JPH0847520A - 頭皮通電部位指示用具 - Google Patents
頭皮通電部位指示用具Info
- Publication number
- JPH0847520A JPH0847520A JP21519094A JP21519094A JPH0847520A JP H0847520 A JPH0847520 A JP H0847520A JP 21519094 A JP21519094 A JP 21519094A JP 21519094 A JP21519094 A JP 21519094A JP H0847520 A JPH0847520 A JP H0847520A
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- JP
- Japan
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- band
- cruciform
- holes
- head
- cross
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 痴呆の進行停止、好転を図る為に、弱電流を
頭部に流す目的を果たす方法として、針の刺入部位を容
易に識別さす用具を提供するものである。 【構成】 帽子、十字帯に針の刺入口を付して標識とす
ればよい。
頭部に流す目的を果たす方法として、針の刺入部位を容
易に識別さす用具を提供するものである。 【構成】 帽子、十字帯に針の刺入口を付して標識とす
ればよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】伸縮性のある素材を用いて、頭の
大小に適応できるような帽子に十字帯を作り、之に標穴
を設けて通電する際の標識とする。この事は頭部疾患、
特に痴呆の治療法の1選択肢とされる電気刺激療法の補
助具となるものである。
大小に適応できるような帽子に十字帯を作り、之に標穴
を設けて通電する際の標識とする。この事は頭部疾患、
特に痴呆の治療法の1選択肢とされる電気刺激療法の補
助具となるものである。
【0002】
【従来の技術】従来は頭皮に針を刺入する為に、本考案
に類するような指示具は使用されていない。鍼灸の経穴
を探していただけである。
に類するような指示具は使用されていない。鍼灸の経穴
を探していただけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】痴呆対策は医学的有効
な治療法が発見されていないので、その対応は建物の構
造、設備、マンパワーの面だけが講ぜられている。本発
明は発明者の臨床経験より得た治療実績を基にして、痴
呆に対応せんとするもので、本発明になる補助具を利用
すれば容易に針の刺入部がわかり、弱電流を脳内に流す
ことができる。その結果、頭部疾患、特に痴呆の改善に
益せんことを期待するものである。高令者人口が増加す
るにつれて、在宅痴呆患者も増加する。本発明は在宅患
者の対応にこそ利用さるべきものとするもので、本発明
に類する発想はなかった。
な治療法が発見されていないので、その対応は建物の構
造、設備、マンパワーの面だけが講ぜられている。本発
明は発明者の臨床経験より得た治療実績を基にして、痴
呆に対応せんとするもので、本発明になる補助具を利用
すれば容易に針の刺入部がわかり、弱電流を脳内に流す
ことができる。その結果、頭部疾患、特に痴呆の改善に
益せんことを期待するものである。高令者人口が増加す
るにつれて、在宅痴呆患者も増加する。本発明は在宅患
者の対応にこそ利用さるべきものとするもので、本発明
に類する発想はなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明者は痴呆患者の増加
が、日本のみならず全人類の脅威ととらえ、その治療法
に研究を加えた。その結果、電流による脳の刺激は、脳
内の血管壁に分布されている自立神経を調整して、脳組
織に好影響を与え、脳疾患に有効であることを認めた。
本発明の要点は、電気刺激を与えるために、標穴を有す
る補助具を作り、刺激点が容易にわかるようにしたこと
にある。伸縮性のある素材又は不織布材を用いて帽子を
作る。帽子の前縁は両眉の上で1cm、側縁は耳周より
離れること1cm、後縁は後頭結節下で後髪際とする。
又鼻と後頭結節を結ぶ線と、両耳を結ぶ線が頭頂で交差
するように巾1〜3cmの十字帯(布、合成樹脂)を作
る。この十字帯には、各帯直径2mmの標穴を作る。即
ち頭頂部(百会→経穴名)に1個の標穴、前面帯に3〜
4個の標穴、後面帯に4〜5個の標穴、左右帯4〜5個
の標穴である。之は標準的な刺激量であり、重症の人に
は副帯部で刺激点をふやし、軽症の人には各帯の刺激標
穴を減らせばよく、帽子の位置を不動のものにするよう
に顎紐をつけ、更に十字帯のみでもわかるように工夫し
た。
が、日本のみならず全人類の脅威ととらえ、その治療法
に研究を加えた。その結果、電流による脳の刺激は、脳
内の血管壁に分布されている自立神経を調整して、脳組
織に好影響を与え、脳疾患に有効であることを認めた。
本発明の要点は、電気刺激を与えるために、標穴を有す
る補助具を作り、刺激点が容易にわかるようにしたこと
にある。伸縮性のある素材又は不織布材を用いて帽子を
作る。帽子の前縁は両眉の上で1cm、側縁は耳周より
離れること1cm、後縁は後頭結節下で後髪際とする。
又鼻と後頭結節を結ぶ線と、両耳を結ぶ線が頭頂で交差
するように巾1〜3cmの十字帯(布、合成樹脂)を作
る。この十字帯には、各帯直径2mmの標穴を作る。即
ち頭頂部(百会→経穴名)に1個の標穴、前面帯に3〜
4個の標穴、後面帯に4〜5個の標穴、左右帯4〜5個
の標穴である。之は標準的な刺激量であり、重症の人に
は副帯部で刺激点をふやし、軽症の人には各帯の刺激標
穴を減らせばよく、帽子の位置を不動のものにするよう
に顎紐をつけ、更に十字帯のみでもわかるように工夫し
た。
【0005】
【作用】帽子を正しくかぶらせて、十字帯の前後左右の
標穴から、通電用の針を1標穴づつ順次刺入し、病気の
軽重に応じて、1日1回、4〜40標穴に弱電流を流
す。弱電流は頭皮に刺入された針から流れて、脳内の毛
細血管、小血管、中血管、大血管壁に分布している自立
神経を調整し、血流改善、脳代謝を活性化し、脳活動の
改善に寄与する。電流は経穴にも波及するので、自然に
経穴を刺激することになる。従って無理に経穴にこだわ
る必要はない。
標穴から、通電用の針を1標穴づつ順次刺入し、病気の
軽重に応じて、1日1回、4〜40標穴に弱電流を流
す。弱電流は頭皮に刺入された針から流れて、脳内の毛
細血管、小血管、中血管、大血管壁に分布している自立
神経を調整し、血流改善、脳代謝を活性化し、脳活動の
改善に寄与する。電流は経穴にも波及するので、自然に
経穴を刺激することになる。従って無理に経穴にこだわ
る必要はない。
【0006】
【実施例1】図1によって説明する。図1は伸縮性のあ
る素材を使って帽子を作り、之に頭頂部で交差する十字
帯を附し、この十字帯に通電の為の標穴を作ったものの
正面図である。従って通電の際は、この標穴に針を刺入
して通電すればよい。
る素材を使って帽子を作り、之に頭頂部で交差する十字
帯を附し、この十字帯に通電の為の標穴を作ったものの
正面図である。従って通電の際は、この標穴に針を刺入
して通電すればよい。
【実施例2】図2は図1の帽子の十字帯の左右の両側帯
に接して、側帯の前後に副帯をつけた側面図である。帽
子の後部は後髪際まで届いている。従って後頭部も十分
に刺激し得ることになる。
に接して、側帯の前後に副帯をつけた側面図である。帽
子の後部は後髪際まで届いている。従って後頭部も十分
に刺激し得ることになる。
【実施例3】図3は図1の帽子に顎紐をつけたものの側
面図であって、伸縮性をもたせれば帽子は固定され、標
穴に針を刺入する時に便利である。
面図であって、伸縮性をもたせれば帽子は固定され、標
穴に針を刺入する時に便利である。
【実施例4】図4は図1の十字帯及図2の副帯更に図3
の顎紐を外した帽子に標穴を設けたものの後面図であ
る。これのみでも目的を果すことができる。
の顎紐を外した帽子に標穴を設けたものの後面図であ
る。これのみでも目的を果すことができる。
【実施例5】帽子なしの十字帯に標穴を設け、十字帯の
端末を、伸縮性のある素材で連結して、頭部に鉢巻状に
なるようにして、十字帯を頭部に固定させるようにし
た。
端末を、伸縮性のある素材で連結して、頭部に鉢巻状に
なるようにして、十字帯を頭部に固定させるようにし
た。
【実施例6】図5の鉢巻状のものを作らず、各端末にゴ
ム質のような材質で、頭部を圧迫して固定さすようにす
る。
ム質のような材質で、頭部を圧迫して固定さすようにす
る。
【0007】
【発明の効果】発明になる帽子を正しく装着すれば容易
に刺激部がわかるために電気刺激を与え易い。その結
果、以下の効果が期待できる。 イ.頭重、頭痛がとれる。 ロ.痴呆の進行を停止させ、好転も期待できる。 ハ.医療関係者以外でも簡単に操作できるので、家庭内
での在宅介護が可能となる。 ニ.福祉施設、医療機関でも利用できる。 ホ.副作用はほとんどないので、痴呆に対する療法がな
いとされている現在、その対応法として採用し得る。
に刺激部がわかるために電気刺激を与え易い。その結
果、以下の効果が期待できる。 イ.頭重、頭痛がとれる。 ロ.痴呆の進行を停止させ、好転も期待できる。 ハ.医療関係者以外でも簡単に操作できるので、家庭内
での在宅介護が可能となる。 ニ.福祉施設、医療機関でも利用できる。 ホ.副作用はほとんどないので、痴呆に対する療法がな
いとされている現在、その対応法として採用し得る。
【図1】十字帯のある帽子を装着した正面図である。
【図2】十字帯に副帯をつけて、帽子をかぶった側面
図。
図。
【図3】帽子に顎紐をつけた側面図。
【図4】帽子から十字帯をはずした後頭部の半鳥瞰図で
ある。
ある。
【図5】十字帯の端末を蛇腹式(アコージオン式)にし
た鳥瞰図である。
た鳥瞰図である。
【図6】十字帯のみの鳥瞰図である。
(1)帽子 (2)十字帯に設けた標穴 (3)十字帯の交差部(百会) (4)帽子の前縁 (5)副帯(右後) (6)副帯(左後) (7)副帯(左前) (8)副帯(右前) (9)十字帯(前部) (10)帽子の後縁 (11)帽子の顎紐 (12)帽子の後縁 (13)十字帯交差部(百会) (14)帽子(十字帯のない帽子) (15)刺針部の標穴 (16)鼻部 (17)十字帯の端末をつなぎ合わせる蛇腹式(アコー
ジオン式)素材 (18)十字帯(右部) (19)十字帯交差部(百会) (20)十字帯(右部) (21)十字帯交差部(百会) (22)十字帯端末を頭周に軽く接着させる為の素材
ジオン式)素材 (18)十字帯(右部) (19)十字帯交差部(百会) (20)十字帯(右部) (21)十字帯交差部(百会) (22)十字帯端末を頭周に軽く接着させる為の素材
Claims (6)
- 【請求項1】 伸縮性のある素材又は不織布材を用いて
帽子を作る。この帽子の前縁は両眉の上約1cm、側縁
は耳周より離れること約1cm、後縁は後頭結節下で後
髪際とする。又鼻と後頭結節を結ぶ線と、両耳を結ぶ線
が頭頂で交差するように巾約1〜3cmの十字帯(布、
合成繊維)を作る。この十字帯には、各帯直径約2mm
の標穴を作る。即ち頭頂部(百会→経穴の名称)に1個
の標穴、前面帯に3〜4個の標穴、後面帯に4〜5個の
標穴、左右帯に各4〜5個の標穴を設ける。 - 【請求項2】 十字帯の交差部附近より、左右両側帯に
接して巾約1cmの副帯を作り、之に縦に2〜4個の標
穴を設ける。 - 【請求項3】 帽子に顎紐をつける。
- 【請求項4】 帽子の十字帯を外し、十字帯の標穴に相
当する部に標穴を設けただけの帽子。 - 【請求項5】 十字帯の各端末を、伸縮性のある素材で
つなぎ、蛇腹式にして伸縮を容易にし、頭周に密着でき
るようにする。(鉢巻状→アコージオン式) - 【請求項6】 頭頂で交差する十字帯を作る。この十字
帯の素材は伸縮性のあるものとする。十字帯の左右端末
は両耳のやや上部に届き、前後の端末は、前面は前額部
の中央部に、後面は鼻と後頭結節を結ぶ線上で、後髪際
に届くようにする。十字帯の各帯には次のような直径2
mmの標穴を等間隔に設ける。頭頂部に1個の標穴、前
面帯に3〜4個の標穴、後面帯に4〜5個の標穴、左右
帯に4〜5個の標穴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21519094A JPH0847520A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 頭皮通電部位指示用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21519094A JPH0847520A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 頭皮通電部位指示用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0847520A true JPH0847520A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16668176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21519094A Pending JPH0847520A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 頭皮通電部位指示用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0847520A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013169838A1 (en) * | 2012-05-08 | 2013-11-14 | Cerephex Corporation | Method and apparatus for treating centralized pain |
JP2015016183A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 鄭智隆 | 脳部健康管理キャップの使用方法 |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP21519094A patent/JPH0847520A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013169838A1 (en) * | 2012-05-08 | 2013-11-14 | Cerephex Corporation | Method and apparatus for treating centralized pain |
JP2015016183A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 鄭智隆 | 脳部健康管理キャップの使用方法 |
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