JPH0833442B2 - 光波測距装置 - Google Patents

光波測距装置

Info

Publication number
JPH0833442B2
JPH0833442B2 JP17678787A JP17678787A JPH0833442B2 JP H0833442 B2 JPH0833442 B2 JP H0833442B2 JP 17678787 A JP17678787 A JP 17678787A JP 17678787 A JP17678787 A JP 17678787A JP H0833442 B2 JPH0833442 B2 JP H0833442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical path
objective lens
distance measuring
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17678787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6420468A (en
Inventor
雄次 門松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP17678787A priority Critical patent/JPH0833442B2/ja
Publication of JPS6420468A publication Critical patent/JPS6420468A/ja
Publication of JPH0833442B2 publication Critical patent/JPH0833442B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は視準光学系の対物レンズを光波測距光学系に
兼用し、当該対物レンズ開口の一方の半円側を送信光用
に、他方の半円側を受信光用に用いた同軸型光波測距装
置に適用して好適なものである。
〔従来の技術〕
従来この種の光波測距装置には或、測距対象に向けて
送信光を検出し、この測距対象から反射して得られる受
信光を検出することにより距離を計測するもので、測距
作業を行う前に、測距対象を望遠鏡等により捜し出し、
測距対象に送信光を正確に照射することができるように
なつている。
ここで、光波測距装置は、例えば特開昭57−86771号
公報に開示されているように、測距をする際の赤外光で
なる送信光及び受信光と、測距対象を捜し出すために用
いる可視光でなる視準光(測距対象の像を写している光
束)とを、同一の対物レンズの光軸を通すようになされ
ている。
すなわち第5図に示す光波測距装置1において、測距
対象(図示せず)の像が写つている視準光(図示せず)
を対物レンズ2を通して光路分割器3の前側面3Aより入
射し、射出面3Bより射出して合焦レンズ4、正立プリズ
ム5、焦点板6及び接眼レンズ7を介して測距者が測距
対象を視準し得るようになされている。
因に光路分割器3は互いに貼り合わされた第1プリズ
ムP1及び第2プリズムP2と、第1及び第2プリズムP1及
びP2の貼合せ面位置に形成されたダイクロイツクミラー
面Dとで構成されている。
ダイクロイツクミラー面Dは波長により光束を分割す
るようにされており、送信光及び受信光が赤外光である
のに対して視準光が可視光であることを利用して送信光
及び受信光をダイクロイツクミラー面Dにより第2プリ
ズムP2側に反射させ、かつ視準光をダイクロイツクミラ
ー面Dにより第1プリズムP1側に透過させるようになさ
れている。
かくして対物レンズ2、光路分割器3、合焦レンズ
4、正立プリズム5、焦点板6及び接眼レンズ7により
視準光学系K1が構成されている。
また光源8から射出された送信光L0はプリズムでなる
送信受信光分割器9の第1斜面M1において反射されて第
2プリズムP2に入射し、さらにダイクロイツクミラー面
Dで反射されて第2プリズムP2の前側面3Aから対物レン
ズ2の方向に送信光L0として射出される。
さらに送信光L0が測距対象において反射されて戻つて
来た受信光L1は、対物レンズ2を通つてダイクロイツク
ミラー面Dで反射されて送信受信光分割器9の第2斜面
M2(この第2斜面M2は頂点PUを境として第1斜面M1に隣
接している)によつて受光素子10に入射される。
かくして光源8、送信受信光分割器9、光路分割器
3、対物レンズ2及び受光素子10により測距光学系K2が
構成されている。
このように、視準光学系K1と測距光学系K2とで対物レ
ンズ2を共用して送信光及び受信光と視準光が同一の光
軸を通るようになされ、かくして軽量かつ小型の光波測
距装置を得ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の同軸型の光波測距装置によれば、全体としての
構成をかなり小型化、軽量化し得るが、苛酷な自然環
境、気象条件の下で測距作業をする際にもこの光波測距
装置を持ち運ばなければならないことなどを考えると、
さらに一段と小型化、かつ軽量化できるようにすること
が、作業能率の面からも望ましく、従来の光波測距装置
ではこの点未だ不十分である問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、部品点
数を減らすことにより、現在よりもさらに軽量かつ小型
になるような光波測距装置を提案しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本発明においては、測距
対象から到来する視準光を対物レンズ2、プリズム構成
の光路分割器11の第1側面11A及び第2側面Dを順次通
じて視準観察部に受光する視準光学系K3と、測距用光源
8から射出された送信光L0を光路分割器11の第2側面D
において反射させて第1側面11A、対物レンズ2を順次
通じて送光すると共に、測距対象において反射された受
信光L1を対物レンズ2、第1側面11Aを順次通じて第2
側面Dにおいて反射させて受光素子10に受光する測距光
学系K4とを有する光波測距装置20において、光路分割器
11は、第2側面Dによる反射と第1側面11Aでの全反射
とを受ける光束を透過させる第3側面11Cと、第2側面
Dによる反射光を直接透過させるために第1側面11Aと
所定の角度をなして交わる第4側面11Dとを有し、測距
光学系K4は、第3側面11Cの透過、第1側面11Aでの全反
射、第2側面Dでの反射、第1側面11Aの透過、及び対
物レンズ2を経由する第1の光路と、第4側面11Dの透
過、第2側面Dでの反射、第1側面11Aの透過、及び対
物レンズ2を経由する第2の光路とを有し、第1側面11
Aと第4側面11Dとが交わる稜線Eが第1の光路と第2の
光路との境界を構成し、第1の光路と第2の光路との一
方の光路を測距用光源8からの送信光L0の光路とし、他
方の光路を受光素子10への受信光L1の光路とするように
する。
〔作用〕
光路分割器11の第1及び第4側面11A、11D間の稜線E
によつて送信光L0及び受信光L1を分割することができる
ので、送信光L0及び受信光L1を分割する部材を他に設け
る必要がない。
また、第4側面11Dのうち第5図の如く従来型では、
送信光の透過面として使われていた部分は、第1側面の
全反射で置換えられるので、その分、光路分割器を薄く
できる。
〔実施例〕
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(1)第1実施例 第5図との対応部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、20は全体として光波測距装置を示し、第5図の
場合と比較して、送信光L0及び受信光L1の光路を分割す
る送信受信光分割器9を省略すると共に、光路分割器3
とは異なる形状の第2プリズムP3を有する光路分割器11
を用いることにより、送信光L0及び受信光L1を光路分割
し得るようにする。
すなわち光源8において発生された送信光L0は、光路
分割器11の第2プリズムP3の後側面11Cより入射して前
側面11Aにより全反射されてダイクロイツクミラー面D
の方向に折り返された後、このダイクロイツクミラー面
Dにおいて反射されて第2プリズムP3の前側面11Aの方
向に折り返され、当該前側面11Aを透過して送信光L0と
して射出される。
ここで送信光L0の光路をその光軸A2に沿つて説明すれ
ば、後側面11Cから第2プリズムP3に達する送信光路の
光軸A2は、前側面11Aと上側面11Dとの交線として形成さ
れる稜線Eに対し、対物レンズ2の交軸A1とダイクロイ
ツクミラー面Dとの交点Fに向けて反射され、当該交点
Fにおいて反射されて視準光学系K3の光軸A1に合致する
ようになされている。
測距対象から反射して対物レンズ2を通つて得られる
受信光L1は第2プリズムP3の前側面11Aから入射してダ
イクロイツクミラー面Dにより反射されて第2のプリズ
ムP3の上側面11Dの方向に折り返され、当該上側面11Dか
ら射出して回転フイルタ12、フイルタ13を介して受光素
子10に入射する。
ここで、受信光L1の光路をその光軸A3に沿つて説明す
れば、対物レンズ2の光軸A1に合致して第2プリズムP3
の前側面11Aから第2プリズムP3に達し、ダイクロイツ
クミラー面Dによつて反射されて前側面11Aと上側面11D
との交点に形成される稜線Eを通るようになされてい
る。この稜線Eは、対物レンズ2の光軸がダイクロイツ
クミラー面Dでの反射によつて折り曲げられた光軸上に
位置することによつて、送信光と受信光との光路の分離
機能を有する。
ここで距離を演算する際の基準情報を得るため、受光
素子10に受信光L1を受けると共に、光源8から得た基準
光L2をミラー14、回転フイルタ12、フイルタ13を介して
受光素子10に入射するようになされている。因に回転フ
イルタ12は、受信光L1と基準光L2の光強度を一致させる
ために設けられており、かくして測距すべき範囲がかな
り広い場合に、測距対象の遠近により受信光L1の光強度
が変化したとき、これを補正し得る。
またフイルタ13は受信光L1及び基準光L2以外の波長の
有害光を遮断するものである。
第1図の構成において、光路分割器11を構成する第2
プリズムP3が送信光L0及び受信光L1を分割する角度条件
は、第2図に示すように、ダイクロイツクミラー面Dの
法線N1と、対物レンズ2の光軸A1とのなす角をθ、ダ
イクロイツクミラー面Dと光軸A1との交点Fと、前側面
11Aと上側面11D間との頂点(すなわち稜線E)とを結ぶ
直線X1と、前側面11Aとのなす角をθ、前側面11Aと上
側面11Dとのなす角をθとする。ここでθは第2プ
リズムP3の前側面11Aとダイクロイツクミラー面Dとの
なす角に相当する。
光源8から射出された送信光L0が前側面11Aにおいて
全反射する臨界角θの条件は、プリズムP3の屈折率を
nとするとき の関係が得られる。
そして、光軸A1と前側面11Aの交点M、ダイクロイツ
クミラー面Dと光軸A1の交点F、光軸A1がダイクロイツ
クミラー面Dで反射された直線X1上に位置する前側面11
Aと上側面11D間の稜線Eの3つの交点によつて、直角三
角形ができる。これにより θ+2θ=90゜ ……(2) の関係が得られる。
また、送信光L0が前側面11Aにおいて前反射できる条
件から、 θ≦θ ……(3) の関係が得られる。
さらに、上側面11Dに送信光L0が当たらないための条
件により、 180゜−θ≦θ ……(4) の関係が得られる。
従つて(3)式及び(4)式により 180゜−θ≦θ≦θ ……(5) の関係が成り立つ。この角度θの条件式を(2)式の
角度θの条件式に変換し、(1)式を代入し、θ
ついて整理すれば、次式 が得られる。この(6)式が第1実施例の構成におい
て、第2プリズムP3の前側面11Aとダイクロイツクミラ
ー面Dとの角度θが満たすべき条件である。
さらに、受信光L1が上側面11Dを透過するときに収差
を防ぐために受信光L1の光軸が上側面11Dに対して垂直
であるための条件として、 θ=90゜+θ ……(7) の関係が追加され、 (2)式より、 θ=180゜−2θ ……(8) の関係が得られる。
このとき(6)式は次式 の如くなる。
以上の構成によれば、第2プリズムP3の前側面11Aと
上側面11Dとの間の稜線Eに、送信光L0及び受信光L1を
分割する機能をもたせることにより、従来の構成(第5
図)において必要とされていた送信受信光分割器9が、
第1図の構成においては不要になる。
またこれに加えて上側面11Dを受信光L1のみを透過さ
せるように構成したことにより、第2プリズムP3の厚み
を従来に比べて一段と薄くすることができる。
因に、第5図において仮想線Qで示すように、従来の
構成の前側面3Aに対して実際上厚みTだけ薄くすること
ができる。
(2)第2実施例 第1図との対応部分に同一符号を付して示す第3図に
おいて、21は全体として光波測距装置を示し、送信光L0
を第2プリズムP4の後側面11Cから入射させた後上側面1
1Dにおいて全反射させた後、前側面11Aにおいて全反射
させ、ダイクロイツクミラー面Dに入射するようにする
ことにより、光波測距装置を全体として一段と小型化す
るのに好適な位置に、光源8を配置することができる。
測距対象から反射して得られる受信光L1は対物レンズ
2を通つて第2プリズムP4の前側面11Aから入射してダ
イクロイツクミラー面Dにおいて反射され、第2プリズ
ムP4の上側面11Dより射出して受光素子10に入射するよ
うになされている。
この第2実施例の場合、第2プリズムP4の後側面11C
はほぼ光軸A1に垂直となされ、かくしてこの後側面11C
にほぼ垂直な方向から入射した送信光L0が上側面11Dに
おいて全反射した後、前側面11Aに全反射する入射角で
入射するようになされている。
第3図の構成における第2プリズムP4の角度条件は、
第4図に示すように、ダイクロイツクミラー面Dの法線
N1と対物レンズ2の光軸A1とのなす角をθ、送信光L0
の光軸と前側面11Aとのなす角をθ、前側面11Aと上側
面11Dとのなす角をθ、送信光L0の光軸と上側面11Dと
のなす角をθとする。
前側面11A及び上側面11Dの稜線Eと、送信光L0が上側
面11Dにおいて全反射する交点R1と、送信光L0が前側面1
1Aにおいて全反射する交点R2の3つの交点により三角形
ができるので、 θ+θ+θ=180゜ ……(10) の関係が成り立つ。
但し説明上3点R1、E、R2は異なる点としたが、実際
はダイクロイツクミラー面Dで反射された光軸上に稜線
Eを配置するため、3点R1、E、R2は同一の点になる。
(10)式をθについて整理すれば、 θ=180゜−θ−θ ……(11) となる。また第1実施例の(3)式までの条件はこの実
施例でも有効であるから(2)式より、 θ=90゜+2θ−θ ……(12) となる。
前側面11Aの全反射条件は、(3)式及び(2)式か
であり、上側面11Dの全反射条件から 0≦θ≦θ ……(14) の関係が成り立ち、(14)式に(1)式と(12)式を代
入し、θについて整理すれば、 となり、更に(13)式により、 となる。
かくして、第2実施例の構成における第2プリズムP4
の角度θ及びθについての条件が、(13)式及び
(16)式として更に、後側面11Cに入射する送信光L0の
光軸と、対物レンズ2の光軸A1と平行な仮想線A3とのな
す角をαとすると、前側面11Aは光軸A1にほぼ垂直であ
るから、 α+θ=θ−90゜ ……(17) が成り立つので、(12)式を代入し、αについて整理す
れば α=2θ−2θ−180゜ ……(18) となる。
特に、後側面11Cに入射する送信光L0の光軸が対物レ
ンズ2の光軸A1と平行な場合、すなわちα=0のとき
は、光源8や、送信光L0と基準光L2を切り換えるための
光路切換器(図示せず)等の部品の配置がより容易にな
る。
このとき(18)式を、θについて整理して、 θ=90゜+θ ……(19) となる。更に、受信光L1の光軸に対して上側面11Dが垂
直になる条件は第1実施例の(8)式が使え、特別解と
して、 θ=30゜、θ=120゜ ……(20) が求まる。
以上の構成によれば、第2プリズムP4の上側面11Dと
前側面11Aとのなす角θを適切な角度に選定すること
により上側面11Dにおいて全反射させることができるの
で、光源8を光路分割器の近くに配置することが可能と
なり、光源8及び受光素子10をコンパクトに収納するこ
とができる。かくして第1実施例に対してさらに光波測
距装置を小型化することができる。
なお第2実施例では、第2プリズムP4の後側面11Cが
第1プリズムP1の射出面11Bよりも前側に位置している
が、これは光源8から受光素子10への基準光路の光学系
を収納するスペースをより広くするためであり、特に基
準光をオプテイカルフアイバーで導く場合には、オプテ
イカルフアイバーの曲がりをゆるくできるので有利であ
る。
(3)他の実施例 (a) 上述の実施例においては、対物レンズ2の上半
円部において受信光L1を透過し、かつ下半円部において
送信光L0を透過すると共に、これに対応して光源8及び
受光素子10を配置した場合について述べたが、本発明は
これに限らず対物レンズ2の上半円部において送信光L0
を透過し、かつ下半円部において受信光L1を透過し、こ
れに対応して光源8及び受光素子10を配置するようにし
ても良い。
(b) 上述の実施例においては、光路分割器11におい
て送信光及び受信光が赤外光であり、かつ視準光が可視
光であるときにダイクロイツクミラーにおいて分割する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず送信光及
び受信光と視準光が共に可視光であり、これを分割して
用いる場合にも適用することができる。
(c) 上述の実施例においては、第1図、第3図にお
いて受信光L1が上側面11Dを透過して受光素子10に入射
するまでの間直進するような場合について述べたが、本
発明はこれに限らず例えば受信光L1が上側面11Dを透過
してミラー等を介挿することにより光路を垂直方向に折
り曲げるようにしても良く、このようにすれば光波測距
装置をより小型にすることができる。
(d) 上述の実施例においては、従来の光路分割器に
比べて厚みを実際上厚みTだけ薄くした場合について述
べたが、理論上本発明はこれに限らず光路分割器の厚み
を仮想線Rに示すように実施例の光路分割器よりさらに
厚みtの分薄くすることができ、従来に比べて厚みをT
+tまで薄くすることができる。この仮想線Rに示した
位置を前側面11Aとする場合が本発明の装置における光
路分割器を最も薄くできる限界であり、このときの送受
信分離用の稜線Eは、ダイクロイツクミラー面Dで反射
される対物レンズの光軸と、受信光(又は送信光)の周
縁光線との交点で決定される。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、光路分割器において送
信受信光と、視準光とに加えて、送信光と受信光とを分
割するようにしたことにより、送信受信光分割器を省略
し、かつ光路分割器の厚みを薄くすることができる。
従つてその分光波測距装置の軽量化、小型化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光波測距装置の第1実施例を示す
略線図、第2図はその動作の説明に供する略線図、第3
図はその第2実施例を示す略線図、第4図はその動作の
説明に供する略線図、第5図は従来の光波測距装置を示
す略線図である。 1、20、21……光波測距装置、2……対物レンズ、3、
11、……光路分割器、8……光源、10……受光素子、D
……ダイクロイツクミラー面、E……稜線、L0……送信
光、L1……受信光。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測距対象から到来する視準光を対物レン
    ズ、プリズム構成の光路分割器の第1側面及び第2側面
    を順次通じて視準観察部に受光する視準光学系と、 測距用光源から射出された送信光を上記光路分割器の上
    記第2側面において反射させて上記第1側面、上記対物
    レンズを順次通じて送光すると共に、上記測距対象にお
    いて反射された受信光を上記対物レンズ、上記第1側面
    を順次通じて上記第2側面において反射させて受光素子
    に受光する測距光学系と を有する光波測距装置において、 上記光路分割器は、上記第2側面による反射と上記第1
    側面での全反射とを受ける光束を透過させる第3側面
    と、上記第2側面による反射光を直接透過させるために
    上記第1側面と所定の角度をなして交わる第4側面とを
    有し、 上記測距光学系は、上記第3側面の透過、上記第1側面
    での全反射、上記第2側面での反射、上記第1側面の透
    過、及び上記対物レンズを経由する第1の光路と、上記
    第4側面の透過、上記第2側面での反射、上記第1側面
    の透過、及び上記対物レンズを経由する第2の光路とを
    有し、 上記第1側面と上記第4側面とが交わる稜線が上記第1
    の光路と第2の光路との境界を構成し、 上記第1の光路と第2の光路との一方の光路を上記測距
    用光源からの送信光の光路とし、他方の光路を上記受光
    素子への受信光の光路とした ことを特徴とする光波測距装置。
JP17678787A 1987-07-15 1987-07-15 光波測距装置 Expired - Fee Related JPH0833442B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17678787A JPH0833442B2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 光波測距装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17678787A JPH0833442B2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 光波測距装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6420468A JPS6420468A (en) 1989-01-24
JPH0833442B2 true JPH0833442B2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=16019841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17678787A Expired - Fee Related JPH0833442B2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 光波測距装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0833442B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992012004A1 (en) * 1991-01-07 1992-07-23 Multiform Desiccants, Inc. Oxygen-absorbing label
US5686161A (en) * 1991-01-07 1997-11-11 Multisorb Technologies, Inc. Moisture-sensitive label

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6420468A (en) 1989-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7672049B2 (en) Telescope and panfocal telescope comprising planoconvex of planoconcave lens and deflecting means connected thereto
JP4936818B2 (ja) ダイクロイックプリズムによる光分割した測量機
US20020051288A1 (en) Surveying instrument
KR20110038693A (ko) 레이저 경로를 갖는 다중 시계의 반사식 텔레스코프
CN114730025A (zh) 基于等腰棱镜的复合棱镜及其激光测距望远镜
JP4023572B2 (ja) 自動測量機
EP0278929B1 (en) Alignment means for a light source emitting invisible laser light
US6903811B2 (en) Rangefinder binoculars
JP4907564B2 (ja) 測距双眼鏡
CN116500771A (zh) 一种正像系统及激光测距双筒望远镜
JPH0833442B2 (ja) 光波測距装置
JP3634719B2 (ja) Af機能を有する光波測距儀
JP3713185B2 (ja) Af測量機
JP2001336931A (ja) Af測量機
JP2004198386A (ja) 測距装置
JP2936825B2 (ja) 測距装置
JPH0769413B2 (ja) 光波測距儀
JPH0711601B2 (ja) プリズム
CN220137485U (zh) 一种正像系统及激光测距双筒望远镜
CN213986813U (zh) 多功能脉冲激光测距光学系统
JP3782702B2 (ja) 測量機のゴースト・フレア防止装置
US20230341661A1 (en) Miniaturized monocular telescopic laser range finder
US6018417A (en) Real image finder
JP3843028B2 (ja) 光波距離計
EP0385780A2 (en) Image overlaying system

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees