JPH08332419A - スプレーガン拡散装置 - Google Patents

スプレーガン拡散装置

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Publication number
JPH08332419A
JPH08332419A JP8163996A JP8163996A JPH08332419A JP H08332419 A JPH08332419 A JP H08332419A JP 8163996 A JP8163996 A JP 8163996A JP 8163996 A JP8163996 A JP 8163996A JP H08332419 A JPH08332419 A JP H08332419A
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JP
Japan
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tube
spray
discharge
fluid
deflector
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Withdrawn
Application number
JP8163996A
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English (en)
Inventor
James Haruch
ハルチ ジェイムス
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Spraying Systems Co
Original Assignee
Spraying Systems Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Spraying Systems Co filed Critical Spraying Systems Co
Publication of JPH08332419A publication Critical patent/JPH08332419A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/26Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with means for mechanically breaking-up or deflecting the jet after discharge, e.g. with fixed deflectors; Breaking-up the discharged liquid or other fluent material by impinging jets
    • B05B1/262Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with means for mechanically breaking-up or deflecting the jet after discharge, e.g. with fixed deflectors; Breaking-up the discharged liquid or other fluent material by impinging jets with fixed deflectors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小孔を通じて小さなひびや隙間に効果的に噴
霧を行う細長い液体放出チューブの利用が可能な改良液
体スプレーガンを提供する。 【解決手段】 衝撃装置は、「クラック・アンド・クレ
バス」型の手動殺虫剤スプレーガンに取り付けられた、
あるいは容易に取り付けることのできる、細長く、好ま
しくは軟質プラスティックからなるスプレーチューブに
取り付けられている。この装置は、このチューブ端に調
節可能なように取り付けられており、チューブから放出
された流体の流れが激しく衝突し、低圧液体作動状態で
微細な液滴の所望のスプレーパターンに拡散させるよう
に、チューブの放出端と間隔をあけて対向する衝突面を
含んでいる。好適な態様では、衝撃装置は、一体ワイヤ
状であり、この一体ワイヤは、スプレーチューブへの調
節可能な取り付けのためのコイル体と、チューブ端を覆
うコイルの一端から延びるJ字形部分であって、ワイヤ
の端面をチューブ出口と対向する衝突面として提供する
ための部分とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、スプ
レーノズルに関し、特に、スプレーガンと併用して、ひ
び割れや隙間、或いはその他の狭い空間内に小さな穴を
通じて殺虫剤やその他の化学薬品を散布するのに特に適
したスプレーノズルアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】手動で
操作されるスプレーガンは、普通、殺虫剤を噴霧して家
庭や職場、その他の建物の内部や周辺における昆虫制御
を行うために用いられる。殺虫剤を適切に使用するため
には、スプレーガンは、微細に霧化された液体スプレー
散布剤を作るのに十分な圧力を有している必要がある。
さらに、多くの場合、このような微細に霧化された散布
剤は、比較的小さな入口を通じて壁や他の空間内に、例
えば、昆虫が生息しうるコンセントの周囲や、比較的小
さなひび割れや隙間に正確に向ける必要がある。現在ま
での問題点は、一般に、このような二つの機能に関連し
て生じていた。
【0003】液体スプレーの十分な霧化と方向合わせを
達成するために、通常、圧縮空気という手段によって霧
化を補助することが行われている。これには、エアコン
プレッサーと電力源、或いは相当の手押しポンプ操作が
必要となる。これでは、噴霧システムにかかる費用が増
えるばかりでなく、システムが大きくなり、異なる建物
での噴霧システムの持ち運びや使用が不便になる。ま
た、さらに、電力源が必要となる場所では、スプレーガ
ン使用者の電力源からの行動範囲も制限されてしまう。
【0004】小さな穴を通じてしか比較的小さなひび割
れや隙間に導通しないような空間内に放出スプレーを散
布するため、いわゆる「クラック・アンド・クレバス・
ツール」、すなわち、放出端に細長いチューブを備えた
スプレーガンが使用されてきた。このようなチューブ
は、スプレーガンの一体的な部分として形成されていて
も良く、ガンの端にアダプター又はアクセサリとして装
着される付加的なチューブであっても良い。いずれにせ
よ、このチューブは、壁の穴あるいは他の小さな穴及び
連絡路を通して、壁の裏のような隙間やひび割れに挿入
することができ、そこに殺虫剤を散布するようになって
いる。このようなチューブは、小さな穴を通じた家具類
の裏側での位置合わせの精度を高めるように、小さな直
径を有し、ある程度の長さ、例えば6から12インチと
いった長さを有しているのが望ましい。このようなチュ
ーブの放出口は、液体スプレー源、すなわちガンノズル
から極めて大きな距離だけ(少なくともチューブの長さ
と同じだけ)離れているので、液体粒子は、チューブを
通る間に凝集しやすく、チューブから放出されるスプレ
ーの霧化と効果的な拡散が低減されてしまう。
【0005】このようなタイプの現存するスプレーガン
のもう一つの欠点としては、細長いチューブからスプレ
ーを、狭角あるいは広角のスプレーパターンといった望
ましい形態で放出させることができず、放出物の粒度を
簡単には調節できないことが挙げられる。チューブ端の
外における効果的な拡散という問題は、液体及び圧縮ガ
ス(圧縮空気等)の混合物を用いて噴霧する場合と、純
粋液圧方式(a purelyhydraulic liquid mode)により
噴霧する場合の双方において生じる。
【0006】本発明は、上述のような特徴を有するスプ
レーガンであって、小孔を通じて小さなひびや隙間に噴
霧を行うのに効果的な細長い液体放出チューブの利用が
可能な改良液体スプレーガンを提供することを目的とす
る。
【0007】また、本発明は、殺虫剤の微細な液滴から
なる高度に霧化された霧を霧化を補助する圧縮空気を必
要とせずに小さな入口穴の向こう側の比較的小さなひび
や隙間に散布するのに適した手動のスプレーガンを提供
することを目的とする。
【0008】さらに、本発明は、前述のタイプのスプレ
ーガンであって、粒子破砕と拡散を高めるために細長い
チューブの端に設けられた液体霧化チップを含むものを
提供することをも目的とする。
【0009】さらにまた、本発明は、上述の種類のスプ
レーガンであって、液体霧化チップが、小さな隙間やひ
びへのチューブの挿入を妨げないように比較的小さな直
径を有しているものを提供することを目的とする。
【0010】さらにまた、本発明は、このようなタイプ
の液体スプレーガンであって、細長いスプレーチューブ
から放出されるスプレーを容易に調節することに適した
ものを提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、既存のスプレーガンのチ
ューブの端に簡単に装着できるスプレーチップであっ
て、スプレーガンを活用できるようにして、圧縮空気に
補助された霧化を行う必要をなくし、これにより純粋液
圧噴霧(purely hydraulic spraying)を可能にするス
プレーチップを提供することを目的とする。
【0012】さらに、本発明は、比較的簡単な構造で容
易に製造できるようなタイプのスプレーチップを提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の目的は、細長く、
好ましくは可撓性のプラスティックからなり、スプレー
ガンに取り付けられた、あるいは容易に取り付けること
のできるスプレーチューブの端に衝撃(impact)装置あ
るいはデフレクタ(deflector)装置を装着することに
より、簡単で費用のかからない方法で達成される。この
装置は、チューブから放出された流体の流れが激しく衝
突するように、チューブの放出オリフィスと間隔をあけ
て対向する衝突面を含んでいる。これにより、放出流中
の液体は、この装置によって微細な液体に拡散され、細
かな霧となってチューブの横方向に広がる。衝突点及び
チューブのオリフィス放出口間の距離は液滴の拡散の形
態や性質に影響を与えるため、この装置は、チューブ端
からの衝突面の間隔をチューブに沿って調節できるよう
になっているのが好ましい。噴霧角度も、この距離及び
/又は流圧を変え、これによってその速度を変えること
により変えることができる。また、流れが衝突する領域
に様々な形状を有する衝突面を設けることによっても、
噴霧角度を変えることができる。
【0014】好適な態様では、衝撃装置は、単一の細長
い部品、例えば、ワイヤを構成する。このワイヤの一部
分は、放出チューブの外面を包囲し、スライド可能にグ
リップしてチューブ上にこの装置を調節可能なように取
り付けるためのコイルを形成する。ワイヤの外端面(ou
ter end surface)がチューブから放出された流体の流
路と交差するように配置されて衝突面を形成するよう
に、このワイヤの一端部は、ほぼJ字形で、かつ、コイ
ルの軸に対してほぼ平行にコイルの外端(outerend)か
ら延びている。
【0015】
【発明の実施の形態】ここで図面を参照すると、ここに
は、本発明を実現したスプレーガン10の一例が示され
ている。このガン10は、基本的には、本体、すなわち
ハンドル部11と、比較的小さな断面積を有し、本体1
1の前方に延びる細長管状バレル(barrel)部12と、
このバレル部の末端で支持されたノズル部14と、を備
えている。ハンドル部の本体は、鍛造品又は鋳造品とし
て製造することができ、グリップ部15の付近の、ハン
ドガード18の後ろで、親指あるいは手をかけることの
できるトリガー20の向こう側を使用者の片手で楽に握
ることができるような形状を有している。このトリガー
は、図1に示される高い非作動位置と、トリガー20を
絞る、すなわち押し下げることで簡単に得られる低い作
動位置との間で動くように、本体の枢軸に取り付けられ
ている。バレル12は、ハンドル11からノズル14へ
流体を運び、トリガー20によって作動する適当なバル
ブ機構を制御しながらノズルから放出するために、複数
の同心チューブ(図示されていない内部チューブ)を含
んでいる。処理液体を供給するための複数の供給接続口
は、符号22及び24で示されている。例えば、殺虫剤
は、接続口22を通じて供給され、圧縮された空気等の
ガスは、接続口24を通じて供給される。
【0016】ノズル部14は、複数の異なる出口穴36
a〜dを有する放出口チップ30を含んでおり、この放
出口チップは、操作者が回転させながら選択して位置を
決め、これによって操作者が種々の放出口の状態から容
易に選択できるように取り付けられている。例として
は、平坦なスプレーパターンや円錐形のスプレーパター
ン等の異なるスプレーパターンを作るのに、あるいは以
降で述べる延長チューブ装置を取り付けるのに適した形
状の噴出オリフィスが挙げられる。
【0017】一般的なタイプのスプレーガン及び詳細に
説明されるガン10のユーティリティー、並びに同様の
用途の他の構成のスプレーガンは、この技術では良く知
られている。さらに例を挙げると、米国特許出願5,1
83,322号が、チップ30に設けられる種々のオリ
フィスのいずれか一つを通じた液圧選択及び空気補助作
動方式を備えるスプレーガンをより詳しく図示し、説明
している。このようなガンは、接続口22を通じて空気
補助作動用液体を入力し、かつ、接続口24を通じて圧
縮空気を入力する、あるいは液体殺虫剤又は他の材料を
圧縮して入力するだけの純粋液圧作動方式のいずれかに
選択して適合される。より詳しい図示と説明のために、
前記米国特許の開示内容が参照され、ここに組み入れら
れる。
【0018】本発明は、他の構成のスプレーガンにおい
て実現し、使用することもできる。ここで、他の構成の
スプレーガンには、例えば、液体殺虫剤等の液体処理材
のみを供給し、かつ/あるいは噴霧散布器のアタッチメ
ントに適した形状の単一の放出口を有するチップが設け
られたガンが含まれる。なお、このチップは、図6に関
連して以下でより詳しく図示及び説明される。
【0019】図示の噴霧ノズルアセンブリ14におい
て、噴霧チップ30は、ノズル部14の端での回転可能
な係合及び支持のために、外向きに延びる装着用フラン
ジ34を後端に備えたハブ(hub)32という形態をと
っている。周方向に沿って間隔のあいた複数の穴36
a、36b、36c及び36dは、ハブ32を通って延
びている。穴36b、36c及び36dは、既知の方法
によって所望のスプレー、あるいはジェット流を作るの
に適切な形状をしている。オリフィス36aは、図2又
は図6に示されるような延長チューブを装着するための
形状を有している。上述のように、また、前記特許5,
183,322号でより詳しく説明されているように、
チップ30は、ノズル部に回転可能に装着されており、
各穴36a、36b、36c及び36dがノズル部14
の放出口と作用するような関係で選択的に位置を決めら
れるようになっている。
【0020】図2及び図3に特に示されるように、小さ
な流入口の向こうにある空間や、比較的小さなひびや隙
間への出力スプレーの散布を容易にするために、細長い
チューブ40は、噴霧チップ穴36a内に固定されてい
る。この場合のチューブ状部品40は、外チューブ44
内にしっかりと固定された内チューブ42を含む二重チ
ューブ構造を有している。この外チューブは、手で押し
て挿入され、チップの穴36aの座ぐり部48内のシー
ル用同心O形リング46内に固定される。チューブの上
流端は、チップの上流端部内に配置された環状シール用
部品50に隣接している。この部品50は、ガンノズル
部14の放出口及び内部チューブ42により画定される
内部流路54間を連絡する中央流路52を備えている。
部品50は円筒形をしており、中心オリフィスから内部
チューブ通路54内へ液体を放出してこの通路を通過さ
せる間、部分14から空気を供給する環状オリフィスを
閉鎖するようになっている。
【0021】本発明に従って、衝撃及びデフレクション
装置(an impact and deflection device)60が、チ
ューブ40の端に取り付けられている。また、この装置
60には、接触部62が設けられており、この接触部6
2は、チューブ40の末端の放出端66と間隔を置いて
対向した衝突面64を有している。放出液体は、霧化を
高めるために面64に衝突し、液体粒子は、放出液体の
圧力と放出オリフィス66からの表面64の間隔とに応
じて、得られるスプレーを適切なパターンに拡散させる
ように破砕され、比較的微小な液滴になる。衝突面64
の横の寸法は、適切で都合の良いターゲット領域を衝突
流に提供するように、放出路54の径の約2倍しかなく
ても良いが、スプレー供給用アタッチメント(spray de
livery attachment)の断面を最小にするためには、チ
ューブ40の幅をあまり超えず、好ましくは、より狭い
幅を有していると良い。本例の衝撃装置は、一体ワイヤ
形態(one-piece wire form)を採っている。この一体
ワイヤ形態は、取付チューブとしっかり係合するように
チューブ40の外径よりも僅かに小さい内径を有する閉
巻環線ワイヤ(closely wound loops of the wire)と
いう円筒コイル68と、コイル68の外端から立ち上が
る液体デフレクション部(liquid deflection sectio
n)70を構成している。この部分70は、チューブ4
2の放出端と軸を共有して後方に延びる脚62で終わ
る、軸方向に延びた略J字形の部位を備えている。
【0022】本発明に従い、液体衝撃装置60は、放出
スプレーの粒子サイズや噴霧角度やパターンを変えるた
めに、チューブ40の端に対して位置を選択的に調節す
ることができるようになっている。この端に向けてコイ
ル状アタッチメントをチューブに沿ってスライドさせる
ことにより、衝撃装置は、選択的に位置を変えることが
でき、液体衝突脚62及びチューブ端間の距離を調節で
きるようになっている。この間隔が小さいほど、ガンに
供給された所定の圧力で衝突脚にぶつかる液体の速度が
大きくなり、噴霧粒子の分布は細かくなり、噴霧角度は
大きくなる。間隔が大きいと、液体は、より低い速度で
衝突脚にぶつかるようになり、粒子サイズはより大き
く、噴霧角度はより小さくなる。同様に、供給圧力を高
くすると、噴霧器の流速及び微細度が高くなり、圧力を
低くするとこの逆になる。本発明の利点は、例えば20
〜40psiのような低い圧力で、液体のみを供給して
いても、典型的な殺虫剤ハンドガンを用いて好適な散布
を行えることである。一例を挙げると、この圧力範囲
で、内径(I.D.)約1/32″、長さ約2〜2 1
/2″の内部通路54を備えた外径(O.D.)約1/
8″のチューブ140を有するガンを用いて好適な散布
を行うことができた。但し、他のサイズや長さを適用す
ることも明らかに可能である。
【0023】衝撃装置の衝突面も、異なる噴霧角度やス
プレーパターンを作るように変えることができる。二つ
の簡単な例が、図5(A)及び図5(B)に示されてい
る。これらの図では、衝撃装置160の対応要素は、1
00番台であることを除いて、上記の衝撃装置60に関
するものと同じ符号により識別されている。図5(A)
では、脚部162に、より小さな噴霧角度を得るための
円錐テーパ形状の衝突面164Aが設けられている。ま
た、図5(B)では、平坦デフレクタ面164Bが、チ
ューブ42の放出軸に対してある角度、例えば、約60
°までの角度で配置されている。このようなデフレクタ
面は、流体を霧化し、デフレクタ面の角度に対応した角
度で平坦進行スプレーパターンを形成する。
【0024】図6及び図7は、もう一つの実施形態を示
している。この実施形態では、延長チューブが、異なる
方式、すなわち単一開口ノズルチップ130中の穴13
6a等の開口部を通して挿入することにより取り付けら
れており、また、他の形態の衝撃装置を備えている。こ
こで、二重チューブ延長部140には、外チューブ44
に固着された肩付きベースフェルール74が取り付けら
れている。このベースフェルール74は、例えば、フェ
ルールの末端スリーブ部76にひだを付けることにより
外チューブ44に固着される。末端部78は、より大き
な直径を有しており、例えば、対応した形状の穴136
aという内部肩部と係合するように肩部80を形成して
いる。なお、チューブ140は、穴136aを通して挿
入されるようになっている。
【0025】図6及び図7に示される他の衝撃装置26
0は、チューブ構造140の末端とスライド可能に係合
するような大きな及び形状に鋳造、或いは機械加工され
る。このために、本体部分262は、その末端を通るチ
ューブ142の外径に対応した大きさの内腔を有し、か
つ、チューブ144の外面をスライド可能にグリップし
ながら係合するような大きさ及び形状の座ぐり部を基端
中に有している。衝突面を設けるために、装置260
は、縦脚266から横に延びる横脚264を含んでお
り、縦脚266は、本体262の末端から軸方向に延び
ている。従って、脚部264は、チューブ142の放出
端と間隔をおいて対向するように配置された衝突面26
8を含んでおり、これらの構成要素間の間隔は、構成要
素260の位置をチューブ140の軸方向に手でスライ
ドさせて調節することにより、選択的に調節することが
できる。
【0026】チューブ40及び140は、可撓性を得る
ために、プラスティック材料から形成されているのが好
ましい。例示の実施形態では、二重チューブ構造を用い
ているが、一重のチューブであっても良い。いずれにせ
よ、これらのチューブは、小さな直径を有するととも
に、典型的には、1/8″の範囲内の外径を有してい
る。但し、このような寸法に限られるわけではない。本
発明の一つの特徴としては、衝撃装置の全幅、すなわち
直径がチューブの直径を約1/8インチ以上超えている
必要のないことが挙げられる。このような比較的コンパ
クトで細い装置は、好適な噴霧拡散をもたらすにもかか
らわず、小さな穴を通じて小さなひびや割れ目へ進入す
ることも苦にしない。衝撃装置は比較的長いチューブの
端に取り付けられるので、効率の良い霧化、及びチュー
ブ端のチップを軸方向に調節することによるこのような
霧化及びスプレーパターンの選択性によって、約40p
si以下で、かつ、液圧に応じた圧力の下で通常の手押
しポンプ式圧力タンクを用い、外の空気を霧化する必要
なしに、スプレーガンを効果的に効率よく使用すること
が可能になる。
【0027】前述の内容から、本発明の上記の事項を達
成する装置及び関連方法が提供されたことが分かる。
【0028】等価装置の他のバリエーション、変形例、
及び代替物は、本発明の趣旨と範囲、特に、前述の教示
内容に含まれている。特許請求の範囲は、請求の範囲の
真の趣旨と範囲内に含まれる発明の本質的特徴を構成す
るこれらの特徴を包含するいかなる変形例や他の態様を
もカバーすることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示内容を用いた間接スプレーディス
ペンサーを備えるスプレーガンの一例を示す側面図であ
る。
【図2】図1のティスペンサーアタッチメントの縦軸に
ほぼ沿った拡大断面図である。
【図3】図2の噴霧器アタッチメントの分解側面図であ
る。
【図4】図1〜3においてスプレーディスペンサーが取
り付けられる噴霧器チップの外端面図である。
【図5】図5(A)及び図5(B)は、ディスペンサー
アタッチメントの衝突面の他の構成を示す拡大部分側面
図である。
【図6】本発明の教示内容を用いた間接スプレーディス
ペンサーアタッチメントの他の形態を示す側面図であ
る。この取付け具は、別の形態の噴霧ガンチップに装着
されている。
【図7】図6のスプレーディスペンサーアタッチメント
の側面図である。
【符号の説明】
10…スプレーガン、11…本体、12…バレル、14
…ノズル、15…グリップ部、18…ハンドガード、2
0…トリガー、22、24…接続口、30…放出口チッ
プ、36a〜d…放出口チップ、40…チューブ、42
…内チューブ、44…外チューブ、46…シール用同心
O形リング、48…座ぐり部、50…環状シール用部
品、52…中央流路、54…内部チューブ通路、60…
衝突装置、62…接触部、64…衝突面、66…放出オ
リフィス、68…円筒コイル、70…液体デフレクショ
ン部。 本発明は、様々な変形や他の構成を採ることが可能であ
るが、図面には本発明の好適な態様と他のいくつかの態
様が示されており、これは上記の記述において詳細に説
明されている。しかしながら、これは、開示された特定
の形態に発明を限定する意図ではなく、逆に、本発明の
趣旨と範囲に含まれる全ての変形、他の構成及び均等物
をカバーすることを意図している。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴霧器に使用して、狭い空間に流体のス
    プレーを散布するためのスプレーティスペンサーであっ
    て、 液体ディスペンサーの放出口と連結してそこから流体を
    圧力下で受け入れるのに適合した基端を有する細長いチ
    ューブを備え、前記チューブは、末端放出口を含む放出
    末端部を有しており、また、前記チューブは、前記流体
    を前記基端から前記放出口へ圧力下で運搬するための流
    体封止路を画定して、前記末端から前記流体の流れを放
    出しており、 前記チューブに取り付けられたデフレクタをさらに備
    え、前記デフレクタは、前記放出口と間隔をあけて対向
    する衝突面を含んでおり、前記チューブの前記末端放出
    口から放出された流体の流れが激しく衝突して、この流
    体が前記衝突面上の衝突領域から横方向に拡散されてス
    プレーとなるようになっているスプレーディスペンサ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記デフレクタは、前記放出口からの前
    記衝突面の間隔を選択的に変えるため、前記チューブの
    軸方向に沿って選択的に調節できるように取り付けられ
    ている請求項1記載の発明。
  3. 【請求項3】 前記デフレクタは、前記チューブと係合
    し、このチューブ上をスライドすることができるように
    グリップしている請求項2記載の発明。
  4. 【請求項4】 前記デフレクタは、前記チューブの一部
    を包囲してグリップするコイル状部分を有した単一の細
    長い部材と、前記コイルの末端から遠ざかるように延び
    る延長部であって、前記放出口と対向して前記衝突面を
    形成する面を含む前記延長部と、を備えている請求項3
    記載の発明。
  5. 【請求項5】 前記衝突面が、ほぼ平面である請求項1
    記載の発明。
  6. 【請求項6】 前記衝突面が、前記チューブからの前記
    流れの衝突のために、前記チューブの延長軸に対してほ
    ぼ直交するように配置されている請求項5記載の発明。
  7. 【請求項7】 前記衝突面が、前記チューブからの前記
    流れの衝突のために設けられた三次元的な形状を有して
    いる請求項1記載の発明。
  8. 【請求項8】 前記衝突面は、前記チューブの前記放出
    口部の延長軸上にほぼ配置された中心頂点を有し、前記
    チューブからの前記流れが前記頂点に衝突するようにな
    っており、前記衝突面は、前記頂点から遠ざかる方向に
    沿って放射状で外向きに傾斜する傾斜側面部を有してい
    る請求項7記載の発明。
  9. 【請求項9】 前記チューブは、自らが取り付けられる
    液体ディスペンサーから片持ばりとして延びるように自
    立している請求項1記載の発明。
  10. 【請求項10】 前記チューブは、約1/8″の直径を
    有し、前記放出口は、約1/8″未満の直径を有し、前
    記デフレクタは、前記チューブ以下の断面積を有してい
    る請求項9記載の発明。
  11. 【請求項11】 前記チューブは、可撓性のチューブで
    ある請求項9記載の発明。
  12. 【請求項12】 流体の流れを放出するための開放末端
    を有する管状放出部材を含む液体ディスペンサー噴霧器
    用の噴霧器デフレクタアタッチメントであって、 前記チューブの一部分を包囲してグリップするコイル状
    部分を有する細長い部材と、 前記デフレクタアタッチメントが取り付けられるチュー
    ブの末端から突き出るように前記コイル部から延びる延
    長部であって、前記チューブの前記放出端と対向するよ
    うに配置されるべき表面を含み、前記チューブから放出
    された流体の流れがこの表面に衝突してこの流体の流れ
    を噴霧拡散するようになっている延長部と、 を備えている前記デフレクタアタッチメント。
  13. 【請求項13】 前記コイル状部分は、前記チューブと
    係合してこのチューブ上をスライドすることができるよ
    うにグリップするような大きさ及び形状を有している請
    求項12記載の発明。
  14. 【請求項14】 前記アタッチメントは、前記コイル状
    部分及び前記延長部を形成する単一の細長い部材から構
    成されている請求項12記載の発明。
  15. 【請求項15】 前記延長部は、返しベンド部を含んで
    おり、この返しベンド部は、前記コイル状部分と軸方向
    に間隔をあけて配置された末端面であって、前記流体の
    流れの前記衝突のために前記コイルに対して露出した末
    端面を有している請求項14記載の発明。
  16. 【請求項16】 前記延長部は、J字形をしている請求
    項15記載の発明。
  17. 【請求項17】 液体を含む流体のための流入口を有す
    るハンドル部と、前記ハンドル部から放出端に向けて前
    方に延びる導管部と、当該噴霧器を持っている人の手で
    選択的に操作されることにより当該噴霧器を通じた液体
    の放出を調整するための前記ハンドル中のトリガー部材
    を含む流れ調整部材と、狭い空間に前記液体をスプレー
    として散布するためのスプレーディスペンサーと、を備
    え、 前記スプレーディスペンサーは、前記導管の前記放出端
    と連結し、そこから流体を圧力下で受け入れる基端を有
    している細長いチューブであって、末端放出口を含む放
    出末端部を有し、流体を圧力下で前記基端から前記放出
    口へ運搬する為の流体封止路を画定して、前記放出口か
    ら前記流体の流れを放出する前記チューブと、前記チュ
    ーブに取り付けられたデフレクタであって、前記放出口
    と間隔をあけて対向する衝突面を含み、前記チューブの
    前記末端放出口から放出された全流体の流れがここに激
    しく衝突し、これにより前記衝突面上の衝突領域からほ
    ぼ放射状に拡散されてスプレーとなるようになっている
    前記デフレクタと、を備えている手動噴霧器。
JP8163996A 1995-04-03 1996-04-03 スプレーガン拡散装置 Withdrawn JPH08332419A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016013804A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイールの加飾方法
US11498089B2 (en) 2021-04-04 2022-11-15 Armin Arminak All plastic continuous spray trigger sprayer

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