JPH0830752A - 非接触icカード - Google Patents

非接触icカード

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JPH0830752A
JPH0830752A JP6183030A JP18303094A JPH0830752A JP H0830752 A JPH0830752 A JP H0830752A JP 6183030 A JP6183030 A JP 6183030A JP 18303094 A JP18303094 A JP 18303094A JP H0830752 A JPH0830752 A JP H0830752A
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JP
Japan
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voltage
load circuit
control means
output
reference voltage
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JP6183030A
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Inventor
Nobuyuki Takahashi
伸幸 高橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作の安定性、記憶されるデータの信頼性を
向上させた非接触ICカードを提供する。 【構成】 受信コイル11、整流回路12を通してレギ
ュレータ13から出力電圧Vccの電源が内部のCPU等
の制御手段等に供給されるが、レギュレータの出力に、
CPUの動作時と同等又はそれ以上の電力を消費する負
荷回路16を接続する。そして、電圧検出器14は電源
電圧Vccを監視して行うCPU15のリセット状態の解
除を、負荷回路が動作状態で電力消費している時の電源
電圧Vccが基準電圧VA 以上になってCPU動作時の電
力消費に対して安定的に電力供給できる様になった時点
で行う。そして負荷回路の動作も停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末装置からの電磁波
により非接触で電源の供給を受ける非接触ICカードに
関し、詳しくは、カード内部の処理動作の開始時点を適
正化することより、端末装置との通信において、動作の
安定性、信頼性を向上させた非接触ICカードに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、非接触のICカードにおいて、カ
ード内にバッテリを持たないで、外部機器から発生させ
た電磁波をカード内に設けたアンテナで受けて電気エネ
ルギーに変換し、それをカードの電源に使用するタイプ
の非接触ICカードがある。しかし、アンテナから得ら
れる電源電圧は外部機器との距離に左右されるため、定
電圧化した後、カード内部のCPU等の制御手段に供給
している。
【0003】図2は、このような従来の非接触ICカー
ドの電源部分の概略を示す構成図である。同図におい
て、端末装置2側では送信アンテナとしての送信コイル
21から電源用の電磁波を送信する。非接触ICカード
1側では、受信アンテナとしての受信コイル11でその
電磁波を受信し、受信コイルに発生した電力を整流回路
12で整流後、レギュレータ13により定電圧化する。
レギュレータの出力電圧Vccは電圧検出器14により監
視されており、電圧検出器14は、所定の基準電圧と比
較することで出力電圧VccがCPU15の動作に耐えう
る十分な電圧に達したと判定した時に、判定信号により
CPU15のリセット状態を解除する。
【0004】図2に示す従来の非接触ICカードの電源
部分の動作を説明する。先ず、ICカードを電磁波を発
生している端末装置の送信コイルに近づけると、ICカ
ードは送信コイルから発信されている電磁波を受信コイ
ルで受けて、電磁誘導により受信コイルに交流電流が発
生する。この交流電流を整流回路にて整流した後、レギ
ュレータにて定電圧化する。この際、ICカードを端末
装置の送信コイルに近づけるに従い、受信コイルに発生
する交流電圧は上昇する。従って、レギュレータからの
出力電圧Vccも、まだICカードが送信コイルに十分に
近づいてない時は、所定の電圧が出力されておらず、C
PUを動作させるには不十分な低い電圧となっている。
そして、ICカードが送信コイルに十分に近づいてレギ
ュレータからの出力電圧Vccが所定の電圧に達し、さら
に送信コイルに近づいたとしても出力電圧Vccはレギュ
レータにより所定の電圧に抑えられ、定電圧化された出
力電圧Vccとして出力される。そこで、CPUに対して
処理動作を開始できる電源条件が成立した事を知らしめ
るべく、電圧検出器によりレギュレータの出力電圧Vcc
を監視しており、電圧検出器は所定の電圧に達したら判
定信号によりCPUに対してリセット状態の解除を指令
する。そして、CPUは所定の動作を開始することを行
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の電源回路では、ICカードの動作の安定性、ひい
ては送受信され又メモリに記憶されるデータの信頼性の
点で満足すべき性能が得られなかった。すなわち、レギ
ュレータの出力電圧が或る一定値に達すると、電圧検出
器はCPUに対してリセットを解除するが、電源の供給
能力が低い場合においては、リセットが解除されてCP
Uが動作を開始すると、CPUの消費電流が増してレギ
ュレータの出力電圧が低下し、リセットがかかった元の
状態に戻ってしまうことがある。その結果、レギュレー
タの出力電流がCPUの動作に十分耐えられるほど供給
できるまでは、CPUの動作が安定しないという問題が
あった。
【0006】そこで、本発明は、電圧検出器が、CPU
等の動作に所定の電圧を必要とし、動作時には停止時よ
りも電力消費が大きい制御手段に対してリセット状態を
解除するタイミングを、電源部分が十分に安全な電力を
供給できる能力を有する状態になってから行う様にし
て、制御手段の動作の安定性やデータの信頼性を向上さ
せた非接触ICカードを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の非接触ICカードは、CPU等の動作に所
定の電圧を必要とする制御手段に対して、外部装置から
発生された電磁波を受信したアンテナに生じる電力を内
部電源として利用する、非接触ICカードにおいて、電
力エネルギーを受信するアンテナと、アンテナで得られ
た交流電流を整流する整流回路と、整流回路で得られた
直流電流を定電圧化するレギュレータと、レギュレータ
の出力に接続されて、制御手段の動作時と同等又はそれ
以上の電力を負荷回路動作時に消費する負荷回路と、レ
ギュレータの出力電圧VCCを監視して出力電圧VCCが基
準電圧VA 以上であるか否かの判定信号を出力し、負荷
回路が動作状態の時の出力電圧VCCが基準電圧VA 以上
であるとする判定信号に基づいて、制御手段のリセット
状態の解除と負荷回路の動作状態の停止との指令を直接
的又は間接的に行う電圧検出器と、を備えた構成とする
ものである。
【0008】また、上記非接触ICカードにおいて、レ
ギュレータの出力電圧VCCが基準電圧VA より低い時に
は負荷回路は動作状態となっており、電圧検出器は、判
定信号を負荷回路及び制御手段に対して出力し、出力電
圧VCCが基準電圧VA 以上であるとする判定信号に基づ
いて、制御手段のリセット状態の解除と負荷回路の動作
状態の停止との指令を直接的に行う電圧検出器とする構
成でもある。
【0009】また、前記非接触ICカードにおいて、レ
ギュレータの出力電圧VCCが基準電圧VA より低い時に
は負荷回路は動作状態となっており、電圧検出器と制御
手段間及び電圧検出器と負荷回路間に介在して、所定の
時間をカウントするタイマ回路を備え、電圧検出器は判
定信号をタイマ回路に対して出力し、タイマ回路は電圧
検出器の判定信号を入力信号として、出力電圧VCCが基
準電圧VA 以上であるとする判定信号に基づいて、カン
ウト動作を開始し、所定時間経過後に、制御手段のリセ
ット状態の解除と負荷回路の動作状態の停止との指令を
前記判定信号発生時刻から遅らせて行うことで、電圧検
出器は、制御手段のリセット状態の解除と負荷回路の動
作状態の停止の指令動作を間接的に行う電圧検出器とす
る構成でもある。
【0010】また、前記非接触ICカードにおいて、電
圧検出器の基準電圧VA よりも低い基準電圧VB を基準
電圧としてレギュレータの出力電圧Vccが基準電圧VB
以上であるか否かを監視し出力電圧VCCが基準電圧VB
以上であるとする判定信号に基づいて負荷回路を動作状
態とする第2の電圧検出器を備え、前記電圧検出器は、
基準電圧VA に基づく判定信号を負荷回路及び制御手段
に対して出力し、出力電圧VCCが基準電圧VA 以上であ
るとする判定信号に基づいて、制御手段のリセット状態
の解除と第2の電圧検出器によって動作状態となった負
荷回路の動作状態の停止との指令を直接的に行う電圧検
出器とする構成でもある。
【0011】
【作用】本発明の非接触ICカードにおいては、電圧検
出器は、CPU等の制御手段のリセット状態を解除を指
令する前に、予め制御手段の動作状態と同程度又はそれ
以上の電流を消費する負荷回路を動作状態としてレギュ
レータから出力される電力を消費した状態でレギュレー
タの出力電圧VCCが十分な電圧であるか否かを基準電圧
A と比較して判定する。そして、出力電圧VCCが基準
電圧VA 以上になると判定信号により負荷回路の動作状
態を停止して負荷回路の電力消費動作を停止させて、制
御手段に対してリセット状態の解除を指令する。従っ
て、制御手段の動作開始による電源電圧の低下は発生せ
ず、安定的な電源を供給できる。
【0012】また、タイマ回路を備えることにより、レ
ギュレータの出力電圧が所定値以上になってから、さら
に一定時間経過した後に制御手段のリセット状態の解除
が指令されるため、この間にさらに非接触ICカードが
外部装置のアンテナに近づき、より安定的且つ信頼性を
有する時点で制御手段の動作の開始が行われる。また、
第2の電圧検出器を備えることにより、負荷回路の動作
開始電圧を任意に設定可能となり、負荷回路の構成要素
として、回路動作に一定電圧以上を要する例えばロジッ
ク回路等を使用して負荷回路を構成できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の非接触ICカードの実施例を
図を参照してさらに具体的に説明する。図1は本発明の
非接触ICカードの一実施例の概略を示すブロック図で
ある。同図において、2は端末装置、21は端末装置が
備える電力供給を行う送信アンテナとしての送信コイル
である。そして、1が本発明の非接触ICカードであ
り、同図ではその電源部分の概略構成を示す(他の部分
については従来公知の非接触ICカードと同様であり省
略する)。11は受信アンテナとしての受信コイル、1
2は整流回路、13はレギュレータ、14は電圧検出
器、15は制御手段であるCPU、16はレギュレータ
の出力に接続されその動作を電圧検出器により制御され
ている負荷回路である。
【0014】図1に例示する本発明の非接触ICカード
の動作を説明する。先ず、ICカード1を電磁波を発生
している端末装置2の送信コイル21に近づけると、I
Cカードは送信コイルから発信されている電磁波を受信
コイル11で受けて、電磁誘導により受信コイルに交流
電流が発生する。この交流電流を整流回路12にて整流
した後、レギュレータ13にて定電圧化する。この際、
ICカードが端末装置の送信コイルに近づくに従い、受
信コイルに発生する交流電圧は上昇する。従って、IC
カードが送信コイルにまだ十分に近づいてない時は、レ
ギュレータからの出力電圧は所定の電圧が出力されてお
らず、CPUを動作させるには不十分な出力電圧となっ
ている。このため、レギュレータからの出力電圧は、電
圧検出器14によって監視されている。電圧検出器は、
レギュレータの出力電圧VCCを或る一定の基準電圧VA
と比較して、出力電圧VCCが基準電圧VA 以上であるか
否かを判定信号として出力している。
【0015】また、レギュレータの出力に接続された負
荷回路は、最初のCPUが動作を開始していない時点、
すなわち、出力電圧VCCが基準電圧VA 未満の時点で
は、電圧検出器の判定信号によって負荷回路は動作状態
となっており、CPUの動作時と同等又はそれ以上の電
流を消費する状態となっている。なお、負荷回路は、例
えば、単純な構成としては、抵抗素子と、該抵抗素子と
レギュレータの出力との接続を判定信号により開閉す
る、トランジスタ等を用いたスイッチング素子と、から
なるものである。スイッチング素子が閉状態で負荷回路
が動作状態でない時は、電流を消費しないか、または消
費電流が極めて小さくなる。そして、ICカードが端末
装置の送信コイルに近づいて出力電圧VCCがVA 以上に
なれば、電圧検出器は判定信号により、負荷回路16に
対して負荷動作の停止を指令して電流消費を停止させ、
また、CPU15に対してはリセット状態の解除の指令
を行う。
【0016】かくして、電圧検出器は、負荷回路が動作
状態の時の出力電圧VCCが基準電圧VA 以上であるとす
る判定信号に基づいて、CPUのリセット状態の解除と
負荷回路の動作状態の停止との指令を直接的に行う。そ
して、CPUの動作開始による電源電圧の低下は発生せ
ず、安定的な電源を供給できることとなる。
【0017】図3は、タイマ回路を備えた本発明の非接
触ICカードの他の実施例の概略を示すブロック図であ
る。すなわち、1が本発明の非接触ICカードである
(電源部分を主として示す)。11は受信アンテナとし
ての受信コイル、12は整流回路、13はレギュレー
タ、14は電圧検出器、15はCPU、16は負荷回
路、17は所定の時間をカウントするタイマ回路であ
る。
【0018】図3に例示する本発明の非接触ICカード
の動作を説明する。なお、図1に例示した一実施例と同
様な部分の説明は省略する。この実施例では電圧検出器
の、出力電圧VCCが基準電圧VA 以上になったとする判
定信号により、直ちにCPUのリセット状態の解除と負
荷回路の動作の停止を行わずに、タイマ回路により所定
時間経過した後に、タイマ回路を介して間接的に行うも
のである。
【0019】電圧検出器は、出力電圧VCCと基準電圧V
A とを比較した判定信号をタイマ回路に出力し、タイマ
回路は前記判定信号を受けて、出力電圧VCCが基準電圧
A以上になったとする判定信号により、所定の時間を
カウントするタイマ動作を開始する。そして、タイマ回
路は所定の時間が経過した後に、負荷回路16に対して
負荷動作の停止を指令して電流消費を停止させ、また、
CPU15に対してはリセット状態の解除の指令を行
う。このようにして、電圧検出器はタイマ回路を介し
て、CPUのリセット状態の解除と負荷回路の動作状態
の停止の指令動作を間接的に行う。従って、タイマ回路
により、レギュレータの出力電圧が所定値以上になって
から、さらに一定時間経過した後にCPUのリセット状
態の解除が指令されるため、この間にさらに非接触IC
カードが外部装置のアンテナに近づき、より安定的且つ
信頼性を有する時点でCPUの動作の開始が行われるこ
ととなる。
【0020】図4は、第2の電圧検出器も備えた本発明
の非接触ICカードの他の実施例の概略を示すブロック
図である。すなわち、1が本発明の非接触ICカード
で、(電源部分を主として示す)、11は受信アンテナ
としての受信コイル、12は整流回路、13はレギュレ
ータ、14は電圧検出器、15はCPU、16は負荷回
路、14aは電圧検出器14の基準電圧VA よりも低い
基準電圧VB を用いる第2の電圧検出器である。
【0021】図4に例示する本発明の非接触ICカード
の動作を説明する。なお、図1に例示した実施例と同様
な部分の説明は省略する。今までの実施例では、負荷回
路は電源電圧VCCが基準電圧VA 未満の時には負荷動作
状態であったが、本実施例では負荷回路は第2の電圧検
出器の基準電圧VB 以上且つ基準電圧VA 未満の条件が
成立した時に負荷動作状態となる。従って、ICカード
が端末装置の送信コイルに近づいて出力電圧VCCがVB
以上になれば、第2の電圧検出器14aはその判定信号
により、負荷回路16に対して負荷動作の開始を指令し
て電流消費を行わせる。そして、さらにICカードが端
末装置の送信コイルに近づいて出力電圧VCCがVA 以上
になれば、電圧検出器14は判定信号により、負荷回路
16に対して負荷動作の停止を指令して電流消費を停止
させ、また、CPU15に対してはリセット状態の解除
の指令を行う。
【0022】かくして、電圧検出器は、第2の電圧検出
器によって負荷回路が動作状態になった時の出力電圧V
CCが基準電圧VA 以上であるとする判定信号に基づい
て、CPUのリセット状態の解除と負荷回路の動作状態
の停止との指令を直接的に行う。そして、CPUの動作
開始による電源電圧の低下は発生せず、安定的な電源を
供給できることとなる。
【0023】上記の第2の電圧検出器を備える利点は、
負荷回路の動作開始電圧を任意に設定することが可能と
なり、その結果、負荷回路の構成要素として、回路動作
に一定電圧以上を要する例えばロジックIC等を負荷回
路として使用することができ、CPUの動作開始前のロ
ジックICによる論理処理を行わせ且つ負荷回路として
電力消費を担わせることができる点にある。
【0024】なお、上述した各実施例は、制御手段とし
てCPUを有する非接触ICカードで説明したが、制御
手段としてCPUを持たずに、メモリ素子に格納するデ
ータの入出力処理等を行う制御回路を有するものや、或
いは動作に所定の電圧を必要とするメモリ素子等を有す
るタイプの非接触ICカードに対してもそれらの動作を
安定化して格納するデータの信頼性を向上させるために
有効であり、本発明の非接触ICカードは、このような
タイプの非接触メモリカードも包含するものである。
【0025】また、制御手段のリセット状態の解除と負
荷回路の動作状態の停止とのタイミング関係は、制御手
段のリセット状態の解除を負荷回路の動作状態の停止と
同時に、あるいは負荷回路の動作状態の停止後に行えば
より確実である。負荷回路の動作状態の停止を制御手段
のリセット状態の解除の後に行うと、一時的に多量の電
流を消費することとなり、アンテナから十分な電力供給
を受けてなければ電源電圧が低下して不安定となりやす
い。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の非接触ICカ
ードによれば、外部から無線により供給される電源が十
分に安定化してからCPU等の制御手段の動作を開始さ
せる為、ICカードの動作の安定性、記憶されているデ
ータの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明と非接触ICカードの一実施例の概略を
示すブロック図。
【図2】従来の非接触ICカードの概略を示すブロック
図。
【図3】本発明と非接触ICカードの他の実施例の概略
を示すブロック図。
【図4】本発明と非接触ICカードの他の実施例の概略
を示すブロック図。
【符号の説明】
1 非接触ICカード 11 受信コイル 12 整流回路 13 レギュレータ 14 電圧検出器 14a 第2の電圧検出器 15 CPU 16 負荷回路 17 タイマ回路 2 端末装置 21 送信コイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU等の動作に所定の電圧を必要とす
    る制御手段に対して、外部装置から発生された電磁波を
    受信したアンテナに生じる電力を内部電源として利用す
    る、非接触ICカードにおいて、 電力エネルギーを受信するアンテナと、アンテナで得ら
    れた交流電流を整流する整流回路と、整流回路で得られ
    た直流電流を定電圧化するレギュレータと、レギュレー
    タの出力に接続されて、制御手段の動作時と同等又はそ
    れ以上の電力を負荷回路動作時に消費する負荷回路と、
    レギュレータの出力電圧VCCを監視して出力電圧VCC
    基準電圧VA 以上であるか否かの判定信号を出力し、負
    荷回路が動作状態の時の出力電圧VCCが基準電圧VA
    上であるとする判定信号に基づいて、制御手段のリセッ
    ト状態の解除と負荷回路の動作状態の停止との指令を直
    接的又は間接的に行う電圧検出器と、を備えたことを特
    徴とする非接触ICカード。
  2. 【請求項2】 レギュレータの出力電圧VCCが基準電圧
    A より低い時には負荷回路は動作状態となっており、 電圧検出器は、判定信号を負荷回路及び制御手段に対し
    て出力し、出力電圧VCCが基準電圧VA 以上であるとす
    る判定信号に基づいて、制御手段のリセット状態の解除
    と負荷回路の動作状態の停止との指令を直接的に行う電
    圧検出器であることを特徴とする請求項1記載の非接触
    ICカード。
  3. 【請求項3】 レギュレータの出力電圧VCCが基準電圧
    A より低い時には負荷回路は動作状態となっており、 電圧検出器と制御手段間及び電圧検出器と負荷回路間に
    介在して、所定の時間をカウントするタイマ回路を備
    え、 電圧検出器は判定信号をタイマ回路に対して出力し、 タイマ回路は電圧検出器の判定信号を入力信号として、
    出力電圧VCCが基準電圧VA 以上であるとする判定信号
    に基づいて、カンウト動作を開始し、所定時間経過後
    に、制御手段のリセット状態の解除と負荷回路の動作状
    態の停止との指令を前記判定信号発生時刻から遅らせて
    行うことで、 電圧検出器は、制御手段のリセット状態の解除と負荷回
    路の動作状態の停止の指令動作を間接的に行う電圧検出
    器であることを特徴とする請求項1記載の非接触ICカ
    ード。
  4. 【請求項4】 電圧検出器の基準電圧VA よりも低い基
    準電圧VB を基準電圧としてレギュレータの出力電圧V
    ccが基準電圧VB 以上であるか否かを監視し出力電圧V
    CCが基準電圧VB 以上であるとする判定信号に基づいて
    負荷回路を動作状態とする第2の電圧検出器を備え、 前記電圧検出器は、基準電圧VA に基づく判定信号を負
    荷回路及び制御手段に対して出力し、出力電圧VCCが基
    準電圧VA 以上であるとする判定信号に基づいて、制御
    手段のリセット状態の解除と第2の電圧検出器によって
    動作状態となった負荷回路の動作状態の停止との指令を
    直接的に行う電圧検出器であることを特徴とする請求項
    1記載の非接触ICカード。
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