JPH08307167A - 補償オフセット電圧を必要としない電圧コンパレータ - Google Patents

補償オフセット電圧を必要としない電圧コンパレータ

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JPH08307167A
JPH08307167A JP8097240A JP9724096A JPH08307167A JP H08307167 A JPH08307167 A JP H08307167A JP 8097240 A JP8097240 A JP 8097240A JP 9724096 A JP9724096 A JP 9724096A JP H08307167 A JPH08307167 A JP H08307167A
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input
transistor
gate
input voltage
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JP8097240A
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Kameran Azadet
アザデット カメラン
Alexander G Dickinson
ジー.デッキンソン アレキサンダー
David A Inglis
エー.イングリス ディヴィッド
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AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/22Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral
    • H03K5/24Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude
    • H03K5/2472Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude using field effect transistors
    • H03K5/249Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude using field effect transistors using clock signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/005Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements using switched capacitors, e.g. dynamic amplifiers; using switched capacitors as resistors in differential amplifiers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、一般に、電圧コンパレータに関
し、特に、補償オフセット電圧を必要としない電圧コン
パレータに関する。 【解決手段】 第一の入力電圧を、第二の入力電圧と比
較する方法と装置。本発明の1つの実施例において、第
一の入力電圧は、第一トランジスタと第二トランジスタ
を流れている第一の電流に変換される。第二の入力電圧
は、第一の電流が引き続き第二トランジスタを流れ続け
ている間、第一トランジスタを流れている第二電流に変
換される。第一電流と第二電流との差を表す差電流が生
成される。差電流の値に基づいて第一と第二入力電圧の
内大きい方の電圧を表示する表示信号が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、電圧コ
ンパレータに関し、特に、補償オフセット電圧を必要と
しない電圧コンパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】公知のアナログ電圧コンパレータは、差
動の対のトランジスタを使って組み立てられていること
がよくある。そういったトランジスタでは、比較される
電圧は、それぞれ、別々の入力トランジスタに供給され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本形状の1つの限界点
は、異なるトランジスタ間で、やもえないことだが、特
性に差異があるため(つまり、トランジスタの不整
合)、固有のオフセット誤差がでるということである。
このオフセット誤差は、しばしば、10mV程になるこ
とがあるが、これは、多くのアプリケーションにとって
大きすぎる。例えば、1ボルトがデータ8ビットに相当
し、256個の別個の状態を生じさせるとすれば、わず
か4mV程でも隣接状態を分離させる。明らかに4mV
以上の誤差は、しばしば、許容範囲を超える。
【0004】補償電圧を供給することによってオフセッ
ト誤差を補償するコンパレータは公知であるが、これら
のコンパレータは、さらに回路を追加しなくてはなら
ず、よって甚だしく複雑である。そういったコンパレー
タの一例については、E.A.ビットツの「ダイナミッ
ク・アナログ技術」、通信用VLSI回路(Y.P.テ
ィビディスとP.アントグネッティの共同編集による、
プレンティス・ホール社出版、1995年)の中に示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、第一の入力
電圧を第二の入力電圧と比較するための方法と装置であ
る。本発明はトランジスタ間の不整合といった問題を克
服した。これは、補償オフセット電圧を必要とせず、よ
って回路を追加する必要がない。本発明では、2つの異
なるトランジスタよりむしろ、同一の入力トランジスタ
に第一と第二の入力電圧を付加するすることによって、
この点を克服することができた。その結果、比較を行っ
ている2つの電圧は、同一の環境を共有し、その結果、
トランジスタの不整合といった問題は起こらない。
【0006】本発明の方法によると、第一の入力電圧
は、第一の電流に変換される。この電流は、第一のトラ
ンジスタと第二トランジスタを貫通して流れている。第
一の電流が引き続き第二トランジスタを流れている一
方、第二の入力電圧は、第一のトランジスタを流れる第
二の電流に変換される。第一の電流と第二の電流との差
を表す差電流が発生する。差電流の値に基づいて、第一
と第二の入力電圧の内大きい方の電圧を表示する表示信
号が生成される。
【0007】本発明の1つの特定の実施例において、そ
の装置は、第一の極性を持つ第一のトランジスタを含
む。第一のトランジスタは、ドレーン・ソース間経路、
第一と第二の入力電圧を選別して、受け取るためのゲー
トと、第一の供給電圧を受け取るための第一のソース端
末とを有する。切り換え素子が、第一と第二入力電圧
を、第一のトランジスタのゲートに選別して印加するの
に取り付けられている。また、第一の極性と反対の極性
を持つ第二トランジスタが取り付けられている。第二ト
ランジスタは、第一トランジスタのドレーン・ソース間
経路に直列に連結されたドレーン・ソース間経路と、第
二の供給電圧を受け取るための第二のソース端末を有す
る。出力端末は、第一と第二トランジスタのドレーンに
連結されている。第二トランジスタのゲートを、出力端
末に選別して連結させるためのスイッチが取り付けられ
ている。
【0008】本発明の1つの代替実施例において、第一
の入力電圧は、オフセット電圧によってオフセットされ
ているが、蓄積電圧として蓄積される。また、オフセッ
ト電圧でオフセットされた第二の入力電圧と蓄積電圧と
の間で差電圧が発生する。差電圧に比例した出力信号が
生成される。その出力信号は、第一と第二の入力電圧の
内大きな方の電圧を表示する。本発明の1つの実施例に
おいて、これらのステップは、反転入力、非反転入力お
よび出力を有する演算増幅器を含む装置を使って行われ
る。切り換え素子が、第一と第二の入力電圧を選別して
演算増幅器の非反転入力に印加する。コンデンサは、演
算増幅器の反転入力に連結された第一の端末と、供給電
圧を受け取るための第二の端末を有する。スイッチは、
演算増幅器の出力を選別して演算増幅器の反転入力に連
結させる。
【0009】本発明の他の代替実施例において、第一の
入力電圧は、オフセット電圧によってオフセットされて
いるが、蓄積電圧として蓄積される。また、第二の入力
電圧も、オフセット電圧によってオフセットされ、オフ
セット第二の電圧を形成する。蓄積電圧とオフセット第
二の電圧との差を表す出力信号が生成される。その出力
信号は、第一と第二の入力電圧の内大きい方の電圧を表
示する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の1つの実施例に
よって構成された代表的な電圧コンパレータ2である。
比較される入力電圧V1 とV2 は、それぞれ、スイッチ
4と5を介して第一のMOSトランジスタ3のゲートに
選別して連結される。つまり、入力電圧V1 とV2 は、
スイッチ4と5を交互に開閉させて、第一トランジスタ
3のゲートに順次方向付けされる。第一MOSトランジ
スタ3は、例えば、大地電位である第一の電圧供給源V
SSに接続され、そのソース端末を有する。第一トランジ
スタ3のドレーンは、第二のMOSトランジスタ6のド
レーンに連結されている。第二のMOSトランジスタ6
のソースは、第二の電圧供給源VDDに接続されており、
この電圧供給源は、第一の電圧供給源VSSよりも高い電
位に維持されている。電圧コンパレータ2の出力端末9
は、第一と第二トランジスタ3と6のドレーンの中間に
取り付けられているノードに接続されている。第二のM
OSトランジスタ6のゲートは、スイッチ7を介して出
力端末9に選別して連結される。技術に熟練した者には
認識できるように、スイッチ7が閉の時、第二のMOS
トランジスタはダイオード取り付け形状になっている。
また、第二のMOSトランジスタのゲートが、任意でコ
ンデンサ8と接続され、次にこのコンデンサが、例え
ば、第二の電圧供給源VDDといった一定の基準電圧に接
続される。コンデンサ8は、第二のMOSトランジスタ
6の寄生または固有のゲート・ソース間の静電容量が、
第二トランジスタ6のゲートでその電圧を維持するのに
十分でない場合、便宜的に用いられる。そのコンデンサ
8は、従来のコンデンサまたはゲートとトランジスタ基
板間で、静電容量が上昇するMOSトランジスタといっ
た電荷蓄積装置である。
【0011】第一と第二のMOSトランジスタ3と6
は、反対の極性を有する。よって、図1に示された本発
明の代表的な実施例において、第一のMOSトランジス
タ3は、n−MOSトランジスタであり、第二のMOS
トランジスタ6は、p−MOSトランジスタである。代
わって、第一MOSトランジスタ3は、p−MOSトラ
ンジスタであり、第二MOSトランジスタ6は、n−M
OSトランジスタである。この後者の場合、第一の電圧
供給源VSSは、第二の電圧供給源VDDよりも高い電位で
なくてはならない。
【0012】操作中、スイッチ4、5と7は、最初、開
の状態である。スイッチ4と7は、次に閉にされ、第一
の入力電圧V1 を第一トランジスタ3のゲートに印加す
る。MOSトランジスタ内では、ドレーン・ソース間電
流Idsは、印加されたゲート・ソース間電圧Vgsによっ
て異なってくる。よって、入力電圧V1 は、実際に、第
一トランジスタ3のソース・ドレーン間経路を流れる電
流Ids(V1 )に変換される。第一と第二のトランジス
タ3と6が、直列に接続されているため、第一トランジ
スタ3を流れている電流Ids(V1 )は、また、第二ト
ランジスタ6にも流れる。スイッチ7が閉の時に、第二
トランジスタ6はダイオードを取り付けているために、
第二トランジスタ6を流れている電流Ids(V1 )によ
り、電圧Vgsが第二トランジスタ6のゲートとソース間
に生じる。この電圧は、トランジスタの寄生ゲート・ソ
ース間静電容量と、おそらくは、もし使用されていれ
ば、コンデンサ8によっても、第二トランジスタ6で維
持または、蓄積される。今度は、スイッチ7が、開にさ
れ、第二トランジスタ6を流れる電流Ids(V1 )が蓄
積電圧によって維持される。
【0013】次の操作段階では、スイッチ4が開にさ
れ、スイッチ5が閉にされる。その結果、第二の入力電
圧V2 は、第一トランジスタ3のゲートに印加される。
第一の入力電圧V1 が、第一トランジスタ3を流れてい
る電流に変換された前述のステップと同様に、今度も、
第二入力電圧V2 が、第一トランジスタ3を流れる電流
ds(V2 )を発生させる。これにより、電流Ids(V
2 )が第一トランジスタ3を流れる一方で、今度は電流
ds(V1 )が、第二トランジスタ6を流れる。もし、
電流Ids(V1 )とIds(V2 )が、同一でない場合、
コンパレータ2の出力端末9で、差電流が発生する。そ
の差電流は、コンパレータ2の無負荷出力を飽和状態に
させる。すなわち、コンパレータ出力端末9は、電流I
ds(V1 )とIds(V2 )が同じでない場合は、供給電
圧VSSまたはVDDのいずれか1つと等しい電圧を供給す
る。特に、電流Ids(V1 )が電流Ids(V2 )より高
い場合、コンパレータ出力端末9は、電圧VDDとなる。
もし電流Ids(V1 )が電流Ids(V2 )より低い場
合、コンパレータ出力端末9は、電圧VSSとなる。これ
により、コンパレータ出力端末9に生ずる電圧は、第一
の入力電圧V1 が第二入力電圧V2 より高いか、低いか
を表示する。
【0014】要約すると、コンパレータは、その操作
中、2つの別々の期間を体験する。転送期間と呼ばれる
第一の期間では、第一の入力電圧が、コンパレータに印
加され、第二トランジスタ6に転送され、コンデンサの
中に蓄積される。比較期間と呼ばれるその後の期間で
は、第二入力電圧が、コンパレータに印加され、そのコ
ンパレータは、第一と第二の入力電圧の内大きい方の電
圧を表示する出力電圧を発生させる。
【0015】コンパレータ2は、いろいろなモードで操
作される。1つのモードで、例えば、第一の入力電圧V
1 といった入力電圧は、経時的に一定の数値を有する。
まずスイッチ4と7を閉にして、次に、また開にするこ
とによって、一定の入力電圧V1 が第二トランジスタ6
に転送された後、スイッチ5を閉の状態にしておくこと
によって、このモードで、第二入力電圧を、絶えずコン
パレータに印加することができる。このように、コンパ
レータは、その比較期間中、その状態になっており、そ
の結果、第二入力電圧V2 は、常時、一定の入力電圧V
1 と比較される。
【0016】第二の操作モードでは、入力電圧は変数で
ある。このモードでスイッチ4と7は、一緒に操作され
るが、毎回比較を行うごとに、スイッチ5を使って交互
に開と閉とに切り換えなくてはならない。それにより、
コンパレータ2は、転送期間と比較期間とに交互に切り
換えられる。その結果、比較期間が終了するごとに、入
力電圧V1 とV2 の新しい値が入力され、比較される。
動的電力規定がこのモードではより低く、かつ連続切換
えによりノイズが発生するために、入力電圧の1つだけ
が、変数となる場合はいつでも、第一の操作モードが便
宜的に使われる。
【0017】図2は、図1に示された実施例と類似した
本発明の代替実施例を示す。但し、直列で接続されたト
ランジスタ40と41を含むソース・フォロアが、第一
トランジスタ43のゲートとスイッチ44と45との間
に挿入されている点が異なる。そのソース・フォロア
は、第一の電圧供給源VSSからのノイズを減らすために
使われるが、そのノイズは、電流が抵抗率ゼロ以外の供
給レールに注入される時いつでも生ずる。このノイズ
は、ノイズを受けない基準電圧Vref をトランジスタ4
0のゲートに印加することによって、低減させることが
できる。基準電圧Vre f は、電圧供給源Vssよりも簡単
にノイズを遮断することができる。というのも、Vss
異なり、基準電圧Vref だけが、電圧を供給し、電流を
引き出さないからである。
【0018】図2に示される通り、トランジスタ40の
ソースは、第一の供給電圧VSSに接続されており、トラ
ンジスタ41のドレーンは、第二の供給電圧VDDに接続
されている。トランジスタ40のドレーンは、トランジ
スタ41のソースに接続されている。基準電圧は、トラ
ンジスタ40のゲートに供給され、比較されている入力
電圧V1 とV2 は、それぞれスイッチ44と45を介し
てトランジスタ41のゲートに選別されて入力される。
トランジスタ40と41は、操作特性が同じになるよう
に、同じ寸法にしなくてはならない。第一トランジスタ
43のゲートは、トランジスタ40のドレーンと、トラ
ンジスタ41のソースとの間に取り付けられたノードに
接続されている。
【0019】以下の議論は、図2に示されたコンパレー
タが、いかにソース・フォロアによってノイズを遮断す
るかを説明する。第一トランジスタ43のゲートの電圧
は、Vin−(Vref −VSS)と表される。但し、V
inは、スイッチ44かスイッチ45のいずれかが、閉に
なっているかによって、V1 かV2 のいずれかと等しい
ものとする。第一トランジスタ43のソースの電圧はV
SSと等しい。従って、第一トランジスタ43のゲートと
ソースとの間の電圧Vgs43は、Vin−Vref となり、
よって、第一トランジスタ43への入力電圧は、供給電
圧VSSとは独立している。
【0020】基準電圧は、トランジスタ40がその電圧
のままであるように、トランジスタ40のしきい電圧と
同じか、またはそれ以上であるように選択しなくてはな
らない。しかし、以下に説明する通り、基準電圧が上昇
すると、コンパレータによって比較できる電圧の範囲が
低下する。従って、コンパレータの入力動的範囲(つま
り、電圧Vinの下限)を最大限にするために、しきい電
圧よりあまり大きくない、基準電圧を選択しなくてはな
らない。以下に示す分析により、なぜ、基準電圧が上昇
するにつれて入力動的範囲が低下するかを説明する。
【0021】図2を検討すると、以下の等式が導かれ
る。 Vin−VSS=VGS41+VGS43 (1) 但し、VGS41と、VGS43は、それぞれトランジスタ41
と43のゲート・ソース間電圧を表し、その他の電圧に
ついては前にすでに定義されている。トランジスタ43
のゲート・ソース間電圧は、トランジスタがOFFにな
らないように、しきい電圧より大きくなくてはならな
い。 VGS43>Vth (2) よって、方程式(1)は、以下の通り、 Vin−VSS>VGS41+Vth (3) トランジスタ40のゲート・ソース間電圧は、以下の通
り。 VGS40=Vref−VSS (4) トランジスタ40と41は同じサイズであるため、 VGS40=VGS41 (5) VGS41を排除するために方程式(4)と(5)を使って
方程式(3)を書き直すと、以下の通り。 Vin>Vref+Vth (6) 方程式(6)により、図2に示されたコンパレータ用入
力電圧V1 とV2 の最低許容値は、Vref +Vthとな
る。従って、前述の通り、入力動的範囲を最大限にする
には、基準電圧Vref を最小限に抑えなくてはならな
い。
【0022】もちろん、実際には、コンパレータ出力
が、印加され、その結果、出力電圧は、Ids(V2 )と
ds(V1 )との差を示す差電流が小さい場合、VDD
SSのいずれかに達することはない。これにより、利得
を上げ、その結果、コンパレータの感度を上げるには、
図3に示される縦続構造が使われる。図3は、図1のコ
ンパレータ2つを縦続接続した二段コンパレータを示
す。一般に、N段のコンパレータが使われるということ
は通常の技術に熟練した者には認識されるだろう。但
し、Nは縦続接続される個々のコンパレータの所望の数
を示す。図3に示されたコンパレータは、第一コンパレ
ータ30の出力端末32を、第二コンパレータ31内の
第一トランジスタ34のゲートに連結することによって
縦続接続される。図1に示された単一段のコンパレータ
と同じ方法で、縦続接続されたコンパレータは作動す
る。但し、第一と第二コンパレータ30と31内にある
第二トランジスタのゲートを、出力端末32と37にそ
れぞれ接続しているスイッチ35と36は共に、同調し
て作動しなくてはならない。N段のコンパレータの利得
は、A123 ,・・・,AN と等しくなる。但し、A
k はk段の電圧利得を示す。k段の電圧利得Ak は、k
段の入力(つまり、k段での第一トランジスタのゲー
ト)で生じる所定の電圧変化に対しk段の出力で生じる
電圧変化と定義される。
【0023】図4は、演算増幅器20を取り入れた本発
明の代替実施例である。演算増幅器は、よく知られた公
知装置であり、これは、高い開ループ利得、高い入力イ
ンピーダンスおよび、低い出力インピーダンスを発生さ
せる。演算増幅器の特徴と構成についての詳細は、本発
明に含まれていない。よって、これ以上は、説明しない
ものとする。
【0024】図4に示す通り、演算増幅器は、供給電圧
SSとVDDに連結される。本発明の前回の実施例と比べ
て、演算増幅器の出力は、ほぼ完全にVSSとVDDとの間
で振動する。入力電圧V1 とV2 は、それぞれスイッチ
22と23を介して、演算増幅器20の非反転入力端末
21に選別して印加される。演算増幅器20の反転入力
端末24は、コンデンサ25に接続されている。コンデ
ンサ25は、従来のコンデンサまたは、MOSトランジ
スタといった電荷蓄積装置である。この中で、ゲートと
トランジスタ基板間で静電容量が上昇する。次に、コン
デンサ25が、一定電圧ソースに接続される。これは、
図4に示される通り、大地電位である。また、演算増幅
器20の反転入力端末24は、選別して、スイッチ27
を介して演算増幅器20の出力26とも接続可能であ
る。演算増幅器20の出力26は、電圧コンパレータの
出力として作動する。
【0025】図4に示されたコンパレータの操作は、図
1に示されるコンパレータのそれと同じである。つま
り、図4に示されるコンパレータは、その操作中に転送
期間と比較期間の両方を経験する。
【0026】転送期間中は、スイッチ22と27が共
に、閉になる。技術に熟練した者には認識できる通り、
演算増幅器の出力端末26に生ずる出力電圧Vout は以
下のように、表すことができる。 Vout=A(V+−V-+Voff) (7) 但し、Aは、適切な比例定数、V+ は非反転入力での電
圧、V−は、反転入力での電圧、Voff は、入力トラン
ジスタ間の不整合による演算増幅器に固有のオフセット
電圧を表す。V+ =V1 とV- =Vout になるように、
スイッチ22と27が、閉になっている場合、この方程
式を縮めると、以下の通り。 V-=[A/(A+1)](V1+Voff) (8) Aは理想的な演算増幅器にとって無限大であるため、こ
の方程式は、以下のように近似させることができる。 V-=V1+Voff (9) 方程式(9)が示す通り、スイッチ22と27が共に閉
になっている場合、反転入力端末24での電圧は、電圧
off によってオフセットされた第一の入力電圧V1
等しい。反転入力でのこの電圧は、コンデンサ25全体
に生ずる。転送期間中の第二部分で、スイッチ27は、
開になる。その結果、電圧V1 +Voff が、コンデンサ
全体にわたって蓄積される。
【0027】比較期間操作中、スイッチ22は、開にな
り、スイッチ23は、閉になる。その結果、第二入力電
圧V2 は、非反転入力端末V+ に生ずる。これを方程式
7に当て嵌めると、現在正と負の入力端末に生じている
電圧は、以下のように表される。 Vout=A(V2−(V1+Voff)+Voff)=A(V2−V1) (10)
【0028】従って、出力電圧Vout は、オフセット電
圧Voff と独立しており、出力電圧Vout の符号は、2
つの入力電圧の内大きい方の電圧を表示する。特に、本
発明の第一実施例に関して、出力電圧Vout は、V1
2 のどちらが電圧が高いかによって、演算増幅器に供
給される供給電圧VSSまたはVDDの1つと等しくなる。
N段のコンパレータが、図3に示されるのと同じ方法
で、図4に示された2つ以上の単一段のコンパレータを
縦続接続することにより、形成される。つまり、各演算
増幅器の出力は、その後の演算増幅器の非反転入力に連
結される。
【0029】図1〜図3に示された本発明の実施例は、
任意のMOSトランジスタから形成される。代わって、
これらの実施例は、従来のデジタル相補型MOS(CM
OS)プロセスを使って、モノリシック装置として形成
される。演算増幅器を使った図4に示される本発明の実
施例は、双極性かCMOSプロセス、またはその組み合
わせを含む、従来のプロセスによって組み立てられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成された、電圧コンパレータ
を示す図である。
【図2】ノイズを受けないようにするためソース・フォ
ロアを取り入れた電圧コンパレータの代替実施例を示す
図である。
【図3】図1に示された複数の電圧コンパレータが、利
得を上げるため縦続接続された本発明の他の代替実施例
を示す図である。
【図4】演算増幅器を取り入れた本発明のさらに他の代
替実施例を示す図である。
【符号の説明】
1、2 入力電圧 3、6 MOS 4、5、7 スイッチ 8 コンデンサ 9 出力端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレキサンダー ジー.デッキンソン アメリカ合衆国 07753 ニュージャーシ ィ,ネプチューン,サード アヴェニュー 17 (72)発明者 ディヴィッド エー.イングリス アメリカ合衆国 07733 ニュージャーシ ィ,ホルムデル,カーデナル ロード 12

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の入力電圧を第二の入力電圧と比較
    するための方法であって、 第一の入力電圧を第一トランジスタと第二トランジスを
    流れている第一の電流に変換するステップと、 前記第一の電流が引き続き前記第二トランジスタを流れ
    続けている一方、第二の入力電圧を前記第一トランジス
    タを流れる第二の電流に変換するステップと、 前記第一の電流と前記第二の電流との差を表す差電流を
    生じさせるステップと、 その差電流値に基づいて第一と第二入力電圧の内大きい
    方の電圧を表示する表示信号を発生させるステップとを
    含む方法。
  2. 【請求項2】 第一の入力電圧を変換するステップが、
    第一トランジスタのゲートに第一の入力電圧を印加する
    ステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第一の入力電圧が、第一トランジスタの
    ゲートから除去された後も引き続き第一電流が第二トラ
    ンジスタを流れ続けているように、第一電流に対応する
    電圧を蓄積するステップをさらに含む請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 第一入力電圧を、第一トランジスタのゲ
    ートから除去するステップをさらに含み、第二入力電圧
    を変換するステップは、第二入力電圧を第一トランジス
    タのゲートに印加するステップを含む請求項3に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 電圧蓄積ステップは、第一入力電圧を第
    一トランジスタのゲートに印加しながら、第二トランジ
    スタをダイオード取り付け形状に配列するステップを含
    む請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 配列するステップが、第二トランジスタ
    のゲートを表示信号を発生させる出力端末に選別して接
    続するステップを含む請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 表示信号は電圧信号を含む請求項6に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 第一入力電圧を、第二入力電圧と比較す
    るための装置であって、 ドレーン・ソース間経路と、第一と第二入力電圧を選別
    して受け取るためのゲートと、第一の供給電圧を受け取
    るための第一のソース端末とを有する第一の極性を持つ
    第一トランジスタと、 第一と第二入力電圧を第一トランジスタのゲートに選別
    して印加する切り換え素子と、 第一トランジスタのドレーン・ソース間経路に直列に連
    結されたドレーン・ソース間経路と第二供給電圧を受け
    取るための第二ソース端末とを有する第一極性と反対の
    極性を持つ第二トランジスタと、 第一と第二トランジスタのドレーンに連結された出力端
    末と、 第二トランジスタのゲートを出力端末に選別して連結す
    るスイッチとを含む装置。
  9. 【請求項9】 第二トランジスタのゲートに連結された
    第一の端末と供給電圧を受け取るための第二端末とを有
    する電荷蓄積装置をさらに含む請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 電荷蓄積装置は、コンデンサとトラン
    ジスタからなるグループから選択される請求項9に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 第一と第二の供給電圧を受け取るため
    の供給端末を有するソース・フォロアと、切り換え素子
    に連結された第一入力と、基準電圧を受け取るための第
    二入力と、第一トランジスタのゲートに連結された出力
    とをさらに含む請求項8に記載の装置。
  12. 【請求項12】 ソース・フォロアが、直列に接続され
    たソース・ドレーン間経路を有する第三と第四のトラン
    ジスタを含む請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記第一と第二の入力が、それぞれ、
    第三と第四の送信器のゲートを含む請求項12に記載の
    装置。
  14. 【請求項14】 第一入力電圧を第二入力電圧と比較す
    る装置であって、 少なくとも、N段のコンパレータ(N≧2)と、 少なくともN段のコンパレータの第一の段において、第
    一と第二の入力電圧を第一トランジスタのゲートに選別
    して印加するための切り換え素子とを含み、 前記コンパレータ段のそれぞれが、 ドレーン・ソース間経路と、入力電圧を受け取るための
    ゲートと、第一供給電圧を受け取るための第一ソース端
    末とを有する第一極性を持つ第一トランジスタと、 第一トランジスタのドレーン・ソース間経路に直列に連
    結されたドレーン・ソース間経路と、第二供給電圧を受
    け取るための第二ソース端末とを有する第一極性と反対
    の極性を持つ第二トランジスタと、 第一と第二トランジスタのドレーンに連結された出力端
    末と、 第二トランジスタのゲートを出力端末に選別して連結さ
    せるスイッチとを含み、 N段のコンパレータが、全てのkに関し、k段のコンパ
    レータの出力端末を、コンパレータ段k+1(但し、N
    −1≧k≧1)内で、第一トランジスタのゲートに連結
    させるように縦続接続された装置。
  15. 【請求項15】 前記N段のコンパレータの少なくとも
    1段は、第二トランジスタのゲートに連結された第一の
    端末と供給電圧を受け取るための第二の端末とを有する
    電荷蓄積装置をさらに含む請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 電荷蓄積装置が、コンデンサとトラン
    ジスタとからなるグループから選択される請求項15に
    記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記N段のコンパレータの少なくとも
    1段は、第一と第二の供給電圧を受け取るための供給端
    末を有するソース・フォロアと、上流コンパレータ段の
    出力端末に連結された第一入力と、基準電圧を受け取る
    ための第二入力と、前記N段のコンパレータの内少なく
    とも1段で第一トランジスタのゲートに連結された出力
    とをさらに含む請求項14に記載の装置。
  18. 【請求項18】 ソース・フォロアが直列に接続された
    ソース・ドレーン間経路を有する第三と第四トランジス
    トとを含み、前記第一と第二入力がそれぞれ、第三と第
    四トランジスタのゲートを含む請求項17に記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 第一入力電圧を第二入力電圧と比較す
    るための装置であって、 反転入力、非反転入力と出力とを有する演算増幅器と、 第一と第二入力電圧を演算増幅器の非反転入力に選別し
    て印加するスイッチと、 演算増幅器の反転入力に連結された第一端末と、供給電
    圧を受け取る第二端末とを有する電荷蓄積装置と、 演算増幅器の出力を演算増幅器の反転入力に選別して連
    結するスイッチとを含む装置。
  20. 【請求項20】 電荷蓄積装置が、コンデンサとトラン
    ジスタからなるグループから選択される請求項19に記
    載の装置。
  21. 【請求項21】 第一入力電圧を第二入力電圧と比較す
    る装置であって、 少なくともN段のコンパレータ(N≧2)と、 少なくともN段のコンパレータの第一の段において、第
    一と第二の入力電圧を演算増幅器の非反転入力に選別し
    て印加するための切り換え素子とを含み、 前記コンパレータ段のそれぞれが、 反転入力、非反転入力と出力を有する演算増幅器と、 演算増幅器の反転入力に連結された第一端末と、供給電
    圧を受け取るための第二端末とを有するコンデンサと、 演算増幅器の出力を演算増幅器の反転入力に選別して連
    結するためのスイッチとを含み、 N段のコンパレータが、全てのkに対して、k段のコン
    パレータの出力がコンパレータ段k+1(但し、N−1
    ≧k≧1とする)において、演算増幅器の非反転入力に
    連結されるように縦続接続されている装置。
  22. 【請求項22】 前記コンパレータ段の少なくとも1つ
    の段において、コンデンサが1つのトランジスタを含む
    請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 第一入力電圧を第二入力電圧と比較す
    る装置であって、 オフセット電圧によってオフセットされた第一入力電圧
    を蓄積電圧として蓄積するための手段と、 オフセット電圧によってオフセットされた第二入力電圧
    とその蓄積電圧との間の差動電圧を発生させるための手
    段と、 差動電圧に比例して出力信号を発生させるための前記発
    生手段に反応する手段とを含む装置。
  24. 【請求項24】 前記生成手段が、反転入力と非反転入
    力と出力とを有する演算増幅器を含む請求項23に記載
    の装置。
  25. 【請求項25】 前期蓄積手段が、演算増幅器の出力を
    演算増幅器の反転入力に選別してに連結させるスイッチ
    と、演算増幅器の反転入力に連結された第一端末を有す
    るコンデンサと供給電圧を受け取るための第二端末を含
    む請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 第一入力電圧を第二入力電圧と比較す
    るための方法であって、 オフセット電圧によってオフセットされた第一入力電圧
    を蓄積電圧として蓄積するステップと、 前記オフセット電圧によってオフセットされた第二入力
    電圧と蓄積電圧との差動電圧を発生させるステップと、 差動電圧に比例して出力信号を発生させ、前記出力信号
    は第一と第二入力電圧の内大きい方の電圧を表示するス
    テップとを含む方法。
  27. 【請求項27】 前記オフセット電圧が、演算増幅器に
    よって生成される請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 差動電圧が演算増幅器の反転と非反転
    入力全体にわたって生成される請求項27に記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 蓄積電圧がコンデンサ内に蓄積される
    請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 第一入力電圧を第二入力電圧と比較す
    るための方法であって、 オフセット電圧によってオフセットされた第一入力電圧
    を蓄積電圧として蓄積するステップと、 前記オフセット電圧によって第二入力電圧をオフセット
    してオフセット第二電圧を形成するステップと、 蓄積電圧とオフセット第二電圧との差を表示する出力信
    号を発生させ、前記出力信号が第一と第二入力電圧の内
    大きい方の電圧を表示するステップとを含む方法。
  31. 【請求項31】 前記表示信号が、前記差電流が複数の
    縦続コンパレータ段を通過した後の差動電流の値に基づ
    く請求項1に記載の方法。
JP8097240A 1995-04-21 1996-04-19 補償オフセット電圧を必要としない電圧コンパレータ Pending JPH08307167A (ja)

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