JPH08503087A - 安全なアクセスの制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 安全なアクセス制御システムは、識別データ（２９）およびイメージデータ（３０）を格納するための格納手段（２８）を伴う「賢い」鍵アセンブリ（２５）を有する。インターフェイス（３１）は、鍵アセンブリ（２５）と、データ処理アセンブリ（４４）、ユーザインターフェイスアセンブリ（４５）、鍵アセンブリ（２５）の受け入れスロット（３８）および同一性照合部（３９）を有するアクセス制御アセンブリ（４５）との間の通信を提供する。データ処理アセンブリ（４４）は中央プロセッサ（３４）により制御されデータ格納手段（３５）を有する。ユーザインターフェイスアセンブリは、キーパッド（３６）および液晶表示（ＬＣＤ）（３７）を有する。同一性照合部（３９）は鍵アセンブリ（２５）に記憶されたイメージデータと検出されたユーザの識別データとを比較する。

Description

【発明の詳細な説明】 安全なアクセスの制御システム 発明の背景 本発明は安全なアクセスの制御システムに関する。 本発明はカジノのようなゲーム施設における用途のための安全なアクセスの制 御システムへの特殊ではあるが限定的ではない応用例を有し、例示の目的でその ような応用例に関連するであろう。しかしながら、本発明は他の多くの応用例、 例えば、限定された領域での防衛手段、自動預金支払機、医療記録、情報検索な ど承認されたユーザのみへのアクセス制御が重要であるもののような応用例に使 用され得ることが理解されるべきである。 従来技術の説明 安全なアクセスの制御システムは周知である。あるユーザによりキーパッドで 個人的な識別番号（ＰＩＮ）が入力されたとき、または、コード化されたカード もしくは鍵の使用により操作されたとき、カード機械的もしくは電子的なロック もしくはアクセスを提供することは知られている。 正しいＰＩＮを入力できる承認されたユーザに対してだけアクセスを提供する ＰＩＮと共にそのようなカード類を使用するは知られている。これらの既知の安 全なアクセスシステムは遠隔地点へのアクセスを提供し、中央コンピュータシス テムにより制御される。しかしながら、もし中央コンピュータがいつでも操作で きない場合には、この遠隔地点の設備も操作不可能である。 メモリが読み出し、書き込みまたは別の方法で変更されるのを許容するメモリ および回路構成要素を含む識別カードまたは安全アクセス装置を提供することも 知られている。このようなカードは電気的に消去可能なＰＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ ）を含むことができ、「スマートカード（ｓｍａｒｔｃａｒｄｓ）」として当該 技術分野では知られている。このような装置は米国特許第４６７５５１６号、第 ４７２５９２４号、第４７２７２４６号、第４７３３０６１号および第４７６４ ６６６号に開示されている。 コイン作動のゲームおよび娯楽機械の使用は周知である。カジノもしくは娯楽 店における非常に大きいコインもしくはトークンの所有の管理に関連する管理上 、労力、運搬上の問題は、ゲーム機がカードもしくは他の装置により操作され、 それによりコインが不要となるという意味で「キャッシュレス（ｃａｓｈｌｅｓ ｓ）」であるゲーム機の要求に結びつく。オーストラリア特許第５１１９０４号 および６１３４８４号並びにオーストラリア特許出願第７２６５７／９１号は、 このような「キャッシュレス」装置を例示している。後者の２つは上述されたよ うなスマートカードの使用を開示している。 カジノまたは娯楽店における管理、監査業務は、大きな売上高、多数の機械、 および分析に利用可能な多量の統計情報のために複雑である。これらの業務は個 々の機械から手動で抽出されるデータを照合することにより手動で実行され得る 。しかしながら、この業務を、オーストラリア特許第５４２４５５号およびオー ストラリア特許出願第７２６５７／９１号に例示されたような地上通信線により 個々の機械に接続された中央コンピュータ設備によるか、またはオーストラリア 特許第５５３３０９号および第６１３４８４号に例示されたような個々の機械か ら運搬可能なデータコレクタへのオンサイト（ｏｎ−ｓｉｔｅ）のダウンロード （ｄｏｗｎｌｏａｄ）により実行することは現在一般的である。しかしながら、 地上通信線を使用するシステムの中央コンピュータの故障は個々の機械を操作不 能にする可能性がある。さらに、オンサイトのダウンロードを使用するシステム では、個々の機械の安全性は、中央制御はオンラインのリアルタイムデータの不 存在により与えられないので、中央制御の欠如により妥協せざるを得ない。 発明の要旨 本発明の目的は、既知の安全なアクセスの制御システムに対して、使用上信頼 性があり効率的である有用な代替システムを提供することにある。 本発明の１つの側面は広く、 システムのユーザに関する識別データを受け入れるためのプロセッサ手段およ びデータ格納手段を含むデータ処理アセンブリを有する少なくとも１つの鍵アセ ンブリ； 鍵アセンブリを受け入れるように適応した複数のアクセス制御アセンブリ、前 記各アクセス制御アセンブリはプロセッサ手段およびデータ格納手段を含むデー タ処理アセンブリを有し；および、 アクセス制御アセンブリが受け入れられた鍵アセンブリと通信できるインター フェイス手段を含む、安全なアクセスの制御システムにある。 ここで使用されるように、「鍵アセンブリ（ｋｅｙ ａｓｓｅｍｂｌｙ）」と いう表現は、ユーザによる装置の正しい使用の際に安全なアクセスシステムへの ユーザによるアクセスを許可するための装置を含む。カードおよび鍵は鍵アセン ブリの具体例である。安全なアクセスの制御システムは中央コンピュータアセン ブリ、およびアクセス制御アセンブリから中央コンピュータアセンブリヘデータ を転送するための通信手段を含むことができる。 好ましい実施例において、アクセス制御アセンブリはユーザによりアクセス制 御アセンブリヘデータを入力する操作が可能なユーザインターフェイスアセンブ リを含む。 ユーザインターフェイスアセンブリは、ユーザがアクセス制御アセンブリと通 信できる何れかの適当な手段を含むことができ、ユーザインターフェイスアセン ブリは入力手段および情報表示手段を含むことが好ましい。 入力手段はジョイスティック（ｊｏｙ−ｓｔｉｃｋ）またはマウスまたはスク リーンベース（ｓｃｒｅｅｎ−ｂａｓｅｄ）の電子ペンであり得る。代わりに、 入力手段はユーザの音声指示を記録するためのマイクであり得る。しかしながら 、入力手段はキーパッド（ｋｅｙｐａｄ）を含むことが好ましい。 好ましい実施例において、アクセス制御アセンブリは鍵アセンブリを密着して 受け入れ解除可能に保持するための受け入れ手段を含み、それにより、アクセス 制御アセンブリと鍵アセンブリとの間でインターフェイス手段により通信が行わ れる。 アクセス制御アセンブリは鍵アセンブリのデータ格納手段に格納されたＰＩＮ とユーザにより入力されたＰＩＮを比較することによりユーザの同一性を照合す ることができる。しかしながら、各アクセス制御アセンブリは鍵アセンブリのデ ータ格納手段に格納された識別データを照合するための同一性照合手段を有する ことが好ましい。従って、この同一性初号手段はユーザの個人的な肉体的特徴を 検出するための検出手段を含むことができる。 この検出手段はある範囲の肉体的特徴を検出することができる。従って、検出 手段はオーストラリア特許出願８７５７８２／９１および６７２３０／９０に開 示されるような皮膚痕跡（ｓｋｉｎ ｐｒｉｎｔ）イメージまたは指紋、または オーストラリア特許出願６６２４３／９０に開示されるような指の輪郭（ｆｉｎ ｇｅｒ ｐｒｏｆｉｌｅｓ）を検出できるものであってもよい。代わりに、検出 手段は音声を検出してもよい。しかしながら、検出手段はユーザの顔の特徴を検 出するカメラ手段を含むことが好ましい。顔の特徴は眼球間の分離または網膜識 別であってもよい。 安全なアクセスの制御システムは、ユーザの同一性が視覚的に照合されること を許容してもよく、このような装置では鍵アセンブリのデータ格納手段はユーザ の顔のイメージに相当するイメージデータを格納し、アクセス制御アセンブリは イメージを表示するためのイメージ表示手段を含む。 別の側面において、本発明は広く複数のゲーム機のための操作システムに関し 、この操作システムは前に説明された何れか１つの安全なアクセスの制御システ ムを含み、各ゲーム機は上述されたようなアクセス制御アセンブリ含む。アクセ ス制御アセンブリは上述されたようなユーザアセンブリを含むことが好ましい。 ここで使用されるように、「ゲーム機」という表現は、娯楽およびギャンブル を目的としてユーザにより操作可能な何れかの装置、アセンブリまたは器具を含 む。ゲーム機の具体例はポーカー機、スロットマシン、ピンボール機、ルーレッ トテーブル、ブラックジャック機、ビンゴ、ロット（ｌｏｔｔｏ）、ジューティ ング（ｊｅｕｔｉｎｇ）およびその他の同様な宝くじ形式のゲームをプレーする ための機械、並びにギャンブルおよび娯楽ゲームを容易にするようにプログラム されたテレビおよびスクリーンを含む。 ゲーム機は既知の方式でコインおよびトークンのみでも操作可能であるが、鍵 アセンブリのデータ格納手段およびアクセス制御アセンブリのデータ格納手段は それぞれ指定されたユーザにより所有されるクレジットに相当するクレジットデ ータを格納することが好ましい。このような装置では、さらに、鍵アセンブリに 関連する会計処理が終了したときクレジットデータが増加または減少することが 好ましい。 ここで使用されるように、「会計処理（ｆｉｎａｎｃｉａｌ ｅｖｅｎｔ）」 とは、操作システムの指定されたユーザにより所有されるクレジットを増加また は減少させるいずれかの処理を意味する。クレジットデータ格納手段を増加させ る処理は現金の投入およびユーザによるゲーム機の勝利を含み、クレジットデー タ格納手段を減少させる処理はユーザによるゲーム機の操作とユーザに課金サー ビスを提供するページング（ｐａｇｉｎｇ）システムにアクセスするためのユー ザインターフェイスアセンブリの操作とを含む。 好ましい実施例において、操作システムはゲーム機からメッセージおよびぺー ジング信号を転送するためのページングシステムを含んでもよい。このような装 置では、ユーザインターフェイス設備はユーザがページングシステムにアクセス できるページング手段を含むことが好ましい。 本発明の操作システムにおいて使用するためのゲーム機はそれに専用の注文製 であってもよい。しかしながら、古い機械を本操作システムにおいて使用するた めに、ゲーム機は実在のゲーム機内の実在のプロセッサユニットとゲーム機内の アクセス制御アセンブリとの間のデータ転送を提供するための後付けのインター フェイス手段を含んでもよい。プロセッサへのアクセスを許容しない古い機械の 場合、後付けのインターフェイス手段は写真−視覚的コインセンサ、実在の機械 のソレノイドスイッチおよびモータ並びにアクセス制御アセンブリとの間のデー タ転送を提供することができる。 更なる側面において、本発明は広く、 承認されたアクセスを有するユーザに関する識別データを受け入れるためのプ ロセッサ手段およびデータ格納手段を含むデータ処理アセンブリを有する鍵アセ ンブリを準備し、 前記鍵アセンブリを受け入れるように適応し、プロセッサ手段およびデータ格 納手段を含むデータ処理アセンブリを有するアクセス制御アセンブリ内に前記鍵 アセンブリを挿入し、それにより、前記アクセス制御アセンブリと前記鍵アセン ブリとの間の通信が行われ、および、 前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された識別データを照合する、アク セスを保安する方法に関する。 また、更なる側面において、本発明は広く、 ゲーム機から中央コンピュータヘデータを転送するための通信手段により中央 コンピュータアセンブリに連結された複数のゲーム機の操作を制御する方法にお いて、 ユーザに関連する識別データおよび前記ユーザにより所有されるクレジットに 相当するクレジットデータを受け入れるためのプロセッサ手段およびデータ格納 手段を含むデータ処理アセンブリを有する鍵アセンブリを前記ゲーム機のユーザ に提供し、 前記各ゲーム機のためのアクセス制御アセンブリを準備し、前記アクセスアセ ンブリは前記鍵アセンブリを受け入れるように適応し、プロセッサ手段およびデ ータ格納手段を含むデータ処理アセンブリを有し、それにより、前記アクセス制 御システムと前記鍵アセンブリとの間の通信が行われ、および、 前記ユーザに関連する会計処理が終了したとき前記クレジットデータを増加ま たは減少させる方法に関する。 図面の簡単な説明 本発明が容易に理解され実用的な効果を果たすように、本発明の好ましい実施 例を例示する添付図面が参照されるであろう。 図１は、視覚的な識別手段を含む安全なアクセスの制御システムの簡略的な概 要ブロック図である。 図２は、図１のシステムで使用するためのユーザインターフェイス部分の例示 である。 図３は、図１および図２の制御システムの写真識別プロセスを例示するフロー 図である。 図４は、本発明による安全なアクセスの制御システムの詳細な概要ブロック図 である。 図５、６および７は、ゲーム施設のための安全なアクセスの制御システムの概 要ブロック図である。 図８は、ゲーム機と関連するプレーヤインターフェイス部分を例示する。 図９は、鍵アセンブリとそのためのハウジングの斜視図である。 図１０は、ポーカー機に付属するプレーヤインターフェイス部分を例示する。 図１１は、図５、６および７の制御システムに接続されるゲーム機のための機 械プレー順序を示すフロー図である。 図１２は、図５、６および７の制御システムに接続されるゲーム機のための機 械支払い順序を示すフロー図である。 図１３は、図５、６および７の制御システムに接続されるゲーム機への機械ク レジット入力を示すフロー図である。 図１４は、図５、６および７の制御システムに接続される中央クレジットシス テムの操作を示すフロー図である。 発明の詳細な説明 本発明の１つの実施例による視覚的識別アクセス制御システムは図１〜３を参 照して説明されるであろう。 視覚的識別アクセス制御システム１１は、視覚的センサユニット１２、鍵アセ ンブリ（ａｓｓｅｍｂｌｙ）メモリ格納装置１４とインターフェイスするように 装備されたインターフェイスユニット１３、および処理手段１５を含んでいる。 制御システム１１は、安全システム１６に接続されている。この安全システム はユーザがシステムへのアクセスを許容される前にユーザの識別を要求するもの である。具体例には、銀行預金残高情報を格納する中央データベースに接続され る自動預金支払機、ゲーム機が預金残高情報を格納する中央制御器に接続される 制御システムが含まれる。本発明の視覚的識別システムはこれらの具体例の用途 に限定されない。 安全システム１６の各ユーザは、ユーザの視覚的な顔の外観に関するイメージ 情報を含む鍵アセンブリメモリ格納装置１４を備えている。このメモリ格納装置 １４はデジタルプロセッサおよびメモリを含む「インテリジェントキー（ｉｎｔ ｅｌｌｉｇｅｎｔ ｋｅｙ、コンピュータ機能の一部を果たし得る鍵）」であっ てもよい。このメモリはデジタル形式のイメージデータを格納する。インターフ ェイスユニット１３は、メモリ格納装置１４とインターフェイスしてメモリから デジタルイメージデータを得るインテリジェントキー読み取り器を含む。インタ ーフェイスユニット１３は処理手段１５にメモリ装置１４から得られたデジタル イメージ情報を提供する。 視覚的センサユニット１２は、電荷結合素子（ＣＣＤ）センサと、装置のそば に立っているユーザの顔を観察するように配置されたレンズとを含むカメラ１７ を含む。このＣＣＤはユーザの顔の外観の視覚的な読み出しを得、センサユニッ ト１２はこの視覚的な読み出しをプロセッサ１５へ送信されるデジタル形式へ変 換する。 プロセッサ１５は、視覚的センサユニット１２から得られたデジタルイメージ 情報とインターフェイスユニット１３から得られたデジタル情報とを比較する。 もしユニット１２および１３からのデータが一致するならば、処理手段１５は肯 定的な識別がなされたものと決定する。すなわち、鍵アセンブリメモリ装置１４ を有する人物はレンズを通して観察される人物と同一人物である。次いで、プロ セッサ１５は安全システム１６に肯定的な識別が行われたことを指示し、ユーザ は安全システムへのアクセス、例えば、銀行預金残高から現金を引き出すことが 許容されるであろう。 スロット１８の形式の受け入れ手段はインテリジェントキー１４の挿入のため にユニット１３内に備えられる。 キーボード１９も安全システム１６に接続される。このキーボードはプロセッ サ１５にも接続される。キーボード１９はユーザが安全システム１６と交渉する のを許容する。キーボード１９に備えられるキーの数、形式は安全システム１６ の機能的要件に依存している。 図２はユーザインターフェイス１３の表面１２の正面図である（この実施例で は、キーボード１９はインターフェイスユニット１３の部分を形成する）。ユー ザヘ情報を送るために液晶表示部２０が備えられる。例えば、表示部は、ユーザ が識別過程を進めるのに必要な行動をとるよう促してもよい。 この実施例では、ユーザは、安全システム１６へのアクセスが可能になる前に キーボード２２により入力されるＰＩＮ番号をも備えている。ＰＩＮ番号および 視覚的識別技術の使用はシステムの安全性を高める。 使用する際、表示部２０はユーザがスロット１８の中に鍵１４を挿入するよう 促す。次いで、ユーザはキーボード２２でＰＩＮ番号を入力するよう求められる であろう。もしＰＩＮ番号が正しいのであれば、装置は視覚的識別段階へ進行す るであろう。スイッチ２３はカメラ１７が映像を取る動作を生じるように備えら れる。スイッチ２３はユーザにより作動されてもよい。映像はＣＣＤユニットに より取られ、デジタルに変換されてプロセッサ１５へ転送される。次いで、その 場所の照明条件は変更され（より暗くまたはより明るく）、第２のの映像がＣＣ Ｄユニットにより取られる。光センサ２４は照明条件を検知するために備えられ る。この映像もまたデジタルに変換されてプロセッサ１５へ転送される。照明条 件の変化はユーザの目の瞳孔の直径が変わることを確実にする。これはその顔が 現実の人のものであり写真ではないことを保証するテストである。プロセッサは 瞳孔の直径が変化したかどうかを測定し、もし変化がなければ安全システム１６ へのアクセスは否定されるであろう。もし瞳孔の識別が変化するならば、視覚的 識別過程は進行するであろう。 鍵に格納され、インターフェイスユニット１３により得られるイメージは処理 手段１５へ転送される。次いで、ユニット１２からのイメージとインターフェイ スユニット１３からのイメージとの比較が行われる。 図３のフローチャートは上記の過程を説明するものである。 図４は本発明による安全なアクセス制御システムの詳細な概要ブロック図であ る。鍵アセンブリ、ユーザが持ち運び可能な装置、またはメモリ格納装置２５は 、中央プロセッサまたはデジタルプロセッサ２７と、識別データ２９およびイメ ージデータ３０を格納するためのデータ格納手段２８とを有するデータ処理アセ ンブリ２６を含む。インターフェイス３１は鍵アセンブリ２５とアクセス制御ア センブリ３３との間の通信を提供する。 アクセス制御アセンブリ３３は、データ処理アセンブリ４４、ユーザインター フェイスアセンブリまたはインターフェイスユニット４５、鍵アセンブリ２５を 受け入れるための受け入れ手段３８、および同一性照合手段３９を含む。 データ処理アセンブリ４４は中央プロセッサ３４により制御され、データ格納 手段３５を含む。ユーザインターフェイスアセンブリ４５はキーパッド３６の形 式の入力手段と、前述されたような液晶表示の形式の情報表示手段３７とを含む 。 受け入れ手段または鍵スロット３８は鍵アセンブリ２５との通信を提供するため のインターフェイス３２を含む。情報を比較するように適応したプロセッサの形 式の同一性照合手段３９は、検出手段、センサ、または前述したようなカメラの 形式の視覚的検出ユニット４０と連関している。ビデオスクリーンの形式のイメ ージ表示手段４６はアクセス制御アセンブリ３３に備えられ、鍵アセンブリ２５ の正当な保持者の顔のスクリーン画像を表示する。インターフェイス手段４１は 、通信バス４３を介してアクセス制御アセンブリ３３および他のアクセス制御ア センブリ並びに中央コンピュータアセンブリまたは制御ユニット４２間の通信を 提供するように適応している。 本発明の１実施例による操作システムを含むゲーム施設の制御システムは図５ 〜１４を参照して説明されるであろう。 図５および６を参照すると、制御システムは該システムの操作を制御するため の中央コンピュータ４２を含んでいる。概括的に参照番号４３で示される通信シ ステムは中央コンピュータ４２を周辺ユニットに接続する。複数のゲーム機４９ は制御システムに接続される。ポーカー機は機械に入力され、所定のプレー時間 機械から取り出されるクレジット数をカウントし、種々の他の機械の操作をモニ ターするためのカウンター５４、機械の操作用のキーボードにより制御されるス イッチ５５、およびコインが機械に入れられまたは取り出されるときのパルス数 を提供するコイン入出メータ５６を含む。従来のポーカー機はコインで操作され 賞金は機械においてコインで支払われることができた。本発明のこの実施例はコ インを挿入する必要のないポーカー機の操作を可能にする。さらに、賞金が得ら れるときにはコインの支払いが不要である。 大きなゲーム施設は多くの何百のポーカー機を有するかもしれない。これらの ポーカー機のすべては本発明の本実施例の制御システムに接続することができる 。制御システムは各ポーカー機４９に連関するアクセス制御アセンブリ５７を含 む。各アクセス制御アセンブリ５７はループ形式で接続され、各ポーカー機のた めの各アセンブリは接続される。このループは中央コンピュータ４２に接続され る。シリアルなデータ線がループ通信のために用いられる。２つのシリアルデー タ通信線が用いられ、１つはデータを運ぶため、他の１つは監視用である。何台 の機 械４９が制御システムに接続されるかに応じて、複数のループが用いられ得る。 制御システムは、通信システム４３により中央コンピュータにも接続され、ゲ ーム装置アクセス制御アセンブリ５７から離れた多くの他の形式の端末を含む。 これらは遠隔のキャッシュレジスタユニット５８、遠隔の自動預金支払ユニット ５９、および、クレジット（貸方）／デビット（借方）端末６０を含む。 中央コンピュータ４２はＣＰＵ制御ユニット６１およびページング伝送器６２ を有するページングシステム５２にも接続される。これらはページング機能を提 供する。コンピュータはコンピュータ制御標識６３にも接続される。該標識は広 告、連動したジャックポット情報の提供などを目的とすることができる。 このシステムはゲーム施設の操作をモニターするための完全な制御システムを 構成する。各機械４９の業務は中央コンピュータ４２によりモニターされ得る。 さらに、バーやレストランのような施設内の他の地点における出納業務は中央コ ンピュータによってもモニター可能である。ページング機能はユーザが機械のそ ばのシートを離れることなく機械４９のユーザにサービスを提供することを可能 とする。図７および８を参照して説明され、アクセス制御アセンブリ５７と連携 するキー５３のようなキーボード手段は、ユーザアセンブリ４５において作動さ れるキーに応じてサービスオペレータを呼び出してユーザの要求に応じるように ページング機能を促すよう作動することができる。 本発明の操作システム用のゲーム機はその用途に対する特注品であってもよい 。図６および７に示されるように、操作システムで古い機械を使用することを可 能にするために、ゲーム機４９は、現存の処理ユニットとアクセス制御アセンブ リ５７との間のデータ転送をもたらすために一定の機械に固有のアダプタ一回路 を含む後付けのインターフェイスボード５０を有する。幾つかの古い機械は処理 ユニットへのアクセスを許容せず、インターフェイスボード５０はホトオプティ ク（ｐｈｏｔｏ−ｏｐｔｉｃ）コインセンサ、ソレノイドスイッチおよびモータ 、並びにアクセス制御アセンブリ５７間のデータ転送を提供する。 図８は図１０に示されるような各機械４９に搭載されるユーザインターフェイ スユニット６４を示す。ユニット６４は、ユーザがマイクロプロセッサおよびメ モリ格納部を含むインテリジェントキー２５を鍵スロット６５に挿入することで 操作できる。図９の斜視図で鍵２５と共に示される鍵スロット６５は上方への傾 きを有するユーザインターフェイスユニットに設けられ、そのためもしユーザの 飲み物が偶然こぼれたときにはスロットの中に入らないであろう。勿論、インタ ーフェイスユニットがゲーム機の中に設けられ得ること、ビデオ機の場合には表 示手段はビデオスクリーンであり得ることが理解されるであろう。 機械４９へのアクセスを得るためには、ユーザは鍵スロット６５の中にインテ リジェントキー２５を挿入し、キーボード６６の適当なキーの作動によりＰＩＮ 番号を入力する。インテリジェントキー２５はそのメモリの中に機械４９をプレ ーするための鍵の所有者に利用可能なクレジット量を示すクレジット情報を含ん でいる。プレーヤが鍵に充分なクレジットを持っているかどうかはユニット６４ により検査され、もし承認されればプレーヤは機械４９をプレーすることを許容 されるであろう。プレーヤは鍵２５で利用可能な何らかのクレジット量を有する 機械をプレーすることができる。機械をプレーするためにクレジットが入力され るときこのクレジットは鍵２５から貸付される。賞金は鍵のメモリにクレジット される。 また、制御システムは、中央コンピュータ４２によりデータベースに保持され たユーザ用の預金高情報を有する鍵のクレジットを「二重検査」するであろう。 この検査は、好ましくはプレーが始まる前に実行されるであろう。もし中央デー タベース上の預金高と鍵に示されるクレジットとの間に不一致があれば、ユーザ はゲーム施設の事務所に報告するよう要求され、機械をプレーすることが許容さ れないであろう。 また、中央コンピュータ４２上のユーザの預金高はゲーム機４９のプレーに応 じて更新され得るであろう。もしユーザの預金高または鍵がクレジットなしであ れば、デビット／クレジットユニット６０を有する両替箱でクレジットを得るこ とができる。もしユーザが両替箱にお金を投入するならば、デビット／クレジッ トユニット６０により鍵および預金高両方に預金されるであろう。次いで、プレ ーヤは機械のプレーを始めることができる。中央コンピュータ４２は機械４９か ら他の業務情報を得ることもできる。監査の目的のために要求される何れかの情 報がこの方式で中央コンピュータ４２により得られ得る。オペレータは機械の不 調の場合を除いて物理的に機械に付き添う必要がない。中央コンピュータ４２は 絶えず機械にデータを投じる。 もしユーザが機械にサービス機能または飲み物を要求するならば、適当なボタ ン５３が押されてサービスオペレータがページングシステムにより呼び出される であろう。中央コンピュータ４２は、ページング操作が要求され、ページングＣ ＰＵ６１がページング伝送機６２を介してページング送信を生じさせて遠隔のペ ージングユニットにより指定されたオペレータを呼び出すように働くことを検知 する。次いで、指定されたオペレータはユーザに接近して要求されたサービスを 実行することができる。もしユーザにお金を費やさせる飲物または他のサービス が提供されるのであれば、ユーザは彼の鍵からクレジットを借用することにより 支払うことができる。これはユーザインターフェイスユニット６４において行わ れ得る。 幾つかの所望のページング機能はページングＣＰＵ６１により実行され得る。 ページングシステムはユーザのみに応答するものではなく、ある状況のサービス オペレータを自動的に呼び出すのに便宜を提供する。 例えば、もし所定の時間の後、偶然鍵が機械に残されていれば、サービスオぺ レータは適当なメッセージで呼び出される。もし偶然クレジットが機械に残って いれば、係員が機械の動作のない一定時間の経過後適当なメッセージで再び呼び 出されるであろう。次いで、係員はオペレータキーを挿入しあるコードを入力す ることにより機械をクリアすることができる。コンピュータ４２は会員の新たな クレジットで更新されるであろう。これは会員の鍵と中央コンピュータ内ののク レジットとの間の不一致を生じさせ、次回その会員が機械でプレーするときにデ ィスプレ−３７は会員に両替箱において検査するように指示するであろう。次い で、鍵のクレジットは出納係により更新され得る。 現金を得るために、ユーザは両替箱または受付６０を利用する。お金は両替箱 から支払われることができ、鍵のクレジットに貸し付けされる。 鍵読み取りユニット５８はバー、レストランおよび他の場所に備えられ、ユー ザが鍵を使用して他のサービスを受けることを可能にする。これらのユニットは 中央コンピュータ４２にも接続されて収支情報を更新する。 自動支払ユニット５９も備えられ、本発明の第１の側面に従う視覚的識別のた めの設備を有してもよい。 図７は、本発明による安全なアクセス制御システム５７を利用する多数のゲー ム機４９のための操作システムの詳細な概要ブロック図である。鍵アセンブリ、 ユーザが運搬できる装置またはメモリ格納装置２５は、中央プロセッサまたはデ ジタルプロセッサ２７と、識別データ２９、イメージデータ３０およびクレジッ トデータ４７を格納するデータ格納手段２８とを有するデータ処理アセンブリ２ ６を含む。インターフェイス３１は鍵アセンブリ２５とアクセス制御アセンブリ ５７との間の通信を提供する。 アクセス制御アセンブリ５７は、データ処理アセンブリ４４、ユーザインター フェイスアセンブリまたはインターフェイスユニット４５、鍵アセンブリを受け 入れるための受け入れ手段３８、および同一性照合手段３９を含む。アクセス制 御アセンブリ５７は前述したような後付けのインターフェイスユニット５０によ りゲーム機能５１に接続され得る。データ処理アセンブリ４４は中央プロセッサ ３４により制御され、クレジットデータ４７およびゲーム機データ４８を格納す るためのデータ格納手段３５を含む。ユーザインターフェイスアセンブリ４５は キーパッド３６の形式の入力手段、液晶表示の形式の情報表示手段３７および前 述したようなページング手段またはボタン５３を含む。受け入れ手段または鍵ス ロット３８は鍵アセンブリ２５との通信を提供するためのインターフェイス３２ を含む。処理手段の形式の同一性照合手段３９は情報を比較するように適応して いる。インターフェイス手段４１は、アクセス制御アセンブリ３３と、他のアク セス制御アセンブリとの通信のための通信バス４３と、中央コンピュータアセン ブリまたは制御ユニット４２と、ページングシステム５２との間の通信を提供す るように適応している。 インテリジェントキーが電子写真ＩＤ設備、鍵番号、ユーザ機能（会員、係員 、オペレータ）、ユーザの詳細（氏名、住所）および業務の詳細を含む本発明に よって、現金不要のシステムが提供されることが理解されるであろう。 鍵の所有者はオペレータにはアクセスできないＰＩＮコードを有している。取 引は会員名ではなく鍵番号により格納され報告される。この鍵は他のクラブによ りアクセスできない１のクラブのデータを有する種々のクラブで使用できる。従 って、この鍵はきわめて安全でありコピーすることができない。 鍵読み取り機は、各機械、写真ＩＤ検査のためのモニターを有する各入口、任 意にＩＤモニターを有する各支払領域、各バーのサービス領域、カメラを有する 新しい会員のための受付、および読み取り機／書き込み機／カメラを有する自動 支払機に備えられる。 図１１から１４は、機械のプレー順序、機械の支払い順序、機械へのクレジッ トの入力、および中央クレジットシステムの操作を示す説明不要なフローチャー トである。以下の簡潔な要約はあるクラブまたはカジノにおけるシステムの操作 の要点を述べるものであり、図１１〜１４と関連させて読まれるべきである。 クレジットシステム：− ・会員は両替箱でクレジットを支払う。 ・会員の鍵が読み取り機に挿入され、ＰＩＮ番号が入力される。 ・オペレータが詳細を検査し、クレジット量を入力する。 ・鍵にクレジットが付与されて鍵が排出される。 ・会員、オペレータ、量、日付を有する処理がＣＰＵに記録される。 機械プレーヤシステム：− ・機械の中に鍵を挿入する。 ・表示がＰＩＮ番号を要求する。 ・ＰＩＮ番号を入力する。 ・主ＣＰＵが詳細を検査してクレジットを付与する。 ・表示が機械に入れる必要な量を要求する。 ・クレジット量を入力する。 ・鍵にクレジットされＣＰＵは更新される。 ・機械のコインクレジットメータが増加する。 ・プレーが終了したとき読み取り機に鍵を挿入し、ポーカー機の「徴収」を 押す。 ・鍵およびＣＰＵがクレジットを更新し、機械のクレジットが消去される。 ・鍵を取り除く。 ・もし所定の時間後偶然鍵が機械の中に残っていれば、係員が鍵が機械の中 に残っていることを指示するメッセージを伴って呼び出される。 ・もしプレーの終了時機械にクレジットがなければ、鍵を挿入する必要がな い。所定の時間後機械は自動的に解除されるであろう。 ・会員は機械の中に彼の鍵を実際に入れずクレジットを有する機械を保留し て飲物などを取ることができる。機械はこのモードのときには（係員以外の）他 の鍵を受け付けない。 ・もし偶然機械にクレジットが残っていれば、係員が機械の作動しない時間 後適当なメッセージを伴って再び呼び出される。次いで、係員は彼の鍵を挿入し てあるコードを入力することにより機械をクリアすることができる。ＣＰＵは会 員の新たなクレジットに更新するであろう。これは会員の鍵のクレジットとＣＰ Ｕのクレジットとの間の不一致をもたらすであろう。次回この会員が機械でプレ ーするとき、彼は両替箱で彼のクレジットを検査するよう表示により要求される であろう。その際、鍵のクレジットはキャッシャーにより更新されるであろう（ その端末により更新の理由を有するメッセージが与えられるであろう）。 支払い：− ・両替箱、自動支払機で鍵のクレジットからお金が付与される。 ・鍵が読み取り機に挿入される。 ・ＰＩＮ番号が入力される。 ・クレジット量がＣＰＵにより検査される。 ・もし必要ならば写真ＩＤ ・オペレ一夕にＯＫが与えられる。 ・記録が処理に再び保持される。 機械の係員：− ・係員は彼ら自身の鍵を有する。 ・勤務時間中／勤務時間外の記録が実行され得る。 ・鍵は何れのサービスの前にも挿入される。 報告：− ・報告はデータベースからそれ自身の明細項目を選択することによる管理に より発生する。 具体例には以下のものが含まれる。 現金の入金 −鍵に入ったクレジットから。 現金の出金 −入金された鍵から。 鍵のクレジット −請求されない鍵のクレジット バーの現金 −バーで使われた現金 −バーで付与された現金 メータの読み取り −全ての機能 プレーヤの活動 −プレーヤ、機械の形式 レストランの現金 −使われた現金クレジット −付与された現金 娯楽 −使われた鍵クレジット −付与された現金 本発明の安全なアクセス制御システムは多くの利点を有することが理解される であろう。 安全でインテリジェントなユーザ鍵、オンサイト（ｏｎ−ｓｉｔｅ）のプロセ ッサ格納能力、および中央コンピュータへ戻る必要がなくオンサイトで同一性を 検査できる能力の提供は、独立形の操作を可能にし、単一の拡張ネットワーク上 で動作され得る設置場所の数の制限がないことを意味する。内部ページング（ｐ ａｇｉｎｇ）システムの統合は、ある出来事に潜在的に関連するユーザにシステ ム内の全ての重要な出来事を自動的に報告することを可能にし、人的資源のきわ めて効率的な利用をもたらす。さらに、カジノ形式の設備において顧客およびユ ーザに迅速なサービスを提供する。 本システムは、多数の設備が最少の混雑で済むことができる監督的な制御とデ ータ転送を許容する。一般情報、ジャックポット（ｊａｃｋｐｏｔ）情報、広告 のような電子的な表示は容易に制御され得、内部のジャックポットと同様に店舗 間のジャックポットを本システムにより提供することが可能である。 また、本発明の安全なアクセス制御システムは全ての設置場所をモニターしな がら、中央での更新のための設備を提供し、全ての設置場所からのリアルタイム の情報を実質的に発生する。 ページング設備は、設置場所での品物の自動的な注文、管理のためのジャック ポット情報、機械保留の報告および機械のサービスの必要性のスタッフへの指示 を提供する。これらの能力はクラブ、カジノなどにおける顕著な利点を提供する 。 オンサイトのプロセッサの具備、およびインテリジェントカードにより提供さ れる高レベルの安全性のために、中央コンピュータの故障はシステムが故障する 原因とはならず、個々の操作は設置場所において継続され得ることが理解される であろう。オンラインに復帰したとき中央コンピュータは更新される。 連結されたジャックポット設備はオンラインシステムにおいてのみ十分に提供 され得、もし問題が生じたならば利用できる迅速な自動的ページング設備のため に、連結されたジャックポットの利用は本発明により容易となる。このようなシ ステムの提供は連携したジャックポットの円滑な操作のために望ましい。 本発明のシステムは従来技術の一定の問題を解消し、特にプレーヤ記録の自動 的更新を提供し、よって中央コンピュータが点検および分析のため情報にアクセ スするようにプレーヤが鍵を提出することに依存しない。これは、カジノのプレ ーヤがクレジットを失うことは普通であり従ってプレーヤが鍵を中央位置に返却 する動機がほとんどないことが度々あることから、オーストラリア特許出願７２ ６５７／９１で概説されたシステムの１つの利点である。 さらに、機械がプレーされる毎に個人のデビットが増加するシステムを提供す ることにより、本発明のシステムは、プレーヤのカードが機械に挿入されリーダ ーにより読み取られるときクレジット量が機械にダウンロード（ｄｏｗｎｌｏａ ｄ）される従来の「キャッシュレス（ｃａｓｈｌｅｓｓ）」システムの欠点を解 消する。これは、たとえ操作がＣＰＵにより制御されていても、通常通り規制当 局が電子機械的カウンタを機械の中に保持するよう要求するならば、特に重要で ある。多量のクレジットのダウンロードは、例えば、カードが低級の機械に挿入 されて比較的大きい現金が投入される場合、このようなカウンタは過剰の機械的 な摩損により故障する可能性があり、または機械が全てのクレジット数を増加さ せるのに要する時間のために不能もしくは実質的に操作不能になることを意味す る。 さらに、既知のシステムのインテリジェントプロセッサはプレーヤのクレジッ ト情報を含まず、かつこのような情報を得るためにはプレーヤのカードにアクセ スする必要がある。カードおよび機械は何れも更新されたクレジット記録を含ま ず、カード自身が電子的な不正変更を被る可能性があるので、安全性は妨げられ る。 従って、本発明は、高出力で高価な中央コンピュータシステムの具備を必要と せずにきわめて多数のゲーム機を支援することができる実用的な「キャッシュレ ス」カジノ操作システムを提供する。 上記は本発明の例示として説明されたものであり、当業者において明らかであ るようなすべての修正および変形は後述される請求の範囲の広い範囲内に含まれ るものであることが理解されるであろう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年１月２５日 【補正内容】 〔原文３頁第２行より第６頁第３３行を訂正（下線部訂正）〕 本発明の目的は、既知の安全なアクセスの制御システムに対して、使用上信頼 性があり効率的である有用な代替システムを提供することにある。 本発明の１つの側面は広く、 プロセッサ手段と、前記プロセッサ手段により制御されユーザによる鍵アセン ブリの使用に関するデータを格納するデータ格納手段とを含むデータ処理アセン ブリを有する少なくとも１つの鍵アセンブリ、前記データ格納手段は前記鍵アセ ンブリの使用を承認されたユーザを識別するためユーザの体の視覚的に識別可能 な肉体的特徴に相当する視覚的識別イメージデータを受け入れて格納し； 鍵アセンブリを受け入れるように適応した少なくとも１つのアクセス制御アセ ンブリ、前記アクセス制御アセンブリはプロセッサ手段およびデータ格納手段を 含むデータ処理アセンブリと、前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された 前記視覚的に識別可能な肉体的特徴のイメージとの比較により、鍵アセンブリの ユーザの実際の視覚的に識別可能な肉体的特徴を視覚的に照合するための視覚的 同一性照合手段とを有し、および、 アクセス制御アセンブリが受け入れられた鍵アセンブリと通信できるインター フェイス手段を含み、 それにより、承認されないユーザによる前記鍵アセンブリの使用が検知可能で ある、安全なアクセスの制御システムにある。 ここで使用されるように、「鍵アセンブリ（ｋｅｙ ａｓｓｅｍｂｌｙ）」と いう表現は、ユーザによる装置の正しい使用の際に安全なアクセスシステムへの ユーザによるアクセスを許可するための装置を含む。カードおよび鍵は鍵アセン ブリの具体例である。安全なアクセスの制御システムは中央コンピュータアセン ブリ、およびアクセス制御アセンブリから中央コンピュータアセンブリヘデータ を転送するための通信手段を含むことができる。 好ましい１つの実施例において、視覚的同一性照合手段は、実際の視覚的に識 別可能な肉体的特徴を光学的に検出するための光学的検出手段と、格納された視 覚的識別イメージデータと前記光学的検出手段により検出された実際の視覚的に 識別可能な肉体的特徴のイメージに相当するデータとを比較するための比較装置 とを含む。 代わりに、視覚的同一性照合手段は、鍵アセンブリのデータ格納手段にイメー ジデータとして格納された視覚的に識別可能な肉体的特徴を表示するためのイメ ージ表示手段を含み、それにより、安全なアクセスの制御システムのオペレータ が実際の視覚的に識別可能な肉体的特徴と、表示されたイメージとを視覚的に比 較することができる。 好ましい実施例において、視覚的に識別可能な肉体的特徴は人間の顔である。 好ましい実施例において、アクセス制御アセンブリは、アクセス制御アセンブ リにデータを入力するようユーザにより制御可能なユーザインターフェイスアセ ンブリを含む。 ユーザインターフェイスアセンブリは、ユーザがアクセス制御アセンブリと通 信できる何れかの適当な手段を含むことができ、ユーザインターフェイスアセン ブリは入力手段および情報表示手段を含むことが好ましい。 入力手段はジョイスティック（ｊｏｙ−ｓｔｉｃｋ）またはマウスまたはスク リーンベース（ｓｃｒｅｅｎ−ｂａｓｅｄ）の電子ペンであり得る。代わりに、 入力手段はユーザの音声指示を記録するためのマイクであり得る。しかしながら 、入力手段はキーパッド（ｋｅｙｐａｄ）を含むことが好ましい。 好ましい実施例において、アクセス制御アセンブリが、鍵アセンブリを密着し て受け入れ且つ解除可能に保持するための受け入れ手段を含み、それにより、イ ンターフェイス手段によりアクセス制御アセンブリと鍵アセンブリとの間の通信 が行われる。 本発明の更なる側面は広く、 鍵アセンブリを使用する承認を受けたユーザを識別するためのイメージに相当 する識別イメージデータを受け入れて格納するためのデータ格納手段を含むデー タ処理アセンブリを有する鍵アセンブリを提供し、 鍵アセンブリを受け入れるように適応し、プロセッサ手段およびデータ格納手 段を含むデータ処理アセンブリを有するアクセス制御アセンブリに鍵アセンブリ を挿入し、それによりアクセス制御アセンブリと鍵アセンブリとの間の通信が行 われ、かつ、 鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された識別イメージデータを照合し、そ れにより、未承認のユーザによる鍵アセンブリの使用が検知される、アクセスを 保安する方法にある。 本発明の他の側面は広く、操作システムが上記のような安全なアクセスの制御 システムを含み、各ゲーム機が上記のようなアクセス制御アセンブリを含む複数 のゲーム機の操作システムにある。アクセス制御アセンブリは上記のようなユー ザインターフェイスアセンブリを含むことが好ましい。 ここで使用されるように、「ゲーム機」という表現は、娯楽およびギャンブル を目的としてユーザにより操作可能な何れかの装置、アセンブリまたは器具を含 む。ゲーム機の具体例はポーカー機、スロットマシン、ピンボール機、ルーレッ トテーブル、ブラックジャック機、ビンゴ、ロット（ｌｏｔｔｏ）、ジューティ ング（ｊｅｕｔｉｎｇ）およびその他の同様な宝くじ形式のゲームをプレーする ための機械、並びにギャンブルおよび娯楽ゲームを容易にするようにプログラム されたテレビおよびスクリーンを含む。 本発明の更なる側面は広く、 複数のゲーム機； 中央コンピュータアセンブリ； ゲーム機から中央コンピュータアセンブリヘデータを転送するための通信手段 、並びに、 ゲーム機システムの各ユーザに対して、プロセッサ手段と、プロセッサ手段に より制御されてユーザによる鍵アセンブリの使用に関するデータを格納するデー タ格納手段とを含むデータ処理アセンブリを有する鍵アセンブリ、データ格納手 段は鍵アセンブリおよび（または）ゲーム機システムの使用の承認を受けたユー ザを識別するためにユーザに相当する識別データを受け入れて格納し、および、 ゲーム機システムの各ゲーム機に対して、ゲーム機と連携し鍵アセンブリを受 け入れるよう適応したアクセス制御アセンブリ、アクセス制御アセンブリは、鍵 アセンブリのデータ格納手段に格納された識別データとの比較により鍵アセンブ リのユーザの同一性を照合するためのユーザ同一性照合手段と、プロセッサ手段 とプロセッサ手段により制御されてユーザによるゲーム機の使用に関するデータ を格納するデータ格納手段とを含む処理アセンブリとを有し、データ格納手段は またゲーム機に相当するデータを受け入れて格納し、および、 アクセス制御アセンブリが受け入れられた鍵アセンブリと通信することができ る各ゲーム機のためのインターフェイス手段；を含み、 それにより、使用上、ゲーム機が中央コンピュータと通信できない状況におい ては、ゲーム機システム内のゲーム機を操作する承認を受けているユーザによる アクセスは許容され、且つ、もしユーザがその状況においてゲーム機を操作する アクセスが許容されるならば、その状況の間のユーザによる鍵アセンブリの使用 に関するデータがデータ格納手段の何れにも格納され、その状況の間アクセス制 御アセンブリのデータ格納手段に格納されたデータはその状況の停止後通信手段 により中央コンピュータヘ転送可能である、安全なアクセスの制御システムを含 むゲーム機操作システムにある。 ゲーム機は既知の方式でコインおよびトークンのみでも操作可能であるが、鍵 アセンブリのデータ格納手段およびアクセス制御アセンブリのデータ格納手段は それぞれ指定されたユーザにより所有されるクレジットに相当するクレジットデ ータを格納し、アクセス制御アセンブリのデータ格納手段に格納手段伸されたク レジットデータは鍵アセンブリに関連する会計処理が終了したとき増加または減 少することが好ましい。 ここで使用されるように、「会計処理（ｆｉｎａｎｃｉａｌ ｅｖｅｎｔ）」 とは、操作システムの指定されたユーザにより所有されるクレジットを増加また は減少させるいずれかの処理を意味する。クレジットデータ格納手段を増加させ る処理は現金の投入およびユーザによるゲーム機の勝利を含み、クレジットデー タ格納手段を減少させる処理はユーザによるゲーム機の操作とユーザに課金サー ビスを提供するページング（ｐａｇｉｎｇ）システムにアクセスするためのユー ザインターフェイスアセンブリの操作とを含む。 好ましい実施例において、ゲーム機は、鍵アセンブリがアクセス制御アセンブ リにより受け入れられているときには操作不能である。 もし鍵アセンブリがそれに連携する会計処理の終了時アクセス制御アセンブリ に受け入れられない場合、鍵アセンブリのデータ格納手段に格納されたクレジッ トデータは鍵アセンブリが次にアクセス制御アセンブリに受け入れられたとき増 加または減少する。 好ましい実施例において、アクセス制御アセンブリはアクセス制御アセンブリ ヘデータを入力するようユーザにより操作可能なユーザインターフェイスアセン ブリを含む。 また、操作システムは、ゲーム機からメッセージおよびページング信号を転送 するためのページングシステムを含んでもよい。このような装置では、ユーザイ ンターフェイス設備はユーザがページングシステムにアクセスできるページング 手段を含むことが好ましい。 本発明の操作システムにおいて使用するためのゲーム機はそれに専用の注文製 であってもよい。しかしながら、古い機械を本操作システムにおいて使用するた めに、ゲーム機は実在のゲーム機内の実在のプロセッサユニットとゲーム機内の アクセス制御アセンブリとの間のデ一夕転送を提供するための後付けのインター フェイス手段を含んでもよい。プロセッサへのアクセスを許容しない古い機械の 場合、後付けのインターフェイス手段は写真−視覚的コインセンサ、実在の機械 のソレノイドスイッチおよびモータ並びにアクセス制御アセンブリとの間のデー タ転送を提供することができる。 本発明の他の側面は広く、 ゲーム機を使用する承認を受けた各ユーザに鍵アセンブリを提供し、鍵アセン ブリはプロセッサ手段と、プロセッサ手段により制御されてユーザによる鍵アセ ンブリの使用に関するデータを格納するデータ格納手段とを含むデータ処理アセ ンブリを有し、データ格納手段は鍵アセンブリおよび（または）ゲーム機システ ムの使用の承認を受けたユーザを識別するためにユーザに相当する識別データを 受け入れて格納し； ゲーム機システムの各ゲーム機と連携するアクセス制御アセンブリに鍵アセン ブリを挿入し、アクセス制御アセンブリは鍵アセンブリを受け入れるよう適応し 、鍵アセンブリのユーザの同一性を照合するためのユーザ同一性照合手段と、プ ロセッサ手段とプロセッサ手段により制御されてユーザによるゲーム機の使用に 関するデータを格納するデータ格納手段とを含む処理アセンブリとを有し、デー タ格納手段はまたゲーム機に相当するデータおよびユーザにより所有されるクレジットに相当するクレジットデータを受け入れて格納し； 鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された識別データとユーザ同一性照合手 段を比較することにより鍵アセンブリのユーザの同一性を照合し、それにより、 ゲーム機システムのゲーム機を操作する承認を受けていないユーザによるアクセ スが妨げられ、且つ、ゲーム機を操作する承認を受けたユーザが許容され、且つ 、 鍵アセンブリに連携した会計処理が終了したときアクセス制御アセンブリに格 納されたクレジットデータを増加または減少させ；それにより、 もし鍵アセンブリがそれに連携する会計処理の終了時アクセス制御アセンブリ に受け入れられない場合、鍵アセンブリのデータ格納手段に格納されたクレジッ トデータは鍵アセンブリが次にアクセス制御アセンブリに受け入れられたとき増 加または減少され得、 もしゲーム機が中央コンピュータに連結される場合、ゲーム機が中央コンピュ ータと通信できない状況において、その状況の間アクセス制御アセンブリのデー タ格納手段に格納されたデータはその状況の停止後中央コンピュータに転送され 得る、複数のゲーム機の操作を制御する方法にある。 本発明の更なる側面は広く、 データ格納手段を含むデータ処理アセンブリを有する少なくとも１つの鍵アセ ンブリ、データ格納手段は鍵アセンブリを使用する承認を受けたユーザを識別す るためにユーザの体の視覚的に識別可能な肉体的特徴に相当する視覚的識別イメ ージデータを受け入れて格納し； 鍵アセンブリを受け入れるように適応した少なくとも１つのアクセス制御アセ ンブリ、アクセス制御アセンブリはプロセッサ手段およびデータ格納手段を含む データ処理アセンブリと、鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された視覚的に 識別可能な肉体的特徴のイメージとの比較により鍵アセンブリのユーザの実際の 視覚的に識別可能な肉体的特徴を視覚的に照合するための視覚的同一性照合手段 とを有し、および、 アクセス制御アセンブリが受け入れられた鍵アセンブリと通信できるインター フェイス手段；を含み、 それにより、未承認のユーザによる前記鍵アセンブリの使用が検知できる、安 全なアクセスの制御システムにある。 図面の簡単な説明 本発明が容易に理解され実用的な効果を果たすように、本発明の好ましい実施 例を例示する添付図面が参照されるであろう。 〔原文１３頁第３１行より同第３２行を訂正（下線部訂正）〕 本発明の操作システム用のゲーム機はその用途に対する特注品であってもよい 。図６および７に示されるように、操作システムで古い機械を使用することを可 能にするために、ゲーム機４９は、現存の処理ユニットとアクセス制御アセンブ リ５７との間のデータ転送をもたらすために一定の機械に固有のアダプター回路 を含む後付けのインターフェイスボード５０を有する。幾つかの古い機械は処理 ユニットへのアクセスを許容せず、インターフェイスボード５０はホトオプティ ク（ｐｈｏｔｏ−ｏｐｔｉｃ）コインセンサ、ソレノイドスイッチおよびモータ 、並びにアクセス制御アセンブリ５７間のデータ転送を提供する。 図８は図１０に示されるような各機械４９に搭載されるユーザインターフェイ スユニット６４を示す。ユニット６４は、ユーザがマイクロプロセッサおよびメ モリ格納部を含むインテリジェントキー２５を鍵スロット６５に挿入することで 操作できる。図９の斜視図で鍵２５と共に示される鍵スロット６５は上方への傾 きを有するユーザインターフェイスユニットに設けられ、そのためもしユーザの 飲み物が偶然こぼれたときにはスロットの中に入らないであろう。勿論、インタ ーフェイスユニットがゲーム機の中に設けられ得ること、ビデオ機の場合には表 示手段はビデオスクリーンであり得ることが理解されるであろう。 機械４９へのアクセスを得るためには、ユーザは鍵スロット６５の中にインテ リジェントキー２５を挿入し、キーボード６６の適当なキーの作動によりＰＩＮ 番号を入力する。インテリジェントキー２５はそのメモリの中に機械４９をプレ ーするための鍵の所有者に利用可能なクレジット量を示すクレジット情報を含ん でいる。プレーヤが鍵に充分なクレジットを持っているかどうかはユニット６４ により検査され、もし承認されればプレーヤは機械４９をプレーすることを許容 されるであろう。プレーヤは鍵２５で利用可能な何らかのクレジット量を有する 機械をプレーすることができる。機械をプレーするためにクレジットが入力され るときこのクレジットは鍵２５から貸付される。機械プレーヤシステムおよび図 １１および１３を参照して後述されるように、鍵２５はプレーが開始される前に 鍵スロット６５から除去されなければならない。賞金は鍵が鍵スロット６５に再 び挿入されるとき鍵のメモリにクレジットされる。 また、制御システムは、中央コンピュータ４２によりデータベースに保持され たユーザ用の預金高情報を有する鍵のクレジットを「二重検査」するであろう。 この検査は、好ましくはプレーが始まる前に実行されるであろう。もし中央デー タベース上の預金高と鍵に示されるクレジットとの間に不一致があれば、ユーザ はゲーム施設の事務所に報告するよう要求され、機械をプレーすることが許容さ れないであろう。 〔原文第２０頁第１９行と同第２０行の間に以下の文が挿入（下線部訂正）〕 連結されたジャックポット設備はオンラインシステムにおいてのみ十分に提供 され得、もし問題が生じたならば利用できる迅速な自動的ページング設備のため に、連結されたジャックポットの利用は本発明により容易となる。このようなシ ステムの提供は連携したジャックポットの円滑な操作のために望ましい。 本発明のシステムは従来技術の一定の問題を解消し、特にプレーヤ記録の自動 的更新を提供し、よって中央コンピュータが点検および分析のため情報にアクセ スするようにプレーヤが鍵を提出することに依存しない。これは、カジノのプレ ーヤがクレジットを失うことは普通であり従ってプレーヤが鍵を中央位置に返却 する動機がほとんどないことが度々あることから、オーストラリア特許出願７２ ６５７／９１で概説されたシステムの１つの利点である。 さらに、「機械プレーヤシステム」の概要において上述したように、本発明の ゲームシステムは、クレジットが終わりカードが消費されたときカードが機械の 中に不注意で残っていないことを保証する。これは、鍵アセンブリが鍵スロット から除去される前には本システムはゲームが開始されるか、または賭けが始まる ことを許容しない結果となる。これは、通常鍵カードが機械中に残されている従 来技術の欠点を解消する。これらのシステムにおいては、プレー開始前に別個の クレジット量がダウンロードされるが、カードは各処理で、またはプレーの終了 時に更新するため鍵スロットに残される。他方、本発明の鍵アセンブリは大抵プ レーヤの手またはポケットの中にあり、カードのクレジットが消費されるときに は機械のスロットよりむしろこの場所にあるであろう。 さらに、機械がプレーされる毎に個人のデビットが増加するシステムを提供す ることにより、本発明のシステムは、プレーヤのカードが機械に挿入されリーダ ーにより読み取られるときクレジット量が機械にダウンロード（ｄｏｗｎｌｏａ ｄ）される従来の「キャッシュレス（ｃａｓｈｌｅｓｓ）」システムの欠点を解 消する。これは、たとえ操作がＣＰＵにより制御されていても、通常通り規制当 局が電子機械的カウンタを機械の中に保持するよう要求するならば、特に重要で ある。多量のクレジットのダウンロードは、例えば、カードが低級の機械に挿入 されて比較的大きい現金が投入される場合、このようなカウンタは過剰の機械的 な摩損により故障する可能性があり、または機械が全てのクレジット数を増加さ せるのに要する時間のために不能もしくは実質的に操作不能になることを意味す る。 さらに、既知のシステムのインテリジェントプロセッサはプレーヤのクレジッ ト情報を含まず、かつこのような情報を得るためにはプレーヤのカードにアクセ スする必要がある。カードおよび機械は何れも更新されたクレジット記録を含ま ず、カード自身が電子的な不正変更を被る可能性があるので、安全性は妨げられ る。 従って、本発明は、高出力で高価な中央コンピュータシステムの具備を必要と せずにきわめて多数のゲーム機を支援することができる実用的な「キャッシュレ ス」カジノ操作システムを提供する。 上記は本発明の例示として説明されたものであり、当業者において明らかであ るようなすべての修正および変形は後述される請求の範囲の広い範囲内に含まれ るものであることが理解されるであろう。 請求の範囲 １．プロセッサ手段と、前記プロセッサ手段により制御されユーザによる鍵アセ ンブリの使用に関するデータを格納するデータ格納手段とを含むデータ処理アセ ンブリを有する少なくとも１つの鍵アセンブリ、前記データ格納手段は前記鍵ア センブリの使用を承認されたユーザを識別するためユーザの体の視覚的に識別可 能な肉体的特徴に相当する視覚的識別イメージデータを受け入れて格納し； 鍵アセンブリを受け入れるように適応した少なくとも１つのアクセス制御アセ ンブリ、前記アクセス制御アセンブリはプロセッサ手段およびデータ格納手段を 含むデータ処理アセンブリと、前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された 前記視覚的に識別可能な肉体的特徴のイメージとの比較により、鍵アセンブリの ューザの実際の視覚的に識別可能な肉体的特徴を視覚的に照合するための視覚的 同一性照合手段とを有し、および、 アクセス制御アセンブリが受け入れられた鍵アセンブリと通信できるインター フェイス手段を含み、 それにより、承認されないユーザによる前記鍵アセンブリの使用が検知可能で ある、安全なアクセスの制御システム。 ２．前記視覚的同一性照合手段は、前記実際の視覚的に識別可能な肉体的特徴を 光学的に検出するための光学的検出手段と、前記格納された視覚的識別イメージ データと前記光学的検出手段により検出された前記実際の視覚的に識別可能な肉 体的特徴のイメージに相当するデータとを比較するための比較装置とを含む、請 求項１の安全なアクセスの制御システム。 ３．前記視覚的同一性照合手段は、前記鍵アセンブリのデータ格納手段にイメー ジデータとして格納された視覚的に識別可能な肉体的特徴を表示するためのイメ ージ表示手段を含み、それにより、安全なアクセスの制御システムのオペレータ が前記実際の視覚的に識別可能な肉体的特徴と、表示されたイメージとを視覚的 に比較することができる、請求項１の安全なアクセスの制御システム。 ４．前記鍵アセンブリのデータ格納手段は、ユーザの顔に相当するイメージデー タを格納する、請求項１の安全なアクセスの制御システム。 ５．前記各アクセス制御アセンブリは、前記アクセス制御アセンブリにデータを 入力するようユーザにより制御可能なユーザインターフェイスアセンブリを含む 、請求項１の安全なアクセスの制御システム。 ６．前記ユーザインターフェイスアセンブリは入力手段および情報表示手段を含 む、請求項５の安全なアクセスの制御システム。 ７．前記入力手段はキーパッドを含む、請求項６の安全なアクセスの制御システ ム。 ８．前記アクセス制御アセンブリが、前記鍵アセンブリを密着して受け入れ且つ 解除可能に保持するための受け入れ手段を含み、それにより、前記インターフェ イス手段により前記アクセス制御アセンブリと前記鍵アセンブリとの間の通信が 行われる、請求項１の安全なアクセスの制御システム。 ９．複数のゲーム機の操作システムにおいて、前記操作システムが請求項１に規 定されるような安全なアクセスの制御システムを含み、各ゲーム機がアクセス制 御アセンブリを有する、操作システム。 １０．複数のゲーム機； 中央コンピュータアセンブリ； 前記ゲーム機から中央コンピュータアセンプリヘデータを転送するための通信 手段、並びに、 ゲーム機システムの各ユーザに対して、プロセッサ手段と、前記プロセッサ手 段により制御されて前記ユーザによる前記鍵アセンブリの使用に関するデータを 格納するデータ格納手段とを含むデータ処理アセンブリを有する鍵アセンブリ、 前記データ格納手段は前記鍵アセンブリおよび（または）ゲーム機システムの使 用の承認を受けたユーザを識別するために前記ユーザに相当する識別データを受 け入れて格納し、および、 ゲーム機システムの各ゲーム機に対して、前記ゲーム機と連携し前記鍵アセン ブリを受け入れるよう適応したアクセス制御アセンブリ、前記アクセス制御アセ ンブリは、前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された前記識別データとの 比較により鍵アセンブリのユーザの同一性を照合するためのユーザ同一性照合手 段と、プロセッサ手段と前記プロセッサ手段により制御されて前記ユーザによる 前記ゲーム機の使用に関するデータを格納するデータ格納手段とを含む処理アセ ンブリとを有し、前記データ格納手段はまた前記ゲーム機に相当するデータを受 け入れて格納し、および、 アクセス制御アセンブリが受け入れられた鍵アセンブリと通信することができ る各ゲーム機のためのインターフェイス手段；を含み、 それにより、使用上、ゲーム機が前記中央コンピュータと通信できない状況に おいては、前記ゲーム機システム内のゲーム機を操作する承認を受けているーザ によるアクセスは許容され、且つ、もしユーザが前記状況においてゲーム機を操 作するアクセスが許容されるならば、前記状況の間の前記ユーザによる鍵アセン ブリの使用に関するデータが前記データ格納手段の何れにも格納され、前記状況 の間アクセス制御アセンブリのデータ格納手段に格納されたデータは前記状況の 停止後前記通信手段により前記中央コンピュータヘ転送可能である、安全なアク セスの制御システムを含む、ゲーム機操作システム。 １１．前記各アクセス制御アセンブリは、前記アクセス制御アセンブリヘデータ を入力するようユーザにより操作可能なユーザインターフェイスアセンブリを含 む、請求項９または１０のゲーム機操作システム。 １２．前記鍵アセンブリのデータ格納手段およびアクセス制御アセンブリのデー タ格納手段はそれぞれ、指定されたユーザにより所有されるクレジットに相当す るクレジットデータを格納し、前記アクセス制御アセンブリのデータ格納手段に 格納されたクレジットデータは鍵アセンブリに連携する会計処理が終了したとき 増加または減少する、請求項１１のゲーム機操作システム。 １３．前記ゲーム機は、前記鍵アセンブリが前記アクセス制御アセンブリにより 受け入れられるとき操作不能である、請求項１２のゲーム機操作システム。 １４．もし前記鍵アセンブリがそれに連携する会計処理の終了時前記アクセス制 御アセンブリに受け入れられない場合、前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格 納されたクレジットデータは前記鍵アセンブリが次にアクセス制御アセンブリに 受け入れられたとき増加または減少する、請求項１３のゲーム機操作システム。 １５．前記ゲーム機からメッセージおよびページング信号を転送するためのぺー ジングシステムを含む、請求項１１のゲーム機操作システム。 １６．前記ユーザインターフェイス設備はユーザが前記ページングシステムにア クセスできるページング手段を含む、請求項１５のゲーム機操作システム。 １７．前記ゲーム機は、実在するゲーム機のプロセッサユニット間、または、写 真−視覚的コインセンサ、実在するゲーム機のソレノイドスイッチおよびモータ 、並びに前記ゲーム機のアクセス制御アセンブリ間のデータ転送を提供するため の後付けインターフェイス手段を含む、請求項１１のゲーム機操作システム。 １８．複数のゲーム機の操作を制御する方法において、 ゲーム機を使用する承認を受けた各ユーザに鍵アセンブリを提供し、前記鍵ア センブリはプロセッサ手段と、前記プロセッサ手段により制御されて前記ユーザ による前記鍵アセンブリの使用に関するデータを格納するデータ格納手段とを含 むデータ処理アセンブリを有し、前記データ格納手段は前記鍵アセンブリおよび （または）ゲーム機システムの使用の承認を受けたユーザを識別するために前記 ユーザに相当する識別データを受け入れて格納し； ゲーム機システムの各ゲーム機と連携するアクセス制御アセンブリに鍵アセン ブリを挿入し、前記アクセス制御アセンブリは前記鍵アセンブリを受け入れるよ う適応し、鍵アセンブリのユーザの同一性を照合するためのユーザ同一性照合手 段と、プロセッサ手段と前記プロセッサ手段により制御されて前記ユーザによる 前記ゲーム機の使用に関するデータを格納するデータ格納手段とを含む処理アセ ンブリとを有し、前記データ格納手段はまた前記ゲーム機に相当するデータおよ び前記ユーザにより所有されるクレジットに相当するクレジットデータを受け入 れて格納し： 前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された識別データと前記ユーザ同一 性照合手段を比較することにより鍵アセンブリのユーザの同一性を照合し、それ により、前記ゲーム機システムのゲーム機を操作する承認を受けていないユーザ によるアクセスが妨げられ、且つ、ゲーム機を操作する承認を受けたユーザが許 容され、且つ、 鍵アセンブリに連携した会計処理が終了したとき前記アクセス制御アセンブリ に格納されたクレジットデータを増加または減少させ；それにより、 もし前記鍵アセンブリがそれに連携する会計処理の終了時前記アクセス制御ア センブリに受け入れられない場合、前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納さ れたクレジットデータは前記鍵アセンブリが次にアクセス制御アセンブリに受け 入れられたとき増加または減少され得、 もし前記ゲーム機が中央コンピュータに連結される場合、ゲーム機が中央コン ピュータと通信できない状況において、前記状況の間アクセス制御アセンブリの データ格納手段に格納されたデータは前記状況の停止後中央コンピュータに転送 され得る、方法。 １９．アクセスを保安する方法において、 鍵アセンブリを使用する承認を受けたユーザを識別するためのイメージに相当 する識別イメージデータを受け入れて格納するためのデータ格納手段を含むデー タ処理アセンブリを有する鍵アセンブリを提供し、 鍵アセンブリを受け入れるように適応し、プロセッサ手段およびデータ格納手 段を含むデータ処理アセンブリを有するアクセス制御アセンブリに鍵アセンブリ を挿入し、それによりアクセス制御アセンブリと鍵アセンブリとの間の通信が行 われ、かつ、 鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された識別イメージデータを照合し、そ れにより、未承認のユーザによる鍵アセンブリの使用が検知される、方法。 ２０．データ格納手段を含むデータ処理アセンブリを有する少なくとも１つの鍵 アセンブリ、前記デーた格納手段は前記鍵アセンブリを使用する承認を受けたユ ーザを識別するためにユーザの体の視覚的に識別可能な肉体的特徴に相当する視 覚的識別イメージデータを受け入れて格納し； 鍵アセンブリを受け入れるように適応した少なくとも１つのアクセス制御アセ ンブリ、前記アクセス制御アセンブリはプロセッサ手段およびデータ格納手段を 含むデータ処理アセンブリと、前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された 前記視覚的に識別可能な肉体的特徴のイメージとの比較により鍵アセンブリのユ ーザの実際の視覚的に識別可能な肉体的特徴を視覚的に照合するための視覚的同 一性照合手段とを有し、および、 アクセス制御アセンブリが受け入れられた鍵アセンブリと通信できるインター フェイス手段；を含み、 それにより、未承認のユーザによる前記鍵アセンブリの使用が検知できる、安 全なアクセスの制御システム。 ２１．中央コンピュータアセンブリと、 前記アクセス制御アセンブリから前記中央コンピュータアセンブリヘデータを 転送するための通信手段とを含む、請求項２０の安全なアクセスの制御システム 。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｈ Ｕ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＧ ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ， ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．安全なアクセス制御システムにおいて、 前記システムのユーザに関する識別データを受け入れるためのプロセッサ手段 およびデータ格納手段を含むデータ処理アセンブリを有する少なくとも１つの鍵 ァセンブリ、 鍵アセンブリを受け入れるように適応した複数のアクセス制御アセンブリ、前 記各アクセス制御アセンブリはプロセッサ手段およびデータ格納手段を含むデー タ処理アセンブリを有し、および、 アクセス制御アセンブリが受け入れられた鍵アセンブリと通信できるインター フェイス手段を含むアクセス制御システム。 ２．前記各アクセス制御アセンブリがユーザにより前記アクセス制御アセンブリ ヘデータを入力するように操作可能なユーザインターフェイスアセンブリを含む 、請求項１の安全なアクセス制御システム。 ３．前記ユーザインターフェイスアセンブリが入力手段および情報表示手段を含 む、請求項２の安全なアクセス制御システム。 ４．前記入力手段がキーパッドを含む、請求項３の安全なアクセス制御システム 。 ５．前記アクセス制御アセンブリが前記鍵アセンブリを密着して受け入れ且っ解 除可能にして保持し、それにより、前記アクセス制御アセンブリと前記鍵アセン ブリとの間で前記インターフェイス手段により通信が行われる、請求項２の安全 なアクセス制御システム。 ６．前記各アクセス制御アセンブリが前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納 された識別データを照合するための同一性照合手段を有する、請求項１または２ の安全なアクセス制御システム。 ７．前記同一性照合手段がユーザの個人的特徴を検出するための検出手段を含む 、請求項６の安全なアクセス制御システム。 ８．前記検出手段がユーザの顔の特徴を検出するためのカメラ手段を含む、請求 項７の安全なアクセス制御システム。 ９．前記鍵アセンブリのデータ格納手段がユーザの顔のイメージに相当するイメ ージデータを格納し、前記アクセス制御アセンブリが前記イメージを表示するた めのイメージ表示手段を含む、請求項１の安全なアクセス制御システム。 １０．複数のゲーム機の操作システムにおいて、 前記操作システムが上記請求項のいずれか１つに記載される安全なアクセス制 御システムを含み、前記各ゲーム機がアクセス制御アセンブリを含む、操作シス テム。 １１．前記アクセス制御アセンブリが請求項２に記載のものである、請求項１０ の複数のゲーム機の操作システム。 １２．前記鍵アセンブリのデータ格納手段および前記アクセス制御アセンブリの データ格納手段が指定されたユーザにより所有されるクレジットに相当するクレ ジットを格納する、請求項１１の複数のゲーム機の操作システム。 １３．前記鍵アセンブリに関連する会計処理が完了したとき前記クレジットデー タが増加または減少する、請求項１１の複数のゲーム機の操作システム。 １４．前記ゲーム機からのメッセージおよびページング信号を転送するためのペ ージングシステムを含む、請求項１１の複数のゲーム機の操作システム。 １５．前記ユーザインターフェイス設備がページング手段を含み、それにより、 ユーザが前記ページングシステムにアクセスできる、請求項１４の複数のゲーム 機の操作システム。 １６．前記ゲーム機が実在するゲーム機のプロセッサユニット間、または写真− 視覚的コイン検出器、実在する機械のソレノイドスイッチおよび前記ゲーム機の アクセス制御アセンブリ間のデータ転送を提供するための後付けインターフェイ ス手段を含む、請求項１０の複数のゲーム機の操作システム。 １７．承認されたアクセスを有するユーザに関する識別データを受け入れるため のプロセッサ手段およびデータ格納手段を含むデータ処理アセンブリを有する鍵 アセンブリを準備し、 前記鍵アセンブリを受け入れるように適応し、プロセッサ手段およびデータ格 納手段を含むデータ処理アセンブリを有するアクセス制御アセンブリ内に前記鍵 アセンブリを挿入し、それにより、前記アクセス制御アセンブリと前記鍵アセン ブリとの間の通信が行われ、および、 前記鍵アセンブリのデータ格納手段に格納された識別データを照合する、アク セスを保安する方法。 １８．ゲーム機から中央コンピュータヘデータを転送するための通信手段により 中央コンピュータアセンブリに連結された複数のゲーム機の操作を制御する方法 において、 ユーザに関連する識別データおよび前記ユーザにより所有されるクレジットに 相当するクレジットデータを受け入れるためのプロセッサ手段およびデータ格納 手段を含むデータ処理アセンブリを有する鍵アセンブリを前記ゲーム機のユーザ に提供し、 前記各ゲーム機のためのアクセス制御アセンブリを準備し、前記アクセスアセ ンブリは前記鍵アセンブリを受け入れるように適応し、プロセッサ手段およびデ ータ格納手段を含むデータ処理アセンブリを有し、それにより、前記アクセス制 御システムと前記鍵アセンブリとの間の通信が行われ、および、 前記ユーザに関連する会計処理が終了したとき前記クレジットデータを増加ま たは減少させる方法。 １９．中央コンピュータアセンブリ、および、 前記アクセス制御アセンブリから前記中央コンピュータアセンブリヘデータを 転送するための通信手段を含む、請求項１の安全なアクセス制御システム。