JPH0831930B2 - カ−ド式電話機 - Google Patents

カ−ド式電話機

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JPH0831930B2
JPH0831930B2 JP62088767A JP8876787A JPH0831930B2 JP H0831930 B2 JPH0831930 B2 JP H0831930B2 JP 62088767 A JP62088767 A JP 62088767A JP 8876787 A JP8876787 A JP 8876787A JP H0831930 B2 JPH0831930 B2 JP H0831930B2
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守文 奥川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カードと現金(コイン)との両方を使用で
きるカード式電話機に係わり、特に喫茶店や商店に設置
された委託公衆電話機として使用できるようにしたカー
ド式電話機に関する。
[従来の技術] 駅や街角に設置されている公衆電話機のなかには、現
金の他にカードを使用して通話サービスを受けることが
できるカード式公衆電話機がある。このようなカード式
公衆電話機で使用するカードは一般にプリペイカードと
言われ、予めこのカードで通話できる金額情報が磁気記
録されており、利用者は磁気記録された金額情報に対応
する代金をカード販売者(電話会社)に支払ってこのカ
ードを購入する。そして、カード式公衆電話機を使用す
る場合は、カードをカード挿入口へ挿入して通話サービ
スを受ける。通話が終了すると記録された金額情報から
通話料金に相当する金額情報が減算されたカードがカー
ド排出口から排出される。
現金を使用する場合は、コイン投入口にコインを投入
して通話サービスを受ける。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のように例えばカードと現金との
両方を用いて通話サービスを提供できるカード式電話機
においても、まだ改良を必要とする次のような課題があ
った。すなわち、例えば公衆電話機等のように電話会社
が直接設置した装置であれば、そこで使用されるカード
は勿論電話会社が販売したものであるので、利用者がカ
ードで使用しようと現金で使用しようと特に問題となる
ことはない。
しかし、商店や喫茶店等に設置された委託公衆電話機
等においては、この電話機の設置者は、一定周期毎に電
話機内に投入された現金を回収して、電話会社からの使
用料金請求に応じてその使用料金を支払っていた。
このような料金システムを採用している委託公衆電話
機においても利用者の便宜を考慮して一般公衆電話機で
使用できるカードをも使用できるような要望がある。し
かしながら、カードと現金とを両方使用可能にすると、
利用者がカードを使用したのか、現金を使用したのかが
判断できない。前述したようにカードによる使用料金は
カード販売時に先取りしているので、委託公衆電話機の
設置者に現金による通話料金のみを請求する必要がある
が、前述したように現金のみの通話料金を請求すること
は不可能である。
なお、この問題を解消するためには、電話機からカー
ド使用とコイン使用との間の区別情報を送出し、電話局
においてこれを受信区分する装置およびカード使用とコ
イン使用との2個のカウンタを設けて記録するようにす
ればよいが、実現するためにはシステムを大幅に変更す
る必要がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、カードで使用された使用料金とコ
インで使用された使用料金とをICカードに区分して記憶
することにより、カード使用料金とコイン使用料金とを
区別でき、電話会社および電話設置者にとって確実に利
用料金の決済ができ、利用者に対してサービス向上を図
れるカード式電話機を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、第1図に示すように、コイン投入口1から
投入されたコイン2の金額およびカード挿入口3から挿
入されたカード4に記録された金額情報の示す金額の一
部又は全部を使用料金として徴収して通話サービス5を
行なうカード式電話機において、電話機内部に着脱自在
に装着されるICカード6と、このICカードに対してカー
ド使用金額とコイン使用金額とを区別して書込みするIC
カード読取書込装置7と、このICカード読取書込装置に
て読取られたICカードに累積記憶されたカード使用料金
を表示する表示部8とを備えたものである。
[作用] このように構成されたカード式電話機であれば、この
カード式電話機をカードで使用した場合には、使用料金
がICカード内に累積記憶される。したがって、電話会社
は、電話設置者との間でこのカード式電話機の使用料金
を決済する場合に、ICカードの記憶内容を確認すること
により、カード使用による使用料金を算出できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第2図は実施例のカード式電話機を利用した委託公衆
電話機の外観図である。すなわち、ケース11の前面上部
にはダイヤルキー12,カード挿入口13,挿入されたカード
の残り通話度数を表示する通話度数表示部14が配設され
ており、ケース11前面の中央部および下部にはそれぞれ
カード排出口15,コイン返却口16が形成されている。ま
た、ケースの上面には10円コインおよび100円コインを
投入するためのコイン投入口17が形成されており、さら
にケース11の上部にはハンドセット18が置かれる受け台
が形成されている。
また、ケース11側面の下方位置にはICカード挿入口19
およびICカードに記憶されたカード使用料金およびコイ
ン使用料金を表示する使用料金表示部20が設けられてい
る。なお。ICカード挿入口19には蓋が取付けられてお
り、通常使用状態においては、所定のICカードが挿入さ
れた状態でこの蓋が閉じられている。
第3図はカード式電話機の概略構成を示すブロック図
である。図示しない電話局の電話回線に接続された局側
端子21a,21bはフックスイッチ22,ダイヤルパルス発生回
路23を介して通話回路24に接続されている。また、局側
端子21a,21b間には相手側からの呼出し信号を受信して
ベルを鳴動させる呼出し回路25が接続されている。さら
に、局側端子21a,21b間には前記フックスイッチ22を介
して課金信号受信回路26が接続されている。通話回路24
には送話器27と受話器28とからなる前記ハンドセット18
が接続されている。
また、図中29は、入出力ポートやROM30,RAM31等の記
憶部を内蔵し、入力された各種データを演算処理すると
ともに各構成部材に対して各種制御信号を送出する1チ
ップのマイクロプロセッサ等で形成された制御部であ
る。そして、この制御部29には、通話先電話番号をダイ
ヤルするプッシュボタンが配列された前記ダイヤルキー
12,前記ダイヤルパルス信号(PB信号)を送出するダイ
ヤルパルス発生回路23,呼出し回路25,通話回路24,課金
信号受信回路26,前記コイン投入口17から投入されたコ
インの種類を判別するとともにコインを収納金庫32へ収
納するコイン収納機構33,カード挿入口13から挿入され
たカードに記録された通話度数を読取り、かつこのカー
ドに残り通話度数を書込むカード読取書込装置34,前記
ハンドセット18の取上げ動作に連動するリレー接点35,
読取ったカードの残り通話度数を表示する前記通話度数
表示部14,およびICカード挿入口19に挿入されたICカー
ドに各使用料金,コインの収納金額を送信するためのIC
カード読取書込装置36等の各構成部材が接続されてい
る。
なお、前記ICカード読取書込装置36には、このICカー
ド読取書込装置36を介してICカードから読出された各使
用料金を表示する前記使用料金表示部20が接続されてい
る。
また、前記制御部29および各構成部材には電源回路37
から駆動電圧が供給されている。
前記制御部29内のRAM31内には、第4図に示すよう
に、コイン投入口17からコインが投入されたことを示す
コインフラグ41,カード挿入口13からカードが挿入され
たことを示すカードフラグ42,課金信号の課金パルスに
よって収納金庫32に収納されたコインによって通話でき
る通話度数Ncをカウントするコイン度数カウンタ43,カ
ード読取書込装置34で読取られた通話度数Noがセットさ
れるカード度数カウンタ44,一つの通話が終了したこと
を示す終了フラグ45等が形成されている。
第5図はこのカード式電話機に使用されるICカードの
外観図であり、第6図はこのICカード46内に組込まれた
マイクロコンピュータを示すブロック構成図である。す
なわち各種演算処理を行なうCPU(中央処理装置)47
に、バスライン48を介して、制御プログラムを記憶する
ROM49,バッテリでバックアップされ、各種可変データを
記憶するRAM50,ICカード読取書込装置36との間でデータ
伝送を行なうためのI/Oインターフェース51等が接続さ
れている。また、上記各電子構成部材には電源回路37か
らICカード読取書込装置36および電源受電端子52を介し
て駆動電圧が供給される。
このICカード46のRAM50内には、第7図に示すよう
に、このカード式電話機をコインで使用した場合におけ
る、収納金庫32に収納されたコインの収納金額を10円,1
00円等のコイン種別に累積記憶する収納金額メモリ53,
コインで使用された使用料金を累積記憶するコイン使用
メモリ54,カードで使用された使用料金を累積記憶する
カード使用メモリ55が形成されている。
このICカード46に組込まれたマイクロコンピュータの
CPU47は、このICカード46がICカード挿入口19に挿入さ
れ、ICカード読取書込装置36に正規にセットされた状態
において、常に第8図のメインルーチンを繰返し実行す
るようにプログラム構成されている。すなわち、メイン
ルーチンが開始されると、S1にてRAM50のカード使用メ
モリ55に累積記憶されているカード使用料金およびコイ
ン使用メモリ54に累積記憶されているコイン使用料金を
読出してI/Oインターフェース51およびICカード読取書
込装置36を介して使用料金表示部20に表示する。次にS2
にてICカード読取書込装置36を介して収納金庫32へ収納
する収納金額が入力されると、その収納金額を収納金額
メモリ53の該当コイン種別の収納金額に加算する。
また、S3にてICカード読取書込装置36を介して、1通
話度数分のコイン使用料金(10円)が入力されると、こ
の1通話度数分のコイン使用料金をRAM50のコイン使用
メモリ54のコイン使用料金に加算する。同様にS4にて、
ICカード読取書込装置36を介して、1通話度数分のカー
ド使用料金(10円)が入力されると、この1通話度数分
のカード使用料金をRAM50のカード使用メモリ55のカー
ド使用料金に加算する。
したがって、使用料金表示部20にはICカード46に記憶
された最新のコイン使用料金およびカード使用料金が常
時表示されている。
また、カード式電話機の制御部29はROM30のプログラ
ムに従って第9図のメインルーチンを実行する。すなわ
ち、ハンドセット18が取上げられ、フックスイッチ22お
よびリレー接点35が閉成されると、カード挿入、又はコ
イン投入を待つ。コインがコイン投入口17に投入される
と、RAM31のコインフラグ41を1に設定し、S5にてダイ
ヤルキー12のプッシュボタン操作による電話番号入力を
待つ。カード挿入口13にカードが挿入されると、カード
フラグ42を1に設定したのち、カード読取書込装置34に
て通話度数Noを読取る。読取った通話度数Noをカード度
数カウンタ44にセットするとともに通話度数表示部14へ
表示する。
S5にて通話先の電話番号が入力されると、ダイヤルパ
ルス発生回路23からPB信号を送出させる。そして、被呼
者応答があれば、通話回線が接続されたので、通話回路
24を動作させる。通話が開始されと、RAM31内の終了フ
ラグ45を0に解除し、S6にてコインフラグ41のフラグ状
態を調べる。そして、コインフラグ41が1に設定されて
いれば、投入されたコインの種別を判定する。そして、
投入コインの金額、すなわち収納金額と1通話度数分の
コイン使用料金(10円)とをICカード読取書込装置36を
介してICカード46へ送信する。また、コイン度数カウン
タ43にコイン種別に対応したコイン度数Ncをセットす
る。たとえば、投入コインが10円であれば、Nc=0であ
り、100円であれば、Nc=9である。そして、投入コイ
ンを収納金庫32へ収納する。
そして、S7にてRAM31の終了フラグ45の状態を調べ
る。この時点で終了フラグ45が1に設定されていなけれ
ば、通話は継続中であるので、終了フラグ45が1に設定
されるのを待つ。終了フラグ45が1に設定されると、一
人の通話は終了し、後述する通話終了に伴う各種処理が
終了したと判断してプログラムの最初に戻り、フックス
イッチ22のオン操作を待つ。
S6にてコインフラグ41が0に解除されていれば、カー
ドフラグ42が1に設定されているので、カード度数カウ
ンタ44のカウント値Nを1だけ減算し、減算後の残り度
数Nを通話度数表示部14に表示する。そして、1通話度
数分のカード使用料金(10円)をICカード読取書込装置
36を介してICカード46へ送信する。その後、S7にて終了
フラグ45が1に設定されるのを待つ。
また、制御部29は通話中に課金信号受信回路26から課
金パルスが入力されると、第10図の課金パルス入力割込
処理を実施する。すなわち、S8にてカードフラグ42が1
に設定されていた場合は、カード度数カウンタ44のカウ
ント値Nが0でないことを確認し、カウント値Nを1だ
け減算する。そして、1通話度数分のカード使用料金
(10円)をICカード46へ送信する。さらに、カード度数
カウンタ44の減算後の残り通話度数Nを通話度数表示部
14に表示する。
また、カード度数カウンタ44カウント値Nが0であれ
ば、通話回線を強制遮断し、カード度数カウンタ44をク
リアし、カードフラグ42を0に解除する。そして、カー
ドに使用済の穴を穿設して、このカードをカード排出口
15から排出するとともに終了フラグを1に設定する。
S9にてコインフラグ41が1に設定されていれば、コイ
ン度数カウンタ43のカウント値Ncが0でないことを確認
する。そして、このカウント値Ncを1だけ減算する。次
に、1通話度数分のコイン使用料金(10円)をICカード
46へ送信する。また、カウント値Ncが0であれば、コイ
ン収納機構33にコイン投入口17から新たなコインが投入
されているか否かを調べる。コインが有れば、前述と同
様に、コイン種別を判断し、投入コインの収納金額(種
別)と1通話度数分のコイン使用料金(10円)とをICカ
ード46へ送信する。そして、コイン度数カウンタ43に収
納金額に応じた新たなカウント値Ncを設定する。そし
て、投入コインを収納金庫32へ収納する。
新たなコインが無ければ、通話回路を強制遮断し、コ
インフラグ41を0に解除し、コイン度数カウンタ43のカ
ウント値Ncをクリアする。さらに、終了フラグ45を1に
設定する。
なお、S9にてコインフラグ41も0に解除されている場
合は、RAM31の終了フラグ45を1に設定する。
さらに、通話が終了してハンドセット18が置かれ、フ
ックスイッチ22およびリレー接点35が開放されると、前
記制御部29は第11図の割込処理を実行する。すなわち、
カードフラグ42が1に設定されていればカード度数カウ
ンタ44のカウント値Nをカード読取書込装置34でカード
に書込み、カードをカード排出口15から排出する。その
後、カード度数カウンタ44をクリアし、カードフラグ42
を0に解除するとともに終了フラグ45を1に設定する。
コインフラグ41が1に設定されていれば、コイン投入
口17から投入されて収納金庫32にまだ収納されていない
コインをコイン返却口16へ排出し、コイン度数カウンタ
43のカウント値Ncをクリアし、コインフラグ41を0に解
除する。さらに、終了フラグを1に設定する。
さらに、カードフラグ42およびコインフラグ41が両方
とも0に解除されていれば、異常事態が生じたと判断し
て、通話回線を強制遮断するとともに、カウンタ43,44,
各フラグ41,42をクリアする。さらに、カードおよび残
りコインを排出する。その後、終了フラグを1に設定す
る。
このように構成されたカード式電話機であれば、例え
ば月の最初に、電話会社でICカード46のRAM50に形成さ
れた収納金額メモリ53,コイン使用メモリ54,カード使用
メモリ55の各記憶内容を0にクリアさせる。そして、こ
の各メモリ53,54,55がクリアされたICカード46をカード
式電話機のケース11側面のICカード挿入口19へ挿入セッ
トする。
この状態で一般の客がカード又はコインでこのカード
式電話機を使用すると、使用料金がカードとコインとに
分割されてICカード46のカード使用メモリ55およびコイ
ン使用メモリ54に累積記憶される。そして、月末に電話
会社はそのICカード46をICカード挿入口19から取出し
て、電話会社に持帰り、カード使用メモリ55に累積記憶
されているカード使用料金を読出して該当カード電話機
におけるカードによる使用料金を把握する。また、電話
局にモニタリング装置を設置して月末に通話回線の空き
を利用してICカードに累積記憶されている各使用料金を
読取ることも可能である。
そして、電話会社が電話機設置者に対して使用料金を
請求する場合、電話局で集計された全体の使用料金から
カードによる使用料金を減算した使用料金を請求する。
したがって、委託公衆電話機においても、現金の他にカ
ードで使用することも可能となり、使用者に対するサー
ビスを向上できる。
また、ICカード46のカード使用メモリ55に累積記憶さ
れているカード使用料金は使用料金表示部20に常時表示
されているので、電話会社は毎回ICカード46を回収する
ことなく、通常の電力計と同様に、月に一度その表示さ
れているカード使用料金を読取り、前回読取ったカード
使用料金から減算することによって、この月のカード使
用料金を求めてもよい。そして、ICカード46の記憶容量
が一杯になった時点で、このICカードを回収して、各メ
モリが0にクリアされた新たなICカード46をセットする
ようにしてもよい。
また、この実施例のカード式電話機においては、使用
料金表示部20に前述したカード使用料金の他に、コイン
使用料金を表示しているので、電話機の設置者はこのコ
イン使用料金を見て、収納金庫32に収納されたコインの
回収時期を判断できる。また、電話会社から送付される
電話料金の請求額の確認を行なうことも可能である。
また、一般に、ICカード46に記憶されたカード使用料
金は不正に改ざんされないように暗号化されて記憶され
ているが、電話設置者側において、別途ICカードリーダ
を設置して、ICカード46に記憶された各コイン種別の収
納金額を読出しすることにより、このカード式電話機を
より厳格に管理できる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものては
ない。実施例においては、電話局から課金信号が入力さ
れる委託公衆電話機について説明したが、通話先に応じ
て課金信号を内部で作成する電話機に適用することも可
能である。この場合、課金信号の送出条件(課金情報)
をICカードに記憶させておくことにより、料金体系が変
更になった場合にICカードの記憶内容を変更することに
よって迅速にその料金体系に対処することが可能であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、カードにて使用
された使用料金をICカードの記憶部に累積記憶し、記憶
内容を表示するようにしている。したがって、カード使
用料金とコイン使用料金とを区別でき、電話会社および
電話設置者にとって確実に利用料金の決済ができ、利用
者に対して大幅にサービス向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図、第2図乃至第11図は本
発明の一実施例に係わるカード式電話機を示す図であ
り、第2図は全体を示す外観図、第3図は概略構成を示
すブロック図、第4図および第7図は記憶部に形成され
た各メモリを示す図、第5図はICカードを示す図、第6
図はICカード内に組込まれたマイクロコンピュータを示
すブロック図、第8図乃至第11図は動作を示す流れ図で
ある。 11……ケース、12……ダイヤルキー、13……カード挿入
口、14……通話度数表示部、15……カード排出口、16…
…コイン返却口、17……コイン投入口、18……ハンドセ
ット、19……ICカード挿入口、20……使用料金表示部、
23……ダイヤルパルス発生回路、24……通話回路、26…
…課金信号受信回路、29……制御部、31……RAM、33…
…コイン収納機構、34……カード読取書込装置、36……
ICカード読取書込装置、43……コイン度数カウンタ、44
……カード度数カウンタ、46……ICカード、47……CP
U、50……RAM、53……収納金額メモリ、54……コイン使
用メモリ、55……カード使用メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岡 勲 東京都港区南麻布5丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 奥川 守文 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日本 電信電話株式会社複合通信研究所内 (72)発明者 川北 達次郎 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日本 電信電話株式会社複合通信研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイン投入口から投入されたコインの金額
    およびカード挿入口から挿入されたカードに記録された
    金額情報の示す金額の一部又は全部を使用料金として徴
    収して通話サービスを行なうカード式電話機において、
    電話機内部に着脱自在に装着されるICカードと、このIC
    カードに対してカード使用金額とコイン使用金額とを区
    別して書込みするICカード読取書込装置と、このICカー
    ド読取書込装置にて読取られた前記ICカードに累積記憶
    されたカード使用料金を表示する表示部とを備えたこと
    を特徴とするカード式電話機。
JP62088767A 1987-04-13 1987-04-13 カ−ド式電話機 Expired - Fee Related JPH0831930B2 (ja)

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