JPH083325Y2 - 吸盤の装着装置 - Google Patents

吸盤の装着装置

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JPH083325Y2
JPH083325Y2 JP1992094035U JP9403592U JPH083325Y2 JP H083325 Y2 JPH083325 Y2 JP H083325Y2 JP 1992094035 U JP1992094035 U JP 1992094035U JP 9403592 U JP9403592 U JP 9403592U JP H083325 Y2 JPH083325 Y2 JP H083325Y2
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JP
Japan
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suction cup
insert
base
parallel rods
mounting plate
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JP1992094035U
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JPH0648482U (ja
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は小物整理棚や石けん
受、たわし入れその他の小物品支承体を壁面に吸着によ
り取付けするための物品支承体への吸盤の装着装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この様な物品支承体に吸盤を装着
する場合には、物品支承体の背部に係止鉤部を突設し、
該係止鉤部を吸盤の中心凸部に挿入して係止するか、吸
盤の中心凸部の周囲に係合溝を設けておき、この係合溝
に物品支承体背部に設けた係合片を嵌めこみ係合する
か、又は、実開昭64−16887号公報に紹介された
吸盤取付構造のように、収納具の側壁に吸盤の軸部を横
方向に移動させうる長穴と該長穴の一端に頭部の通過を
許容する挿通孔からなる取付穴を形成し、該取付穴の挿
通孔から吸盤の頭部を通過させて軸部を長穴へ装着する
ようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前述の吸盤
装着手段においては、吸盤の係合固定部の強度が弱くて
係合部において物品支承体がぐらつき不安定となり、前
二例のものでは吸盤が一定位置に固定されるから物品支
承体の取付対象面に対する吸着位置の調整が困難であ
り、第三の例では吸盤の軸部において上下方向の動揺が
起こって収納具が前垂れになり傾くので収納具を水平に
支持するための左右両支柱を必要とする等の欠点があ
る。そこで、本考案においては、吸盤を物品支承体の背
部に堅固に装着できてしかも左右方向へ摺動自在に操作
できて取付対象面の状態に応じて吸着位置の調整が容易
であり、吸盤の吸着のみで物品支承体を動揺なく支持で
きて他に支柱等の支持体を必要としない支持手段とする
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題解決の一手段と
して、物品支承体の背部に左右方向の上下両平行杆を固
着し、該両平行杆の間隔に後側から吸盤の中心凸部を挿
入し、同両平行杆の前側から同部に、上下両舌片を前面
基部から延設した挟持具の後面基台を挿入して吸盤の凸
部に嵌合し、該嵌合部において左右方向にピンを貫通挿
着して吸盤の凸部と挟持具の基台とを縫合することによ
り挟持具の上下両舌片で両平行杆を挟持し、該挟持部が
両平行杆に沿って左右摺動するよう吸盤を可動に装着す
るものである。また、他の手段として、物品支承体の背
部に取付板を立ち上がり状に固着し、該取付板の中心部
に設けた孔に前側から、上下両舌片を前面基部から延設
した挟持具の後面基台を挿入し、後側から吸盤の中心凸
部を挿入して前記挟持具の基台に挿嵌し、該挿嵌部にお
いて左右方向にピンを貫通装着して吸盤の凸部と挟持具
の基台を縫合することにより、取付板を介して吸盤を物
品支承体の背部に装着するものである。
【0005】
【作用】前記両手段の前者のものでは、吸盤の凸面部に
おいて上下両平行杆を介在させて挾着具により吸盤の中
心凸部と嵌合し、該嵌合部で左右方向のピンを貫通して
縫合することにより吸盤が可動に装着でき、吸盤が上下
両平行杆に沿って左右方向へ摺動自在であって、吸盤を
左右適当位置へ移動させることにより、その吸着位置を
変更調整することが容易であり、しかも吸盤は上下両平
行杆により強力に支えられて装着が堅固である。また、
後者のものでは、取付板を介して吸盤の中心凸部と挟持
具とを互に挿嵌させ、同部をピンで縫合するから、吸盤
の装着状態が堅固で物品支承体を強力に取付けられる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を添付図面により説明する
と、図1は第1実施例の斜視図、図2は第2実施例の斜
視図、図3は前記両実施例において共通する要部の部分
拡大斜視図、図4は同要部中の吸盤部分を分解して示し
た分解斜視図、図5は同吸盤の縦断面図、図6から図8
までは第3実施例の斜視図、分解斜視図、拡大縦断面図
である。図1の実施例は小型の線材製整理棚であって、
その棚面1は矩形状の線材枠1aの内部空間下側に適宜間
隔で複数の線材1b…を斜め方向平行状に配列して架設し
その両端を線材枠1aに溶着して簀子状に形成してあり、
該棚面1の背部枠線1'aの後側において、横長コ字形の
曲線2とそれよりやや小幅の矩形状枠線3とを前後に配
し枠線3の縦線3aを交差状に重合配設し、夫夫の縦線2
a、3aの下端部を背部枠線1'aに溶着してあり、曲線2
と枠線3との各上端横線2b、3bが互に平行状に配されて
棚面1の背部上方に両平行杆を構成している。また、前
記枠線3の下端横線3cは縦線3aを後方へ折曲げることに
より前記両平行杆よりもやや後方寄りに位置して壁面へ
の当接片を構成する。そして、前記両平行杆2b、3bの間
に左右一対の吸盤4、4'が対設され、両平行杆を介在さ
せて挟持具5、5'により装着されるが、その詳細な構造
が図3及び図4、図5に示されてある。図3に図1にお
ける吸盤4の装着部の一部を破断して図示してあり、そ
の吸盤4と挟持具5とを分解して図4に図示してあり、
吸盤4の凸面中心部の凸部4aに横方向のピン孔イを設け
てある。挟持具5は前面中央部の半円柱状基部5aの上下
両側に夫夫半円状の舌片5b、5bを延設すると共に基部5a
の後側の後面部へ基台5cを突設し、基部5aの中心にピン
6の挿通孔ロを設け、基台5cの中央部に角孔ハを設けて
ある。そして、前記上下両平行杆2b、3bの後側に吸盤4
を配してその凸部4aを両平行杆2b、3bの間隙に挿入する
と共に、前側から挟持具5の基台5cを挿入して角孔ハに
凸部4aを嵌挿した後にピン6を挿通孔ロとピン孔イに貫
通させて挿着し、両者の嵌合部をピン6で縫合すること
により、挟持具5の上下両舌片5b、5cで両平行杆を挟持
し、該挟持部が両平行杆2b、3bに沿って左右方向摺動自
在であって、吸盤が可動に装着される。
【0007】図2における第2実施例は線材製の小物掛
け具であって、横長小判形の枠線7の上下両線により両
平行杆7a、7bを構成し、枠線7の両平行杆7a、7bの前面
側に鉤杆8…の垂直杆8a…の上部を等間隔に配して溶着
してあり、両平行杆7a、7bの背部左右端部に一対の吸盤
9、9'を配し、両平行杆7a、7bを介在させて挟持具10、
10により前実施例の装着手段と同様にして左右摺動自在
に装着してある。
【0008】図6から図8に示す第3実施例の石けん受
けは、小判形の線材環11の内部空間下側に数本の横線11
a …を平行状に配してその両端を線材環に溶着すること
により皿状に形成し、その皿状体の下側中央部を逆U字
形の受枠11b で支承して溶着し、該受枠11b の後部を上
方へ折曲げて立ち上がり状に形成した上端曲部11c の空
間部に取付板12を固着して垂直状に設けてあり、取付板
12の中央部には大きな横長矩形の角孔12a が設けられて
ある。そして、前記角孔12a の後側から吸盤13の中心凸
部13a を挿入すると共に、前側から挟持具14の基台14c
を挿嵌することにより取付板12を介在させて挟持具14と
吸盤13とを嵌合し、嵌合部の側方からピン15を挿通孔ニ
とピン孔ホに貫通状に挿着することにより両者を縫合
し、取付板12を挟持して固定するものである。
【0009】
【考案の効果】前述の第1実施例及び第2実施例(請求
項1に該当する)のものにおいては、左右両吸盤が上下
両平行杆を介して挟持具により左右摺動自在に装着され
るから両吸盤を夫夫両平行杆に沿って摺動させることに
より、吸着対象面の適宜位置を選択して吸着させること
が容易であって、吸着対象面の選択と支承体の取付位置
とを取付部の状態に適応させて調整できる。また、吸盤
の凸部と挾持部とを両平行杆を介して嵌合し、該嵌合部
をピンで縫合するから吸盤の装着状態が堅固であってガ
タつきがなく動揺せずして支承体が安定し、水平姿勢を
保持し支承体上の物品が脱落せず安全に支承できる。ま
た、第3実施例(請求項2に該当する)のものにおいて
は、吸盤が挾持具で取付板に挟持された上で、両者の嵌
合部をピンで縫合するから吸盤の装着部が堅固であって
吸盤が離脱や動揺することがなく、従って載置物品が安
全である。従って、両実施例共に他の支承体を要せずし
て吸盤の吸着のみで物品支承体を安定させて取付けられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例の斜視図
【図2】本考案第2実施例の斜視図
【図3】第1、第2実施例において共通する要部の部分
拡大斜視図
【図4】同要部の吸盤部分を分解して示した分解斜視図
【図5】同吸盤の拡大縦断面図
【図6】本考案第3実施例の斜視図
【図7】図6を分解して示した分解斜視図
【図8】図6の中央部縦断拡大断面図
【符号の説明】
1…棚面 2…曲線 2b…上端横線 3…枠線 3b…上端横線 4…吸盤 4a…凸部 5,5’…挟持具 6…ピン 7…枠線 8…鉤杆 9,9’…吸盤 10…挟持具 11…線材環 12…取付板 13…吸盤 14…挟持具 15…ピン イ,ホ…ピン孔 ニ,ロ…挿通孔 ハ…角孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品支承体の背部に左右方向の上下両平
    行杆を固着し、該両平行杆の間隙に後側から吸盤の中心
    凸部を挿入し、前側から同部に、上下両舌片を前面基部
    から延設した挟持具の後面基台を挿入して凸部に嵌合
    し、該嵌合部において左右方向にピンを貫通挿着して吸
    盤の凸部と基台を縫合することにより、挟持具の上下両
    舌片で両平行杆を挟持し、該挟持部が両平行杆に沿って
    左右摺動するよう吸盤を可動に装着した吸盤の挿着装
    置。
  2. 【請求項2】 物品支承体の背部に取付板を立ち上がり
    状に固着し、該取付板の中心部に設けた孔に前側から、
    上下両舌片を前面基部から延設した挟持具の後面基台を
    挿入し、後側から吸盤の中心凸部を挿入して前記挟持具
    の基台に挿嵌し、該挿嵌部において左右方向にピンを貫
    通挿着して凸部と基台を縫合することにより、取付板を
    挟持して吸盤を物品支承体の背部に装着した吸盤の装着
    装置。
JP1992094035U 1992-12-14 1992-12-14 吸盤の装着装置 Expired - Lifetime JPH083325Y2 (ja)

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JPH0648482U JPH0648482U (ja) 1994-07-05
JPH083325Y2 true JPH083325Y2 (ja) 1996-01-31

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