JPH0832787A - 画像通信装置 - Google Patents
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- JPH0832787A JPH0832787A JP6186557A JP18655794A JPH0832787A JP H0832787 A JPH0832787 A JP H0832787A JP 6186557 A JP6186557 A JP 6186557A JP 18655794 A JP18655794 A JP 18655794A JP H0832787 A JPH0832787 A JP H0832787A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存のG3ファクシミリへカラー制御手順を
容易に導入することができる画像通信装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ITU−T勧告T.30の既存の標準手順信
号であるDIS信号に直接カラー通信用パラメータをマ
ッピングせず、カラー通信を実行可能である旨のエスケ
ープ手順能力を宣言するビットのみを設定する信号生成
手順を実行する機能と、上記ビットによってエスケープ
手順を実行可能である宣言がなされたDIS信号を受信
した場合、カラー通信のためのパラメータを含み、DI
S/DCSとは異なる標準信号を使用してカラーのため
のエスケープ通信制御手順を実行する機能とを設けた。
容易に導入することができる画像通信装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ITU−T勧告T.30の既存の標準手順信
号であるDIS信号に直接カラー通信用パラメータをマ
ッピングせず、カラー通信を実行可能である旨のエスケ
ープ手順能力を宣言するビットのみを設定する信号生成
手順を実行する機能と、上記ビットによってエスケープ
手順を実行可能である宣言がなされたDIS信号を受信
した場合、カラー通信のためのパラメータを含み、DI
S/DCSとは異なる標準信号を使用してカラーのため
のエスケープ通信制御手順を実行する機能とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にカラー画像を送受
信可能なカラー画像通信装置に関する。
信可能なカラー画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像記録手段や画像表示手段の高
機能化に伴い、カラー複写機やカラープリンタなどの普
及が進展しており、画像通信装置においてもカラーファ
クシミリなどが次々と開発されてきている。
機能化に伴い、カラー複写機やカラープリンタなどの普
及が進展しており、画像通信装置においてもカラーファ
クシミリなどが次々と開発されてきている。
【0003】しかしながら、特にカラー複写機やカラー
ファクシミリについては、カラー専用機としての位置付
けが強く、白黒機に比べて大がかりで高価であることが
特徴となっている。
ファクシミリについては、カラー専用機としての位置付
けが強く、白黒機に比べて大がかりで高価であることが
特徴となっている。
【0004】また、カラーファクシミリの通信方式につ
いては、現在ITU−T勧告(旧CCITT勧告)とし
て標準化が図られつつあり、すでにカラー画像の符号化
方式であるJPEG(Joint Photographic Expart Grou
p) 方式がT.80シリーズの一部として採用されてい
る。
いては、現在ITU−T勧告(旧CCITT勧告)とし
て標準化が図られつつあり、すでにカラー画像の符号化
方式であるJPEG(Joint Photographic Expart Grou
p) 方式がT.80シリーズの一部として採用されてい
る。
【0005】さらに、カラーファクシミリの記録方式と
しては、昇華型熱転写方式、溶融型熱転写方式、電子写
真方式、インクジェット記録方式などが知られており、
前3者はカラー専用機への用途としてカラー再現性に優
れるが、ランニングコストが高価となる。また、インク
ジェット方式については、カラープリンタ分野で知られ
ており、前3者に比べてカラー再現性には劣るものの、
コストが安く、白黒記録との両立も極めて容易な方式と
して注目されている。
しては、昇華型熱転写方式、溶融型熱転写方式、電子写
真方式、インクジェット記録方式などが知られており、
前3者はカラー専用機への用途としてカラー再現性に優
れるが、ランニングコストが高価となる。また、インク
ジェット方式については、カラープリンタ分野で知られ
ており、前3者に比べてカラー再現性には劣るものの、
コストが安く、白黒記録との両立も極めて容易な方式と
して注目されている。
【0006】また、相互交信の確保のためには、符号化
方式の標準化の他に、G3ファクシミリへのカラー制御
手順の導入が必要となっている。
方式の標準化の他に、G3ファクシミリへのカラー制御
手順の導入が必要となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来例で述べた
ように、通信機器でもカラー化が進み、カラーFAXに
ついても種々製品化されているが、既存のG3ファクシ
ミリからのカラー機能の拡張が困難であるという点にお
いて、未だ改善されていないのが現状である。
ように、通信機器でもカラー化が進み、カラーFAXに
ついても種々製品化されているが、既存のG3ファクシ
ミリからのカラー機能の拡張が困難であるという点にお
いて、未だ改善されていないのが現状である。
【0008】すなわち、ファクシミリとして最も普及し
ているG3ファクシミリと通信できることは重要なポイ
ントであるが、現在、G3ファクシミリとしてのカラー
機能は標準化されておらず、自社機同士による独自モー
ドでカラー通信が行われている。したがって、他社機と
のカラー通信は、現在のG3規格における手順信号で
は、不可能である。
ているG3ファクシミリと通信できることは重要なポイ
ントであるが、現在、G3ファクシミリとしてのカラー
機能は標準化されておらず、自社機同士による独自モー
ドでカラー通信が行われている。したがって、他社機と
のカラー通信は、現在のG3規格における手順信号で
は、不可能である。
【0009】また、将来、既存の標準手順信号(T.3
0のDIS、DCS等)のパラメータ量がカラー通信用
に拡張されると、既に使用されている白黒G3ファクシ
ミリの一部は、その手順信号(拡張されたDIS等)を
受信できなくなることが懸念される。これは、既存のフ
ァクシミリの手順信号受信用のバッファの容量が少ない
場合等に起因する。
0のDIS、DCS等)のパラメータ量がカラー通信用
に拡張されると、既に使用されている白黒G3ファクシ
ミリの一部は、その手順信号(拡張されたDIS等)を
受信できなくなることが懸念される。これは、既存のフ
ァクシミリの手順信号受信用のバッファの容量が少ない
場合等に起因する。
【0010】したがって、現状のDIS、DCSのよう
な標準信号のみを使用して、それらを安易に拡張してカ
ラー通信を行うことは好ましくない。
な標準信号のみを使用して、それらを安易に拡張してカ
ラー通信を行うことは好ましくない。
【0011】そこで、本発明は、既存のG3ファクシミ
リへカラー制御手順を容易に導入することができる画像
通信装置を提供することを目的とする。
リへカラー制御手順を容易に導入することができる画像
通信装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の
(1)、(2)のような構成により、上記従来例の欠点
を改善したものである。
(1)、(2)のような構成により、上記従来例の欠点
を改善したものである。
【0013】(1)ITU−T勧告T.30の既存の標
準手順信号、すなわちマンダントリな信号であるDIS
信号に直接カラー通信用パラメータをマッピングせず、
カラー通信を実行可能である旨のエスケープ手順能力を
宣言するビットのみを設定する信号生成手順を実行する
伝送制御手段を有する。
準手順信号、すなわちマンダントリな信号であるDIS
信号に直接カラー通信用パラメータをマッピングせず、
カラー通信を実行可能である旨のエスケープ手順能力を
宣言するビットのみを設定する信号生成手順を実行する
伝送制御手段を有する。
【0014】(2)上記(1)のビットによってエスケ
ープ手順を実行可能である宣言がなされたDIS信号を
受信した場合、カラー通信のためのパラメータを含み、
DIS/DCSとは異なる標準信号を使用してカラーの
ためのエスケープ通信制御手順を実行する伝送制御手段
を有する。
ープ手順を実行可能である宣言がなされたDIS信号を
受信した場合、カラー通信のためのパラメータを含み、
DIS/DCSとは異なる標準信号を使用してカラーの
ためのエスケープ通信制御手順を実行する伝送制御手段
を有する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例における構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【0016】この第1実施例の画像通信装置は、G3フ
ァクシミリ機能を持ち、アナログ電話回線に接続されて
使用されるファクシミリ装置であり、カラー画像の送受
信機能が付加された装置である。
ァクシミリ機能を持ち、アナログ電話回線に接続されて
使用されるファクシミリ装置であり、カラー画像の送受
信機能が付加された装置である。
【0017】図1において、CPU1−1は、本装置全
体の制御を司るものであり、ROM1−2は、CPU1
−1が各種制御を行うためのプログラムメモリとして使
用される。また、RAM1−3は、CPU1−1のワー
クエリア等として使用されるもので、バッテリによりバ
ックアップされ、記憶内容が揮発しないよう構成されて
いる。
体の制御を司るものであり、ROM1−2は、CPU1
−1が各種制御を行うためのプログラムメモリとして使
用される。また、RAM1−3は、CPU1−1のワー
クエリア等として使用されるもので、バッテリによりバ
ックアップされ、記憶内容が揮発しないよう構成されて
いる。
【0018】符復号部1−4は、図4、図5に示すよう
に、送信系として、ラスタ→ブロック変換部4−1、色
変換器4−2、JPEGエンコード部4−3、およびM
Hエンコード部4−5を有し、受信系として、ブロック
→ラスタ変換部5−1、色変換器5−2、JPEGデコ
ード部5−3、およびMHデコード部5−5を有して構
成されている。
に、送信系として、ラスタ→ブロック変換部4−1、色
変換器4−2、JPEGエンコード部4−3、およびM
Hエンコード部4−5を有し、受信系として、ブロック
→ラスタ変換部5−1、色変換器5−2、JPEGデコ
ード部5−3、およびMHデコード部5−5を有して構
成されている。
【0019】そして、2値白黒信号を入力するとMH符
号化して出力し、逆にMH符号を入力すると、白黒2値
信号に復号して出力する公知のMH符復号器と、RGB
(Red、 Green、 Blue)の色成分信号をそれぞれ1画素当た
り8bitの多値信号として入力すると、YCrCbの
信号成分に変換した後、JPEGベースライン符号化を
施して出力し、逆にJPEGベースライン符号化データ
を入力すると、これを復号化してYCrCbの各8bi
t多値データを得た後、YCrCbからCMYKに変換
して出力するJPEG符復号器+色変換回路により構成
される。
号化して出力し、逆にMH符号を入力すると、白黒2値
信号に復号して出力する公知のMH符復号器と、RGB
(Red、 Green、 Blue)の色成分信号をそれぞれ1画素当た
り8bitの多値信号として入力すると、YCrCbの
信号成分に変換した後、JPEGベースライン符号化を
施して出力し、逆にJPEGベースライン符号化データ
を入力すると、これを復号化してYCrCbの各8bi
t多値データを得た後、YCrCbからCMYKに変換
して出力するJPEG符復号器+色変換回路により構成
される。
【0020】モデム部1−5は、ITU−T勧告V.1
7に準拠したものであり、送受信信号の変復調を行うも
のである。NCU(Network Control Unit)1−6は、電
話網との接続制御等を行うものであり、計時部1−7
は、カレンダ機能を有する時計LSI等より構成された
ものである。
7に準拠したものであり、送受信信号の変復調を行うも
のである。NCU(Network Control Unit)1−6は、電
話網との接続制御等を行うものであり、計時部1−7
は、カレンダ機能を有する時計LSI等より構成された
ものである。
【0021】操作パネル1−8は、各種操作キーや表示
部を有するもので、詳細は図3にて後述する。画像メモ
リ1−9は、半導体メモリで構成され、画像データをペ
ージ単位で蓄積するよう制御されるものである。
部を有するもので、詳細は図3にて後述する。画像メモ
リ1−9は、半導体メモリで構成され、画像データをペ
ージ単位で蓄積するよう制御されるものである。
【0022】カラースキャナ1−10は、光学的に原稿
を読み取り、RGB成分に分解して各色画素を8bit
の多値データとして出力するものである。なお、本実施
例では、読み取りデバイスとしてカラーコンタクトセン
サを使用しており、また、読み取る原稿を自動的に搬送
するADF機構を備えている。
を読み取り、RGB成分に分解して各色画素を8bit
の多値データとして出力するものである。なお、本実施
例では、読み取りデバイスとしてカラーコンタクトセン
サを使用しており、また、読み取る原稿を自動的に搬送
するADF機構を備えている。
【0023】プリンタインタフェース部1−11は、図
5に示すように、2値化処理部5−6とインタフェース
制御部5−7を有し、プリンタ部1−12とセントロニ
クス仕様による汎用インタフェースで接続制御を行うた
めのものであり、CMYK各色の多値信号を入力する
と、各色データを2値データに変換してプリンタに送信
し、白黒2値データを入力すると、白黒2値データをプ
リンタに送信するように汎用インタフェースを制御する
よう構成されている。また、プリンタの状態をインタフ
ェース経由にて検知し、CPU1−1に通知する機能を
持っている。
5に示すように、2値化処理部5−6とインタフェース
制御部5−7を有し、プリンタ部1−12とセントロニ
クス仕様による汎用インタフェースで接続制御を行うた
めのものであり、CMYK各色の多値信号を入力する
と、各色データを2値データに変換してプリンタに送信
し、白黒2値データを入力すると、白黒2値データをプ
リンタに送信するように汎用インタフェースを制御する
よう構成されている。また、プリンタの状態をインタフ
ェース経由にて検知し、CPU1−1に通知する機能を
持っている。
【0024】プリンタ部1−12は、インクジェット記
録方式によりカラー記録および白黒記録の可能となって
いる。さらに、本通信装置は、汎用インタフェース1−
13、およびCPUバス1−14を有する。
録方式によりカラー記録および白黒記録の可能となって
いる。さらに、本通信装置は、汎用インタフェース1−
13、およびCPUバス1−14を有する。
【0025】図2は、本通信装置の外観を示す斜視図で
あり、図3は、上記操作パネル1−8の外観を示す平面
図である。
あり、図3は、上記操作パネル1−8の外観を示す平面
図である。
【0026】図2において、装置筐体の上面に、原稿を
セットするための原稿台2−1が設けられ、この上面に
操作パネル1−8が設けられている。そして、この操作
パネル1−8の後方に、原稿排出トレイ2−3が設けら
れている。また、装置筐体の前面には、記録紙排出部2
−4が設けられ、その下面に記録紙をセットしておくた
めの第1の記録紙カセット2−5と第2の記録紙カセッ
ト2−6が装着されている。例えば、第1のカセット2
−5にはカラー印刷に適する用紙をセットし、第2のカ
セット2−6には白黒印刷に適する用紙をセットできる
ようになっている。
セットするための原稿台2−1が設けられ、この上面に
操作パネル1−8が設けられている。そして、この操作
パネル1−8の後方に、原稿排出トレイ2−3が設けら
れている。また、装置筐体の前面には、記録紙排出部2
−4が設けられ、その下面に記録紙をセットしておくた
めの第1の記録紙カセット2−5と第2の記録紙カセッ
ト2−6が装着されている。例えば、第1のカセット2
−5にはカラー印刷に適する用紙をセットし、第2のカ
セット2−6には白黒印刷に適する用紙をセットできる
ようになっている。
【0027】図3において、テンキー3−1は、0〜
9、#、*の12種類のキーから構成され、主に電話番
号の入力手段として利用される。LCD表示部3−2
は、装置の状態や電話番号の入力確認のための表示が行
われる。
9、#、*の12種類のキーから構成され、主に電話番
号の入力手段として利用される。LCD表示部3−2
は、装置の状態や電話番号の入力確認のための表示が行
われる。
【0028】ワンタッチキー3−3は、予めRAM1−
3に書き込まれてある宛先番号などを読み出してワンタ
ッチ送信する場合に使用される。スタートキー3−4
は、送信の開始等を指示するものであり、ストップキー
3−5は、実行中の動作を停止する場合に使用するもの
である。
3に書き込まれてある宛先番号などを読み出してワンタ
ッチ送信する場合に使用される。スタートキー3−4
は、送信の開始等を指示するものであり、ストップキー
3−5は、実行中の動作を停止する場合に使用するもの
である。
【0029】カラーキー3−6は、カラー原稿としての
処理を指示するキーであり、このキー3−6の外枠部分
と内側にそれぞれランプが取付けられている。なお、3
−7は、カラーキー3−6の内側のランプを示してい
る。カラーインジケータランプ3−8は、プリンタ部1
−12でのカラー記録が可能な状態を検出している間は
点灯する。
処理を指示するキーであり、このキー3−6の外枠部分
と内側にそれぞれランプが取付けられている。なお、3
−7は、カラーキー3−6の内側のランプを示してい
る。カラーインジケータランプ3−8は、プリンタ部1
−12でのカラー記録が可能な状態を検出している間は
点灯する。
【0030】解像度選択キー3−9は、原稿読み取り時
に読み取る解像度を切り換えるために使用するキーであ
り、図20に示すように、押下する毎に状態が遷移す
る。白黒読み取りの場合もカラー読み取りの場合も、解
像度選択キー3−9を使用して伝送する画像の粗さを調
整することができるよう制御される。
に読み取る解像度を切り換えるために使用するキーであ
り、図20に示すように、押下する毎に状態が遷移す
る。白黒読み取りの場合もカラー読み取りの場合も、解
像度選択キー3−9を使用して伝送する画像の粗さを調
整することができるよう制御される。
【0031】本実施例では、フルカラー画像と白黒画像
の特性の違いにより、白黒時にはスーパーファインモー
ドで8pel ×15.4line/mm 、ファインモードで8pe
l ×7.7line/mm 、通常モードで8pel ×3.85li
ne/mm と設定し、フルカラー時には8pel ×7.7line
/mm に固定して、スーパーファイン、ファイン、通常の
各モードでJPEGベースライン符号時に使用する量子
化テーブル(DQT)の内容を異ならしめて対応付けて
いる。これは、フルカラーでのJPEG符号化において
は、読み取り解像度を変化させるよりも、量子化テーブ
ルの内容を変化させる方が画質に与える影響が大きいこ
とが知られているためである。
の特性の違いにより、白黒時にはスーパーファインモー
ドで8pel ×15.4line/mm 、ファインモードで8pe
l ×7.7line/mm 、通常モードで8pel ×3.85li
ne/mm と設定し、フルカラー時には8pel ×7.7line
/mm に固定して、スーパーファイン、ファイン、通常の
各モードでJPEGベースライン符号時に使用する量子
化テーブル(DQT)の内容を異ならしめて対応付けて
いる。これは、フルカラーでのJPEG符号化において
は、読み取り解像度を変化させるよりも、量子化テーブ
ルの内容を変化させる方が画質に与える影響が大きいこ
とが知られているためである。
【0032】図4は、本実施例における送信画像データ
の流れを説明するためのブロック図であり、図5は、同
じく受信画像データの流れを説明するためのブロック図
である。以下、図4、図5について順次説明する。
の流れを説明するためのブロック図であり、図5は、同
じく受信画像データの流れを説明するためのブロック図
である。以下、図4、図5について順次説明する。
【0033】まず、送信時には、原稿4−7を白色光源
4−8によってカラーコンタクトセンサ4−9を含むス
キャナ部1−10で読み取り、RGBの3原色に分解し
た各アナログ信号を各色毎に8bitのデジタルデータ
に変換してスキャナ部1−10からCPUバス上に出力
する。
4−8によってカラーコンタクトセンサ4−9を含むス
キャナ部1−10で読み取り、RGBの3原色に分解し
た各アナログ信号を各色毎に8bitのデジタルデータ
に変換してスキャナ部1−10からCPUバス上に出力
する。
【0034】次に、カラー読み取りの場合は、CPUバ
スを経由して符復号部1−4に入力され、符復号部1−
4の持つバッファメモリ(ラスタ→ブロック変換部4−
1)でラスタ→ブロック変換される。このラスタ→ブロ
ック変換では、ラスタ信号としてスキャナ部1−10よ
りR→G→Bの順に8bitデータが転送されてくるの
で、これを各成分について8画素×8画素のブロックマ
トリクスとして並べ換えて、Rブロック、Gブロック、
Bブロック、Rブロック・・・というブロック順次のデ
ータを作成していく。
スを経由して符復号部1−4に入力され、符復号部1−
4の持つバッファメモリ(ラスタ→ブロック変換部4−
1)でラスタ→ブロック変換される。このラスタ→ブロ
ック変換では、ラスタ信号としてスキャナ部1−10よ
りR→G→Bの順に8bitデータが転送されてくるの
で、これを各成分について8画素×8画素のブロックマ
トリクスとして並べ換えて、Rブロック、Gブロック、
Bブロック、Rブロック・・・というブロック順次のデ
ータを作成していく。
【0035】次に、このようなブロック順次のRGBデ
ータを公知の色空間変換演算を施すことにより、RGB
からYCrCbのブロック順次データを得る。このデー
タ列に対してJPEG符号化を行ない、符復号部1−4
から通信バッファ4−4に出力する。
ータを公知の色空間変換演算を施すことにより、RGB
からYCrCbのブロック順次データを得る。このデー
タ列に対してJPEG符号化を行ない、符復号部1−4
から通信バッファ4−4に出力する。
【0036】通信バッファ4−4は、図6に示すよう
に、上記RAM1−3の一部を使用して構成される64
kByte×2のダブルバッファ6−1、6−2として
制御される。通信バッファ4−4を経由したJPEG符
号化データは、モデム部1−5に転送され、NCU1−
6から回線に送信される。
に、上記RAM1−3の一部を使用して構成される64
kByte×2のダブルバッファ6−1、6−2として
制御される。通信バッファ4−4を経由したJPEG符
号化データは、モデム部1−5に転送され、NCU1−
6から回線に送信される。
【0037】従って、カラー画像は、画像メモリ1−9
にページ蓄積されずに送信される。このようにカラー画
像ページデータを画像メモリ1−9に蓄積しないで伝送
することは、以下の理由による。
にページ蓄積されずに送信される。このようにカラー画
像ページデータを画像メモリ1−9に蓄積しないで伝送
することは、以下の理由による。
【0038】すなわち、カラー画像1ページあたりのJ
PEG符号化データ量は、解像度8×7.7line/mm で
500kByte〜2MByteとなる場合が多い。一
方、本実施例で使用している画像メモリ1−9のサイズ
は256kB程度である。従って、画像メモリ1−9を
カラー画像のページメモリとして使用することができな
いことになる。なお、白黒ページのデータ量なら256
kBあれば十分蓄積させることができる。
PEG符号化データ量は、解像度8×7.7line/mm で
500kByte〜2MByteとなる場合が多い。一
方、本実施例で使用している画像メモリ1−9のサイズ
は256kB程度である。従って、画像メモリ1−9を
カラー画像のページメモリとして使用することができな
いことになる。なお、白黒ページのデータ量なら256
kBあれば十分蓄積させることができる。
【0039】次に、図4において白黒原稿を送信する場
合について説明する。
合について説明する。
【0040】まず、カラースキャナ部1−10のRGB
出力がバス上に出力されると、それをRAM1−3上に
逐次取り込みながらCPU1−1がG(Green)の
出力データのみをサンプルして白黒信号として取り扱
い、白黒2値化部4−6において、所定のレベルで2値
化した後、逐次符復号部1−4のMH符復号器4−5に
出力する。ここで、2値化白黒データはMH符号化され
て符復号部1−4よりバスに出力される。
出力がバス上に出力されると、それをRAM1−3上に
逐次取り込みながらCPU1−1がG(Green)の
出力データのみをサンプルして白黒信号として取り扱
い、白黒2値化部4−6において、所定のレベルで2値
化した後、逐次符復号部1−4のMH符復号器4−5に
出力する。ここで、2値化白黒データはMH符号化され
て符復号部1−4よりバスに出力される。
【0041】白黒モードの場合、通常は、CPU1−1
はMH符号化データを画像メモリ1−9に蓄積し、少な
くとも1ページの蓄積を終えた後、相手装置に発呼を行
ない回線を接続してから画像メモリ1−9から通信バッ
ファ4−4へのデータ転送を行なう。つまり、これはメ
モリ送信動作となる。
はMH符号化データを画像メモリ1−9に蓄積し、少な
くとも1ページの蓄積を終えた後、相手装置に発呼を行
ない回線を接続してから画像メモリ1−9から通信バッ
ファ4−4へのデータ転送を行なう。つまり、これはメ
モリ送信動作となる。
【0042】なお、上記カラーモードの場合と同様に、
画像メモリ1−9を経由させずに通信バッファ4−4に
データを送ることも可能な構成になっている。
画像メモリ1−9を経由させずに通信バッファ4−4に
データを送ることも可能な構成になっている。
【0043】次に、図5に従って受信動作の画像データ
の流れを説明する。
の流れを説明する。
【0044】回線よりNCU1−6、モデム部1−5を
経由して受信した画像データは一旦通信バッファ5−4
に入力され、カラー画像の場合は通信バッファ4−4よ
り符復号部1−4に転送される。
経由して受信した画像データは一旦通信バッファ5−4
に入力され、カラー画像の場合は通信バッファ4−4よ
り符復号部1−4に転送される。
【0045】符復号部1−4では、まず受信データをJ
PEGベースライン復号化で復号し、YCrCbのブロ
ック順次データを得た後、色変換部によってCMY(シ
アン、マゼンタ、イエロー)色空間のブロック順次デー
タに変換する。
PEGベースライン復号化で復号し、YCrCbのブロ
ック順次データを得た後、色変換部によってCMY(シ
アン、マゼンタ、イエロー)色空間のブロック順次デー
タに変換する。
【0046】次に、CMYのブロック順次データを逐次
CMY各色のラスタデータ列にブロック→ラスタ変換し
てプリンタインタフェース部1−11に出力する。プリ
ンタインタフェース部1−11では、入力データ列を演
算して黒成分抽出を行ない、CMYKの各色に分離した
後、それぞれを2値化してプリンタ部1−12に転送す
る。
CMY各色のラスタデータ列にブロック→ラスタ変換し
てプリンタインタフェース部1−11に出力する。プリ
ンタインタフェース部1−11では、入力データ列を演
算して黒成分抽出を行ない、CMYKの各色に分離した
後、それぞれを2値化してプリンタ部1−12に転送す
る。
【0047】以上の処理のうち、YCrCbの多値ブロ
ックデータから最終的にCMYKの各色2値ラスタデー
タを生成する手法については、すでに良く知られている
通りである。
ックデータから最終的にCMYKの各色2値ラスタデー
タを生成する手法については、すでに良く知られている
通りである。
【0048】このように受信動作においても、カラー画
像のページメモリとして画像メモリ1−9を使用するこ
とはない。
像のページメモリとして画像メモリ1−9を使用するこ
とはない。
【0049】通信バッファ4−4に受信されるデータが
白黒画像である場合は、通常、画像メモリ1−9にペー
ジ単位に逐次蓄積を行ないながら、少なくとも1ページ
の白黒ページが蓄積完了した後、符復号部1−4に読み
出され、MH復号が行なわれる。復号化された白黒2値
画像データは、符復号部1−4よりプリンタインタフェ
ース部1−11に出力される。プリンタインタフェース
部1−11では、この場合、2値化処理部5−6を通過
させない制御が行なわれる。
白黒画像である場合は、通常、画像メモリ1−9にペー
ジ単位に逐次蓄積を行ないながら、少なくとも1ページ
の白黒ページが蓄積完了した後、符復号部1−4に読み
出され、MH復号が行なわれる。復号化された白黒2値
画像データは、符復号部1−4よりプリンタインタフェ
ース部1−11に出力される。プリンタインタフェース
部1−11では、この場合、2値化処理部5−6を通過
させない制御が行なわれる。
【0050】なお、受信した白黒データを通信バッファ
4−4から直接MH復号器5−5に転送することも可能
な構成になっている。
4−4から直接MH復号器5−5に転送することも可能
な構成になっている。
【0051】図6は、通信バッファ4−4の制御の仕組
みを説明するブロック図である。
みを説明するブロック図である。
【0052】通信バッファ4−4は、64kByteの
バッファ6−1と同じく64kByteのバッファ6−
2から構成されており、各バッファのサイズはITU−
T勧告T.30に規定されているECM(エラーコレク
ションモード)通信におけるパーシャルページのサイズ
となっている。
バッファ6−1と同じく64kByteのバッファ6−
2から構成されており、各バッファのサイズはITU−
T勧告T.30に規定されているECM(エラーコレク
ションモード)通信におけるパーシャルページのサイズ
となっている。
【0053】例えばバッファ6−1で64kByte分
の画像データ(1パーシャルページ分)を受信すると、
データエラーの有無を確認し、エラー無しの場合にはバ
ッファ6−1の受信データを符復号部(あるいは画像メ
モリ)へ転送し、この転送中にはバッファ6−2で次の
パーシャルページの受信を行なうようになっている。そ
して、バッファ6−1のデータを転送出力している際
に、バッファ6−2の受信が完了した場合は、バッファ
6−1の転送が完了するまでRNR信号を相手機に返送
することにより、相手送信機に次のパーシャルページの
送信の開始を待たせることができる(図11参照)。
の画像データ(1パーシャルページ分)を受信すると、
データエラーの有無を確認し、エラー無しの場合にはバ
ッファ6−1の受信データを符復号部(あるいは画像メ
モリ)へ転送し、この転送中にはバッファ6−2で次の
パーシャルページの受信を行なうようになっている。そ
して、バッファ6−1のデータを転送出力している際
に、バッファ6−2の受信が完了した場合は、バッファ
6−1の転送が完了するまでRNR信号を相手機に返送
することにより、相手送信機に次のパーシャルページの
送信の開始を待たせることができる(図11参照)。
【0054】図7は、プリンタ部1−12の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【0055】プリンタ部1−12は、このプリンタ部1
−12における制御を司るプリンタ制御部7−1と、こ
のプリンタ制御部7−1からのカートリッジ切換信号7
−3に応じてカートリッジを切り換えるカートリッジ制
御切換スイッチ7−2と、カートリッジA7−5を記録
紙主走査方向に沿って移動させるためのモータA7−4
と、カートリッジB7−7を同じく移動させるためのモ
ータB7−6とを有する。プリンタ制御部7−1は、切
換信号7−3を「H」レベルにすると、カートリッジA
7−5側を接続し、カートリッジA7−5の状態を検知
したり、作動させたりできるようになる。また、切換信
号7−3を「L」レベルにすると、カートリッジB7−
7側の制御が可能となる。
−12における制御を司るプリンタ制御部7−1と、こ
のプリンタ制御部7−1からのカートリッジ切換信号7
−3に応じてカートリッジを切り換えるカートリッジ制
御切換スイッチ7−2と、カートリッジA7−5を記録
紙主走査方向に沿って移動させるためのモータA7−4
と、カートリッジB7−7を同じく移動させるためのモ
ータB7−6とを有する。プリンタ制御部7−1は、切
換信号7−3を「H」レベルにすると、カートリッジA
7−5側を接続し、カートリッジA7−5の状態を検知
したり、作動させたりできるようになる。また、切換信
号7−3を「L」レベルにすると、カートリッジB7−
7側の制御が可能となる。
【0056】図8は、カートリッジA、Bと記録紙の機
構系の外観を示す斜視図である。
構系の外観を示す斜視図である。
【0057】記録紙台8−1上には、両カートリッジ7
−5、7−7の移動のための共通ガイドシャフト8−2
と、カートリッジAをガイドシャフト8−2に沿って駆
動させる駆動ベルト8−5と、同じくカートリッジBの
駆動ベルト8−6と、カートリッジAを退避させて保管
するための退避エリア8−7と、カートリッジAが退避
位置にセットされたことを検知する退避センサ8−8
と、カートリッジB用の退避センサ8−12と、カート
リッジB用の退避エリア8−13と、カートリッジA用
駆動ベルト8−5を駆動するパルスモータA8−14
と、同じくカートリッジB用駆動ベルト8−6を駆動す
るパルスモータB8−15とが設けられている。
−5、7−7の移動のための共通ガイドシャフト8−2
と、カートリッジAをガイドシャフト8−2に沿って駆
動させる駆動ベルト8−5と、同じくカートリッジBの
駆動ベルト8−6と、カートリッジAを退避させて保管
するための退避エリア8−7と、カートリッジAが退避
位置にセットされたことを検知する退避センサ8−8
と、カートリッジB用の退避センサ8−12と、カート
リッジB用の退避エリア8−13と、カートリッジA用
駆動ベルト8−5を駆動するパルスモータA8−14
と、同じくカートリッジB用駆動ベルト8−6を駆動す
るパルスモータB8−15とが設けられている。
【0058】カートリッジA7−5およびカートリッジ
B7−7は、同一形状のプラスチックパッケージで成形
され、それぞれインク吐出ヘッド8−4、8−11が設
けられるとともに、フレキシブルケーブル8−9、8−
10が接続されている。
B7−7は、同一形状のプラスチックパッケージで成形
され、それぞれインク吐出ヘッド8−4、8−11が設
けられるとともに、フレキシブルケーブル8−9、8−
10が接続されている。
【0059】駆動ベルトおよびフレキシブルケーブルに
装着できるカートリッジには2種類あり、1つはインク
タンクの内容物が全て黒インクであって吐出ヘッドのノ
ズルも全て黒インク吐出用のモノクロカートリッジと、
もう1つは前記モノクロカートリッジと同一外形であっ
てインクタンクがシアン、マゼンタ、イエロー、黒のイ
ンク用に分割されて形成され、吐出ヘッドのノズルも同
様に区分けされたタイプのカラーカートリッジである。
装着できるカートリッジには2種類あり、1つはインク
タンクの内容物が全て黒インクであって吐出ヘッドのノ
ズルも全て黒インク吐出用のモノクロカートリッジと、
もう1つは前記モノクロカートリッジと同一外形であっ
てインクタンクがシアン、マゼンタ、イエロー、黒のイ
ンク用に分割されて形成され、吐出ヘッドのノズルも同
様に区分けされたタイプのカラーカートリッジである。
【0060】このように同一形状のカートリッジであり
ながら、モノクロ機能とカラー機能の2種類のカートリ
ッジがあることは、インクジェットプリンタの市場では
すでに知られており、それらの既存カートリッジを複数
使用して本実施例による記録部を構成することは機器製
造コスト上有意義である。
ながら、モノクロ機能とカラー機能の2種類のカートリ
ッジがあることは、インクジェットプリンタの市場では
すでに知られており、それらの既存カートリッジを複数
使用して本実施例による記録部を構成することは機器製
造コスト上有意義である。
【0061】さらに、上記2種類のカートリッジには、
それぞれ電気的にいずれのカートリッジが接続されてい
るかを識別するための信号がフレキシブルケーブル上に
供給される構造になっているので、プリンタ制御部7−
1では、切換信号7−3を順次切換えることにより、図
8に示す2つのカートリッジA、Bがそれぞれモノクロ
カートリッジかカラーカートリッジかを識別できる。
それぞれ電気的にいずれのカートリッジが接続されてい
るかを識別するための信号がフレキシブルケーブル上に
供給される構造になっているので、プリンタ制御部7−
1では、切換信号7−3を順次切換えることにより、図
8に示す2つのカートリッジA、Bがそれぞれモノクロ
カートリッジかカラーカートリッジかを識別できる。
【0062】次に、図9に基づいて、本実施例のプリン
タ部1−12における各カートリッジの動作を説明す
る。
タ部1−12における各カートリッジの動作を説明す
る。
【0063】通常、カートリッジA、Bともそれぞれの
退避位置に格納されている。そして、カートリッジAに
よって記録紙上に印字が行なわれる場合は、格納位置
から所定のパルス数分だけモータAを回転させ、記録の
ためのホームポジションに移動させる。
退避位置に格納されている。そして、カートリッジAに
よって記録紙上に印字が行なわれる場合は、格納位置
から所定のパルス数分だけモータAを回転させ、記録の
ためのホームポジションに移動させる。
【0064】次に、このホームポジションを基準とし
て、の範囲でモータAを駆動し、記録紙の主走査方向
に印字しながら紙送りをして記録していく。そして、こ
の記録が終了するとカートリッジAを一旦の位置に戻
し、の位置まで移動させて格納する。
て、の範囲でモータAを駆動し、記録紙の主走査方向
に印字しながら紙送りをして記録していく。そして、こ
の記録が終了するとカートリッジAを一旦の位置に戻
し、の位置まで移動させて格納する。
【0065】一方、カートリッジBについても同様に、
退避位置からホームポジションに移動させて、の
範囲で記録動作を行なう。
退避位置からホームポジションに移動させて、の
範囲で記録動作を行なう。
【0066】図33の表1は、プリンタの状態によっ
て、カラーインジケータ3−8が点灯するアルゴリズム
を示す。
て、カラーインジケータ3−8が点灯するアルゴリズム
を示す。
【0067】次に、図14、図15に基づいて、本実施
例におけるG3の伝送制御手順信号のフルカラー拡張に
ついて説明する。
例におけるG3の伝送制御手順信号のフルカラー拡張に
ついて説明する。
【0068】図14に示すDIS信号は、ITU−T勧
告T.30にて規定されるDIS信号に対して、1バイ
トのフルカラー用拡張エリアを設定したものである。
告T.30にて規定されるDIS信号に対して、1バイ
トのフルカラー用拡張エリアを設定したものである。
【0069】特に拡張エリアのbit7「ドキュメント
内異種符号化」を1にセットして、拡張エリアbit1
「JPEGカラー機能」を1にセットすると、受信側能
力としてJPEG符号化されたフルカラーページと、少
なくともMH符号化された白黒ページとの混在するドキ
ュメントが受信可能ということを示す。
内異種符号化」を1にセットして、拡張エリアbit1
「JPEGカラー機能」を1にセットすると、受信側能
力としてJPEG符号化されたフルカラーページと、少
なくともMH符号化された白黒ページとの混在するドキ
ュメントが受信可能ということを示す。
【0070】一方、前記bit7が0にセットされた場
合は、1通信中にJPEGフルカラーページ以外にJP
EG以外で符号化された画像ページを受信する能力のな
いことを示す。
合は、1通信中にJPEGフルカラーページ以外にJP
EG以外で符号化された画像ページを受信する能力のな
いことを示す。
【0071】図15に示すDCS信号は、同じくT.3
0にて規定されるDCS信号に対して、1バイトのフル
カラー用拡張エリアを設定したものである。
0にて規定されるDCS信号に対して、1バイトのフル
カラー用拡張エリアを設定したものである。
【0072】図10は、通常の白黒通信の通信手順例を
示す説明図であり、図11は、カラー通信の通信手順例
を示す説明図である。
示す説明図であり、図11は、カラー通信の通信手順例
を示す説明図である。
【0073】具体的な使用例としては、通常の白黒原稿
のみを1通信で送信する場合は、相手受信機がDISに
てカラー能力有りを宣言してきたとしても、図10に示
すように、DCSには上記カラー拡張エリアを付加せず
送信する。これにより、相手受信機は、1通信中にカラ
ーページの送信の可能性が無いことを検知できる。
のみを1通信で送信する場合は、相手受信機がDISに
てカラー能力有りを宣言してきたとしても、図10に示
すように、DCSには上記カラー拡張エリアを付加せず
送信する。これにより、相手受信機は、1通信中にカラ
ーページの送信の可能性が無いことを検知できる。
【0074】逆に、送信したいドキュメントの途中ペー
ジだけをカラー送信し、あとは白黒送信するようなケー
スでは、最初のDCSにカラー用拡張エリアを付加して
送信する。この場合の拡張エリアbit1「JPEG機
能の使用」は0(“使用するな”)にセットする。
ジだけをカラー送信し、あとは白黒送信するようなケー
スでは、最初のDCSにカラー用拡張エリアを付加して
送信する。この場合の拡張エリアbit1「JPEG機
能の使用」は0(“使用するな”)にセットする。
【0075】相手受信機は、このDCSを受信すること
によって、(1)最初のページは白黒ページである、
(2)しかしながらいずれJPEGカラーページの送信
が行なわれる可能性があることを検知できる。
によって、(1)最初のページは白黒ページである、
(2)しかしながらいずれJPEGカラーページの送信
が行なわれる可能性があることを検知できる。
【0076】図12、図13は、白黒ページとカラーペ
ージの混在した通信の通信手順例を示す説明図である。
ージの混在した通信の通信手順例を示す説明図である。
【0077】そして、図12は、受信側で最初のDCS
のカラー拡張エリアの存在を検知し、受信画像に関して
全てのページに画像メモリ1−9を使用せず、直接プリ
ント出力するシーケンス例を示す。
のカラー拡張エリアの存在を検知し、受信画像に関して
全てのページに画像メモリ1−9を使用せず、直接プリ
ント出力するシーケンス例を示す。
【0078】また、図13は、受信側で白黒ページにつ
いては全て画像メモリ1−9に蓄積し、カラーページの
受信記録出力が全て完了した後、画像メモリ1−9に蓄
積しておいた前記白黒画像をプリント出力するシーケン
ス例を示す。
いては全て画像メモリ1−9に蓄積し、カラーページの
受信記録出力が全て完了した後、画像メモリ1−9に蓄
積しておいた前記白黒画像をプリント出力するシーケン
ス例を示す。
【0079】図16は、ITU−T勧告で規定されるJ
PEGベースライン符号化データのデータ構造を示す説
明図である。
PEGベースライン符号化データのデータ構造を示す説
明図である。
【0080】1ページのデータは、SOIとEOIのマ
ーカに挟まれたイメージフレームで構成される。このイ
メージフレームには、SOIに続いて図34の表2に示
すようなマーカコードに付随する各種パラメータを含
み、SOF0 で始まるベースラインフレームが含まれ、
このベースラインフレームにはSOSマーカで始まるス
キャンフレームが含まれ、このスキャンフレーム中にJ
PEG符号化された圧縮画像データが含まれるように構
成される。
ーカに挟まれたイメージフレームで構成される。このイ
メージフレームには、SOIに続いて図34の表2に示
すようなマーカコードに付随する各種パラメータを含
み、SOF0 で始まるベースラインフレームが含まれ、
このベースラインフレームにはSOSマーカで始まるス
キャンフレームが含まれ、このスキャンフレーム中にJ
PEG符号化された圧縮画像データが含まれるように構
成される。
【0081】図17は、本実施例におけるコメント(C
OM)マーカパラメータへのページヘッダ情報の作成内
容を示す説明図である。
OM)マーカパラメータへのページヘッダ情報の作成内
容を示す説明図である。
【0082】通常、白黒G3ファクシミリでは、送信側
のID情報やカレンダ情報、ページナンバーなどのペー
ジヘッダ情報を送信側で画像として作成し、送信ページ
の画像に付加して送信している。これにより、受信側の
受信画像にページヘッダ情報が含まれて記録出力され、
大変便利である。
のID情報やカレンダ情報、ページナンバーなどのペー
ジヘッダ情報を送信側で画像として作成し、送信ページ
の画像に付加して送信している。これにより、受信側の
受信画像にページヘッダ情報が含まれて記録出力され、
大変便利である。
【0083】しかしながら、JPEGベースライン符号
化は、原画像を忠実に再生できる性質を持たない非可逆
符号化である上、文字画像のような画像については、画
質の劣化が非常に大きいため、白黒ファクシミリと同じ
ようにヘッダ情報を画像で作成し、送信画像に付加して
JPEG符号化を行なうと、受信側ではページヘッダ情
報が劣化し判読しにくくなることがある。
化は、原画像を忠実に再生できる性質を持たない非可逆
符号化である上、文字画像のような画像については、画
質の劣化が非常に大きいため、白黒ファクシミリと同じ
ようにヘッダ情報を画像で作成し、送信画像に付加して
JPEG符号化を行なうと、受信側ではページヘッダ情
報が劣化し判読しにくくなることがある。
【0084】そこで、本実施例では、カラーページを送
信する場合に限り、JPEGデータ中のCOMマーカの
パラメータとして、図17に示すようなキャラクタ情報
を作成し、受信側に送信する。
信する場合に限り、JPEGデータ中のCOMマーカの
パラメータとして、図17に示すようなキャラクタ情報
を作成し、受信側に送信する。
【0085】図中、(A)は送信側の略称、(B)は計
時部より読み取ったカレンダ情報、(C)はページナン
バーである。カラーページを受信した受信側は、受信画
像の記録の際に、COMマーカのキャラクタ情報を記録
紙に印字することにより、白黒ページを受信した場合の
ページヘッダと同じく、使用者が判読しやすいヘッダ情
報の印字を提供することができる。
時部より読み取ったカレンダ情報、(C)はページナン
バーである。カラーページを受信した受信側は、受信画
像の記録の際に、COMマーカのキャラクタ情報を記録
紙に印字することにより、白黒ページを受信した場合の
ページヘッダと同じく、使用者が判読しやすいヘッダ情
報の印字を提供することができる。
【0086】図18は、送信時の操作手順を示すフロー
チャートである。また、図18における送信動作の詳細
として、カラー送信時を図21、図23〜図26に示
し、白黒送信(通常送信)時を図21、図22に示す。
チャートである。また、図18における送信動作の詳細
として、カラー送信時を図21、図23〜図26に示
し、白黒送信(通常送信)時を図21、図22に示す。
【0087】まず、図18において、テンキー3−1に
より、宛先ダイヤルを入力すると(S1)、ダイヤル番
号としてRAM1−3に登録記憶され(S2)、その
後、スタートキー3−4の押下(S7)で送信動作が開
始される。ワンタッチキー3−3の押下(S8)でも、
同様に送信動作がスタートする。
より、宛先ダイヤルを入力すると(S1)、ダイヤル番
号としてRAM1−3に登録記憶され(S2)、その
後、スタートキー3−4の押下(S7)で送信動作が開
始される。ワンタッチキー3−3の押下(S8)でも、
同様に送信動作がスタートする。
【0088】この送信動作では、通常の白黒送信の場合
は、図22に示すように、画像メモリ1−9への原稿蓄
積が行なわれた後(S11、S12)、RAM内のダイ
ヤル番号が読み出されて発呼動作が行なわれる(S13
〜)。
は、図22に示すように、画像メモリ1−9への原稿蓄
積が行なわれた後(S11、S12)、RAM内のダイ
ヤル番号が読み出されて発呼動作が行なわれる(S13
〜)。
【0089】図22においては、まず原稿を読み取って
画像メモリ1−9に蓄積した後(S11)、次ページが
無ければ(S12)、次にRAM1−3に記憶されたダ
イヤル番号により発呼して、回線を接続し(S13)、
CNGの送信を行う(S14)。そして、DISを受信
すると(S15)、上述のようにカラー拡張エリアを削
除したDCSを送信する(S16)。そして、TCFを
送信の後(S17)、CFRの受信により(S18)、
白黒画像の送信に移行する(S19)。
画像メモリ1−9に蓄積した後(S11)、次ページが
無ければ(S12)、次にRAM1−3に記憶されたダ
イヤル番号により発呼して、回線を接続し(S13)、
CNGの送信を行う(S14)。そして、DISを受信
すると(S15)、上述のようにカラー拡張エリアを削
除したDCSを送信する(S16)。そして、TCFを
送信の後(S17)、CFRの受信により(S18)、
白黒画像の送信に移行する(S19)。
【0090】一方、カラー送信の場合には、図23に示
すように、発呼動作が行なわれ回線が接続された後(S
21)、原稿の読み取りが開始される(S32)。
すように、発呼動作が行なわれ回線が接続された後(S
21)、原稿の読み取りが開始される(S32)。
【0091】図23においては、まずRAM1−3に記
憶されたダイヤル番号により発呼して、回線を接続し
(S21)、CNGの送信を行う(S22)。そして、
DISを受信すると(S23)、相手受信機のカラー受
信能力を判断する(S24)。ここで相手受信機がカラ
ー受信能力を持っていない場合には、DCNを送信して
(S23)、エラー終了する。
憶されたダイヤル番号により発呼して、回線を接続し
(S21)、CNGの送信を行う(S22)。そして、
DISを受信すると(S23)、相手受信機のカラー受
信能力を判断する(S24)。ここで相手受信機がカラ
ー受信能力を持っていない場合には、DCNを送信して
(S23)、エラー終了する。
【0092】また、相手受信機がカラー受信能力を持っ
ている場合には、カラーページランプを参照して(S2
6)、消灯していれば、カラー拡張エリアに00h をセ
ットし(S28)、逆に点灯していれば、カラー拡張エ
リアに11h をセットする(S27)。
ている場合には、カラーページランプを参照して(S2
6)、消灯していれば、カラー拡張エリアに00h をセ
ットし(S28)、逆に点灯していれば、カラー拡張エ
リアに11h をセットする(S27)。
【0093】そして、DCSを送信し(S29)、さら
にTCFを送信の後(S30)、CFRの受信により
(S31)、1ページの画像送信に移行する(S3
2)。この後、次ページが無ければ(S33)、終了手
順に移行するが(S34)、次ページがある場合には、
図24において、さらにモードチェンジがあるかどうか
判断し(S35)、モードチェンジがある場合には、P
PS−EOMを送信して(S36)、MCFの受信を待
って(S37)、S23に戻る。また、モードチェンジ
が無い場合には、PPS−MPSを送信して(S3
8)、MCFの受信を待って(S39)、S32に戻
る。
にTCFを送信の後(S30)、CFRの受信により
(S31)、1ページの画像送信に移行する(S3
2)。この後、次ページが無ければ(S33)、終了手
順に移行するが(S34)、次ページがある場合には、
図24において、さらにモードチェンジがあるかどうか
判断し(S35)、モードチェンジがある場合には、P
PS−EOMを送信して(S36)、MCFの受信を待
って(S37)、S23に戻る。また、モードチェンジ
が無い場合には、PPS−MPSを送信して(S3
8)、MCFの受信を待って(S39)、S32に戻
る。
【0094】なお、S9の送信において、図21に示す
ように、カラー通信ランプの状態をチェックし(S4
1)、カラー通信ランプの点灯により、カラー送信に移
行し(S42)、カラー通信ランプの消灯により、白黒
送信に移行する(S43)。
ように、カラー通信ランプの状態をチェックし(S4
1)、カラー通信ランプの点灯により、カラー送信に移
行し(S42)、カラー通信ランプの消灯により、白黒
送信に移行する(S43)。
【0095】ワンタッチキー3−3には、各キーにそれ
ぞれ対応したRAM内のデータテーブルがあり、各デー
タテーブルには、予め宛先ダイヤル番号や送信に必要な
パラメータが登録されている。そして、送信の開始に先
立ち、オペレータはカラーモードの選択(S3、S
4)、解像度の選択(S5、S6)が可能である。
ぞれ対応したRAM内のデータテーブルがあり、各デー
タテーブルには、予め宛先ダイヤル番号や送信に必要な
パラメータが登録されている。そして、送信の開始に先
立ち、オペレータはカラーモードの選択(S3、S
4)、解像度の選択(S5、S6)が可能である。
【0096】図18のS3において、カラーキーを押下
する毎に、図19に示すように、カラーキー3−6の外
側のカラー通信ランプと内側のカラーページランプ3−
7の状態が変化する。すなわち、図19のAの状態は、
前述した白黒送信のための設定状態である。また、図1
9のB、C、およびDの状態は、前述したカラー送信の
ための設定状態である。
する毎に、図19に示すように、カラーキー3−6の外
側のカラー通信ランプと内側のカラーページランプ3−
7の状態が変化する。すなわち、図19のAの状態は、
前述した白黒送信のための設定状態である。また、図1
9のB、C、およびDの状態は、前述したカラー送信の
ための設定状態である。
【0097】そして、図19のBおよびDは、1通信中
にいずれかのページはカラー送信を行なうが、第1ペー
ジ目は白黒ページである場合にセットされる。また、図
19のCは、1通信中にカラー送信を行なうが、第1ペ
ージ目もカラーページである場合にセットされる。
にいずれかのページはカラー送信を行なうが、第1ペー
ジ目は白黒ページである場合にセットされる。また、図
19のCは、1通信中にカラー送信を行なうが、第1ペ
ージ目もカラーページである場合にセットされる。
【0098】図25、図26に示すように、図19の
B、C、およびDの状態でページ送信中の間は、カラー
キー3−6を押下する毎に図19のBとC(あるいはC
とD)の間でランプの状態が変化するようになってい
る。これは次のページをカラーで送るか白黒で送るかを
ページ単位に選択させるためである。
B、C、およびDの状態でページ送信中の間は、カラー
キー3−6を押下する毎に図19のBとC(あるいはC
とD)の間でランプの状態が変化するようになってい
る。これは次のページをカラーで送るか白黒で送るかを
ページ単位に選択させるためである。
【0099】また、図20は、図18のS5において解
像度キーを押下した時の解像度ランプ(スーパーファイ
ン、ファイン)の状態の変化を示す説明図である。ここ
で本実施例では、白黒ページにおいては、スーパーファ
イン、ファイン、標準(両ランプ消灯時)のそれぞれ
で、読み取り解像度が変化するのに対し、カラーページ
においては、解像度としては固定で、JPEG符号化時
における量子化テーブルの内容が変化する。このため、
複数種類の量子化テーブルが、予めROM1−2に登録
されており、ROM1−2のテーブル内容が選択されて
JPEG符号化時に使用され、かつ、図16、図17で
示したように、選択された量子化テーブル内容はDQT
マーカのパラメータとして相手機に伝送される。
像度キーを押下した時の解像度ランプ(スーパーファイ
ン、ファイン)の状態の変化を示す説明図である。ここ
で本実施例では、白黒ページにおいては、スーパーファ
イン、ファイン、標準(両ランプ消灯時)のそれぞれ
で、読み取り解像度が変化するのに対し、カラーページ
においては、解像度としては固定で、JPEG符号化時
における量子化テーブルの内容が変化する。このため、
複数種類の量子化テーブルが、予めROM1−2に登録
されており、ROM1−2のテーブル内容が選択されて
JPEG符号化時に使用され、かつ、図16、図17で
示したように、選択された量子化テーブル内容はDQT
マーカのパラメータとして相手機に伝送される。
【0100】図25においては、まずカラーページラン
プの状態を参照し(S51)、点灯していれば、ページ
読取りを開始し(S52)、通しページカウンタのイン
クリメント等を行った後(S53)、カラーデータ送信
を開始し(S54)、カラーページランプを点滅する
(S55)。
プの状態を参照し(S51)、点灯していれば、ページ
読取りを開始し(S52)、通しページカウンタのイン
クリメント等を行った後(S53)、カラーデータ送信
を開始し(S54)、カラーページランプを点滅する
(S55)。
【0101】そして、S56でページエンドになるま
で、カラーキーの入力を受付け(S62)、カラーペー
ジランプの状態を切り換える(S63〜S65)。
で、カラーキーの入力を受付け(S62)、カラーペー
ジランプの状態を切り換える(S63〜S65)。
【0102】また、S56でページエンドになると、カ
ラーページ送信枚数をカウントするカラーページ送信カ
ウンタをインクリメントし(S57)、カラーページラ
ンプを参照して(S58)、点滅中なら点灯し(S5
9)、消灯中ならそのままページ送信を終了する(S6
0)。そして、当該ページの原稿を排出して(S6
1)、リターンする。
ラーページ送信枚数をカウントするカラーページ送信カ
ウンタをインクリメントし(S57)、カラーページラ
ンプを参照して(S58)、点滅中なら点灯し(S5
9)、消灯中ならそのままページ送信を終了する(S6
0)。そして、当該ページの原稿を排出して(S6
1)、リターンする。
【0103】また、S51でカラーページランプが消灯
していれば、ページ読取りを開始し(S66)、通しペ
ージカウンタのインクリメント、ヘッダ情報作成(画像
展開)、MHエンコードスタート等を行った後(S6
7)、白黒データ送信を開始する(S68)。
していれば、ページ読取りを開始し(S66)、通しペ
ージカウンタのインクリメント、ヘッダ情報作成(画像
展開)、MHエンコードスタート等を行った後(S6
7)、白黒データ送信を開始する(S68)。
【0104】そして、S69でページエンドになるま
で、カラーキーの入力を受付け(S71)、カラーペー
ジランプの状態を切り換える(S72〜S74)。
で、カラーキーの入力を受付け(S71)、カラーペー
ジランプの状態を切り換える(S72〜S74)。
【0105】また、S69でページエンドになると、白
黒送信ページをカウントする白黒ページ送信カウンタを
インクリメントして(S70)、上記S60に移行す
る。
黒送信ページをカウントする白黒ページ送信カウンタを
インクリメントして(S70)、上記S60に移行す
る。
【0106】図32は、以上のような送信動作における
ページカウンタの表示の遷移を示す平面図である。図示
のように、通しページ数とモノクロページ数とカラーペ
ージ数が表示され、カラー送信の際には、カラーキー3
−6の外側のカラー通信ランプが点灯し、カラーページ
の送信時には、内側のカラーページランプ3−7が点灯
する。
ページカウンタの表示の遷移を示す平面図である。図示
のように、通しページ数とモノクロページ数とカラーペ
ージ数が表示され、カラー送信の際には、カラーキー3
−6の外側のカラー通信ランプが点灯し、カラーページ
の送信時には、内側のカラーページランプ3−7が点灯
する。
【0107】次に、本実施例の受信動作について、図2
7〜図29のフローチャートに基づいて説明する。
7〜図29のフローチャートに基づいて説明する。
【0108】まず、図27において、待機状態では、主
に着信検出とプリンタ1−12のチェックを行なう(S
81)。チェックする内容としては、複数のカートリッ
ジの装着状態や装着カートリッジのインクの有無、記録
紙カセットの装着状態や各カセットの記録紙の有無を確
認し、逐次その状態をRAM1−3に記憶しながら、N
CU1−6による着信信号(CI)の検出を行なう(S
82)。
に着信検出とプリンタ1−12のチェックを行なう(S
81)。チェックする内容としては、複数のカートリッ
ジの装着状態や装着カートリッジのインクの有無、記録
紙カセットの装着状態や各カセットの記録紙の有無を確
認し、逐次その状態をRAM1−3に記憶しながら、N
CU1−6による着信信号(CI)の検出を行なう(S
82)。
【0109】そして、着信を検出すると、回線を接続し
(S83)、相手機に対する応答信号であるDISを送
信する。そして、このDIS送信の際に、図33の表1
に示す論理によって、プリンタ1−12がカラー記録で
きる場合は、カラーインジケータ3−8が点灯している
ので(S84)、カラーインジケータ点灯時には、図1
4に示した1バイトのカラー用拡張エリアをDISに付
加して送信し(S85、S86)、カラーインジケータ
消灯の場合には、前記拡張エリアをDISに付加せず送
信する(S92、S93)。
(S83)、相手機に対する応答信号であるDISを送
信する。そして、このDIS送信の際に、図33の表1
に示す論理によって、プリンタ1−12がカラー記録で
きる場合は、カラーインジケータ3−8が点灯している
ので(S84)、カラーインジケータ点灯時には、図1
4に示した1バイトのカラー用拡張エリアをDISに付
加して送信し(S85、S86)、カラーインジケータ
消灯の場合には、前記拡張エリアをDISに付加せず送
信する(S92、S93)。
【0110】このようなDISに対して、相手機よりD
CSが返送されて来ると(S87、S94)、DCSの
カラー用拡張エリアをチェックする(S88、S9
6)。もし、前述カラー用拡張エリアを付加しないDI
Sに対して、カラー用拡張エリアでカラー受信命令を指
示するDCSが受信されたなら(S96)、通信を中断
して終了する。
CSが返送されて来ると(S87、S94)、DCSの
カラー用拡張エリアをチェックする(S88、S9
6)。もし、前述カラー用拡張エリアを付加しないDI
Sに対して、カラー用拡張エリアでカラー受信命令を指
示するDCSが受信されたなら(S96)、通信を中断
して終了する。
【0111】なお、拡張エリアの有無に係らず、DIS
に対して通常の白黒画像受信命令を指示するDCSを受
信した場合には、通常の白黒画像受信を行なう(S97
〜S99)。
に対して通常の白黒画像受信命令を指示するDCSを受
信した場合には、通常の白黒画像受信を行なう(S97
〜S99)。
【0112】また、前述したカラー用拡張エリアを付加
してカラー受信能力有りを宣言したDISに対して、D
CSの内容が拡張エリアを含む場合には、カラー受信の
ための画像受信を行なう(S89〜S91)。カラー受
信のための画像受信では、白黒ページとカラーページの
混在受信が可能である。
してカラー受信能力有りを宣言したDISに対して、D
CSの内容が拡張エリアを含む場合には、カラー受信の
ための画像受信を行なう(S89〜S91)。カラー受
信のための画像受信では、白黒ページとカラーページの
混在受信が可能である。
【0113】もし、DCSが拡張エリアでカラー受信を
指示してくれば、第1ページ目はカラーページ受信とな
り、拡張エリアを付加したDCSでもカラー受信の指示
がなければ、第1ページ目は白黒ページ受信となる。
指示してくれば、第1ページ目はカラーページ受信とな
り、拡張エリアを付加したDCSでもカラー受信の指示
がなければ、第1ページ目は白黒ページ受信となる。
【0114】図29は、カラー通信における各ページの
受信の仕方を示すフローチャートである。
受信の仕方を示すフローチャートである。
【0115】まず、カラー受信命令を判定して(S11
1)、カラーページである場合には、プリンタ1−12
にカラー指定を行う(S112)。そして、符復号部1
−4をJPEG復号ルートにセットし(S113)、受
信したCOMマーカのパラメータを印字し(S11
4)、復号を開始してカラー記録を行う(S115)。
1)、カラーページである場合には、プリンタ1−12
にカラー指定を行う(S112)。そして、符復号部1
−4をJPEG復号ルートにセットし(S113)、受
信したCOMマーカのパラメータを印字し(S11
4)、復号を開始してカラー記録を行う(S115)。
【0116】次に、カラーページ受信カウンタをインク
リメントし(S116)、復号終了と(S117)、記
録完了により(S118)、リターンする。また、記録
完了までに記録異常が生じると(S119)、エラー終
了する。
リメントし(S116)、復号終了と(S117)、記
録完了により(S118)、リターンする。また、記録
完了までに記録異常が生じると(S119)、エラー終
了する。
【0117】また、S111でカラー受信命令が白黒ペ
ージである場合には、プリンタ1−12にモノクロ指定
を行い(S120)、符復号部1−4をMH復号ルート
にセットし(S121)、復号を開始してモノクロ記録
を行う(S122)。そして、白黒ページ受信カウンタ
をインクリメントし(S123)、S117以降に進
む。
ージである場合には、プリンタ1−12にモノクロ指定
を行い(S120)、符復号部1−4をMH復号ルート
にセットし(S121)、復号を開始してモノクロ記録
を行う(S122)。そして、白黒ページ受信カウンタ
をインクリメントし(S123)、S117以降に進
む。
【0118】また、以上のような各ページの画像受信の
後、次ページがある場合には、図28に示すように、モ
ードチェンジの有無に応じて、PPS−MPSを受信し
た場合は(S100)、記録紙があれば(S106)、
MCFを送信して(S107)、S91に戻る。また、
記録紙がなければ(S106)、エラー終了する。
後、次ページがある場合には、図28に示すように、モ
ードチェンジの有無に応じて、PPS−MPSを受信し
た場合は(S100)、記録紙があれば(S106)、
MCFを送信して(S107)、S91に戻る。また、
記録紙がなければ(S106)、エラー終了する。
【0119】一方、PPS−EOMを受信した場合には
(S101)、記録紙があれば(S104)、MCFを
送信して(S105)、S85に戻る。また、記録紙が
なければ(S104)、エラー終了する。
(S101)、記録紙があれば(S104)、MCFを
送信して(S105)、S85に戻る。また、記録紙が
なければ(S104)、エラー終了する。
【0120】また、PPS−EOPを受信した場合には
(S102)、最終ページであるので、MCFを送信し
て(S103)、終了する。
(S102)、最終ページであるので、MCFを送信し
て(S103)、終了する。
【0121】図30は、プリンタ1−12のカートリッ
ジ選択動作を示すフローチャートである。これは、図2
9において、制御部1−1がプリンタ1−12に対して
カラー/白黒の指定を行なう場合のプリンタ1−12に
おける選択動作である。
ジ選択動作を示すフローチャートである。これは、図2
9において、制御部1−1がプリンタ1−12に対して
カラー/白黒の指定を行なう場合のプリンタ1−12に
おける選択動作である。
【0122】まず、カラー記録か白黒記録かを判断し
(S131)、カラー記録である場合には、いずれかの
カートリッジがカラーカートリッジである場合には(S
133)、そのカラーカートリッジを選択し(S13
4)、そうでなければ、エラー終了する。
(S131)、カラー記録である場合には、いずれかの
カートリッジがカラーカートリッジである場合には(S
133)、そのカラーカートリッジを選択し(S13
4)、そうでなければ、エラー終了する。
【0123】また、S131で白黒記録である場合、い
ずれかのカートリッジが黒カートリッジである場合には
(S132)、その黒カートリッジを選択し(S13
6)、そうでなければ、カラーカートリッジを選択する
(S135)。
ずれかのカートリッジが黒カートリッジである場合には
(S132)、その黒カートリッジを選択し(S13
6)、そうでなければ、カラーカートリッジを選択する
(S135)。
【0124】また、図31は、同じく記録紙カセットの
選択動作を示すフローチャートである。
選択動作を示すフローチャートである。
【0125】カラー記録(S141)の際には、印字画
像の品位を損なわないようにするため、カラー記録専
用、あるいはインクジェット記録専用の紙が使用される
ケースが考えられる。カセット1に専用紙、カセット2
に普通紙(例えば白黒コピー用紙)をセットしておくこ
とにより、カラー記録では自動的にカセット1が優先選
択され(S142〜S145)、白黒記録では自動的に
カセット2が優先選択されるようになっている(S14
6〜S149)。
像の品位を損なわないようにするため、カラー記録専
用、あるいはインクジェット記録専用の紙が使用される
ケースが考えられる。カセット1に専用紙、カセット2
に普通紙(例えば白黒コピー用紙)をセットしておくこ
とにより、カラー記録では自動的にカセット1が優先選
択され(S142〜S145)、白黒記録では自動的に
カセット2が優先選択されるようになっている(S14
6〜S149)。
【0126】以上のように、この第1実施例によれば、
以下のような効果が得られる。
以下のような効果が得られる。
【0127】1)白黒通信時には白黒画像をページ単位
に画像メモリに蓄積して処理するメモリ送信制御手段
と、カラー通信時には画像データを前記画像メモリに蓄
積しないで処理するダイレクト送受信制御手段とを切換
えて制御する切換制御手段を有することにより、カラー
通信時に巨大なメモリ容量のメモリを使用せずに済むた
め、装置製造コストが大幅に削減できるようになった。
に画像メモリに蓄積して処理するメモリ送信制御手段
と、カラー通信時には画像データを前記画像メモリに蓄
積しないで処理するダイレクト送受信制御手段とを切換
えて制御する切換制御手段を有することにより、カラー
通信時に巨大なメモリ容量のメモリを使用せずに済むた
め、装置製造コストが大幅に削減できるようになった。
【0128】2)制御部とインタフェースによって接続
される1つのプリンタをインクジェット方式の機構制御
部と複数のインクカートリッジによって構成し、プリン
タが複数のカートリッジのいずれか1つを選択して動作
する制御手段を有することにより、白黒/カラー両用の
記録部としてのコストが節約でき、さらに消費電力の増
加も防止し、重ねて、プリンタとして単数のインクカー
トリッジでは達成し得ないインク容量の増大も可能とな
る。また、複数のカートリッジのいずれかがインク切れ
等により作動不可の状態でも、作動可能なカートリッジ
を選択することにより、装置としての動作が可能となっ
た。
される1つのプリンタをインクジェット方式の機構制御
部と複数のインクカートリッジによって構成し、プリン
タが複数のカートリッジのいずれか1つを選択して動作
する制御手段を有することにより、白黒/カラー両用の
記録部としてのコストが節約でき、さらに消費電力の増
加も防止し、重ねて、プリンタとして単数のインクカー
トリッジでは達成し得ないインク容量の増大も可能とな
る。また、複数のカートリッジのいずれかがインク切れ
等により作動不可の状態でも、作動可能なカートリッジ
を選択することにより、装置としての動作が可能となっ
た。
【0129】3)上記2)の複数のインクカートリッジ
の形状を、カラー用とモノクロ用で同一のものを使用す
ることにより、任意の組合わせでカートリッジを装着可
能になる。
の形状を、カラー用とモノクロ用で同一のものを使用す
ることにより、任意の組合わせでカートリッジを装着可
能になる。
【0130】4)複数の記録紙カセットを有し、カラー
画像プリント時と白黒画像プリント時とカセット選択の
方法を異ならしめるカセット選択制御手段により、カラ
ープリント時に最適な用紙を選択できるようになり、画
質の向上を図るとともに、白黒プリント時には通常用紙
が選択できるので、ランニングコストの低減も図れるよ
うになった。
画像プリント時と白黒画像プリント時とカセット選択の
方法を異ならしめるカセット選択制御手段により、カラ
ープリント時に最適な用紙を選択できるようになり、画
質の向上を図るとともに、白黒プリント時には通常用紙
が選択できるので、ランニングコストの低減も図れるよ
うになった。
【0131】5)1通信毎にカラー通信か白黒通信かを
選択できる選択手段と、前記選択手段によりカラー通信
選択時には、原稿の各ページ毎にカラー送信か白黒送信
を選択できる選択手段を有することにより、白黒ページ
のみのドキュメント送信および白黒ページとカラーペー
ジを含む混在ドキュメント送信に係る操作性が向上し、
さらに白黒ページを不要にカラー送信することがなくな
るため、伝送効率の大幅な向上が図れるようになった。
選択できる選択手段と、前記選択手段によりカラー通信
選択時には、原稿の各ページ毎にカラー送信か白黒送信
を選択できる選択手段を有することにより、白黒ページ
のみのドキュメント送信および白黒ページとカラーペー
ジを含む混在ドキュメント送信に係る操作性が向上し、
さらに白黒ページを不要にカラー送信することがなくな
るため、伝送効率の大幅な向上が図れるようになった。
【0132】6)カラー原稿読み取り時と白黒原稿読み
取り時の解像度指定のための操作方法を共通の操作方法
とせしめる操作制御手段において、白黒原稿の場合は解
像度を切換えて読み取り、カラー原稿の場合は解像度を
固定したまま量子化テーブルを切換える手段を含ませる
ことにより、カラー画像の画質を損ねずに視覚的に解像
度を切換えた効果を出せるようになった。
取り時の解像度指定のための操作方法を共通の操作方法
とせしめる操作制御手段において、白黒原稿の場合は解
像度を切換えて読み取り、カラー原稿の場合は解像度を
固定したまま量子化テーブルを切換える手段を含ませる
ことにより、カラー画像の画質を損ねずに視覚的に解像
度を切換えた効果を出せるようになった。
【0133】7)通信の開始に先立って、送信ドキュメ
ント中にカラー送信すべきページのあることを指示する
ための手段により、カラー通信を指示した場合に、相手
機からカラー受信能力の無いことを宣言されたら報知手
段が働くため、カラー送信を希望したのに自動的に白黒
送信されてしまうような不要な送信を防ぐことができ
る。
ント中にカラー送信すべきページのあることを指示する
ための手段により、カラー通信を指示した場合に、相手
機からカラー受信能力の無いことを宣言されたら報知手
段が働くため、カラー送信を希望したのに自動的に白黒
送信されてしまうような不要な送信を防ぐことができ
る。
【0134】8)カラー通信ドキュメント中、カラー伝
送実行中のページに対して、可視的手段により指示が実
行されていることがわかるため、オペレータのストレス
が軽減される。
送実行中のページに対して、可視的手段により指示が実
行されていることがわかるため、オペレータのストレス
が軽減される。
【0135】9)プリンタの状態を検知して、カラー記
録が実行できるか否かの判定手段と報知手段があるた
め、インク補充等のメンテナンスが早期に行なわれるよ
うになる。
録が実行できるか否かの判定手段と報知手段があるた
め、インク補充等のメンテナンスが早期に行なわれるよ
うになる。
【0136】10)上記9)において、カラー記録が実
行できないと判定された場合は、着信後、相手機に対し
てカラー受信能力の無いことを通知するので、相手機か
ら誤ってカラー画像が送信されてくることはなくなっ
た。
行できないと判定された場合は、着信後、相手機に対し
てカラー受信能力の無いことを通知するので、相手機か
ら誤ってカラー画像が送信されてくることはなくなっ
た。
【0137】11)カラーページ伝送において、JPE
Gデータの中のコメントマーカに自端末のID、カレン
ダ情報、送信ページナンバを付加する手段と、受信側で
それを記録出力する手段によって、JPEGカラー画像
のヘッダ情報の判読性が大きく向上した。
Gデータの中のコメントマーカに自端末のID、カレン
ダ情報、送信ページナンバを付加する手段と、受信側で
それを記録出力する手段によって、JPEGカラー画像
のヘッダ情報の判読性が大きく向上した。
【0138】12)ITU−T勧告のT.30による標
準信号であるDIS、DCSに対して、カラー用拡張エ
リアを設けたので、自社機間はもとより、他社機との間
でもカラー通信が実行できるようになった。
準信号であるDIS、DCSに対して、カラー用拡張エ
リアを設けたので、自社機間はもとより、他社機との間
でもカラー通信が実行できるようになった。
【0139】13)カラーページと白黒ページのそれぞ
れの送信ページ数、記録ページ数を個別にカウントする
手段により、メンテナンス性が向上した。
れの送信ページ数、記録ページ数を個別にカウントする
手段により、メンテナンス性が向上した。
【0140】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
る。
【0141】この第2実施例は、上記第1実施例の一部
を修正するものであり、予め相手先の通信能力をワンタ
ッチキーに登録しておくことにより、このワンタッチキ
ーによる発信の際に、カラー通信可能であるかどうかを
発呼に先立って判定し、この判定の結果、カラー通信不
可である場合には、カラー送信動作を中断するようにし
たものである。
を修正するものであり、予め相手先の通信能力をワンタ
ッチキーに登録しておくことにより、このワンタッチキ
ーによる発信の際に、カラー通信可能であるかどうかを
発呼に先立って判定し、この判定の結果、カラー通信不
可である場合には、カラー送信動作を中断するようにし
たものである。
【0142】図35は、上述した図3のワンタッチキー
(ワンタッチダイヤル)3−3へのパラメータ登録動作
を示すフローチャートである。また、図36および図3
7は、このパラメータ登録時における操作手順を示す説
明図であり、図36が通常のダイヤル入力の場合を示
し、図37がF網を使用するダイヤル入力の場合を示し
ている。
(ワンタッチダイヤル)3−3へのパラメータ登録動作
を示すフローチャートである。また、図36および図3
7は、このパラメータ登録時における操作手順を示す説
明図であり、図36が通常のダイヤル入力の場合を示
し、図37がF網を使用するダイヤル入力の場合を示し
ている。
【0143】まず、テンキー3−1を「#」、「1」の
順で操作することにより、ワンタッチ登録モードに入る
(図36、図37のa)。ここで所望のワンタッチキー
を選択すると(S201)、宛先ダイヤルの入力表示を
行い(S202、図36、図37のb)、宛先ダイヤル
が入力されると、そのダイヤルの表示とともに(図3
6、図37のc)、ダイヤルの登録を行う(S20
3)。
順で操作することにより、ワンタッチ登録モードに入る
(図36、図37のa)。ここで所望のワンタッチキー
を選択すると(S201)、宛先ダイヤルの入力表示を
行い(S202、図36、図37のb)、宛先ダイヤル
が入力されると、そのダイヤルの表示とともに(図3
6、図37のc)、ダイヤルの登録を行う(S20
3)。
【0144】そして、スタートキー3−4の押下により
(S204)、その入力されたダイヤルがF網へのアク
セス番号を含むかどうか判断し(S205)、F網への
アクセス番号を含む場合は、そのワンタッチキーに対応
する通信を白黒通信モードで行うことを登録する(S2
08)。
(S204)、その入力されたダイヤルがF網へのアク
セス番号を含むかどうか判断し(S205)、F網への
アクセス番号を含む場合は、そのワンタッチキーに対応
する通信を白黒通信モードで行うことを登録する(S2
08)。
【0145】また、入力されたダイヤルがF網へのアク
セス番号を含まない場合は、通信モード指定表示(図3
6のd)を行い(S206)、オペレータに通信モード
を選択させる(S207)。
セス番号を含まない場合は、通信モード指定表示(図3
6のd)を行い(S206)、オペレータに通信モード
を選択させる(S207)。
【0146】ここで「*」が押下され、白黒通信が選択
されると、そのワンタッチキーに対応する通信を白黒通
信モードで行うことを登録する(S208)。なお、具
体例として、相手端末や交換機がカラー通信手順をサポ
ートしていない場合には、オペレータは、「*」を押下
することになる。
されると、そのワンタッチキーに対応する通信を白黒通
信モードで行うことを登録する(S208)。なお、具
体例として、相手端末や交換機がカラー通信手順をサポ
ートしていない場合には、オペレータは、「*」を押下
することになる。
【0147】また、「#」が押下され、カラー通信が選
択されると、そのワンタッチキーに対応する通信をカラ
ー通信モードで行うことを登録する(S209)。
択されると、そのワンタッチキーに対応する通信をカラ
ー通信モードで行うことを登録する(S209)。
【0148】以上のようにして、ワンタッチダイヤルの
登録を終了する(図36のe、図37のd)。
登録を終了する(図36のe、図37のd)。
【0149】図38は、この第2実施例におけるカラー
送信と白黒送信の選択動作を示すフローチャートであ
り、上述した図21を修正したものである。
送信と白黒送信の選択動作を示すフローチャートであ
り、上述した図21を修正したものである。
【0150】カラー通信ランプの状態をチェックし(S
211)、カラー通信ランプの消灯により、白黒送信に
移行する(S216)。
211)、カラー通信ランプの消灯により、白黒送信に
移行する(S216)。
【0151】また、カラー通信ランプが点灯していれ
ば、宛先ダイヤルはF網かどうか判断する(S21
2)。そして、宛先ダイヤルがF網でなければ、カラー
送信に移行する(S213)。また、宛先ダイヤルがF
網であれば、カラー送信不可のメッセージ表示を行い
(S214)、キー入力を待つ(S215)。ここでス
タートキー3−4が押下されれば、白黒送信に移行する
(S216)。また、ストップキー3−5が押下されれ
ば、送信動作を中断して終了する。
ば、宛先ダイヤルはF網かどうか判断する(S21
2)。そして、宛先ダイヤルがF網でなければ、カラー
送信に移行する(S213)。また、宛先ダイヤルがF
網であれば、カラー送信不可のメッセージ表示を行い
(S214)、キー入力を待つ(S215)。ここでス
タートキー3−4が押下されれば、白黒送信に移行する
(S216)。また、ストップキー3−5が押下されれ
ば、送信動作を中断して終了する。
【0152】なお、その他の構成および動作は、上記第
1実施例と同様であるので説明は省略する。
1実施例と同様であるので説明は省略する。
【0153】また、以上の第2実施例では、カラー通信
を行うか白黒通信を行うかの指定情報を記憶する短縮化
ダイヤル手段として、ワンタッチダイヤルキーを用いた
が、同様に短縮ダイヤルにより実行するようにしてもよ
い。
を行うか白黒通信を行うかの指定情報を記憶する短縮化
ダイヤル手段として、ワンタッチダイヤルキーを用いた
が、同様に短縮ダイヤルにより実行するようにしてもよ
い。
【0154】また、このように予めダイヤル情報や指定
情報を登録するものに限らず、直接テンキー入力された
ダイヤル番号を分析して、F網へのアクセス番号の有無
を判定し、この結果により、カラー通信可能かどうか判
断し、カラー通信不能であれば、通信を中断するような
構成も実現可能である。また、上述のように、カラー通
信可能かどうかを判断する基準として、F網へのアクセ
ス番号の有無だけでなく、その他、特定の交換機への発
信を示す特定のアクセス番号等を検出して判定するもの
であってもよい。
情報を登録するものに限らず、直接テンキー入力された
ダイヤル番号を分析して、F網へのアクセス番号の有無
を判定し、この結果により、カラー通信可能かどうか判
断し、カラー通信不能であれば、通信を中断するような
構成も実現可能である。また、上述のように、カラー通
信可能かどうかを判断する基準として、F網へのアクセ
ス番号の有無だけでなく、その他、特定の交換機への発
信を示す特定のアクセス番号等を検出して判定するもの
であってもよい。
【0155】以上のような第2実施例によれば、カラー
通信を行う際に、入力された宛先ダイヤル番号の内容を
判定して、その宛先ダイヤル番号がカラー通信不可であ
ることを検出した場合は、発呼動作(回線接続動作)を
行う前に、カラー通信の実行を中断できるようになり、
不要な課金および不要な回線の捕捉を回避することがで
きる。
通信を行う際に、入力された宛先ダイヤル番号の内容を
判定して、その宛先ダイヤル番号がカラー通信不可であ
ることを検出した場合は、発呼動作(回線接続動作)を
行う前に、カラー通信の実行を中断できるようになり、
不要な課金および不要な回線の捕捉を回避することがで
きる。
【0156】ワンタッチダイヤル等に宛先ダイヤル番号
とカラー通信モードの登録を行う登録操作において、宛
先ダイヤルの内容を判定して、そのダイヤル番号の宛先
がカラー通信不可であることを検出すると、カラー通信
モードの登録を自動拒否することができるので、登録操
作の際に誤登録することがなくなった。
とカラー通信モードの登録を行う登録操作において、宛
先ダイヤルの内容を判定して、そのダイヤル番号の宛先
がカラー通信不可であることを検出すると、カラー通信
モードの登録を自動拒否することができるので、登録操
作の際に誤登録することがなくなった。
【0157】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
る。
【0158】この第3実施例は、以上の各実施例の一部
を改善修正するものであり、本出願における「発明が解
決しようとする課題」および「課題を解決する手段」の
記載内容と直接対応するものである。
を改善修正するものであり、本出願における「発明が解
決しようとする課題」および「課題を解決する手段」の
記載内容と直接対応するものである。
【0159】図39は、本実施例で使用するDISの構
成を示す説明図である。図示のように、このDISは、
エスケープ手順能力を宣言する1ビット情報をFIF
(ファクシミリ情報フィールド)内に含むものであり、
図14に示す拡張エリアの代わりに、1ビット情報だけ
を追加したものである。
成を示す説明図である。図示のように、このDISは、
エスケープ手順能力を宣言する1ビット情報をFIF
(ファクシミリ情報フィールド)内に含むものであり、
図14に示す拡張エリアの代わりに、1ビット情報だけ
を追加したものである。
【0160】図40、図41は、本実施例において、エ
スケープ手順用に使用される手順信号であるEDIS、
EDCS(DIS、DCSとは異なる)の内容を示す説
明図である。
スケープ手順用に使用される手順信号であるEDIS、
EDCS(DIS、DCSとは異なる)の内容を示す説
明図である。
【0161】図示のように、このEDIS、EDCSの
FIFの内容は、上記図14、図15に示したDIS、
DCSのFIFと同様である。
FIFの内容は、上記図14、図15に示したDIS、
DCSのFIFと同様である。
【0162】また、図42は、本実施例で使用するES
C(エスケープ実行命令)信号の構成を示す説明図であ
る。
C(エスケープ実行命令)信号の構成を示す説明図であ
る。
【0163】このECS信号は、受信した上記DISで
エスケープ手順能力ビットが1にセットされている場
合、エスケープ手順に移行する命令として送信される。
なお、このECS信号は、FIFをもたない信号であ
る。
エスケープ手順能力ビットが1にセットされている場
合、エスケープ手順に移行する命令として送信される。
なお、このECS信号は、FIFをもたない信号であ
る。
【0164】図43、図44は、上記図39〜図42に
示すDIS、EDIS、EDCS、ECSの各信号によ
る本実施例のカラー通信手順を示すシーケンスチャート
である。
示すDIS、EDIS、EDCS、ECSの各信号によ
る本実施例のカラー通信手順を示すシーケンスチャート
である。
【0165】図示のように、DISでエスケープ能力を
宣言することにより、エスケープ手順に移行し、EC
S、EDIS、EDCSのやり取りにより、上記第1実
施例と同様のカラー通信手順を実行する。
宣言することにより、エスケープ手順に移行し、EC
S、EDIS、EDCSのやり取りにより、上記第1実
施例と同様のカラー通信手順を実行する。
【0166】また、図45〜図48は、本実施例の動作
を示すフローチャートであり、上記第1実施例における
図22、図23、図27、図29を修正したものであ
る。
を示すフローチャートであり、上記第1実施例における
図22、図23、図27、図29を修正したものであ
る。
【0167】まず、図45は、白黒送信動作を示してお
り、S16’において、DCSをそのまま送信する。つ
まり、この第3実施例では、DCSに上記第1実施例の
ようなカラー拡張エリアを設けていないので、白黒送信
においては、そのまま送信できる。
り、S16’において、DCSをそのまま送信する。つ
まり、この第3実施例では、DCSに上記第1実施例の
ようなカラー拡張エリアを設けていないので、白黒送信
においては、そのまま送信できる。
【0168】次に、図46は、カラー送信動作を示して
おり、S23で受信したDISにより、S24aで、上
記エスケープ能力の有無を判断することにより、エスケ
ープ能力がある場合には、S24b、cにおいて上記E
CS、EDISをやり取りしてカラー通信手順に移行
し、さらに、S29’で上記第1実施例のDCSに代わ
りに、上記EDCSを送信する。
おり、S23で受信したDISにより、S24aで、上
記エスケープ能力の有無を判断することにより、エスケ
ープ能力がある場合には、S24b、cにおいて上記E
CS、EDISをやり取りしてカラー通信手順に移行
し、さらに、S29’で上記第1実施例のDCSに代わ
りに、上記EDCSを送信する。
【0169】次に、図47は、受信動作を示している。
S84でカラーインジケータが点灯している場合には、
S85’、S86、S87a、S87b、S87cにお
いて、上記エスケープ能力ありを宣言したDISを送信
し、上記ECS、EDIS、EDCSをやり取りしてカ
ラー通信手順に移行する。
S84でカラーインジケータが点灯している場合には、
S85’、S86、S87a、S87b、S87cにお
いて、上記エスケープ能力ありを宣言したDISを送信
し、上記ECS、EDIS、EDCSをやり取りしてカ
ラー通信手順に移行する。
【0170】また、S84でカラーインジケータが消灯
している場合には、S92’、S93において、上記エ
スケープ能力なしを宣言したDISを送信する。
している場合には、S92’、S93において、上記エ
スケープ能力なしを宣言したDISを送信する。
【0171】次に、図48は、画像データ受信の詳細を
示している。図中、S111’において、上記第1実施
例のDCSの代わりに、上記EDCSによりカラー受信
命令を判断する。
示している。図中、S111’において、上記第1実施
例のDCSの代わりに、上記EDCSによりカラー受信
命令を判断する。
【0172】以上のような第3実施例によれば、白黒G
3ファクシミリの標準信号でもあるDISに最低情報量
である1ビットのみの追加を行うことにより、カラー通
信の実行が可能となるので、追加ビットを含むDIS信
号を既存の白黒G3ファクシミリが受信しても、不具合
を発生させることがなくなった。
3ファクシミリの標準信号でもあるDISに最低情報量
である1ビットのみの追加を行うことにより、カラー通
信の実行が可能となるので、追加ビットを含むDIS信
号を既存の白黒G3ファクシミリが受信しても、不具合
を発生させることがなくなった。
【0173】また、エスケープ手順と、エスケープ手順
の実行が新たな標準信号により行われるため、手順上で
充分な量のパラメータデータをやり取りすることが可能
であり、今後の通信機能の拡張が容易に行えるようにな
る。
の実行が新たな標準信号により行われるため、手順上で
充分な量のパラメータデータをやり取りすることが可能
であり、今後の通信機能の拡張が容易に行えるようにな
る。
【0174】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
白黒画像用の通信手順信号の内容に基づいて、カラー画
像の通信の可否を判断して実行することから、白黒画像
用の通信手順信号をカラー画像の通信用に大幅に拡張す
ることなく、カラー画像通信への移行が可能となるの
で、既存の白黒G3ファクシミリに対してカラー画像通
信を試みた場合でも、このG3ファクシミリで受信可能
な範囲の手順信号でやり取りでき、不具合をなくすこと
ができる効果がある。
白黒画像用の通信手順信号の内容に基づいて、カラー画
像の通信の可否を判断して実行することから、白黒画像
用の通信手順信号をカラー画像の通信用に大幅に拡張す
ることなく、カラー画像通信への移行が可能となるの
で、既存の白黒G3ファクシミリに対してカラー画像通
信を試みた場合でも、このG3ファクシミリで受信可能
な範囲の手順信号でやり取りでき、不具合をなくすこと
ができる効果がある。
【0175】また、このようにしてカラー画像通信に移
行した後は、新たな手順信号によって通信手順を行うこ
とができるので、手順上で充分な量のパラメータデータ
をやり取りすることが可能であり、今後の通信機能の拡
張が容易に行えるという効果がある。
行した後は、新たな手順信号によって通信手順を行うこ
とができるので、手順上で充分な量のパラメータデータ
をやり取りすることが可能であり、今後の通信機能の拡
張が容易に行えるという効果がある。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の外観を示す斜視図である。
【図3】上記実施例の操作パネルを示す平面図である。
【図4】上記実施例の送信時のデータの流れを示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】上記実施例の受信時のデータの流れを示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】上記実施例の通信バッファの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】上記実施例のプリンタの構成を示すブロック図
である。
である。
【図8】上記実施例のプリンタのカートリッジの移送機
構を示す斜視図である。
構を示す斜視図である。
【図9】上記実施例のプリンタのカートリッジの位置関
係を説明する正面図である。
係を説明する正面図である。
【図10】上記実施例の白黒通信のプロトコル例を示す
シーケンスチャートである。
シーケンスチャートである。
【図11】上記実施例のカラー通信のプロトコル例を示
すシーケンスチャートである。
すシーケンスチャートである。
【図12】上記実施例の白黒/カラー混在通信のプロト
コル例を示すシーケンスチャートである。
コル例を示すシーケンスチャートである。
【図13】上記実施例の白黒/カラー混在通信の他のプ
ロトコル例を示すシーケンスチャートである。
ロトコル例を示すシーケンスチャートである。
【図14】上記実施例のG3伝送制御手順信号の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図15】上記実施例のG3伝送制御手順信号の他の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図16】上記実施例のJPEGベースライン符号化デ
ータのデータ構造を示す説明図である。
ータのデータ構造を示す説明図である。
【図17】上記実施例のCOMマーカパラメータへのペ
ージヘッダ情報の作成内容を示す説明図である。
ージヘッダ情報の作成内容を示す説明図である。
【図18】上記実施例の送信時の操作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図19】上記実施例におけるカラー通信ランプとカラ
ーページランプの状態を示す説明図である。
ーページランプの状態を示す説明図である。
【図20】上記実施例における読取り解像度の設定手順
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図21】上記実施例におけるカラー送信と白黒送信の
選択動作を示すフローチャートである。
選択動作を示すフローチャートである。
【図22】上記実施例における白黒送信動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図23】上記実施例におけるカラー送信動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図24】上記実施例におけるカラー送信動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図25】上記実施例における画像データ送信の詳細を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図26】上記実施例における画像データ送信の詳細を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図27】上記実施例における受信動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図28】上記実施例における受信動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図29】上記実施例における画像データ受信の詳細を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図30】上記実施例におけるカートリッジ選択動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図31】上記実施例におけるカセット選択動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図32】上記実施例の送信動作におけるページカウン
タの表示の遷移を示す平面図である。
タの表示の遷移を示す平面図である。
【図33】上記実施例のプリンタの状態とインジケータ
の関係を示す図表である。
の関係を示す図表である。
【図34】上記実施例で使用するイメージフレームのマ
ーカコードと各種パラメータを示す説明図である。
ーカコードと各種パラメータを示す説明図である。
【図35】本発明の第2実施例におけるワンタッチダイ
ヤルのパラメータ登録動作を示すフローチャートであ
る。
ヤルのパラメータ登録動作を示すフローチャートであ
る。
【図36】上記第2実施例のパラメータ登録時における
通常のダイヤル入力の場合の操作手順を示す説明図であ
る。
通常のダイヤル入力の場合の操作手順を示す説明図であ
る。
【図37】上記第2実施例のパラメータ登録時における
F網を使用するダイヤル入力の場合の操作手順を示す説
明図である。
F網を使用するダイヤル入力の場合の操作手順を示す説
明図である。
【図38】上記第2実施例におけるカラー送信と白黒送
信の選択動作を示すフローチャートである。
信の選択動作を示すフローチャートである。
【図39】本発明の第3実施例で使用するDISの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図40】上記第3実施例のエスケープ手順用に使用さ
れるEDISの内容を示す説明図である。
れるEDISの内容を示す説明図である。
【図41】上記第3実施例のエスケープ手順用に使用さ
れる手順信号であるEDCSの内容を示す説明図であ
る。
れる手順信号であるEDCSの内容を示す説明図であ
る。
【図42】上記第3実施例で使用するESCの内容を示
す説明図である。
す説明図である。
【図43】上記第3実施例のカラー通信手順を示すシー
ケンスチャートである。
ケンスチャートである。
【図44】上記第3実施例のカラー通信手順を示すシー
ケンスチャートである。
ケンスチャートである。
【図45】上記第3実施例の白黒送信動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図46】上記第3実施例のカラー送信動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図47】上記第3実施例の受信動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図48】上記第3実施例の画像データ受信の詳細を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1−1…CPU、 1−2…ROM、 1−3…RAM、 1−4…符復号部、 1−5…モデム、 1−6…NCU、 1−7…計時回路、 1−8…操作パネル、 1−9…画像メモリ、 1−10…スキャナ部、 1−11…プリンタインタフェース、 1−12…プリンタ。
Claims (4)
- 【請求項1】 通信回線に接続して使用され、白黒2値
画像データとカラー多値画像データとを送受信する画像
通信装置であって、 上記白黒2値画像データを送受信する第1の通信制御手
順の実行手段と;上記カラー多値画像データを送受信す
る第2の通信制御手順の実行手段と;上記第1の通信制
御手順に含まれるITU−T勧告に規定されたマンダト
リな制御信号を受信して、この制御信号の内容によって
上記第2の通信制御手順の実行の可否を判定する判定手
段と;この判定手段の判定結果が可である場合は、上記
第2の通信制御手順に移行するための通信手順切り替え
信号を相手装置に送信する制御手段と;を具備したこと
を特徴とする画像通信装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記第1の通信制御手段に使用する制御信号には、カラ
ー多値画像の通信のために特別に必要なパラメータは含
まず、上記第2の通信制御手順に使用する制御信号の一
部に上記カラー多値画像の通信のために特別に必要なパ
ラメータを含ませることを特徴とする画像通信装置。 - 【請求項3】 通信回線に接続して使用され、白黒2値
画像データとカラー多値画像データとを送受信する画像
通信装置であって、 上記白黒2値画像データを送受信する第1の通信制御手
順の実行手段と;上記カラー多値画像データを送受信す
る第2の通信制御手順の実行手段と;上記第1の通信制
御手順に含まれるITU−T勧告に規定されたマンダト
リな制御信号を受信して、この制御信号の内容を判定す
ることにより、上記第2の通信制御手順の実行を開始す
る手順切り替え判定手段と;を具備したことを特徴とす
る画像通信装置。 - 【請求項4】 請求項3において、 上記手順切り替え判定手段における判定に使用する上記
制御信号がDIS信号であることを特徴とする画像通信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186557A JPH0832787A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186557A JPH0832787A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 画像通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0832787A true JPH0832787A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16190613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6186557A Pending JPH0832787A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0832787A (ja) |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6186557A patent/JPH0832787A/ja active Pending
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