JPH08505740A - 汎用分析システム - Google Patents

汎用分析システム

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JPH08505740A
JPH08505740A JP6511509A JP51150993A JPH08505740A JP H08505740 A JPH08505740 A JP H08505740A JP 6511509 A JP6511509 A JP 6511509A JP 51150993 A JP51150993 A JP 51150993A JP H08505740 A JPH08505740 A JP H08505740A
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Abstract

(57)【要約】 工業プロセスの制御に使用する分析を行う汎用分析システム。この汎用分析システムは、データのセットに関する少なくとも1つの分析を行う汎用分析プログラムと、そのデータセットの分析を制御する分析制御データとを具備している。本発明によれば、汎用分析プログラムは、複数の分析プリミティブを備え、分析制御データは、複数の分析モジュールを備えている。分析は、分析モジュールのセットから構成することができると共に、分析プリミティブの少なくとも1つを使用して、このセットを解釈することによって行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 汎用分析システム 発明の背景 発明の分野 本発明は、特に、電話スイッチを含む種々の設定における情報の多様な分析を 行う汎用分析システムに関する。 従来技術の経緯 広く述べると、本発明は、分析−特定コンピュータ・プログラムにおける各分 析アルゴリズムを実施することによって、従来、達成されてきたものの代わりと なるデータ分析に対する新規なアプローチを包含する。技術上、従来のような、 異なる型式の分析に対して、異なるコンピュータ・プログラムを生成する代わり に、本発明の新規なアプローチは、1つの汎用分析プログラムの生成と、該汎用 分析プログラムによって作用されるデータにおける分析間の差異の明確化を企画 するものである。従って、このアプローチは、ソフトウェア駆動の組込み分析と いうよりは、むしろデータ駆動として特徴付けられ得る。データは、コンピュー タ・プログラミング言語フォーマットと異なり、僅かな若しくは何ら特殊な専門 的技術、知識、訓練または技能を要することのない簡単なフォーマットで、ユー ザによって定義し得る。 本発明の新規なアプローチは、工業的応用の広い範囲において利点を有すると いうことは、以下における詳細な説明から認められよう。一般に、異なる設備に 対して作られると共に、プロセスへの新しい入力及び出力を考慮すべく各設備に て周期的に修正する必要がある任意の工業的プロセス制御システムは、本発明の 教示の恩恵を受け得る。この種の工業的プロセスの主要例は、電気通信の分野、 特に、電話加入者間の呼の接続において見い出すことができる。以下の議論のた めに、「スイッチ」または「切換え機(Switching machine)」の用語は、適切 なときには、市外トラフィック制御スイッチ、専用セルラースイッチまたは局内 交換スイッチを含む。 電話サービスは、今日、集中化交換を通して、多数の顧客即ち電話加入者に対 して提供されている。中央局の集中化交換機は、構内電話加入者に対する呼を制 御すると共に、幹線を介して、ネットワークの他の中央局と通信する。各中央局 は、簡単な呼を取り扱う際に、或る一定の機能を行う必要がある。例えば、中央 局は、顧客の電話器が外されて、顧客が呼を開始するとき、顧客がサービスを所 望することをモニタする共に検知する必要がある。一旦、中央局が、発呼が生じ たことを認識すれば、即ち、所定の回線のオフ−フック(off-hook)状態を検知 すれば、中央局は、例えば、中央局が顧客からの情報を受信する準備ができたこ とを、発信音を介して、顧客に通知する回線手段、及びこの情報を受信する手段 に接続する必要がある。情報、例えば、被呼番号は、回転式ダイヤルまたは押し ボタン式キーパッドを使用して、顧客によって入力され、中央局において受信さ れると共に記録される。次いで、この情報は、被呼回線の場所を同定すべく、中 央局設備によって解釈される。 被呼者及び発呼者が同一の中央局によって取り扱われれば、即ち、呼が局内呼 であれば、話中試験が被呼回線に関して行われ、被呼回線が空きであれば、被呼 者には警報が出される、例えば、聞きとれる呼出し音を介して着信音が鳴る。被 呼回線は、被呼者によって返事の待ちが管理されるか、または発呼者によって放 棄が管理される。被呼者が返答を出せば、両者間に会話経路が成立する。次いで 、該会話経路は、会話の際に管理され、両者の一方が電話を切ったときに切り離 されて、回線はオン−フック(on-hook)となる。 一方、被呼者が異なる中央局によって取り扱われれは、即ち、呼が局間呼であ れは、被呼者を取り扱う中央局または被呼者の中央局に呼を更に進めることがで きる中間の中央局への空きの直通回線に対して、サーチが行われる。被呼番号に 関する情報は、開始の中央局から伝送されて、情報を終端の中央局に引き渡す中 間の中央局によって受信される。被呼者の回線が話中であれば、または呼が、ネ ットワークのどこかで阻止されれば、または必要な局間幹線が全て話中であれば 、発呼者は、聞きとれる話中音、高速の話中音またはリオーダ音を介して通知さ れる。 上述した簡単な電話の呼を取り扱うのに付随する交換機能は、信号受信、信号 解釈、記憶、経路選択、ネットワーク経路設定及び制御、それに信号伝送として 、簡潔に分類することができる。これらの顧客サービス機能の他に、交換システ ムは、使用を記録すると共に、多分、特定の加入者電話番号から生じる使用と関 連する変更を、周期的な根拠に基づいて計算する必要がある。現代の交換機は、 電子式(布線論理または記憶されたプログラム)制御の下に、これら及び他の諸 機能の少なくとも幾つかを実行する。特に、実時間処理、即ち、伝統的にコンピ ュータ・システムと関連してきた、迅速に変化する事象と歩調を合わせるのに十 分な速度での動作、及び会話形動作、即ち、多重処理に基づいて人間と会話した り、人間からの情報を受信して処理する能力の概念が、電話交換機に次第に応用 されるようになっている。 第1図は、2つの電話加入者A及びBの間に通信を成立させるのに実行される 多くの分析機能の幾つかを概略的に図示している。加入者Aは、電話機10を使 用して加入者Bに呼を掛けて、構内交換機12に接続される。構内交換機12は 、加入者Aからのサービスに対する要求、例えば、ダイヤルされた数字の到達を 検知して、順に、サービス分析(SA)14、宛先分析(DA)16及び経路指 示分析(RA)18を含む多数の分析手順(機能)を実行する。簡潔化のために 、3つの分析機能、SA14、DA16及びRA16のみを第1図に示したが、 加入者Aから加入者Bへの呼を完了すべく、構内交換機12において、更に幾つ かの分析機能を実行し得る。 SA14の目的は、発呼者(この例では、加入者A)を同定すると共に、発呼 者が、その加入状態及び他の適切な考慮に対して呼を発する権利があるというこ とを確めることである。加入者Aの加入者番号を、これらの目的で試験すること ができる。DA16の主要目的は、加入者Bがネットワークに接続されている場 所、即ち、電話機24の場所を決定することである。このために、ダイヤルされ た番号(加入者Bの電話番号)は、加入者Aの場所(同一交換機または異なる交 換機)を考慮して、加入者Bが、セントレックス(centrex)グループ(セント レックスは、将来的に、PBXと比較可能なサービスであるが、中央局の幾つか または全ての制御で実施される)に属しているか否か、及び他の適切な因子が解 釈される。 RA18の目的は、加入者Aから加入者Bへの呼が接続され得るネットワーク 経路を設定することである。この分析は、呼の最終宛先、即ち、加入者Bの場所 だけでなく、ネットワークにおけるトラフィックの混雑、即ち、ネットワークを 通した異なる経路上の負荷、呼の性質、即ち、アナログかデジタルか、及びネッ トワーク容量の類似の特徴に依存している。RA18の結果に基づき、構内交換 機12は、中間の(市外または中継の)交換機20に呼を経路付けすることがで き、該交換機20は、順次、構内交換機22を介して、加入者Bの電話機24に 呼を経路付けする。 第2図は、第1図の構内交換機12において実行される分析機能に関する記憶 されたプログラム制御を図示している。第2図によれば、各分析、即ち、SA1 4、DA16、及びRA18は、異なる分析プログラム30を用いて実施される 。各分析プログラム30に対する入力は、呼パラメータ、例えば、加入者Aの電 話番号及び区域コード、加入者Bの電話番号及び区域コードを含み、これらのパ ラメータは、パラメータ32の所定のアレイから供給される。パラメータは、分 析の各型式に対して特定されると共に、パラメータ値の組合せを解釈して分析結 果を生成するデータ構造34を参照して分析される。各分析プログラム30及び 各関連のデータ構造34は、人間機械インターフェース36を介して、ネットワ ーク・オペレータによって制御され得る。特に、ネットワーク・オペレータは、 適切な値を、各データ構造34のデータに適用することができ、この結果、関連 する分析は、ネットワーク中の構内交換機12の場所、番号計画等が与えられる 所望の結果を生成することとなる。例えば、オペレータは、或る宛先に対する呼 が、RA18と関連するデータ構造34中のデータに適切な値を適用することに よってネットワーク中に経路付けされる方法を変更すべく選択することができる 。 第2図に図示した従来技術の分析アプローチは、多数の欠点、及び短所を被っ ている。特に、各異なる特殊化された分析は、特定の分析プログラム30を必要 とするため、特定のデータ構造34にて構成された、特殊化された(分析−特定 )セットのデータを用意して、各分析プログラム30に対する特定の人間機械イ ンターフェース36を通して、入力する必要がある。例えば、DA16で使用す べき番号計画を規定するデータ構造34、及びRA18で使用すべき中継線ネ ットワークにて所望する経路付けパターンを規定する別のデータ構造34を、こ れらのデータ−セットのおのおのに対して特に準備する必要がある。従って、高 度に技能化された要員による相当量のプログラミング時間及び労力を、各異なる 分析及び全分析パッケージを生成して進展させる際に、費やす必要がある。更に 、各分析に対する入力パラメータの型式、及び各分析からの出力結果の性質は全 て、予め定められている。従って、新型式のパラメータまたは結果の導入は、全 てが相当費用のかかるものであるが、既存のバージョンの再プログラミング、ま たは関連分析プログラム30及びデータ構造34に関する新バージヨンの開放を 必要とする。 実用上、即ち、実際の動作の際、例えば、ネットワークが過負荷のときにトラ フィックを転送し、ネットワークの或る一部分を通して、例えば、トラフィック の容積または密度等の異なるパラメータを測定し、分析に付加的パラメータを含 ませるべく、特定の分析機能を修正することがしばしば必要であるかまたは望ま れる。しかしながら、第2図に図示したシステム等の従来技術の分析システムに よれば、ネットワークのオペレータ及び/又はスイッチの売手は、ネットワーク に対するまたは該ネットワーク中の特定のスイッチに対する全ての将来的修正を 予想する事実上不可能なタスク、または少なくとも、新しいコードを既存のコー ドと一体化すると共に、得られる組合せをデバッグする頻繁なタスクを負い得る 。 従来技術のシステムのこれらの欠点及び短所を顧みて、本発明の目的は、任意 の単一の分析に対して特定的でなく、かつ、実行される各分析の特質にも拘らず 、広範囲の分析を実行するのに使用することができる汎用分析システムを提供す ることにある。この汎用分析システムは、従来技術のシステムの特殊化プログラ ム及びデータ構造の大規模で比較的費用のかかるセットの代わりに、総称分析シ ステムとして使用することができる。 本発明の別の目的は、汎用分析プログラムと、任意の所望の分析を実行するの に使用することができる汎用分析システム内の分析制御データ構造を提供するこ とにある。 本発明の更に別の目的は、分析制御データにて新しい機能を定義することがで きると共に、分析制御データから、分析に影響を及ぼそうとする新しいパラメー タを指示することができる汎用分析システムを提供することにある。新しい機能 及び新しいパラメータは、分析に対して基礎を形成する、汎用分析プログラム中 のオペレータ供給データ、または分析制御データ中の顧客供給データを使用する ことによって、汎用分析プログラムを再プログラムすることなく、分析に加える ことができる。 本発明の更なる目的は、入力パラメータ及び出力結果を記憶すると共に、パラ メータを分析制御データから指示できるようにする呼制御データ構造を提供する ことにある。 発明の概要 本発明の構成及び動作を、以下において詳細に説明する。しかしながら、簡潔 に述べると、本発明は、工業的プロセスの制御に使用される分析を実行する汎用 分析システムを提供する。該汎用分析システムは、データのセット及び該データ ・セットの分析を制御する分析制御データについて、少なくとも1つの分析を実 行する汎用分析プログラムを備えている。本発明によれば、汎用分析プログラム は、複数の分析プリミティブ(primitive)を備え、分析制御データは、複数の 分析モジュールを備えている。分析は、分析モジュールのセットから構成するこ とができると共に、少なくとも1つの分析プリミティブを使用してこのセットを 解釈することによって実行することができる。 別の態様において、本発明は、少なくとも1つの交換機と、各交換機における 、複数の分析プリミティブを含む汎用分析プログラムと、複数の分析モジュール を含む分析制御データと、おのおのが前記交換機を介した各電話通話(呼)に対 応する複数の通話(呼)記録を含む通話(呼)制御データとを備えた、電話通話 (呼)を処理するシステムを提供する。前記分析モジュールは、おのおのが異な る分析を制御する複数の分析構造にグループ分けすることができる。 更に別の態様において、本発明は、工業プロセス用の複数のパラメータを記憶 する段階と、おのおのが前記パラメータの分析の一部分を制御すると共に、少な くとも1つが前記分析から結果を発生する複数の分析モジュールを実行する段階 と、前記発生された結果に基づいて前記工業プロセスを制御する段階と、を備え た、工業プロセスを制御する方法を提供する。前記パラメータは、前記工業プロ セスから発生された入力、前記工業プロセスの特性を規定するデータ、及び初期 に実行された分析の結果を含むことができる。前記結果は、前記分析からの中間 または最終の結果であってよい。 更なる態様において、本発明は、おのおのがビルド手続き(build procedure )及びドゥ手続き(do procedure)を含む複数の高レベル分析プリミティブをも たらす段階と、少なくとも1つの前記高レベル分析プリミティブの前記ビルド手 続きを使用して、複数の制御レベル分析モジュールをコンパイルし、この際、前 記制御レベル分析モジュールが分析を表わす木構造を形成してなる段階と、前記 制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した前記高レベル分析プリ ミティブのドゥ手続きを使用して、前記木構造中の各制御レベル分析モジュール を実行する段階と、を備えた、工業プロセスを制御するのに使用する少なくとも 1つの分析をコンパイルして実行する方法を提供する。 図面の簡単な説明 同様の参照番号は同様の対象物を示す以下の図面を参照することによって、本 発明はより良く理解されると共に、その多数の目的及び利点は、当業者にとって 明瞭となろう。 第1図は、2人の電話加入者A及びBの間に通信を成立させるプロセスにおい て、構内交換機によって実行される幾つかの分析機能の概略説明図である。 第2図は、第1図に図示した構内交換機で実行される分析機能に関する従来技 術の記憶されたプログラム制御の略説明図である。 第3図は、本発明の汎用分析システムの簡略した略ブロック図である。 第4図は、第3図にて簡略化形式で示した汎用分析システムの拡大略ブロック 図である。 第5図は、第3図及び第4図に示した汎用分析プログラム及び分析制御データ の構成の図式表現である。 第6図は、第4図に示した通話制御データの構成の図式表現である。 第7図は、本発明の汎用分析システムによって実行される代表的分析における 、汎用分析プログラム、分析制御データ及び通話制御データの間の相互作用の図 式表現である。 第8図は、第5図ないし第7図に示した形式の分析モジュールのチェインから の宛先分析の構成の図式表現である。 第9A図及び第9B図は、分析モジュールの制御分野における制御データの2 つの代表的使用の略説明図である。 第10図は、本発明の汎用分析プログラム用の好ましい実施例の構成の略説明 図である。 第11図は、本発明の汎用分析プログラム用の好ましい実施例の構成の略説明 図である。 第12図は、第11図に示した分析制御データの好ましい実施例における或る 型式の分析モジュールの構成の略説明図である。 第13図は、第12図に示した型式の代表的分析モジュールの使用の図式説明 図である。 第14図は、低レベル分析プリミティブから低レベル分析モジュールを構成し 得る方法の図式説明図である。 第15図は、高レベル分析モジュールを構築するのに、どのようにして第14 図に示すユーザ定義低レベル分析モジュールを使用し得るかに関する図式説明図 である。 第16図は、第15図に示した高レベル分析モジュールのビルド手続きを用い て、どのようにして、第12図に示した代表的分析モジュールと同様の制御レベ ル分析モジュールを構築し得るかに関する図式説明図である。また、 第17図は、本発明の汎用分析システムに対するオペレータ・インターフェー スの図式説明図である。 詳細な説明 本発明の幾つかの特徴の予備的全体像は、以下に述べる好ましい実施例の詳細 な説明を理解する上で、或る程度の手引き及び手助けを提供し得る。基本的全体像 本発明の汎用分析システムの構成は、分析制御データ内で分析の全指定を許容 するものである。換言すれば、何が分析されて、どのようにして分析されるかの 疑問に対する回答は、分析制御データ中の或る一定の要素(以下において、「分 析モジュール」と称する)にて、オペレータによって特定することができる。本 発明の汎用分析システムの分析制御データ構成要素の構成によって、人間機械イ ンターフェースが、ユーザになじみ易い方法でオペレータの要求を完全に満たす ことができるようになっている。更に、本発明の汎用分析システムの汎用分析プ ログラム構成要素の構成は、分析すべき問題、及び分析の結果に大幅に依存しな い。分析において実行すべき汎用分析プログラムの特定のサブプログラム(以下 において、「分析プリミティブ」と称する)は、分析制御データ中の分析モジュ ールによって指示される。分析制御データの分析モジュールはまた、その代わり に、分析制御データに存する他のサブプログラムの実行を指示し得る。分析を実 行する他に、本発明のサブプログラムは、例えば、ネットワークの作用またはネ ットワークに接続される任意の電話加入者に関係するネットワーク若しくはレジ スタ技術的または統計的情報における、他のスイッチからの分析データを収集し 得る。 ここで、第3図について説明すると、本発明の汎用分析システムの簡略化した 略ブロック図を見ることができる。複数の分析プログラム及び対応するデータ構 造の代わりに、汎用分析システムは、分析制御データ42の制御の下に、複数の 有効な分析間で、所望の分析を実行する総称的分析プログラム(以下において、 「汎用分析プログラム」と称する)を組み込んでいる。広く述べれば、分析制御 データ42は、この分析の各実行に対して異なり得るデータのセット、例えば、 同様に分析すべき異なる電話呼に対する異なるデータ・セットに関する特定の分 析の作用を制御する「青写真」をもたらす。第3図に示すように、分析されてい るデータ・セットは、一般に、特定の分析(または一連の分析)を実行すること が要求されたとき、汎用分析プログラム40によって受信される入力データ44 と、1つ以上の分析を実行するうちに、汎用分析プログラム40によってアクセ スされ得るパラメータ46から成り得る。 入力データ44は、設計者の選択及び特定の応用の必要性に依存する異なる型 式の情報を含み得る。一般に、入力データ44は、分析すべき1つ以上のデータ ・セット(実際のパラメータ)、分析すべきデータ・セットを含む1つ以上の関 係する構造に対するポインタまたは引用、及び任意の他の有益な情報を含み得る 。 パラメータ46の型式は、汎用分析システムの各応用に対して、大きく特有のも のである。第4図に示すように、入力データ44は、分析を実行すべく、汎用分 析プログラム40を呼ぴ出す構成要素、例えば、コンピュータ・プログラムによ って供給され得るが、一方、パラメータ46は、応用における多数の異なるソー スによって供給され得る。 次に、第4図について参照すると、第3図にてより簡略化した形式で示した汎 用分析システムの拡大略ブロック図を見ることができる。この図は、電話スイッ チまたは交換機における電話通話の処理に対する本発明の応用を図示している。 第4図において、入力データ44は、各電話通話の異なる分析、例えば、ディジ ットまたは経路付け分析を実行すべく、汎用分析プログラム40に対する命令実 行呼出しの順序付けを含む、交換機において電話通話の処理の全体に渡る制御を 働かせる通話制御プログラム56から、汎用分析プログラム40に供給される。 この場合、パラメータ46は、通話制御データ構造54に記憶される種々の通話 関係データを備えている。第4図に示すように、通話制御データ54に記憶され ているパラメータ46は、汎用分析プログラム40及び通話制御プログラム56 によって、読み出され得る(アクセスし得る)。 以下において詳細に説明する本発明の好ましい実施例において、複数の通話記 録は、通話制御データ54に記憶される。各通話記録は、交換機を介した特定の 通話に対して、データ・セット、即ち、通話パラメータ値のセットを含んでいる (全ての通話記録は、通話パラメータ位置に関する同一のセットを含んでいるが 、各通話記録におけるパラメータ値は、特定の通話に特有のものである)。好ま しい実施例において、入力データ44は、分析中の通話に対して、特定の通話記 録、即ち、通話パラメータ値の所望のセットに対するポインタまたは参照を含ん でいる(好ましい実施例において、分析制御データ42は、幾つかの異なる分析 構造及び副構造を備え、かつ、入力データ44はまた、分析プログラム40によ って実行されるべき特定の分析構造の同定を含んでいる)。以下において詳細に 説明するように、汎用分析プログラム40は、入力データ44によって指示され た通話記録中の位置のうちの1つから、特定のパラメータ46の値をアクセス( 読み出す)べく、パラメータ識別(ID)74を使用する。 再度、第4図を参照すると、通話制御データ54が、加入者データベース52 からの加入者データ50、及び電話加入者からの加入者入力58、例えば、電話 機10を使用して、開始の加入者(加入者A)によって入力(ダイヤル)された ディジットを含むように見られる。加入者データ50は、例えば、加入者Aの区 域コード、サービスのクラス(ビジネスまたは住居の顧客)、及び他の同様の情 報を含み得る。従って、通話制御データ54に記憶されている各呼は、特定の呼 に対してのみ有効な「一時的」データ、即ち、加入者入力58、及び特定の加入 者からの全ての呼に対して有効な「半永久的」データ、即ち、加入者データ50 の双方を記憶し得る。 加入者データ50及び加入者入力58の他に、通話制御データ54はまた、分 析制御データ42の制御の下に、汎用分析プログラム40によって実行された前 の分析の中間または最終の結果48、他の通話処理結果、及び通話制御プログラ ム56によって通話制御データ54に書き込まれた他のデータを含み得る。任意 の分析から発生された結果は、汎用分析プログラム40によって、通話制御デー タ54に書き込むことができ、かつ、後で、引き続く分析を実行すべく汎用分析 プログラム40によって、または或る程度の外部プロセスを制御すべく通話制御 プログラム56によって使用することができる。例えば、汎用分析プログラム4 0は、宛先分析の結果を、経路付け分析を実行するのに使用される通話制御デー タ54に書き込むことができる。次いで、経路付け分析の結果は、汎用分析プロ グラム40によって通話制御データ54に書き込むことができると共に、ネット ワークを通して呼を搬送する中継線を選択すべく、通話制御プログラム56によ って使用することができる。 本発明によれは、分析制御データ42の制御の下に実行されるべき多数の分析 のうちの任意の1つを一般に指示すると共に、更に、指示された分析を実行すべ き通話制御データ54のパラメータ46のセットを一般に指定すべく、汎用分析 プログラム40は入力データ44を使用する。しかしながら、特定のパラメータ 値が分析される特定のシーケンスまたは順序、及び汎用分析プログラム40によ って各パラメータ値について実行すべき特定の分析は、双方共に、分析制御デー タ42によって決定される。例えば、ディジット(発呼番号または被呼番号)分 析の場合、ディジットが分析されるべき順序、及び分析下にて各ディジットにつ いて実行される作用は、分析制御データ42、詳述すると、ディジット分析用の 分析制御データ構造に存する或る分析モジュールによって指示される。 これは、隔離型の分析を実行する、総称的プログラム、即ち、汎用分析プログ ラム40の使用、及び1つのみの人間機械インターフェースを用いて新しいパラ メータを付加すると共に新しい型式の結果を生成する自由を許容する分析制御デ ータ42の特徴である。オペレータは、1つのデータ構造、即ち、分析制御デー タ42のフォーマットを知ることのみが必要であり、汎用分析プログラム40に 対するコードを修正することなく、またはこれにコードの単一回線を付加するこ となく、実際の動作の際に、人間機械インターフェースを使用して、既存の機能 を容易に修正することができると共に、新しい機能を付加することができる。あ る意味で、汎用分析プログラム40は、分析制御データ42のインタプリタとし てのみ機能する。汎用分析プログラム40、分析制御データ42及び通話制御デ ータ54の実施例は、第5図及び第6図に図示されている。 次に、第5図を参照すると、第3図及び第4図に示した汎用分析プログラム4 0及び分析制御データ42の構成の図式表現を見ることができる。汎用分析プロ グラム40は、ここで、「分析プリミティブ」または「分析プリミティブ機能」 78と称する複数のサブプログラムから構成することができる。分析制御データ 42は、ここで、「分析モジュール」70と称する複数の要素から構成すること ができる。本発明の好ましい実施例において、分析プリミティブ78及び分析モ ジュール70に関する幾つかのカテゴリーが用いられる。特に、分析プリミティ ブ78は、「低レベル分析プリミティブ」または「高レベル分析プリミティブ」 の何れかであって良い。更に、分析モジュール70は、「低レベル分析モジュー ル」、「高レベル分析モジュール」または「制御レベル分析」であって良い。さ もなくば、状況が要求しなければ、「分析プリミティブ」及び「分析モジュール 」の用語を、以下において、分析プリミティブ及び分析モジュールの任意または 全てのカテゴリーに言及するのに使用し、一方、各個々のカテゴリーは、適切な 変更子、即ち、「低レベル」、「高レベル」または「制御レベル」を用いて言及 されよう。 分析プリミティブ78及び分析モジュール70のカテゴリーのおのおのは、以 下において詳細に説明する本発明の好ましい実施例において、特定の役割を演ず る。好ましい実施例において、低レベル及び高レベル分析プリミティブ78は、 異なる型式の組込みプリミティブ機能である。低レベル分析プリミティブ78は 、低レベル分析モジュール70を構築するのに使用することができ、該モジュー ル70は、順次、高レベル分析モジュール70を構築するのに使用することがで きる。ユーザ構築高レベル分析モジュール70及び組込み高レベル分析プリミテ ィブ78は、双方共、特定の分析を制御すべく、異なる型式の制御レベル分析モ ジュール70を構築するのに使用することができる。本説明のために、第5図は 、分析制御データ42における共通型式の制御レベル分析モジュール70を示す ものと考えることができる。 再度、第5図について説明すると、制御レベル分析モジュール70のおのおの は、総合分析の或る部分、即ち、電話番号の1ディジットの分析を制御する所定 の構造を有する。第5図の代表的制御レベル分析モジュール70は、機能標識7 2、及び、例えば、パラメータ識別(ID)74及び他の制御データ76を含み 得る可変内容制御フィールド60から成っていると見られる。この制御レベル分 析モジュール70はまた、分析制御データ42における少なくとも1つの他の制 御レベル分析モジュール70の制御フィールド60に含まれ得るモジュール標識 80によって同定されるように見える。 引き続いて、第5図について説明すると、機能標識72は、汎用分析プログラ ム40中に存する高レベル分析プリミティブ78のうちの1つを指し示す(参照 する)。しかしながら、好ましい実施例の説明から明瞭になるように、機能標識 72は、その代わりに、高レベル分析プリミティブ78と同様な方法で機能する が、分析制御データ42中に存する高レベル分析モジュール70のうちの1つを 指し示し得る。参照された高レベル分析プリミティブ78、即ち、参照された高 レベル分析モジュール70は、特定の性質及びレイアウトを決定し、逆に言えば 、制御レベル分析モジュール70、即ち、この場合、パラメータID74及び制 御データ76を参照する際に、制御フィールド60の内容を解釈することができ る。パラメータID74は、制御レベル分析モジュール70によって分析される べき 通話パラメータ値(データ・サブセット)の場所を指示する。制御データ76は 、例えば、パラメータID74によって指示されたパラメータ値の分析に基づい て、実行のために次の分析モジュール70が選択される分析モジュール70のモ ジュール標識80を含むことができる。 次に、第6図について説明すると、最初、第4図に示した通話制御データ54 の構成の図式表現をここで見ることができる。第4図との関係で前に論じたよう に、通話制御データ54は、加入者データ50、加入者入力58、汎用分析プロ グラム40によって書き込まれた先の分析結果、他の処理結果、及び通話制御プ ログラム56によって書き込まれた他のデータを含んでいる。こうして、電話加 入者からの呼に関係する全てのデータは、呼の分析の際に、通話制御データ構造 54に記憶することができると共に、パラメータID74の助力を得て、汎用分 析プログラム40によって、またはこれを介してアクセスすることができる。第 6図に示すように、通話制御データ54は、分析中の各呼に対する通話記録11 6を含んでいる。該通話記録116は、おのおのが独自のパラメータID74に よって同定されると共にこれに関連するパラメータ値のセットを備えている。即 ち、通話記録116は、パラメータID74のテーブル及び対応する通話パラメ ータ値として、目に見えるようにすることができる。 引き続いて、第6図について説明すると、各通話パラメータ値、即ち通話記録 116の値の1つに関する分析は、分析制御データ42の少なくとも1つの制御 レベル分析モジュール70によって制御されよう。制御レベル分析モジュール7 0中の機能標識72によって参照される高レベル分析プリミティブ78(または 、高レベル分析モジュール70)は、通話記録116中のその値と関連する対応 するパラメータID74と、制御レベル分析モジュール70に見い出されるパラ メータID74を整合させることによって、通話記録116から所望のパラメー タ値を取り出す(読み出す)ことができる。一旦、パラメータ値が取り出される と、例えば、制御レベル分析モジュール70から適切なアウトレットを選択すべ く、即ち、解釈されるべき次の分析モジュール70のモジュール標識80を選択 すべく、制御レベル分析モジュール70中の制御フィールド60を解釈している 分析プリミティブ78によって使用することができる。代表的分析 分析の初めに、汎用分析プログラム40は、分析制御データ42の分析構造に 対するポインタ、及び通話制御データ54の通話記録(パラメータ記録)116 、即ち、パラメータ46のセットに対するポインタを受信する。汎用分析プログ ラムは、分析制御データ42中の或る分析モジュール70、例えば、第5図及び 第6図の分析モジュール70の内容を解釈する。分析モジュール70中のパラメ ータID74によって指示されたパラメータは、通話制御データ54から取り出 され、機能標識72によって指示された分析プリミティブ78は、汎用分析プロ グラム40から呼び出されて実行される。次いで、分析モジュール70の制御フ ィールド60から選択されたモジュール標識80によって指示された次の分析モ ジュール70を用いて、分析が継続される。このプロセスは、分析が完了するま で、同様にして繰り返すことができる。従って、任意の所望の分析は、制御フィ ールド60のモジュール標識80を介して、多数の分析モジュール70をリンク することによって、構成することができる。換言すれば、分析モジュール70の うちの1つ以上のものが、別の分析モジュール70に対するアウトレットを有す る場所で、即ち、別の分析モジュール70を指すモジュール標識80を含む場所 で、入力データ44及び第7図に図示するような他の因子によって指示されたパ ラメータ46に基づいて、分析制御データを介してアウトレットの経路を選択す ることによって、分析を実行することができる。 次に、第7図を参照すると、本発明の汎用分析システムによって行われる代表 的分析における、汎用分析プログラム40、分析制御データ42及び通話制御デ ータ54間の相互作用の図式表現をここで見ることができる。第7図において、 分析制御データ42(図示せず)の3つの代表的分析モジュール70が、簡潔化 及び便宜のために、分析モジュール82,84,86として分離して番号付けさ れると共に、汎用分析プログラム40の2つの代表的分析プリミティブ78もま た、簡潔化及び便宜のために、分析プリミティブ88,90として個別に番号付 けされている。簡潔化のために、分析プリミティブ88は、参照分析モジュール 70によって分析中のパラメータ値に基づいて、参照分析モジュール70から次 の分析モジュール70にかけて、アウトレット、即ち、モジュール標識80を選 択する「セレクタ」型式のものであると仮定する。一方、分析プリミティブ90 は、中間または最終の結果の値を通話制御データ54に書き込む結果発生分析プ リミティブである。 代表的分析の初めに、汎用分析プログラム40は、実行すべき機能(分析プリ ミティブ78)を同定すべく、分析モジュール82を解釈する。分析モジュール 82中の機能標識72は、分析プリミティブ88を示すため、汎用分析プログラ ム40は、分析プリミティブ88を実行し、該分析プリミティブ88は、順次、 代表的分析における次の分析モジュール70として分析モジュール84を選択す べく、分析モジュール82のパラメータID74によって同定されたパラメータ 値を使用する。この時点で、汎用分析プログラム40は、分析モジュール84を 解釈し、再度、分析モジュール84中の機能標識72によって指示された分析プ リミティブ88を実行する。分析モジュール88のパラメータID74によって 同定されたパラメータ値に基づいて、分析モジュール86は、代表的分析におけ る次の分析モジュール70として選択される。分析が、例えば、分析モジュール 86を通過するとき、結果発生分析プリミティブ90によって、これらのライン 及び中間結果または最終結果が結局、発生されて通話制御データ54に書き込ま れ得るのに伴い、代表的分析が進む。 次に、第8図について説明すると、一般に第5図ないし第7図に示した形式の 制御レベル分析モジュールのチェーンからの宛先分析の構成の図式説明図をここ で見ることができる。第8図は、第7図により一般的に示した代表的分析の種を 示している。第8図において、4つの代表的制御レベル分析モジュール70のみ が示されており、簡潔化のために、分析モジュール92,94,96,98とし て個別に番号付けがされている。制御レベル分析モジュール92及び96は一方 の型式のものであり、制御レベル分析モジュール94及び98は別の型式のもの である。具体的には、制御レベル分析モジュール92及び96のおのおのにおけ る機能標識72は、「セレクタ」と呼ぶ一方の型式の高レベル分析プリミティブ 78を参照し、制御レベル分析モジュール94及び98のおのおのの機能標識7 2は、「最終結果」と呼ぶ別の型式の高レベル分析プリミティブ78を参照する (しかしながら、セレクタ及び最終結果の双方は、高レベル分析プリミティブ7 8の代わりに、高レベル分析モジュール70であることができよう)。セレクタ 分析プリミティブ78の機能は、参照制御レベル分析モジュール70のパラメー タID74によって指示されたパラメータの値に基づいて、参照制御レベル分析 モジュール70の制御フィールド60からのモジュール標識80の1つを選択す ることである。一方、最終結果分析プリミティブ78の機能は、参照制御レベル 分析モジュール70の制御フィールド60から、参照制御レベル分析モジュール 70のパラメータID74によって指示されたパラメータに、所定値を割り当て ることである。 上述したように、制御レベル分析モジュール70の制御フィールド60のフォ ーマットは、機能標識72によって参照された高レベル分析プリミティブ78( または高レベル分析モジュール70)の型式に依存している。セレクタ型式の制 御レベル分析モジュール92及び96の場合、制御フィールド60は、パラメー タID74と、分析チェーンにおける次の分析モジュール70となるべき候補で ある幾つかの他の制御レベル分析モジュール70を示す複数のモジュール標識8 0とを含む。制御レベル分析モジュール92及び96のおのおのにおけるパラメ ータID74によって指示されるパラメータの値に依存して、異なる分析モジュ ール70を、制御レベル分析モジュール92または96がそれぞれ実行される毎 に、分析チェーンにおける次の分析モジュール70として選択することができる 。 一方、最終結果型式の制御レベル分析モジュール94及び98のおのおのにお ける制御フィールド60は、パラメータID74と、対応する制御レベル分析モ ジュール94または98が実行されたとき、パラメータID74によって指示さ れるパラメータに対する場所に書き込まれる所定の値とを含む。第8図の結果発 生分析モジュール94及び98は、最終結果を発生するのに使用される。即ち、 それらの機能標識72は、最終結果型式の分析プリミティブ78を参照して、分 析における終点を構成する。中間結果を発生する分析プリミティブ78の例は、付録A に見い出すことができる。中間結果を生成するのに使用される分析モジュ ールは、分析における終点でないために、次の分析モジュール70に対するモジ ュール標識80を必要とする点を除いて、構造面で、分析モジュール94及び9 8と同様である。 第8図において、制御レベル分析モジュール92,94,96,98は、呼、 即ち、電話機10を用いて加入者Aによってダイヤルされた電話番号のディジッ トの宛先分析を実行するのに使用される。分析中の通話に対する通話記録116 中の関連のパラメータのうちの幾つかが、第8図に示されている。第8図の代表 的宛先分析のために、実用上は、多数の他のパラメータを通話記録116中に記 憶することができるが、4つのパラメータだけが示されて、通話記録116中に 記憶されている。4つの代表的通話パラメータには、対応するパラメータID7 4(ポインタ)にコンパイルされる、外部名「宛先」、「ディジット1」、「デ ィジット2」及び「ディジット3」が与えられている。パラメータ「宛先」は、 宛先分析の最終結果48を指している。通話記録116中のこのパラメータの場 所は、宛先分析の最後に、その値を受信する。パラメータ「ディジット1」、「 ディジット2」及び「ディジット3」は、加入者入力58の第1、第2及び第3 のダイヤルされたディジットをそれぞれ指している。通話記録116中のこれら のパラメータの場所は、通話の初めに、それらの値を受信する。 引き続いて、第8図について説明すると、名称「ディジット1」によって同定 された第1のダイヤルされたディジットの分析を制御し、10個の可能な第1の ディジット値(0〜9)に対応する分析モジュール92からの全部で10個の可 能アウトレットがある。分析モジュール92の実行は、分析モジュール92中の 機能標識72によって指示されたセレクタ分析プリミティブ78の実行に帰着す る。例えば、ディジット1が、市外(長距離)通話を示す零(0)であれば、分 析モジュール94が、宛先分析中の次の分析モジュール70として選択されるこ ととなる。分析モジュール94は、結果の「市外(長距離)通話」が書き込まれ るべき通話記録116中の場所を同定するパラメータID74「宛先」を含む。 分析モジュール94の分析は、「市外(長距離)通話」の値をパラメータ「宛先 」に割り当てる最終結果分析プリミティブ78の実行に続く(名称「市外(長距 離)通話」は、パラメータID「宛先」に対応する場所に書き込まれる或る一定 の値にコンパイルされる)。この場合、スイッチは、第2、第3等のダイヤルさ れたディジットに関して、何らそれ以上、宛先分析を行う必要はないが、ネッ トワーク階層における適切な市外スイッチに対して、簡単に呼を接続することが できる。 一方、第1のダイヤルされたディジットが1であれば、分析モジュール96が 、宛先分析中の次の分析モジュール70として選択されよう。分析モジュール9 6は、分析モジュール92と同一の型式であるが、名称「ディジット2」によっ て同定される第2のダイヤルされたディジットの分析を制御する。分析モジュー ル96の実行は、同様にして、分析モジュール96中の機能標識72によって指 示されたセレクタ分析プリミティブ78の実行に帰着する。第2のダイヤルされ たディジットが、やはり、番号計画によって指定された同一の加入者領域の別の スイッチによって機能される加入者Bへの呼を指し示す1であれば、分析モジュ ール98が、宛先分析中の次の分析モジュール70として選択されよう。分析モ ジュール98は、分析モジュール94と同一型式であるが、通話記録116にお けるパラメータID74「宛先」に対応する場所に何を書き込むべきかに対する 結果の「別のスイッチ」(「市外通話」の代わりに)を含んでいる。分析モジュ ール98の実行は、「別のスイッチ」の値をパラメータ「宛先」に割り合てる最 終結果分析プリミティブ78の実行に続く。この場合、スイッチは、第3、第4 等のダイヤルされたディジットに対して何らそれ以上の宛先分析をする必要はな いが、被呼者Bを機能させる他方のスイッチに、呼を容易に接続することができ る。 第8図は、2つの場合のみ、即ち、第1のダイヤルされたディジットが0、ま たは第1及び第2のダイヤルされたディジットが双方共1である場合に対する宛 先分析の経過を示している。「ディジット1」が値0を有すれば、宛先分析が自 然の経過をたどった後、パラメータ「宛先」は、「市外通話」の値を有すること となる。一方、「ディジット1」及び「ディジット2」双方が、値1を有すれば 、「宛先」通話パラメータの値は、宛先分析の実行の後、「別のスイッチ」とな る。簡潔化のために、「ディジット1」及び「ディジット2」の他の値の分析( または、その事については、残りのディジット、例えば、「ディジット3」の分 析)は、第8図に示していないが、同様の方針で進行すると考えるべきである。 例えば、「ディジット1」が、このスイッチによって作用される加入者Bへの呼 を示す0または1の何れでもなければ、ディジット値2〜9のうちの1つに対応 する モジュール標識80のうちの1つが選択されると共に、指示された次の分析モジ ュール70が実行されることとなる。宛先分析は、残りのダイヤルされたディジ ットのうちの1つ以上のものが分析され、最終結果48が「宛先パラメータ位置 に書き込まれるまで、続行されることとなる。スイッチは、結局、被呼者に対し て、または、多分、被呼者が接続されるPBXに対して、呼を直接接続すること となる。 このようにして、本発明の汎用分析システムによって実行される分析は、制御 フィールド60から引き出されるポインタ(ブランチ)によって相互接続される 複数の分析モジュール70(ノード)から成る木構造として表わし得ることが理 解できる。特定の制御フィールド60の内容、及び(もしあるなら)次のモジュ ール標識80がそれから引き出される方法は、機能標識72によって指示された 高レベル分析プリミティブ78の型式に依存する。第5図ないし第8図に示した 制御レベル分析モジュール70に対して、制御フィールド60は、単一のパラメ ータID74を含んでいる。しかしながら、他の制御レベル分析モジュール70 は、幾つかの通話パラメータ値を使用し得る。即ち、幾つかのパラメータID7 4を含み得るか、さもなくば、何れの通話パラメータ値も全く使用し得ない。換 言すれば、分析制御データ42における各制御レベル分析モジュール70は、機 能標識72を含むものの、パラメータID74は付加的な特徴である。実際、全 制御フィールド60の内容は、性質上、付加的であり、それを解釈するのに使用 される高レベル分析プリミティブ78の型式に依存している。別な言い方をすれ ば、高レベル分析プリミティブ78の各型式に対するコードは、制御レベル分析 モジュール70の或る対応する構造を説明する。高レベル分析プリミティブの型式 異なる分析における基本的要素として使用し得る、即ち、制御レベル分析モジ ュール70を解釈することが要求され得る高レベル分析プリミティブ78は、幾 つかの異なる型式のものであって良く、そのうちの幾つかは、同様の機能、例え ば、選択、結果発生等を実行し得る。高レベル分析プリミティブ78は、幾つか の可能アウトレットのうちの1つ、即ち、制御レベル分析モジュール70のモジ ュール標識80を選択することによって、選択されたモジュール標識80によっ て指示された次の分析モジュール70に分析を向けるべく、パラメータ46の値 のうちの1つ(またはそれ以上)を使用する「セレクタ」であって良い。1つの 型式のセレクタは、分析モジュール70(例えば、第8図と関連して説明した「 セレクタ」分析プリミティブ78)の制御フィールド60におけるアウトレット のテーブルに対する索引として、パラメータ46のうちの1つを使用することが でき、別の型式のセレクタは、パラメータ46の値を、制御フィールド60中の 多数の値と比較または整合し得ると共に、文字列、ブール、ビット様式または算 術的比較であって良いこの比較に基づいて、アウトレットを選択し得る。他のセ レクタは、例えば、円形、確率論的または百分順位の分布に従って、アウトレッ ト間に分布するディストリビュータであって良い。 他の型式の高レベル分析プリミティブ78には、結果発生のタスク、即ち、分 析モジュール70の実行から通話制御データ54(例えば、第8図と関連して説 明した「最終結果」分析プリミティブ78)への出力データの引き渡し、または 分析制御、即ち、例えば、分析モジュール70のグループまたはサブグループに ついての発呼を含むと共に、グループまたはサブグループの分析が完了したとき に復帰する分析シーケンスの制御のタスクを指定することができる。高レベル分 析プリミティブ78は更に、分析制御プリミティブ、例えば、セレクタと異なり 、分析を通して経路またはルートの選択に影響を及ぼすことはないが、その代わ りに、例えば、統計量の登録、結果の報告、パラメータ値の修正またはネットワ ーク中の他のスイッチへの信号の伝送等の特定の機能を実行する或る分析プリミ ティブ機能を含むことができる。 上述した多くの高レベル分析プリミティブ機能78については、付録Aにおい て更に論議する。索引セレクタ分析プリミティブ78の論議は、特に、以下に述 べる好ましい実施例の説明に見い出すことができる。ここで論じる高レベル分析 プリミティブ78の型式は、単に例示的なものであり、本発明において使用し得 る多数の可能な型式を余すところなく述べたものではないことが、当業者によっ て認められよう。付録Aで説明する諸機能は、汎用分析プログラム40に存する 高レベル分析プリミティブ78の代わりに、分析制御データ42に存する高レベ ル分析モジュール70において実行し得ることが更に、本発明の好ましい実施例 の確実な説明から認められよう。制御レベル分析モジュールの型式 それら解釈する高レベル分析プリミティブ78(または、高レベル分析モジュ ール70)と同様に、制御レベル分析モジュール70は、幾つかの対応する型式 のものであって良い。例えば、機能標識72が索引セレクタ分析プリミティブ7 8を参照する制御レベル分析モジュール70の場合、制御データ76をモジュー ル標識80のテーブルとして配置することができると共に、該テーブルを索引し て、実行すべき次の分析モジュール70に対するポインタとして、対応するモジ ュール標識80を選択すべく、索引セレクタ78はパラメータ46の値を使用す ることができる(第13図参照)。しかしながら、第9A図及び第9B図に示す ように、制御フィールド60は、モジュール標識80の他に、他の有益な情報を 含み得る。 次に、第9A図及び第9B図について説明すると、分析モジュールの制御フィ ールド60における制御データ76の2つの代表的使用の略説明図を、ここで見 ることができる。第9A図は、複数のモジュール標識80のうちの1つを選択す るのに、索引セレクタ78とは対照的に、パラメータ46を使用することはない が、代わりに、制御フィールド60におけるモジュール標識80の間で周期的に 選択を行う円形分布セレクタ分析プリミティブ78を、機能標識72が指し示す 場合の、分析モジュール70の制御フィールド60の内容の配置を図示している 。第9A図に示す制御フィールド60は、次のモジュール標識80の他に、他の 制御データを記憶する複数のサブフィールドまたはスロット76a〜76fを備 えている。第9A図に示す円形分布例において、スロット76aは、多数の可能 なアウトレット、即ち、対の分析モジュール70の指定を含んでおり、かつ、ス ロット76bは、分析モジュール70、即ち、分析経路が、前回、第9A図に示 す分析モジュール70と交差したときに選択された次の分析モジュール70から の最後に使用したアウトレットに対する参照を含んでおり、一方、スロット76 c〜76fのおのおのは、分析モジュール70からの可能アウトレットの1つを 参照するモジュール標識80を含んでいる。この特定の例において、4つの可能 アウトレットがあり、最後に使用されたアウトレットは、スロット76dのモジ ュ ール標識80によって指示された分析モジュール70に対するものであった。 分析が、第9A図に示す分析モジュール70を経過するとき、円形ディストリ ビュータ78は、円形分布における最後に使用したモジュール標識80に引き続 き続くモジュール標識80を選択すると共に、選択されたモジュール標識80を 指し示すべく、スロット76bの最後に使用したアウトレットに対する参照を修 正することとなる。1つの実施において、スロット76bの参照は、分析が、第 9A図に示す分析モジュールを経過する毎に、ステップまたは増分されるカウン タの値で単にあって良い。次いで、スロット76aに記憶された値は、上限がカ ウントを循環させるように超えられる毎に、下限にリセットされるカウンタの値 について、この上限を表わす。第9A図に示す例において、円形ディストリビュ ータ78は、スロット76eのモジュール標識80を選択すると共に、スロット 76eを指し示すべく、スロット76bの参照を更新する。 了知できるように、円形ディストリビュータ78によるアウトレット、即ち、 次の分析モジュールの選択は、パラメータ46を参照して行われることはないが 、前回使用したアウトレット・スロット76bにおけるカウンタの値に依存して いる。 第9B図は、制御フィールド60における制御データ76の別の使用を図示し ている。特に、第9B図は、分析が第9B図に示す分析モジュール70を経過す る瞬間の一日の時間に基づいて、制御フィールド60中のモジュール標識80を 選択する時間依存セレクタ分析プリミティブ78を、機能標識72が指し示す場 合の、制御フィールド60の内容の配置を図示している。このようにして、或る 経路付けパターンを、一日の或る部分の際に処理された通話に対して選択するこ とができると共に、一日の異なる部分の際に処理された通話に対して、異なる経 路付けパターンを選択することができる。例えば、通常のビジネス時間の際に電 話顧客に対してなされる通話は、通常の通話処理を受けることができ、一方、ビ ジネスが終了した後に行われる通話は、その代わりに、音声郵便システムまたは 応答サービスに対して、自動的に経路付けすることができる。第9B図に示す代 表的分析モジュール70は、通話処理の際に実行される経路付け分析において所 望の時間微分を達成すべく使用することができる。 引き続いて、第9B図を参照すると、制御フィールド60は、時間依存セレク タ78によって選択され得る変形または経路の数を指定するサブフィールド76 wを含んでいる。図示のために、3つの変形X,Y及びZが、第9B図に示され ている。各変形は、開始時間データ、終了時間データ及び次の分析モジュール7 0に対する参照、即ち、変形に関連するモジュール標識80をそれぞれ含む3つ のスロットから成っている。開始時間及び終了時間は、変形例と関連する次の分 析モジュールを選択する時間間隔を規定する。例えば、スロット76x−1の開 始時間データ及びスロット76x−2の終了時間データは、スロット76x−3 のモジュール標識80が選択される時間間隔を規定する。同様に、スロット76 y−1の開始時間データ及びスロット76y−2の終了時間データは、スロット 76y−3のモジュール標識80が選択される時間間隔を規定し、スロット76 z−1の開始時間データ及びスロット76z−2の終了時間データは、スロット 76z−3のモジュール標識80が選択される時間間隔を規定する。こうして、 分析が、第9B図に示す分析モジュール70を経過するとき、時間依存セレクタ 78は、一日の時間を変形X,Y及びZに規定された時間間隔と比較すると共に 、その時間間隔において一日の時間が偶然対応する変形と関連するモジュール標 識80によって指示される経過を選択することとなる。 従って、第9A図及び第9B図は、制御レベル分析モジュール70を参照する 際、特定の制御データ76を解釈するときに如何なるパラメータも全く使用しな い或る型式の高レベル分析プリミティブ78(即ち、等価的には、高レベル分析 モジュール70)を参照する、何らのパラメータID74も含まない制御レベル 分析モジュール70の2つの例を示している。この面において、第9A図及び第 9B図に示す制御レベル分析モジュール70は、完全に「非分離型あるいは自己 内蔵型(self-contained)」として見做すことができる。即ち、これらは、参照 された高レベル分析プリミティブ78(または、参照された高レベル分析モジュ ール70)によって要求される全ての情報を含む。一方、第5図ないし第8図の 制御レベル分析モジュール70は、単一のパラメータ値の使用を個々に要求する 異なる型式の高レベル分析プリミティブ78(または、高レベル分析モジュール 70)を参照する。幾つかの通話パラメータ値を個々に使用し、従って、幾つか のパラメータID74を要求する制御レベル分析モジュール70の幾つかの例は 、これらを解釈する特定の高レベル分析プリミティブ機能78(即ち、等価的に 、高レベル分析モジュール70)に関する、付録Aにおける論議から収集するこ とができる。勿論、これらの例は、図示の目的のためであって、本発明で使用し 得る可能な制御レベル分析モジュール70の全範囲に広がるものではない。低レベル分析プリミティブの型式 低レベル分析プリミティブ78は、一般に、より優れた動作において基本的ビ ルディング・ブロックとして使用される、プリミティブ動作、例えば、付加、取 出し等から成る。高レベル分析プリミティブ78と異なり、低レベル分析プリミ ティブ78は、分析を構成するのに直接に使用されることはないが、その代わり 、分析制御データ42にて新しい低レベル分析モジュール70を循環的に構成す るのに使用される。新しい低レベル分析モジュール70は、本来、汎用分析プロ グラム40の高レベル分析プリミティブ78と機能の面で等価の新しい高レベル 分析モジュール70を、分析制御データ42にて循環的に構成するのに、同様に 使用し得る、低レベル分析プリミティブ78の順列または組合せである。新しい 低レベル分析モジュール70から構成し得る新しい高レベル分析モジュール70 は、順次、経路付け分析において電話番号の第3のディジットを分析する特定の 分析、例えば、制御レベル分析モジュール70を制御する新しい制御レベル分析 モジュール70に対して実例を示す(具体化す)べく、高レベル分析プリミティ ブ78と共に使用することができる。次いで、これらの新しい制御レベル分析モ ジュール70のおのおのにおける機能標識72は、その制御レベル分析モジュー ル70が具体化された高レベル分析プリミティブ機能78または高レベル分析モ ジュール70を参照する。 付録Cにおいて、低レベル分析プリミティブ機能78のセットを、簡単に説明 する。しかしながら、このセットは、余す所ないものではなく、本発明の好まし い実施例、即ち、通話システム、具体的には、中央局の交換機での通話処理の制 御用の汎用分析システムの応用にて使用し得る低レベル分析プリミティブ機能7 8の型式を例示しようとするものである。当業者によって認められるように、幾 つかの他の低レベル分析プリミティブ機能78は、例示的な電話応用または任意 の他の応用であろうと、本発明の汎用分析システムにおいて実施することができ る。分析の型式 本発明の汎用分析システムによって実行され得る分析の型式は、異なる応用の 必要性と共に変化する。以下に説明する本発明の好ましい実施例は、主に、電気 通話システム(例えば、市外または構内交換機、パケット、スイッチ等)におけ る通話処理に応用することができ、従って、他の関係する分析の間で、ディジッ ト分析及び経路付け分析のような分析を実行する。付録Bにおいて、仮想電話網 における構内交換機に対して、簡略化した分析例を説明する。この例は、付録A において説明すると共に、付録Cにおいて説明する低レベル分析プリミティブ機 能78から構成し得る多くの高レベル分析プリミティブ機能78(即ち、等価的 には、高レベル分析モジュール70)を使用する。付録Bで説明する分析の型式 (及び各分析を構成する分析プリミティブ78及び分析モジュール70の型式) は、電話応用に対して幾分特定的ではあるが、他の応用における完全に異なる型 式の分析を実行するのに、本発明を使用し得ることが認められよう。好ましい実施例 以上、本発明の汎用分析システムの全構成及び動作を説明したので、残りの論 議は、無数の可能な実施、変形及び設計変更のうちの1つのみを表わす或る好ま しい実施例に集中することとなる。本発明の汎用分析システムの概念を実施する ための多くの教示は、前述の論議を読んだ後、当業者に対して生じ得るが、汎用 分析システムの好ましい実施の基礎となる概念の幾つかを図示すべく、ひもつき インタープリタ言語(TIL:threaded interpretive language)技術及び、特 に、第四プログラム言語(Fourth programming language)を以下において使用 することとする。従って、好ましい実施例に入る前に、ひもつきコードシステム に関する簡単な説明が、以下において取り入れる概念の幾つかに対する基礎を置 く手助けとなる。ひもつきコードシステムの問題についての更なる背景は、コッ ジ・ピーター・エム(Kogge,Peter M.)による、「ひもつきコードシステムに 対する構成的証跡」(An Architectural trail to theaded-Code Systems)、 ンピュータComputer)、1982年3月、第22頁〜第32頁に見い出すこと がで きる。付加的な説明は、付録Cに述べる低レベル分析プリミティブの説明を読む ことから得ることができる。スレッデッド説明言語 コンピュータ言語は、一般に、付加、メモリからの取出し等を実行すべくコン ピュータが設計されたプリミティブ動作と、マトリックスの反転、ファイルのサ ーチ等を完遂することをユーザが必要とするタスクとの間のギャップを架橋しよ うとするものである。異なる応用における異なるユーザは、異なる必要性を有す るため、非拡張可能言語にとって、これらの必要性を全て等しく満足することは 、事実上、不可能である。このジレンマに対する1つのアプローチは、言語にお いて、全ての多分有益なオペレーション、構造及び機能を含むように試み得るこ とである。しかしながら、このアプローチは、煩しく、閉鎖式である。スレッデ ッド説明言語は、異なった変更のあり得るアプローチをとる。これらのアプロー チは、その特定の応用において要求される特別なオペレーションを、ユーザが迅 速に加えることができるようにする少数の技術をもたらすことである。言語機能 及びコンパイラ構造を付加する能力を「伸び性あるいは拡張性(extensibility )」と呼ぶ。この伸び性(拡張性)は、増大するパワーの少なくとも2つのレベ ル、即ち、既存のコンパイラを使用して言語機能を付加する能力、及び、順次、 より有益な言語機能を付加するのに使用し得る新しい応用−特定コンパイラを生 成する能力について生じ得る。例えば、ハリス(Harris)、キム(Kim)による 「フォース伸び性(拡張性):即ち、25ワード以下にコンパイラを書き込む方 法(Forth Extensibility:Or How to Write a Compiler in Twenty-Five Word sor Less)」、バイトByte)、1980年8月、第164頁〜第196頁を参 照されたい。 一般的に言うと、ひもつきインタープリタ言語(TIL)、例えば、第四(Fo urth)またはポストスクリプト(Postscript)に書き込まれたコンピュータ・プ ログラムは、言語のプリミティブ・オペレーションが達成されるまで、おのおの が他のサブルーチンのアドレス等から構成される、サブルーチンのアトルスのリ ストとして、コンピュータにおいて表わされる。それは、読出しアドレス及びそ れらへのジャンプを除外することとは余り関係がないので、スレッデッド (ひもつき)言語インタプリタは、非常に速くランすることができる。幾つかの 型式のアドレス・インタプリタは、ひもつきコードシステムにおいて使用される 。直接的ひもつきコードシステムにおいて、サブルーチンのシーケンスは、それ らの入力アドレスのリストにスレッドされる。具体的には、通常型高レベルプロ グラム言語、例えば、ADAまたはPASCALに書き込まれたコンピュータ・ プログラムにおけるほとんど最低(next-to-lowest)のサブルーチン入れ子レベ ル(各呼び出されたサブルーチンは、順次、如何なる他のサブルーチンも呼び出 さない)にある、各サブルーチンでの入れ子サブルーチン呼出しは、アドレスの 簡単なリストで表わすことができる。小さな機械言語ルーチン(インタープリタ として既知)はこのリストを通過して、引き続き、各ステップで間接ブランチを 作る。インタープリタ・レジスタは、実行すべき手続きのリストにおける次のア ドレスを指し示す。即ち、次の手続きに対する実際の機械コードのアドルスを指 し示す。この技術に対する変更は、間接(indirection)のレベルをアドレス・ インタープリタに加える。間接的ひもつきコードシステムにおいて、インタープ リタ・レジスタは、次の手続きのアドレスを直接に指し示すことはないが、その 代わり、次の手続きに対するポインタのアドレスを指し示す。間接の更にもう1 つのレベルを、アドレス・インタープリタに加えることができる。間接トークン −ひもつきコードシステム(indirect token threaded-code system)において 、インタープリタ・レジスタは、次の手続きに対する可能ポインタのテーブルに 対しての索引として機能するトークンのアドレスを指す。 TIL応用は、TILシステム中の辞書に存する応用−特定ワード(またはオ ブジェクト)の組によって定義される。TIL辞書中の各「ワード(word)」は 、外部の英数字名で与えることができる実行可能な手続き(単に、メモリの小部 分(piece)またはバイトではない)を指す。各ワードに対する内部TIL辞書 入力は、一般に、ワードのコンパイルされたネームを含むネーム・フィールドと 、ワードが実行されるときに実行されるべき命令に対する参照を含むコード・フ ィールドと、ワードのコンパイルされた定義、例えば、定義における他のワード に対する一連の参照を含むパラメータ・フィールドから構成される。TIL辞書 は、殆んどのユーザ応用に対して基本的な第1のセットの組込みワードと、ユー ザに 対して、辞書に加えるべき新しい応用−特定ワードを生成できるようにする第2 のセットの組込みワードとを含む。TIL辞書に一旦定義されると、ワードは、 多くの他の応用−特定ワードを定義するのに使用し得る。従って、TIL辞書は 、拡張可能である。 TIL辞書に新しいワードを入力するプロセスは、通常、コンパイル状態と称 する。コンパイル状態において、TILシステムは、或る外部ソース、例えば、 大容量記憶装置またはビデオ端子から入力された新しい応用−特定ワードの定義 を読み出す。各新しいワードの定義は、定義中のワードのネームによって追従さ れ、次いで、新しいワード、例えば、他のワード及び番号に対する定義ボディに よって追従される定義用ワードから成る。定義用ワードは、TILシステムに対 して、定義ボディをコンパイルすべくコンパイル状態を入力させると共に、TI L辞書で定義中のワードに対するエントリー(このエントリーは、コンパイルさ れた定義を含むこととなる)を付加させる組込み式またはユーザ定義式(応用− 特定)ワードである。組込み定義用ワードの幾つかの例は、「:」(コロン)、 CONSTANT及びVARIABLEである。他の組込み第四ワード(Forthw ords)の例は、(:)によって定義される新しいワードの定義を終了させる「; 」(セミコロン)を含む。本発明の好ましい実施例における定義用ワードの例は 、PROCである。好ましい実施例にて使用される他のワードは、PROCによ って定義される新しいワードの定義を終了させるENDPROCを含む。 定義用ワードの定義は、それが、ワードが定義用ワードによってコンパイルさ れるときに実行される、BUILD(コンパイル)部分と、定義用ワードによっ てコンパイルされたワードが実行されるときに実行される、DO(解釈)部分と を含むという点において、他のワードの定義とは異なる。BUILD部分(コン パイル状態で実行される)の機能は、新しいワードの定義を、TIL辞書にコン パイルすることである。コンパイルは、一般に、新しいワードに対する辞書エン トリーのネーム・フィールドに新しいワードのネームを書き込むことと、同じ辞 書エントリーのコード・フィールドに、DO部分に対する参照を書き込むことと を伴う。定義用ワードのBUILD部分はまた、新しいワードが実行される毎に 、DO部分がパラメータ・フィールドを解釈できるようにして、新しいワードの 定 義ボディを、対応する辞書エントリーのパラメータ・フィールドにコンパイルす る。 例えば、フォースプログラム言語における定義用ワード(:)、または本発明 の汎用分析システムの好ましい実施における定義用ワードPROCを用いて、新 しいワードをコンパイルするとき、新しいワードの定義ボディは、一般に、TI L辞書中で1つ1つ調べられる組込み式またはユーザ定義式(応用−特定)ワー ドのシーケンスから成ると共に、調べられる各ワードに対して、対応する辞書エ ントリーのアドレスが、コンパイル中の新しいワードに対する辞書エントリーの パラメータ・フィールドに書き込まれる。新しいワードが実行されるとき、(: )またはPROCのDO部分におけるインタプリタは、単に、これらのアドレス を読み出すと共に、参照されたワードを実行する。しかしながら、フォースプロ グラム言語における定義用ワードVARIABLEによってコンパイルされた定 義に対して、各新しいワードの定義ボディは、定義用ワードVARIABLEの BUILD部分によって、新しい辞書エントリーのパラメータ・フィールドに割 り合てられるべき変数の寸法を含み得る。VARIABLEによって定義された 新しいワードが実行されるとき、定義用ワードVARIABLEのDO部分が実 行されて、変数のアドレスを戻し得る。従って、これらの定義用ワードは、実際 、異なるコンパイラ、即ち、定義用ワード(:)及びPROCコンパイル手続き 定義(オペレータ)であり、一方、定義用ワードVARIABLEは、データ定 義(オペランド)をコンパイルする。 TILシステムは、システム供給(組込み)ワードと同一のユーザ定義ワード を処理する。即ち、全てのユーザ定義オペレータ及びオペランドは、丁度、シス テム供給バージョンのように使用することができる。従って、TILシステムは 、伸び性の少なくとも2つのレベルをサポートする。第1のレベルでは、TIL 辞書に対して、システム供給式またはユーザ定義式ワードによって定義される新 しいワード(手続き)を付加すべく、ユーザは、標準定義用ワードを使用する。 引き続いてコンパイルされたワードの定義に、予めコンパイルしたワードを含ま せることは、サブルーチン呼出しの入れ子と類似して考えることができる。TI L辞書における任意のワードによって指定された手続き(ユーザ定義式または組 込 み式)は、単に、新しいワードの定義にてワードのネームを使用することによっ て呼び出される。伸び性の第2のレベルでは、ユーザは新しい定義用ワードを生 成し、該ワードは、順次、ワードの新しい「ファミリー」(型式)を、TIL辞 書に付加(コンパイル)するのに使用される。このより高いレベルでは、ユーザ は、各対応するファミリーのメンバー、即ち、新しい定義用ワードによってコン パイルされた新しいワードを、どのようにしてコンパイルして実行すべきかを特 定するのに、各新しい定義用ワードを使用する。 ワードの新しいファミリーの各新しいメンバーに関するコンパイル時間行為及 び実行時間行為は、通常、例えば、第四(Forth)にて、各新しい定義用ワード の定義に、特定の(キー)ワード<BUILDS及びDOES>をそれぞれ使用 することによって特定される(記号「<」及び「>」は、これらのキーワードの ネームの一部であり、<DOESの前にBUILDSが生ずる>こと、即ち、換 言すれば、DO部分の前にBUILD部分が生ずることを示す)。コンパイル時 間行為は、<BUILD、及びワードDOESにどこまでも追従する任意のワー ド>なるワードによって特定される。定義用ワードの実行は、新しいファミリー ・メンバーに対して辞書定義を構築する。この定義の内容は、コンパイル時間ワ ードによって構成される。実行時間行為は、ワードDOES>及び定義の終了ま で追従する任意のワードによって特定される。任意のファミリー・メンバーの実 行は、実行時間ワードを実行する。新しいメンバーがコンパイルされると共に、 新しい定義用ワードが実行されるとき、<BUILDS手続きが実行されること となる。<BUILDS手続きは、新しいメンバーのネーム、即ち、入力テキス ト・ストリーム中の新しい定義用ワード後の次のワードを読み出すと共に、辞書 の終了での新しい定義に対するネーム・フィールド及びコード・フィールドを付 加する。ネーム・フィールドは、新しいメンバーのネームを含み、コード・フィ ールドは、新しいメンバーが実行されるときに実行されることとなる新しい定義 用ワードの辞書定義中の実行時間ワードに対するポインタを含む。新しいメンバ ーが実行されるとき、DOES>手続きが実行され、これは、DOES>及び新 しい定義用ワード定義の終りの間のワードによって追従される。DOES>手続 きは、新しいメンバーの辞書定義内のパラメータ・フィールドのアドレスを戻す 。 フォース言語での<BUILDS及びDOES>手続きの使用を含めて、TI Lの原理は、汎用分析システムの好ましい実施に応用することができる。例えば 、付録C中の低レベル分析プリミティブ機能78の幾つか、例えば、DUPLI CATEは、TILの標準(組込み)ワードと大まかに対応すると考えることが できる。他の低レベル分析プリミティブ機能78、例えば、PROCは、TIL の組込み定義用ワードと大まかに対応すると考え得る。付録A中の高レベル分析 プリミティブ機能78、及び高レベル分析モジュール70は、TIL中のより高 性能の組込み及びユーザ定義ワードとそれぞれ大まかに対応すると考え得る。制 御レベル分析モジュール70は、これらのより高性能の定義用ワードから定義さ れる(実例である)TIL中のワードに大まかに対応すると考え得る。汎用分析システム 次に、第10図ないし第16図を参照すると、本発明の汎用分析システムに対 する好ましい実施例の1つ以上の構成要素または要素の構造を、おのおのが図示 する、一連の図式説明図を、ここで見ることができる。第10図は、汎用分析プ ログラム40に対する好ましい実施例の構成の説明図を含んでおり、一方、第1 1図は、分析制御データ42に対する好ましい実施例の構成を図示している。第 12図は、第11図に示した分析制御データ42の好ましい実施例における1つ の型式の制御レベル分析モジュール70の構造を図示し、一方、第13図は、第 12図に示した型式の代表的制御レベル分析モジュール70の使用を図示してい る。第14図は、低レベル分析モジュール70を低レベル分析プリミティブ78 から構成し得る方法を図示し、一方、第15図は、第14図に示したユーザ定義 低レベル分析モジュール70を、高レベル分析モジュール70を構築するのに、 どのようにして使用し得るかを図示している。第16図は、第12図に示した代 表的分析モジュール70と類似の、制御レベル分析モジュール70を、第15図 に示した高レベル分析モジュール70のビルド手続きを用いて、どのようにして 具体化し得るかを図示している。第10図ないし第16図に示す好ましい実施例 は、部分的に、前に引用した間接トークン−ひもつきコード・システムによって 実施される技術に基づいている。 先ず、第10図について説明すると、汎用分析プログラム40は、汎用分析ソ フトウェア100のブロックと、おのおのがドウ手続き112及びビルド手続き 114を含む高レベル分析プリミティブ120について、好ましい実施例にて1 20と番号が付け替えられた多数の分析プリミティブ78から構成される。第1 0図ないし第16図及びそれに伴う論議の再吟味後に認められるように、汎用分 析プログラム40のソフトウェア・ブロック100から、分析プリミティブ12 0を物理的または概念的に分離することによって、総称的分析ソフトウェア10 0を修正することなく、汎用分析プログラム40の続いての開放にて、新しい分 析プリミティブ120を容易に付加することができる。 図示のために、4つの代表的高レベル分析プリミティブ120のみが第10図 に示され、それらの機能には、ABC順に「AないしD」が付されている。しか しながら、分析プリミティブ120が、低レベル及び高レベルの分析プリミティ ブ双方を含むことと、更に、高レベル分析プリミティブ機能120の数は、実用 上、4個よりも一般にはるかに大きいこととが、以前の論議から認められよう。 ソフトウェア・ブロック100は、例えば、開放型システム間相互接続(OSI :Open Systems Interconnection)モデルに従って、オペレータ・インターフェ ース200と通信する分析ビルド手続き102を含んでいる。以下において、特 に、本発明のコンパイル状態の説明と関連して、更に十分に論議するように、分 析ビルド手続き102は、好ましい実施例では130と番号が付け替えられた、 新しい制御レベル分析モジュール70を具体化す(構築す)べく、高レベル分析 プリミティブ機能120のビルド手続き114と関連して使用することができる 。以下において更に論議するように、ユーザ定義高レベル分析モジュール130 のビルド手続き114は、同様にして、新しい制御レベル分析モジュール130 を構築(build)するのに使用することができる。 また、第10図について説明すると、分析プリミティブ機能辞書104は、オ ペレータ・インターフエース200を介して、オペレータによって入力された分 析プリミティブ機能120の外部(記号的な)ネーム、例えば、EXTERNA L A)を、プリミティブ機能トークン、例えば、EXTERNAL Aと名付 けられた特定の分析プリミティブ機能120を同定する番号(347)に翻訳す る。プリミティブ機能トークンは、高レベル分析プリミティブ機能「Aないし D」のうちの1つ、例えば、分析プリミティブ機能「A」を含む、分析プリミテ ィブ機能120のうちの1つを位置付けるのに使用される、分析プリミティブ機 能トークン・テーブル106に対する索引として機能する。分析プリミティブ機 能トークン・テーブル106は、プリミティブ機能トークンの値、例えば、34 7を、このトークン値と関連する、低レベル分析プリミティブ機能120に対す るポインタ、または、高レベル分析プリミティブ機能120に対する2つのポイ ンタに翻訳する。 高レベル分析プリミティブ機能120、例えば、分析プリミティブ機能「A」 に対する2つのポインタは、高レベル分析プリミティブ機能120の、ドウ手続 き112に対する第1のポインタ及びビルド手続き114に対する第2のポイン タから成っている。以下において詳細に説明するように、高レベル分析プリミテ ィブ機能120のドウ手続き112は、この分析プリミティブ機能120が分析 を実行するのに使用されるときに実行され、一方、同一の分析プリミティブ機能 120のビルド手続き114は、この分析プリミティブ機能120が新しい制御 レベル分析モジュール130をコンパイルするのに使用されるときに実行される 。この点で、第7図及び第8図に示すと共に、説明の一般的あらまし部分におい て、これまで論じた分析プリミティブ78は、ここで第10図に示す分析プリミ ティブ機能120のドウ手続きとより正確に対応する。 引き続いて、第10図について説明すると、ソフトウェア・ブロック100は 更に、特定の分析を実行させる命令に応答して、分析モジュール130の木を解 釈する分析インタープリタ手続き108を備えている。特定の分析を実行させる 命令は、任意の「分析ユーザ」、即ち、分析を使用する(分析の実行を要求する )スイッチにおける任意型式のプログラムによって送出することができる。分析 ユーザの典型例は、スイッチを介して、アナログまたはデジタル・トラフィック 、例えば、電話通話を制御する通話制御プログラム56である。他の分析ユーザ は、異なる種類のオペレーション保守プログラムであって良い。しかしながら、 本論議のために、或る分析を実行させる命令は、通話制御プログラム56から送 出されるものと仮定する。 好ましい実施例によれば、通話制御プログラム56は、(i)実行すべき分析 に 対する外部(記号的)ネーム、例えば、「ディジット分析」または「経路付け分 析」と、(ii)パラメータ記録ポインタと、或る分析に対する、(iii)文脈依 存(分析特定)の他の情報とから成る入力データ44を、分析インタープリタ手 続き108に送出する。分析の記号的ネームは、実行すべき分析に対する特定の 分析制御データをアクセスするのに使用される。パラメータ記録ポインタは、指 定された分析に対する制御レベル分析モジュール130中のパラメータID74 によって指示された任意の通話パラメータ値を、高レベル分析プリミティブ12 0(または、高レベル分析モジュール130)が得ることができるか、または必 要に応じて書き込むことができる、分析すべき通話(通話記録)に対するパラメ ータ値のブロックを、通話制御データ54にてアクセスするのに使用される。 全ての通話記録は、同一セットのパラメータID74によって同定された同一 セットのパラメータを含むが、各通話記録は、同時に分析中の別の通話記録にお けるパラメータ値とは全く異なり得る特定の通話に対するパラメータ値を含むこ とを思い出されたい。従って、パラメータ記録ポインタは、特定のセットの分析 すべき通話パラメータ値を識別する。入力データ44に含まれる他の情報は、高 レベル分析プリミティブ120(または、高レベル分析モジュール130)によ って分析することができる任意の分析特定情報を含み得る。 第10図に示すように、パラメータ記録ポインタ、及びもしあれば、他の情報 は、通話制御データ記憶ハンドラ118とインターフェースする分析実行入力デ ータ・ハンドラ110に記憶される。パラメータ記録ポインタは、通話制御デー タ記憶ハンドラ118に記憶されるか、またはさもなくば、これによって処理さ れる通話制御データベース54における分析中の通話116に対する通話制御デ ータのブロックの位置を指すか、またはある点では参照する。通話制御データ・ ブロック116は、加入者からの全ての呼に対して有効な加入者のサブスクリプ ション(Subscription)または場所に関係するデータは勿論のこと、分析中の通 話(各通話は、幾つかの異なる分析を必要とし得る)に対する全ての関係するデ ータ、即ち、加入者によるデータ入力、及びこの特定の通話に対して有効な他の 通話処理結果を含んでいる。 通話制御データ記憶ハンドラ118は、分析の際に通話制御データベース54 からデータを読み出したり(得たり)、またはこれにデータを書き込んだり(入 力したり)すべく、高レベル分析プリミティブ機能120(または、高レベル分 析モジュール130)のドウ手続き112からの要求に作用する分析実行入力デ ータ・ハンドラ110、及び他の目的のためにデータの読出し及び書込みを行う べく、通話制御データベース54によってアクセスすることができる。例えば、 分析プリミティブ機能120、例えば、分析プリミティブ機能「A」のドウ手続 き112は、通話制御データ・ブロック116中の任意のパラメータ値を得るべ く、分析実行入力データ・ハンドラ110を使用することができる。この場合、 ドウ手続き112は、通話制御データ記憶ハンドラ118に送出される新しいパ ラメータ要求に対する記憶されたパラメータ記録ポインタに、受信したパラメー タID74を関係付けるまたは結合させる分析実行入力データ・ハンドラ110 に対して、パラメータID74を含むパラメータ要求を送出する。 当業者にとって周知の多くの可能な実施について制限なしで、通話制御データ 記憶ハンドラ118に対するパラメータ要求を形成する方法の極めて簡単な例と して、パラメータ記録ポインタは、ブロック116中の第1の場所を表わし得る と共に、パラメータID74は、パラメータ記録ポインタの値に加えられるこの 第1の場所からのオフセットを表わし得る。次いで、通話制御データ・ブロック 116中のパラメータID74と関連するパラメータ値は、分析実行入力データ ・ハンドラ110を介して、通話制御データ記憶ハンドラ118から要求分析プ リミティブ機能へ送られて、分析に使用されることとなる。この後、別の分析プ リミティブ機能120は、中間または最終の結果を生成することができ、該結果 は、通話制御データ記憶ハンドラ118に送出されて、通話制御データ・ブロッ ク116に記憶される。付録Aに説明する代表的高レベル分析プリミティブ機能 120のために、入力データ44は、分析の外部ネーム及びパラメータ記録ポイ ンタのみから構成されると仮定され、他の何らの情報も、入力データ44に含ま れるようには仮定されないことを、この際、留意すべきである。従って、付録A 中の代表的分析プリミティブ機能120のどれも、入力データ44に含まれ得る 他の情報を何ら使用することはない。付録Aまたは付録Cでは、明快に述べては いないが、本発明の低レベル分析プリミティブ機能120及び高レベル分析プリ ミティブ機能120(または、等価的に、高レベル分析モジュール130)は、 入力データ44に含まれ得る他の(文脈特定の)情報を、容易に使用し得ること は、当業者によって認められよう。 例えば、低レベル分析プリミティブ120は、パラメータ・スタックを介して 、他の情報を使用することができる。即ち、通話制御プログラム56によっても たらされる文脈特定情報は、入力データ44にて特定された分析を実行する前に 、第1のスタック・フレームとして、スタックの頂部に置くことができる。次い で、分析は、低レベル分析プリミティブ120から循環的に構築された高レベル 分析モジュールによって定義された制御レベル分析モジュール130を介して、 この情報を使用することができる。経路付け分析における他の情報の1つの使用 法は、例えば、同一の所望する宛先に対する一次経路が、(一次経路を介した経 路付け分析の前回の実行によって)混雑していることが知られたとき、ネットワ ーク中の二次経路(パターン)を介して、経路付け分析の実行を指示することで あって良い。別の例に対して、他の情報は、パラメータ記録ポインタによって参 照された通話記録と同様にして分析すべき他の通話用の通話記録に対するポイン タを含むことができる。 次に、第11図について説明すると、分析制御データ42の好ましい実施例は 、通話制御プログラム56によって命令された分析の外部ネームを、その特定の 分析用の分析制御データに対するポインタに翻訳する分析制御データ辞書132 を含んでいる。分析外部ネームの2つの特定の例、即ち、「ディジット分析」及 び「経路付け分析」を、第11図に示す(外部ネームは、テキスト・ストリング に限定される必要はないが、一般に、汎用分析システムに対して、即ち、オペレ ータ・インターフェース200及び通話処理ソフトウェアによって、外部から認 識される任意の表記法またはオブジェクトであって良い)。分析制御データ辞書 132は、「ディジット分析」及び「経路付け分析」を翻訳して、ポインタを、 対応する分析制御データ、即ち、ディジット分析制御データ134及び経路付け 分析制御データ136にそれぞれ戻す。 好ましい実施例において、任意の分析用の分析制御データ、例えば、ディジッ ト分析制御データ134の構造は、任意の他の分析、例えば、経路付け分析制御 データ136の構造と同様である。各分析制御データ構造、例えば、経路付け分 析制御データ136は、分析モジュール130の外部ネームを、その特定の分析 制御データ内の分析モジュール130を間接的に同定するモジュール・トークン 、即ち、番号に翻訳する分析モジュール辞書138から構成される。好ましい実 施例によれば、分析制御データ構造中の分析モジュール130のおのおのは、番 号、例えば、RA275によって追従される特定の分析を同定する接頭語から始 まり得る(このフォーマットは例示的なものに過ぎず、このため、オペレータは 、接頭語を有するまたは有しない任意の他の適切なフォーマットを選択すること ができる)。本発明に関する実行及びコンパイル状態の論議から明瞭となるよう に、分析モジュール辞書138は、分析モジュール130のコンパイル(及び非 実行)に使用される。 引き続いて、第11図について説明すると、各分析制御データ構造は更に、開 始トークン142及び活動トークン・テーブル・ポインタ144を含む分析実行 開始データ140を備えている。開始トークン142は、特定の分析、例えば、 経路付け分析での起動制御レベル分析モジュール150用の分析木の中継線に対 するポインタをもたらし、一方、活動トークン・テーブル・ポインタ144は、 分析を実行するのに使用される分析モジュール130を参照する「活動(active )」分析モジュール・トークン・テーブル146に対するポインタをもたらす。 活動トークン・テーブル・ポインタ144は、ネットワークを介して実際のトラ フィックを分析するのに使用される活動分析モジュール・トークン・テーブル1 46と、実際の分析を実行するのに、即ち、分析モジュール130を実行するの に、活動分析モジュール・トークン・テーブル146が使用されている間、特定 の分析用の分析制御データを修正、例えば、その内により多くの分析モジュール 130を構築すべく、オペレータによって使用され得る1つ以上の「受動(pass ive)」分析モジュール・トークン・テーブル、例えば、分析モジュール・トー クン・テーブル148とを含む幾つかの分析モジュール・トークン・テーブルを 並行して使用することを許容する。 分析モジュール・トークン・テーブル146及び148のおのおのは、分析モ ジュール130の実際の記憶場所(アドルス)を指し示すモジュール・トークン によって索引される。分析プリミティブ機能トークン及び分析プリミティブ12 0におけるように、モジュール・トークンの使用、即ち、分析モジュール130 に対するポインタを用いて直接指す代わりに、間接的トークン−スレッデッド( ひもつき)技術は、メモリの真の場所、例えば、メモリ内の分析モジュール13 0の移動、修正及び置換を容易にする。特に、数人がバイトのオーダであり得る 、特定の分析用の分析制御データの修正は、受動分析モジュール・トークン・テ ーブルのうちの1つにおける(分析モジュールに対する)ポインタを修正するこ とによって、間接的に成し遂げることができる。特定の分析、例えば、経路付け 分析を修正するため、オペレータは、単に、能動分析モジュール・トークン・テ ーブル146の内容を、受動分析モジュール・トークン・テーブル148中に複 製し(分析モジュールを複製する代わりに、ポインタを複製し)、分析モジュー ル130に対する少なくとも幾つかのポインタを修正し、新しい分析構造を試験 し、かつ、試験が完了した後、分析モジュール・トークン・テーブル148を起 動(分析モジュール・トークン・テーブル148を指し示すように、能動トーク ン・テーブル・ポインタ144の値を変更)することができる。 第11図によれば、各分析に対する分析制御データ、例えば、ディジット分析 制御データ134または経路付け分析制御データ136は、分析の中継線に対す るポインタを含む。即ち、開始トークン142は、分析に対する開始点を指し示 す。しかしながら、所望すれば、各分析は、1つ以上の可能開始点、即ち、同一 の分析制御データ構造内の幾つかの異なった可能開始制御レベル分析モジュール 130を有することができる。このために、開始トークン142は、分析制御デ ータ辞書132の各記入項目が3つの属性、即ち、外部ネーム、分析制御データ ・ポインタ及ぴ開始トークンを有するように、第3のカラムを形成すべく、分析 実行開始データ140から分析制御データ辞書132に移動することができる。 事実上、この実施によって、各異なる分析が、対応する分析制御データに対する ポインタと、対応する分析制御データの対応する開始分析モジュール130に対 するポインタとの双方に翻訳される異なる外部ネームによって同定された状態で 、同一の分析制御データ構造内に異なる分析を生成することができる。例えば、 「経路付け分析-1」、「経路付け分析-2」及び「経路付け分析-3」なる外 部ネームは、同一の分析制御データ、即ち、経路付け分析制御データ136を指 し示すが、おのおのは、異なる開始分析モジュール130を指すこととなる。 次に、第12図を参照すると、例えば、経路付け分析に使用し得る共通型式の 制御レベル分析モジュール130の構造は、分析管理モジュール・ヘッダ160 、プリミティブ機能トークン162、パラメータ領域164及び次のモジュール 参照領域166から構成される(この構造の内容は、説明を明瞭化するために、 連続したメモリ位置のセットとして構成される)。分析管理モジュール・ヘッダ 160は、管理目的のために使用され、例えば、制御レベル分析モジュール13 0のコンパイルされたネームを記憶することができる。プリミティブ機能トーク ン162は、高レベル分析プリミティブ120または高レベル分析モジュール1 20の何れかを参照する。実行の際、プリミティブ機能トークン162は、分析 プリミティブ機能トークン・テーブル106、または経路付け分析制御データ1 36の分析モジュール・トークン・テーブル146によって、この特定型式の制 御レベル分析モジュール130を解釈する特定の分析プリミティブ120のドウ 手続きに対するポインタに翻訳される。 第12図に示した分析モジュール130に対して、プリミティブ機能トークン 162は、「索引セレクタ」型式の高レベル分析プリミティブ120及びパラメ ータ領域の内容を参照し得ると共に、次のモジュール参照領域166は、第13 図に示すようになり得る。パラメータ領域164は、分析すべきパラメータまた はデータに対する参照を含む。即ち、通話制御データ54中のパラメータ値を指 すパラメータID74、及び参照されたパラメータに対する最大値を記憶する( 一般に、パラメータ領域164は、プリミティブ機能トークン162によって参 照された分析プリミティブの機能に応じて、定数等の組合せ、及び通話データに 対する参照を含み得る)。次のモジュール参照領域166は、順次、分析モジュ ール・トークン・テーブル146によって、次の分析モジュール154に対する ポインタに翻訳されるモジュール・トークンを選択すべく、索引セレクタ分析プ リミティブ120によって索引される分析モジュール・トークンのテーブルを含 む。 これまで説明したように、任意の制御レベル分析モジュール130の制御フィ ールド60中の情報の特定の内容及び構成は、プリミティブ機能トークン162 によって参照された高レベル分析プリミティブ120の型式(または、等価的に 、高レベル分析モジュール130の型式)、即ち、この特定型式の制御レベル分 析モジュール130を解釈するのに使用される高レベル分析プリミティブ120 (または、高レベル分析モジュール130)に依存する。第12図及び第13図 は、プリミティブ機能トークン162が、索引セレクタ分析プリミティブ120 及び制御フィールド60を参照する場合、従って、パラメータ領域164及び次 のモジュール参照領域166から成る場合を示している。プリミティブ機能トー クン162が、例えば、第9A図に示す型式の円形分布セレクタ、または第9B 図に示す型式の時間依存セレクタを参照する他の場合、制御フィールド60は、 パラメータID74または分析モジュール・トークンの索引されたテーブルは記 憶しないが、その代わり、他の型式の制御データ76、例えば、第9A図におけ る、前回使用したアウトレット円形カウンタ76b、及び代替的に、次の分析モ ジュール130として選択し得る他の分析モジュール130に対するトークンを 記憶する。従って、第12図に示した分析モジュール130の構造に関する多く の変更が可能であり、かつ、プリミティブ機能162のみが、各制御レベル分析 モジュール130の構造に関する必要要素であることが認められよう。実行状態 好ましい実施例において、本発明の汎用分析システムは、2つの状態、即ち、 実行及びコンパイルのうちの一方または双方にて動作する。実行状態において、 分析インタープリタ手続き108は、分析を行うべく、分析プリミティブ機能1 20のドウ手続き112を使用する。図示のため、通話制御プログラムが、分析 インタープリタ手続き108に対して、特定の分析の実行を開始するように命令 したと仮定する。これまで説明したように、通話制御プログラム56は、分析に 使用すべき入力データ44を、分析インタープリタ手続き108に送出する。入 力データ44は、分析に対する開始点、即ち、分析木の中継線を特定する、要求 された分析の外部ネーム、例えば、「ディジット分析」または「経路付け分析」 を含む。入力データ44はまた、分析中の通話に対する通話制御データ(通話記 録)と、多分、特定の分析に特有の他の情報とを含む。 第10図に示すように、パラメータ記録ポインタ及び他の情報は、後で使用す べき分析実行入力データ・ハンドラ110に記憶される。一方、分析の外部ネー ムは、第11図に示すように、通話制御プログラム56によって呼び出すことが できる全ての異なる分析制御データのリストを含む、分析制御データ辞書132 に送られる。通話制御プログラム56によって送出された外部ネームに対する分 析制御データ辞書の探索は、所望(ネーム付き)の分析用の適切な分析制御デー タに対するポインタを戻す。例えば、通話制御プログラム56が経路付け分析を 要求したこと、例えば、外部ネーム「経路付け分析」を、分析インタープリタ手 続き108に送出したことを仮定すれば、分析制御データ辞書132は、経路付 け分析制御データ136に対するポインタを戻す。 第11図に示すように、経路付け分析制御データ136は、経路付け分析用の 開始トークン142及び能動トークン・テーブル・ポインタ144の双方を含む 分析実行開始データ140を備えている。開始トークン(第11図の値)は、経 路付け分析において第1の制御レベル分析モジュール150に対するポインタ、 即ち、経路付け分析木の中継線を得るために、能動トークン・テーブル・ポイン タ144によって指示された能動分析モジュール・トークン・テーブル146を 索引するのに使用される。第1の制御レベル分析モジュール152のプリミティ ブ機能トークン162は、第1の分析モジュール150の制御フィールド60の 特定の構造及び内容、即ち、索引セレクタ型式の分析モジュール150に対する パラメータ領域164及び次のモジュール参照領域166と関連する、即ち、こ れらを解釈することができる高レベル分析プリミティブ機能120(または、高 レベル分析モジュール130)のドウ手続き112に対するポインタを得るため に、分析プリミティブ機能トークン・テーブル106(または、分析モジュール ・トークン・テーブル146)を索引するのに使用される。 更に、例えば、第1の制御レベル分析モジュール150のプリミティブ機能ト ークン162が、索引セレクタ型式の分析プリミティブ機能120を参照すると すれば、索引セレクタ分析プリミティブ120のドウ手続き112は、第1の制 御レベル分析モジュール150のパラメータ領域164からパラメータID74 を読み出すと共に、分析実行入力データ・ハンドラ110を呼び出し、該ハンド ラ110は、順次、分析中の通話116に対する通話制御データ中のパラメータ ID74と関連するパラメータ値を読み出すべく、通話制御データ記憶ハンドラ 118に要求を送出する。このパラメータ値は、第1の分析モジュール150の 次のモジュール参照領域166から適切なアウトレット、即ち、第1の分析モジ ュール150を実行した後に実行すべき次の分析モジュール130を選択すべく 、索引セレクタ分析プリミティブ120のドウ手続き112によって送られて使 用される。次いで、次の分析モジュール152を、第13図に示すように実行す ることができる。都合上、第2の分析モジュール152はまた、索引セレクタ型 式の分析プリミティブ120を参照すると仮定する。 次に、第13図について参照すると、第11図の第1の分析モジュール150 が実行された後の、第2の分析モジュール152の実行の図式説明図をここで見 ることができる。前述したように、第2の分析モジュール152に対するポイン タ(トークン)は、経路付け分析木の第1の分析モジュール150によって行わ れた分析の結果に基づいて選択された。分析インタープリタ手続き108は、分 析モジュール152中のプリミティブ機能トークン162を読み出して、「索引 セレクタ」と名付けられた分析プリミティブ機能120を指し示す値93を、例 えば、記録する。この値93は、分析プリミティブ機能トークン・テーブル10 6において、分析プリミティブ機能索引セレクタのドウ手続き112に対するポ インタに翻訳される。次いで、分析プリミティブ機能索引セレクタのドウ手続き 112は、分析モジュール152のパラメータ領域164中のデータを読み出す こととなる。第13図に示すように、分析モジュール152のパラメータ領域1 64は、パラメータ「起点(origin)」に対するパラメータID74と、分析モ ジュール152によって「起点」に関するこの分析に対して与えられた最大値の 双方を含む。やがてわかるように、分析プリミティブ機能索引セレクタは、通話 制御データ・ブロック116中のパラメータ「起点」の値に応じて、分析モジュ ール152の次のモジュール参照領域166からアウトレットを選択する。 一般に、パラメータ「起点」は、通話処理目的のために、同一の方法で交換機 によって処理される加入者群を同定するのに使用される(経路付け、料金等に対 して、異なる「起点」パラメータがあり得る)。経路付けのために、パラメータ 「起点」の値は、例えば、国家番号計画によって中央局に割り当てられた地域コ ードだけでなく、加入者Aが位置する中央局によって作用される地理的区域のそ の部分、または加入者Aが属するビジネス群等の他の起点の他の型式をも示し得 る。経路付け「起点」パラメータに対する最大許容値は、番号計画、サブスクリ プションの型式等に依存し、この場合、7に選択される(7よりも大きい「起点 」パラメータの値は、例えば、処理中のエラー、またはその代わりに、値8及び 9がビジネス(PBXまたはセントレックス)群に対して指定されれば、別の分 析モジュールの「起点」に関する更なる分析を要求するビジネス加入者からの呼 を指示し得る)。 引き続いて、第13図について説明すると、分析プリミティブ機能索引セレク タのドウ手続きは、「起点」用のパラメータID74を、分析実行入力データ・ ハンドラ110に送出し、該ハンドラ110は、順次、通話制御データ記憶ハン ドラ118に、分析中の通話116に対する通話制御データの「起点」データを 読み出すように要求する。次いで、ここでは4の「起点」データのパラメータ値 は、分析プリミティブ機能索引セレクタのドウ手続き112に送出される。分析 プリミティブ機能索引セレクタのドウ手続き112は、分析モジュール152の パラメータ領域164からの最大許容値をアクセスすると共に、「起点」パラメ ータ値を、最大許容値と比較する。 「起点」パラメータ値が、最大許容値以下であれば、分析プリミティブ機能索 引セレクタのドウ手続き112は、分析モジュール152の次のモジュール参照 領域166中のテーブルを索引すべく、「起点」パラメータ値を使用すると共に 、分析モジュール152から適切なアウトレット、即ち、分析すべき次の分析モ ジュール用の分析モジュール・トークンを選択する。しかしなから、「起点」パ ラメータ値が、7よりも大きかったならば(何故ならば、処理中のエラーまたは 呼は、例えば、ビジネス加入者からのものであった)、範囲外の分析モジュール ・トークンが能動分析モジュール・トークン・テーブル146によって選択され て、所定の制御レベル分析モジュール130に対するポインタに翻訳される。 この場合、「起点」パラメータ値(4)は、最大許容値(7)よりも小さいの で、パラメータ値(4)によって索引された分析モジュール・トークンが、能動 分析モジュール・トークン・テーブル146によって選択されて、次の制御レベ ル分析モジュール154に対するポインタに翻訳される。次いで、分析モジュー ル152の実行と同様の方法で、次の分析モジュール154が実行される。経路 付け分析木中の別の分析モジュール130について、これらの方針で、分析が継 続する。経路付け分析木中の分析モジュール130のうちの幾つかは、分析の中 間または最終結果を発生することとなる(最終結果分析モジュール130は、分 析木の終点である)。結果発生分析モジュール130は、結果発生分析プリミテ ィブ120(または、結果発生分析モジュール130)によって解釈され、結果 は、1つ以上の続く分析または或る外部プロセスに使用される通話制御データ5 4中の通話記録116にフィードバックすることができる。コンパイル状態 本発明の好ましい実施例において、コンパイル状態は、新しい分析モジュール 130を生成すべく、(分析ビルド手続き102と通信する)オペレータ・イン ターフェースの諸機能を、ユーザが使用するときに呼び出される。これまで論議 した3つの異なるカテゴリー、即ち、(i)他の低レベル分析モジュール及び高 レベル分析モジュールから呼び出すことができるワード(サブルーチン)を備え た低レベル分析モジュール、(ii)高レベル分析プリミティブ機能と同様に機能 する定義用ワード(ビルド手続き及びドウ手続き)を備えた高レベル分析モジュ ール、及び(iii)その制御フィールド60中の分析モジュール・トークン、例 えば、第13図に示す分析モジュール152の次のモジュール参照領域166中 の分析モジュール・トークンを使用して、分析構造中の他の制御レベル分析モジ ュールとリンクすることができる制御レベル分析モジュール、のうちの何れかに 属する新しい分析モジュール130を、オペレータは生成することができる。新 しい制御レベル分析モジュール130を含む分析構造は、(i)完全な分析、例 えば、ディジット分析または経路付け分析を形成する分析上部構造、または(ii )分析中に幾つかの場所から呼び出すことができる分析基礎構造であって良い。 分析基礎構造は、例えば、処理中の通話に対する特定の経路を選択するのに使 用することができる。この種基礎構造は、経路付け分析にて異なる部分から経路 が選択される毎に実行すべき動作、例えば、通話経路付けについての収集統計量 、 または特定の経路に向けられたトラフィックの量の調整を含むことができる。他 の基礎構造は、幾つかの中央局において同一であり、こうして、オペレータによ って一旦準備され、後で、オペレータ・インターフェース200を介して各中央 局の汎用分析システムに引き渡すことができる分析制御データを表わすのに使用 し得る。この種の他の基礎構造は、例えば、緊急番号、例えば、番号911、ま たは国際通話の経路付け分析に使用することができる。 好ましい実施例において、分析プリミティブ機能130は、汎用分析プログラ ム中に組み込まれるかまたはハードコード化され、かつ、一般に、アプリケーシ ョン−ニュートラル(Application-neutral)、即ち、異なる応用に使用される ことが予定されるか、または、ユーザーニュートラル(user-neutral)、即ち、 同一の基本応用(例えば、通話処理)に関する異なるユーザによる使用に対して 予定されるかの何れかの型式である。高レベル分析プリミティブ120のおのお のは、ビルド手続き114を含み、このため、新しいフォース・ワードを定義す べく、フォース中の組込み定義用ワードの使用と幾分類似した方法で、特定の型 式の新しい制御レベル分析モジュールを裏付けるのに使用することができる。フ ォースの組込みワードの幾つか、例えば、手続き定義用ワードPROC(フォー スの「:」と同様)及び<BUILD及びDOES>手続きと類似の低レベル分 析プリミティブ機能120のセットをまた含むことによって、オペレータ・イン ターフェース200はまた、新しい低レベル及び高レベルの分析モジュール13 0を生成するのに使用することができる。高レベル分析モジュール130は、順 次、応用の特定の必要性またはユーザの要求に対して形成された応用特定または ユーザ特定の制御レベル分析モジュール130を具体化すべく使用することがで きる。例えば、通話処理応用において、スイッチ・オペレータは、新しい制御レ ベル分析モジュール130を具体化することができると共に、これらを、オペレ ータのネットワークの特別な構成(番号計画等)を説明する制御データで充填す ることができる。 低レベル及び高レベルの分析モジュール130は、汎用分析プログラム40に 組み込まれたりハードコード化されたりすることがなく、ユーザによって構築さ れて、分析制御データ42に記憶される。低レベル分析モジュール130は、組 込み第四ワード(Fourth words)からの新しい第四ワードの定義と幾分類似した 方法で、低レベル分析プリミティブ機能120から循環的に定義される。低レベ ル分析モジュール130及び低レベル分析プリミティブ機能120は、順次、ユ ーザ定義式または組込み式の第四ワードからの新しい第四定義ワードの定義と幾 分類似した方法で、新しい高レベル分析モジュール130を定義するのに使用す ることができる。新しい高レベル分析モジュール130は、高レベル分析プリミ ティブ機能120と全く同様に、ユーザ定義式定義用ワードからの新しい第四ワ ードの定義と幾分類似した方法で、新しい制御レベル分析モジュール130を定 義するのに使用される。各新しい高レベル分析モジュール130は、それによっ て定義されたあらゆる新しい制御レベル分析モジュールのコンパイル時間行為( ビルド手続き114に対応する)及び実行時間行為(ドウ手続き112に対応す る)の双方を特定すべく、<BUILD及びDOES>機能を使用することとな る。 新しい応用特定またはユーザ特定分析上部構造または基礎構造を構築するため 、組込み低レベル分析プリミティブ機能120の1つ以上のもの、即ち、ワード (サブルーチン)は、先ず、新しい低レベル分析モジュール130、即ち、新し い循環的に定義されたサブルーチン(例えば、<BUILDまたはDOES>の 新しいバージョン)を発生(定義)するのに使用することができる。次いで、組 込み低レベル分析プリミティブ機能120及びユーザ定義低レベル分析モジュー ル130は、順次、組込み高レベル分析プリミティブ機能120と共に、分析木 の新しい制御レベル分析モジュール130をコンパイルするのに使用することが できる、新しい高レベル分析モジュール130、即ち、定義用ワードを定義する のに使用し得る(以下の説明から明瞭となるように、低レベル及び高レベルの分 析プリミティブ120または分析モジュール130は、通常、CALL RET URNで終了し、一方、制御レベル分析モジュール130の実行は、通常、分析 木中の次の制御レベル分析モジュールに対するGO TO接続で終了する)。 以下のテキストは、本発明の好ましい実施例におけるオペレータ・インターフ ェース200を、どのようにして、(i)組込み高レベル分析プリミティブ機能 120からの新しい制御レベル分析モジュール130を具体化し、(ii)(組込 み) 低レベル分析プリミティブ機能120から新しい低レベル分析モジュール130 を定義し、(iii)低レベル分析プリミティブ機能120及び低レベル分析モジ ュール130(低レベル分析プリミティブ機能120及び低レベル分析モジュー ル130は、一般に、低レベル分析モジュールまたは高レベル分析モジュールの 何れかを定義するのに使用し得る)から新しい高レベル分析モジュール130を 定義し、かつ、(iv)ユーザ定義高レベル分析モジュール130から新しい制御 レベル分析モジュール130を具体化するのに使用することができる。以下の例 において、オペレータ・インターフェース200を介して入力されたワードは、 これらを英語ワードから識別すべく、大文字で表示される。制御レベル分析モジュールのコンパイルの一般的全体像 分析ビルド手続き102及び組込み高レベル分析プリミティブ機能120また は先に定義した高レベル分析モジュール130のビルド手続き114は、特定の 分析制御データ、例えば、経路付け分析制御データ136内に新しい制御レベル 分析モジュール130を定義するのに、タンデムに使用することができる。一般 に、各新しい制御レベル分析モジュール130の定義は、新しい制御レベル分析 モジュール130が挿入されるべき特定の分析、例えば、経路付け分析に対応す る分析制御データのネーム、及び特定の高レベル分析プリミティブ機能120ま たは高レベル分析モジュール130に対応する定義用ワードのネーム、例えば、 新しい分析モジュール130が特定の例(オブジェクト)である制御レベル分析 モジュールの1つの型式(クラス)の一般スケルトン(テンプレート)をもたら す「索引セレクタ」を含むこととなる。分析ビルド手続き102は、分析制御デ ータと、定義においてそれぞれ名付けられた高レベル分析プリミティブ機能12 0または高レベル分析モジュール130のビルド手続きとを同定すべく、分析制 御データ辞書132と、分析プリミティブ機能辞書104または分析モジュール 辞書138を使用することとなる。 制御レベル分析モジュール130のコンパイルにおいて、オペレータは、2つ の部分に分割し得る情報を入力する(しかしながら、この分割は、設計上の選択 の問題である)。第1の部分は、(i)全ての制御レベル分析モジュール型式( ファミリー)に対して、定義中の制御レベル分析モジュールの特定の型式に拘ら ず、 オペレータによって入力されると共に、(ii)分析ビルド手続き102によって 処理される情報から成っている(制御レベル分析モジュールの群は、これらが、 同一の高レベル分析プリミティブ機能120または同一の高レベル分析モジュー ル130から定義または構築されれば、同一の「型式」または「ファミリー」で ある。この情報は、分析の外部ネーム、新しい制御レベル分析モジュールの外部 ネーム、或る管理情報、及び新しい制御レベル分析モジュールを具体化するのに 使用される高レベル分析プリミティブ機能120または高レベル分析モジュール 130の外部ネームを含んでいる。管理情報、及び高レベル分析プリミティブ機 能120または高レベル分析モジュール130の外部ネームは、新しい制御レベ ル分析モジュール130の分析管理モジュール・ヘッダ160及びプリミティブ 機能トークン162にそれぞれコンパイルされる。 オペレータ入力の第2の部分は、(i)或る制御レベル分析モジュールに対し て特有の、即ち、新しい制御レベル分析モジュール130を定義するのに使用さ れる高レベル分析プリミティブ機能120または高レベル分析モジュール130 の型式に依存すると共に、(ii)その分析プリミティブ機能120またはその分 析モジュール130の特定のビルド手続きによって処理される情報から成ってい る。この情報(或るパラメータ値)は、新しい制御レベル分析モジュールの制御 フィールド60にコンパイル(含まれる)こととなる。第12図に示した制御レ ベル分析モジュール130の代表的型式に対して、この情報は、パラメータ領域 164にコンパイルされるパラメータID74と、(分析における終点となり、 このため、何も有しないこれらの制御レベル分析モジュール130を除いた、) 新しい制御レベル分析モジュール130の次のモジュール参照領域166にコン パイルされる次の分析モジュールの外部ネームとを含む。高レベル分析プリミティブ機能からの制御レベル分析モジュールのコンパイル 図示のために、第13図に示す型式「索引セレクタ」の制御レベル分析モジュ ール、即ち、索引セレクタ分析プリミティブ120を参照する制御レベル分析モ ジュール130を生成する場合を取り上げる。オペレータは、オペレータ・イン ターフェース200を介して、分析ビルド手続き102(第10図)に命令を出 すことによって、「索引セレクタ」制御レベル分析モジュール152を生成する ことができる。この命令は、以下の項目を含むこととなる。 1.新しい分析モジュールを生成する指令ワード。 2.(第11図の経路付け分析制御データ136に対する)例えば、「経路付 け分析」に、新しい分析モジュールが存することとなる分析制御データの外部ネ ーム。 3.生成すべき分析モジュールの外部ネーム、例えば、「RA275」。 4.新しく生成された分析モジュール152の分析モジュール管理ヘッダ16 0にコンパイルされる管理情報、例えば、「経路付けに対する起点」。 5.新しい分析モジュールをコンパイル(及び実行)するのに使用すべき、分 析プリミティブ機能120の外部ネーム、例えば、「索引セレクタ」。 6.選択された分析プリミティブ機能に特有の情報。この例(索引セレクタ) では、以下の情報が必要である。 a.実行すべき通話制御パラメータに対するパラメータID74、例えば、 「起点」に対するID74(ここでは、経路付け目的のための起点)。このパラ メータID74は、トークン値であるか、または代替的に、カタログ機能を使用 することによって、トークン値に翻訳される記号的外部ネームで与えられたもの であって良い。 b.新しい分析モジュールからの可能アウトレットの総数の指示、即ち、次 の分析モジュールを指定すべき分析されたパラメータの最高(最大)索引値。 c.(範囲外アウトレットを含む)各アウトレットに対しての、このアウト レット用の次の分析モジュールとして指定すべき分析モジュールの外部ネーム。 本発明の好ましい実施例において、オペレータ・インターフェース200は、 オーエスアイ(OSI)モデルに従って構成されると共に、任意の構文を与える ことができるコンピュータ間インターフェースである。以下の構文は、「索引セ レクタ」分析モジュールを生成するオペレータの命令に対する構文を、どのよう にして形成し得るかの一例に過ぎない。 CREATE ROUTINGANALYSIS:RA275 4ORIGI N FOR ROUTING”INDEX SELECTOR(58.4.RA 187,RA198,RA99,RA 0,RA99,RA33) オペレータからのこの命令(テキスト・ストリング)は、以下のステップにおけ る分析プリミティブ機能「索引セレクタ」の分析ビルド手続き102及びビルド 手続き114によって、読み出されて評価(解釈)される。 1.分析ビルド手続き102は、新しい分析モジュールを生成する命令、即ち 、キーワード「生成(veat)」(項目1)を認識すると共に、「生成」機能を実 行する適切な内部部分を呼び出す。分析ビルド手続き102が認識し得る他の命 令は、既存の分析モジュール130(の内容)中のパラメータ値を修正する命令 、及び分析制御データ136中の能動分析モジュール・トークン・テーブル14 6を変更する、例えば、代わりに、分析モジュール・トークン・テーブル148 を指し示すべき能動トークン・テーブル・ポインタ144の値を修正する命令を 含む。 2.分析ビルド手続きの呼び出された部分は、分析の外部ネーム、即ち、「経 路付け分析」(項目2)を抽出し、次いで、「経路付け分析」を分析制御データ 136に対するポインタに翻訳すべく、(前に定義した分析のリストを含む)分 析制御データ辞書132を使用する。 3.分析ビルド手続き102の呼び出される部分は、ここで、新しい分析モジ ュールの外部ネーム、即ち、「RA275」(項目3)を抽出する。新しい分析 モジュールの外部ネームは、分析モジュール辞書138に入力され、未使用のモ ジュール・トークン、例えば、値65は、新しい分析モジュールに割り合てられ る。 4.分析ビルド手続き102の呼び出された部分は、分析プリミティブ機能の 外部ネーム、即ち、「索引セレクタ」(項目5)を抽出し、次いで、「索引セレ クタ」を、この分析プリミティブ機能を指し示すプリミティブ・トークン、例え ば、値93に翻訳すべく、(前に定義された分析プリミティブ機能120のリス トを含む)分析プリミティブ機能辞書104を使用する。 5.分析ビルド手続き102の呼び出された部分は、(ステップ4で見い出さ れた)プリミティブ機能トークンを、分析プリミティブ機能索引セレクタのビル ド手続き114に対するポインタに翻訳すべく、分析プリミティブ機能トークン ・テーブル106を使用し、次いで、このビルド手続き114の実行を開始する 。 この時点で、制御は、分析ビルド手続き102から索引セレクタのビルド手続き 114に移行する。 6.分析プリミティブ機能索引セレクタのビルド手続き114は、索引セレク タ(項目6)に特有の情報を抽出し、第12図の形式で、新しい索引セレクタ分 析モジュールに対するメモリ空間を割り合て、かつ、パラメータ領域164及び モジュール参照領域166を、以下のステップにおける適切な値で充填する。 a.分析プリミティブ機能索引セレクタのビルド手続き114は、分析すべ き通話制御データ・パラメータのパラメータID74、即ち、「起点」(項目6 a)に対するトークン値(58)と、新しい分析モジュールからのアウトレット の数を計算することができる、通話パラメータの最大値、即ち、値4(項目6b )とを抽出する(次のモジュール参照領域166にて確保すべきスペースの数は 、通話パラメータの最大値の2倍以上、即ち、ここでは、6スペースであり、1 つ1つは、値0〜4に対してのものであり、他の1つは、範囲外に対してのもの である)。この時点で、新しい分析モジュールの必要寸法が計算され、適切な寸 法の空の分析モジュールが割り付けられ、かつ、抽出された情報がパラメータ領 域164に書き込まれる。 b.入力テキスト・ストリームで名付けられた(範囲外アウトレットを含む )各アウトレットに対して、分析プリミティブ機能索引セレクタのビルド手続き 114は、分析モジュールの外部ネーム(項目6c)を抽出し、対応するモジュ ール・トークンを見い出すべく、(前に定義された分析モジュール130のリス トを含む)分析モジュール辞書138を使用する。このモジュール・トークンは 、次のモジュール参照領域166の適切なスロットに置かれる。この時点で、分 析プリミティブ機能索引セレクタのビルド手続き114の実行が終了すると共に 制御が元に戻り、かつ、新しい分析モジュールに対するポインタが、分析ビルド 手続き102の最初に呼び出された部分に戻される。 7.分析ビルド手続き102の呼び出された部分は、新しい分析モジュールに 対する戻されたポインタ、及び(ステップ3で見い出される)モジュール・トー クンを、非能動(受動)分析モジュール・トークン・テーブル148に書き込む 。即ち、ポインタは、受動分析モジュール・トークン・テーブル148のスロッ ト 65に書き込まれる。これによって、新しい分析モジュールは、経路付け分析制 御データ136に「結合(tied)」される。 8.分析ビルド手続き102の呼び出された部分は、プリミティブ機能トーク ン、即ち、(ステップ4で見い出される)値93を、新しい分析モジュールのプ リミティブ機能トークン・フィールド162に書き込むと共に、管理情報、即ち 、「経路付けに対する起点」(項目4)を、新しい分析モジュールの管理ヘッダ 160に書き込む。従って、分析管理モジュール・ヘッダ160は、新しい分析 モジュールに関する短い記述(「経路付けに対する起点」)を含むこととなり、 プリミティブ機能トークン162は、新しい分析モジュール(「RA275」) が分析(解釈)されるときに実行される分析プリミティブ機能索引セレクタのド ウ手続き112に対するポインタを索引することとなる。 一旦、定義されると、新しい分析モジュールRA275は、対応するモジュー ル・トークン及びポインタを、非能動分析モジュール・トークン・テーブル14 8(ステップ7)から、能動分析モジュール・トークン・テーブル146に複製 することによって、経路付け分析に使用することができる。RA275が実行さ れるとき、プリミティブ機能トークン162によって指示された分析プリミティ ブ機能120索引セレクタのドウ手続き112が実行される。索引セレクタのド ウ手続き112は、次のモジュール参照領域166中の分析モジュール・トーク ンのテーブルを単に索引すると共に、「起点」通話パラメータの値に対応する分 析モジュール・トークンを選択することとなる。例えば、「起点」の値が0であ れば、RA187が選択され、「起点」の値が1であれば、RA198が選択さ れることとなる云々。従って、経路付け分析は、分析木中の次の分析モジュール 130に対するRA275の次のモジュール参照領域166中の分析モジュール ・トークンのうちの1つの後にくる。 新しい分析モジュール130に対するポインタは、先ず、能動分析モジュール ・トークン・テーブル148に挿入され、次いで、能動分析モジュール・トーク ン・テーブル146に転送されたことに留意されたい。一般に、経路付け分析制 御データ136に対する全ての修正は、受動分析モジュール・トークン・テーブ ル148で行われる。実用上、オペレータは、いつでも、唯1つの制御レベル分 析モジュール130よりもむしろ、幾つかの制御レベル分析モジュール130か ら成る分析上部構造または基礎構造を生成または修正することを欲する。このた めに、能動分析モジュール・トークン・テーブル146の内容は、先ず、受動分 析モジュール・トークン・テーブル148中に複製される。このステップによっ て、分析上部構造または基礎構造が受動分析モジュール・トークン・テーブル1 48中で修正されている間、能動分析モジュール・トークン・テーブル146は 、電話トラフィックの経路付け分析に使用され続けることができると共に、これ らのトークン・テーブルが、内的に相互に矛盾がないことを保証することができ る。 分析制御データに対する修正は、例えば、ポインタが分析モジュール・トーク ン・テーブル148に挿入される新しい分析モジュール130の一連の定義、ま たは、新しい分析上部構造または基礎構造を有効に生成する既存の分析モジュー ル130中のパラメータ値に対する一連の修正から成ることができる。一旦、修 正されると、分析上部構造または基礎構造は、例えば、永久ループ、ルース・エ ンド(looseends)等のエラーに対してチエックすることができ、次いで、分析 モジュール・トークン・テーブル146の代わりに、分析モジュール・トークン ・テーブル148を指し示す能動トークン・テーブル・ポインタの値を変更する ことによって、トラフィックにゆだねることができる。以前能動的な分析モジュ ール・トークン・テーブル146は、新しい能動分析モジュール・トークン・テ ーブル148の効能を判定できるまで、所定の期間、例えば、24時間、保管さ れることとなる。万一、トラフィック妨害が現われれば、分析モジュール130 の実証されたセットを指し示す分析モジュール・トークン・テーブル146は、 トラフィックに再びゆだねる(復活させる)ことができる。 付録Aにおいて、新しい制御レベル分析モジュールを具体化するのに使用し得 る高レベル分析プリミティブ機能120のセットが説明されている。このセット は、本発明の好ましい実施例、即ち、電気通信システム、例えば、中央局での通 話処理の制御に他する汎用分析システムの応用内で使用し得る高レベル機能の型 式を更に例示しようとするものである。当業者によって認められるように、多く の他の高レベル分析プリミティブ機能を実施することができる。低レベル分析モジュールのコンパイル 汎用分析システムに対する入力の以下のくだりは、新しい低レベル分析モジュ ール: PROC 2*DUPLICATE ADD ENDPROC を定義すべく、付録Cに記載されている低レベル分析プリミティブ機能120の 幾つかの使用を例証する。最初の項目(PROC)及び最後の項目(ENDPR OC)は、第四(Fourth)における「:」及び「:」の使用と幾分類似した方法 で、新しい低レベル分析モジュール130を構築するのに使用される低レベル分 析プリミティブ機能120である。PROCによって定義された各新しい低レベ ル分析モジュール130は、コンパイルされた定義、即ち、PROC及びEND PROC間のコンパイルされたワード(2*、DUPLICATE及びADD) を含むこととなる。第2項(2*)は、新しい低レベル分析モジュール用の外部 ネームである。第3及び第4項(DUPLICATE及びADD)は、新しい低 レベル分析モジュール130の機能を実施する低レベル分析プリミティブ機能1 20である。この例では、機能は、実行時間スタックの頂部にある項目の値を、 この値の倍の値で置換することである(「スタック」なる用語は、除去された値 が、スタックに付加された最後のものとなるように、項目を付加または除去し得 る項目の順次リストを指す。即ち、技術上、周知のように、これは、後入れ先出 し方式(last-in-first-out)の、即ちLIFO方式のスタックと称する)。低 レベル分析プリミティブ機能DUPLICATE及びADDの実行からのスタッ クに関する効果は、付録Cにより詳細に述べられている。 2*と名付けられた、新たに発生された低レベル分析モジュール130aを、 第14図に示す。プリミティブ機能トークン162は、分析プリミティブ機能ト ークン・テーブル106中の低レベル分析プリミティブ機能PROC 120a に対するエントリを参照する。PROC分析プリミティブ機能120aのビルド 部分によってコンパイルされた制御フィールド60は、分析プリミティブ機能ト ークン・テーブル106中の低レベル分析プリミティブ機能DUPLICATE 120c、ADD 120d及びENDPROC 120bに対するエントリ を参照する機能トークンのシーケンスから成っている。新しい低レベル分析モジ ュール130aは、分析モジュール・トークン値が割り当てられると共に、分析 制御データに挿入されることとなり、この結果、他の分析モジュールをコンパイ ルするときに、外部ネーム(2*)を用いて参照することができると共に、分析 を実行するときに、割り当てられた分析モジュール・トークンを用いて参照する ことができる。換言すれば、任意の続いてコンパイルされたワードは、それが任 意の他のワードであるかのように、ワード2*を呼び出すことができる(ワード は、入力定義のそのネームを単に使用することによって、呼び出される)。呼び 出されると、2*はその機能を実行し、次いで元の状態に戻る(これは、サブル ーチンの呼出しの実行と類似する)。高レベル分析モジュールのコンパイル 汎用分析システムに対する入力の以下の項目は、分析木内の制御レベル分析モ ジュールをコンパイルして実行するのに使用し得る新しい高レベル分析モジュー ル130を定義すべく、付録Cで述べる低レベル分析プリミティブ機能120の うちの幾つかのもの及び前に定義した低レベル分析モジュール2*の使用を説明 するものである。 定義用分析モジュール4SELECTORを用いてコンパイルした分析モジュ ールの機能は、通話制御データ116中の通話パラメータの、0〜3の範囲の値 に応じて、アウトレットを選択することである(4個のアウトレットを有する高 レベル分析モジュール4SELECTORは、これまで第8図と関連して論じた 、10個のアウトレットを有する高レベル分析プリミティブ機能SELECTO Rと全く同様に機能する)。2*の定義におけるように、4SELECTORの 定義が、低レベル分析プリミティブ機能PROC及びENDPROC内に閉じ込 められる。しかしながら、4SELECTORの定義は、低レベル分析プリミテ ィブ機能<BUILD及びDOES>内に閉じ込められるビルド手続きと、低レ ベル分析プリミティブ機能DOES>及びENDPROC内に閉じ込められるド ウ手続きとに分割される。 4SELECTORのビルド手続きは、どのようにして4SELECTOR型 式の分析モジュール130がコンパイルされたかを特定する、即ち、生成された 分析モジュール130の制御フィールド60の内容を書き込む動作を特定する低 レベル分析プリミティブ機能120または前に定義された低レベル分析モジュー ル130のシーケンスから成る(4SELECTORの場合、制御フィールド6 0は、第12図に示すように、パラメータ領域104及び次のモジュール参照領 域166から構成されることとなる)。ビルド・シーケンス内で使用される低レ ベル分析プリミティブ機能は、付録Cにおいて更に詳細に述べられている。 4SELECTORのドウ手続きは、どのようにして、4SELECTOR型 式の分析モジュール130が実行されるかを特定する、即ち、分析木中の次の分 析モジュール130を選択すべく、パラメータ領域164及び次のモジュール参 照領域166の内容を使用する動作を特定する低レベル分析プリミティブ機能1 20または前に定義された低レベル分析モジュール130のシーケンスから成っ ている。ドウ・シーケンス内で使用される低レベル分析プリミティブ機能120 (FETCH−PARAMETER.0、1、ADD及びPERFORM)は、付録C で述べられ、一方、2*は、前述した低レベル分析モジュールである。 4SELECTORと名付けられた新たに生成した高レベル分析モジュール1 30bは、第15図に図示されている。プリミティブ機能トークン162は、分 析プリミティブ機能トークン・テーブル106中の低レベル分析プリミティブ機 能PROC 120aに対するエントリを参照する。PROC 120aのビル ド部分によってコンパイルされた制御フィールド60は、先ず、<BUILDの ビルド部分によって循環的にコンパイルされると共に、ドウ手続きに対するポイ ンタと、分析プリミティブ機能<BUILD 120eを参照する機能トークン との双方を含む部分から成っている。PROC分析プリミティブ機能のビルド部 分によってコンパイルされたパラメータ領域164の残りの部分は、分析プリミ ティブ機能0(定数「0」)120f、INSERT CALLPARM 12 0g、INSERT MODULE 120h、DOES>120i、FETC H PARAMETER 120j、1(定数「1」)120k、ADD 12 01(第14図の120d)、PERFORM 120m及びENDPROC1 20b、及び2*に対する低レベル分析モジュール130aを参照する機能トー クンのシーケンスを含んでいる。新しい高レベル分析モジュール130bは、分 析モジュール・トークン値が指定されると共に、分析制御データに挿入されるこ ととなり、この結果、他の分析モジュールをコンパイルするときは外部ネーム「 4SELECTOR」を用いて、また、分析、例えは、経路付け分析を実行する ときは指定された分析モジュール・トークンを用いて、参照することができる。 一旦、定義されると、新しい制御レベル分析モジュール130を裏付けるのに 、高レベル分析モジュール4SELECTORを使用することができる。コンパ イル時間にて、即ち、4SELECTORのビルド手続きを実行するとき、IN SERT CALLPARMは、コンパイル中の新しい分析モジュール130に 対して、通話パラメータを指すポインタを挿入する。即ち、分析すべき通話パラ メ ータの外部ネームを、通話記録116中のこの通話パラメータの位置を参照する パラメータID74にコンパイルし、(順々に4回参照される)INSERT MODULEは、コンパイル中の分析モジュール130に対して、コンパイル中 の分析モジュール130を分析木中の次の分析モジュール130にリンクさせる (0〜3の範囲の4つの通話パラメータ値に対応する)4つのモジュール標識8 0のシーケンスを挿入する。実行時間にて、即ち、4SELECTORのドウ手 続きが実行されるとき、FETCH PARAMETERは、通話制御データ5 4から、パラメータID74によって指示されたパラメータ46、例えば、ダイ ヤルされたデイジットを取り出し、シーケンス(1 ADD 2*PERFOR M)は、解釈中の4SELECTOR型式の分析モジュール130におけるパラ メータ46の値(0〜3)と関連するモジュール標識80によって指示される次 の分析モジュール130を実行のために選択することとなる。高レベル分析モジュールからの制御レベル分析モジュールのコンパイル 汎用分析システムに対する入力の以下の項目は、例えば、経路付け分析制御デ ータ136に存する分析木における新しい制御レベル分析モジュール130を定 義(コンパイル)すべく、高レベル分析モジュール4SELECTORの使用を 説明するものである。 入力のこれらの方針によって発生された分析モジュールの構造を、第16図に 図示する。4SELECTOR型式の新しい分析モジュール130Cは、4SE LECTORと名付けられた定義用分析モジュール130bを、分析モジュール ・トークン・テーブル146を介して参照するプリミティブ機能トークン162 の値を含む。分析モジュール130cのパラメータ領域164は、通話制御デー タ116中の通話パラメータLINECLASSを参照するパラメータID74 を含む。分析モジュール130cの次のモジュール参照領域166は、通話パラ メータ値0、1、2及び3に対してそれぞれ選択すべき次の分析モジュール13 0d、130e、130f及び130gを、分析モジュール・トークン・テーブ ル146を介して参照する4つの分析モジュール・トークンのテーブルを含む。拡張可能性 従って、新しい制御レベル分析モジュール130を、組込み高レベル分析プリ ミティブ機能120から定義することができると共に、特定の分析に対する分析 制御データ、例えば、経路付け分析制御データ136に加えることができる丁度 そのとき、新しい型式の制御レベル分析モジュールを、ユーザ定義高レベル分析 モジュール130から構築することができる。例えば、索引セレクタ型式の分析 モジュールの生成方法に関する前の説明において、高レベル分析プリミティブ機 能120よりもむしろ高レベル分析モジュール130のビルド手続きを使用する ことができた。高レベル分析プリミティブ機能120と同様に機能する高レベル 分析モジュール130は、組込み低レベル分析プリミティブ120及び前に定義 した低レベル分析モジュール130から構築することができ、該モジュール13 0は、順次、低レベル分析プリミティブ120から循環的に定義された。汎用分 析システムのこの拡張可能性は、ユーザに対して、特殊型式の組込み機能を介し てその特定の要求を満たす汎用分析プログラムの新しいリリースを受け取る代わ りに、分析制御データ42に応用特定またはユーザ特定の分析を組み入れる自由 を与えるものである。 実用上の目的のため、かつ実時間依存応用における最適性能のため、全てでな いとすれば、大部分の頻繁に使用する分析プリミティブ機能を、汎用分析システ ムの組込み高レベル分析プリミティブ機能120としてもたらすことができる。 続いて、めったに使用しないまたは顧客特定の分析プリミティブ機能は、第14 図ないし第16図に図示した方法で、組込み低レベル分析プリミティブ機能12 0から発生されるユーザ定義分析モジュールによってもたらすことができる。 録C において、低レベル分析プリミティブ機能120のセットが説明される。こ のセットは、所望の拡張可能性をもたらすのに使用することができる異なる型式 の低レベル分析プリミティブ機能120の多数の例を含んでいる。しかしながら 、当業者によって認められるように、多くの他の低レベル分析プリミティブ機能 120を使用することができる。 ビルディング応用特定またはユーザ特定の分析の他に、低レベル分析プリミテ ィブ120は、特定のバージョンが解放された後、新しい機能性を、汎用分析シ ステムに導入するのに使用することができる。この新しい機能性は、例えば、( i)特定の顧客、例えば、ベル・オペレーティング・カンパニー(Bell Operatin g Company)の特定の要求、例えば、統計的サンプリングに対して、汎用分析シ ステムを適合させる、若しくは(ii)新しい分析モジュール・ファミリー、例え ば、固定式加入者場所に対する自動車加入者場所の比較を使用するのに、特定の 型式の分析を適合させる、または(iii)既存の機能性に対する一般的拡張をも たらすことができる。この後、新しい機能性は、汎用分析システムの続く解放に おけるより高い性能(拡張速度)に対する組込み分析プリミティブ120を介し てもたらすことができる。即ち、低レベル・プリミティブを間接的に参照するス レッデッド・コードを介するよりも、直接コンパイルされたコードを介して、高 レベル・プリミティブ機能をもたらすことができる。分析プリミティブ及び分析モジュール間のコンパイル時間及び実行時間の差 原則として、汎用分析システムは、組込み分析プリミティブ120と同様にユ ーザ定義分析モジュール130を取り扱う。しかしながら、それらのコンパイル 時間及び実行時間行為には、或る一定の差異がある。特に、分析プリミティブ1 20の外部ネームは、分析プリミティブ機能辞書104に見い出され、一方、分 析モジュール130の外部ネームは、特定の分析の分析モジュール辞書、例えば 、経路付け分折制御データ136中の分析モジュール辞書138に見い出される こととなる。逆に、任意の分析プリミティブ120または分析モジュール130 中のプリミティブ機能トークン162(及び任意の他の機能トークン)は、分析 プリミティブ機能トークン・テーブル106または分析モジュール・トークン・ テーブル146の何れかを索引することができる(例えば、高レベル分析モジュ ール130bの機能トークンが、低レベル分析モジュール130a、及び幾つか の低レベル分析プリミティブ120a、120b、120e、120、120g 、120h、120i、120j、120k、120l及び120mの双方を指 し示す第15図を見られたい)。 オペレータが、特定の分析内に新しい分析モジュール130、例えば、経路付 け分析制御データ136を構築すべく、オペレータ・インターフェース200を 介して命令を入力するコンパイル状態の際、新しい分析モジュールの入力定義は 、組込み分析プリミティブ120または前に定義した分析モジュール130の何 れかの外部ネームを含むことができる。例えば、新しい高レベル分析モジュール 130の定義は、低レベル分析プリミティブ120及び低レベル分析モジュール 130のネームを含むことができる。同様に、新しい制御レベル分析モジュール 130の定義は、高レベル分析プリミティブ120または高レベル分析モジュー ル130の何れかである定義用ワードを使用し得ると共に、幾つかの前に定義し た制御レベル分析モジュール130のネームを含み得る。従って、分析プリミテ ィブ機能辞書104及び分析モジュール辞書138の双方は、入力テキスト・ス トリングに名付けられた各分析プリミティブ120または分析モジュール130 を見い出すために、サーチする必要があり得る。 実行状態の際、新しい分析モジュール130が構築され、経路付け分析制御デ ータ136に加えられた後、通話制御プログラム56が、経路付け分析制御デー タ136を実行すべく、要求を選出するとき、新しい分析モジュール130中の 機能トークン162(及び任意の他の機能トークン)は、組込み分析プリミティ ブ120またはユーザ定義分析モジュール130の何れかを指し示すことができ る。従って、分析プリミティブ機能トークン・テーブル106及び分析モジュー ル・トークン・テーブル146は、新しい分析モジュール130中のプリミティ ブ機能トークン162(及び任意の他のトークン)を、新しい分析モジュール1 30を生成すべくオペレータによって早くから使用された分析プリミティブ12 0または分析モジュール130に対するポインタに翻訳するために、サーチする 必要があり得る。 幾つかのサーチ戦略は、コンパイルまたは実行の際に、分析プリミティブ12 0及び分析モジュール130を位置指定すべく、展開することができる。例えば 、経路付け分析用の新しい制御レベル分析モジュール130のコンパイルにおい て、高レベル・プリミティブ機能(定義用ワード)に対するサーチは、先ず、組 込み分析プリミティブ機能120が続く、ユーザ定義分析モジュール130から 始まることができる。即ち、戦略は、オペレータによって入力されたプリミティ ブ機能のネームに対する経路付け分析制御データ136中の分析モジュール辞書 138をサーチすると共に、このサーチがネームの位置指定をし損ったならば、 分析プリミティブ機能辞書104におけるサーチを開始することであって良い( ユーザは、例えば、分析プリミティブ120の特別バージョンである分析モジュ ール130を生成すると共に、ユーザ定義分析モジュール130に対する組込み 分析プリミティブ120のネームを使用することを選択し得るため、このサーチ 命令は推奨される)。ハッシュ・テーブルを含む全ての標準サーチ高速度化技術 は、これらの辞書サーチを実行するときに使用することができる。 しかしながら、(コンパイルよりも更に時間依存的である)実行の際の有効な サーチに対して、かつ、分析プリミティブ機能トークン・テーブル106及び分 析モジュール・トークン・テーブル146双方でのサーチを回避するため、汎用 分析システムには、(組込み分析プリミティブ120及びユーザ定義分析モジュ ール130をそれぞれ参照する)プリミティブ機能トークン及び分析モジュール ・トークンを識別する能力を付与することができる。プリミティブ機能トークン 及び分析モジュールトークンの間を区別するための多くの技術を、本発明の好ま しい実施例内に適用することができるが、1つの比較的簡単な技術は、プリミテ ィブ機能トークン及び分析モジュール・トークンに対して、それぞれ2つの異な る番号範囲、例えば、正及び負の番号を使用することであって良い。正及び負の 番号を使用すれば、例えば、プリミティブ機能トークン中の最上位のビットには 、値0を割り当てることができると共に、分析モジュール・トークン中の最上位 のビットには、値1を割り合てることができる(その逆もまた同様)。この様に して、汎用分析システムは、実行の際に、2つのトークン・テーブル106及び 146のうちの何れをサーチすべきであるかを容易に決定することができる。 本発明の好ましい実施例において、個別辞書及び個別テーブルは、一方では、 分析プリミティブ120(第10図)に対して設けられ、他方では、各分析制御 データ構造の分析モジュール130(第11図)に対して設けられる。代替実施 例において、全ての異なる分析の分析プリミティブ120及び分析モジュール1 30双方の外部ネーム及びトークンは、それぞれ同一の辞書及び同一のトークン ・テーブルに記憶することができる。しかしながら、分析プリミティブ120か ら分析モジュール130を分離し、続いて、別の分析に対する分析モジュール1 30から一方の分析に対する分析モジュール130を分離する1つの可能な利点 は、汎用分析システムのユーザが、全ての分析に対して1つの大きなセットを有 する代わりに、各異なる分析に対して異なる分析モジュールを構築することがで きること、即ち、ユーザは、各分析に対する分析モジュールのセットを、モジュ ラー式に拡張するということである。好ましい実施例におけるユーザ定義分析モ ジュールから組込み分析プリミティブ120を分離する別の可能な利点は、分析 プリミティブ120は、安全性のために書込み保護(読出しアクセスのみ)が与 えられたメモリの1つの位置に記憶することができ、一方、分析モジュール13 0は、ユーザが読出し及び書込みアクセスが行えるメモリの別の位置に記憶する ことかできるということである。オペレータ・インターフェース 当業者によって認められるように、幾つかのインターフェース技術を、オペレ ータ・インターフェース200と関連して実施することができる。本発明の好ま しい実施例において、電気通信管理ネットワーク(TMN:Telecommunication Management Network)フレームワークが利用され、従って、オペレータ・インタ ーフェース200は、開放型システム間相互接続(OSI:Open System Interc onnection)モデルに従った層化インターフェースである。例えば、エーエ ヌエスアイ(ANSI)T1−210−1989電気通信−オペレーション、管 理及び準備(OAM&P)−オペレーション・システム及びネットワーク要素間 のインターフェースのための機能、アーキテクチャー及びプロトコルの原理に対 する米国標準規格(American National Standard for Telecommunications−Ope rations,Administrations,Maintenance and Provisioning(OAM&P)−Pr inciples of Functions,Architectures and Protocols for Interfaces Betwee n Operation Systems and Network Elementsを参照されたい。 オーエスアイ(OSI)モデルの最上層において、共通管理情報サービス要素 (CMISE:Common Management Information Service Elements)プロトコル が使用される。シーエムアイエスイー(CMISE)は、被管理対象物に対して 適用することができる、例えば、設定、入手、削除、修正等の総称的命令のセッ トをもたらす。本発明の汎用分析システムにおいて、被管理対象物は、分析制御 データ、例えば、経路付け分析制御データ136の分析モジュール130を備え ている。被管理対象物に対する値を特定するためにCMISEを介して運ばれた 情報は、文脈依存である。即ち、それは、被管理対象物の型式に依存する。なお 、この文脈依存情報は、人間機械インターフェース等の他の手段、例えば、シー シーアイティーティー(CCITT)によって定義された人間機械言語(MML :Man Machine Language)、または汎用分析システムのために設計された特殊構 文を使用する、汎用分析システムに直接接続された端末を介して、等しく十分に 運ぶことができよう。 オペレータ・インターフェース200の異なる可能実施は、分析モジュール1 30を同定すべく異なる技術を使用することができるが、それらの内部構造を表 わすべく共通の技術を使用することができる。ひもつきインタープリタ言語(T IL:threaded interpetative language)の通常の機能を使用し、分析モジュ ール130の構造及び値は、TILソース・フォーマット、即ち、分析モジュー ルの定義を含むテキスト・ストリング(ワード及び番号)で表わすことができる 。実用上、汎用分析システムは、1つ以上のインターフェースを同時に支持する 必要があり得、続いて、オペレータ・インターフェース200は、幾つかの外部 インターフェースに共通の内部システム・インターフェースを構成すると考える こ とができる。この状況は、一般に、第17図に図示されている。 第17図に示すオペレータ・インターフェース200は、例えば、新しい分析 モジュールを定義し、未使用の分析モジュールを削除または置換し、任意の分析 制御データ内の能動及び受動分析モジュール・トークンの使用を制御する等に使 用される総称オペレーションのセットをもたらすサブルーチンのセットとして、 形成することができる。例えば、分析制御データに新しい分析モジュールを挿入 するサブルーチンに対する要求された入力は、(i)分析制御データの同定、即 ち、分析の外部ネーム、(ii)分析モジュールの同定、即ち、分析モジュールの 外部ネーム、及び(iii)先に説明した方法でTILソース・フォーマットに配 置された分析モジュールの内容の定義を含むことができる(コンパイル例)。 第17図において、構内インターフェース・アダプタ240は、内部システム ・インターフェース200を、オペレータが、種々の分析用の分析制御データ、 例えば、経路付け分析制御データ136を加えたり、修正したりできるテキスト 端末245に対する外部システム・インターフェース243に適合させる。外部 インターフェース243は、本発明のコンパイル状態に対して先に与えられた諸 例と矛盾がないテキストベース・インターフェースとして形成することができる 。 構内インターフェース・アダプタ240は、端末245のオペレータからのテキ スト・ストリームを、内部システム・インターフェース200のサブルーチン呼 出しのシーケンスに翻訳する。CMISEベース・インターフェース・アダプタ 241はまた、インターフェース248を介して、外部オペレーション支持シス テム242と通信するために使用される。オペレーション支持システム242は 、電気通信網における幾つかの電気通信システム、例えば、スイッチを管理する ために使用される支持システムである。オペレーション支持システムは、例えば 、図形エディタとすることができるインターフェース246を介して、端末24 7に接続している。 オペレーション支持システム及び電気通信システムの間には、今日の使用にお いて、幾つかの異なる型式のインターフェースがある。本説明のために、オペレ ーション支持システム242と、本発明の汎用分析システムを使用する電気通信 システムとの間のインターフエース248は、エーエヌエスアイ(ANSI) T1−210−1989に与えられているフレームワークに基づいていると仮定 する。このインターフェースは、オペレーション支持システム242と、汎用分 析システムを使用する電気通信システムとの間の直接データ・リンクに基づいて 使用することができるか、または、シーシーアイティー(CCITT)勧告X. 25(CCITT recommendation X.25)を使用して、データ通信網を介 して接続することができる。インターフェース248は、オーエスアイ (OSI)モデルの全ての7層に関するプロトコルを備えている。最上層におい て、シーエムアイエスイー(CMISE)応用サービス・エンティティ(アイエ スオー(ISO)9595−2、9596−2)が使用される。 シーエムアイエスイー(CMISE)ベース・インターフェース・アダプタ2 41は、汎用分析システムを使用する電気通信システム用のオペレーティング支 持システム242に、インターフェース200を接続すると共に、受信したCM ISE動作を、内部システム・インターフェース200におけるサブルーチン呼 出しのシーケンスに翻訳する。CMISE動作は、例えば、設定、入手、生成、 削除等の総称的命令を含む。これらのオペレーションは、動作が向けられる対象 物を同定するパラメータまたは属性を含んでいる。例えば、新しい分析モジュー ルを分析制御データに挿入する動作は、(分析の外部ネームに対応する)分析を 同定するパラメータ、(分析モジュールの外部ネームに対応する)分析モジュー ルの識別、及び特定の分析モジュールの内容の定義を含むこととなる。仮定した フレームワークにおいて、CMISEオペレーションは、国際電信電話諮問委員 会勧告X.209(CCITT rec.X.209)に定義されているエーエスエ ヌ(ASN).1 ベーシック符号化規則(Basic Encoding Rules)を用いて符 号化される。しかしながら、分析モジュールの内容はなお、符号化されたCMI SEオペレーション内のパラメータに組み込まれたTILソース・フォーマット を使用して、定義することができる。 (i)高レベル分析プリミティブから、分析内に新しい制御レベル分析モジュ ールを生成し、(ii)後に、他の分析モジュールの定義に含まれ得る新しい低レ ベル分析モジュールを生成し、(iii)分析内に新しい制御レベル分析モジュー ルを生成するのに後に使用し得る新しい高レベル分析モジュールを生成し、かつ (iv)高レベル分析モジュールから、新しい制御レベル分析モジュールの実例を 示す、汎用分析システムに対する入力の使用の先に説明した諸例は、汎用分析シ ステムによって要求される異なる入力パラメータの符号化は、幾分異なることと なるが、汎用分析システムに対する入力がCMISEベース・インターフェース ・アダプタ241を使用している場合に対しても、全て有効である。 従って、TIL機能において、総称的オペレーション・インターフェース、例 えば、CMISEでさえも、本発明によって、拡張可能となる。新しい機能を加 えることができると共に、実際にインターフェースを変更することなく、総称的 インターフェースを更に複雑にすることができる。拡張可能なインターフェース は、或る分析に対して独自に要求される新しい分析プリミティブ機能を、組込み 分析プリミティブ機能に付加するのに使用することができる。ユーザ定義分析プ リミティブ機能は、汎用分析システムの実時間処理容量にインパクトを与え得る が、極めて有益であると判明したこれらのものは、常に、既存の分析における定 義のどれでも修正することなく、より高い性能に対して、汎用分析システムの次 の解放にてハード・コード化することができる。汎用分析システムのハイライト 以上の論議を鑑みて明瞭に理解することができる、本発明の特徴の幾つかを要 約するため、分析制御データ、即ち、分析制御データ42の一般化された構造は 、プログラムと全く同様に、データベースに記憶することができると共に、一般 化されたインタープリタ、即ち、汎用分析プログラム40を用いて解釈すること ができる。各特定の分析、例えは、経路付け分析は、多数の分析機能、即ち、分 析制御データ42にデータとして記憶される、(制御レベル)分析モジュール1 30によって表わすことができる。少なくとも幾つかの分析モジュール130は 、有益な分析を生成すべく、或るパラメータに作用し、これら及び他の分析モジ ュール130は、より複雑な分析を生成すべく、結合及び再結合することができ る。(制御レベル)分析モジュール130のおのおのに対する標準化された構造 は、特定のインタープリタ・サブプログラム、即ち、あらゆる分析と十分に同様 の方法で、特定型式の(制御レベル)分析モジュール130を解釈する分析プリ ミティブ機能120に対するポインタと、分析において追従する別の(制御レベ ル) 分析モジュール130に対するポインタとを含む。従って、分析は、(制御レベ ル)分析モジュール130間でポインタを変更することによって、容易に修正す ることができる。 分析が、該分析に付加すべき新しい機能、または分析すべき新しいパラメータ を必要とすれば、新しい機能性をもたらすと共に、新しいパラメータに作用すべ く、1つ以上の新しい分析モジュール130を、分析制御データ42内に構築す ることができる。従って、本発明の汎用分析システムは、新しいパラメータ及び 新しい型式の分析双方の観点から、拡張可能であると共に、発展性がある。また 、分析制御データ42の一般化された構造のために、オペレータ・インターフェ ースはまた、異なるオペレータ支持システムと容易にインターフェースするプロ グラムとして、一般化して構成することができる。高レベル・オペレータ・イン ターフェースは、分析制御データ42内に新しい分析モジュールを発生するとき 、オペレータを助ける高性能ツールをもたらすことができる。 このようにして、本発明の汎用分析システムのオペレータは、従来技術の分析 システムで要求された特定のフォーマットで、各分析に対するデータを用意する 大量のコストを回避するばかりか、従来技術の分析システムに応じて必要とされ た、汎用分析プログラム40に対する如何なる修正も行うことなく、特定の工業 的環境、例えば、電話交換の不測の要求を満たすべく、分析を適合させることも できる。これは、本発明の新規な概念を用いて可能になる。何故ならば、それは 、データを使用するプログラムの代わりに、プログラム(汎用分析プログラム4 0)を使用するデータ(分析制御データ42)だからである。即ち、各(制御レ ベル)分析モジュール130自体が、どのデータを解釈すべきかを指摘するサブ プログラムの代わりに、分析モジュール130に含まれるデータを解釈する際に 、どのサブプログラム(分析プリミティブ機能120)を使用すべきかを指摘す るからである。本発明によれば、汎用分析プログラム40の特定のバージョンに おいて予期されることもなく、かつ説明となるでもなかった新しい機能及び新し いパラメータは、分析制御データ42にて(分析プリミティブ機能120と同様 に作用する分析モジュール130を含む)新しい分析モジュール130を定義す ることによって、容易に構成することができる。 以上の詳細な説明は、本発明の或る特定の実施例のみを示している。しかしな がら、当業者は、本発明の精神及び範囲から実質的に逸脱することなく、多くの 修正及び変更を行い得ることを認識しよう。従って、ここで述べた本発明の形式 は、例示的なものに過ぎず、このため、以下の請求の範囲に定義される本発明の 範囲について限定しようとするものではないことを、明瞭に了知すべきである。付録A 高レベル分析プリミティブ機能 この付録における高レベル分析プリミティブ機能は、電気通信システム、例え は、中央局での通話処理に使用される本発明の好ましい実施例における組込み機 能の例である。この例は、分析プリミティブ機能の完全なセットを示そうとする ものではない。 以下に述べる高レベル分析プリミティブ機能は、この発明の主要な説明で述べ た方法で、制御レベル分析モジュールを裏付けるのに使用される。各プリミティ ブ機能に対して、特定のコンパイル時間入力が説明される。任意の分析モジュー ル(即ち、新しい制御レベル分析モジュールのネーム、及び定義用高レベル分析 プリミティブ機能のネーム)を生成するときに共通の入力は示されない。 以下の略語が説明に使用される。 AFP:(高レベル)分析プリミティブ機能。 CP: 通話パラメータ、即ち、通話制御データ116のパラメータ46。 CPI:通話パラメータ識別子、即ち、CPに対する外部表記法。 AM: (制御レベル)分析モジュール。 AMI:(制御レベル)分析モジュール識別子、即ち、分析モジュールに対する 外部ネーム。 BCD:2進化10進法。10進数に対してかつ番号ストリング値において使用 されるコーディング。 型式互換性に対する以下の一般規則は、この付録における全ての高レベル分析 プリミティブ機能に関連するところに適用される。 ・ 整数通話パラメータは、可付番である任意の通話パラメータ、即ち、整数と 矛盾しない任意長で他の型式の整数であり得よう。 ・ 整数通話パラメータが期待されている場所でストリング型式の通話パラメー タが使用されれば、ストリング型式の通話パラメータの長さが使用される。 ・ 整数通話パラメータが期待されている場所でアレイ型式の通話パラメータが 使用されれば、アレイ中の最初の要素の値が使用されよう。 索引セレクタ(INDEXSELECTOR) 索引セレクタのAPFは、整数CPを読み出し、値0ないしNに対応する(N +1)個の次のモジュール・アウトレットのテーブルを索引すべく値を使用し、 指示されたAMへのジャンプを行う。CPの値がNよりも高ければ、範囲外アウ トレットによって指示されたAMへのジャンプが実行される。 索引セレクタのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 整数CPに対するCPI 2 N、分析された最大値 3---(N+3) テーブルのアウトレット0〜Nに対するAMI N+4 範囲外アウトレットに対するAMI ケースセレクタ(CASESELECTOR) ケースセレクタのAPFは、通話制御データ116から整数CPを読み出し、 N(値、次のモジュール・アウトレット)のテーブル中の値を見い出そうと試み る。値が対の中に見い出されれば、指示されたAMへのジャンプを実行し、さも なくば、NOT−FOUNDアウトレットによって指示されたAMへのジャンプ が実行される。 ケースセレクタのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 整数CPに対するCPI 2 N、値−アウトレット対の数 3 最初のアウトレットに対する値 4 最初のアウトレットに対するAMI(3及び4を繰り返す) 2N+1 最後のアウトレットに対する値 2N+2 最後のアウトレットに対するAMI対 2N+3 NOT FOUNDアウトレットに対するAMI 比較(COMPARE) 比較のAPFは、通話制御データから、2つのCP、CP−a及びCP−bを 読み出し、それらの値を比較する。CP−aの値がCP−bの値より高ければ、 HIGHERアウトレットによって指示されたAMへのジャンプが実行される。 CP−aの値がCP−bの値と等しければ、EQUALアウトレットによって指 示されたAMへのジャンプが実行される。CP−aの値がCP−bの値よりも低 ければ、LOWERアウトレットによって指示されたAMへのジャンプが実行さ れる。 比較のAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 CP−aに対するCPI 2 CP−bに対するCPI 3 HIGHERアウトレットに対するAMI 4 EQUALアウトレットに対するAMI 5 LOWERアウトレットに対するAMI 範囲セレクタ(RANGESELECTOR) 範囲セレクタのAPFは、通話制御データ116から整数CPを読み出し、N (値、次のモジュール・アウトレット)個の対のテーブル中の値と整合すべく値 を使用し、この結果、CPの値よりも低い最高値を有する対が選択される。続い て、指示されたAMに対するジャンプを実行する。CPの値がテーブルの最低値 よりも低ければ、LOWERアウトレットによって指示されたAMへのジャンプ が実行される。 範囲セレクタのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 整数CPに対するCPI 2 N、値−アウトレット対の数 3 最初のアウトレットに対する値 4 最初のアウトレットに対するAMI(3及び4の繰り返し) 2N+1 最後のアウトレットに対する値 2N+2 最後のアウトレットに対するAMI対 2N+3 LOWERアウトレットに対するAMI 時間セレクタ(TIMESELECTOR) 時間セレクタは、1日の現在の時間を、テーブル中の時間値と比較するのに使 用される範囲セレクタの特殊化バージョンである。しかしながら、コンパイル時 間パラメータは、最初のCPIパラメータが紛失した状態で、範囲セレクタに関 するものである。 デイタイプセレクタ(DAYTYPESELECTOR) デイタイプセレクタは、(システム・カレンダから読み出された)現在の日の ディータイプを、テーブル中のディータイプ値と比較するのに使用されるケース セレクタの特殊化バージョンである。しかしながら、コンパイル時間パラメータ は、最初のCPIパラメータが紛失した状態で、ケースセレクタに関するもので ある。異なる日のディータイプ値は、システム・カレンダに記憶されると共に、 平日、休日等を指示する。 ディジットセレクタ(DIGITSELECTOR) ディジットセレクタのAPFは、位置索引CP−bの値によって指示されたス トリング内の位置にあるBCDストリングCP−aのBCDディジットを読み出 し、値0ないし9に対応する10個の次のモジュール・アウトレットのテーブル を索引すべくディジットの値を使用し、指示されたAMへのジャンプを実行する 。位置索引CP−bの値は、ディジットがストリングから読み出された後、増分 される。BCDディジットの値が無効(即ち、>9)または位置索引がBとDス トリングの外側の位置を指示すれば、範囲外アウトレットによって指示されたA Mへのジャンプが実行される。 索引セレクタのAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 BCDストリング(CP−a)に対するCPI 2 位置索引(CP−b)に対するCPI 3---13 テーブル中のアウトレット0〜9に対するAMI 14 範囲外アウトレットに対するAMI ディジットシーケンスセレクタ(DIGITSEQUENCE SELECTO R) ディジットシーケンスセレクタのAPFは、位置索引CP−bの値によって指 示されたストリング内の位置から始まるBCDストリングCP−a中のストリン グ・スライスを読み出す。このストリング・スライスは、N個(BCDストリン グ、次のモジュール・アウトレット)の対のテーブル中のリテラルBCDストリ ングのセットと突き合わされる。その値が、通話制御データから読み出されたス トリング・スライスの開始と等しいようなBCDストリングが、対に見い出され れば、対応する次のモジュール・アウトレットによって指示されたAMへのジャ ンプを実行し、さもなくば、NOT FOUNDアウトレットによって指示され たAMへのジャンプが実行される。テーブル中のBCDストリングは、異なる長 さのものであって良く、位置索引CP−bの値は、BCDストリングCP−a中 の突き合わされたストリング・スライスの後、次の位置を指し示すべく変化する 。 索引シーケンスセレクタのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 BCDストリング(CP−a)に対するCPI 2 位置索引(CP−b)に対するCPI 3 N、テーブル中の対の数 4 最初のBCDストリング・リテラル 5 テーブルの最初のアウトレットに対するAMI −−−−− 2N+4 最後のBCDストリング・リテラル 2N+5 テーブルの最後のアウトレットに対するAMI 14 NOT FOUNDアウトレットに対するAMI 循環分布(CIRCULARDISTRIBUTION) 循環分布のAPFは、N個の次のモジュール・アウトレットのリストと、前回 、循環分布型式のAMが実行されたときに選択されたアウトレットを有するトラ ックを保持する陰変数とを含む。実行されたとき、リスト中の次のアウトレット が選択され、アウトレットによって指示されたAMへのジャンプが実行され、陰 変数が更新される。選択されたアウトレットがリスト中で最後のものであれば、 陰変数が初期化され、その結果、最初のアウトレットは、次回、分析モジュール が実行されたときに選択されることとなる。 循環分布のAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 N、アウトレットの数 2---N+1 アウトレットに対するAMIのリスト ランダム分布(RANDOMDISTRIBUTION) ランダム分布のAPFは、N個の次のモジュール・アウトレットのリストを含 む。実行されるとき、リスト中のランダム・アウトレットが選択され、アウトレ ットによって指示されたAMへのジャンプが実行される。 ランダム分布のAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 N、アウトレットの数 2---N+1 アウトレットに対するAMIのリスト 百分率分布(PERCENTAGEDISTRIBUTION) 百分率分布のAPFは、ランダム分布のAPFの特殊バージョンであり、この 結果、テーブルは、100個のアウトレットを含み、コンパイルされるとき、ア ウトレットは、N個(<100)の異なる次のモジュール標識で充填されて、各 次のモジュール標識が、次のモジュール標識に渡る百分率分布に対応するテーブ ル中にP回現われるようになっている。 ケースセレクタのAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 N、AMIの数 2 P、最初のアウトレットに対する百分率 3 最初のアウトレットに対するAMI(3及び4の繰返し) 2N P、最後のアウトレットに対する百分率 2N+1 最後のアウトレットに対するAMIの対 基礎構造−シーケンス(SUBSTRUCTURE_SEQUENCE) 基礎構造−シーケンスのAPFは、おのおのが分析基礎構造に対する入口点で あるAMのリストを含んでいる。基礎構造は次々に呼び出されて、END型式の AMが基礎構造で実行されるとき、リストの次の基礎構造が実行されるようにな っている。リストの最後の基礎構造が実行されたとき、次のアウトレットによっ て指示されたAMにおいて継続する。 基礎構造−シーケンスのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 N、分析基礎構造の数 2---N+1 基礎構造に対するAMIのリスト N+2 次のアウトレットに対するAMI コール−基礎構造(CALL_SUBSTRUCTURE) コール−基礎構造は、単一の基礎構造(即ち、N=1)を呼び出すのに使用さ れる基礎構造−シーケンスのAPFの特殊化バージョンである。しかしながら、 コンパイル時間パラメータは、最初のパラメータ(N)が紛失した状態で、基礎 構造−シーケンスに関するものである。 呼出し−分析(INVOKE_ANALYSIS) 呼出し−分析は、制御レベル分析モジュール実行を、別の分析の分析制御デー タにおける開始点に分岐するのに使用される。分析の終了に達したとき(即ち、 END AFP)、効果は、分析が呼出し−分析APFによって呼び出された時 点でEND APFが実行されるのと同様である。 呼出し−分析のAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 呼び出すべき分析の外部ネーム 終了(END) 終了のAPFは、分析または分析基礎構造の実行を終了させる。分析または分 析基礎構造が、基礎構造−シーケンスまたはコール−基礎構造のAPFから呼び 出されれば、実行は、呼出し点に戻ることとなる。さもなくば、分析の実行は停 止する。 終了のAPFは、何らコンパイル時間入力を必要としない。 停止(STOP) 停止のAPFは、分析の実行を無条件に停止する。即ち、たとえ実行が分析基 礎構造内にあるとしても、分析は停止される。 リドウ(REDO) リドウのAPFは、分析または分析基礎構造の始めから、分析または分析基礎 構造の実行をそれぞれ再開始させる。 レドのAPFは、何らコンパイル時間入力を要求しない。 ループ(LOOP) ループのAPFは、ループ構造を分析内に生成すべく、ENDループ及びLE AVEループのAPFと関連して使用される。ループ構造体は、ネストすること ができる。ループ型式のAMの実行は、汎用分析システム内に陰のループ・カウ ンタを生成する。ループ・カウンタは、整数CPから初期化され、値は、ループを 実行すべき回数である。しかしながら、ループは、たとえ値が1未満であったと しても、少なくとも1回実行される。ENDループまたはLEAVEループ型式 の整合用AMが実行されるとき、または現在の分析または分析基礎構造において 実行が終了するとき、ループ・カウンタが除去される。ループ・ボディは、最初 の次のモジュール標識によって指示されたAMから開始される。 ループのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 ループ・カウンタ初期化CPに対するCPI 2 ループ・ボディにおける最初のAMに対するAMI ENDループ(ENDLOOP) ENDループのAPFは、分析内のループ構造のエンドポイントAMに対して 使用される。ENDループ型式のAMの実行によって、ループ型式の整合用AM により生成されたループ・カウンタが減分されることとなり、この後、ループ・ カウンタの値が零であれば、ループは終了し、実行は、次のアウトレットから継 続する。 ENDループのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 次のAMに対するAMI LEAVEループ LEAVEループのAPFは、分析内のネストされたループのセットの実行を 打ち切るのに使用される。LEAVEループ型式のAMの実行によって、LOO P−ENDLOOPのループのN個のネストされたレベルが終了し、実行は、次 のアウトレットから継続する。 ENDループのAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 N、終了したネストされたループ・レベルの数 2 次のAMに対するAMI 結果(RESULT) 結果のAPFは、結果CPに値を書き込み、次のアウトレットによって指示さ れたAMにジャンプする。 結果のAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 結果CPに対するCPI 2 CPに書き込むべき値 3 次のアウトレットに対するAMI 2の値がCPのデータ型式と矛盾しないコンパイル時間チェックが行われる。 多重結果(MULTIPLERESULT) 多重結果のAPFは、N個の結果CPのセットに値を書き込み、この後、次の アウトレットによって指示されたAMにジャンプする。 多重結果のAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 N、結果の数 2 最初の結果CPに対するCPI 3 最初のCPに書き込むべき値 −−−−− 2N N回目の結果CPに対するCPI 2N+1 N回目のCPに書き込むべき値 2N+2 次のアウトレットに対するAMI 値が対応するCPのデータ型式と矛盾しないコンパイル時間チェックが実行さ れる。 割当て(ASSIGN) 割当てのAPFは、1つのCP−aの値を読み出し、その値を、別のCP−b に割り当てる。この後、実行は、次のアウトレットによって指示されたAMにお いて継続する。 割当てのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 ソースCP−aに対するCPI 2 宛先CP−bに対するCPI 3 次のアウトレットに対するAMI 追加−ストリング(APPEND STRING) 追加−サブストリングのAPFは、1つのBCDストリングCP−aの値を読 み出し、その値を、別のBCDストリングCP−bに付加する。この後、実行は 、 次のアウトレットによって指示されたAMにおいて継続することとなる。 割当てのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 ソースCP−aに対するCPI 2 宛先CP−bに対するCPI 3 次のアウトレットに対するAMI 割当て−サブストリング(ASSIGN_SUBSTRING) 割当て−サブストリングのAPFは、1つのBCDストリングCP−aからサ ブストリング値を読み出し、その値を別のBCDストリングCP−bに割り当て る。CP−aにおけるサブストリングの開始及び終了の位置は、2つの整数CP 、CP−a及びCP−bによってそれぞれ指示される。指示されたサブストリン グの部分が、CP−aの実際のストリング値の外側であれば、実際の値の(より 短かい)サブストリングのみが、CP−bに割り合てられる。この後、実行は、 次のアウトレットによって指示されたAMにおいて継続することとなる。 割当てーサブストリングのAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 ソースCP−aに対するCPI 2 開始位置CP−cに対するCPI 3 終了位置CP−dに対するCPI 2 宛先CP−bに対するCPI 3 次のアウトレットに対するAMI 修正−ナンバ(MODIFY_NUMBER) 修正−ナンバのAPFは、BCDストリングCP−aを、整数CP−cによっ て指示された位置から開始するBCDストリングCP−bのスライスに書き込み 、次のアウトレットによって指示されたAMにジャンプする。BCDストリング CP−bの実際の長さは、オペレーションの結果、拡張することができる。 修正−ナンバのAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 修正すべきBCDストリングCP−bに対するCPI 2 CP−bにて修正すべきストリング・スライスの開始位置に対するCPI 3 ストリング・スライスに書き込むべきBCDストリングCP−aに対するC PI 4 次のアウトレットに対するAMI 挿入−ナンバ(INSERT_NUMBER) 挿入−ナンバのAPFは、BCDストリングCP−aを、整数CP−cによっ て指示された位置から開始するBCDストリングCP−bのスライスに挿入し、 次のアウトレットによって指示されたAMにジャンプする。BCDストリングC P−bの得られた実際の長さは、2つのストリングの合計である。 挿入−ナンバのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 修正すべきBCDストリングCP−bに対するCPI 2 CP−bにおける開始位置に対するCPI 3 CP−bに挿入すべきBCDストリングCP−aに対するCPI 4 次のアウトレットに対するAMI カウンタ(COUNTER) カウンタのAPFは、一般に、分析構造の制御レベル分析モジュールをカウン トするパッセージ用に用いられる。カウンタ型式のAMは、カウンタ位置と、カ ウンタ型式の分析モジュールがコンパイルされるときに設定される限界値とを含 んでいる。実行がカウンタ分析モジュールをパスする毎に、内部カウンタは1つ だけ増分される。そのパッセージが、カウンタが限界値を超えることに帰着すれ ば、限界アウトレットによって指示されたAMへのジャンプが実行されるか、さ もなくば、次のアウトレットによって指示されたAMへのジャンプが実行される こととなる。 カウンタ型式の分析モジュール内のカウンタ位置はまた、カウントまたはセッ トカウント型式の制御レベル分析モジュールによって、分析制御データの他の場 所から処理することもできる。 カウンタのAPFは、次下のコンパイル時間入力を要求する。 1 カウンタに対する制限値 2 次のアウトレットに対するAMI 3 制限アウトレットに対するAMI カウンタは、オペレータ・インターフェースを介して、読み出して修正するこ とができると共に、カウンタの特注管理をもたらすべく、低レベル分析プリミテ ィブによって操作することもできる。 累算器(ACCUMULATOR) 累算器のAPFは、この付録内で説明したセット中の他のAPFとは、幾分異 なっている。累算器型式の制御レベル分析モジュールは、分析制御データ中の他 の制御レベル分析モジュール及び分析基礎構造から分離される。累算器型式の制 御レベル分析モジュールは、カウントまたはセットカウント型式の分析モジュー ルによって、分析制御データ中の異なる場所から操作することかできる統計量累 算器カウンタに対する位置ホルダである。 制御レベル分析モジュールはまた、累算器型式の制御レベル分析モジュールが コンパイルされるときに、制限値が設定される累算カウンタを含んでいる。カウ ント型式の任意の制御レベル分析モジュールからの、累算器型式の制御レベル分 析モジュール中の内部カウンタの操作が、カウンタが制限値を超えることに帰着 すれば、制限アウトレットによって指示される分析基礎構造に対する呼出しが実 行されることとなる(即ち、分析基礎構造がEND型式の分析モジュールを実行 した後、制御は、カウント型式の分析モジュールに戻る)。 累算器のAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 累算器に対する制限値 2 制限アウトレットに対するAMI 累算器型式の制御レベル分析モジュールの累算カウンタは、オペレータ・イン ターフェースを介して、読み出して修正することができると共に、累算器の特注 管理をもたらすべく、低レベル分析プリミティブによって操作することもできる 。 セット−カウンタ(SET_COUNTER) セット−カウンタのAPFは、カウンタまたは累算器型式のAMにおけるカウ ンタに、開始値(V)を書き込むと共に、次のアウトレットによって指示された AMにジャンプする。 セット−カウンタは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 カウンタまたは累算器型式のAMにおけるカウンタに割り当てるべき値 2 カウンタまたは累算器型式のAMに対するAMI 3 次のアウトレットに対するAMI たとえセット−カウンタ型式の実行が、累算器型式のAMにおけるカウンタがそ の制限値を超えるとしても、何らの例外処理ももたらされることはない。カウン タ型式AMのパッセージによってカウンタが修正された後、またはカウントAM が実行されるとき、条件が持続する場合にのみ、例外処理が起動される。 カウント(COUNT) カウントのAPFは、カウンタまたは累算器型式のAMにおけるカウンタに、 値(V)を加える。オペレーションの後、カウンタが依然として制限よりも低け れば、次のアウトレットによって指示されたAMへのジャンプが実行され、さも なくば、制限アウトレットによって指示されたAMへのジャンプが実行される。 カウントのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 カウンタ型式または累算器型式のAMにおけるカウンタに加えるべき値 2 カウンタ型式または累算器型式のAMに対するAMI 3 制限アウトレットに対するAMI 4 次のアウトレットに対するAMI付録B 分析例 この付録における分析例は、付録Aで説明した高レベル分析プリミティブ機能 を使用する。以下の例ではかなり簡略化したシステムではあるが、分析例は、汎 用分析システムの好ましい実施例をどのようにして電気通信システム内で使用す ることができるかに関して更なる理解をもたらそうとするものである。 シナリオ この例のシナリオは、以下の図面に従って、仮想電話網の構内交換機Pで発せ られた電話呼出しに対して使用される分析機能である。 図面の異なる局の加入者は、区域コードと該区域コード内の地域番号から成る 割り合てられた電話番号を有している。図面のネットワークの加入者は、同一の 区域コード073を有するものと仮定する。番号の全体の長さは、12ディジッ トである。区域コード内の番号は、中央局を同定する接頭部と、個々の加入者を 同定する1つの部分に更に細分することができる。 国際通話は、接頭部「00」から始まって、それに1または2ディジットの国 別コードが続く。緊急呼出しは、番号911を使用する。 交換機Pは、交換機T1、T2及びQに対して、それぞれ3つの経路R1、R 2及びR3を有する。交換機Qによって行われる加入者へのトラフィックは、直 接経路R3を使用して経路付けすべきことが好ましいが、この経路が混雑してい れば、トラフィックは、経路R2を使用して、中継交換機T2を介して経路付け する必要がある。交換機Rによって行われる加入者へのトラフィックは、常に、 経路R1を使用して、中継交換機T1を介して経路付けする必要があるが、この 経路が混雑していれば、トラフィックは、経路R2を使用して、中継交換機T2 を介して経路付けする必要がある。同一の区域コードの他の部分を含む残りのネ ットワークに対するトラフィックは、経路R1及びR2に渡って、中継交換機T 1及びT2に均等に分布する必要がある。 この付録では、交換機P内の汎用分析システムを用いて、ネットワーク・オペ レータによって行われる分析定義のセットが示されることとなる。示された例は 、交換機Pに接続された加入者からのダイヤルされたディジットの分析を実施し 、この結果、被呼者のネットワーク位置を決定することができると共に、被呼者 のネットワーク位置に達するために、呼出しがどんな具合いであるかの分析を進 める必要がある。分析定義は、前述したように、番号計画及び経路付けパターン を実施する。 分析の実施を示すために、我々は、先ず、通話処理に対するシナリオ、即ち、 異なる分析が行われたときのシナリオと、分析すべき通話制御データ中の通話パ ラメータのセットを定義する必要がある。 通話処理によって呼び出された分析機能 交換機によって行われた加入者Sから発せられた電話呼出しに対する構内交換 機Pにて使用される通話処理機能は、以下の動作の流れを有するものと仮定する 。 1 発呼者側の取外し(OFF−HOOK)状態が検出され、新しい電話呼出し の処理が開始される。 2 加入者は、発信音を受信し、被呼者の電話番号をダイヤルするのを開始する 。ディジットが受信される毎に、汎用分析システムをが呼び出されて、「ディジ ット分析」と名付けられた分析を開始する。 3 「ディジット分析」が被呼者のネットワーク位置を決定すると、「同定され た宛先」に対する「ディジット分析」によって、パラメータのアウトレット状態 (Outlet State)を設定する必要がある。 4a 「ディジット分析」が、依然として、発呼者から受信した各ディジットに 対して呼び出され、この結果、更なる結果を得ることができる(例えば、総数が どれ程多くのディジットから成る必要があるかということまたは通話に対して適 用する必要がある料金等)。全ての結果が決定されたとき、通話パラメータイン レット状態を、「分析完了(Analysis Complete)」に対する「ディジット分析 」によって設定する必要がある。これによって、通話処理ソフトウェアが、各デ ィジットに対する「ディジット分析」の呼出しを停止することとなる。 4b 通話処理ソフトウェアが3の状態変化を検出すると共に、同定された宛先 が自身の交換機内にないとき、汎用分析システムをが再度呼び出されて、「経路 付け分析」と名付けられた分析を開始する。この経路付け分析は、ネットワーク の宛先に到達するのに、どのようにして通話を交換機から経路付けする必要があ るかと共に、(ダイヤルされたディジットがどれほど多いかの後に)通話経路中 の次の交換機を通話のどの時点で呼び出すべきであるかを決定する。 5 加入者番号の残りの部分が収集されて、ディジットの数が「経路付け分析」 の結果によって指示されたとき、選択された経路の自由な中継回線が通話に対し て割り当てられると共に、通話が、通話経路における次の交換機へと転送される 。 6 自由な中継線の選択の際に或る種の問題に出くわしたら、または通話処理の 際に何か他の内部混雑状況が発生したならば、トラブルの原因に関する分析が実 行される。このことは、この目的のために分析を開始すべく汎用分析システムが 呼び出されることを含み得るが、しかしながら、これは、この付録における例の 範囲外である。 問題分析は、音声信号または記録された音声メッセージを、発呼者に差し向け る必要があること、または問題に対する原因が選択された経路の混雑にあれば、 「経路付け分析」を再始動させて、代わりの経路を見い出すべきであることを 示摘し得る。 通話制御データ 通話処理によって使用される通話制御データは、汎用分析システム中の分析制 御データからアクセス可能である。例における交換機Pの通話処理機能において 、通話制御データが以下の通話パラメータを含むことを仮定する。 宛先情報のコーディングは、ネットワーク及び交換機依存性である。この特定 の交換機に対して、オペレータは、以下の交換機依存コーディングを選択する。 ディジット分析 分析構造を図示するため、ディジット_分析(DIGIT_ANALYSIS )の以下の簡単なセットアップに従う簡略化した図式表示法を用いる。 この極めて簡単なセットアップにおいて、ケース(CASE)、ディジットセ レクタ(DIGIT−SELECTOR)、ディジットシーケンスセレクタ(D IGITSEQUENCESELECTOR)、結果(RESULT)、多重結 果(MULTIPLERESULT)及びエンド(END)高レベル分析プリミ ティブ機能のみが使用される。使用される図式記号は、以下によって解釈する必 要がある。 上述したディジット分析の機能は、以下の通りである。 ・ 分析は、制御レベル分析モジュール「DA」から開始される。このモジュー ルは、受信したディジットを含むBCDストリングの長さを分析する。ディジッ ト分析制御データが実行される第1及び第2の毎に、「DA」モジュールは、実 行を、エンド型式であるモジュール「DA_E1」に分岐して、分析制御データ の実行を終了する。3つのディジットが受信されたとき、全分析が、分析モジュ ール「DA_X」の最初のディジットから開始する1つのステップで実行される 。 ・ 「DA−X」モジュール及び以下のモジュール「DA_OX」、「DA_1 X」及び「DA_2X」は、異なるネットワーク宛先を識別すると共に、結果型 式の分析モジュールのセットに分岐する。識別された番号パターンは、次下の通 りである。 ・ 結果型式の指示された制御レベル分析モジュールは、宛先、及び関連すると ころでは、要求される番号長さを、通話制御データに書き込み、この後、全ての 分析経路は、ディジット分析が終了したことと、ネットワーク宛先が決定された ことを指摘する通話制御データに、関連する状態情報を書き込む「DA_E2」 分析モジュールに結合される。 ディジット分析に対する分析制御データは、オペレータ・インターフェースを 介して、交換機Pに引き渡される。これは、幾つかの異なる類いのものであって よいが、一般に、使い易いようにして分析データの発生を支持する或る種の支持 システムを含むオペレーション支持システム・コンピュータに対するインターフ ェースとなろう。この場合、交換機に対するオペレータ・インターフェースは、 例えば、汎用分析システムに対するデータをコード化すべく、エーエスエヌ、1 (ASN、1)(抽象構文表記法、1)を使用することができる。 しかしながら、簡略化のために、この例では、汎用分析システムに対するデー タが、交換機に接続されたコンピュータ端末を介して入力されると仮定する。上 述したディジット分析をセットアップするのに要求される入力は、例えば、以下 の例等の極めて簡単な構文を用いることができる。 上述した図式表示法に示すような分析制御データを構築するため、以下の制御 レベル分析モジュールをコンパイルする必要がある。 この仮想例は、ネットワーク宛先を同定するのに、ダイヤルされた番号以外の 他の何も使用しない極めて基本的な(簡略過剰の)ディジット分析機能をもたら す。しかしながら、やはり簡略し過ぎた通話制御データは、分析に影響を及ぼす のに使用することができる付加的情報を含んでいる。 汎用分析システムの柔軟性を説明するため、オペレータは、極めて簡単なセン トレックス(Centrex)のようなサービスを交換機Pに定義する必要があること を仮定する。このサービスは、単に、交換機によって作用される7つのビジネス ・グループまでのおのおのに対する専用の番号計画から成る。特定の加入者に対 するビジネス・グループは、1ないし7の範囲の値を有する通話パラメータ「加 入者-クラス(Subscriber−Class)」によって同定される。値0は、通常の住宅 加入者を同定する。専用の番号計画は、公衆ネットワークに外部呼出しをダイヤ ルするときに使用される拡張コード(接頭部0)を含む。 サービスを構築するため、オペレータは、各ビジネス・グループの専用番号計 画に対するディジット分析制御データにて1つの分析基礎構造を定義する。例と して、3つの拡張子1、2及び3を有する小規模のビジネス・グループに対する ディジット分析を示す。公衆番号計画において、拡張子は、番号1112345 67、117654321及び121122334をそれぞれ使用する。この拡 張子の最初の2つは、3番目が交換機Rによって作用される間、交換機Pによっ て作用される。 上述の入力された分析制御データの修正は、以下のステップで行うことができ る。 1 ビジネス・グループにおける専用番号計画に対するディジット分析を導入す る。ディジット分析は、専用番号計画の番号を、その対応する公衆番号に変換し 、この後、公衆番号計画のその番号の分析を行う必要がある。それはまた、公衆 拡張コード(0)及び専用番号計画の空き番号の識別を含む必要がある。 2 通話パラメータ「加入者_クラス(Subscriber_Class)」の値に応じて番 号計画を選択する制御レベル分析モジュールを導入する。 3 ディジット分析に対する開始モジュールとして3におけるモジュールを設定 する。 上述と同一の構文を用いて、以下のオペレータ入力は、サービスを提供するこ ととなる。 経路付け分析 汎用分析システムの利点を更に例証するため、例のシナリオに対して論じた経 路付けパターンに対して必要とされた経路付け分析を、以下の図式表示法におい て示す。 経路付け分析は、送出経路が既に選択されているかどうかを分析するケースセ レクタ(CASESELECTOR)型式の制御レベル分析モジュール「RA」 から開始する。もしそうであれば、代わりの経路を選択する。さもなくば、ネッ トワーク宛先が、ケースセレクタ型式の制御レベル分析モジュール「RA−1に おいて分析され、適切な送出経路が、結果(RESULT)型式の制御レベル分 析モジュールRA−R1、RA−R2及びRA−R3によって、通話制御データ に書き込まれる。自身の区域コードの非特定部分への国内/国際通話に対して、 トラフィックは、ランダムディストリブッション(RANDOM−DISTRI BUTION)型式の制御レベル分析モジュールRA−512を介して、経路R 1及びR2の間で等しく分割される。交換機Pと同一の区域コード内の宛先に対 して、また緊急通話に対して、呼出しを中継交換機に転送するときに使用すべき 接頭部は、結果型式の制御レベル分析モジュールRA−D2、RA−D123、 RA−D127及びRA−D255によって、通話データに書き込まれる。 この簡単な例では、代わりの経路付けパターンは、前に選択された主要経路に のみ基づいている。それは、開始モジュール「RA」から結果提供モジュールR A−R1、RA−R2及びRA−R3にアウトレットを結合させることによって 実施される。 経路選択の後、全ての分析経路は、多重結果 (MULTIPLERESULT)型式の制御レベル分析モジュールRA−E2 に併合され、これに、エンド(END)型式の分析モジュールRA−E2が続く 。RA−E2分析モジュールは、関連する状態情報を、通話制御データに書き込 む。 この例では、オペレータが、分析において異なる経路を通過するトラフィック の量を計測するパッセージ・カウンタのセットを含むことを選んだことにも留意 すべきである。カウンタ(COUNTER)型式の制御レベル分折モジュールR A−D123、RA−D127及びRA−D2は、交換機Q及びR、それに残り の自身の区域コード中の宛先をそれぞれ用いて、トラフィックの量を測定してい る。カウンタ型式の制御レベル分析モジュールRA−AR12、RA−AR32 及びRA−AR21は、経路R1から経路R2へ、経路R3から経路R2へ、ま た経路R2から経路R1へそれぞれ再経路付けされているトラフィックの量を測 定している。 要約 今日の公衆電話網内の実際のオペレーションの交換機中で実行される分析に比 較して簡略化したが、それでも、この例は、汎用分析システムをの顕著な特徴の 幾つかを示している。即ち、例えば、以下の通りである。 ・ ディジット分析は、オペレータ・インターフェースを使用して、オペレータ によって完全に定義された。仮想交換機Pで必要とされる特定の分析を確立する のに、通話制御ソフトウェアに関して何らの修正も必要とされなかった。 同一の通話制御ソフトウェアを正確に使用する別の交換機の別のオペレータは 、例えば、発呼者ディレクトリ番号の分析から始める非常に異なった分析構造を 確立することができ、この結果、ディジット分析は、例えば、発呼者に対する区 域コードに依存することができる。 ・ 通話制御ソフトウェアがスイッチ・ベンダによって設計されたときには予期 されなかった簡単なセントレックスのようなサービスを定義するのに、オペレー タは、汎用分析システムを使用した。このサービスは、スイッチ・ベンダから通 話制御ソフトウェアへの任意の新しいソフトウェアの統合を何ら必要としなかっ た。 ・ 分折は、総称的オペレータ・インターフェースを用いて定義された。即ち、 分析定義の構文は、特定された特定の分析と独立したいた。この例において、簡 単な構文は、最も使い易くはできないが、文脈独立構文は、それは、例えば前に 使用した図式表示法を用いて、より使い易い分析定義環境をもたらす支持コンピ ュータ・システムによって、簡単に発生することができたことを意味している。 例の簡単なユーザ・インターフェースを使用してさえ、上記例のディジット分 析に対して必要とされた特質の導入は、オペレータが如何なるコンピュータ・プ ログラム技術を有することも要求しなかった。オペレータは、そのネットワーク の番号計画に要求される分析を認識したし、また汎用分析システムの分析プリミ ティブを直接使用する知識を入力することができた。付録C 低レベル分析プリミティブ機能 この付録における低レベル分析プリミティブ機能は、本発明の好ましい実施例 における低レベル分析プリミティブ機能の例である。この例は、分析プリミティ ブ機能の完全なセットを示そうとするものではない。 低レベル分析プリミティブ機能は、分析木または基礎構造における制御レベル 分析モジュールを裏付けるのに直接使用することをねらいとするものではなく、 むしろ、分析木または基礎構造における制御レベル分析モジュールをコンパイル するのに使用することができる高レベル分析モジュールを構築するのに使用する ことをねらいとするものである。低レベル分析プリミティブ機能はまた、低レベ ルプリミティブ機能のセットを拡張する低レベル分析モジュールを構築するのに 使用することもできる。 低レベル分析プリミティブ機能は、実行時間に呼び出されたとき入力パラメー タを使用することができると共に、結果値を発生することができる。汎用分析シ ステムは、これらの値に対する大部分の低レベル分析プリミティブ機能によって 使用される実行時間スタックを含む。このスタックは、項目別にしたスタックで ある。即ち、それには、押圧されてスタックから検索されるべき種々のサイズの データがもたらされる。各低レベル分析プリミティブ機能に対して、スタックか ら消費される入力データ、及びスタック上に発生される出力データもまた、説明 される。 各分析プリミティブ機能に対して、特定のコンパイル時間入力もまた、関連す るところで説明される。 以下の略語を、説明に使用する。 APF 分析プリミティブ機能 PFI プリミティブ機能識別子、即ち、AFPに対する外部ネームまたは分 析定義モジュールに対する外部ネーム CP : 通話パラメータ、即ち、通話制御データ116におけるパラメータ4 6 CPI: 通話パラメータ識別子、即ち、CPに対する外部ネーム CPP: 通話パラメータ・ポインタ、即ち、CPに対するランタイム表記法 AM : 分析モジュール AMI: 分析モジュール識別子、即ち、分析モジュールに対する外部ネーム AMT: 分析モジュール・トークン、即ち、分析モジュール用のエントリに対 する分析モジュール・トークン・テーブル中の索引 AMA: 分析モジュール・アドレス、即ち、分析モジュールのパラメータ領域 中の最初のメモリ位置に対するアドレス BCD: 2進化10進法。10進数に対してかつ番号ストリング値において使 用するコーディング分析モジュール生成 PROC 高または低レベル分析モジュール定義 PROC APFは、新しい分析プリミティブ機能、例えば、制御レベル分析 モジュールの裏付けに対して使用されるべき高レベル分析モジュールを実施する 高または低レベル分析モジュールに対する定義用機能として使用される。PRO Cは、新しい分析モジュールに対してネーム(AMI)を要求すると共に、分析 プリミティブ機能トークンまたは(低レベル)分析モジュール・トークンの対応 するシーケンスに対するコンパイル時間入力からのPFIのシーケンスを、新し い分析定義用モジュールのパラメータ領域に翻訳するコンパイル状態を入力する 。シーケンスの最後のPFIは、ENDPROC PFIでなければならない。 PROC型式の分析モジュールを実行するとき、分析モジュール中の分析プリ ミティブ機能または低レベル分析モジュールのシーケンスが、1つずつ呼び出さ れることとなる。 PROC APFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 新しい高レベル分析モジュールに対するAMIとして使用すべきネー ム 2---N 分析モジュールが実行されるときに呼び出すべき低レベル分析プリミ ティブ機能または低レベル分析モジュールに対するPFI N+1 ENDPROC PFI ENDPROC ENDPROCのAPFは、分析モジュール定義のコンパイルを停止し、分析 制御データ中のコンパイルされたAMを入力し、コンパイルに対して指定された 非活動分析モジュール・トークン・テーブル148中のモジュール・トークンA MTを割り付け、かつ、PROC APF及びAMTによって受信されたAMI を、分析モジュール辞書138に入力する。 実行時間において、ENDPROCは、PROC型式の分析モジュールの実行 を終了し、制御は、呼出し点に戻る。 <BUILD <BUILDのAPFは、PROC型式の分析モジュール(XXX)における BUILD手続きの開始を表わす。<BUILDは、PROC−ENDPROC ボディの対応するDOES>とバランスする必要がある。 XXXをプリミティブ機能として使用するAM(YYY)をコンパイルすると き、<BUILDは、AMYYYのAMIを、分析モジュール辞書138に入力 する。AMYYYを実行するとき、<BUILDは、分析モジュール(XXX) のPROC−ENDPROC定義のボディ中の対応するドウ手続きに対して、制 御を渡す。 <BUILDは、主として、高レベル分析モジュール、即ち、制御レベル分析 モジュールを裏付けるのに使用する分析モジュールに使用することをねらいとし ている。しかしながら、それはまた、分析モジュールに対する定義用機能、例え ば、後に説明するGLOBALのAPFの特殊化バージョンとして使用される新 しい低レベル分析モジュールを実施するのにも使用することができる。 <BUILDのAAFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 新しい制御レベル分析モジュールに対するAMIとして使用すべきネーム。 例 (コンパイル) PROCXXX<BUILDabcDOES>defENDP ROC 138に入力され、BUILD手続き(a,b,c)は、新し い制御レベル分析モジュール(RA2374)のパラメータ領 域164をコンパイルすべく実行される。 (実行)RA2374 <BUILDは、制御を、ドウ手続きの始まり(即ち、 d)へ渡す。AMA(パラメータ領域に対するアドレス)は、 ドウ手続き(d,e,f)に対するスタックを介して、<BU ILDによってパスされる。 DOES> DOES>は、PROC型式の分析モジュール(XXX)中のドウ手続きの開 始、即ち、XXX型式の制御レベル分析モジュールが実行されるとき、実行され るべき部分を示す。<BUILDを参照されたい。 <IMMEDIATE 場合によっては、PROC−ENDPROC型式の高レベル分析モジュールの コンパイルの際に出くわしたとき、APFの実行を強制的に行わせることが必要 である。<IMMEDIATEのAPF及びその平衡END_IMMEDIAT E>APFは、PROC_ENDPROC型式の分析モジュールのパラメータ領 域にコンパイルされる代わりに、コンパイルするときに直接実行されるAPFの セットを囲む。それは、一般に、LITERAL APF等と類似の新しいAP Fを設計するのに使用される。 END_IMMEDIATE> <IMMEDIATEを参照されたい。ビルド部分のオペレーション(BUI LD_PART OPERATIONS) 以下のオペレーションは、コンパイル状態、即ち、制御レベル分析モジュール をコンパイルするとき、分析プリミティブ機能として、高レベル分析モジュール が使用されるときに実行されるだけである。こうして、これらのオペレーション は、ビルド手続き内、即ち、<BUILD及びDOES>の間から呼び出すこと ができるだけである。ビルド部分オペレーションは、コンパイルされた制御レベ ル分析モジュールに挿入すべき値を得るべく、オペレータ・インターフェース2 00からの入力を要求することができる。 コンパイルされた制御レベル分析モジュールは、コンパイルの際、汎用分析シ ステム内の一時的な場所に記憶される。汎用分析システムに異なるデータ型式を 記憶するのに要求されるスペースは、以下の通りである(これらの値は、以下の 段落「定数及び広域変数(CONSTANTS AND GLOBAL VAR IABLES)」において、定数として定義される)。 CPP 通話パラメータ・ポインタ 16ビット AMT 分析モジュール・トークン 32ビット 時間値 16ビット 通日型式の値 8ビット BCDストリング(Nディジット) Nが奇数 であれば、8+N・4ビット+4ビットの整列(最初の8ビットバイトは、スト リングの8ビットバイトの数を含む)。 コンパイルされた制御レベル分析モジュールが、ENDPROCのAPFによ ってラップされるとき、それは、ビルド部分内で行われた書込みオペレーション から決定される寸法内のパラメータ領域を含むこととなる。 ZEROFILL ZEROFILLのAPFは、コンパイル中の制御レベル分析モジュールのパ ラメータ領域にN個の8ビットバイトを確保すると共に、確保した領域を全て零 で埋める。 INSERT_CALLPARM INSERT_CALLPARMのAPFは、通話パラメータの外部ネーム( CPI)を、FETCH_PARAMETER及びPUT−PARAMETER のAPFを用いてCP値を読み出すかまたは書き込むのに、ランタイムにおい て使用することができるポインタCPPに翻訳する。CPPは、ビルド手続きに よってコンパイル中の制御レベルAMのパラメータ領域に挿入される。 <INSERT_CALLPARMのAPFは、以下のコンパイル時間入力を 要求する。 1 通話パラメータに対するCPI INSERT_MODULE INSERT_MODULEのAPFは、既存の制御レベルAMの外部ネーム (AMI)を、例えば、PERFORMのAPFにおける制御レベル分析モジュ ールを同定するのに、ランタイムで使用することができるトークン(AMT)に 翻訳すべく、分析モジュール辞書138を使用する。AMTは、ビルド手続きに よってコンパイル中の制御レベルAMのパラメータ領域に挿入される。 <INSERT_MODULEのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求 する。 1 参照された制御レベル分析モジュールに対する外部ネーム。 INSERT_NUMBER INSERT_NUMBERのAPFは、BCDストリングを、ビルド手続き によってコンパイル中の制御レベルAMのパラメータ領域に挿入する。 INSERT_NUMBERのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求す る。 1 ナンバ・ストリングに対する外部ネーム。 INPUT_OCTET 範囲にある符号のない整数値を読み出すと共に、該値を含むスタック・エントリ を発生する。 INPUT_OCTETのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 整数値(例えば、ASCIIの123)に対する外部表示法。 INPUT_SHORT INPUT_SHORTのAPFは、コンパイル時間入力から16ビットの整 数値を読み出すと共に、該値を含むスタック・エントリを発生する。 INPUT_SHORTのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 整数値(例えば、ASCIIの1234)に対する外部表示法。 INPUT_TIME INPUT_TIMEのAPFは、コンパイル時間入力から時間値を読み出す と共に、該値を含むスタック・エントリを発生する。 INPUT TIMEのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 時間値(例えば、午後4時30分)に対する外部表示法。 INPUT_LONG INPUT_LONGのAPFは、コンパイル時間入力から32ビットの整数 値を読み出すと共に、該値を含むスタック・エントリを発生する。 INPUT_LONGのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 整数値(例えば、ASCIIの123456)に対する外部表示法。 INPUT_DATE INPUT_DATEのAPFは、コンパイル時間入力からデータ値を読み出 すと共に、該値を含むスタック・エントリを発生する。 INPUT_DATEのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 データ値(例えば、ASCIIの25.02.53)に対する外部表示法。 INSERT_OCTET INSERT_OCTETのAPFは、8ビットの値を、ビルド手続きによっ てコンパイル中の制御レベルAMのパラメータ領域に挿入する。 INSERT_SHORT INSERT_SHORTのAPFは、16ビットの値を、ビルド手続きによ ってコンパイル中の制御レベルAMのパラメータ領域に挿入する。 INSERT_LONG INSERT_LONGのAPFは、32ビットの値を、ビルド手続きによっ てコンパイル中の制御レベルAMのパラメータ領域に挿入する。 実行制御オペレーション 実行制御オペレーションは、PROC型式の分析定義用モジュール内のどこに でも使用することができる。こうして、これはまた、分析モジュールのコンパイ ルを制御すべく、ビルド部分にも使用することができる。 EXITPROC EXITPROCのAPFは、PROC型式の制御レベル分析モジュール(例 えば、高レベル分析モジュールを用いて実施される分析プリミティブ機能のドウ 部分)の実行を停止させ、制御は、呼出し点に戻る。 PERFORM PERFORMのAPFは、PROC型式の制御レベル分析モジュール(例え ば、高レベル分析モジュールを用いて実施される分析プリミティブ機能のドウ部 分)の実行を終了させ、制御レベルAM中の場所(L)から次の分析モジュール ・トークンを読み出し、能動分析モジュール・トークン・テーブル146から新 しいAMAを取り出し、かつ、指示された制御レベルAMの実行を開始する(即 ち、指示された制御レベルAM中のプリミティブ機能トークンによって指示され た分析プリミティブ機能を呼び出す)。 IFTHEN IFのAPFは、次の形式で、ELSE及びENDIFのAPFと共に、PR OC−ENDPROC内で使用される。 DIF 最上のスタック・エントリが、ブールの真または数値の零に等しければ、IF 及びELSE(1)またはIF及びENDIF(2)間の部分が実行される。さ もなくは、もし存在すれは、ELSE及びENDIFの間の部分が実行される。 この後、実行は、ENDIFのAPFの後に継続する。 ELSE,ENDIF もしelse部分、及びIFTHEN部分の終了であれば開始を指示すべく、IF のAPFと平衡して使用される。IFを参照されたい。 BEGIN BEGINのAPFは、次の形式で、WHILE及びREPEATのAPFと 共に、PROC−ENDPROC定義内のループ構造に対して使用される。 BEGIN及びREPEATは、ループの境界を示し、EXITは、ループの うちの無条件飛越しをもたらす。EXITは、通常、条件付きEXITをもたら すべく、IFTHEN−ENDIF形式内で使用される。 BEGINは、コンパイルされるときに直接実行されると共に、実行時に無効 である。 REPEAT REPEATのAPFは、PROC−ENDPROC定義内のその対応するB EGINのAPFと突き合わされる(BEGINを参照)。 実行されるとき、REPEATによって、実行は、ループの開始にジャンプす る、即ち、BEGIN後、直接、ジャンプすることとなる。 EXIT EXITのAPFは、PROC−ENDPROC定義内のBEGIN−REP EAT形式内に置く必要がある(BEGIN参照)。 実行されるとき、EXITによって、実行は、ループからジャンプ、即ち、R EPEAT後、直接ジャンプすることとなる。読出し−書込みオペレーション 読出し−書込みオペレーションは、汎用分析システムによって支持される種々 のデータ構造に対するアクセスに使用される。 AM_READ.8,AM_READ.S,AM_READ.L AM_READのAPFは、スタックに対する分析モジュール中のパラメータ 領域の8ビット、16ビット、32ビット位置の値をそれぞれ読み出す。この位 置は、AMに対するAMT、及びAM内の位置に対するオフセット(O)によっ て同定される。 AM_WRITE.8,AM_WRITE.S,AM_WRITE.L AM_WRITEのAPFは、スタックの最上層の値を、分析モジュール中の パラメータ領域の8ビット、16ビット、32ビット位置にそれぞれ書き込む。 この位置は、AMT、及びAM内の位置に対するオフセット(O)によって同定 される。 FETCH_PARAMETER FETCH_PARAMETERのAPFは、通話制御データ記憶ハンドラを アクセスすると共に、通話制御データ中の数値CPの値を検索する。CPは、分 析モジュール中のパラメータ領域の位置から読み出されるCPPによって同定さ れる。この位置は、AMに対するAMT、及びAM内の位置に対するオフセット (O)によって同定される。 PUT_PARAMETER PUT_PARAMETERのAPFは、通話制御データ・ハンドラをアクセ スすると共に、値を、通話制御データの数値CPに割り合てる。CPは、分析モ ジュール中のパラメータ領域の位置から読み出されたCPPによって同定される 。この位置は、AMに対するAMT、及びAM内の位置に対するオフセット(O )によって同定される。 定数&広域変数オペレーション リテラル(LITERAL) リテラルのAPFは、PROC−ENDPROC型式の分析モジュールにコン パイルされるときであって、かつ後で、リテラルのAPFが、高レベル分析定義 用モジュールのビルド部分に置かれたならば、分析モジュールをコンパイルする ときか、または、リテラルのAPFが、分析モジュールのドウ部分に置かれたな らば、分析モジュールが実行されるとき、分析モジュールが実行されたときに、 直ちに実行される。 コンパイルされるとき、それは、オペレータ・インターフェースからのコンパ イル時間入力から、リテラル値を読み出すこととなる。 リテラルのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 値(例えば、ASCIIの123)に対する外部表示法。 定数(CONSTANT) 定数のAPFは、幾つかのPROC−ENDPROC定義から使用することが できる定数値に対する位置ホルダとして使用される新しい低レベル分析モジュー ルを、直ちに定義する。 コンパイルされるとき、それは、オペレータ・インターフェースからのコンパ イル時間入力から、リテラル値を読み出すこととなる。定数型式の分析モジュー ルが、PROC−ENDPROC型式の分析定義用モジュール内から実行される 毎に、それは、該値を含むスタック・エントリを発生することとなる。 定数のAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 定数型式の新しい低レベル分析モジュール用のAMIとして使用すべきネー ム。 2 値(例えば、ASCIIの123)に対する外部表示法。これは、この場合、 (コンパイルの際)直ちに実行されるAPFを参照して、設けることができ よう。 グローバル(GLOBAL) グローバルのAPFは、PROC−ENDPROC型式の幾つかの分析モジュ ールから使用することができる広域変数用の位置ホルダとして使用される新しい 低レベル分析モジュールを直ちに定義する。こうして、それは、分析モジュール を用いてコンパイルされる幾つかの分析モジュール間で共有し得る可変位置をも たらす。広域変数はまた、オペレータ・インターフェースを介して、外部からア クセス可能である。広域変数の典型的使用は、統計量測定等に対してである。 広域変数のネームが、高または低レベル分析モジュールのPROC_ENDP ROC定義に見い出したとき、それは、広域分析モジュールに対する分析モジュ ール・トークンAMTを含むスタック・エントリを発生するオペレーションによ って置換されよう。この後、変数の値は、AM_READ及びAM_WRITE のAPFを用いてアクセスすることができる。 こうして、グローバルは、グローバル分析モジュールのネームに対する参照を 含む高レベル分析モジュールでコンパイルされる全ての制御レベル分析モジュー ル間で共有し得る可変位置をもたらす。広域変数はまた、オペレータ・インター フェースを介して、外部からアクセス可能である。広域変数の代表的使用は、統 計量測定等に対してのものである。 グローバルのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 グローバル型式の新しい低レベル分析モジュール用のAMIとして使用すべ きネーム。 2 8ビットバイトの数における広域変数の寸法。これは、この場合、(コンパ イルの際に)直ちに実行されるAPFを参照することによってもたらすこと ができよう。 グローバルの代表的使用の例。 グローバル・マイネーム・タイム。 共通に定数を使用したこれらは、個別のAPFとして定義される。実行される ク・エントリを発生する。 データ型式の寸法(SIZE OF DATA TYPES) 汎用分析システムに使用された異なるデータ型式のこれらの寸法は、PROC −ENDPROC定義及び上述のグローバルにおける、共通に使用した定数であ る。従って、これらは、個別APFとして定義される。実行されるとき、これら は、データ型式の値を保持するのに要求される8ビットバイトの数に等しい値を 含むスタック・エントリを発生する。 この種のAPFは、以下の通りである。 CPP 通話パラメータ・ポインタ 2オクテット TOKEN 分析モジュール・トークン 4オクテット TIME 時間値 2オクテット DAYTYPE 通日型式の値 1オクテット DATE 日付け値 4オクテット OCTET 8ビット値 1オクテット SHORT 16ビット値 2オクテット LONG 32ビット値 4オクテット ストリング型式の通日型式の寸法を得るため、寸法を計算するAPFのセット が定義される。戻される値は、ストリング中に長さフィールドを含むストリング の長さである。 STRING オクテットストリング(Nオクテット) N+1オクテット NUMBER BCDストリング(Nディジット) N/2+1(Nが奇数であれば+1)。(最初のオクテットは 、 ストリング中のオクテットの数を含む) これらのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 N、ストリング中の要素の数。これは、この場合、(コンパイルの際)直ち に実行されるAPFを参照して設けることができる。 使用例 CONSTANTナンバサイズ16 GLOBALマイグローバルNUMBERナンバサイズ アレイ通日型式の寸法を得るため、寸法を計算するAPFが定義される。戻さ れる値は、アレイに対して要求されるオクテットの数である。 ARRAY 型式Tの個の要素 N*Tの寸法のアレイ ARRAYのAPFは、以下のコンパイル時間入力を要求する。 1 N、アレイ中の要素の数。これは、この場合、(コンパイルの際)直ちに実 行されるAPFを参照することによって設けることができる。 2 アレイの要素寸法。これは、この場合、(コンパイルの際)直ちに実行され るAPFを参照することによって設けることができる。 使用例 GLOBALマイグローバルARRAY 8 TIME (8個の時間値を含む分析モジュールを定義する) スタック・オペレーション(STACK OPERATION) スタック・オペレーションは、最上のスタック・エントリの内容に基づいて、 オペレーションを行う。スタックは、項目別にしたスタックであり、こうして、 オペレーションは、可変寸法のスタック・エントリについて働く。 SWAP スタック上の2つの最上のエントリが、交換される。 ROTATE スタック上の3つの最上のエントリが、回転される。 DUPLICATE 最上のスタック・エントリは、複製される。 OVER スタック上の2番目のスタック・エントリは、スタックの最上層にコピーされ る。 値処理オペレーション(VALUE MANIPULATION OPERAT ION) 2つのオペランドのオペレーションは、以下の総称的構造を有する。 スタック上の2つの最上のエントリは、2オペランド演算子を元のエントリに 適用する結果を含むエントリで置換される。 ADD V3は、オペランドの算術和である。 SUBTRACT V3は、V2からV1を引いた結果である(即ち、V3 =V2−V1)。 DIVIDE V3は、V1で割ったV2の商のフロア(floor)であ る。 MODULO V3は、V1で割ったV2の剰余である。 MULTIPLY V3は、V1とV2を掛けた結果である(即ち、V3= V2・V1)。 AND V3は、オペランドのビット単位論理「AND」である 。 OR V3は、オペランドのビット単位論理「OR」である。 XOR V3は、オペランドのビット単位論理「XOR」である 。 MAX V3は、オペランドの最高値である。 MIN V3は、オペランドの最小値である。 EQUAL V3は、オペランドの値が等しければ、ブール値「TR UE」である。 LESS V3は、オペランドV2の値が、オペランドのV1の値 よりも低ければ、ブール値「TRUE」である。 LESS_EQ V3は、オペランドV2の値が、オペランドのV1の値 以下であれば、ブール値「TRUE」である。 GREATER V3は、オペランドV2の値が、オペランドのV1の値 よりも高ければ、ブール値「TRUE」である。 GREATER_EQ V3は、オペランドV2の値が、オペランドの値以上で あれば、ブール値「TRUE」である。 1オペランド・オペレーションは、以下の総称的構造を有する。 スタック上の最上のエントリは、単項演算子を元のエントリに適用する結果を 含むエントリで置換される。 ABS V2は、オペランドの絶体値である。 NEGATE V2は、オペランドの2の補数、即ち、(0−V1)の差で ある。 NOT V2は、オペランドの1の補数である。 LENGTH V2は、V1におけるストリング値の長さである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月30日 【補正内容】 請求の範囲 1.複数の分析モジュールを備えた分析制御データと、 データのセットに関する少なくとも1つの分析を実行し、複数の分析プリミテ ィブを備えた汎用分析プログラムであって、この際、前記少なくとも1つの分析 は前記複数の分析モジュールのセットから構成され、前記実行は、前記分析プリ ミティブの少なくとも1つを使用することによって実施されてなる前記汎用分析 プログラムと、を具備する、汎用分析システム。 2.請求項1記載の汎用分析システムにおいて、前記汎用分析プログラムは、 新しい分析モジュールを加える手段を更に備える、汎用分析システム。 3.請求項1記載の汎用分析システムにおいて、前記分析プリミティブのおの おのは、分析モジュールの特定の型式を解釈する、汎用分析システム。 4.請求項3記載の汎用分析システムにおいて、前記分析モジュールのおのお のは、 その型式を解釈する分析プリミティブの標識と、 前記少なくとも1つの分析の一部分を制御する制御データと、を含む、汎用分 析システム。 5.電話通話を処理するシステムにおいて、 少なくとも1つの交換機と、 各交換機における、 複数の分析プリミティブを含む汎用分析プログラムと、 複数の分析モジュールを含む分析制御データと、 おのおのが前記交換機を介して各電話通話に対応する複数の通話記録を含む 通話制御データと、を具備する、システム。 6.請求項5記載のシステムにおいて、前記分析モジュールは、おのおのが異 なる分析を制御する複数の分析構造にグループ分けされる、システム。 7.請求項6記載のシステムにおいて、前記分析構造は、経路付け分析構造と 、宛先分析構造とを含む、システム。 8.請求項6記載のシステムにおいて、各通話記録は、 発呼者のサービス・プロファイルに関するデータを含む加入者データと、 前記発呼者によってダイヤルされるディジットを含む加入者入力と、 前記分析構造のうちの1つの制御の下に、前記汎用分析プログラムによって実 行される分析の結果であって、前記汎用分析プログラムによって通話記録に書き 込まれてなる前記結果と、 前記汎用分析プログラムに対して異なる分析を実行するように命令する通話制 御プログラムによって通話記録に書き込まれる他のデータと、のうちの少なくと も1つに対する複数の通話パラメータ値を記憶する、システム。 9.請求項8記載のシステムにおいて、前記結果は、別の分析を実行すべく、 前記汎用分析プログラムによって使用される、システム。 10.請求項8記載のシステムにおいて、前記結果は、通話処理を制御すべく、 前記通話制御プログラムによって使用される、システム。 11.工業プロセスを制御する方法において、 前記工業プロセスに対する複数のパラメータを記憶する段階であって、前記複 数のパラメータのおのおのが、 前記工業プロセスから発生される入力と、 前記工業プロセスの特性を定義するデータと、 より以前に実行した分析の結果とを含んでなる前記段階と、 おのおのが前記パラメータの分析の一部分を制御すると共に、少なくとも1つ が前記分析からの結果を発生する複数の分析モジュールを実行する段階と、 前記結果に基づいて前記工業プロセスを制御する段階と、を具備する、工業プ ロセスを制御する方法。 12.請求項11記載の方法において、前記結果は、前記分析からの中間結果で ある、方法。 13.請求項11記載の方法において、前記結果は、前記分析からの最終結果で ある、方法。 14.請求項11記載の方法において、前記工業プロセスは、電話通話に対する 接続用のプロセスであり、前記パラメータは、通話関係のデータである、方法。 15.請求項11記載の方法において、前記分析モジュールのおのおのは、 参照分析モジュールが実行されるときに実行すべき機能を指示する機能標識と 、 前記機能によって解釈されるべき制御データを含む制御フィールドと、を備え る、方法。 16.請求項15記載の方法において、前記制御フィールドは、実行すべき次の 分析モジュールを指示する少なくとも1つのモジュール標識を含む、方法。 17.請求項16記載の方法において、前記制御フィールドは、メモリにおける パラメータの場所を同定する少なくとも1つのパラメータ標識を含む、方法。 18.請求項17記載の方法において、前記機能は、前記メモリ場所に記憶され たパラメータ値を分析する、方法。 19.請求項17記載の方法において、前記制御フィールドは、少なくとも1つ の所定値を更に含み、前記機能は、前記所定値を前記メモリ位置に書き込む、方 法。 20.工業プロセスを制御するのに使用される少なくとも1つの分析をコンパイ ルし、実行する方法において、 おのおのがビルド手続き及びドウ手続きを含む複数の高レベル分析プリミティ ブを設ける段階と、 前記高レベル分析プリミティブの少なくとも1つのビルド手続きを使用して、 複数の制御レベル分析モジュールをコンパイルする段階であって、この際、前記 制御レベル分析モジュールは、前記少なくとも1つの分析を表わす木構造を形成 してなる前記段階と、 前記制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した高レベル分析プ リミティブのドウ手続きを使用して、前記木構造の各制御レベル分析モジュール を実行する段階と、を具備する、方法。 21.請求項20記載の方法において、 複数の低レベル分析プリミティブを設ける段階と、 前記低レベル分析プリミティブを使用して、複数の低レベル分析モジュールを コンパイルする段階と、 前記低レベル分析モジュールを使用して、複数の高レベル分析モジュールをコ ンパイルする段階であって、この際、前記高レベル分析モジュールのおのおのが ビルド手続き及びドウ手続きを含んでなる前記段階と、 前記高レベル分析モジュールの少なくとも1つのビルド手続きを使用して、複 数の新しい制御レベル分析モジュールをコンパイルする段階であって、この際、 前記新しい制御レベル分析モジュールは前記木構造に加えられてなる前記段階と 、 前記新しい制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した高レベル 分析モジュールのドウ手続きを使用して、前記木構造の各新しい制御レベル分析 モジュールを実行する段階と、を更に具備する、方法。 22.請求項21記載の方法において、前記高レベル分析プリミティブ及び前記 低レベル分析プリミティブは、組込み機能である、方法。 23.請求項21記載の方法において、前記高レベル分析モジュール及び前記低 レベル分析モジュールは、ユーザ定義機能である、方法。 24.汎用分析プログラムと汎用制御データとを有する汎用分析システムであっ て、 前記汎用分析プログラムは、複数の低レベル分析プリミティブと複数の高レベ ル分析プリミティブとを含み、前記低レベル分析プリミティブのおのおのは特定 の機能を実行するサブルーチンを備え、前記高レベル分析プリミティブはビルド 手続きとドウ手続きを備えており、 前記分析制御データは、複数の低レベル分析モジュール、複数の高レベル分析 モジュール及び複数の制御レベル分析モジュールを含み、前記低レベル分析モジ ュールのおのおのが前記低レベル分析プリミティブの少なくとも1つからコンパ イルされ、前記高レベル分析モジュールのおのおのがビルド手続き及びドウ手続 きを有し、前記制御レベル分析モジュールのおのおのがビルド手続きでコンパイ ルされると共に、前記高レベル分析プリミティブのうちの1つまたは前記高レべ ル分析モジュールのうちの1つのドウ手続きで解釈される、 汎用分析システム。 25.請求項24記載の汎用分析システムにおいて、前記低レベル及び高レベル 分析プリミティブは、組込み式であり、前記低レベル、高レベル及び制御レベル 分析モジュールは、ユーザ定義式である、汎用分析システム。 26.請求頂24記載の汎用分析システムにおいて、前記制御レベル分析モジュ ールのおのおのは、解釈高レベル分析プリミティブまたは高レベル分析モジュー ルを参照する機能標識と、分析の一部分を制御する制御データを含む制御フィー ルドとを備える、汎用分析システム。 27.請求項26記載の汎用分析システムにおいて、前記制御レベル分析モジュ ールのうちの少なくとも幾つかのおのおのは、参照制御レベル分析モジュールに よって分析されるべきパラメータを参照するパラメータ識別を更に備える、汎用 分析システム。 28.おのおのが外部ネームを有する複数の分析に対する複数の分析制御データ 構造であって、おのおのは、 おのおのが外部ネームを有すると共に、少なくとも幾つかが、分析が実行され るときに実行される複数の分析モジュール、 前記分析モジュールの外部ネームを対応するモジュール・トークンに翻訳する 分析モジュール辞書、及び 前記モジュール・トークンを、前記分析モジュールに対する対応するポインタ に翻訳する少なくとも1つの分析モジュール・トークン・テーブルを含んでなる 前記複数の分析制御データ構造と、 前記分析のネームを、前記分析制御データ構造に対する対応するポインタに翻 訳する分析制御データ辞書と、 おのおのが外部ネームを有すると共に、少なくとも幾つかが前記分析モジュー ルの特定の型式をコンパイルし、解釈する複数の分析プリミティブ機能と、 前記分析プリミティブ機能のネームを、対応するプリミティブ機能トークンに 翻訳する分析プリミティブ機能辞書と、 前記プリミティブ機能トークンを、前記分析プリミティブ機能に対する対応す るポインタに翻訳する分析プリミティブ機能トークン・テーブルと、 選択した分析のネーム、及び分析すべきパラメータのセットを含む記録を指し 示すパラメータ記録ポインタを含む入力データの受信に応答して、前記選択した 分析の実行を開始する分析インタプリタ手続きと、 前記パラメータ記録ポインタを記憶すると共に、前記分析プリミティブ機能が 、前記選択した分析の実行の際に前記パラメータをアクセスできるようにする分 析 実行入力データ・ハンドラと、 前記分析制御データ構造の少なくとも1つにおける少なくとも1つの分析のネ ーム、コンパイルすべき分析モジュールのネーム、及び新しい分析モジュールを コンパイルするのに使用すべき分析プリミティブ機能のネームを含む命令の受信 に応答して、前記新しい分析モジュールのコンパイルを開始する分析ビルド手続 きと、を具備する、汎用分析システム。 29.請求項28記載の汎用分析システムにおいて、前記少なくとも幾つかの分 析プリミティブ機能のおのおのは、分析モジュールの特定の型式をコンパイルす るのに使用するビルド手続き、及び分析モジュールの前記型式を解釈するのに使 用するドウ手続きを含み、この際、前記分析プリミティブ機能トークン・テーブ ルは、前記少なくとも幾つかの分析プリミティブ機能のおのおのに対するプリミ ティブ機能トークンを、2つのポインタ、即ち、前記ビルド手続きに対する第1 のポインタ及び前記ドウ手続きに対する第2のポインタに翻訳する、汎用分析シ ステム。 30.請求項28記載の汎用分析システムにおいて、前記入力データは、電気通 信システムを介して電話トラフィックの処理を制御する通話制御プログラムによ って送出され、かつ、 前記パラメータは、少なくとも1つの電話通話に関係するデータを備える、汎 用分析システム。 31.請求項28記載の汎用分析システムにおいて、前記入力データは、前記選 択された分析に特有の他の情報を含み、かつ、 前記他の情報は、前記分析実行入力データ・ハンドラに記憶される、汎用分析 システム。 32.請求項31記載の汎用分析システムにおいて、前記他の情報は、分析すべ き他のパラメータ記録に対するポインタを含む、汎用分析システム。 33.請求項28記載の汎用分析システムにおいて、前記分析実行入力データ・ ハンドラは、前記パラメータ記録に対するパラメータ値の読出し及び書込みを処 理するデータ記憶ハンドラと通信する、汎用分析システム。 34.請求項28記載の汎用分析システムにおいて、前記分析制御データ構造の おのおのは、 複数の分析モジュール・トークン・テーブルと、 前記分析モジュール・トークン・テーブルのうちの活動的な1つを指し示す能 動トークン・テーブル・ポインタと、 分析を実行するときに実行すべき第1の分析モジュールを参照すると共に、前 記能動モジュール・トークン・テーブルによって、第1の分析モジュールに対す るポインタに翻訳される分析開始−トークンと、を含む、汎用分析システム。 35.請求項34記載の汎用分析システムにおいて、前記分析開始トークン及び 前記能動トークン・テーブル・ポインタは、前記分析制御データ構造のおのおの における分析実行開始データ構造に存する、汎用分析システム。 36.請求項34記載の汎用分析システムにおいて、前記分析ビルド手続きは、 前記能動トークン・テーブル・ポインタの値を修正する命令を受信する、汎用分 析システム。 37.請求項28記載の汎用分析システムにおいて、前記分析のおのおののネー ムは、対応する制御データ構造に対するポインタと、分析にて実行すべき第1の 分析モジュールに対するトークンとの双方に翻訳される、汎用分析システム。 38.請求項28記載の汎用分析システムにおいて、前記命令は、前記分析ビル ド手続きと通信するオペレータ・インターフェースを介して入力される、汎用分 析システム。 39.請求28記載の汎用分析システムにおいて、前記分析ビルド手続きは、少 なくとも1つのより既存の分析モジュールの内容を修正する命令を受信する、汎 用分析システム。 40.工業プロセスを制御するシステムにおいて、 前記工業プロセスに対する複数のパラメータを記憶する手段であって、前記パ ラメータのおのおのが、 前記工業プロセスから発生された入力、 前記工業プロセスの特性を定義するデータ、及び より初期に実行した分析の結果を含んでなる前記手段と、 おのおのが前記パラメータの分析の一部分を制御すると共に、少なくとも1つ が前記分析からの結果を発生する複数の分析モジュールを実行する手段と、 前記結果に基づいて、前記工業プロセスを制御する手段と、を具備する、工業 プロセスを制御するシステム。 41.請求項39記載のシステムにおいて、前記結果は、前記分析からの中間結 果である、システム。 42.請求項39記載のシステムにおいて、前記結果は、前記分析からの最終結 果である、システム。 43.請求項39記載のシステムにおいて、前記工業プロセスは、電話通話の接 続に対するプロセスであり、前記パラメータは、通話関係のデータである、シス テム。 44.請求項39記載のシステムにおいて、前記分析モジュールのおのおのは、 参照分析モジュールが実行されるときに実行すべき機能を指示する機能標識と 、 前記機能によって解釈されるべき制御データを含む制御フィールドと、を備え る、システム。 45.請求項44記載のシステムにおいて、前記制御フィールドは、実行すべき 次の分析モジュールを指示する少なくとも1つのモジュール標識を含む、システ ム。 46.請求項44記載のシステムにおいて、前記制御フィールドは、メモリ中の パラメータの場所を同定する少なくとも1つのパラメータ識別を含む、システム 。 47.請求項46記載のシステムにおいて、前記機能は、前記メモリ場所に記憶 されたパラメータ値を分析する、システム。 48.請求項46記載のシステムにおいて、前記制御フィールドは、少なくとも 1つの所定の値を含み、前記機能は、前記所定の値を、前記メモリ場所に書き込 む、システム。 49.工業プロセスを制御するのに使用する少なくとも1つの分析をコンパイル し、実行するシステムにおいて、 おのおのがビルド手続き及びドウ手続きを含む複数の高レベル分析プリミティ ブを設ける手段と、 前記高レベル分析プリミティブの少なくとも1つのビルド手続きを使用して、 複数の制御レベル分析モジュールをコンパイルする手段であって、この際、前記 制御レベル分析モジュールか、前記少なくとも1つの分析を表わす木構造を形成 してなる前記手段と、 前記制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した高レベル分析プ リミティブのドウ手続きを使用して、前記木構造中の各制御レベル分析モジュー ルを実行する手段と、を具備する、システム。 50.請求項49記載のシステムにおいて、 複数の低レベル分析プリミティブを設ける手段と、 前記低レベル分析プリミティブを使用して、複数の低レベル分析モジュールを コンパイルする手段と、 前記低レベル分析モジュールを使用して、複数の高レベル分析モジュールをコ ンパイルする手段であって、この際、前記高レベル分析モジュールのおのおのは 、ビルド手続き及びドウ手続きを含んでなる前記手段と、 前記高レベル分析モジュールの少なくとも1つのビルド手続きを使用して、複 数の新しい制御レベル分析モジュールをコンパイルする手段であって、この際、 前記新しい制御レベル分析モジュールが、前記木構造に加えられてなる前記手段 と、 前記新しい制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した高レベル 分析モジュールのドウ手続きを使用して、前記木構造中の各新しい制御レベル分 析モジュールを実行する手段と、を更に具備する、システム。 51.請求項50記載のシステムにおいて、前記高レベル分析プリミティブ及び 前記低レベル分析プリミティブは、組込み機能である、システム。 52.請求項50記載のシステムにおいて、前記高レベル分析モジュール及び前 記低レベル分析モジュールは、ユーザ定義機能である、システム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.データのセットに関する少なくとも1つの分析を行う汎用分析プログラム と、 前記データセットに関する前記少なくとも1つの分析を制御する分析制御デー タと、を有する、汎用分析システム。 2.請求項1記載の汎用分析システムにおいて、前記汎用分析プログラムは、 複数の分析プリミティブを備え、 前記分析制御データは、複数の分析モジュールを備え、かつ 前記少なくとも1つの分析は、前記分析モジュールのセットから構成されると 共に、前記分析プリミティブの少なくとも1つを使用して、前記分析モジュール のセットを解釈することによって行われる、汎用分析システム。 3.請求項2記載の汎用分析システムにおいて、前記汎用分析プログラムは更 に、新しい分析モジュールを付加する手段を備える、汎用分析システム。 4.請求項2記載の汎用分析システムにおいて、前記分析プリミティブのおの おのは、分析モジュールの特殊型式を解釈する、汎用分析システム。 5.請求項4記載の汎用分析システムにおいて、前記分析モジュールのおのお のは、 その型式を解釈する分析プリミティブの指示と、 前記少なくとも1つの分析の一部分を制御する制御データと、を備える、汎用 分析システム。 6.電話呼出しを処理するシステムにおいて、 少なくとも1つの交換機と、 各交換機における、 複数の分析プリミティブを含む汎用分析プログラムと、 複数の分析モジュールを含む分析制御データと、 おのおのが前記交換機を介した各電話呼出しに対応する、複数の通話記録を含 む通話制御データと、を具備する、システム。 7.請求項6記載のシステムにおいて、前記分析モジュールは、おのおのが異 なる分析を制御する複数の分析構造にグループ分けされている、システム。 8.請求項7記載のシステムにおいて、前記分析構造は、経路付け分析構造及 び宛先分析構造を含んでいる、システム。 9.請求項7記載のシステムにおいて、各通話記録は、 発呼者のサービス・プロファイルに関するデータを含む加入者データと、 前記分析構造のうちの1つの制御の下に、前記汎用分析プログラムによって実 行された分析の結果にして、前記汎用分析分析プログラムよって通話記録に書き 込まれる分析結果と、 前記汎用分析プログラムに、異なる分析を実行するように命令する通話制御プ ログラムによって通話記録に書き込まれる他のデータと、のうちの少なくとも1 つに対する複数の通話パラメータ値を記憶する、システム。 10.請求項9記載のシステムにおいて、前記結果は、別の分析を実行すべく、 前記汎用分析プログラムによって使用される、システム。 11.請求項10記載のシステムにおいて、前記結果は、通話処理を制御すべく 、前記通話制御プログラムによって使用される、システム。 12.工業プロセスを制御する方法において、 前記工業プロセスに対する複数のパラメータを記憶する段階と、 おのおのが前記パラメータの分析の一部を制御すると共に、少なくとも1つが 前記分析から結果を発生する複数の分析モジュールを実行する段階と、を具備す る、工業プロセスの制行方法。 13.請求項12記載の方法において、前記パラメータは、 前記工業プロセスから発生された入力と、 前記工業プロセスの特性を定義するデータと、 より以前に実行した分析の結果と、を含む方法。 14.請求項12記載の方法において、前記結果は、前記分析からの中間結果で ある、方法。 15.請求項12記載の方法において、前記結果は、前記分析からの最終結果で ある、方法。 16.請求項12記載の方法において、前記工業プロセスは、電話通話の接続に 対するプロセスであり、前記パラメータは、通話に関係したデータである、方法 。 17.請求項12記載の方法において、前記分析モジュールのおのおのは、 参照用分析モジュールが実行されるときに実行すべき機能を指示する機能標識 と、 前記機能によって解釈すべき制御データを含む制御フィールドと、を備える、 方法。 18.請求項17記載の方法において、前記制御フィールドは、実行すべき次の 分析モジュールを指示する少なくとも1つのモジュール標識を含んでいる、方法 。 19.請求項17記載の方法において、前記制御フィールドは、メモリ中のパラ メータの場所を同定する少なくとも1つのパラメータ識別を含んでいる、方法。 20.請求項19記載の方法において、前記機能は、前記メモリ場所に記憶され たパラメータ値を分析する、方法。 21.請求項19記載の方法において、前記制御フィールドは、少なくとも1つ の所定の値を更に含み、前記機能は、前記所定の値を前記メモリ場所に書き込む 、方法。 22.工業プロセスを制御するのに使用する少なくとも1つの分析をコンパイル し実行する方法において、 おのおのがビルド(build)手続き及びドウ(do)手続きを含む複数の高レベ ル分析プリミティブを設ける段階と、 前記高レベル分析プリミティブの少なくとも1つのビルド手続きを使用して、 複数の制御レベル分析モジュールをコンパイルし、この際、前記制御レベル分析 モジュールが、前記少なくとも1つの分析を表わす木構造を形成してなる段階と 、 前記制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した高レベル分析プ リミティブのドウ手続きを使用して、前記木構造中の各制御レベル分析モジュー ルを実行する段階と、を具備する、方法。 23.請求項22記載の方法において、 複数の低レベル分析プリミティブを設ける段階と、 前記低レベル分析プリミティブを使用して、複数の低レベル分析モジュールを コンパイルする段階と、 前記低レベル分析モジュールを使用して、複数の高レベル分析モジュールをコ ンパイルし、この際、前記高レベル分析モジュールのおのおのは、ビルド手続き 及びドウ手続きを含んでなる段階と、 前記高レベル分析モジュールの少なくとも1つのビルド手続きを使用して、複 数の新しい制御レベル分析モジュールをコンパイルし、この際、前記新しい制御 レベル分析モジュールは前記木構造に加えられてなる段階と、 前記新しい制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した高レベル 分析モジュールのドウ手続きを使用して、前記木構造の各新しい制御レベル分析 モジュールを実行する段階と、を更に具備する、方法。 24.請求項23記載の方法において、前記高レベル分析プリミティブ及び前記 低レベル分析プリミティブは、組込み機能である、方法。 25.請求項23記載の方法において、前記高レベル分析モジュール及び前記低 レベル分析モジュールは、ユーザ定義機能である、方法。 26.汎用分析プログラムと分析制御データとを具備する汎用分析システムであ って、 前記汎用分析プログラムは複数の低レベル分析プリミティブと複数の高レベル 分析プリミティブを含み、前記低レベル分析プリミティブのおのおのが特定の機 能を実行するサブルーチンを備え、前記高レベル分析プリミティブのおのおのが ビルド手続き及びドウ手続きを備えており、 前記分析制御データは、複数の低レベル分析モジュール、複数の高レベル分析 モジュール及び複数の制御レベル分析モジュールを含み、前記低レベル分析モジ ュールのおのおのが前記低レベル分析プリミティブの少なくとも1つからコンパ イルされ、前記高レベル分析モジュールのおのおのがビルド手続き及びドウ手続 きを有し、前記制御レベル分析モジュールのおのおのがビルド手続きでコンパイ ルされると共に、前記高レベル分析プリミティブの1つまたは前記高レベル分析 モジュールの1つのドウ手続きで解釈される、 汎用分析システム。 27.請求項26記載の汎用分析システムにおいて、前記低レベル及び高レベル 分析プリミティブが組込み式であり、前記低レベル、高レベル及び制御レベル分 析モジュールがユーザ定義式である、分析システム。 28.請求項26記載の汎用分析システムにおいて、前記制御レベル分析モジュ ールのおのおのは、解釈高レベル分析プリミティブまたは高レベル分析モジュー ルを参照する機能標識と、分析の一部分を制御する制御データを含む制御フィー ルドとを備える、汎用分析システム。 29.請求項28記載の汎用分析システムにおいて、前記制御レベル分析モジュ ールの少なくとも幾つかのおのおのは、参照制御レベル分析モジュールによって 分析すべきパラメータを参照するパラメータ識別を更に含んでいる、汎用分析シ ステム。 30.おのおのが外部ネームを有する複数の分析に対する複数の分析制御データ 構造であって、その分析制御データ構造のおのおのは、 おのおのが外部ネームを有すると共に、少なくとも幾つかのものが、分析が実 行されるときに実行される複数の分析モジュール、 前記分析モジュールのネームを対応するモジュール・トークンに翻訳する分析 モジュール辞書、及び 前記モジュール・トークンを前記分析モジュールに対する対応するポインタに 翻訳する少なくとも1つの分析モジュール・トークン・テーブルを含む前記複数 の分析制御データと、 前記分析のネームを、前記分析制御データ構造に対する対応するポインタに翻 訳する分析制御データ辞書と、 おのおのが外部ネームを有すると共に、少なくとも幾つかのものが前記分析モ ジュールの特定の型式をコンパイルし、解釈する複数の分析プリミティブ機能と 、 前記分析プリミティブ機能のネームを対応するプリミティブ機能トークンに翻 訳する分析プリミティブ機能辞書と、 前記プリミティブ機能トークンを、前記分析プリミティブ機能に対する対応す るポインタに翻訳する分析プリミティブ機能トークン・テーブルと、 選択された分析のネーム、及び分析すべきパラメータのセットを含む記録を指 し示すパラメータ記録ポインタを備えた入力データの受信に応答して、前記選択 された分析の実行を開始する分析インタプリタ手続きと、 前記パラメータ記録ポインタを記憶すると共に、前記分析プリミティブ機能が 、前記選択された分析の実行の際に前記パラメータをアクセスできるようにする 分析実行入力データ・ハンドラと、 前記分析制御データ構造の少なくとも1つにおける少なくとも1つの分析のネ ーム、コンパイルすべき分析モジュールのネーム、及び新しい分析モジュールを コンパイルするのに使用すべき分析プリミティブ機能のネームを含む命令の受信 に応答して、新しい分析のコンパイルを開始する分析ビルド手続きと、を具備す る、汎用分析システム。 31.請求項30記載の汎用分析システムにおいて、前記少なくとも幾つかの分 析プリミティブ機能のおのおのは、分析モジュールの特定の型式をコンパイルす るのに使用するビルド手続きと、分析モジュールの前記型式を解釈するのに使用 するドウ手続きとを含み、この際、前記分析プリミティブ機能トークン・テーブ ルは、前記少なくとも幾つかの分析プリミティブ機能のおのおのに対するプリミ ティブ機能トークンを、2つのポインタ、即ち、前記ビルド手続きに対する第1 のポインタ及び前記ドウ手続きに対する第2のポインタに翻訳する、汎用分析シ ステム。 32.請求項30記載の汎用分析システムにおいて、前記入力データは、電気通 信システムを介して電話トラフィックの処理を制御する通話制御プログラムによ って送出される、汎用分析システム。 33.請求項30記載の汎用分析システムにおいて、 前記入力データは、前記選択された分析に特有の他の情報を更に含み、かつ 前記他の情報は、前記分析実行入力データ・ハンドラに記憶される、汎用分析 システム。 34.請求項33記載の汎用分析システムにおいて、前記他の情報は、分析すべ き他のパラメータ記録に対するポインタを含む、汎用分析システム。 35.請求項30記載の汎用分析システムにおいて、前記分析実行入力データ・ ハンドラは、前記パラメータ記録に対するパラメータ値の読出し及び書込みを処 理するデータ記憶ハンドラと通信する、汎用分析システム。 36.請求項30記載の汎用分析システムにおいて、前記分析制御データ構造の おのおのは、 複数の分析モジュール・トークン・テーブルと、 前記分析モジュール・トークン・テーブルのうちの能動的な1つを指し示す能 動トークン・テーブル・ポインタと、 分析が実行されるときに実行すべき第1の分析モジュールを参照すると共に、 前記能動モジュール・トークン・テーブルによって第1の分析モジュールに対す るポインタに翻訳される分析開始トークンと、を備える、汎用分析システム。 37.請求項36記載の汎用分析システムにおいて、前記分析開始トークン及び 前記能動トークン・テーブル・ポインタは、前記分析制御データ構造のおのおの における分析実行開始データ構造に存する、汎用分析システム。 38.請求項36記載の汎用分析システムにおいて、前記分析ビルド手続きは、 前記能動トークン・テーブル・ポインタを修正すべく、命令を受信する、汎用分 析システム。 39.請求項30記載の汎用分析システムにおいて、前記分析のおのおののネー ムは、対応する分析制御データ構造に対するポインタと、分析にて実行すべき第 1の分析モジュールに対するトークンとの双方に翻訳される、汎用分析システム 。 40.請求項30記載の汎用分析システムにおいて、前記命令は、前記分析ビル ド手続きと通信するオペレータ・インターフェースを介して入力される、汎用分 析システム。 41.請求項30記載の汎用分析システムにおいて、前記分析ビルド手続きは、 少なくとも1つのより既存の分析モジュールの内容を修正すべく、命令を受信す る、汎用分析システム。 42.工業プロセスを制御するシステムにおいて、 前記工業プロセスに対する複数のパラメータを記憶する手段と、 おのおのが前記パラメータの分析の一部分を制御すると共に、少なくとも1つ が前記分析から結果を発生する複数の分析モジュールを実行する手段と、 前記結果に基づいて、前記工業プロセスを制御する手段と、を具備する、シス テム。 43.請求項42記載のシステムにおいて、前記パラメータは、 前記工業プロセスから発生された入力と、 前記工業プロセスの特性を定義するデータと、 より以前に実行された分析の結果と、を含む、システム。 44.請求項42記載のシステムにおいて、前記結果は、前記分析からの中間結 果である、システム。 45.請求項42記載のシステムにおいて、前記結果は、前記分析からの最終結 果である、システム。 46.請求項42記載のシステムにおいて、前記工業プロセスは、電話通話の接 続に対するプロセスであり、前記パラメータは、通話関係のデータである、シス テム。 47.請求項42記載のシステムにおいて、前記分析モジュールのおのおのは、 参照分析モジュールが実行されるときに実行すべき機能を指示する機能標識と 、 前記機能によって解釈すべき制御データを含む制御フィールドと、を備える、 システム。 48.請求項47記載のシステムにおいて、前記制御フィールドは、実行すべき 次の分析モジュールを指示する少なくとも1つのモジュール標識を含む、システ ム。 49.請求項47記載のシステムにおいて、前記制御フィールドは、メモリ中の パラメータの場所を同定する少なくとも1つのパラメータ識別を含む、システム 。 50.請求項49記載のシステムにおいて、前記機能は、前記メモリ場所に記憶 されたパラメータ値を分析する、システム。 51.請求項49記載のシステムにおいて、前記制御フィールドは、少なくとも 1つの所定値を含み、前記機能は、前記所定値を前記メモリ場所に書き込む、シ ステム。 52.工業プロセスを制御するのに使用する少なくとも1つの分析をコンパイル し、実行するシステムにおいて、 おのおのがビルド手続き及びドウ手続きを含む複数の高レベル分析プリミティ ブを設ける手段と、 前記高レベル分析プリミティブの少なくとも1つのビルド手続きを使用して、 複数の制御レベル分析モジュールをコンパイルする手段であって、この際、前記 制御レベル分析モジュールが、前記少なくとも1つの分析を表わす木構造を形成 してなる前記手段と、 前記制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した高レベル分析プ リミティブのドウ手続きを使用して、前記木構造の各制御レベル分析モジュール を実行する手段と、を具備する、システム。 53.請求項52記載のシステムにおいて、 複数の低レベル分析プリミティブを設ける手段と、 前記低レベル分析プリミティブを使用して、複数の低レベル分析モジュールを コンパイルする手段と、 前記低レベル分析モジュールを使用して、複数の高レベル分析モジュールをコ ンパイルする手段であって、この際、前記高レベル分析モジュールのおのおのが ビルド手続き及びドウ手続きを含んでなる前記手段と、 前記高レベル分析モジュールの少なくとも1つのビルド手続きを使用して、複 数の新しい制御レベル分析モジュールをコンパイルする手段であって、この際、 前記新しい制御レベル分析モジュールが前記木構造に加えられてなる前記手段と 、 前記新しい制御レベル分析モジュールをコンパイルするのに使用した高レベル 分析モジュールのドウ手続きを使用して、前記木構造の各新しい制御レベル分析 モジュールを実行する手段と、を更に具備する、システム。 54.請求項53記載のシステムにおいて、前記高レベル分析プリミティブ及び 前記低レベル分析プリミティブは、組込み機能である、システム。 55.請求項53記載のシステムにおいて、前記高レベル分析モジュール及び前 記低レベル分析モジュールは、ユーザ定義機能である、システム。
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