JPH0830472B2 - 密閉形圧縮機 - Google Patents

密閉形圧縮機

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JPH0830472B2
JPH0830472B2 JP2050416A JP5041690A JPH0830472B2 JP H0830472 B2 JPH0830472 B2 JP H0830472B2 JP 2050416 A JP2050416 A JP 2050416A JP 5041690 A JP5041690 A JP 5041690A JP H0830472 B2 JPH0830472 B2 JP H0830472B2
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JP
Japan
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oil
pipe
oil return
hermetic compressor
hermetic
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昌弘 奥田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スクロールタイプ等の密閉形圧縮機におけ
る油戻し機構の改良に関する。
(従来の技術) 従来、例えば特開昭62−253992号公報等で開示されて
いるように、主にインバータ等による高速運転時、各給
油部を潤滑した後に底部油溜に戻る油が吸入流体の流速
にのって圧縮室内に過剰に持ち上げられ、所謂油上がり
の問題を招くことから、油戻しの経路と吸入ガスの経路
とを間仕切り等を介して分けると共に、両者の経路を極
力離すことにより、戻り油が吸入流体と極力干渉しない
ようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、以上の構成では、圧縮室への過剰給油は防止
できるが、戻り油は、吸入流体とほとんど熱交換されな
いため、油の冷却が行われず、油温が高くなる問題が起
こる。特に、低速運転時では、吸入ガスの流速が低下
し、モータ発熱量は高速時よりむしろ大きくなるため、
この油温上昇の問題が顕著になる。
本発明の目的は、高速、低速運転にかかわらず油温を
低下できる密閉形圧縮機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明では、上記目的を達成するため、底部
油溜(1)をもつ密閉ケーシング(2)の上部に圧縮要
素(3)を、下部にモータ(4)をそれぞれ内装し、前
記ケーシング(2)の側壁に吸入管(5)を接続すると
共に、駆動軸(6)に各給油部に油を供給する給油通路
(7)を設けた密閉形圧縮機において、前記圧縮要素
(3)を配設する上部側の油戻し口(8)に、前記吸入
管(5)から開放する吸入流体と熱交換させる油冷却器
(9)を接続し、該油冷却器(9)の近傍に前記吸入管
(5)を開口させることにした。
そして、好適な例として第2に、以上の構成で、油冷
却器(9)を、密閉ケーシング(2)の内部に横断状に
巻回されるコイル状管路(90)で構成することにした。
更に、第3に、上記第2番目の構成に追加して、前記
コイル状管路(90)を水平面に対し傾斜させ、該管路
(90)の中間部(92)に油滞留部(92a)を設けること
にした。
その上、第4に、上記第2番目又は第3番目の構成に
加えて、前記コイル状管路(90)の出口をコイル外周部
において下方側に指向させ、この出口部(93)を、モー
タ(4)におけるステータ(41)の外周部コアカット
(41a)に開口することにした。
その上更に、第5に、上記第1〜第3番目の各構成に
おいて、圧縮ガスを開放する高圧チャンバー(35)から
油戻し管(36)を延設して、この油戻し管(36)の端部
を油戻し口(8)に連通させることにした。
(作用) 各給油部を潤滑した後の戻り油は、油戻し口(8)か
ら油冷却器(9)に流入し、該油冷却器(9)で低温の
吸入流体により冷却されてその温度が低下されるのであ
り、このとき、戻り油と吸入流体との接触は油冷却器
(9)を介して行われるため、戻り油が吸入流体の流速
で持ち上がる事態を回避できる。
又、上記第2の構成によれば、コイル状管路(90)に
より油の冷却面積を大きくすることができると共に、該
管路(90)のコイル面を境として、上部側の吸入経路
と、下部側の油戻し経路とが区画できるため、ケーシン
グ(2)内に浮遊するミスト状の油の持ち上げをも防止
できる。
更に、上記第3の構成によれば、コイル状管路(90)
内に流入した油は、中間部の油滞留部(92a)で滞留さ
れ、吸入流体との接触時間が十分に確保でき、良好な油
冷却が行える。
その上、上記第4の構成によれば、油冷却器(9)で
冷却された後に底部油溜(1)に戻る油の経路が吸入流
体の経路から分けられ、油戻しが良好に行える。
その上、更に、上記第5の構成によれば、圧縮ガスか
ら分離された高温の戻り油をも油冷却器(9)で冷却で
きる。
(実施例) 第1図に示すものはスクロールタイプの密閉形圧縮機
であり、底部油溜(1)をもつ密閉ケーシング(2)の
上部に、鏡板(A,B)に渦巻体(a,b)を各々突設した第
1及び第2スクロール(31,32)をもつ圧縮要素(3)
を、その下部に、ステータ(41)とロータ(42)とをも
つモータ(4)をそれぞれ内装している。
前記圧縮要素(3)とモータ(4)との間に位置され
る前記ケーシング(2)の側壁には、吸入管(5)を接
続している。
前記ロータ(42)に結合する駆動軸(6)の内部に
は、軸下端に設ける油ポンプ(70)を介して、上部ハウ
ジング(10)及び下部ハウジング(11)に各々設ける上
部及び下部軸受(10a)(11a)並びに、軸上端のピン部
(61)と第2スクロール(32)のボス部(32a)との嵌
合部、第2スクロール(32)のスラスト支持面(12)等
に油を供給する供給通路(7)を設けている。
そして、前記吸入管(5)を介して密閉ケーシング
(2)の内部に開放する低圧低温の吸入流体を、前記各
渦巻体(a,b)間に画成される圧縮室(33)内で圧縮
し、圧縮後の高圧ガスを、前記第1スクロール(31)の
中心部に設ける吐出穴(31a)から隔壁(34)で区画さ
れる高圧チャンバー(35)に開放し、吐出管(38)から
外部に取出すようにしている。
以上の構成で、前記圧縮要素(3)を配設する上部ハ
ウジング(10)の油戻し口(8)に、前記吸入管(5)
から開放する吸入流体と熱交換させる油冷却器(9)を
接続する。前記油戻し口(8)は、前記ピン部(61)を
収容するクランク室(13)に油通路(14)を介して連通
されている。
この構成によれば、前記上部軸受(10a)並びに、前
記ピン部(61)とボス部(32a)との嵌合部、及び前記
スラスト支持面(12)に各々給油した後に前記クランク
室(13)に開放される油や、前記ピン部(61)の上端及
び外周切欠部(61a)からオーバーフローしてくる油
は、前記ピン部(61)の回転により外方に押し退けら
れ、前記油戻し口(8)に集められる。こうして集めら
れた油は、前記油戻し口(8)から油冷却器(9)に流
入し、該油冷却器(9)で低温の吸入流体により冷却さ
れてその温度が低下されるのである。このとき、戻り油
と吸入流体との接触は油冷却器(9)を介して行われる
ため、戻り油が吸入流体の流速により持ち上げられる事
態を回避することができ、高速運転時であっても圧縮室
(33)に過剰に油が持ち上げられることがなく、油上が
りを防止できるのである。
又、以上の構成で、前記油冷却器(9)は、第2図に
も示すように、密閉ケーシング(2)の内部に横断状に
2回程度巻回されるコイル状管路(90)で構成するので
あり、これによれば、油の冷却面積を大きくすることが
できると共に、該管路(90)のコイル面を境として、上
部側の吸入経路と、下部側の油戻し経路とが区画できる
ため、ケーシング(2)内に浮遊するミスト状の油の持
ち上げをも防止できるのである。
更に、以上の構成で、前記管路(90)を水平面に対し
若干の角度(α)を付けて傾斜させ、その中間部(92)
に油滞留部(92a)を設けるのであり、これによれば、
油戻し口(8)から入口部(91)を経て前記管路(90)
内に流入した油は、前記油滞留部(92a)で一時的に滞
留され、吸入流体との接触時間が十分に確保できるた
め、良好な油冷却が行えるのである。
その上、以上の構成で、前記管路(90)の出口をコイ
ル外周部において下方に指向させると共に、この出口部
(93)に扁平部(93a)を設けて、この扁平部(93a)の
下端を、前記ステータ(41)のコイルエンド(41b)の
外周を通して該ステータ(41)の外周部コアカット(41
a)に開口するのであり、これによれば、冷却後の戻し
油の経路が吸入流体の経路から分けられ、油戻しが良好
に行えるのである。
その上更に、以上の構成で、前記高圧チャンバー(3
5)には、油分離器(37)を配設し、その二次側底部
に、キャピラリーチューブで構成する油戻し管(36)を
開口してその他端部を下方に延設し、前記油通路(14)
ひいては油戻し口(8)に連通させるのであり、これに
よれば、圧縮ガスから分離された高温の戻り油をも前記
油冷却器(9)で冷却できるのである。
(発明の効果) 以上、本発明では、圧縮要素(3)を配設する上部側
の油戻し口(8)に、吸入管(5)から開放する吸入流
体と熱交換させる油冷却器(9)を接続し、該油冷却器
(9)の近傍に前記吸入管(5)を開口させたから、低
速、高速にかかわらず、油上がりの防止が図れ、かつ、
戻り油の冷却が行えるのである。
そして、油冷却器(9)を、密閉ケーシング(2)の
内部に横断状に巻回されるコイル状管路(90)で構成す
る場合には、油冷却効果を向上できると共に、前記管路
(90)によるケーシング(2)内の上下の区画により、
ケーシング内に浮遊するミスト状の油の持ち上げをも低
減できるのである。
更に、コイル状管路(90)を水平面に対し傾斜させ、
該管路(90)の中間部(92)に油滞留部(92a)を設け
る場合には、油冷却時間を十分に確保することができ、
油冷却が一層良好に行えるのである。
その上、コイル状管路(90)の出口をコイル外周部に
おいて下方側に指向させ、この出口部(93)を、モータ
におけるステータ(41)の外周部コアカット(41a)に
開口する場合は、冷却後の油を底部油溜(1)へ良好に
戻すことができるのである。
その上更に、圧縮ガスを開放する高圧チャンバー(3
5)から油戻し管(36)を延設して、この油戻し管(3
6)の端部を油戻し口(8)に連通させてる場合は、圧
縮ガスから分離された高温の戻り油をも油冷却器(9)
で冷却できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明密閉形圧縮機の断面図、第2図は油冷却
器の斜視図である。 (1)……底部油溜 (2)……密閉ケーシング (3)……圧縮要素 (4)……モータ (5)……吸入管 (6)……駆動軸 (7)……給油通路 (8)……油戻し口 (9)……油冷却器 (35)……高圧チャンバー (36)……油戻し管 (41)……ステータ (90)……コイル状管路 (92)……中間部 (93)……出口部 (41a)……コアカット (92a)……油滞留部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部油溜(1)をもつ密閉ケーシング
    (2)の上部に圧縮要素(3)を、下部にモータ(4)
    をそれぞれ内装し、前記ケーシング(2)の側壁に吸入
    管(5)を接続すると共に、駆動軸(6)に各給油部に
    油を供給する給油通路(7)を設けた密閉形圧縮機にお
    いて、前記圧縮要素(3)を配設する上部側の油戻し口
    (8)に、前記吸入管(5)から開放する吸入流体と熱
    交換させる油冷却器(9)を接続し、該油冷却器(9)
    の近傍に前記吸入管(5)を開口させたことを特徴とす
    る密閉形圧縮機。
  2. 【請求項2】油冷却器(9)が密閉ケーシング(2)の
    内部に横断状に巻回されるコイル状管路(90)である請
    求項1記載の密閉形圧縮機。
  3. 【請求項3】コイル状管路(90)が水平面に対し傾斜さ
    れ、該管路(90)の中間部(92)に油滞留部(92a)を
    設けている請求項2記載の密閉形圧縮機。
  4. 【請求項4】コイル状管路(90)の出口をコイル外周部
    において下方側に指向させ、この出口部(93)を、モー
    タ(4)におけるステータ(41)の外周部コアカット
    (41a)に開口している請求項2又は請求項3記載の密
    閉形圧縮機。
  5. 【請求項5】圧縮ガスを開放する高圧チャンバー(35)
    から油戻し管(36)を延設して、この油戻し管(36)の
    端部を油戻し口(8)に連通させている請求項1又は請
    求項2若しくは請求項3記載の密閉形圧縮機。
JP2050416A 1990-02-28 1990-02-28 密閉形圧縮機 Expired - Fee Related JPH0830472B2 (ja)

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JPH03249389A JPH03249389A (ja) 1991-11-07
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