JPH0833503A

JPH0833503A - 自動照準合わせゴルフシューズ

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Publication number: JPH0833503A
Application number: JP6332380A
Authority: JP
Inventors: Marc Goldstein; マーク・ゴールドスタイン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-12-15
Filing date: 1994-12-14
Publication date: 1996-02-06
Anticipated expiration: 2021-04-05
Also published as: CA2137294A1; JP3763082B2; US5381614A; CA2137294C

Abstract

(57)【要約】【目的】ゴルファが最適なスタンスをとって、ドライバ
ショットおよびアイアンショットの際に照準合わせを有
効に行なうことができるようにしたゴルフシューズを提
供する。【構成】ゴルフシューズは、上部と底部とを備えてい
る。上部には視認用の整合ガイドラインが設けられ、ゴ
ルファが、足を互いに対して、かつ、ゴルフボールおよ
びターゲットに対して容易に位置決めすることができる
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフでのスタンス(s
tance)を最適なものにして、ゴルファの照準合わせ(ai
m) を改善する装置に関する。より詳細に云うと、本発
明は、プレーヤが最適のスタンスをとることにより、ド
ライバショットおよびアイアンショットの際の照準合わ
せを改善することができる自動照準合わせ(self-aligni
ng) ゴルフシューズに関する。

【０００２】

【従来の技術】ゴルフは、はるか以前から、世界全体に
おいて人気のあるスポーツとなっている。この人気は、
合衆国と海外の双方で確実に高まっている。ところで、
ゴルファは、練習時間を増やすとともに、競争相手のプ
レーヤをしのぐ有利な結果をもたらす可能性のある種々
の付属品を購入することにより、スコアを良くする努力
を続けてきた。

【０００３】ゴルファが改善の努力を続けている特定の
分野の１つに、照準合わせがある。ゴルフスイングは、
先づスタンスを適正に決めること、ダウンスイングの際
の集中、プレーヤの体重の適正な移動およびフォロース
ルーをはじめとする幾つかの要素からなっているが、ゴ
ルフスイングと正確な照準合わせを上首尾に行なうため
の基本は、先づ、スタンスを最適にとることである。ゴ
ルフ練習技術が本質的に多岐に亘ることから明らかなよ
うに、発明者は、ドライバショットおよびアイアンショ
ットの際にゴルファが適正なスタンスをとり易くする装
置をはじめとするゴルフ練習補助器および照準合わせ改
良装置の開発に向けて多大の努力を費やしてきた。

【０００４】先行技術の多岐に亘る努力にも拘らず、公
知の装置はいずれも、プレーの際の使用には望ましくな
い、あるいは許容されていない(illegal) といった欠点
をもっている。即ち、幾つかの公知のゴルフ練習装置
は、ゴルフシューズの底の外側部分に取着されるように
なっているくさび形の装置を備えている。これらの許容
されていない装置は、一般に、ゴルファの片方の足を傾
けて、スイングの際のゴルファの体重の適正な移動を容
易にするのに使用されている。かかる装置は、デイビス
(Davis) の米国特許第４，８１９，９４０号およびオブ
ライエン(O'Brien) の米国特許第４，０７３，３７５号
に開示されている。

【０００５】パーシック(Percic)の米国特許第５，１５
０，９０３号に開示されている許容されていない装置の
ような、ゴルファのスタンスを改善する別の試みが、先
行技術の装置においてなされている。

【０００６】先行技術にはまた、ゴルフスイングの際の
ゴルファの体重または身体の位置の移動によりゴルファ
のバランスを改善するためにゴルファの足を左または右
へ傾けさせるゴルフシューズの装入具即ちインサートが
ある。許容されていないインサートタイプの装置は、例
えば、パパロ(Paparo)の米国特許第５，２１２，８９４
号およびブラッジメイヤ(Bruggemeier) の米国特許第
４，９５３，３１１号に開示されている。

【０００７】更に、ゴルファが、最適なスタンスを容易
にとることができるように、練習の際にゴルファのスタ
ンスが適正に決められたことを示すのに有用な外部足位
置決めインジケータが、提案されている。これらの装置
は一般に、取り扱いが著しく面倒であるので、ゴルフコ
ースで使用するために持ち歩くことができず、プレーの
際には使用することがない。かかる装置は、例えば、テ
イバー(Taber) の米国特許第３，２２９，９８１号およ
びトレント(Trent) の米国特許第３，１２２，８４６号
に開示されている。

【０００８】パット補助具もまた先行技術に開示されて
いるが、これは、ゴルファのパット能力を高めることが
できるようにゴルフシューズとゴルフボールとの整合を
容易にすることができるようにしている。かかる装置
は、例えば、ミラー(Miller)の米国特許第２，５０３，
５８６号に開示されている。この装置はパットには有用
であるかもしれないが、ゴルファの足を互いに位置決め
することは容易に行なうことができないので、ドライバ
ショットおよびアイアンショットには使用することがで
きない。

【０００９】ドライバショットおよびアイアンショット
の際のゴルファのスイングを改善することを目的とする
前記先行技術はいずれも、ＰＧＡルールでは認められな
いという大きな欠点をもっている。特に、ＰＧＡルール
は、ゴルファがスイングを改善してゴルフのスコアを良
くするために、物理的な補助具を使用することを認めて
いない。

【００１０】本発明は、ゴルファの照準合わせを改善す
ることができるように、ドライバショットおよびアイア
ンショットの際に、ゴルファが最適なスタンスをとり易
くする手段を提供することにより、先行技術の上記欠点
を解決するものである。更に、本発明は、ＰＧＡのルー
ルの規定を全て充足するので、練習および公式プレーの
際に有用である。

【００１１】従って、本発明の目的は、ゴルファの照準
合わせを改善することができるように、ドライバショッ
トおよびアイアンショットの際に最適なスタンスをゴル
ファがとり易くする手段を備えた１対のゴルフシューズ
を提供することにある。

【００１２】本発明の別の目的は、公式プレーの際に使
用することができるように、ＰＧＡの規定の全てを満た
す、ドライバショットおよびアイアンショットの際に最
適なスタンスをゴルファがとり易くするのに使用するこ
とができる１対のゴルフシューズを提供することにあ
る。

【００１３】本発明の更に別の目的は、ドライバショッ
トおよびアイアンショットの際にゴルファが最適なスタ
ンスをとり易くするように、ゴルフシューズをターゲッ
トおよびゴルフボールに対してかつ互いに対して位置決
めするための手段を備えた１対のゴルフシューズを提供
することにある。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明の一の観点によれ
ば、上部および底部を備えた１対のゴルフシューズが提
供されている。このゴルフシューズは、前記対をなす各
ゴルフシューズの前記上部は中央を通って長手方向へ延
びる長手方向の中心軸線と、ドライバショットおよびア
イアンショットの際のゴルファの照準合わせを改善する
ために最適のスタンスが得られるようにゴルファが足を
ターゲットおよびボールに対してかつ互いに対して位置
決めすることができるように前記ゴルフシューズの少な
くとも一方の前記上部に配設された整合手段とを有し、
前記整合手段は前記長手方向の中心軸線の対応する中心
軸線から偏位して配向された表示と前記対をなすゴルフ
シューズの右のゴルフシューズの前記上部に配設された
少なくとも１本の第１の直線および前記対をなすゴルフ
シューズの左のゴルフシューズの前記上部に配設された
少なくとも１本の第２の直線とを有し、前記少なくとも
１本の第１の直線と前記少なくとも１本の第２の直線は
それぞれ対応する第１と第２の軸線を画定し、前記第１
および第２の軸線は前記左右のゴルフシューズが互いに
平行に配置されたときに互いに交差するように配置され
かつゴルファの足が最適のスタンスに置かれたときに表
示を行なうように互いに平行に配置されている。

【００１５】本発明の好ましい実施例においては、前記
整合手段は前記対をなすゴルフシューズの右のゴルフシ
ューズの前記上部に配設された第１の組をなす直交する
長手方向と側方向の線状表示(linear indicia)と、前記
対をなすゴルフシューズの左のゴルフシューズの前記上
部に配設された第２の組をなす直交する長手方向と側方
向の線状表示とを有し、前記第１と第２の組をなす直交
する線状表示は前記左右のゴルフシューズの前記長手方
向の中心軸線が互いに平行に置かれたときに互いに偏位
され、前記第１と第２の組をなす直交する線状表示はゴ
ルファの足が最適のスタンスに置かれたときにそれぞれ
の長手方向および側方向の線状表示が互いに平行となる
ように配設されている。

【００１６】本発明の好ましい実施例においては、前記
第１と第２の組をなす直交する長手方向および側方向の
線状表示はそれぞれ、１本の長手方向に延びるラインと
１本の側方向へ延びるラインとからなる。

【００１７】本発明の好ましい実施例においては、前記
第１と第２の組をなす直交する長手方向および側方向の
線状表示は複数の交差するラインからなる。

【００１８】本発明の好ましい実施例においては、前記
少なくとも１本の第１の直線は約２２・１／２度の角度
で前記右のゴルフシューズの前記長手方向の中心軸線か
ら偏位され、前記少なくとも１本の第２の直線は左利き
のゴルファが前記ゴルフシューズを最適位置に配置した
ときにホーガンスタンス(Hogan stance)をとることがで
きるように前記左のゴルフシューズの前記長手方向の中
心軸線と共軸して延びている。

【００１９】本発明の好ましい実施例においては、前記
少なくとも１本の第２の直線は約２２・１／２度の角度
で前記左のゴルフシューズの前記長手方向の中心軸線か
ら偏位され、前記少なくとも１本の第１の直線は右利き
のゴルファが前記ゴルフシューズを最適位置に配置した
ときにホーガンスタンスをとることができるように前記
右のゴルフシューズの前記長手方向の中心軸線と共軸し
て延びている。

【００２０】本発明の好ましい実施例においては、前記
少なくとも１本の第１の直線は約２７・１／２度の角度
で前記右のゴルフシューズの前記長手方向の中心軸線か
ら偏位され、前記少なくとも１本の第２の直線はゴルフ
ァが前記ゴルフシューズを最適位置に配置したときにリ
ードベタースタンス(Leadbetter stance) をとることが
できるように約２７・１／２度の角度で前記左のゴルフ
シューズの前記長手方向の中心軸線から偏位されてい
る。

【００２１】本発明の好ましい実施例においては、前記
整合手段は前記ゴルフシューズの前記上部に対して選択
的に取着および脱着を行なう連結手段を備える。

【００２２】本発明の好ましい実施例においては、シー
ルドを備え、該シールドは該シールドを前記ゴルフシュ
ーズの前記上部に取り外し自在に連結する手段を有す
る。

【００２３】本発明の好ましい実施例においては、前記
シールドはゴルフボールとゴルフシューズの所定の一方
との整合を容易にしてパットの際のゴルファの照準合わ
せを最適にするように配設されたパット整合手段を備え
る。

【００２４】本発明の好ましい実施例においては、前記
パット整合手段は前記ゴルフシューズの少なくとも一方
の前記上部に配設された少なくとも１本の長手方向のラ
インを有し、該少なくとも１本の長手方向のラインをパ
ットの前にゴルフボールと整合させることによりゴルフ
ァの照準合わせを最適にする。

【００２５】本発明の好ましい実施例においては、前記
パット整合手段は前記上部に配設された前記少なくとも
１本の長手方向のラインと直交する少なくとも１本の側
方向のラインを有する。

【００２６】

【作用】本発明は、ドライバショットおよびアイアンシ
ョットの際のゴルファの照準合わせを改善するために最
適のスタンスが得られるように、ゴルファの足をボール
に対しておよび互いに対して位置決めすることができる
ようにする一対のゴルフシューズに関する。各ゴルフシ
ューズは、上部と底部とを備える。各ゴルフシューズの
上部は中心を通って長手方向に延びる長手方向の中心軸
線と、ゴルフシューズの少なくとも一方の上部に配設さ
れた整合手段とを有している。この整合手段は、長手方
向の中心軸線の対応する中心軸線から偏位して所定の態
様で配向された表示を有している。

【００２７】一の好ましい実施例においては、ゴルフシ
ューズの整合手段は、右のゴルフシューズの上部に配設
された第１の組の直交する長手方向および側方向の線状
表示と、左のゴルフシューズの上部に配設された第２の
組の直交する長手方向および側方向の線状表示とを有し
ている。第１と第２の組の直交する線状表示は、左右の
ゴルフシューズの長手方向の中心軸線が互いに平行に置
かれると互いに離れるように偏位されるのが好ましい。
ゴルファの足が最適のスタンスに置かれたときに、第１
と第２の組の直交する線状表示は、長手方向および側方
向の線状表示が互いに平行に配置されるように配設され
るようになっている。第１と第２の組の直交する長手方
向および側方向の線状表示はそれぞれ、１本の長手方向
に延びるラインと１本の側方向に延びるラインとから構
成することができ、あるいは複数の長手方向または側方
向のラインから構成することができる。好ましくは、１
本以上の側方向のラインは、ゴルフシューズが最適位置
に配置されたときに目的とするターゲット位置と整合さ
れる。

【００２８】別の好ましい実施例においては、ゴルフシ
ューズの整合手段は、右のゴルフシューズの上部の所定
の位置に配設された少なくとも１本の第１の直線と、左
のゴルフシューズの上部の所定の位置に配設された少な
くとも１本の第２の直線とを有している。少なくとも１
本の第１の直線と少なくとも１本の第２の直線は、ゴル
フシューズが互いに平行に置かれたときに互いに交差す
るように配置される、対応する第１および第２の軸線を
画定し、しかもゴルファの足が最適のスタンスに置かれ
たときに互いに平行に配置されるようになっている。

【００２９】更に別の好ましい実施例においては、少な
くとも１本の第２の直線は、約２２・１／２度の角度で
左のゴルフシューズの長手方向の中心軸線から偏位さ
れ、少なくとも１本の第１の直線は、ゴルフシューズを
最適の位置に置いたときに右利きのゴルファがホーガン
スタンスをとることができるように、右のゴルフシュー
ズの長手方向の中心軸線と共軸に延びるように配設され
ている。

【００３０】本発明の更に別の実施例においては、少な
くとも１本の第１の直線は、約２２・１／２度の角度で
右のゴルフシューズの長手方向の中心軸線から偏位さ
れ、少なくとも１本の第２の直線は、ゴルフシューズを
最適の位置に置いたときに右利きのゴルファがホーガン
スタンスをとることができるように、右のゴルフシュー
ズの長手方向の中心軸線と共軸に延びるように配設され
ている。

【００３１】本発明の好ましい実施例においては、少な
くとも１本の第１と第２の直線は、ゴルファがゴルフシ
ューズを最適位置に配置したときにリードベタースタン
スをとることができるように約２７・１／２度の角度で
左右のゴルフシューズのそれぞれの長手方向の中心軸線
の対応するものから偏位させることができる。

【００３２】本発明のゴルフシューズの整合手段はゴル
フシューズの対応する上部に対して選択的に取着および
脱着を行なう連結手段を備えることができる。

【００３３】本発明の好ましい実施例においては、本発
明のゴルフシューズは、整合手段を選択的に覆うように
ゴルフシューズの上部に連結自在のシールドを備えるこ
とができる。取り外し自在のシールドは、ゴルフボール
とゴルフシューズの所定の一方との整合を容易にして、
パットの際のゴルファの照準合わせを最適にするように
配設されたパット整合手段を備えることができる。パッ
ト整合手段は、ゴルフシューズの少なくとも一方の上部
に配設された少なくとも１本の長手方向のラインを有
し、該少なくとも１本の長手方向のラインをパットの前
にゴルフボールと整合させることによりゴルファのパッ
トストロークを最適にするように構成することができ
る。パット整合手段は少なくとも１本の長手方向のライ
ンと直交する少なくとも１本の側方向のラインを有す
る。

【００３４】別の好ましい実施例においては、取り外し
自在のシールドは、任意のデザインを有することがで
き、あるいは表示を備えないようにすることもできる。

【００３５】本発明の別の観点によれば、ドライバショ
ットおよびアイアンショットの際にゴルファの照準合わ
せを最大にするようにゴルファが最適なスタンスを選択
することができるようにした方法が提供されている。一
の好ましい方法は、ゴルファの足をゴルフボールに対し
て配置する所望の位置を選択する工程と、ゴルファの足
をターゲットとゴルフボールに対しておよび互いに対し
て配置する所望の位置を選択するためにゴルフシューズ
の上部に配設された表示を有する整合手段を利用する工
程と、最適のスタンスが得られたときに整合手段が表示
を行なうように所定の位置に両足を置く工程とを備え
る。

【００３６】本発明の好ましい方法においては、整合手
段は、複数の整合ラインからなるのが好ましく、両足を
所定の位置に置く工程は、各ゴルフシューズの複数のラ
インのそれぞれの１つが、互いに平行にかつゴルファの
足とターゲットとの間を延びる軸線と直交して延びる中
心基準軸線に平行に配置されるようにゴルフシューズを
互いに相対的に配置する工程からなるのが好ましい。

【００３７】別の好ましい実施例においては、複数の整
合ラインは、各ゴルフシューズに設けられた１対の直交
するラインからなり、ゴルフシューズを互いに相対的に
配置する工程は、長手方向および側方向のラインが互い
に平行にかつゴルファの足とターゲットとの間を延びる
軸線と直交して延びる中心基準軸線に平行に延びるよう
に、対をなす直交したラインのそれぞれの１本を互いに
整合させる工程からなる。この好ましい実施例において
は、側方向のラインは、最適のスタンスが得られたとき
にターゲット領域と整合して配置されるように所定の位
置に配置することができる。

【００３８】

【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に関し
て説明する。

【００３９】本発明の一の好ましい実施例に係る、左の
ゴルフシューズ２０Ａと右のゴルフシューズからなる１
対のゴルフシューズが図１乃至３に全体示されている。
このゴルフシューズは、ゴルファ２２が着用することに
より、最適なスタンスを一貫してとることを容易にし
て、ドライブショットとアイアンショットの際のゴルフ
ァの照準合わせを改善することができるように適合され
ている。

【００４０】本明細書において説明されているように、
「ドライバショット」("driving shot")なる語と、「ア
イアンショット」("iron shot") なる語は、ドライバ
と、２番アイアン乃至９番アイアンをはじめとする通常
のアイアンと、ピッチングウェッジと、チップショット
に有用な全てのクラブとを使用して行なわれるショット
の全てを含むものとして使用されている。かくして、ド
ライバショットおよびアイアンショットは、パターを除
く全てのクラブを使用して行なわれるゴルフショットを
含むものである。

【００４１】本発明のゴルフシューズは、ゴルフボール
を打つ前に適正なスタンスをとる場合に、全ての技術レ
ベルのゴルファが補助具として使用することができるよ
うになっている。図１乃至図９に開示されているゴルフ
シューズは、ゴルファ２２がゴルフにおいて人気のある
２つのスタンス、即ち、ホーガン(Hogan) スタンスと、
リードベター(Leadbetter)スタンスの一方をとったこと
を示す視認ラインを有している。しかしながら、これら
のスタンスは、本発明の好ましい実施例においては、単
なる好ましいスタンスに過ぎないので、本発明のゴルフ
シューズを用いてとることができるスタンスの単なる例
に過ぎない。かくして、ゴルフシューズに配設されてい
る整合ラインは、種々の好ましいスタンスがとられる場
合を示すように、種々の位置に配設することができる。

【００４２】図１乃至図３に示すゴルフシューズは、全
ての技術レベルのプレーヤがドライバショットとアイア
ンショットの際に、人気のあるホーガンスタンスをとる
ことができるようにするのに有用である。左足即ち左の
ゴルフシューズは、上部２４Ａと底部２６Ａとを有して
いる。同様に、右足即ち右のゴルフシューズ２０Ｂは、
上部２４Ｂと底部２６Ｂとを有している。かくして、本
発明のゴルフシューズの支持構造は、既に商業的に入手
することができる運動靴のほとんどと同じ基本構成部
材、即ち、底部と上部とを備えている。

【００４３】図１乃至図３に示す好ましい実施例におい
ては、左のゴルフシューズ２０Ａは、長手方向に延びる
ガイドライン２８Ａと側方向に延びるガイドライン３０
Ａとを有している。側方向のガイドライン３０Ａは、長
手方向のガイドライン２８Ａと直交するように配設され
ている。長手方向の中心軸線ＬＡが、図１において仮想
線で示すように、左のゴルフシューズ２０Ａの長手方向
の中心を通って延びている。

【００４４】右のゴルフシューズ２０Ｂも同様に、上部
２４Ｂに配設された一対のガイドラインを有している。
即ち、右のゴルフシューズ２０Ｂは、長手方向に延びる
ガイドライン２８Ｂと、該長手方向のガイドラインと直
交して配設された側方のガイドライン３０Ｂとを有して
いる。更に、長手方向に延びる中心軸線ＲＡが、右のゴ
ルフシューズ２０Ｂの長手方向のガイドライン２８Ｂと
共軸をなして整合されている。

【００４５】左右のゴルフシューズのそれぞれの底部２
６Ａおよび２６Ｂは、ゴム材料から形成することができ
る。しかしながら、底部２６Ａおよび２６Ｂを形成する
材料は、本発明にとって臨界的ではなく、従って、皮
革、ゴム、プラスチックなどのような他の適宜の材料か
ら形成することもできる。同様に、左右のゴルフシュー
ズの上部２４Ａおよび２４Ｂは、皮革、合成皮革、ズッ
ク、ビニールなどをはじめとする種々の材料から形成す
ることができる。左のゴルフシューズ２０Ａのガイドラ
イン２８Ａおよび３０Ａと、右のゴルフシューズ２０Ｂ
のガイドライン２８Ｂおよび３０Ｂは、最適のスタンス
をとって、ドライバショットおよびアイアンショットの
際のゴルファの照準合わせを改善することができるよう
に、ゴルファの足を互いに対しておよびボールに対して
位置決めする場合にゴルファ２２が視認することができ
る整合手段として作用するように構成されている。かか
る構成を、以下において、詳細に説明する。

【００４６】ガイドラインは、本発明の全ての実施例に
おいて、左右のゴルフシューズの上部２４Ａと２４Ｂに
適宜の態様で配設することができる。例えば、ガイドラ
インは、種々の色彩の染料、縫製材料、分離自在のスナ
ップ装置またはループ／フックベルクロ(velcro)コネク
タによりゴルフシューズの上部に配置することができ
る。ゴルフシューズの上部にガイドラインを配置するこ
れらの種々の方法は、単なる例に過ぎない。かくして、
ガイドラインをゴルフシューズに配設する態様は、本明
細書の記載に限定されるものではない。重要なことは、
特定のスタンスをとることを所望するゴルファに視認手
段を確実に提供するようにガイドラインを配設すること
である。

【００４７】上記したように、図１乃至図３に示すゴル
フシューズ２０Ａおよび２０Ｂは、ドライバショットお
よびアイアンショットの際に右利きのゴルファがホーガ
ンスタンスをとり易くするように構成されている。これ
は、左のゴルフシューズ２０Ａの長手方向のガイドライ
ン２８Ａを長手方向の中心軸線ＬＡと交差させて、左の
ゴルフシューズ２０Ｂの前方側、即ち、右のゴルフシュ
ーズに最も近い側に約２２・１／２度の角度を形成する
ように、ガイドライン２８Ａを所定の位置に配置するこ
とにより行なうことができる。長手方向のガイドライン
２８Ａと側方向のガイドライン３０Ａとの相対的な位置
は固定される。図１乃至図３に示す実施例においては、
長手方向の軸線２８Ａは、左足のゴルフシューズの位置
に関係なく、側方向のガイドライン３０Ａと常に直交し
た状態にある。右足のゴルフシューズ２０Ｂの長手方向
の軸線２８Ｂと側方向の軸線３０Ｂもまた、常に直交し
た状態に置かれる。

【００４８】右のゴルフシューズ２０Ｂの長手方向のガ
イドライン２８Ｂは、中心の基準ラインＲＡと共軸をな
して延びている。左のゴルフシューズ２０Ａの場合と同
様に、右のゴルフシューズ２０Ｂの側方向のガイドライ
ン３０Ｂも常に、対応する長手方向のガイドライン２８
Ｂと直交した状態に保持される。

【００４９】図２は、右利きのゴルファ２２が本発明の
好ましい実施例に従ってホーガンスタンスをとった後の
左右のゴルフシューズを示す平面図である。図２から明
らかように、左のゴルフシューズ２０Ａは、上部２４Ａ
に配置されている長手方向のガイドライン２８Ａと側方
向のガイドライン３０Ａが右のゴルフシューズ２０Ｂの
上部２４Ｂの長手方向のガイドライン２８Ｂと側方向の
ガイドライン３０Ｂとそれぞれ平行して延びる軸線に位
置するようになるまで、右のゴルフシューズ２０Ｂに対
して所定の角度で配置されるべきである。左右の長手方
向と側方向のガイドラインが図２に示すように互いに整
合されると、ゴルファ２２が所望のスタンスをとったこ
とがゴルファに示される。

【００５０】実際には、ゴルファは、適正なスタンスを
とる前にゴルフオール３２から特定の距離のところに足
を置く。ゴルファの身体と足のゴルフボール３２に対す
る位置および互いに対する位置、並びに、ゴルファの身
体と足のターゲットに対する位置が、流行しているホー
ガンスタンスをとるために本発明のゴルフシューズを使
用しているゴルファ２２を全体示する図３に示されてい
る。

【００５１】右利きのゴルファの場合には、ゴルフボー
ル３２は、図３に示すように、中心の基準軸線ＣＡに沿
ったゴルファの身体の所望の場所と並ぶようにされる。
当然のことであるが、各個人間には、ゴルフボール３２
とゴルファの身体の所定の場所との整合に関して、好み
の違いがある。例えば、ある右利きのゴルファの場合
は、ゴルフボール３２をゴルファの脇の下と整合させる
ことを好み、他のゴルファはゴルフボールを左の踵その
他の場所と整合させることを好む場合がある。当然のこ
とであるが、左利きのゴルファの場合には、ゴルフボー
ル３２がゴルファの身体（図示せず）の右側の位置と整
合して配置されるように、身体の位置が逆にされる。こ
のように最初の整合が行なわれると、ゴルファは最適の
スタンスをどのようにしてとるかを決めなければならな
い。本発明においては、これは、ゴルファの足をターゲ
ットに対しておよび互いに対して、更にはゴルフボール
３２に対して相対的に配置することを容易にする視認手
段をゴルファ２２に提供することにより行なわれるよう
になっている。長手方向および側方向のガイドラインが
整合されると、ゴルファは、最適のスタンスが得られた
ことおよびスイングを開始することができることを知る
ことができる。

【００５２】図３に更に示すように、ゴルファ２２がホ
ーガンスタンスを適正にとった場合には、左のゴルフシ
ューズ２０Ａの長手方向のガイドライン２８Ａは、少な
くとも１つの四分円弧(quadrant)において２２・１／２
度の角度で中心の基準軸線ＣＡと交差する。一方、右の
ゴルフシューズ２０Ｂの長手方向のガイドライン２８Ｂ
は、中心の基準軸線ＣＡと平行して延びることになる。
かくして、左と右のガイドライン間の角度関係は、長手
方向の基準軸線ＬＡとＲＡおよび中心の基準軸線ＣＡに
対して同じになる。

【００５３】更にまた、側方向のガイドライン３０Ａと
３０Ｂは、ゴルファがゴルフスイングを行なう前に照準
合わせを容易に改善するのに特に有効である。即ち、側
方向のガイドライン３０Ａおよび３０Ｂは、最適のスタ
ンスがとられたときに得られる整合された軸線が、目的
とするタ−ゲット領域とも整合するように配設される。
本発明のかかる特徴は、整合されたライン３０Ａおよび
３０Ｂにより、ゴルファ３２が矢印Ｔに沿ったターゲッ
ト領域へ向けて照準を定めることができることを示す図
３から理解することができる。ゴルファ２２が最適のス
タンスを得たときに、中心の基準軸線ＣＡは、ゴルファ
の足とターゲットとの間で側方向のガイドライン３０Ａ
と３０Ｂとを介して延びるターゲットの矢印Ｔの軸線と
直交して延びる。

【００５４】図４は、左足のゴルフシューズ４０Ａの上
部４２Ａに複数の側方向のライン４４Ａ、４６Ａおよび
４８Ａを有し、右足のゴルフシューズ４０Ｂの上部４２
Ｂに複数の側方向のライン４４Ｂ、４６Ｂおよび４８Ｂ
有する、本発明の別の実施例を示す。これらの追加した
側方向のラインにより、ゴルファには、所望のスタンス
を付与する側方向のラインを１本だけ有する実施例と比
べて、一層明瞭な基準部位が提供される。図４の実施例
においては、左右のゴルフシューズには、それぞれ１本
の長手方向のライン５０Ａおよび５０Ｂが設けられてい
る。しかしながら、ゴルフシューズの上部の外観を異な
ったものとする審美的な目的のために、側方向または長
手方向のラインを増減させることができる。

【００５５】図５および図６は、ホーガンスタンスを好
む左利きのゴルファが使用する本発明の更に別の実施例
が示されている。即ち、左右のゴルフシューズ６０Ａお
よび６０Ｂの長手方向および側方向のガイドラインは、
図１乃至図３に右利きのゴルファ用に示されているもの
とは逆の配向態様で形成されている。かくして、図５お
よび図６に示す実施例においては、左利きのゴルファ
は、右足を左足から遠ざけるようにターンさせて、上記
したようにゴルフボールとゴルファの身体の所定の場所
との間の中心軸線に対して約２２・１／２度の角度を形
成することが必要とされる。

【００５６】本発明のゴルフシューズを使用することに
より得られる第２の好ましいスタンスは、人気のあるリ
ードベタースタンスである。リードベタースタンスが使
用される場合には、ゴルファの足の位置は、左利きと右
利きのプレーヤの場合で同じである。図７乃至図９は、
ゴルファがリードベタースタンスをとり易くするのに必
要とされる整合ガイドラインの配向を示す。即ち、図７
は、整合ガイドラインがゴルファの足をリードベタース
タンスに位置決めする前の配向位置にある本発明の更に
別の好ましい実施例を示す平面図である。図８は、リー
ドベタースタンスをとるためにゴルファの足を適正な位
置に動かした後に得られる整合ガイドラインの配向状態
を示す。このスタンスにおいては、左足と右足はいずれ
も、中央の基準軸線ＣＡ’（仮想線で図示）に対して約
２７・１／２度の角度で互いに外側にターンされる。

【００５７】本実施例においては、左のゴルフシューズ
は７０Ａは、上部７２Ａと底部７４Ａとを有している。
長手方向のライン７６Ａと側方向のライン７８Ａとが、
上部７２Ａに配設されている。長手方向の軸線７６Ａ
は、長手方向の中心軸線ＬＡ’の前方側に対して約２７
・１／２度の角度を形成している。同様に、右のゴルフ
シューズ７０Ｂは、上部７２Ｂと側部７４Ｂとを有して
いる。長手方向のライン７６Ｂと側方向のライン７８Ｂ
とが、上部７２Ｂに配設されている。右のゴルフシュー
ズ７０Ｂの長手方向のライン７６Ｂもまた、（同様に仮
想線で図示されている）長手方向の中心軸線ＣＡ’に対
して約２７・１／２度の角度を形成しているが、かかる
構成は図７および図８に示す通りである。図７に示す整
合ラインの配向は、ゴルファの足が通常の立っている位
置に置かれているとき、即ち、リードベタースタンスを
とる前の状態にあるときにリードベタースタイルのゴル
フシューズにおいて見受けられるものである。

【００５８】リードベタースタンスが得られると、右の
ゴルフシューズ７０の長手方向のライン７６Ａと側方向
のライン７８Ａは、図８および図９に示すように、右の
ゴルフシューズ７０Ｂの長手方向のライン７６Ｂおよび
側方向のライン７８Ｂとそれぞれ平行になると考えられ
る。図９に更に示すように、整合された側方向のライン
７８Ａおよび７８Ｂは、ターゲットの矢印Ｔを含む仮想
軸線に配置される。かくして、ゴルファ２２には、ゴル
フクラブのスイングを行なう前に照準合わせを改善する
手段を提供することができる。

【００５９】ゴルファの足の位置は、種々の好ましい実
施例における所望のスタンスに従って変わることになる
が、本発明の整合ガイドラインは、本発明の各実施例に
関して同様の態様で作用を行なう。即ち、長手方向のラ
インおよび側方向のラインは、所定の場合には、他方の
ゴルフシューズの対応する長手方向または側方向のライ
ンに対して平行な位置に配置されるべきである。これ
は、初心者のゴルファが最も楽なスタンスを選択する前
に、種々のスタンスを経験することを望む場合があるの
で有利である。かくして、ゴルファは、本発明のリード
ベターおよびホーガンスタイルのゴルフシューズの双方
を購入することができるとともに、左右のゴルフシュー
ズの長手方向および側方向のラインは、所望の最適のス
タンスが得られたことを示すように、互いに平行に配置
しなければならないことを理解するすることが必要とな
るだけである。

【００６０】長手方向および側方向のラインの数は、本
発明の範囲に含まれる別の実施例においては変えること
ができるものである。即ち、図１０は、ゴルファ２２が
リードベタースタンスを常にとることができるように構
成された、本発明のゴルフシューズの更に別の好ましい
実施例を示す。本実施例においては、左のゴルフシュー
ズ８０Ａは、上部８２Ａに長手方向のライン８４Ａを１
本有し、右のゴルフシューズ８０Ｂも同様に上部８２Ｂ
に長手方向のライン８４Ｂを１本有している。この実施
例においては、ゴルフシューズの整合を行なうのに必要
とされる側方向のラインはない。この実施例は、良い
「目」を持ち、しかも長手方向の軸線が互いに平行に配
置されていることを、側方向のラインに頼ることなく、
容易に認識して、リードベタースタンスのような適正な
スタンスが得られたことを正確に認識することができる
ゴルファに所望されるものとすることができる。

【００６１】図１１は、リードベタースタンスをゴルフ
ァ２２がとる場合に使用することができる本発明のゴル
フシューズの更に別の実施例を示す。本実施例によれ
ば、左のシューズ８６Ａと右のシューズ８６Ｂはそれぞ
れ、対応する側方向のライン８８Ａと８８Ｂとを有して
いる。位置決めが適正になされると、側方向のガイドラ
イン８８Ａと８８Ｂは、互いに平行に配列され、矢印Ｔ
で示されるようなターゲットを指す共通の軸線に配置さ
れる。この実施例においては、図７乃至図１０の実施例
とは異なり、適正な整合を行なうのに、長手方向のライ
ンは必要とされない。しかしながら、図７乃至図１０の
実施例と同様に、図１１のゴルフシューズもまた、直交
する長手方向のラインに頼ることなく、最適のリードベ
タースタンスが得られたことを確認するために、側方向
のガイドライン８８Ａと８８Ｂとが平行になったことを
認識することができるゴルファが使用を所望することも
できる。かくして、図１０および図１１のゴルフシュー
ズは、経験レベルが比較的高いゴルファに特に望ましい
ものとすることができるので、適正なスタンスを得たこ
とを素早く決定することができる。

【００６２】本発明の更に別の実施例（図示せず）にお
いては、ゴルファがホーガンスタンスをとることができ
るようにするゴルフシューズを、右のゴルフシューズに
は何のラインも持たず、左のゴルフシューズに長手方向
または側方向のラインを１本有するように構成すること
ができる。かかる実施例においては、本発明は、１本の
長手方向または側方向のラインが、右のゴルフシューズ
を通る仮想の長手方向または側方向のラインと平行に配
列されるときに、ホーガンスタンスが得られることを技
術が高度のゴルファに示すことができる。この実施例
は、本発明の種々の他の実施例における場合と同様に、
複数のラインを有するゴルフシューズを着用することを
望まないゴルファに所望されるものとすることができ
る。

【００６３】図１２は、本発明の別の好ましい実施例を
示す。即ち、この実施例においては、左右のゴルフシュ
ーズ９０Ａおよび９０Ｂの上部９２Ａおよび９２Ｂに対
して選択的に取着することができるとともに、取り外す
ことができる任意の取り外し自在のシールド９４Ａおよ
び９４Ｂが配設されている。左のゴルフシューズ９０Ａ
のシールド９４Ａは、パットの際に右利きのプレーヤ用
の整合手段として作用することができる長手方向のライ
ン９６Ａと、直交する側方向のライン９８Ａとを有して
いる。対応するフック／ループベルクロ(hook and loop
velcro)コネクタ１００Ａを使用して、取り外し自在の
シールドを左のゴルフシューズ９０Ａの上部９２Ａに連
結することができる。右のゴルフシューズ９０Ｂにも、
上部９２Ｂの整合ラインの上方にシールド９４Ｂを任意
に取着するためのフック／ループベルクロ連結手段１０
０Ｂが装備されている。右のシールド９４Ｂは、パット
の際に散漫になるのを防止するために右のゴルフシュー
ズの上部９２Ｂの整合ラインをカバーすることができる
ように、デザインをもたない無垢の(solid) 外観を有す
るものとして図１２に図示されている。更に、別の実施
例においては、取り外し自在のシールド９４Ａおよび９
４Ｂはいずれも、所望のスタンスを得るとともに、改善
された照準合わせを行なう場合の手段として本発明の整
合手段を必要としない、経験をつんだゴルファに対して
無垢の外観を有することができる。

【００６４】上記説明および図面は、本発明の好ましい
実施例に関するものであるが、ゴルフシューズの整合ガ
イドラインの構成と配列に関して数多くの修正を行なう
ことができる。かくして、上記した実施例の材料、構造
および配列並びに本発明の方法の工程に関するかかる修
正は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく行
なうことができるものである。従って、好ましい実施例
に関する上記説明は、特許請求の範囲に記載の本発明を
限定するものではなく、例示するものである。

【００６５】

【発明の効果】本発明のゴルフシューズは、上記のよう
に構成されているので、ゴルファは、ドタイバショット
およびアイアンショットの際に最適なスタンスをとるこ
とができ、かくして、照準合わせを有効に改善すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】所望の足の位置をとる前の状態にある右利きプ
レーヤ用の本発明のゴルフシューズの一の好ましい実施
例を示す平面図である。

【図２】プレーヤの足が所望の位置に置かれた後の状態
にある図１のゴルフシューズの平面図である。

【図３】ゴルファが使用している状態にある図２のゴル
フシューズの斜視図である。

【図４】足が所望の位置に置かれた後の状態にある右利
きプレーヤ用の本発明のゴルフシューズの第２の好まし
い実施例を示す平面図である。

【図５】所望の位置をとる前の状態にある左利きプレー
ヤ用の本発明のゴルフシューズの第３の好ましい実施例
を示す平面図である。

【図６】プレーヤの足が所望の位置をとった後の状態に
ある図５に示すゴルフシューズの平面図である。

【図７】所望の位置をとる前の状態にある右利きと左利
きの双方のプレーヤ用の本発明のゴルフシューズの第４
の好ましい実施例を示す平面図である。

【図８】プレーヤの足が所望の位置をとった後の状態に
ある図７に示すゴルフシューズの平面図である。

【図９】プレーヤの足が所望の位置をとった後の状態に
プレーヤが使用している状態にある図７に示すゴルフシ
ューズの斜視図である。

【図１０】ゴルファの足が所望の位置をとった後にゴル
ファが使用している右利きおよび左利きの双方のプレー
ヤ用の本発明のゴルフシューズの第５の好ましい実施例
を示す斜視図である。

【図１１】ゴルファの足が所望の位置に置かれた後にゴ
ルファが使用している右利きと左利きの双方のプレーヤ
用の本発明のゴルフシューズの第６の好ましい実施例を
示す斜視図である。

【図１２】任意の取り外し自在のシールドを示す本発明
のゴルフシューズの第６の実施例の分解斜視図である。

【符号の説明】

２０Ａ左のゴルフシューズ２０Ｂ右のゴルフシューズ２２ゴルファ２４Ａ、２４Ｂ上部２６Ａ、２６Ｂ底部２８Ａ、２８Ｂ長手方向のガイドライン３０Ａ、３０Ｂ側方向のガイドライン４０Ａ左のゴルフシューズ４０Ｂ右のゴルフシューズ４２Ａ、４２Ｂ上部４４Ａ、４４Ｂ側方向のライン４６Ａ、４６Ｂ側方向のライン４８Ａ、４８Ｂ側方向のライン５０Ａ、５０Ｂ長手方向のライン６０Ａ左のゴルフシューズ６０Ｂ右のゴルフシューズ７０Ａ左のゴルフシューズ７０Ｂ右のゴルフシューズ７２Ａ、７２Ｂ上部７４Ａ、７４Ｂ底部７６Ａ、７６Ｂ長手方向のライン７８Ａ、７８Ｂ側方向のライン８０Ａ左のゴルフシューズ８０Ｂ右のゴルフシューズ８２Ａ、８２Ｂ上部８４Ａ、８４Ｂ長手方向の軸線８６Ａ左のゴルフシューズ８６Ｂ右のゴルフシューズ８８Ａ、８８Ｂ側方向のライン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】上部および底部を備えた１対のゴルフシュ
ーズであって、前記対をなす各ゴルフシューズの前記上
部は中央を通って長手方向へ延びる長手方向の中心軸線
と、ドライバショットおよびアイアンショットの際のゴ
ルファの照準合わせを改善するために最適のスタンスが
得られるようにゴルファが足をターゲットおよびボール
に対してかつ互いに対して位置決めすることができるよ
うに前記ゴルフシューズの少なくとも一方の前記上部に
配設された整合手段とを有し、前記整合手段は前記長手
方向の中心軸線の対応する中心軸線から偏位して配向さ
れた表示と前記対をなすゴルフシューズの右のゴルフシ
ューズの前記上部に配設された少なくとも１本の第１の
直線および前記対をなすゴルフシューズの左のゴルフシ
ューズの前記上部に配設された少なくとも１本の第２の
直線とを有し、前記少なくとも１本の第１の直線と前記
少なくとも１本の第２の直線はそれぞれ対応する第１と
第２の軸線を画定し、前記第１および第２の軸線は前記
左右のゴルフシューズが互いに平行に配置されたときに
互いに交差するように配置されかつゴルファの足が最適
のスタンスに置かれたときに表示を行なうように互いに
平行に配置されることを特徴とするゴルフシューズ。
【請求項２】前記整合手段は前記対をなすゴルフシュー
ズの右のゴルフシューズの前記上部に配設された第１の
組をなす直交する長手方向と側方向の線状表示と、前記
対をなすゴルフシューズの左のゴルフシューズの前記上
部に配設された第２の組をなす直交する長手方向と側方
向の線状表示とを有し、前記第１と第２の組をなす直交
する線状表示は前記左右のゴルフシューズの前記長手方
向の中心軸線が互いに平行に置かれたときに互いに偏位
され、前記第１と第２の組をなす直交する線状表示はゴ
ルファの足が最適のスタンスに置かれたときにそれぞれ
の長手方向および側方向の線状表示が互いに平行となる
ように配設されていることを特徴とする請求項１に記載
のゴルフシューズ。
【請求項３】前記第１と第２の組をなす直交する長手方
向および側方向の線状表示はそれぞれ、１本の長手方向
に延びるラインと１本の側方向へ延びるラインとからな
ることを特徴とする請求項２に記載のゴルフシューズ。
【請求項４】前記第１と第２の組をなす直交する長手方
向および側方向の線状表示は複数の交差するラインから
なることを特徴とする請求項２に記載のゴルフシュー
ズ。
【請求項５】前記少なくとも１本の第１の直線は約２２
・１／２度の角度で前記右のゴルフシューズの前記長手
方向の中心軸線から偏位され、前記少なくとも１本の第
２の直線は左利きのゴルファが前記ゴルフシューズを最
適位置に配置したときにホーガンスタンスをとることが
できるように前記左のゴルフシューズの前記長手方向の
中心軸線と共軸して延びることを特徴とする請求項１に
記載のゴルフシューズ。
【請求項６】前記少なくとも１本の第２の直線は約２２
・１／２度の角度で前記左のゴルフシューズの前記長手
方向の中心軸線から偏位され、前記少なくとも１本の第
１の直線は右利きのゴルファが前記ゴルフシューズを最
適位置に配置したときにホーガンスタンスをとることが
できるように前記右のゴルフシューズの前記長手方向の
中心軸線と共軸して延びることを特徴とする請求項１に
記載のゴルフシューズ。
【請求項７】前記少なくとも１本の第１の直線は約２７
・１／２度の角度で前記右のゴルフシューズの前記長手
方向の中心軸線から偏位され、前記少なくとも１本の第
２の直線はゴルファが前記ゴルフシューズを最適位置に
配置したときにリードベタースタンスをとることができ
るように約２７・１／２度の角度で前記左のゴルフシュ
ーズの前記長手方向の中心軸線から偏位されていること
を特徴とする請求項１に記載のゴルフシューズ。
【請求項８】前記整合手段は前記ゴルフシューズの前記
上部に対して選択的に取着および脱着を行なう連結手段
を備えることを特徴とする請求項１に記載のゴルフシュ
ーズ。
【請求項９】シールドを備え、該シールドは該シールド
を前記ゴルフシューズの前記上部に取り外し自在に連結
する手段を有することを特徴とする請求項１に記載のゴ
ルフシューズ。
【請求項１０】前記シールドはゴルフボールとゴルフシ
ューズの所定の一方との整合を容易にしてパットの際の
ゴルファの照準合わせを最適にするように配設されたパ
ット整合手段を備えることを特徴とする請求項９に記載
のゴルフシューズ。
【請求項１１】前記パット整合手段は前記ゴルフシュー
ズの少なくとも一方の前記上部に配設された少なくとも
１本の長手方向のラインを有し、該少なくとも１本の長
手方向のラインをパットの前にゴルフボールと整合させ
ることによりゴルファの照準合わせを最適にすることを
特徴とする請求項１０に記載のゴルフシューズ。
【請求項１２】前記パット整合手段は前記上部に配設さ
れた前記少なくとも１本の長手方向のラインと直交する
少なくとも１本の側方向のラインを有することを特徴と
する請求項１１に記載のゴルフシューズ。