JPH0845328A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0845328A
JPH0845328A JP17533394A JP17533394A JPH0845328A JP H0845328 A JPH0845328 A JP H0845328A JP 17533394 A JP17533394 A JP 17533394A JP 17533394 A JP17533394 A JP 17533394A JP H0845328 A JPH0845328 A JP H0845328A
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support
adhesive
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ceiling
cord
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JP17533394A
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English (en)
Inventor
Shinji Kodaira
真二 小平
Tadaaki Kaneko
直礼 金子
Atsushi Igarashi
敦 五十嵐
Atsuo Oyama
惇男 大山
Yasufumi Honno
康文 畚野
Kazuhiro Inoue
一廣 井上
Yutaka Nakayama
豊 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUMURAGUMI KK
TORI SETSUBI KEIKAKU KK
Toshiba Lighting and Technology Corp
Matsumura Gumi Corp
Original Assignee
MATSUMURAGUMI KK
TORI SETSUBI KEIKAKU KK
Toshiba Lighting and Technology Corp
Matsumura Gumi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持具31の天井構造物11への固定を容易に
し、支持具31の吊り部33に索条41を支持した状態での支
持具31の固定を可能とし、施工性を向上させる。 【構成】 天井材12の取付孔13の上方に臨み、天井構造
物11に支持具31の接着部32を接着剤によって接着固定す
る。支持具31の吊り部33で索条41を支持する。索条41の
端部を器具本体21の挿通孔25に挿通するとともに挿通孔
25に係合する係止具51で係止し、器具本体21を吊下げ支
持する。 【効果】 支持具31を天井構造物11に接着固定できるた
め、支持具31の吊り部33に索条41を支持した状態でも支
持具31の固定を行なえ、施工性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井構造物の下方に配
設された天井材の取付孔に器具本体が取り付けられる照
明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートスラブなどの天井構
造物の下方に配設された天井材の取付孔に器具本体が取
り付けられる照明器具においては、例えば特開平2−7
8104号公報または実開昭61−113324号公報
などに記載されている吊下げ構造が知られている。
【0003】すなわち、特開平2−78104号公報に
記載された照明器具は、天井構造物にアンカーを打設機
械などにより固定した後、このアンカーにワイヤの上端
を取り付けるとともに、ワイヤの下端を器具本体に取り
付ける吊下げ構造になっている。
【0004】また、実開昭61−113324号公報に
記載された照明器具は、天井構造物にアンカー(吊り金
具)をねじ込んで固定した後、このアンカーにワイヤの
中間部を引っ掛けて取り付けるとともに、ワイヤの両端
部を器具本体に取り付ける吊下げ構造になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の照明器
具の吊下げ構造では、アンカーを天井構造物に固定する
際、打設機械を用いてアンカーを天井構造物に打設した
り、アンカーを天井構造物にねじ込み作業しなければな
らず、施工性が悪い問題がある。
【0006】しかも、アンカーを天井構造物に固定した
後、そのアンカーに対してワイヤを取り付けなければな
らないため、アンカーの固定時とワイヤの取付時の2回
は、天井材より上方の高所に位置する天井構造物の所ま
で施工者が上り下りして作業する必要があり、施工性が
悪い問題がある。これは、ワイヤを取り付けた状態でア
ンカーを固定できれば、天井構造物の所までの施工者の
上り下りは1回ですむが、アンカーにワイヤが取り付け
られていると、アンカーの打設やねじ込み作業の障害に
なる不具合がある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、器具本体が天井構造物に固定した支持具に索条
を介して吊下げ支持される照明器具において、施工性を
向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、天井構造物の下方に配設された天井材の取付孔に取
り付けられ、上面に挿通孔が形成されるとともにランプ
および点灯装置を有する器具本体と、前記天井材の取付
孔の上方に臨む前記天井構造物に接着剤によって接着固
定される接着部、この接着部の下側に設けられた吊り部
とからなる支持具と、この支持具の吊り部に支持される
索条と、前記器具本体の挿通孔を挿通した前記索条の端
部を器具本体内で係止して器具本体を吊下げ支持する係
止具とを備えたものである。
【0009】請求項2記載の照明器具は、天井構造物の
下方に配設された天井材の取付孔に取り付けられ、上面
に一対の挿通孔が形成されるとともにランプおよび点灯
装置を有する照明器具と、前記天井材の取付孔の上方に
臨む前記天井構造物に接着剤によって接着固定される接
着部、この接着部の下側に設けられた吊り部とからなる
支持具と、この支持具の吊り部に中間部が支持される索
条と、前記器具本体の挿通孔を挿通して係止される前記
索条の端部のうちの一端部を器具本体内で係止して器具
本体を吊下げ支持する係止具とを備えたものである。
【0010】請求項3記載の照明器具は、天井構造物の
下方に配設された天井材の取付孔に取り付けられ、上面
に一対の挿通孔が形成されるとともにランプおよび点灯
装置を有する照明器具と、前記天井材の取付孔の上方に
臨む前記天井構造物に接着剤によって接着固定される接
着部、この接着部の下側に設けられた吊り部とからなる
支持具と、この支持具の吊り部に中間部が支持される索
条と、前記器具本体の各挿通孔を挿通した前記索条の両
端部をそれぞれ係止して器具本体を吊下げ支持する2つ
の係止具とを備え、これら2つの係止具のうち少なくと
も一方が前記索条の中間部方向への移動を可能とすると
ともに端部方向への移動を規制する規制手段を有するも
のである。
【0011】
【作用】請求項1記載の照明器具では、支持具の接着部
が天井構造物に接着剤によって固定される。この支持具
の吊り部に支持された索条の端部が器具本体の挿通孔を
挿通して器具本体内で係止具により係止され、器具本体
が吊下げ支持される。
【0012】請求項2記載の照明器具では、支持具の接
着部が天井構造物に接着剤によって固定される。この支
持具の吊り部に中間部が支持された索条の両端部が器具
本体の挿通孔を挿通して係止され、器具本体が吊下げ支
持される。索条の一端部は器具本体内で係止具により係
止される。
【0013】請求項3記載の照明器具では、支持具の接
着部が天井構造物に接着剤によって固定される。この支
持具の吊り部に中間部が支持された索条の両端部が器具
本体の各挿通孔を挿通して器具本体内で各係止具により
それぞれ係止され、器具本体が吊下げ支持される。しか
も、規制手段を有する係止具から索条を引下げることに
より、器具本体が上昇して天井材の取付孔に取り付けら
れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の構成を図1お
よび図2を参照して説明する。
【0015】図1は天井埋込形照明器具を示し、図中11
は天井構造物としてのコンクリートスラブで、このコン
クリートスラブ11の下方に所定間隔をあけて天井材12が
配設され、この天井材12には器具埋込み用の取付孔13が
開口形成されている。
【0016】21は天井埋込形照明器具の器具本体で、こ
の器具本体21は、使用する直管形のランプ22の長手方向
に細長い箱枠状に形成されており、下端周縁部に取付孔
13の縁部下面に係合する取付縁部23が形成され、本体背
面部24の両端近傍に後述する係止具51が挿通係止される
挿通孔25が形成されている。また、器具本体21の内側に
は、点灯装置26および端子台27が取付けられているとと
もに、ランプ22の両端口金部が接続されるランプソケッ
ト28が対向状態に取付けられ、かつ、このランプソケッ
ト28が突出する状態に反射板29が着脱可能に取付けられ
ている。
【0017】31は支持具で、この支持具31は、ステンレ
ス鋼板や亜鉛処理鋼板等の錆びにくい金属板からなる接
着部32の下面中央に、後述する索条41を通す通孔を有す
る吊り部33がプレス加工により切り起こし形成されてお
り、接着部32の上面の接着面に接着剤を塗布してコンク
リートスラブ11に接着固定される。なお、接着面は、支
持具31に吊下げられる器具重量以上の引張り強度を得る
ために所定の面積が必要であり、例えば、器具重量が6
〜20Kgの範囲では、有効接着面積が少なくとも250
0mm2 有することが望ましい。なお、吊り部33は、金属
製のリングあるいは鈎状のフックを接着部32下方に溶接
等で取付けたものでもよい。
【0018】また、接着剤としては、コンクリートと金
属とを強固に接着するために、例えばエポキシ樹脂系が
用いられ、これは主材のエポキシ樹脂と硬貨剤(ポリア
ミドやポリチオール)との混合により化学反応して常温
硬化する。この2液混合・常温硬化形のエポキシ接着剤
としては、例えば、コニシ株式会社の商品名「E25
0」および「ボンドクイックメンダー」があり、主材に
変性エポキシ樹脂、硬貨剤にポリアミドアミンを使用
し、それぞれ、約1日および約15分で実用強度に達
し、40〜100Kg/cm2 前後の引張り強度が得られ、
また、セメダイン株式会社の商品名「EP330」およ
び「ハイクイック」があり、主材にエポキシ樹脂、硬貨
剤にポリチオールを使用し、それぞれ、約1時間および
約15分で実用強度に達し、100Kg/cm2 前後の引張
り強度が得られる。
【0019】41は索条で、この索条41は、1〜3mmのス
テンレスワイヤ(より線等)、ポリエステルロープ、ナ
イロンロープ等の可撓性と強度を有する材質の線材が用
いられる。そして、この索条41の中間部が支持具31の吊
り部33に引っ掛け支持される。
【0020】51は係止具で、索条41の端部を係止して器
具本体21を支持する。この係止具51は、図2に示すよう
に、規制手段52を有しており、この規制手段52は、底面
部53を形成した円筒状に形成され、その内周面下側に径
大部54が形成されているとともにこの径大部54の上側に
上方へいくにしたがって径小となるガイド面部55が形成
され、外周面にはねじ部56が形成され、底面部53の中央
には通孔57が形成されている。
【0021】規制手段52の内部には、上端周縁部にフラ
ンジ部58を有する円筒状の押上部材59が、この押上部材
59のフランジ部58の下面と底面部53との間にスプリング
60が、押上部材59のフランジ部58の上側に複数のボール
61が、このボール61の上側に筒部材62が、それぞれ上下
動可能に配置されている。なお、筒部材62の上部は規制
手段52より突出し、筒部材62の下端周縁が規制手段52に
係合して抜け止めされている。
【0022】規制手段52の外周には、六角形のナット63
がねじ部56に螺着され、このナット63の上側にワッシャ
64が嵌合されている。
【0023】そして、係止具51には、後述する施工時に
おいて索条41の端部が上方から差し込まれ、筒部材62
内、複数のボール61間、押上部材59内を通じて、通孔57
から下方へ貫通突出される。なお、索条41の端部を複数
のボール61間に挿入する際、筒部材62を下方に押動させ
て複数のボール61を下方へ強制的に移動させることによ
り、容易に挿入することができる。
【0024】係止具51を上方へ索条41を下方へ相対的に
移動させるときには、索条41との摩擦抵抗で複数のボー
ル61がスプリング60に抗して下方のガイド面部55の径大
側に移動し、複数のボール61間の間隔が広がり、その相
対的な移動が許容される。
【0025】また、移動停止時には、スプリング60によ
り複数のボール61が上方のガイド面部55の径小側に押上
げられ、複数のボール61間の間隔が狭められ、その複数
のボール61間で索条41が挟持され、すなわち、係止具51
が索条41に係止して係止具51の下降が規制された状態と
なる。
【0026】次に、第1の実施例の照明器具の施工につ
いて説明する。
【0027】まず、天井材12の取付孔13の上方のコンク
リートスラブ11に支持具31を接着する位置出しを行な
い、その接着位置の表面の汚れを落とし、接着剤を塗布
した支持具31の接着部32の接着面を圧着して接着テープ
等で仮止めする。このとき、支持具31の接着位置に多少
のずれが生じていても、索条41で吊下げ支持する器具本
体21の水平方向位置はいずれの方向にも微調整できるの
で、支持具31の接着位置の位置出しを容易にできる。
【0028】その際、支持具31の吊り部33に例えばロー
ル状に巻かれた長い索条41の端部を通し、支持具31に中
間部を引っ掛けた索条41の両端部が天井材12より下方に
例えば1m程度下がるような長さに予め切断しておき、
この索条41の取付状態で支持具31の接着固定を行なう。
このとき、支持具31の接着部32をコンクリートスラブ11
に圧着して接着させるだけなので、索条41がその作業の
支障になるような不具合は生じない。また、支持具31を
コンクリートスラブ11に固定した後に、支持具31の吊り
部33に索条41を取り付けるようにしてもよい。
【0029】支持具31に支持された索条41の各端部を、
各挿通孔25を通じて器具本体21の下側に通すとともに、
各係止具51に差し込む。これにより、索条41の各端部に
各係止具51が係止し、各係止具51の規制手段52の上部が
器具本体21の各挿通孔25に嵌合するとともにワッシャ64
が挿通孔25の縁部下面に当接し、器具本体21を天井材12
の下方に索条41で吊下げた状態となる。
【0030】そして、索条41の一端部を係止具51に対し
て引下げることにより、他端部の係止具51が吊上げら
れ、器具本体21が上昇して天井材12の取付孔13に嵌合
し、取付縁部23が天井材12に接合する。なお、索条41の
両端部を係止具51に対して同時あるいは別々に引下げ
て、器具本体21を上昇させるようにしてもよい。
【0031】ナット63を規制手段52の上部側へ螺合移動
させて器具本体21を押上げ、取付縁部23が天井材12に圧
着するように締付ける。
【0032】このように、コンクリートスラブ11に支持
具31を接着して固定できるため、従来のようにアンカー
の打設やねじ込みなどの作業が必要なく、支持具31の固
定を容易に行なえ、作業性を向上できる。しかも、支持
具31の吊り部33に索条41を支持した状態でも索条41によ
り支持具31の接着固定を行ないにくくなるような不具合
が生じず、施工性を向上できる。
【0033】なお、前記実施例では索条41の両端を規制
手段52を有する係止具51で係止するようにしているが、
索条41の一端部を規制手段52を有する係止具51で器具本
体21に係止するようにすれば、索条41の他端は単なるス
トッパからなる係止具で器具本体21に係止するようにし
てもよい。この場合には、構造の簡単なストッパからな
る係止具を用いることにより、安価に構成できる。
【0034】なお、前記実施例では、直管形のランプ22
を使用する横長の照明器具において、1個の支持具31と
1本の索条41で器具本体21を吊下げ支持できるが、2個
の支持具31を用いてその各支持具31に連結した1本の索
条41で器具本体21の両端部を別々に吊下げ支持するよう
にしてもよい。
【0035】また、環状ランプ、電球等を使用する比較
的小形の照明器具の場合には、1個の支持具31、1本の
索条41、1個の係止具51で照明器具を吊下げ支持するよ
うにしてもよい。
【0036】次に、本発明の第2の実施例を図3に示
し、この実施例の係止具51は、押上部材59の下端部を規
制手段52の下面から突出させることにより、この押上部
材59の下端部を引下げて複数のボール61間の間隔を広げ
る筒部材62の機能を一体的に持たせることができる。ま
た、ナット63は蝶形を採用してレンチ等の工具を不要に
でき、ワッシャ64は器具本体21の挿通孔25に嵌合する突
出部64a を形成して位置決めできる。
【0037】次に、本発明の第3の実施例を図4に示
し、この実施例の支持具31は、接着部32の下方に設けた
吊り部33に横長のハンガー部34を連結し、このハンガー
部34の両端部に引掛部35を設け、両引掛部35に1本の索
条41を通して器具本体21を吊下げ支持する。この実施例
では、引掛部35の部分での索条41の屈曲角が大きく、索
条41が移動しやすいため、施工時に索条41の一端部のみ
を引下げ操作するだけで器具本体21を容易に上昇させる
ことができる。
【0038】次に、本発明の第4の実施例を図5に示
し、この実施例では、天井直付形照明器具に前記実施例
の照明器具支持構造を適用したものである。この天井直
付形照明器具の構造は、器具本体21の両端近傍に係止具
51を取り付ける挿通孔25がそれぞれ形成されているとと
もに両端にランプソケット28を取り付けるソケット台71
がそれぞれ形成され、器具本体21およびソケット台71の
下面および側面周囲を覆う反射板29が各ソケット台71に
螺着される化粧ねじ72によって取り付けられ、反射板29
の下方に突出する両ランプソケット28間に直管形のラン
プ22が接続される。
【0039】そして、この照明器具の施工を行なうに
は、天井材12の取付孔13の上方のコンクリートスラブ11
に支持具31を接着固定して、この支持具31に中間部が引
っ掛けられた索条41の各端部を取付孔13から下方へ引き
出し、その索条41の各端部を器具本体21の挿通孔25に取
り付けられた各係止具51に差し込んで係止し、索条41の
一端または両端を係止具51に対して引き下げることによ
り、器具本体21を上昇移動させて器具本体21のソケット
台71を天井材12の下面に圧接させ、器具本体21で天井材
12の取付孔13を閉塞する。その後、器具本体21側に反射
板29を化粧ねじ72で取り付けるとともに、ランプソケッ
ト28間に直管形のランプ22を接続する。
【0040】したがって、この実施例においても、コン
クリートスラブ11に支持具31を接着して固定できるた
め、従来のようにアンカーの打設やねじ込みなどの作業
が必要なく、支持具31の固定を容易に行なえ、作業性を
向上でき、しかも、支持具31に索条41を支持した状態で
も索条41により支持具31の接着固定を行ないにくくなる
ような不具合が生じず、施工性を向上できるという前記
実施例と同様の作用効果を奏する。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、天井
構造物に固定された支持具に索条が支持されるとともに
この索条の端部が器具本体に係止されて、器具本体が吊
下げ支持される照明器具において、支持具は接着部を天
井構造物に接着剤によって接着固定できるため、支持具
の固定を容易に行なえ、かつ、支持具の吊り部に索条を
支持した状態でも索条により支持具の接着固定を行ない
にくくなるような不具合が生じず、施工性を向上させる
ことができる。
【0042】請求項2記載の照明器具によれば、天井構
造物に固定された支持具に索条の中間部が支持されると
ともにこの索条の両端部が器具本体に係止されて、器具
本体が吊下げ支持される照明器具において、支持具は接
着部を天井構造物に接着剤によって接着固定できるた
め、支持具の固定を容易に行なえ、かつ、支持具の吊り
部に索条の中間部を支持した状態でも索条により支持具
の接着固定を行ないにくくなるような不具合が生じず、
施工性を向上させることができる。
【0043】請求項3記載の照明器具によれば、天井構
造物に固定された支持具に索条の中間部が支持されると
ともにこの索条の両端部が器具本体に係止されて、器具
本体が吊下げ支持される照明器具において、支持具は接
着部を天井構造物に接着剤によって接着固定できるた
め、支持具の固定を容易に行なえ、かつ、支持具の吊り
部に索条の中間部を支持した状態でも索条により支持具
の接着固定を行ないにくくなるような不具合が生じず、
施工性を向上させることができる。しかも、規制手段を
有する係止具から索条を引下げることにより、器具本体
を上昇させて天井材の取付孔に取り付けでき、施工作業
を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の第1の実施例を示す施工状
態の断面図である。
【図2】同上実施例の係止具の断面図である。
【図3】本発明の照明器具の第2の実施例を示す係止具
の断面図である。
【図4】本発明の照明器具の第3の実施例を示す施工状
態の断面図である。
【図5】本発明の照明器具の第4の実施例を示す施工状
態の断面図である。
【符号の説明】
11 天井構造物としてのコンクリートスラブ 12 天井材 13 取付孔 21 器具本体 22 ランプ 25 挿通孔 26 点灯装置 31 支持具 32 接着部 33 吊り部 41 索条 51 係止具 52 規制手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 直礼 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 五十嵐 敦 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 大山 惇男 大阪府大阪市北区天満二丁目1番33号 株 式会社松村組内 (72)発明者 畚野 康文 大阪府大阪市北区天満二丁目1番33号 株 式会社松村組内 (72)発明者 井上 一廣 大阪府大阪市中央区南船場二丁目7番14号 株式会社トリ設備計画内 (72)発明者 中山 豊 大阪府大阪市中央区南船場二丁目7番14号 株式会社トリ設備計画内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井構造物の下方に配設された天井材の
    取付孔に取り付けられ、上面に挿通孔が形成されるとと
    もにランプおよび点灯装置を有する器具本体と、 前記天井材の取付孔の上方に臨む前記天井構造物に接着
    剤によって接着固定される接着部、この接着部の下側に
    設けられた吊り部とからなる支持具と、 この支持具の吊り部に支持される索条と、 前記器具本体の挿通孔を挿通した前記索条の端部を器具
    本体内で係止して器具本体を吊下げ支持する係止具とを
    備えたことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 天井構造物の下方に配設された天井材の
    取付孔に取り付けられ、上面に一対の挿通孔が形成され
    るとともにランプおよび点灯装置を有する照明器具と、 前記天井材の取付孔の上方に臨む前記天井構造物に接着
    剤によって接着固定される接着部、この接着部の下側に
    設けられた吊り部とからなる支持具と、 この支持具の吊り部に中間部が支持される索条と、 前記器具本体の挿通孔を挿通して係止される前記索条の
    端部のうちの一端部を器具本体内で係止して器具本体を
    吊下げ支持する係止具とを備えたことを特徴とする照明
    器具。
  3. 【請求項3】 天井構造物の下方に配設された天井材の
    取付孔に取り付けられ、上面に一対の挿通孔が形成され
    るとともにランプおよび点灯装置を有する照明器具と、 前記天井材の取付孔の上方に臨む前記天井構造物に接着
    剤によって接着固定される接着部、この接着部の下側に
    設けられた吊り部とからなる支持具と、 この支持具の吊り部に中間部が支持される索条と、 前記器具本体の各挿通孔を挿通した前記索条の両端部を
    それぞれ係止して器具本体を吊下げ支持する2つの係止
    具とを備え、 これら2つの係止具のうち少なくとも一方が前記索条の
    中間部方向への移動を可能とするとともに端部方向への
    移動を規制する規制手段を有することを特徴とする照明
    器具。
JP17533394A 1994-07-27 1994-07-27 照明器具 Pending JPH0845328A (ja)

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JP17533394A JPH0845328A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 照明器具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030077886A (ko) * 2002-03-27 2003-10-04 일리정공 주식회사 장식용 조명장치
JP2014237942A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 株式会社ブラウニー コンクリート面への部材の取り付け方法及びそれを用いた吊り足場

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KR20030077886A (ko) * 2002-03-27 2003-10-04 일리정공 주식회사 장식용 조명장치
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