JPH0846422A - 無線通信用マイクロストリップ・アンテナ・エレメント及び同アンテナ・エレメントを備えた装置 - Google Patents

無線通信用マイクロストリップ・アンテナ・エレメント及び同アンテナ・エレメントを備えた装置

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JPH0846422A
JPH0846422A JP7106597A JP10659795A JPH0846422A JP H0846422 A JPH0846422 A JP H0846422A JP 7106597 A JP7106597 A JP 7106597A JP 10659795 A JP10659795 A JP 10659795A JP H0846422 A JPH0846422 A JP H0846422A
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frequency signal
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コンスタンチノーヴィッチ カザエフ ニコライ
Valeri Petrovich Kouplitchenko
ペトロヴィッチ コプリチェンコ ヴァレリー
Alexander V Galitsky
ウラジミーロビッチェ ガリチスキー アレクサンダー
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q19/00Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
    • H01Q19/10Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces
    • H01Q19/12Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces wherein the surfaces are concave
    • H01Q19/17Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces wherein the surfaces are concave the primary radiating source comprising two or more radiating elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q25/00Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns
    • H01Q25/001Crossed polarisation dual antennas

Abstract

(57)【要約】 【目的】空間的な制限を低減可能であり、作動帯域幅が
限定されないうえ、無線周波数出力損失を低減が可能で
あって、さらにはマルチパス条件下でも最大の信号対雑
音条件を維持できるマイクロストリップ・アンテナ・エ
レメント及び同アンテナを備えた装置の提供、並びに同
アンテナを使用した無線周波数信号の送受信方法の提
供。 【構成】無線周波数信号の送受信を実施すべく接地導体
面上に位置する誘電体上に配置された二重偏波マイクロ
ストリップ・アンテナ・エレメントは2つのマイクロス
トリップ・フィードライン、2つのPINダイオード及
び1つのマイクロストリップ・インピーダンス整合フィ
ードラインとともに六角形をなすマイクロストリップ・
パッチ・ラジエータを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信装置に関し、よ
り詳細には多重偏波をともなう電磁エネルギーの放射及
び受信が可能なマイクロストリップ・アンテナ及びこの
アンテナを備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般的
にマイクロストリップ・アンテナは当該技術分野におい
て周知である。マイクロストリップ・アンテナの理論、
動作及び多数のデザインは1981年1月に発行された
“電気電子学会、アンテナ及び伝搬における処理(IEEE
Transactions on Antennas and Propagation )”の第
AP−29巻第1号の2〜24頁に記載されているケイ
ス アール.カーヴァー及びジェイムズ ダブリュ.ミ
ンク著作による“マイクロストリップ・アンテナ技術”
(以下、この記述を“カーヴァー他”と称する)に広範
にわたって開示されており、この内容についてはこの開
示をもって本明細書中にその内容を開示したものとす
る。
【0003】マイクロストリップ・アンテナのラジエー
タ・エレメントは各種の信号偏波をともなう数多くの無
線周波数にて動作するように設計できる。二重偏波など
の多重偏波をともなうマイクロストリップ・アンテナ・
エレメントは、アンテナ・アレイ(Antenna array )の
一部として使用した場合に特に効果的である。二重偏波
マイクロストリップ・アンテナ・エレメント(Dual pol
arization microstripantenna elements )の例はラレ
ザリ他による米国特許第4,464,663号に開示さ
れており、この米国特許の内容についてはこの開示をも
って本明細書中に開示したものとする。しかし、この米
国特許に開示されているデザインの場合、2つのマイク
ロストリップ・ラジエータ・パッチ(Microstrip radia
tor patch )、並びに2つの独立した入出力ポートの必
要性に関する問題があり、これら2つのマイクロストリ
ップ・ラジエータ・パッチは互いにある程度の有限距離
だけ離間される必要がある。更に、このエレメントの作
動周波数はマイクロストリップ・ラジエータ・パッチの
面積及び形状に基づいて制限される。
【0004】最近、二重偏波マイクロストリップ・アン
テナ・エレメントに対する幾つかの改良が実施された
が、まだ大きな問題が残されている。例えば、1つのラ
ジエータ・パッチ及び1つの入出力信号ポートを使用す
る二重偏波エレメントが形成されている。この二重偏波
エレメントの例はクリコフによるソビエト特許第SU−
1171884号に開示されている。しかし、このデザ
インに関する問題点として、マイクロストリップ・パッ
チの面積及び形状によって決定及び限定される限定作動
帯域幅(Limited bandwidth of operation)と、無線周
波数出力損失(Radio frequency power losses)とが挙
げられ、同無線周波数出力損失はラジエータ・パッチに
対する入力を実施すべく1つの入力信号を2つの信号に
分離する際に使用される移相器の作動によって生じる。
【0005】本発明の目的は2つのマイクロストリップ
・ラジエータ・パッチを使用することによる空間的な制
限を緩和可能なマイクロストリップ・アンテナ・エレメ
ント及び同アンテナ・エレメントを備えた装置の提供、
並びに同装置を使用した無線周波数信号の送受信方法の
提供にある。
【0006】本発明の更なる目的は作動帯域幅が限定さ
れることのないマイクロストリップ・アンテナ・エレメ
ント及び同アンテナ・エレメントを備えた装置の提供、
並びに同装置を使用した無線周波数信号の送受信方法の
提供にある。
【0007】本発明の更に別の目的は無線周波数出力損
失を低減したマイクロストリップ・アンテナ・エレメン
ト及び同アンテナ・エレメントを備えた装置の提供、並
びに同装置を使用した無線周波数信号の送受信方法の提
供にある。
【0008】また、本発明の更に別の目的はマルチパス
条件下でも最大の信号対雑音条件を維持できるマイクロ
ストリップ・アンテナ・エレメント及び同アンテナ・エ
レメントを備えた装置の提供、並びに同装置を使用した
無線周波数信号の送受信方法の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に基づ
き、無線周波数信号を送受信すべく接地導体面上に位置
する誘電体上に配置された二重偏波マイクロストリップ
・アンテナ・エレメントを有する装置であって、前記二
重偏波マイクロストリップ・アンテナ・エレメントは、
作動周波数において第1の偏波及び第2の偏波を有する
電磁無線周波数信号エネルギーを伝搬するマイクロスト
リップ・パッチと、前記第1の偏波における伝搬を実施
すべく第1の制御信号を受信し、かつ同第1の制御信号
に従ってマイクロストリップ・パッチへ第1の無線周波
数信号の伝導を行い、さらには同マイクロストリップ・
パッチからの第1の無線周波数信号が伝導されるため
に、マイクロストリップ・パッチに対して接続された第
1のフィードライン組立体と、第2の偏波における伝搬
を実施すべく第2の制御信号を受信し、かつ同第2の制
御信号に基づいてマイクロストリップ・パッチへ第2の
無線周波数信号の伝導を行い、さらには同マイクロスト
リップ・パッチからの第2の無線周波数信号が伝導され
るために、前記マイクロストリップ・パッチに対して接
続された第2のフィードライン組立体と、前記第1のフ
ィードライン組立体及び第2のフィードライン組立体へ
第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号をそれ
ぞれ伝導し、さらには同第1のフィードライン組立体及
び第2のフィードライン組立体からの第1の無線周波数
信号及び第2の無線周波数信号がそれぞれ伝導されるた
めに、前記第1のフィードライン組立体及び第2のフィ
ードライン組立体に対して接続された第3のフィードラ
インとを備えていることを特徴とする装置が提供され
る。
【0010】更に本発明に基づき、無線周波数信号を送
受信すべく接地導体面上に位置する誘電体上に配置され
た二重偏波マイクロストリップ・アンテナ・エレメント
を含む装置を製造する方法であって、作動周波数に第1
の偏波及び第2の偏波を有する電磁無線周波数信号エネ
ルギーを伝搬するマイクロストリップ・パッチを形成す
る工程と、第1の偏波における伝搬を実施すべく第1の
制御信号を受信し、かつ同第1の制御信号に基づいてマ
イクロストリップ・パッチへ第1の無線周波数信号の伝
導を行い、さらには同マイクロストリップ・パッチから
第1の無線周波数信号の伝導を行うために、前記マイク
ロストリップ・パッチに対して接続された第1のフィー
ドライン組立体を形成する工程と、第2の偏波における
伝搬を実施すべく第2の制御信号を受信し、かつ同第2
の制御信号に基づいてマイクロストリップ・パッチへ第
2の無線周波数信号の伝導を行い、さらには同マイクロ
ストリップ・パッチから第2の無線周波数信号の伝導を
行うために、前記マイクロストリップ・パッチに対して
接続された第2のフィードライン組立体を形成する工程
と、前記第1のフィードライン組立体及び第2のフィー
ドライン組立体へ第1の無線周波数信号及び第2の無線
周波数信号をそれぞれ伝導し、さらには同第1のフィー
ドライン組立体及び第2のフィードライン組立体から第
1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号をそれぞ
れ伝導するために、前記第1のフィードライン組立体及
び第2のフィードライン組立体に対して接続された第3
のフィードラインを形成する工程とを備えていることを
特徴とする方法が提供される。
【0011】更に本発明に基づき、接地導体面上に位置
する誘電体上に配置された二重偏波マイクロストリップ
・アンテナ・エレメントを含む装置を使用して無線周波
数信号を送受信する方法であって、作動周波数に第1の
偏波及び第2の偏波を有する電磁無線周波数信号エネル
ギーをマイクロストリップ・パッチを介して伝搬する工
程と、第1の制御信号を受信し、かつ同第1の制御信号
に基づいて前記第1の偏波における伝搬を実施すべく第
1のフィードライン組立体を介してマイクロストリップ
・パッチへ第1の無線周波数信号の伝導を行い、さらに
は同第1のフィードライン組立体を介してマイクロスト
リップ・パッチから第1の無線周波数信号の伝導を行う
工程と、第2の制御信号を受信し、かつ同第2の制御信
号に基づいて前記第2の偏波における伝搬を実施すべく
第2のフィードライン組立体を介してマイクロストリッ
プ・パッチへ第2の無線周波数信号の伝導を行い、さら
には同第2のフィードライン組立体を介してマイクロス
トリップ・パッチから第2の無線周波数信号の伝導を行
う工程と、第3のフィードラインを介して前記第1のフ
ィードライン組立体及び第2のフィードライン組立体へ
第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号のそれ
ぞれの伝導を行い、さらには同第3のフィードラインを
介して第1のフィードライン組立体及び第2のフィード
ライン組立体から第1の無線周波数信号及び第2の無線
周波数信号の伝導をそれぞれ行う工程とを備えているこ
とを特徴とする方法が提供される。
【0012】本発明の1つの態様に基づくマイクロスト
リップ・アンテナ・エレメントは、1つのマイクロスト
リップ・ラジエータ・パッチ、2つのラジエータ用フィ
ードライン・エレメント及び1つの入力/出力用フィー
ドラインを有している。接地導体面上に位置する誘電体
上に配置されたラジエータ・パッチは多重信号偏波をと
もなう電磁無線周波数(RF)信号エネルギーを伝搬す
る。ラジエータ・パッチに接続された一方のラジエータ
用フィードライン・エレメントは制御信号を受け取り、
かつ同制御信号に基づいてラジエータ・パッチへのRF
信号の伝導及び同ラジエータ・パッチからのRF信号の
伝導を行う。この際、ラジエータ・パッチは1つの偏波
においてRF信号を伝搬する。ラジエータ・パッチに対
して接続された他方のラジエータ用フィードライン・エ
レメントは制御信号を受け取り、かつ同制御信号に基づ
いてラジエータ・パッチへのRF信号の伝導及び同ラジ
エータ・パッチからのRF信号の伝導を行う。この際、
ラジエータ・パッチは別の偏波においてRF信号を伝搬
する。ラジエータ用フィードライン・エレメントに対し
て接続された入力/出力用フィードラインは、同ラジエ
ータ用フィードラインへのRF信号の伝導及び同ラジエ
ータ用フィードラインからのRF信号の伝導を行う。
【0013】本発明に基づくマイクロストリップ・ラジ
エータ・パッチはほぼ六角形をなしており、さらにはほ
ぼ等しい長さを備えた隣接する複数の側部をそれぞれに
有する互いに対向するほぼ直角の部分を備えている。ラ
ジエータ用フィードラインはこのうちの一方のほぼ直角
の部分に隣接する複数の側部のそれぞれに対して接続さ
れている。
【0014】ラジエータ用フィードライン・エレメント
は、RF信号を伝導するための伝送線(例:マイクロス
トリップ伝送線)と、制御信号に基づいて伝送線の一部
を接地導体面に対して短絡すべく選択された4分の1波
長インターバルをもって同伝送線に接続された回路短絡
装置(Circuit shorting devices)(例:ダイオード)
とを有している。
【0015】入力/出力用フィードラインは、ラジエー
タ用フィードラインのインピーダンスと異なるインピー
ダンスを備えた4分の1波長の長さを有する伝送線
(例:マイクロストリップ伝送線)を有している。
【0016】
【実施例】本発明に関する前記のものを含めた特徴及び
利点は添付図面とともに以下に示す詳細な説明から明ら
かとなる。
【0017】以下に示す波長(360度の電気角(36
0 electrical degrees ))の測定単位は、本明細書中
に開示するマイクロストリップ・アンテナ・エレメント
に付随する各種の寸法及び長さ等を表すために使用され
ている。このパラメータは特に記述しない限り誘電材料
内において測定されてたものである(空中において測定
されたものではない)。更に、以下に示す“ラジエー
タ”はアンテナ・エレメントを指しており、特に電磁エ
ネルギーの発信(放射)及び受信が可能なアンテナ・エ
レメントを指す。図1は本発明の一実施例に基づくマイ
クロストリップ・アンテナ・エレメント10を示す。マ
イクロストリップ・アンテナ・エレメント10は、1つ
の誘電体12、1つのマイクロストリップ・ラジエータ
・パッチ14、2つのラジエータ用フィードライン1
6,18、1つのインピーダンス整合フィードライン
(Impedance matching feedline )20及び2つのダイ
オード22,24を有しており、これらは図1に示すよ
うにそれぞれ接続されている。誘電体12の材料は2.
55の比誘電率(εR) 及び2.5mmの厚さを備えた
フッ素樹脂(Fluoroplastic )であることが好ましい。
パッチ14及びフィードライン16,18,20に使用
するマイクロストリップ導体材料としては銅が好まし
く、ダイオード22,24はPINダイオードであるこ
とが好ましい。
【0018】当該技術分野における周知の原理に基づ
き、マイクロストリップ・パッチ14は電磁無線周波数
(RF)信号エネルギーを伝搬(例えば、放射または送
信、及び受信)する。例えば、送信の際、パッチ14は
RF信号を電磁エネルギーへ変換し、かつ同電磁エネル
ギーを放射すべくラジエータ用フィードライン16,1
8及び整合フィードライン20を通じてRF信号の入力
を受ける。受信の際、パッチ14は電磁エネルギーを受
信し、かつラジエータ用フィードライン16,18及び
整合フィードライン20を通じたRF信号の伝導を実施
すべく同電磁エネルギーを電気的RF信号に変換する。
パッチ14は右回転又は左回転の楕円偏波をともなう電
磁RFエネルギーを選択的に伝搬する。
【0019】マイクロストリップ・アンテナ・エレメン
ト10の二重楕円偏波には多数の利点がある。楕円偏波
及びその楕円の直交軸を用いることにより、マルチパス
条件(Multipath conditions)下でも最大の信号対雑音
条件(Signal-to-noise conditions)を維持できる。更
に、楕円偏波は室内での信号送受信に適する円偏波及び
室外での信号送受信に適する直線偏波の間の良好な折衷
をもたらす。更に、この選択的な信号の送受信偏波は、
アンテナ・アレイ内に使用した際に大きな利点を提供可
能である。
【0020】パッチ14は互いに対向する切断された一
対の角部C1,C2を備えたほぼ四角形をなすペリメー
タを形成している。しかし、実際のパッチ14は互いに
対向するほぼ直角の部分A1,A2を備えたほぼ六角形
をなしている。ほぼ直角の部分A1,A2はほぼ等しい
長さの隣接する複数の側部をそれぞれ有している。本発
明の一実施例に基づくマイクロストリップ・アンテナ・
エレメント10は、2未満の電圧定在波比(VSWR)
をともなう約2,390〜2,490メガヘルツ(MH
z)の作動周波数範囲を備えていることが好ましい。こ
の結果、パッチ14の側部の寸法D1,D2は周知のデ
ザイン技術(カーヴァー他参照)に基づいて半波長(λ
/2)より僅かに短い。更に同デザイン技術に基づい
て、ラジエータ用フィードライン16,18は、パッチ
14に対して第1のほぼ直角の部分A1に隣接する複数
の側部の中間点においてそれぞれ接続されている。従っ
て、これらの接続点に位置するラジエータ用フィードラ
イン16,18の中心線及びパッチ14の端縁の間の距
離は1/4波長(λ/4)より僅かに短い。この結果、
寸法D1,D2はそれぞれ約37mmとなり、寸法D
3,D4はそれぞれ約18.5mmとなる。また、切断
された角部C1及び角部C2の間の寸法D5は約44m
mとなる。
【0021】ダイオード22,24はそれぞれラジエー
タ用フィードライン16,18及びアンテナ・エレメン
ト10の接地導体面26の間において短絡接続(Shunt-
connected )されている。第1のダイオード22の陽極
は、第1のラジエータ用フィードライン16及び整合フ
ィードライン20の接合点21から線の長さL2だけ離
間した位置であって、かつパッチ14から線の長さL3
だけ離間した位置において第1のラジエータ用フィード
ライン16に対して接続されている。第2のダイオード
24の陽極は短絡スタブ(Shunt stub)18aの端部に
対して接続されており、同短絡スタブ18aは線の長さ
L4を有している。短絡スタブ18aは第2のラジエー
タ用フィードライン18の主要部分18bに対して点1
9において接続されている。点19はフィードライン接
合点21から線の長さL5だけ離間し、かつパッチ14
から線の長さL6だけ離間している。以下に更に詳述す
るように、本発明の一実施例に基づく線の長さパラメー
タL2、L4及びL5は1/4波長(λ/4)の長さを
有している。これによりパッチ14は二重偏波とともに
RF信号を選択的に送信することが可能となる。更に、
本発明の一実施例に基づいて、線の長さパラメータL
3,L6はそれぞれ任意の長さ(例:1/4波長(λ/
4))を有する。これはラジエータ用フィードライン1
6,18を介したRF信号の伝導を行うべくパッチ14
による二重偏波をともなうRF信号の受信を可能にす
る。
【0022】送信の際、整合フィードライン20はRF
信号を受け、かつ同RF信号を信号源(以下に詳述)か
らラジエータ用フィードライン16,18に向けて伝導
する。整合フィードライン20は1/4波長(λ/4)
の線の長さL1を有している。周知のデザイン技術に基
づいて、ラジエータ用フィードライン16,18のイン
ピーダンスはそれぞれ約120オーム(Ω)である。整
合フィードライン20はラジエータ用フィードライン1
6,18のインピーダンス及びシステム・インピーダン
ス(一般的に50オーム)の中間のインピーダンスを有
し、かつ1/4波長インピーダンス変成器として機能し
ている。従って、整合フィードライン20のインピーダ
ンスは約86オームである。
【0023】整合フィードライン20は接点28(以下
に詳述)を介して“制御信号”(前記のRF信号ととも
に)を受け取る。“制御信号”は相反する極性(接地導
体面26等の回路接地導体に対して)を備えた直流電圧
からなる。正の場合、この直流電圧はダイオード22,
24に対して順方向バイアスを供給し、かつ同ダイオー
ド22,24に対して伝導性を付与する。これはダイオ
ード22,24がラジエータ用フィードライン16,1
8に対してそれぞれ接続されている点30,32におい
て接地導体面26に対する非常に低いインピーダンス
(≪120Ω)接続(実質的な短絡回路)を形成する。
周知の伝送線路理論に基づき、点30,32における実
質的な“接地”(≒0Ω)により、第1のラジエータ用
フィードライン16及び短絡スタブ18aは、フィード
ライン接合点21及びスタブ接続点19のそれぞれにお
いて非常に高いインピーダンス(≫120Ω)を示す
(または反映する)。従って、右回転をなす楕円偏波を
ともなう放射を実施すべく、入力RF信号は第2のラジ
エータ用フィードライン18を通じてパッチ14に向け
て伝導される。
【0024】逆に、“制御信号”の直流電圧が負の場
合、ダイオード22,24には逆バイアスが加わり、同
ダイオード22,24は遮断される。この結果、ダイオ
ード22,24及びラジエータ伝送線16,18のそれ
ぞれの接続点30,32において、接地導体面26に対
する非常に高いインピーダンス(≫120Ω)接続が形
成される。周知の伝送線路理論に基づいて、点30,3
2における実質的な“開回路”(≒∞Ω)により、第2
のラジエータ用フィードライン18はフィードライン接
合点21における非常に高いインピーダンス(≫120
Ω)を示し(反映する)、第1のラジエータ用フィード
ライン16は左回転をなす楕円偏波をともなう放射を実
施すべくRF信号をパッチ14に対して伝導することに
なる。
【0025】受信の際、マイクロストリップ・アンテナ
・エレメント10、より詳細にはラジエータ用フィード
ライン16,18、ダイオード22,24及び整合フィ
ードライン20の組み合わせは前記の記述に基づいて機
能する。より詳細には、ラジエータ用フィードライン1
6,18のそれぞれの1/4波長の長さL3,L6は、
受信したRF信号の伝導に関して前記の選択的方向性
(Selective directivity )を提供する。例えば、ダイ
オード22,24に順方向バイアスが加わった際、第2
のラジエータ用フィードライン18は受信したRF信号
(右回転をなす楕円偏波を有する)をパッチ14から伝
導する。ダイオード22,24に逆方向バイアスが加わ
った際、第1のラジエータ用フィードライン16は受信
したRF信号(左回転をなす楕円偏波を有する)を伝導
する。
【0026】図1に示すマイクロストリップ・アンテナ
・エレメント10はアンテナ部品14,16,18,2
0を腐食等の損傷から保護すべくラッカーまたはプラス
チックからなる保護膜によって被覆されていることが好
ましい。更に、同保護膜は電圧定在波比(VSWR)を
僅かに増加することによりアンテナ10の作動帯域幅を
広げ、これによりアンテナ10を僅かに“離調”させ
る。本発明の一実施例に基づくマイクロストリップ・ア
ンテナ・エレメント10の場合、保護膜は約30〜50
マイクロメートルの厚さ及び約2の比誘電率(εR
2)を備えたラッカーである。これは作動搬送周波数を
約60MHzだけ減少させ、かつ電圧定在波比を約2.
0:1.0まで増加させる。
【0027】図2を参照することにより、整合フィード
ライン20及び本システムの残り部分の間のインターフ
ェースが更に明確になる。本発明の一実施例に基づき、
同軸ケーブル34は、アンテナ・エレメント10及び本
システムの残りの部分の間のインターフェースを提供し
ている。中心導体36は誘電体12を貫通して突出して
おり、前記のRF信号接点28を提供している(例え
ば、ハンダ付けにより中心導体36を整合フィードライ
ン20に対して結合することにより)。同軸ケーブル3
4のシールド38は、アンテナ・エレメント10の接地
導体面26に対して結合されている(例えば、ハンダ付
けによる結合)。
【0028】図3を参照することにより、“制御信号”
に基づくマイクロストリップ・アンテナ・エレメント1
0の作動が更に明確になる。前記のように、パッチ14
はアンテナとして機能している。パッチ14はラジエー
タ用フィードライン16,18からRF信号を受ける
か、または同ラジエータ用フィードライン16,18に
対してRF信号を伝送する。この例において、ラジエー
タ用フィードライン16,18はスイッチを備えた切換
え信号路(Switched signal paths )として示されてい
る。スイッチは、ダイオード22,24に対するバイア
スがオン及びオフされた際におけるラジエータ用フィー
ドライン16,18のRF伝導性に関する前記の状態を
示す。この例の場合、ダイオード22,24に対して順
方向バイアスが加えられており、これにより第1のラジ
エータ用フィードライン16は“開放”(即ち、RF信
号に対する導電性を備えていない状態)され、第2のラ
ジエータ用フィードライン18は“閉鎖”(即ち、RF
信号に対する導電性を備えた状態)されている。前記の
ように、ラジエータ用フィードライン16,18は整合
フィードライン20への信号の伝導及び整合フィードラ
イン20からの信号の伝導を行う。整合フィードライン
20は同軸ケーブル34を介した本システムの残りの部
分へのRF信号の伝導、及び同軸ケーブル34を介した
本システムの残りの部分からのRF信号の伝導を行う。
本実施例において、RFトランシーバ100をシステム
の残りの部分として説明するが、同システムの残りの部
分はRFトランシーバ100に限定されるものではな
い。RFトランシーバ100はRF信号源40、増幅器
42,44及びサーキュレータ46を有している。送信
の際、RF信号源40は増幅器42によって緩衝され、
かつサーキュレータ46を介して同軸ケーブル34に向
けて伝導される信号を形成する。受信の際、アンテナ1
4からフィードライン16/18,20及び同軸ケーブ
ル34を通じて伝導された信号はサーキュレータ46を
介して緩衝増幅器44へ入力される。
【0029】RF信号源40からの制御信号は同軸ケー
ブル34の中心導体36に対して伝導される。限流抵抗
器Rはダイオード22,24に対して順方向バイアスが
加えられた際に、電流を制限するために使用される
(例:約8〜10ミリアンペアまで制限)。更に、直流
電流はシステムのRF部分(RFportion )との干渉ま
たは同システムのRF部分の装荷を避けるべくRFチョ
ーク(RF choke)などの高インピーダンス・エレメント
50内を通って送られる。正の直流電圧が加えられた際
(図3参照)、第1のラジエータ用フィードライン16
はRF信号に対する導電性を有さないが、第2のラジエ
ータ用フィードライン18はRF信号に対する導電性を
有する。負の直流電圧が加えられた際、第1のラジエー
タ用フィードライン16はRF信号に対する導電性を有
するが、第2のラジエータ用フィードライン18はRF
信号に対する導電性を有さない。
【0030】図4に示すように、それぞれがワイヤレス
・コンピュータ通信ネットワーク202内のノード(No
de)を形成するコンピュータ200a〜200nからな
るグループに対して、マイクロストリップ・アンテナ・
エレメント10(図1参照)を各コンピュータ200a
〜200nに組み込んだ際に、同マイクロストリップ・
アンテナ・エレメント10は効果を発揮する。前記のよ
うに、アンテナ・エレメント10によって送受信される
電磁RF信号204は、相互接続ケーブル34を通じて
RFトランシーバ100aからアンテナ・エレメント1
0に向けて伝導されるか、または同アンテナ・エレメン
ト10から相互接続ケーブル34を通じてRFトランシ
ーバ100aに向けて伝導される。電磁RF信号204
を介して送受信されるデータは、コンピュータ200a
内の中央演算処理装置(CPU)210及びRFトラン
シーバ100aの間において伝送される。尚、周知の多
数のデータ・インターフェースのうちのいづれかをCP
U210及びトランシーバ100aの間のインターフェ
ース212に使用可能である。更に、アンテナ10によ
る電磁RF信号204の伝搬を実施すべく、多数の周知
の技術のうちのいづれかをトランシーバ100a内のデ
ータの変調及び復調に使用可能である。
【0031】本発明を実施する際に、ここに開示した本
発明の実施例に代わる数々の別例を使用可能である。例
えば、直流入力端部に位置するバイパス・コンデンサー
を備えた1/4波長伝送線などの高インピーダンス(R
Fにおける)直流接続を制御信号40に使用可能であ
る。更に、同軸ケーブルまたは導波管など各種の伝送線
を伝送線16,18,20として使用できる。
【0032】以上詳述したように、本発明に基づくマイ
クロストリップ・アンテナ・エレメントは二重偏波をと
もなう電磁波の送受信に1つのラジエータ・パッチを使
用するだけであり、2つのラジエータ・パッチを使用す
るマイクロストリップ・アンテナ・エレメントと比べて
小型化が可能であり、空間的制限を緩和することができ
る。また、本発明に基づくマイクロストリップ・アンテ
ナ・エレメントは、ラジエータ・パッチに対する入力を
実施する際に1つの入力信号を2つの信号に分離する必
要がないため、従来のマイクロストリップ・アンテナ・
エレメントにみられるような位相器の使用による無線周
波数出力損失を低減することができる。また、本発明に
基づくマイクロストリップ・アンテナ・エレメントは楕
円偏波及びその楕円の直交軸を用いることによりマルチ
パス条件下でも最大の信号対雑音条件を維持可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
空間的な制限を緩和可能であり、作動帯域幅が限定され
ないうえ、無線周波数出力損失を低減が可能となるとと
もに、マルチパス条件下でも最大の信号対雑音条件を維
持できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロストリップ・アンテナ・エレ
メントの平面図。
【図2】図1の2−2線に沿った拡大断面図。
【図3】図1のアンテナ・エレメントの使用例を示す回
路図。
【図4】ワイヤレス・コンピュータ通信ネットワークの
ブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコライ コンスタンチノーヴィッチ カ ザエフ ロシア国 ピー/アイ 171280 テバー リージョン コナコホ ビルディング 3 エー フラット 65 (72)発明者 ヴァレリー ペトロヴィッチ コプリチェ ンコ ロシア国 ピー/アイ 103617 モスコウ ケー−617 ビルディング 1448 フラ ット 185 (72)発明者 アレクサンダー ウラジミーロビッチェ ガリチスキー ロシア国 ピー/アイ 103460 モスコウ ケー−460 ビルディング 1203 フラ ット 162

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線周波数信号を送受信すべく接地導体
    面上に位置する誘電体上に配置された二重偏波マイクロ
    ストリップ・アンテナ・エレメントを有する装置であっ
    て、前記二重偏波マイクロストリップ・アンテナ・エレ
    メントは、 作動周波数において第1の偏波及び第2の偏波を有する
    電磁無線周波数信号エネルギーを伝搬するマイクロスト
    リップ・パッチと、 前記第1の偏波における伝搬を実施すべく第1の制御信
    号を受信し、かつ同第1の制御信号に従ってマイクロス
    トリップ・パッチへ第1の無線周波数信号の伝導を行
    い、さらには同マイクロストリップ・パッチからの第1
    の無線周波数信号が伝導されるために、マイクロストリ
    ップ・パッチに対して接続された第1のフィードライン
    組立体と、 第2の偏波における伝搬を実施すべく第2の制御信号を
    受信し、かつ同第2の制御信号に基づいてマイクロスト
    リップ・パッチへ第2の無線周波数信号の伝導を行い、
    さらには同マイクロストリップ・パッチからの第2の無
    線周波数信号が伝導されるために、前記マイクロストリ
    ップ・パッチに対して接続された第2のフィードライン
    組立体と、 前記第1のフィードライン組立体及び第2のフィードラ
    イン組立体へ第1の無線周波数信号及び第2の無線周波
    数信号をそれぞれ伝導し、さらには同第1のフィードラ
    イン組立体及び第2のフィードライン組立体からの第1
    の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号がそれぞれ
    伝導されるために、前記第1のフィードライン組立体及
    び第2のフィードライン組立体に対して接続された第3
    のフィードラインとを備えていることを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 前記マイクロストリップ・パッチはほぼ
    六角形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 前記マイクロストリップ・パッチの六角
    形は、互いに対向する切断された一対の角部を備えたほ
    ぼ正方形をなすペリメータを形成していることを特徴と
    する請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロストリップ・パッチの六角
    形は、ほぼ同一の長さを備えた隣接する複数の側部をそ
    れぞれともなう互いに対向する第1のほぼ直角の部分及
    び第2のほぼ直角の部分を有していることを特徴とする
    請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のフィードライン組立体及び第
    2のフィードライン組立体は、前記第1のほぼ直角の部
    分に隣接する複数の側部のそれぞれにおいて前記マイク
    ロストリップ・パッチに対して接続されていることを特
    徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のフィードライン組立体は、 第1の無線周波数信号を伝導する伝送線と、 第1の制御信号に基づいて接地導体面に対して前記伝送
    線の一部を実質的に短絡すべく同伝送線に接続された短
    絡エレメントとを有していることを特徴とする請求項1
    に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記伝送線はマイクロストリップ伝送線
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記短絡エレメントはダイオードを含む
    ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記短絡エレメントは前記作動周波数に
    おけるほぼ1/4波長ユニットの奇数倍に相当する線の
    長さだけ第3のフィードラインから離間した位置におい
    て接続されていることを特徴とする請求項6に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 前記短絡エレメントはマイクロストリ
    ップ・パッチから任意の線の長さだけ離間した位置にお
    いて接続されていることを特徴とする請求項6に記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 前記短絡エレメントは前記作動周波数
    におけるほぼ1/4波長ユニットの奇数倍に相当する線
    の長さだけマイクロストリップ・パッチから離間した位
    置において接続されていることを特徴とする請求項6に
    記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記第3のフィードラインは第1の伝
    送線を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の伝送線は前記作動周波数に
    おけるほぼ1/4波長ユニットの奇数倍に相当する線の
    長さを有していることを特徴とする請求項12に記載の
    装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の伝送線は第1のインピーダ
    ンスを有し、第1のフィードライン組立体及び第2のフ
    ィードライン組立体は第2のインピーダンスを備えた第
    2の伝送線及び第3の伝送線をそれぞれ有していること
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の制御信号及び第2の制御信
    号は、互いに相反する極性をそれぞれ備えた第1の直流
    電圧及び第2の直流電圧をそれぞれ有していることを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記二重偏波マイクロストリップ・ア
    ンテナ・エレメントに対して接続された無線周波数信号
    源を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  17. 【請求項17】 前記無線周波数信号源は、無線周波数
    信号をマイクロストリップ・パッチを介して送受信すべ
    く無線周波数トランシーバーを有していることを特徴と
    する請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記無線周波数トランシーバー及び二
    重偏波マイクロストリップ・アンテナ・エレメントを備
    えたコンピュータを更に有していることを特徴とする請
    求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記コンピュータはワイヤレス・コン
    ピュータ通信ネットワーク内においてノードを形成して
    いることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 無線周波数信号を送受信すべく接地導
    体面上に位置する誘電体上に配置された二重偏波マイク
    ロストリップ・アンテナ・エレメントを含む装置を製造
    する方法であって、 作動周波数に第1の偏波及び第2の偏波を有する電磁無
    線周波数信号エネルギーを伝搬するマイクロストリップ
    ・パッチを形成する工程と、 第1の偏波における伝搬を実施すべく第1の制御信号を
    受信し、かつ同第1の制御信号に基づいてマイクロスト
    リップ・パッチへ第1の無線周波数信号の伝導を行い、
    さらには同マイクロストリップ・パッチから第1の無線
    周波数信号の伝導を行うために、前記マイクロストリッ
    プ・パッチに対して接続された第1のフィードライン組
    立体を形成する工程と、 第2の偏波における伝搬を実施すべく第2の制御信号を
    受信し、かつ同第2の制御信号に基づいてマイクロスト
    リップ・パッチへ第2の無線周波数信号の伝導を行い、
    さらには同マイクロストリップ・パッチから第2の無線
    周波数信号の伝導を行うために、前記マイクロストリッ
    プ・パッチに対して接続された第2のフィードライン組
    立体を形成する工程と、 前記第1のフィードライン組立体及び第2のフィードラ
    イン組立体へ第1の無線周波数信号及び第2の無線周波
    数信号をそれぞれ伝導し、さらには同第1のフィードラ
    イン組立体及び第2のフィードライン組立体から第1の
    無線周波数信号及び第2の無線周波数信号をそれぞれ伝
    導するために、前記第1のフィードライン組立体及び第
    2のフィードライン組立体に対して接続された第3のフ
    ィードラインを形成する工程とを備えていることを特徴
    とする方法。
  21. 【請求項21】 前記マイクロストリップ・パッチを形
    成する工程は、ほぼ六角形をなすマイクロストリップ・
    パッチを形成することを含むことを特徴とする請求項2
    0に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記マイクロストリップ・パッチを形
    成する工程は、互いに対向する切断された一対の角部を
    備えたほぼ正方形をなすペリメータを形成するほぼ六角
    形のマイクロストリップ・パッチを形成することを含む
    ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記マイクロストリップ・パッチを形
    成する工程は、ほぼ同一の長さを備えた隣接する複数の
    側部をそれぞれともなう互いに対向する第1のほぼ直角
    の部分及び第2のほぼ直角の部分を有するほぼ六角形を
    なすマイクロストリップ・パッチを形成することを含む
    ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記マイクロストリップ・パッチに対
    して接続された第1のフィードライン組立体及び第2の
    フィードライン組立体を形成する工程は、前記第1のほ
    ぼ直角の部分に隣接する複数の側部のそれぞれにおいて
    マイクロストリップ・パッチに対して接続された第1の
    フィードライン組立体及び第2のフィードライン組立体
    を形成することを含むことを特徴とする請求項23に記
    載の方法。
  25. 【請求項25】 マイクロストリップ・パッチに対して
    接続された第1のフィードライン組立体を形成する工程
    は、 前記第1の無線周波数信号を伝導する伝送線を形成する
    ことと、 前記第1の制御信号に基づいて接地導体面に対して前記
    伝送線の一部を実質的に短絡すべく同伝送線に接続され
    た短絡エレメントを形成することとを含むことを特徴と
    する請求項20に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記伝送線を形成する工程はマイクロ
    ストリップ伝送線を形成することを含むことを特徴とす
    る請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記短絡エレメントを形成する工程は
    ダイオードを形成することを含むことを特徴とする請求
    項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記短絡エレメントを形成する工程
    は、前記作動周波数におけるほぼ1/4波長ユニットの
    奇数倍に相当する線の長さだけ第3のフィードラインか
    ら離間した位置において接続された短絡エレメントを形
    成することを含むことを特徴とする請求項25に記載の
    方法。
  29. 【請求項29】 前記短絡エレメントを形成する工程
    は、マイクロストリップ・パッチから任意の線の長さだ
    け離間した位置において接続された短絡エレメントを形
    成することを含むことを特徴とする請求項25に記載の
    方法。
  30. 【請求項30】 前記短絡エレメントを形成する工程
    は、前記作動周波数におけるほぼ1/4波長ユニットの
    奇数倍に相当する線の長さだけマイクロストリップ・パ
    ッチから離間した位置において接続された短絡エレメン
    トを形成することを含むことを特徴とする請求項25に
    記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記第3のフィードラインを形成する
    工程は、第1の伝送線を形成することを含むことを特徴
    とする請求項20に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記第3のフィードラインを形成する
    工程は、前記作動周波数におけるほぼ1/4波長ユニッ
    トの奇数倍に相当する線の長さを有する第1の伝送線を
    形成することを含むことを特徴とする請求項31に記載
    の方法。
  33. 【請求項33】 前記第3のフィードラインを形成する
    工程は、第1のインピーダンスを有する第1の伝送線を
    形成することを含むことと、 前記第1のフィードライン組立体を形成する工程は、第
    2のインピーダンスを備えた第2の伝送線を形成するこ
    とを含むことと、 前記第2のフィードライン組立体を形成する工程は、第
    2のインピーダンスを備えた第3の伝送線を形成するこ
    とを含むこととを特徴とする請求項31に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記第1の偏波及び第2の偏波におい
    て第1の制御信号及び第2の制御信号をそれぞれ受信
    し、かつ同第1の制御信号及び第2の制御信号に基づい
    てマイクロストリップ・パッチから第1の無線周波数信
    号及び第2の無線周波数信号の伝導をそれぞれ行い、さ
    らには同マイクロストリップ・パッチへ第1の無線周波
    数信号及び第2の無線周波数信号の伝導をそれぞれ行う
    第1のフィードライン組立体及び第2のフィードライン
    組立体をそれぞれ形成する両工程は、前記第1の偏波及
    び第2の偏波において互いに相反する極性を備えた第1
    の直流電圧及び第2の直流電圧をそれぞれ受取り、かつ
    同第1の直流電圧及び第2の直流電圧にそれぞれ基づい
    てマイクロストリップ・パッチから第1の無線周波数信
    号及び第2の無線周波数信号の伝導をそれぞれ行い、さ
    らには同マイクロストリップ・パッチへ第1の無線周波
    数信号及び第2の無線周波数信号の伝導をそれぞれに行
    う第1のフィードライン組立体及び第2のフィードライ
    ン組立体をそれぞれにおいて形成することを含むことを
    特徴とする請求項20に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記二重偏波マイクロストリップ・ア
    ンテナ・エレメントに対して接続された無線周波数信号
    源を形成する工程を更に含むことを特徴とする請求項2
    0に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記無線周波数信号源を形成する工程
    は、無線周波数信号をマイクロストリップ・パッチを介
    して送受信すべく無線周波数信号トランシーバーを形成
    することを含むことを特徴とする請求項35に記載の方
    法。
  37. 【請求項37】 無線周波数トランシーバー及び二重偏
    波マイクロストリップ・アンテナ・エレメントを備えた
    コンピュータを形成する工程を更に有することを特徴と
    する請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記無線周波数トランシーバー及び二
    重偏波マイクロストリップ・アンテナ・エレメントを備
    えたコンピュータを形成する工程は、ワイヤレス・コン
    ピュータ通信ネットワークにおけるノードとして前記コ
    ンピュータを形成することを含むことを特徴とする請求
    項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 接地導体面上に位置する誘電体上に配
    置された二重偏波マイクロストリップ・アンテナ・エレ
    メントを含む装置を使用して無線周波数信号を送受信す
    る方法であって、 作動周波数に第1の偏波及び第2の偏波を有する電磁無
    線周波数信号エネルギーをマイクロストリップ・パッチ
    を介して伝搬する工程と、 第1の制御信号を受信し、かつ同第1の制御信号に基づ
    いて前記第1の偏波における伝搬を実施すべく第1のフ
    ィードライン組立体を介してマイクロストリップ・パッ
    チへ第1の無線周波数信号の伝導を行い、さらには同第
    1のフィードライン組立体を介してマイクロストリップ
    ・パッチから第1の無線周波数信号の伝導を行う工程
    と、 第2の制御信号を受信し、かつ同第2の制御信号に基づ
    いて前記第2の偏波における伝搬を実施すべく第2のフ
    ィードライン組立体を介してマイクロストリップ・パッ
    チへ第2の無線周波数信号の伝導を行い、さらには同第
    2のフィードライン組立体を介してマイクロストリップ
    ・パッチから第2の無線周波数信号の伝導を行う工程
    と、 第3のフィードラインを介して前記第1のフィードライ
    ン組立体及び第2のフィードライン組立体へ第1の無線
    周波数信号及び第2の無線周波数信号のそれぞれの伝導
    を行い、さらには同第3のフィードラインを介して第1
    のフィードライン組立体及び第2のフィードライン組立
    体から第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号
    の伝導をそれぞれ行う工程とを備えていることを特徴と
    する方法。
  40. 【請求項40】 前記作動周波数に第1の偏波及び第2
    の偏波を有する電磁無線周波数信号エネルギーをマイク
    ロストリップ・パッチを介して伝搬する工程は、ほぼ六
    角形をなすマイクロストリップ・パッチを介して電磁無
    線周波数信号エネルギーを伝搬することを含むことを特
    徴とする請求項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記作動周波数に第1の偏波及び第2
    の偏波を有する電磁無線周波数信号エネルギーをマイク
    ロストリップ・パッチを介して伝搬する工程は、互いに
    対向する切断された一対の角部を備えたほぼ正方形をな
    すペリメータを形成するほぼ六角形のマイクロストリッ
    プ・パッチを介して電磁無線周波数信号エネルギーを伝
    搬することを含むことを特徴とする請求項40に記載の
    方法。
  42. 【請求項42】 前記作動周波数に第1の偏波及び第2
    の偏波を有する電磁無線周波数信号エネルギーをマイク
    ロストリップ・パッチを介して伝搬する工程は、ほぼ同
    一の長さを備えた隣接する複数の側部をそれぞれともな
    う互いに対向する第1のほぼ直角の部分及び第2のほぼ
    直角の部分を有するほぼ六角形をなすマイクロストリッ
    プ・パッチを介して前記電磁無線周波数信号エネルギー
    を伝搬することを含むことを特徴とする請求項40に記
    載の方法。
  43. 【請求項43】 前記第1の偏波及び第2の偏波におけ
    る伝搬を実施すべく第1の制御信号及び第2の制御信号
    をそれぞれ受信し、かつ同第1の制御信号及び第2の制
    御信号に基づいて第1のフィードライン組立体及び第2
    のフィードライン組立体を介してマイクロストリップ・
    パッチから第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数
    信号の伝導をそれぞれ行い、さらには同第1のフィード
    ライン組立体及び第2のフィードライン組立体を介して
    マイクロストリップ・パッチへ第1の無線周波数信号及
    び第2の無線周波数信号の伝導をそれぞれに行う両工程
    は、前記第1のほぼ直角の部分に隣接する複数の側部に
    おいてマイクロストリップ・パッチに対してそれぞれ接
    続された第1のフィードライン組立体及び第2のフィー
    ドライン組立体を介してマイクロストリップ・パッチへ
    第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導
    をそれぞれ行い、さらには同第1のフィードライン組立
    体及び第2のフィードライン組立体を介してマイクロス
    トリップ・パッチから第1の無線周波数信号及び第2の
    無線周波数信号の伝導をそれぞれ行うことを含むことを
    特徴とする請求項42に記載の方法。
  44. 【請求項44】 前記第1の偏波における伝搬を実施す
    べく、前記第1の制御信号を受信し、かつ同第1の制御
    信号に基づいて第1のフィードライン組立体を介してマ
    イクロストリップ・パッチへ第1の無線周波数信号の伝
    導を行い、さらには同第1のフィードライン組立体を介
    してマイクロストリップ・パッチから第1の無線周波数
    信号の伝導を行う工程は、伝送線を通じて第1の無線周
    波数信号を伝導し、かつ同第1の制御信号に基づいて接
    地導体面に対して前記伝送線の一部を実質的に短絡する
    ことを含むことを特徴とする請求項39に記載の方法。
  45. 【請求項45】 前記第1の無線周波数信号を伝送線を
    介して伝導する工程は、マイクロストリップ伝送線を介
    して第1の無線周波数信号を伝導することを含むことを
    特徴とする請求項44に記載の方法。
  46. 【請求項46】 前記第1の制御信号に基づいて伝送線
    の一部を接地導体面に対して実質的に短絡させる工程
    は、前記伝送線の一部をダイオードを介して接地導体面
    に対して実質的に短絡させることを含むことを特徴とす
    る請求項44に記載の方法。
  47. 【請求項47】 前記伝送線の一部を第1の制御信号に
    基づいて接地導体面に対して実質的に短絡させる工程
    は、前記作動周波数におけるほぼ1/4波長ユニットの
    奇数倍に相当する線の長さだけ第3のフィードラインか
    ら離間した位置において接続された短絡エレメントを介
    して、伝送線の一部を接地導体面に対して実質的に短絡
    させることを含むことを特徴とする請求項44に記載の
    方法。
  48. 【請求項48】 前記伝送線の一部を第1の制御信号に
    基づいて接地導体面に対して実質的に短絡させる工程
    は、マイクロストリップ・パッチから任意の線の長さだ
    け離間した位置において接続された短絡エレメントを介
    して、伝送線の一部を接地導体面に対して実質的に短絡
    させることを含むことを特徴とする請求項44に記載の
    方法。
  49. 【請求項49】 前記伝送線の一部を第1の制御信号に
    基づいて接地導体面に対して実質的に短絡させる工程
    は、前記作動周波数におけるほぼ1/4波長ユニットの
    奇数倍に相当する線の長さだけマイクロストリップ・パ
    ッチから離間した位置において接続された短絡エレメン
    トを介して、伝送線の一部を接地導体面に対して実質的
    に短絡させることを含むことを特徴とする請求項44に
    記載の方法。
  50. 【請求項50】 第3のフィードラインを介して第1の
    フィードライン組立体及び第2のフィードライン組立体
    へ第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝
    導をそれぞれ行い、さらには同第3のフィードラインを
    介して第1のフィードライン組立体及び第2のフィード
    ライン組立体から第1の無線周波数信号及び第2の無線
    周波数信号の伝導をそれぞれ行う工程は、第1の伝送線
    を介して第1のフィードライン組立体及び第2のフィー
    ドライン組立体へ第1の無線周波数信号及び第2の無線
    周波数信号の伝導をそれぞれ行い、さらには同第1の伝
    送線を介して第1のフィードライン組立体及び第2のフ
    ィードライン組立体から第1の無線周波数信号及び第2
    の無線周波数信号の伝導をそれぞれ行うことを含むこと
    を特徴とする請求項39に記載の方法。
  51. 【請求項51】 前記第3のフィードラインを介して第
    1のフィードライン組立体及び第2のフィードライン組
    立体へ第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号
    の伝導をそれぞれ行い、さらには同第3のフィードライ
    ンを介して第1のフィードライン組立体及び第2のフィ
    ードライン組立体から第1の無線周波数信号及び第2の
    無線周波数信号の伝導をそれぞれ行う工程は、作動周波
    数におけるほぼ1/4波長ユニットの奇数倍に相当する
    線の長さを備えた第1の伝送線を介して第1のフィード
    ライン組立体及び第2のフィードライン組立体へ第1の
    無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導をそれ
    ぞれ行い、さらには同第1の伝送線を介して第1のフィ
    ードライン組立体及び第2のフィードライン組立体から
    第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導
    をそれぞれ行うことを含むことを特徴とする請求項50
    に記載の方法。
  52. 【請求項52】 前記第1の伝送線を介して第1のフィ
    ードライン組立体及び第2のフィードライン組立体へ第
    1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導を
    それぞれ行い、さらには同第1の伝送線を介して第1の
    フィードライン組立体及び第2のフィードライン組立体
    から第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の
    伝導をそれぞれ行う工程は、第1のインピーダンスを有
    する第1の伝送線を介して第1のフィードライン組立体
    及び第2のフィードライン組立体へ第1の無線周波数信
    号及び第2の無線周波数信号の伝導をそれぞれ行い、さ
    らには同第1の伝送線を介して第1のフィードライン組
    立体及び第2のフィードライン組立体から第1の無線周
    波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導を行うことを
    含むことと、 前記第1の偏波及び第2の偏波における伝搬をそれぞれ
    実施すべく、前記第1の制御信号及び第2の制御信号を
    それぞれ受信し、かつ同第1の制御信号及び第2の制御
    信号にそれぞれ基づいて第1のフィードライン組立体及
    び第2のフィードライン組立体をそれぞれ介して前記マ
    イクロストリップ・パッチへ第1の無線周波数信号及び
    第2の無線周波数信号の伝導を行い、さらには同第1の
    フィードライン組立体及び第2のフィードライン組立体
    をそれぞれ介してマイクロストリップ・パッチから第1
    の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導をそ
    れぞれ行う両工程は、それぞれ第2のインピーダンスを
    それぞれに有する第2の伝送線及び第3の伝送線を介し
    て第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝
    導をそれぞれ行うことを含むこととを特徴とする請求項
    50に記載の方法。
  53. 【請求項53】 前記第1の偏波及び第2の偏波におけ
    る伝搬をそれぞれ実施すべく、前記第1の制御信号及び
    第2の制御信号をそれぞれ受信し、かつ同第1の制御信
    号及び第2の制御信号にそれぞれ基づいて第1のフィー
    ドライン組立体及び第2のフィードライン組立体をそれ
    ぞれ介して前記マイクロストリップ・パッチへ第1の無
    線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導を行い、
    さらには同第1のフィードライン組立体及び第2のフィ
    ードライン組立体をそれぞれ介してマイクロストリップ
    ・パッチから第1の無線周波数信号及び第2の無線周波
    数信号の伝導をそれぞれ行う両工程は、互いに相反する
    極性をそれぞれに備えた第1の直流電圧及び第2の直流
    電圧をそれぞれ受取り、かつ同第1の直流電圧及び第2
    の直流電圧にそれぞれ基づいて第1の偏波及び第2の偏
    波においてマイクロストリップ・パッチへ第1の無線周
    波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導をそれぞれ行
    い、さらには同マイクロストリップ・パッチから第1の
    無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導をそれ
    ぞれ行うことを含むことを特徴とする請求項39に記載
    の方法。
  54. 【請求項54】 前記第3のフィードラインを介して無
    線周波数信号源から第1の無線周波数信号及び第2の無
    線周波数信号の伝導を行い、さらには同第3のフィード
    ラインを介して無線周波数信号源へ第1の無線周波数信
    号及び第2の無線周波数信号の伝導を行う工程を更に含
    むことを特徴とする請求項39に記載の方法。
  55. 【請求項55】 前記第3のフィードラインを介して無
    線周波数信号源へ第1の無線周波数信号及び第2の無線
    周波数信号の伝導を行い、さらには同第3のフィードラ
    インを介して無線周波数信号源から第1の無線周波数信
    号及び第2の無線周波数信号の伝導を行う工程は、前記
    第3のフィードラインを介して無線周波数信号トランシ
    ーバーへ第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信
    号の伝導を行い、さらには同第3のフィードラインを介
    して無線周波数信号トランシーバーから第1の無線周波
    数信号及び第2の無線周波数信号の伝導を行うことを含
    むことを特徴とする請求項54に記載の方法。
  56. 【請求項56】 前記第3のフィードラインを介して無
    線周波数トランシーバーへ第1の無線周波数信号及び第
    2の無線周波数信号の伝導を行い、さらには同第3のフ
    ィードラインを介して無線周波数信号トランシーバーか
    ら第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝
    導を行う工程は、コンピュータ内において第3フィード
    ラインを介して無線周波数トランシーバーへ第1の無線
    周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導を行い、さ
    らには同第3フィードラインを介して無線周波数信号ト
    ランシーバーから第1の無線周波数信号及び第2の無線
    周波数信号の伝導を行うことを含むことを特徴とする請
    求項55に記載の方法。
  57. 【請求項57】 前記コンピュータ内において第3のフ
    ィードラインを介して無線周波数トランシーバーへ第1
    の無線周波数信号及び第2の無線周波数信号の伝導を行
    い、さらには同第3のフィードラインを介して無線周波
    数信号トランシーバーから第1の無線周波数信号及び第
    2の無線周波数信号の伝導を行う工程は、ワイヤレス・
    コンピュータ通信ネットワークのためのノードを形成す
    べくコンピュータ内において第3のフィードラインを介
    して無線周波数トランシーバーへ第1の無線周波数信号
    及び第2の無線周波数信号の伝導を行い、さらには同第
    3のフィードラインを介して無線周波数信号トランシー
    バーから第1の無線周波数信号及び第2の無線周波数信
    号の伝導を行うことを含むことを特徴とする請求項56
    に記載の方法。
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