JPH08334335A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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Publication number
JPH08334335A
JPH08334335A JP13910195A JP13910195A JPH08334335A JP H08334335 A JPH08334335 A JP H08334335A JP 13910195 A JP13910195 A JP 13910195A JP 13910195 A JP13910195 A JP 13910195A JP H08334335 A JPH08334335 A JP H08334335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
relative position
speed
positioning
navigation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13910195A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Matsuoka
哲也 松岡
Muneo Saeki
宗男 佐伯
Noriko Aoyanagi
範子 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13910195A priority Critical patent/JPH08334335A/ja
Publication of JPH08334335A publication Critical patent/JPH08334335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自立航法とGPSとを利用し、精度の良い自
車位置を求めることのできるナビゲーション装置を提供
することを目的とする。 【構成】 相対位置決定部13は、移動距離検知部11
から移動距離、移動方位検知部12から移動方位をそれ
ぞれ得て前回の自車位置に対する相対位置を求める。一
方GPS測位部14は、GPS衛星から絶対位置情報や
測位誤差範囲情報などを含む測位データを得る。位置修
正部15は、相対位置が測位誤差範囲内であれば相対位
置を自車位置とし、相対位置が測位誤差範囲外であれば
絶対位置を自車位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車など、車
両の現在位置を測位するナビゲーション装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のナビゲーション装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0003】図13は従来のナビゲーション装置の構成
を示すブロック図であり、自立航法と呼ばれる測位手段
を備えたものについて示している。図13において、1
は前回の自車位置に対する移動距離を求める移動距離検
知部、2は前回の自車位置に対する移動方位を求める移
動方位検知部、3は移動距離検知部1及び移動方位検知
部2の出力データから前回位置に対する自車位置を求め
る位置決定部である。
【0004】図14は従来のナビゲーション装置の移動
軌跡を示す図であり、実際の移動軌跡と自立航法により
得た移動軌跡とを表したものである。
【0005】図13及び図14に示すように、移動距離
検知部1では車両から得る車速パルス信号を検知し、得
られた車速パルス数に走行距離係数を乗算して移動距離
を求める。これと同時に、移動方位検知部2では、ジャ
イロセンサなどによる変位量に方位算出係数を乗算して
移動方位を求める。位置決定部3は移動距離検知部1及
び移動方位検知部2からそれぞれ移動距離及び移動方位
を得ると、前回位置に対して移動距離及び移動方位を加
えて現在の自車位置を求める。
【0006】図15は従来のナビゲーション装置の構成
を示すブロック図であり、GPS(Grobal Positioning
System)と呼ばれる測位手段を備えたものについて示
したものである。図15において、4はGPS衛星から
の測位データを受信するGPS測位部、5はGPS測位
部4から得た測位データから現在の自車位置を求める位
置決定部である。
【0007】図16は従来のナビゲーション装置の移動
軌跡を示す図であり、実際の移動軌跡とGPSにより得
た移動軌跡とを表したものである。
【0008】図15及び図16に示すように、GPS測
位部4では、複数のGPS衛星から電波を受信して測位
データを得る。この測位データには、絶対位置情報、誤
差範囲情報、精度情報などが含まれている。GPS測位
部4によって得た精度情報により測位精度が良い場合
は、測位データに含まれる測位位置を現在の自車位置と
するが、測位精度が悪い場合、または受信不可能である
場合は現在の自車位置を求めることができない。
【0009】また、自立航法により得た測位位置は、前
回の自車位置に対して求められるので相対位置と呼ば
れ、GPSにより得た測位位置は、その時点における緯
度・経度で求められるので絶対位置と呼ばれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、自立航法と呼ばれる測位手段は、前回の自
車位置に対する相対的な位置を、累積演算によって求め
ているため、図14に示すように、検知する移動距離ま
たは移動方位に僅かでも誤差が含めれていると、移動す
るに伴って次第に誤差が累積されて大きいものとなり、
無視できないものとなってしまうという問題点を有して
いた。
【0011】一方、GPSのみでは、GPS衛星からの
電波を受信して絶対位置を得ることができるのである
が、図16に示すように、捕捉したGPS衛星の配置状
況や電波の受信状況により測位の精度が悪い、あるいは
測位不能となるという問題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、自立航法とGPSとを利用し、精度の良い自車
位置を求めることのできるナビゲーション装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、前回の自車位置に対する移動距離を求める
移動距離検知手段と、前回の自車位置に対する移動方位
を求める移動方位検知手段と、移動距離検知手段及び移
動方位検知手段の出力データから前回の自車位置に対す
る相対位置を求める相対位置決定手段と、複数のGPS
衛星から絶対位置や測位誤差範囲などを含む測位データ
を取得するGPS測位手段と、相対位置決定部により求
めた相対位置がGPS測位手段から得た測位誤差範囲外
に位置した場合は、相対位置を測位誤差範囲内に補正す
る位置修正手段とを備えた構成とした。
【0014】また位置修正手段は、相対位置決定手段に
より求めた相対位置がGPS測位手段から得た測位誤差
範囲外に存在する場合は、GPS測位手段から得た絶対
位置を自車位置とする構成とした。
【0015】また道路情報を検索する道路検索手段を備
え、位置修正手段は、相対位置決定手段で求めた相対位
置がGPS測位手段から得た測位誤差範囲外に存在する
場合は、道路検索手段によって検索された絶対位置付近
の道路上へ、絶対位置を補正して自車位置とする構成と
した。
【0016】さらにGPS測位手段で取得する測位デー
タには速度情報が含まれており、位置修正手段は、相対
位置決定手段により求めた相対位置がGPS測位手段か
ら得た測位誤差範囲外に存在する場合は、GPS測位手
段から得た自車の速度が所定速度に達していれば、道路
検索手段により検索された絶対位置付近の道路上へ、絶
対位置を補正して自車位置とし、自車の速度が所定速度
に達していなければ、絶対位置を自車位置とする構成と
した。
【0017】さらに車両から得る車速パルスを基に自車
の速度を求める速度検知手段を備え、位置修正手段は、
相対位置決定手段により求めた相対位置が測位誤差範囲
外に存在する場合は、速度検知手段から得た自車の速度
が所定速度に達していれば、道路検索手段により検索さ
れた絶対位置付近の道路上へ、絶対位置を補正して自車
位置とし、自車の速度が所定速度に達していなければ、
絶対位置を自車位置とする構成とした。
【0018】さらに車両の加速度を検知する加速度セン
サと、この加速度センサの出力データを積分処理して自
車の速度を求める速度検知手段を備え、位置修正手段
は、相対位置決定手段により求めた相対位置がGPS測
位手段から得た測位誤差範囲外に存在する場合は、速度
検知手段から得た自車の速度が所定速度に達していれ
ば、道路検索手段により検索された絶対位置付近の道路
上へ、絶対位置を補正して自車位置とし、自車の速度が
所定速度に達していなければ、絶対位置を自車位置とす
る構成とした。
【0019】さらにGPS測位手段で取得する測位デー
タには自車の速度情報が含まれていると共に、自車の速
度を求める速度検知手段を備え、位置修正手段は、相対
位置決定手段により求めた相対位置がGPS測位手段か
ら得た測位誤差範囲外に存在する場合は、速度検知手段
から得た第1の速度とGPS測位手段から得た第2の速
度との平均速度を求め、平均速度が所定速度に達してい
れば、道路検索手段により検索された絶対位置付近の道
路上へ、絶対位置を補正して自車位置とし、平均速度が
所定速度に達していなければ、絶対位置を自車位置とす
る構成とした。
【0020】また自車の移動軌跡を記憶しておく軌跡保
持手段と、軌跡保持手段に記憶されている移動軌跡の形
状と類似した形状を有する道路を検索する道路形状検索
手段とを備え、位置修正手段は、相対位置決定手段によ
り求めた相対位置がGPS測位手段から得た測位誤差範
囲外に存在する場合は、道路形状検索手段によって検索
された道路のうち、軌跡保持手段に記憶されている移動
軌跡と最も類似した形状を有する道路上にGPS測位手
段から得た絶対位置を補正して自車位置とする構成とし
た。
【0021】また移動距離検知手段は、車両から得る車
速パルス数に走行距離係数を乗算して移動距離を算出す
るものであって、前回の自車位置と前記位置修正手段で
求めた自車位置とに基づいて、新たに走行距離係数を算
出する走行距離係数補正手段を備え、次回の測位時に走
行距離係数補正手段で算出された走行距離係数を用い
て、移動距離検知手段は移動距離を算出する構成とし
た。
【0022】また移動方位検知手段は、検知量に方位算
出係数を乗算して移動方位を算出するものであって、前
回の自車位置と位置修正手段で求めた自車位置とに基づ
いて、新たに方位算出係数を算出する方位算出係数補正
手段を備え、次回の測位時に方位算出係数補正手段で算
出された方位算出係数を用いて、移動方位検知手段は移
動方位を算出する構成とした。
【0023】またGPS測位手段で取得する測位データ
には、自車の進行方向情報が含まれており、前回の自車
位置と位置修正手段で得た自車位置とに基づく進行方向
を、GPS測位手段から得られる進行方向を用いて補正
する方位誤差補正手段とを備え、次回の測位時ではこの
方位誤差補正手段で補正された進行方向を基準として、
移動方位検知手段で移動方位を算出する構成とした。
【0024】
【作用】この構成により、相対位置決定手段により求め
た相対位置が、GPS測位手段から得られる測位誤差範
囲外に存在した場合、相対位置を測位誤差範囲内に補正
するので、相対位置に関する累積誤差を低減させること
ができる。
【0025】また、相対位置決定手段により求めた相対
位置が、GPS測位手段から得られる測位誤差範囲外に
存在した場合、GPS測位手段から得た絶対位置を自社
位置とすることで、相対位置に関する累積誤差を低減さ
せることができる。
【0026】また、相対位置決定手段により求めた相対
位置が、GPS測位手段から得られる測位誤差範囲外に
存在した場合、GPS測位手段から得た絶対位置を道路
検索手段により検索した道路上に補正し、この補正した
位置を自車位置とすることから、自車位置を道路上に位
置させることができると共に、相対位置に関する累積誤
差を低減させることができる。
【0027】さらに、相対位置決定手段により求めた相
対位置が、GPS測位手段から得られる測位誤差範囲外
に存在した場合、速度検知手段で求めた自車の速度が所
定速度に達していれば、絶対位置を道路上に補正して自
車位置とし、自車の速度が所定速度に達していなけれ
ば、絶対位置を自車位置とすることで、自車の走行状況
に応じた補正を行うことができると共に、相対位置に関
する累積誤差を低減させることができる。
【0028】また、相対位置決定手段により求めた相対
位置が、GPS測位手段から得られる測位誤差範囲外に
存在した場合、自車の移動軌跡と最も類似した道路を検
索し、この検索した道路上に絶対位置を補正し、この補
正した位置を自車位置とすることで、実際の走行道路に
補正される確率が高くなると共に、相対位置に関する累
積誤差を低減させることができる。
【0029】また、前回の自車位置と位置修正手段によ
り求めた自車位置とに基づいて走行距離係数を算出し、
この算出した走行距離係数を次回の移動距離を算出する
際に用いることで、走行距離係数を補正することができ
ると共に、移動距離に関する累積誤差を低減することが
できる。
【0030】また、前回の自車位置と位置修正手段によ
り求めた自車位置とに基づいて方位算出係数を算出し、
この算出した方位算出係数を次回の移動方位を算出する
際に用いることで、方位算出係数を補正するこができる
と共に、移動方位に関する累積誤差を低減させることが
できる。
【0031】また、前回の自車位置と位置修正手段によ
り求めた自車位置とに基づいて進行方向を求め、この進
行方向をGPS測位手段で得られる進行方向に補正する
ことで、移動方位検知手段で移動方位を求める際に基準
とする進行方向を補正することができると共に、移動方
位に関する累積誤差を低減することができる。
【0032】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0033】図1は本発明の第1の実施例におけるナビ
ゲーション装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、11は前回の自車位置に対する移動距離を求め
る移動距離検知部、12は前回の自車位置に対する移動
方位を求める移動方位検知部、13は移動距離検知部1
1及び移動方位検知部12の出力データから前回の自車
位置に対する相対位置を求める相対位置決定部、14は
複数のGPS衛星から電波を受信することによって測位
データを取得するGPS測位部、15は相対位置決定部
13により求めた相対位置とGPS測位部14において
得た測位データとを基にして現在の自車位置を求める位
置修正部である。
【0034】なお、移動距離検知部11は、車両から得
る車速パルスから算出するものとしたが、これに限るも
のではなく加速度センサなどから算出しても良い。これ
は加速度センサの出力データを積分処理することで速度
データを求めることができ、この速度データを積分処理
することで移動距離データを求めることができるもので
ある。
【0035】以上のように構成されたナビゲーション装
置について、以下にその動作について説明する。
【0036】図1に示すように、移動距離検知部11
は、車両から得た車速パルス数に走行距離係数を乗算し
て移動距離を得る。これと同時に移動方位検知部12
は、例えばジャイロセンサなどによる変位量に方位算出
係数を乗算して移動方位を得る。相対位置決定部13は
移動距離検知部11により求めた移動距離及び移動方位
検知部12により求めた移動方位を前回の自車位置に加
えて相対位置を得る。
【0037】一方、GPS測位部14でGPS衛星から
受信した測位データを位置修正部15に送る。この測位
データには、自車の絶対位置情報、絶対位置を中心とし
た測位誤差情報、精度情報及び速度情報などの様々な情
報が含まれている。
【0038】次に、相対位置決定部13及びGPS測位
部14から出力データを得る位置修正部15の動作につ
いて以下に説明する。
【0039】図2は本発明の第1の実施例における位置
修正部の動作を示すフローチャートであり、図3は本発
明の第1の実施例におけるナビゲーション装置の概念図
である。
【0040】図2及び図3に示すように、位置修正部1
5は相対位置決定部13から車両の前回の自車位置aに
対する相対位置bを得る(Step201)。同時に、
GPS測位部14からも測位データを得る(Step2
02)。この測位データには車両の絶対位置c、測位誤
差範囲dが含まれている。
【0041】位置修正部15は、相対位置決定部13か
ら得た相対位置bが、GPS測位部14から得た測位誤
差範囲d内に存在するのかどうかを判断する(Step
203)。相対位置bが測位誤差範囲d内に存在してい
れば、相対位置bの精度が良いものとして相対位置bを
自車位置として決定する(Step204)。また、相
対位置bが測位誤差範囲d外に存在していれば、相対位
置bは累積誤差が大きく精度が悪いものと判断し、絶対
位置cを自車位置として決定する(Step205)。
つまり、次回の測位時における相対位置決定部13は、
相対位置bが測位誤差範囲d内であれば、相対位置bを
対象として相対位置を求め、相対位置bが測位誤差範囲
d外であれば、絶対位置cを対象として相対位置を求め
ることになる。
【0042】なお、上記説明では自車位置を求めるとこ
ろまでしか示していないが、本実施例のナビゲーション
装置が、求めた自車位置を地図データと共に表示手段
(図示せず)に表示して、使用者に自車位置を知らせる
ことを含んでいることは言うまでもない。
【0043】以上のように本実施例では、相対位置決定
部13で求めた相対位置bが、GPSによる測位誤差範
囲d内に存在するかどうかを判断し、存在していなけれ
ばGPSによる絶対位置cを自車位置とすることで、自
立航法による求められる相対位置の累積誤差が大きくな
ると、GPSによる絶対位置に補正されるので、蓄積す
る累積誤差を低減させることができる。
【0044】(実施例2)以下に本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明するが、以下の説明
では第1の実施例と同様の箇所については説明を簡略、
もしくは省略している。
【0045】図4は本発明の第2の実施例におけるナビ
ゲーション装置の構成を示すブロック図である。図4に
おいて、16は道路情報を検索する道路検索部、17は
相対位置決定部13から得た相対位置及びGPS測位部
14から得た測位データを基に自車位置を求めると共
に、必要に応じて道路検索部16で検索した道路上に補
正する位置修正部である。なお、道路検索部16で検索
する道路情報は、道路情報だけの記憶テーブルを有して
いても良いし、求めた自車位置を表示手段(図示せず)
に表示する際に用いる地図データに含まれたものであっ
ても良い。また、第1の実施例と同じ符号を付している
ものは、同じ働きをするものとして説明を省略する。
【0046】以上のように構成されたナビゲーション装
置について、以下にその動作について説明する。
【0047】図5は本発明の第2の実施例におけるナビ
ゲーション装置の概念図である。図4及び図5に示すよ
うに、第1の実施例で示したように、位置修正部17
は、相対位置決定部13から相対位置bを、GPS測位
部14から絶対位置c、測位誤差範囲dを含む測位デー
タをそれぞれ得る。これらのデータが得られると、位置
修正部17は、相対位置bが測位誤差範囲d内に存在す
るのかどうかの判断を行う。
【0048】相対位置bが測位誤差範囲d内に存在しな
い場合は、道路検索部16において道路情報を記憶させ
た記憶媒体(図示せず)を基に、絶対位置cに最も近い
道路を検索させる。位置修正部17は検索した道路上に
絶対位置cを補正し、この補正した位置eを自車位置と
する。つまり、次回の測位では、補正した位置eを対象
として相対位置を求めることになる。
【0049】なお、相対位置bが測位誤差範囲d内に存
在する場合は、第1の実施例と同様に、累積誤差が小さ
いものと見なしてそのまま自車位置とするが、道路検索
部16に検索させた道路上に補正しても構わない。ただ
し、道路上に補正した場合に相対位置bが、測位誤差範
囲dから出ないようにしなければならない。
【0050】以上のように本実施例では、相対位置決定
部13で求めた相対位置bが、GPSによる測位誤差範
囲d内に存在するかどうかを判断し、存在していなけれ
ばGPSによる絶対位置cを、絶対位置c付近の道路上
に補正して自車位置とすることで、道路上に相対位置b
を補正することができる。
【0051】(実施例3)以下に本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明するが、以下の説明
では、第1または第2の実施例と同様の箇所については
説明を簡略、もしくは省略している。
【0052】図6は本発明の第3の実施例におけるナビ
ゲーション装置の構成を示すブロック図である。図6に
おいて、18は自車の速度を検知する速度検知部、19
は車両の自車位置を求める位置修正部である。なお、第
2の実施例と同じ符号を付しているものは、同じ働きを
するものとして説明を省略する。速度検知部18は、移
動距離検知部11において検知する車速パルスを基に車
両の速度を算出するものであるが、加速度センサを設
け、その出力データを積分処理して速度データを得るよ
うにしても良い。また、本実施例の位置修正部19は、
GPS測位部14で受信する測位データに含まれる速度
情報も得ている。
【0053】以上のように構成されたナビゲーション装
置について、以下にその動作について説明する。
【0054】図7は本発明の第3の実施例における位置
修正部の動作を示すフローチャートである。図8は本発
明の第3の実施例におけるナビゲーション装置の概念図
である。
【0055】図7及び図8に示すように、位置修正部1
9は第1または第2の実施例で示したように、Step
801及びStep802において相対位置決定部13
から相対位置bを、GPS測位手段14から絶対位置
c、測位誤差範囲d及び速度情報などを含む測位データ
をそれぞれ得る。そしてStep803において、相対
位置bが測位誤差範囲d内に存在するのかどうかの判断
を行う。ここまでは第1または第2の実施例と同様であ
る。
【0056】相対位置bが測位誤差範囲d外に存在して
いる場合は、位置修正部19は、速度検知部18から第
1の速度を得る(Step804)。また位置修正部1
7はGPS測位部14からの測位データに含まれた第2
の速度を得ており、速度検知部18から得た第1の速度
と、GPS測位部14から得た第2の速度との平均速度
を求める(Step805)。この平均速度が得られる
と、位置修正部19は、平均速度が予め定められた所定
速度以上であるのかどうかを判断し(Step80
6)、所定速度に達していれば、自車は道路上を走行し
ているものと見なし、第2の実施例に示したように、道
路検索部15で検索された道路上に絶対位置cを補正
し、絶対位置cが補正された位置eを自車位置として決
定する(Step807、Step808)。
【0057】また、Step806において、平均速度
が所定速度に達していなければ、自車は特に道路上を走
行しているとは限らないので、絶対位置cをそのまま自
車位置とする(Step809)。
【0058】一方、Step803において、相対位置
bが測位誤差範囲d内に存在していれば、相対位置bを
そのまま自車位置として決定する(Step810)。
ただし、この場合も車両速度を基準として道路上に補正
しても構わない。
【0059】なお、本実施例では、速度検知部18から
得た第1の速度とGPS測位手段14から得た第2の速
度との平均速度を基にして判断を行うようにしたもので
あるが、いづれか一方の速度のみを用いて判断を行って
も良い。
【0060】以上のように本実施例では、自車の速度が
所定速度に達しているかどうかに基づいて道路上に補正
するかどうかの判断を行うので、自車の走行状況に応じ
た補正を行うことができる。
【0061】(実施例4)以下に本発明の第4の実施例
について、図面を参照しながら説明するが、以下の説明
においては、第1または第2の実施例と同様の箇所につ
いては、説明を簡略、もしくは省略してる。
【0062】図9は本発明の第4の実施例におけるナビ
ゲーション装置の構成を示すブロック図である。図9に
おいて、20は相対位置決定部13にて得られた相対位
置の軌跡を保持していく軌跡保持部、21は軌跡保持部
20に記憶されている形状と類似した道路を検索する道
路形状検索部、22は相対位置決定部13から得られる
相対位置と、GPS測位部14から得られる測位データ
とを基にして自車位置を求める位置修正部である。
【0063】以上のように構成されたナビゲーション装
置について、以下にその動作について説明する。
【0064】図10(a)及び図10(b)は本発明の
第4の実施例におけるナビゲーション装置の概念図であ
る。図10(b)に示すように、軌跡保持部20では、
相対位置決定部13で求められる相対位置を記憶し、移
動軌跡として保持するものであるが、自車が一定距離を
走行する毎に更新されるものである。
【0065】図10(a)に示すように、相対位置決定
部13で得られた相対位置bが、GPS測位部14から
得られた測位誤差範囲d外に存在する場合、位置修正部
22は、軌跡保持部20に記憶されている移動軌跡の形
状と類似した道路形状を道路形状検索部21に検索さ
せ、最も近い形状を有する道路上に、GPS測位部14
から得られた絶対位置cを補正し、この補正した位置e
を自車位置とする。ただし、補正した位置eは測位誤差
範囲d内でなければならない。
【0066】また、測位誤差範囲d内に相対位置bが存
在する場合は、相対位置bをそのまま自車位置としても
良いし、道路形状検索部20により得られた道路上に補
正しても構わない。
【0067】以上のように本実施例では、自車の移動軌
跡と類似した道路上に絶対位置を補正することで、実際
に走行している道路に補正される確率が高くなる。
【0068】(実施例5)以下に本発明の第5の実施例
について、図面を参照しながら説明するが、以下の説明
では、第1の実施例と同様の箇所については説明を簡
略、もしくは省略している。
【0069】図11は本発明の第6の実施例におけるナ
ビゲーション装置の構成を示すブロック図である。図1
1において、31は前回の自車位置と位置修正部15で
求めた自車位置とを基に、走行距離係数を算出する走行
距離係数補正部、32は前回の自車位置と位置修正部1
5で求めた自車位置とを基に、方位算出係数を算出する
方位算出係数補正部である。また、第1の実施例(図
1)と同じ符号を付しているものは、同じ働きをするも
のであり、説明を省略している。
【0070】以上のように構成されたナビゲーション装
置について、以下にその動作について説明する。
【0071】図11に示すように、第1の実施例で示し
たように、位置修正部15で自車位置で自車位置を求め
ると、走行距離係数補正部31では、前回の自車位置と
今回の自車位置を基に移動距離を、今回の測位において
移動距離検知部11で検知した車速パルス数をそれぞれ
得て、移動距離/車速パルス数=走行距離係数の関係式
から新たな走行距離係数を算出する。
【0072】また、方位算出係数補正部32では、前回
の自車位置と今回の自車位置を基に移動方位を、今回の
測位において移動方位検知部12で検知した変位量をそ
れぞれ得て、移動方位/変位角=方位算出係数の関係式
から新たな方位算出係数を算出する。
【0073】新たに算出された走行距離係数及び方位算
出係数は、それぞれ移動距離検知部11及び移動方位検
知部12に送られ、次回の測位に用いられる。
【0074】なお、走行距離係数補正部31及び方位算
出係数補正部32において走行距離係数及び方位算出係
数を算出するのは、測位毎であっても良いし、相対位置
決定部13で求めた相対位置がGPS測位手段から得た
測位誤差範囲から外れた場合毎でも良い。また、本実施
例では、第1の実施例に適用した場合で説明を行った
が、第2、第3または第4の実施例に適用しても良いこ
とは言うまでもないことである。
【0075】(実施例6)以下に本発明の第6の実施例
について、図面を参照しながら説明するが、以下の説明
では、第1の実施例と同様の箇所については説明を簡
略、もしくは省略している。
【0076】図12は本発明の第6の実施例におけるナ
ビゲーション装置の構成を示すブロック図である。図1
2において、33は進行方向をGPS測位部14で得ら
れた進行方向によって補正する方位誤差補正部である。
なお、第1の実施例と同じ符号を付しているものは、同
じ働きをするものとして説明を省略する。
【0077】以上のように構成されたナビゲーション装
置について、以下にその動作について説明する。
【0078】図12に示すように、第1の実施例で示し
たように位置修正部15において自車位置が求められる
と、方位誤差補正部33は、前回の自車位置と位置修正
部15から得た自車位置とを基に得られる進行方向を、
GPS測位手段から得られる進行方向に補正する。方位
誤差補正部33で補正された進行方向は、移動方位検知
部12に送られ、次回の測位において移動方位を求める
際の、基準となる方位として用いられる。
【0079】なお、方位誤差補正部33において進行方
向を補正するのは、測位毎であっても良いし、相対位置
決定部13で得られた相対位置がGPS測位部14で得
られた測位誤差範囲を外れた場合毎であっても良い。ま
た、本実施例では、第1の実施例に適用した場合で説明
を行ったが、第2、第3または第4の実施例に適用して
も良いことは言うまでもないことである。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明は、相対位置決定手
段により求めた相対位置がGPS測位手段から得た測位
誤差範囲外に存在する場合、相対位置を測位誤差範囲内
に補正するので、相対位置に関する累積誤差を低減する
ことができ、精度の良い測位を行うことのできる優れた
ナビゲーション装置を実現できる。
【0081】また、相対位置決定手段により求めた相対
位置がGPS測位手段から得られる測位誤差範囲外に存
在した場合、GPS測位手段から得た絶対位置を自車位
置とすることで、相対位置に関する累積誤差を低減する
ことができ、精度の良い測位を行うことのできる優れた
ナビゲーション装置を実現できる。
【0082】また、相対位置決定手段により求めた相対
位置がGPS測位手段から得られる測位誤差範囲外に存
在した場合、GPS測位手段から得た絶対位置を道路検
索手段により検索した道路上に補正し、この道路上に補
正した位置を自車位置とすることで、補正された自車位
置は道路上に存在することになり、相対位置に関する累
積誤差を低減すると共に、より精度の良い測位を行うこ
とのできる優れたナビゲーション装置を実現できる。
【0083】さらに、相対位置決定手段により求めた相
対位置がGPS測位手段から得られる測位誤差範囲外に
存在した場合、自車の速度が所定速度に達していれば、
絶対位置を道路上に補正して自車位置とし、自車の速度
が所定速度に達していなければ、絶対位置を自車位置と
することで、自車の走行状況に応じた補正を行うことが
できるので、相対位置に関する累積誤差を低減すると共
に、より精度の良い測位を行うことのできる優れたナビ
ゲーション装置を実現できる。
【0084】また、相対位置決定手段により求めた相対
位置がGPS測位手段から得られる測位誤差範囲外に存
在した場合、自車の移動軌跡と最も類似した道路を検索
し、この検索した道路上に絶対位置を補正して自車位置
とすることで、実際の走行道路上に絶対位置が補正され
る確率が高くなり、相対位置に関する累積誤差を低減す
ると共に、より精度の良い測位を行うことのできる優れ
たナビゲーション装置を実現できる。
【0085】また、前回の自車位置と位置修正手段によ
り求めた自車位置とに基づいて新たに走行距離係数を算
出し、この算出した走行距離係数を次回の移動距離を算
出する際に用いることで、走行距離係数を補正できるこ
とから、走行距離係数に基づく誤差を低減することがで
き、精度の良い移動距離を算出することができる優れた
ナビゲーション装置を実現できる。
【0086】また、前回の自車位置と位置修正手段によ
り求めた自車位置とに基づいて新に方位算出係数を算出
し、この算出した方位算出係数を次回の移動方位を算出
する際に用いることで、方位算出係数を補正できること
から、方位算出係数に基づく誤差を低減することがで
き、精度の良い移動方位を算出することができる優れた
ナビゲーション装置を実現できる。
【0087】また、前回の自車位置と位置修正手段によ
り求めた自車位置とに基づいて進行方向を求め、この進
行方向をGPS測位手段で得られる進行方向に補正する
ことで、次回の測位時に移動方位検知手段で移動方位を
求める際に基準とする進行方向を補正することで、進行
方向に関する誤差を低減することができ、精度の良い移
動方位を算出することができる優れたナビゲーション装
置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における位置修正部の動
作を示すフローチャート
【図3】本発明の第1の実施例におけるナビゲーション
装置の概念図
【図4】本発明の第2の実施例におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第2の実施例におけるナビゲーション
装置の概念図
【図6】本発明の第3の実施例におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第3の実施例における位置修正部の動
作を示すフローチャート
【図8】本発明の第3の実施例におけるナビゲーション
装置の概念図
【図9】本発明の第4の実施例におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図
【図10】本発明の第4の実施例におけるナビゲーショ
ン装置の概念図
【図11】本発明の第5の実施例におけるナビゲーショ
ン装置の構成を示すブロック図
【図12】本発明の第6の実施例におけるナビゲーショ
ン装置の構成を示すブロック図
【図13】従来のナビゲーション装置の構成を示すブロ
ック図
【図14】従来のナビゲーション装置による移動軌跡を
示す図
【図15】従来のナビゲーション装置の構成を示すブロ
ック図
【図16】従来のナビゲーション装置による移動軌跡を
示す図
【符合の説明】
11 移動距離検知部 12 移動方位検知部 13 相対位置決定部 14 GPS測位部 15、17、19、22 位置修正部 16 道路検索部 18 速度検知部 20 軌跡保持部 21 道路形状検索部 31 走行距離係数補正部 32 方位算出係数補正部 33 方位誤差補正部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】求めた自車位置を地図情報と共に表示する
    ナビゲーション装置であって、前回の自車位置に対する
    移動距離を求める移動距離検知手段と、前回の自車位置
    に対する移動方位を求める移動方位検知手段と、前記移
    動距離検知手段及び前記移動方位検知手段の出力データ
    から前回の自車位置に対する相対位置を求める相対位置
    決定手段と、複数のGPS衛星から絶対位置や測位誤差
    範囲などを含む測位データを取得するGPS測位手段
    と、前記相対位置決定部により求めた相対位置が前記G
    PS測位手段から得た測位誤差範囲外に位置した場合
    は、前記相対位置を前記測位誤差範囲内に補正する位置
    修正手段とを備えていることを特徴とするナビゲーショ
    ン装置。
  2. 【請求項2】前記位置修正手段は、前記相対位置決定手
    段により求めた相対位置が前記GPS測位手段から得た
    測位誤差範囲外に存在する場合は、前記GPS測位手段
    から得た絶対位置を自車位置とすることを特徴とするナ
    ビゲーション装置。
  3. 【請求項3】前記位置修正手段は、前記相対位置決定手
    段により求めた相対位置が前記GPS測位手段から得た
    測位誤差範囲内に存在する場合は、前記相対位置をその
    まま自車位置とすることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】道路情報を検索する道路検索手段を備え、
    前記位置修正手段は、前記相対位置決定手段で求めた相
    対位置が前記GPS測位手段から得た測位誤差範囲外に
    存在する場合は、前記道路検索手段によって検索された
    前記絶対位置付近の道路上へ、前記絶対位置を補正して
    自車位置とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】前記GPS測位手段で取得する測位データ
    には速度情報が含まれており、前記位置修正手段は、前
    記相対位置決定手段により求めた相対位置が測位誤差範
    囲外に存在する場合は、前記GPS測位手段から得た自
    車の速度が所定速度に達していれば、前記道路検索手段
    により検索された前記絶対位置付近の道路上へ、前記絶
    対位置を補正して自車位置とし、前記自車の速度が所定
    速度に達していなければ、前記絶対位置を自車位置とす
    ることを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装
    置。
  6. 【請求項6】車両から得る車速パルスを基に自車の速度
    を求める速度検知手段を備え、前記位置修正手段は、前
    記相対位置決定手段により求めた相対位置が測位誤差範
    囲外に存在する場合は、前記速度検知手段から得た自車
    の速度が所定速度に達していれば、前記道路検索手段に
    より検索された前記絶対位置付近の道路上へ、前記絶対
    位置を補正して自車位置とし、前記自車の速度が所定速
    度に達していなければ、前記絶対位置を自車位置とする
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】車両の加速度を検知する加速度センサと、
    前記加速度センサの出力データを積分処理して自車の速
    度を求める速度検知手段とを備え、前記位置修正手段
    は、前記相対位置決定手段により求めた相対位置が前記
    GPS測位手段から得た測位誤差範囲外に存在する場合
    は、前記速度検知手段から得た自車の速度が所定速度に
    達していれば、前記道路検索手段により検索された前記
    絶対位置付近の道路上へ、前記絶対位置を補正して自車
    位置とし、前記自車の速度が所定速度に達していなけれ
    ば、前記絶対位置を自車位置とすることを特徴とする請
    求項4記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】前記GPS測位手段で取得する測位データ
    には速度情報が含まれていると共に、自車の速度を求め
    る速度検知手段を備え、前記位置修正手段は、前記相対
    位置決定手段により求めた相対位置が前記GPS測位手
    段から得た測位誤差範囲外に存在する場合は、前記速度
    検知手段から得た第1の速度と前記GPS測位手段から
    得た第2の速度との平均速度を求め、この平均速度が所
    定速度に達していれば、前記道路検索手段により検索さ
    れた前記絶対位置付近の道路上へ、前記絶対位置を補正
    して自車位置とし、前記平均速度が所定速度に達してい
    なければ、前記絶対位置を自車位置とすることを特徴と
    する請求項4記載のナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】自車の移動軌跡を記憶しておく軌跡保持手
    段と、前記軌跡保持手段に記憶されている移動軌跡の形
    状と類似した形状を有する道路を検索する道路形状検索
    手段とを備え、前記位置修正手段は、前記相対位置決定
    手段により求めた相対位置が前記GPS測位手段から得
    た測位誤差範囲外に存在する場合は、前記道路形状検索
    手段によって検索された道路のうち、前記軌跡保持手段
    に記憶されている移動軌跡と最も類似した道路上に、前
    記GPS測位手段から得た絶対位置を補正して自車位置
    とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  10. 【請求項10】前記軌跡保持手段は、前記相対位置決定
    手段により求めた相対位置の移動軌跡であることを特徴
    とする請求項9記載のナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】前記軌跡保持手段は、前記位置修正手段
    により求めた自車位置の移動軌跡であることを特徴とす
    る請求項9記載のナビゲーション装置。
  12. 【請求項12】前記軌跡保持手段に記憶される自車の移
    動軌跡は、自車が所定距離を走行する毎に更新されるも
    のであることを特徴とする請求項9記載のナビゲーショ
    ン装置。
  13. 【請求項13】前記軌跡保持手段に記憶されている自車
    の移動軌跡は、自車の測位が行われる毎に更新されるも
    のであることを特徴とする請求項9記載のナビゲーショ
    ン装置。
  14. 【請求項14】前記移動距離検知手段は、車両から得る
    車速パルス数に走行距離係数を乗算して移動距離を算出
    するものであり、前回の自車位置と前記位置修正手段で
    求めた自車位置に基づいて、新たに走行距離係数を算出
    する走行距離係数補正手段を備え、次回の測位時に前記
    走行距離係数補正手段で算出された走行距離係数を用い
    て、前記移動距離検知手段は移動距離を算出することを
    特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  15. 【請求項15】前記相対位置決定手段で求めた相対位置
    が前記GPS測位手段から得た測位誤差範囲外に存在す
    る場合に、前記走行距離係数補正手段により走行距離係
    数を算出することを特徴とする請求項14記載のナビゲ
    ーション装置。
  16. 【請求項16】前記移動方位検知手段は、検知量に方位
    算出係数を乗算して移動方位を算出するものであり、前
    回の自車位置と前記位置修正手段で求めた自車位置とに
    基づいて、新たに方位算出係数を算出する方位算出係数
    補正手段を備え、次回の測位時に前記方位算出係数補正
    手段で算出された方位算出係数を用いて、前記移動方位
    検知手段は移動方位を算出することを特徴とする請求項
    1記載のナビゲーション装置。
  17. 【請求項17】前記相対位置決定手段で求めた相対位置
    が前記GPS測位手段から得た測位誤差範囲外に存在す
    る場合に、前記方位算出係数補正手段により方位算出係
    数を算出することを特徴とする請求項16記載のナビゲ
    ーション装置。
  18. 【請求項18】前回の自車位置と前記位置修正手段で求
    めた自車位置とに基づく進行方向を、前記GPS測位手
    段から得られる進行方向を用いて補正する方位誤差補正
    手段とを備え、次回の測位時では、前記方位誤差補正手
    段で補正された進行方向を基準として、前記移動方位検
    知手段で移動方位を算出することを特徴とする請求項1
    記載のナビゲーション装置。
  19. 【請求項19】前記相対位置決定手段で求めた相対位置
    が前記GPS測位手段から得た測位誤差範囲外に存在す
    る場合に、前記方位誤差補正手段で進行方向を補正する
    ことを特徴とする請求項18記載のナビゲーション装
    置。
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