JPH08314779A - サーバーシステム - Google Patents

サーバーシステム

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JPH08314779A
JPH08314779A JP7116826A JP11682695A JPH08314779A JP H08314779 A JPH08314779 A JP H08314779A JP 7116826 A JP7116826 A JP 7116826A JP 11682695 A JP11682695 A JP 11682695A JP H08314779 A JPH08314779 A JP H08314779A
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JP
Japan
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cache
client
server system
divided
data
Prior art date
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JP7116826A
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English (en)
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Shunichi Enomoto
俊一 榎本
Noboru Kinoshita
登 木下
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】特定のファイルアクセス要求元クライアントと
キャッシュ間のファイルアクセスの処理速度を向上さ
せ、システム全体の処理能力を向上でき、資源の効率運
用が可能なサーバシステムを提供する。 【構成】本発明ではサーバーシステムのキャッシュを分
割する。キャッシュの分割は、ファイルアクセス要求を
発生させたファイルアクセス要求元毎に行ない、分割し
たキャッシュをキャッシュアロケーションテーブルの管
理情報によって管理する。キャッシュアロケーションテ
ーブルには、分割したキャッシュの使用状況を管理する
情報とそのキャッシュの詳細情報を与える。ファイルア
クセス要求元は、それぞれの分割したキャッシュを専用
のキャッシュ領域として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
におけるデータ転送処理方式に関し、特にサーバーシス
テムにおけるサーバーのキャッシュ分割管理に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、クライアント/サーバーシステ
ムにおいて、クライアントがサーバーシステムにアクセ
スし、サーバーシステムに接続された外部記憶装置のデ
ータを転送する場合、外部記憶装置からのデータは、処
理速度を向上させるため入出力バスを介してサーバーシ
ステム内のキャッシュに読み込まれる。キャッシュに読
み込まれたデータは、サーバーシステムに接続されたネ
ットワークを介してクライアントに転送される。クライ
アントは、サーバーシステムより転送されたデータを処
理し、必要であれば処理結果を再度サーバーシステムに
アクセスし、外部記憶装置へ格納する。
【0003】その後同一のクライアントが同じデータを
アクセスする場合は、サーバーはサーバーシステム内の
キャッシュデータを転送することにより、外部記憶装置
のアクセスなしに高速にデータ転送処理を可能とする。
【0004】しかし、同一のクライアントがキャッシュ
内のデータを再度アクセスする前に、別のクライアント
がキャッシュ内のデータとは異なるデータをサーバーに
アクセスした場合、前のクライアントがキャッシュに蓄
積したデータは、後のクライアントが外部記憶装置から
読みだすデータに上書きされ、キャッシュ内のデータは
前のクライアントが蓄積したデータとは異なってしま
う。
【0005】したがって、この状態において前のクライ
アントが前回と同じデータを再度アクセスした場合、サ
ーバーは外部記憶装置へのアクセスが必要となり、キャ
ッシュのもつ機能を有効に使用することができない。
【0006】他の装置にキャッシュ内のデータを上書き
されることなく書き込み/読み出し処理を行なう従来技
術としては、特開平3−286382号公報に示される
メモリ制御装置のように複数のページバッファと複数の
コントローラ間に任意の接続を行なうスイッチ回路を設
け、システムの処理能力を向上させる技術があるが、複
数のページバッファ、複数のコントローラ、その間の任
意の接続を行なうスイッチ回路等が新たに必要となり、
高価なシステムとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】クライアント/サーバ
ーシステムでは、複数のクライアントがサーバーに対し
てサービスを要求し、サーバーはサービスを要求したそ
れぞれのクライアントに対して特定のサービスを提供す
る。一般的には、サービスを要求するクライアントは、
それぞれが別々の目的を持ってサーバーをアクセスする
ため、各クライアント毎に異なったファイル情報を要求
する。つまり、キャッシュを備えたサーバーシステムに
おいて、あるクライアントがサーバーのキャッシュとデ
ータ処理中に他のクライアントがサーバーをアクセスし
た場合、サーバー内のキャッシュデータは、他のクライ
アントが要求するファイル情報に上書きされる。このた
め、クライアント側から見たサーバーのキャッシュ機能
は有効に使用することができない。
【0008】また、キャッシュデータが上書きされるこ
となく書き込み/読み出し処理を行なうには、特開平3
−286382号公報の技術のように、複数のページバ
ッファを必要とする。さらに、複数のページバッファと
複数のコントローラ間の任意の接続には、そのスイッチ
回路が新たに必要であった。
【0009】本発明の目的は、特別なスイッチ回路を用
いることなく、キャッシュメモリ資源等を効率良く運用
することができるサーバーシステムを提供することに有
り、更に、キャッシュを分割管理することにより、キャ
ッシュデータの無効な上書きをなくし、特定のファイル
アクセス要求元とキャッシュ間のファイルアクセスの処
理速度を向上させ、システム全体の処理能力を向上でき
るサーバーシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、ハードディスクなどの外部記憶装置と、該外部
記憶装置から読み出したデータを蓄積するキャッシュと
を備え、前記外部記憶装置に格納されるファイルを使用
する複数のクライアントが接続されるサーバーシステム
において、前記キャッシュの領域を複数に分割し、該キ
ャッシュの分割領域と該分割領域を割り当てたファイル
アクセス要求元のクライアントとの対応を記憶する管理
テーブルを備え、前記キャッシュの分割領域をクライア
ント毎に割り当てて使用する。
【0011】また、一のクライアントのアクセス要求を
受けたときに、前記管理テーブルを参照し、当該クライ
アントに割り付けた分割領域があれば、該分割領域を用
い、なければ、空いている分割領域に当該クライアント
を割り付ける。
【0012】更に、前記複数のクライアントに前記キャ
ッシュを使用する優先順位を付け、一のクライアントの
アクセス要求を受けたときに、既に当該クライアントに
割り付けた領域も、空き領域も無い場合に、優先順位を
比較し、当該クライアントより優先順位の低いクライア
ントがあったら、該分割領域の専有クライアントを変更
し、アクセス要求を出した前記クライアントより優先順
位の低いクライアントが無かったら前記クライアントに
はキャッシュを割り付けない。
【0013】即ち、本発明ではサーバーシステムのキャ
ッシュを分割する。キャッシュの分割は、ファイルアク
セス要求を発生させたファイルアクセス要求元毎に行な
い、分割したキャッシュをキャッシュアロケーションテ
ーブルの管理情報によって管理する。キャッシュアロケ
ーションテーブルには、分割したキャッシュの使用状況
を管理する情報とそのキャッシュの詳細情報を与える。
ファイルアクセス要求元は、それぞれの分割したキャッ
シュを専用のキャッシュ領域として使用する。このよう
にして、ファイルアクセス要求元が蓄積したキャッシュ
内のデータは、他のファイルアクセス要求元に上書きさ
れることがなく、特定のファイルアクセス要求元とサー
バーシステム内のキャッシュ間でのファイルアクセスの
処理速度を向上させ、システム全体の処理能力を向上す
ることができる。
【0014】
【作用】本発明によれば、分割したキャッシュ領域とク
ライアント毎に割り当てるので、キャッシュ内のデータ
が他のクライアントからアクセス要求されたファイルに
よって上書きされることが無くなる。
【0015】また、クライアントからアクセス要求を受
けたときに、分割領域を動的に割り当て、複数のクライ
アントにキャッシュを使用する優先順位を付けて管理す
るので、キャッシュ資源を有効に活用することができ
る。
【0016】このように、キャッシュの分割領域がクラ
イアント毎に個別に割り当てられるので、ハードディス
クなどの外部記憶装置とサーバーシステム間のアクセス
を減らすことが可能となり、サーバーシステムとファイ
ルアクセス要求元との間の高速なファイルアクセスが可
能となる資源利用効率の高いサーバーシステムが提供で
きる。
【0017】
【実施例】第1図は、本発明が適用されるクライアント
/サーバーシステムの概要を示す構成図である。サーバ
ーシステム1は、サーバー機能を制御するCPU2と外
部記憶装置7から読み出したデータを蓄積する分割可能
なキャッシュ3とキャッシュ3領域の使用状況を管理す
るキャッシュアロケーションテーブル5(以下、テーブ
ルと略称する)を記録するメモリ4を備えており、入出
力バス6により外部記憶装置7と接続されている。さら
に、サーバーシステム1は、ネットワーク8を介してク
ライアントA〜Dに接続されている。以下、キャッシュ
3をキャッシュ3A、キャッシュ3B、キャッシュ3C
の3面に分割し、外部記憶装置7にデータ7A、データ
7B、データ7C、データ7Dが格納されている場合を
例にとって説明する。
【0018】本実施例では、キャッシュ分割方法とし
て、クライアントIDを認識することによるキャッシュ
分割を例にとって述べるが、サーバーシステムへのクラ
イアント登録時の情報など、本発明はクライアントの認
識手段に限定されるものではない。また、クライアント
A〜DのIDによるキャッシュ3分割時のキャッシュ割
り当て優先順位は、Aを最優先順位とし、以下B、C、
Dの順に続く。
【0019】第2図は、本発明のキャッシュ3管理に必
要なキャッシュアロケーションテーブル5の一例であ
る。本実施例において、テーブル5は分割キャッシュ領
域の使用状態をビットで管理するテーブル5A(以下、
ビットマップ5Aと略称する)とビットマップ5Aの各
ビット5A1〜5A6に対応した分割キャッシュ領域の
詳細情報5Bからなる。ビットマップ5Aのビット数
は、キャッシュ分割時の最大分割数を示し、本実施例に
おいては6である。また、ビットマップ5Aの各ビット
5A1〜5A6は、対応する分割キャッシュ領域が使用
中であれば、ビットが1、なければ0になる。
【0020】分割キャッシュ領域の詳細情報5Bは、ビ
ットマップ5Aの各ビット5A1〜5A6毎に、分割キ
ャッシュを使用しているクライアントのクライアントI
D5B1、分割キャッシュの先頭ブロックアドレス5B
2と最終ブロックアドレス5B3、分割キャッシュのレ
ングス5B4、分割キャッシュに登録されているファイ
ル名やディスクアドレス情報等が記録されたファイル情
報5B5からなる。本実施例では、分割したキャッシュ
3A、3B、3Cに対応するビットマップ5Aの各ビッ
トは、5A1〜5A2、5A3〜5A4、5A5〜5A
6である場合を例にとって説明する。
【0021】クライアントAがデータ7Aをアクセスす
るためには、クライアント/サーバーシステム間での所
定のネットワーク手順に従って、クライアントAはネッ
トワーク8にクライアントAのIDを送信し、他クライ
アントとの調停後、サーバーシステム1のアクセス権利
を得る。クライアントAから送信したIDは、サーバー
システム1が受信する。受信したIDはCPU2がクラ
イアントAのものであると認識する。IDを認識したC
PU2は、サーバーシステム1内のキャッシュ3の使用
状況をテーブル5のビットマップ5Aにより判断する。
CPU2はビットマップ5Aのビット5A1、5A2が
共に0で、キャッシュ3Aに空きが有ると判断すると、
キャッシュ3Aに対応したビットマップ5Aのビット5
A1と5A2を0から1とする。また、CPU2は、キ
ャッシュ3A領域の詳細情報5Bとして、ビットマップ
5Aのビット5A1と5A2に対応したクライアントI
D5B1、先頭ブロックアドレス5B2、最終ブロック
アドレス5B3、レングス5B4、ファイル情報5B5
を記録し、クライアントAにキャッシュ3Aを割り当て
る。割り当てたキャッシュ3Aには、外部記憶装置7か
ら読みだしたデータ7Aを転送、蓄積し、クライアント
Aは、キャッシュ3A内のデータ7Aをアクセスする。
【0022】次にクライアントAがキャッシュ3A内の
データ7Aを処理中に、クライアントBがデータ7Bを
アクセスする。クライアントBはクライアントAと同様
の手順にてクライアントBのIDをネットワーク8に送
信し、サーバーシステム1のアクセス権利を得る。受信
したIDがクライアントBであると認識したCPU2
は、キャッシュ3の使用状況をテーブル5のビットマッ
プ5Aにより判断する。CPU2はビットマップ5Aの
ビット5A1、5A2は1であるがビット5A3と5A
4が0で、キャッシュ3Bに空きがあると判断すると、
キャッシュ3B領域に対応したビットマップ5Aのビッ
ト5A3と5A4を0から1とする。また、CPU2
は、キャッシュ3B領域の詳細情報5Bとして、ビット
マップ5Aのビット5A3と5A4に対応したクライア
ントID5B1、先頭ブロックアドレス5B2、最終ブ
ロックアドレス5B3、レングス5B4、ファイル情報
5B5を記録し、クライアントBにキャッシュ3Bを割
り当てる。割り当てたキャッシュ3Bには、外部記憶装
置7から読みだしたデータ7Bを転送、蓄積し、クライ
アントBは、キャッシュ3B内のデータ7Bをアクセス
する。また、この時、クライアントA用に割り当てたキ
ャッシュ3A内のデータ7Aは、CPU2のキャッシュ
分割制御によりクライアントBのアクセスで消去される
ことはない。逆にクライアントB用に割り当てたキャッ
シュ3B内のデータ7Bも、CPU2のキャッシュ分割
制御によりクライアントAのアクセスで消去されること
はない。もちろん、他の優先順位の低いクライアントの
アクセスにおいてもキャッシュ3A、3B内のデータ7
A、7Bは消去されない。
【0023】次に上記状態から同様の手順にてキャッシ
ュ3CをクライアントC用に割り当て、クライアント
A、B、Cがそれぞれキャッシュ3A、3B、3Cを使
用中でキャッシュ3には他のクライアントのためにキャ
ッシュを割り当てる領域がない場合に、クライアントD
がデータDをアクセスする。クライアントDはクライア
ントAと同様の手順にてクライアントDのIDをネット
ワーク8に送信し、サーバーシステム1のアクセス権利
を得る。受信したIDがクライアントDであると認識し
たCPU2は、キャッシュ3の使用状況をテーブル5の
ビットマップ5Aにより判断する。CPU2はビットマ
ップ5Aの各ビット5A1〜5A6が1でキャッシュ3
に空きがないと判断すると、テーブル5の分割キャッシ
ュの詳細情報5BからクライアントID5B1を読み取
り、キャッシュ3を使用中であるクライアントA、B、
Cの中で最も分割時の優先順位が低いクライアントCと
アクセス要求元であるクライアントDのキャッシュ分割
時の優先順位をIDにより比較する。キャッシュ分割時
の優先順位がクライアントCよりクライアントDが低い
と判断したCPU2は、クライアントD用にキャッシュ
を割り当てることなく、クライアントDは外部記憶装置
7から読みだしたデータ7Dを直接アクセスする。ま
た、テーブル5の内容も書き替えない。従って、クライ
アントDによるアクセスでキャッシュ3内のデータが上
書きされることはない。
【0024】次にキャッシュ3をクライアントB、C、
Dにそれぞれキャッシュ3A、3B、3Cの領域を割り
当てている場合に、クライアントB、C、Dより分割時
の優先順位の高いクライアントAがデータAをアクセス
する。クライアントAは他のクライアントと同様の手順
にてクライアントAのIDをネットワーク8に送信し、
サーバーシステム1のアクセス権利を得る。受信したI
DがクライアントAであると認識したCPU2は、キャ
ッシュ3の使用状況をテーブル5のビットマップ5Aに
より判断する。CPU2はビットマップ5Aの各ビット
5A1〜5A6が1でキャッシュ3に空きがないと判断
すると、テーブル5の分割キャッシュの詳細情報5Bか
らクライアントID5B1を読み取り、キャッシュ3を
使用中であるクライアントB、C、Dの中で最も分割時
の優先順位が低いクライアントDとアクセス要求元であ
るクライアントAのキャッシュ分割時の優先順位をID
により比較する。キャッシュ分割時の優先順位がクライ
アントDよりクライアントAが高いと判断したCPU2
は、キャッシュ3C内のデータ7Dをメモリ4もしく
は、外部記憶装置7に退避後、キャッシュ3C領域の詳
細情報5BをクライアントDからクライアントAに書き
換え、キャッシュ3CをクライアントA用に割り当て
る。割り当てたキャッシュ3Cには、外部記憶装置7か
ら読みだしたデータ7Aを転送、蓄積し、クライアント
Aは、キャッシュ3C内のデータ7Aをアクセスする。
もちろん、このアクセスにより、クライアントDを除く
他のクライアントのキャッシュ3内のデータが上書きさ
れることはない。
【0025】以上のように、サーバーシステムがファイ
ルアクセス要求を発生させた各クライアントのクライア
ントIDを認識し、各クライアントに対して専用のキャ
ッシュ領域を割り当てることにより、他のクライアント
からのファイルアクセスに影響されず、キャッシュのも
つ機能を有効に活かしたクライアント/サーバーシステ
ムを提供できる。
【0026】本実施例においては、キャッシュ領域に空
きがなく、サーバーシステムにアクセスしたクライアン
トがキャッシュを占有しているクライアントと比較して
最も優先順位が低い場合、キャッシュを割り当てること
なく、直接、外部記憶装置をアクセスすることとした
が、キャッシュを占有しているクライアントのなかで最
も優先順位の低いクライアントのキャッシュ領域をアク
セスしたクライアントのキャッシュ領域として割り当て
を行なってもよいし、各クライアントのサーバーシステ
ムへのアクセス頻度から、キャッシュ領域の割り当てを
行なってもよい。
【0027】キャッシュの分割制御は、サーバーシステ
ム内のCPUに限らず専用のシステムを用いて行なって
もよいし、複数のキャッシュを用いて同様の制御を行な
ってもよい。
【0028】さらに、本発明を用いればクライアント/
サーバー間の高速なデータ処理が行えることから、クラ
イアント側でキャッシュを持つ必要がなくなり、安価な
クライアントを用いたクライアント/サーバーシステム
を提供できる。
【0029】本発明をいくつかの例によって説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものでない。本発
明を使用できるシステム構成は多数あり、本発明の精神
及び範囲から逸脱することなしに、形態及び細部に種々
の変更を加えることが可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ハードディスクなどの
外部記憶装置と外部記憶装置から読み出したデータを蓄
積するキャッシュを備えたサーバーシステムにおいて、
サーバーシステムとファイルアクセス要求元との間のフ
ァイルアクセスの処理速度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クライアント/サーバーシステムのブロック構
成図。
【図2】キャッシュ領域の使用状況を管理するキャッシ
ュアロケーションテーブルを示す図。
【符号の説明】
1…サーバーシステム、2…CPU、3…キャッシュ、
3A〜3C…分割キャッシュ領域、4…メモリ、5…キ
ャッシュアロケーションテーブル、5A…ビットマッ
プ、5A1,5A2…分割キャッシュ3Aの使用状態を
管理するビット、5A3,5A4…分割キャッシュ3B
の使用状態を管理するビット、5A5,5A6…分割キ
ャッシュ3Cの使用状態を管理するビット、5B…分割
キャッシュ領域の詳細情報、5B1…クライアントI
D、5B2…先頭ブロックアドレス、5B3…最終ブロ
ックアドレス、5B4………レングス、5B5…ファイ
ル情報、6…入出力バス、7…外部記憶装置、7A〜7
D…データ、8…ネットワーク、A〜D………クライア
ント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハードディスクなどの外部記憶装置と、該
    外部記憶装置から読み出したデータを蓄積するキャッシ
    ュとを備え、前記外部記憶装置に格納されるファイルを
    使用する複数のクライアントが接続されるサーバーシス
    テムにおいて、 前記キャッシュの領域を複数に分割し、該キャッシュの
    分割領域と該分割領域を割り当てたファイルアクセス要
    求元のクライアントとの対応を記憶する管理テーブルを
    備え、前記キャッシュの分割領域をクライアント毎に割
    り当てて使用することを特徴とするサーバーシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のサーバーシステムにおい
    て、 一のクライアントのアクセス要求を受けたときに、前記
    管理テーブルを参照し、当該クライアントに割り付けた
    分割領域があれば、該分割領域を用い、なければ、空い
    ている分割領域に当該クライアントを割り付けることを
    特徴とするサーバーシステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のサーバーシステムにおい
    て、 前記複数のクライアントに前記キャッシュを使用する優
    先順位を付け、 一のクライアントのアクセス要求を受けたときに、既に
    当該クライアントに割り付けた領域も、空き領域も無い
    場合に、優先順位を比較し、当該クライアントより優先
    順位の低いクライアントがあったら、該分割領域の専有
    クライアントを変更することを特徴とするサーバーシス
    テム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のサーバーシステムにおい
    て、更に、アクセス要求を出した前記クライアントより
    優先順位の低いクライアントが無かったら前記クライア
    ントにはキャッシュを割り付けないことを特徴とするサ
    ーバーシステム。
JP7116826A 1995-05-16 1995-05-16 サーバーシステム Pending JPH08314779A (ja)

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