JPH0833701B2 - クリ−ニングカセツト - Google Patents

クリ−ニングカセツト

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JPH0833701B2
JPH0833701B2 JP25312686A JP25312686A JPH0833701B2 JP H0833701 B2 JPH0833701 B2 JP H0833701B2 JP 25312686 A JP25312686 A JP 25312686A JP 25312686 A JP25312686 A JP 25312686A JP H0833701 B2 JPH0833701 B2 JP H0833701B2
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developing electrode
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真装置の現像電極清掃用等に用いられ
るクリーニングカセツトに関する。
〔従来の技術〕
電子写真フイルムの定められた駒に画像を記録し、記
録された画像を投影又は複写することができる電子写真
装置が知られている。また特開昭59−79234号にはテー
プ形状の電子写真フイルムがロール状態にケース内へ収
容されているカセツトが開示されている。このカセツト
内のフイルムは、文書資料の保存、検索システムに適用
して、従来の銀塩感光材料のフイルムを用いたものでは
得られることがない数々の利点を有している。
このカセツト内の電子写真フイルムを帯電・露光する
と共に現像処理等を行うプロセスヘツドが特開昭59−10
0479号、特開昭59−162580号等で開示されている。
これによれば電子写真フイルムはプロセスヘツドに備
えられた帯電・露光部、現像部、乾燥部及び定着部へ順
次移動されて、画像が記録される。現像部では、電子写
真フイルムの露光部全域にわたって現像剤を充分に塗布
すると共に、現像電極へバイアス電圧を加えることによ
り、明瞭な画像を得るようになっている。
ところがこのように現像電極へバイアス電圧を付与す
るために、現像剤がこの現像電極へ吸引付着され、現像
後に固着化する原因となる。この付着固化した現像剤が
次第に堆積すると、現像電極のバイアス効果を低下さ
せ、さらには現像剤の通過を阻害する原因となる。これ
を解消するためには、定期的に現像電極から固化した現
像剤を除去する補修作業が必要となる。
しかし現像電極はプロセスヘツドの表面から凹んでい
るので、清掃作業も容易ではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記事実を考慮し、現像電極に付着した現像
剤の如く、凹んだ部分に付着した不要物を容易に除去す
ることができるクリーニングカセツトを得ることが目的
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、カセツトケ−スと、 このカセツトケ−ス内へ軸支された一対のリールと、 これらのリールへ両端が係止されるベースフイルム
と、このベースフイルムへベースフイルの長手方向に沿
って所定の間隔で設けられる複数の検出マークと、 これらの検出マークからベースフイルムの長手方向に
沿ってそれぞれ異る長さの部分に突出して設けられ突出
先端に粘着面が設けられる突起と、 を有し、 前記検出マークは前記突起を被クリーニング部に当接
させるための位置決め用であることを特徴としている。
このため本発明のクリーニングカセツトでは、通常の
録音用、画像記録用等のカセットと同様にこれを装填す
ると、ベースフイルムへベースフイルムの長手方向に沿
って所定の間隔で設けられる複数の検出マークの検出に
より、これらに対応した突起が被クリーニング部に当接
し、クリーニングされる部分の異る位置に対応して広い
範囲に亘ったクリーニングが可能となる。突起はクリー
ニングされる部分が凹んでいてもこれに入り込んで粘着
面が粘着力で不要物を付着除去する。
〔実施例〕
(電子写真装置) 第7図には本発明が適用される電子写真装置の実施例
が示されている。この電子写真装置では、原稿を撮影し
てその画像を電子写真(マイクロ)フイルムに記録する
カメラ機能と、電子写真フイルムに記録された画像をス
クリーンに拡大して投影するリーダ機能と、電子写真フ
イルムに記録された画像をコピー用紙に拡大して複写す
るコピー機能とを備えている。
電子写真装置は、電子写真装置本体510と、ハウジン
グ511が電子写真装置本体510の置台をも兼ねている複写
装置512とが一体とされて構成されている。なお、コピ
ー機能が必要とされない場合には、電子写真装置本体51
0のみを単体で使用することも可能とされている。電子
写真装置本体510のハウジング514は、左側に位置し略直
方体形状とされた部分514Aと、右側に位置し上面が階段
状とされた部分514Bとから構成されており、両部分514
A、514Bの内部空間は後方部で連通されている。
ハウジング514Aの外側部には、ハウジング前部開口部
を塞いで、僅かに後傾されて透過型のスクリーン516が
配設され、上部に原稿台518が配設されている。原稿台5
18には、開閉可能とされた原稿押え板520の下部に、ハ
ウジング上部開口部を塞いで透明なガラス板が配置され
ている。ハウジング514Bの外側部には、電子写真(マイ
クロ)フイルム222A(第1D図参照)が収納された画像記
録用カセツト(図示省略)又はクリーニングテープ222
(第1A図参照)が収納されたクリーニングカセツト525
の装填がなされるカセツト装填部526が上部中央部付近
に形成され、上部前部に電子写真装置の各種操作がなさ
れるコントロールキーボード528が配設されている。
また、複写装置512のハウジング511には、複写済のコ
ピー用紙が排紙される開口532が形成されている。
電子写真フイルム222Aへの画像記録は、画像記録用カ
セツトとをカセツト充填部526へ装填し、ハウジング511
内へ配置されるプロセスヘツド554(第8〜第10図参
照)へ電子写真フイルム222Aの所望駒を対応させて帯電
・露光、現像、乾燥、定着作業を順次行うようになって
いる。この電子写真フイルム222Aへ記録しようとする画
像は原稿台518へこの画像を有する原稿を載置し、この
原稿の画像が図示しない光源により内部の光学手段を経
て、プロセスヘツド554に対応している電子写真フイル
ム222Aへ露光されるようになっている。
また電子写真フイルム222A上の画像は光学手段の切換
えでスクリーン516上へ投影され、必要に応じてハード
コピーが得られるようになっている。
(プロセスヘツド) 第8図〜第10図に示される如く、プロセスヘツド554
は電子写真フイルム222Aの所定駒が帯電・露光部564、
現像部566、乾燥部568及び定着部570へ順次対応されて
画像記録作業が行われるようになっている。
現像部566には、マスク590が上部枠590A、左枠590B、
右枠590C、下部枠590Dによって枠状に形成され、これら
は前面壁574に形成された凹部592の面から立ち上がって
いる。
マスク590の開口内には、第9図に示されるように、
背面壁594に支持されて現像電極596が配設されてバイア
ス電源に接続されている。現像電極596は表面がマスク5
90の端面から僅かに内部(0.3〜1.0mm)に位置してお
り、現像電極596とマスク590の内壁とで囲まれる空間が
現像室598とされている。現像電極596の上部及び下部は
開口されて、それぞれ現像剤・スクイズ用空気流入口60
0及び現像剤・スクイズ用空気流出口602とされている。
現像剤・スクイズ用空気流入口600はプロセスヘツド5
54の内部空間で構成される通路604と連通されている。
通路604はプロセスヘツド554の背面に開口された現像剤
供給口606及びスクイズ用空気供給口608と連通されてい
る。この現像剤供給口606は図示しない弁を介して現像
剤タンクへ、スクイズ用空気供給口608はエアポンプへ
とそれぞれ接続されている。また、現像剤・スクイズ用
空気流出口602はプロセスヘツド554の内部空間で構成さ
れる通路610と連通されている。通路610はプロセスヘツ
ド554の背面に開口された現像剤・スクイズ用空気排出
口612と連通されて余剰現像剤を現像剤ボトルへ戻すよ
うになっている。
(フイルム押え機構) 第10図及び第11図に示されるように、プロセスヘツド
554の前面壁574には押え板698が対応されてフイルム押
え用となっている。
押え板698にはプロセスヘツド554と対向する面の裏面
に円柱部712が突出形成されており、この円柱部712には
アーム714の一端部に形成された切欠部714Aが係合され
ている。アーム714の他端部にはボス部714Bが形成され
ている。ボス部714Bには軸716が固着されている。
軸716はプロセスヘツド554が取り付けられているフレ
ーム560に立設されたスタンド718に回転自在に挿通され
て支持され、下端部がフレーム560の裏面から突出され
ている。この突出部は第1レバー720、第2レバー726を
介してソレノイド734のプランジヤ734Aへ接続され、ソ
レノイド734の励磁時に押え板698をプロセスヘツド554
のマスク590へと押圧させるようになっている(第11図
矢印E方向)。
なお、プロセスヘツド554の前面壁574にはブリツプセ
ンサ696が取りつけられて電子写真フイルム222Aの各駒
ごとに設けられるブリツプマーク(図示省略)を光反射
率の違いにより光電式に検出し、所定位置へ各駒を停止
できるようになっている。
(クリーニングカセツト) 第1図〜第6図には本発明実施例に用いる電子写真装
置用クリーニングカセツト525が示されており。プロセ
スヘツド現像部のクリーニングテープ222が収容されて
いる。このカセツト525は画像記録用の電子写真フイル
ム222A(第1D図参照)を収容するための画像記録用カセ
ツトと一部を除いて同形状である。以下各部品毎に詳細
に説明する。
(下カセツトケース) 第1図に示されるように下カセツトケース10には左右
端部が前方側へ突出した略コの字形形状の底板12の周囲
に周壁が立設されている。周壁は底板12の後部に立設さ
れた背面壁14と、底板12の左右の側部に立設された左右
の側面壁16、18と、底板12の前部から左右の側部にかけ
て立設された前面壁20とから構成されている。背面壁14
と左右の側面壁16、18とはコの字形に一体となって底板
12の最外周囲に位置している。
左側面壁16の内側に位置している部分の前面壁20A
は、左側面壁16と平行して後部へ廷出し、途中から内側
に湾曲して背面壁14へ連続している。右側面壁18の内側
に位置している部分の前面壁20Bは、右側面壁18と僅か
な間隙を隔てて平行して後部側へ廷出した後、外側に湾
曲して右側面壁18へ連続している。
下カセツトケース10には前記周壁の内方に隔壁や円柱
状、円筒状の突起、凹凸部等が底板10の内面に形成され
ている。下カセツトケース10はこれらが全て合成樹脂に
より一体成形されて構成されている。
下カセツトケース10の内方には、一対のリールが収容
される左右のリール収容室30、32と、一対のガイドロー
ラが収容される左右のガイドローラ収容室34、36と、リ
ールのブレーキ機構が収容されるブレーキ機構収容室38
と、ガードパネルを固定するロツクプレートが収容され
るロツクプレート収容室40と、爪部材が配設された独立
室42とが隔壁によって仕切られて形成されている。
左右のリール収容室30、32は下カセツトケース10の左
右方向中央部から僅かに右寄りの位置に底板12から立設
された中央隔壁44の左右に位置している。左右のリール
収容室30、32には各収容室中央の底板12に円形の貫通孔
46、46が形成されている。これら貫通孔46の開口周囲に
は底板内面に断面矩形状の凸部48が環状に形成されてい
る。これら環状凸部48の外周囲には断面矩形状の凸部50
が環状凸部48と同心の環状に形成されている。環状凸部
48と環状凸部50との間は底板12の面から僅かに凹陥して
環状凹部51となっている。
左右のガイドローラ収容室34、36はそれぞれ左右のリ
ール収容室30、32と隣接して下カセツトケース10の前方
側左右突出部に位置している。左右のガイドローラ収容
室34、36には各収容室中央の底板12から円筒状突起52、
52が周壁の高さまで突出形成されてテープ案内リール23
6の軸支用となっている。
左右のガイドローラ収容室34、36と左右のリール収容
室30、32とを仕切る隔壁54、54は一部が開口しており、
また左右のガイドローラ収容室34、36に面する前面壁20
の一部には切欠58、58が形成されてそれぞれクリーニン
グテープ222の通過用となっている。
ブレーキ機構収容室38は左右のリール収容室30、32と
隣接して下カセツトケース10の後方側中央部に位置して
いる。ブレーキ機構収容室38は前記中央隔壁44とそれぞ
れ平行な2面の隔壁60、60によってさらに3室に仕切ら
れており、中央室がレリーズピース収容室62、その左右
室がブレーキレバー収容室64、64となっている。
独立室42はロツクプレート収容室40の後方に隣接位置
しており、下部は底板12で塞止されている。しかし画像
記録用カセツトでは、この収容室40の底板へ折曲げによ
る切断可能な誤消去防止用爪を形成する。
下カセツトケース10の後方側左右隅部および前方側中
央部には、底板12の内面から円筒状突起98、98、98が周
壁の高さまで突出形成されて上カセツトケース104との
接続用となっている。
第3図の左上部及び第4図の左方に示される如く、底
板12の一部には上端が閉止された筒103が形成され、そ
の下端部は下カセツトケース10の外部に開放したクリー
ニングカセツト検出穴103Aとなっている。このクリーニ
ングカセツト検出穴103Aは画像記録用カセツトには設け
られることがなく、これによってカセツトの装填時にク
リーニングカセツトであるか画像記録用カセツトである
かを識別できる。
(上カセツトケース) 第1図に示されるように上カセツトケース104には矩
形状本体部106Aの左右端部106B、106Cが前方側へ僅かに
突出した形状の天板106の周囲に周壁が垂設されてい
る。周壁は前記下カセツトケース10に立設された背面壁
14、左右の側面壁16、18および前面壁20等の主要部にそ
れぞれ対応して当接する形状とされている。
また上カセツトケース104の内方には前記下カセツト
ケースに形成されている各室にそれぞれ対応してこれら
の各室を塞ぐ部分が形成されている。
また天板106から円筒状突起(図示省略)が周壁の高
さ近傍まで突出形成されており、上カセツトケース104
が下カセツトケース10に接合された際に、下カセツトケ
ース10の左右のガイドローラ収容室34、36にそれぞれ突
出形成された円筒状突起52、52の直上に位置し当接する
ようになっている。
上カセツトケース104は下カセツトケース10と同様に
全てが合成樹脂により一体成形されている。
(リール) 第1A図および第2図に示されるようにリール180はフ
ランジ182とハブ184とが合成樹脂により一体成形されて
いる。フランジ182の外周面には等間隔で矩形状の歯186
が多数形成されている。
フランジ182の下面側にはフランジ182と同心の断面矩
形状の凸部194が環状に形成されている。この環状凸部1
94の環状外径は下カセツトケース10に形成されている貫
通孔46、46と遊動自在に嵌合する径に形成されている。
またこの環状凸部194の外周囲には断面矩形状の凸部196
が環状凸部194と同心の環状に形成されている。
第1A図および第2図に示されるようにクランプ204が
ハブ184へ嵌め込まれてクリーニングテープ222の端部を
リール180へ係止するようになっている。
(テープ) 第1B図に示されるようにカセツトケース内に収容され
るクリーニングテープ222は、ベースフイルム223の一端
223Aと所定間隔隔ててカセツト取出マーク225が設けら
れている。さらにこのカセツト取出マーク225から定間
隔で複数個の同様なカセツト取出マーク225が形成され
ている。これらのカセツト取出マーク225のベースフイ
ルム他端223B側には定間隔(寸法LA)で検出マーク227
が設けられている。これらの検出マーク227はそれぞれ
カセツト取出マーク225の他端223B寄りに6個ずつ定間
隔で形成されている。
さらにこれらの検出マーク227にはそれぞれ一端223A
寄りに離れて粘着テープ片229が取つけられて表面に粘
着剤が付与されている。
このカセツトでは一回のクリーニングでカセツト取出
マーク225から次の取出マーク225までの間の粘着テープ
片229が使用される。前述の現像電極596を縦に3分割
し、分割された各部分を2回ずつクリーニングできるよ
うに取出マーク225間へ粘着テープ片が6個セツトされ
た場合について説明するが、分割方法及び回数はこの方
式に限るものではない。
このクリーニングテープ222は他端223B側からクリー
ニングカセツト525内のリール180へ巻き取られており、
使用時には一端223A側へ(第1B図矢印FR方向)巻き取ら
れるようになっている。
ベースフイルム223はこの実施例においてはポリエチ
レンテレフタレート(PET)で製作され肉厚50μmとさ
れ、粘着テープ片229が付与される表面と反対側の裏面
にはシリコンコーテイングが施されて粘着テープ片229
の接着を防止している。またこのベースフイルム223は
前記プロセスヘツド554のブリツプセンサ696の検出光が
通過できる色及び材質となっている。
一方カセツト取出マーク225、検出マーク227はブリツ
プセンサ696の検出光が透過しない色でブリツプセンサ
ー696に対応する位置に設けられており、一例としてベ
ースフイルム223へ金属蒸着した薄肉テープを幅方向全
面に張り付けることによって形成してあるが、印刷等で
設けることも可能である。
このように本実施例ではカセツト取出マーク225とし
て不透明な部分を有するテープを使用したが、センサが
検知可能なものであればよく、逆に一定の長さの部分を
透明として識別させる等の他のマークでもよい。
また粘着テープ片229はベースフイルム223から突出さ
れた突起形状となっており、その突出高さは第12図に示
される如くマスク590と現像電極596との段差Hの1.1倍
以上となっている。しかしこの粘着テープ片229はクリ
ーニングテープ222が押え板698で押えられていない場合
は第10図の状態となって張力を受け、クリーニングテー
プ222の長手方向移動時にもプロセスヘツド554へ接触し
ないようになっている。
このため現像電極596がマスク590の表面よりも凹んだ
配置となっているにも拘わらず粘着テープ片229は走行
時に表面が現像電極596と接触することはなく、また押
え板698の押圧力で現像電極596へ確実に当接できるよう
になっている。なお押え板698はクリーニングテープ222
に代えて電子写真フイルム222Aが用いられる場合には、
これをプロセスヘツド554へ押圧する役目を有してい
る。
この粘着テープ片229の長手方向寸法方向、すなわち
クリーニングテープ222の幅方向の長さは第9図に示さ
れる現像電極596の上下高さよりも大きくなっており、
現像電極596の上下全域にわたって当接するようになっ
ている。しかし、この粘着テープ片229の長手方向端部
はベースフイルム223の幅方向端部から離れており、ブ
リツプセンサ696でこの粘着テープ片229が検出されない
ようになっている。
この実施例における粘着テープ片229は両面粘着テー
プを細長く切断したものが使用されており、この両面粘
着テープはベースフイルム223への接着力がその反対側
の表面、すなわち現像電極596への接着面よりも強くな
っており、現像電極596へ押圧された場合にも、現像電
極596へ粘着テープ片229が付着することによるベースフ
イルム223からの脱落が防止されている。またこの粘着
テープ片229は肉厚方向に弾力性を有することが好まし
く、現像電極596へ不均一な肉厚で現像剤が固化した場
合にも、これらの高さの差を吸収して現像電極596の表
面に付着した不揃いな高さの現像剤の全表面へ接着でき
るようにすることが好ましい。具体的には2kg/cm2の力
で5%以上変形するゴムシートあるいは発泡したゴムを
用いたシートが使用可能である。本実施例では厚み0.6m
mの発泡ウレタン(1.4kg/cm2で約20%変形する)を使用
した。また当然のことながら使用する接着剤は電子写真
フイルム222Aに悪影響を及ぼさない材料が用いられる。
第1B図に示される如くカセツト取出マーク225の後流
側(矢印FR方向と反対側)に直列的に配置される6個の
粘着テープ片229はそれぞれその後流側に配置されてい
る検出マーク227から所定間隔とされている。これらの
6個の粘着テープ片229は各カセツト取出マーク225から
数えて最初の粘着テープ片229が検出マーク227から寸法
LB、2番目の粘着テープ片229は検出マーク227から寸法
LC、3番目の粘着テープ片229は検出マーク227から寸法
LDとなっている。また4番目、5番目及び6番目の粘着
テープ片229はそれぞれ1番目、2番目及び3番目の粘
着テープ片229と同一寸法だけ検出マーク227から離れて
配置されている。
粘着テープ片229の各幅寸法Wは第12図に示される如
く、現像電極596の水平方向幅寸法Rの3分の1以上と
なっている。すなわち第12図に示される粘着テープ片22
9は1番目の検出マーク227がブリツプセンサ696で検出
され押え板698で押圧された状態で停止している状態で
あり、粘着テープ片229の上流側(矢印FR方向)の端部
は現像電極596の端部の外側(第12図右方向)に至って
おり、この状態で押え板698の押圧が解除され、クリー
ニングテープ片222の2番目の検出マーク227がブリツプ
センサ696で検出されるまで移動すると、2番目の検出
マーク227から寸法LCだけ離れた粘着テープ片229が現像
電極596の左右方向略中央部に対応し(W2の位置)、さ
らに3番目の検出マーク227がブリツプセンサ696で検出
されると、3番目の粘着テープ片229は現像電極596の左
端に対応し(W3の位置)、これらの粘着テープ片229の
停止位置は互にその水平方向端部がオーバーラツプする
ようになっている。
このため上流側から3個の粘着テープ片229が順次現
像電極596の表面へ当接されると、現像電極596の表面は
粘着テープ片229による現像剤接着除去がすべての面に
おいて行なわれるようになっている。すなわちこの三回
の粘着テープ片229による固化現像剤の除去時のオーバ
ラツプ部分の長さは第1B図の寸法LBとLCとの差及びLCと
LDとの差になっている。
第1A図のカセツト取出マーク225から4番目、5番目
及び6番目の粘着テープ片229は1番目、2番目及び3
番目の粘着テープ片229と同一箇所に停止して固化現像
剤を付着して取り出す。すなわち現像電極596の表面の
同一箇所に2回ずつ粘着テープ片229が接着されて取り
出されることになり、確実な固化現像剤の除去が行われ
る。
なお粘着テープ片229の検出マーク227との間隔をすべ
て同一とし、制御装置によってブリツプセンサ696で検
出マーク227を検知後に、各粘着テープ片229を停止させ
る時間を変化させることにより、各粘着テープ片229の
現像電極596への当接位置を変更し、実質的に第1B図に
示されたクリーニングテープ222と同一の効果を達成す
ることもできる。
第1D図には画像記録用の電子写真フイルム222Aが示さ
れている。この電子写真フイルム222Aはクリーニングテ
ープ222の代わりにクリーニングカセツト525内のリール
180へ巻取り、画像記録用として用いる。
この電子写真フイルム222Aは、感材テープ224とメモ
リテープである磁気テープ226とリーダテープ228とがス
プライシングテープ230によって継ぎ合わされている。
また感材テープ224の反継合せ側の端部には導電性接着
テープ232が貼着されている。
感材テープ224はテープ状の電子写真フイルムで、透
明なポリエステル等の絶縁性支持体上に、アルミニウム
等の導電層と、有機半導体であるポリビニルカルバゾー
ル等の光導電性絶縁層とが順次積層されて構成されてい
る。導電性接着テープ232は金属性の薄厚テープ上にカ
ーボン等の導電性粒子を分散して配合した粘着層が設け
られて構成されている。
感材テープ224に導電性接着テープ232を貼着する際に
は、感材テープ224の光導電性絶縁層を一部剥離し、露
出した導電層に導電性接着テープ232を貼着する。
(クリーニングカセツト525の組立) 下カセツトケース10と上カセツトケース104とは互に
接合され、下カセツトケース10の環状凸部48、50間がリ
ール180の環状凸部196と対応するようにそれぞれリール
180を組込む。一対のリール180へはクランプ204によっ
てクリーニングテープ222の両端部をそれぞれ取りつ
け、他端223B側が取りつけられたリール180へクリーニ
ングテープ222を最大量巻取る。この状態ではクリーニ
ングテープ222が第3図に示される如くガイドローラ236
へ巻き掛けられると共に、これらのガイドローラ236間
で直線的に配置されてクリーニングカセツト525から露
出する。この状態ではブレーキレバー262、274がリール
180の歯186と係合しているので、リール180が回転され
ることはなく、クリーニングテープ222が不用意に撓む
ことはない。またクリーニングテープ222の露出部はガ
ードパネル322によって覆われているので、粘着テープ
片229が不用意に不必要な部分と接着することはない。
(ブレーキレバー) ブレーキレバー262はブレーキレバー収容室64内で軸
支され、リール係合片266とレリーズピース係合片268と
が、合成樹脂により一体成形されレリーズピース係合片
268は先端がブレーキ機構収容室38へ配置されている。
ブレーキレバー274はブレーキレバー262と対称の形状
及び配置となっている。
ブレーキレバー262、274にはねじりコイルばね276、2
76が取りつけられ、リール係合片266、266が左右のリー
ル収容室30、32に進入し、リール180、180のフランジ18
2の外周囲に形成されている歯186に係合している。
ブレーキ解除部材であるレリーズピース278はレリー
ズピース収容室62へ収容されており、外部からの操作力
を受けてブレーキレバー262、274をリール180から離す
ようになっている。
(ロツクプレート) 第1図に示されるようにガードパネルのロツク手段で
あるロツクプレート292はロツクプレート収容室40内へ
軸支され、一方からガードパネル係止片296が延長さ
れ、他方から板ばね片298が延長され、これらが合成樹
脂により一体成形されている。
ロツクプレート292は第3図に示されるように板ばね
片298の先端が左側面壁16の内壁と弾性的に押圧当接し
て、ガードパネル係止片296が時計方向への回転力を付
与されて先端が突出しガードパネル322と対応してい
る。
(リール押えばね) 第1A図に示されるようにリール押えばね304、310は曲
げ加工、剪断加工が施こされた金属製の一枚の平板で構
成され上カセツトケ−ス104へ取りつけられ、リール180
を下カセツトケ−ス10へ押圧している。これらのリール
押えばね304、310はクリーニングカセツト525へ画像記
録用フイルム232Aを収容する場合にはアース用導電材と
して用いられる。
(ガードパネル) 第1図および第5図に示されるようにカセツトケース
本体320の蓋体であるガードパネル322は前面壁324と、
左右の側面壁326、328と、上面壁330とから構成されて
カセツトケース本体320へ軸支され、カセツトケース本
体320の前面に露出するクリーニングテープ222を覆う方
向に付勢回転されている。この状態はロツクプレート29
2によってロツクされている。
(カセツトが装填される装置) 第6図には本実施例のカセツトが装填される装置のカ
セツトホルダ348の概略が示されている。カセツトホル
ダ348はリンク式の昇降機構350に支持されて装置上方へ
上昇可能となっている。カセツトホルダ348にはカセツ
ト挿入側(図に矢印Aでカセツトの挿入方向を示す。)
から奥方へ向って下方へ廷出する2枚の接点ばね352、3
54がカセツト挿入方向と平行に配設されている。これら
の接点ばね352、354はカセツト内へクリーニングテープ
に代えて電子写真フイルム222が収容される場合に、リ
ール押えばね310、接片金具212を介して電子写真フイル
ムへ通電する。
カセツトホルダ348の一方の側面に形成された開口に
は押圧ブロツク356が配置されている。押圧ブロツク356
は板ばね358の一端に固設されていて、先端部は開口か
ら突出しており、カセツトから突出したロツクプレート
292を押圧し、ガードパネル322を開放するようになって
いる。
またカセツトホルダ348には底面からクリーニングカ
セツト専用の検出ピン382が付勢力で上昇されており、
このピン382がカセツトホルダ348内へ装填されるクリー
ニングカセツト525の底板12に形成されるカセツト検出
穴103A内へ挿入されると、このピン382の移動を検出す
るリミツトスイツチ384によって装填カセツトがクリー
ニングカセツトか画像記録用カセツトかを識別できるよ
うになっている。
画像記録用カセツト及び装填装置には、カセツトが装
填されたか否かを検出するカセツト装填検出手段(図示
せず)及び、カセツトのメモリに記憶された内容を消去
したくない時カセツトの特定の爪部を除去することによ
り、以降メモリの書き換えが不可能となる誤消去防止機
構(図示せず)が配設されているので、この検出手段及
び機構を用いれば、クリーニングカセツト専用の検出ピ
ン382を用いなくとも、クリーニングカセツトの有無を
検出することができる。
すなわち、クリーニングカセツトを、画像記録用カセ
ツトの誤消去防止機構のみ作動するように構成すればよ
い。このようにすれば、カセツト装填検出手段及び誤消
去防止機構のいずれも作動しないとき、画像記録用カセ
ツトもクリーニングカセツトも装填されていない状態を
示し、カセツト装填検出手段が作動し誤消去防止機構が
作動しないときメモリ書き換え可能な画像記録用カセツ
トが装填されている状態を示し、両者が作動していると
き、メモリ書き換え不可な画像記録用カセツトが装填さ
れている状態を示し、カセツト装填検出手段が作動せ
ず、誤消去防止機構が作動している時クリーニングカセ
ツトが装填されている状態を示すと判断できる。
このようにクリーニングカセツトを画像記録用カセツ
トの判別ができるので、これに基いて、押え板698、モ
ータ394の作動タイミング等の制御を切り換えればよ
い。
カセツトホルダ348が装填状態になると、第4図に示
される如く、クリーニングカセツト525のリール180には
駆動軸390、392がそれぞれ嵌り込み、モータ394の駆動
力で回転されるようになっている。モータ394の駆動力
はクラツチ395、歯車396、397を介して一方又は両方の
のリール180へ正回転又は逆回転として伝えられるよう
になっている。このモータ394の駆動力はクリーニング
テープ222へ張力を付与して、粘着テープ片229を現像電
極596から引き離す役目を有するが、クリーニングテー
プ222に代えて電子写真フイルム222Aが用いられる場合
は、当然ながらこれを長手方向へ駆動する駆動部として
の役目を有する。
(実施例の作用) このクリーニングカセツト525を使用する場合には第
6図に示されるカセツトホルダ348へ装填される。この
カセツトホルダ348は図示しないエジエクトボタンが操
作され昇降機構350により上方へ送り出される。
クリーニングカセツト525が矢印A方向に最大量挿入
されると、クリーニングカセツト525の下面に形成され
るカセツト検出穴103A内へピン382が入り込むので、リ
ミツトスイツチ384は挿入されたカセツトがクリーニン
グカセツト525であることを検出し、現像部クリーニン
グ作業を開始する。一方カセツトホルダ348へ画像記録
用テープが挿入されたカセツトはカセツト検出穴103Aを
有していないので、カセツトホルダ348がこの挿入され
たカセツトを画像記録用カセツトであることを検出でき
画像記録、再生作業を可能とする。
またこのクリーニングカセツト525はその下カセツト
ケース10に形成される独立室42の底面が閉止されている
ので、これによっても確実にクリーニングカセツト525
であることが検出される。すなわち画像記録用テープが
収容されたカセツトは誤消去防止用の爪が折曲げ除去さ
れていることがあり、この場合には直ちに画像記録用カ
セツトであることが検出できる。
またクリーニングカセツト525が最大量挿入された状
態では押圧ブロツク356がロツクプレート292を駆動して
ガードパネル係止片296を板ばね片298による付勢力に抗
して回動させている。これによってガードパネル322の
ロツクが解除される。
カセツトホルダ348のクリーニングカセツト525の挿入
が完了すると、カセツトホルダ348は作業者によって押
圧され、又は自動的に装置内の所定位置へ押し込まれ
る。この場合にガードパネル322がカセツトホルダ348の
一部に設けられている蓋開放機構によって開放され、ク
リーニングテープ222の直線部分を露出させる。この状
態ではガイドローラ236間で露出するクリーニングテー
プ222及び粘着テープ片229はプロセスヘツド554へ当る
ことはない。
またカセツトホルダ348の押込動作の途中であって押
込端付近では図示しないブレーキ解除ピンが底板12内へ
侵入し、レリーズピース278を介してブレーキレバー26
2、274が回転されてリール180の歯186から離れる。この
ためリール180はブレーキが解除されて回転自在とな
る。
リール180はカセツトホルダ348の押込端において、第
4図に示されるように駆動軸390、392に搭載係合され
る。
モータ394の駆動力がクラツチ395を介して一方のリー
ル180に伝達されると、クリーニングテープ222は矢印FR
方向に移動する。ここで最初のカセツト取出マーク225
の次にある1番目の検出マーク227がブリツプセンサ696
で検出されるとモータ394の駆動が停止する。この状態
では第12図に示される如く粘着テープ片229は現像電極5
96の水平方向片側端部に対応するが、第12図の図示状態
よりも下方にあり、現像電極296とは接続していない。
これと同時に第11図のソレノイド734が駆動され押え
板698がクリーニングテープ222をプロセスヘツド554へ
と押圧する。このため粘着テープ片229の先端粘着面は
現像電極596の表面へ圧着される。
次に再びモータ394の駆動力によってクリーニングテ
ープ222が矢印FR方向に移動されるが、この場合に押え
板698によるクリーニングテープ222の押圧が解除される
と同時に、モータ394の駆動力を他方のリール180へも伝
え、クリーニングテープ222を両リールへ一時的に巻取
ることによりテンシヨンを付与する。これによって粘着
テープ片229が強制的に現像電極596の表面から離され、
粘着テープ片229の接着面は画像記録作業の繰り返しに
よって現像電極596の表面に付着固化していた現像剤を
接着除去することになる。
現像電極296は乾燥していた方がクリーニング効率が
上るので、クリーニングテープ222を駆動させる前ある
いは駆動中も含めて乾燥エアを現像電極296に付与する
とより効果的である。
またクリーニングテープ222へテンシヨンを付与する
方式としては、一方のリール180にブレーキをかけ他方
のリール180を巻取る方向へ駆動する方式としてもよ
い。この場合、一時的に一方のリール180へブレーキを
かけることにより、クリーニングテープが必要以上に動
くこともなくなる。
さらにクリーニングテープ222が移動されて2番目の
検出マーク227がブリツプセンサ696で検出されると、モ
ータ394の駆動が停止され、2番目の粘着テープ片229が
第12図のW2の位置に移動し、押え板698による押圧力で
現像電極596の水平方向中央部へ接着される。
前記と同様に押え板698による押圧力を解除すると共
にクリーニングテープ222へテンシヨンを付与すれば、
同様に粘着テープ片229が強制的に現像電極596から離れ
て現像電極596の表面の固化現像剤を接着除去する。
さらにクリーニングテープ222が矢印FR方向に移動さ
れ、3番目の検出マーク227がブリツプセンサ696と対応
すると、3番目の粘着テープ片229は第11図のW3の位置
に対応し、すなわち現像電極596の水平方向の他の一端
部に至る。ここで同様に粘着テープ片229が現像電極596
へ押圧された後に離脱されると、上記の三回の押圧動作
によって、現像電極596の全面にわたった現像剤の接着
除去が行われる。
さらに4番目から6番目の粘着テープ片229が同様に
順次ずれた位置で現像電極596へ押圧されることによ
り、固化現像剤が確実に除去される。
6番目の粘着テープ片229が強制的に離脱された後
は、2番目のカセツト取出マーク225がブリツプセンサ6
96に対応し、モータ394が駆動を停止される。ここで制
御装置はカセツトホルダ348を自動的に開放し、クリー
ニング作業が終了したことを知らせる。
そこでこのクリーニングカセツト525が取り出され、
今度は画像記録用カセツトがカセツトホルダ348へ挿入
されて再び画像の記録作業が行われる。この場合、既に
現像電極596が清浄な状態となっているので現像作業に
支障はない。
画像記録作業が所定時間、所定回数行われた後に、又
は定期的にこのクリーニングカセツト525がカセツトホ
ルダ348へ装填されて再び現像電極596の清掃作業が行わ
れる。
このように、各粘着テープ229片が各々押圧され、結
果として広い面積にわたったクリーニングを行うので、
現像電極からの粘着テープ片の離脱時、張力付与のため
のモータ負荷が少ない。電子写真装置の画像記録用カセ
ツトを駆動するモータはあまり大きな駆動力を備えてい
ないが、充分に適用可能となる。
なお上記実施例は本発明が電子写真フイルムの現像用
プロセスヘツドを清掃するために用いられた構造を示し
たが、本発明は現像部の如く凹みを有した部分を清掃す
る場合に広く適用可能である。
上記実施例では、粘着テープの引き離しをすべてFR方
向のみで行なったが、現像電極のエツジ部、すなわち底
面隅部及び底面からの立上り部の固形分を取り除くに
は、エツジ方向に引き離して取り除く方が効果があるの
で、第1番目と第4番目の粘着テープ片の両方あるいは
一方を、逆方向にテープを移動して取り除くとさらに有
効である。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明は、カセツトケースと、この
カセツトケース内へ軸支された一対のリールと、これら
のリールへ両端が係止されるベースフイルムと、このベ
ースフイルムへベースフイルムの長手方向に沿って所定
の間隔で設けられる複数の検出マークと、これらの検出
マークからベースフイルムの長手方向に沿ってそれぞれ
異る長さの部分に突出して設けられ突出先端に粘着面が
設けられる突起と、を有し、前記検出マークは前記突起
を被クリーニング部に当接させるための位置決め用であ
るので、カセツトを装填することにより、自動的に凹み
部分を広い範囲に亘って清掃することができる優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明が適用されたクリーニングカセツトの分
解斜視図、第1B図はクリーニングテープの中間部を省略
した正面図、第1C図は第1B図のIC−IC線矢視図、第1D図
はクリーニングテープに代わって用いられる電子写真フ
イルムを示す正面図、第2A図はリールを示す分解斜視
図、第2B図はリールの下方向から見た斜視図、第3図は
下カセツトケースへ各部品を組み込んだ状態を示す平面
図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図はカセツ
トとガードパネルとの関係を示す分解斜視図、第6図は
カセツトホルダの開放状態を示す斜視図、第7図は電子
写真装置本体を示す斜視図、第8図はプロセスヘツドの
斜視図、第9図はプロセスヘツドの現像部を示す縦断面
図、第10図はプロセスヘツドの特に現像部を示す水平断
面図、第11図は押え板及び関連部品を示す斜視図、第12
図は現像電極へ粘着テープが当接された状態を示す拡大
水平断面図(押え板は図示省略)である。 10……下カセツトケース 104……上カセツトケース 222A……電子写真フイルム 223……ベースフイルム 225……カセツト取出マーク 227……検出マーク 229……粘着テープ片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセツトケースと、 このカセツトケース内へ軸支された一対のリールと、 これらのリールへ両端が係止されるベースフイルムと、
    このベースフイルムへベースフイルムの長手方向に沿っ
    て所定の間隔で設けられる複数の検出マークと、 これらの検出マークからベースフイルムの長手方向に沿
    ってそれぞれ異る長さの部分に突出して設けられ突出先
    端に粘着面が設けられる突起と、 を有し、 前記検出マークは前記突起を被クリーニング部に当接さ
    せるための位置決め用であることを特徴とするクリーニ
    ングカセツト。
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