JPH08323309A - 水路壁面の除貝回収装置 - Google Patents

水路壁面の除貝回収装置

Info

Publication number
JPH08323309A
JPH08323309A JP7155105A JP15510595A JPH08323309A JP H08323309 A JPH08323309 A JP H08323309A JP 7155105 A JP7155105 A JP 7155105A JP 15510595 A JP15510595 A JP 15510595A JP H08323309 A JPH08323309 A JP H08323309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shellfish
waterway
pair
supported
shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7155105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3059077B2 (ja
Inventor
Hiroshi Shimoyama
博司 下山
Kazutaka Isobe
和孝 磯部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP7155105A priority Critical patent/JP3059077B2/ja
Publication of JPH08323309A publication Critical patent/JPH08323309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3059077B2 publication Critical patent/JP3059077B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水路の壁面の凹部における除貝の取り残し及
び凸部での除貝不能をなくするととに、前輪で押し潰さ
れ浮揚した貝類の回収率を高めること。 【構成】 偏平長方形箱状フレームの底面の前後左右の
4個所のコーナ部にそれぞれ形成された鉛直方向のスラ
スタ孔に付設された上下方向スラスタ2〜5と、上記前
部の左右のスラスタのそれぞれ後方及び上記後部の左右
のスラスタの前方にそれぞれ配設されたモータ駆動車輪
6〜7と、フレーム1の前端に上り勾配で突設されたア
ーム13の前端に下方への押し付け機構14及び前後傾
機構17を介して支持されたモータ駆動の回転ブラシ9
a,9bと、同回転ブラシの駆動用モータのケーシング
に支持され、回転ブラシで掻き落とされた貝類を吸引す
るフード21が先端に突設されたホース12aの前端部
にフレームの上部に固着されたポンプ11が挿入された
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水路壁面の除貝回収装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、臨海発電プラント等において
は、コンデンサ等の種々の機器を冷却するために冷却水
循環水管に海水を流しているので、貝類等の海洋生物が
その内面に付着し、海水の円滑な流れを阻害する。そこ
で、従来は、時折り除貝回収装置を使用して水管内面に
付着した貝類を除去回収している。この種の除貝回収装
置を略説すると、図4平面図及び図5側面図に示すよう
に、偏平長方形箱状フレーム1の前後左右の4コーナ部
に鉛直方向のスラスタ円筒2を設け、その中に支持フレ
ーム3でモータ4を中心上部に取り付けて鉛直方向の出
力軸の下端にスラスタ翼5を装着し、水中で回転してフ
レーム1を、図6に示すように、水路壁面Aに吸着さ
せ、内部のモータ6による駆動車輪7を壁面に当接して
自走させながら、中心部のモータ8の下部にて回転ブラ
シ9で壁面をこすって除貝し、かつ回転ブラシ9の周囲
をスカート10で囲み、回収ポンプ11の吸込側ホース
12を差し込んで回収するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の構造の除貝回収装置では以下の問題がある。 (1)車輪7,7の間に回転ブラシ9があるので除貝性
能が悪く、特に曲がり部でうまく除貝できない。すなわ
ち、平面部を問わず強固に付着した貝があると前輪がこ
れに乗り上げてブラシが届かなくなり、また、図5のB
に示す凹面では車輪の接地面からbだけ回転ブラシが離
れるので取り残しが生じ、凸面Cでは回転ブラシが凸面
cにだけかみついて回らず除貝が難しい。 (2)除貝した貝の回収率が悪い。それは、回転ブラシ
より前方のスラスタによって付着力の弱い貝が巻き上げ
られ、また、前方車輪で押しつぶされ浮揚した貝等が回
収できないために全体として貝の回収率がよくない。そ
の結果、下流のプラントへ悪影響を及ぼすことになる。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、水路壁面の凹部における除貝の取り残し及び
凸部での除貝不能をなくするとともに、前輪で押し潰さ
れ浮揚した貝類の回収率を高めることができる高性能で
経済的な除貝回収装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために請求項1の発明は、偏平長方形箱状フレームの
底面の前後左右の4個所のコーナ部にそれぞれ形成され
た鉛直方向のスラスタ孔に付設された上下方向スラスタ
と、上記前部の左右のスラスタのそれぞれ後方及び上記
後部の左右のスラスタの前方にそれぞれ配設されたモー
タ駆動車輪と、同フレームの央部に上下方向に貫設され
た横長長方形断面を有する貫通開口に配設された左右1
対の竪軸型モータ駆動回転ブラシと、同回転ブラシの駆
動用モータのケーシングに支持され両回転ブラシで水路
壁面から掻き落とされた貝類を吸引するフードが下端に
突設されたホースの上部に上記フレームの上部に固着さ
れたポンプが挿入されてなり後端が水路の外部へ延び上
記フードから吸引された貝類を水とともに水路外部へ排
出する貝類の吸引排出用ホースと、上記各モータに電力
を供給するケーブルとを具え、両回転ブラシを互いに反
対方向へ回転させることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、そ
の左右1対のモータ駆動回転ブラシをその貫通開口の前
後方向中心線上に突設されたアームの先端で支持された
左右1対のモータ駆動回転ブラシとし、両回転ブラシで
水路壁面から掻き落とされた貝類を吸引するフードが下
端に突設されたホースの上部に上記フレームの上部に固
着されたポンプが挿入されてなり後端が水路の外部へ延
び上記フードから吸引された貝類を水とともに水路外部
へ排出する貝類の吸引排出用ホースと、上記各モータに
電力を供給するケーブルを具え、両回転ブラシを互いに
反対方向へ回転させることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、偏平長方形箱状フレー
ムの底面の前後左右の4個所のコーナ部にそれぞれ形成
された鉛直方向のスラスタ孔に付設された上下方向スラ
スタと、上記前部の左右のスラスタのそれぞれ後方及び
上記後部の左右のスラスタの前方にそれぞれ配設された
モータ駆動車輪と、同フレームの前端に突設されたアー
ム前端に支持された左右1対の竪軸型モータ駆動回転ブ
ラシと、同左右1対の回転ブラシの駆動用モータのケー
シングに支持され回転ブラシで水路壁面から掻き落とさ
れた貝類を吸引するフードが前端に突設されたホースの
上端部に上記フレームの上部に固着されたポンプが挿入
されてなり後端が水路の外部へ延び上記フードから吸引
された貝類を水とともに水路外部へ排出する貝類の吸引
排出用ホースと、上記各モータに電力を供給するケーブ
ルを具えたことを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1,2もしくは
3において、その左右1対の回転ブラシを下方への押し
付け機構を介して支持された回転ブラシとしたことを特
徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1,2もしくは
3において、その左右1対の回転ブラシを前後傾機構を
介して支持された回転ブラシとしたことを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項4及び5を兼ね
具えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】このような構成によれば、下記の作用が行われ
る。 (1)スラスタ翼による吸着作用により、壁面への吸着
力は4コーナでバランスよく安定して得られ、車輪は前
方ブラシによる除貝された壁面の作用により滑ることな
く、摩擦力が十分得られ、本除貝装置を強力に走行させ
る。 (2)特に図3の曲がり部の壁面のように、前方に取り
付けた上下押し付け機構Fにより車輪接地面の延長線上
より内側の凸面Cでは+fだけ,外側の凹面では−fだ
けそれぞれ上下方向に移動して追従し、かつ前後傾機構
Gにより前者では+gだけ,後者では−gだけ先の押し
付け力で自動的に傾いてブラシを壁面に対して法線方向
に倣わせる結果、安定して完全な除貝ができ、上記課題
(1)が解決され、さらに、左右の回転ブラシの回転方
向を互いに逆方向にして内側に回転させることにより除
貝した貝を縦中心線上にかき寄せる作用が働き、その中
心上部の吸い込みホースに効率よく回収し、前記課題
(2)が解決される。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその全体平面図、図2は図1のII−II矢視縦
断側面図、図3は図1〜図2に示した本発明に係る除貝
回収装置が円形断面を有する水路の湾曲部の凸曲壁面
部,凹曲壁面部を除貝回収中の状態を示す水平断面図で
ある。
【0013】本発明装置が図4〜図5に示した従来の除
貝回収装置の構造と大きく相異するところは、左右1対
の回転ブラシを偏平長方形フレームの央部に配設する代
わりにフレームの前端の直前位置に設けたことと、回転
ブラシの回転軸の方向を鉛直方向に固定する代わりに上
下方向に昇降可能にするとともに、前傾後傾可能にフレ
ームに支持したこと、したがって、吸込ホースの吸込口
のフードもフレームの前端に配置されていることにあ
る。
【0014】まず、図1〜図2において、図4〜図5と
同一の符号はそれぞれ同図4〜図5と同一の部材,機器
を示し、1aは除貝装置フレームであり、偏平長方形本
体(以下フレームという)フレーム1aは図4〜図5の
除貝装置本体と同一であるが、前記したように図4〜図
5の央部の左右1対の回転ブラシ9は本発明では後記す
るように、本体1aの前端の直前位置に配設されてい
る。スラスタ円筒2,支持フレーム3,スラスタモータ
4,スラスタ翼5,車輪モータ6及び車輪7の配置位置
は図4〜図5のそれと同一である。
【0015】ここで、各回転ブラシ9aのブラシモータ
8aはそれぞれフレーム1aの前端央部に突設されたク
レビス15に横ピン16を介して基端が枢支された前方
へ延びるリンク17の先端に左右の両ブラシモータ8a
のケーシング同士を連結する水平連結軸20の央部を軸
受19を介して支持し、リンク17の央部はフレームの
上面前端から前方かつ上方へ延びるアーム13の前端に
固着された鉛直方向の伸縮機14の可動ロッドの下端に
横ピン18を介して支持している。したがって、吸引ホ
ース12aの先端のフード21aは左右の回転ブラシ9
aの前端を結ぶ線の直上位置に配置されている。
【0016】
【発明の効果】このような実施例の構造によれば、下記
の作用が行われる。 (1)スラスタ翼の吸着作用により、壁面への吸着力は
4コーナでバランスよく安定して得られ、車輪は前方ブ
ラシによる除貝された壁面の作用により滑ることなく、
摩擦力が十分得られ、本除貝装置を強力に走行させる。 (2)特に図3に示すような水路の曲がり部の壁面で
は、前方に取り付けた上下押し付け機構Fにより、車輪
接地面の延長線上より内側の凸面Cでは+fだけ,外側
の凹面では−fだけ上下方向に移動して追従し、かつ前
後傾機構Gにより前者では+gだけ,後者では−gだけ
先の押し付け力で自動的に傾いてブラシを壁面に対して
法線方向に倣わせる結果、安定して完全な除貝ができ、
上記課題(1)が解決され、さらに、左右の回転ブラシ
の回転方向を互いに逆方向にして内側に回転させること
により除貝した貝を中心線上にかき寄せる作用が働き、
その中心上部の吸い込みホースに効率よく回収し、前記
課題(2)が解決される。
【0017】なお、上記実施例においては、左右1対の
回転ブラシをフレームの前端の直前に上下押付け機構及
び前後傾機構を介して上下方向の移動及び又は横軸周り
の回動を可能としたことにより、従来のこの種の装置の
特性を大きく改善したのであるが、本発明の大きな特徴
は、上下押付け機構及び又は前後傾機構により回転ブラ
シを上下方向及び又は横軸周りに若干移動可能としたこ
とにある。それ故、回転ブラシの配置は図4〜図5に示
した従来どおりのフレーム中央に配置し、この設置位置
において、上下押付け機構及び又は前後傾機構を介して
取り付けることでも、かなり大きな効果が奏せられ、し
かも小型軽量化ができる。さらに、図4〜図5の構造に
おいて、左右の回転ブラシを逆方向に回転するだけで
も、壁から剥がした貝の回収効果は大きくなる。
【0018】このような除貝回収装置によれば、下記の
効果を奏することができる。 (1)図3に示すように、水路の曲がり部等の内外側凹
凸面、あるいは水平から移る傾斜面のほか、従来、除貝
回収が不十分であった所の除貝作業が完璧にできる。 (2)除貝した貝の回収率がほぼ100%となり、下流
のプラントへの悪影響を完全に防止できる。 (3)除貝ブラシを2個以上取り付けることが可能であ
り、清掃能率が向上する。
【0019】要するに請求項1の発明によれば、偏平長
方形箱状フレームの底面の前後左右の4個所のコーナ部
にそれぞれ形成された鉛直方向のスラスタ孔に付設され
た上下方向スラスタと、上記前部の左右のスラスタのそ
れぞれ後方及び上記後部の左右のスラスタの前方にそれ
ぞれ配設されたモータ駆動車輪と、同フレームの央部に
上下方向に貫設された横長長方形断面を有する貫通開口
に配設された左右1対の竪軸型モータ駆動回転ブラシ
と、同回転ブラシの駆動用モータのケーシングに支持さ
れ両回転ブラシで水路壁面から掻き落とされた貝類を吸
引するフードが下端に突設されたホースの上部に上記フ
レームの上部に固着されたポンプが挿入されてなり後端
が水路の外部へ延び上記フードから吸引された貝類を水
とともに水路外部へ排出する貝類の吸引排出用ホース
と、上記各モータに電力を供給するケーブルとを具え、
両回転ブラシを互いに反対方向へ回転させることによ
り、前輪で押し潰され浮揚した貝類の回収率を高めるこ
とができる高性能で経済的な除貝回収装置を得るから、
本発明は産業上極めて有益なものである。
【0020】請求項2の発明によれば、請求項1におい
て、その左右1対のモータ駆動回転ブラシをその貫通開
口の前後方向中心線上に突設されたアームの先端で支持
された左右1対のモータ駆動回転ブラシとし、両回転ブ
ラシで水路壁面から掻き落とされた貝類を吸引するフー
ドが下端に突設されたホースの上部に上記フレームの上
部に固着されたポンプが挿入されてなり後端が水路の外
部へ延び上記フードから吸引された貝類を水とともに水
路外部へ排出する貝類の吸引排出用ホースと、上記各モ
ータに電力を供給するケーブルを具え、両回転ブラシを
互いに反対方向へ回転させることにより、前輪で押し潰
された貝類の回収率を高めることができる高性能で経済
的な除貝回収装置を得るから、本発明は産業上極めて有
益なものである。
【0021】請求項3の発明によれば、偏平長方形箱状
フレームの底面の前後左右の4個所のコーナ部にそれぞ
れ形成された鉛直方向のスラスタ孔に付設された上下方
向スラスタと、上記前部の左右のスラスタのそれぞれ後
方及び上記後部の左右のスラスタの前方にそれぞれ配設
されたモータ駆動車輪と、同フレームの前端に突設され
たアーム前端に支持された左右1対の竪軸型モータ駆動
回転ブラシと、同左右1対の回転ブラシの駆動用モータ
のケーシングに支持され回転ブラシで水路壁面から掻き
落とされた貝類を吸引するフードが前端に突設されたホ
ースの上端部に上記フレームの上部に固着されたポンプ
が挿入されてなり後端が水路の外部へ延び上記フードか
ら吸引された貝類を水とともに水路外部へ排出する貝類
の吸引排出用ホースと、上記各モータに電力を供給する
ケーブルを具えたことにより、付着貝類は前輪で押し潰
されることなく、すべて回転ブラシにより除去され、ま
た水路壁面の凹部における除貝の取り残し及び凸部での
除貝不能をなくして貝類の回収率を高めることができる
高性能で経済的な除貝回収装置を得るから、本発明は産
業上極めて有益なものである。
【0022】請求項4の発明によれば、請求項1,2も
しくは3において、その左右1対の回転ブラシを下方へ
の押し付け機構を介して支持された回転ブラシとしたこ
とにより、水路壁面の凹部における除貝の取り残し及び
凸部での除貝不能をなくして貝類の回収率を高めること
ができる高性能で経済的な除貝回収装置を得るから、本
発明は産業上極めて有益なものである。
【0023】請求項5の発明によれば、請求項1,2も
しくは3において、その左右1対の回転ブラシを前後傾
機構を介して支持された回転ブラシとしたことにより、
水路壁面の凹部における除貝の取り残し及び凸部での除
貝不能をなくして貝類の回収率を高めることができる高
性能で経済的な除貝回収装置を得るから、本発明は産業
上極めて有益なものである。
【0024】請求項6の発明によれば、請求項4及び5
を兼ね具えたことにより、水路壁面の凹部における除貝
の取り残し及び凸部での除貝不能をなくして貝類の回収
率を高めることができる高性能で経済的な除貝回収装置
を得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の除貝回収装置を示す平面図
である。
【図2】図1のII−II矢視縦断側面図である。
【図3】図1〜図2の除貝回収装置が円形断面を有する
水路の湾曲部の内側壁面,外側壁面を除貝回収中の状態
を示す水平断面図である。
【図4】従来の除貝回収装置の上面を示す平面図であ
る。
【図5】図4の側面図である。
【図6】従来の正方形断面の水路の底面,側壁をそれぞ
れ除貝回収中の図4〜図5に示した除貝回収装置を示す
横断面図である。
【符号の説明】
1a フレーム 2 スラスタ円筒 3 支持フレーム 4 スラスタモータ 5 スラスタ翼 6 車輪モータ 7 車輪 8a ブラシモータ 9a 回転ブラシ 10a スカート 11 ポンプ 12a 吸込排出ホース 13 アーム 14 伸縮機 15 クレビス 16 横ピン 17 リンク 18 横ピン 19 軸受 20 水平連結軸 21a フード A 平面 B 凹面 C 凸面 F 上下押し付け機構 G 前後傾機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平長方形箱状フレームの底面の前後左
    右の4個所のコーナ部にそれぞれ形成された鉛直方向の
    スラスタ孔に付設された上下方向スラスタと、上記前部
    の左右のスラスタのそれぞれ後方及び上記後部の左右の
    スラスタの前方にそれぞれ配設されたモータ駆動車輪
    と、同フレームの央部に上下方向に貫設された横長長方
    形断面を有する貫通開口に配設された左右1対の竪軸型
    モータ駆動回転ブラシと、同回転ブラシの駆動用モータ
    のケーシングに支持され両回転ブラシで水路壁面から掻
    き落とされた貝類を吸引するフードが下端に突設された
    ホースの上部に上記フレームの上部に固着されたポンプ
    が挿入されてなり後端が水路の外部へ延び上記フードか
    ら吸引された貝類を水とともに水路外部へ排出する貝類
    の吸引排出用ホースと、上記各モータに電力を供給する
    ケーブルとを具え、両回転ブラシを互いに反対方向へ回
    転させることを特徴とする水路壁面の除貝回収装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、その左右1対のモー
    タ駆動回転ブラシをその貫通開口の前後方向中心線上に
    突設されたアームの先端で支持された左右1対のモータ
    駆動回転ブラシとし、両回転ブラシで水路壁面から掻き
    落とされた貝類を吸引するフードが下端に突設されたホ
    ースの上部に上記フレームの上部に固着されたポンプが
    挿入されてなり後端が水路の外部へ延び上記フードから
    吸引された貝類を水とともに水路外部へ排出する貝類の
    吸引排出用ホースと、上記各モータに電力を供給するケ
    ーブルを具え、両回転ブラシを互いに反対方向へ回転さ
    せることを特徴とする水路壁面の除貝回収装置。
  3. 【請求項3】 偏平長方形箱状フレームの底面の前後左
    右の4個所のコーナ部にそれぞれ形成された鉛直方向の
    スラスタ孔に付設された上下方向スラスタと、上記前部
    の左右のスラスタのそれぞれ後方及び上記後部の左右の
    スラスタの前方にそれぞれ配設されたモータ駆動車輪
    と、同フレームの前端に突設されたアーム前端に支持さ
    れた左右1対の竪軸型モータ駆動回転ブラシと、同左右
    1対の回転ブラシの駆動用モータのケーシングに支持さ
    れ回転ブラシで水路壁面から掻き落とされた貝類を吸引
    するフードが前端に突設されたホースの上端部に上記フ
    レームの上部に固着されたポンプが挿入されてなり後端
    が水路の外部へ延び上記フードから吸引された貝類を水
    とともに水路外部へ排出する貝類の吸引排出用ホース
    と、上記各モータに電力を供給するケーブルを具えたこ
    とを特徴とする水路壁面の除貝回収装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2もしくは3において、その
    左右1対の回転ブラシを下方への押し付け機構を介して
    支持された回転ブラシとしたことを特徴とする水路壁面
    の除貝回収装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2もしくは3において、その
    左右1対の回転ブラシを前後傾機構を介して支持された
    回転ブラシとしたことを特徴とする水路壁面の除貝回収
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4及び5を兼ね具えたことを特徴
    とする水路壁面の除貝回収装置。
JP7155105A 1995-05-30 1995-05-30 水路壁面の除貝回収装置 Expired - Fee Related JP3059077B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155105A JP3059077B2 (ja) 1995-05-30 1995-05-30 水路壁面の除貝回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7155105A JP3059077B2 (ja) 1995-05-30 1995-05-30 水路壁面の除貝回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08323309A true JPH08323309A (ja) 1996-12-10
JP3059077B2 JP3059077B2 (ja) 2000-07-04

Family

ID=15598728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7155105A Expired - Fee Related JP3059077B2 (ja) 1995-05-30 1995-05-30 水路壁面の除貝回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3059077B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110138550A1 (en) * 2008-07-29 2011-06-16 Byung Wook Park Remote controlled robot for cleaning inner-walls of duct and remote control system using same
CN105369888A (zh) * 2014-08-08 2016-03-02 湘潭腾升机械研究制造有限公司 一种下水道清淤装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108906707A (zh) * 2018-07-09 2018-11-30 芜湖万向新元环保科技有限公司 一种车间易清理的机械除尘装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110138550A1 (en) * 2008-07-29 2011-06-16 Byung Wook Park Remote controlled robot for cleaning inner-walls of duct and remote control system using same
US8347445B2 (en) * 2008-07-29 2013-01-08 Ibs Engineering Co., Ltd. Remote controlled robot for cleaning inner-walls of duct and remote control system using same
CN105369888A (zh) * 2014-08-08 2016-03-02 湘潭腾升机械研究制造有限公司 一种下水道清淤装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3059077B2 (ja) 2000-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101401512B1 (ko) 진공청소기용 흡입브러시
KR20100093325A (ko) 진공청소기의 브러시 조립체
JP2006296684A (ja) 自走式電気掃除機および電気掃除機
RU2226978C2 (ru) Чистящее устройство пылесоса с матерчатой щеткой для пола (варианты)
US6892420B1 (en) Vacuum cleaner with hair wrap cutter
CN215976761U (zh) 一种公路施工用标线清除装置
CN213606116U (zh) 清洁装置及除螨吸尘器
JPH08323309A (ja) 水路壁面の除貝回収装置
JPH027923A (ja) 電気掃除機における電動式吸込具の駆動方法
KR100504890B1 (ko) 업라이트 청소기의 취약부흡입장치
JP7444371B2 (ja) ショットブラスト装置及び鋼床版添接ボルトの付着物除去方法
JP3705580B2 (ja) 清掃具
JP5658847B1 (ja) 除雪装置
JP2927639B2 (ja) 電気掃除機の吸込装置
EP1603443A1 (en) Polishing vacuum cleaner for hard surfaces
JP2002306382A (ja) 電気掃除機用吸込具および電気掃除機
JP6521625B2 (ja) 除雪装置及び除雪方法
CN218684184U (zh) 一种用于大型场地的扫地机器人
JPH0889909A (ja) 水中円柱構造物清掃ロボット
CN216422975U (zh) 清理设备及加气混凝土生产线
CN211071159U (zh) 海洋管道防堵塞清理设备
JP5083351B2 (ja) 電気掃除機の吸込具及びその吸込具を備えた電気掃除機
JP2661847B2 (ja) 管内清掃ロボットの清掃滓回収装置
CN216679186U (zh) 一种基于除尘设备用卸灰阀
JP2006174954A (ja) 電気掃除機およびそのロータリブラシ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000314

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees