JPH08315053A - レシートフリー電子投票方式 - Google Patents

レシートフリー電子投票方式

Info

Publication number
JPH08315053A
JPH08315053A JP2777596A JP2777596A JPH08315053A JP H08315053 A JPH08315053 A JP H08315053A JP 2777596 A JP2777596 A JP 2777596A JP 2777596 A JP2777596 A JP 2777596A JP H08315053 A JPH08315053 A JP H08315053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voting
vote
secure
receipt
free
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2777596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3730700B2 (ja
Inventor
Kazue Sako
和恵 佐古
Jiyon Kirian Jiyosefu
ジョン キリアン ジョセフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPH08315053A publication Critical patent/JPH08315053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3730700B2 publication Critical patent/JP3730700B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C13/00Voting apparatus
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/383Anonymous user system

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 整数論に基づくアルゴリズムを用いて安全な
レシートフリー投票方式を提供する。 【解決手段】 投票生成センター10は、各投票者また
は各投票選択手段12(i)に対して投票の選択肢を生
成する。投票は、暗号化およびシャッフリングを施さ
れ、投票がどのようにシャッフルされたかに関する情報
とともに、途中で傍受されることなく、投票選択手段に
送られる。この情報は、好ましくは、安全な盗聴不可能
なチャンネル16(i)を通じて送られる。本方式に、
カメレオンコミットメントおよび相互通信プルーフを用
いた、投票生成およびシャッフリングの検証を組み入れ
ることもできる。本発明は、盗聴不可能なチャンネルと
電子掲示板13へのアクセスを備えた現世代のパーソナ
ルコンピューターにより実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全なレシートフ
リー電子投票に有用な方式および装置に関し、特に、安
全なレシートフリー電子投票のための、整数論に基づく
アルゴリズムに関する。
【0002】
【従来の技術】安全な電子投票の最終目標は、物理的投
票ブースにとって代わることである。この目標を達成す
るには、現在のプロトコルの効率の改善、ならびに、こ
れらの物理的装置が提供できる秘密保持特性の理解の双
方についての研究が要求される。
【0003】最近では、STOC94(1994年発
行)の544〜553頁に掲載された「Receipt
−free Secret−ballot Elect
ion(レシートフリー秘密投票選挙)」と題するJ.
C.Benalohらの論文に、物理的投票プロトコル
とは異なり、ほとんどすべての電子投票プロトコルにお
いては、どのように投票したかを証する受領書を投票者
に与えていることが示されている。このような受領書
は、投票者が投票を売ったり、別の者が投票者に投票の
仕方を強制したりすることのできる容易な手段となって
しまう。
【0004】BenaloaおよびTuinstra
は、第1のレシートフリー電子投票プロトコルを提案し
ている。彼らの方法によれば、委託センターが、各投票
者に対し、ランダムな配列の「賛成」票および「反対」
票からなる一対の投票券を発行する。確実なビーコンお
よび物理的投票ブースを用いて、センターは、投票券が
実際に正しく構成された「賛成/反対」または「反対/
賛成」対であることを公衆に証明し、同時に、検証者に
対しそれがどちらの対であるかを証明する。物理的装置
により、検証者は、部外者と通信できる時点までに、投
票券が「賛成/反対」であることのプルーフを偽造した
り、「反対/賛成」であることのプルーフを偽造したり
することができる。このようなプルーフは、もはや、受
領書としていずれの証拠にもなることはない。
【0005】これとは別に、NiemiおよびRenv
allは、ASIACRYPT´94(1994年発
行)の141〜148頁に掲載された「How to
prevent buying of votes i
n computer elections(コンピュ
ータ選挙において投票の買収を防ぐ方法)」と題するN
iemiらの論文において、この問題を解決しようとし
ている。彼らも物理的投票ブースを用い、投票者はここ
ですべてのセンターとマルチパーティ計算を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】Benaloh−Tu
instraおよびNiemi−Renvallのプロ
トコルの両方とも、安全なレシートフリー投票が可能で
あることを示している。しかしながら、その物理的要件
はかなりめんどうなものであり、物理的選挙において参
加者が直面するものとは異なっている。重要な未解決の
課題は、安全なレシートフリー投票を達成するためには
厳密にどんな物理的要件が必要であるかということであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、より実
用的な物理的要件、すなわち、物理的に安全な盗聴不可
能な専用チャンネルを備えた、安全なレシートフリー投
票方式が得られる。
【0008】本発明による安全なレシートフリー投票方
式においては、物理的に安全な盗聴不可能なチャンネル
を用いることにより、各投票者は、どのように投票した
かの証拠を残さない。「盗聴不可能な安全なチャンネ
ル」なる用語は、他者にアクセスすなわち検出されるこ
となくセンターからメッセージを送り得ることを言う。
このような盗聴不可能なチャンネルは、1992年10
月発行のScientific American、第
267巻第4号、50〜57頁に掲載された「Quan
tum Cryptography(量子暗号法)」と
題するC.Bennettらの論文に記載されている。
盗聴不可能なチャンネルを用いることの最終結果は、投
票者も他者も、どんな票を入れたかあるいはどんなメッ
セージを送ったかを見せたり証明したりできないことで
ある。いったんメッセージを送るか受けとるかすると、
内容は変更されメッセージのプルーフを不可能にする。
しかしながら、メッセージが途中であるいは受領時に傍
受すなわち検出された場合には、傍受すなわち検出した
者は、変更が可能となる時点より前にメッセージの内容
を知ることができる。さらに、たとえ安全でないチャン
ネルを用いたとしても、メッセージが傍受すなわち検出
されることなくチャンネルに沿って進行した場合には、
本発明に用いられるプロトコルにより、いったんその送
付先において受領した後では、その票がどんな票であっ
たかの判定は可能ではない。言い換えれば、盗聴不可能
なチャンネルとは、途中で傍受すなわち検出されること
なくメッセージを伝達することをいう。
【0009】以下の説明において、「カメレオン・コミ
ットメント」なる用語が用いられる。カメレオン・コミ
ットメントは、メッセージをコミット(封印)およびデ
コミット(開封)するプロトコルであり、コミッターは
コミッターがコミットしたとおりデコミットでき、一
方、受取人はコミッターがどのようにコミットしたかに
かかわらずどのようにもデコミットできる。
【0010】本発明の方式によれば、投票生成センター
と、投票集計センターと、種々のセンターと各投票者と
の間でメッセージを転送するためのシャッフリングセン
ターが設けられる。本発明の方式は以下の3つのステッ
プからなる。
【0011】第1のステップは、投票生成センターが、
各投票者に対して、ひと組のあらゆる可能な投票を発行
することである。ここでは、簡略化のために、可能な投
票は2種類、すなわち、「1」票と「0」票であると仮
定する。各投票者iに対して、投票生成センターは、ラ
ンダムな配列の暗号化された「1」票と「0」票を与え
る。コミッターはカメレオン・ビット・コミットメント
を用いて配列に対してコミットする。センターは、コミ
ッターが投票対を正しく構成したことを証明する。コミ
ッターは、盗聴不可能な安全なチャンネルを介してその
投票者のみに配列をデコミットする。
【0012】第2のステップは、投票生成センターから
シャッフリングセンターを介して、投票者に投票を転送
することである。各シャッフリングセンターは、シャッ
フルネットを介して投票者iに対する2つの投票をシャ
ッフルする。コミッターは、カメレオン・コミットメン
トを用いて、どのように投票をシャッフルするかに関し
てコミットする。各シャッフリングセンターは、その動
作の正当性を証明する。コミッターは、盗聴不可能な安
全なチャンネルを介して、投票者iに対してのみ、どの
ように投票がシャッフルされたかを通知する。
【0013】第2のステップは必須のものではなく、省
略する場合には、投票生成センターは、通常のチャンネ
ルを介して投票者に直接、投票を送る。
【0014】第3のステップは投票者による匿名投票で
ある。投票対の最初の配列様式と、第2のステップにお
いてそれらがどのようにシャッフルされたかを保存して
おくことにより、各投票者にはどちらの票がどれである
かがわかる。各投票者は受領した投票のうちの1つを、
安全な匿名チャンネルを介して集計センターに提出す
る。つぎに、集計センターは投票数を計算する。
【0015】安全な匿名チャンネルの実現は、1993
年発行のAdvances inCryptolog
y, Eurocrypt ´93の248〜259頁
に掲載された「Efficient Anonymou
s Channel andAll/Nothing
Election Scheme(効率的な匿名チャン
ネルおよびオール・オア・ナッシング投票方式)」と題
するC.Parkらの論文や、本発明と同一の譲受人に
譲渡された「Secure Anonymous Me
ssage Transfer and Voting
Scheme(安全な匿名メッセージ転送および投票
方式)」と題する米国特許出願第08/376,568
号に示されている。また、本発明によれば、多数のプル
ーフを単一プルーフに合成することによりプルーフの作
成、伝送、チェックに必要な通信量および計算量を削減
した方法が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、添付図面を用い
て詳細に説明する。
【0017】本発明の好ましい実施の形態による安全な
レシートフリー投票方式を図1および図2を参照して説
明する。本発明の方式によれば、投票構成プロセス26
により投票生成センター10が生成した暗号化投票は、
電子掲示板13その他の公衆アクセス可能な報知手段上
に送付される。暗号化投票は、各投票選択手段12
(i)に対して、ランダムな配列に並べ変えた「1」票
と「0」票の対からなる。つぎに投票生成センター10
は、投票選択手段12(i)に対する暗号化投票がどの
ように配列されているかを、盗聴不可能なチャンネル1
6(i)を介して、投票選択手段12(i)に秘密に伝
達する。同時に、投票生成センター10は、公衆に対し
ては、投票が公正に生成されたことを、投票選択手段に
対しては、センター10が秘密メッセージ中に誤った情
報を送らなかったことを、それぞれ証明する必要があ
る。これらの証明は、後述するように、次の証明プロセ
ス20により実行される。
【0018】投票選択手段12(i)は、物理的に盗聴
不可能なチャンネル16(i)を介して投票生成センタ
ー10から送られる秘密メッセージを用いて、その票を
選択する。投票選択手段12(1)、12(2)、…、
12(l)により選択された投票は、投票集計センター
15に、安全な匿名チャンネルを介して無記名で転送さ
れる。安全な匿名チャンネル14は、ミキシングセンタ
ー14(1)、14(2)、…、14(n)により実現
される。すなわち、暗号化投票は、ミキシングセンター
により次々に処理され、投票集計センター15が、ラン
ダムにかつ追跡不能に配列した一組の非暗号化投票と計
算結果とを出力するまで続けられる。投票生成センター
10、投票選択手段12(i)、ミキシングセンター1
4(i)、投票集計センター15の各々は、計算手段、
好ましくは、パーソナルコンピュータから構成される
が、ワークステーションその他でも差支えない。
【0019】以上、本発明の方式の概略を説明したが、
つぎに、投票構成プロセス26と、証明プロセス20
と、盗聴不可能なチャンネル16を介して安全に転送さ
れる情報の詳細について説明する。
【0020】投票生成センター10は、投票構成プロセ
ス26を実行することにより、各投票選択手段12
(i)に対して「0」票および「1」票からなる暗号化
対を生成する。センターは、独立して選択された乱数を
用いて、各投票選択手段12(i)に対する投票構成プ
ロセスを行なう。
【0021】「1」票と「0」票の暗号化形態は、匿名
チャンネルに入力するのに適したものでなければならな
い。好ましくは、ここに参照として組み入れた米国特許
出願第08/376,568号に記載された方法および
装置を用い、「1」票と「0」票の暗号化形態をつぎの
ように選択する。
【0022】 v =(gri1 mod p, m・yri1 mod p) v =(gri2 mod p, m・yri2 mod p) (1) ここでri1およびri2は投票選択手段12(i)に
対する独立乱数であり、p,g,y,m、mはすべ
ての投票選択手段に対して適当に選択された共通定数で
ある。投票構成プロセス26は、ランダムに選択された
乱数ri1およびri2を用いて上式を計算することを
含んでいる。
【0023】投票生成センター10は、2分の1の確率
で(v ,v )の順に、それ以外は(v ,v
)の順に、掲示板上に掲示する。
【0024】証明プロセス20は、3つのアルゴリズム
から構成される。すなわち、コミットメントアルゴリズ
ム21、1−0証明アルゴリズム22、デコミットメン
トアルゴリズム23である。コミットメントアルゴリズ
ム21は、上記配列についてのカメレオン・コミットメ
ントと、つぎの1−0証明プロトコルに用いられるラン
ダムシーケンスを計算して掲示するために用いられる。
1−0証明アルゴリズムは、複数回実行され、投票生成
センター10が公正に投票を生成し、その出力が電子掲
示板13上に掲示されていることを証明する。デコミッ
トメントアルゴリズム23は、盗聴不可能な安全なチャ
ンネルを介して、コミットメントアルゴリズム21にお
いてコミットされたカメレオン・コミットメントをデコ
ミットするために用いられる。1−0証明およびカメレ
オン・コミットメント/デコミットメントのアルゴリズ
ムについては後述する。
【0025】投票生成センターは、カメレオン・デコミ
ットメントである、デコミッターの出力を、盗聴不可能
なチャンネルを介して投票選択手段12(i)に送る。
【0026】投票選択手段12(i)は、検証プロセス
24により、1−0証明アルゴリズムの正当性と、デコ
ミットメントの有効性を検証する。これらの正当性と有
効性が検証されると、投票選択手段12(i)は、選択
プロセス25を実行し、掲示板上の暗号化投票のうち、
その意見をあらわす1つを選択する。投票選択手段に
は、暗号化投票がどのような配列であるかがカメレオン
・デコミットメントからわかるので、正しい選択をする
ことができる。
【0027】投票選択手段12(i)により選択された
投票は、他の投票選択手段により選択された他の投票と
ともに、シャッフルネットへの入力となる。
【0028】上述の方法を適用すると、悪意ある者が投
票選択手段12(i)にその投票を開示することを強制
しても、投票生成センター10が投票を開示することを
許されないかぎり、あるいは、盗聴不可能なチャンネル
16(i)が盗聴されないかぎり、選択された投票が
「1」票であったか「0」票であったかの具体的なプル
ーフを受けとることはできない。
【0029】つぎに、1−0証明ならびにカメレオン・
コミットメント/デコミットメントのアルゴリズムを説
明する。1−0証明アルゴリズムは、証明手段と検証手
段とを含む。この場合には、証明手段は投票生成センタ
ーである。検証手段は、投票選択手段を含め、いかなる
実在でもよい。このアルゴリズムの確率挙動は、適当な
ハッシュ関数の出力により決定されるが、ランダムビー
コンでもよい。
【0030】このアルゴリズムは、式(1)にしたがっ
て生成され掲示された、ランダムに並べ変えた対(v
,v )を受けて、それらが実際に「1」票と
「0」票の対であると証明することを含んでいる。ここ
で、投票選択手段に対して、カメレオン・コミットメン
トを用いてランダムストリングがコミットされているも
のと仮定する。
【0031】1−0証明アルゴリズム 1.証明手段はr′、r″を一様に選択し、次の計算を
行なう。
【0032】 E(v)=(gr′mod p, m・yr′mod p) E(v)=(gr″mod p, m・yr″mod p) そして、コミットされたストリングにしたがった順序で
(v)およびE(v)を送付する。
【0033】2a.1/2の確率をもって、証明手段
は、r′およびr″を明らかにすることを要求される。
検証手段は、E(v)およびE(v)が矛盾す
ることなく作成されているかどうかをチェックする。
【0034】2b.1/2の確率をもって、証明手段
は、s=ri1−r′およびs=ri2−r″を明
らかにすることを要求される。検証手段は、s
、g、yを用いてE(v)およびE(v
からv およびv を実際に生成できることをチェ
ックする。
【0035】つぎにカメレオン・コミットメント法を説
明する。カメレオン・コミットメント法は、送出部と受
領部を含む。送出部はこの場合には投票生成センターで
ある。受領部は投票選択手段である。
【0036】以下、ひとつのビットである0または1を
コミットする場合に関して説明するが、複数ビットやス
トリングをコミットするように簡単に変形できることは
言うまでもない。ここで、受領部は、公開整数αに対し
てα=gを満足するaを知っているものとする。
【0037】コミットメント:送出部は、受領部に対
し、0をgにより、また、1に対してはα・gをコ
ミットする。
【0038】デコミットメント: 送出部はrを明らかに
する。受領部は、gとα・gの両方を計算し、コミ
ットメントされたビットは何であったかを決定する。
【0039】デコミットメントを修正するために、受領
部は、rではなくr−aを受けとったと主張することが
でき、この場合は、送出部が他の値をコミットしたこと
になる。
【0040】カメレオン・コミットメントのより詳細な
説明は、1988年発行のJCSS156〜189頁に
掲載された「Minimum Disclosure
Proofs of Knowledge(情報の最小
開示プルーフ)」と題するBrassard、Chau
m、Crepeauの論文に記載されている。
【0041】投票生成センターがそのランダムストリン
グをデコミットした後、投票選択手段12(i)は、無
効化プロセス27を行ない、センターのコミットメント
を無効化する。無効化プロセス27は、センターに値a
を通知し、センターに、後で誤った情報を提供する能
力、または、値aを掲示板13上に掲示する能力をも持
たせるようにすることを含んでいる。
【0042】投票選択手段がコミットメントを修正する
能力をもつこと、すなわち、投票選択手段が指数aを知
っていることを確実にするため、コミットメントを適用
する前に、あるいは、投票の開始前でもよいが、投票生
成センターと各投票選択手段の間に相互通信を起こさせ
てもよい。たとえば、投票選択手段がカットアンドチュ
ーズ(公平な分配)プロトコルを実行して定数αをえら
べば、投票選択手段は高い確率でaを知ることになる。
【0043】レシートフリー特性の安全性をより高める
ため、図3および図4に示すように、多数のシャッフリ
ングセンター11(1)、11(2)、…、11(m)
からなるシャッフルネット11を組み入れることができ
る。投票生成センター10が投票選択手段12(i)に
対して生成した各暗号化投票は、投票選択手段12
(i)に達する前にシャッフルネット11を通過する。
このような構成により、すべてのシャッフリングセンタ
ーおよび投票生成センターと共謀しないかぎり、あるい
はシャッフリングセンターと投票選択手段12(i)間
の盗聴不可能なチャンネル17(1)、17(2)、
…、17(m)をすべて盗聴しないかぎり、悪意ある者
が、投票選択手段12(i)がどのように投票したかを
判定することはできない。
【0044】各投票シャッフリングセンターは、計算手
段、好ましくはパーソナルコンピュータから構成される
が、ワークステーションその他でも差支えない。
【0045】シャッフルネットおよびシャッフリングセ
ンターの動作について説明する。シャッフリングセンタ
ー11(j)は、前のシャッフリングセンター11(j
−1)(j=1のとき、投票生成センター10)により
送付された各メッセージを処理し、配列を並べ変えたシ
ャッフルプロセス30(図5)の結果を送付する。これ
を、最後のシャッフリングセンター11(m)がシャッ
フリング結果を送付するまで続ける。各シャッフリング
センターは、投票がどのようにシャッフルされたかを、
安全な盗聴不可能なチャンネル17(j)を介して投票
選択手段に知らせる。各シャッフリングセンターは、投
票生成センターと同様にして、公正にシャッフルしたこ
とおよび誤った情報を与えなかったことを投票選択手段
に対して証明する。これは証明プロセス31により実行
される。
【0046】図5は、シャッフリングセンター11
(i)の動作を示す。シャッフリングセンター11
(i)は、シャッフルプロセス30および証明プロセス
31を実行し、出力を送付する。証明プロセス31は、
投票選択手段に対するランダムストリングにカメレオン
コミットメントを施すところのコミットメントアルゴリ
ズム32を含む。
【0047】証明プロセス31は、3つのアルゴリズ
ム、すなわち、コミットメントアルゴリズム32、証明
シャッフルアルゴリズム33、デコミットメントアルゴ
リズム34を含む。
【0048】シャッフルプロセス30を説明するため
に、入力が、次のように表わされるシャッフル済み暗号
化投票であると仮定する。
【0049】X=(A,A) X=(B,B) シャッフルアルゴリズムは、乱数cおよびcを発生
すること、暗号化投票XおよびXを次式のようにシ
ャッフルすること、 S(X)=(A・gc1 mod p, A・yc1 mod p) S(X)=(B・gc2 mod p, B・yc2 mod p)(2) および、ランダムな順序でS(X)およびS(X
を送付することを含む。
【0050】この順序および証明シャッフルアルゴリズ
ムに用いられるランダムシーケンスは、カメレオン・コ
ミットメントを用いてコミットされ、コミットメントア
ルゴリズム32の出力として掲示板上に掲示される。
【0051】証明シャッフルアルゴリズム33は、シャ
ッフリングセンターがシャッフルアルゴリズムを正しく
実行したことを証明するために用いられる。証明シャッ
フルアルゴリズムは、証明手段と検証手段を含む。この
場合には、証明手段はシャッフリングセンターである。
検証手段は、投票選択手段を含め、いかなる実在でもよ
い。このアルゴリズムの確率挙動は、適当なハッシュ関
数の出力により決定されるが、ランダムビーコンでもよ
い。このアルゴリズムは、並べ変えられた(S
(X),S(X))の対を含む。
【0052】証明シャッフルアルゴリズム 1.証明手段はc′、c″を一様に選択し、次の計算を
行なう。
【0053】 E(X)=(A・gc′mod p, A・yc′mod p) E(X)=(B・gc″mod p, B・yc″mod p) そして、コミットされたストリングにしたがった順序で
E(X)およびE(X)を送付する。
【0054】2a.1/2の確率をもって、証明手段
は、c′およびc″を明らかにすることを要求される。
検証手段は、E(X)およびE(X)が矛盾するこ
となく作成されているかどうかをチェックする。
【0055】2b.1/2の確率をもって、証明手段
は、t=c−c′およびt=c−c″を明らか
にすることを要求される。検証手段は、t、t
g、yを用いてS(X)およびS(X)からE(X
)およびE(X)を実際に生成できることをチェッ
クする。
【0056】投票生成センターにより送られた、暗号化
投票は、シャッフリングセンター11(1)、11
(2)、…、11(m)によりつぎつぎに処理され、最
後のセンターが、ランダムかつ追跡不能に配列した一組
の暗号化投票を出力して各投票選択手段に与えるまで続
けられる。
【0057】投票選択手段12(i)は、安全な盗聴不
可能なチャンネル16(i)、17(1)、17
(2)、…、17(m)を介して投票生成センターおよ
びシャッフリングセンターから受け取った秘密メッセー
ジを用いて、投票を選択する。
【0058】シャッフリングセンターのカメレオン・コ
ミットメントの無効化は、投票生成センターのコミット
メントの無効化と同様にして実現される。
【0059】本発明を実施する好ましい方式を説明して
きたが、つぎに、本発明を実施するために用いられる装
置の好ましい実施形態を説明する。
【0060】図1は、本発明の方式を実施するための装
置の好ましい実施形態を概略的に示している。投票生成
センター10と、投票選択手段12(1)、12
(2)、…、12(l)と、ミキシングセンター14
(1)、14(2)、…、14(n)と、投票集計セン
ター15は、従来の電子掲示板13に接続されたパーソ
ナルコンピュータやワークステーションを用いている。
安全な盗聴不可能なチャンネル16(1)、16
(2)、…、16(l)を設けて、投票生成センターか
ら各投票選択手段に秘密メッセージを送ることができる
ように構成されている。メッセージ転送プロセスを構成
するすべての要素(送出部、検証手段、センターなど)
は、電子掲示板13にメッセージを送付したりそこから
メッセージを受けとったりすることにより相互に働きか
ける。ただし、投票生成センターが、盗聴不可能なチャ
ンネルを介して、投票選択手段にデコミットメッセージ
を送る場合を除く。投票生成センターまたは投票選択手
段または投票集計センターは、ミキシングセンターまた
は投票集計センターとしても機能する。パーソナルコン
ピュータは、上述の方式を実施するソフトウェアを内蔵
するか、または、図2に示した要素をハードウェアやソ
フトウェア内に有している。
【0061】図2は、レシートフリー投票を実現するた
めにメッセージがどのように転送されるかを示す。上述
したように、投票生成センター10は、各投票選択手段
12(i)に対して、投票構成プロセス26を用いて暗
号化投票を生成する。投票生成センターはつぎに、コミ
ットメントアルゴリズム21、「1−0」証明アルゴリ
ズム22、デコミットメントアルゴリズム23からなる
証明プロセス20を実行する。デコミットメントの出力
は、盗聴不可能なチャンネル16(i)を介して投票選
択手段12(i)に送られる。投票生成センター10の
その他の出力は電子掲示板13上に送付される。投票選
択手段12(i)は、検証プロセス24および選択プロ
セス25を実行し、掲示板上の暗号化投票から選択した
投票を出力する。すべての投票選択手段12(1)、1
2(2)、…、12(l)の選択した投票は、匿名チャ
ンネル14を介して投票集計センター15に無記名で転
送される。
【0062】図3は、シャッフルネットを用いた本発明
の好ましい実施形態を概略的に示している。投票生成セ
ンター10と、投票シャッフリングセンター11
(1)、11(2)、…、11(m)と、投票選択手段
12(1)、12(2)、…、12(l)と、ミキシン
グセンター14(1)、14(2)、…、14(n)
と、投票集計センター15は、従来の電子掲示板13に
接続されたパーソナルコンピューターまたはワークステ
ーションを用いている。盗聴不可能なチャンネル16
(1)、16(2)、…、16(l)を設けて、投票生
成センターから各投票選択手段に秘密メッセージを送る
ことができるように構成されている。さらに、盗聴不可
能なチャンネル17(1)、17(2)、…、17
(m)を設けて、シャッフリングセンター11(1)、
11(2)、…、11(m)から投票選択手段12
(i)に秘密メッセージを送ることができる構成されて
いる。メッセージ転送プロセスを構成するすべての要素
(送出部、検証手段、センターなど)は、掲示板にメッ
セージを送付したりそこからメッセージを受け取ったり
することにより相互に働きかける。ただし、投票生成セ
ンターやシャッフリングセンターが、盗聴不可能なチャ
ンネルを介して投票選択手段にデコミットメッセージを
送る場合を除く。投票生成センターまたは投票選択手段
または投票集計センターまたはシャッフリングセンター
は、ミキシングセンターまたは投票集計センターまたは
シャッフリングセンターとしても機能する。パーソナル
コンピュータは、上述の方式を実施するソフトウェアを
内蔵するか、または、図4および図5に示した要素をハ
ードウェアやソフトウェア内に有している。
【0063】図4は、シャッフルネットを用いてレシー
トフリー投票を実現するためにメッセージがどのように
転送されるかを示す。投票生成センター10は、各投票
選択手段12(i)に対して暗号化投票を生成し、電子
掲示板13上に送付する。つぎにシャッフリングセンタ
ー11(1)は、掲示板13から暗号化投票を読み、シ
ャッフルプロセス30および証明プロセス31を実行
し、シャッフルした投票を掲示板13に出力する。その
一方で、盗聴不可能なチャンネル17(1)を介して投
票選択手段12(i)にデコミットメッセージを送る。
同様にして、以降のシャッフリングセンターは掲示板1
3から前のセンターの出力を読み、自己の出力をつぎの
シャッフリングセンターに与えるために掲示板に送付す
る。その一方で、盗聴不可能なチャンネル17(1)を
介して投票選択手段12(i)にデコミットメッセージ
を送る。投票選択手段12(i)は最後のシャッフリン
グセンターの出力を読み、検証プロセス35と選択プロ
セス36を実行し、掲示板上の暗号化投票から選択した
投票を出力する。すべての投票選択手段12(1)、1
2(2)、…、12(l)の選択した投票は、匿名チャ
ンネル14を介して投票集計センター15に無記名で転
送される。
【0064】投票生成センターがそのランダムストリン
グをデコミットした後、投票選択手段12(i)は、無
効化プロセス37を行ない、センターのコミットメント
を無効化する。
【0065】図5は、シャッリングセンター11(i)
を概略的に示す図である。シャッフリングセンターはシ
ャッフルプロセス30と証明プロセス31を行なう。証
明プロセス31は、コミットメントアルゴリズム32、
証明シャッフルアルゴリズム33、デコミットメントア
ルゴリズム34を含む。
【0066】以上、安全なレシートフリー電子投票のた
めの好ましい方式および装置について説明したが、当業
者であれば、請求項により定められる本発明の開示およ
び趣旨の範囲を逸脱することなく変形や修正が可能であ
ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施形態の概略図である。
【図2】メッセージの流れの概略図である。
【図3】シャッフリングセンターを設けた本発明の好ま
しい実施形態の概略図である。
【図4】シャッフリングセンターを設けた場合のメッセ
ージの流れの概略図である。
【図5】シャッフリングセンターの概略図である。
【符号の説明】
10 投票生成センター 11 シャッフルネット 11(i) シャッフリングセンター 12(i) 投票選択手段 13 電子掲示板 14 匿名チャンネル 14(1)〜n ミキシングセンター 15 投票集計センター 16(i) 盗聴不可能なチャンネル 17(1)〜m 盗聴不可能なチャンネル 20 証明プロセス 21 コミットメントアルゴリズム 22 1−0証明アルゴリズム 23 デコミットメントアルゴリズム 24 検証プロセス 25 選択プロセス 26 投票構成プロセス 27 無効化プロセス 30 シャッフルプロセス 31 証明プロセス 32 コミットメントアルゴリズム 33 証明シャッフルアルゴリズム 34 デコミットメントアルゴリズム 35 検証プロセス 36 選択プロセス 37 無効化プロセス

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)各投票選択手段のための投票を構
    成して掲示板上に掲示するステップと、 (b)傍受されることなく各投票選択手段に専用メッセ
    ージを送るステップと、 (c)投票選択手段が投票を選択しメッセージを構成す
    るステップと、 (d)上記投票選択手段からのメッセージを安全な匿名
    チャンネルを介して投票集計センターに送達するステッ
    プと、 (e)上記投票集計センターが投票を集計するステップ
    とを含むことを特徴とする、安全なレシートフリー投票
    方式。
  2. 【請求項2】 上記専用メッセージを送るステップは、
    盗聴不可能な安全なチャンネルを介して送るものである
    ことを特徴とする、請求項1に記載の安全なレシートフ
    リー投票方式。
  3. 【請求項3】 投票構成の正当性を証明するステップを
    さらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の安全な
    レシートフリー投票方式。
  4. 【請求項4】 上記正当性を証明するステップは、1−
    0証明アルゴリズムを実行することにより行なわれるこ
    とを特徴とする、請求項3に記載の安全なレシートフリ
    ー投票方式。
  5. 【請求項5】 (f)上記投票を構成するステップであ
    って、カメレオン・コミットメントを用いてランダムス
    トリングをコミットすることを含むステップと、 (g)コミットされたビットを用いることにより構成さ
    れた投票の正当性を証明するステップと、 (h)盗聴不可能な安全なチャンネルを介してデコミッ
    トするステップとをさらに含むことを特徴とする、請求
    項3に記載の安全なレシートフリー投票方式。
  6. 【請求項6】 上記正当性を証明するステップは、1−
    0証明アルゴリズムを実行することにより行なわれるこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の安全なレシートフリ
    ー投票方式。
  7. 【請求項7】 上記投票選択手段が上記カメレオン・コ
    ミットメントを無効化するステップをさらに含むことを
    特徴とする、請求項5に記載の安全なレシートフリー投
    票方式。
  8. 【請求項8】 上記正当性を証明するステップは、1−
    0証明アルゴリズムを実行することにより行なわれるこ
    とを特徴とする、請求項7に記載の安全なレシートフリ
    ー投票方式。
  9. 【請求項9】 上記投票選択手段が上記カメレオン・コ
    ミットメントを無効化するステップは、投票を構成する
    ための秘密鍵を上記掲示板に与えるものであることを特
    徴とする、請求項7に記載の安全なレシートフリー投票
    方式。
  10. 【請求項10】 上記ステップ(a)は、 (i)上記構成された投票をシャッフルすること、およ
    び、 (ii)上記シャッフリングに関する専用メッセージを、
    傍受されることなく、上記投票選択手段に送ることをさ
    らに含むことを特徴とする、請求項1に記載の安全なレ
    シートフリー投票方式。
  11. 【請求項11】 上記専用メッセージを送るステップ
    は、盗聴不可能な安全なチャンネルを介して送るもので
    あることを特徴とする、請求項10に記載の安全なレシ
    ートフリー投票方式。
  12. 【請求項12】 上記ステップ(a)は、 (i)上記構成された投票をシャッフルすること、およ
    び、 (ii)上記シャッフリングに関する専用メッセージを、
    傍受されることなく、上記投票選択手段に送ることをさ
    らに含むことを特徴とする、請求項2に記載の安全なレ
    シートフリー投票方式。
  13. 【請求項13】 上記専用メッセージを送るステップ
    は、盗聴不可能な安全なチャンネルを介して送るもので
    あることを特徴とする、請求項4に記載の安全なレシー
    トフリー投票方式。
  14. 【請求項14】 上記ステップ(a)は、 (i)上記構成された投票をシャッフルすること、およ
    び、 (ii)上記シャッフリングに関する専用メッセージを、
    傍受されることなく、上記投票選択手段に送ることをさ
    らに含むことを特徴とする、請求項5に記載の安全なレ
    シートフリー投票方式。
  15. 【請求項15】 上記専用メッセージを送るステップ
    は、盗聴不可能な安全なチャンネルを介して送るもので
    あることを特徴とする、請求項14に記載の安全なレシ
    ートフリー投票方式。
  16. 【請求項16】 上記ステップ(a)は、 (i)上記構成された投票をシャッフルすること、およ
    び、 (ii)上記シャッフリングに関する専用メッセージを、
    傍受されることなく、上記投票選択手段に送ることをさ
    らに含むことを特徴とする、請求項7に記載の安全なレ
    シートフリー投票方式。
  17. 【請求項17】 上記専用メッセージを送るステップ
    は、盗聴不可能な安全なチャンネルを介して送るもので
    あることを特徴とする、請求項16に記載の安全なレシ
    ートフリー投票方式。
  18. 【請求項18】 上記ステップ(a)は、 (i)上記構成された投票をシャッフルすること、およ
    び、 (ii)上記シャッフリングに関する専用メッセージを、
    傍受されることなく、上記投票選択手段に送ることをさ
    らに含むことを特徴とする、請求項3に記載の安全なレ
    シートフリー投票方式。
  19. 【請求項19】 上記専用メッセージを送るステップ
    は、盗聴不可能な安全なチャンネルを介して送るもので
    あることを特徴とする、請求項18に記載の安全なレシ
    ートフリー投票方式。
  20. 【請求項20】 上記構成されシャッフルされた投票の
    正当性を証明するステップをさらに含むことを特徴とす
    る、請求項10に記載の安全なレシートフリー投票方
    式。
  21. 【請求項21】 (f)カメレオン・コミットメントを
    用いてランダムストリングをコミットするステップと、 (g)コミットされたビットを用いることにより上記構
    成されシャッフルされた投票の正当性を証明するステッ
    プと、 (h)傍受されることなくデコミットするステップとを
    さらに含むことを特徴とする、請求項20に記載の安全
    なレシートフリー投票方式。
  22. 【請求項22】 上記デコミットするステップは、盗聴
    不可能な安全なチャンネルを介して行なわれることを特
    徴とする、請求項21に記載の安全なレシートフリー投
    票方式。
  23. 【請求項23】 上記正当性を証明するステップは、証
    明シャッフルアルゴリズムを実行することにより行なわ
    れることを特徴とする、請求項20に記載の安全なレシ
    ートフリー投票方式。
  24. 【請求項24】 上記正当性を証明するステップは、証
    明シャッフルアルゴリズムを実行することにより行なわ
    れることを特徴とする、請求項21に記載の安全なレシ
    ートフリー投票方式。
  25. 【請求項25】 カメレオン・コミットメントを無効化
    するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項2
    1に記載の安全なレシートフリー投票方式。
  26. 【請求項26】 カメレオン・コミットメントを無効化
    するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項2
    3に記載の安全なレシートフリー投票方式。
  27. 【請求項27】 上記カメレオン・コミットメントを無
    効化するステップは、上記シャッフリングのための秘密
    鍵を上記掲示板に与えることを含むことを特徴とする、
    請求項26に記載の安全なレシートフリー投票方式。
  28. 【請求項28】 複数の投票生成センターと、 複数の投票選択手段と、 掲示板と、 投票集計センターとを備え、 上記投票生成センターは、上記投票者の各々のための投
    票を構成して上記掲示板上に掲示し、さらに、上記投票
    生成センターは、傍受されることなく各投票選択手段に
    専用メッセージを送り、 上記投票選択手段の各々は、投票を選択するとともに、
    安全な匿名チャンネルを介して上記投票集計センターに
    送達されるメッセージを構成し、 上記投票集計センターは投票を集計することを特徴とす
    る、安全なレシートフリー投票装置。
  29. 【請求項29】 上記投票生成センターは、盗聴不可能
    な安全なチャンネルを介して、上記専用メッセージを上
    記投票選択手段に送ることを特徴とする、請求項28に
    記載の安全なレシートフリー投票装置。
  30. 【請求項30】 上記投票生成センターは、カメレオン
    ・コミットメントを用いてランダムストリングをコミッ
    トし、コミットされたビットを用いて投票構成の正当性
    を証明し、盗聴不可能な安全なチャンネルを介してデコ
    ミットするステップをさらに行なうことを特徴とする、
    請求項28に記載の安全なレシートフリー投票装置。
  31. 【請求項31】 上記投票選択手段は、カメレオン・コ
    ミットメントを無効化するステップをさらに行なうこと
    を特徴とする、請求項30に記載の安全なレシートフリ
    ー投票装置。
  32. 【請求項32】 上記構成された投票を受けとるための
    シャッフリングセンターのシャッフルネットをさらに備
    え、 上記シャッフルネット内の各シャッフリングセンター
    は、投票をシャッフルし、傍受されることなく投票選択
    手段に専用メッセージを送ることを特徴とする、請求項
    28に記載の安全なレシートフリー投票装置。
  33. 【請求項33】 各シャッフリングセンターは、盗聴不
    可能な安全なチャンネルを介して、上記専用メッセージ
    を上記投票選択手段に送ることを特徴とする、請求項3
    2に記載の安全なレシートフリー投票装置。
  34. 【請求項34】 上記構成された投票を受けとるための
    シャッフリングセンターのシャッフルネットをさらに備
    え、 上記シャッフルネット内の各シャッフリングセンター
    は、投票をシャッフルし、傍受されることなく上記投票
    選択手段に上記専用メッセージを送ることを特徴とす
    る、請求項30に記載の安全なレシートフリー投票装
    置。
  35. 【請求項35】 各シャッフリングセンターは、盗聴不
    可能な安全なチャンネルを介して、上記専用メッセージ
    を上記投票選択手段に送ることを特徴とする、請求項3
    4に記載の安全なレシートフリー投票装置。
  36. 【請求項36】 上記シャッフリングセンターは、さら
    に、投票構成の正当性を証明するステップを行なうこと
    を特徴とする、請求項32に記載の安全なレシートフリ
    ー投票装置。
  37. 【請求項37】 各シャッフリングセンターは、カメレ
    オン・コミットメントを用いてランダムストリングをコ
    ミットし、コミットされたビットを用いて投票構成の正
    当性を証明し、傍受されることなくデコミットするステ
    ップをさらに行なうことを特徴とする、請求項36に記
    載の安全なレシートフリー投票装置。
  38. 【請求項38】 上記デコミットするステップは、盗聴
    不可能な安全なチャンネルを介して行なわれることを特
    徴とする、請求項37に記載の安全なレシートフリー投
    票装置。
  39. 【請求項39】 各投票選択手段が、カメレオン・コミ
    ットメントを無効化するステップをさらに行なうことを
    特徴とする、請求項37に記載の安全なレシートフリー
    投票装置。
  40. 【請求項40】 各投票選択手段は、その秘密鍵を上記
    シャッフリングセンターにまたは上記掲示板に与えるこ
    とによりカメレオン・コミットメントを無効化すること
    を特徴とする、請求項39に記載の安全なレシートフリ
    ー投票装置。
JP2777596A 1995-05-19 1996-02-15 レシートフリー投票システム Expired - Fee Related JP3730700B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/444,701 US6092051A (en) 1995-05-19 1995-05-19 Secure receipt-free electronic voting
US08/444701 1995-05-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08315053A true JPH08315053A (ja) 1996-11-29
JP3730700B2 JP3730700B2 (ja) 2006-01-05

Family

ID=23765990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2777596A Expired - Fee Related JP3730700B2 (ja) 1995-05-19 1996-02-15 レシートフリー投票システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6092051A (ja)
EP (1) EP0743620B1 (ja)
JP (1) JP3730700B2 (ja)
AU (1) AU702945B2 (ja)
CA (1) CA2176990C (ja)
DE (1) DE69636886T2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1017025A2 (en) 1998-12-28 2000-07-05 Nec Corporation Receipt-free electronic voting method and system
US7099471B2 (en) 2000-03-24 2006-08-29 Dategrity Corporation Detecting compromised ballots
US7240195B2 (en) 2001-05-18 2007-07-03 Nec Corporation Certified shuffle-decrypting system, certified shuffle-decrypting method and certified shuffle-decryption verifying method
US7305088B2 (en) 2000-03-03 2007-12-04 Yamaha Corporation Video distribution playback method, apparatus to be disposed on video distribution end, apparatus to be disposed on video playback end, computer readable medium, and movie distribution method
US7360094B2 (en) 2001-03-24 2008-04-15 Demoxi, Inc. Verifiable secret shuffles and their application to electronic voting
US7389250B2 (en) 2000-03-24 2008-06-17 Demoxi, Inc. Coercion-free voting scheme
US8009828B2 (en) 2005-05-27 2011-08-30 Nec Corporation Integrated shuffle validity proving device, proof integrating device, integrated shuffle validity verifying device, and mix net system

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6457643B1 (en) * 1997-12-22 2002-10-01 Ian Way Voting system
US20050049082A1 (en) * 1998-03-18 2005-03-03 Callaway Golf Company Golf ball
JP2001202013A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Nec Corp 匿名参加権限管理システム
WO2000021041A1 (en) * 1998-10-06 2000-04-13 Chavez Robert M Digital elections network system with online voting and polling
WO2000075844A1 (en) * 1999-06-09 2000-12-14 Donald Dipietro Systems for interactive voting
US20020078358A1 (en) * 1999-08-16 2002-06-20 Neff C. Andrew Electronic voting system
US20050160272A1 (en) * 1999-10-28 2005-07-21 Timecertain, Llc System and method for providing trusted time in content of digital data files
WO2001055940A1 (en) * 2000-01-27 2001-08-02 David Chaum Physical and digital secret ballot systems
US7152156B1 (en) * 2000-02-17 2006-12-19 Hart Intercivic, Inc. Secure internet voting system with bootable disk
JP4181724B2 (ja) * 2000-03-03 2008-11-19 日本電気株式会社 証明付再暗号シャッフル方法と装置、再暗号シャッフル検証方法と装置、入力文列生成方法と装置及び記録媒体
WO2001073694A2 (en) * 2000-03-24 2001-10-04 Votehere, Inc. Verifiable, secret shuffles of encrypted data, such as elgamal encrypted data for secure multi-authority elections
US20060085647A1 (en) * 2000-03-24 2006-04-20 Neff C A Detecting compromised ballots
US20030028423A1 (en) * 2000-03-24 2003-02-06 Neff C. Andrew Detecting compromised ballots
EP1633077A3 (en) * 2000-03-24 2006-06-07 Dategrity Corporation Verifiable, secret shuffles of encrypted data, such as elgamal encrypted data for secure multi-authority elections
EP1148447A1 (en) * 2000-04-21 2001-10-24 Microflight S.r.l. Method and apparatus for collecting and transmitting the results of votes
US20010037234A1 (en) * 2000-05-22 2001-11-01 Parmasad Ravi A. Method and apparatus for determining a voting result using a communications network
US7461787B2 (en) * 2000-11-20 2008-12-09 Avante International Technology, Inc. Electronic voting apparatus, system and method
US7422150B2 (en) * 2000-11-20 2008-09-09 Avante International Technology, Inc. Electronic voting apparatus, system and method
AU2001297675A1 (en) * 2000-11-20 2002-09-19 Amerasia International Technology, Inc. Electronic voting apparatus, system and method
US20030046207A1 (en) * 2000-12-04 2003-03-06 Andrew Torre Participant voting system and method for creating a diversified investment fund
US6968999B2 (en) * 2000-12-28 2005-11-29 Reardon David C Computer enhanced voting system including verifiable, custom printed ballots imprinted to the specifications of each voter
US20060041468A1 (en) * 2000-12-28 2006-02-23 Reardon David C Custom printed, voter verified ballots with fixed range input
SE0100202L (sv) * 2001-01-24 2002-07-25 Fredrik Allard Röstningssystem
US7921033B2 (en) * 2001-01-29 2011-04-05 Microsoft Corporation System and method for high-density interactive voting using a computer network
AU2002232794A1 (en) * 2001-02-20 2002-09-04 Votehere, Inc. Detecting compromised ballots
US7729991B2 (en) * 2001-03-20 2010-06-01 Booz-Allen & Hamilton Inc. Method and system for electronic voter registration and electronic voting over a network
WO2002082255A1 (en) * 2001-04-09 2002-10-17 Maurice Ostroff A voting system and method
US20030006282A1 (en) * 2001-07-06 2003-01-09 Dennis Vadura Systems and methods for electronic voting
US7284700B1 (en) 2003-06-19 2007-10-23 Populex Corp. Advanced voting system and method
US7306148B1 (en) 2001-07-26 2007-12-11 Populex Corp. Advanced voting system and method
US20030055719A1 (en) * 2001-09-20 2003-03-20 Faigle Christopher T. Remote participation and voting in a meeting
US7828215B2 (en) * 2001-10-01 2010-11-09 Avante International Technology, Inc. Reader for an optically readable ballot
US7077313B2 (en) * 2001-10-01 2006-07-18 Avante International Technology, Inc. Electronic voting method for optically scanned ballot
US7635087B1 (en) 2001-10-01 2009-12-22 Avante International Technology, Inc. Method for processing a machine readable ballot and ballot therefor
US6942142B2 (en) * 2001-10-02 2005-09-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Voting ballot, voting machine, and associated methods
ATE424593T1 (de) * 2001-12-12 2009-03-15 Scytl Secure Electronic Voting Verfahren zum sicheren elektronischen wählen und kryptographische protokolle und computerprogramme dafür
JP2005526307A (ja) * 2002-02-14 2005-09-02 ヴォートヒア インコーポレイテッド 強制の無い投票スキーム
US20060222180A1 (en) * 2002-10-15 2006-10-05 Elliott Brig B Chip-scale transmitter for quantum cryptography
CA2567727A1 (en) * 2004-06-07 2005-12-22 Dategrity Corporation Cryptographic systems and methods, including practical high certainty intent verification, such as for encrypted votes in an electronic election
EP1612991B1 (fr) * 2004-06-30 2009-04-22 France Telecom Procédé et système de vote électronique en réseau à haute sécurité
US7490768B2 (en) * 2004-07-05 2009-02-17 International Business Machines Corporation Election system enabling coercion-free remote voting
EP1858194A4 (en) * 2005-02-28 2013-10-30 Nec Corp SHUFFLE DECLARATION VALIDITY VERIFICATION DEVICE AND METHODS, SHUFFLE DECISION VALIDATION DEVICE AND METHOD, PROGRAM AND RECORDING MEDIUM
US7497377B2 (en) * 2005-04-26 2009-03-03 David Watson Electronic poll register system for elections
US7387244B2 (en) * 2005-05-27 2008-06-17 Election Systems & Software, Inc. Electronic voting system and method with voter verifiable real-time audit log
US20070130455A1 (en) * 2005-12-06 2007-06-07 Elliott Brig B Series encryption in a quantum cryptographic system
US20070133798A1 (en) * 2005-12-14 2007-06-14 Elliott Brig B Quantum cryptography on a multi-drop optical network
US8082443B2 (en) * 2006-01-09 2011-12-20 Bbnt Solutions Llc. Pedigrees for quantum cryptography
US8061589B2 (en) * 2006-10-20 2011-11-22 Barry Cohen Electronic voting system
GB2454032A (en) * 2007-10-24 2009-04-29 Plastic Logic Ltd Edgeless document viewer
US8066184B2 (en) * 2008-04-30 2011-11-29 Avante International Technology, Inc. Optically readable marking sheet and reading apparatus and method therefor
US8261985B2 (en) 2009-04-07 2012-09-11 Avante Corporation Limited Manual recount process using digitally imaged ballots
CA2671269A1 (en) * 2009-07-08 2011-01-08 Ky M. Vu An anti-rigging voting system and its software design
US8261986B2 (en) * 2009-10-21 2012-09-11 Kevin Kwong-Tai Chung System and method for decoding an optically readable markable sheet and markable sheet therefor
US11488433B2 (en) * 2018-01-11 2022-11-01 Mastercard International Incorporated Method and system for public elections on a moderated blockchain

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3947669A (en) * 1974-12-30 1976-03-30 Applied Futures, Inc. Voting machine
US4641241A (en) * 1984-05-08 1987-02-03 R. F. Shoup Corporation Memory cartridge for electronic voting system
US4641240A (en) * 1984-05-18 1987-02-03 R. F. Shoup Corporation Electronic voting machine and system
US4774665A (en) * 1986-04-24 1988-09-27 Data Information Management Systems, Inc. Electronic computerized vote-counting apparatus
US5117358A (en) * 1989-09-25 1992-05-26 Winkler Peter M Electronic trusted party
FI86486C (fi) * 1990-08-27 1992-08-25 Tecnomen Oy Foerfarande foer att arrangera teleroestningen pao ett saekert saett.
US5218528A (en) * 1990-11-06 1993-06-08 Advanced Technological Systems, Inc. Automated voting system
US5189288A (en) * 1991-01-14 1993-02-23 Texas Instruments Incorporated Method and system for automated voting
US5278753A (en) * 1991-08-16 1994-01-11 Graft Iii Charles V Electronic voting system
JP2747171B2 (ja) * 1992-07-06 1998-05-06 株式会社 政治広報センター 選挙端末装置及び投票確定方法
US5400248A (en) * 1993-09-15 1995-03-21 John D. Chisholm Computer network based conditional voting system
US5412727A (en) * 1994-01-14 1995-05-02 Drexler Technology Corporation Anti-fraud voter registration and voting system using a data card
US5583329A (en) * 1994-08-01 1996-12-10 Election Products, Inc. Direct recording electronic voting machine and voting process
US5495532A (en) * 1994-08-19 1996-02-27 Nec Research Institute, Inc. Secure electronic voting using partially compatible homomorphisms
US5682430A (en) * 1995-01-23 1997-10-28 Nec Research Institute, Inc. Secure anonymous message transfer and voting scheme

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1017025A2 (en) 1998-12-28 2000-07-05 Nec Corporation Receipt-free electronic voting method and system
US7305088B2 (en) 2000-03-03 2007-12-04 Yamaha Corporation Video distribution playback method, apparatus to be disposed on video distribution end, apparatus to be disposed on video playback end, computer readable medium, and movie distribution method
US7099471B2 (en) 2000-03-24 2006-08-29 Dategrity Corporation Detecting compromised ballots
US7389250B2 (en) 2000-03-24 2008-06-17 Demoxi, Inc. Coercion-free voting scheme
US7360094B2 (en) 2001-03-24 2008-04-15 Demoxi, Inc. Verifiable secret shuffles and their application to electronic voting
US7240195B2 (en) 2001-05-18 2007-07-03 Nec Corporation Certified shuffle-decrypting system, certified shuffle-decrypting method and certified shuffle-decryption verifying method
US8009828B2 (en) 2005-05-27 2011-08-30 Nec Corporation Integrated shuffle validity proving device, proof integrating device, integrated shuffle validity verifying device, and mix net system

Also Published As

Publication number Publication date
DE69636886D1 (de) 2007-03-22
CA2176990C (en) 2000-05-16
EP0743620B1 (en) 2007-02-07
JP3730700B2 (ja) 2006-01-05
AU5235196A (en) 1996-11-28
EP0743620A3 (en) 2000-07-19
AU702945B2 (en) 1999-03-11
US6092051A (en) 2000-07-18
EP0743620A2 (en) 1996-11-20
CA2176990A1 (en) 1996-11-20
DE69636886T2 (de) 2007-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08315053A (ja) レシートフリー電子投票方式
Zhang et al. A privacy-preserving voting protocol on blockchain
Yang et al. A secure verifiable ranked choice online voting system based on homomorphic encryption
Baum et al. Publicly auditable secure multi-party computation
Clark et al. Selections: Internet voting with over-the-shoulder coercion-resistance
CN108737116B (zh) 一种基于d维三量子纠缠态的投票表决协议方法
Rjašková Electronic voting schemes
CN112511307B (zh) 一种基于单粒子的量子保密投票方法
Araújo et al. Towards practical and secure coercion-resistant electronic elections
Larriba et al. A two authorities electronic vote scheme
US20060085647A1 (en) Detecting compromised ballots
Rathore et al. Secure remote E-voting using blockchain
Hirt Receipt-free K-out-of-L voting based on ElGamal encryption
Kiayias et al. Non-interactive zero-sharing with applications to private distributed decision making
Islam et al. A new e-voting scheme based on revised simplified verifiable re-encryption mixnet
Kim et al. Experimental design of worldwide internet voting system using pki
Devillez et al. Can we cast a ballot as intended and be receipt free?
Fan et al. An efficient multi-receipt mechanism for uncoercible anonymous electronic voting
Zwierko et al. A light-weight e-voting system with distributed trust
Al-Janabi et al. Security of internet voting schemes: A survey
CN114677794B (zh) 一种基于区块链的电子投票方法
Haghighat et al. An efficient and provably-secure coercion-resistant e-voting protocol
Carroll et al. A secure and anonymous voter-controlled election scheme
JP2004192029A (ja) 電子投票システム、投票データ生成サーバ、端末装置、及び、集計サーバ、ならびに、コンピュータプログラム
JPH09200198A (ja) メッセージ認証システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000308

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121014

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131014

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees