JPH084303Y2 - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
- Publication number
- JPH084303Y2 JPH084303Y2 JP1987195870U JP19587087U JPH084303Y2 JP H084303 Y2 JPH084303 Y2 JP H084303Y2 JP 1987195870 U JP1987195870 U JP 1987195870U JP 19587087 U JP19587087 U JP 19587087U JP H084303 Y2 JPH084303 Y2 JP H084303Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- ribbon
- ink ribbon
- arm
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインパクト型プリンタに使用するインクリボ
ンカセットに関し、殊にインクリボンカセットのリボン
引き出し腕部及びリボン繰り込み腕部の改良に関する。
ンカセットに関し、殊にインクリボンカセットのリボン
引き出し腕部及びリボン繰り込み腕部の改良に関する。
この種のインパクト型プリンタは第４図に示すように
平面形状が形に形成されたインクリボンカセット７が
プリンタに固定配設され、形の内側を印字ヘッド６が
左右に移動し、インクリボン９の直線状に張架された部
分が打突することにより、リボンに含浸されたインクが
用紙５に転写され印字される。
平面形状が形に形成されたインクリボンカセット７が
プリンタに固定配設され、形の内側を印字ヘッド６が
左右に移動し、インクリボン９の直線状に張架された部
分が打突することにより、リボンに含浸されたインクが
用紙５に転写され印字される。
インクリボンカセット７は印字ヘッド６が左右に移動
する為、干渉しない様に印字ヘッドを囲んで細長く突設
されたリボン引き出し腕部13とリボン繰り込み腕部14は
極めて幅狭に形成されている。また、インクリボンの交
換及び保全の為にインクリボンカセット７は通常平板状
のフタ15と形断面のカセット本体16を組合わせた構造
となっている（第５図）。尚、４はプラテン、８はリボ
ンガイド、10,11はリボン繰り込み用ローラである。
する為、干渉しない様に印字ヘッドを囲んで細長く突設
されたリボン引き出し腕部13とリボン繰り込み腕部14は
極めて幅狭に形成されている。また、インクリボンの交
換及び保全の為にインクリボンカセット７は通常平板状
のフタ15と形断面のカセット本体16を組合わせた構造
となっている（第５図）。尚、４はプラテン、８はリボ
ンガイド、10,11はリボン繰り込み用ローラである。
このように形成されたカセットにあっては、リボン引
き出し腕部13とリボン繰り込み腕部14間の長い直線部で
印字をするので、該直線部でたるまぬようにインクリボ
ン９に大きな張力をかけられている。従って両腕部は撓
みやすい。しかも上述したように両腕部は平板状の蓋と
形断面のカセット本体に分かれていて両者の剛性が等
しくない。蓋及びカセット本体のリボン引き出し腕部13
及びリボン繰り込み腕部14の各自由端は夫々円筒状のリ
ボンガイド８によって連結されているが、インクリボン
９によって張力がかかるとリボンガイド８付近の両腕部
13,14の自由端部に捩れが働らく。このため両腕部13,14
の自由端部のリボンガイド８が傾斜し、インクリボン９
はリボンガイド８との接触面において偏りを起す。偏り
を生ずるとインクリボン９はカセットの内側（この場合
蓋15の内側）に押付けられてしわや折れを発生し、走行
抵抗を増大すると共に印字不良を起す欠点があった（第
６図）。
き出し腕部13とリボン繰り込み腕部14間の長い直線部で
印字をするので、該直線部でたるまぬようにインクリボ
ン９に大きな張力をかけられている。従って両腕部は撓
みやすい。しかも上述したように両腕部は平板状の蓋と
形断面のカセット本体に分かれていて両者の剛性が等
しくない。蓋及びカセット本体のリボン引き出し腕部13
及びリボン繰り込み腕部14の各自由端は夫々円筒状のリ
ボンガイド８によって連結されているが、インクリボン
９によって張力がかかるとリボンガイド８付近の両腕部
13,14の自由端部に捩れが働らく。このため両腕部13,14
の自由端部のリボンガイド８が傾斜し、インクリボン９
はリボンガイド８との接触面において偏りを起す。偏り
を生ずるとインクリボン９はカセットの内側（この場合
蓋15の内側）に押付けられてしわや折れを発生し、走行
抵抗を増大すると共に印字不良を起す欠点があった（第
６図）。
本考案の目的は、リボン引き出し腕部及びリボン繰り
込み腕部の剛性を高め、捩れのないインクリボンカセッ
トを提供して上記の欠点を低減することである。
込み腕部の剛性を高め、捩れのないインクリボンカセッ
トを提供して上記の欠点を低減することである。
上記の目的は、蓋とカセット本体とを組合わせてな
り、全体形状が形の平面形を呈し、該形の両垂直辺
部に無端インクリボンの引き出し腕部と繰り込み腕部と
がそれぞれ構成されたインクリボンカセットにおいて、
上記カセットのリボン引き出し腕部と繰り込み腕部とを
除くカセット本体部は形断面をまた蓋部は平板状断面
をそれぞれ有し、上記リボン引き出し腕部と繰り込み腕
部とはその少なくとも一方が、同一の形断面の開口部
を互に突合わせた中空チャンネル状に形成されているこ
とを特徴とするインクリボンカセットによって達成され
る。
り、全体形状が形の平面形を呈し、該形の両垂直辺
部に無端インクリボンの引き出し腕部と繰り込み腕部と
がそれぞれ構成されたインクリボンカセットにおいて、
上記カセットのリボン引き出し腕部と繰り込み腕部とを
除くカセット本体部は形断面をまた蓋部は平板状断面
をそれぞれ有し、上記リボン引き出し腕部と繰り込み腕
部とはその少なくとも一方が、同一の形断面の開口部
を互に突合わせた中空チャンネル状に形成されているこ
とを特徴とするインクリボンカセットによって達成され
る。
カセットの腕部が、同一の形断面の開口部を互に突
合わせた中空チャンネル状に形成されるので腕部に捩れ
を生じない。
合わせた中空チャンネル状に形成されるので腕部に捩れ
を生じない。
第１図は、本考案の実施例を示す全体斜視図、第２図
は第１図のII-II線に沿った断面図、第３図はインクリ
ボンの張力によりカセットの腕部が変形した状態を示す
平面図である。
は第１図のII-II線に沿った断面図、第３図はインクリ
ボンの張力によりカセットの腕部が変形した状態を示す
平面図である。
第１図に示すようにリボン引き出し腕部13及びリボン
繰り込み腕部14の自由端部には、蓋15及びカセット本体
16から突出した円筒状部が設けられ、両円筒状部が図示
せぬピンで連結されてリボンガイド８を構成している。
繰り込み腕部14の自由端部には、蓋15及びカセット本体
16から突出した円筒状部が設けられ、両円筒状部が図示
せぬピンで連結されてリボンガイド８を構成している。
両腕部13,14の蓋15とカセット本体16とは第２図に示
すように、同一形の形断面に形成され、夫々の開口部
は互に突合わされていて蓋とカセット本体とによって中
空チャンネルが形成される。即ち蓋15とカセット本体16
とはカセット７の幅方向において対称に形成されてい
る。
すように、同一形の形断面に形成され、夫々の開口部
は互に突合わされていて蓋とカセット本体とによって中
空チャンネルが形成される。即ち蓋15とカセット本体16
とはカセット７の幅方向において対称に形成されてい
る。
従ってこれらにインクリボン９の張力Ｔが作用した場
合には、第３図の想像線に示す如く若干曲げを生ずるが
対称形であるため捩れを生ずることがない。
合には、第３図の想像線に示す如く若干曲げを生ずるが
対称形であるため捩れを生ずることがない。
本考案は上記のように構成して、腕部の蓋とカセット
本体の断面が等しくかつ互に開口部を突合わせた形断
面に形成されているので、両者の剛性が等しく、腕部に
インクリボンの張力がかかっても捩れを生ずることがな
い。従って該部分を移動するインクリボンに偏りがなく
て、正確な印字が得られる。
本体の断面が等しくかつ互に開口部を突合わせた形断
面に形成されているので、両者の剛性が等しく、腕部に
インクリボンの張力がかかっても捩れを生ずることがな
い。従って該部分を移動するインクリボンに偏りがなく
て、正確な印字が得られる。
また、無端インクリボンの大部分を収納するカセット
の本体部分は断面形でこれに平板状の蓋が施される構
造であるから、従来の記録装置に使用するテープカセッ
トのようにカセット本体部分がそれぞれ断面形の同一
形状の上下の本体部分を組合せた構造のように、無端リ
ボン幅方向の中央付近に上下の継ぎ目が生じることがな
く、リボン収納部の側壁は一体構造であるため無端リボ
ンの送りに何ら不具合を生じるおそれがない。
の本体部分は断面形でこれに平板状の蓋が施される構
造であるから、従来の記録装置に使用するテープカセッ
トのようにカセット本体部分がそれぞれ断面形の同一
形状の上下の本体部分を組合せた構造のように、無端リ
ボン幅方向の中央付近に上下の継ぎ目が生じることがな
く、リボン収納部の側壁は一体構造であるため無端リボ
ンの送りに何ら不具合を生じるおそれがない。
第１〜３図は本考案の実施例を示し、そのうち第１図は
全体斜視図、第２図は第１図のII-II線に沿って断面
図、第３図はインクリボンの張力によりカセットの腕部
が変形した状態を示す平面図、第４〜６図は従来例を示
し、第４図はインパクト形プリンタとカセットとの関係
を示す平面図、第５図は第４図のV-V線に沿った断面
図、第６図はインクリボンの張力によりカセットの腕部
が変形した状態を示す平面図である。 ７……インクリボンカセット、13……リボン引き出し腕
部、14……リボン繰り込み腕部、15……蓋、16……カセ
ット本体。
全体斜視図、第２図は第１図のII-II線に沿って断面
図、第３図はインクリボンの張力によりカセットの腕部
が変形した状態を示す平面図、第４〜６図は従来例を示
し、第４図はインパクト形プリンタとカセットとの関係
を示す平面図、第５図は第４図のV-V線に沿った断面
図、第６図はインクリボンの張力によりカセットの腕部
が変形した状態を示す平面図である。 ７……インクリボンカセット、13……リボン引き出し腕
部、14……リボン繰り込み腕部、15……蓋、16……カセ
ット本体。
Claims (1)
- 【請求項１】蓋とカセット本体とを組合わせてなり、全
体形状が形の平面形を呈し、該形の両垂直辺部に無
端インクリボンの引き出し腕部と繰り込み腕部とがそれ
ぞれ構成されたインクリボンカセットにおいて、上記カ
セットのリボン引き出し腕部と繰り込み腕部とを除くカ
セット本体部は形断面をまた蓋部は平板状断面をそれ
ぞれ有し、上記リボン引き出し腕部と繰り込み腕部とは
その少なくとも一方が、同一の形断面の開口部を互に
突合わせた中空チャンネル状に形成されていることを特
徴とするインクリボンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987195870U JPH084303Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | インクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987195870U JPH084303Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | インクリボンカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0199650U JPH0199650U (ja) | 1989-07-04 |
| JPH084303Y2 true JPH084303Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31486524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987195870U Expired - Lifetime JPH084303Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | インクリボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084303Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6310305Y2 (ja) * | 1980-12-11 | 1988-03-28 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP1987195870U patent/JPH084303Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0199650U (ja) | 1989-07-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH084303Y2 (ja) | インクリボンカセット | |
| JPH0514869Y2 (ja) | ||
| JPS6118849U (ja) | 熱転写式プリンタの紙送り機構 | |
| JP2518339Y2 (ja) | インクリボンカセツト | |
| JPH0381760U (ja) | ||
| JPH0254553U (ja) | ||
| JPS60138751U (ja) | 折りたたみ式感熱記録計 | |
| JPS6440558U (ja) | ||
| JPS62130866A (ja) | インクリボンカセツト | |
| JPS63189655U (ja) | ||
| JPH01153961U (ja) | ||
| JPS6235857U (ja) | ||
| JPS6294050U (ja) | ||
| JPH0362854U (ja) | ||
| JPS6430265U (ja) | ||
| JPS61170556U (ja) | ||
| JPS6323052U (ja) | ||
| JPS5833256U (ja) | サ−マルプリンタ | |
| JPS5826550U (ja) | プリンタの印字用紙案内体 | |
| JPS60173346U (ja) | プリンタ− | |
| JPS62170240U (ja) | ||
| JPS58180057U (ja) | プリンタにおける印字リボン弛み防止装置 | |
| JPS61166865U (ja) | ||
| JPS6228558U (ja) | ||
| JPS6425158U (ja) |