JPH08500324A - 治療活性を有するペプチド化合物 - Google Patents

治療活性を有するペプチド化合物

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JPH08500324A JP5511269A JP51126993A JPH08500324A JP H08500324 A JPH08500324 A JP H08500324A JP 5511269 A JP5511269 A JP 5511269A JP 51126993 A JP51126993 A JP 51126993A JP H08500324 A JPH08500324 A JP H08500324A
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Abstract

(57)【要約】 式(I) 〔式中、R1はOHまたはOSO3Hであり;MはMet、AhxまたはIleであり;GはGlyまたはSarであり;XはMet、Ahx、Ile、PheまたはLys(R2)であり;JはAsp、Asp(0Bn)、DAsp、MeAspまたはMeDAspであり;そしてLはPheまたはMePheである(各種ただし書きあり)〕で示される化合物、およびそれらの薬学的に許容し得る誘導休は、特に摂食抑制のための、治療剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 治療活性を有するペプチド化合物 本発明は治療活性(特に摂食抑制(feeding inhibition))を有するペプチド化 合物、それらの薬学的および美容的(cosmetic)治療剤としての使用およびそれ らを含んで成る組成物に関する。 CCK-8(Asp-Tyr(S03H)-Met-Gly-Trp-Met-Asp-Phe-NH2なる構造を有するペプ チド)は摂食抑制作用を有することが知られている〔例えばJE Morley, Minirev iew:“The ascent of cholecystokininーfrom gut to brain”,Life Sciences ,vol 30(6),pp 479-493,1982参照〕。 国際特許出願WO 91/08225(Fisons Corporation)は摂食抑制への用途が示唆さ れている多くのペプチド化合物を開示している。 今般、特に有益な一群のペプチド化合物が見出された。 本発明によれば、式I 〔式中、 R1は0HまたはOSO3Hであり; MはMet、AhxまたはIleであり; GはGlyまたはSarであり; XはMet、Ahx、Ile、PheまたはLys(R2)であり; JはAsp、Asp(0Bn)、Dasp、MeAspまたはMeDAspであり; LはPheまたはMePheであり; R2は式II (式中、EはNH、CH=CHまたはCH2CH2であり:そしてR3、R4、R5、R6およびR7は 独立的にH、OH、ハロゲン、C1〜C6アルキルまたはOSO3Hである) で示される基である。 ただし、R1がOSO3HでありGがGlyであって、 (a)JがAspであり、LがMePheでありそしてMがAhxである場合はXはAhxではな く; (b)JがAspであり、LがMePheでありそしてMがIleである場合はXはIleではな く; (c)JがAspであり、LがMePheでありそしてMがIleである場合はXはAhxではな く; (d)JがAspであり、LがPheでありそしてMがMetである場合はXはMetではなく ; (e)JがAspであり、LがMePheでありそしてMがMetである場合はXはMetではな く; (f)JがDaspであり、LがMePheでありそしてMがMetである場合はXはMetではな い〕 で示される化合物またはその薬学的に許容し得る誘導体(以下「本発明化合物」 として総称される)が提供される。 本発明化合物、アミノ酸、ペプチドおよび保護基は、当技術分野 において通常用いられる記号、例えばIUPACおよびIUBにより規定された記号によ り表わされる。 記号例を以下に示す: 従って、Hpa(SO3H)-Met-Gly-Trp-Met-Asp-MePhe-NH2は式IにおいてR1がOH、 MがMet、GがGIy、XがMet、JがAspそしてLがMePheである化合物、すなわち である。 Lys(R2)とはε−アミノ基が前記において規定された式IIで示される基とア ミド結合を形成するリジン残基を意味する。式IIで示される特定の基を二例とし て、EがNH、R3がメチルそしてR4〜R7が各各水素である基、すなわち(2-メチ ルフェニル)アミノカルボニル(本明細書では「Tac」とも記される)およびEがt rans-CH=CH、R5がOH、そしてR3、R4、R6およびR7が各々水素である基を挙げるこ とができる。 式Iで示される化合物の薬学的に許容し得る誘導体には、存在しうる任意のカ ルボン酸基のエステルおよびアミド、および薬学的に許容し得る塩が包含される 。薬学的に許容し得る誘導体としてはカルボン酸基の未置換アミド(例えばAsp はその未置換アミド誘導体Asnとして存在してもよい)およびカルボン酸基のC1 〜C6アルキル(例えばメチル)エステルが挙げられる。薬学的に許容し得る塩の 例としてはナトリウムおよびアンモニウム塩が挙げられる。式Iで示される化合 物の薬学的に許容し得る誘導体は常法により相当する式Iで示される化合物から 調製することができる。 本明細書で用いられる「薬学的に許容し得る」とは、その言及している化合物 、誘導体、塩または他の物質が薬学的または美容的治療剤として生体に投与する のに適していることを意味するものとして解されるべきである。同様に、例えば 「医薬としての使用」および「薬学的組成物」などといった用語はそれぞれ美容 的治療剤および美容的治療組成物を包含する。 好ましくは、MはAhxまたはIleであり;GはGlyであり;XはAhx、IleまたはL ys(R2)であり;JはAsp、Dasp、MeAspまたはMeDAspであり;そしてR1はOSO3H である。 本発明の更なる態様によれば、 a)式III (式中、M、GおよびLは前記の定義を有し;Jaは前記Jと同じ定 義を有し(ただし存在するAsp、Dasp、MeAspまたはMeDAsp残基のβ−カルボキシ ル基は所望により保護されている);Xaは前記Xと同じ定義を有し(ただしそれ は付加的にLysを表わしてもよく、またいずれのヒドロキシまたはアミノ基も保 護された形で存在する(ただしサルフェートエステルに転化されるべきヒドロキ シ基は除く));そしてZaはNH2またはカルボキシル保護基である)で示される化 合物を硫酸化する; b)式IV (式中、R1、M、G、Xa、JaおよびZaは前記定義通りであり、そしてXa、Jaおよ びZaのうちの少なくとも一つは保護基を含む)で示される化合物から一以上の保 護基を除去する; c)式V (式中、M、G、JおよびLは前記定義通りであり、そしてXbはLysである)で 示される化合物を式VI (式中、R3、R4、R5、R6およびR7は前記定義通りである) で示される化合物と反応させて相当する式I(式中、XはLys(R2)であり、そ してEはNHである)で示される化合物とする;または d)前記定義通りの式Vで示される化合物を式VII (式中、EはCH2CH2またはCH=CHであり、そしてR3、R4、R5、R6およびR7は前記 定義通りである)で示される化合物とカップリングして式I(式中、XはLys(R2 )であり、そしてEはCH2CH2またはCH=CHである)で示される相当する化合物と する ことより成る、式Iで示される化合物、またはその薬学的に許容し得る誘導体の 製造方法が提供される。 本発明は式IVで示される中間体化合物自体も提供する。 方法(a)において、硫酸化剤は、例えば三酸化硫黄またはその錯体、例えば 三酸化硫黄ピリジンなどであってよい。特に、硫酸化を極性非プロトン溶媒例え ばジメチルホルムアミドまたはピリジン中で行うのが好ましい。反応は好ましく は、過剰の硫酸化剤、例えば1〜40モル過剰、好ましくは5モル過剰を用いて行 われる。 方法(a)および(b)において、ペプチドの保護基およびそれらの除去方法 は当技術分野において周知である(例えばTW Greene,Protective Groups in Or ganic Synthesis, Wiley-Interscience(1981)参照)。保護基およびそれらの除 去に用いる方法の選択は、 特に、ペプチドおよびペプチド中のアミノ酸の製造に用いられる合成方法に依存 する。適当なアミノ保護基には例えば、ベンジルオキシカルボニル(これは水素 添加分解または酢酸中臭化水素により容易に除去できる);t−ブチルオキシカ ルボニル (Boc)(これはそのペプチドを冷トリフルオロ酢酸中に放置することに より除去される);Fmoc (これは希ピペリジン (DMF中20%) で処理することに より除去することができる);(4−メトキシベンジル)オキシカルボニルおよ び2−ニトロフェニルスルフェニルが包含される。BocおよびFmoc基が特に好ま しい。 Zaが含み得る適切なカルボキシル保護基は、例えばメチル、tert−ブチル、ベ ンジルおよび4−メトキシベンジルである。ベンジルが特に好ましく、これはア ルコール性アミンまたはアンモニア処理によって容易に除去することができ相当 するアミドを与える。同様の基を用いてリジン中のアミノ基、およびアスパラギ ン酸中のカルボキシル基を保護することができる。 ペプチドを固相法、例えばペプチドのカルボキシル端を固相樹脂に結合させる 方法、を用いて調製する場合には樹脂へのペプチドの連結はカルボキシル保護基 として働く。ペプチジル―樹脂連結の切断によりペプチドのカルボキシル末端が 脱保護される。本発明のペプチド目的生成物はカルボキシル末端アミドであるの で、ペプチド鎖を樹脂に接続する化学的連結は、適切な試薬によりそれを切断す るとアミドが容易に得られるようなものでなければならない。サルフェートエス テル基は強酸(例えば液体弗化水素)に対し不安定なので、ペプチジル―樹脂連 結はより弱い酸(例えばトリフルオロ酢酸 (TFA) により短時間処理する)およ び/または求核剤(例えば アンモニア、アミン、水酸化物、およびアルコキシド)で切断することができる 。 方法c)は不活性溶媒、例えばDMF中、塩基例えばN−メチルモルホリンの存在 下に、例えば0°〜50℃の温度で行うことができる。 方法d)は、酸の活性化エステル誘導体を用いて行うことができる。適当な活性 化エステル誘導体の一つはN−ヒドロキシスクシンイミジルエステルである。反 応は塩基例えばN−メチルモルホリンの存在下に、前記(c)に記載のものと同 様の条件下に行うことができる。 適当な樹脂誘導体としては、例えばオキシメチル―ポリスチレン、4−(オキ シメチルフェニル)−(CH2)n−アミノメチル―ポリスチレン(n=0〜3)およ び4−(オキシメチルフェニル)−オキシメチル―ポリスチレンが挙げられる。 同様に置換されたポリアクリルアミド樹脂も前述のポリスチレン―ベースの樹脂 と同じ位十分適している。「ポリスチレン」という用語は、少量、通常1%、の 不飽和モノマー例えばジビニルベンゼン、との共重合体をも包含する。 ペプチドアミドを生成させるには、4−(オキシメチルフェニル)−CH2CO− アミノメチル―ポリスチレン〔本明細書中では4−(オキシメチルフェニル)− アセトアミドメチルポリスチレンまたはOCH2-Pam-resinとも記す〕が特に好まし い。この連結は必要に応じアンモニア、アルキルアミンまたはジアルキルアミン のメタノール性溶液と反応させることにより容易に切断して式Iで示されるペプ チドとすることができる。 もう一つの樹脂例としてはペプチドへの骨格連結が であるポリスチレン樹脂(P)が挙げられるが、これは本明細書中、〔[5−〔 (4−Fmoc−アミノメチル)−3,5−ジメトキシフェノキシ]バレロイル]イルロ イシル〕−4'−メチルベンズヒドリルアミンジビニルベンゼンポリスチレンまた はPAL resinとも記される。PAL resinはXがLysではないペプチドアミドの生成 に特に好ましい。組立てられたペプチドとこの樹脂の間の連結は、TFA(トリフ ルオロ酢酸)、フェノール、チオアニソール、水およびエタンジチオールを8.5 :0.5:0.5:0.5:0.2の割合で混合して形成される試薬と反応させることにより 容易に切断することができる。 PAL resinと置き換えることができるもう一つの樹脂例として、ペプチドへの 骨格連結が であるポリスチレン樹脂(P)が挙げられるが、これは4−〔(2,4―ジメトキ シフェニル)(Fmoc−アミノ)メチル〕フェノキシジビニルベンゼンポリスチレ ンまたはRink resinとも記される。その連結はPAL resinの場合と同様の方法に より容易に切断できる。 式III、IVおよびVで示されるペプチドは当業者に周知の方法により調製する ことができる。例えば、それらは、固相樹脂上で個々のアミノ酸を段階的に組み 合わせるか、または固相樹脂上でアミノ酸群を組み合わせて所望のペプチジル― 樹脂中間体とすることによって調製することができる。このような付加は、アミ ノ酸またはアミノ酸群のアミノ基を例えばそのtert−ブチルオキシカルボニル(B oc)または9−フルオレニルメチル―オキシカルボニル(Fmoc)誘導体に転化し、 次いでかかるアミノ酸またはアミノ酸群のカルボキシル基を例えばその1−ヒド ロキシベンゾトリアゾール (HOBt) またはN−ヒドロキシスクシンイミド (HOSu ) エステル誘導体に転化することにより保護することによって行われる。かかる 保護/活性化された中間体を次いで遊離アミノ基を有するアミノ酸樹脂またはペ プチジル―樹脂と反応させることによりペプチド鎖を延長させて所望のペプチジ ル―樹脂とする。 調製すべきペプチドのC−末端アミノ酸はいくつかの方法でOCH2-Pam-resinに 結合させることができる。例えば、Boc−保護されたN−メチルフェニルアラニ ンを適当な4−(ブロモメチル)−フェニルアセテートエステル(例えばフェナ シルエステル)で処理した後更に処理してBoc-MePhe-(4−オキシメチルフェニ ル)酢酸とすることができ、これはアミノメチル―ポリスチレンにカップリング させてBoc−MePhe−(4−オキシメチルフェニル)アセトアミドメチルポリスチ レン (Boc-MePhe-OCH2-Pam-resin) とすることができる。あるいは、4−(ブロ モメチル)フェニル酢酸をアミノメチルポリスチレンとカップリングさせて4− (ブロモメチル)フェニルアセトアミドメチルポリスチレン(BrCH2-Pam-resin) とし、これ をBoc-MePhe-OHのセシウム塩と反応させてBoc-Phe-OCH2-Pam-resinとすることが できる。 C−末端アミノ酸のPAL resinへの結合は、Fmoc保護基を、適当な溶媒または 溶媒混合物、例えばDMFおよびトルエン中、塩基例えばピペリジンを用いて除去 し、次いでその保護され活性化されたアミノ酸を固相合成の常法に従ってカップ リングさせることにより行うことができる。特に好ましいカルボキシル基活性化 方法は、N―ヒドロキシベンゾトリアゾール (HOBt) エステルをジイソプロピル カルボジイミド (DIPCDI) の存在下に形成する方法である。適切な溶媒系、例え ばジメチルホルムアミド (DMF) およびジクロロメタン (DCM) をこの予備活性手 順に用いてもよい。 適切な活性化基としては、アミノ酸の酸官能の反応性を高める基の任意の組合 せ、例えば酸クロライド、混合および対称無水物、カルボジイミド(例えばジシ クロヘキシルカルボジイミド、DCC)との反応生成物、および活性エステル(例 えば、HOBt、HOSu、2−または4−ニトロフェノールおよび2,4,5−トリクロロ フェノールから導かれるエステル)などを挙げることができる。収率、副生物の 欠如、その結果としての精製の容易さの観点からDCCおよびHOBtおよびHOSuのエ ステルの使用が特に好ましい。 本発明の硫酸化ペプチドアミドの固相合成には自動式ペプチド合成機を用いる ことができる。式Iで示されるサルフェートエステル含有ペプチドは常法により 脱塩し精製することができる。例えば、Trisacryl M DEAE、DEAE−セルロースな どを用いたイオン交換クロマトグラフィー、Sephadex LH-20、Sephadex G-25な どを用いた分配クロマトグラフィー、Amberlite XAD-2(またはBiorad SM-2)、 ODS−シリカゲルなどを用いた逆相クロマトグラフィー、シリカゲルなどを用い た順相クロマトグラフィー、または高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)により 、生成物を精製することができる。 アミノメチル−resinまたはペプチジル−OCH−Pam−resin(有効窒素/mmol e(ミリモル))へのカップリング、脱保護、硫酸化、切断および生成物精製の プロトコルを表1に示す。 PAL-resinを用いた非硫酸化ペプチドアミド合成の一般的手順(1gスケール) を表2に示す。 適用可能な表1および2のプロトコルの改変は実験により容易に決めることが できる。 反応が固相成分(樹脂)を用いずに行われる同様の手順は当技術分野において 周知であり、また大規模生産に十分適している(例えば米国特許No.3,892,726を 参照)。 本発明化合物は哺乳動物において摂食活性を抑制しそしてコレシストキニン受 容体に結合する。末梢および脳組織において区別できるCCK受容体はそれぞれCCK -AおよびCCK-B受容体として分類されている。CCK受容体におけるアゴニストおよ びアンタゴニストの区別も機能アッセイによって決めることができる。末梢組織 におけるCCK-A受容体の活性化は膵分泌、腸運動および胆嚢収縮のコントロール 上重要な役割を果たしている。すなわち、CCK-A受容体に対し アゴニスト活性を有する化合物は、肥満症および運動障害の治療に有用であり、 またCCK-A受容体に対しアンタゴニスト活性を有する化合物は胃腸疾患例えば過 敏性腸症候群、潰瘍、過剰膵または胃分泌、急性膵炎および運動障害などに有用 である。従って摂食抑制に治療剤として用いるための化合物が(CCK-B受容体よ りはむしろ)CCK-A受容体に選択的に結合すれば望ましくない副作用を欠く公算 が高い。 本発明化合物の薬理学的活性は下記試験A〜Dで実証することができる。試験A 摂食抑制 雄Sprague-Dawley系ラット(体重300〜350g)を個別に檻に入れそして12時 間明/暗サイクルに維持し、また暗サイクルの3時間の間は摂食するがその3時 間に先行する21時間は摂食しないように少なくとも14日間訓練した。試験当日 、ラットに食塩水(コントロール)または試験化合物(食塩水に溶解;通常、ラ ット体重1kgあたり試験化合物0.3〜300μgの濃度)を腹腔内投与する。食塩水 または試験化合物を投与してから10分後に餌を導入する。餌を提示してから0.5 または3時間後に終了する給餌期間中に、試験群が食塩水コントロールよりも有 意に少量の餌を消費したときは試験化合物は活性であるとみなされる。試験B CCK-A結合 ラット膵臓膜のCCK-A受容体に結合する能力についての試験化合物の評価は、C hang,Lotti,ChanおよびKunkelの手順(Molecular Pharmacology,30:212-216,1986)に従って、Bolton Hunter125I-CCK-8および3 H-L364718のラット膵臓への結合に対して測定する。試験C CCK-B結合 ラット大脳皮質膜のCCK-B受容体に結合する能力についての試験化合物の評価 は、ChangおよびLotti(Proc.Natl.Acad.Sci.Vol.83,4923-4926)の手順 に従って、125I-CCK-8に対して測定される。試験D CCK-Aアゴニスト/アンタゴニスト活性の機能アッセイ ラット膵組織断片(腺房細胞)によるアミラーゼ放出を抑制または刺激する能 力についての試験化合物の評価はLin et al(J Pharm& Expe Therapentics,198 6,729-734)およびJung(Clinica ChemaActa,1980,100,7-11)の手順に従っ て測定される。 従って、本発明は、本発明化合物の医薬としての使用も提供する。 本発明のもう一つの態様によれば、肥満症治療用医薬の製造への本発明化合物 の使用が提供される。 本発明によれば、肥満症治療を要する患者に治療的に有効量の本発明化合物を 投与することより成る肥満症の治療方法;そして更に、哺乳動物に本発明化合物 を美容的に有益な体重減が生じるまで投与することより成る哺乳動物の身体外観 の改善方法が提供される。最も重要な哺乳動物は人間である。 本発明のもう一つの態様によれば、(好ましくは80、より好ましくは50重量 %以下の)本発明化合物を薬学的に許容し得る補助剤、希釈剤または担体と共に 含有して成る薬学的組成物が提供される。本発明化合物は様々な経路で、例えば 経口、腹腔内、静脈内、筋肉内、皮下または鼻内投与することができる。本発明 化合物の用量は、投与を受ける側の諸要件を含むいくつかの要因に依存するが、 典型的には0.3μg〜3.0mg/kg(体重)/日の範囲を一回用量としてまたは2〜 4回分に分割して投与する。 適切な補助剤、希釈剤または担体の例: 錠剤およびドラジェーに対してはラクトース、スターチ、タルクまたはステア リン酸; カプセル剤に対しては酒石酸またはラクトース; 注射液に対しては水、アルコール、グリセリンまたは植物油。 前記組成物は保存剤、安定剤および湿潤剤、可溶化剤(例えば水溶性セルロー スポリマー例えばヒドロキシプロピルメチルセルロース、または水溶性グリコー ル例えばプロピレングリコール)、甘味剤および着色剤および香味剤を含んでい てもよい。それら組成物は、所望により、持続放出剤形に組成することもできる 。 本発明化合物は、従来技術の化合物に比べて、より効果的であり、より強力で あり、より持続的な作用を有し、より安定(特に酵素分解に対して)しており、 より選択的であり、より低毒性であり、副作用が少なく、吸収がより容易であり 、作用がより速く、あるいは他の有益な薬理作用を有しているという長所を有す る。 本発明を以下実施例により例説する。実施例では自動式ペプチド合成機を固相 合成に用いた。実施例1 Boc―MePhe―(4―オキシメチルフェニル)酢酸 アセトニトリル1l中のBoc−MePhe−OH (27.93g) および4−(ブロモメチル )フェニル酢酸フェナシルエステル (33.32g) の溶液に弗化カリウム二水和物(1 8.28g)を添加した。その懸濁液を一夜撹拌し、濾過しそして濾液を蒸発乾固した 。残渣であるBoc−MePhe−(4−オキシメチルフェニル)酢酸フェナシルエステ ルを85%酢酸(1.2l)に溶解し、亜鉛末 (128g) で処理しそして2〜4時間撹 拌した。濾過された反応混合物を約400mlに濃縮し、3.2mlの水で希釈して得られ たオイルを酢酸エチルに溶解しそしてジシクロヘキシルアミン(DCHA)で処理する と標記化合物のDCHA塩、mp 120〜122℃、が41.31g得られた。実施例2 H-MePhe-OCH2-Pam-resin 40mlの1:3 DMF/DCM(ジメチルホルムアミド/ジクロロメタン)中のBoc- MePhe-(4−オキシメチルフェニル)酢酸(実施例1の生成物、1.82g、3mmole のそのDCHA塩)およびHOBt(6.9g、4.5mmole)、次いで20mlのDCM中のDCC(1,3− ジシクロヘキシルカルボジイミド、0.62g、3mmole)をアミノメチルポリスチレン 樹脂(1.34g、有効窒素1mmole)に添加して得られた懸濁液を2〜15時間振盪し た。Boc−MePhe−OCH2−Pam−resinを濾過により単離し、2−プロパノールおよ びDCMで洗浄し、そして表1(段階10〜14)に従って処理して標記化合物を遊離 塩基として得た。実施例3 H―Phe―OCH2―Pam―resin Boc−Phe−(4−オキシメチルフェニル)酢酸(実施例1の方法により調製、 2mmole)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、0.46g、3mmole)およびD CC(0.41g、2mmole)を50mlの4:1 DCM/DMFに溶解し、そして0℃で1時間 撹拌した。アミノメチルポリスチレン樹脂(1.34g、有効窒素1mmole)を濾過さ れた反応混合物(析出したDCUは除去)に懸濁し、そして2〜15時間振盪した。 生成物であるBoc−Phe−OCH2−Pam−resinを濾過により単離しそして表1(段階 10〜14)に従って処理して標記化合物を得た。実施例4 Fmoc―Met―Asp(OtBu)―OH THF(テトラヒドロフラン、200ml)中Fmoc−Met−OH(14.87g)、HOSu(5.52g )およびDCC(8.26g)を、0℃で3.5時間反応させることによりFmoc−Met−OSu を反応系内で調製した。析出したジシクロヘキシル尿素 (DCU)を濾去し、そし てそのTHF濾液を、40mlの1N水酸化ナトリウムを添加してあるH−Asp(OtBu)− OHの10:1水/THF 220ml中の冷溶液に添加した。反応混合物を室温で一夜撹拌 後、固体クエン酸(20g)を酢酸エチル(600ml)と共に添加した。酢酸エチル層 を分離し、10%クエン酸およびブラインで洗浄した後乾燥(MgS04)させた。そ の酢酸エチル溶液を蒸発させて得られる残留物を酢酸エチル(200ml)に溶解し そしてDCHA(7.84ml) で処理して標記化合物のDCHA塩、mp 159〜162℃、を17. 93g析出させた。実施例5 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-Asp-Phe-NH2 配列番号1) H-Phe-OCH2-Pam-resin(実施例3の生成物)をFmoc-Asp(OtBu)-OH、Fmoc-Ahx- OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHとを表1 (カップリング段階5〜7の後Fmoc除去段階16〜20)に従って順次カップリング させてH-Ahx-Gly-Trp-Ahx-Asp(OtBu)-Phe-OCH2-pam-resinとし、これを表1(カ ップリング段階8〜9)に従ってHpHaーOsuとカップリングさせて得られるHpa-Ah x-Gly-Trp-Ahx-Asp(OtBu)-Phe-OCH2-Pam-resinを表1(段階10〜15、段階21〜25 、次いで段階26〜29(アンモニア使用))に従って脱保護し、硫酸化しそして樹 脂から切断して標記化合物とし、これを表2(段階18)に従ってSM-2およびODS- 3カラムで順次クロマト精製した。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.03(1)、Gly 1.05(1)、Ahx 1.94(2)、Phe 0.99(1)、Trp 0.74(1)、NH32.16を示した。MS(FAB) :m/e 961(M-H)-実施例6 Hpa-Met-Gly-Trp-Met-DAsp-Phe-NH2 PAL-resinを脱保護しそして表2に従ってFmoc-Phe-OH、FmocーDAsp(otBu)-OH、F moc-Met-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、FmocーMet-OHおよびHpa-0Suと順次カッ プリングさせて標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.04(1)、Gly 1.07(1)、Met1.79(2)、Phe 1.10(1)、Trp 0.71(1.0)、NH3 1.40を示した。MS(F AB):m/e 919(M+H)+実施例7 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-Asp-Phe-NH2 配列番号2) PAL-resinを脱保護しそして表2に従ってFmoc-Phe-OH、Fmoc-Asp(OtBu)-OH、F moc-Ahx-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-AhxーOHおよびHpa-OSuと順次カ ップリングさせて標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.00(1)、G ly 1.08(1)、Ahx 1.85(2)、Phe 1.10(1)、Trp 0.68(1)、NH3 1.00を示した。MS( FAB):m/e 883(M+H)+実施例8 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeAsp-Phe-NH2 (配列番号3) PAL-resinを脱保護しそして表2に従ってFmoc-Phe-OH、Fmoc-MeAsp(0tBu)-OH 、Fmoc-Ahx-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、FmocーAhx-OHおよびHpa-OSuと順次 カップリングさせて標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はGly 0.89(1) 、MeAsp 1.04(1)、Ahx1.99(2)、Phe 1.09(1)、Trp 0.71(1)、NH3 0.91を示した 。MS(FAB):m/e 897(M+H)+実施例9 Hpa-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2 PAL-resinを脱保護しそして表2に従ってFmoc-MePhe-OH、FmocーDAsp(OtBu)-OH 、Fmoc-Ile-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ile-OHおよびHpa-OSuと順次 カップリングさせて標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.00(1) 、Gly 1.14(1)、Ile 1.91(2)、MePhe 0.96(1)、Trp 0.64(1)、NH3 1.44を示した 。MS(FAB):m/e 897(M+H)+実施例10 Hpa(SO3H)-Met-Gly-Trp-Met-DAsp-Phe-NH2 Hpa-Met-Gly-Trp-Met-DAsp-Phe-NH2(実施例6の生成物、114mg)をピリジン (1.4ml)に溶解し、そして三酸化硫黄ピリジン錯体(130mg)を添加した。反応 液を2時間撹拌後、更に80mgの三酸化硫黄ピリジン錯体を添加した。4時間後、 反応液を5%NH4OH(20ml)で希釈しそして濃縮乾固した。粗製残留物を表2(段 階18)に従ってSM-2、ODS-3、SM-2でのクロマトグラフィーに順次かけることに より精製した。得られた生成物を0.1M NH3から凍結乾燥して標記化合物(89mg) を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.03(1)、Gly1.11(1)、Met 1.83(2)、Ph e 1.04(1)、Trp 0.59(1)、NH3 2.2を示した。MS(FAB):m/e 997(M-H)-実施例11 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeAsp-Phe-NH2 (配列番号4) Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeAsp-Phe-NH2(実施例8の生成物、55mg)を本質的に 実施例10の方法に従って硫酸化して精製された標記化合物(15mg)を得た。酸分 解後のアミノ酸分析はMeAsp 1.07(1)、Gly1.04(1)、Ahx 1.90(2)、Phe 0.98(1) 、Trp 0.61(1)、NH3 0.79を示した。MS(FAB):m/e 975(M-H)-実施例12 Hpa(SO3H)-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2 Hpa-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2(実施例9の生成物、58mg)を本質的に 実施例10の方法に従って硫酸化して精製された標記化合物(16mg)を得た。酸分 解後のアミノ酸分析はAsp 1.08(1)、Gly1.08(1)、Ile 1.97(2)、MePhe 0.87(1) 、Trp 0.75(1)、NH3 1.39を示した。MS(FAB):m/e 975(M-H)-実施例13 Hpa-Met-Gly-Trp-Met-Asp-MePhe-NH2 (配列番号5) 表2の方法に従って、Fmoc-MePhe-OH、Fmoc-Asp(OtBu)-OH、Fmoc-Met-OH、Fmoc -Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Met-OHおよびHpa-OSuを順次カップリングさせて標 記化合物を調製した。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.06(1)、Gly 1.04(1)、Me Phe 1.00(1)、Met1.90(2)、Trp 0.84(1)、NH3 0.51を示した。MS(FAB):m/e 931 (M-H)-実施例14 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-MePhe-NH2 PAL resinを表2に従って、Fmoc-MePhe-OH、Fmoc-DAsp(0tBu)-OH、Fmoc-Ahx-O H、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpaーOSuと順次カップリング させて標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.03(1)、Gly 1.04(1) 、Ahx 1.95(2)、MePhe0.99(1)、Trp 0.77(1)、NH3 0.94を示した。MS(FAB):m/e 895(M-H)-実施例15 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2 PAL resinを表2に従って、Fmoc-Phe-OH、Fmoc-DAsp(0tBu)-OH、Fmoc-Ile-OH 、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpa-OSuと順次カップリングさ せて標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.03(1)、Gly 1.04(1)、 Ahx 0.96(1)、Ile 0.98(1)、Phe 1.00(1)、Trp 0.67(1)、NH3 0.99を示した。MS (FAB):m/e881 (M-H)-実施例16 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-MeAsp-Phe-NH2 (配列番号6) PAL resinを表2に従って、Fmoc-Phe-OH、Fmoc-MeAsp(0tBu)-OH、Fmoc-Ile-OH 、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpa-OSuと順次カップリングさ せて標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はMeAsp 1.19(1)、Gly 1.00(1) 、Ahx 1.02(1)、Phe 0.91 (1)、Ile 0.89(1)、Trp 0.65(1)、NH3 0.60を示し た。MS(FAB):m/e 895(M-H)-実施例17 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-Asp-MePhe-NH2 配列番号7) PAL resinを表2に従って、Fmoc-MePhe-OH、Fmoc-Asp(0tBu)-OH、Fmoc-IleーOH 、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpa-OSuと順次カップリングさ せて標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.10(1)、Gly 1.09(1)、 Ahx 1.06(1)、Ile 1.05(1)、MePhe 0.71(1)、Trp 0.76(1)、NH3 0.80を示した。 MS(FAB):m/e895 (M-H)-実施例18 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2 表2に従って調製されたHpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2(実施例15の生成 物、41mg)を本質的に実施例10の方法に従って硫酸化して精製された標記化合物 (22mg)を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.07(1)、Gly 1.04(1)、Ile 0. 97(1)、Phe 0.80(1)、Trp0.46(1)、NH3 1.88を示した。MS(FAB):m/e 961 (M-H)-実施例19 Hpa-Met-Gly-Trp-Met-Asp(OBn)-MePhe-NH2 (配列番号8) 本質的に表2の手順に従いそしてFmoc-MePhe-OH、Fmoc-Asp(OBn)-OH、Fmoc-Me t-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Met-OHおよびHpa-OSuを順次カップリン グさせることにより、標記化合物を調製した。MS(FAB):m/e 1023(M+H)+実施例20 Hpa(SO3H)-Met-Gly-Trp-Met-Asp(OBn)-MePhe-NH2 (配列番号9) Hpa-Met-Gly-Trp-Met-Asp(OBn)-MePhe-NH2(実施例19の生成物)を本質的に実 施例10の手順に従って硫酸化して精製された標記化合 物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.07(1)、Gly 0.99(1)、Met 1.91(2) 、MePhe 1.02(1)、Trp 0.47(1)を示した。MS(FAB):m/ e 1101 (M-H)-実施例21 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2 本質的に表2の手順に従いそしてFmoc-MePhe-OH、Fmoc-DAsp(OtBu)-OH、Fmoc- Ile-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpa-OSuを順次カップリ ングさせることにより標記化合物を調製した。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 0. 96(1)、Gly 1.04(1)、Ile 0.96(1)、MePhe 1.07(1)、Ahx 0.98(1)、Trp 0.61(1 )、NH30.89を示した。MS(FAB):m/e 895(M-H)-実施例22 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2(実施例21の生成物)を本質的に実施例 10の方法に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 0.98(1)、Gly 1.07(1)、Ile 0.95(1)、MePhe 1.41(1)、Ahx 0.81(1)を示した。 MS(FAB):m/e 975(M-H)-、m/e 895(M-SO3H)-実施例23 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ile-Asp-MePhe-NH2 (配列番号10) Hpa-hx-Gly-Trp-Ile-Asp-MePhe- NH2(実施例17の生成物)を本質的に実施例1 0の方法に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 0 .98(1)、Gly 1.08(1)、Ile 0.96(1)、MePhe 1.55(1)、Ahx 0.84(1)を示した。MS (FAB):m/e 975(M-H)-、m/e 895(M-S3H)-実施例24 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-MePhe-NH2 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-MePhe-NH2(実施例14の生成物)を本質的に実施例 10の手順に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.00(1)、Gly 0.98(1)、MePhe 1.10(1)、Ahx 1.93(2)、Trp 0.96(1)、NH3 0.30 を示した。MS(FAB):m/e975(M-H)-実施例25 Hpa-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2 本質的に表2の手順に従い、そしてFmoc-Phe-OH、Fmoc-DAsp(OtBu)-OH、Fmoc- Ile-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ile-OHおよびHpa-OSuを順次カップリ ングさせることにより、標記化合物を調製した。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.02(1)、Gly 1.03(1)、Phe 1.01(1)、Ile 1.94(2)、Trp 0.72(1)、NH3 0.85を 示した。MS(FAB):m/e 881 (M-H)-実施例26 Hpa(SO3H)-IIe-Gly-Trp-IIe-DAsp-Phe-NH2 Hpa-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2(実施例25の生成物)を本質的に実施例10 の手順に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 0. 92(1)、Gly 1.03(1)、Phe 0.99(1)、Ile1.93(2)を示した。MS(FAB):m/e 961 ( M-H)-、m/e 881(M-SO3H)-実施例27 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Phe-DAsp-MePhe-NH2 本質的に表2の手順に従いそしてFmoc-MePhe-OH、Fmoc-DAsp (OtBu)-OH、Fmoc-Phe-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpa-O Suを順次カップリングさせることにより、標記化合物を調製した。酸分解後のア ミノ酸分析はAsp 1.04(1)、Gly 0.99(1)、MePhe 1.06(1)、Ahx 1.02(1)、Trp 1. 06(1)、Phe 0.94(1)、NH3 0.82を示した。MS(FAB):m/e 931 (M-H)-実施例28 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Phe-DAsp-MePhe-NH2 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Phe-DAsp-MePhe-NH2(実施例27の生成物)を本質的に実施例 10の手順に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 0.98(1)、Gly 1.06(1)、MePhe 0.97(1)、Ahx 0.95(1)、Trp 0.61(1)、Phe 1.04( 1)、NH3 1.10を示した。MS(FAB):m/e 1009(M-H)-、m/e 929(M-SO3H)-実施例29 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-Phe-NH2 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-Phe-NH2を表2の方法により調製しそして本質的に 実施例10の手順に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析 はAsp 1.02(1)、Gly 1.05(1)、Phe1.02(1)、Ahx 1.92(2)、Trp 0.81(1)、NH3 1. 48を示した。MS(FAB):m/e 961 (M-H)-、881(M-SO3H)-実施例30 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ile-MeAsp-MePhe-NH2 配列番号11) Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-MeAsp-MePhe-NH2(配列番号12)を表2の方法により調 製しそして本質的に実施例10の手順に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分 解後のアミノ酸分析はMeAsp 0.92(1)、Gly 1.00(1)、MePhe 1.29(1)、Ahx 0.77( 1)、Ile 1.02(1)を示した。 MS(FAB):m/e 989(M-H)-、909(M-SO3H)-実施例31 Hpa(SO3H)Ile-Gly-Trp-Ile-MeAsp-Phe-NH2 (配列番号13) Hpa-Ile-Gly-Trp-Ile-MeAsp-Phe-NH2(配列番号14)を表2の方法により調製し そして本質的に実施例10の手順に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後 のアミノ酸分析はMeAsp 1.11(1)、Gly1.00(1)、Phe 1.06(1)、Ile 1.83(2)、Trp 0.73(1)、NH3 1.48を示した。MS(FAB):m/e 975(M-H)-、 897(M-SO3H)-実施例32 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeDAsp-Phe-NH2 本質的に表2の手順に従い、そしてFmoc-Phe-OH、Fmoc-MeDAsp(OtBu)-OH、Fmo c-Ahx-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-AhxーOHおよびHpa-OSuを順次カップ リングさせることにより標記化合物を調製した。酸分解後のアミノ酸分析はMeAs p 0.78(1)、Gly 1.10(1)、Phe 1.05(1)、Ahx 2.07(2)、Trp 0.76(1)、NH3 0.71 を示した。MS(FAB):m/e 895(M-H)-実施例33 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-Phe-NH2 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeDAsp-Phe-NH2(実施例32の生成物)を本質的に実施例 10の手順に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はMeAs p 1.00(1)、Gly 1.02(1)、Phe 1.06(1)、Ahx 1.91(2)、Trp 0.86(1)、NH3 1.48 を示した。MS(FAB):m/e975(M-H)-、m/e 896(M-SO3H)-実施例34 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeAsp-MePhe-NH2 (配列番号15) 本質的に表2の手順に従い、そしてFmoc-MePhe-OH、Fmoc-MeAsp(OtBu)-OH、F moc-Ahx-OH、Fmoc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpa-OSuを順次カッ プリングさせることにより、標記化合物を調製した。酸分解後のアミノ酸分析は MeAsp 1.04(1)、Gly1.05(1)、MePhe 0.91(1)、Ahx 2.02(2)、Trp 0.84(1)、NH3 0.82を示した。MS(FAB):m/e 909(M-H)-実施例35 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Lys(Tac)-Asp-MePhe-NH2 (配列番号16) 表2の手順に従って、Fmoc-MePhe-OH、Fmoc-Asp(OtBu)-OH、Fmoc-Ahx-OH、Fmo c-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Lys(Boc)-OHおよびHpa-OSuをRinkアミドresinに 順次カップリングさせた。標準的手順を用いて樹脂からペプチドを除去した後、 o−トリルイソシアネートを用いて2−メチルフェニルアセトアミド基をLysの ε−アミノに付加した。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.01(1)、Gly 1.03(1)、 MePhe 0.98(1)、Lys 0.94(1)、Ahx 1.04(1)、Trp 0.96(1)を示した。MS(FAB):m /e 1046(M-H)+実施例36 Hpa(SO3H)-Ahx-Gly-Trp-Lys(Tac)-Asp-MePhe-NH2 配列番号17) Hpa-Ahx-Gly-Trp-Lys(Tac)-Asp-MePhe-NH2(実施例35の生成物)を実施例10の 手順に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.01 (1)、Gly 1.04(1)、MePhe 0.92(1)、Lys0.93(1)、Ahx 1.10(1)、Trp 0.84(1)を 示した。MS(FAB):m/e1123(M-H)-実施例37 Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-Asp-MePhe-NH2 配列番号18) 表2の手順に従いそしてFmoc-MePhe-OH、Fmoc-Asp(OtBu)-OH、Fmoc-Ahx-OH、F moc-Trp-OH、Fmoc-Gly-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpaーOSuを順次樹脂にカップリン グさせて標記化合物を調製した。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.00(1)、Gly 1 .02(1)、MePhe 1.05(1)、Ahx 2.1(2)、Trp 0.53(1)、NH3 0.69を示した。MS(FAB ):m/e 897(M+H)+実施例38 Hpa-Ahx-Sar-Trp-Ahx-Asp-MePhe-NH2 (配列番号19) 表2の手順に従いそしてFmoc-MePhe-OH、Fmoc-Asp(OtBu)-OH、Fmoc-Ahx-OH、F moc-Trp-OH、Fmoc-Sar-OH、Fmoc-Ahx-OHおよびHpaーOSuを樹脂に順次カップリン グさせて、標記化合物を調製した。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 0.93(1)、Sar 1.12(1)、MePhe 0.95(1)、Ahx 1.99(2)、Trp 1.06(1)、NH3 0.88を示した。MS( FAB):m/e 909(M-H)-実施例39 Hpa(SO3H)-Ahx-Sar-Trp-Ahx-Asp-MePhe-NH2 (配列番号20) Hpa-Ahx-Sar-Trp-Ahx-Asp-MePhe-NH2(実施例38の生成物)を実施例10の手順 に従って硫酸化して標記化合物を得た。酸分解後のアミノ酸分析はAsp 1.04(1) 、Sar 0.87(1)、MePhe 0.86(1)、Ahx2.23(2)、Trp 0.89(1)、NH3 1.31を示した 。MS(FAB):m/e 989(M-H)-実施例40 実施例32の化合物は前記試験Bで試験したところ、0.03nMの結合定数(K)で CCK-A受容体に結合することがわかった。配列表 (総数20配列) (1)配列番号1の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D) トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(O−スルホ−4−オキシフ ェニル)エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:LeuはNleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:Xaaはフェニルアラニンアミドである。 (xi)配列:配列番号1 (2)配列番号2の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D) トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) エタノイル〕 −Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:LeuはNleである。 (ix)特徴: (Λ)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:Xaaはフェニルアラニンアミドである。 (xi)配列:配列番号2 (3)配列番号3の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:LeuはNleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはN−メチルアスパラギン酸である。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:Xaaはフェニルアラニンアミドである。 (xi)配列:配列番号3 (4)配列番号4の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(O−スルフォ−4−オキシ フェニル)エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:LeuはNleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはN−メチル−Aspである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:Xaaはフェニルアラニンアミドである。 (xi)配列:配列番号4 (5)配列番号5の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔4−ヒドロキシフェニル)エタノ イル〕-Metである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミドである。 (xi)配列:配列番号5 (6)配列番号6の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔4−ヒドロキシフェニル)エタノ イル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはN−メチル−Aspである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:Xaaはフェニルアラニンアミドである。 (xi)配列:配列番号6 (7)配列番号7の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔4−ヒドロキシフェニル)エタノ イル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号7 (8)配列番号8の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) エタノイル〕−Metである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはAsp β−ベンジルエステルである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号8 (9)配列番号9の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(O−スルフォ−4−オキシ フェニル)エタノイル〕−Metである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはAsp β−ベンジルエステルである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号9 (10)配列番号10の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔O−スルホ−4−オキシフェニ ル)エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号10 (11)配列番号11の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(O −スルフォ−4−オキシ フェニル)エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはN−メチルーAspである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号11 (12)配列番号12の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはN−メチル−Aspである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号12 (13)配列番号13の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(O−スルフォ−4−オキシ フェニル)エタノイル〕−Ileである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはN−メチル−Aspである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:Xaaはフェニルアラニンアミドである。 (xi)配列:配列番号13 (14)配列番号14の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) エタノイル〕−Ileである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはN−メチル−Aspである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:Xaaはフェニルアラニンアミドである。 (xi)配列:配列番号14 (15)配列番号15の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) ェタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:LeuはNleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:5 (D)他の情報:XaaはN−メチル−Aspである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号15 (16)配列番号16の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:Xaaはε−N−〔(2−メチルフェニル)アミ ノカルボニル〕−Lysである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号16 (17)配列番号17の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(O−スルフォ−4−オキシ フェニル)エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:Xaaはε−N−〔(2−メチルフェニル)アミ ノカルボニル〕−Lysである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号17 (18)配列番号18の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:LeuはNleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号18 (19)配列番号19の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(4−ヒドロキシフェニル) エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:2 (D)他の情報:Glyはサルコシンである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:LeuはNleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号19 (20)配列番号20の情報: (i)配列特徴 (A)長さ:6残基 (B)型:アミノ酸 (D)トポロジー:直線状 (ii)配列の種類:ペプチド (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:1 (D)他の情報:XaaはN−〔2−(O−スルフォ−4−オキシ フェニル)エタノイル〕−Nleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:2 (D)他の情報:Glyはサルコシンである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:4 (D)他の情報:LeuはNleである。 (ix)特徴: (A)名称/キー:種々の特徴 (B)存在位置:6 (D)他の情報:XaaはN−メチル−フェニルアラニンアミド である。 (xi)配列:配列番号20
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9220761.2 (32)優先日 1992年10月2日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,SN,TD, TG),AU,BB,BG,BR,CA,CS,FI, HU,JP,KP,KR,LK,MG,MN,MW,N O,NZ,PL,RO,RU,SD

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I 〔式中、 R1は0Hまたは0S03であり; MはMet、AhxまたはIleであり; GはGlyまたはSarであり; XはMet、Ahx、Ile、PheまたはLys(R2)であり; JはASP、Asp(0Bn)、DAsp、MeAspまたはMeDAspであり; LはPheまたはMePheであり; R2は式II (式中、EはNH、CH=CHまたはCH2CH2であり;そしてR3、R4、R5、R6およびR7は 独立的にH、OH、ハロゲン、C1〜C6アルキルまたは0S03Hである) で示される基である。 ただし、R1が0S03HでありGがGlyであって、 (a)JがAspであり、LがMePheでありそしてMがAhxである場合はXはAhxでは なく; (b)JがAspであり、LがMePheでありそしてMがIleである場合はXはIleでは なく; (c)JがAspであり、LがMePheでありそしてMがIleである場合はXはAhxでは なく; (d)JがAspであり、LがPheでありそしてMがMetである場合はXはMetではな く; (e)JがAspであり、LがMePheでありそしてMがMetである場合はXはMetでは なく; (f)JがDAspであり、LがMePheでありそしてMがMetである場合はXはMetで はない〕 で示される化合物またはその薬学的に許容し得る誘導体。 2.MがAhxまたはIleである請求項1記載の化合物。 3.XがAhx、IleまたはLys(R2)である請求項1または2記載の化合物。 4.JがAsp、DAsp、MeAspまたはMeDAspである請求項1〜3のいずれかに記載の 化合物。 5.R1が0S03Hである請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。 6.Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-Asp-Phe-NH2(配列番号1); Hpa-Met-Gly-Trp-Met-DAsp-Phe-NH2; Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-Asp-Phe-NH2(配列番号2); Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeAsp-Phe-NH2(配列番号3); Hpa-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2; Hpa(S03H)-Met-Gly-Trp-Met-DAsp-Phe-NH2; Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeAsp-Phe-NH2(配列番号4); Hpa(S03H)-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2; Hpa-Met-Gly-Trp-Met-Asp-MePhe-NH2(配列番号5); Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-MePhe-NH2; Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2; Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-MeAsp-Phe-NH2(配列番号6); Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-Asp-MePhe-NH2(配列番号7); Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2; Hpa-Met-Gly-Trp-Met-Asp(0Bn)-MePhe-NH2(配列番号8); Hpa(S03H)-Met-Gly-Trp-Met-Asp(0Bn)-MePhe-NH2(配列番号9); Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2; Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ile-DAsp-MePhe-NH2; Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ile-Asp-MePhe-NH2(配列番号10); Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-MePhe-NH2; Hpa-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2; Hpa(S03H)-Ile-Gly-Trp-Ile-DAsp-Phe-NH2; Hpa-Ahx-Gly-Trp-Phe-DAsp-MePhe-NH2; Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Phe-DAsp-MePhe-NH2; Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-Phe-NH2; Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-DAsp-Phe-NH2; Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ile-MeAsp-MePhe-NH2(配列番号11); Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ile-MeAsp-MePhe-NH2(配列番号12); Hpa(S03H)-Ile-Gly-Trp-Ile-MeAsp-Phe-NH2(配列番号13); Hpa-Ile-Gly-Trp-Ile-MeAsp-Phe-NH2(配列番号14); Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeDAsp-Phe-NH2; Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeDAsp-Phe-NH2; Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-MeAsp-MePhe-NH2(配列番号15); Hpa-Ahx-Gly-Trp-Lys(Tac)-Asp-MePhe-NH2(配列番号16); Hpa(S03H)-Ahx-Gly-Trp-Lys(Tac)-Asp-MePhe-NH2(配列番号17); Hpa-Ahx-Gly-Trp-Ahx-Asp-MePhe-NH2(配列番号18); Hpa-Ahx-Sar-Trp-Ahx-Asp-MePhe-NH2(配列番号19); Hpa(S03H)-Ahx-Sar-Trp-Ahx-Asp-MePhe-NH2(配列番号20) またはその薬学的に許容し得る誘導体である請求項1記載の化合物。 7.医薬として用いるための、請求項1記載の式Iで示される化合物またはその 薬学的に許容し得る誘導体。 8.肥満症治療薬の製造に用いるための、請求項1記載の式Iで示される化合物 またはその薬学的に許容し得る誘導体。 9.薬学的に許容し得る補助剤、希釈剤または担体と混合された請求項1記載の 式Iで示される化合物またはその薬学的に許容し得る誘導体より成る薬学的組成 物。 10.哺乳動物に請求項1記載の式Iで示される化合物またはその薬学的に許容し 得る誘導体を美容的に有益な体重減が生じるまで投与することより成る咄乳動物 の身体外観の改善方法。 11.a)式III (式中、M、GおよびLは請求項1記載の定義を有し;Jaは請求項1記載のJと 同じ定義を有し(ただし存在するAsp、DAsp、MeAspまたはMeDAsp残基のβ-カル ボニル基は所望により保護さ れている);Xaは請求項1記載のXと同じ定義を有し(ただしそれは付加的にLy sを表わしてもよく、またいずれのヒドロキシまたはアミノ基も保護された形で 存在する(ただしサルフェートエステルに転化されるべきヒドロキシ基は除く) );そしてZaはNH2またはカルボキシル保護基である)で示される化合物を硫酸 化する; b)式IV (式中、R1、M、G、Xa、JaおよびZaは選択肢(a)の方法において定義した通 りであり、そしてXa、JaおよびZaのうちの少なくとも一つは保護基を含む)で示 される化合物から一以上の保護基を除去する; c)式V (式中、M、G、JおよびLは請求項1において定義した通りであり、そしてXb はLysである)で示される化合物を式VI (式中、R3、R4、R5、R6およびR7は請求項1において定義した通りである)で示 される化合物と反応させて、相当する式I(式中、XはLys(R2)であり、そし てEはNHである)で示される化合物とする;または d)選択肢(c)の方法において定義した通りの式Vで示される化合物を式VI I (式中、EはCH2CH2またはCH=CHであり、そしてR3、R4、R5、R6およびR7は請求 項1において定義した通りである)で示される化合物とカップリングして式I( 式中、XはLys(R2)であり、そしてEはCH2CH2またはCH=CHである)で示される相 当する化合物とすることより成る、請求項1記載の式Iで示される化合物、また はその薬学的に許容し得る誘導体の製造方法。 12.請求項11記載の式IVで示される中間体化合物。
JP5511269A 1991-12-20 1992-12-21 治療活性を有するペプチド化合物 Pending JPH08500324A (ja)

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