JPH0830495A - ファイル管理システム - Google Patents

ファイル管理システム

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JPH0830495A
JPH0830495A JP6163758A JP16375894A JPH0830495A JP H0830495 A JPH0830495 A JP H0830495A JP 6163758 A JP6163758 A JP 6163758A JP 16375894 A JP16375894 A JP 16375894A JP H0830495 A JPH0830495 A JP H0830495A
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JP
Japan
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segment
segments
file
storage means
movement
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Application number
JP6163758A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Hirata
好充 平田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のセグメントに分割されたファイルを複
数の記憶装置に分散して配置し、セグメントの配置情報
を一元管理するシステムにおいて、利用できる記憶装置
が増加したときに、効率よくファイルを再配置する。 【構成】 管理用端末6から利用可能な記憶装置14の
増加がディレクトリ管理装置1に通知されると、ディレ
クトリ管理装置は移動すべきセグメントを求め、移動前
後のセグメントの配置情報をデータ管理装置2に通知し
てセグメントの移動を要求する。要求を受けたデータ管
理装置2では移動に必要なセグメントの配置情報を移動
情報記憶部7に記憶しておき、記憶装置のアクセスが少
なくなった時点でセグメントを移動元の記憶装置から移
動先の記憶装置にコピーする。コピーが終わると、移動
完了をディレクトリ管理装置1に通知する。通知を受け
たディレクトリ管理装置1ではセグメントの配置情報を
更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つのファイルを複数
の記憶装置に分散して管理する時に用いられるファイル
管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画や静止画、音声などのサーバのよう
に同時に多数のアクセスが行われるファイル管理システ
ムでは、ファイルを分割して複数のディスク装置などの
記憶装置に分散して配置するほうが負荷が分散され、同
時アクセス数が増加する。また、記憶装置に高速にアク
セスするためにファイルを分割したセグメントがどの記
憶装置のどこに配置されているかという管理情報(以
降、セグメント配置情報と定義する)を一元的に管理す
る方法が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファイルをセグメント
に分割して複数の記憶装置に分散して配置する場合、フ
ァイルのアクセスに対して一つの記憶装置にアクセスが
集中しないように、セグメントを記憶装置にランダムに
配置するのが望ましいと考えられる。また、ファイルを
一度配置しても、システムで管理するファイルの数の増
加に伴い記憶装置を増加する必要が出てくる。このと
き、増加した記憶装置を含めて複数の記憶装置にランダ
ムにファイルのセグメントを再配置した方が負荷の分散
の点で望ましい。ただ、セグメントの再配置はシステム
を停止すれば可能なことは勿論であるが、サーバとして
利用されるようなシステムではシステムを動作させたま
ま再配置を行うことが望まれる。
【0004】そこで、本発明は、システムを動作させた
ままで、ファイルのセグメントを効果的に再配置するフ
ァイル管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に本発明のファイル管理システムは、セグメント配置情
報を一元的に管理する機能を有し、増加した記憶手段に
移動すべきセグメントを求めて、セグメントのデータを
記憶管理するデータ管理手段に通知し、データ管理手段
からセグメントの移動の完了を通知するメッセージを受
信するとセグメント配置情報を更新する機能を有するデ
ィレクトリ管理手段と、前記ディレクトリ管理手段から
受け取った情報に基づきセグメントを増加した記憶手段
にコピーする機能を有するデータ管理手段を備える。
【0006】
【作用】利用できる記憶手段が増加すると、ディレクト
リ管理手段はファイルを構成するセグメントのうち移動
すべきセグメントを決定し、データ管理手段に通知す
る。通知を受けたデータ管理手段では、通知を受けたセ
グメントの移動に係わる情報に基づいてセグメントを移
動元の記憶手段から移動先の記憶手段にコピーし、ディ
レクトリ管理手段にセグメントの移動の完了を通知す
る。通知を受けたディレクトリ管理手段では、移動を完
了したセグメントのセグメント配置情報を更新する。
【0007】
【実施例】図1に本発明によるファイル管理システムの
一実施例のブロック図を示す。管理用端末6はディレク
トリ管理装置1に接続されており、読み出し制御装置
5、はデータ管理装置2に接続しており、書き込み制御
装置4、読み出し制御装置5もディレクトリ管理装置1
に接続している。データ管理装置2はディレクトリ管理
装置1、書き込み制御装置4、読み出し制御装置5に接
続している。データ管理装置2では、外部とのメッセー
ジの送受信や、記憶装置11〜記憶装置14の制御、記
憶装置間を移動すべきセグメントの情報を記憶する移動
情報記憶部7の制御を行う制御部3が記憶装置11〜記
憶装置14、移動情報記憶部7に接続している。ディレ
クトリ管理装置1が請求項記載のディレクトリ管理手段
に相当し、データ管理装置2が請求項記載のデータ管理
手段に相当する。また、記憶装置11〜記憶装置14が
請求項記載の記憶手段に相当し、移動情報記憶部7が請
求項記載の移動情報記憶手段に相当する。また、ディレ
クトリ管理装置1にはファイル毎のセグメント数も記憶
管理している。
【0008】以下に本実施例の動作を説明する。始め
に、新しくファイルをデータ管理装置2に登録する動作
について図2に基に説明する。ただし、利用可能な記憶
装置は記憶装置11、記憶装置12、記憶装置13と
し、それぞれの記憶装置を識別する記憶装置IDは0、
1、2とする。書き込み制御装置4からディレクトリ管
理装置1にファイルIDが1であるファイル登録要求10
1があると、ディレクトリ管理装置1は要求のあるファ
イルのセグメントをファイルの先頭から記憶装置11、
記憶装置12、記憶装置13に図3に示すように順番に
割り当てる。つまり、セグメントにファイルの先頭から
0から始まるセグメントIDを付けると、利用できる記
憶装置の数をNdとしたとき、iなるセグメントIDを
持つセグメントは次式で与えられる記憶装置IDをもつ
記憶装置に割り当てる。
【0009】
【数1】
【0010】ただしmod(a,b)はaをbで割った
ときの余りである。また、記憶装置の割当と同時に、記
憶装置におけるアクセスIDもシステム内で重複のない
ように決定する。次に、ファイルの先頭から8ブロック
分のセグメント配置情報を書き込み制御装置4に通知す
る(セグメント配置情報通知102)。セグメント配置情
報通知102を受け取った書き込み制御装置4は、データ
管理装置2にセグメントのデータと共にセグメント配置
情報をメッセージに付加して、セグメントの記憶装置へ
の登録を要求する(セグメント登録要求103)。セグメ
ント登録要求103を受信したデータ管理装置2では制御
部3が受信メッセージに付加されたセグメント配置情報
に基づき記憶装置11、記憶装置12、記憶装置13に
セグメントを記憶する。記憶を完了するとデータ管理装
置2から書き込み制御装置4に制御部3を通してセグメ
ント登録確認104が送信される。セグメント登録確認104
を受信した書き込み制御装置4はファイルが継続するか
どうかを判断し、継続あるいは完了のどちらかを示す情
報と登録したセグメント数をセグメント配置応答105に
付加してディレクトリ管理装置1に送信する。セグメン
ト配置応答105を受信したディレクトリ管理装置1で
は、登録されたセグメントの数から、図4に示すテーブ
ルに管理しているファイル毎のセグメント数を更新す
る。また、ファイルの登録が継続するか完了したかをセ
グメント配置応答105に付加された情報から判断し、継
続の場合には続く8セグメント分の記憶装置IDを(数
1)から求めるとともに、アクセスIDはシステム内で
重複しないように決定し、セグメント配置情報通知106
として通知する。以後同様に、書き込み制御装置4とデ
ィレクトリ管理装置1およびデータ管理装置2との間で
セグメント登録要求107、セグメント登録確認108、セグ
メント配置応答109、セグメント配置情報通知110、セグ
メント登録要求111、セグメント登録確認112の送受を行
い、ファイルの登録の完了を示すセグメント配置応答11
3をディレクトリ管理装置1が書き込み制御装置4から
受信すると、図4に示すファイル毎のセグメント数を更
新し、ファイル登録確認114を書き込み制御装置4が受
信することでファイルの登録が完了する。なお、ここで
は8セグメント単位で登録を行う例を示したが、他のセ
グメント単位でも勿論かまわない。
【0011】次に、利用可能な記憶装置が増加したとき
のファイルのセグメントの再配置方法について説明す
る。
【0012】記憶装置11、記憶装置12、記憶装置1
3にファイルが記憶されている状態において、記憶装置
14がファイルの記憶先として利用可能となったこと
が、管理用端末6からディレクトリ管理装置1に通知さ
れる。通知を受けると、ディレクトリ管理装置1は、移
動すべきセグメントを決定する(決定方法は後述す
る)。図3に示したファイルの場合には、図5に示すセ
グメントを記憶装置14に移動する。また、移動先の記
憶装置である記憶装置14におけるセグメントのアクセ
スIDのシステム内で重複がないように決定する。移動
すべきセグメントが決定すると、図6に示すセグメント
移動要求201として、移動すべきセグメントのファイル
ID、セグメントID、移動前のセグメント配置情報お
よび移動後のセグメント配置情報をデータ管理装置2に
通知する。セグメント移動要求201を受信したデータ管
理装置2では制御部3がメッセージに付加されたセグメ
ントの移動に必要なセグメント配置情報を移動情報記憶
部7に記憶する。制御部3は記憶装置11〜記憶装置1
4のアクセス状況を管理しており、移動先と移動元の記
憶装置のアクセス頻度が制御部3で保持しているしきい
値より小さくなった時点で、移動元の記憶装置から移動
先の記憶装置へセグメントをコピーする。図5に示した
移動情報の場合には、移動先の記憶装置である記憶装置
14のアクセス頻度と移動元の記憶装置である記憶装置
11〜記憶装置13の何れかのアクセス頻度がしきい値
より小さくなった時点で、移動元の記憶装置から記憶装
置13に移動情報記憶部7に記憶しているセグメントの
アクセスIDを基にセグメントのコピーを行う。セグメ
ントのコピーが完了すると、制御部3は移動情報記憶部
7からコピーの済んだセグメントのセグメント配置情報
を削除し、ディレクトリ管理装置1へセグメント移動確
認202として、コピーが済んだセグメントのファイルI
D、セグメントID、移動後のセグメント配置情報を通
知する。セグメント移動確認202を受信したディレクト
リ管理装置1は受信したファイルID、セグメントID
のセグメント配置情報を移動後のセグメント配置情報に
更新することによりファイルのセグメントの再配置が行
われる。
【0013】このように、記憶装置の増加により移動さ
せるセグメントのセグメント配置情報を通知することに
よりデータ管理装置2にセグメントの移動を依頼してお
き、移動が完了を受信した時点でセグメントのセグメン
ト配置情報を更新する手段をディレクトリ管理装置1が
備えたことと、セグメントの移動の依頼を受けたデータ
管理装置2がセグメントの移動に必要なセグメント配置
情報を記憶しておく移動情報記憶部7を備え、前記移動
情報記憶部7に記憶しているセグメント配置情報を用い
て、移動元の記憶装置から移動先の記憶装置にセグメン
トをコピーし、コピーが完了した時点で移動の完了をデ
ータ管理装置2に通知する機能を有する制御部3をデー
タ管理装置2が備えたことにより、ディレクトリ管理装
置1がセグメントの移動をデータ管理装置2に依頼し、
移動が完了する前に読み出し制御装置5からファイルの
セグメント配置情報の検索があっても、データ管理装置
2では移動前の記憶装置に記憶されているセグメントの
データが検索される。また、セグメントの移動が完了
し、ディレクトリ管理装置1で管理しているセグメント
管理情報が更新された後で、読み出し装置5からのファ
イルのセグメント配置情報の検索があった場合には、デ
ータ管理装置2では移動後の記憶装置からセグメントの
データが検索される。したがって、システムを停止する
ことなくファイルを構成するセグメントの再配置が可能
となる。
【0014】なお、ここでは管理用端末6が記憶装置1
4をファイルの記憶先として利用可能であることを通知
したが、データ管理装置2において制御部3が記憶装置
の接続状態を監視しておき、記憶装置14が増加された
時点で、利用できる記憶装置の増加の通知をディレクト
リ管理装置1に行う手段を設けたデータ管理装置2を使
用するシステム構成も考えられる。このような手段をデ
ータ管理装置2の制御部3に設けたことにより、記憶装
置を接続するだけでファイルを構成するセグメントの再
配置が自動的に行われるようになる。
【0015】また、上記実施例では、データ管理装置2
におけるセグメントの移動のタイミングとして、移動元
の記憶装置と移動先の記憶装置のアクセスが少ない時点
を示したが、移動元の記憶装置におけるセグメントの情
報を検索した後に移動先の記憶装置にコピーすることに
すれば、セグメントの移動のためにセグメントのデータ
を検索する必要がなくなるので、記憶装置に対するアク
セス負荷を減少することが可能となる。
【0016】最後に、利用できる記憶装置が増加した場
合に、ファイルを構成するセグメントのなかで、移動す
べきセグメントをどのように決定するかについて、図7
に基づいて説明する。なお、ここで用いる割算は小数部
を切り捨てた商を求める割算を意味する。
【0017】ファイルを初めてファイル管理システムに
d個の記憶装置に分散して登録する場合には、セグメ
ントの配置は(数1)に従うようにしておく。利用可能
な記憶装置が1個だけ増加し、Nd+1個の記憶装置に
ファイルのセグメントを再配置する場合を考える。記憶
装置の記憶装置IDは0から始まり、増加した記憶装置
の記憶装置IDをNdとする。また、再配置の対象とな
るファイルのセグメント数はNsとし、ファイルの先頭
から順に0から始まるセグメントIDを与えておく。再
配置前に記憶装置ID:0から記憶装置ID:Ndのそ
れぞれに格納されている対象ファイルのセグメント数
を、Nds[0]、Nds[1]、Nds[2]、・・・、N
ds[Nd]とする。移動すべきセグメントのセグメント
IDをSiとし、そのセグメントの移動前の記憶装置I
DをDi、アクセスIDをAiする(ただし、iは0から
(Ns/(Nd+1))−1)。
【0018】まず、増加した記憶装置に移動すべきセグ
メントの候補のセグメントIDであるCをNdに、増加
した記憶装置における該当ファイルのセグメント数Nds
[Nd]を0に、インデックスiを0に設定する(ステ
ップ301)。
【0019】次に、増加した記憶装置にも均等にセグメ
ントが配置されるまでステップ304〜ステップ308を繰り
返す(ステップ302)。均等な数(Ns/(Nd+1))
だけセグメントの選択が終わると移動すべきセグメント
の決定は完了する(ステップ303)。ディレクトリ管理
装置1に管理しているセグメント配置情報からセグメン
トIDが移動の候補Cであるものの記憶装置ID(Rと
する)とアクセスIDを検索する。検索されたRをDi
に、アクセスIDをAiに代入する(ステップ304)。ス
テップ305において候補となっているセグメントIDが
Cのセグメントを移動することによって記憶装置に分配
されるセグメントの数に不均等が生じないかどうかチェ
ックする。もし不均等が生じるようであれば移動する候
補のセグメントのセグメントIDであるCを1つインク
リメントし(ステップ306)、ステップ304の処理を行
う。不均等が生じないならば、候補のセグメントを移動
するセグメントとして決定するため、SiにCを代入
し、移動元の記憶装置におけるNdsを1つデクリメント
し、増加した記憶装置のNdsを1つインクリメントする
(ステップ307)。1つの移動すべきセグメントが決定
すると、次のセグメントを決定するためにインデックス
iを1つインクリメントし、次の移動する候補のセグメ
ントIDであるCを利用できる記憶装置の数(Nd
1)だけ離れたセグメントにする(ステップ308)。
【0020】移動すべきセグメントが全て決定すると、
記憶装置IDがDi、アクセスIDがAiで表されるセグ
メント配置情報をもつセグメント(セグメントIDはS
i)を増加した記憶装置(記憶装置IDはNd)に移動す
ればよい(ただし、iは0〜(Ns/(Nd+1))−
1)。
【0021】なお、データ管理装置を複数台増設すると
きにも、この方法を増設台数だけ繰り返せば移動すべき
セグメントが決定できる。
【0022】上記方法を用いて、図3に示したファイル
(ファイルID:1)の各セグメントが記憶装置11、
記憶装置12、記憶装置13に配置されている状態か
ら、利用可能な記憶装置として記憶装置13が増加した
ときに、移動すべきセグメントは図8に示すようにセグ
メントIDが3、7、11、15、19の5つとなる。
【0023】このように、各記憶手段に配置するセグメ
ントの数に不均等が生じない範囲で移動すべきセグメン
トのセグメントIDを可能な限り一定間隔にすることに
より、一つのファイルの連続したセグメントをアクセス
する場合に特定の記憶装置にアクセスが連続して起こる
ことがなく、記憶装置が増加した場合にも記憶装置の負
荷分散を実現できる。また、増設した記憶装置を含めて
(数1)にしたがいセグメントを再配置する場合に比較
して、移動させるセグメントの数が少なくなるので、記
憶装置に対するアクセス負荷を軽減することもできる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ファイル
をセグメントに分割して、複数の記憶手段に分散して記
憶し、各セグメントの記憶されている記憶手段の識別子
と記憶手段におけるアクセスのための識別子つまりセグ
メント配置情報を一元管理するディレクトリ管理手段
に、記憶に利用できる記憶手段が増加した場合に、増加
した記憶手段に移動すべきセグメントを決定し、セグメ
ントを記憶管理するデータ管理手段に移動すべきセグメ
ントのセグメント配置情報を通知し、移動の完了の通知
を受けるとセグメント配置情報を更新する機能をもたせ
たことにより、システムを停止することなく記憶手段の
増加に伴うファイルのセグメントの再配置が可能とな
る。
【0025】請求項2に係る発明によれば、ディレクト
リ管理手段から移動するセグメントのセグメント配置情
報を受け取るとその情報を記憶する移動方法記憶手段を
有し、記憶手段のアクセスを監視しておき移動元と移動
先の記憶手段のアクセスが少ないときにセグメントのコ
ピーを行うか、あるいは移動元セグメントが読み出され
た時に移動先の記憶手段にセグメントのコピーを行い、
セグメントの移動完了をディレクトリ管理手段に通知す
る機能を有するデータ管理手段を用いることにより、記
憶装置に対する負荷を軽減し、データ管理手段の同時ア
クセス数を向上させることができる。
【0026】請求項3に係る発明によれば、記憶手段の
増加を検出し、ディレクトリ管理手段に通知する機能を
データ管理手段にもたせたことにより、記憶手段の増加
によりファイルを構成するセグメントの再配置が管理者
の手をわずらわすことなく自動的に行われるようにな
る。
【0027】請求項4に係る発明によれば、記憶手段が
増加したときに、記憶手段に配置するセグメントの数が
均等になる範囲で、増加した記憶手段に移動すべきセグ
メントの通し番号を一定間隔に決定する機能をディレク
トリ管理手段に備えたことにより、記憶手段に均等にセ
グメントを配置するのに最小限のセグメントの移動です
み、一つのファイルの連続したセグメントをアクセスす
る場合に特定の記憶手段にアクセスが連続して起こるこ
とがなくなるため、記憶手段が増加した場合にも記憶手
段の負荷分散が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステムブロック図
【図2】本発明の実施例において、ファイルを登録する
ときのシーケンスを示す図
【図3】本発明の実施例において、ファイルIDが1で
あるファイルのセグメント配置情報を示す図
【図4】本発明の実施例において、ファイル毎のセグメ
ント数を示すテーブルを示す図
【図5】本発明の実施例において、ファイルIDが1で
あるファイルの記憶装置増設前後の記憶装置IDを示す
【図6】本発明の実施例において、セグメント移動時の
シーケンスを示す図
【図7】本発明の実施例において、移動すべきセグメン
トを決定する方法のフローチャート
【図8】本発明の実施例において、ファイルIDが1で
あるファイルの移動すべきセグメントのセグメント配置
情報を示す図
【符号の説明】
1 ディレクトリ管理装置 2 データ管理装置 3 制御部 4 書き込み制御装置 5 読み出し制御装置 6 管理用端末 7 移動情報記憶部 11〜14 記憶装置 301〜308 ステップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイルを複数のセグメントに分割して、
    分割されたセグメントを複数の記憶手段に分散して記憶
    するファイル管理システムにおいて、 セグメントが記憶された記憶手段の識別子と前記記憶手
    段におけるセグメントをアクセスするための識別子とを
    含むものとして定義されるセグメント配置情報とセグメ
    ントの識別子とファイルの識別子との対応を一元的に管
    理する機能を有し、ファイルを記憶する記憶手段を増加
    する通知を受けたとき、増加する記憶手段に移動させる
    セグメントを決定して移動すべきセグメントのセグメン
    ト配置情報を通知し、セグメントの移動が完了した通知
    を受けると移動したセグメントのセグメント配置情報を
    更新する機能を有するディレクトリ管理手段と、 前記ディレクトリ管理手段からの通知を受けると移動す
    べきセグメントのセグメント配置情報を記憶する移動情
    報記憶手段を有し、前記移動情報記憶手段に記憶してい
    るセグメント配置情報に基づいて記憶手段の移動すべき
    セグメントを移動先の記憶装置にコピーし、セグメント
    のコピーを完了するとコピーが完了したセグメントのセ
    グメント配置情報を移動情報記憶手段から削除し、ディ
    レクトリ管理手段にセグメントの移動の完了を通知する
    機能を有するデータ管理手段とを備えたことを特徴とす
    るファイル管理システム。
  2. 【請求項2】データ管理手段が、記憶手段に対するアク
    セスを監視する機能を有し、移動元と移動先の記憶手段
    のアクセス頻度に基づいて、あるいは移動元のセグメン
    トを読み出した時を契機としてセグメントのコピーを実
    行することを特徴とする請求項1記載のファイル管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】データ管理手段が、ファイルの記憶に利用
    可能な記憶手段の増加を検出する機能を有し、記憶手段
    の増加を検出するとディレクトリ管理手段に通知する機
    能を有するととともに、 ディレクトリ管理手段が、前記データ管理手段からの通
    知を受けると増加した記憶手段に移動すべきセグメント
    を決定し前記データ管理手段に移動すべきセグメントの
    セグメント配置情報を通知することを特徴とする請求項
    2記載のファイル管理システム。
  4. 【請求項4】ディレクトリ管理手段が、ファイルを登録
    するときには、ファイルの先頭から順につけたセグメン
    トの通し番号を一定間隔に、かつ記憶するセグメントの
    数を均等に、各記憶手段に記憶するセグメントのセグメ
    ント配置情報を決定し、ファイルの記憶に利用可能な記
    憶手段が増加した時には、各記憶手段に配置するセグメ
    ントの数が均等になる範囲で、増加した記憶手段に移動
    すべきセグメントの通し番号を一定間隔に決定する機能
    を有することを特徴とする請求項2あるいは請求項3記
    載のファイル管理システム。
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