JPH08320831A - データ記憶素子及びデータ記憶装置 - Google Patents
データ記憶素子及びデータ記憶装置Info
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- JPH08320831A JPH08320831A JP7126239A JP12623995A JPH08320831A JP H08320831 A JPH08320831 A JP H08320831A JP 7126239 A JP7126239 A JP 7126239A JP 12623995 A JP12623995 A JP 12623995A JP H08320831 A JPH08320831 A JP H08320831A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 アクセス時間が遅い記憶装置にデータを一時
的に保持するストアバッファのデータ記憶装置で、アク
セスの遅延を生せずストアバッファ数を増加可能で、設
計も容易なデータ記憶装置。 【構成】 セレクタ15は、信号線11を介して送られ
てくるデータと前段のデータ記憶素子のSTBDに保持
されているデータ13の2つのデータのいずれか一方の
データをスイッチ17に出力する。セレクタ16は、信
号線12を介して送られてくるストアアドレスと前段の
データ記憶素子のSTBAに保持されているストアアド
レス14のいずれか一方のストアアドレスをスイッチ1
8に出力する。セレクタ15,16は、前段のデータ記
憶素子のValid bitで制御され、スイッチ1
7,18は自素子と後段のデータ記憶素子とのVali
d bitで制御される。COMP19は、STBAの
アドレスと信号線12からのストアドレスが一致すれ
ば、ヒット信号20を出力する。
的に保持するストアバッファのデータ記憶装置で、アク
セスの遅延を生せずストアバッファ数を増加可能で、設
計も容易なデータ記憶装置。 【構成】 セレクタ15は、信号線11を介して送られ
てくるデータと前段のデータ記憶素子のSTBDに保持
されているデータ13の2つのデータのいずれか一方の
データをスイッチ17に出力する。セレクタ16は、信
号線12を介して送られてくるストアアドレスと前段の
データ記憶素子のSTBAに保持されているストアアド
レス14のいずれか一方のストアアドレスをスイッチ1
8に出力する。セレクタ15,16は、前段のデータ記
憶素子のValid bitで制御され、スイッチ1
7,18は自素子と後段のデータ記憶素子とのVali
d bitで制御される。COMP19は、STBAの
アドレスと信号線12からのストアドレスが一致すれ
ば、ヒット信号20を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ記憶装置に係わ
り、特にアクセス時間の遅い記憶装置に書き込むデータ
を一時的に格納するデータ記憶装置及それを構成するた
めのデータ記憶素子に関する。
り、特にアクセス時間の遅い記憶装置に書き込むデータ
を一時的に格納するデータ記憶装置及それを構成するた
めのデータ記憶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUと主メモリとの間にキャッシュメ
モリを設け、ストアスルー方式によりCPUが主記憶装
置(以下、主メモリと記述)にデータを書き込むアーキ
テクチャを採用している計算機が知られている。このス
トアスルー方式は、キャッシュメモリにデータを書き込
むとき、主メモリにもそのデータを書き込む方式であ
る。
モリを設け、ストアスルー方式によりCPUが主記憶装
置(以下、主メモリと記述)にデータを書き込むアーキ
テクチャを採用している計算機が知られている。このス
トアスルー方式は、キャッシュメモリにデータを書き込
むとき、主メモリにもそのデータを書き込む方式であ
る。
【0003】ところで、最近、CPUの高速化が著し
く、システムのスループットを向上をさせる際、主メモ
リのアクセス速度の遅さがボトルネックとなっている。
このように、主メモリのアクセス時間が遅いために、C
PUが主メモリへの書き込み待ち(Write Sta
ll)となってシステムのスループットが低下すること
を防止するために、ストアバッファを用意するのが一般
的となっている。
く、システムのスループットを向上をさせる際、主メモ
リのアクセス速度の遅さがボトルネックとなっている。
このように、主メモリのアクセス時間が遅いために、C
PUが主メモリへの書き込み待ち(Write Sta
ll)となってシステムのスループットが低下すること
を防止するために、ストアバッファを用意するのが一般
的となっている。
【0004】この場合、CPUは主メモリに書き込むべ
きデータをストアバッファに書き込むだけで、次の処理
を実行することが可能となる。該ストアバッファに書き
込まれたデータは、CPUとは独立に、該ストアバッフ
ァから主メモリへ書き込まれる。
きデータをストアバッファに書き込むだけで、次の処理
を実行することが可能となる。該ストアバッファに書き
込まれたデータは、CPUとは独立に、該ストアバッフ
ァから主メモリへ書き込まれる。
【0005】図11は、従来のストアスルー方式におい
て、CPUと主メモリ(MainMemory)1との
間に設けられるストアバッファの構成を示す図である。
同図において、8個のストアバッファSTB1〜STB
8が並列に設けられている。これらのストアバッファS
TB1〜STB8は、CPU(不図示)が主メモリ1へ
書き込む(ストアする)データを、一時的に保持するた
めに用いられる。
て、CPUと主メモリ(MainMemory)1との
間に設けられるストアバッファの構成を示す図である。
同図において、8個のストアバッファSTB1〜STB
8が並列に設けられている。これらのストアバッファS
TB1〜STB8は、CPU(不図示)が主メモリ1へ
書き込む(ストアする)データを、一時的に保持するた
めに用いられる。
【0006】CPUが主メモリ1に書き込むデータは、
Input−Point Control回路2の制御
により、8個のストアバッファSTB1〜STB8の中
の現在、空いているいずれかのストアバッファSTBi
(i=1〜8)に格納される。この空いているストアバ
ッファSTBi(i=1〜8)に関する情報は、Out
put−Point Control回路3からInp
ut−Point Control回路2に送られる。
CPUが主メモリ1に書き込むデータは、全てのストア
バッファSTB1〜STB8に入力され、Input−
Point Control回路2から出力されるst
b_input_point信号(ライトイネーブル信
号)がイネーブルとなっているストアバッファSTBi
に格納される。
Input−Point Control回路2の制御
により、8個のストアバッファSTB1〜STB8の中
の現在、空いているいずれかのストアバッファSTBi
(i=1〜8)に格納される。この空いているストアバ
ッファSTBi(i=1〜8)に関する情報は、Out
put−Point Control回路3からInp
ut−Point Control回路2に送られる。
CPUが主メモリ1に書き込むデータは、全てのストア
バッファSTB1〜STB8に入力され、Input−
Point Control回路2から出力されるst
b_input_point信号(ライトイネーブル信
号)がイネーブルとなっているストアバッファSTBi
に格納される。
【0007】これらストアバッファSTB1〜STB8
に格納されているデータは、セレクタ(Selecto
r)4に入力される。Output−Point Co
ntrol回路3は、セレクタ4を制御して、CPU1
が書き込んだデータを、その書き込み順にストアバッフ
ァSTBiからセレクタ4に出力させる。該セレクタ4
から出力されたデータは、ストアバッファSTB0に入
力・格納される。そして、このストアバッファSTB0
に格納されたデータは、メモリ制御ユニット(MCU)
5により、主メモリ11に書き込まれる。
に格納されているデータは、セレクタ(Selecto
r)4に入力される。Output−Point Co
ntrol回路3は、セレクタ4を制御して、CPU1
が書き込んだデータを、その書き込み順にストアバッフ
ァSTBiからセレクタ4に出力させる。該セレクタ4
から出力されたデータは、ストアバッファSTB0に入
力・格納される。そして、このストアバッファSTB0
に格納されたデータは、メモリ制御ユニット(MCU)
5により、主メモリ11に書き込まれる。
【0008】図12は、このストアスルー方式のデータ
記憶装置の動作を説明するタイミングチャートである。
同図(a)はCPUがストア命令の実行により主メモリ
1に書き込むデータ、同図(b)のop_stv信号は
CPU1が実行したストア命令が有効であることを示す
信号であり、図中において”STV”(SToreVa
lid)で示す”valid”の状態のときストア命令
が以後確実に実行されることを示す。このop_stv
信号は、上記stb_input_point信号と特
には説明しない不図示の他の信号とを用いて生成され
る。
記憶装置の動作を説明するタイミングチャートである。
同図(a)はCPUがストア命令の実行により主メモリ
1に書き込むデータ、同図(b)のop_stv信号は
CPU1が実行したストア命令が有効であることを示す
信号であり、図中において”STV”(SToreVa
lid)で示す”valid”の状態のときストア命令
が以後確実に実行されることを示す。このop_stv
信号は、上記stb_input_point信号と特
には説明しない不図示の他の信号とを用いて生成され
る。
【0009】また、同図(c)に示すstb_inpu
t_point信号は、Input−Point Co
ntrol回路3がストアバッファSTB0〜STB8
に出力するポインタ値iをしめしており、該Input
−Point Control回路2は、このポインタ
値iが示すストアバッファSTBiにライトイネーブル
信号を出力する。CPUから送られてくるデータは、こ
のライトイネーブル信号が入力されるストアバッファS
TBiに格納される。
t_point信号は、Input−Point Co
ntrol回路3がストアバッファSTB0〜STB8
に出力するポインタ値iをしめしており、該Input
−Point Control回路2は、このポインタ
値iが示すストアバッファSTBiにライトイネーブル
信号を出力する。CPUから送られてくるデータは、こ
のライトイネーブル信号が入力されるストアバッファS
TBiに格納される。
【0010】また、同図(d),(f),(h),
(j)のstb0_valid,stb1_vali
d、stb2_valid、stb3_validは、
それぞれ、ストアバッファSTB0、STB1、STB
2、STB3にデータが格納されていることを示す信号
である。さらに、同図(e),(g),(i),(k)
のSTB0、STB1、STB2、STB3は、それぞ
れ、ストアバッファSTB0、STB1、STB2、S
TB3のデータの格納状態を示す。
(j)のstb0_valid,stb1_vali
d、stb2_valid、stb3_validは、
それぞれ、ストアバッファSTB0、STB1、STB
2、STB3にデータが格納されていることを示す信号
である。さらに、同図(e),(g),(i),(k)
のSTB0、STB1、STB2、STB3は、それぞ
れ、ストアバッファSTB0、STB1、STB2、S
TB3のデータの格納状態を示す。
【0011】また、同図(l)はOutput−Poi
nt Control回路13からセレクタ4に出力さ
れるstb_onput_point信号のポインタ値
i(このポインタ値iは、ストアバッファSTB0に選
択出力されるデータを保持しているストアバッファがS
TBiであることを示す)を、同図(m)のMCU_r
eq_valid信号はMCU5からOutput−P
oint Control回路3に出力される主メモリ
1への書き込み許可信号を示す。そして、同図(m)に
示すMCU_req_valid信号の状態”stor
e”は、主メモリ1がデータ書き込み可能状態にあるこ
とを示す。さらに、同図(n)のアドレス(addre
ss)はMCU5から主メモリ1に出力されるストアデ
ータ(MCU5がストア命令を実行することによって、
MCU5から出力される主メモリ5に格納すべきデー
タ)の主メモリ1の書き込みアドレスを示す。
nt Control回路13からセレクタ4に出力さ
れるstb_onput_point信号のポインタ値
i(このポインタ値iは、ストアバッファSTB0に選
択出力されるデータを保持しているストアバッファがS
TBiであることを示す)を、同図(m)のMCU_r
eq_valid信号はMCU5からOutput−P
oint Control回路3に出力される主メモリ
1への書き込み許可信号を示す。そして、同図(m)に
示すMCU_req_valid信号の状態”stor
e”は、主メモリ1がデータ書き込み可能状態にあるこ
とを示す。さらに、同図(n)のアドレス(addre
ss)はMCU5から主メモリ1に出力されるストアデ
ータ(MCU5がストア命令を実行することによって、
MCU5から出力される主メモリ5に格納すべきデー
タ)の主メモリ1の書き込みアドレスを示す。
【0012】次に、図12のタイミングチャートを参照
して、CPUから送られてくるストアデータがストアバ
ッファSTB0からSTB4を介して主メモリ1に書き
込まれる動作を説明する。
して、CPUから送られてくるストアデータがストアバ
ッファSTB0からSTB4を介して主メモリ1に書き
込まれる動作を説明する。
【0013】全てのストアバッファSTB0〜STB8
には、データが格納されていないものとする。このた
め、Input−Point Control回路2か
ら出力されるstb_input_point信号は”
0”(ストアバッファSTB0に入力されるstb_i
nput_point信号がアクティブ)となっている
(図12(c)参照)。また、Output−Poin
t Control回路3からセレクタ4に出力される
stb_output_point信号のポインタ値
も”0”となっている。
には、データが格納されていないものとする。このた
め、Input−Point Control回路2か
ら出力されるstb_input_point信号は”
0”(ストアバッファSTB0に入力されるstb_i
nput_point信号がアクティブ)となっている
(図12(c)参照)。また、Output−Poin
t Control回路3からセレクタ4に出力される
stb_output_point信号のポインタ値
も”0”となっている。
【0014】この状態で、CPUでのストア命令の実行
により、主メモリのアドレスA000にストアされるデ
ータ”AAAA”,アドレスA010にストアされるデ
ータ”BBBB”,アドレスA020にストアされるデ
ータ”CCCC”,アドレスA030にストアされるデ
ータ”DDDD”が、CPUから順次送られてきたもの
とする(図12(a)参照)。この場合、Input−
Point Control回路2から出力されている
stb_input_point信号のポインタ値が”
0”であるので、最初のストアデータ”AAAA”はス
トアバッファSTB0に格納される(図12(e)参
照)。また、このストアデータ”AAAA”の格納完了
前にop_stv信号が”STV”となり、CPU側に
このストア命令が、以後、確実に実行されることが通知
される。これにより、CPUは、ストアデータ”AAA
A”がストアバッファSTB0に格納される前に、次の
命令の実行の制御を開始することが可能になる。
により、主メモリのアドレスA000にストアされるデ
ータ”AAAA”,アドレスA010にストアされるデ
ータ”BBBB”,アドレスA020にストアされるデ
ータ”CCCC”,アドレスA030にストアされるデ
ータ”DDDD”が、CPUから順次送られてきたもの
とする(図12(a)参照)。この場合、Input−
Point Control回路2から出力されている
stb_input_point信号のポインタ値が”
0”であるので、最初のストアデータ”AAAA”はス
トアバッファSTB0に格納される(図12(e)参
照)。また、このストアデータ”AAAA”の格納完了
前にop_stv信号が”STV”となり、CPU側に
このストア命令が、以後、確実に実行されることが通知
される。これにより、CPUは、ストアデータ”AAA
A”がストアバッファSTB0に格納される前に、次の
命令の実行の制御を開始することが可能になる。
【0015】ストアバッファSTB0にストアデータ”
AAAA”が格納されると、stb0_valid信号
が”valid”となり、ストアバッファSTB0にデ
ータが格納されていることが示される(図12(d)参
照)。また、これと同時にInput−Point C
ontrol回路2は、stb_input_poin
t信号のポインタ値を”0”から”1”に変更する(図
12(c)参照)。Input−Point Cont
rol回路2は、Output−PointContr
ol回路3からストアバッファSTB0〜STB8の全
てが”空”である旨の信号を受け取ることにより、上記
ポインタ値を決定する。
AAAA”が格納されると、stb0_valid信号
が”valid”となり、ストアバッファSTB0にデ
ータが格納されていることが示される(図12(d)参
照)。また、これと同時にInput−Point C
ontrol回路2は、stb_input_poin
t信号のポインタ値を”0”から”1”に変更する(図
12(c)参照)。Input−Point Cont
rol回路2は、Output−PointContr
ol回路3からストアバッファSTB0〜STB8の全
てが”空”である旨の信号を受け取ることにより、上記
ポインタ値を決定する。
【0016】以後、同様にして、Input−Poin
t Control回路2の制御により、ストアデー
タ”BBBB”,”CCCC”,及び”DDDD”が、
それぞれストアバッファSTB1、STB2、STB3
に順次、格納されていく(図12(g)、(i),
(k)参照)。
t Control回路2の制御により、ストアデー
タ”BBBB”,”CCCC”,及び”DDDD”が、
それぞれストアバッファSTB1、STB2、STB3
に順次、格納されていく(図12(g)、(i),
(k)参照)。
【0017】このようにして、ストアバッファSTB0
〜STB3に格納されたストアデータ”AAAA”、”
BBBB”,”CCCC”,及び”DDDD”は、Ou
tput−Point Control回路3の制御に
より、MCU5に送られ、該MCU5により主メモリ1
に書き込まれる。すなわち、まず、ストアバッファST
B0に格納されたストアデータ”AAAA”がMCU5
に送られる。続いて、Output−Point Co
ntrol回路3がMCU5から”store”状態の
MCU_req_valid信号を入力する毎に、セレ
クタ4に出力するstb_output_point信
号のポインタ値を順次、”1”、”2”、”3”と変化
させて、ストアバッファSTB1、STB2、STB3
に格納されたストアデータ”BBBB”,”CCC
C”,”DDDD”をセレクタ4を介してストアバッフ
ァSTB0にいったん格納させる。そして、MCU5
が、ストアバッファSTB0に格納されたこれらのデー
タを、順次、主メモリ1に書き込む(図12(l)、
(m),(n)参照)。
〜STB3に格納されたストアデータ”AAAA”、”
BBBB”,”CCCC”,及び”DDDD”は、Ou
tput−Point Control回路3の制御に
より、MCU5に送られ、該MCU5により主メモリ1
に書き込まれる。すなわち、まず、ストアバッファST
B0に格納されたストアデータ”AAAA”がMCU5
に送られる。続いて、Output−Point Co
ntrol回路3がMCU5から”store”状態の
MCU_req_valid信号を入力する毎に、セレ
クタ4に出力するstb_output_point信
号のポインタ値を順次、”1”、”2”、”3”と変化
させて、ストアバッファSTB1、STB2、STB3
に格納されたストアデータ”BBBB”,”CCC
C”,”DDDD”をセレクタ4を介してストアバッフ
ァSTB0にいったん格納させる。そして、MCU5
が、ストアバッファSTB0に格納されたこれらのデー
タを、順次、主メモリ1に書き込む(図12(l)、
(m),(n)参照)。
【0018】次に、図13は、主メモリ1からOutp
ut−Point Control回路13に出力され
るMCU_req_valid信号が”PortBus
y”であるときの上記ストアデータの書き込み動作を説
明するタイミングチャートである。同図(a)〜(n)
に示す信号は、上述した図12の(a)〜(n)の信号
と同様である。
ut−Point Control回路13に出力され
るMCU_req_valid信号が”PortBus
y”であるときの上記ストアデータの書き込み動作を説
明するタイミングチャートである。同図(a)〜(n)
に示す信号は、上述した図12の(a)〜(n)の信号
と同様である。
【0019】この場合、図13(m)に示すように、M
CU_req_valid信号の状態が、主メモリへの
データ書き込みが現在不可能であることを示す”Por
tBusy”となっている間、ストアバッファSTB0
に格納されているデータの主メモリ1への書き込みは待
たされる。そして、該MCU_req_valid信号
の状態が”PortBusy”から”store”に変
化した後に、ストアバッファSTB0に格納されていた
ストアデータ”AAAA”が、MCU15により、主メ
モリ1のアドレス”A000”に書き込まれる。そし
て、続いて、ストアバッファSTB1、STB2、ST
B3に格納されていたストアデータ”BBBB”,”C
CCC”,”DDDD”が、Output−Point
Control回路3の制御により、セレクタ4を介
して順次、ストアバッファSTB0に格納され、MCU
5を介して主メモリ1のアドレス”A010”,”A0
20”,A030”に書き込まれる。
CU_req_valid信号の状態が、主メモリへの
データ書き込みが現在不可能であることを示す”Por
tBusy”となっている間、ストアバッファSTB0
に格納されているデータの主メモリ1への書き込みは待
たされる。そして、該MCU_req_valid信号
の状態が”PortBusy”から”store”に変
化した後に、ストアバッファSTB0に格納されていた
ストアデータ”AAAA”が、MCU15により、主メ
モリ1のアドレス”A000”に書き込まれる。そし
て、続いて、ストアバッファSTB1、STB2、ST
B3に格納されていたストアデータ”BBBB”,”C
CCC”,”DDDD”が、Output−Point
Control回路3の制御により、セレクタ4を介
して順次、ストアバッファSTB0に格納され、MCU
5を介して主メモリ1のアドレス”A010”,”A0
20”,A030”に書き込まれる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のストアスルー方式のデータ記憶装置は、複数のストア
バッファ(上記ストアバッファSTB0〜STB8が該
当)が並列に設けられた構成となっており、CPUから
送られてくるデータをどのバッファに入力すべきか制御
するための第一の制御回路(上記Input−Poin
t Control回路2が該当)が必要であった。ま
た、データが格納されているストアバッファの中から、
MCU15に接続されたストアバッファSTB0にデー
タを転送すべきストアバッファを選択する第二の制御回
路(上記Output−PointControl回路
3が該当)も必要であっった。このため、データ記憶装
置の制御回路が複雑でかつ大きくならざるをえないとい
う欠点があった。
のストアスルー方式のデータ記憶装置は、複数のストア
バッファ(上記ストアバッファSTB0〜STB8が該
当)が並列に設けられた構成となっており、CPUから
送られてくるデータをどのバッファに入力すべきか制御
するための第一の制御回路(上記Input−Poin
t Control回路2が該当)が必要であった。ま
た、データが格納されているストアバッファの中から、
MCU15に接続されたストアバッファSTB0にデー
タを転送すべきストアバッファを選択する第二の制御回
路(上記Output−PointControl回路
3が該当)も必要であっった。このため、データ記憶装
置の制御回路が複雑でかつ大きくならざるをえないとい
う欠点があった。
【0021】また、上記第二の制御回路は、選択信号
(上記stb_output_point信号が該当)
を生成するためのデコーダの回路を含むので、ストアバ
ッファの数が増えると、該デコーダ部分でのゲートの段
数が増加し、ゲート遅延時間が大きくなる。このこと
は、該選択信号の生成・出力の遅延をもたらす。これ
は、ストアバッファからデータが選択読出しされる動作
速度が遅れてしまう原因となる。また、該デコーダ部分
の回路自体も複雑になる。このため、ストアバッファの
数をあまり多くすることができず、ストアバッファ部の
データ記憶容量が制限されてしまうという欠点があっ
た。
(上記stb_output_point信号が該当)
を生成するためのデコーダの回路を含むので、ストアバ
ッファの数が増えると、該デコーダ部分でのゲートの段
数が増加し、ゲート遅延時間が大きくなる。このこと
は、該選択信号の生成・出力の遅延をもたらす。これ
は、ストアバッファからデータが選択読出しされる動作
速度が遅れてしまう原因となる。また、該デコーダ部分
の回路自体も複雑になる。このため、ストアバッファの
数をあまり多くすることができず、ストアバッファ部の
データ記憶容量が制限されてしまうという欠点があっ
た。
【0022】また、さらに、上記第一及び第二の制御回
路の構成はストアバッファの数に依存するので、ストア
バッファの数が変化すると、それらの制御回路を改めて
設計し直さなければならなかった。このため、その設計
作業に多大な時間が費やされるという欠点があった。
路の構成はストアバッファの数に依存するので、ストア
バッファの数が変化すると、それらの制御回路を改めて
設計し直さなければならなかった。このため、その設計
作業に多大な時間が費やされるという欠点があった。
【0023】本発明は、ストアバッファの制御が容易な
データ記憶装置を実現することを目的とする。また、ス
トアバッファ数の変更にも柔軟に対応でき、該変更に伴
う設計作業も容易なるデータ記憶装置を実現することを
目的とする。また、さらに、データを書き込むべきスト
アバッファを選択する際の動作遅延が小さいデータ記憶
装置を実現することを目的とする。また、さらに、遅延
を考慮したストアバッファ数の制限が無く、ストアバッ
ファ数を任意の数だけ増加することが可能なデータ記憶
装置を実現することを目的とする。
データ記憶装置を実現することを目的とする。また、ス
トアバッファ数の変更にも柔軟に対応でき、該変更に伴
う設計作業も容易なるデータ記憶装置を実現することを
目的とする。また、さらに、データを書き込むべきスト
アバッファを選択する際の動作遅延が小さいデータ記憶
装置を実現することを目的とする。また、さらに、遅延
を考慮したストアバッファ数の制限が無く、ストアバッ
ファ数を任意の数だけ増加することが可能なデータ記憶
装置を実現することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ記憶素子
(第一のデータ記憶素子)は、データの有無を示すバリ
ットビットが付随したデータを記憶するメモリセルと、
外部から入力される複数のデータを、自素子の後段に接
続される他のデータ記憶素子のメモリセルのバリットビ
ットの値に応じて選択出力するセレクタと、上記自素子
のメモリセルのバリットビットの値と、自素子の前段に
接続される他のデータ記憶素子のメモリセルのバリット
ビットの値とによって制御され、該セレクタから選択出
力されるデータを、上記自素子のメモリセルに入力する
スイッチと、を備えたことを特徴とする。
(第一のデータ記憶素子)は、データの有無を示すバリ
ットビットが付随したデータを記憶するメモリセルと、
外部から入力される複数のデータを、自素子の後段に接
続される他のデータ記憶素子のメモリセルのバリットビ
ットの値に応じて選択出力するセレクタと、上記自素子
のメモリセルのバリットビットの値と、自素子の前段に
接続される他のデータ記憶素子のメモリセルのバリット
ビットの値とによって制御され、該セレクタから選択出
力されるデータを、上記自素子のメモリセルに入力する
スイッチと、を備えたことを特徴とする。
【0025】本発明の他のデータ記憶素子(第二のデー
タ記憶素子)は、データの有無を示すバリットビットが
付随したデータを記憶するメモリセルと、外部から入力
される複数のデータを、自素子の後段に接続されるデー
タ記憶素子のメモリセルのバリットビットの値に応じて
選択出力するセレクタと、上記自素子のメモリセルのバ
リットビットの値と、自素子の前段に接続される他のデ
ータ記憶素子のメモリセルのバリットビットの値とによ
って制御され、該セレクタから選択出力されるデータ
を、上記自素子のメモリセルに入力するスイッチと、上
記自素子のメモリセルに記憶されているデータと上記セ
レクタに入力されるデータの一致を検出する検出手段
と、を備えたことを特徴とする。
タ記憶素子)は、データの有無を示すバリットビットが
付随したデータを記憶するメモリセルと、外部から入力
される複数のデータを、自素子の後段に接続されるデー
タ記憶素子のメモリセルのバリットビットの値に応じて
選択出力するセレクタと、上記自素子のメモリセルのバ
リットビットの値と、自素子の前段に接続される他のデ
ータ記憶素子のメモリセルのバリットビットの値とによ
って制御され、該セレクタから選択出力されるデータ
を、上記自素子のメモリセルに入力するスイッチと、上
記自素子のメモリセルに記憶されているデータと上記セ
レクタに入力されるデータの一致を検出する検出手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0026】上記第一または第二のデータ記憶素子にお
いて、前記セレクタに入力される複数のデータは、例え
ば、CPUがその主記憶装置に書き込むべきデータと自
素子の後段に接続されるデータ記憶素子のメモリセルに
保持されているデータである。
いて、前記セレクタに入力される複数のデータは、例え
ば、CPUがその主記憶装置に書き込むべきデータと自
素子の後段に接続されるデータ記憶素子のメモリセルに
保持されているデータである。
【0027】本発明のデータ記憶装置(第一のデータ記
憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを一時的に保
持するストアバッファを有するデータ記憶装置を前提と
し、データの有無を示すバリットビットが付随したスト
アバッファが直列接続(縦続接続)されたデータ記憶手
段と、各ストアバッファに付随するバリットビットによ
って、該データ記憶手段内での隣接するストアバッファ
間でのデータの移動を制御する制御信号を生成する制御
信号生成手段と、前記データ記憶手段内で隣接するスト
アバッファ間に設けられ、該制御信号生成手段によって
生成される制御信号によって該隣接するストアバッファ
間でのデータの移動を制御する制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを一時的に保
持するストアバッファを有するデータ記憶装置を前提と
し、データの有無を示すバリットビットが付随したスト
アバッファが直列接続(縦続接続)されたデータ記憶手
段と、各ストアバッファに付随するバリットビットによ
って、該データ記憶手段内での隣接するストアバッファ
間でのデータの移動を制御する制御信号を生成する制御
信号生成手段と、前記データ記憶手段内で隣接するスト
アバッファ間に設けられ、該制御信号生成手段によって
生成される制御信号によって該隣接するストアバッファ
間でのデータの移動を制御する制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0028】本発明の他のデータ記憶装置(第二のデー
タ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータの格納ア
ドレスを一時的に保持するストアバッファを有するデー
タ記憶装置を前提とし、上記格納アドレスの記憶の有無
を示すバリットビットが付随したストアバッファが直列
接続されたデータ記憶手段と、各ストアバッファに付随
するバリットビットによって、該データ記憶手段内での
隣接するストアバッファ間での格納アドレスの移動を制
御する制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記デ
ータ記憶手段内で隣接するストアバッファ間に設けら
れ、該制御信号生成手段によって生成される制御信号に
よって該隣接するストアバッファ間での隣接アドレスの
移動を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
タ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータの格納ア
ドレスを一時的に保持するストアバッファを有するデー
タ記憶装置を前提とし、上記格納アドレスの記憶の有無
を示すバリットビットが付随したストアバッファが直列
接続されたデータ記憶手段と、各ストアバッファに付随
するバリットビットによって、該データ記憶手段内での
隣接するストアバッファ間での格納アドレスの移動を制
御する制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記デ
ータ記憶手段内で隣接するストアバッファ間に設けら
れ、該制御信号生成手段によって生成される制御信号に
よって該隣接するストアバッファ間での隣接アドレスの
移動を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0029】本発明のさらに他のデータ記憶装置(第三
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータの
格納アドレスを一時的に保持するストアバッファを有す
るデータ記憶装置を前提とし、上記格納アドレスの記憶
の有無を示すバリットビットが付随したストアバッファ
が直列接続されたデータ記憶手段と、各ストアバッファ
に付随するバリットビットによって、該データ記憶手段
内でのストアバッファ間での格納アドレスの移動を制御
する制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記デー
タ記憶手段内で隣接するストアバッファ間に設けられ、
該制御信号生成手段によって生成される制御信号によっ
て該隣接するストアバッファ間での格納アドレスの移動
を制御する制御手段と、主記憶装置に書き込むデータの
格納アドレスが入力されたとき、上記データ記憶手段内
にその格納アドレスと同一の格納アドレスが格納されて
いることを検出する検出手段と、を備えたことを特徴と
する。
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータの
格納アドレスを一時的に保持するストアバッファを有す
るデータ記憶装置を前提とし、上記格納アドレスの記憶
の有無を示すバリットビットが付随したストアバッファ
が直列接続されたデータ記憶手段と、各ストアバッファ
に付随するバリットビットによって、該データ記憶手段
内でのストアバッファ間での格納アドレスの移動を制御
する制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記デー
タ記憶手段内で隣接するストアバッファ間に設けられ、
該制御信号生成手段によって生成される制御信号によっ
て該隣接するストアバッファ間での格納アドレスの移動
を制御する制御手段と、主記憶装置に書き込むデータの
格納アドレスが入力されたとき、上記データ記憶手段内
にその格納アドレスと同一の格納アドレスが格納されて
いることを検出する検出手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0030】本発明のさらに他のデータ記憶装置(第四
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持する第一のストアバッファと、該第一のス
トアバッファに保持されているデータの主記憶装置上の
書き込みアドレスを一時的に保持する第二のストアバッ
ファを有するデータ記憶装置を前提とし、バリットビッ
トが付随した第一のストアバッファが直列接続されたデ
ータ記憶手段と、バリットビットが付随した第二のスト
アバッファが直列接続されたアドレス記憶手段と、各第
一のストアバッファに付随するバリットビットによっ
て、上記データ記憶手段内での隣接する第一のストアバ
ッファ間でのデータの移動を制御する第一の制御信号を
生成する第一の制御信号生成手段と、各第二のストアバ
ッファに付随するバリットビットによって、上記第二の
データ記憶手段内での隣接する第二のストアバッファ間
でのアドレスの移動を制御する第二の制御信号を生成す
る第二の制御信号生成手段と、前記第一のデータ記憶手
段内で隣接する第一のストアバッファ間に設けられ、上
記第一の制御信号生成手段によって生成される第一の制
御信号によって該隣接する第一のストアバッファ間のデ
ータの移動を制御する第一の制御手段と、前記第二のデ
ータ記憶手段内で隣接する第二のストアバッファ間に設
けられ、上記第二の制御信号生成手段によって生成され
る第二の制御信号によって該隣接する第二のストアバッ
ファ間のアドレスの移動を制御する第二の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持する第一のストアバッファと、該第一のス
トアバッファに保持されているデータの主記憶装置上の
書き込みアドレスを一時的に保持する第二のストアバッ
ファを有するデータ記憶装置を前提とし、バリットビッ
トが付随した第一のストアバッファが直列接続されたデ
ータ記憶手段と、バリットビットが付随した第二のスト
アバッファが直列接続されたアドレス記憶手段と、各第
一のストアバッファに付随するバリットビットによっ
て、上記データ記憶手段内での隣接する第一のストアバ
ッファ間でのデータの移動を制御する第一の制御信号を
生成する第一の制御信号生成手段と、各第二のストアバ
ッファに付随するバリットビットによって、上記第二の
データ記憶手段内での隣接する第二のストアバッファ間
でのアドレスの移動を制御する第二の制御信号を生成す
る第二の制御信号生成手段と、前記第一のデータ記憶手
段内で隣接する第一のストアバッファ間に設けられ、上
記第一の制御信号生成手段によって生成される第一の制
御信号によって該隣接する第一のストアバッファ間のデ
ータの移動を制御する第一の制御手段と、前記第二のデ
ータ記憶手段内で隣接する第二のストアバッファ間に設
けられ、上記第二の制御信号生成手段によって生成され
る第二の制御信号によって該隣接する第二のストアバッ
ファ間のアドレスの移動を制御する第二の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0031】本発明のさらに他のデータ記憶装置(第五
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持するストアバッファを有するデータ記憶装
置を前提とし、直列接続された複数のデータ保持用のス
トアバッファと、該ストアバッファにデータが格納され
ているか否かを示す、該ストアバッファに付随するバリ
ットビットと、隣接するストアバッファ間に設けられ、
データの入力先の第一のストアバッファから入力される
データまたはCPUから送られてくる主記憶装置に書き
込むためのデータのいずれか一方を、該第一のストアバ
ッファのバリットビットの状態によって選択出力するセ
レクタと、該セレクタと上記第一のストアバッファの前
段に設けられた第二のストアバッファとの間に設けら
れ、該セレクタから入力されるデータを、上記第二のス
トアバッファのバリットビットと上記第二のストアバッ
ファの前段に設けられた第三のストアバッファのバリッ
トビットの状態に応じて、前記第二のストアバッファに
出力するスイッチと、を備えたことを特徴とする。
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持するストアバッファを有するデータ記憶装
置を前提とし、直列接続された複数のデータ保持用のス
トアバッファと、該ストアバッファにデータが格納され
ているか否かを示す、該ストアバッファに付随するバリ
ットビットと、隣接するストアバッファ間に設けられ、
データの入力先の第一のストアバッファから入力される
データまたはCPUから送られてくる主記憶装置に書き
込むためのデータのいずれか一方を、該第一のストアバ
ッファのバリットビットの状態によって選択出力するセ
レクタと、該セレクタと上記第一のストアバッファの前
段に設けられた第二のストアバッファとの間に設けら
れ、該セレクタから入力されるデータを、上記第二のス
トアバッファのバリットビットと上記第二のストアバッ
ファの前段に設けられた第三のストアバッファのバリッ
トビットの状態に応じて、前記第二のストアバッファに
出力するスイッチと、を備えたことを特徴とする。
【0032】本発明のさらに他のデータ記憶装置(第六
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持するストアバッファを有するデータ記憶装
置を前提とし、アレイ状に配列された複数のデータ保持
用のストアバッファと、該ストアバッファにデータが格
納されているか否かを示す、該ストアバッファに付随す
るバリットビットと、隣接するストアバッファ間に設け
られ、データの入力先の第一のストアバッファから入力
されるデータまたはCPUから送られてくる主記憶装置
に書き込むためのデータのいずれか一方を、該第一のス
トアバッファのバリットビットの状態によって選択出力
するセレクタと、該セレクタと上記第一のストアバッフ
ァの前段に設けられた第二のストアバッファとの間に設
けられ、該セレクタから入力されるデータを、上記第二
のストアバッファのバリットビットと上記第二のストア
バッファの前段に設けられた第三のストアバッファのバ
リットビットの状態に応じて、前記第二のストアバッフ
ァに出力するスイッチと、を備えたことを特徴とする。
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持するストアバッファを有するデータ記憶装
置を前提とし、アレイ状に配列された複数のデータ保持
用のストアバッファと、該ストアバッファにデータが格
納されているか否かを示す、該ストアバッファに付随す
るバリットビットと、隣接するストアバッファ間に設け
られ、データの入力先の第一のストアバッファから入力
されるデータまたはCPUから送られてくる主記憶装置
に書き込むためのデータのいずれか一方を、該第一のス
トアバッファのバリットビットの状態によって選択出力
するセレクタと、該セレクタと上記第一のストアバッフ
ァの前段に設けられた第二のストアバッファとの間に設
けられ、該セレクタから入力されるデータを、上記第二
のストアバッファのバリットビットと上記第二のストア
バッファの前段に設けられた第三のストアバッファのバ
リットビットの状態に応じて、前記第二のストアバッフ
ァに出力するスイッチと、を備えたことを特徴とする。
【0033】本発明のさらに他のデータ記憶装置(第七
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持するデータストアバッファと、そのデータ
の該主記憶装置への書き込みアドレスを保持するアドレ
スストアバッファを有するデータ記憶装置を前提とし、
該データストアバッファが直列接続されたデータストア
バッファ部と、該アドレスストアバッファが直列接続さ
れたアドレスストアバッファ部と、該データストアバッ
ファにデータが格納されているか否かを示す該データス
トアバッファに付随する第一のバリットビットと、該ア
ドレスストアバッファにアドレスが格納されているか否
かを示す該アドレスストアバッファに付随する第二のバ
リットビットと、前記データスストアバッファ部内にお
いて隣接するデータストアバッファ間に設けられ、後段
の第一のデータストアバッファから入力されるデータま
たはCPUから送られてくる主記憶装置に書き込むため
のデータのいずれか一方を選択出力する第一のセレクタ
と、前記データストアバッファ部内において該第一のセ
レクタと上記第一のデータストアバッファの前段の第二
のデータストアバッファとの間に設けられ、該第一のセ
レクタから出力されるデータを該第二のデータストアバ
ッファに出力するか否かを制御する第一のスイッチと、
前記アドレスストアバッファ部において隣接するアドレ
スストアバッファ間に設けられ、後段の第一のアドレス
ストアバッファからのアドレスまたはCPUから送られ
てくる主記憶装置の書き込みアドレスのいずれか一方を
選択出力する第二のセレクタと、前記アドレスストアバ
ッファ部において該第二のセレクタと上記第一のアドレ
スストアバッファの前段の第二のアドレスストアバッフ
ァとの間に設けられ、該第二のセレクタから出力される
アドレスを該第二のアドレスストアバッファに出力する
か否かを制御する第二のスイッチと、前記第二のデータ
ストアバッファの第一のバリットビットと該第二のデー
タストアバッファの前段に設けられた第三のデータスト
アバッファの第一のバリットビットとから、前記第一の
スイッチのオン・オフを制御する第一の制御信号を生成
する第一の制御部と、前記第二のアドレスストアバッフ
ァの第二のバリットビットと該第二のアドレスストアバ
ッファの前段に設けられた第三のアドレスストアバッフ
ァの第二のバリットビットとから、前記第二のスイッチ
のオン・オフを制御する第二の制御信号を生成する第二
の制御部と、を備え、前記第一のセレクタは前記第一の
データストアバッファの第一のバリットビットによって
制御され、前記第二のセレクタは前記第一のアドレスス
トアバッファの第二のバリットビットによって制御され
ることを特徴とする。
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持するデータストアバッファと、そのデータ
の該主記憶装置への書き込みアドレスを保持するアドレ
スストアバッファを有するデータ記憶装置を前提とし、
該データストアバッファが直列接続されたデータストア
バッファ部と、該アドレスストアバッファが直列接続さ
れたアドレスストアバッファ部と、該データストアバッ
ファにデータが格納されているか否かを示す該データス
トアバッファに付随する第一のバリットビットと、該ア
ドレスストアバッファにアドレスが格納されているか否
かを示す該アドレスストアバッファに付随する第二のバ
リットビットと、前記データスストアバッファ部内にお
いて隣接するデータストアバッファ間に設けられ、後段
の第一のデータストアバッファから入力されるデータま
たはCPUから送られてくる主記憶装置に書き込むため
のデータのいずれか一方を選択出力する第一のセレクタ
と、前記データストアバッファ部内において該第一のセ
レクタと上記第一のデータストアバッファの前段の第二
のデータストアバッファとの間に設けられ、該第一のセ
レクタから出力されるデータを該第二のデータストアバ
ッファに出力するか否かを制御する第一のスイッチと、
前記アドレスストアバッファ部において隣接するアドレ
スストアバッファ間に設けられ、後段の第一のアドレス
ストアバッファからのアドレスまたはCPUから送られ
てくる主記憶装置の書き込みアドレスのいずれか一方を
選択出力する第二のセレクタと、前記アドレスストアバ
ッファ部において該第二のセレクタと上記第一のアドレ
スストアバッファの前段の第二のアドレスストアバッフ
ァとの間に設けられ、該第二のセレクタから出力される
アドレスを該第二のアドレスストアバッファに出力する
か否かを制御する第二のスイッチと、前記第二のデータ
ストアバッファの第一のバリットビットと該第二のデー
タストアバッファの前段に設けられた第三のデータスト
アバッファの第一のバリットビットとから、前記第一の
スイッチのオン・オフを制御する第一の制御信号を生成
する第一の制御部と、前記第二のアドレスストアバッフ
ァの第二のバリットビットと該第二のアドレスストアバ
ッファの前段に設けられた第三のアドレスストアバッフ
ァの第二のバリットビットとから、前記第二のスイッチ
のオン・オフを制御する第二の制御信号を生成する第二
の制御部と、を備え、前記第一のセレクタは前記第一の
データストアバッファの第一のバリットビットによって
制御され、前記第二のセレクタは前記第一のアドレスス
トアバッファの第二のバリットビットによって制御され
ることを特徴とする。
【0034】本発明のさらに他のデータ記憶装置(第八
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持するデータストアバッファと、そのデータ
の該主記憶装置への書き込みアドレスを保持するアドレ
スストアバッファを有するデータ記憶装置を前提とし、
該データストアバッファがアレイ状に配列されたデータ
ストアバッファ部と、該アドレスストアバッファがアレ
イ状に配列されたアドレスストアバッファ部と、該デー
タストアバッファにデータが格納されているか否かを示
す該データストアバッファに付随する第一のバリットビ
ットと、該アドレスストアバッファにデータが格納され
ているか否かを示す該アドレスストアバッファに付随す
る第二のバリットビットと、前記データストアバッファ
部において隣接するデータストアバッファ間に設けら
れ、後段の第一のデータストアバッファから入力される
データまたはCPUから送られてくる主記憶装置に書き
込むためのデータのいずれか一方を選択出力する第一の
セレクタと、前記データストアバッファ部において該第
一のセレクタと上記第一のデータストアバッファの前段
の第二のデータストアバッファとの間に設けられ、該第
一のセレクタから出力されるデータを該第二のデータス
トアバッファに出力するか否かを制御する第一のスイッ
チと、前記アドレスストアバッファ部において隣接する
アドレスストアバッファ間に設けられ、後段の第一のア
ドレスストアバッファからのアドレスまたはCPUから
送られてくる主記憶装置の書き込みアドレスのいずれか
一方を選択出力する第二のセレクタと、前記アドレスス
トアバッファ部において該第二のセレクタと上記第一の
アドレスストアバッファの前段の第二のアドレスストア
バッファとの間に設けられ、該第二のセレクタから出力
されるデータを該第二のアドレスストアバッファに出力
するか否かを制御する第二のスイッチと、前記第二のデ
ータストアバッファの第一のバリットビットと該第二の
データストアバッファの前段に設けられた第三のデータ
ストアバッファの第一のバリットビットとから、前記第
一のスイッチのオン・オフを制御する第一の制御信号を
生成する第一の制御部と、前記第二のアドレスストアバ
ッファの第二のバリットビットと該第二のアドレススト
アバッファの前段に設けられた第三のアドレスストアバ
ッファの第二のバリットビットとから、前記第二のスイ
ッチのオン・オフを制御する第二の制御信号を生成する
第二の制御部と、を備え、前記第一のセレクタは前記第
一のデータストアバッファの第一のバリットビットによ
って制御され、前記第二のセレクタは前記第一のアドレ
スストアバッファの第二のバリットビットによって制御
されることを特徴とする。
のデータ記憶装置)は、主記憶装置に書き込むデータを
一時的に保持するデータストアバッファと、そのデータ
の該主記憶装置への書き込みアドレスを保持するアドレ
スストアバッファを有するデータ記憶装置を前提とし、
該データストアバッファがアレイ状に配列されたデータ
ストアバッファ部と、該アドレスストアバッファがアレ
イ状に配列されたアドレスストアバッファ部と、該デー
タストアバッファにデータが格納されているか否かを示
す該データストアバッファに付随する第一のバリットビ
ットと、該アドレスストアバッファにデータが格納され
ているか否かを示す該アドレスストアバッファに付随す
る第二のバリットビットと、前記データストアバッファ
部において隣接するデータストアバッファ間に設けら
れ、後段の第一のデータストアバッファから入力される
データまたはCPUから送られてくる主記憶装置に書き
込むためのデータのいずれか一方を選択出力する第一の
セレクタと、前記データストアバッファ部において該第
一のセレクタと上記第一のデータストアバッファの前段
の第二のデータストアバッファとの間に設けられ、該第
一のセレクタから出力されるデータを該第二のデータス
トアバッファに出力するか否かを制御する第一のスイッ
チと、前記アドレスストアバッファ部において隣接する
アドレスストアバッファ間に設けられ、後段の第一のア
ドレスストアバッファからのアドレスまたはCPUから
送られてくる主記憶装置の書き込みアドレスのいずれか
一方を選択出力する第二のセレクタと、前記アドレスス
トアバッファ部において該第二のセレクタと上記第一の
アドレスストアバッファの前段の第二のアドレスストア
バッファとの間に設けられ、該第二のセレクタから出力
されるデータを該第二のアドレスストアバッファに出力
するか否かを制御する第二のスイッチと、前記第二のデ
ータストアバッファの第一のバリットビットと該第二の
データストアバッファの前段に設けられた第三のデータ
ストアバッファの第一のバリットビットとから、前記第
一のスイッチのオン・オフを制御する第一の制御信号を
生成する第一の制御部と、前記第二のアドレスストアバ
ッファの第二のバリットビットと該第二のアドレススト
アバッファの前段に設けられた第三のアドレスストアバ
ッファの第二のバリットビットとから、前記第二のスイ
ッチのオン・オフを制御する第二の制御信号を生成する
第二の制御部と、を備え、前記第一のセレクタは前記第
一のデータストアバッファの第一のバリットビットによ
って制御され、前記第二のセレクタは前記第一のアドレ
スストアバッファの第二のバリットビットによって制御
されることを特徴とする。
【0035】
【作用】前記第一のデータ記憶素子においては、セレク
タが、後段に接続されるデータ記憶素子のメモリセルの
バリットビットによって、該後段に接続されるデータ記
憶素子のメモリセルに保持されているデータ、または、
例えば、CPUまたは一次キャシュメモリ等から送られ
てくるデータのいずれか一方を、スイッチに出力する。
そして、該スイッチは、自素子のメモリセルのバリット
ビットの値と自素子の前段に接続される他のデータ記憶
素子のメモリセルのバリットビットの値に応じて、該セ
レクタから入力されるデータを、自素子のメモリセルに
入力させるか否かを制御する。
タが、後段に接続されるデータ記憶素子のメモリセルの
バリットビットによって、該後段に接続されるデータ記
憶素子のメモリセルに保持されているデータ、または、
例えば、CPUまたは一次キャシュメモリ等から送られ
てくるデータのいずれか一方を、スイッチに出力する。
そして、該スイッチは、自素子のメモリセルのバリット
ビットの値と自素子の前段に接続される他のデータ記憶
素子のメモリセルのバリットビットの値に応じて、該セ
レクタから入力されるデータを、自素子のメモリセルに
入力させるか否かを制御する。
【0036】したがって、この第一のデータ記憶素子を
縦続接続することにより、外部に制御回路を設けなくて
も、データのみを入力するだけで、自律的にデータの保
持及び移動を制御することができるFIFO型のデータ
記憶装置を構成できる。したがって、FIFO型のデー
タ記憶装置を構成する基本セルに利用できる。
縦続接続することにより、外部に制御回路を設けなくて
も、データのみを入力するだけで、自律的にデータの保
持及び移動を制御することができるFIFO型のデータ
記憶装置を構成できる。したがって、FIFO型のデー
タ記憶装置を構成する基本セルに利用できる。
【0037】また、前記第二のデータ記憶素子は、上記
第一のデータ記憶素子の作用に加え、検出手段が自素子
のメモリセルに記憶されているデータと上記セレクタに
入力されるデータとの一致を検出する。
第一のデータ記憶素子の作用に加え、検出手段が自素子
のメモリセルに記憶されているデータと上記セレクタに
入力されるデータとの一致を検出する。
【0038】したがって、メモリセルにアドレスを記憶
することにより、アドレス保持部をCAM(Conte
nt Addressable Memory:連想メ
モリ)により構成する場合、その基本セルに利用でき
る。
することにより、アドレス保持部をCAM(Conte
nt Addressable Memory:連想メ
モリ)により構成する場合、その基本セルに利用でき
る。
【0039】前記第一のデータ記憶装置においては、制
御信号生成手段が、各ストアバッファに付随するバリッ
トビットの値によって、該データ記憶手段内で各ストア
バッファが保持する主記憶装置に書き込むべきデータを
隣接するストアバッファ間で移動する制御を行うための
制御信号を生成する。そして、制御手段が、この制御信
号によって上記隣接するストアバッファ間でのデータの
移動を制御する。
御信号生成手段が、各ストアバッファに付随するバリッ
トビットの値によって、該データ記憶手段内で各ストア
バッファが保持する主記憶装置に書き込むべきデータを
隣接するストアバッファ間で移動する制御を行うための
制御信号を生成する。そして、制御手段が、この制御信
号によって上記隣接するストアバッファ間でのデータの
移動を制御する。
【0040】したがって、外部に制御回路を設けなくて
も、第一のデータ記憶装置内部だけで、入力データのみ
を用いて、ストアバッファに対するデータの書き込み及
び隣接するストアバッファ間での該データの移動を、自
律的に制御することができる。このため、FIFO型の
データ記憶装置を簡単な回路構成により実現できる。
も、第一のデータ記憶装置内部だけで、入力データのみ
を用いて、ストアバッファに対するデータの書き込み及
び隣接するストアバッファ間での該データの移動を、自
律的に制御することができる。このため、FIFO型の
データ記憶装置を簡単な回路構成により実現できる。
【0041】第二のデータ記憶装置においては、主記憶
装置に書き込むデータの格納アドレスについて、上記第
一のデータ記憶装置と同様な作用・効果を得ることがで
きる。したがって、例えば、CPUと主記憶装置間、ま
たはキャシュメモリ間に設けられる、ストアスルーのプ
ロトコルを採用した複数のストアバッファから成るデー
タ記憶装置のアドレス格納部を簡単な回路構成により実
現できる。
装置に書き込むデータの格納アドレスについて、上記第
一のデータ記憶装置と同様な作用・効果を得ることがで
きる。したがって、例えば、CPUと主記憶装置間、ま
たはキャシュメモリ間に設けられる、ストアスルーのプ
ロトコルを採用した複数のストアバッファから成るデー
タ記憶装置のアドレス格納部を簡単な回路構成により実
現できる。
【0042】第三のデータ記憶装置においては、上記第
二のデータ記憶装置の作用に加え、検出手段が、外部か
ら主記憶装置に書き込むデータのアドレスが入力された
とき、データ記憶手段内にそのアドレスと同一のアドレ
スが格納されていれば、これを検出する。したがって、
例えば、CPUと主記憶装置間またはキャシュメモリ間
に設けられる、ストアスルーのプロトコルを採用した複
数のストアバッファから成るデータ記憶装置にアドレス
格納部として組み込むことにより、上記第二のデータ記
憶装置の効果に加え、ストア命令発行時のマージ処理を
高速に実現できる。
二のデータ記憶装置の作用に加え、検出手段が、外部か
ら主記憶装置に書き込むデータのアドレスが入力された
とき、データ記憶手段内にそのアドレスと同一のアドレ
スが格納されていれば、これを検出する。したがって、
例えば、CPUと主記憶装置間またはキャシュメモリ間
に設けられる、ストアスルーのプロトコルを採用した複
数のストアバッファから成るデータ記憶装置にアドレス
格納部として組み込むことにより、上記第二のデータ記
憶装置の効果に加え、ストア命令発行時のマージ処理を
高速に実現できる。
【0043】第四のデータ記憶装置は、上記第一のデー
タ記憶装置と第二のデータ記憶装置の双方の作用・効果
を有する。したがって、例えば、方式でCPUと主記憶
装置間またはキャシュメモリ間に設けられる、ストアス
ルーのプロトコルを採用した複数のストアバッファから
成るデータ記憶装置のようなデータとそのデータの主記
憶装置への書き込みアドレスとを対応付けて記憶するデ
ータ記憶装置を、簡単な回路構成で実現できる。
タ記憶装置と第二のデータ記憶装置の双方の作用・効果
を有する。したがって、例えば、方式でCPUと主記憶
装置間またはキャシュメモリ間に設けられる、ストアス
ルーのプロトコルを採用した複数のストアバッファから
成るデータ記憶装置のようなデータとそのデータの主記
憶装置への書き込みアドレスとを対応付けて記憶するデ
ータ記憶装置を、簡単な回路構成で実現できる。
【0044】第五のデータ記憶装置においては、隣接す
るストアバッファ間に設けられるセレクタとスイッチ
が、縦続接続された第一、第二、及び第三の各ストアバ
ッファに付随するバリットビットの状態によって、それ
らの縦続接続されたストアバッファ間でのデータの移動
を自律的に制御する。したがって、ストアバッファ数の
増減によるストアバッファへのデータ格納及びストアバ
ッファ間でのデータを高速に行え、CPUのストア命令
の実行を高速化できる。また、ストアバッファ、セレク
タ、及びスイッチから成るブロックを基本ブロックとし
て、これを縦続接続することにより任意の容量のデータ
記憶装置を構成できるので、ストアバッファ数の増減に
伴う回路変更にも柔軟に対応できる。また、所望のデー
タ容量のデータ記憶装置を短期間で設計することができ
る。
るストアバッファ間に設けられるセレクタとスイッチ
が、縦続接続された第一、第二、及び第三の各ストアバ
ッファに付随するバリットビットの状態によって、それ
らの縦続接続されたストアバッファ間でのデータの移動
を自律的に制御する。したがって、ストアバッファ数の
増減によるストアバッファへのデータ格納及びストアバ
ッファ間でのデータを高速に行え、CPUのストア命令
の実行を高速化できる。また、ストアバッファ、セレク
タ、及びスイッチから成るブロックを基本ブロックとし
て、これを縦続接続することにより任意の容量のデータ
記憶装置を構成できるので、ストアバッファ数の増減に
伴う回路変更にも柔軟に対応できる。また、所望のデー
タ容量のデータ記憶装置を短期間で設計することができ
る。
【0045】第六のデータ記憶装置は、上記第五のデー
タ記憶装置と同様に、隣接するストアバッファ間に設け
られるセレクタとスイッチが、縦続接続された第一、第
二、及び第三の各ストアバッファに付随するバリットビ
ットの状態によって、それらの縦続接続されたストアバ
ッファ間でのデータの移動を自律的に制御する。したが
って、上記第五のデータ記憶装置と同様な効果が得られ
る任意のビット長のストアデータを格納可能なデータ記
憶装置を実現できる。
タ記憶装置と同様に、隣接するストアバッファ間に設け
られるセレクタとスイッチが、縦続接続された第一、第
二、及び第三の各ストアバッファに付随するバリットビ
ットの状態によって、それらの縦続接続されたストアバ
ッファ間でのデータの移動を自律的に制御する。したが
って、上記第五のデータ記憶装置と同様な効果が得られ
る任意のビット長のストアデータを格納可能なデータ記
憶装置を実現できる。
【0046】第七のデータ記憶装置は、主記憶装置に書
き込むデータとその書き込みアドレスとを、それぞれ、
一組のデータストアバッファとアドレスストアバッファ
に格納する。そして、データストアバッファ間でのデー
タの移動は、上記第五のデータ記憶装置と同様にして、
該データバッファに付随する第一のバリットビットの値
によって制御される第一のセレクタと第一のスイッチと
によって、自律的に制御される。一方、アドレスストア
バッファ間でのアドレスの移動は、該アドレスバッファ
に付随する第二のバリットビットの値によって制御され
る第二のセレクタと第二のスイッチとによって、自律的
に制御される。
き込むデータとその書き込みアドレスとを、それぞれ、
一組のデータストアバッファとアドレスストアバッファ
に格納する。そして、データストアバッファ間でのデー
タの移動は、上記第五のデータ記憶装置と同様にして、
該データバッファに付随する第一のバリットビットの値
によって制御される第一のセレクタと第一のスイッチと
によって、自律的に制御される。一方、アドレスストア
バッファ間でのアドレスの移動は、該アドレスバッファ
に付随する第二のバリットビットの値によって制御され
る第二のセレクタと第二のスイッチとによって、自律的
に制御される。
【0047】したがって、例えば、CPUと主記憶装置
間またはキャシュメモリ間に設けられる、ストアスルー
のプロトコルを採用した複数のストアバッファから成る
データとそのデータの主記憶装置への書き込みアドレス
とを対応付けて記憶するデータ記憶装置を、簡単な回路
構成で実現できる。また、データストアバッファ、第一
のセレクタ、及び第一のスイッチから成る第一の基本ブ
ロックと、アドレスストアバッファ、第二のセレクタ、
及び第二のスイッチから成る第二の基本ブロックを、そ
れぞれ、縦続接続することによりデータ記憶装置を構成
できるので、データの記憶容量の増減にも柔軟に対応で
き、所望のデータ容量のデータ記憶装置を短期間で設計
することができる。
間またはキャシュメモリ間に設けられる、ストアスルー
のプロトコルを採用した複数のストアバッファから成る
データとそのデータの主記憶装置への書き込みアドレス
とを対応付けて記憶するデータ記憶装置を、簡単な回路
構成で実現できる。また、データストアバッファ、第一
のセレクタ、及び第一のスイッチから成る第一の基本ブ
ロックと、アドレスストアバッファ、第二のセレクタ、
及び第二のスイッチから成る第二の基本ブロックを、そ
れぞれ、縦続接続することによりデータ記憶装置を構成
できるので、データの記憶容量の増減にも柔軟に対応で
き、所望のデータ容量のデータ記憶装置を短期間で設計
することができる。
【0048】第八のデータ記憶装置が、前記第七のデー
タ記憶装置と異なる所は、データスストアバッファ及び
アドレスストアバッファがアレイ状に配設されているこ
とである。
タ記憶装置と異なる所は、データスストアバッファ及び
アドレスストアバッファがアレイ状に配設されているこ
とである。
【0049】したがって、第八のデータ記憶装置におい
ては、前記第七のデータ記憶装置の説明の所で述べたと
同様の作用・効果を有するデータ記憶装置を、任意のビ
ット長のデータを格納可能なデータ記憶装置として実現
できる。
ては、前記第七のデータ記憶装置の説明の所で述べたと
同様の作用・効果を有するデータ記憶装置を、任意のビ
ット長のデータを格納可能なデータ記憶装置として実現
できる。
【0050】以上、述べたように、本発明のデータ記憶
装置は、基本ブロックであるデータ記憶素子を、規則的
に繰り返し配列することにより構成され、該基本ブロッ
ク内のメモリセルに付随するバリットビットによって、
FIFO型のデータ記憶装置を構成できる。このため、
該基本ブロックをマクロセルとして登録することによ
り、任意の記憶容量のFIFO型のデータ記憶装置を簡
単に設計することができる。
装置は、基本ブロックであるデータ記憶素子を、規則的
に繰り返し配列することにより構成され、該基本ブロッ
ク内のメモリセルに付随するバリットビットによって、
FIFO型のデータ記憶装置を構成できる。このため、
該基本ブロックをマクロセルとして登録することによ
り、任意の記憶容量のFIFO型のデータ記憶装置を簡
単に設計することができる。
【0051】また、例えば、主記憶装置等のような外部
メモリへのデータ書き込みを蓄積するストアスルーのプ
ロトコルを採用したデータ記憶装置等に用いる場合、従
来のような入力データの格納または外部出力するデータ
を保持しているストアバッファを選択するための制御回
路を設ける必要がないので、ストアバッファ数の増加に
より、データの入力・出力の速度が遅延することはな
い。したがって、ストアバッファ数の増大に関する速度
遅延等の制限等を受けることなく、ストアバッファ数を
任意の数だけ増やすことができる。また、これにより、
ストアバッファ数の制限により、CPUが空きのストア
バッファが生ずるまでCPU実行を停止せざるをえない
状態を極力回避できる。
メモリへのデータ書き込みを蓄積するストアスルーのプ
ロトコルを採用したデータ記憶装置等に用いる場合、従
来のような入力データの格納または外部出力するデータ
を保持しているストアバッファを選択するための制御回
路を設ける必要がないので、ストアバッファ数の増加に
より、データの入力・出力の速度が遅延することはな
い。したがって、ストアバッファ数の増大に関する速度
遅延等の制限等を受けることなく、ストアバッファ数を
任意の数だけ増やすことができる。また、これにより、
ストアバッファ数の制限により、CPUが空きのストア
バッファが生ずるまでCPU実行を停止せざるをえない
状態を極力回避できる。
【0052】また、アドレス格納用のストアバッファを
CAMにより構成することにより、ストアバッファ内に
あるデータおよびアドレスを、同一のアドレスをアクセ
スする後続のストア命令によるデータおよびアドレスに
置換するマージ処理を高速に実行することが可能にな
り、ストアバッファ部の大規模化に対しても高速動作を
保証することができる。
CAMにより構成することにより、ストアバッファ内に
あるデータおよびアドレスを、同一のアドレスをアクセ
スする後続のストア命令によるデータおよびアドレスに
置換するマージ処理を高速に実行することが可能にな
り、ストアバッファ部の大規模化に対しても高速動作を
保証することができる。
【0053】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例であるデータ記憶
素子の概略構成を示す図である。このデータ記憶素子
は、FIFO(First In First Ou
t)型のデータ記憶装置の基本セルとなるものである。
説明する。図1は、本発明の一実施例であるデータ記憶
素子の概略構成を示す図である。このデータ記憶素子
は、FIFO(First In First Ou
t)型のデータ記憶装置の基本セルとなるものである。
【0054】同図において、STBDはCPUからのス
トア命令のデータを保持するストアバッファ(データス
トアバッファ)であり、STBAは該STBDに保持さ
れるデータの主記憶装置(不図示)内でのストアアドレ
スを保持するストアバッファ(アドレスストアバッフ
ァ)である。上記STBDとSTBAは組となって用い
られる。
トア命令のデータを保持するストアバッファ(データス
トアバッファ)であり、STBAは該STBDに保持さ
れるデータの主記憶装置(不図示)内でのストアアドレ
スを保持するストアバッファ(アドレスストアバッフ
ァ)である。上記STBDとSTBAは組となって用い
られる。
【0055】Valid bitは、上記STBDとS
TBAにストアデータ及びそのストアアドレスが保持さ
れているときに”バリット”(Valid)、保持され
ていないときに”インバリット”(Invalid)と
なる。
TBAにストアデータ及びそのストアアドレスが保持さ
れているときに”バリット”(Valid)、保持され
ていないときに”インバリット”(Invalid)と
なる。
【0056】信号線11はCPUから送られてくるデー
タの入力線である。信号線12は該データの主記憶装置
内でのストアドレスの入力線である。セレクタ15は、
上記信号線11を介して送られてくるデータと前段のデ
ータ記憶素子のSTBDに保持されているデータ13の
2つのデータを入力し、いずれか一方のデータをスイッ
チ17に出力する。
タの入力線である。信号線12は該データの主記憶装置
内でのストアドレスの入力線である。セレクタ15は、
上記信号線11を介して送られてくるデータと前段のデ
ータ記憶素子のSTBDに保持されているデータ13の
2つのデータを入力し、いずれか一方のデータをスイッ
チ17に出力する。
【0057】セレクタ16は、上記信号線12を介して
送られてくるストアアドレスと前段のデータ記憶素子の
STBAに保持されているストアドレス14を入力し、
いずれか一方のストアドレスをスイッチ18に出力す
る。
送られてくるストアアドレスと前段のデータ記憶素子の
STBAに保持されているストアドレス14を入力し、
いずれか一方のストアドレスをスイッチ18に出力す
る。
【0058】上記セレクタ15、16は、前段のデータ
記憶素子のValid bitによって制御され、スイ
ッチ17、18は自素子のValid bitと後段の
データ記憶素子のValid bitとによって制御さ
れる。
記憶素子のValid bitによって制御され、スイ
ッチ17、18は自素子のValid bitと後段の
データ記憶素子のValid bitとによって制御さ
れる。
【0059】COMP(比較器)19は、現在、STB
Aに保持されているアドレスと信号線12から入力され
るCPUから送られてくるストアアドレスとを比較し、
両アドレスが一致すれば、ヒット信号20を外部に出力
する。このヒット信号20は、マージ処理などに用いら
れる。このマージ処理は、STBD及びSTBAに格納
されているデータを、信号線11及び信号線12を介し
てCPUから送られてくる、主記憶装置の同一アドレス
にアクセスする後続のストア命令のストアデータに置き
換える処理である。
Aに保持されているアドレスと信号線12から入力され
るCPUから送られてくるストアアドレスとを比較し、
両アドレスが一致すれば、ヒット信号20を外部に出力
する。このヒット信号20は、マージ処理などに用いら
れる。このマージ処理は、STBD及びSTBAに格納
されているデータを、信号線11及び信号線12を介し
てCPUから送られてくる、主記憶装置の同一アドレス
にアクセスする後続のストア命令のストアデータに置き
換える処理である。
【0060】図2は、本発明の一実施例であるデータ記
憶装置の構成を示す図である。該データ記憶装置は、デ
ータを保持するFIFO型のデータ記憶部とそのデータ
の格納アドレスを保持するアドレス保持部とにより構成
される。図2には、データ記憶部のみを示している。
尚、図2には図示していないアドレス保持部の構成・動
作は、該データ記憶部と同様なので、ここでは、データ
記憶部の構成・動作についてのみ説明する。
憶装置の構成を示す図である。該データ記憶装置は、デ
ータを保持するFIFO型のデータ記憶部とそのデータ
の格納アドレスを保持するアドレス保持部とにより構成
される。図2には、データ記憶部のみを示している。
尚、図2には図示していないアドレス保持部の構成・動
作は、該データ記憶部と同様なので、ここでは、データ
記憶部の構成・動作についてのみ説明する。
【0061】図2において、STBn−2、STBn−
1、STBn、STBn、STBn+1、及びSTBn
+2は、データを記憶するストアバッファであり、図1
のSTBDに該当する。これらのストアバッファSTB
i(i=・・・ 、n−2,n−1,n,n+1,n+2,
・・・ )には、バリットビット(Valid bit)4
0が付随している。このバリットビット40は、図1の
Valid bitに該当するものであり、これが付随
するストアバッファにデータが保持されているとき”バ
リット”、データが保持されていないとき”インバリッ
ト”の状態を示す値に設定される。また、これらのスト
アバッファSTBiは、その添字が小さい方が、主記憶
装置に近い位置に設けられる。
1、STBn、STBn、STBn+1、及びSTBn
+2は、データを記憶するストアバッファであり、図1
のSTBDに該当する。これらのストアバッファSTB
i(i=・・・ 、n−2,n−1,n,n+1,n+2,
・・・ )には、バリットビット(Valid bit)4
0が付随している。このバリットビット40は、図1の
Valid bitに該当するものであり、これが付随
するストアバッファにデータが保持されているとき”バ
リット”、データが保持されていないとき”インバリッ
ト”の状態を示す値に設定される。また、これらのスト
アバッファSTBiは、その添字が小さい方が、主記憶
装置に近い位置に設けられる。
【0062】ここで、第n番目のストアバッファSTB
nに着目して説明する。ストアバッファSTBnとスト
アバッファSTBn−1との間にはセレクタ21および
スイッチ22が設けられ、ストアバッファSTBn+1
とストアバッファSTBnとの間にはセレクタ23およ
びスイッチ24が設けられる。同様にストアバッファS
TBn+2とストアバッファSTBn+1との間にはセ
レクタ25およびスイッチ26が設けられる。
nに着目して説明する。ストアバッファSTBnとスト
アバッファSTBn−1との間にはセレクタ21および
スイッチ22が設けられ、ストアバッファSTBn+1
とストアバッファSTBnとの間にはセレクタ23およ
びスイッチ24が設けられる。同様にストアバッファS
TBn+2とストアバッファSTBn+1との間にはセ
レクタ25およびスイッチ26が設けられる。
【0063】(A) ストアバッファSTBnのバリッ
トビット40の状態によって、以下の信号が生成され
る。 sw1 n:n番目のストアバッファSTBnが”バリ
ット”かどうかによって生成される制御信号で、”バリ
ット”ならn番目のストアバッファSTBnとn+1番
目のストアバッファSTBn+1の間のスイッチ24を
オフにする。
トビット40の状態によって、以下の信号が生成され
る。 sw1 n:n番目のストアバッファSTBnが”バリ
ット”かどうかによって生成される制御信号で、”バリ
ット”ならn番目のストアバッファSTBnとn+1番
目のストアバッファSTBn+1の間のスイッチ24を
オフにする。
【0064】sw2 n:n番目のストアバッファST
Bnが”インバリット”か否かによって生成される制御
信号で、”インバリット”ならn+1番目のストアバッ
ファSTBn+1とn+2番目のストアバッファSTB
n+1の間のスイッチ26をオンにする。
Bnが”インバリット”か否かによって生成される制御
信号で、”インバリット”ならn+1番目のストアバッ
ファSTBn+1とn+2番目のストアバッファSTB
n+1の間のスイッチ26をオンにする。
【0065】(B) ストアバッファSTBnに付随す
るバリットビット40は、さらに下記の3つの制御信号
seln,sw1 n,sw2 nを生成する。 swl_n:ストアバッファSTBnとストアバッファ
STBn−1との間のセレクタ21の選択動作を制御す
る信号であり、以下のような制御を行う。
るバリットビット40は、さらに下記の3つの制御信号
seln,sw1 n,sw2 nを生成する。 swl_n:ストアバッファSTBnとストアバッファ
STBn−1との間のセレクタ21の選択動作を制御す
る信号であり、以下のような制御を行う。
【0066】ストアバッファSTBnのバリットビッ
ト40が”バリット”のときは、ストアバッファSTB
nから入力されるデータ30を選択する ストアバッファSTBnのバリットビット40が”イ
ンバリット”のときは、信号線31を介して入力される
CPUから出力されたデータ31を選択する (説明)ストアバッファSTBnのバリットビット40
が”バリット”のときは、ストアバッファSTBnに保
持されているデータを、主記憶装置により近い前段のス
トアバッファSTBn−1に送らなければならない。し
たがって、ストアバッファSTBnのバリットビット4
0が”バリット”のときは、ストアバッファSTBnか
ら入力されるデータ30を選択する。逆に、ストアバッ
ファSTBnのバリットビット40が”インバリット”
のときは、ストアバッファSTBn−1にはストアバッ
ファSTBnに保持されているデータ30を送らず、C
PUから出力されたデータ31を選択するようにしてお
く。実際に,このデータ31をストアバッファSTBn
−1に送るかどうかは、ストアバッファSTBn−1の
バリットビット40によって決定されるswl n−1
と、ストアバッファSTBn−2のバリットビット40
によって決定されるsw2 n−2とによって、スイッ
チ22のオン・オフを制御して決める。
ト40が”バリット”のときは、ストアバッファSTB
nから入力されるデータ30を選択する ストアバッファSTBnのバリットビット40が”イ
ンバリット”のときは、信号線31を介して入力される
CPUから出力されたデータ31を選択する (説明)ストアバッファSTBnのバリットビット40
が”バリット”のときは、ストアバッファSTBnに保
持されているデータを、主記憶装置により近い前段のス
トアバッファSTBn−1に送らなければならない。し
たがって、ストアバッファSTBnのバリットビット4
0が”バリット”のときは、ストアバッファSTBnか
ら入力されるデータ30を選択する。逆に、ストアバッ
ファSTBnのバリットビット40が”インバリット”
のときは、ストアバッファSTBn−1にはストアバッ
ファSTBnに保持されているデータ30を送らず、C
PUから出力されたデータ31を選択するようにしてお
く。実際に,このデータ31をストアバッファSTBn
−1に送るかどうかは、ストアバッファSTBn−1の
バリットビット40によって決定されるswl n−1
と、ストアバッファSTBn−2のバリットビット40
によって決定されるsw2 n−2とによって、スイッ
チ22のオン・オフを制御して決める。
【0067】(C)swl n:ストアバッファSTB
nのバリットビット40がバリットのとき、スイッチ2
4をオフにする (説明)これは、ストアバッファSTBnの内容が、ス
トアバッファSTBn+1に保持されているCPUから
後に送られてきたデータの書き込みによって変更されな
いようにするためである。
nのバリットビット40がバリットのとき、スイッチ2
4をオフにする (説明)これは、ストアバッファSTBnの内容が、ス
トアバッファSTBn+1に保持されているCPUから
後に送られてきたデータの書き込みによって変更されな
いようにするためである。
【0068】(D)sw2 n:ストアバッファSTB
nのバリットビット40が”インバリット”のときは、
ストアバッファSTBn+1とストアバッファSTBn
+2との間のスイッチ26をオフにする。 (説明)この信号は、CPUからのデータをストアバッ
ファに格納する際、空の(データを保持していない)ス
トアバッファSTBiのうちで最も主記憶装置に近いス
トアバッファSTBiにのみデータを格納するためのも
のである。この信号が無い場合、CPUからのデータ
は、全てのストアバッファSTBiに格納されてしまう
ことになる。例えば、ストアバッファSTBnの前段の
ストアバッファSTBn+1が空きであるときに、該ス
トアバッファSTBn+1にCPUからのデータを格納
しないようにするためには、スイッチ26をオフにすれ
ばよい。それには、ストアバッファSTBnのバリット
ビット40によって生成される制御信号sw2 nによ
って制御すれば良い。同様に、スイッチ24はストアバ
ッファSTBn−1のバリットビット40による制御信
号sw2 n−1によりストアバッファSTBnへの書
き込みを、スイッチ22はストアバッファSTBn−2
のバリットビット40による制御信号sw2 n−2に
より、ストアバッファSTBn−1への書き込みを制御
する。
nのバリットビット40が”インバリット”のときは、
ストアバッファSTBn+1とストアバッファSTBn
+2との間のスイッチ26をオフにする。 (説明)この信号は、CPUからのデータをストアバッ
ファに格納する際、空の(データを保持していない)ス
トアバッファSTBiのうちで最も主記憶装置に近いス
トアバッファSTBiにのみデータを格納するためのも
のである。この信号が無い場合、CPUからのデータ
は、全てのストアバッファSTBiに格納されてしまう
ことになる。例えば、ストアバッファSTBnの前段の
ストアバッファSTBn+1が空きであるときに、該ス
トアバッファSTBn+1にCPUからのデータを格納
しないようにするためには、スイッチ26をオフにすれ
ばよい。それには、ストアバッファSTBnのバリット
ビット40によって生成される制御信号sw2 nによ
って制御すれば良い。同様に、スイッチ24はストアバ
ッファSTBn−1のバリットビット40による制御信
号sw2 n−1によりストアバッファSTBnへの書
き込みを、スイッチ22はストアバッファSTBn−2
のバリットビット40による制御信号sw2 n−2に
より、ストアバッファSTBn−1への書き込みを制御
する。
【0069】(E)sw1 nとsw2 n−1という
2つの信号間の制御は以下のようにする。 sw1 nがオフならばsw2 n−1のオン・オ
フにかかわらずsw1 nによって,ストアバッファST
Bn+1、STBn間のスイッチ24をオフにする。
2つの信号間の制御は以下のようにする。 sw1 nがオフならばsw2 n−1のオン・オ
フにかかわらずsw1 nによって,ストアバッファST
Bn+1、STBn間のスイッチ24をオフにする。
【0070】 sw1 nがオフでない(オンであ
る)場合、sw2 n−1がオフならばストアバッファ
STBn+1、STBn間のスイッチ24をオフ、sw
2 n−1がオンならばストアバッファSTBn+1、
STBn間のスイッチ24をオンにする。
る)場合、sw2 n−1がオフならばストアバッファ
STBn+1、STBn間のスイッチ24をオフ、sw
2 n−1がオンならばストアバッファSTBn+1、
STBn間のスイッチ24をオンにする。
【0071】次に図3と図4のタイムチャートにより、
上記構成のデータ記憶部内のデータ移動の動作を説明す
る。以下の文中で用いる記号の説明をまず行う。図3
は、主記憶装置(Main Memory)50付近の
上記データ記憶部の構成を説明する図である。
上記構成のデータ記憶部内のデータ移動の動作を説明す
る。以下の文中で用いる記号の説明をまず行う。図3
は、主記憶装置(Main Memory)50付近の
上記データ記憶部の構成を説明する図である。
【0072】ストアバッファSTB0は、主記憶装置5
0のデータバスData Bus)51に接続されてお
り、主記憶装置50からそれへのアクセスが可能である
か否かなどの状態を示すMain Memory St
ate信号52を入力する。
0のデータバスData Bus)51に接続されてお
り、主記憶装置50からそれへのアクセスが可能である
か否かなどの状態を示すMain Memory St
ate信号52を入力する。
【0073】このストアバッファSTB0に後続して、
ストアバッファSTB1、STB2、・・・ が設けられて
いる。ストアバッファSTB0、STB1間、ストアバ
ッファSTB1、STB2間の構成は、上述した図2の
構成と同様である。
ストアバッファSTB1、STB2、・・・ が設けられて
いる。ストアバッファSTB0、STB1間、ストアバ
ッファSTB1、STB2間の構成は、上述した図2の
構成と同様である。
【0074】ストアバッファSTBi(i=0,1,
2,・・・ )のバリットビット40は、以下の2つの制御
信号を生成する。 swi 1:ストアバッファSTBiとSTBi+1の
間にあるスイッチ65、68、70、・・・ のオン・オフ
を制御する信号 swi+1 1:ストアバッファSTBi+1とSTB
i+2の間にあるスイッチ68、70・・・ のオン・オフ
を制御する信号 また、ストアバッファSTB1以降のストアバッファS
TBj(j=1,2,・・・ )は、更に、下記の信号を生
成する。
2,・・・ )のバリットビット40は、以下の2つの制御
信号を生成する。 swi 1:ストアバッファSTBiとSTBi+1の
間にあるスイッチ65、68、70、・・・ のオン・オフ
を制御する信号 swi+1 1:ストアバッファSTBi+1とSTB
i+2の間にあるスイッチ68、70・・・ のオン・オフ
を制御する信号 また、ストアバッファSTB1以降のストアバッファS
TBj(j=1,2,・・・ )は、更に、下記の信号を生
成する。
【0075】selj:ストアバッファSTBjの前に
あるセレクタ66,69,70・・・の選択動作を制御す
る制御信号。ストアバッファSTB0は、そのデータの
出力先が主記憶装置50であるので、セレクタ選択信号
の生成は不要である。
あるセレクタ66,69,70・・・の選択動作を制御す
る制御信号。ストアバッファSTB0は、そのデータの
出力先が主記憶装置50であるので、セレクタ選択信号
の生成は不要である。
【0076】次に、図4のタイミングチャートに示す上
記以外の信号について説明する。図4(A)の”CPU
からのデータ”は、CPUがストア命令を実行すること
により、CPUから送られてくるデータ(ストアデー
タ)である。
記以外の信号について説明する。図4(A)の”CPU
からのデータ”は、CPUがストア命令を実行すること
により、CPUから送られてくるデータ(ストアデー
タ)である。
【0077】図4(B)のMM Access信号は、
主記憶装置50からストアバッファSTB0に出力され
るMain Memory State信号52の一部
であり、”Acsess Wait”と”Acsess
idle OK”の2種類の状態がある。”Acse
ss Wait”はストアバッファSTB0に対して主
記憶装置50がデータの書き込み可能でない状態にある
ことを通知するものであり、”Acsess idle
OK”は主記憶装置50が次のデータを書き込み可能
な状態になったことを通知するものである。
主記憶装置50からストアバッファSTB0に出力され
るMain Memory State信号52の一部
であり、”Acsess Wait”と”Acsess
idle OK”の2種類の状態がある。”Acse
ss Wait”はストアバッファSTB0に対して主
記憶装置50がデータの書き込み可能でない状態にある
ことを通知するものであり、”Acsess idle
OK”は主記憶装置50が次のデータを書き込み可能
な状態になったことを通知するものである。
【0078】図4(K),(M),(O)のSTB0、
STB1、STB2は、それぞれ、ストアバッファST
B0、STB1、STB2内でのデータの移動状態を示
す。図4(L),(N),(P)のValid bit
は、それぞれ、ストアバッファSTB0、STB1、S
TB2のバリットビット40の状態を示す。
STB1、STB2は、それぞれ、ストアバッファST
B0、STB1、STB2内でのデータの移動状態を示
す。図4(L),(N),(P)のValid bit
は、それぞれ、ストアバッファSTB0、STB1、S
TB2のバリットビット40の状態を示す。
【0079】図4(Q)のWEN(Write Ena
ble)信号は、ストアバッファSTB0のバリットビ
ット40の状態によって生成される制御信号であり、ス
トアバッファSTBi+1(i=0,1,2,・・・ )に
保持されているデータを前段のストアバッファSTBi
に移動させる制御を行う。この信号は、ストアバッファ
STB0を除く、全てのストアバッファSTB1、ST
B2、・・・ に入力される。そして、ストアバッファST
B0のバリットビット40が”バリット”のとき”オ
ン”、インバリットのとき”オフ”となる。”オン”で
あれば、ストアバッファSTB1、STB2、・・・ に保
持されているデータは、ストアバッファSTB0、ST
B1、・・・ に順送りに移動される。
ble)信号は、ストアバッファSTB0のバリットビ
ット40の状態によって生成される制御信号であり、ス
トアバッファSTBi+1(i=0,1,2,・・・ )に
保持されているデータを前段のストアバッファSTBi
に移動させる制御を行う。この信号は、ストアバッファ
STB0を除く、全てのストアバッファSTB1、ST
B2、・・・ に入力される。そして、ストアバッファST
B0のバリットビット40が”バリット”のとき”オ
ン”、インバリットのとき”オフ”となる。”オン”で
あれば、ストアバッファSTB1、STB2、・・・ に保
持されているデータは、ストアバッファSTB0、ST
B1、・・・ に順送りに移動される。
【0080】図4(R)のREN(Read Enab
le)信号は、主記憶装置50からSTB0に出力され
る制御信号であり、ストアバッファSTB0に保持され
ているデータを、主記憶装置50に書き込むために用い
られる。このREN信号は、MM Access信号を
用いて生成され、主記憶装置50がストアバッファST
B0に保持されているデータを読み込み可能となったと
きにイネーブルとなる。
le)信号は、主記憶装置50からSTB0に出力され
る制御信号であり、ストアバッファSTB0に保持され
ているデータを、主記憶装置50に書き込むために用い
られる。このREN信号は、MM Access信号を
用いて生成され、主記憶装置50がストアバッファST
B0に保持されているデータを読み込み可能となったと
きにイネーブルとなる。
【0081】続いて、図3に示すデータ記憶部の動作
を、図4のタイムチャートを参照しながら説明する。 (A) 全てのストアバッファSTB0、STB1、S
TB2、・・・ が空のときのCPUからの”AAA”の書
き込み ストアバッファSTB0のバリットビット40が”
インバリット”であるからsw1 0によりスイッチ6
5がオンに設定される。(図4(C)参照) セレクタ66は、ストアバッファSTB1のバリッ
トビット40が”インバリット”であるからsel1に
よって、信号線31から入力されるCPUからのデータ
を選択している。
を、図4のタイムチャートを参照しながら説明する。 (A) 全てのストアバッファSTB0、STB1、S
TB2、・・・ が空のときのCPUからの”AAA”の書
き込み ストアバッファSTB0のバリットビット40が”
インバリット”であるからsw1 0によりスイッチ6
5がオンに設定される。(図4(C)参照) セレクタ66は、ストアバッファSTB1のバリッ
トビット40が”インバリット”であるからsel1に
よって、信号線31から入力されるCPUからのデータ
を選択している。
【0082】 また、スイッチ68はストアバッファ
STB1が”インバリット”であるから、sw1 1に
よってオンになるように制御されるが(図4(F)参
照)、ストアバッファSTB0のバリットビット40
が”インバリット”であることによって生成される制御
信号sw2 0によって最終的に”オフ”に設定される
(図4(D)参照)。同様に、ストアバッファSTB
2,STB3(不図示),・・・ の前段のスイッチ70、
・・・ は、それぞれsw2 1,sw2 2(不図示),
・・・ によって全て”オフ”に設定される(図4(G)参
照)。
STB1が”インバリット”であるから、sw1 1に
よってオンになるように制御されるが(図4(F)参
照)、ストアバッファSTB0のバリットビット40
が”インバリット”であることによって生成される制御
信号sw2 0によって最終的に”オフ”に設定される
(図4(D)参照)。同様に、ストアバッファSTB
2,STB3(不図示),・・・ の前段のスイッチ70、
・・・ は、それぞれsw2 1,sw2 2(不図示),
・・・ によって全て”オフ”に設定される(図4(G)参
照)。
【0083】 以上の結果、CPUからのストアデー
タ”AAA”は、信号線31、セレクタ66、及びスイ
ッチ65を介してストアバッファSTB0にのみ格納さ
れるように設定される。
タ”AAA”は、信号線31、セレクタ66、及びスイ
ッチ65を介してストアバッファSTB0にのみ格納さ
れるように設定される。
【0084】 上記データ”AAA”が、ストアバッ
ファSTB0に格納される(図4(K)参照)。このデ
ータ格納後、ストアバッファSTB0のバリットビット
40が”バリット”となるのでsw1 0がオフ、sw
2 0がオン制御信号を発生し、それぞれスイッチ65
をオフ、68をオンにする(図4(C),(D)参
照)。
ファSTB0に格納される(図4(K)参照)。このデ
ータ格納後、ストアバッファSTB0のバリットビット
40が”バリット”となるのでsw1 0がオフ、sw
2 0がオン制御信号を発生し、それぞれスイッチ65
をオフ、68をオンにする(図4(C),(D)参
照)。
【0085】(B) 主記憶装置50への書き込み待ち
のとき この後、ストアバッファSTB0に保持されたデータ”
AAA”を、主記憶装置50に格納するためのアクセス
を開始するが、主記憶装置50のアクセスは遅いので、
主記憶装置50はMM Access信号を”Access W
ait ”状態にしてストアバッファSTB0に出力する。
これにより、ストアバッファSTB0は、主記憶装置5
0への書き込み待ち状態となる(図4(B)参照)。 (C) このように主記憶装置50へのデータ書き込み
待ち状態にあるときに、次のデータ”BBB”,”CC
C”,・・・ が、信号線31を介してCPUから送られて
きたとき まず、スイッチ65は、ストアバッファSTB0の
バリットビット40が”バリット”なので(図4(L)
参照)、sw1 0によりオフに設定され(図4(C)
参照)、ストアバッファSTB0への書き込みは禁止さ
れる。
のとき この後、ストアバッファSTB0に保持されたデータ”
AAA”を、主記憶装置50に格納するためのアクセス
を開始するが、主記憶装置50のアクセスは遅いので、
主記憶装置50はMM Access信号を”Access W
ait ”状態にしてストアバッファSTB0に出力する。
これにより、ストアバッファSTB0は、主記憶装置5
0への書き込み待ち状態となる(図4(B)参照)。 (C) このように主記憶装置50へのデータ書き込み
待ち状態にあるときに、次のデータ”BBB”,”CC
C”,・・・ が、信号線31を介してCPUから送られて
きたとき まず、スイッチ65は、ストアバッファSTB0の
バリットビット40が”バリット”なので(図4(L)
参照)、sw1 0によりオフに設定され(図4(C)
参照)、ストアバッファSTB0への書き込みは禁止さ
れる。
【0086】 ストアバッファSTB1のバリットビ
ット40は”インバリット”であるので(図4(M)参
照)、sw1 1によりスイッチ68はオンに設定され
る(図4(F)参照)。またストアバッファSTB2の
バリットビット40も”インバリット”であるので(図
4(O)参照)、sw2 1によりスイッチ70はオフ
に設定される(図4(G)参照)。
ット40は”インバリット”であるので(図4(M)参
照)、sw1 1によりスイッチ68はオンに設定され
る(図4(F)参照)。またストアバッファSTB2の
バリットビット40も”インバリット”であるので(図
4(O)参照)、sw2 1によりスイッチ70はオフ
に設定される(図4(G)参照)。
【0087】 ストアバッファSTB2のバリットビ
ットは”インバリット”であるので(図4(P)参
照)、sel2によりセレクタ69は信号線31を介し
て入力されるCPUの出力データを選択する(図4
(H)参照)。
ットは”インバリット”であるので(図4(P)参
照)、sel2によりセレクタ69は信号線31を介し
て入力されるCPUの出力データを選択する(図4
(H)参照)。
【0088】 以上により、CPUから送られてくる
データ”BBB”は、信号線31、セレクタ69、及び
スイッチ68を介してストアバッファSTB1にのみ格
納される(図4(M)参照)。
データ”BBB”は、信号線31、セレクタ69、及び
スイッチ68を介してストアバッファSTB1にのみ格
納される(図4(M)参照)。
【0089】 この結果、ストアバッファSTB1の
バリットビット40は”バリット”となり(図4(N)
参照)、sw1 1によりスイッチ68はオフに設定さ
れる(図4(F)参照)。また、sw2 1によりスイ
ッチ70はオンに設定される(図4(G)参照)。さら
に、ストアバッファSTB3のバリットビット40は”
インバリット”であるからsel3によりセレクタ69
は信号線31から入力されるCPUの出力データを選
ぶ。
バリットビット40は”バリット”となり(図4(N)
参照)、sw1 1によりスイッチ68はオフに設定さ
れる(図4(F)参照)。また、sw2 1によりスイ
ッチ70はオンに設定される(図4(G)参照)。さら
に、ストアバッファSTB3のバリットビット40は”
インバリット”であるからsel3によりセレクタ69
は信号線31から入力されるCPUの出力データを選
ぶ。
【0090】 以上により、CPUから送られてくる
データ”CCC”は、信号線31、セレクタ71、及び
スイッチ70を介してストアバッファSTB2にのみ格
納される(図4(O)参照)。
データ”CCC”は、信号線31、セレクタ71、及び
スイッチ70を介してストアバッファSTB2にのみ格
納される(図4(O)参照)。
【0091】(D) 主記憶装置50への書き込みが実
行されたとき 主記憶装置50へデータ”AAA”の書き込みが完
了すると(図4(K)参照),主記憶装置50は、MM
Access 信号を次のデータ書き込みが可能であることを
示す”Access Idle OK”状態に変化させる(図4
(B)参照)。また、ストアバッファSTB0に保持さ
れているデータを読み込み可能であることを示すREN
(Read ENable)信号をストアバッファSTB0に返す
(図4(K)参照)。
行されたとき 主記憶装置50へデータ”AAA”の書き込みが完
了すると(図4(K)参照),主記憶装置50は、MM
Access 信号を次のデータ書き込みが可能であることを
示す”Access Idle OK”状態に変化させる(図4
(B)参照)。また、ストアバッファSTB0に保持さ
れているデータを読み込み可能であることを示すREN
(Read ENable)信号をストアバッファSTB0に返す
(図4(K)参照)。
【0092】 ストアバッファSTB0のバリットビ
ット40は”インバリット”になるのでsw1 0によ
りスイッチ65はオンになる(図4(C)参照)。 sw2 0はスイッチ68をオフにするよう生成さ
れる。また、このとき、ストアバッファSTB1,ST
B2,・・・ には、それぞれデータ”BBB”,”CC
C”,・・・ が格納されているので、sw1 1、sw1
2によりスイッチ68,70,・・・ はオフに設定され
る(図4(F)、(I)参照)。 (E) ストアバッファSTB1、STB2・・・に保
持されているデータの移動 ストアバッファSTB0が空になったことによりW
ENが”イネーブル”になり(図4(Q)参照)、スト
アバッファSTB1,STB2,・・・ に格納されている
データ”BBB”,”CCC”,・・・ は、ストアバッフ
ァSTB0,STB1,・・・ に順送りに移動される(図
4(K)、(M),(O)参照)。このときsw1
1,sw1 2,・・・ 等の信号によってスイッチ68,
70,・・・はオフに設定されるように制御されるが、W
EN信号が発行された時はこの限りでなく、上記のスイ
ッチ68、70、・・・ はオフからオンに変更されて、上
記ストアバッファSTB0,STB1,・・・ へのデータ
の書き込み動作が可能となる(図4(F)、(I)参
照)。
ット40は”インバリット”になるのでsw1 0によ
りスイッチ65はオンになる(図4(C)参照)。 sw2 0はスイッチ68をオフにするよう生成さ
れる。また、このとき、ストアバッファSTB1,ST
B2,・・・ には、それぞれデータ”BBB”,”CC
C”,・・・ が格納されているので、sw1 1、sw1
2によりスイッチ68,70,・・・ はオフに設定され
る(図4(F)、(I)参照)。 (E) ストアバッファSTB1、STB2・・・に保
持されているデータの移動 ストアバッファSTB0が空になったことによりW
ENが”イネーブル”になり(図4(Q)参照)、スト
アバッファSTB1,STB2,・・・ に格納されている
データ”BBB”,”CCC”,・・・ は、ストアバッフ
ァSTB0,STB1,・・・ に順送りに移動される(図
4(K)、(M),(O)参照)。このときsw1
1,sw1 2,・・・ 等の信号によってスイッチ68,
70,・・・はオフに設定されるように制御されるが、W
EN信号が発行された時はこの限りでなく、上記のスイ
ッチ68、70、・・・ はオフからオンに変更されて、上
記ストアバッファSTB0,STB1,・・・ へのデータ
の書き込み動作が可能となる(図4(F)、(I)参
照)。
【0093】 そして、ストアバッファSTB1に保
持されていたデータ”BBB”がストアバッファSTB
0に格納されたことにより、ストアバッファSTB0の
バリットビット40が再び”バリット”になり、sw1
0はオフ、sw2 0はオンとなる。これと同時に、
ストアバッファSTB1,STB2,・・・ へ送られるデ
ータの移動書き込み制御用のWEN信号は、ストアバッ
ファSTB0のバリットビット40が”バリット”にな
ったことにより”イネーブル”でなくなり、次段のスト
アバッファへのデータの書き込みは出来なくなる(図4
(Q)参照)。
持されていたデータ”BBB”がストアバッファSTB
0に格納されたことにより、ストアバッファSTB0の
バリットビット40が再び”バリット”になり、sw1
0はオフ、sw2 0はオンとなる。これと同時に、
ストアバッファSTB1,STB2,・・・ へ送られるデ
ータの移動書き込み制御用のWEN信号は、ストアバッ
ファSTB0のバリットビット40が”バリット”にな
ったことにより”イネーブル”でなくなり、次段のスト
アバッファへのデータの書き込みは出来なくなる(図4
(Q)参照)。
【0094】 また、ストアバッファSTB1,ST
B2,・・・ 等のバリットビット40も”バリット”にな
ったことにより、sw1 0と同様に,sw1 1,s
w1 2,・・・ はオフになる(図4(F),(I)参
照)。
B2,・・・ 等のバリットビット40も”バリット”にな
ったことにより、sw1 0と同様に,sw1 1,s
w1 2,・・・ はオフになる(図4(F),(I)参
照)。
【0095】 この後、REN信号がまだ”イネーブ
ル”であるので、ストアバッファSTB0に保持されて
いるデータ”BBB”は、再び主記憶装置50へ書き込
まれる(図4(K)参照)。この後、MM Access 信号
は再び”Access Wait ”状態となる(図4(Q)参
照)。そして、以後、同様にして、ストアバッファST
B1、STB2のデータ”CCC”,”DDD”がスト
アバッファSTB0、STB1に移動して、主記憶装置
50への書き込み動作が続けられる。
ル”であるので、ストアバッファSTB0に保持されて
いるデータ”BBB”は、再び主記憶装置50へ書き込
まれる(図4(K)参照)。この後、MM Access 信号
は再び”Access Wait ”状態となる(図4(Q)参
照)。そして、以後、同様にして、ストアバッファST
B1、STB2のデータ”CCC”,”DDD”がスト
アバッファSTB0、STB1に移動して、主記憶装置
50への書き込み動作が続けられる。
【0096】次に,本発明をメモリセルアレイにより実
現した他の実施例について説明する。図5は、該メモリ
セルアレイのデータストア部の基本ブロックとなるデー
タ保持用のストアバッファセル(データストアバッファ
セル)80の回路例である。
現した他の実施例について説明する。図5は、該メモリ
セルアレイのデータストア部の基本ブロックとなるデー
タ保持用のストアバッファセル(データストアバッファ
セル)80の回路例である。
【0097】同図に示すとおり、このデータストアバッ
ファセル(STBD memorycell)80は、
図2のセレクタ23に該当するセレクタSELDnと、
図2のスイッチ24に該当するスイッチSWnを内蔵し
ているデータ保持用のメモリセル部STBDnの2つに
より構成される。
ファセル(STBD memorycell)80は、
図2のセレクタ23に該当するセレクタSELDnと、
図2のスイッチ24に該当するスイッチSWnを内蔵し
ているデータ保持用のメモリセル部STBDnの2つに
より構成される。
【0098】上記セレクタSELDnには、CPUから
出力されるデータと前段のデータ保持用メモリセル部S
TBDn+1に保持されているデータが入力される。ま
た、上記前段のデータ保持用メモリセル部STBDn+
1にデータが保持されているか否かを示すバリットビッ
トVn+1 も入力される。
出力されるデータと前段のデータ保持用メモリセル部S
TBDn+1に保持されているデータが入力される。ま
た、上記前段のデータ保持用メモリセル部STBDn+
1にデータが保持されているか否かを示すバリットビッ
トVn+1 も入力される。
【0099】一方、データ保持用メモリセル部STBD
nには、セレクタSELDnから出力されるデータと、
データ保持用メモリセル部STBDnのバリットビット
Vnの反転ビット 外1 と前段のデータ保持用メモリ
セル部STBDn−1のバリ
nには、セレクタSELDnから出力されるデータと、
データ保持用メモリセル部STBDnのバリットビット
Vnの反転ビット 外1 と前段のデータ保持用メモリ
セル部STBDn−1のバリ
【0100】
【外1】
【0101】ットビットVn-1 との論理積 外2 が入
力される。
力される。
【0102】
【外2】
【0103】図6は、図5に示すデータストアバッファ
セル80の詳細な回路構成を示す図である。セレクタS
ELDnは、後段のデータ保持用メモリセル部STBD
n+1のバリットビットVn+1 が入力されるインバータ
81、該バリットビットVn+1 が制御信号として入力さ
れる第一及び第二のアナログスイッチ(トランスファー
ゲートまたはトランスミッションゲート)82、83と
から構成される。これらのアナログスイッチ82、83
は、例えば、CMOS論理のトランスファーゲートであ
り、PチャンネルのトランジスタとNチャンネルのトラ
ンジスタが並列に接続された構成となっている。そし
て、この場合、アナログスイッチ82は、インバータ8
1の出力であるバリットビットVn+1 の反転値がNチャ
ンネルのトランジスタのゲートに、バリットビットV
n+1 が直接、Pチャンネルのトランジスタのゲートに入
力される。アナログスイッチ83は、これとは逆に、イ
ンバータ81の出力であるバリットビットVn+1 の反転
値がPチャンネルのトランジスタのゲートに、バリット
ビットVn+1 が直接、Nチャンネルのトランジスタのゲ
ートに入力される。
セル80の詳細な回路構成を示す図である。セレクタS
ELDnは、後段のデータ保持用メモリセル部STBD
n+1のバリットビットVn+1 が入力されるインバータ
81、該バリットビットVn+1 が制御信号として入力さ
れる第一及び第二のアナログスイッチ(トランスファー
ゲートまたはトランスミッションゲート)82、83と
から構成される。これらのアナログスイッチ82、83
は、例えば、CMOS論理のトランスファーゲートであ
り、PチャンネルのトランジスタとNチャンネルのトラ
ンジスタが並列に接続された構成となっている。そし
て、この場合、アナログスイッチ82は、インバータ8
1の出力であるバリットビットVn+1 の反転値がNチャ
ンネルのトランジスタのゲートに、バリットビットV
n+1 が直接、Pチャンネルのトランジスタのゲートに入
力される。アナログスイッチ83は、これとは逆に、イ
ンバータ81の出力であるバリットビットVn+1 の反転
値がPチャンネルのトランジスタのゲートに、バリット
ビットVn+1 が直接、Nチャンネルのトランジスタのゲ
ートに入力される。
【0104】アナログスイッチ82には、データとして
CPUから送られてくるデータが入力される。一方、ア
ナログスイッチ83には、データとして前段のデータ保
持用メモリセル部STBDn−1に保持されているデー
タが入力される。また、アナログスイッチ82には、そ
の負論理の制御端子(ゲート)に上記バリットビットV
n+1 が、その正論理の制御端子(ゲート)に上記インバ
ータ81の出力が入力される。一方、アナログスイッチ
83には、その負論理の制御端子(ゲート)に上記イン
バータ81の出力が、その正論理の制御端子(ゲート)
に上記バリットビットVn+1 が入力される。
CPUから送られてくるデータが入力される。一方、ア
ナログスイッチ83には、データとして前段のデータ保
持用メモリセル部STBDn−1に保持されているデー
タが入力される。また、アナログスイッチ82には、そ
の負論理の制御端子(ゲート)に上記バリットビットV
n+1 が、その正論理の制御端子(ゲート)に上記インバ
ータ81の出力が入力される。一方、アナログスイッチ
83には、その負論理の制御端子(ゲート)に上記イン
バータ81の出力が、その正論理の制御端子(ゲート)
に上記バリットビットVn+1 が入力される。
【0105】以上の構成において、セレクタSELDn
は、バリットビットVn+1 が”バリット”のときはアナ
ログスイッチ83により前段のメモリセル部分STBD
n−1からの入力データを選択出力する。また、バリッ
トビットVn+1 が”インバリット”のときはアナログス
イッチ82によりCPUから送られてくるデータを選択
出力する。
は、バリットビットVn+1 が”バリット”のときはアナ
ログスイッチ83により前段のメモリセル部分STBD
n−1からの入力データを選択出力する。また、バリッ
トビットVn+1 が”インバリット”のときはアナログス
イッチ82によりCPUから送られてくるデータを選択
出力する。
【0106】このようにして、セレクタSELDnから
選択出力されるデータは、データ保持用メモリセル部S
TBDn内のトランジスタから成るスイッチSWDnの
データ入力端子に入力される。すなわち、バリットビッ
トVn+1 が”バリット”のときはアナログスイッチ83
のほうがオンとなり、後段のデータ保持用メモリセル部
STBDn+1に保持されているデータがスイッチSW
Dnのデータ入力端子に入力される。一方、バリットビ
ットVn+1 が”インバリットビット”のときは、CPU
から送られてくるデータがスイッチSWDnのデータ入
力端子に入力される。
選択出力されるデータは、データ保持用メモリセル部S
TBDn内のトランジスタから成るスイッチSWDnの
データ入力端子に入力される。すなわち、バリットビッ
トVn+1 が”バリット”のときはアナログスイッチ83
のほうがオンとなり、後段のデータ保持用メモリセル部
STBDn+1に保持されているデータがスイッチSW
Dnのデータ入力端子に入力される。一方、バリットビ
ットVn+1 が”インバリットビット”のときは、CPU
から送られてくるデータがスイッチSWDnのデータ入
力端子に入力される。
【0107】データ保持用メモリセル部STBDnは、
上記スイッチSWDnとフリップフロップ86、及びイ
ンバータ87とから構成される。スイッチSWDnの制
御端子には前記データ保持用メモリセル部STBDnの
バリットビットVn の反転ビット 外3 と前段のデー
タ保持用メモリセル部STBDn−1のバリットビッ
上記スイッチSWDnとフリップフロップ86、及びイ
ンバータ87とから構成される。スイッチSWDnの制
御端子には前記データ保持用メモリセル部STBDnの
バリットビットVn の反転ビット 外3 と前段のデー
タ保持用メモリセル部STBDn−1のバリットビッ
【0108】
【外3】
【0109】トVn-1 との論理積 外4 が入力され
る。この結果、スイッチSWDnは、バ
る。この結果、スイッチSWDnは、バ
【0110】
【外4】
【0111】リットビットVn-1 が”バリット”でかつ
バリットビットVn が”インバリット”のときオンとな
る。このスイッチSWDnを介して入力されたデータ
は、フリップフロップ86に入力・記憶される。該フリ
ップフロップ86の出力はインバータ87の入力となっ
ており、該フリップフロップ86に記憶されたデータは
インバータ87により反転されて前段のデータ保持用メ
モリセル部STBDn−1に出力される。
バリットビットVn が”インバリット”のときオンとな
る。このスイッチSWDnを介して入力されたデータ
は、フリップフロップ86に入力・記憶される。該フリ
ップフロップ86の出力はインバータ87の入力となっ
ており、該フリップフロップ86に記憶されたデータは
インバータ87により反転されて前段のデータ保持用メ
モリセル部STBDn−1に出力される。
【0112】次に、図7は、前記図5に示すデータスト
アバッファセル80と対応して設けられるアドレス保持
部の基本ブロックとなるストアバッファセル(アドレス
ストアバッファセル)90の回路構成例を示す図であ
る。
アバッファセル80と対応して設けられるアドレス保持
部の基本ブロックとなるストアバッファセル(アドレス
ストアバッファセル)90の回路構成例を示す図であ
る。
【0113】このアドレスストアバッファセル(STM
A memory cell )90は、図5のセレク
タSELDnと同様な構成のセレクタSELAnとスイ
ッチを内蔵しているアドレスを保持するアドレス保持用
メモリセル部STBAnの2つにより構成されている。
セレクタSELAnに入力されるデータ及びバリットビ
ットは、前記セレクタSELDnと同一である。一方、
アドレス保持用メモリセル部STBAnが前記データ保
持用メモリセル部STBDnと異なる点は、自己が保持
しているアドレスとCPUから送られてくるアドレスと
の比較を行う機能を備えている点である。この比較結果
を外部に出力する信号線としてAddressmatch detect線
(ヒット検出線)が設けられている。また、CPUから
出力されるデータ以外にその反転データも入力される。
A memory cell )90は、図5のセレク
タSELDnと同様な構成のセレクタSELAnとスイ
ッチを内蔵しているアドレスを保持するアドレス保持用
メモリセル部STBAnの2つにより構成されている。
セレクタSELAnに入力されるデータ及びバリットビ
ットは、前記セレクタSELDnと同一である。一方、
アドレス保持用メモリセル部STBAnが前記データ保
持用メモリセル部STBDnと異なる点は、自己が保持
しているアドレスとCPUから送られてくるアドレスと
の比較を行う機能を備えている点である。この比較結果
を外部に出力する信号線としてAddressmatch detect線
(ヒット検出線)が設けられている。また、CPUから
出力されるデータ以外にその反転データも入力される。
【0114】図8は、図7に示すアドレスストアバッフ
ァセル90の回路構成を示す図である。セレクタSEL
Anは、図6のセレクタSELDnと同様な構成となっ
ている。すなわち、インバータ81、アナログスイッチ
82、83と同様なインバータ91、アナログスイッチ
92、93から構成されている。
ァセル90の回路構成を示す図である。セレクタSEL
Anは、図6のセレクタSELDnと同様な構成となっ
ている。すなわち、インバータ81、アナログスイッチ
82、83と同様なインバータ91、アナログスイッチ
92、93から構成されている。
【0115】一方、アドレス保持用メモリセル部STB
Anは、スイッチSWAn,フリップフロップ96、イ
ンバータ97、及び4個のトランジスタ101、10
2、103、104から構成されている。第一のトラン
ジスタ101の一方の端子はAddress match detect線
に、他方の端子は第二のトランジスタ102の一方の端
子に接続されている。また、この第二のトランジスタ1
02の他方の端子は接地されている。さらに、第三のト
ランジスタ103の一方の端子はAddress match detect
線に、他方の端子は第四のトランジスタ104の一方の
端子に接続されている。また、この第四のトランジスタ
104の他方の端子は接地されている。
Anは、スイッチSWAn,フリップフロップ96、イ
ンバータ97、及び4個のトランジスタ101、10
2、103、104から構成されている。第一のトラン
ジスタ101の一方の端子はAddress match detect線
に、他方の端子は第二のトランジスタ102の一方の端
子に接続されている。また、この第二のトランジスタ1
02の他方の端子は接地されている。さらに、第三のト
ランジスタ103の一方の端子はAddress match detect
線に、他方の端子は第四のトランジスタ104の一方の
端子に接続されている。また、この第四のトランジスタ
104の他方の端子は接地されている。
【0116】また、第一のトランジスタ101のゲート
にはCPUから送られてくるアドレスが入力され、第二
のトランジスタ102のゲートにはフリップフロップ9
6に保持されているアドレスの反転アドレスが入力され
る。また、第三のフリップフロップ103のゲートには
CPUから送られてくるアドレスの反転データが入力さ
れ、第四のフリップフロップ104のゲートにはフリッ
プフロップ96に保持されているアドレスが入力され
る。
にはCPUから送られてくるアドレスが入力され、第二
のトランジスタ102のゲートにはフリップフロップ9
6に保持されているアドレスの反転アドレスが入力され
る。また、第三のフリップフロップ103のゲートには
CPUから送られてくるアドレスの反転データが入力さ
れ、第四のフリップフロップ104のゲートにはフリッ
プフロップ96に保持されているアドレスが入力され
る。
【0117】例えば、上記4個のトランジスタ101〜
104がNチャンネルのトランジスタの場合、CPUか
ら送られてくるアドレスが”1”(High)のときフ
リップフロップ96に”1”(High)が保持されて
いればトランジスタ101と102が共にオンとなり、
Address match detect線は”0”(Low)となる。逆
に、CPUから送られてくるアドレスが”0”(Lo
w)のときフリップフロップ96に”0”(Low)が
保持されていればトランジスタ103と104が共にオ
ンとなり、Address match detect線は”0”(Low)
となる。
104がNチャンネルのトランジスタの場合、CPUか
ら送られてくるアドレスが”1”(High)のときフ
リップフロップ96に”1”(High)が保持されて
いればトランジスタ101と102が共にオンとなり、
Address match detect線は”0”(Low)となる。逆
に、CPUから送られてくるアドレスが”0”(Lo
w)のときフリップフロップ96に”0”(Low)が
保持されていればトランジスタ103と104が共にオ
ンとなり、Address match detect線は”0”(Low)
となる。
【0118】このように、CPUから送られてくるアド
レスとフリップフロップ96に保持されているアドレス
が一致すると、Address match detect線の出力は”0”
(Low)となり、外部に上記一致が通知される。すな
わち、データストアバッファセル80とアドレスストア
バッファセル90との組み合わせにより、CAM(Co
ntent Adressable Memory)の
メモリセルが構成される。
レスとフリップフロップ96に保持されているアドレス
が一致すると、Address match detect線の出力は”0”
(Low)となり、外部に上記一致が通知される。すな
わち、データストアバッファセル80とアドレスストア
バッファセル90との組み合わせにより、CAM(Co
ntent Adressable Memory)の
メモリセルが構成される。
【0119】したがって、Address match detect線の電
位が0”(LOW)”に落ちたことを検出することによ
り、データストアバッファ部内に、CPUから送られて
きたデータと同一のアドレスにストアされるべきデータ
が格納されていることを、直ちに検出できる。これによ
り、ストアバッファ内のデータを新たにCPUから送ら
れてきたデータに置き換えるマージ処理を高速に実行す
ることができる。
位が0”(LOW)”に落ちたことを検出することによ
り、データストアバッファ部内に、CPUから送られて
きたデータと同一のアドレスにストアされるべきデータ
が格納されていることを、直ちに検出できる。これによ
り、ストアバッファ内のデータを新たにCPUから送ら
れてきたデータに置き換えるマージ処理を高速に実行す
ることができる。
【0120】図9は、図5と図7で示したデータストア
バッファセル(STBD memory cell)8
0とアドレスストアバッファセル(STBA memo
rycell)90を直列またはアレイ状に配設するこ
とにより構成したデータ記憶装置の一部を示すブロック
図である。
バッファセル(STBD memory cell)8
0とアドレスストアバッファセル(STBA memo
rycell)90を直列またはアレイ状に配設するこ
とにより構成したデータ記憶装置の一部を示すブロック
図である。
【0121】同図の中央部はアドレスストアバッファセ
ル90を直列またはアレイ状に接続したFIFO型のア
ドレス格納用のメモリセルアレイ(STBA memo
rycell array)210であり、右端部はデ
ータストアバッファセル80を直列に接続したFIFO
型のデータ格納用のメモリセルアレイ(STBDmem
ory cell array)220である。また、
左端部はSTBAmemory cell array
210及びSTBD memory cell arr
ay220に入力される制御信号 外5 を生成する制
御部(V
ル90を直列またはアレイ状に接続したFIFO型のア
ドレス格納用のメモリセルアレイ(STBA memo
rycell array)210であり、右端部はデ
ータストアバッファセル80を直列に接続したFIFO
型のデータ格納用のメモリセルアレイ(STBDmem
ory cell array)220である。また、
左端部はSTBAmemory cell array
210及びSTBD memory cell arr
ay220に入力される制御信号 外5 を生成する制
御部(V
【0122】
【外5】
【0123】alid bit logic部)230
である。図9では、上記STBA memory ce
ll array210、STBD memory c
ellarray220、及び制御部230は、縦一列
のみ示されているが、これらは、記憶するストアデータ
のビット長及び該ストアデータの格納アドレスのビット
長に応じて複数並列に、すなわち、アレイ状に配列して
もよい。
である。図9では、上記STBA memory ce
ll array210、STBD memory c
ellarray220、及び制御部230は、縦一列
のみ示されているが、これらは、記憶するストアデータ
のビット長及び該ストアデータの格納アドレスのビット
長に応じて複数並列に、すなわち、アレイ状に配列して
もよい。
【0124】制御部230は、バリットビットVi (i
=・・・ 、n−1,n,n+1,・・・)とインバータ23
1、及びアンドゲート232から成るバリットビット生
成セル260を基本ブロックとし、該バリットビット生
成セル260を縦続接続することによって構成されてい
る。該バリットビット生成セル260は、一組のアドレ
スストアバッファセル90とデータストアバッファセル
80に対応して設けられている。
=・・・ 、n−1,n,n+1,・・・)とインバータ23
1、及びアンドゲート232から成るバリットビット生
成セル260を基本ブロックとし、該バリットビット生
成セル260を縦続接続することによって構成されてい
る。該バリットビット生成セル260は、一組のアドレ
スストアバッファセル90とデータストアバッファセル
80に対応して設けられている。
【0125】バリットビットVi は、対応するデータス
トアバッファセル80のデータ保持用メモリセル部ST
BDiに保持されているデータの状態を示し、該データ
保持用メモリセル部STBDiが空きのときには”イン
バリット”(”0”)、データを保持しているときに
は”バリット”(”1”)となる。
トアバッファセル80のデータ保持用メモリセル部ST
BDiに保持されているデータの状態を示し、該データ
保持用メモリセル部STBDiが空きのときには”イン
バリット”(”0”)、データを保持しているときに
は”バリット”(”1”)となる。
【0126】ここで、第n番目の制御部260に着目し
て説明する。インバータ231は、バリットビットVn
の値を入力し、これを反転してアンドゲート232の一
方の入力端子に出力する。アンドゲート232は、他方
の入力端子に前段の制御部260のバリットビットV
n-1 の値を入力する。この結果、アンドゲート232の
出力は制御信号 外6 となる。この制御信号 外7
は、対応するアドレスス
て説明する。インバータ231は、バリットビットVn
の値を入力し、これを反転してアンドゲート232の一
方の入力端子に出力する。アンドゲート232は、他方
の入力端子に前段の制御部260のバリットビットV
n-1 の値を入力する。この結果、アンドゲート232の
出力は制御信号 外6 となる。この制御信号 外7
は、対応するアドレスス
【0127】
【外6】
【0128】
【外7】
【0129】トアバッファセル90のアドレス保持用メ
モリセル部STBAnとデータストアバッファセル80
のデータ保持用メモリセル部STBDnに入力される。
また、図9においてSTBA memory cell
array210から出力されるSTBAi hit 線
は、図8のAddress match detect線に該当する。図9で
は、3段分のメモリセルのみを示しているが、メモリセ
ルの数を増加することにより、所望のデータ容量のスト
アバッファを作成できる。
モリセル部STBAnとデータストアバッファセル80
のデータ保持用メモリセル部STBDnに入力される。
また、図9においてSTBA memory cell
array210から出力されるSTBAi hit 線
は、図8のAddress match detect線に該当する。図9で
は、3段分のメモリセルのみを示しているが、メモリセ
ルの数を増加することにより、所望のデータ容量のスト
アバッファを作成できる。
【0130】図10は、図9にその一部を示したデータ
記憶装置全体のマクロブロック図である。valid bit lo
gic 部(バリットビット・ロジック部)310は、図9
の左端に示したバリットビットVi (i=・・・ 、n−
1,n,n+1,・・・ ),インバータ231、及びアン
ドゲート232とから成る制御部260に該当し、外部
からWrite enable信号(ライト イネーブ
ル信号)とRead Enable信号(リード イネ
ーブル信号)を入力する。これらの信号は、valid bit
logic 部(バリットビットロジック部)310内のバリ
ットビットVi からその値を読み出すまたは変更する際
のタイミングを決定するタイミング信号であり、例え
ば、システムクロックから生成される。Read En
able信号は、バリットビットVi の値を読み出すタ
イミングを、Write enable信号は、該バリ
ットビットVi の値を変更するタイミングを決定する。
そして、アドレスストアバッファ部(STBA Mem
ory cell array)320、データストア
バッファ部(STBD Memory cell ar
ray)330に前記制御信号 外8 を出力する。
記憶装置全体のマクロブロック図である。valid bit lo
gic 部(バリットビット・ロジック部)310は、図9
の左端に示したバリットビットVi (i=・・・ 、n−
1,n,n+1,・・・ ),インバータ231、及びアン
ドゲート232とから成る制御部260に該当し、外部
からWrite enable信号(ライト イネーブ
ル信号)とRead Enable信号(リード イネ
ーブル信号)を入力する。これらの信号は、valid bit
logic 部(バリットビットロジック部)310内のバリ
ットビットVi からその値を読み出すまたは変更する際
のタイミングを決定するタイミング信号であり、例え
ば、システムクロックから生成される。Read En
able信号は、バリットビットVi の値を読み出すタ
イミングを、Write enable信号は、該バリ
ットビットVi の値を変更するタイミングを決定する。
そして、アドレスストアバッファ部(STBA Mem
ory cell array)320、データストア
バッファ部(STBD Memory cell ar
ray)330に前記制御信号 外8 を出力する。
【0131】
【外8】
【0132】アドレスストアバッファ部320はCPU
から送られてきたデータを保持する部分であり、図8で
示したCAM(Content Addressable Memory:連想メモ
リ)であるアドレスストアバッファセル90を複数、縦
続またはアレイ状に配設することにより構成されてい
る。このアドレスストアバッファ部320は、CPUが
ストア命令を実行することによって送ってくる主記憶装
置に書き込むべきストアデータの書き込みアドレスを入
力する。また、内部にこの書き込みアドレスを反転する
回路を備えている。そして、内部のストアバッファST
BA0に保持されているストアデータの格納アドレスを
外部のメモリ(例えば、主記憶装置)に出力する。ま
た、CPUから入力されるストアデータの書き込みアド
レスが内部のストアバッファSTBAi のいずれかに保
持されているときは、Address matchdetect線の電位
を”0”に落とし、外部にアドレスヒットを通知する。
から送られてきたデータを保持する部分であり、図8で
示したCAM(Content Addressable Memory:連想メモ
リ)であるアドレスストアバッファセル90を複数、縦
続またはアレイ状に配設することにより構成されてい
る。このアドレスストアバッファ部320は、CPUが
ストア命令を実行することによって送ってくる主記憶装
置に書き込むべきストアデータの書き込みアドレスを入
力する。また、内部にこの書き込みアドレスを反転する
回路を備えている。そして、内部のストアバッファST
BA0に保持されているストアデータの格納アドレスを
外部のメモリ(例えば、主記憶装置)に出力する。ま
た、CPUから入力されるストアデータの書き込みアド
レスが内部のストアバッファSTBAi のいずれかに保
持されているときは、Address matchdetect線の電位
を”0”に落とし、外部にアドレスヒットを通知する。
【0133】データストアバッファ部330は、CPU
から送られてきたストアデータを保持する部分であり、
図6に示される複数のデータストアバッファセル80
を、データの格納ビット長に応じて、、縦一列またはア
レイ状に配設することにより構成されている。このデー
タストアバッファ部330は、CPUから送られてくる
ストアデータを内部のストアバッファSTBD0に蓄積
し、該ストアバッファSTBD0に保持されているスト
アデータを、FIFO方式により外部のメモリ(例え
ば、主記憶装置)に出力する。
から送られてきたストアデータを保持する部分であり、
図6に示される複数のデータストアバッファセル80
を、データの格納ビット長に応じて、、縦一列またはア
レイ状に配設することにより構成されている。このデー
タストアバッファ部330は、CPUから送られてくる
ストアデータを内部のストアバッファSTBD0に蓄積
し、該ストアバッファSTBD0に保持されているスト
アデータを、FIFO方式により外部のメモリ(例え
ば、主記憶装置)に出力する。
【0134】このような構成となっているため、アドレ
スストアバッファ部320の各アドレスストアバッファ
セル90から出力されるAddress match detect線によ
り、データストアバッファ部330、アドレスストアバ
ッファ部320のデータストアバッファセル80、アド
レスストアバッファセル90に保持されているデータ及
びその主記憶装置50への書き込みアドレスを、CPU
から送られてくる後続のストアデータおよびそのストア
データのストアアドレスに置き換えるマージ処理を高速
に実行することが可能になる。また、アドレスストアバ
ッファ部320、データストアバッファ部330は、そ
れぞれ、アドレスストアバッファセル90、データスス
トアバッファセル80を縦続接続していくことにより構
成でき、アドレスストアバッファ部320、データスト
アバッファ部330内部でのアドレス及びデータの格納
・移動は、それぞれ、アドレスストアバッファセル9
0、データスストアバッファセル80に付随するバリッ
トビットによって自律的に制御でき、該制御用に特別な
制御回路を設ける必要はない。したがって、ストアバッ
ファ数の増大にも容易に対応することができる。
スストアバッファ部320の各アドレスストアバッファ
セル90から出力されるAddress match detect線によ
り、データストアバッファ部330、アドレスストアバ
ッファ部320のデータストアバッファセル80、アド
レスストアバッファセル90に保持されているデータ及
びその主記憶装置50への書き込みアドレスを、CPU
から送られてくる後続のストアデータおよびそのストア
データのストアアドレスに置き換えるマージ処理を高速
に実行することが可能になる。また、アドレスストアバ
ッファ部320、データストアバッファ部330は、そ
れぞれ、アドレスストアバッファセル90、データスス
トアバッファセル80を縦続接続していくことにより構
成でき、アドレスストアバッファ部320、データスト
アバッファ部330内部でのアドレス及びデータの格納
・移動は、それぞれ、アドレスストアバッファセル9
0、データスストアバッファセル80に付随するバリッ
トビットによって自律的に制御でき、該制御用に特別な
制御回路を設ける必要はない。したがって、ストアバッ
ファ数の増大にも容易に対応することができる。
【0135】また、制御部260、アドレスストアバッ
ファセル90、データスストアバッファセル80を個々
に一個のマクロセルとして登録することにより、また
は、制御部260、アドレスストアバッファセル90、
データスストアバッファセル80を一組として一個のマ
クロセルとして登録することにより、データ記憶装置の
設計最適化を容易かつ短期間で行うことができる。ま
た、図10のデータ記憶装置全体を一個のマクロセルと
して登録するようにしてもよい。
ファセル90、データスストアバッファセル80を個々
に一個のマクロセルとして登録することにより、また
は、制御部260、アドレスストアバッファセル90、
データスストアバッファセル80を一組として一個のマ
クロセルとして登録することにより、データ記憶装置の
設計最適化を容易かつ短期間で行うことができる。ま
た、図10のデータ記憶装置全体を一個のマクロセルと
して登録するようにしてもよい。
【0136】尚、上記実施例では、データ記憶装置は、
CPUから直接送られてくる主記憶装置書き込み用のデ
ータを一時的に保持するストアバッファとして用いられ
ているが、本発明はこれに限定されることなく、CPU
内の一次キャッシュメモリから二次キャッシュメモリに
転送されるデータ、さらには、さらに多段の階層構造の
キャシュメモリ間でのデータ転送の際に、該転送データ
を一時的に蓄積するストアバッファに用いられるデータ
記憶装置にも適用可能なものである。
CPUから直接送られてくる主記憶装置書き込み用のデ
ータを一時的に保持するストアバッファとして用いられ
ているが、本発明はこれに限定されることなく、CPU
内の一次キャッシュメモリから二次キャッシュメモリに
転送されるデータ、さらには、さらに多段の階層構造の
キャシュメモリ間でのデータ転送の際に、該転送データ
を一時的に蓄積するストアバッファに用いられるデータ
記憶装置にも適用可能なものである。
【0137】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のデータ
記憶装置によれば、データまたはアドレスを保持するス
トアバッファに付随するバリットビットによって、デー
タまたはアドレスの流れを制御することができるので、
入力としてデータとアドレスのみしか必要としない。こ
のため、制御用の特別の回路を必要としない簡単な回路
構成のデータ記憶装置を実現できる。
記憶装置によれば、データまたはアドレスを保持するス
トアバッファに付随するバリットビットによって、デー
タまたはアドレスの流れを制御することができるので、
入力としてデータとアドレスのみしか必要としない。こ
のため、制御用の特別の回路を必要としない簡単な回路
構成のデータ記憶装置を実現できる。
【0138】さらに、データ記憶用のストアバッファセ
ルまたはアドレス記憶用のストアバッファセルを基本的
ブロックとし、これらを縦続接続する繰り返し構造を採
用しているので、該基本ブロックをマクロセルとして登
録することにより、任意の記憶容量のデータ記憶装置を
容易に設計することが可能になる。
ルまたはアドレス記憶用のストアバッファセルを基本的
ブロックとし、これらを縦続接続する繰り返し構造を採
用しているので、該基本ブロックをマクロセルとして登
録することにより、任意の記憶容量のデータ記憶装置を
容易に設計することが可能になる。
【0139】また従来のように、データ格納用のストア
バッファ及び外部に出力するデータを保持しているスト
アバッファを選択するためのデコーダを設ける必要が無
くなるので、該選択のためのゲート遅延時間を短くでき
る。また、このため、ストアバッファ数の増大に伴う該
選択動作の速度低下をほとんど考慮する必要が無くなる
ので、ストアバッファ数の制限を解消することができ、
ストアバッファ数を任意の数だけ増やすことができる。
したがって、CPUがストア命令実行時に実行停止とな
る頻度を著しく減少できる。
バッファ及び外部に出力するデータを保持しているスト
アバッファを選択するためのデコーダを設ける必要が無
くなるので、該選択のためのゲート遅延時間を短くでき
る。また、このため、ストアバッファ数の増大に伴う該
選択動作の速度低下をほとんど考慮する必要が無くなる
ので、ストアバッファ数の制限を解消することができ、
ストアバッファ数を任意の数だけ増やすことができる。
したがって、CPUがストア命令実行時に実行停止とな
る頻度を著しく減少できる。
【0140】さらに、ストアバッファ部の構成(ストア
バッファ数)の変更にも、ほとんど基本ブロックの配列
の変更のみで対処できるので、該変更にも柔軟に対応で
き、その変更作業の負担も軽減される。
バッファ数)の変更にも、ほとんど基本ブロックの配列
の変更のみで対処できるので、該変更にも柔軟に対応で
き、その変更作業の負担も軽減される。
【0141】また、アドレスを保持するストアバッファ
部を、CAMにより構成することにより、後続のストア
命令の実行によって送られてくるデータを、既にストア
バッファ内に保持されている同一ストアアドレスのデー
タに置き換えるマージ処理を高速に実行することが可能
となる。したがって、ストアバッファ部を大容量化して
も、システムの高速動作が保証される。
部を、CAMにより構成することにより、後続のストア
命令の実行によって送られてくるデータを、既にストア
バッファ内に保持されている同一ストアアドレスのデー
タに置き換えるマージ処理を高速に実行することが可能
となる。したがって、ストアバッファ部を大容量化して
も、システムの高速動作が保証される。
【図1】本発明の一実施例のデータ記憶装置を構成する
基本ブロックの概略構成を示す図である。
基本ブロックの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のデータ記憶装置の内部回路
の一部を示す図である。
の一部を示す図である。
【図3】本発明の一実施例のデータ記憶装置の主記憶装
置とのインターフェース部分の回路構成を示す図であ
る。
置とのインターフェース部分の回路構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例のデータ記憶装置の基本動作
を説明するタイムチャートである。
を説明するタイムチャートである。
【図5】データストアバッファの構成例を示すブロック
図である。
図である。
【図6】上記データストアバッファの回路例を示す図で
ある。
ある。
【図7】アドレスストアバッファの構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】上記アドレスストアバッファの回路例を示す図
である。
である。
【図9】上記データストアバッファと上記アドレススト
アバッファを用いたメモリセルアレイのブロック図であ
る。
アバッファを用いたメモリセルアレイのブロック図であ
る。
【図10】図9のメモリセルアレイをマクロセルとして
登録する場合の一例を示す図である。
登録する場合の一例を示す図である。
【図11】従来のストアバッファ部の構成を示す図であ
る。
る。
【図12】上記従来のストアバッファ部の動作の第一の
例を説明するタイムチャートである。
例を説明するタイムチャートである。
【図13】上記従来のストアバッファ部の動作の第二の
例を説明するタイムチャートである。
例を説明するタイムチャートである。
15、16、21、23、25、66、69、71、S
ELDn、SELAnセレクタ 17、18、22、24、26、65、68、70、S
WDn,SWAnスイッチ 19 比較器 20 ヒット信号 11、12、31 CPUからのデータ入力信号
線 40、Vn-2,Vn-1,Vn 、Vn+1 ,Vn+2 バリ
ットビット 80 データストアバ
ッファセル 81、87、91、97、231 インバータ 82、83、92、93 トランスファー
ゲート 86、96 フリップフロッ
プ 90 アドレスストア
バッファセル 101、102、103、104 トランジスタ 210、320 STBA memory cel
l array 220、330 STBD memory cel
l array 230,310 Valid bit logic
部 232 アンドゲート 260 制御部 STBA,STBD、STBn−2、STBn−1、S
TBn STBn+1,STBn+2、STB0 STB1、S
TB2ストアバッファ STBAn アドレス保持用メモリセル部 STBDn データ保持用メモリセル部 50 主記憶装置 51 データバス 52 メモリステート信号
ELDn、SELAnセレクタ 17、18、22、24、26、65、68、70、S
WDn,SWAnスイッチ 19 比較器 20 ヒット信号 11、12、31 CPUからのデータ入力信号
線 40、Vn-2,Vn-1,Vn 、Vn+1 ,Vn+2 バリ
ットビット 80 データストアバ
ッファセル 81、87、91、97、231 インバータ 82、83、92、93 トランスファー
ゲート 86、96 フリップフロッ
プ 90 アドレスストア
バッファセル 101、102、103、104 トランジスタ 210、320 STBA memory cel
l array 220、330 STBD memory cel
l array 230,310 Valid bit logic
部 232 アンドゲート 260 制御部 STBA,STBD、STBn−2、STBn−1、S
TBn STBn+1,STBn+2、STB0 STB1、S
TB2ストアバッファ STBAn アドレス保持用メモリセル部 STBDn データ保持用メモリセル部 50 主記憶装置 51 データバス 52 メモリステート信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 廣 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 檜垣 直志 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 データの有無を示すバリットビットが付
随したデータを記憶するメモリセルと、 外部から入力される複数のデータを、自素子の後段に接
続される他のデータ記憶素子のメモリセルのバリットビ
ットの値に応じて選択出力するセレクタと、 上記自素子のメモリセルのバリットビットの値と、自素
子の前段に接続される他のデータ記憶素子のメモリセル
のバリットビットの値とによって制御され、該セレクタ
から選択出力されるデータを、上記自素子のメモリセル
に入力するスイッチと、 を備えたことを特徴とするデータ記憶素子。 - 【請求項2】 データの有無を示すバリットビットが付
随したデータを記憶するメモリセルと、 外部から入力される複数のデータを、自素子の後段に接
続される他のデータ記憶素子のメモリセルのバリットビ
ットの値に応じて選択出力するセレクタと、 上記自素子のメモリセルのバリットビットの値と、自素
子の前段に接続される他のデータ記憶素子のメモリセル
のバリットビットの値とによって制御され、該セレクタ
から選択出力されるデータを、上記自素子のメモリセル
に入力するスイッチと、 上記自素子のメモリセルに記憶されているデータと上記
セレクタに入力されるデータとの一致を検出する検出手
段と、 を備えたことを特徴とするデータ記憶素子。 - 【請求項3】 前記セレクタに入力される複数のデータ
は、CPUがその主記憶装置に書き込むべきデータと、
自素子の後段に接続される他のデータ記憶素子のメモリ
セルに保持されているデータであること、 を特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ記憶
素子。 - 【請求項4】 主記憶装置に書き込むデータを一時的に
保持するストアバッファを有するデータ記憶装置におい
て、 データの有無を示すバリットビットが付随したストアバ
ッファが直列接続されたデータ記憶手段と、 各ストアバッファに付随するバリットビットによって、
該データ記憶手段内での隣接するストアバッファ間での
データの移動を制御する制御信号を生成する制御信号生
成手段と、 前記データ記憶手段内で隣接するストアバッファ間に設
けられ、該制御信号生成手段によって生成される制御信
号によって該隣接するストアバッファ間でのデータの移
動を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項5】 主記憶装置に書き込むデータの格納アド
レスを一時的に保持するストアバッファを有するデータ
記憶装置において、 上記格納アドレスの記憶の有無を示すバリットビットが
付随したストアバッファが直列接続されたデータ記憶手
段と、 各ストアバッファに付随するバリットビットによって、
該データ記憶手段内での隣接するストアバッファ間での
格納アドレスの移動を制御する制御信号を生成する制御
信号生成手段と、 前記データ記憶手段内で隣接するストアバッファ間に設
けられ、該制御信号生成手段によって生成される制御信
号によって該隣接するストアバッファ間での格納アドレ
スの移動を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項6】 主記憶装置に書き込むデータの格納アド
レスを一時的に保持するストアバッファを有するデータ
記憶装置において、 上記格納アドレスの記憶の有無を示すバリットビットが
付随したストアバッファが直列接続されたデータ記憶手
段と、 各ストアバッファに付随するバリットビットによって、
該データ記憶手段内での隣接するストアバッファ間での
格納アドレスの移動を制御する制御信号を生成する制御
信号生成手段と、 前記データ記憶手段内で隣接するストアバッファ間に設
けられ、該制御信号生成手段によって生成される制御信
号によって該隣接するストアバッファ間での格納アドレ
スの移動を制御する制御手段と、 主記憶装置に書き込むデータの格納アドレスが入力され
たとき、上記データ記憶手段内にその格納アドレスと同
一の格納アドレスが格納されていることを検出する検出
手段と、 を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項7】 主記憶装置に書き込むデータを一時的に
保持する第一のストアバッファと、該第一のストアバッ
ファに保持されているデータの主記憶装置上の書き込み
アドレスを一時的に保持する第二のストアバッファを有
するデータ記憶装置において、 バリットビットが付随した第一のストアバッファが直列
接続されたデータ記憶手段と、 バリットビットが付随した第二のストアバッファが直列
接続されたアドレス記憶手段と、 各第一のストアバッファに付随するバリットビットによ
って、上記データ記憶手段内での隣接する第一のストア
バッファ間でのデータの移動を制御する第一の制御信号
を生成する第一の制御信号生成手段と、 各第二のストアバッファに付随するバリットビットによ
って、上記第二のデータ記憶手段内での隣接する第二の
ストアバッファ間でのアドレスの移動を制御する第二の
制御信号を生成する第二の制御信号生成手段と、 前記第一のデータ記憶手段内で隣接する第一のストアバ
ッファ間に設けられ、上記第一の制御信号生成手段によ
って生成される第一の制御信号によって該隣接する第一
のストアバッファ間のデータの移動を制御する第一の制
御手段と、 前記第二のデータ記憶手段内で隣接する第二のストアバ
ッファ間に設けられ、上記第二の制御信号生成手段によ
って生成される第二の制御信号によって該隣接する第二
のストアバッファ間のアドレスの移動を制御する第二の
制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項8】 主記憶装置に書き込むデータを一時的に
保持するストアバッファを有するデータ記憶装置におい
て、 直列接続された複数のデータ保持用のストアバッファ
と、 該ストアバッファにデータが格納されているか否かを示
す、該ストアバッファに付随するバリットビットと、 隣接するストアバッファ間に設けられ、データの入力先
の第一のストアバッファから入力されるデータまたはC
PUから送られてくる主記憶装置に書き込むためのデー
タのいずれか一方を、該第一のストアバッファのバリッ
トビットの状態によって選択出力するセレクタと、 該セレクタと上記第一のストアバッファの前段に設けら
れた第二のストアバッファとの間に設けられ、該セレク
タから入力されるデータを、上記第二のストアバッファ
のバリットビットと上記第二のストアバッファの前段に
設けられた第三のストアバッファのバリットビットとの
状態に応じて、前記第二のストアバッファに出力するス
イッチと、 を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項9】 主記憶装置に書き込むデータを一時的に
保持するストアバッファを有するデータ記憶装置におい
て、 アレイ状に配列された複数のデータ保持用のストアバッ
ファと、 該ストアバッファにデータが格納されているか否かを示
す、該ストアバッファに付随するバリットビットと、 隣接するストアバッファ間に設けられ、データの入力先
の第一のストアバッファから入力されるデータまたはC
PUから送られてくる主記憶装置に書き込むためのデー
タのいずれか一方を、該第一のストアバッファのバリッ
トビットの状態によって選択出力するセレクタと、 該セレクタと上記第一のストアバッファの前段に設けら
れた第二のストアバッファとの間に設けられ、該セレク
タから入力されるデータを、上記第二のストアバッファ
のバリットビットと上記第二のストアバッファの前段に
設けられた第三のストアバッファのバリットビットとの
状態に応じて、前記第二のストアバッファに出力するス
イッチと、 を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。 - 【請求項10】 主記憶装置に書き込むデータを一時的
に保持するデータストアバッファと、そのデータの該主
記憶装置への書き込みアドレスを保持するアドレススト
アバッファを有するデータ記憶装置において、 該データストアバッファが直列接続されたデータストア
バッファ部と、 該アドレスストアバッファが直列接続されたアドレスス
トアバッファ部と、 該データストアバッファにデータが格納されているか否
かを示す該データストアバッファに付随する第一のバリ
ットビットと、 該アドレスストアバッファにアドレスが格納されている
か否かを示す該アドレスストアバッファに付随する第二
のバリットビットと、 前記データストアバッファ部において隣接するデータス
トアバッファ間に設けられ、後段の第一のデータストア
バッファから入力されるデータまたはCPUから送られ
てくる主記憶装置に書き込むためのデータのいずれか一
方を選択出力する第一のセレクタと、 前記データストアバッファ部において該第一のセレクタ
と上記第一のデータストアバッファの前段の第二のデー
タストアバッファとの間に設けられ、該第一のセレクタ
から出力されるデータを該第二のデータストアバッファ
に出力するか否かを制御する第一のスイッチと、 前記アドレスストアバッファ部内において隣接するアド
レスストアバッファ間に設けられ、後段の第一のアドレ
スストアバッファからのアドレスまたはCPUから送ら
れてくる主記憶装置の書き込みアドレスのいずれか一方
を選択出力する第二のセレクタと、 前記アドレスストアバッファ部内において該第二のセレ
クタと上記第一のアドレスストアバッファの前段の第二
のアドレスストアバッファとの間に設けられ、該第二の
セレクタから出力されるデータを該第二のアドレススト
アバッファに出力するか否かを制御する第二のスイッチ
と、 前記第二のデータストアバッファの第一のバリットビッ
トと該第二のデータストアバッファの前段に設けられた
第三のデータストアバッファの第一のバリットビットと
から、前記第一のスイッチのオン・オフを制御する第一
の制御信号を生成する第一の制御部と、 前記第二のアドレスストアバッファの第二のバリットビ
ットと該第二のアドレスストアバッファの前段に設けら
れた第三のアドレスストアバッファの第二のバリットビ
ットとから、前記第二のスイッチのオン・オフを制御す
る第二の制御信号を生成する第二の制御部と、 を備え、 前記第一のセレクタは前記第一のデータストアバッファ
の第一のバリットビットによって制御され、前記第二の
セレクタは前記第一のアドレスストアバッファの第二の
バリットビットによって制御されることを特徴とするデ
ータ記憶装置。 - 【請求項11】 主記憶装置に書き込むデータを一時的
に保持するデータストアバッファと、そのデータの該主
記憶装置への書き込みアドレスを保持するアドレススト
アバッファを有するデータ記憶装置において、 該データストアバッファがアレイ状に配列されたデータ
ストアバッファ部と、 該アドレスストアバッファがアレイ状に配列されたアド
レスストアバッファ部と、 該データストアバッファにデータが格納されているか否
かを示す該データストアバッファに付随する第一のバリ
ットビットと、 該アドレスストアバッファにデータが格納されているか
否かを示す該アドレスストアバッファに付随する第二の
バリットビットと、 前記データスストアバッファ部内において隣接するデー
タストアバッファ間に設けられ、後段の第一のデータス
トアバッファから入力されるデータまたはCPUから送
られてくる主記憶装置に書き込むためのデータのいずれ
か一方を選択出力する第一のセレクタと、 前記データスストアバッファ部内において該第一のセレ
クタと上記第一のデータストアバッファの前段の第二の
データストアバッファとの間に設けられ、該第一のセレ
クタから出力されるデータを該第二のデータストアバッ
ファに出力するか否かを制御する第一のスイッチと、 前記アドレスストアバッファ部内において隣接するアド
レスストアバッファ間に設けられ、後段の第一のアドレ
スストアバッファからのアドレスまたはCPUから送ら
れてくる主記憶装置の書き込みアドレスのいずれか一方
を選択出力する第二のセレクタと、 前記アドレスストアバッファ部内において該第二のセレ
クタと上記第一のアドレスストアバッファの前段の第二
のアドレスストアバッファとの間に設けられ、該第二の
セレクタから出力されるアドレスを該第二のアドレスス
トアバッファに出力するか否かを制御する第二のスイッ
チと、 前記第二のデータストアバッファの第一のバリットビッ
トと該第二のデータストアバッファの前段に設けられた
第三のデータストアバッファの第一のバリットビットと
から、前記第一のスイッチのオン・オフを制御する第一
の制御信号を生成する第一の制御部と、 前記第二のアドレスストアバッファの第二のバリットビ
ットと該第二のアドレスストアバッファの前段に設けら
れた第三のアドレスストアバッファの第二のバリットビ
ットとから、前記第二のスイッチのオン・オフを制御す
る第二の制御信号を生成する第二の制御部と、 を備え、 前記第一のセレクタは前記第一のデータストアバッファ
の第一のバリットビットによって制御され、前記第二の
セレクタは前記第一のアドレスストアバッファの第二の
バリットビットによって制御されることを特徴とするデ
ータ記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7126239A JPH08320831A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | データ記憶素子及びデータ記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7126239A JPH08320831A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | データ記憶素子及びデータ記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320831A true JPH08320831A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14930242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7126239A Withdrawn JPH08320831A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | データ記憶素子及びデータ記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08320831A (ja) |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP7126239A patent/JPH08320831A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |