、シート材料16を適切に分与するように回 転するように構成される。係合手段25はニブ(nib)または張り合わせローラ (laminating roller)を具備することができ、この係合手段25は、ロール1 4のシート16と係合すると共にシート16をロール14から引き離す。次いで シート16は接着剤張り合わせ又は他の手段によって標識類基板28に貼付され る。この基板28はしばしば金属製シートである。このようにして、従来の標識 シート材料がモータ付き装置を用いて製造される。 図1にはまた、張り合わせ工程(lamination process)中に複数のロールを互 いに並べてかつ同時に接合するように既存のモータ付きローラ貼付装置が使用さ れることが可能ならしめられるという本発明の特徴が開示されている。例えば、 図1に示されるように、メインシャフト20は再帰反射コーナーキューブシート 16のロール34も支持する。ロール34は任意の所望の長さを有することがで きるが、12インチ、24インチ、又は36インチ、又は地方規格に従った同様 の標準的な増分値の長さが好ましい。軸線方向スペーサ40がメインシャフト2 0に沿って配置される。これらの軸線方向スペーサ40は好ましくはメインシャ フトにおいてロール貼付装置に連結される。例えば図1に示されるように、軸線 方向スペーサ40は、ロール14とクランプ手段42間に圧縮位置決めされるこ とによってメインシャフト20に実質的に連結される。クランプ手段42は錠止 カラータイプの機構として機能する。好ましくは軸線方向スペーサ40は、シャ フト回りに回転するシートロールの軸線方 向移動を防止するようにシャフトに沿って配置される。これらのスペーサはまた ロール14,34間の分離距離45を固定する。その結果互いに隣接するロール のシート16は、接合の長さ方向に沿って一定の分離距離を保ちつつ、互いに並 んだ関係で基板28上に同時に張り合わされる。軸線方向スペーサの幅は変化す ることができ、且つこれらのスペーサは摩擦低減コーティングで被覆されること ができる。一つの実施例では、テフロン(teflon)(登録商標)で被覆された表 面が、軸線方向スペーサ40に適用され又は軸線方向スペーサ40と共に用いら れる。 図1に示す本発明の実施例は、単一のシャフト上に配置された複数のシート材 料ロールを具備する。しかしながら、シート材料16の各ロール間の比較的異な る稠度(consistency)のために、各ロールの回転速度がわずかに異なってしま う可能性がある。このことは最終製品の品質および精度に大きな影響を及ぼす。 従って各ロール14,34は、各ロールとシャフト間にシャフト20の長さ方向 の周りに配置された少なくとも一つの円筒状スリーブ48を有する。スリーブ4 8を使用することにより、ロール上の材料の稠度に応じた各ロールの独立した回 転が可能にされる。しかしながら、各ロールの不適切な回転速度を防止するため に一つ又は複数のブレーキアーム50が使用される。各ブレーキアーム50は、 例えば図1に示されるスピンドル54においてロール貼付装置10に移動可能に 連結された第1の端部52を具備する。ブレーキアームの第2の端部56はシー トのロールを押圧すると共にこのシートのロール上に載り、分与中のロールの回 転を調節するようにする。ブレーキアーム50の一つの実施例の更なる詳細につ いては後述する。 図1aは、スプール又はコア60上に取り付けられた再帰反射コーナーキュー ブシート16を示す断面図である。このコア60はし ばしば厚紙材料で形成される。領域63はコア60と円筒状スリーブ46間のク リアランス部域を構成する。上述のように円筒状スリーブ48はシャフト20の 周りに配置されて、各ロールの独立した回転を可能にすると共にコア60と円筒 状スリーブ48間の半径方向距離の低減をもたらすようにする。これによりシー ト16のより均一な分与が推進される。しかしながら、コア60の寸法の低減ま たはシムもまたクリアランス領域を低減するための手段を提供することができる ということが認識されるべきである。また、単一のシャフト上の複数のロールの 独立した回転を可能にするために、別の製造タイプの軸受手段がメインシャフト 20内またはコア60内に直接的に組み込まれることができるということが認識 されるべきである。このような実施例は製造コストの点から制限されることが予 想されるが、このような実施例は、図1および図1aに示す実施例と同様の利点 をもたらすであろう。 図2は、シートのロール上に載っているブレーキアーム50を示す側面図であ る。図1および図2には夫々シム方向舵(shim rudder)66が示されており、 このシム方向舵66は、ロール貼付装置10に移動可能に連結された第1の端部 68と、好ましくはシム72を具備する第2の端部70とを有する。好ましくは シム72は、シートの各ロール間にシムを設置するのに適した幅を有するように 構成され、その結果シート16が基板28上に張り合わされる地点の直前の地点 において互いに隣接するロール上のシートの最適な分離距離が更に維持される。 図3は、ブレーキアームの第2端部56を示すブレーキアーム50の側面図で ある。ブレーキアーム50がシートロール上の載置位置に維持されることを確保 するために釣合い錘(カウンタウエイト)75が設けられる。この釣合い錘75 は、特定のシートロールの 大きさ及び厚さに応じて種々の重量の重量材料で構成されることができる。ブレ ーキアーム50は更に、損傷を与えないようにシート16と係合するためのフェ ルトパッド77または同様の柔軟材料体を具備する。また、この実施例には、フ ェルトパッド77を取り付けると共に保持するための手段を提供するためのパッ ドフランジ78が開示されている。フェルトパッド77は交換可能なフェルトパ ッドで構成されることができる。 図3aに、ブレーキアーム50の選択自由の実施例を示す。図3aに示す実施 例では、ブレーキアームの第1端部52が迅速作動式クランプ手段80を具備す る。このクランプ手段80はヒンジ付きクランプを備えることができ、このヒン ジ付きクランプは、クランプ手段80を締め且つ解放するための容易に作動され るピン又はねじ手段82を有する。図3aに示す実施例では、装置10の適切な 取り付け部の任意の部分に沿ってブレーキアーム50を容易に交換または再構築 することが可能ならしめられる。 図4は、互いに隣接するシート間の一定の分離距離を維持するために使用され るシム手段、ここではシム方向舵66として表されるシム手段の一つの実施例を 示す拡大図である。方向舵アーム84は、一つ又は複数のシム72を保持するた めのシムホルダクランプ86を具備する。好ましくはシム方向舵クランプ90は 、装置10の取り付け部にしっかりと且つ容易に着脱可能に取り付けられるよう に配置される。本発明の範囲内で他の種類のシム手段が用いられることもできる ということが認識されるべきである。 図5は、装置10の一部を示す背面図である。図5は特に、互いに並べて接合 された再帰反射コーナーキューブシートを生成するために、互いに異なる大きさ のロールが本発明に関連して使用されることができるということを示している。 この特徴は、ロール14の 長さL1とロール34の長さL2とを比較することによりわかる。図5にはまた 、スピンドル54に沿った一つ又は複数の箇所においてブレーキアーム50が使 用されていることが示されている。この図では、シム方向舵66が選択自由の特 徴として示されている。 図6を参照すると、シム方向舵66が、互いに隣接するシート間の正確な分離 を形成するようにシート16間に配置された使用状態で示されている。また図6 において、各ロールからのシート16は等しい長さL3を有するという点に注意 されたい。 図1から図6はまた、張り合わせ工程中に再帰反射コーナーキューブシート又 は他の可変厚さシートと、繊細な光学的構造体とを接合するための方法の一つの 実施例を開示している。このような方法は例えば、張り合わせ中に複数のシート を互いに並んだ関係で、または互いに突き合わされた関係で接合する工程を含む 。この方法は、再帰反射シートの複数のロールを支持すると共に分与するのに適 した回転可能なメインシャフトを具備するロール貼付装置を設ける工程を含む。 次いで、ロールのシートと係合すると共にシートをロールから引き離すための係 合手段が、シートを基板材料体と接触させるように構成される。ブレーキアーム が、その第1端部がロール貼付装置に移動可能に連結されると共にその第2端部 がシートのロール上に載って分与中のロールの回転を調節するように配置される 。軸線方向スペーサが各ロールに隣接してメインシャフトに沿って配置され、そ の結果シャフトに沿った各ロールの位置が軸線方向に固定されると共に各ロール 間の分離距離が固定される。これにより、互いに隣接するロール上のシートが互 いに並んで接合された関係で基板上に同時に張り合わされることが可能にされる と共に、接合の長さ方向に沿って一定の分離距離が保たれることが可能にされる 。この方法は更に、各ロールとメインシャフト間でメインシャフト の長さ方向の周りに少なくとも一つの円筒状スリーブを設置する工程を含むこと ができる。更に別の選択自由の工程は、上述のようにシム方向舵を使用すること を含み、その結果シートを基板上に張り合わせる地点の前の地点において互いに 隣接するロール上のシートの最適な分離距離が更に維持される。好ましい分離距 離が接合の長さ方向に沿って一様に達成され、その結果分離距離は、約1/16 インチ(1.58mm)から1/32インチ(0.79mm)までの範囲内に納 まる。本発明において開示された高生産量の製造工程におけるこのレベルの精度 の達成は、大きな面積の再帰反射コーナーキューブ標識の製造に多大の利点を与 える。上述の接合方法を用いて製造されたシート材料は非常に有用であり、かつ 従来の技法よりも低コストで製造される。上述の接合方法を用いて製造される好 ましい再帰反射シート材料には、交通制御標識用に製造される蛍光性の再帰反射 材料が含まれる。 図7に、張り合わせ工程中に再帰反射コーナーキューブシートを接合するため の装置の別の実施例を示す。図7には、ロール貼付装置100が斜視図の形で示 されている。このロール貼付装置100は、再帰反射コーナーキューブシートの 第1のロール107を支持すると共に分与するのに適した回転可能なメインシャ フト103と、再帰反射コーナーキューブシートの第2のロール113を支持す ると共に分与するのに適した補助シャフト110とを具備する。この装置100 は、図1に代表例として示されたロール貼付装置と同様に、従来のロール貼付装 置が有する各種構成要素を具備する。しかしながら、図7に示す実施例は、メイ ンシャフトのみを有する既存の機械に比較的単純な仕方で補助シャフトを付け加 えることを可能にするような形で補助シャフト110およびその関連構成要素を 具備する。 図7に示す実施例では、メインシャフト103が所望の速度で回転し、かつこ のメインシャフト103は、ブレーキ調節機構116によって定められる張力を かけられた運動(tensioned movement)を用いて制御される。また、メインシャ フト103を横切る調節機構118が設けられる。選択自由であるが、軸線方向 スペーサ40がクランプ手段42と共に使用される。このクランプ手段42は、 種々の大きさ又は形状のテーパ付きカラー又はスプールクランプを具備すること ができる。本質的には、必要かつ好便な任意の手段を用いてロール107の軸線 方向位置を固定することのみが必要である。好ましくは補助シャフト110およ び関連する構成要素は、副装置(サブシステム)取付ブラケット122(この実 施例では折り曲げられた基台(ベース)として示されている)と、シャフトの軸 線方向移動を調節するためにスラスト軸受機構として作用するスピンドル軸受ま たはシャフト軸受124と、ブレーキ機構128と、スナップ式カラー機構13 1とを具備する。図7に示されるように補助シャフトおよび関連構成要素を付け 加えるのに比較的少しの部品しか必要とされないということが、この実施例に多 大な利点を与える。特にこの実施例は、人間工学的に形成され且つユーザに優し い構成要素群を具備する応用キットを比較的単純に追加することによって、種々 の構成の既存の機械を変更することを可能にする。この応用キットの構成要素群 は、張り合わせ(lamination)中に互いに並べた独特な接合工程(splicing pro cess)で使用されるように再帰反射コーナーキューブシートの第2のロールを迅 速に追加することを可能にする。 図8は、図7の8−8線に沿ってみた側面断面図である。図8は、補助シャフ ト110に及ぼされる制動張力を独立に調節するために調節可能な張力手段また は制動力を与えるように構成された張力 付与機またはブレーキ機構128の代表的な一例を示す。この実施例では、調節 可能なハンドル134が、ロール113上の材料の特定の特性およびシャフト1 03の回転速度に応じて、シャフト110に及ぼされる張力を容易に調節するこ とを可能にする。 図9は、補助シャフト110、およびシャフト回りに配置されたロール113 を含む関連構成要素を示す、部分的に切除して表した側面図である。図9には、 スナップ式カラー131がより明瞭に示されている。好ましくはこのスナップ式 カラー131は丈夫なカラー機構を具備し、このカラー機構は、カラーを補助シ ャフト110にしっかりと連結するためのねじ調節部を有するが、ロール113 の交換中にカラーを迅速に取り外しかつ交換するための手段も有する。コア係合 手段140が、ロール113のコアと係合し且つこのロール113のコアを錠止 するために設けられる。これにより、ロールからのシートの不適切な形態または 不適切な分与を生じさせ得るようなロールの独立した回転が防止される。図9に 示す代表的な実施例では、コア係合手段140は、コアと係合し且つコアを錠止 するための錠止要素143を有する分割ロックチャック(split lock chuck)を 具備する。図7および図9の双方に、折り曲げられた基台122をロール貼付装 置の側部146に容易にかつ迅速にかつ頑丈に連結するための好ましい取付手段 144が示されている。 図10に、デュアルシャフト形ロール貼付装置200の更に別の実施例を示す 。図10に示す実施例は、図7に示す実施例とほぼ同様に機能する。しかしなが ら図10に示す実施例は、補助シャフト110及びロール113を軸線方向に調 節するためのばち形摺動調節機構(dovetail slide adjustment mechanism)2 04を具備する。更に、支持アーム210が、基部板214上で揺動軸線218 回りに旋回可能となっている。二点鎖線220によって示される下方 位置では、支持アーム210は、補助シャフト110および関連構成要素がメイ ンシャフト103及びロール107の経路外に移動することを可能にする。この ことは、ロール107の交換中に特に有用である。上述の各実施例を用いた上述 のすべての装置および方法において、標識類の完成製品は、互いに並べて接合さ れた再帰反射コーナーキューブ張り合わせシートであって、互いに隣接するシー ト間の一様な分離距離が保たれる再帰反射コーナーキューブ張り合わせシートを 具備する。これにより、シートの性能が向上せしめられると共に、以前には知ら れておらず従って以前には利用されることができなかった製品が提供される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月15日 【補正内容】 請求の範囲 1.複数の再帰反射コーナーキューブシートを基板上の並置位置に張り合わせ るための装置であって、 a)ロール貼付装置(10)を具備し、該ロール貼付装置(10)は、再帰反 射コーナーキューブシート(16)の複数のロール(14,34)を支持すると 共に分与するのに適したメインシャフト(20)を備え、 b)更に、ロール(14,34)のシート(16)と係合しかつロール(14 ,34)からシート(16)を引き離すための係合手段(25)を具備し、 c)更に、複数のブレーキアーム(50)を具備し、該各ブレーキアーム(5 0)は、上記ロール貼付装置(10)に移動可能に連結された第1の端部(52 )と、分与中にロール(14,34)の回転を調節するためにシート(16)の ロール(14,34)上に載置された第2の端部(56)とを有し、 d)更に、上記メインシャフト(20)に沿い各ロール(14,34)に隣接 して配置された軸線方向スペーサ(40)を具備して、該シャフト(20)に沿 った各ロール(14,34)の位置を軸線方向に固定すると共にロール(14, 34)間の分離距離を固定し、互いに隣接するロール(14,34)上のシート (16)が、一定の分離距離(45)を有した所望の並置関係で基板(28)上 に同時に張り合わされるようにし、かつ各ロール(14,34)の独立した回転 を可能にするようにしたことを特徴とする、複数の再帰反射コーナーキューブシ ートを基板上の並置位置に張り合わせるための装置。 2.各ロール(14,34)と上記メインシャフト(20)間で かつ該メインシャフト(20)の長さ方向の周りに配置された少なくとも一つの 円筒状スリーブ(48)を更に具備することを特徴とする、請求項1に記載の装 置。 3.シム方向舵(66)を更に具備し、該シム方向舵(66)は、上記ロール 貼付装置(10)に移動可能に連結された第1の端部(68)と、シム(72) を備えた第2の端部(70)とを有し、該シム(72)は、シート(16)を上 記基板(28)上に張り合わせる地点より前の地点において互いに隣接するロー ル(14,34)上のシート(16)の最適な分離距離(45)を更に維持する ように各ロール(14,34)間に配置されることを特徴とする、請求項1に記 載の装置。 4.上記ロール貼付装置(10)が更に、上記メインシャフト(20)に及ぼ される制動張力を調節するために調節可能な張力付与手段(50)を備えること を特徴とする、請求項1に記載の装置。 5.以下の事項の内の少なくとも一つ、即ち a)上記軸線方向スペーサ(40)が円形状をなすスペーサで構成され、該ス ベーサが摩擦低減用被覆表面を有すること、または b)上記複数の軸線方向スペーサ(40)が異なる幅の軸線方向スペーサで構 成されること、または c)上記少なくとも一つのブレーキアーム(50)がブレーキパッド(77) を備え、該ブレーキパッド(77)は、該ブレーキアーム(50)の残りの部分 よりも柔らかい材料で形成され、該ブレーキパッド(77)は、シート(16) に損傷を与えずにロール(14,34)上のシート(16)上に載置されるよう に構成されること、または d)上記軸線方向スペーサ(40)は接合の長さ方向に沿って、約0.79ミ リメートルから1.58ミリメートルまでの範囲内の 一定の分離距離(45)が達成されることを可能にすることを特徴とする、請求 項1に記載の装置。 6.複数の再帰反射コーナーキューブシート(16)を所望の並置位置に張り 合わせるための方法であって、 a)ロール貼付装置(10)を設ける工程を含み、該ロール貼付装置(10) は、再帰反射コーナーキューブシート(16)の複数のロール(14,34)を 支持すると共に分与するのに適したメインシャフト(20)を備え、 b)更に、ロール(14,34)のシート(16)と係合しかつロール(14 ,34)からシート(16)を引き離すための係合手段(25)を形成する工程 を含み、 c)更に、複数のブレーキアーム(50)を配置する工程を含み、該各アーム (50)の第1の端部(52)が上記ロール貼付装置(10)に移動可能に連結 されると共に該各アーム(50)の第2の端部(56)が、分与中にロール(1 4,34)の回転を調節するためにシート(16)のロール(14,34)上に 載置されるようにし、 d)更に、上記メインシャフトに沿い各ロール(14,34)に隣接して軸線 方向スペーサ(40)を配置する工程を含み、該シャフト(20)に沿った各ロ ール(14,34)の位置を軸線方向に固定すると共にロール間の分離距離を固 定し、互いに隣接するロール(14,34)上のシート(16)が、一定の分離 距離(45)を有した所望の並置閏係で基板(28)上に同時に張り合わされる ようにし、かつ各ロール(14,34)の独立した回転を可能にするようにした ことを特徴とする、複数の再帰反射コーナーキューブシートを所望の並置位置に 張り合わせるための方法。 7.各ロール(14,34)と上記メインシャフト(20)間で かつ該メインシャフト(20)の長さ方向の周りに少なくとも一つの円筒状スリ ーブ(48)を配置する工程を更に含むことを特徴とする、請求項6に記載の方 法。 8.シム方向舵(66)を使用する工程を更に含み、該シム方向舵(66)は 、上記ロール貼付装置(10)に移動可能に連結された第1の端部(68)と、 シムを備えた第2の端部(70)とを有し、該シムは、シートを上記基板(28 )上に張り合わせる地点より前の地点において互いに隣接するロール(14,3 4)上のシート(16)の最適な分離距離(45)を更に維持するように各ロー ル(14,34)間に配置されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。 9.軸線方向スペーサ(40)を配置する上記工程は、接合の長さ方向に沿っ て、約0.79ミリメートルから1.58ミリメートルまでの範囲内の一定の分 離距離(45)が達成されることを可能にすることを特徴とする、請求項6に記 載の方法。 10.複数の再帰反射コーナーキューブシート(16)を所望の並置位置に張 り合わせるための装置であって、 a)ロール貼付装置(100)を具備し、該ロール貼付装置(100)は、再 帰反射コーナーキューブシート(16)の第1のロール(107)を支持すると 共に分与するのに適した回転可能なメインシャフト(103)と、再帰反射コー ナーキューブシートの第2のロール(113)を支持すると共に分与するのに適 した補助シャフト(110)とを備え、 b)更に、ロール(113)のシートと係合しかつロール(113)からシー トを引き離すための係合手段(140)を具備し、 c)更に、ロール(107,113)間の分離距離を維持するためのシム手段 (66)を具備し、該シム手段は、上記ロール貼付装 置に移動可能に連結された第1の端部(68)と、シム(72)を備えた第2の 端部(70)とを有し、該シム(72)は、互いに隣接するロール(107,1 13)上のシート(16)が、一定の分離距離(45)を有した所望の並置関係 で基板(28)上に同時に張り合わされるように各ロール(107,113)間 に配置されることを特徴とする、複数の再帰反射コーナーキューブシートを所望 の並置位置に張り合わせるための装置。 11.以下の事項の内の少なくとも一つ、即ち a)上記ロール貼付装置(100)が、各シャフト(103)に及ぼされる制 動張力を独立に調節するために調節可能な張力付与手段(116,118)を備 えること、または b)上記シム手段(66)が、接合の長さ方向に沿って、約0.79ミリメー トルから1.58ミリメートルまでの範囲内の一定の分離距離が達成されること を可能にすること、または c)上記補助シャフト(110)が、上記ロール貼付装置(100)に対して 着脱可能となっていると共に標準的な作動位置に対して調節可能となっているこ とを特徴とする、請求項10に記載の装置。 12.複数の再帰反射コーナーキューブシートを所望の並置位置に張り合わせ るための方法であって、 a)ロール貼付装置(100)を設ける工程を含み、該ロール貼付装置(10 0)は、再帰反射コーナーキューブシート(16)の第1のロール(107)を 支持すると共に分与するのに適した回転可能なメインシャフト(103)と、再 帰反射コーナーキューブシート(16)の第2のロール(113)を支持すると 共に分与するのに適した補助シャフト(110)とを備え、 b)更に、ロール(107,113)のシート(16)と係合し かつロール(107,113)からシート(16)を引き離すための係合手段( 25)を形成する工程を含み、 c)更に、ロール間の分離距離(45)を維持するためのシム手段(66)を 配置する工程を含み、該シム手段の第1の端部(68)が上記ロール貼付装置( 100)に移動可能に連結されると共に該シム手段の第2の端部(70)が、各 ロール(107,113)間に配置されたシム(72)を備え、互いに隣接する ロール(107,113)上のシート(16)が、接合の長さ方向に沿って一定 の分離距離(45)を有しつつ互いに並べて接合された関係で基板(28)上に 同時に張り合わされるように該シム手段(66)が配置されることを特徴とする 、複数の再帰反射コーナーキューブシートを所望の並置位置に張り合わせるため の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の再帰反射コーナーキューブシートを基板上の並置位置に張り合わせ るための装置であって、 a)ロール貼付装置を具備し、該ロール貼付装置は、再帰反射コーナーキュー ブシートの複数のロールを支持すると共に分与するのに適したメインシャフトを 備え、 b)更に、ロールのシートと係合しかつロールからシートを引き離すための係 合手段を具備し、 c)更に、複数のブレーキアームを具備し、該各ブレーキアームは、上記ロー ル貼付装置に移動可能に連結された第1の端部と、分与中にロールの回転を調節 するためにシートのロール上に載置された第2の端部とを有し、 d)更に、上記メインシャフトに沿い各ロールに隣接して配置された軸線方向 スペーサを具備して、該シャフトに沿った各ロールの位置を軸線方向に固定する と共にロール間の分離距離を固定し、互いに隣接するロール上のシートが、一定 の分離距離を有した所望の並置関係で基板上に同時に張り合わされるようにし、 かつ各ロールの独立した回転を可能にするようにしたことを特徴とする、複数の 再帰反射コーナーキューブシートを基板上の並置位置に張り合わせるための装置 。 2.各ロールと上記メインシャフト間でかつ該メインシャフトの長さ方向の周 りに配置された少なくとも一つの円筒状スリーブを更に具備することを特徴とす る、請求項1に記載の装置。 3.シム方向舵を更に具備し、該シム方向舵は、上記ロール貼付装置に移動可 能に連結された第1の端部と、シムを備えた第2の端部とを有し、該シムは、シ ートを上記基板上に張り合わせる地点よ り前の地点において互いに隣接するロール上のシートの最適な分離距離を更に維 持するように各ロール間に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の装置 。 4.上記ロール貼付装置が更に、上記メインシャフトに及ぼされる制動張力を 調節するために調節可能な張力付与手段を備えることを特徴とする、請求項1に 記載の装置。 5.以下の事項の内の少なくとも一つ、即ち a)上記軸線方向スペーサが円形状をなすスペーサで構成され、該スペーサが 摩擦低減用被覆表面を有すること、または b)上記複数の軸線方向スペーサが異なる幅の軸線方向スペーサで構成される こと、または c)上記少なくとも一つのブレーキアームがブレーキパッドを備え、該ブレー キパッドは、該ブレーキアームの残りの部分よりも柔らかい材料で形成され、該 ブレーキパッドは、シートに損傷を与えずにロール上のシート上に載置されるよ うに構成されること、または d)上記軸線方向スペーサは接合の長さ方向に沿って、約0.79ミリメート ルから1.58ミリメートルまでの範囲内の一定の分離距離が達成されることを 可能にすることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 6.複数の再帰反射コーナーキューブシートを所望の並置位置に張り合わせる ための方法であって、 a)ロール貼付装置を設ける工程を含み、該ロール貼付装置は、再帰反射コー ナーキューブシートの複数のロールを支持すると共に分与するのに適したメイン シャフトを備え、 b)更に、ロールのシートと係合しかつロールからシートを引き離すための係 合手段を形成する工程を含み、 c)更に、複数のブレーキアームを配置する工程を含み、該各アームの第1の 端部が上記ロール貼付装置に移動可能に連結されると共に該各アームの第2の端 部が、分与中にロールの回転を調節するためにシートのロール上に載置されるよ うにし、 d)更に、上記メインシャフトに沿い各ロールに隣接して軸線方向スペーサを 配置する工程を含み、該シャフトに沿った各ロールの位置を軸線方向に固定する と共にロール間の分離距離を固定し、互いに隣接するロール上のシートが、一定 の分離距離を有した所望の並置関係で基板上に同時に張り合わされるようにし、 かつ各ロールの独立した回転を可能にするようにしたことを特徴とする、複数の 再帰反射コーナーキューブシートを所望の並置位置に張り合わせるための方法。 7.各ロールと上記メインシャフト間でかつ該メインシャフトの長さ方向の周 りに少なくとも一つの円筒状スリーブを配置する工程を更に含むことを特徴とす る、請求項6に記載の方法。 8.シム方向舵を使用する工程を更に含み、該シム方向舵は、上記ロール貼付 装置に移動可能に連結された第1の端部と、シムを備えた第2の端部とを有し、 該シムは、シートを上記基板上に張り合わせる地点より前の地点において互いに 隣接するロール上のシートの最適な分離距離を更に維持するように各ロール間に 配置されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。 9.軸線方向スペーサを配置する上記工程は、接合の長さ方向に沿って、約0 .79ミリメートルから1.58ミリメートルまでの範囲内の一定の分離距離が 達成されることを可能にすることを特徴とする、請求項6に記載の方法。 10.複数の再帰反射コーナーキューブシートを所望の並置位置に張り合わせ るための装置であって、 a)ロール貼付装置を具備し、該ロール貼付装置は、再帰反射コーナーキュー ブシートの第1のロールを支持すると共に分与するのに適した回転可能なメイン シャフトと、再帰反射コーナーキューブシートの第2のロールを支持すると共に 分与するのに適した補助シャフトとを備え、 b)更に、ロールのシートと係合しかつロールからシートを引き離すための係 合手段を具備し、 c)更に、ロール間の分離距離を維持するためのシム手段を具備し、該シム手 段は、上記ロール貼付装置に移動可能に連結された第1の端部と、シムを備えた 第2の端部とを有し、該シムは、互いに隣接するロール上のシートが、一定の分 離距離を有した所望の並置関係で基板上に同時に張り合わされるように各ロール 間に配置されることを特徴とする、複数の再帰反射コーナーキューブシートを所 望の並置位置に張り合わせるための装置。 11.以下の事項の内の少なくとも一つ、即ち a)上記ロール貼付装置が、各シャフトに及ぼされる制動張力を独立に調節す るために調節可能な張力付与手段を備えること、または b)上記軸線方向スペーサが、接合の長さ方向に沿って、約0.79ミリメー トルから1.58ミリメートルまでの範囲内の一定の分離距離が達成されること を可能にすること、または c)上記補助シャフトが、上記ロール貼付装置に対して着脱可能となっている と共に標準的な作動位置に対して調節可能となっていることを特徴とする、請求 項10に記載の装置。 12.複数の再帰反射コーナーキューブシートを所望の並置位置に張り合わせ るための方法であって、 a)ロール貼付装置を設ける工程を含み、該ロール貼付装置は、 再帰反射コーナーキューブシートの第1のロールを支持すると共に分与するのに 適した回転可能なメインシャフトと、再帰反射コーナーキューブシートの第2の ロールを支持すると共に分与するのに適した補助シャフトとを備え、 b)更に、ロールのシートと係合しかつロールからシートを引き離すための係 合手段を形成する工程を含み、 c)更に、ロール間の分離距離を維持するためのシム手段を配置する工程を含 み、該シム手段の第1の端部が上記ロール貼付装置に移動可能に連結されると共 に該シム手段の第2の端部が、各ロール間に配置されたシムを備え、互いに隣接 するロール上のシートが、接合の長さ方向に沿って一定の分離距離を有しつつ互 いに並べて接合された関係で基板上に同時に張り合わされるように該シム手段が 配置されることを特徴とする、複数の再帰反射コーナーキューブシートを所望の 並置位置に張り合わせるための方法。
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