JPH08315140A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
画像処理装置およびその方法Info
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- JPH08315140A JPH08315140A JP7115705A JP11570595A JPH08315140A JP H08315140 A JPH08315140 A JP H08315140A JP 7115705 A JP7115705 A JP 7115705A JP 11570595 A JP11570595 A JP 11570595A JP H08315140 A JPH08315140 A JP H08315140A
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract 2
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 4
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノイズが多い画像データでも画像領域の属性
判別精度が低下しない画像処理装置と方法を提供する。 【構成】 二値化部12は画像データを二値化し順次ビ
ットマップメモリ13へ格納する。ブロック抽出部14
は、ビットマップメモリ13をラスタスキャンして黒画
素を検出すると、その周囲画素を調べ注目黒画素が孤立
画素でなければ、輪郭線追跡を行い黒画素ブロックを抽
出してその領域情報を出力する。ノイズ判別部15は、
ブロック抽出部14が出力した領域情報を調べ、その黒
画素ブロックがノイズ判別ウィンドウからはみ出す場
合、該領域情報を属性判別部16へ渡す。領域判別部1
6は、ブロック抽出部14からスキャン終了が伝えられ
ると、ノイズ判別部15から入力された領域情報に基づ
いて、ビットマップメモリ13に格納された同様の特徴
を有する隣接ブロックを結合し、文字,画像,図形など
の属性を判別する。
判別精度が低下しない画像処理装置と方法を提供する。 【構成】 二値化部12は画像データを二値化し順次ビ
ットマップメモリ13へ格納する。ブロック抽出部14
は、ビットマップメモリ13をラスタスキャンして黒画
素を検出すると、その周囲画素を調べ注目黒画素が孤立
画素でなければ、輪郭線追跡を行い黒画素ブロックを抽
出してその領域情報を出力する。ノイズ判別部15は、
ブロック抽出部14が出力した領域情報を調べ、その黒
画素ブロックがノイズ判別ウィンドウからはみ出す場
合、該領域情報を属性判別部16へ渡す。領域判別部1
6は、ブロック抽出部14からスキャン終了が伝えられ
ると、ノイズ判別部15から入力された領域情報に基づ
いて、ビットマップメモリ13に格納された同様の特徴
を有する隣接ブロックを結合し、文字,画像,図形など
の属性を判別する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置およびその
方法に関し、例えば、文字,図形,画像などの画像領域
の属性を判別する画像処理装置およびその方法に関する
ものである。
方法に関し、例えば、文字,図形,画像などの画像領域
の属性を判別する画像処理装置およびその方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】イメージスキャナで読取った原稿画像の
情報を抽出して、情報検索,ファイリング,部分プリン
トなどに応用する技術がある。この情報を抽出する際に
は、文字,図形,画像などの画像領域の属性を判別する
必要があり、さまざまな画像領域判別法が提案されてい
る。
情報を抽出して、情報検索,ファイリング,部分プリン
トなどに応用する技術がある。この情報を抽出する際に
は、文字,図形,画像などの画像領域の属性を判別する
必要があり、さまざまな画像領域判別法が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。すなわち、原稿
の汚れやスキャナの読取精度などにより、読込んだ画像
データにノイズが含まれることがある。このような場合
は画像領域の属性判別精度が低下する。
においては、次のような問題点がある。すなわち、原稿
の汚れやスキャナの読取精度などにより、読込んだ画像
データにノイズが含まれることがある。このような場合
は画像領域の属性判別精度が低下する。
【0004】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像データにノイズが含まれていても、画像
領域の属性判別精度を低下させない画像処理装置および
その方法を提供することを目的とする。
のであり、画像データにノイズが含まれていても、画像
領域の属性判別精度を低下させない画像処理装置および
その方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0006】本発明にかかる画像処理装置は、入力され
た画像データから所定画素で囲まれた所定画素領域を抽
出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された所
定画素領域の画像領域を判別する領域判別手段とを有す
ることを特徴とする。
た画像データから所定画素で囲まれた所定画素領域を抽
出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された所
定画素領域の画像領域を判別する領域判別手段とを有す
ることを特徴とする。
【0007】また、入力された画像データから所定画素
で囲まれた所定画素領域を抽出する抽出手段と、前記抽
出手段によって抽出された所定画素領域が所定サイズ領
域に含まれるか否かを判定する判定手段と、前記判定手
段によって前記所定サイズ領域からはみ出すと判定され
た所定画素領域の画像領域を判別する領域判別手段とを
有することを特徴とする。
で囲まれた所定画素領域を抽出する抽出手段と、前記抽
出手段によって抽出された所定画素領域が所定サイズ領
域に含まれるか否かを判定する判定手段と、前記判定手
段によって前記所定サイズ領域からはみ出すと判定され
た所定画素領域の画像領域を判別する領域判別手段とを
有することを特徴とする。
【0008】本発明にかかる画像処理方法は、入力され
た画像データから所定画素で囲まれた所定画素領域を抽
出し、抽出された所定画素領域の画像領域を判別するこ
とを特徴とする。
た画像データから所定画素で囲まれた所定画素領域を抽
出し、抽出された所定画素領域の画像領域を判別するこ
とを特徴とする。
【0009】また、入力された画像データから所定画素
で囲まれた所定画素領域を抽出し、抽出された所定画素
領域が所定サイズ領域に含まれるか否かを判定し、該所
定サイズ領域からはみ出すと判定された所定画素領域の
画像領域を判別することを特徴とする。
で囲まれた所定画素領域を抽出し、抽出された所定画素
領域が所定サイズ領域に含まれるか否かを判定し、該所
定サイズ領域からはみ出すと判定された所定画素領域の
画像領域を判別することを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。
置を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】本実施例は、イメージスキャナから読込ん
だ画像の領域を判別する方法として、原稿中の黒または
それに類する画素の周囲を検出する輪郭線追跡法を用い
る。これは次のようなものである。
だ画像の領域を判別する方法として、原稿中の黒または
それに類する画素の周囲を検出する輪郭線追跡法を用い
る。これは次のようなものである。
【0012】(1)読込んだ多値(階調のある)画像を、
領域判別に適した二値化方法(例えば単純二値化)によ
って、白と黒の二値画像にする (2)二値画像の画素を間引いて画像サイズを小さくする (3)ラスタスキャンを行い黒画素を検出するとともに、
そこから輪郭線追跡を行い黒画素の塊(ブロック)を抽
出する (4)ある程度大きなブロックについてはその内部も探索
する (5)取出したすべてのブロックについて周囲にあるブロ
ックと結合し、文字,図形,画像などの属性を判別する このような輪郭線追跡によって画像領域を判別しようと
する場合に、画像データにノイズが含まれると、ノイズ
によるブロックが多数でき、このノイズによるブロック
が隣接する同様な特徴を有するブロックと結合して、領
域判別精度を低下させることになる。本実施例は後述す
る方法によりこの精度低下を防いでいる。
領域判別に適した二値化方法(例えば単純二値化)によ
って、白と黒の二値画像にする (2)二値画像の画素を間引いて画像サイズを小さくする (3)ラスタスキャンを行い黒画素を検出するとともに、
そこから輪郭線追跡を行い黒画素の塊(ブロック)を抽
出する (4)ある程度大きなブロックについてはその内部も探索
する (5)取出したすべてのブロックについて周囲にあるブロ
ックと結合し、文字,図形,画像などの属性を判別する このような輪郭線追跡によって画像領域を判別しようと
する場合に、画像データにノイズが含まれると、ノイズ
によるブロックが多数でき、このノイズによるブロック
が隣接する同様な特徴を有するブロックと結合して、領
域判別精度を低下させることになる。本実施例は後述す
る方法によりこの精度低下を防いでいる。
【0013】図1は本実施例の領域判別手順の一例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【0014】同図において、ステップS11でスキャナ
から読込んだ画像データを領域判別に適した形態(例え
ば二値画像)に変換する前処理を行い、ステップS12
で画像の左上からラスタスキャンを開始し、ステップS
13で黒画素か否かを判定する。黒画素でない場合は、
ステップS14で画像全体をスキャンしたか否かを判定
して、未了であればステップS12へ戻る。つまり、黒
画素が検出されるまでステップS12→S13→S14
→S12を繰返し、黒画素が検出されるとステップS1
5へ進む。
から読込んだ画像データを領域判別に適した形態(例え
ば二値画像)に変換する前処理を行い、ステップS12
で画像の左上からラスタスキャンを開始し、ステップS
13で黒画素か否かを判定する。黒画素でない場合は、
ステップS14で画像全体をスキャンしたか否かを判定
して、未了であればステップS12へ戻る。つまり、黒
画素が検出されるまでステップS12→S13→S14
→S12を繰返し、黒画素が検出されるとステップS1
5へ進む。
【0015】ステップS15では検出された黒画素(以
下「注目黒画素」という)に隣接する八つの画素(以下
「周囲画素」という)に黒画素があるか否かを調べ、ス
テップS16で、注目黒画素がその周囲に黒画素がない
画素(以下「孤立画素」という)か否かを判定する。な
お、この孤立画素か否かの判定は、図2に示すように、
周囲画素のうち左上,上,右上および左の四画素につい
ては、前述したステップS12→S13→S14→S1
2を繰返しによって、白画素であることがわかっている
ので、残る四画素を調べるだけでよい。
下「注目黒画素」という)に隣接する八つの画素(以下
「周囲画素」という)に黒画素があるか否かを調べ、ス
テップS16で、注目黒画素がその周囲に黒画素がない
画素(以下「孤立画素」という)か否かを判定する。な
お、この孤立画素か否かの判定は、図2に示すように、
周囲画素のうち左上,上,右上および左の四画素につい
ては、前述したステップS12→S13→S14→S1
2を繰返しによって、白画素であることがわかっている
ので、残る四画素を調べるだけでよい。
【0016】図3に一例を示すような孤立画素であった
場合は、ステップS19で注目黒画素を白画素にした
後、ステップS12へ戻り、注目黒画素と同一ライン上
にある二つ先の未探索画素(図3に符号31で示す)か
らスキャンを開始する。つまり、孤立画素はノイズによ
る可能性が高く、輪郭線追跡の対象にもならないので、
これを画像データから消去する。
場合は、ステップS19で注目黒画素を白画素にした
後、ステップS12へ戻り、注目黒画素と同一ライン上
にある二つ先の未探索画素(図3に符号31で示す)か
らスキャンを開始する。つまり、孤立画素はノイズによ
る可能性が高く、輪郭線追跡の対象にもならないので、
これを画像データから消去する。
【0017】また、注目黒画素が孤立画素ではなかった
場合は、ステップS17で輪郭線追跡を行って、図4に
一例を示すような注目黒画素が含まれる黒画素ブロック
を抽出する。続いて、ステップS18で、抽出した黒画
素ブロックと、縦方向がm画素で横方向がn画素のノイズ
判別ウィンドウとを重ね合わせ、図5に一例を示すよう
に、黒画素ブロック52がノイズ判別ウィンドウ51の
中に完全に含まれるならば、その黒画素ブロック52を
ノイズによるものと判断し、ステップS19で黒画素ブ
ロックのすべての画素を白画素にした後、ステップS1
2へ戻り、注目黒画素と同一ライン上にある黒画素ブロ
ックに隣接する未探索画素(図4に符号41で示す)か
らスキャンを開始する。つまり、ノイズによると判定さ
れた黒画素ブロックは、これをステップS19において
画像データから消去する。
場合は、ステップS17で輪郭線追跡を行って、図4に
一例を示すような注目黒画素が含まれる黒画素ブロック
を抽出する。続いて、ステップS18で、抽出した黒画
素ブロックと、縦方向がm画素で横方向がn画素のノイズ
判別ウィンドウとを重ね合わせ、図5に一例を示すよう
に、黒画素ブロック52がノイズ判別ウィンドウ51の
中に完全に含まれるならば、その黒画素ブロック52を
ノイズによるものと判断し、ステップS19で黒画素ブ
ロックのすべての画素を白画素にした後、ステップS1
2へ戻り、注目黒画素と同一ライン上にある黒画素ブロ
ックに隣接する未探索画素(図4に符号41で示す)か
らスキャンを開始する。つまり、ノイズによると判定さ
れた黒画素ブロックは、これをステップS19において
画像データから消去する。
【0018】この縦方向がm画素で横方向がn画素のノイ
ズ判別ウィンドウの大きさは、画像データの縦方向の解
像度と横方向の解像度との比から決定する。例えば、解
像度が縦方向200dpi、横方向400dpiの画像データの場合
は、ノイズ判別ウィンドウは縦方向が二画素で横方向は
四画素にするか、あるいは、縦方向は三画素で横方向は
六画素にする。このように画像データの解像度の比と同
比で、かつ、予め定められたノイズのサイズに近いウィ
ンドウサイズを決定する。
ズ判別ウィンドウの大きさは、画像データの縦方向の解
像度と横方向の解像度との比から決定する。例えば、解
像度が縦方向200dpi、横方向400dpiの画像データの場合
は、ノイズ判別ウィンドウは縦方向が二画素で横方向は
四画素にするか、あるいは、縦方向は三画素で横方向は
六画素にする。このように画像データの解像度の比と同
比で、かつ、予め定められたノイズのサイズに近いウィ
ンドウサイズを決定する。
【0019】抽出した黒画素ブロック52がノイズ判別
ウィンドウ51からはみ出す場合は、そのブロックを文
字や画像などの一部と判断し、ステップS12へ戻り、
注目黒画素と同一ライン上にある黒画素ブロックに隣接
する未探索画素(図4に符号41で示す)からスキャン
を開始する。
ウィンドウ51からはみ出す場合は、そのブロックを文
字や画像などの一部と判断し、ステップS12へ戻り、
注目黒画素と同一ライン上にある黒画素ブロックに隣接
する未探索画素(図4に符号41で示す)からスキャン
を開始する。
【0020】画像全体のスキャンが終了すると、ステッ
プS14からステップS20へ進み、同様の特徴を有す
る隣接ブロックを結合し、ステップS21で文字,画
像,図形などの属性を判別する。
プS14からステップS20へ進み、同様の特徴を有す
る隣接ブロックを結合し、ステップS21で文字,画
像,図形などの属性を判別する。
【0021】ステップS20における隣接ブロックとの
結合の判断は、左上から順に黒画素ブロックに注目し、
注目黒画素ブロックの縦横の隣接ブロックとの、それぞ
れの距離を調べ、近い方のブロックをブロックの結合方
向と判断する。さらに、結合条件として、結合方向と判
断された隣接ブロックとの幅(方向が右であれば高さ)
の比が、予め定めてある基準値を超えない、という条件
を用いる。
結合の判断は、左上から順に黒画素ブロックに注目し、
注目黒画素ブロックの縦横の隣接ブロックとの、それぞ
れの距離を調べ、近い方のブロックをブロックの結合方
向と判断する。さらに、結合条件として、結合方向と判
断された隣接ブロックとの幅(方向が右であれば高さ)
の比が、予め定めてある基準値を超えない、という条件
を用いる。
【0022】ステップS21における属性の判別は、ス
テップS17で抽出した黒画素ブロックの大きさを、予
め定めてある基準値と比較して、小さいものは文字、大
きいものは文字以外と判別する。さらに、ステップS2
0で判断された結合しているブロックの数が多い領域も
文字領域と判別することができる。また、表に関して
は、セルがあることと、白黒比をとったときに白の比が
大きいものを表として判別する。従って、ブロックが大
きく、かつ、表ではない領域は図と判別する。
テップS17で抽出した黒画素ブロックの大きさを、予
め定めてある基準値と比較して、小さいものは文字、大
きいものは文字以外と判別する。さらに、ステップS2
0で判断された結合しているブロックの数が多い領域も
文字領域と判別することができる。また、表に関して
は、セルがあることと、白黒比をとったときに白の比が
大きいものを表として判別する。従って、ブロックが大
きく、かつ、表ではない領域は図と判別する。
【0023】なお、ノイズ判別ウィンドウ51の大きさ
は、画像データの解像度や、ノイズによるブロックと判
断すべき大きさによって予め設定しておくが、画像デー
タに沢山のノイズが含まれる場合などは、実際に領域判
別した結果に基づいて調整することもできる。
は、画像データの解像度や、ノイズによるブロックと判
断すべき大きさによって予め設定しておくが、画像デー
タに沢山のノイズが含まれる場合などは、実際に領域判
別した結果に基づいて調整することもできる。
【0024】図6は本実施例の画像処理装置の構成例を
示すブロック図で、図1に示した領域判別処理を実行す
る。
示すブロック図で、図1に示した領域判別処理を実行す
る。
【0025】同図において、イメージスキャナ2は、原
稿画像を読取って、シェーディング処理など所定の処理
を施した多値の画像データを出力する。
稿画像を読取って、シェーディング処理など所定の処理
を施した多値の画像データを出力する。
【0026】イメージスキャナ2から出力された画像デ
ータは、本実施例の画像処理装置1のインタフェイスI/
F11へ入力され、二値化部12で二値化などの前処理
(図1のステップS11に相当)が施される。なお、I/
F11はSCSI,RS232C,RS422,GPIBなどの汎用インタフェ
イスである。
ータは、本実施例の画像処理装置1のインタフェイスI/
F11へ入力され、二値化部12で二値化などの前処理
(図1のステップS11に相当)が施される。なお、I/
F11はSCSI,RS232C,RS422,GPIBなどの汎用インタフェ
イスである。
【0027】二値化部12は、入力される画像データが
RGB画像データなどのカラー画像データの場合、例え
ば、グリーンの画像データまたはRGBの平均値を二値化
したり、あるいは、入力された画像データから求めた輝
度成分を二値化するなどの処理を行う。また、二値画像
データが入力された場合はそのまま出力する。
RGB画像データなどのカラー画像データの場合、例え
ば、グリーンの画像データまたはRGBの平均値を二値化
したり、あるいは、入力された画像データから求めた輝
度成分を二値化するなどの処理を行う。また、二値画像
データが入力された場合はそのまま出力する。
【0028】二値化部12から出力された二値画像デー
タは、RAMなどで構成されるビットマップメモリ13に
順次格納される。
タは、RAMなどで構成されるビットマップメモリ13に
順次格納される。
【0029】ブロック抽出部14は、ビットマップメモ
リ13をラスタスキャンして黒画素を検出すると、その
周囲画素を調べて注目黒画素が孤立画素か否かを判定
し、孤立画素でなければ輪郭線追跡を行って黒画素ブロ
ックを抽出して、その領域情報を出力する。また、孤立
画素であればビットマップメモリ12のその位置を白画
素データにする。つまり、ブロック抽出部13は図1の
ステップS12からS17およびS19の一部を行うも
のである。
リ13をラスタスキャンして黒画素を検出すると、その
周囲画素を調べて注目黒画素が孤立画素か否かを判定
し、孤立画素でなければ輪郭線追跡を行って黒画素ブロ
ックを抽出して、その領域情報を出力する。また、孤立
画素であればビットマップメモリ12のその位置を白画
素データにする。つまり、ブロック抽出部13は図1の
ステップS12からS17およびS19の一部を行うも
のである。
【0030】ノイズ判別部15は、ブロック抽出部14
が出力した黒画素ブロックの領域情報を調べて、該ブロ
ックがノイズ判別ウィンドウの中に完全に含まれるか否
かを判定して、含まれる場合はビットマップメモリ12
のそのブロックを白画素データにする。また、ノイズ判
別ウィンドウからはみ出す場合は該領域情報を属性判別
部16へ渡す。つまり、ノイズ判別部15は図1のステ
ップS18およびS19の一部を行うものである。
が出力した黒画素ブロックの領域情報を調べて、該ブロ
ックがノイズ判別ウィンドウの中に完全に含まれるか否
かを判定して、含まれる場合はビットマップメモリ12
のそのブロックを白画素データにする。また、ノイズ判
別ウィンドウからはみ出す場合は該領域情報を属性判別
部16へ渡す。つまり、ノイズ判別部15は図1のステ
ップS18およびS19の一部を行うものである。
【0031】領域判別部16は、ブロック抽出部14か
らスキャン終了が伝えられると、ノイズ判別部15から
入力された領域情報に基づいて、ビットマップメモリ1
3に格納された同様の特徴を有する隣接ブロックを結合
して、文字,画像,図形などの属性を判別して、その判
別結果を出力する。つまり、領域判別部16は図1のス
テップS20とS21を行うものである。
らスキャン終了が伝えられると、ノイズ判別部15から
入力された領域情報に基づいて、ビットマップメモリ1
3に格納された同様の特徴を有する隣接ブロックを結合
して、文字,画像,図形などの属性を判別して、その判
別結果を出力する。つまり、領域判別部16は図1のス
テップS20とS21を行うものである。
【0032】なお、上記の各ブロックはバス17によっ
て相互に接続され、バス17を介して画像データや判別
結果などの情報をやり取りする。そして、画像領域の判
別結果もバス17によって他の画像処理部へ送られる。
また、画像領域を判別する画像データも、イメージスキ
ャナ2から入力されるものに限らず、バス17を介して
他の画像処理部や画像記憶部から、あるいはI/F11を
介してファクシミリ装置などから入力することもでき
る。さらに、ネットワークインタフェイスを備え、パー
ソナルコンピュータなどからコンピュータネットワーク
を介して送られてきた画像データを入力することもでき
る。
て相互に接続され、バス17を介して画像データや判別
結果などの情報をやり取りする。そして、画像領域の判
別結果もバス17によって他の画像処理部へ送られる。
また、画像領域を判別する画像データも、イメージスキ
ャナ2から入力されるものに限らず、バス17を介して
他の画像処理部や画像記憶部から、あるいはI/F11を
介してファクシミリ装置などから入力することもでき
る。さらに、ネットワークインタフェイスを備え、パー
ソナルコンピュータなどからコンピュータネットワーク
を介して送られてきた画像データを入力することもでき
る。
【0033】また、マイクロコンピュータと、そのソフ
トウェアを格納するROMと、そのワークメモリのRAMを備
えることによって、二値化部12,ブロック抽出部1
4,ノイズ判定部15および属性判定部16の動作と機
能を実現することもできる。
トウェアを格納するROMと、そのワークメモリのRAMを備
えることによって、二値化部12,ブロック抽出部1
4,ノイズ判定部15および属性判定部16の動作と機
能を実現することもできる。
【0034】また、上述および図面においては、画像デ
ータの左上端から右下端へ向かってラスタスキャンして
黒画素を検索する例を説明したが、右上端から左下端へ
ラスタスキャンして検索しても、輪郭線追跡によって得
られる黒画素ブロックの情報には変わりがないので、最
終的な結果は同じになる。
ータの左上端から右下端へ向かってラスタスキャンして
黒画素を検索する例を説明したが、右上端から左下端へ
ラスタスキャンして検索しても、輪郭線追跡によって得
られる黒画素ブロックの情報には変わりがないので、最
終的な結果は同じになる。
【0035】以上説明したように、本実施例によれば、
輪郭線追跡を行っている際に、ノイズによる黒画素ブロ
ックを検出してこれを画像データから消去し、続くブロ
ック結合および属性判別処理へノイズによる黒画素ブロ
ックを含まれないブロックだけを渡すことにより、ノイ
ズによる領域判別精度の低下を防ぐことができる。さら
に、ノイズによるブロックを除去することは、領域判別
対象になるブロック数を減らすことにもなり、領域判別
処理を高速化する効果もある。
輪郭線追跡を行っている際に、ノイズによる黒画素ブロ
ックを検出してこれを画像データから消去し、続くブロ
ック結合および属性判別処理へノイズによる黒画素ブロ
ックを含まれないブロックだけを渡すことにより、ノイ
ズによる領域判別精度の低下を防ぐことができる。さら
に、ノイズによるブロックを除去することは、領域判別
対象になるブロック数を減らすことにもなり、領域判別
処理を高速化する効果もある。
【0036】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0037】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データにノイズが含まれていても、画像領域の属性
判別精度を低下させない画像処理装置およびその方法を
提供することができる。
画像データにノイズが含まれていても、画像領域の属性
判別精度を低下させない画像処理装置およびその方法を
提供することができる。
【図1】本発明にかかる一実施例の領域判別手順の一例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図2】孤立画素か否かの判定方法を説明する図であ
る。
る。
【図3】孤立画素の一例を示す図である。
【図4】輪郭線追跡によって抽出した黒画素ブロックの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図5】黒画素ブロックとノイズ判別ウィンドウの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本実施例の画像処理装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1 画像処理装置 2 イメースキャナ 11 インタフェイスI/F 12 二値化部 13 ビットマップメモリ 14 ブロック抽出部 15 ノイズ判定部 16 属性判定部 17 バス
Claims (10)
- 【請求項1】 入力された画像データから所定画素で囲
まれた所定画素領域を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された所定画素領域の画像領
域を判別する領域判別手段とを有することを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項2】 入力された画像データから所定画素で囲
まれた所定画素領域を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された所定画素領域が所定サ
イズ領域に含まれるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって前記所定サイズ領域からはみ出す
と判定された所定画素領域の画像領域を判別する領域判
別手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 前記抽出手段は、 必要に応じて入力された画像データを二値化する二値化
部と、 前記二値化部で二値化された画像データを記憶する記憶
部と、 前記記憶部に記憶された画像データをラスタスキャンし
て所定画素を検出する検出部と、 前記検出部によって検出された所定画素の周囲画素を調
べて該所定画素が孤立した所定画素か否かを判定する判
定部と、 前記判定部の判定結果に基づいて、非孤立であると判定
された所定画素に隣接する所定画素を検出して前記所定
画素領域を抽出し、孤立であると判定された所定画素に
対応する前記記憶部の記憶位置を所定データに置換する
抽出部とを含むことを特徴とする請求項2に記載された
画像処理装置。 - 【請求項4】 前記判定手段は前記所定サイズ領域に含
まれると判定された所定画素領域に対応する前記記憶部
の記憶位置を前記所定データに置換することを特徴とす
る請求項3に記載された画像処理装置。 - 【請求項5】 前記所定画素は黒画素であり、前記所定
データは白画素を表すことを特徴とする請求項3に記載
された画像処理装置。 - 【請求項6】 前記所定サイズ領域は画像データの解像
度情報と該画像データに含まれるノイズに応じて設定す
ることを特徴とする請求項3に記載された画像処理装
置。 - 【請求項7】 入力された画像データから所定画素で囲
まれた所定画素領域を抽出し、抽出された所定画素領域
の画像領域を判別することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項8】 入力された画像データから所定画素で囲
まれた所定画素領域を抽出し、抽出された所定画素領域
が所定サイズ領域に含まれるか否かを判定し、該所定サ
イズ領域からはみ出すと判定された所定画素領域の画像
領域を判別することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項9】 前記所定画素領域の抽出は、 必要に応じて入力された画像データを二値化する二値化
ステップと、 二値化された画像データを記憶手段に記憶する記憶ステ
ップと、前記記憶手段に記憶された画像データをラスタ
スキャンして黒画素を検出する検出ステップと、 前記検出ステップで検出された所定画素の周囲画素を調
べて該黒画素が孤立した黒画素か否かを判定する判定ス
テップと、 前記判定ステップで非孤立であると判定された所定画素
に隣接する所定画素を検出して前記所定画素領域を抽出
する抽出ステップと、 前記判定ステップで孤立であると判定された所定画素に
対応する前記記憶手段の記憶位置を所定データに置換す
る置換ステップとを含むことを特徴とする請求項8に記
載された画像処理方法。 - 【請求項10】 前記所定サイズ領域に含まれると判定
された所定画素領域に対応する前記記憶手段の記憶位置
を前記所定データに置換することを特徴とする請求項9
に記載された画像処理方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7115705A JPH08315140A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 画像処理装置およびその方法 |
US08/493,614 US6356657B1 (en) | 1994-06-23 | 1995-06-22 | Image processing method and apparatus for discriminating an input image area or an attribute of image information in the discriminated area |
DE69528927T DE69528927T2 (de) | 1994-06-23 | 1995-06-22 | Verfahren und Gerät zur Bildverarbeitung |
EP95304406A EP0689168B1 (en) | 1994-06-23 | 1995-06-22 | Image processing method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7115705A JPH08315140A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 画像処理装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08315140A true JPH08315140A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14669180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7115705A Withdrawn JPH08315140A (ja) | 1994-06-23 | 1995-05-15 | 画像処理装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08315140A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008078792A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Canon Electronics Inc | 画像処理装置及びその画像処理方法、並びにプログラム |
JP2014092479A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Ricoh Elemex Corp | 画像処理システムおよび画像処理方法 |
CN112033408A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-12-04 | 河海大学 | 一种贴纸式的物体空间定位系统及定位方法 |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP7115705A patent/JPH08315140A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008078792A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Canon Electronics Inc | 画像処理装置及びその画像処理方法、並びにプログラム |
JP4585999B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2010-11-24 | キヤノン電子株式会社 | 画像処理装置及びその画像処理方法、並びにプログラム |
JP2014092479A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Ricoh Elemex Corp | 画像処理システムおよび画像処理方法 |
CN112033408A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-12-04 | 河海大学 | 一种贴纸式的物体空间定位系统及定位方法 |
CN112033408B (zh) * | 2020-08-27 | 2022-09-30 | 河海大学 | 一种贴纸式的物体空间定位系统及定位方法 |
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