JPH0836446A - ワイヤレスキーボード - Google Patents
ワイヤレスキーボードInfo
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- JPH0836446A JPH0836446A JP6170611A JP17061194A JPH0836446A JP H0836446 A JPH0836446 A JP H0836446A JP 6170611 A JP6170611 A JP 6170611A JP 17061194 A JP17061194 A JP 17061194A JP H0836446 A JPH0836446 A JP H0836446A
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- Japan
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- signal
- key
- data
- wireless
- response
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Abstract
(57)【要約】
【目的】配置の自由度を向上させるとともに信頼性の高
い双方向無線データ通信の実現とケーブル接続機種との
互換性の維持を図る。 【構成】入力装置1が、キー情報の発生および無線通信
ユニット13の制御を含むフアームウェアF1,F2を
格納したROMを有するマイコン12と、上記キー情報
の供給に応答して信号S1を送信するとともに信号S2
を受信復調してキーコードデータ対応の応答信号を含む
受信制御データを出力する無線通信ユニット13とを備
え、制御装置2が、信号S2を受信復調し受信キー情報
を出力するとともに制御データの供給を受けて信号S2
を発生する無線通信ユニット21と、上記制御データの
発生および無線通信ユニット21の制御を含むフアーム
ウェアF21を格納したROMとキーコードデータ管理
用のキーマップK21を格納したRAMとを有するマイ
コン22とを備える。
い双方向無線データ通信の実現とケーブル接続機種との
互換性の維持を図る。 【構成】入力装置1が、キー情報の発生および無線通信
ユニット13の制御を含むフアームウェアF1,F2を
格納したROMを有するマイコン12と、上記キー情報
の供給に応答して信号S1を送信するとともに信号S2
を受信復調してキーコードデータ対応の応答信号を含む
受信制御データを出力する無線通信ユニット13とを備
え、制御装置2が、信号S2を受信復調し受信キー情報
を出力するとともに制御データの供給を受けて信号S2
を発生する無線通信ユニット21と、上記制御データの
発生および無線通信ユニット21の制御を含むフアーム
ウェアF21を格納したROMとキーコードデータ管理
用のキーマップK21を格納したRAMとを有するマイ
コン22とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤレスキーボードに
関し、特にパーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等のOA機器におけるデータ入力用のワイヤレスキー
ボードに関する。
関し、特にパーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等のOA機器におけるデータ入力用のワイヤレスキー
ボードに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータやワー
クステーション等のOA機器においては、操作性の向上
や机上の有効利用の観点から、データ入力用のキーボー
ドおよび監視用のディスプレイとを机上に、電子的な処
理を行うCPUを含む制御装置を机の下や横にそれぞれ
配置し、これらの各装置間をケーブルにより接続してい
る。特にキーボードはケーブルが配置の自由度を妨げる
ことと、操作性上邪魔になる場合が多い。また、用途に
よっては机上の美観を損なうという不具合もある。
クステーション等のOA機器においては、操作性の向上
や机上の有効利用の観点から、データ入力用のキーボー
ドおよび監視用のディスプレイとを机上に、電子的な処
理を行うCPUを含む制御装置を机の下や横にそれぞれ
配置し、これらの各装置間をケーブルにより接続してい
る。特にキーボードはケーブルが配置の自由度を妨げる
ことと、操作性上邪魔になる場合が多い。また、用途に
よっては机上の美観を損なうという不具合もある。
【0003】このような通常のケーブル接続型のキーボ
ードの欠点を緩和するため、特開昭62−168218
号公報(引用例1)、特開昭62−24302号公報
(引用例2)あるいは特開平2−81114号公報(引
用例3)等に記載されているような、ケーブルの代りに
光信号を使用したワイヤレスキーボードが提案されてい
る。
ードの欠点を緩和するため、特開昭62−168218
号公報(引用例1)、特開昭62−24302号公報
(引用例2)あるいは特開平2−81114号公報(引
用例3)等に記載されているような、ケーブルの代りに
光信号を使用したワイヤレスキーボードが提案されてい
る。
【0004】引用例1,2記載のワイヤレスキーボード
は、ケーブルの単純代用として光信号を用いるものであ
り、キーボードの配置に関する自由度は飛躍的に向上す
る。しかし、銀行窓口業務等の複数台のオフィスコンピ
ュータやOA端末が同時に動作する環境では、各装置間
の光信号の相互干渉や外来ノイズあるいは障害物の影響
が誤動作要因となる。この欠点を解決するため、引用例
3のワイヤレスキーボードでは、出力および返送キーコ
ードの相互比較結果正常であれば通信処理を完了するこ
とにより、データ入力の信頼性を向上させている。
は、ケーブルの単純代用として光信号を用いるものであ
り、キーボードの配置に関する自由度は飛躍的に向上す
る。しかし、銀行窓口業務等の複数台のオフィスコンピ
ュータやOA端末が同時に動作する環境では、各装置間
の光信号の相互干渉や外来ノイズあるいは障害物の影響
が誤動作要因となる。この欠点を解決するため、引用例
3のワイヤレスキーボードでは、出力および返送キーコ
ードの相互比較結果正常であれば通信処理を完了するこ
とにより、データ入力の信頼性を向上させている。
【0005】引用例3記載の従来のワイヤレスキーボー
ドを含む銀行端末装置をブロックで示す図15を参照す
ると、この従来のワイヤレスキーボードを含む銀行端末
装置は、ディスプレイ100と、CPUを含み全体の制
御を行う制御装置120と、データ入力用のワイヤレス
キーボード130とを備える。
ドを含む銀行端末装置をブロックで示す図15を参照す
ると、この従来のワイヤレスキーボードを含む銀行端末
装置は、ディスプレイ100と、CPUを含み全体の制
御を行う制御装置120と、データ入力用のワイヤレス
キーボード130とを備える。
【0006】ディスプレイ100は受光素子を含み光信
号を電気信号に変換する光電変換器111と、装置コー
ドを分離するデコーダ112と、装置コードを付加する
エンコーダ113と、発光素子を含み電気信号を光信号
に変換する電光変換器114とを備える。
号を電気信号に変換する光電変換器111と、装置コー
ドを分離するデコーダ112と、装置コードを付加する
エンコーダ113と、発光素子を含み電気信号を光信号
に変換する電光変換器114とを備える。
【0007】キーボード130は入力用のキーが配列さ
れたキースイッチ131と、押下キー対応のキーコード
を発生するキーコード発生器132と、キーコードを一
時保持するキーコードバッファ133と、キーコードに
装置コードの付加および所定の周波数変調を行うエンコ
ーダ134と、電光変換器114と同様の電光変換器1
36と、光電変換器111と同様の光電変換器137
と、装置コードを分離するデコーダ138と、送信およ
び受信キーコードを相互比較する比較器139と、電源
140とを備える。
れたキースイッチ131と、押下キー対応のキーコード
を発生するキーコード発生器132と、キーコードを一
時保持するキーコードバッファ133と、キーコードに
装置コードの付加および所定の周波数変調を行うエンコ
ーダ134と、電光変換器114と同様の電光変換器1
36と、光電変換器111と同様の光電変換器137
と、装置コードを分離するデコーダ138と、送信およ
び受信キーコードを相互比較する比較器139と、電源
140とを備える。
【0008】次に、図15を参照して、従来のワイヤレ
スキーボードの動作について説明すると、まず、キース
イッチ131の任意のキーの押下に応答して、そのキー
対応のキーコードがキーコード発生器132で生成さ
れ、キーコードバッファ133に保持される。次に、エ
ンコーダ134でこのキーボード130の装置コードが
付加され、さらにこのキーボード130固有の周波数で
変調されてから電光変換器136で光信号に変換され
る。この光信号は光電変換器111で電気信号に変換さ
れ、デコーダ112で装置コードを分離し、制御装置1
20に送る。制御装置120はこの装置コードをチェッ
クし、正常であれば上記キーコードの取込みとともにエ
ンコーダ113で制御装置120の装置コードを付加
し、制御装置120固有の周波数で変調後、電光変換器
114,光電変換器137を経由してキーボード130
に返送する。キーボード130は、受信した返送キーコ
ード信号からデコーダ138で装置コードを分離し、こ
の制御装置120の装置コードが親子関係にあるか否か
をチエックする。親子関係にあれば、比較器139で返
送キーコードとキーコードバッファに保持された送信キ
ーコードとの相互比較を行ない、一致すれば次に押下さ
れるキー入力処理に移り、所定時間経過後にこの次キー
入力を送信する。不一致の場合は、上述と同様のプロセ
スにより再度キーコードを出力する。制御装置120は
返送キーコード送信後、上記所定時間キーボード130
からのキーデータ送信を監視し、再送信されてこなけれ
ば最初の受信キーコードを正常データとして処理する。
上記所定時間内にキーコードが再送信されてきた場合、
最初の受信キーコードを誤データと判定してキャンセル
し、上記再送信キーコードを最初のキーコードとしてキ
ーボード130に返送する処理を行い、上述の動作を繰
り返す。
スキーボードの動作について説明すると、まず、キース
イッチ131の任意のキーの押下に応答して、そのキー
対応のキーコードがキーコード発生器132で生成さ
れ、キーコードバッファ133に保持される。次に、エ
ンコーダ134でこのキーボード130の装置コードが
付加され、さらにこのキーボード130固有の周波数で
変調されてから電光変換器136で光信号に変換され
る。この光信号は光電変換器111で電気信号に変換さ
れ、デコーダ112で装置コードを分離し、制御装置1
20に送る。制御装置120はこの装置コードをチェッ
クし、正常であれば上記キーコードの取込みとともにエ
ンコーダ113で制御装置120の装置コードを付加
し、制御装置120固有の周波数で変調後、電光変換器
114,光電変換器137を経由してキーボード130
に返送する。キーボード130は、受信した返送キーコ
ード信号からデコーダ138で装置コードを分離し、こ
の制御装置120の装置コードが親子関係にあるか否か
をチエックする。親子関係にあれば、比較器139で返
送キーコードとキーコードバッファに保持された送信キ
ーコードとの相互比較を行ない、一致すれば次に押下さ
れるキー入力処理に移り、所定時間経過後にこの次キー
入力を送信する。不一致の場合は、上述と同様のプロセ
スにより再度キーコードを出力する。制御装置120は
返送キーコード送信後、上記所定時間キーボード130
からのキーデータ送信を監視し、再送信されてこなけれ
ば最初の受信キーコードを正常データとして処理する。
上記所定時間内にキーコードが再送信されてきた場合、
最初の受信キーコードを誤データと判定してキャンセル
し、上記再送信キーコードを最初のキーコードとしてキ
ーボード130に返送する処理を行い、上述の動作を繰
り返す。
【0009】このように、この従来の引用例3のワイヤ
レスキーボードは、入力送信および返送キーコードの各
々の相互比較により正常であれば通信処理を完了する方
式を採用し、データ通信の信頼性を向上させている。
レスキーボードは、入力送信および返送キーコードの各
々の相互比較により正常であれば通信処理を完了する方
式を採用し、データ通信の信頼性を向上させている。
【0010】一方、NEC(株)の98シリーズなど最
近の一般的なパーソナルコンピュータでは、CPUを含
む本体である制御装置(以下CPU)へのキーコード送
信機能に加えて、CPUからのコマンド受信機能を有す
るキーボードを備えている。
近の一般的なパーソナルコンピュータでは、CPUを含
む本体である制御装置(以下CPU)へのキーコード送
信機能に加えて、CPUからのコマンド受信機能を有す
るキーボードを備えている。
【0011】この種の機能の一例として、上記98シリ
ーズパーソナルコンピュータではキーボード上にキーロ
ック状態を表示するLEDディスプレイを備え、CPU
で走行中のソフトウェアに応じて上記キーロック状態表
示を変更するLEDディスプレイ制御コマンドを上記キ
ーボードに対し発行する入力モード切換機能を標準装備
している。動作の一例としては、ワードプロセッサソフ
トウェア走行中は、かなおよびローマ字の2モード対応
の文字キー入力がかな文字対応となるかなロック状態の
とき「カナ」表示対応のLEDディスプレイが点灯する
かな入力モードに、表計算ソフトウェア走行中は上記文
字キー入力がローマ字入力対応となり同時に大文字ロッ
ク状態のとき大文字を示す「CAPS」表示対応のLE
Dディスプレイが点灯するローマ字大文字入力モードに
それぞれ設定される。これにより、オペレータによるキ
ーロック状態の切換え操作なしに、使用ソフトウェアの
切換えに対応する入力モードの自動切換えを可能として
いる。
ーズパーソナルコンピュータではキーボード上にキーロ
ック状態を表示するLEDディスプレイを備え、CPU
で走行中のソフトウェアに応じて上記キーロック状態表
示を変更するLEDディスプレイ制御コマンドを上記キ
ーボードに対し発行する入力モード切換機能を標準装備
している。動作の一例としては、ワードプロセッサソフ
トウェア走行中は、かなおよびローマ字の2モード対応
の文字キー入力がかな文字対応となるかなロック状態の
とき「カナ」表示対応のLEDディスプレイが点灯する
かな入力モードに、表計算ソフトウェア走行中は上記文
字キー入力がローマ字入力対応となり同時に大文字ロッ
ク状態のとき大文字を示す「CAPS」表示対応のLE
Dディスプレイが点灯するローマ字大文字入力モードに
それぞれ設定される。これにより、オペレータによるキ
ーロック状態の切換え操作なしに、使用ソフトウェアの
切換えに対応する入力モードの自動切換えを可能として
いる。
【0012】引用例3の従来のワイヤレスキーボード
は、最近の一般的なパーソナルコンピュータのキーボー
ドが有するようなCPUからのコマンド受信を含む双方
向通信機能が欠如しており上記入力モード切換機能の装
備が不可能である。
は、最近の一般的なパーソナルコンピュータのキーボー
ドが有するようなCPUからのコマンド受信を含む双方
向通信機能が欠如しており上記入力モード切換機能の装
備が不可能である。
【0013】さらに、上記98シリーズパーソナルコン
ピュータでは、一般的な機能として、CPUの入力モー
ド設定時におけるマンマシンインターフェースの向上の
ために、キーボードの特定キーを押下しながらCPUの
リセットボタンを押下するとモード設定用ソフトウェア
が起動する自動モード設定機能を装備している。この自
動モード設定機能の実現には、CPUからキーボードへ
の上記リセット信号を定義し、キーボードは上記リセッ
ト信号の受信に応答して既に押下されている上記特定キ
ーをチェックし、このチエック結果のCPUへの伝送後
にこの特定キー押下情報を保持したまま上記リセット処
理を実行するとともに、CPUは上記リセット信号の発
生後の一定時間内にキーボードからの伝送データは上記
リセット時の上記押下特定キーであると判断し、この特
定キーがCPUのモード設定ソフトウェアを起動するキ
ーであれば、対象ソフトウェアを起動する。しかし、従
来のワイヤレスキーボードは、上述のようにリセットコ
マンドやデータの受信を含む双方向通信機能が欠如して
おり、この種の自動モード設定機能の装備に対応できな
い。
ピュータでは、一般的な機能として、CPUの入力モー
ド設定時におけるマンマシンインターフェースの向上の
ために、キーボードの特定キーを押下しながらCPUの
リセットボタンを押下するとモード設定用ソフトウェア
が起動する自動モード設定機能を装備している。この自
動モード設定機能の実現には、CPUからキーボードへ
の上記リセット信号を定義し、キーボードは上記リセッ
ト信号の受信に応答して既に押下されている上記特定キ
ーをチェックし、このチエック結果のCPUへの伝送後
にこの特定キー押下情報を保持したまま上記リセット処
理を実行するとともに、CPUは上記リセット信号の発
生後の一定時間内にキーボードからの伝送データは上記
リセット時の上記押下特定キーであると判断し、この特
定キーがCPUのモード設定ソフトウェアを起動するキ
ーであれば、対象ソフトウェアを起動する。しかし、従
来のワイヤレスキーボードは、上述のようにリセットコ
マンドやデータの受信を含む双方向通信機能が欠如して
おり、この種の自動モード設定機能の装備に対応できな
い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のワイヤ
レスキーボードは、コマンドやデータの受信を含むCP
Uとの双方向通信機能が欠如しており、一般的なケーブ
ル付きキーボードの機能に含まれソフトウェア切換対応
の自動入力モード切換機能やマンマシンインターフェー
スの向上のための自動モード設定機能などの装備に対応
できず互換性に乏しいという欠点があった。
レスキーボードは、コマンドやデータの受信を含むCP
Uとの双方向通信機能が欠如しており、一般的なケーブ
ル付きキーボードの機能に含まれソフトウェア切換対応
の自動入力モード切換機能やマンマシンインターフェー
スの向上のための自動モード設定機能などの装備に対応
できず互換性に乏しいという欠点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のワイヤレスキー
ボードは、キースイッチをマトリクス上に配置したキー
ボードからの第1のキーコードデータを含む第1のキー
情報を変調して第1の無線信号として送信する入力装置
と、前記第1の無線信号を受信復調した第2のキーコー
ドデータをデータ入力対象の上位装置に転送する制御装
置とを備えるワイヤレスキーボードにおいて、前記入力
装置が、前記第1のキーコードデータの供給を受け第1
の識別符号を含む前記第1のキー情報を発生するととも
に第1の制御データ対応の受信制御データに対応し第1
の無線通信ユニットの制御を含む予め定めた複数のプロ
グラムから成る第1のプログラム群を格納した第1の記
憶手段を有する第1のマイクロプロセッサと、前記第1
のキー情報の供給に応答して前記第1の無線信号を発生
するとともに前記制御装置が送信する第2の無線信号を
受信復調して前記制御装置からの前記第2のキーコード
データ対応の応答信号を含む前記第1の受信制御データ
を出力する第1の無線通信ユニットとを備え、前記制御
装置が、前記第1の無線信号を受信復調し前記第1のキ
ー情報対応の第1の受信キー情報を出力するとともに前
記第1の制御データの供給を受けて前記第2の無線信号
を発生する第2の無線通信ユニットと、第2の識別符号
を含む前記第1の制御データの発生および前記第2の無
線通信ユニットの制御を含む予め定めた複数のプログラ
ムから成る第2のプログラム群を格納した第2の記憶手
段と少なくとも前記第2のキーコードデータを含みこの
第2のキーコードデータ管理用のデータであるキーマッ
プを格納した第3の記憶手段とを有する第2のマイクロ
プロセッサとを備えて構成されている。
ボードは、キースイッチをマトリクス上に配置したキー
ボードからの第1のキーコードデータを含む第1のキー
情報を変調して第1の無線信号として送信する入力装置
と、前記第1の無線信号を受信復調した第2のキーコー
ドデータをデータ入力対象の上位装置に転送する制御装
置とを備えるワイヤレスキーボードにおいて、前記入力
装置が、前記第1のキーコードデータの供給を受け第1
の識別符号を含む前記第1のキー情報を発生するととも
に第1の制御データ対応の受信制御データに対応し第1
の無線通信ユニットの制御を含む予め定めた複数のプロ
グラムから成る第1のプログラム群を格納した第1の記
憶手段を有する第1のマイクロプロセッサと、前記第1
のキー情報の供給に応答して前記第1の無線信号を発生
するとともに前記制御装置が送信する第2の無線信号を
受信復調して前記制御装置からの前記第2のキーコード
データ対応の応答信号を含む前記第1の受信制御データ
を出力する第1の無線通信ユニットとを備え、前記制御
装置が、前記第1の無線信号を受信復調し前記第1のキ
ー情報対応の第1の受信キー情報を出力するとともに前
記第1の制御データの供給を受けて前記第2の無線信号
を発生する第2の無線通信ユニットと、第2の識別符号
を含む前記第1の制御データの発生および前記第2の無
線通信ユニットの制御を含む予め定めた複数のプログラ
ムから成る第2のプログラム群を格納した第2の記憶手
段と少なくとも前記第2のキーコードデータを含みこの
第2のキーコードデータ管理用のデータであるキーマッ
プを格納した第3の記憶手段とを有する第2のマイクロ
プロセッサとを備えて構成されている。
【0016】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例をブロックで示
す図1を参照すると、この図に示す本実施例のワイヤレ
スキーボードは、データ入力用のキースイッチをマトリ
クス状に配置したキーマトリクス11を含みキーボード
本体を構成する入力装置1と、入力装置1との双方向通
信制御を行いパーソナルコンピュータ本体(以下パソコ
ン本体)3とケーブル4を経由して入出力インタフエー
スする制御装置2とを備える。
す図1を参照すると、この図に示す本実施例のワイヤレ
スキーボードは、データ入力用のキースイッチをマトリ
クス状に配置したキーマトリクス11を含みキーボード
本体を構成する入力装置1と、入力装置1との双方向通
信制御を行いパーソナルコンピュータ本体(以下パソコ
ン本体)3とケーブル4を経由して入出力インタフエー
スする制御装置2とを備える。
【0017】入力装置1はキーマトリクス11と、後述
の双方向通信機能対応のハードウェア化したソフトウェ
アであるフアームウェアF11,F12を格納したRO
MとRAMと各々複数の入力,出力,入出力ポートおよ
び割込ポートとを有するシングルチップマイクロコンピ
ュータ(以下マイコン)12と、後述の無線通信ユニッ
ト13と、かなおよびローマ字の2モード対応の文字キ
ー入力がローマ字入力対応のとき大文字(CAPS)ロ
ック状態を表示するCAPS表示用LEDディスプレイ
(以下LED)14と、上記文字キー入力がかな文字対
応となるかなロック状態を表示するカナ表示用LED1
5と、無線チャネルを決定する6ビットのディップスイ
ッチ16と、電源回路17と、入力装置1から制御装置
2へのデータを送信するアンテナ18と、制御装置2か
ら入力装置1へのデータを受信するアンテナ19とを備
える。
の双方向通信機能対応のハードウェア化したソフトウェ
アであるフアームウェアF11,F12を格納したRO
MとRAMと各々複数の入力,出力,入出力ポートおよ
び割込ポートとを有するシングルチップマイクロコンピ
ュータ(以下マイコン)12と、後述の無線通信ユニッ
ト13と、かなおよびローマ字の2モード対応の文字キ
ー入力がローマ字入力対応のとき大文字(CAPS)ロ
ック状態を表示するCAPS表示用LEDディスプレイ
(以下LED)14と、上記文字キー入力がかな文字対
応となるかなロック状態を表示するカナ表示用LED1
5と、無線チャネルを決定する6ビットのディップスイ
ッチ16と、電源回路17と、入力装置1から制御装置
2へのデータを送信するアンテナ18と、制御装置2か
ら入力装置1へのデータを受信するアンテナ19とを備
える。
【0018】制御装置2は無線通信ユニット21と、フ
アームウェアF11の代りにフアームウェアF21を格
納する他はマイコン12と同様のマイコン22と、ディ
ップスイッチ16と同様のディップスイッチ23と、入
力装置1から制御装置2へのデータを受信するアンテナ
24と、制御装置2から入力装置1へのデータを送信す
るアンテナ25とを備える。
アームウェアF11の代りにフアームウェアF21を格
納する他はマイコン12と同様のマイコン22と、ディ
ップスイッチ16と同様のディップスイッチ23と、入
力装置1から制御装置2へのデータを受信するアンテナ
24と、制御装置2から入力装置1へのデータを送信す
るアンテナ25とを備える。
【0019】無線通信ユニット13の回路をブロックで
示す図2(A)を参照すると、この無線通信ユニット1
3は、PLL回路411とVCO412と中間周波数
(IF)生成回路413とから成る周波数設定モジュー
ル41と、変調回路421と高周波増幅回路(AMP)
422とバンドパスフィルタ(BPF)423とから成
りアンテナ18に接続された送信モジュール42と、B
PF431,433,435と第1および第2周波数混
合回路(MIX)432,434と復調回路436と搬
送波検出回路437とから成りアンテナ19に接続され
たダブルスーパヘテロダイン方式の受信モジュール43
とを備える。
示す図2(A)を参照すると、この無線通信ユニット1
3は、PLL回路411とVCO412と中間周波数
(IF)生成回路413とから成る周波数設定モジュー
ル41と、変調回路421と高周波増幅回路(AMP)
422とバンドパスフィルタ(BPF)423とから成
りアンテナ18に接続された送信モジュール42と、B
PF431,433,435と第1および第2周波数混
合回路(MIX)432,434と復調回路436と搬
送波検出回路437とから成りアンテナ19に接続され
たダブルスーパヘテロダイン方式の受信モジュール43
とを備える。
【0020】無線通信ユニット21の回路をブロックで
示す図2(B)を参照すると、この無線通信ユニット2
1は、BPF511,513,515と第1および第2
MIX512,514と復調回路516と搬送波検出回
路517とから成りアンテナ24に接続されたダブルス
ーパヘテロダイン方式の受信モジュール51と、PLL
回路521,523とVCO522,524とIF生成
回路525とから成る周波数設定モジュール52と、変
調回路531とAMP532とBPF533とから成り
アンテナ25に接続された送信モジュール53とを備え
る。
示す図2(B)を参照すると、この無線通信ユニット2
1は、BPF511,513,515と第1および第2
MIX512,514と復調回路516と搬送波検出回
路517とから成りアンテナ24に接続されたダブルス
ーパヘテロダイン方式の受信モジュール51と、PLL
回路521,523とVCO522,524とIF生成
回路525とから成る周波数設定モジュール52と、変
調回路531とAMP532とBPF533とから成り
アンテナ25に接続された送信モジュール53とを備え
る。
【0021】次に、図1,図2を参照して本実施例の動
作について説明すると、まず、入力装置1から制御装置
2へのデータはアンテナ18から無線信号S1として伝
播され、制御装置2のアンテナ24で受信される。ま
た、制御装置2から入力装置1へのデータはアンテナ2
5から無線信号S2として伝播され、入力装置1のアン
テナ18により受信される。
作について説明すると、まず、入力装置1から制御装置
2へのデータはアンテナ18から無線信号S1として伝
播され、制御装置2のアンテナ24で受信される。ま
た、制御装置2から入力装置1へのデータはアンテナ2
5から無線信号S2として伝播され、入力装置1のアン
テナ18により受信される。
【0022】図2(A)を参照すると、送信モジュール
42および受信モジュール43の各々は、マイコン12
からそれぞれ出力ポートO121,O123を経由して
供給される信号TXSW1およびに信号RXSWの各々
によりそれぞれ動作/不動作(ON/OFF)制御が可
能である。周波数設定モジュール41はマイコン12の
入出力ポートI/O121から供給される複数のPLL
信号PLL1により搬送波と第1中間周波数(IF)と
第2IFとを設定する。送信モジュール42は信号TX
SW1のON制御に応答して、上記搬送波を無線信号S
1として出力し、次に、マイコン12から出力ポートO
122を経由して供給される信号TXD1で上記搬送波
を変調した変調信号M1を無線信号S1としてアンテナ
18から送信する。
42および受信モジュール43の各々は、マイコン12
からそれぞれ出力ポートO121,O123を経由して
供給される信号TXSW1およびに信号RXSWの各々
によりそれぞれ動作/不動作(ON/OFF)制御が可
能である。周波数設定モジュール41はマイコン12の
入出力ポートI/O121から供給される複数のPLL
信号PLL1により搬送波と第1中間周波数(IF)と
第2IFとを設定する。送信モジュール42は信号TX
SW1のON制御に応答して、上記搬送波を無線信号S
1として出力し、次に、マイコン12から出力ポートO
122を経由して供給される信号TXD1で上記搬送波
を変調した変調信号M1を無線信号S1としてアンテナ
18から送信する。
【0023】一方、無線信号S2はアンテナ19を経由
して受信モジュール43に入力される。この受信モジュ
ール43は、第1および第2MIX432,434とB
PF433,435により無線信号S2の周波数変換を
行い、復調回路436でこの信号S2を復調して信号R
XD1を出力する。同時に、搬送波検出回路437で搬
送波を検出し信号CS1を出力する。この信号RXD1
はマイコン12の入力ポートI121に、また、信号C
S1はマイコン12の割込ポートINT121にそれぞ
れ供給される。
して受信モジュール43に入力される。この受信モジュ
ール43は、第1および第2MIX432,434とB
PF433,435により無線信号S2の周波数変換を
行い、復調回路436でこの信号S2を復調して信号R
XD1を出力する。同時に、搬送波検出回路437で搬
送波を検出し信号CS1を出力する。この信号RXD1
はマイコン12の入力ポートI121に、また、信号C
S1はマイコン12の割込ポートINT121にそれぞ
れ供給される。
【0024】任意の周波数チャネル対応の無線信号S
1,S2の各々の周波数は第1IFと同一周波数だけづ
らして設定されており、周波数設定モジュール41がP
LL信号の供給に応答してこの周波数チャネルを設定す
ると対応の無線信号S1,S2の周波数も設定される。
無線通信ユニット13は、このような周波数チャネルを
64チャネル有し、その各々はディップスイッチ16に
より設定する。また、送信モジュール42と受信モジュ
ール43は同時にON状態とすることができないため、
無線信号S1,S2は半二重通信を行う。
1,S2の各々の周波数は第1IFと同一周波数だけづ
らして設定されており、周波数設定モジュール41がP
LL信号の供給に応答してこの周波数チャネルを設定す
ると対応の無線信号S1,S2の周波数も設定される。
無線通信ユニット13は、このような周波数チャネルを
64チャネル有し、その各々はディップスイッチ16に
より設定する。また、送信モジュール42と受信モジュ
ール43は同時にON状態とすることができないため、
無線信号S1,S2は半二重通信を行う。
【0025】図2(B)を参照すると、送信モジュール
53はマイコン22から出力ポートO222を経由して
供給される信号TXSW2によりON/OFF制御が可
能であるが、受信モジュール51は常にON状態を維持
する。入出力ポートI/O222から供給される複数の
送信用PLL信号PLL2に応答して周波数設定モジュ
ール52が送信用搬送波を設定し、同様に入出力ポート
I/O221から供給される受信用PLL信号PLL1
に応答して受信用搬送波と第1IFと第2IFとを設定
する。送信モジュール53は信号TXSW2のON制御
に応答して、送信用搬送波を無線信号S2として出力
し、次に、出力ポートO221を経由して供給される信
号TXD2で上記搬送波を変調した変調信号M2を無線
信号S2としてアンテナ25から送信する。
53はマイコン22から出力ポートO222を経由して
供給される信号TXSW2によりON/OFF制御が可
能であるが、受信モジュール51は常にON状態を維持
する。入出力ポートI/O222から供給される複数の
送信用PLL信号PLL2に応答して周波数設定モジュ
ール52が送信用搬送波を設定し、同様に入出力ポート
I/O221から供給される受信用PLL信号PLL1
に応答して受信用搬送波と第1IFと第2IFとを設定
する。送信モジュール53は信号TXSW2のON制御
に応答して、送信用搬送波を無線信号S2として出力
し、次に、出力ポートO221を経由して供給される信
号TXD2で上記搬送波を変調した変調信号M2を無線
信号S2としてアンテナ25から送信する。
【0026】一方、無線信号S1はアンテナ24を経由
して受信モジュール51に入力される。この受信モジュ
ール51は、第1および第2MIX512,514とB
PF513,515により無線信号S1の周波数変換を
行い、復調回路517でこの信号S1を復調して信号R
XD2を出力する。同時に、搬送波検出回路516で搬
送波を検出し信号CS2を出力する。この信号RXD2
はマイコン22の入力ポートI221に、また、信号C
S1は割込ポートINT221にそれぞれ供給される。
して受信モジュール51に入力される。この受信モジュ
ール51は、第1および第2MIX512,514とB
PF513,515により無線信号S1の周波数変換を
行い、復調回路517でこの信号S1を復調して信号R
XD2を出力する。同時に、搬送波検出回路516で搬
送波を検出し信号CS2を出力する。この信号RXD2
はマイコン22の入力ポートI221に、また、信号C
S1は割込ポートINT221にそれぞれ供給される。
【0027】この無線通信ユニット21は、無線通信ユ
ニット13と同様のディップスイッチ23により設定す
る64チャネルの周波数チャネルを有する。また、送信
モジュール53と受信モジュール51は同時にON状態
とすることができるため、無線信号S1,S2により全
二重通信が可能である。
ニット13と同様のディップスイッチ23により設定す
る64チャネルの周波数チャネルを有する。また、送信
モジュール53と受信モジュール51は同時にON状態
とすることができるため、無線信号S1,S2により全
二重通信が可能である。
【0028】無線信号S1,S2のデータフォーマット
をそれぞれ示す図3(A),(B)を併せて参照する
と、無線信号S1は周波数チャネル設定用のディップス
イッチ16と同一ビットパターンの6ビットのIDビッ
トと、キーON/OFFにそれぞれ対応するメーク/ブ
レークデータおよびLED情報センス用のLEDセンス
データから成る8ビットのデータビットと、1ビットの
パリティビットである冗長ビットとから成る15ビット
のデータを有する。これらデータビットは、メークデー
タを00h〜6Fh,ブレークデータを80h〜FF
h,LEDセンスデータを70hにそれぞれ割当てる。
無線信号S2は周波数チャネル設定用のディップスイッ
チ23と同一ビットパターンの6ビットのIDビット
と、正常応答と再送要求とをそれぞれ10,01で示す
通信ステータスとCAPS,カナのLED情報をそれぞ
れ1で示すLEDステータスとを含む4ビットのデータ
ビットと、1ビットのパリティビットである冗長ビット
とから成る11ビットのデータを有する。
をそれぞれ示す図3(A),(B)を併せて参照する
と、無線信号S1は周波数チャネル設定用のディップス
イッチ16と同一ビットパターンの6ビットのIDビッ
トと、キーON/OFFにそれぞれ対応するメーク/ブ
レークデータおよびLED情報センス用のLEDセンス
データから成る8ビットのデータビットと、1ビットの
パリティビットである冗長ビットとから成る15ビット
のデータを有する。これらデータビットは、メークデー
タを00h〜6Fh,ブレークデータを80h〜FF
h,LEDセンスデータを70hにそれぞれ割当てる。
無線信号S2は周波数チャネル設定用のディップスイッ
チ23と同一ビットパターンの6ビットのIDビット
と、正常応答と再送要求とをそれぞれ10,01で示す
通信ステータスとCAPS,カナのLED情報をそれぞ
れ1で示すLEDステータスとを含む4ビットのデータ
ビットと、1ビットのパリティビットである冗長ビット
とから成る11ビットのデータを有する。
【0029】以下の説明では、正常応答の通信ステータ
スを含む無線信号S2をACK(肯定応答),再送要求
の通信ステータスを含む無線信号S2をNAK(否定応
答)とする。
スを含む無線信号S2をACK(肯定応答),再送要求
の通信ステータスを含む無線信号S2をNAK(否定応
答)とする。
【0030】入力装置1および制御装置2相互間の無線
通信の成立にはこれら入力装置1および制御装置2の各
々の周波数チャネル同志の一致が必要条件であるため、
図3(A),(B)のIDビットの各々同志は一致して
いる。上述した各ユニットや各モジュールの制御はマイ
コン12とマイコン22の各々の内蔵ROMにそれぞれ
格納されているファームウェアF11,F21により実
行される。
通信の成立にはこれら入力装置1および制御装置2の各
々の周波数チャネル同志の一致が必要条件であるため、
図3(A),(B)のIDビットの各々同志は一致して
いる。上述した各ユニットや各モジュールの制御はマイ
コン12とマイコン22の各々の内蔵ROMにそれぞれ
格納されているファームウェアF11,F21により実
行される。
【0031】これらファームウェアF11,F21が実
現している無線通信のシーケンスを示す図4を参照する
と、入力装置1から制御装置2へのデータ転送は、無線
信号S1により、また、制御装置2から入力装置1への
データ転送は無線信号S2によりそれぞれ行われてい
る。図4(A)は正常通信の場合の、図4(B)は無線
信号S1にエラーが発生した場合の、図4(C)は無線
信号S2にエラーが発生した場合のそれぞれのシーケン
スを示す。これらファームウェアF11,F21のフロ
ーチャートをそれぞれ示す図5を参照して各々の場合に
おけるファームウェア動作を説明すると、図5(A)は
ファームウェアF11の、図5(B)はファームウェア
F21のフローチャートをそれぞれ示し、S000〜S
019はファームウェアF11,F21の各々のステッ
プを示す。
現している無線通信のシーケンスを示す図4を参照する
と、入力装置1から制御装置2へのデータ転送は、無線
信号S1により、また、制御装置2から入力装置1への
データ転送は無線信号S2によりそれぞれ行われてい
る。図4(A)は正常通信の場合の、図4(B)は無線
信号S1にエラーが発生した場合の、図4(C)は無線
信号S2にエラーが発生した場合のそれぞれのシーケン
スを示す。これらファームウェアF11,F21のフロ
ーチャートをそれぞれ示す図5を参照して各々の場合に
おけるファームウェア動作を説明すると、図5(A)は
ファームウェアF11の、図5(B)はファームウェア
F21のフローチャートをそれぞれ示し、S000〜S
019はファームウェアF11,F21の各々のステッ
プを示す。
【0032】まず、マイコン12はキーマトリクス11
をスキャンし、キーONを検出すると無線通信ユニット
13から図3(A)のデータフォーマットを有する無線
信号S1としてメークデータを送信(S001)し、返
送を待つ(S002)。一方、無線通信ユニット21が
無線信号S1の搬送波を検出すると信号CS2によりマ
イコン22に割込みが発生(S008)し、メークデー
タを受信(S009,S010)する。受信メークデー
タのIDをチェックし、不一致ならば(S011)この
受信データを全て放棄し割込み処理を終了(S019)
する。IDが一致するとパリティをチェックし、異常な
らばNAKを返送(S015,S016)し、正常なら
ばACKを返送する(S013,S014)。次に、送
られてきたメークデータをパソコン本体3に出力可能か
否かを後述のように判断(S017)し、可能であれば
このメークデータを対応のキーコードとしてパソコン本
体3に出力(S018)する。
をスキャンし、キーONを検出すると無線通信ユニット
13から図3(A)のデータフォーマットを有する無線
信号S1としてメークデータを送信(S001)し、返
送を待つ(S002)。一方、無線通信ユニット21が
無線信号S1の搬送波を検出すると信号CS2によりマ
イコン22に割込みが発生(S008)し、メークデー
タを受信(S009,S010)する。受信メークデー
タのIDをチェックし、不一致ならば(S011)この
受信データを全て放棄し割込み処理を終了(S019)
する。IDが一致するとパリティをチェックし、異常な
らばNAKを返送(S015,S016)し、正常なら
ばACKを返送する(S013,S014)。次に、送
られてきたメークデータをパソコン本体3に出力可能か
否かを後述のように判断(S017)し、可能であれば
このメークデータを対応のキーコードとしてパソコン本
体3に出力(S018)する。
【0033】ここで、ステップS017の判断処理は、
パソコン本体3に対する正当なキーコードデータか否か
とともに、正当なキーコードデータであってもこのシー
ケンス中に既にパソコン本体3に出力済のキーコードか
否かも判断する。すなわち、同一シーケンス中で同一メ
ークコードやブレークコードの2回連続するパソコン本
体3への出力を防止する判断を行うものである。もし、
2回連続でメークコードを出力してしまうと、オペレー
タの1回のキーON操作に対し、パソコン本体3は2回
のキーON対応の動作を実行してしまうため、誤動作す
るという不具合を防止する機能である。この判断処理
は、マイコン22の内蔵RAMにキーON/OFFを管
理するキーマップK21を設定することにより実行す
る。
パソコン本体3に対する正当なキーコードデータか否か
とともに、正当なキーコードデータであってもこのシー
ケンス中に既にパソコン本体3に出力済のキーコードか
否かも判断する。すなわち、同一シーケンス中で同一メ
ークコードやブレークコードの2回連続するパソコン本
体3への出力を防止する判断を行うものである。もし、
2回連続でメークコードを出力してしまうと、オペレー
タの1回のキーON操作に対し、パソコン本体3は2回
のキーON対応の動作を実行してしまうため、誤動作す
るという不具合を防止する機能である。この判断処理
は、マイコン22の内蔵RAMにキーON/OFFを管
理するキーマップK21を設定することにより実行す
る。
【0034】次に、無線信号S2として返送されたデー
タを無線通信ユニット13を経由して受信(S003)
したマイコン12はIDをチェックし、不一致ならば再
度データ受信を待つ処理に戻る(S004)。IDが正
常であればパリティを検出し、異常ならば再度同一デー
タの出力に戻り(S005)、正常ならば処理を終了
(S007)する。同様に受信データがACK以外であ
れば、再度データ出力に戻る(S006)。
タを無線通信ユニット13を経由して受信(S003)
したマイコン12はIDをチェックし、不一致ならば再
度データ受信を待つ処理に戻る(S004)。IDが正
常であればパリティを検出し、異常ならば再度同一デー
タの出力に戻り(S005)、正常ならば処理を終了
(S007)する。同様に受信データがACK以外であ
れば、再度データ出力に戻る(S006)。
【0035】図4(B)を再度参照すると、無線信号S
1として送信されてきたメークデータにエラーが発生し
たがNAKの返送により同一メークデータが再送されて
きたため上記エラーが復旧した様子を示す。図4(C)
を参照すると、無線信号S2として返送したACKにエ
ラーが発生したため、同一メークコードを再送したが再
送されたメークデータはパソコン本体3には出力せず、
誤動作することなしにエラーが復旧した様子を示す。
1として送信されてきたメークデータにエラーが発生し
たがNAKの返送により同一メークデータが再送されて
きたため上記エラーが復旧した様子を示す。図4(C)
を参照すると、無線信号S2として返送したACKにエ
ラーが発生したため、同一メークコードを再送したが再
送されたメークデータはパソコン本体3には出力せず、
誤動作することなしにエラーが復旧した様子を示す。
【0036】図6(A)を参照すると、この図に示すL
EDセンスデータの通信シーケンスは、マイコン12の
ROMに格納されたファームウェアF12で制御され図
4と同様のフォーマットを使用している。図6(B)を
併せて参照すると、この図に示すファームウェアF12
の処理のフローチャートは、ステップS100〜S11
1から成る。
EDセンスデータの通信シーケンスは、マイコン12の
ROMに格納されたファームウェアF12で制御され図
4と同様のフォーマットを使用している。図6(B)を
併せて参照すると、この図に示すファームウェアF12
の処理のフローチャートは、ステップS100〜S11
1から成る。
【0037】図6(A),(B)を参照して、このLE
Dセンスデータの通信シーケンス制御動作について説明
すると、パソコン本体3から転送されたコマンドにより
制御装置2のLEDステータスが変更されてしまう可能
性があるため、入力装置1は1秒間隔でLEDセンスデ
ータを使用して制御装置2のマイコン22の内蔵RAM
に格納されているLEDステータスをポーリングする。
Dセンスデータの通信シーケンス制御動作について説明
すると、パソコン本体3から転送されたコマンドにより
制御装置2のLEDステータスが変更されてしまう可能
性があるため、入力装置1は1秒間隔でLEDセンスデ
ータを使用して制御装置2のマイコン22の内蔵RAM
に格納されているLEDステータスをポーリングする。
【0038】図6(A)を参照すると、シーケンスk
1,k2,k3は1秒間隔で送信されるLEDセンスデ
ータであり、シーケンスk1のLEDセンスデータに対
する返送(ACK)の受信時点ではカナLEDはOFF
状態であったが、シーケンスk4のコマンドに応答して
制御装置2のLEDステータスのカナLEDがON状態
となったため、シーケンスk2のLEDセンスデータに
対する返送(ACK)を受信するとカナLEDがON状
態に更新され、入力装置1のカナLED15を点灯させ
る。
1,k2,k3は1秒間隔で送信されるLEDセンスデ
ータであり、シーケンスk1のLEDセンスデータに対
する返送(ACK)の受信時点ではカナLEDはOFF
状態であったが、シーケンスk4のコマンドに応答して
制御装置2のLEDステータスのカナLEDがON状態
となったため、シーケンスk2のLEDセンスデータに
対する返送(ACK)を受信するとカナLEDがON状
態に更新され、入力装置1のカナLED15を点灯させ
る。
【0039】図6(B)を参照してシーケンスk2の動
作を説明すると、LEDセンスデータ出力(S101)
後、返送をまち(S102)、返送データを受信(S1
05)し、図4(A)と同様にIDチェック(S10
6),パリティチェック(S107),ACKチェック
(S108)を実行後、カナのLEDステータスが変更
されていたため(S109)、更新したカナLEDを出
力(S110)する。
作を説明すると、LEDセンスデータ出力(S101)
後、返送をまち(S102)、返送データを受信(S1
05)し、図4(A)と同様にIDチェック(S10
6),パリティチェック(S107),ACKチェック
(S108)を実行後、カナのLEDステータスが変更
されていたため(S109)、更新したカナLEDを出
力(S110)する。
【0040】本実施例では、パソコン本体3がコマンド
を発行してから入力装置1のLEDが変化するまで、1
秒の遅延が生ずる可能性があるが、LEDセンスデータ
のポーリング間隔を調整することによりこの遅延を少な
くすることも可能である。また、キーON/OFFに対
応したメークデータ/ブレークデータに対する返送にも
LEDステータスが盛り込まれているため、この返送デ
ータの受信時点で、ステップS109,S110のよう
なチェックを行ってもよい。
を発行してから入力装置1のLEDが変化するまで、1
秒の遅延が生ずる可能性があるが、LEDセンスデータ
のポーリング間隔を調整することによりこの遅延を少な
くすることも可能である。また、キーON/OFFに対
応したメークデータ/ブレークデータに対する返送にも
LEDステータスが盛り込まれているため、この返送デ
ータの受信時点で、ステップS109,S110のよう
なチェックを行ってもよい。
【0041】次に、シーケンスk2から1秒後にシーケ
ンスk3のLEDセンスデータを出力したが、シーケン
スk5の時点でパソコン本体3の電源がOFFされたた
め、上記電源の供給を受けている制御装置2の電源もO
FF状態となりLEDセンスデータが通信不可能とな
る。このような場合には、ステップS103,S104
の処理を行ないマイコン12はスタンバイ状態となり消
費電流の低減を図る。
ンスk3のLEDセンスデータを出力したが、シーケン
スk5の時点でパソコン本体3の電源がOFFされたた
め、上記電源の供給を受けている制御装置2の電源もO
FF状態となりLEDセンスデータが通信不可能とな
る。このような場合には、ステップS103,S104
の処理を行ないマイコン12はスタンバイ状態となり消
費電流の低減を図る。
【0042】本実施例ではLEDセンスデータの機能を
拡張して対応したが、LEDセンスコマンドとは別にキ
ーOFFを示すデータを新規に設定してもよい。
拡張して対応したが、LEDセンスコマンドとは別にキ
ーOFFを示すデータを新規に設定してもよい。
【0043】また、入力装置1の電源回路17をOFF
する方式で消費電流を低減しても構わない。本実施例で
は、LEDセンスデータを使用し、1秒間隔で制御装置
2のLEDステータスをポーリングする方式であった
が、制御装置2がパソコン本体3からのコマンドを受信
した時点(シーケンスk4)で入力装置1に無線信号S
2としてLEDステータスを送信する方法でも構わな
い。しかし、この方法では入力装置1の無線通信ユニッ
ト13のRXSW信号を常にON状態にし、常に受信モ
ジュール43を動作状態にしておく必要があり、一般的
に電池を用いる電源回路17の動作時間の延長が困難で
ある。また、制御装置2の電源OFFを監視し、消費電
流の低減を図るためのデータとして、LEDセンスデー
タとは別に監視データを新規に設定してもよい。
する方式で消費電流を低減しても構わない。本実施例で
は、LEDセンスデータを使用し、1秒間隔で制御装置
2のLEDステータスをポーリングする方式であった
が、制御装置2がパソコン本体3からのコマンドを受信
した時点(シーケンスk4)で入力装置1に無線信号S
2としてLEDステータスを送信する方法でも構わな
い。しかし、この方法では入力装置1の無線通信ユニッ
ト13のRXSW信号を常にON状態にし、常に受信モ
ジュール43を動作状態にしておく必要があり、一般的
に電池を用いる電源回路17の動作時間の延長が困難で
ある。また、制御装置2の電源OFFを監視し、消費電
流の低減を図るためのデータとして、LEDセンスデー
タとは別に監視データを新規に設定してもよい。
【0044】マイコン22とパソコン本体3とのインタ
ーフェースをブロックで示す図7(A)を参照すると、
キーON/OFFに対応するメーク/ブレークコード転
送信号KBDは、マイコン22のデータ出力ポートDO
2からパソコン本体3のデータ入力ポートDI3に供給
される。LEDステータス変更コマンド転送信号KBC
は、パソコン本体3のコマンド出力ポートCO3からマ
イコン22のコマンド入力ポートCI2に供給される。
キーボードリセット信号KBRは、パソコン本体3の出
力ポートOP3からマイコン22の割込みポートINT
0に供給される。これら信号KBD,KBC,KBRは
ケーブル4を経由して伝送される。
ーフェースをブロックで示す図7(A)を参照すると、
キーON/OFFに対応するメーク/ブレークコード転
送信号KBDは、マイコン22のデータ出力ポートDO
2からパソコン本体3のデータ入力ポートDI3に供給
される。LEDステータス変更コマンド転送信号KBC
は、パソコン本体3のコマンド出力ポートCO3からマ
イコン22のコマンド入力ポートCI2に供給される。
キーボードリセット信号KBRは、パソコン本体3の出
力ポートOP3からマイコン22の割込みポートINT
0に供給される。これら信号KBD,KBC,KBRは
ケーブル4を経由して伝送される。
【0045】マイコン22の内蔵ROM格納の上記イン
ターフェース制御用のファームウェアF22をフローチ
ャートで示す図7(B)を参照して動作を説明すると、
パソコン本体3から信号KBRによりリセットが発行さ
れると、マイコン22の割込み(INT0)が発生(S
200)する。キーマップK21をチェック(S20
1)し、ON状態のキーのメークコードを信号KBDと
してパソコン本体3に出力(S202)し、次に、マイ
コン22のリセット処理を実行(S203)するが、キ
ーマップK21はクリア(S204)しない。
ターフェース制御用のファームウェアF22をフローチ
ャートで示す図7(B)を参照して動作を説明すると、
パソコン本体3から信号KBRによりリセットが発行さ
れると、マイコン22の割込み(INT0)が発生(S
200)する。キーマップK21をチェック(S20
1)し、ON状態のキーのメークコードを信号KBDと
してパソコン本体3に出力(S202)し、次に、マイ
コン22のリセット処理を実行(S203)するが、キ
ーマップK21はクリア(S204)しない。
【0046】これにより、キーON状態でのリセット時
の動作が通常のケーブル付きキーボードとの互換性が維
持され、パソコン本体のモード設定用ソフトウェアの起
動が可能となる。
の動作が通常のケーブル付きキーボードとの互換性が維
持され、パソコン本体のモード設定用ソフトウェアの起
動が可能となる。
【0047】LEDセンスデータの機能を拡張した本発
明の第2の実施例を示す図8を参照すると、図8(A)
は本実施例の通信シーケンスを示し、図8(B)はマイ
コン22の内蔵ROMに格納された本実施例のファーム
ウェアF21Aのフローチャートの一部で図5(B)の
S014とS017の間に追加するステップS020〜
S023を示す。
明の第2の実施例を示す図8を参照すると、図8(A)
は本実施例の通信シーケンスを示し、図8(B)はマイ
コン22の内蔵ROMに格納された本実施例のファーム
ウェアF21Aのフローチャートの一部で図5(B)の
S014とS017の間に追加するステップS020〜
S023を示す。
【0048】図8(A),(B)を参照して上記拡張L
EDセンスデータ機能の動作を説明すると、上記拡張L
EDセンスデータ機能は、入力装置1の全キーがOFF
状態のときのみLEDセンスデータを出力し、制御装置
2はLEDセンスデータを受信するとマイコン22の内
蔵RAMに格納されたキーマップK21をチェックし、
ON状態と記憶されているキーのブレークコードをパソ
コン本体に出力し、キーマップK21をクリアするもの
である。
EDセンスデータ機能の動作を説明すると、上記拡張L
EDセンスデータ機能は、入力装置1の全キーがOFF
状態のときのみLEDセンスデータを出力し、制御装置
2はLEDセンスデータを受信するとマイコン22の内
蔵RAMに格納されたキーマップK21をチェックし、
ON状態と記憶されているキーのブレークコードをパソ
コン本体に出力し、キーマップK21をクリアするもの
である。
【0049】まず、キー“a”をONにすると“a”メ
ークコードを出力(シーケンスk7)するが、無線信号
にエラーが発生し“b”メークコードとして伝播された
ため、制御装置2は“b”メークコードを出力(シーケ
ンスk8)する。次に、キー“a”のOFFに対応し、
“a”ブレークデータを出力(シーケンスk9)すると
今度は無線信号が正常に伝播される。制御装置2はキー
“a”のブレークデータを受信するが、キー“a”はま
だONしていないと認識しているためこのキー“a”の
ブレークコードを出力しない(シーケンスk10)。こ
の時点で入力装置1のキーは全てONされていないが、
パソコン本体はキー“b”がON状態継続中と認識して
いる。シーケンスk9から1秒後に出力(シーケンスk
11)されたLEDセンスデータが正常に受信される
と、マイコン22はステップS008〜S014〜S0
20〜S023〜S019にしたがって処理する。キー
マップK21をチェックするとキー“b”がON状態で
あるため(S021)、キー“b”のブレークコードを
パソコン本体3に出力(シーケンスk12)し(S02
2)、キーマップK21をクリア(S023)する。こ
の時点で入力装置1もパソコン本体3も全キーOFFと
なり誤動作は復旧する。このように無線通信が不安定に
なり、パソコン本体3が誤動作しても自動復旧が可能と
なる。
ークコードを出力(シーケンスk7)するが、無線信号
にエラーが発生し“b”メークコードとして伝播された
ため、制御装置2は“b”メークコードを出力(シーケ
ンスk8)する。次に、キー“a”のOFFに対応し、
“a”ブレークデータを出力(シーケンスk9)すると
今度は無線信号が正常に伝播される。制御装置2はキー
“a”のブレークデータを受信するが、キー“a”はま
だONしていないと認識しているためこのキー“a”の
ブレークコードを出力しない(シーケンスk10)。こ
の時点で入力装置1のキーは全てONされていないが、
パソコン本体はキー“b”がON状態継続中と認識して
いる。シーケンスk9から1秒後に出力(シーケンスk
11)されたLEDセンスデータが正常に受信される
と、マイコン22はステップS008〜S014〜S0
20〜S023〜S019にしたがって処理する。キー
マップK21をチェックするとキー“b”がON状態で
あるため(S021)、キー“b”のブレークコードを
パソコン本体3に出力(シーケンスk12)し(S02
2)、キーマップK21をクリア(S023)する。こ
の時点で入力装置1もパソコン本体3も全キーOFFと
なり誤動作は復旧する。このように無線通信が不安定に
なり、パソコン本体3が誤動作しても自動復旧が可能と
なる。
【0050】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。上述の第1の実施例では、ディップスイッチによ
り周波数チャネルを設定している。しかし、複数のパソ
コンを並列に使用するような場合には、各々異なる周波
数チャネルを設定して使用周波数を管理する必要がある
が実用上困難なため、入力装置1と制御装置2との間の
無線通信により未使用チャネルをサーチし、周波数チャ
ネル設定を行うことが望ましい。また、第1の実施例で
は、無線データのIDビットは周波数チャネル毎に固定
して設定されているが、通信の秘匿性を向上させるため
には、周波数チャネルとは無関係にIDビットを設定す
ることが望ましい。本実施例では、入力装置1から制御
装置2に最初のデータを転送する場合のみ、周波数チャ
ネルまたはIDビットの設定用の通信を行い、以降は制
御装置2の電源がOFFされるまで上記設定周波数チャ
ネル/IDビットを使用する。
する。上述の第1の実施例では、ディップスイッチによ
り周波数チャネルを設定している。しかし、複数のパソ
コンを並列に使用するような場合には、各々異なる周波
数チャネルを設定して使用周波数を管理する必要がある
が実用上困難なため、入力装置1と制御装置2との間の
無線通信により未使用チャネルをサーチし、周波数チャ
ネル設定を行うことが望ましい。また、第1の実施例で
は、無線データのIDビットは周波数チャネル毎に固定
して設定されているが、通信の秘匿性を向上させるため
には、周波数チャネルとは無関係にIDビットを設定す
ることが望ましい。本実施例では、入力装置1から制御
装置2に最初のデータを転送する場合のみ、周波数チャ
ネルまたはIDビットの設定用の通信を行い、以降は制
御装置2の電源がOFFされるまで上記設定周波数チャ
ネル/IDビットを使用する。
【0051】本実施例の通信シーケンスを示す図9を参
照すると、周波数チャネル設定の場合、マイコン12は
最初のキーONの検出に応答して、制御装置2にチャネ
ル設定要求データを転送する。このチャネル設定要求デ
ータは、例えば、図3(A)のデータフオーマットにお
いてデータビット=71hと定義する。また、このチャ
ネル設定要求データの転送用チャネルは、予め設定され
た固定チャネルとする。マイコン22はチャネル設定要
求データを受信すると、無線通信ユニット22の受信用
PLL信号(PLL1)と信号CS2とを使用して、6
4の周波数チャネルの中から未使用チャネルをサーチ
し、使用チャネルを決定する。次に、入力装置1にAC
Kを返送するとともにチャネルデータを転送する。チャ
ネルデータのフォーマットは、上記データビット=チャ
ネルデータとしたものである。以降、入力装置1と制御
装置2相互間は設定チャネルでキーONに関する無線通
信を行う。この時、マイコン22は常に信号TXSW2
をON状態にしておき、無線信号S2の搬送波を出力状
態にしておくことにより、チャネルの使用権を確保す
る。
照すると、周波数チャネル設定の場合、マイコン12は
最初のキーONの検出に応答して、制御装置2にチャネ
ル設定要求データを転送する。このチャネル設定要求デ
ータは、例えば、図3(A)のデータフオーマットにお
いてデータビット=71hと定義する。また、このチャ
ネル設定要求データの転送用チャネルは、予め設定され
た固定チャネルとする。マイコン22はチャネル設定要
求データを受信すると、無線通信ユニット22の受信用
PLL信号(PLL1)と信号CS2とを使用して、6
4の周波数チャネルの中から未使用チャネルをサーチ
し、使用チャネルを決定する。次に、入力装置1にAC
Kを返送するとともにチャネルデータを転送する。チャ
ネルデータのフォーマットは、上記データビット=チャ
ネルデータとしたものである。以降、入力装置1と制御
装置2相互間は設定チャネルでキーONに関する無線通
信を行う。この時、マイコン22は常に信号TXSW2
をON状態にしておき、無線信号S2の搬送波を出力状
態にしておくことにより、チャネルの使用権を確保す
る。
【0052】IDビット設定の場合は、制御装置2に予
め設定された固定データ、例えば、データビット=72
hと定義されたIDビット設定要求データを送信する。
マイコン22はIDビット設定要求データを受信する
と、内蔵RAMの1バイト分を使用してIDビットを設
定する。上記RAMは電源ON後のリセットによる初期
化処理されていない非初期化RAMを割当てる。この非
初期化RAMの各ビットは不定であり、電源ON毎にラ
ンダムなデータとなる。その後、マイコン22は入力装
置1にACKを返送するとともにIDビットデータを転
送する。
め設定された固定データ、例えば、データビット=72
hと定義されたIDビット設定要求データを送信する。
マイコン22はIDビット設定要求データを受信する
と、内蔵RAMの1バイト分を使用してIDビットを設
定する。上記RAMは電源ON後のリセットによる初期
化処理されていない非初期化RAMを割当てる。この非
初期化RAMの各ビットは不定であり、電源ON毎にラ
ンダムなデータとなる。その後、マイコン22は入力装
置1にACKを返送するとともにIDビットデータを転
送する。
【0053】本実施例では、一度、周波数チャネル設定
/IDビット設定を行うと以降の通信は、設定された周
波数チャネル/IDビットで行うが、通信の実行毎に周
波数チャネル/IDビットを設定してもよい。また、I
Dビット設定データとして乱数表を使用したデータでも
よい。
/IDビット設定を行うと以降の通信は、設定された周
波数チャネル/IDビットで行うが、通信の実行毎に周
波数チャネル/IDビットを設定してもよい。また、I
Dビット設定データとして乱数表を使用したデータでも
よい。
【0054】本発明の第4の実施例を図1と共通の構成
要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロック
で示す図10を参照すると、この図に示す本実施例の第
1の実施例との相違点は、第1の実施例と共通の入力装
置1と、制御装置2と、パソコン本体3とに加えて、制
御装置2およびパソコン本体3と同様な各々第2の制御
装置5およびパソコン本体6と、パソコン本体3,5を
クランイアントとして使用しこれらパソコン本体3,5
とLAN(ローカルエリアネットワーク)で接続されて
いるホストマシン7とを含むことである。
要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロック
で示す図10を参照すると、この図に示す本実施例の第
1の実施例との相違点は、第1の実施例と共通の入力装
置1と、制御装置2と、パソコン本体3とに加えて、制
御装置2およびパソコン本体3と同様な各々第2の制御
装置5およびパソコン本体6と、パソコン本体3,5を
クランイアントとして使用しこれらパソコン本体3,5
とLAN(ローカルエリアネットワーク)で接続されて
いるホストマシン7とを含むことである。
【0055】図10および制御装置2,5の信号S2
A,S2Bのデータフオーマットおよび処理フローチャ
ートを示す図11を参照して本実施例の動作について説
明すると、入力装置1から送信される無線信号S1は制
御装置2,5で同時に受信され、また、制御装置2,5
の各々からそれぞれ送信される無線信号S2A,S2B
は入力装置1で受信される。信号S1は第1の実施例と
同様であり、信号S2A,S2Bは図11(A)に示す
ように、第1の実施例の信号S2に制御装置2,5の区
別用の2ビットの装置コードが追加されている。本実施
例では制御装置2,5の各々に対し装置コード=00,
01がそれぞれ設定され、これら各装置コードは入力装
置1のマイコン12の内蔵RAMにも記憶されている。
入力装置1は、無線信号S2の装置コードをチェックす
ることにより、制御装置2,5のいずれの返送データで
あるかの判別ができる。また、入力装置1と制御装置
2,5のIDビットは同一である。
A,S2Bのデータフオーマットおよび処理フローチャ
ートを示す図11を参照して本実施例の動作について説
明すると、入力装置1から送信される無線信号S1は制
御装置2,5で同時に受信され、また、制御装置2,5
の各々からそれぞれ送信される無線信号S2A,S2B
は入力装置1で受信される。信号S1は第1の実施例と
同様であり、信号S2A,S2Bは図11(A)に示す
ように、第1の実施例の信号S2に制御装置2,5の区
別用の2ビットの装置コードが追加されている。本実施
例では制御装置2,5の各々に対し装置コード=00,
01がそれぞれ設定され、これら各装置コードは入力装
置1のマイコン12の内蔵RAMにも記憶されている。
入力装置1は、無線信号S2の装置コードをチェックす
ることにより、制御装置2,5のいずれの返送データで
あるかの判別ができる。また、入力装置1と制御装置
2,5のIDビットは同一である。
【0056】制御装置2,5の各々は、入力装置1から
信号S1としてデータを受信すると、各々の装置コード
を付加した返送データをそれぞれ信号S2A,S2Bと
して入力装置1に返送する。このとき、制御装置2,5
が同時にデータを返送するとデータの衝突が発生するた
め、各制御装置2,5の各々においてデータ受信から返
送までの時間を変えて設定する方がよい。
信号S1としてデータを受信すると、各々の装置コード
を付加した返送データをそれぞれ信号S2A,S2Bと
して入力装置1に返送する。このとき、制御装置2,5
が同時にデータを返送するとデータの衝突が発生するた
め、各制御装置2,5の各々においてデータ受信から返
送までの時間を変えて設定する方がよい。
【0057】装置コードの付加は図5(B)のフローチ
ャートのステップS013あるいはS015にて実行さ
れる。無線信号S2A,Bとして返送データを受信した
入力装置1は記憶してある装置コード対応の制御装置の
全てからデータが返送されたか否かをチェックし、そう
であれば処理を完了する。この入力装置1の処理は、図
5(A)のフローチャートのS006とS007の間に
図11(B)のステップS301を追加することにより
行う。
ャートのステップS013あるいはS015にて実行さ
れる。無線信号S2A,Bとして返送データを受信した
入力装置1は記憶してある装置コード対応の制御装置の
全てからデータが返送されたか否かをチェックし、そう
であれば処理を完了する。この入力装置1の処理は、図
5(A)のフローチャートのS006とS007の間に
図11(B)のステップS301を追加することにより
行う。
【0058】このように、複数の制御装置に同時にデー
タを入力することが可能となるため、従来よりオペレー
タが巡回して実施してきたLANを構成する各パソコン
本体のメンテナンス作業を一括で行うことができる。本
実施例は1台の入力装置と2台の制御装置を接続したが
装置コードを拡張することにより、1台の入力装置に2
台以上の複数の制御装置を接続することが可能である。
タを入力することが可能となるため、従来よりオペレー
タが巡回して実施してきたLANを構成する各パソコン
本体のメンテナンス作業を一括で行うことができる。本
実施例は1台の入力装置と2台の制御装置を接続したが
装置コードを拡張することにより、1台の入力装置に2
台以上の複数の制御装置を接続することが可能である。
【0059】本発明の第5の実施例を図1と共通の構成
要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロック
で示す図12を参照すると、この図に示す本実施例の第
1の実施例との相違点は、第1の実施例と共通の入力装
置1と、制御装置2と、パソコン本体3とに加えて、入
力装置1と同様の第2の入力装置8を備えることであ
る。
要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロック
で示す図12を参照すると、この図に示す本実施例の第
1の実施例との相違点は、第1の実施例と共通の入力装
置1と、制御装置2と、パソコン本体3とに加えて、入
力装置1と同様の第2の入力装置8を備えることであ
る。
【0060】図12および入力装置1,8の信号S1
A,S1Bおよび制御装置2の信号S2Cのデータフオ
ーマットを示す図13および処理フローチャートを示す
図14を参照して本実施例の動作について説明すると、
本実施例の信号S1A,S1Bおよび信号S2Cはそれ
ぞれ図13(A),(B)に示すように、第1の実施例
の信号S1,S2に入力装置1,8の区別用の2ビット
のデバイスコードが追加されている。本実施例では入力
装置1,8の各々に対しデバイスコード=00,01が
それぞれ設定され、これら各デバイスコードは制御装置
2のマイコン22の内蔵RAMにも記憶されている。制
御装置2は、無線信号S1A,S1Bのデバイスコード
をチェックすることにより、入力装置1,8のいずれの
送信データであるかの判別が可能であるとともに、デー
タを送信した入力装置対応のデバイスコードを返送デー
タに付加して返送することにより、各入力装置を個別に
制御できる。また、入力装置1,8と制御装置2のID
ビットは同一である。
A,S1Bおよび制御装置2の信号S2Cのデータフオ
ーマットを示す図13および処理フローチャートを示す
図14を参照して本実施例の動作について説明すると、
本実施例の信号S1A,S1Bおよび信号S2Cはそれ
ぞれ図13(A),(B)に示すように、第1の実施例
の信号S1,S2に入力装置1,8の区別用の2ビット
のデバイスコードが追加されている。本実施例では入力
装置1,8の各々に対しデバイスコード=00,01が
それぞれ設定され、これら各デバイスコードは制御装置
2のマイコン22の内蔵RAMにも記憶されている。制
御装置2は、無線信号S1A,S1Bのデバイスコード
をチェックすることにより、入力装置1,8のいずれの
送信データであるかの判別が可能であるとともに、デー
タを送信した入力装置対応のデバイスコードを返送デー
タに付加して返送することにより、各入力装置を個別に
制御できる。また、入力装置1,8と制御装置2のID
ビットは同一である。
【0061】入力装置1が信号S1Aによりデータ送信
する場合には、CS信号を使用し、信号S2の有無を確
認し、無線信号S2が存在しなくなるまで待機した後に
データ出力する。この処理は図5(A)のフローチャー
トのS000とS001との間に図14(A)のステッ
プS401を追加することで実現できる。制御装置2は
信号S1を受信するとIDビットのチェックに続き、受
信デバイスコードと記憶してあるデバイスコードと比較
し、エラーがあれば処理を終了し、正常であればパリテ
ィのチェックに移る。この処理は、図5(B)に示すフ
ローチャートのS011とS012の間に図14(B)
のステップS402を追加することで実現できる。次
に、図5(B)のS015,S016のステップで受信
したデバイスデータと同一デバイスデータを付加し、信
号S2Cとして入力装置1に返送する。返送データを受
信した入力装置1は、IDビットのチェックに続き、デ
バイスコードをチェックし、エラーがあれば再度データ
受信のもどり、正常であれば、パリティのチェックに移
る。この処理は、図5(A)に示すフローチャートのS
004とS005の間に図14(C)のステップS40
3を追加することで実現できる。入力装置8も同様の方
法で制御装置2と無線通信を行う。入力装置1,8同志
のデータ送信の衝突を緩和するために、制御装置2は信
号S1A,S1Bにそれぞれ対応するCS信号を受信し
た時点でTXSW2信号をONにし、信号S2の搬送波
を出力状態にすることで他の入力装置のデータ送信を待
機状態(S401)とする方が望ましい。
する場合には、CS信号を使用し、信号S2の有無を確
認し、無線信号S2が存在しなくなるまで待機した後に
データ出力する。この処理は図5(A)のフローチャー
トのS000とS001との間に図14(A)のステッ
プS401を追加することで実現できる。制御装置2は
信号S1を受信するとIDビットのチェックに続き、受
信デバイスコードと記憶してあるデバイスコードと比較
し、エラーがあれば処理を終了し、正常であればパリテ
ィのチェックに移る。この処理は、図5(B)に示すフ
ローチャートのS011とS012の間に図14(B)
のステップS402を追加することで実現できる。次
に、図5(B)のS015,S016のステップで受信
したデバイスデータと同一デバイスデータを付加し、信
号S2Cとして入力装置1に返送する。返送データを受
信した入力装置1は、IDビットのチェックに続き、デ
バイスコードをチェックし、エラーがあれば再度データ
受信のもどり、正常であれば、パリティのチェックに移
る。この処理は、図5(A)に示すフローチャートのS
004とS005の間に図14(C)のステップS40
3を追加することで実現できる。入力装置8も同様の方
法で制御装置2と無線通信を行う。入力装置1,8同志
のデータ送信の衝突を緩和するために、制御装置2は信
号S1A,S1Bにそれぞれ対応するCS信号を受信し
た時点でTXSW2信号をONにし、信号S2の搬送波
を出力状態にすることで他の入力装置のデータ送信を待
機状態(S401)とする方が望ましい。
【0062】このように1台の制御装置に複数の入力装
置を接続し、各入力装置を個々に制御することが可能と
なる。本実施例は1台の制御装置と2台の入力装置を接
続したがデバイスコードを拡張することにより、1台の
制御装置に2台以上の複数の入力装置を接続することが
可能である。
置を接続し、各入力装置を個々に制御することが可能と
なる。本実施例は1台の制御装置と2台の入力装置を接
続したがデバイスコードを拡張することにより、1台の
制御装置に2台以上の複数の入力装置を接続することが
可能である。
【0063】また、第2の入力装置8として、CAPS
用LED14とカナ用LED15を削除し、キーマトリ
クス11の代わりにX方向とY方向のロータリーエンコ
ーダを搭載したマウスを使用してもよい。
用LED14とカナ用LED15を削除し、キーマトリ
クス11の代わりにX方向とY方向のロータリーエンコ
ーダを搭載したマウスを使用してもよい。
【0064】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。例えば、入力装置および制御装置のそれぞれの送
信および受信アンテナはそれぞれ送受信共用アンテナと
してもよい。また、制御装置はパソコン本体に内蔵され
ていてもよい。無線通信対象データの冗長ビットとして
1ビットのパリティビットの代りに、CRC符号,BC
H符号等の検出率の高い冗長ビットを使用すると、さら
に無線通信の信頼性が向上する。また、冗長ビットを使
用せず、マンチェスタ変換のようにデータビットを符号
に変換する方式を使用してもよい。
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。例えば、入力装置および制御装置のそれぞれの送
信および受信アンテナはそれぞれ送受信共用アンテナと
してもよい。また、制御装置はパソコン本体に内蔵され
ていてもよい。無線通信対象データの冗長ビットとして
1ビットのパリティビットの代りに、CRC符号,BC
H符号等の検出率の高い冗長ビットを使用すると、さら
に無線通信の信頼性が向上する。また、冗長ビットを使
用せず、マンチェスタ変換のようにデータビットを符号
に変換する方式を使用してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワイヤレ
スキーボードは、入力装置と制御装置とを双方向の無線
通信で接続することにより、配置の自由度を飛躍的に向
上させるとともに、信頼性の高い無線通信の実現とケー
ブル付きキーボードとの完全互換性を実現できるという
効果がある。さらに、1台の入力装置から複数の制御装
置に同時にデータ入力することや、1台の制御装置に複
数の入力装置を接続することが可能になるという効果が
ある。
スキーボードは、入力装置と制御装置とを双方向の無線
通信で接続することにより、配置の自由度を飛躍的に向
上させるとともに、信頼性の高い無線通信の実現とケー
ブル付きキーボードとの完全互換性を実現できるという
効果がある。さらに、1台の入力装置から複数の制御装
置に同時にデータ入力することや、1台の制御装置に複
数の入力装置を接続することが可能になるという効果が
ある。
【図1】本発明のワイヤレスキーボードの第1の実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本実施例の入力装置および制御装置の各々の無
線通信ユニットのブロック図である。
線通信ユニットのブロック図である。
【図3】本実施例の無線信号のデータフォーマットを示
す図である。
す図である。
【図4】本実施例のキーデータの通信シーケンスを示す
シーケンス図である。
シーケンス図である。
【図5】本実施例のキーデータのファームウェアのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】本実施例のLEDセンスデータの通信シーケン
スおよびファームウェアのフローチャートである。
スおよびファームウェアのフローチャートである。
【図7】本実施例の制御装置のマイコンとパソコン本体
とのインターフェース回路のブロック図とファームウェ
アのフローチャートである。
とのインターフェース回路のブロック図とファームウェ
アのフローチャートである。
【図8】本発明のワイヤレスキーボードの第2の実施例
のLEDセンスデータの通信シーケンスおよびファーム
ウェアのフローチャートである。
のLEDセンスデータの通信シーケンスおよびファーム
ウェアのフローチャートである。
【図9】本発明のワイヤレスキーボードの第3の実施例
の無線通信チャネル設定およびIDビット設定の各々の
通信シーケンスを示すシーケンス図である。
の無線通信チャネル設定およびIDビット設定の各々の
通信シーケンスを示すシーケンス図である。
【図10】本発明のワイヤレスキーボードの第4の実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図11】本実施例における無線信号のデータフォーマ
ットおよびファームウェアのフローチャートである。
ットおよびファームウェアのフローチャートである。
【図12】本発明のワイヤレスキーボードの第4の実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図13】本実施例における無線信号のデータフォーマ
ットである。
ットである。
【図14】本実施例におけるファームウェアのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図15】従来のワイヤレスキーボードの一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1,8 入力装置 2,5 制御装置 3,6 パソコン本体 4 ケーブル 7 ホストマシン 11 キーマトリクス 12,22 マイコン 13,21 無線通信ユニット 14,15 LED 16,23 ディップスイッチ 17 電源回路 18,19,24,25 アンテナ 41,52 周波数設定モジュール 42,53 送信モジュール 43,51 受信モジュール 100 ディスプレイ 114,136 電光変換器 111,137 光電変換器 112 デコーダ 113 エンコーダ 120 制御装置 130 キーボード 131 キースイッチ 132 キーコード発生器 133 キーコードバッファ 134 エンコーダ 139 比較器 411,521,523 PLL回路 412,522,524 VCO 413,525 IF生成回路 421,531 変調回路 422,532 AMP 423,431,433,435,511,513,5
15,533 BPF 432,434,512,514 MIX 436,517 復調回路 437,516 搬送波検出回路 F11,F12,F21 フアームウェア
15,533 BPF 432,434,512,514 MIX 436,517 復調回路 437,516 搬送波検出回路 F11,F12,F21 フアームウェア
Claims (14)
- 【請求項1】 キースイッチをマトリクス上に配置した
キーボードからの第1のキーコードデータを含む第1の
キー情報を変調して第1の無線信号として送信する入力
装置と、前記第1の無線信号を受信復調した第2のキー
コードデータをデータ入力対象の上位装置に転送する制
御装置とを備えるワイヤレスキーボードにおいて、 前記入力装置が、前記第1のキーコードデータの供給を
受け第1の識別符号を含む前記第1のキー情報を発生す
るとともに第1の制御データ対応の受信制御データに対
応し第1の無線通信ユニットの制御を含む予め定めた複
数のプログラムから成る第1のプログラム群を格納した
第1の記憶手段を有する第1のマイクロプロセッサと、
前記第1のキー情報の供給に応答して前記第1の無線信
号を発生するとともに前記制御装置が送信する第2の無
線信号を受信復調して前記制御装置からの前記第2のキ
ーコードデータ対応の応答信号を含む前記第1の受信制
御データを出力する第1の無線通信ユニットとを備え、 前記制御装置が、前記第1の無線信号を受信復調し前記
第1のキー情報対応の第1の受信キー情報を出力すると
ともに前記第1の制御データの供給を受けて前記第2の
無線信号を発生する第2の無線通信ユニットと、第2の
識別符号を含む前記第1の制御データの発生および前記
第2の無線通信ユニットの制御を含む予め定めた複数の
プログラムから成る第2のプログラム群を格納した第2
の記憶手段と少なくとも前記第2のキーコードデータを
含みこの第2のキーコードデータ管理用のデータである
キーマップを格納した第3の記憶手段とを有する第2の
マイクロプロセッサとを備えることを特徴とするワイヤ
レスキーボード。 - 【請求項2】 前記第1の無線通信ユニットが、第1の
搬送波を前記第1のキー情報により変調して第1の変調
信号を発生する第1の変調回路とこの第1の変調信号を
増幅して前記第1の無線信号を発生する第1の高周波増
幅回路とを含む第1の送信モジュールと、予め定めた第
1の位相ロックループ制御信号の供給に応答して第1の
周波数制御信号を発生する第1の位相ロックループとこ
の第1の周波数制御信号に応答して前記第1の搬送波を
発生する第1の電圧制御発振器と前記第1の搬送波の供
給を受け第1および第2の局部発振周波数の第1および
第2の局部発振信号の各々を発生する第1の中間周波数
合成回路とを含む第1の周波数設定モジュールと、 前記第2の無線信号の供給を受け前記第1および第2の
局部発振信号の各々の供給に応答してそれぞれ第1およ
び第2の中間周波数信号を発生する第1および第2のミ
キサ回路とこの第2の中間周波数信号の供給に応答して
復調し前記第1の制御データを発生する第1の復調回路
とこの第2の中間周波数信号の供給に応答して前記第2
の無線信号の第2の搬送波の存在を示す第1の搬送波検
出信号を発生する第1の搬送波検出回路とを含む第1の
受信モジュールとを備え、 前記第2の無線通信ユニットが、第2の搬送波を前記第
1の制御データにより変調して第2の変調信号を発生す
る第2の変調回路とこの第2の変調信号を増幅して前記
第2の無線信号を発生する第2の高周波増幅回路とを含
む第2の送信モジュールと、 予め定めた第2および第3の位相ロックループ制御信号
の供給に応答してそれぞれ第2および第3の周波数制御
信号を発生する第2および第3の位相ロックループと前
記第2の周波数制御信号の各々に応答して第2および第
3の搬送波信号をそれぞれ発生する第2および第3の電
圧制御発振器と前記第3の搬送波の供給を受けそれぞれ
第4および第5の局部発振周波数の第3および第4の局
部発振信号の各々を発生する第2の中間周波数合成回路
とを含む第2の周波数設定モジュールと、 前記第1の無線信号の供給を受け前記第3および第4の
局部発振信号の各々の供給に応答してそれぞれ第3およ
び第4の中間周波数信号を発生する第3および第4のミ
キサ回路とこの第4の中間周波数信号の供給に応答して
復調し前記第1の受信キー情報を発生する第2の復調回
路とこの第4の中間周波数信号の供給に応答して前記第
1の搬送波の存在を示す第2の搬送波検出信号を発生す
る第2の搬送波検出回路とを含む第2の受信モジュール
とを備えることを特徴とする請求項1記載のワイヤレス
キーボード。 - 【請求項3】 前記第1のキー情報が予め定めたビット
数の前記第1の識別符号と前記第1のキーコードデータ
と予め定めたキースイッチのロック状態を表示するロッ
ク表示の指示対応のロック状態センスデータと第1の冗
長データとを含み、 前記第1の制御データが予め定めたビット数の前記第2
の識別符号と前記キーコードの正常受信対応の正常応答
と異常受信対応の再送要求応答とから成る通信ステータ
スデータと前記ロック表示の状態を示すロック表示ステ
ータスデータと第2の冗長データとを含むことを特徴と
する請求項1記載のワイヤレスキーボード。 - 【請求項4】 前記第1のプログラム群が前記キースイ
ッチのメークの検出に応答して発生した前記第1のキー
情報を前記第1の無線通信ユニットを介して前記第1の
無線信号として送信すると返信待ち状態とするステップ
と、 前記第2の無線信号の検出に応答して発生した前記第1
の制御データに含まれる前記第2の識別符号の正当性の
点検をするすステップと、 前記第2の識別符号が正常ならば前記第1の冗長データ
による前記第2の無線信号の正当性の点検をするステッ
プとを含み、 前記第2のプログラム群が前記第2の無線通信ユニット
を介した前記第1の無線信号の第1の搬送波の検出に応
答して前記第2のマイクロプロセッサに割込みを発生す
るステップと、 前記第1の無線信号の検出に応答して発生した前記第1
の受信キー情報に含まれる前記第1の識別符号の正当性
の点検をするすステップと、 前記第1の識別符号が正常ならば前記第2の冗長データ
による前記第1の無線信号の正当性の点検をするステッ
プと、 前記第1の無線信号が正常ならば前記第2の無線通信ユ
ニットを介して前記第2の無線信号を前記返信として送
信するステップと、 前記第1の受信キー情報を前記第2のキーコードデータ
に変換しこの第2のキーコードデータが前記上位装置に
転送可能か否かのキーコードデータ転送可能判断を行う
ステップとを含むことを特徴とする請求項1記載のワイ
ヤレスキーボード。 - 【請求項5】 前記キーコードデータ転送可能判断のス
テップが前記第3の記憶手段に予め格納した前記キーマ
ップを用いて行う同一のシーケンス中における同一の前
記第2のキーコードデータの転送済か否かの判断を含む
ことを特徴とする請求項4記載のワイヤレスキーボー
ド。 - 【請求項6】 前記入力装置が予め定めたキースイッチ
のロック状態を示すロック情報にしたがいこのロック状
態を表示するロック表示ユニットを備え、 前記第3の記憶手段が前記ロック状態の情報を格納し、 前記第1のプログラム群が、前記第3の記憶手段に格納
された前記ロック情報を予め定めた周期毎に問合わせる
ステップと、 前記問合わせに応答して返送された前記第1の受信制御
データから前記ロック情報を検出し前記ロック状態の変
更の有無を点検するステップと、 前記ロック状態の変更有の場合に前記ロック表示ユニッ
トの表示を変更するステップとを含むことを特徴とする
請求項1記載のワイヤレスキーボード。 - 【請求項7】 前記第1のプログラム群が、前記第1の
無線信号の送信からの予め定めた時間内に返送される前
記第2の無線信号の第2の搬送波の検出不能に応答して
前記入力装置の全ての構成要素を低消費電流状態に設定
するステップを含むことを特徴とする請求項1記載のワ
イヤレスキーボード。 - 【請求項8】 前記第1のプログラム群が、全キーのオ
フ状態の予め定めた時間以上の継続に応答して発生する
全キーオフ情報を送信するステップを含み、 前記第2のプログラム群が、前記全キーオフ情報の受信
に応答して前記キーマップに含まれる全キーオフ対応の
第1のコードデータを前記上位装置に転送しこの上位装
置を全キーオフ状態に設定するステップを含むことを特
徴とする請求項1記載のワイヤレスキーボード。 - 【請求項9】 前記第2のプログラム群が、前記上位装
置からのリセット信号の供給に応答し前記キーマップに
含まれるキーオン情報対応の第2のコードデータを前記
上位装置に出力しこの上位装置をキーオン状態に設定す
るステップを含むことを特徴とする請求項1記載のワイ
ヤレスキーボード。 - 【請求項10】 前記第2のプログラム群が、初期化処
理に応答して第2の無線通信ユニットを制御し空いてい
る周波数チャネルの一つを選択チャネルとして選択する
ステップと、この選択チャネルの情報を前記第2の無線
信号として送信後この第2の無線通信ユニットの周波数
チャネルを選択周波数チャネルに設定するステップとを
含み、 前記第1のプログラム群が、前記選択チャネルの情報に
基ずき前記第1の無線通信ユニットの周波数チャネルを
この選択チャネルに設定するステップとを含むことを特
徴とする請求項1記載のワイヤレスキーボード。 - 【請求項11】 前記第2のプログラム群が、初期化処
理に応答して発生する前記第3の記憶手段のランダムデ
ータを前記第2の識別符号として設定するステップと、
この第2の識別符号を含む前記第1の制御データを前記
第2の無線信号として送信するステップと、前記第1の
識別符号と設定した前記第2の識別符号との相互比較す
るステップと、前記第1および第2の識別符号が一致す
れば前記上位装置に転送するステップとを含み、 前記第1のプログラム群が、前記第2の識別符号に基ず
き前記第1のキー情報に前記第1の識別符号を設定する
ステップを含むことを特徴とする請求項1および3記載
のワイヤレスキーボード。 - 【請求項12】 前記制御装置と同様の第2の制御装置
をさらに備え、 前記第1の制御データおよび前記第2の制御装置対応の
第2の制御データの各々にこれら第1および第2の制御
装置の区別用の第1および第2の装置コードの付加がそ
れぞれなされていることを特徴とする請求項1および3
記載のワイヤレスキーボード。 - 【請求項13】 前記入力装置と同様の第2の入力装置
をさらに備え、 前記第1のキー情報および前記第2の入力装置対応の第
2のキー情報の各々にこれら第1および第2の入力装置
の区別用の第1および第2のデバイスコードの付加がそ
れぞれなされていることを特徴とする請求項1および3
記載のワイヤレスキーボード。 - 【請求項14】 少なくとも前記第1および第2の入力
装置の1つが前記キーマトリクスおよびロック状態表示
ユニットの代りにX,Yの各々の方向の移動距離エンコ
ーダを用いるポインティングデバイスを備れることを特
徴とする請求項13記載のワイヤレスキーボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170611A JP2638488B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ワイヤレスキーボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6170611A JP2638488B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ワイヤレスキーボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0836446A true JPH0836446A (ja) | 1996-02-06 |
JP2638488B2 JP2638488B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=15908073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6170611A Expired - Lifetime JP2638488B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | ワイヤレスキーボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638488B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007159060A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | ▲い▼榮科技股▲ふん▼有限公司 | 自動周波数ホッピング遠隔制御装置 |
WO2011121690A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | パナソニック株式会社 | 通信装置、通信システム、通信方法、集積回路 |
CN112424761A (zh) * | 2018-07-23 | 2021-02-26 | 雷蛇(亚太)私人有限公司 | 无线发光效果配置数据传输系统 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP6170611A patent/JP2638488B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007159060A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | ▲い▼榮科技股▲ふん▼有限公司 | 自動周波数ホッピング遠隔制御装置 |
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US9065698B2 (en) | 2010-03-31 | 2015-06-23 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Communications apparatus, communications system, communications method and integrated circuit |
CN112424761A (zh) * | 2018-07-23 | 2021-02-26 | 雷蛇(亚太)私人有限公司 | 无线发光效果配置数据传输系统 |
CN112424761B (zh) * | 2018-07-23 | 2024-08-09 | 雷蛇(亚太)私人有限公司 | 无线发光效果配置数据传输系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2638488B2 (ja) | 1997-08-06 |
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Legal Events
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