JPH08505061A - 尿失禁管理用の改良されたパッドおよびパッドチューブコネクタ - Google Patents

尿失禁管理用の改良されたパッドおよびパッドチューブコネクタ

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JPH08505061A
JPH08505061A JP5509214A JP50921493A JPH08505061A JP H08505061 A JPH08505061 A JP H08505061A JP 5509214 A JP5509214 A JP 5509214A JP 50921493 A JP50921493 A JP 50921493A JP H08505061 A JPH08505061 A JP H08505061A
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エイチ クンツ,デイヴィッド
イー エルソン,エドワード
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ダヴスター カリフォルニア インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 真空ポンプおよび収集リザーバを有する尿吸引システムとともに、改良されたパッドおよびパッドチューブコネクタが用いられる。この改良されたパッドはその容積内で孔開きチューブを利用し、ウィック構造体により囲まれている。このウィック構造体はパッドから中心の孔開き管にむけて液体を毛細管現象により吸引するとともに、パッド内の吸収性材料と摩擦係合し、パッドの安定性を高めている。本発明に係わる改良されたコネクタは、パッドの端部近くの点でパッド内の中心に位置する孔開きチューブと係合するだけでなく、パッドを囲む材料とも係合して、より強固な取り付けを可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】 尿失禁管理用の改良されたパッドおよびパッドチューブコネクタ 発明の背景 本発明は、尿収集および廃棄システムにおいて使用するための改良された装置 に関し、より詳細には、尿収集および廃棄作業においてより効率的な改良された パッドおよびパッドチューブコネクタに関する。 病院、老人ホームまたは家庭における車椅子または寝たきり患者の失禁の問題 は、患者のケアに関連した特別かつ継続した問題である。このような肉体的な障 害は老人の間ではより多く起きている問題である。肉体の構造上の理由から、婦 人の尿収集装置を設計することは特に困難である。 寝たきり患者をできるだけ快適にするため、患者のベッドを清潔かつ乾いた状 態に維持するよう失禁患者に対しては1日数回寝具を頻繁に変える必要がある。 排尿の後から汚れたりまたは濡れた寝具に付き添い人が気が付き、これを交換す る処置をとるまでには所定の時間がかかる。この間、患者は尿を吸収した寝具に 接触しており、かかる接触により発疹または痛みが生じやすい。車椅子に座りき りである患者についても同様の問題が生じる。 必要な移動能力または失禁を自己管理する能力のない患者が、上記のような状 況にある場合、これまではある種の使い捨ての吸収性パッドが使用されていた。 このような目的のための市販されている、かかる使い捨てパッドは多数あり、こ れらパッドは、通常、繊維質の詰め物または他の親水性材料から成る吸収性コア を用いている。このような構造のパッドの問題は、漏れを生じることなく多量の 流量または容積の尿を受け入れ、保留することができないことである。更にパッ ドは通常、使用により濡れている場合、または乾いた状態のいずれにおいてもか さばり、かなり不便な状態で頻繁に交換しなければならず、従って患者への付き 添い人のコストもかかる。更に尿を吸収したかさばるパッドを交換するにはパッ ドに触らなければならず、これは不快な作業である。更に、頻繁な交換をするこ とは、すぐに使用できる多数のパッドを確保するという不便さが生じるとともに 、多数のパッドを廃棄することになり、多量の廃棄物の問題が生じる。 これまで尿失禁の問題を扱うものとして、米国特許第3,349,768号:第4,610,6 75号;第4,713,065号;第4,200,102号;第4,886,508号がある。また、尿失禁の 問題を扱った外国特許として、英国特許第2,148,126A号およびフランス特許第1, 485,683号がある。 「尿失禁の管理のための流体吸引システム」を発明の名称とする、デビッド・ エイチ・クンツ(David H.Kuntz)に付与された米国特許第4,747,166号には、 尿失禁を扱ったより最新の方法が開示されている。ここに開示された吸引システ ムは、真空ポンプとチューブを介して吸収性パッドに接続された尿収集リザーバ を含む。チューブは、ある例では開口部を介してパッドに接続でき、別の例では 開口部によりカップリングアダプタと係合する。ここに開示されたパッドは極め て吸収性の高い繊維質の組織の一連の層を有し、これら組織の層は、底部が薄い 不透過性層に囲まれ、頂部が透過性層により囲まれ、これら層はパッドの中間エ ッジにて接合されている。陰部をシール自在に囲み、ここをシールするようにシ ールリングが設けられている。 クンツの吸引システムを備えた失禁対策装置を使用した場合、時間が経過する につれ、特に患者自身が自ら体位を変えたり、または付き添い人が患者の寝具を 変える際にパッドから離間する方向に接続チューブにかなりの力が加わることが 判った。接続の不具合を起こすようなかかる力は、2つのメカニズムのうちの一 つによって生じる。チューブをパッドに接続しているコネクタが、はずれるとい う事故が起こり得る。この場合、パッドには吸引力は加わらなくなる。吸引力が なくなると、パッドは一杯になり、チューブの接続点またはエッジのまわりでオ ーバーフローが生じる。第2の事故では、パッド内の孔開きチューブが接続チュ ーブおよびコネクタに接続されたまま、パッドから軸方向にずれてしまう。パッ ド内のチューブがパッドからずれた範囲で、適正な吸引が行われなくなり、パッ ドはいっぱいになり、漏れが生じやすくなる。 チューブ状の容器およびその他装置にチューブを接続する技術として、いくつ かの方法が知られている。米国特許第4,969,879号、第4,895,570号、第4,752,29 2号、第3,394,954号、および第2,452,643号にかかる装置および方法が記載され ている。これまで公知の技術の上記引用例のいずれにも、限界および好ましくな い点があり、このため尿吸引システムとともに用いるには好ましくない。 求められているのは、パッドから容易にずれない尿収集構造体を有し、吸引シ ステムとともに利用可能な吸収性パッドの改良されたデザインを提供することで ある。パッド内の尿収集構造は、パッドの排尿に寄与し、かつパッド内のいくつ かの点での好ましくない収集を少なくするものでなければならない。かかる改良 されたパッドのとともに用いることが求められるコネクタとは、吸引チューブを 内部に設けられた尿収集構造体に固定するとともに、パッドに対する尿収集装置 の軸方向の移動を阻止するよう働き、さらに必要なときに容易にはずすことがで きるコネクタである。 発明の簡単な概要 真空ポンプおよび尿収集リザーバを有する尿吸引システムとともに利用できる 、本発明に係わる改良されたパッドおよびパッドチューブコネクタは、吸収性パ ッド内で孔開き吸引チューブを利用するものであり、この吸引チューブはパッド の表面、内部およびエッジから中心の孔開きチューブに向けて液体を毛細管現象 により吸引するウィック構造体に接し、かつこれに囲まれている。ウィック構造 体はパッドの大部分の容積を占めている吸収性材料に吸引チューブをさらに摩擦 係合させている。多孔質構造体およびウィック材料の層は、このような層の間の 密な接触部は、孔開き吸引チューブへの吸引を制御した状態で行うための別のル ートとして働く。 本発明の改良されたコネクタは、摩擦嵌合または開閉自在に押圧されるジョー のいずれかまたはその組み合わせにより、パッドの端部の近くの点でウィック構 造内に包まれた孔開き吸引チューブと係合する。ウィック構造体内のある点にお けるコネクタと孔開き吸引チューブとの境界部のまわりで、液体シールが行われ ている。 改良されたコネクタは尿を吸収したパッドに触れることなく、コネクタから パッドを外すことを可能とする放出機構を含む。このコネクタを一方の手でつか みながら、他方の手で接続チューブをコネクタから離すように引くと、コネクタ のノズル端が引き寄せられ、孔開きチューブとの係合がはずれ、尿を吸収してい るパッドはコネクタからはずれて廃棄コンテナ内に落下するようになっている。 図面の簡単な説明 添付図面を参照しながら、次の詳細な説明を読めば、本発明の上記以外の特徴 および利点、その構成、構造および作動について最良に理解できよう。 図1は、一般化された断面に示された一般化された尿収集リザーバに接続され 、略図で示された真空ポンプに接続され、斜視図で表示された本発明に係わる改 良されたパッドおよびパッドチューブコネクタを用いる吸引システムを示す。 図2は、種々の材料の層を示す、図1のパッドの破断斜視図である。 図3は、図1の3−3線に沿った、図2のパッドの第1実施例の横断面図であ る。 図4は、図1の3−3線に沿った、図1のパッドの第2実施例の横断面図であ る。 図5は、図1の3−3線に沿った、図1のパッドの第3実施例の横断面図であ る。 図6は、図2〜5に示したウィック構造の拡大横断面図である。 図6aは、花弁形状の空隙を示す、図6に示したウィック構造の拡大横断面図 である。 図7は、図1〜5のパッドとともに使用できるコネクタの1ピース式の第1実 施例の正面図である。 図8は、図7のコネクタの第1実施例の平面図である。 図9は、図7および8のコネクタの第1実施例の側断面図である。 図10は、図7、8、および9のコネクタの第1実施例の背面図である。 図11は、図7、8、9および10の構造の第1実施例の斜視図である。 図12は、図1〜5のパッドとともに利用できるコネクタの2ピース式の第2 実施例の側断面図である。 図13は、図1〜5のパッドとともに利用できるコネクタの4ピース式の第3 実施例の側断面図である。 図14は、図1〜5のパッドとともに利用できるコネクタの2ピース式の第4 実施例の側断面図である。 図14aは、図1の14a−14a線に沿った図1のチューブの横断面図であ る。 図15は、接続チューブに係合する図7〜11の第1実施例のコネクタの側断 面図である。 図16は、図1〜5のパッドおよび接続チューブと完全係合位置にある第1実 施例のコネクタの側断面図である。 図17は、放出機構を有する2ピース式コネクタの第5実施例の側断面図であ る。 図18は、チューブに対して示された図17の実施例の2ピースコネクタのう ちの一部品の側断面図である。 図19は、チューブに接続された状態に示された図17および18の実施例の 2ピース式コネクタのうちの一部品の側断面図である。 図20は、関連する第2部品に嵌合した状態の第5実施例の2ピース式コネク タの第1部品の側断面図である。 図21は、組み立てられ、部分的に収縮した位置にある第5実施例のコネクタ の側断面図である。 図22は、乾いた吸収性パッドに完全に係合した、図17および図21のコネ クタの側断面図である。 図23は、湿った吸収性パッドを部分的に放出する位置にある、図22のコネ クタの側断面図である。 図24は、湿った吸収性パッドを完全に放出する位置にある、図22および図 23のコネクタの側断面図である。 図25は、本発明のパッドチューブコネクタの第6実施例の側断面図である。 図26は、吸収性パッドへの接続をすぐに行うことができる、伸長位置にある 実施例の側断面図である。 図27は、吸収性パッドに係合して接合された状態に示された、図25および 26の実施例の側断面図である。 図28は、湿った吸収性パッドを完全に放出する位置に示された、図25、2 6および27の実施例の側断面図である。 図29は、本発明のパッドチューブコネクタの第7実施例の側断面図である。 図30は、吸収性パッドにすぐ接続できるような伸長位置にある、図29に示 された実施例の側断面図である。 図31は、吸収性パッドに係合して接続する位置に示された、図30および3 1の実施例の側断面図である。 図32は、湿った吸収性パッドを完全に放出する位置に示された、図29、3 0、31および32の実施例の側断面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図1を参照すると、ほぼ矩形の吸収性パッド21は上方表面23を有する。こ の吸収性パッド21は、市販の衛生ナプキンと全体の外形が多少似ており、寸法 および形状はほぼ同じになっている。この吸収性パッド21は尿道開口部のまわ りの患者の体部と直接接触するようになっており、特に患者の体と衣服との間で 患者に対して容易に位置決めできるようになっている。吸収性パッド21は上方 表面23に沿ってすべての方向にフレキシブルであるので、すべての患者に容易 に密着し得る。 吸収性パッド21の外部は、本質的に非湿潤性の透過性材料25によってカバ ーされており、この材料25はパッド21の長手方向に沿ってこの吸収性パッド 21を囲み、一端27(以下平坦部27と称す)をシールされており、他端29 (チューブ端部29と称す)を部分的または全体的に閉じることができる。 改良されたコネクタ31はチューブ33を吸収性パッド21のチューブ端部2 9に取り外し自在に結合するようになっている。チューブ33の他端部は、尿収 集容器35に接続される。尿収集容器35は更にチューブ39を介して真空ポン プ37または同様な減圧装置に接続されており、減圧作用により尿を収集し、と チューブ33を流れる液体から真空ポンプ37を分離するように構成されている 。尿収集容器35は、チューブ39を通して尿収集容器35の上部にある空間4 1から空気をチューブ39が吸引して圧力を減圧し、チューブ33および降下チ ューブ43を通して、尿と空気の混合物を尿収集容器35に送るように構成され ている。 図2は、本発明のパッドの好ましい実施例の部分破断図である。パッド21の 底部には接着層が設けられており、この接着層はプラスチックまたは他の非接着 性の切り裂き片45を有している。この切り裂き片を除くと、接着層を露出でき るようになっている。外側の透過性非湿潤層25には、後に示すような接着層が 取り付けられており、この接着層はパッド21を衣服、おむつまたはカバーと共 に使用して、所定位置に保持する際に、ユーザーの衣服、おむつまたはカバーの 内面へのパッド21の固定を容易にしている。透過性の非湿潤性層25は、その 外周部にて吸収性パッド21内の層のすべてを囲むように示されている。吸収性 パッド21の頂部および透過性非湿潤性層25に隣接し、かつその内部において 極めて吸収性の高い内側層51が位置しており、この内側層51は吸収性パッド 21の内側空間部を閉じ、かつ透過性湿潤層25の境界部の内側を連続して延び ている。 吸収性パッド21の頂部23の近く、かつ極めて吸収性の高い内側層51に隣 接し、かつその下方部にはウィックチューブアセンブリ53と総称される構造体 が設けられている。このウィックチューブアセンブリ53は、チューブ59を挟 持するウィック材料55の少なくとも一つの第1層と、ウィック材料57の少な くとも一つの第2層とから構成されている。このチューブ59は後に示すように 、多数の孔が開けられているので、以下孔開きチューブ59と称す。一般に、ウ ィック材料55および57はウィックチューブアセンブリ53を形成するように 合体される以前はほぼ平坦な多孔性のシート材料である。これらウィック材料5 5および57は参考としている実施例ではペーパータオル状の硬度を有する。ウ ィック材料55および57はウィック作用により液体を引き寄せ、かつ液体を透 過するのに十分な吸収性を有していなければならないが、ウィック作用を禁止す るような液体を保留してはならない。ウィック材料55および57を形成する材 料のシートは、一般に互いに、かつ孔開きチューブ59の接触面の全領域にわた ってこの孔開きチューブ59に糊付けまたは他の方法で固定される。これにより 、非接触層の間の境界層を通って、孔開きチューブ59に空気が吸引されないこ とが保証される。図2においては、ウィック材料55および57の層のいずれも 、互いに同一空間に延びている。しかしながらウィック材料55および57の層 の一方は幅方向に省略してもよい。ウィック材料の層55および57は、同様な 吸収特性を有していてもよいし、または類似でない吸収特性を有していてもよい 。 図3は、図1の3−3線に沿った横断面図であり、吸収性パッド21の中央部 分の長手方向に沿った点における横断面図とほぼ等しい。次に、図2および図3 の双方を参照する。ここで、ウィック材料55および57は効率的な作用を保証 するように孔開きチューブ59の外側表面に密に順応し、これに接着することが 好ましい。このような密着する順応性により、毛細管現象による吸収でなくて、 液体が集まるような大きさの空間がなくなる。更に、周辺またはパッド21の内 側空間から液体を吸引する際ウィックの有効性を低下する気流の分路として働く ようなチャンネルも存在しない。 孔開きチューブ59には、これを貫通する直線状のボアが形成されており、更 に1つ以上の小孔すなわちほぼ上方の小孔61と、ほぼ下方の小孔63とが設け られていることに留意されたい。これら小孔は孔開きチューブ59に単一のボア をパンチングまたはドリルすることにより、最も容易に形成できる。吸収性パッ ド12内にある孔開きチューブ59の全長にわたって一連のほぼ上方の小孔61 およびほぼ下方の小孔63が形成されている。これら孔開きチューブは一端にて 閉じられるようにシールされている。 一般に、吸収性パッド21内で利用される孔開きチューブ59は、所定間隔で 孔開きチューブ59を貫通するように真っすぐにパンチングまたはドリルするこ とにより形成される。上方小孔61のすべてが孔開きチューブ59の最上の表面 に位置し、下方小孔のすべてが孔開きチューブ59の最下表面に位置するように 、上方小孔61および下方小孔63の多数のボアの軸線を同一平面内に位置させ てもよい。孔開きチューブ59は小孔61および63がウィックチューブアセン ブリ53の水平軸に対して垂直状態から平行状態まで変わり得る平面に位置する ように、ウィック層55と57の間に挟持してもよい。孔開きチューブ59は通 常長手方向部分が既に機械加工装置によりパンチングまたはドリルされた状態で 得られるか、またはこの孔開きチューブ59はパッド21の組み立ての際に孔を 開けたりパンチングしてもよい。 孔開きチューブ59は吸収性パッド21のほぼ全長にわたって延び、吸収性パ ッド21の平坦部27では閉じた状態となるようにシールされる。パッド21の チューブ端部である孔開きチューブ59の他端では開いた状態のままであり、平 面で終わっており、図1、2、3、4、5および6に示すように、孔開きチュー ブ59の断面図も、横断面形状とマッチングした端部形状を有している。 ウィックチューブアセンブリ53の下方および極めて吸収性の高い内部層51 に隣接して、かさばった(バルク)吸収性材料64が設けられている。このバル ク吸収性材料69は尿吸収性材料から成るコアを形成している。この尿吸収性材 料には尿を急速に吸収し、かつ解放する特性があり、更にこの材料は尿保持容量 を増すための一時的なリザーバとして働く。極めて吸収性の高い内側層51はこ のバルク吸収性材料69を完全に囲んでいることに留意されたい。層51は極め て吸収性が高いが、液体をウィックチューブアセンブリ53およびバルク吸収性 材料69にすぐに解放する。このような構成によりバルク吸収性材料69内の湿 分は、極めて吸収性の高い内側層51内にすぐに進入し、これを通過する。内側 層51が湿分を収集するにつれて、この層は更にウィックチューブアセンブリ5 3への吸引を受ける。 不透過性かつ非湿潤性層25内および極めて吸収性の高い内側層51の外部に は、透過性下方ライナー71が設けられている。このように、極めて吸収性の高 い内側層51は、患者の衣服または寝具を濡らさないようになっている。不透過 性の下方ライナー71は、極めて吸収性の高い内側層51の回りを周方向に完全 に延びているわけではなく、内側層51の底部および側部表面を囲んでいる。こ の不透過性下方ライナー71は、パッド21の側面の回りを部分的または完全に 上方に延びていてもよい。 吸収性パッド21の底部および側面にて、不透過性下方ライナー71は、透過 性非湿潤性層25と極めて吸収性の高い内側層51の内面とを分離する。しかし ながら、不透過性下方ライナー71は、その頂部近くの吸収性パッド21の両側 で終わっており、吸収性パッド21の頂部23上に延びる透過性非湿潤性層25 の一部と、極めて吸収性の高い内側層51とは互いに接触している。先に述べた オプションとしての接着層73は、吸収性パッド21の底部にて透過性非湿潤性 層25に隣接した状態に示されている。図3では、保護用の非接着性切り裂き片 45は示されていない。接着層73は吸収性パッド21を患者の衣服の内側に固 定して、吸収性パッド21を患者に良好に固定するのに使用されている。 ウィックチューブアセンブリ53がバルク吸収性材料69内に位置している図 4には、吸収性パッド21の第2の実施例が示されている。一方の層、すなわち 透過性非湿潤性材料25、極めて吸収性の高い内側層51および不透過性ライナ ー71は、図2に示したものと同じ態様でバルク吸収性材料69を囲んでいる。 ウィック材料55の第1層およびウィック材料57の第2層は、取り付けにより 片面が孔開きチューブ59の外側表面または他方の層の表面に接着している。 図5には吸収性パッド21の第3実施例が示されている。この図ではウィック チューブアセンブリ53はバルク吸収性材料69の下方に位置し、極めて吸収性 の高い内側層51と、不透過性ライナー71との間に位置している。 図6にはウィックチューブアセンブリ53の拡大横断面図が示されている。 互いに接触している第1ウィック材料55および第2ウィック材料57の領域 から、孔開きチューブ59の外側表面回りの第1ウィック材料55および第2ウ ィック材料57の接触領域への移行部は、この位置で大きな空隙を形成するもの ではない。 また、孔開きチューブ59の外側表面にある小孔61および63の端部は、第 1ウィック材料55および第2ウィック材料57からの物質により完全にカバー されることにも留意されたい。小孔61および63が層55および57に垂直な 平面以外の平面内にある場合も、これら層55および57によりカバーされる。 このように、上方小孔61および下方小孔63のいずれも大気に露出することは なく、吸収性パッド21が湿潤状態にあれば、常に毛細管現象により吸い上げら れた液状の尿に接触することになる。 互いに、さらに孔開きチューブ59に付着している、第1ウィック材料55お よび第2ウィック材料57の部分は、パッド21の他の要素に接触する伸長した 平面状表面を形成する。この伸長平面状ウィック表面がバルク吸収性材料69ま たは極めて吸収性の高い内側層51を含む他の吸収性材料と直接接触すると、軸 方向および横方向の運動に対する摩擦抵抗が大きくなる。 孔開きチューブ59の内側部分は、周方向に滑らかな構造であることが好まし い。図1、2、3、4、5および6に示す孔開きチューブ59の内側の横断面は 、円形状の空隙67となっている。孔開きチューブ59内の空隙67は、上記横 断面形状を含む他の形状、例えば図6aに示すような他の形状を用いることもで き、 このような形状にすると、ガスと液の2相混合物の移動がより効率的となり、ゴ ボゴボと聞こえるようなノイズが少なくなる。 図1〜6aに示すような本発明の改良パッドのすべての実施例は、他の図に詳 細に示す本発明の改良されたコネクタの実施例を使用すれば、図1のチューブ3 3に接続できる。図7を参照すると、コネクタ101の第1実施例は前方端から 示したものであり、この端部は吸収性パッド21の端部にて孔開きチューブ59 に接続するようになっている。 コネクタ101はほぼ矩形の形状を有する。このコネクタは一体型構造である ので、その構造部材は互いに連続している。コネクタ101は上方の半円形ジョ ー103と、これに対向する下方の半円形ジョー105と、これら半円形ジョー 103と105との間にある細長いノズル107とから成る。上方半円形ジョー 103および下方半円形ジョー105は、前記細長いノズル107に向かってく ぼんだ形状になっている。上方半円形ジョー103、下方半円形ジョー105お よび細長いノズル107は、フランジ109により支持されており、このフラン ジから延びている。コネクタ101にはボア110が完全に貫通している。 図8を参照すると、細長いノズル107は面取り部分111に移行し、更に軸 方向に縮小した部分113として終わっている。上方半円形ジョー103はウェ ッジ形状を有するものとして示されており、コネクタ101の他の上方表面領域 と連続している。コネクタ101の端部には図6および7に示すように、コネク タ101の上方にて盛り上がった直線状のバンプが幅方向に横断して延びている 。同様に、コネクタ101の下方には盛り上がった直線状のバンプ117が幅方 向に横断して延びている。 図9を参照すると、コネクタ101の断面図は切頭円錐形表面121および小 外径表面122を有する円形嵌合部119を示している。図8に示したコネクタ の主要表面は断面図にて上方レバー123およびこれに対向する下方レバー12 5となっている。上方半円形ジョー103および下方半円形ジョー105は、周 面上で内側に互いに対向するように配置された表面に、一連の歯127を有する 。上方半円形ジョー103および下方半円形ジョー105の各々の上の歯127 は異なる寸法となっている。これら歯の各々はフランジ109に近くなるにつれ て 寸法がしだいに大きくなっている。 上方半円形ジョー103および下方半円形ジョー105の内側表面は、フラン ジ109への方向に細長いノズル107から離間するよう延び、三角形の横断面 の空間を形成している。コネクタ101は一体的な構造であり、わずかにフレキ シブルな材料から製造されている。この材料は上方レバー123および下方レバ ー125を共にフレキシブルに押すことができるよう十分フレキシブルなもので なければならない。しかしながらこの材料は上方レバー123および下方レバー 125をともに押した際に、上方半円形ジョー103および下方半円形ジョー1 05が互いに回転方向に離間しないように過度にフレキシブルであってはならな い。 図10には、下方を向いた図が示されており、この図は、上方レバー123と 下方レバー125との間の間隙およびこれらレバーと円形取りつけ具119との 関係を示している。 図11には図7〜図11に示した第1実施例を斜視図で示している。ここには 上方レバー123および下方レバー125から上方半円形ジョー103および下 方半円形ジョー105への移行部のみならず、コネクタ101の全体の形状も明 らかに示されている。 図12を参照すると、本発明に係わるコネクタの第2実施例は、2ピース構造 のコネクタ151である。図7〜図10のコネクタ101のフランジ109を形 成する材料部分は、外側部品155と内側部品157との間の境界部を囲む接合 部153により物理的に分離されている。外側部品155上の内側に向いたラン ド159と内側部品157上の外側に位置するランド158との接合部に、ジョ イント153が形成されている。 外側部品155は、上方半円形ジョー161および下方半円形ジョー163、 上方歯および下方歯165、上方レバー171および下方レバー173上のそれ ぞれの盛り上がった直線状のバンプを含む構造体から構成されている。内側部品 157は、面取り部分177を有する前方に配置された細長いノズル175、軸 方向のより小さい部分179およびボア181、切頭円錐形表面185および小 外径表面187を有する、後方に配置された円形取り付け具183を含む構造に より構成されている。 図13を参照すると、本発明のコネクタの第3実施例は、4ピース式構造のコ ネクタ201を示す。ここで内側部分203は、図12の内側部分157に類似 しており、面取り部分207を有する前方に配置された細長いノズル205、軸 方向のより小さい部分209およびボア211と、切頭円錐形表面215および 小外径表面217を有する後方に配置された円形取りつけ具213を含む。 図13のコネクタ201では、内側部分203を囲む構造体は完全に分離され ている。上方部材221は上方半円形ジョー223と、上方歯225と、上方レ バー227と、上方の盛り上がった直線状のバンプ229とを含む。下方部材2 31は、下方半円形ジョー233と、下方歯235と、下方レバー237と、下 方の盛り上がった直線状バンプ239を含む。 上方フランジ242上のリニアジョイント241は、内側部分203から上方 部材221を分離するが、下方フランジ244上のリニアジョイント243は内 側部分203から下方部材231を分離する。リニアジョイント241および2 43は、コネクタ201の一方から他方に延びている。上方部材221および下 方部材231は、弾性部材245により内側部分203に接触するよう押圧され る。弾性部分245は、ジョイント241および243がある平面に隣接する平 面内でコネクタ201を囲む。このようなわずかにずらしたことにより、弾性部 材245はジョー223および233を共に押圧できるようになっている。上方 部材221および下方部材231は、ジョイント241および243にて内側部 分203に枢動自在に載っている。 図14を参照すると、ここには2ピース式コネクタ251としての本発明のコ ネクタの第3実施例が示されている。本体部は図7〜図11の第1実施例に類似 するが、コネクタ251を開位置または閉位置のいずれかにロックするための弾 性スリップリングが設けられている。図7〜図11の構造に類似する図14のう ちの構造は上方半円形ジョー253とこれに対向する下方半円形ジョー255と 、これらジョー253と255との間の細長いノズル257から成る。上方半円 形ジョー253および下方半円形ジョー255および細長いノズル257はフラ ンジ259により支持されており、このコネクタ251にはボア261が完全に 貫 通している。上方の盛り上がった直線状バンプ263および下方の盛り上がった 直線状のバンプ265はそれぞれ上方レバー267および下方レバー269によ りそれぞれ支持されている。 コネクタ251は円形の内側表面273を有する、後方に突出した円形取りつ け具271を有する上方半円形ジョー253および下方半円形ジョー255の互 いに周方向に対向した内側を向いた表面には一連の歯227が設けられている。 図7〜図11の実施例と同様に、コネクタ251の材料は上方レバー267およ び下方レバー269をフレキシブルに共に押すことができるように、十分フレキ シブルなものでなければならない。しかしながらこの材料は上方レバー267お よび下方レバー269をともにフレキシブルに押した時、上方半円形ジョー25 3および下方半円形ジョー255が互いに回転角方向に離間しないように、過度 にフレキシブルなものであってはならない。 上方半円形ジョー253の上方表面および下方半円形ジョー255の下方表面 には、第1の円形溝281が形成されている。同様に上方レバー267の上方表 面および下方レバー269の下方表面には、第2円形溝283が形成されている 。 第1円形溝281には弾性リング285が載るように示されている。この弾性 リング285が第1円形溝281に載っている時は、上方半円形ジョー253お よび下方半円形ジョー255は互いに接近するように強制的に押圧されて、コネ クタ251に対する閉位置を形成する。一方、仮想線で示すように弾性リング2 85が第2円形溝283内に載っているときは、上方レバー267および下方レ バー269はフレキシブルに共に押圧され、上方半円形ジョー253および下方 半円形ジョー255は互いに離間するように押圧され、コネクタ251に対する 開放位置を形成する。 弾性リング285をコネクタ251に沿って手動で操作することは、弾性リン グ285の外側表面を囲むリブ287により容易になっている。これらリブ28 7は弾性リブ285を軸方向に前後に押す際に、指で良好に把持できるようにす るものである。 図14aを参照すると、図1の14a−14a線に沿ったチューブ33の横断 面図は、多少花弁状の空隙289を有する別の内部構造を示す。チューブ33に 対してスムーズでない内側ボアを使用する際、図4に関連して示したような別の 接続方法が必要となる。チューブ33の横断面図はスムーズな円形の外側表面2 91を示していることにも留意されたい。円形取り付け具271の円形内側表面 273は、2ピース式コネクタ251と良好な嵌合部を形成するようチューブ3 3のスムーズな円形外側表面291と係合している。 花弁状の空隙289は、チューブ33を液体がより有効に移動できるように寄 与するものである。この花弁状空隙289はチューブが鋭角に曲げられたり、す なわちカーブした場合でも、流れの通過をブロックしないようにしている。当然 ながら、チューブ33は内側ボア表面および円形外側表面291についていずれ もスムーズにしてもよいと解される。 図15において、図7〜図11のコネクタ101はチューブ33に接続される ように示されている。チューブ33の端部を円形取り付け具119の縮小外径表 面122および切頭円錐形表面121上にスリップさせる。図15は、上方半円 形ジョー103および下方半円形ジョー105を伸長ノズル107から離間する ように押圧する、内側に曲げられた位置にある上方レバー123および下方レバ ー125を示す。このように、上方半円形ジョー103および下方半円形ジョー 105を開放状態に押圧するよう、コネクタ101を操作できる。このようにチ ューブ33は上方レバー123および下方レバー125から多少曲げたり圧縮で きるようになっている。チューブ33の曲がる能力は、コネクタ101を操作す る際に役立っている。 図16において、図1〜図5のパッド21は、図7〜図11のコネクタ101 によりチューブ33に接続される。半円形ジョー103および105は、非湿潤 性透過性材料25の層と共に孔開きチューブ59を把持し、この透過性材料25 は、パッド21を囲む際に吸収性パッド21の頂部および底部に存在する。ウィ ック材料55の第1層およびウィック材料57の第2層は、使用する製造方法に 応じて孔開き頂部59の端部から多少後方に位置していてもよい。コネクタ10 1はウィック材料55および57を含む孔開きチューブ59以外のものを把持す るようになっている。 特にコネクタ101と係合すべき孔開きチューブ59の端部の近くにある小孔 61および63を内部でカバーするように、細長いノズル107を使用する。し かしながら、このためコネクタ101に接続できるように孔開きチューブ59上 の所定長さにわたって小孔のない孔開きチューブを、注文生産で製造する必要が なくなる。多量生産では、小孔61および63は、孔開きチューブ59の端部か らランダムに異なる長さに存在することになる。しかしながら長いノズル107 により、パッド21のかなり近くにある露出した小孔61および63がカバーさ れる。このことは、ウィックチューブアセンブリ53がパッド21の端部まで延 びていないようなときに特に必要である。現在のコネクタ101およびパッド2 1を用いると、吸引に利用できる小孔61および63は、パッド21の空間内お よびウィック材料55の第1層およびウィック材料57の第2層に隣接する小孔 のみとなる。 本発明のコネクタの第5実施例は、放出機構を具現化した2ピース式コネクタ 301である。この放出機構は、図1に示すチューブ33およびコネクタ31を 取り扱うことにより、尿を吸収しているパッド21を取り除くことができる。図 17を参照すると、コネクタ301は、小さい前方小孔305および内部ボア3 07を有する円筒形ハウジング303を含む。前方小孔305と反対の円筒形ハ ウジング303の端部では、内部ボア307の表面から円形の内側に配置された ランド309が延びている。 円筒形ハウジング303の内側にてボア312を有する内側部材311は、細 長いテーパ付きノズル313と、円筒形ハウジング303の内側ボア307に摺 動自在に係合する外部ランド315と、切頭円錐形表面319および縮小外径表 面321を有する円形取り付け具317を構成している。 内側部材311は円筒形ハウジング303内で外側ランド315と内側ボア3 07との接触領域、かつ軸方向に安定させるための前方小孔305と細長いテー パ付きノズル313との接触領域にて、軸方向に摺動自在である。チューブ33 の内側表面は、円形取り付け具317、切頭円錐形表面319および縮小外径表 面321の上に固定的に取り付けられている。内側部材311は前方小孔305 に向かって軸方向に摺動し、円筒形ハウジング303の外部に細長いテーパ付き ノズル313を最大限伸長できる。内側部材311とチューブ33との接続強度 は、チューブ33を軸方向に操作することにより内側部材311を軸方向に移動 できるように十分大きいものである。 コネクタ301は図18に示すような使用位置にて組み立てできる。まず円筒 形ハウジング303と別個になっている内側部材311をチューブ33が円形取 り付け具317、切頭円錐形表面319および縮小外径表面321の上をカバー するように、チューブ33に嵌合する。内側部材311を別にすることにより、 内側部材311へのチューブ33の嵌合は多少容易となっている。チューブ33 を外側ランド315に向けて完全に押圧すると、これによりチューブ33の端部 をシールする上で役に立つ。図19は、完全に嵌合した位置にあり、外側ランド 315に当接されたチューブ33を示す。 次に図20を参照する。内側部材311は円筒形ハウジング303内に挿入で きるように、所定位置に配置されている。円形の内側に配置されたランド309 に向いた内部部材311の外側ランド315のエッジは、丸くされており、これ により内側に配置されたランド309を越えた内側部材311のスナップ組み立 てを容易にしている。外側ランド315の他方のエッジは、鋭く終端されており 、円形の内側に配置されたランド309を越えて円筒形ハウジング303から抜 けないようにしている。 細長いテーパ付きノズル313の端部は、このノズル313または逆に円筒形 ハウジング303の長さに応じて、外側ランド315が円形の内側に配置された ランド319を通過する前または後に、前方小孔305と整合していなければな らない。いずれの場合にせよ、細長いテーパ付きノズル313は、有効となるに は円筒形ハウジング303の境界の外部に十分長く延びていなければならない。 図21は、円形の内側に配置されたランド309を通過させて、外側ランド31 5をスナップ嵌合して挿入した直後のコネクタ301を示す。 次に図22を参照する。コネクタ301はウィックチューブアセンブリ53の 孔開きチューブ59に接続する所定位置に示されている。孔開きチューブ59の ほぼ上方の小孔61およびほぼ下方の小孔62は細長いテーパ付きノズル313 の一部とシール自在に係合されている。細長いテーパ付きノズル313のテーパ は、孔開きチューブ59の端部に細長いテーパ付きノズル313の端部を容易に 挿入でき、かつ細長いテーパ付きノズル313の端部を孔開きチューブ59の端 部に約3分の1だけ挿入すると、孔開きチューブ59の内側表面とのシールの形 成が始まるような値となっている。細長いテーパ付きノズル313の長さおよび テーパ角は、孔開きチューブ59のほぼ上方の小孔61およびほぼ下方の小孔6 3の間隔およびウィックチューブアセンブリ53が始まる孔開きチューブ59の 開放端からの距離に応じて調節できる。パッド21の他の構造には、先の図面に 示したものと同じ参照番号が付してある。 図22に示すように、パッド21を取り付けるにはハウジング301と共にチ ューブ33をつまみ、細長いテーパ付きノズル313にかかる軸方向力がこのノ ズルをハウジング303に戻されないようにする。次に他方の手でドライパッド をつまみ、このパッドを細長いテーパノズル313に向けて押しながら、孔開き チューブ59の端部を細長いテーパ付きノズル313上を軸方向にスライドさせ 、孔開きチューブ59の端部がハウジング303の外部に当接するまで続ける。 この当接点でパッド21は完全にコネクタ301およびチューブ33に接続され る。 図23および図24は、使用済みパッド21の放出を順に示す。チューブ33 およびコネクタ301を用いて、患者との接触点から離すように尿をを吸収して いるパッド21を持ち上げる。チューブ33および尿を吸収したパッド21が付 いているコネクタ301を、廃棄コンテナ上に位置決めする。コネクタ301を 一方の手でつまみながら、コネクタ301に隣接するチューブ33の一部を他方 の手でつまむ。チューブ33をコネクタ301から離間するように引き、細長い テーパ付きノズル313をハウジング303の内部に引く。孔開きチューブ33 の端部は前方小孔305の径が孔開きチューブ59の外径よりも大幅に小さいの で、ハウジング303の内部に引くことはできない。次に図23および図24に 示すように、孔開きチューブ59の端部からハウジング303の内部に細長いテ ーパ付きノズル313を引き、尿を吸収したパッド21を廃棄コンテナ内に落下 させる。このように付き添い人は尿を吸収したパッド21に触れなくてもよく、 不衛生な対象物に触れることなく、このパッドを廃棄できる。 次に図25を参照する。ここにはコネクタ351として本発明のコネクタの第 6実施例が示されている。コネクタ351は外側ハウジング353を有し、この ハウジングは上方半円形ジョー355、下方半円形ジョー357、フランジ35 9、上方レバー361、下方レバー363、盛り上がった直線状バンプ365、 盛り上がったリニアバンプ367および上方半円形ジョー355および下方半円 形ジョー357の双方の上に設けられた歯369を含む。フランジ359の中心 にはボア370が設けられている。 内側部材371は、内部を貫通するボア372を有し、更に細長いテーパ付き ノズル373、細長いテーパ付きノズル373の先端近くに支持された連続また は不連続な盛り上がったランド375、円形取り付け具377、切頭円錐形表面 379および縮小外径表面381を含む。円形取り付け具377は内側部材37 1を外側部材353に挿入する前または後にチューブ33に嵌合できる。内側部 材371はスナップ嵌合によりフランジ359のボア370に嵌合される。この スナップ嵌合はボア370を通過するように盛り上がったランド375を押圧す ることにより実行される。ボア370および盛り上がったランド375はこのよ うなスナップ嵌合を容易にするようなテーパ表面を有してもよい。一旦盛り上が ったランド375がボア370を通過して嵌合されるとボア370は外側ハウジ ング353からの内側ボア371のはずれを防止するように働く。 図26は、吸収性パッド21に接続すべき位置にあるコネクタ351を示す。 チューブ33を外側ハウジング353に向けて軸方向に移動すると、細長いテー パ付きノズル373は外側ハウジング353を通って前方に最大限伸長し、孔開 きチューブ59の内部領域に挿入できるようになる。次に、上方レバー361お よび下方レバー363を押し、上方半円形ジョー355および下方半円形ジョー 357を開放する。 吸収性パッド21の端部および孔開きチューブ59を細長いテーパ付きノズル 373に対して軸方向に位置決めし、孔開きチューブ59の端部に細長いテーパ 付きノズル373を挿入する。細長いテーパ付きノズル373を孔開きチューブ 59の端部に完全に挿入した後に、上方半円形ジョー355および下方半円形ジ ョー357を開放する。これにより上方半円形ジョー355および下方半円形ジ ョー357は、吸収性パッド21の外側に当接してこれを閉じ、コネクタ351 を所定位置により強く保持する。 図27および図28は、コネクタ351を使用した使用済み吸収性パッド21 の放出を順に示すものである。チューブ33およびコネクタ351を用いて患者 の接触点から離間するように、尿を吸収しているパッド21を持ち上げる。チュ ーブ33および尿吸収パッド21の付いたコネクタ351を、廃棄コンテナ上に 位置決めする。コネクタ351に隣接するチューブ33の一部を一方の手でつま みながら、コネクタ351の上方レバー361および下方レバー363を他方の 手でつまみ、これらを押して上方半円形ジョー355および下方半円形ジョー3 57を開ける。チューブ33をコネクタ351から離間するように軸方向に引き 、細長いテーパ付きノズル373を外側ハウジング353に向けて引く。ボア3 73の径は孔開きチューブ59の外径よりも大幅に小さいので、孔開きチューブ 33の端部はフランジ359を越えて引くことはできない。次に図27および図 28に示すように孔開きチューブ59の端部から外側ハウジング353の後方部 分内に細長いテーパ付きノズル373を引くと、尿を吸収したパッド21は廃棄 コンテナ内に落下する。このように付き添い人は尿を吸収したパッド21に触れ なくてもよく、不衛生な対象に触れることなく廃棄できる。 図29を参照する。ここにはコネクタ401として本発明のコネクタの第7実 施例が示されている。この2ピース式コネクタ401は、図17〜図27に示し た2ピース式コネクタ301に類似する。このような放出機構により図1に示し たチューブ33およびコネクタ31を取り扱うことにより、尿を吸収したパッド 21を取り外しできる。図27を参照すると、コネクタ401は前方の小孔40 5および内側ボア407を有する円筒形ハウジング403を含む。 内側部材411は、円筒形ハウジング403の内部に貫通して延びるボア41 2を有し、更に細長いテーパ付きノズル413、細長いテーパ付きノズル413 の先端近くに位置する小さい外側ランド415を含み、このランドは円筒形ハウ ジング403の内側ボア407を介して円筒形ハウジング403の前方部分に摺 動自在に係合する。内部部材411は円筒形ハウジング403の内部ボア407 に接触する一定の外部ランド416も有する。内側部材411は更に切頭円錐形 表面419および縮小外径表面421を有する円形取り付け具417も有する。 内側部材411は円筒形ハウジング403内で一定の外側ランド416と内側 ボア407との接触領域、かつ軸方向に安定させるための前方小孔405と細長 いテーパ付きノズル413との接触領域にて、軸方向に摺動自在である。チュー ブ33の内側表面は、円形取り付け具417、切頭円錐形表面419および縮小 外径表面421の上に固定的に取り付けられている。内側部材411は前方小孔 405に向かって軸方向に摺動し、円筒形ハウジング403の外部に細長いテー パ付きノズル413を最大限伸長できる。内側部材411とチューブ33との接 続強度は、チューブ33を軸方向に操作することにより内側部材411を軸方向 に移動できるように十分大きいものである。 コネクタ401は図18のコネクタ301の場合と同じように、使用位置にて 組み立てできる。まず円筒形ハウジング403と別個になっている内側部材41 1をチューブ33が円形取り付け具417、切頭円錐形表面419および縮小外 径表面421の上をカバーするように、チューブ33に嵌合する。内側部材41 1を別にすることにより、内側部材411へのチューブ33の嵌合は多少容易と なっている。次にチューブ33の端部を外側ランド415に向けて完全に押圧す ると、これによりチューブ33の端部をシールする上で役に立つ。内部部材41 1は円筒形ハウジング403に挿入できる所定位置にある。 内側部材411の小さい外側ランド415エッジが、前方の小孔405を囲む 円筒形ハウジング403の部分に当接するまで、前方の小孔405を通して細長 いテーパ付きノズル413の先端を案内する。次に小さい外側ランド415をス ナップ嵌合状に前方の小孔405に挿入する。小さい外側ランド415の外側表 面および前方の小孔の内側表面は、このスナップ嵌合を容易とするように相補的 なテーパとなっていることが好ましい。 小さい外側ランド415が前方の小孔405を通過すると、内側部材411を 円筒形ハウジング403から分離することができなくなる。一旦組み立てると、 細長いテーパ付きノズル413が有効に機能するには円筒形ハウジング403の 境界の外部に十分に延びていなければならない。 次に図30を参照する。コネクタ401はウィックチューブアセンブリ53の 孔開きチューブ59に接続する所定位置に示されている。孔開きチューブ59の ほぼ上方の小孔61およびほぼ下方の小孔63は細長いテーパ付きノズル413 の一部とシール自在に係合されている。細長いテーパ付きノズル413のテーパ は、孔開きチューブ59の端部に細長いテーパ付きノズル413の端部を容易に 挿入でき、かつ細長いテーパ付きノズル413の端部を孔開きチューブ59の端 部に約3分の1だけ挿入すると、孔開きチューブ59の内側表面とのシールの形 成が始まるような値となっている。細長いテーパ付きノズル413の長さおよび テーパ角は、孔開きチューブ59のほぼ上方の小孔61およびほぼ下方の小孔6 3の間隔およびウィックチューブアセンブリ53が始まる孔開きチューブ59の 開放端からの距離に応じて調節できる。パッド21の他の構造の番号は、図29 に示してある。 図31に示すように、パッド21を取り付けるにはハウジング403とともに チューブ33をつまみ、細長いテーパ付きノズル413にかかる軸方向力により このノズルがハウジング403に戻されないようにする。次に他方の手でドライ パッドをつまみ、このパッドを細長いテーパノズル413に向けて押しながら、 孔開きチューブ59の端部を細長いテーパ付きノズル413上を軸方向にスライ ドさせ、孔開きチューブ59の端部がハウジング403の外部に当接するまで続 ける。この当接点でパッド21は完全にコネクタ401およびチューブ33に接 続される。 図31および図32は、使用済みパッド21の放出を順に示す。チューブ33 およびコネクタ401を用いて、患者との接触点から離すように尿をを吸収して いるパッド21を持ち上げる。チューブ33および尿を吸収したパッド21が付 いているコネクタ401を、廃棄コンテナ上に位置決めする。コネクタ401を 一方の手でつまみながら、コネクタ401に隣接するチューブ33の一部を他方 の手でつまむ。チューブ33をコネクタ401から離間するように引き、細長い テーパ付きノズル413をハウジング403の内部に引く。孔開きチューブ33 の端部は前方小孔405の径が孔開きチューブ59の外径よりも大幅に小さいの で、ハウジング403の内部に引くことはできない。次に図31および図32に 示すように、孔開きチューブ59の端部からハウジング403の内部に細長いテ ーパ付きノズル413を引き、尿を吸収したパッド21を廃棄コンテナ内に落下 させる。このように付き添い人は尿を吸収したパッド21に触れなくてもよく、 不衛生な対象物に触れることなく、このパッドを廃棄できる。 コネクタ101、151、201、251、301、351および401の作 動および構造について、詳細に説明したので、コネクタ101を参考として、本 発明の改良されたパッドおよびチューブの作動について説明する。まず、患者特 に失禁を管理する必要のある女性患者の尿道開口部近くに、図1の吸収性パッド 21を置く。吸収性パッド21を患者に対して位置決めし、適当な内部に配置さ れた表面を有する衣服またはその他の装置により、このパッドを固定する場合、 接着層73から非接着性の切り裂き片45を除くことができる。コネクタ101 の円形取り付け具119を、尿収集リザーバ35につながるチューブ33に嵌合 する。一般にチューブ33にコネクタ101を接続すると、その後の通常の使用 中はこのコネクタを取り除く必要はない。次にコネクタ101の上方レバー12 5および下方レバー127を押し、上方半円形ジョー103および下方半円形ジ ョー105を開放する。 次に孔開きチューブ59の端部にコネクタ101の細長いノズル107を挿入 する。上方半円形ジョー103および下方半円形ジョー105を十分広く開放す れば、親水性材料25の上方部分および下方部分をジョー103と105との間 に挿入できる。チューブ59に細長いノズル107およびコネクタ101を完全 に挿入すると、上方レバー125および下方レバー127は開放され、上方半円 形ジョー103および下方半円形ジョー105は多孔性チューブ59およびジョ ー103と105との間に挿入された非湿潤性透過性材料25を圧縮自在に把持 する。 このような構成でコネクタ101はチューブ33に接続される。孔開きチュー ブ59および吸収性パッド21の外側部分にコネクタ101を取り付ける。かか る構成により孔開きチューブ59が吸収性パッド21から軸方向に引かれること が少なくなる。 真空ポンプ37を始動し、尿収集リザーバ35およびチューブ33の双方にお ける圧力を低下する。吸収性パッド21内の空気を小孔61および63に吸引す る。これにより孔開きチューブ59を囲む尿は孔開きチューブ59に吸引される 。液状尿に対するウィック通路が形成され、尿は、第1ウィック材料55および 第 2ウィック材料57の表面に沿った点からこれら材料内に進入し、孔開きチュー ブ59に向かう方向にウィック材料55および57の平面状部分内に吸い込まれ る。液状の尿は孔開きチューブ59を囲むウィック材料55および57の部分に 吸い込まれると、上方小孔61および下方小孔63を介して孔開きチューブ59 への進入にこれらウィック材料が使用される。 周辺の周辺圧力および上方小孔61および下方小孔63の開口部におけるウィ ック材料55および57内の尿の周辺圧力に対して低くなっている孔開きチュー ブ59内の低圧力により小孔61および63に液状の尿が進入する。このような 圧力差により、吸引作用が生じ、この吸引作用により孔開きチューブ59に液状 の尿が吸引される。 一旦液状の尿が孔開きチューブ59に進入すると、この尿は吸収性パッド21 のチューブ端29に向かって流れる。溝付きの空隙67aは、2相状態の液状尿 と空気の流れがチューブ33を通って移動する際に、この流れの転移を助ける。 スムーズな形状を有するチューブ33は吸引空気が液体のブロック体の後方に間 欠的に補足されるようになると、重力に対するチューブ33の配置に応じてノイ ズ、例えばゴロゴロ聞こえるような音が発生し得る。溝付き空隙はこのような問 題を回避するような2相状態の液状尿と空気の流れに対する部分的に分離された 通路を設け、流れ効率を高めるのに役立つ。 真空ポンプおよび収集リザーバを有する尿吸引システムとともに利用できる、 本発明の改良されたパッドおよびパッドチューブコネクタは、パッドのエッジか ら中心の孔開きチューブに向けて液体を吸引するウィック構造体によって囲まれ た、吸収性パッド内に設けられた孔開きチューブを利用するものである。このウ ィック構造体は、吸収性材料と機能的に関連し、パッドをより安定にするよう、 パッドの大部分の容積を形成している。 本発明の改良されたコネクタはパッドの端部の近い点にてパッド内の中心に位 置する吸引チューブと係合する。この液体のシールは流れ方向にほぼ垂直な平面 を有する面の回りで行われる。改善されたコネクタの一実施例は孔開き吸引チュ ーブとパッド材料の一部の双方に係合している。このようにコネクタは、パッド に直接接触することにより、パッド内の孔開きチューブからのはずれに抵抗する とともに、パッド内の孔開きチューブに加わる軸方向の圧力に耐える。 更にコネクタのノズルは開放端29とウィックチューブアセンブリ53が設け られた点との間の距離よりも長く、本発明の図示した特定の実施例を参照すれば 、本発明を想到できるが、当業者であれば本発明の精神および範囲から逸脱する ことなく、本発明の種々の変形および変更は明らかであろう。したがって、請求 の範囲内にはかかる変形および変更のすべてが含まれる。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1993年6月3日 【補正内容】 請求の範囲 1.底部および側面を形成する平面状の表面を構成する細長い流体不透過性の 下方ライナーと、 前記不透過性下方ライナーにより支持され、このライナーと同一空間に広がる 所定容積の吸収性材料と、 前記吸収性材料のほぼ長手方向に延び、前記所定容積の吸収性材料に接触する ウィック材料から構成された第1層と、 前記多数の孔を有する細長いチューブとを含み、前記孔の軸線は前記チューブ の軸線に対して横方向になっており、該細長いチューブにはウィック材料の前記 第1層が取り付けられており、 前記細長いチューブおよびウィック材料の前記第1層に取り付けられたウィッ ク材料から構成された第2層とを含み、ウィック材料の前記第1層、第2層およ び前記チューブはウィックチューブアセンブリを形成し、 ウィック材料の前記第1および第2層は、前記チューブのほぼ全周に直接取り 付けられており、 前記下方ライナー、前記所定容積の吸収材料および前記ウィックチューブアセ ンブリをほぼ囲む本質的に非湿潤性の不透過性材料の層とを備えた吸収性の吸引 自在なパッド。 2.ウィック材料の前記第2層は、ウィック材料の前記第1層とほぼ同一空間 に広がり、伸長した平面状表面を形成する請求項1記載の吸収性パッド。 3.ウィック材料の前記第1層および前記第2層の伸長した平面状表面は、前 記所定容積の吸収性材料とほぼ同一空間に広がる請求項2記載の吸収性パッド。 5.孔の軸線はチューブの軸線に対して横方向にあり、ウィック材料の前記第 1層は、ほぼ平面にあり、前記多数の小孔の前記軸はウィック材料の前記第1層 の平面にほぼ垂直である請求項2記載の吸収性パッド。 6.孔の軸線はチューブの軸線に対して横方向にあり、ウィック材料の前記第 2層は、ほぼ平面にあり、前記多数の小孔の前記軸はウィック材料の前記第2層 の平面にほぼ垂直である請求項2記載の吸収性パッド。 7.孔の軸線はチューブの軸線に対して横方向にあり、前記チューブの前記多 数の小孔の前記軸は、前記細長い流体不透過性下方ライナーの前記平面状表面に ほぼ垂直である請求項1記載の吸収性パッド。 8.前記非湿潤性透過性の層により囲まれており、前記所定容積の吸収性材料 および前記ウィックチューブアセンブリを囲む極めて吸収性の高い材料の内側層 を更に含む請求項1記載の吸収性パッド。 9.ウィックチューブアセンブリは前記細長い流体不透過性下方ライナーの反 対で前記容積の吸収性材料に隣接し、かつその外部にある請求項1記載の吸収性 パッド。 10.ウィックチューブアセンブリは前記所定容積の吸収性材料の外部にあり 、かつこれに隣接し、更に前記細長い流体不透過性下方ライナーに隣接する請求 項1記載の吸収性パッド。 11.前記非湿潤性透過性の層により囲まれており、前記所定容積の吸収性パ ッドを囲む極めて吸収性の高い材料の内側層を更に含む請求項10記載の吸収性 パッド。 12.ウィックチューブアセンブリは前記所定容積の吸収性材料内に実質的に ある請求項1記載の吸収性パッド。 13.本質的に非湿潤性の透過性材料の前記層は、前記下方ライナーおよび前 記容積の吸収性材料を実質的に囲み、前記ウィックチューブアセンブリをシール 自在に囲む請求項1記載の吸収性パッド。 14.前記細長いチューブはウィック材料の前記第1層の前記中間近くに取り 付けられている請求項1記載の吸収性パッド。 15.前方側面および後方側面を有するフランジと、 前記フランジの前記前方側面に連続する一対の対向するジョーと、 前記フランジの後方側面に連続する一対の対向するレバーと、 前記フランジの前方側面に連続し前記対の対向するジョーの間に延びる伸長ノ ズルと、 前記フランジの後方側面に連続し前記対の対向するレバー間に延びる円形取り 付け具とを備えた吸収性パッド用チューブコネクタ。 16.前記細長いノーズは前記対向するジョーの対は前記フランジよりも離間 して延びているよりも長く、前記フランジよりも離間して延びている請求項15 記載のチューブコネクタ。 17.前方側面および後方側面を有するフランジと、 前記フランジの前記前方側面に連続する一対の対向するジョーと、 前記フランジの後方側面に連続する一対の対向するレバーと、 前記フランジの前方側面に連続し前記対の対向するジョーの間に延び、前記細 長いチューブコネクタに挿入された伸長中空ノズルと、 前記フランジの後方側面に連続し前記対の対向するレバー間に延びる円形取り 付け具とを備えた吸収性パッド用チューブコネクタを更に備え、 前記細長い中空ノズルはウィック材料の前記第1および第2層の少なくとも一 方には囲まれていない前記多数の孔を内側でシールするように、前記細長いチュ ーブ内に十分長く延びる請求項1記載の吸収性の吸引自在なパッド。 18.前記対の対向するレバーは、前記円形取り付け具が前記フランジよりも 離間して延びるよりも長く、前記フランジよりも長く延びているチューブコネク タ。 40.前記伸長ノズルは、テーパ付きである請求項37記載のチューブコネク タ。 41.前記対の対向するジョーの各々は、更に複数の内側に向いた歯を構成す る請求項37記載のチューブコネクタ。 42.長手方向の少なくとも一部が多孔質である細長いチューブを含み、この チューブの少なくとも多孔質の長手方向部分はウィック材料によりカバーされて おり、ウィック材料は第1の平面状の層と、第2の平面状の層とを備え、このウ ィック材料の第1の平面状の層は、第2のウィック材料の平面状の表面とほぼ同 一空間に広がり、この平面状表面の頂部に位置して密に接触し、このチューブの 多孔質の長手方向部分は、ウィック材料の第1の平面状の層の一部とウィック材 料の第2の平面状の層の一部との間に位置し、これらに密に接触し、ウィック材 料およびチューブはウィックチューブアセンブリを形成し、 ウィック材料の少なくとも一部と同一空間に広がり、流体接触する所定容積の バルク吸収材料を更に備え、本吸収性の吸引自在なパッドの平面状の下方表面、 細長いチューブ、ウィック材料および吸収性材料は、下方ライナーに支持されて おり、 更に前記下方ライナー、所定容積の吸収性材料およびウィックチューブアセン ブリをほぼ囲む、本質的に非湿潤性の透過性材料の層とを備えた吸収性の吸引自 在なパッド。 44.ウィック材料の第1の平面状の層、ウィック材料の第2の平面状の層お よび所定長さのチューブは、ともに取り付けられている請求項42記載の吸収性 パッド。 45.チューブのほぼ全周にウィック材料が取り付けられている請求項42記 載の吸収性パッド。 46.チューブの壁には、ウィック材料からチューブの中心に液体を透過でき る多数の開口が穿孔されている請求項42記載の吸収性パッド。 47.非湿潤性の透過性材料により囲まれた極めて吸収性の高い内側層を更に 含み、前記極めて吸収性の高い内側層は、バルク吸収性材料およびウィックチュ ーブアセンブリを囲む請求項42記載の吸収性パッド。 48.バルク吸収性材料の実質的な部分は、ウィックチューブアセンブリと細 長い流体透過性下方ライナーとの間にある請求項42記載の吸収性パッド。 49.ウィックチューブアセンブリはバルク吸収性材料により囲まれている請 求項42記載の吸収性パッド。 50.ウィックチューブアセンブリは、バルク吸収性材料の中心と、細長い流 体不透過性下方ライナーとの間に位置する請求項42記載の吸収性パッド。 51.支持材料により支持され、この支持材料と同一空間に広がる所定容積の バルク吸収性材料と、 前記バルク吸収性材料のほぼ長手方向に延び、前記所定容積のバルク吸収性材 料に流体接触する、毛細管吸い上げ特性を有する吸収性材料の第1層と、 壁に多数の孔が穿孔され、毛細管吸い上げ特性を有する吸収性材料の前記層が 取り付けられた細長いチューブと、 前記細長いチューブに取り付けられた毛細管吸い上げ特性を有する吸収性材料 の第2層とを備え、吸収性材料の前記第1および第2層と前記チューブは、毛細 管吸い上げとをを有する吸収性材料の前記第1および第2層が前記チューブのほ ぼ全周に直接取り付けられたウィックチューブアセンブリを形成しており、 更に毛細管吸い上げ特性を有する吸収性材料の少なくとも第2の層をカバーす るほぼ非湿潤性の透過性材料の層とを備え、 支持材料は細長い流体不透過性下方ライナーであり、バルク吸収性材料を支持 する表面を構成し、実質的に非湿潤性の透過性材料の層および細長い流体不透過 性の下方ライナーの組み合わせは、実質的に前記所定容積の吸収性材料および前 記ウィックチューブアセンブリを囲む吸収性の吸引自在なパッド。 52.バルク吸収性材料はウィックチューブアセンブリの長手方向を実質的に カバーする請求項51記載の吸収性の吸引自在なパッド。 53.ウィックチューブアセンブリと非湿潤性の透過性材料との間よりも、ウ ィックチューブアセンブリと不透過性層との間のほうに、より多量のバルク吸収 性材料が設けられている請求項52記載の吸収性の吸引自在なパッド。 54.ウィックチューブアセンブリと不透過性層との間よりも、ウィックチュ ーブアセンブリと非湿潤性透過性材料との間のほうに、より多量のバルク吸収性 材料が設けられている請求項52記載の吸収性の吸引自在なパッド。 55.長手方向の少なくとも一部が多孔質である細長いチューブを含み、この チューブの少なくとも多孔質の長手方向部分はウィック材料によりカバーされて おり、ウィック材料は毛細管吸い上げ特性を有する吸収性材料の第1層と、毛細 管吸い上げ特性を有する吸収性材料の第2層とを備え、吸収性材料の第1層は、 毛細管吸い上げ特性を有する第2の吸収性材料とほぼ同一空間に広がり、この頂 部に位置して密に接触し、細長いチューブの多孔質の長手方向部分は、吸収性材 料の第1層の一部と、吸収性材料の第2層の一部との間に位置してこれらに密に 接触し、ウィック材料および細長いチューブはウィックチューブアセンブリを形 成し、 ウィックチューブアセンブリの少なくとも一部と同一空間に広がり、これと流 体接触する所定容積のバルク吸収性材料を更に備え、ウィックチューブアセンブ リおよびバルク吸収性材料は、下方ライナーに支持されており、 吸収性材料の少なくとも第1層をカバーする、本質的に非湿潤性の透過性材料 の層とを備え、下方ライナーおよびこの非湿潤性の透過性材料の組み合わせは、 前記所定容積のバルク吸収性材料およびウィックチューブアセンブリを実質的に 囲む、吸収性の吸引自在なパッド。 56.バルク吸収性材料はウィックチューブアセンブリの長手方向を実質的に カバーする請求項55記載の吸収性の吸引自在なパッド。 57.ウィックチューブアセンブリと非湿潤性の透過性材料との間よりも、ウ ィックチューブアセンブリと不透過性層との間のほうに、より多量のバルク吸収 性材料が設けられている請求項56記載の吸収性の吸引自在なパッド。 58.ウィックチューブアセンブリと不透過性層との間よりも、ウィックチュ ーブアセンブリと非湿潤性透過性材料との間のほうに、より多量のバルク吸収性 材料が設けられている請求項56記載の吸収性の吸引自在なパッド。 59.長手方向の少なくとも一部が多孔質である細長いチューブ状の構造体を 含み、この細長いチューブ状の構造体は毛細管吸い上げ特性を有する吸収性材料 の間に挟持されており、吸収性材料は細長いチューブ状構造体とほぼ同一空間に 広がり、これと密に接触し、細長いチューブ状構造体および吸収性材料はウィッ クチューブアセンブリを形成し、 ウィックチューブアセンブリはバルク吸収性材料の少なくとも一部と同一空間 に広がり、流体接触し、少なくともウィックチューブアセンブリは非湿潤性透過 性材料によりカバーされ、バルク吸収性材料は不透過性下方ライナーにより支持 されており、非湿潤性透過性材料と不透過性下方ライナーの組み合わせは、ウィ ックチューブアセンブリおよびバルク吸収性材料を完全に囲む吸収性の吸引自在 なパッド。 60.バルク吸収性材料はウィックチューブアセンブリの長手方向を実質的に カバーする請求項59記載の吸収性の吸引自在なパッド。 61.ウィックチューブアセンブリと非湿潤性の透過性材料との間よりも、ウ ィックチューブアセンブリと不透過性層との間のほうに、より多量のバルク吸収 性材料が設けられている請求項60記載の吸収性の吸引自在なパッド。 62.ウィックチューブアセンブリと不透過性層との間よりも、ウィックチュ ーブアセンブリと非湿潤性透過性材料との間のほうに、より多量のバルク吸収性 材料が設けられている請求項61記載の吸収性の吸引自在なパッド。 63.毛細管吸い上げ特性を有する吸収性材料を含む細長い多孔質のチューブ 状構造体から形成されたウィックチューブアセンブリを備え、 ウィックチューブアセンブリはバルク吸収性材料の少なくとも一部と同一空間 に広がり、流体接触し、少なくともウィックチューブアセンブリは非湿潤性透過 性材料によりカバーされ、バルク吸収性材料は不透過性下方ライナーにより支持 されており、非湿潤性透過性材料と不透過性下方ライナーの組み合わせは、ウィ ックチューブアセンブリおよびバルク吸収性材料を完全に囲む吸収性の吸引自在 なパッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IT,LU,MC,N L,SE),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM ,GA,GN,ML,MR,SN,TD,TG),AT ,AU,BB,BG,BR,CA,CH,DE,DK, ES,FI,GB,HU,JP,KP,KR,LK,L U,MG,MW,NL,NO,PL,RO,RU,SD ,SE,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.底部および側面を形成する平面状の表面を構成する細長い流体不透過性の 下方ライナーと、 前記不透過性下方ライナーにより支持され、このライナーと同一空間に広がる 所定容積の吸収性材料と、 前記吸収性材料のほぼ長手方向に延び、前記所定容積の吸収性材料に接触する ウィック材料から構成された第1層と、 前記多数の孔を有する細長いチューブとを含み、前記孔の軸線は前記チューブ の軸線に対して横方向になっており、該細長いチューブにはウィック材料の前記 第1層が取り付けられており、 前記細長いチューブおよびウィック材料の前記第1層に取り付けられたウィッ ク材料から構成された第2層とを含み、ウィック材料の前記第1層、第2層およ び前記チューブはウィックチューブアセンブリを形成し、 前記下方ライナー、前記所定容積の吸収材料およびウィックチューブアセンブ リをほぼ囲む本質的に非湿潤性の不透過性材料の層とを備えた吸収性の吸引自在 なパッド。 2.ウィック材料の前記第2層は、ウィック材料の前記第1層とほぼ同一空間 に広がる請求項1記載の吸収性パッド。 3.ウィック材料の前記第1層および前記第2層の主要領域は、前記所定容積 の吸収性材料の領域とほぼ同一空間に広がる請求項2記載の吸収性パッド。 4.ウィック材料の前記第1層および前記第2層は、前記チューブのほぼ全周 に直接取り付けられている請求項1記載の吸収性パッド。 5.ウィック材料の前記第1層は、ほぼ平面にあり、前記多数の小孔の前記軸 はウィック材料の前記第1層の平面にほぼ垂直である請求項2記載の吸収性パッ ド。 6.ウィック材料の前記第2層は、ほぼ平面にあり、前記多数の小孔の前記軸 はウィック材料の前記第2層の平面にほぼ垂直である請求項2記載の吸収性パッ ド。 7.前記チューブの前記多数の小孔の前記軸は、前記細長い流体不透過性下方 ライナーの前記平面状表面にほぼ垂直である請求項1記載の吸収性パッド。 8.前記非湿潤性透過性の層により囲まれており、前記所定容積の吸収性パッ ドおよび前記ウィックチューブアセンブリを囲む極めて吸収性の高い材料の内側 層を更に含む請求項1記載の吸収性パッド。 9.ウィックチューブアセンブリは前記細長い流体不透過性下方ライナーの反 対で前記容積の吸収性材料に隣接し、かつその外部にある請求項1記載の吸収性 パッド。 10.ウィックチューブアセンブリは前記所定容積の吸収性材料の外部にあり 、かつこれに隣接し、更に前記細長い流体不透過性下方ライナーに隣接する請求 項1記載の吸収性パッド。 11.前記非湿潤性透過性の層により囲まれており、前記所定容積の吸収性パ ッドを囲む極めて吸収性の高い材料の内側層を更に含む請求項10記載の吸収性 パッド。 12.ウィックチューブアセンブリは前記所定容積の吸収性材料内に実質的に ある請求項1記載の吸収性パッド。 13.本質的に非湿潤性の透過性材料の前記層は、前記下方ライナーおよび前 記容積の吸収性材料を完全に囲み、前記ウィックチューブアセンブリをシール自 在に囲む請求項1記載の吸収性パッド。 14.前記細長いチューブはウィック材料の前記第1層の前記中間近くに取り 付けられている請求項1記載の吸収性パッド。 15.前方側面および後方側面を有するフランジと、 前記フランジの前記前方側面に連続する一対の対向するジョーと、 前記フランジの後方側面に連続する一対の対向するレバーと、 前記フランジの前方側面に連続し前記対の対向するジョーの間に延びる伸長ノ ズルと、 前記フランジの後方側面に連続し前記対の対向するレバー間に延びる円形取り 付け具とを備えた吸収性パッド用チューブコネクタ。 16.前記細長いノーズは前記対向するジョーの対は前記フランジよりも離間 して延びているよりも長く、前記フランジよりも離間して延びている請求項15 記載のチューブコネクタ。 17.前方側面および後方側面を有するフランジと、 前記フランジの前記前方側面に連続する一対の対向するジョーと、 前記フランジの後方側面に連続する一対の対向するレバーと、 前記フランジの前方側面に連続し前記対の対向するジョーの間に延び、前記細 長いチューブコネクタに挿入された伸長ノズルと、 前記フランジの後方側面に連続し前記対の対向するレバー間に延びる円形取り 付け具とを備えた吸収性パッド用チューブコネクタを更に備え、 前記細長いノズルはウィック材料の前記第1および第2層の少なくとも一方に は囲まれていない前記多数の孔を内側でシールするように、前記細長いチューブ 内に十分長く延びる請求項1記載の接続可能な吸引自在なパッド。 18.前記対の対向するレバーは、前記円形取り付け具が前記フランジよりも 離間して延びるよりも長く、前記フランジよりも長く延びているチューブコネク タ。 19.一対の直線状バンプを備え、各直線状バンプは前記対の対向するレバー の関連する一方に連続する請求項15記載のチューブコネクタ。 20.前記伸長ノズルに向いた前記対の対向するジョーの各一つと一体的な複 数の歯を更に備える請求項15記載のチーブコネクタ。 21.前記対の対向するジョーの各一方は、円形形状になっており、前記伸長 ノズルに向かって凹状になっている請求項15記載のチューブコネクタ。 22.前記円形取り付け具は切頭円錐形表面を有する請求項15記載のチュー ブコネクタ。 23.前記円形取り付け具は、前記切頭円錐形表面の小径側面に隣接する縮小 外径表面を有する請求項22記載のチューブコネクタ。 24.前記円形取り付け具は、円形内側表面を有する請求項15記載のチュー ブコネクタ。 25.前記伸長ノズルは前記フランジから離間する面取り部分を有する請求項 15記載のチューブコネクタ。 26.前記伸長ノズルは前記面取り部分に隣接する軸方向の小径部分にて終端 する請求項25記載のチューブコネクタ。 27.前記対の対向するジョーの各々は、ジョーの長手方向に対して横方向に 延びる外側に配置された第1溝を有し、前記対の対向するレバーの各々はレバー の長手方向に対して横方向に延びる外側に配置された第2の溝を有し、更に前記 コネクタを開放位置と閉鎖位置との間に押圧するよう、前記第1溝と前記第2溝 との間にて前記コネクタの外側に沿って摺動し、これら溝内に静止できる弾性リ ングを更に含む請求項15記載のチューブコネクタ。 28.外側部品および内側部品を備え、 前記外側部品は、 中央小孔、前方側面および後方側面を有するフランジと、 前記フランジの前記前方側面に連続する一対の対向するジョーと、 前記フランジの後方側面に連続する一対の対向するレバーとを含み、 前記内側部品は、 前記内側部品の一端に設けられた伸長ノズルと、 前記内側部品の他端に設けられた円形取り付け具と、 前記伸長ノズルと前記円形取り付け具との間にて外側に配置されたランドとを 含み、 前記内側部品は前記外側部品内に嵌合でき、前記外側に配置されたランドは前 記小孔に係合してジョイントを形成する吸収性パッド用チューブコネクタ。 29.第1の外側部品、第2の外側部品および内側部品を備え、 第1の外側部品は、 第1のジョーと、 前記第の1ジョーに連続する第1レバーと、 前記第1の対向するレバーと前記第1の対向するジョーとの間に設けられた第 1の盛り上がったランドと、 前記第1の対向するレバーと前記第1の対向するジョーとの間に設けられ、前 記第1の盛り上がったランドに対向する第1の溝とを含み、 第2の外側部品は、 第2のジョーと、 前記第2のジョーに連続する第2のレバーと、 前記第2の対向するレバーと前記第2の対向するジョーとの間に第2の盛り上 がったランドと、 前記第2の対向するレバーと前記第2の対向するジョーとの間に設けられ、前 記第2の盛り上がったランドに対向する第2の溝とを含み、 内側部品は、 前記内側部品の一端に設けられた伸長ノズルと、 前記内側部品の他端に設けられた円形取り付け具と、 前記伸長ノズルと前記円形取り付け具との間に設けられた外側に配置されたラ ンドとを含み、 前記第1および第2外側部品は、互いに対向する前記内側部品に嵌合でき、前 記外側に配置されたランドは前記第1の外側部品の前記第1の盛り上がったラン ドおよび前記第2の外側部品の前記第2の盛り上がったランドに係合してジョイ ントを形成し、更に前記第1および第2の外側部品を押圧して前記内側部品に嵌 合させるよう、前記第1および第2の溝に係合する押圧手段を更に含む吸収性パ ッド用チューブコネクタ。 30.前記押圧手段は弾性部材である請求項28に記載のチューブコネクタ。 31.開放小孔が設けられた第1端および第2端を構成する円筒形ハウジング と、 貫通する中心ボア内部部材と、 細長いテーパ付きノズルと、 前記細長いテーパ付きノズルに隣接する外側ランドと、 前記外側ランドに隣接した円形取り付け具とを備え、 前記細長いテーパ付きノズルは前記開放小孔に軸方向に摺動自在に嵌合でき、 前記外側ランドは前記円筒形ハウジングに軸方向に摺動自在に嵌合できる吸収性 パッド用チューブコネクタ。 32.前記円筒形ハウジングの前記第2端は、円形の内側に配置されたランド を構成し、このランドは前記内側部材の前記外側に配置されたランドに係合する とともに、前記円筒形ハウジングの前記第2端の方向への前記内側部材の移動の 最大度を決める請求項31に記載の吸収性パッド用チューブコネクタ。 33.前記外側ランドと反対側の前記細長いテーパ付きノズルの端部は、小さ いほぼ円形の外側に配置されたランドを構成し、このランドは前記開放小孔に隣 接する前記円筒形ハウジングと係合するとともに、前記円筒形ハウジングの前記 第2端の方向への前記内側部材の移動の最大度を決める請求項31に記載の吸収 性パッド用チューブコネクタ。 34.前記円形取り付け具は、切頭円錐形表面を有する請求項31に記載のチ ューブコネクタ。 35.前記円形取り付け具は、前記切頭円錐形表面のより小さい径の側面に隣 接する縮小外径表面を有する請求項34に記載のチューブコネクタ。 36.前記円形取り付け具は、円形内側表面を有する請求項31記載のチュー ブコネクタ。 37.外側部品および内側部品を備え、 前記外側部品は、 前方側面および後方側面を有し、小孔を構成するフランジと、 前記フランジの前方側面に連続する一対の対向するジョーと、 前記フランジの後方側面に連続する一対の対向するレバーとを含み、 前記内側部品は、 内部を貫通する中心ボアを有するとともに、 伸長ノズルと、 前記伸長ノズルに隣接する外側に配置された円形ランドと、 前記外側に配置された円形ランドに隣接する円形取り付け具とを備え、 前記内側部品は前記外側部品内に嵌合でき、よって前記円形取り付け具は前記 対の対向するレバーの間に延び、前記伸長ノズルは前記対の対向するジョーの間 に延びる吸収性パッド用チューブコネクタ。 38.前記外側に配置された円形ランドの最も外側のエッジは、前記フランジ の前記小孔内に遊嵌されている請求項37記載のチューブコネクタ。 39.前記外側に配置された円形ランドは、前記円形取り付け具とは反対側の 前記細長いノズルの端部近くに位置し、前記細長いノズルは前記フランジの前記 小孔内で軸方向に摺動自在であり、このノズルの一方向への軸方向の移動は、前 記外側に配置された円形ランドと前記フランジとの係合により制限され、他方向 への軸方向の移動は前記円形取り付け具と前記フランジとの係合により制限され る請求項37記載のチューブコネクタ。 40.前記伸長ノズルは、テーパ付きである請求項37記載のチューブコネク タ。 41.前記対の対向するジョーの各々は、更に複数の内側に向いた歯を構成す る請求項37記載のチューブコネクタ。
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