JPH08331627A - Ｓｄｍａ自動車無線システムの自動車局追跡用のプロセッサ制御された装置 - Google Patents
Ｓｄｍａ自動車無線システムの自動車局追跡用のプロセッサ制御された装置Info
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- JPH08331627A JPH08331627A JP12515696A JP12515696A JPH08331627A JP H08331627 A JPH08331627 A JP H08331627A JP 12515696 A JP12515696 A JP 12515696A JP 12515696 A JP12515696 A JP 12515696A JP H08331627 A JPH08331627 A JP H08331627A
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- H04W64/00—Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ベース局ＢＴＳによりサービスさ
れるセルＣ内で無線信号を送信する自動車局ＭＳを追跡
するとき、自動車局がセルの境界付近を草稿している場
合に２つのセルＣ，Ｃ' 間で反復してハンドオフされな
いように制御するプロセッサ制御された装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 無線信号の監視により、プロセッサ制御
された装置ＣＴＲは自動車局ＭＳが本質的にセルＣの境
界に沿って移動しているか否かを決定し、境界Ｃに沿っ
て移動している場合、ハンドオフを制御するＳＤＭＡ自
動車無線システムの装置ＢＳＣへブロック信号を送信す
ることにより自動車局ＭＳのハンドオフを阻止すること
を特徴とする。
れるセルＣ内で無線信号を送信する自動車局ＭＳを追跡
するとき、自動車局がセルの境界付近を草稿している場
合に２つのセルＣ，Ｃ' 間で反復してハンドオフされな
いように制御するプロセッサ制御された装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 無線信号の監視により、プロセッサ制御
された装置ＣＴＲは自動車局ＭＳが本質的にセルＣの境
界に沿って移動しているか否かを決定し、境界Ｃに沿っ
て移動している場合、ハンドオフを制御するＳＤＭＡ自
動車無線システムの装置ＢＳＣへブロック信号を送信す
ることにより自動車局ＭＳのハンドオフを阻止すること
を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベース局によりサ
ービスされるセル内で無線信号を送信する自動車局を追
跡するために、ＳＤＭＡ自動車無線システム中の少なく
とも１つのベース局により受信される無線信号を監視す
るプロセッサ制御された装置と、それを備えたベース局
と、ＳＤＭＡ（空間分割多重アクセス）自動車無線シス
テム用のベース局制御装置に関する。
ービスされるセル内で無線信号を送信する自動車局を追
跡するために、ＳＤＭＡ自動車無線システム中の少なく
とも１つのベース局により受信される無線信号を監視す
るプロセッサ制御された装置と、それを備えたベース局
と、ＳＤＭＡ（空間分割多重アクセス）自動車無線シス
テム用のベース局制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような装置は国際特許WO 93/12590
号公報に記載されている。ＳＤＭＡ制御装置と呼ばれる
装置はベース局によりサービスされるセル中に位置した
自動車局を追跡するためにベース局により受信される信
号を監視し、この無線信号を送信する。WO 93/12590 号
公報の22〜24頁で示されているように、自動車局の現在
位置を決定するため、無線信号が受信される到着ＤＯＡ
の方向と、無線信号の到着ＴＯＡの時間が獲得される。
ＳＤＭＡ制御装置は１つのセルから次のセルへの自動車
局のハンドオフ期間中に生じる問題を軽減するために連
続的にこれらの無線信号パラメータを獲得する（24頁、
段落１参照）。問題の軽減方法はWO 93/12590 号公報に
は詳細に説明されていない。またハンドオフの制御が不
安定な状態をとる可能性があるセル無線システムで通常
知られている問題の解決策も示されておらず、したがっ
て自動車局は２つのセル間で反復してハンドオフされな
ければならない。
号公報に記載されている。ＳＤＭＡ制御装置と呼ばれる
装置はベース局によりサービスされるセル中に位置した
自動車局を追跡するためにベース局により受信される信
号を監視し、この無線信号を送信する。WO 93/12590 号
公報の22〜24頁で示されているように、自動車局の現在
位置を決定するため、無線信号が受信される到着ＤＯＡ
の方向と、無線信号の到着ＴＯＡの時間が獲得される。
ＳＤＭＡ制御装置は１つのセルから次のセルへの自動車
局のハンドオフ期間中に生じる問題を軽減するために連
続的にこれらの無線信号パラメータを獲得する（24頁、
段落１参照）。問題の軽減方法はWO 93/12590 号公報に
は詳細に説明されていない。またハンドオフの制御が不
安定な状態をとる可能性があるセル無線システムで通常
知られている問題の解決策も示されておらず、したがっ
て自動車局は２つのセル間で反復してハンドオフされな
ければならない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ハン
ドオフの制御を支持し、この問題を避けるように前述の
装置を改良することである。
ドオフの制御を支持し、この問題を避けるように前述の
装置を改良することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的は、無線信号の
監視により、プロセッサ制御された装置は自動車局が本
質的にセルの境界に沿って移動しているか否かを決定
し、境界に沿って移動している場合、ハンドオフを制御
するＳＤＭＡ自動車無線システムの装置へブロック信号
を送信することにより自動車局のハンドオフを阻止する
ことを特徴とするプロセッサ制御された装置により達成
されている。従って、本発明の装置は自動車局がセル境
界に沿って本質的に移動しているか否かを決定し、移動
している場合、ハンドオフを制御するＳＤＭＡ自動車無
線システムの装置へブロック信号を送信することにより
自動車局のハンドオフを阻止する。これは通報信号の増
加と、無線交換センタのような制御装置の負荷につなが
るハンドオフ制御が不安定な状態とならないようにす
る。本発明の装置は必要とされている無線信号の監視を
単に拡張することにより実行されることができる。装置
は請求項６に記載されているようにベース局に備えら
れ、また請求項７に記載されているようにベース局制御
装置に集積されることができる。本発明の有効な構成は
その他の請求項に記載されている。
監視により、プロセッサ制御された装置は自動車局が本
質的にセルの境界に沿って移動しているか否かを決定
し、境界に沿って移動している場合、ハンドオフを制御
するＳＤＭＡ自動車無線システムの装置へブロック信号
を送信することにより自動車局のハンドオフを阻止する
ことを特徴とするプロセッサ制御された装置により達成
されている。従って、本発明の装置は自動車局がセル境
界に沿って本質的に移動しているか否かを決定し、移動
している場合、ハンドオフを制御するＳＤＭＡ自動車無
線システムの装置へブロック信号を送信することにより
自動車局のハンドオフを阻止する。これは通報信号の増
加と、無線交換センタのような制御装置の負荷につなが
るハンドオフ制御が不安定な状態とならないようにす
る。本発明の装置は必要とされている無線信号の監視を
単に拡張することにより実行されることができる。装置
は請求項６に記載されているようにベース局に備えら
れ、また請求項７に記載されているようにベース局制御
装置に集積されることができる。本発明の有効な構成は
その他の請求項に記載されている。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下の説明は図面を参照にして本
発明の第１、第２の構成例を説明しており、これはＳＤ
ＭＡ自動車無線システムの構成を概略して示している。
さらに、図１は装置がハンドオフを阻止する状態を示し
ている。対照的に、図２は装置が早期にハンドオフを解
除した状態を示している。
発明の第１、第２の構成例を説明しており、これはＳＤ
ＭＡ自動車無線システムの構成を概略して示している。
さらに、図１は装置がハンドオフを阻止する状態を示し
ている。対照的に、図２は装置が早期にハンドオフを解
除した状態を示している。
【０００６】図１で概略的に示されているＳＤＭＡ自動
車無線システムはベース局ＢＴＳおよびＢＴＳ' を具備
し、それぞれセルＣまたはＣ' をサービスしている。ベ
ース局はベース局制御装置ＢＳＣへ接続され、これは自
動車交換センタＭＳＣへ接続されている。ベース局制御
装置ＢＳＣおよびデータバンクを含んでいる自動車交換
センタＭＳＣは１つのセルから次のセルへの自動車局Ｍ
Ｓハンドオフを制御する。この例では、自動車局ＭＳは
ベース局ＢＴＳへ無線接続され、これはセルＣをサービ
スする。ＳＤＭＡ無線送信を行うために、ベース局ＢＴ
Ｓには位相制御されたグループアンテナおよび無線送信
機−受信機ＴＲＸが設けられており、これはWO 93/1259
0 号公報から知られている。それに加えて、ベース局Ｂ
ＴＳは送信機−受信機ＴＲＸに接続されているプロセッ
サ制御された装置ＣＴＲを具備しており、これは本発明
にしたがって、無線信号を送信する自動車局がセルＣの
境界に沿って移動するか否かを決定するためにそこから
受信した無線信号を監視する。この場合、装置ＣＴＲは
セルＣ' のような１つの近傍セルへの自動車局ＭＳのハ
ンドオフを阻止するためにブロック信号ＮＯＨＯをベー
ス局制御装置ＢＳＣへ送信する。
車無線システムはベース局ＢＴＳおよびＢＴＳ' を具備
し、それぞれセルＣまたはＣ' をサービスしている。ベ
ース局はベース局制御装置ＢＳＣへ接続され、これは自
動車交換センタＭＳＣへ接続されている。ベース局制御
装置ＢＳＣおよびデータバンクを含んでいる自動車交換
センタＭＳＣは１つのセルから次のセルへの自動車局Ｍ
Ｓハンドオフを制御する。この例では、自動車局ＭＳは
ベース局ＢＴＳへ無線接続され、これはセルＣをサービ
スする。ＳＤＭＡ無線送信を行うために、ベース局ＢＴ
Ｓには位相制御されたグループアンテナおよび無線送信
機−受信機ＴＲＸが設けられており、これはWO 93/1259
0 号公報から知られている。それに加えて、ベース局Ｂ
ＴＳは送信機−受信機ＴＲＸに接続されているプロセッ
サ制御された装置ＣＴＲを具備しており、これは本発明
にしたがって、無線信号を送信する自動車局がセルＣの
境界に沿って移動するか否かを決定するためにそこから
受信した無線信号を監視する。この場合、装置ＣＴＲは
セルＣ' のような１つの近傍セルへの自動車局ＭＳのハ
ンドオフを阻止するためにブロック信号ＮＯＨＯをベー
ス局制御装置ＢＳＣへ送信する。
【０００７】自動車局ＭＳとベース局ＢＴＳとの間の無
線送信期間中、装置ＣＴＲは連続して約３０秒の予め定
められた間隔で上方向チャンネルの無線信号の信号転送
時間を獲得する。その結果、ベース局ＢＴＳは第１の無
線パルスを自動車局ＭＳへ送信する。無線パルスを受信
した後、後者は予め定められた時間間隔ｄＴの時間待機
し、これは約１．７ｍｓの長さであり、ベース局ＢＴＳ
に応答して第２の無線パルスを送信する。装置ＣＴＲは
次式：Ｔｐ＝０．５×（Ｔｓｕｍ−ｄＴ）にしたがって
信号転送時間Ｔｐを決定し、ここでＴｓｕｍは第１の無
線パルスの送信と第２の無線パルスの受信間の装置ＣＴ
Ｒにより測定される時間間隔である。信号転送時間の連
続的に決定された値はデータバンクＤＢへ入力される。
装置は最後に決定された値と先に決定された値との比較
によって信号転送時間の変化を計算する。変化が約１μ
ｓの許容範囲内であるならば、自動車局ＭＳとベース局
ＢＴＳとの間の距離ｒはそれ程変化しない（１μｓは約
３００ｍに対応する）。無線信号がベース局ＢＴＳによ
り受信される入力方向αを監視することによって、装置
ＣＴＲは自動車局ＭＳがセルＣの半径に対して垂直に移
動していることを決定する。自動車局がセルＣの境界に
沿って移動するか否かを決定するため、装置ＣＴＲは無
線信号の転送時間の最後に決定された量を評価する。決
定された信号転送時間が約５０μｓであるならば、自動
車局ＭＳはセルＣの境界に位置され、これはこの例では
約３０ｋｍの直径を有する。
線送信期間中、装置ＣＴＲは連続して約３０秒の予め定
められた間隔で上方向チャンネルの無線信号の信号転送
時間を獲得する。その結果、ベース局ＢＴＳは第１の無
線パルスを自動車局ＭＳへ送信する。無線パルスを受信
した後、後者は予め定められた時間間隔ｄＴの時間待機
し、これは約１．７ｍｓの長さであり、ベース局ＢＴＳ
に応答して第２の無線パルスを送信する。装置ＣＴＲは
次式：Ｔｐ＝０．５×（Ｔｓｕｍ−ｄＴ）にしたがって
信号転送時間Ｔｐを決定し、ここでＴｓｕｍは第１の無
線パルスの送信と第２の無線パルスの受信間の装置ＣＴ
Ｒにより測定される時間間隔である。信号転送時間の連
続的に決定された値はデータバンクＤＢへ入力される。
装置は最後に決定された値と先に決定された値との比較
によって信号転送時間の変化を計算する。変化が約１μ
ｓの許容範囲内であるならば、自動車局ＭＳとベース局
ＢＴＳとの間の距離ｒはそれ程変化しない（１μｓは約
３００ｍに対応する）。無線信号がベース局ＢＴＳによ
り受信される入力方向αを監視することによって、装置
ＣＴＲは自動車局ＭＳがセルＣの半径に対して垂直に移
動していることを決定する。自動車局がセルＣの境界に
沿って移動するか否かを決定するため、装置ＣＴＲは無
線信号の転送時間の最後に決定された量を評価する。決
定された信号転送時間が約５０μｓであるならば、自動
車局ＭＳはセルＣの境界に位置され、これはこの例では
約３０ｋｍの直径を有する。
【０００８】装置はブロック信号ＮＯＨＯを自動車局Ｍ
Ｓのハンドオフを制御する装置、即ちこの例ではベース
局制御装置ＢＳＣへ送信する。この動作はセルＣの境界
領域に位置する限り自動車局ＭＳのハンドオフを妨害す
る。このようにして、無線接続が短時間内に前後に切換
えられる多重ハンドオフが避けられる。自動車無線シス
テム中に信号通路を負荷することもこの方法で避けられ
る。従って、本発明の装置は無線信号パラメータｒおよ
びαを評価し、これはＳＤＭＡ無線送信を実行するため
にいずれにせよ必要とされる。これは本発明の非常に簡
単な構成を可能にする。信号転送時間の前述の決定の代
りとして、入力レベルの連続的な監視は距離ｒの変化を
決定するために行われることができる。さらに、確実に
距離を監視するために信号転送時間と入力レベルの両者
を獲得することが考慮されることができる。
Ｓのハンドオフを制御する装置、即ちこの例ではベース
局制御装置ＢＳＣへ送信する。この動作はセルＣの境界
領域に位置する限り自動車局ＭＳのハンドオフを妨害す
る。このようにして、無線接続が短時間内に前後に切換
えられる多重ハンドオフが避けられる。自動車無線シス
テム中に信号通路を負荷することもこの方法で避けられ
る。従って、本発明の装置は無線信号パラメータｒおよ
びαを評価し、これはＳＤＭＡ無線送信を実行するため
にいずれにせよ必要とされる。これは本発明の非常に簡
単な構成を可能にする。信号転送時間の前述の決定の代
りとして、入力レベルの連続的な監視は距離ｒの変化を
決定するために行われることができる。さらに、確実に
距離を監視するために信号転送時間と入力レベルの両者
を獲得することが考慮されることができる。
【０００９】自動車局ＭＳを追跡する前述の方法はＳＤ
ＭＡ自動車無線システム内で移動する自動車局に応用さ
れることができる。入力方向、入力レベルまたは信号転
送時間のような獲得された無線信号パラメータを獲得時
間を示す時間指示装置へ連結することが有効である。全
てのデータはデータバンクＤＢに記憶され、データファ
イルの記録を構成し、これはリソース計画または再分配
期間中にアクセスされることができる。これらの記録は
運動プロフィールを得るために使用されることができ、
これは加入者密度が無線回路網で分配される時間（週
末、時刻）および方法を示す。より良好に無線リソース
を利用するため、このような統計的データ獲得を提案さ
れた無線信号監視とハンドオフブロックと分離して独立
して行うのに十分である。
ＭＡ自動車無線システム内で移動する自動車局に応用さ
れることができる。入力方向、入力レベルまたは信号転
送時間のような獲得された無線信号パラメータを獲得時
間を示す時間指示装置へ連結することが有効である。全
てのデータはデータバンクＤＢに記憶され、データファ
イルの記録を構成し、これはリソース計画または再分配
期間中にアクセスされることができる。これらの記録は
運動プロフィールを得るために使用されることができ、
これは加入者密度が無線回路網で分配される時間（週
末、時刻）および方法を示す。より良好に無線リソース
を利用するため、このような統計的データ獲得を提案さ
れた無線信号監視とハンドオフブロックと分離して独立
して行うのに十分である。
【００１０】第２の構成例を図２により説明する。これ
は以下のようなＳＤＭＡ自動車無線システムと異なるＳ
ＤＭＡ自動車無線システムを概略して示している。
は以下のようなＳＤＭＡ自動車無線システムと異なるＳ
ＤＭＡ自動車無線システムを概略して示している。
【００１１】第２の構成例では、プロセッサ制御された
装置ＣＴＲは、ベース局ＢＴＳ１、ＢＴＳ２ではなくベ
ース局制御装置ＢＳＣ中へ集積される。この結果、自動
車無線システムの中心領域において受信信号が監視さ
れ、即ち、上方向無線信号チャンネルが監視される。こ
の例では、中心領域はこの割当領域で無線チャンネル割
当とハンドオフを制御するベース局制御装置ＢＳＣ、い
わゆるＢＳＣ領域である。このようにして本発明は不必
要なハンドオフを防止するために必要とされる一般的な
無線信号監視を改良する。
装置ＣＴＲは、ベース局ＢＴＳ１、ＢＴＳ２ではなくベ
ース局制御装置ＢＳＣ中へ集積される。この結果、自動
車無線システムの中心領域において受信信号が監視さ
れ、即ち、上方向無線信号チャンネルが監視される。こ
の例では、中心領域はこの割当領域で無線チャンネル割
当とハンドオフを制御するベース局制御装置ＢＳＣ、い
わゆるＢＳＣ領域である。このようにして本発明は不必
要なハンドオフを防止するために必要とされる一般的な
無線信号監視を改良する。
【００１２】図２で概略して示されている状況は移動し
ている自動車局ＭＳを示しており、これは近傍セルＣ２
方向でセルＣ１を離れている。本発明によりベース局Ｂ
ＴＳ１から受信される無線信号の監視によりプロセッサ
制御された装置ＣＴＲは自動車局ＭＳがセルＣ１の境界
方向に移動していることを決定する。データバンクに記
憶された運動プロフィールデータｒ（ｔ）およびα
（ｔ）の評価により、装置ＣＴＲは自動車局ＭＳの現在
の位置、運動の主方向および平均速度を決定する。装置
ＣＴＲはそれからセル境界に到達する時点を計算する。
入力レベルのしきい値により限定されることができるそ
の時点で、自動車局ＭＳのハンドオフは通常の方法で解
除されることができる。
ている自動車局ＭＳを示しており、これは近傍セルＣ２
方向でセルＣ１を離れている。本発明によりベース局Ｂ
ＴＳ１から受信される無線信号の監視によりプロセッサ
制御された装置ＣＴＲは自動車局ＭＳがセルＣ１の境界
方向に移動していることを決定する。データバンクに記
憶された運動プロフィールデータｒ（ｔ）およびα
（ｔ）の評価により、装置ＣＴＲは自動車局ＭＳの現在
の位置、運動の主方向および平均速度を決定する。装置
ＣＴＲはそれからセル境界に到達する時点を計算する。
入力レベルのしきい値により限定されることができるそ
の時点で、自動車局ＭＳのハンドオフは通常の方法で解
除されることができる。
【００１３】しかしながら、時間がこの点に到達する前
に、本発明の装置ＣＴＲは解除信号ＨＯをハンドオフを
制御する装置へ送信する。図２の例では、装置ＣＴＲは
自動車局交換センタＭＳＣへ解除信号ＨＯとして動作α
の決定された方向を送信し、これはこの場合ハンドオフ
を制御する。自動車局ＭＳの実際の運動方向の計算はこ
の例では例えば無線信号の入力方向αに対する運動方向
を均等にすることにより、定められた信号転送時間およ
び／または入力レベルに基づく計算は省略される。この
簡単化はセル半径（この例では例えば１５ｋｍ）がセル
境界（例えばこの例では１ｋｍ）からの自動車局ＭＳの
最後に定められた距離と比較して大きいときに許容され
る。このように、図２で示されている装置ＣＴＲは、距
離ｒ（ｔ）の変化と入力方向α（ｔ）の変化を示す２つ
の時間関数を得るために、信号転送時間と、ベース局Ｂ
ＴＳ１から受信した無線信号の複素加重係数を連続的に
評価する。これらの２つの時間関数は自動車局ＭＳの運
動プロフィールを特徴付け、自動車局ＭＳがセルＣ１を
離れる方向を決定し、最も近傍のセルＣ２への早期のハ
ンドオフをその方向で解除するのに十分である。信号転
送時間と加重係数の連続的な評価は予め定められた期間
の時間で行われ、これは獲得された信号転送時間が増加
するとき減少する。この場合、約２分、１分または３０
秒の時間が約１０μｓ、２０μｓ、または５０μｓの信
号転送時間に対して決定される。自動車局ＭＳがセルの
コア領域に位置される場合にのみ、この測定は装置ＣＴ
Ｒが本発明の評価を短時間の間隔で行うことを可能にす
る。自動車局ＭＳがセルのコア領域（短い信号転送時
間）に位置されるならば、低速の監視（長時間間隔）で
十分である。このように、プロセッサ制御された装置Ｃ
ＴＲの計算の手間を省くことができる。この例では、プ
ロセッサ制御された装置ＣＴＲはベース局制御装置ＢＳ
Ｃ中の制御電子装置に基づいて構成され、これはいずれ
にせよ必要とされる。データバンクに接続されるパーソ
ナルコンピュータにより装置を構成することも考えられ
る。
に、本発明の装置ＣＴＲは解除信号ＨＯをハンドオフを
制御する装置へ送信する。図２の例では、装置ＣＴＲは
自動車局交換センタＭＳＣへ解除信号ＨＯとして動作α
の決定された方向を送信し、これはこの場合ハンドオフ
を制御する。自動車局ＭＳの実際の運動方向の計算はこ
の例では例えば無線信号の入力方向αに対する運動方向
を均等にすることにより、定められた信号転送時間およ
び／または入力レベルに基づく計算は省略される。この
簡単化はセル半径（この例では例えば１５ｋｍ）がセル
境界（例えばこの例では１ｋｍ）からの自動車局ＭＳの
最後に定められた距離と比較して大きいときに許容され
る。このように、図２で示されている装置ＣＴＲは、距
離ｒ（ｔ）の変化と入力方向α（ｔ）の変化を示す２つ
の時間関数を得るために、信号転送時間と、ベース局Ｂ
ＴＳ１から受信した無線信号の複素加重係数を連続的に
評価する。これらの２つの時間関数は自動車局ＭＳの運
動プロフィールを特徴付け、自動車局ＭＳがセルＣ１を
離れる方向を決定し、最も近傍のセルＣ２への早期のハ
ンドオフをその方向で解除するのに十分である。信号転
送時間と加重係数の連続的な評価は予め定められた期間
の時間で行われ、これは獲得された信号転送時間が増加
するとき減少する。この場合、約２分、１分または３０
秒の時間が約１０μｓ、２０μｓ、または５０μｓの信
号転送時間に対して決定される。自動車局ＭＳがセルの
コア領域に位置される場合にのみ、この測定は装置ＣＴ
Ｒが本発明の評価を短時間の間隔で行うことを可能にす
る。自動車局ＭＳがセルのコア領域（短い信号転送時
間）に位置されるならば、低速の監視（長時間間隔）で
十分である。このように、プロセッサ制御された装置Ｃ
ＴＲの計算の手間を省くことができる。この例では、プ
ロセッサ制御された装置ＣＴＲはベース局制御装置ＢＳ
Ｃ中の制御電子装置に基づいて構成され、これはいずれ
にせよ必要とされる。データバンクに接続されるパーソ
ナルコンピュータにより装置を構成することも考えられ
る。
【００１４】本発明は２つの構成例に関して説明した
が、また他の想像可能な変化で設けられることができ
る。従って、プロセッサ制御された装置はまた特にデー
タバンクを伴った無線交換センタに集積されることがで
きる。
が、また他の想像可能な変化で設けられることができ
る。従って、プロセッサ制御された装置はまた特にデー
タバンクを伴った無線交換センタに集積されることがで
きる。
【図１】本発明の装置がベース局に集積される状態の概
略図。
略図。
【図２】本発明の装置がベース局制御装置に集積される
状態の概略図。
状態の概略図。
Claims (7)
- 【請求項１】 ベース局によりサービスされるセル内で
無線信号を送信する自動車局を追跡するために、ＳＤＭ
Ａ自動車無線システム中の少なくとも１つのベース局に
より受信される無線信号を監視するプロセッサ制御され
た装置において、 無線信号の監視により、プロセッサ制御された装置は自
動車局が本質的にセルの境界に沿って移動しているか否
かを決定し、境界に沿って移動している場合、ハンドオ
フを制御するＳＤＭＡ自動車無線システムの装置へブロ
ック信号を送信することにより自動車局のハンドオフを
阻止することを特徴とするプロセッサ制御された装置。 - 【請求項２】 装置はその入力レベルおよび／またはそ
の信号転送時間の連続的獲得によって無線信号を監視す
ることを特徴とする請求項１記載のプロセッサ制御され
た装置。 - 【請求項３】 装置はデータバンクに接続可能に構成さ
れ、獲得された入力レベルおよび／または信号転送時間
を現在のクロック時間を含んでいる時間指示と共にこの
データバンクに記憶させることを特徴とする請求項２記
載のプロセッサ制御された装置。 - 【請求項４】 無線信号の監視によって、装置は自動車
局がセルの境界方向へ本質的に移動しているか否かを決
定し、境界に沿って移動している場合、運動方向を決定
し、この運動をハンドオフを制御する装置へ通報し、最
も近傍のセルの方向で自動車局のハンドオフを解除する
ことを特徴とする請求項１記載のプロセッサ制御された
装置。 - 【請求項５】 装置は予め定められた時間間隔で無線信
号の転送時間を獲得し、信号転送時間が増加したならば
時間間隔を短くすることを特徴とする請求項２記載のプ
ロセッサ制御された装置。 - 【請求項６】 自動車局を追跡するためにベース局によ
り受信される無線信号を監視し、ベース局によりサービ
スされるセル内でこの無線信号を送信するプロセッサ制
御された装置を有するＳＤＭＡ自動車無線システム用の
ベース局において、 無線信号の監視により、プロセッサ制御された装置は自
動車局が本質的にセルの境界に沿って移動しているか否
かを決定し、境界に沿って移動している場合、このハン
ドオフを制御するＳＤＭ自動車無線システムの装置へブ
ロック信号を送信することにより近傍セルの自動車局の
ハンドオフを阻止することを特徴とするベース局。 - 【請求項７】 プロセッサ制御された装置を有するＳＤ
ＭＡ自動車無線システム内の少なくとも２つのベース局
用のベース局制御装置であって、これはベース局により
サービスされたセル内で無線信号を送信する自動車局を
追跡するために各ベース局がそのベース局により受信さ
れた無線信号を監視するベース局制御装置において、 無線信号の監視により、プロセッサ制御された装置は自
動車局がセルの境界に沿って本質的に移動しているか否
かを決定し、移動している場合、自動車局制御装置によ
り制御された近傍セルへの自動車局のハンドオフをさら
にブロックするかまたはハンドオフを制御するＳＤＭＡ
自動車無線システムの別の装置へブロック信号を送信す
ることを特徴とするベース局制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE1995118399 DE19518399A1 (de) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | Prozessorgesteuerte Vorrichtung zur Verfolgung einer Mobilstation in einem SDMA-Mobilfunksystem |
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