JPH08318001A - 放射線治療計画システム - Google Patents

放射線治療計画システム

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JPH08318001A
JPH08318001A JP7129971A JP12997195A JPH08318001A JP H08318001 A JPH08318001 A JP H08318001A JP 7129971 A JP7129971 A JP 7129971A JP 12997195 A JP12997195 A JP 12997195A JP H08318001 A JPH08318001 A JP H08318001A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はCT画像とは異なった特徴を有する
MRI画像を併用することで、治療計画の精度を向上し
得る放射線治療計画システムを提供することを目的とす
る。 【構成】 指定された患者のCT画像とMRI画像のデ
ータが作業画面制御手段12及び参照画面制御手段13
により画像データ記憶部31から読み込まれ、表示制御
手段14により出力装置4のディスプレイ内にある作業
画面及び参照画面にそれぞれ表示される。使用者が入力
装置2により作業画面にあるCT画像上に、治療対象で
あるターゲットや被爆を避けるべき関心領域を入力する
ことにより、ターゲット/関心領域描画制御手段11に
より出力装置4のディスプレイに、それらターゲット領
域や関心領域が描画される。ターゲット/関心領域にお
けるCT画像のデータがターゲット/関心領域データ記
憶部32に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放射線治療計画システム
に係り、特に患者の放射線治療のために患者の断面画像
の治療対象となるターゲット領域や被爆を避けるべき関
心領域の形状に基づいて治療計画を策定する放射線治療
計画システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の放射線治療計画システムは、X線
と電子計算機を用いて患者の2次元断面像を得る計算ト
モグラフィ(CT:Computerized Tom
ography)の断面像(CT画像)上の陰影を、治
療対象となるターゲット領域や被爆を避けるべき関心領
域の形状として抽出し、放射線治療計画に供している。
また、人体内での放射線の吸収線量分布を計算するに当
っては、CT値が用いられるため、ターゲット/関心領
域はCT画像上に描かれている必要がある。
【0003】従来より、放射線治療計画システムとして
は、CT画像に対して治療対象となる任意形状を各CT
画像に指定しターゲットとして登録するターゲット指定
手段を有するものが知られている(特開平1−2143
43号公報)。この従来の放射線治療計画システムで
は、多数の所定厚さにスライスされたCT画像のそれぞ
れにターゲットを指定し、各ターゲットについて点線源
からの接線を求め、特殊平面上にターゲットの投影形状
を求め照射野を算出することで、正確な照射野の決定を
行うことを目的としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の放射線治療計画システムでは、CT画像のみを用いて
いるため、必ずしもターゲット/関心領域の正確な形状
を把握できない場合もあり、ことにCT画像では見えに
くい臓器や組織に対しては治療計画の精度を向上させる
ことが困難となるという課題がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
CT画像とは異なった特徴を有するMRI(Magne
tting Resonance Imaging)画
像を併用することで、治療計画の精度を向上し得る放射
線治療計画システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は治療対象のCT画像及びMR
I画像の画像データが予め格納されている画像データ記
憶部と、画像データをディスプレイに表示する出力装置
と、画像データ記憶部から読み込んだCT画像データ
を、出力装置のディスプレイに画像の加工が可能な作業
画面の画像として表示させる作業画面表示手段と、画像
データ記憶部から読み込んだMRI画像データを、出力
装置のディスプレイに参照画面の画像として表示させる
参照画面表示手段と、治療対象となるターゲット及び被
爆を軽減すべき関心領域の少なくとも一方を入力する入
力装置と、入力装置により入力されたターゲット/関心
領域を出力装置のディスプレイの作業画面に表示するタ
ーゲット/関心領域描画手段と、ターゲット/関心領域
描画手段により描画された作業画面のCT画像上のター
ゲット/関心領域のデータを記憶するターゲット/関心
領域データ記憶部とを有する構成としたものである。
【0007】また、請求項2記載の発明は、作業画面の
画像と参照画面の画像とを重ね合わせる重ね合わせ制御
手段と、作業画面の画像と参照画面の画像の位置を合わ
せる位置合わせ制御手段とを更に有することを特徴とす
る。請求項3記載の発明は、ターゲット/関心領域がM
RI画像上に描画されたか否か判断する手段と、ターゲ
ット/関心領域が前記MRI画像上に描画されたと判断
されたときには、ターゲット/関心領域の形状をCT画
像上にコピーするターゲット/関心領域コピー制御手段
を有する。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、CT画像を作業画面
に表示すると共にMRI画像を参照画面に表示すること
により、両画像を比較対照させることができるようにし
たため、CT画像では判別が困難でもMRI画像では判
別できるような病巣の形状をターゲット/関心領域とし
てCT画像上に描画することができる。
【0009】また、請求項2記載の発明では、同じ治療
対象のCT画像とMRI画像とを重ね合わせ、かつ位置
合わせをして出力装置の同じディスプレイに表示するこ
とができるため、CT画像では判別が困難でもMRI画
像では判別できるような病巣の形状を、あたかもCT画
像に表示されているかの如くに表示できる。
【0010】更に、請求項3記載の発明では、同じ治療
対象のCT画像とMRI画像とを重ね合わせ、かつ位置
合わせをして出力装置の同じディスプレイに表示した場
合、MRI画像上にターゲット/関心領域を描画して
も、CT画像上にターゲット/関心領域を描画したよう
にできる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面と共に説
明する。図1は本発明の第1実施例のブロック図を示
す。同図に示すように、本実施例は、プログラム制御に
より動作するデータ処理装置1と、このデータ処理装置
1にデータを入力する入力装置2と、画像データが予め
記憶しており、またターゲット/関心領域データを記憶
したりする記憶装置3と、ディスプレイからなる出力装
置4とから構成されている。
【0012】データ処理装置1はターゲット/関心領域
描画制御手段11、作業画面制御手段12、参照画面制
御手段13及び表示制御手段14とから構成されてい
る。入力装置2は、マウス21及びタブレット22とか
らなる。記憶装置3は、CT画像及びMRI画像が対応
する患者に関連する情報として予め記憶している画像デ
ータ記憶部31及び個々の画像上に書かれたターゲット
/関心領域の形状データを画像に関連する情報として記
憶しているターゲット/関心領域データ記憶部32とか
ら構成されている。
【0013】上記の作業画面制御手段12及び表示制御
手段14は、それぞれ前記作業画面表示手段を構成して
おり、参照画面制御手段13及び表示制御手段14は、
それぞれ前記参照画面表示手段を構成している。また、
ターゲット/関心領域描画制御手段11及び表示制御手
段14は、それぞれ前記ターゲット/関心領域描画手段
を構成している。
【0014】次に、図1の実施例の動作を図2のフロー
チャートと共に説明する。指定された患者のCT画像及
びMRI画像のうちCT画像が作業画面制御手段12に
より画像データ記憶部31から読み込まれ、表示制御手
段14により表示に適した信号形態とされて出力装置4
のディスプレイ内にある作業画面に表示される(ステッ
プ101)。
【0015】続いて、同じ指定された患者のMRI画像
が参照画面制御手段13により画像データ記憶部31か
ら読み込まれ、表示制御手段14により表示に適した信
号形態とされて出力装置4のディスプレイ内にある参照
画面に表示される(ステップ102)。なお、MRI画
像データは、公知の核磁気共鳴を利用した核磁気共鳴映
像(MRI)による画像データで、その生成方法は公知
であり、またその生成方法自体は本発明の要旨ではない
ので説明は省略する。
【0016】ここで、上記の作業画面と参照画面は、図
5に示すように、出力装置4のディスプレイの画面5内
において、作業画面51はCT画像53を表示し、参照
画面52は作業画面51と異なる位置でMRI画像54
を表示する。上記のCT画像53及びMRI画像54は
それぞれ図6に示すように、3次元座標で表される同一
の人体(患者)9を同一2次元平面(通常はxy平面)
で切り出した断面画像である。
【0017】再び図1及び図2に戻って説明するに、上
記のCT画像及びMRI画像の表示後、使用者がマウス
21あるいはタブレット22を使用して作業画面51に
あるCT画像53上に、治療対象であるターゲットや被
爆を避けるべき関心領域を入力することにより、図1の
データ処理装置1内のターゲット/関心領域描画制御手
段11及び表示制御手段14により出力装置4のディス
プレイに、それらターゲット領域や関心領域が描画され
る(ステップ103)。
【0018】なお、このターゲット/関心領域の描画方
法については、本発明の要旨ではないので詳細な説明は
省略するが、本出願人が先に特開平1−214343号
公報にて開示した、所定厚さでスライスされた複数のC
T画像のそれぞれに、任意形状の指定したターゲットの
画像を含ませるなどの方法を使用し得る。
【0019】続いて、ターゲット/関心領域の位置・形
状は的確であるかどうか使用者により作業画面と参照画
面とを比較することにより判断され(ステップ10
4)、的確でないと判断されたときには、再び入力装置
2を使用してターゲット/関心領域の位置・形状に修正
が施される(ステップ105)。
【0020】ステップ104でターゲット/関心領域の
位置・形状が的確であると判断された場合、あるいは、
ステップ105でターゲット/関心領域の位置・形状に
修正が施された後に、そのターゲット/関心領域におけ
るCT画像のデータが図1のターゲット/関心領域デー
タ記憶部32に記憶される(ステップ106)。
【0021】次に、本実施例の具体例について説明す
る。例えば、病巣が頭部眼球周辺にあったとする。眼球
周辺を放射線治療する場合には、眼球そのものの被爆は
極力低くされなければならないため、ターゲット/関心
領域の位置・形状は正確であることが要求される。
【0022】本実施例では、作業画面に表示された指定
患者のCT画像を見ながら、ターゲット/関心領域描画
手段11により、CT画像上にターゲットを描画する。
しかし、参照画面に表示されたMRI画像を参照する
と、先にCT画像上に描画したターゲットよりも大きな
領域が病巣であることが判明したものとする。
【0023】この場合は、本実施例ではCT画像上に描
かれたターゲットを描き直すことができる。このよう
に、本実施例によれば、CT画像では判別の困難なター
ゲット/関心領域形状を的確に設定することができる。
【0024】次に、本発明の第2実施例について図3〜
図5と共に説明する。図3は本発明の第2実施例のブロ
ック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。本実施例は、プログラ
ム制御により動作するデータ処理装置10の構成が図1
に示したデータ処理装置1と異なる。
【0025】すなわち、図3に示すように本実施例シス
テムで用いるデータ処理装置10は、第1実施例のター
ゲット/関心領域描画制御手段11、作業画面制御手段
12、参照画面制御手段13及び表示制御手段14に加
えて、更に重ね合わせ制御手段15、位置合わせ制御手
段16及びターゲット/関心領域コピー制御手段17を
有する点に特徴がある。
【0026】第1実施例ではターゲット/関心領域の位
置や形状が的確かどうかを、作業画面と参照画面とを比
較することで判断していたが、本実施例ではこの判断の
ために重ね合わせ制御手段15と位置合わせ制御手段1
6により、CT画像とMRI画像とを位置を合わせ重ね
合わせて表示させることができるようにしたもので、次
に、図3の本実施例の動作について図4の動作説明用フ
ローチャート及び図5の画面表示を併せ参照して説明す
る。
【0027】まず、第1実施例と同様に、指定された患
者のCT画像が作業画面制御手段12により画像データ
記憶部31から読み込まれ、表示制御手段14により出
力装置4のディスプレイ内にある作業画面に表示され
(ステップ201)、続いて、同じ指定された患者のM
RI画像が参照画面制御手段13により画像データ記憶
部31から読み込まれ、表示制御手段14により出力装
置4のディスプレイ内にある参照画面に表示される(ス
テップ202)。
【0028】続いて、本実施例ではこれらの作業画面上
のCT画像と参照画面上のMRI画像をそれぞれ重ね合
わせ表示する(ステップ203)。この場合、CT画像
とMRI画像のうち上側に表示される画像は透明であ
り、下側の画像と同時に表示される。また、重ね合わせ
表示に際しては使用者の入力装置2の操作により公知の
方法で行われるが、その詳細な説明は本発明の要旨では
ないので省略する。
【0029】続いて、上記のCT画像とMRI画像の重
ね合わせ表示の結果、両画像の位置があっているかどう
か使用者が判断し(ステップ204)、位置があってい
ないときには、使用者が入力装置2を使用して参照画像
であるMRI画像を平行移動させたり(ステップ20
5)、参照画像であるMRI画像を任意の角度回転させ
たり(ステップ206)、参照画像であるMRI画像を
拡大又は縮小させる(ステップ207)ことにより、C
T画像とMRI画像の位置合わせを行う。
【0030】このようにして、CT画像とMRI画像の
位置合わせが適正であると判断されると、次に使用者が
入力装置2を使用して治療対象であるターゲットや被爆
を避けるべき関心領域を入力することにより、図3のデ
ータ処理装置10内のターゲット/関心領域描画制御手
段11及び表示制御手段14により出力装置4のディス
プレイに、それらターゲット領域や関心領域が描画され
る(ステップ208)。
【0031】ここで、上記のターゲット/関心領域の描
画は、第1実施例ではCT画像に対してのみなされた
が、本実施例では参照画面にもターゲット/関心領域描
画制御手段11を適用し、CT画像とMRI画像のうち
の任意の画像に対して行われる。従って、例えば、ター
ゲット/関心領域の描画は、病巣などのターゲットや関
心領域がCT画像では見えにくい場合にはMRI画像上
に対して行われ、CT画像でも見える場合にはCT画像
上に対して行われる。
【0032】続いて、ターゲット/関心領域描画制御手
段11により上記のターゲット/関心領域の描画がMR
I画像上に行われたかCT画像上に行われたかが判断さ
れる(ステップ209)。描画がMRI画像上になされ
た場合は、図3のターゲット/関心領域コピー制御手段
17により、MRI画像上に描かれたターゲット/関心
領域が、作業画面のCT画像上にコピーされる(ステッ
プ210)。これは、人体内での放射線の吸収線量分布
を計算するに当ってはCT値が用いられるため、ターゲ
ット/関心領域はCT画像上に描かれている必要がある
ためである。
【0033】ステップ209で描画がCT画像上になさ
れていると判断された場合、あるいはMRI画像上に描
かれたターゲット/関心領域が、ステップ210でCT
画像上にコピーされた場合には、続いてそのターゲット
/関心領域におけるCT画像のデータが図3のターゲッ
ト/関心領域データ記憶部32に記憶される(ステップ
211)。
【0034】次に、本実施例の具体例について説明す
る。例えば、図5の参照画面52のMRI画像54に、
作業画面51のCT画像53では見えにくい病巣形状が
ある場合、この病巣形状がターゲット/関心領域6とし
て描画されたときには、このMRI画像上のターゲット
/関心領域6は、ターゲット/関心領域コピー制御手段
17により作業画面51のCT画像53内に画像7とし
てコピーされる。
【0035】そして、このCT画像53内に画像7のデ
ータが図3のターゲット/関心領域データ記憶部32に
ターゲット/関心領域データとして記憶される。なお、
図5では、CT画像52とMRI画像54とはそれぞれ
異なる位置に表示されているが、本実施例ではこれらが
重ね合わせ表示されている。
【0036】このように、本実施例によれば、MRI画
像を参照用としてでなく、実際にターゲット/関心領域
を描画する作業用に用いることができるため、CT画像
だけの場合よりもより正確なターゲット/関心領域の描
画及びそのデータ格納ができる。
【0037】なお、第2実施例では、ターゲット/関心
領域の描画はMRI画像上に対しても可能なように説明
したが、CT画像とMRI画像との重ね合わせ画像に対
して描画したターゲット/関心領域は常にCT画像にの
み描画されるようにしてもよい(この場合、MRI画像
の病巣形状をターゲット/関心領域として描画しても、
MRI画像を通してCT画像に描画されることとな
る。)。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、CT画像を作業画面に表示すると共にMR
I画像を参照画面に表示することにより、両画像を比較
対照させることにより、CT画像では判別が困難でもM
RI画像では判別できるような病巣の形状をターゲット
/関心領域としてCT画像上に描画できるようにしたた
め、CT画像では見えにくい臓器や組織に対してもCT
画像上でターゲット/関心領域として的確に設定でき、
よって従来に比し放射線治療計画の精度を向上できる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、同じ
治療対象のCT画像とMRI画像とを重ね合わせ、か
つ、位置合わせをして出力装置の同じディスプレイに表
示することにより、CT画像では判別が困難でもMRI
画像では判別できるような病巣の形状を、あたかもCT
画像に表示されているかの如くに表示できるようにした
ため、従来に比べてより多くのターゲット/関心領域の
設定が重ね合わせ画像からできる。
【0040】更に、請求項3記載の発明によれば、同じ
治療対象のCT画像とMRI画像とを重ね合わせ、か
つ、位置合わせをして出力装置の同じディスプレイに表
示した場合、MRI画像上にターゲット/関心領域を描
画しても、CT画像上にターゲット/関心領域を描画し
たようにできるため、MRI画像上にターゲット/関心
領域を描画しても、人体内での放射線の吸収線量分布を
計算するに当って用いられるターゲット/関心領域のC
T値を、使用者がMRI画像にターゲット/関心領域を
描画したか否かを意識することなく自動的にターゲット
/関心領域データ記憶部に記憶できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図4】図3の動作説明用フローチャートである。
【図5】画面表示の一例を示す図である。
【図6】画像の座標系の説明図である。
【符号の説明】
1、10 データ処理装置 2 入力装置 3 記憶装置 4 出力装置 5 ディスプレイの画面 6 MRI画像上の病巣形状 7 CT画像上にコピーされた病巣形状 11 ターゲット/関心領域描画制御手段 12 作業画面制御手段 13 参照画面制御手段 14 表示制御手段 15 重ね合わせ制御手段 16 位置合わせ制御手段 17 ターゲット/関心領域コピー制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療対象のCT画像及びMRI画像の画
    像データが予め格納されている画像データ記憶部と、 画像データをディスプレイに表示する出力装置と、 前記画像データ記憶部から読み込んだ前記CT画像デー
    タを、前記出力装置のディスプレイに画像の加工が可能
    な作業画面の画像として表示させる作業画面表示手段
    と、 前記画像データ記憶部から読み込んだ前記MRI画像デ
    ータを、前記出力装置のディスプレイに参照画面の画像
    として表示させる参照画面表示手段と、 治療対象となるターゲット及び被爆を軽減すべき関心領
    域の少なくとも一方を入力する入力装置と、 前記入力装置により入力されたターゲット/関心領域を
    前記出力装置のディスプレイの作業画面に表示するター
    ゲット/関心領域描画手段と、 前記ターゲット/関心領域描画手段により描画された前
    記作業画面のCT画像上の前記ターゲット/関心領域の
    データを記憶するターゲット/関心領域データ記憶部と
    を有することを特徴とする放射線治療計画システム。
  2. 【請求項2】 前記作業画面の画像と前記参照画面の画
    像とを重ね合わせる重ね合わせ制御手段と、前記作業画
    面の画像と前記参照画面の画像の位置を合わせる位置合
    わせ制御手段とを更に有することを特徴とする請求項1
    記載の放射線治療計画システム。
  3. 【請求項3】 前記ターゲット/関心領域が前記MRI
    画像上に描画されたか否か判断する手段と、前記ターゲ
    ット/関心領域が前記MRI画像上に描画されたと判断
    されたときには、該ターゲット/関心領域の形状を前記
    CT画像上にコピーするターゲット/関心領域コピー制
    御手段を有することを特徴とする請求項2記載の放射線
    治療計画システム。
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