JPH0838843A - 空気再生装置 - Google Patents
空気再生装置Info
- Publication number
- JPH0838843A JPH0838843A JP6179982A JP17998294A JPH0838843A JP H0838843 A JPH0838843 A JP H0838843A JP 6179982 A JP6179982 A JP 6179982A JP 17998294 A JP17998294 A JP 17998294A JP H0838843 A JPH0838843 A JP H0838843A
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- Japan
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- worker
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気汚染環境下における、半密閉ブース内の
作業環境の維持に適用される空気再生装置に関する。 【構成】 作業ブースに設置する空気再生装置であっ
て、汚染物質を分離除去するための小型ガス分離装置
と、前記作業ブースの空調装置から抜き出される除塵さ
れた空気の一部を抜き出してガス分離装置へ導く吸気管
と、ガス分離装置で浄化、再生された空気を作業ブース
内へ供給する送気管と、前記送気管から供給される再生
空気を作業者の鼻口付近に吹き出させる再生空気供給手
段とを備えてなることを特徴とする空気再生装置。 【効果】 フィルタを通った空気の一部を浄化すること
により、全体の空気を浄化することなく空気汚染環境か
ら作業員を保護することができる。
作業環境の維持に適用される空気再生装置に関する。 【構成】 作業ブースに設置する空気再生装置であっ
て、汚染物質を分離除去するための小型ガス分離装置
と、前記作業ブースの空調装置から抜き出される除塵さ
れた空気の一部を抜き出してガス分離装置へ導く吸気管
と、ガス分離装置で浄化、再生された空気を作業ブース
内へ供給する送気管と、前記送気管から供給される再生
空気を作業者の鼻口付近に吹き出させる再生空気供給手
段とを備えてなることを特徴とする空気再生装置。 【効果】 フィルタを通った空気の一部を浄化すること
により、全体の空気を浄化することなく空気汚染環境か
ら作業員を保護することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速道路の料金収受ブー
スなどの空気汚染環境下における、半密閉ブース内の作
業環境の維持に適用される空気再生装置に関する。
スなどの空気汚染環境下における、半密閉ブース内の作
業環境の維持に適用される空気再生装置に関する。
【0002】図4は、従来の高速道路の料金収受ブース
で使用されている空調装置の1例を示す説明図である。
ブースは周壁51及び天井53で構成され、料金収受の
ため側壁に窓52が設けられている。ブース内の冷房時
には天井部の吹出しグリル63より冷気を吹出す。この
冷気は、大部分はブース内の吸込口66から取入れた空
気を、循環ファン56で加圧し、フィルタ57を経て蒸
発器58及びヒータ59を通し、冷気ダクト62の吸出
しグリル63よりブース内へ供給される。この冷房時に
はブース内の空気は蒸発器58により冷却され、ヒータ
59は作動していない。また、熱交換器60は蒸発器5
8と図示しない配管により接続されており、冷却ファン
61により外気ダクト67からの外気を通して内部の液
体と熱交換している。一方、暖房時には暖気取入ダクト
64を経て、ブース内の床近辺の温風吹出しグリル65
から暖気を吹出す。暖気を供給するときには蒸発器58
は作動せず、ヒータ59が作動している。
で使用されている空調装置の1例を示す説明図である。
ブースは周壁51及び天井53で構成され、料金収受の
ため側壁に窓52が設けられている。ブース内の冷房時
には天井部の吹出しグリル63より冷気を吹出す。この
冷気は、大部分はブース内の吸込口66から取入れた空
気を、循環ファン56で加圧し、フィルタ57を経て蒸
発器58及びヒータ59を通し、冷気ダクト62の吸出
しグリル63よりブース内へ供給される。この冷房時に
はブース内の空気は蒸発器58により冷却され、ヒータ
59は作動していない。また、熱交換器60は蒸発器5
8と図示しない配管により接続されており、冷却ファン
61により外気ダクト67からの外気を通して内部の液
体と熱交換している。一方、暖房時には暖気取入ダクト
64を経て、ブース内の床近辺の温風吹出しグリル65
から暖気を吹出す。暖気を供給するときには蒸発器58
は作動せず、ヒータ59が作動している。
【0003】また、室外よりの取込空気は給気パイプ5
4より給気ファン55を経て、循環空気に混合されブー
ス内に供給される。しかしながらブース外の大気環境が
悪く、このため天井の給気パイプの取込空気を取入れて
も、取入空気自体が室内空気と同レベルに汚染されてい
るので、ブース内の空気良化に役立たない。さらに側壁
の窓が開放されているため窓からも汚染された空気が混
入する。これを防ぐためエアカーテンを施しているブー
スもあるが、窓の閉口面積が大きく、外気の遮断に対し
効果は薄い。このようにブース内は上記システムにより
温湿度の調製は可能であるが、大気汚染物質から作業員
を保護することは不可能であった。
4より給気ファン55を経て、循環空気に混合されブー
ス内に供給される。しかしながらブース外の大気環境が
悪く、このため天井の給気パイプの取込空気を取入れて
も、取入空気自体が室内空気と同レベルに汚染されてい
るので、ブース内の空気良化に役立たない。さらに側壁
の窓が開放されているため窓からも汚染された空気が混
入する。これを防ぐためエアカーテンを施しているブー
スもあるが、窓の閉口面積が大きく、外気の遮断に対し
効果は薄い。このようにブース内は上記システムにより
温湿度の調製は可能であるが、大気汚染物質から作業員
を保護することは不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高速道路の料金収受ブ
ースのような汚染環境下に設置される作業ブースにおい
ては、外部の空気環境が基準値より悪く、そのためブー
ス内に外気を導入しても室内の空気環境は良化しないと
いう問題点があった。このブース全体の空気環境を改善
するためにブース内に侵入あるいは、取入れる空気全体
を処理することは経済的には不可能である。本発明の目
的は前記従来技術における問題点を解決し、高速道路の
料金収受ブースなど空気汚染環境下の半密閉ブース内の
作業員を汚染物質から守ることのできる簡便な装置を提
供することにある。
ースのような汚染環境下に設置される作業ブースにおい
ては、外部の空気環境が基準値より悪く、そのためブー
ス内に外気を導入しても室内の空気環境は良化しないと
いう問題点があった。このブース全体の空気環境を改善
するためにブース内に侵入あるいは、取入れる空気全体
を処理することは経済的には不可能である。本発明の目
的は前記従来技術における問題点を解決し、高速道路の
料金収受ブースなど空気汚染環境下の半密閉ブース内の
作業員を汚染物質から守ることのできる簡便な装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は(1)空気汚染
環境下での作業に使用される作業ブースに設置する空気
再生装置であって、空気中の汚染物質を分離除去するた
めの圧力スイング吸着(PSA)方式の小型ガス分離装
置と、前記作業ブースの空調装置から抜き出される除塵
された空気の一部を抜き出しガス分離装置へ導く吸気管
と、ガス分離装置で浄化、再生された空気を作業ブース
内へ供給する送気管と、前記送気管から供給される再生
空気を作業者の鼻口付近に吹き出させる再生空気供給手
段とを備えてなることを特徴とする空気再生装置及び
(2)再生空気供給手段が、一端に作業者の鼻口付近に
再生空気を吹き出させるノズルを有し作業者の制帽等に
取付け可能な吹き出しチューブ及び前記吹き出しチュー
ブと送気管とを接続する伸縮チューブよりなることを特
徴とする前記(1)の空気再生装置である。
環境下での作業に使用される作業ブースに設置する空気
再生装置であって、空気中の汚染物質を分離除去するた
めの圧力スイング吸着(PSA)方式の小型ガス分離装
置と、前記作業ブースの空調装置から抜き出される除塵
された空気の一部を抜き出しガス分離装置へ導く吸気管
と、ガス分離装置で浄化、再生された空気を作業ブース
内へ供給する送気管と、前記送気管から供給される再生
空気を作業者の鼻口付近に吹き出させる再生空気供給手
段とを備えてなることを特徴とする空気再生装置及び
(2)再生空気供給手段が、一端に作業者の鼻口付近に
再生空気を吹き出させるノズルを有し作業者の制帽等に
取付け可能な吹き出しチューブ及び前記吹き出しチュー
ブと送気管とを接続する伸縮チューブよりなることを特
徴とする前記(1)の空気再生装置である。
【0006】本発明の装置は空気中の汚染物質を除去す
る手段として圧力スイング吸着法(PSA)を応用した
ガス分離装置を使用している。通常の料金収受ブース上
に設置されている空調設備には、ブース内からの循環空
気と外部からの導入空気に含まれる、ダストを分離する
フィルタが備えられている。このフィルタの下流側の空
気は、実用レベルにダストは除去されている。この空気
を圧力スイング吸着法(PSA)を応用したガス分離装
置により処理し空気中に含まれる二酸化イオウ(S
O2 )炭酸ガス(CO2 )一酸化炭素(CO)、窒素酸
化物(NO、NO2 )等を、選択的に除去することよ
り、これら有害物質を含まず、かつ酸素富化された空気
が得られる。この空気を導管で導き、作業員の鼻口部付
近に設けたノズルから吹き出させる。具体的には作業員
の鼻口部に作業の障害とならないように、制帽に取付け
た金具などにより、前記処理済空気を導く空気管を設
け、その先端部に鼻口部に空気が効果的に到達するよう
に調整された吹出しノズルを設置し、連続的に空気を供
給する。なお、前記ガス分離装置の処理空気出口と吹出
しノズルの間は、伸縮可能なコイル状のチューブ(伸縮
チューブ)などにより連結される。
る手段として圧力スイング吸着法(PSA)を応用した
ガス分離装置を使用している。通常の料金収受ブース上
に設置されている空調設備には、ブース内からの循環空
気と外部からの導入空気に含まれる、ダストを分離する
フィルタが備えられている。このフィルタの下流側の空
気は、実用レベルにダストは除去されている。この空気
を圧力スイング吸着法(PSA)を応用したガス分離装
置により処理し空気中に含まれる二酸化イオウ(S
O2 )炭酸ガス(CO2 )一酸化炭素(CO)、窒素酸
化物(NO、NO2 )等を、選択的に除去することよ
り、これら有害物質を含まず、かつ酸素富化された空気
が得られる。この空気を導管で導き、作業員の鼻口部付
近に設けたノズルから吹き出させる。具体的には作業員
の鼻口部に作業の障害とならないように、制帽に取付け
た金具などにより、前記処理済空気を導く空気管を設
け、その先端部に鼻口部に空気が効果的に到達するよう
に調整された吹出しノズルを設置し、連続的に空気を供
給する。なお、前記ガス分離装置の処理空気出口と吹出
しノズルの間は、伸縮可能なコイル状のチューブ(伸縮
チューブ)などにより連結される。
【0007】
【作用】本装置に適用する圧力スイング吸着方式のガス
分離装置は、2つの吸着筒、空気ブロワ、切換弁より成
り、吸着筒には合成ゼオライトを充填している。ブース
上に設置されている空調装置より導入された空気を空気
ブロワにより加圧し切換弁を経て一つの吸着筒に送入す
る。吸着筒内では空気中の亜硫酸ガス、炭酸ガス、一酸
化炭素、窒素酸化物、窒素、水分等、合成ゼオライトに
吸着されやすいガスが吸着され、吸着筒頂部よりこれら
有害ガスを除去した酸素富化空気を取出し、ブース内の
作業員の鼻口部付近に導き吸入させることにより、ブー
ス内の全空気を浄化することなく、吸入する空気の大部
分が浄化された酸素富化空気になり、汚染空気より作業
員を守ことができる。
分離装置は、2つの吸着筒、空気ブロワ、切換弁より成
り、吸着筒には合成ゼオライトを充填している。ブース
上に設置されている空調装置より導入された空気を空気
ブロワにより加圧し切換弁を経て一つの吸着筒に送入す
る。吸着筒内では空気中の亜硫酸ガス、炭酸ガス、一酸
化炭素、窒素酸化物、窒素、水分等、合成ゼオライトに
吸着されやすいガスが吸着され、吸着筒頂部よりこれら
有害ガスを除去した酸素富化空気を取出し、ブース内の
作業員の鼻口部付近に導き吸入させることにより、ブー
ス内の全空気を浄化することなく、吸入する空気の大部
分が浄化された酸素富化空気になり、汚染空気より作業
員を守ことができる。
【0008】
【実施例】以下実施例により本発明の装置をさらに具体
的に説明する。図1〜3に本発明の1実施例を示す。図
1は本発明の空気再生装置を備えた料金収受ブースの全
体説明図、図2は作業員が吹出しノズルを装備した状態
を示す説明図、図3は送気管から吹出しノズルまでの接
続部分拡大図である。
的に説明する。図1〜3に本発明の1実施例を示す。図
1は本発明の空気再生装置を備えた料金収受ブースの全
体説明図、図2は作業員が吹出しノズルを装備した状態
を示す説明図、図3は送気管から吹出しノズルまでの接
続部分拡大図である。
【0009】図1の料金収受ブースは側壁11及び天井
13により構成され、料金収受のための窓12がある。
ブース内の空調は以下のように行われる。室内空気循環
ダクト26より吸入した室内空気は循環ファン16を経
てフィルタ17に入る。また、ブース天井に取付けた空
調設備の室外ユニットの外気給気ダクト14より取入れ
た外気は、給気ファン15を経て、前述フィルタ17で
循環空気と合流し、冷房時は蒸発器18の作用により冷
却され冷気ダクト22を経て吹出しグリル23よりブー
ス内に冷風を吹出す。一方、暖房時にはヒータ19によ
り加熱され、暖房ダクト24を経て温風吹出しグリル2
5より温風をブース内に供給する。なお、このような空
調を行う室外ユニットでは、外気ダクト27より導入し
た空気を熱交換器20を通して冷却ファン21から外部
へ放出している。前記熱交換器20は図示していない配
管により蒸発器18と接続されており、内部流体と熱交
換している。
13により構成され、料金収受のための窓12がある。
ブース内の空調は以下のように行われる。室内空気循環
ダクト26より吸入した室内空気は循環ファン16を経
てフィルタ17に入る。また、ブース天井に取付けた空
調設備の室外ユニットの外気給気ダクト14より取入れ
た外気は、給気ファン15を経て、前述フィルタ17で
循環空気と合流し、冷房時は蒸発器18の作用により冷
却され冷気ダクト22を経て吹出しグリル23よりブー
ス内に冷風を吹出す。一方、暖房時にはヒータ19によ
り加熱され、暖房ダクト24を経て温風吹出しグリル2
5より温風をブース内に供給する。なお、このような空
調を行う室外ユニットでは、外気ダクト27より導入し
た空気を熱交換器20を通して冷却ファン21から外部
へ放出している。前記熱交換器20は図示していない配
管により蒸発器18と接続されており、内部流体と熱交
換している。
【0010】汚染空気の浄化は次のように行われる。す
なわち、フィルタ17を出た空気の一部は吸気管2を経
てガス分離装置1に送気される。このガス分離装置1は
2つの吸気筒、空気ブロワ、切換弁を備えた小型圧力ス
イング方式のガス分離装置であり、それぞれの吸着筒に
は合成ゼオライト(13X型など)が充填されている。
供給された汚染空気は吸着筒内で炭酸ガス、亜硫酸ガ
ス、一酸化炭素、酸化窒素、窒素の一部、水分等が吸着
分離されて浄化された酸素富化空気となる。各吸着筒は
交互に吸着と再生をくり返し運転されており、吸着した
汚染物質は再生時に排気ダクト3より放出される。通常
の料金収受ブースにおいては、このガス分離装置1は4
〜10リットル/分程度の浄化された酸素富化空気を供
給する容量があればよく、また酸素富化空気中の酸素濃
度は30〜40%程度とすればよい。
なわち、フィルタ17を出た空気の一部は吸気管2を経
てガス分離装置1に送気される。このガス分離装置1は
2つの吸気筒、空気ブロワ、切換弁を備えた小型圧力ス
イング方式のガス分離装置であり、それぞれの吸着筒に
は合成ゼオライト(13X型など)が充填されている。
供給された汚染空気は吸着筒内で炭酸ガス、亜硫酸ガ
ス、一酸化炭素、酸化窒素、窒素の一部、水分等が吸着
分離されて浄化された酸素富化空気となる。各吸着筒は
交互に吸着と再生をくり返し運転されており、吸着した
汚染物質は再生時に排気ダクト3より放出される。通常
の料金収受ブースにおいては、このガス分離装置1は4
〜10リットル/分程度の浄化された酸素富化空気を供
給する容量があればよく、また酸素富化空気中の酸素濃
度は30〜40%程度とすればよい。
【0011】循環空気はガス分離装置1で浄化されて酸
素富化空気となり送気管4より伸縮チューブ5、吹出し
チューブ7、吹出しノズル8を経て作業員10の鼻口部
付近に供給される。なお、吹出しチューブ7は図2に示
すように作業員10の制帽9にタイピン式クリップ6な
どにより取付けられる。伸縮チューブ5は4ないし6m
m外径程度の軟質、ナイロン管又は軟質ウレタン管を外
径20〜40mm程度に羅旋状に巻き作業員のブース内
での移動を妨げないよう天井部より吊下げる。該伸縮チ
ューブ5の下端は吹出しチューブ7に接続されている。
この吹出しチューブ7は作業員の制帽9にタイピン式ク
リップ6などにより固定されるが取外し自由である。吹
出しノズル8は吹出しチューブ7に接続されるが、作業
員10をブース内の汚染空気から保護するため鼻口部ま
で最適距離に調整可能としてある。
素富化空気となり送気管4より伸縮チューブ5、吹出し
チューブ7、吹出しノズル8を経て作業員10の鼻口部
付近に供給される。なお、吹出しチューブ7は図2に示
すように作業員10の制帽9にタイピン式クリップ6な
どにより取付けられる。伸縮チューブ5は4ないし6m
m外径程度の軟質、ナイロン管又は軟質ウレタン管を外
径20〜40mm程度に羅旋状に巻き作業員のブース内
での移動を妨げないよう天井部より吊下げる。該伸縮チ
ューブ5の下端は吹出しチューブ7に接続されている。
この吹出しチューブ7は作業員の制帽9にタイピン式ク
リップ6などにより固定されるが取外し自由である。吹
出しノズル8は吹出しチューブ7に接続されるが、作業
員10をブース内の汚染空気から保護するため鼻口部ま
で最適距離に調整可能としてある。
【0012】図3は酸素富化空気の送気管4から吹出し
ノズル8までの接続部分の部分拡大図でありガス分離装
置1より供給される酸素富化空気は送気管4よりブース
の天井又は側壁43を貫通しワンタッチジョイント32
により伸縮チューブ5に接続され、更に吹出しチューブ
7を経て吹出しノズル8により鼻口部に向けて吹出され
る。吹出しノズル8は留め金具37により弓状の軽量の
金属製取付金物38の下端に固定され上端部は、タイピ
ン式クリップ6に取付ネジ41と止めナット42により
取付けられる。吹出しチューブ7は、適宜中央部をU字
状に曲げ止め金具39に引掛けビニール製のリング35
で固定するなどの方法により取付金物38に固定するも
のとする。なお、吹出しノズル8はラッパ状に拡がりを
もたせ鼻口部へ有効に酸素富化空気が到達するようにす
るのが好ましい。
ノズル8までの接続部分の部分拡大図でありガス分離装
置1より供給される酸素富化空気は送気管4よりブース
の天井又は側壁43を貫通しワンタッチジョイント32
により伸縮チューブ5に接続され、更に吹出しチューブ
7を経て吹出しノズル8により鼻口部に向けて吹出され
る。吹出しノズル8は留め金具37により弓状の軽量の
金属製取付金物38の下端に固定され上端部は、タイピ
ン式クリップ6に取付ネジ41と止めナット42により
取付けられる。吹出しチューブ7は、適宜中央部をU字
状に曲げ止め金具39に引掛けビニール製のリング35
で固定するなどの方法により取付金物38に固定するも
のとする。なお、吹出しノズル8はラッパ状に拡がりを
もたせ鼻口部へ有効に酸素富化空気が到達するようにす
るのが好ましい。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
よりフィルタを通った空気の一部を分離し、圧力スイン
グ式ガス分離装置によって炭酸ガス、一酸化炭素、酸化
窒素、二酸化イオウ、水分等を除去した酸素富化空気と
し、これを伸縮チューブ及び吹出しノズルにより作業員
の鼻口部に吹付けることにより、作業員が汚染されたブ
ース内の空気を呼吸することなく、常に環境基準を充た
した新鮮空気を呼吸することができるようになり、空気
汚染環境から作業員を保護することができる。
よりフィルタを通った空気の一部を分離し、圧力スイン
グ式ガス分離装置によって炭酸ガス、一酸化炭素、酸化
窒素、二酸化イオウ、水分等を除去した酸素富化空気と
し、これを伸縮チューブ及び吹出しノズルにより作業員
の鼻口部に吹付けることにより、作業員が汚染されたブ
ース内の空気を呼吸することなく、常に環境基準を充た
した新鮮空気を呼吸することができるようになり、空気
汚染環境から作業員を保護することができる。
【図1】本発明の空気再生装置を備えた料金収受ブース
の全体説明図。
の全体説明図。
【図2】作業員が吹出しノズルを装備した状態を示す説
明図。
明図。
【図3】送気管から吹出しノズルまでの接続部分拡大
図。
図。
【図4】従来の料金収受ブースで使用されている空調装
置の1例を示す説明図。
置の1例を示す説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 空気汚染環境下での作業に使用される作
業ブースに設置する空気再生装置であって、空気中の汚
染物質を分離除去するための圧力スイング吸着(PS
A)方式の小型ガス分離装置と、前記作業ブースの空調
装置から抜き出される除塵された空気の一部を抜き出し
ガス分離装置へ導く吸気管と、ガス分離装置で浄化、再
生された空気を作業ブース内へ供給する送気管と、前記
送気管から供給される再生空気を作業者の鼻口付近に吹
き出させる再生空気供給手段とを備えてなることを特徴
とする空気再生装置。 - 【請求項2】 再生空気供給手段が、一端に作業者の鼻
口付近に再生空気を吹き出させるノズルを有し作業者の
制帽等に取付け可能な吹き出しチューブ及び前記吹き出
しチューブと送気管とを接続する伸縮チューブよりなる
ことを特徴とする請求項1に記載の空気再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179982A JPH0838843A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 空気再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6179982A JPH0838843A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 空気再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838843A true JPH0838843A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16075391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6179982A Withdrawn JPH0838843A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 空気再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0838843A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105202634A (zh) * | 2015-10-12 | 2015-12-30 | 上海慈霸环保科技有限公司 | 一种新型空气净化器 |
JP2017106676A (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | ハイウェイ・トール・システム株式会社 | 空調システム |
KR102214980B1 (ko) * | 2020-09-11 | 2021-02-10 | 주식회사 조양일렉스 | 공기 배기 시스템 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP6179982A patent/JPH0838843A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105202634A (zh) * | 2015-10-12 | 2015-12-30 | 上海慈霸环保科技有限公司 | 一种新型空气净化器 |
JP2017106676A (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | ハイウェイ・トール・システム株式会社 | 空調システム |
KR102214980B1 (ko) * | 2020-09-11 | 2021-02-10 | 주식회사 조양일렉스 | 공기 배기 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |