JPH08327752A - El付時計のel周り構造 - Google Patents

El付時計のel周り構造

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Publication number
JPH08327752A
JPH08327752A JP7136400A JP13640095A JPH08327752A JP H08327752 A JPH08327752 A JP H08327752A JP 7136400 A JP7136400 A JP 7136400A JP 13640095 A JP13640095 A JP 13640095A JP H08327752 A JPH08327752 A JP H08327752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
timepiece
gap
metal plate
module
Prior art date
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Pending
Application number
JP7136400A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Yanagi
剛一郎 柳
Manabu Kimijima
学 君島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP7136400A priority Critical patent/JPH08327752A/ja
Publication of JPH08327752A publication Critical patent/JPH08327752A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、EL板点灯時のEL板の振
動による時計モジュール本体上面にある金属板の共振に
より発生する音を防止するEL照明機能付き時計のEL
周り構造を提供することにある。 【構成】 時計モジュール本体5にEL支持枠2を収納
し固定する回路支持台3と、EL板1を収納し固定しE
L支持枠2を組込、また、モジュール本体5の上面の金
属板である筒車押え4とEL板2との隙間を80μm以
上となるように、EL板2を固定する。 【効果】 時計モジュール本体5の上面の金属板である
筒車押えとEL板1との隙間を80μm以上となるよう
にしたので、従来の金属板とEL板に隙間がないEL付
時計での、EL板の点灯にともなう金属板の共振により
発生する音を防ぐことを実現することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はEL付タイプ時計のEL
周り構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電場を加えることにより発光す
る面発光素子で、ムラの無い美しい表示が実現できるE
L素子を時計の照明機能として用いられているのは周知
である。又、EL素子は軽くて衝撃に強い反面、湿気に
極めて弱い性質を持っており防湿フイ ルムで封止しなけ
ればならず薄型化を阻む大きな要因となっていたが、近
年、その要因の改良がなされ薄型化が可能となり、時
計、AV、OA等のバックライトに使用されていること
は周知である。
【0003】以下に従来のEL付時計のEL周り構造を
図面を用いて説明する。図2は従来のEL周り構造の時
計を示す断面図である。図において、1はEL板、2は
EL支持枠、3は回路支持台、4は筒車押エ(金属
板)、5は時計モジュ−ル本体である。前記時計モジュ
−ル本体5が、前記回路支持台3に組み込まれた状態で
ある。又、前記EL板1が、前記EL支持枠2に組み込
まれ、前記EL板1と前記EL支持枠2が、前記回路支
持台3に組み込まれた状態である。時計モジュ−ル本体
上面の前記筒車押エ(金属板)4と前記EL板1の間に
は、前記EL板1の圧縮、キズ等によるEL不点灯防止
の為の隙間が確保されている構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、EL付
時計のEL周り構造においては、EL板とモジュ−ル上
面の金属板間のリ−クによるEL不点灯を考慮し隙間の
確保が行われたが、EL板が点灯時に振動し金属板と共
振することによって発生する騒音を防ぐ為の隙間の確保
は考慮されていなかった。一方、時計はユーザーの要望
として薄型の構造であるという実用的な面を有してい
て、時計モジュール本体上面にある金属板とEL板の間
の隙間は小さくして時計が薄型になるほうが良い。とこ
ろが、上述のように時計モジュール本体上面にある金属
板とEL板の間の隙間が小さいEL周り構造では、EL
板に交番電圧が入力されて点灯すると、EL板が振動す
るとともにモジュール本体上面の金属板が共振して音が
発生するという欠点を有している。そこでEL板の振動
が金属板を共振させないようにする為の時計モジュール
本体上面にある金属板とEL板の間の隙間を確保したE
L照明機能付き時計のEL周り構造の開発が望まれた。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決しようと
するもので、EL板点灯時のEL板の振動による時計モ
ジュール本体上面にある金属板の共振により発生する音
を防止するEL照明機能付き時計のEL周り構造を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、時計の照明機能としてEL板を備えた時計モ
ジュ−ル構造において、前記時計モジュ−ルのEL板を
支持する枠を収納する収納部を有する回路支持台と、支
持する枠にEL板を収納する収納部を有する支持枠を設
け、前記EL板を点灯させた時に発生する振動により前
記EL板と前記時計モジュ−ル上面の金属板が共振する
ことにより発生する騒音を防ぐ為の、前記金属板と前記
EL板の隙間を確保したEL付時計のEL周り構造を特
徴とする。
【0007】また、EL板と金属板の間に、80μm以
上の隙間を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】すなわち本発明に於けるEL付時計のEL周り
構造は、EL板と時計モジュール上面の間にEL板の点
灯時の振動によるモジュール上面の金属板の共振を発生
させない為の隙間を設けたので、EL点灯時に金属板の
共振により発生する音を防げる構造となっている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例に於けるEL付時計のEL周り構造を示
す断面図である。図1に示すごとく5は時計モジュール
本体、1はEL板、2はEL支持枠、3は回路支持台、
4は筒車押エである。回路支持台3はEL支持枠2を収
納する収納部有していてEL支持枠2を固定する。EL
支持枠2はEL板1を収納する為の収納部を有していて
EL板2を固定し、また、モジュール本体5の上面の金
属板である筒車押エ4とEL板2との隙間を80μm以
上となるようにEL板2の収納部を有し、EL板2を固
定する。
【0010】ここでEL板1と筒車押エ4の隙間と、E
L板点灯時のEL板1の振動による筒車押エ4の共振に
より発生する音圧の関係を調査した結果を図3に示す。
図3よりEL板1の振動による筒車押エ4の共振により
発生する音圧は、EL板1と筒車押エ4の隙間が約50
μmのときに最大値をとり、80μm以上の隙間があれ
ばほとんど無視できる音圧となることがわかる。
【0011】
【発明の効果】上記のごとく本発明によれば、EL板と
モジュール上面の金属板との隙間を、80μm以上とな
るようにしたので、従来の金属板とEL板に隙間がない
EL付時計での、EL板の点灯にともなう金属板の共振
により発生する音を防ぐことを実現することが出来るE
L付時計を提供できる。
【0012】本発明のEL付時計のEL周り構造は、ユ
ーザーがEL付時計を使用し、EL板を点灯させた時に
ユーザーにとって不快な音をを発生させるのを防ぐこと
を実現し、ユーザーを充分満足させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すEL付時計の断面図で
ある。
【図2】従来のEL付時計を示す断面図である。
【図3】EL板1と筒車押エ4の隙間と筒車押エ4の共
振により発生する音圧の関係を表すグラフである。
【符号の説明】
1 EL板 2 EL支持枠 3 回路支持台 4 筒車押エ 5 時計モジュール本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計の照明機能としてエレクトロルミネ
    ッセンス板(EL板)を備えた時計モジュ−ル構造にお
    いて、前記時計モジュ−ルのEL板を支持する枠を収納
    する収納部を有する回路支持台と、支持する枠にEL板
    を収納する収納部を有する支持枠を設け、前記EL板を
    点灯させた時に発生する振動により前記EL板と前記時
    計モジュ−ル上面の金属板が共振することにより発生す
    る騒音を防ぐ為の、前記金属板と前記EL板の隙間を確
    保した構造を特徴とするEL付時計のEL周り構造。
  2. 【請求項2】 EL板と金属板の間に、80μm以上の
    隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載のEL付時
    計のEL周り構造。
JP7136400A 1995-06-02 1995-06-02 El付時計のel周り構造 Pending JPH08327752A (ja)

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JP7136400A JPH08327752A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 El付時計のel周り構造

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JPH08327752A true JPH08327752A (ja) 1996-12-13

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JP7136400A Pending JPH08327752A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 El付時計のel周り構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8525407B2 (en) 2009-06-24 2013-09-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light source and device having the same
US9781783B2 (en) 2011-04-15 2017-10-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device, display device, light-emitting system, and display system
CN110173659A (zh) * 2019-03-27 2019-08-27 一汽轿车股份有限公司 一种减小两后尾灯相邻位置灯不亮间隙的结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8525407B2 (en) 2009-06-24 2013-09-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light source and device having the same
US9781783B2 (en) 2011-04-15 2017-10-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device, display device, light-emitting system, and display system
CN110173659A (zh) * 2019-03-27 2019-08-27 一汽轿车股份有限公司 一种减小两后尾灯相邻位置灯不亮间隙的结构

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