JPH0847507A - 虫刺され治療器具 - Google Patents
虫刺され治療器具Info
- Publication number
- JPH0847507A JPH0847507A JP21647594A JP21647594A JPH0847507A JP H0847507 A JPH0847507 A JP H0847507A JP 21647594 A JP21647594 A JP 21647594A JP 21647594 A JP21647594 A JP 21647594A JP H0847507 A JPH0847507 A JP H0847507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insect
- hygroscopic material
- bitten
- skin
- adhesive tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、虫刺されの刺し口から滲出する
体液を、連続的に吸い出すことによって、皮膚組織の腫
れを抑制することを特徴とする、虫刺され治療器具に関
する物である。 【構成】 吸湿材hと粘着テープiとで 構成され、こ
れを虫刺されの刺し口部分の皮膚に貼り付ける。
体液を、連続的に吸い出すことによって、皮膚組織の腫
れを抑制することを特徴とする、虫刺され治療器具に関
する物である。 【構成】 吸湿材hと粘着テープiとで 構成され、こ
れを虫刺されの刺し口部分の皮膚に貼り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】蚤、ブヨ、蚊、ダニ等の虫刺され
により発生する皮膚のかゆみの軽減と、治癒所要期間の
短縮
により発生する皮膚のかゆみの軽減と、治癒所要期間の
短縮
【0002】
【従来の技術】従来の虫刺されの治療は、刺された皮膚
の周辺部分に軟膏、或いは液体状の薬物を塗布すること
によって行われていた。その薬物の作用は、虫刺されに
よって発生する皮膚の炎症を軽減することにより、かゆ
みをやわらげるものであった。この炎症の原因は、虫刺
されによつて皮膚内に導入された毒物によって起こされ
るもので、従来の治療ではこの症状を緩和する薬物が主
に用いられてきた。また血行を促進させる薬物を用い、
皮膚内に注入された毒液を体内全体に散らし、局部的な
かゆみを軽減させる作用が有るものも有った。しかし、
虫刺されによって生じるかゆみは、虫の毒物によつて発
生する皮膚の炎症のみによって起きているのではなく、
刺された部位の周辺組織がはれあがることにより、周囲
の神経細胞を圧迫することによっても発生しているが、
従来の薬品による治療方法では、この問題についてはな
んらの効果もなかった。また、用いられる薬物の副作用
で、人によっては、皮膚のかぶれ、炎症等が発生すると
言う欠点が有った。
の周辺部分に軟膏、或いは液体状の薬物を塗布すること
によって行われていた。その薬物の作用は、虫刺されに
よって発生する皮膚の炎症を軽減することにより、かゆ
みをやわらげるものであった。この炎症の原因は、虫刺
されによつて皮膚内に導入された毒物によって起こされ
るもので、従来の治療ではこの症状を緩和する薬物が主
に用いられてきた。また血行を促進させる薬物を用い、
皮膚内に注入された毒液を体内全体に散らし、局部的な
かゆみを軽減させる作用が有るものも有った。しかし、
虫刺されによって生じるかゆみは、虫の毒物によつて発
生する皮膚の炎症のみによって起きているのではなく、
刺された部位の周辺組織がはれあがることにより、周囲
の神経細胞を圧迫することによっても発生しているが、
従来の薬品による治療方法では、この問題についてはな
んらの効果もなかった。また、用いられる薬物の副作用
で、人によっては、皮膚のかぶれ、炎症等が発生すると
言う欠点が有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本案は、従来の薬物を
皮膚上に塗布する治療方法の欠点を除き、薬物を使用せ
ず、副作用の恐れもない虫刺されの治療を行おうとする
物である。
皮膚上に塗布する治療方法の欠点を除き、薬物を使用せ
ず、副作用の恐れもない虫刺されの治療を行おうとする
物である。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1の様な構造の吸湿材
を粘着テープで虫刺されによる刺し口部分に貼り付け
る。
を粘着テープで虫刺されによる刺し口部分に貼り付け
る。
【0005】
1)虫刺されにより皮膚に刺し口が形成される。(図2
−1) 2)刺し口周辺に、体液が集まりはれあがる。(図2−
2) 3)この腫れによって、刺し口近傍の神経組織が圧迫さ
れ、かゆみとして知覚される。(図2−3) 4)そのまま放置すると、集まった体液の一部が刺し口
から滲出し、体温等によって乾燥し、かさぶたとなり刺
し口を塞いでしまい、その後の体液の滲出が停止してし
まう。刺し口が塞がれると、それ以上体液が体外に出る
ことができなくなり、刺し口周辺部の組織が体液を含み
腫れ、神経を圧迫することによりかゆみが消えない。
(図2−4) 5)またこの状態で放置されると、虫による毒液を含ん
だ体液は、体外には排出されず、もっぱら体内の他の部
位に拡散することにより、希釈や解毒が行われるという
経過を辿って症状が快方に向かう。 6)このため、刺された傷跡が直るまでには、極めて長
い時間が必要だった。 7)ところが体発明を使用することにより、刺し口に接
触した吸湿材から、毛細管現象により毒液を含んだ体液
が連続的に体外に排出される。(図3−1) 8)腫れがひくことにより周辺の神経組織の圧迫がと
れ、それが原因で知覚されているかゆみを、軽減させる
ことができる。(図3−2) 9)また虫によって体内に注入された毒液が、本発明に
より体液と共に体外に速やかに排出されるので、虫刺さ
れの治癒に必要な時間が本発明を使用しない場合に比較
して、大幅に短縮できる。
−1) 2)刺し口周辺に、体液が集まりはれあがる。(図2−
2) 3)この腫れによって、刺し口近傍の神経組織が圧迫さ
れ、かゆみとして知覚される。(図2−3) 4)そのまま放置すると、集まった体液の一部が刺し口
から滲出し、体温等によって乾燥し、かさぶたとなり刺
し口を塞いでしまい、その後の体液の滲出が停止してし
まう。刺し口が塞がれると、それ以上体液が体外に出る
ことができなくなり、刺し口周辺部の組織が体液を含み
腫れ、神経を圧迫することによりかゆみが消えない。
(図2−4) 5)またこの状態で放置されると、虫による毒液を含ん
だ体液は、体外には排出されず、もっぱら体内の他の部
位に拡散することにより、希釈や解毒が行われるという
経過を辿って症状が快方に向かう。 6)このため、刺された傷跡が直るまでには、極めて長
い時間が必要だった。 7)ところが体発明を使用することにより、刺し口に接
触した吸湿材から、毛細管現象により毒液を含んだ体液
が連続的に体外に排出される。(図3−1) 8)腫れがひくことにより周辺の神経組織の圧迫がと
れ、それが原因で知覚されているかゆみを、軽減させる
ことができる。(図3−2) 9)また虫によって体内に注入された毒液が、本発明に
より体液と共に体外に速やかに排出されるので、虫刺さ
れの治癒に必要な時間が本発明を使用しない場合に比較
して、大幅に短縮できる。
【0006】
【実施例】なお、本発明を実施するにあたり、次の如き
ことができる。吸湿性、保水性を有する材料の小片を、
多孔質のセラミック材料にしたり、或いは吸湿性に富ん
だ、微細な繊維で織られた布製の物にすることができ
る。体液を吸収する小片の乾燥速度を適正に保ち、吸収
力を持続させる為に、この小片を保持する粘着テープに
小孔を開け、吸収された体液中の水分が適宜乾燥するよ
うにもできる。
ことができる。吸湿性、保水性を有する材料の小片を、
多孔質のセラミック材料にしたり、或いは吸湿性に富ん
だ、微細な繊維で織られた布製の物にすることができ
る。体液を吸収する小片の乾燥速度を適正に保ち、吸収
力を持続させる為に、この小片を保持する粘着テープに
小孔を開け、吸収された体液中の水分が適宜乾燥するよ
うにもできる。
【0007】
【発明の効果】したがって、なんら薬物の副作用を心配
することなしに、虫刺され部分の腫れを鎮め、かゆみを
取り除き、かつ刺し口の短期間での治癒が可能になる。
することなしに、虫刺され部分の腫れを鎮め、かゆみを
取り除き、かつ刺し口の短期間での治癒が可能になる。
【図1】本発明の外形図
【図2】本発明を使用しない場合の、虫刺され後の経過
【図3】本発明を使用した場合の、虫刺され後の経過
aは虫刺されにより形成される刺し口 bは人体の皮膚
cは人体の皮下組織 dは虫刺されにより皮下組織が腫れているところ eは
腫れが神経組織を圧迫しているところ fは刺し口から
滲出した体液が乾燥してできたかさぶた gは体液の吸湿材中の流れ hは吸湿材 iは吸湿材保
持用の粘着テープ jは皮下組織内の体液の流れ kは粘着テープ上の通気
孔
cは人体の皮下組織 dは虫刺されにより皮下組織が腫れているところ eは
腫れが神経組織を圧迫しているところ fは刺し口から
滲出した体液が乾燥してできたかさぶた gは体液の吸湿材中の流れ hは吸湿材 iは吸湿材保
持用の粘着テープ jは皮下組織内の体液の流れ kは粘着テープ上の通気
孔
Claims (1)
- 【請求項1】人体の皮膚が虫によって刺された刺し口か
らは体液が滲出するが、それを連続的に吸い出し、皮膚
組織の腫れを抑制することを特徴とする、虫刺され治療
器具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21647594A JPH0847507A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 虫刺され治療器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21647594A JPH0847507A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 虫刺され治療器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0847507A true JPH0847507A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16689030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21647594A Pending JPH0847507A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 虫刺され治療器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0847507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010026619A (ko) * | 1999-09-08 | 2001-04-06 | 김동회 | 벌레물린 부위 처치용 패취제제 |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP21647594A patent/JPH0847507A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010026619A (ko) * | 1999-09-08 | 2001-04-06 | 김동회 | 벌레물린 부위 처치용 패취제제 |
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