JPH0830268A - 包装用缶 - Google Patents

包装用缶

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JPH0830268A
JPH0830268A JP5172629A JP17262993A JPH0830268A JP H0830268 A JPH0830268 A JP H0830268A JP 5172629 A JP5172629 A JP 5172629A JP 17262993 A JP17262993 A JP 17262993A JP H0830268 A JPH0830268 A JP H0830268A
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JP
Japan
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peripheral wall
packaging
outer side
projecting lines
beverage
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Withdrawn
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JP5172629A
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English (en)
Inventor
Mochi Ishida
費 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲料缶その他の包装用缶を、楽器としても使
用できるようにする。 【構成】 缶の周壁2の外側に突起3を設けて缶の外側
を棒Bで擦ることによりギロのように使用できるように
する他、缶を二重壁として内部に粒体を封入してマラカ
スとして使用する、缶の周壁外側にホイッスル管を設け
るなどの構成により、包装用缶が楽器としても使用可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、飲料用缶その他の包
装用缶を楽器として利用しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の飲料缶その他の包装用缶は、飲料
その他の被包装物を包装する機能のみを持ち、その他の
機能を合せ持つものは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の包装用缶におい
ては、内容物を取り出した後、例えば内容飲料を飲んだ
後、缶は無用のものとなり捨てられている。缶のリサイ
クル率が未だ低い現状においては、内容物取り出し後に
缶を別の機能のものとして利用することは省資源の要求
にも叶うことである。
【0004】
【課題を解決するための手段・作用】この発明は、内容
物取り出し後の缶を楽器として利用可能とすることによ
り、上記課題を解決するものである。具体的な解決手段
は以下の通りである。請求項1の発明は、包装用缶の周
壁外側に多数の突起を形成し、棒体で周壁外側をこする
ことにより、パーカッションのギロのように使用可能と
してある。請求項2の発明は、包装用缶の周壁の全周又
は一部を二重壁構造とし、二重壁内に粒体を封入するこ
とにより、マラカスのように使用可能としてある。請求
項3の発明は、包装用缶の周壁外側に沿ってホイッスル
管を設け、ホイッスルとして使用可能としてある。請求
項4の発明は、包装用缶の周壁外側において、缶の軸方
向を不均等に分割する位置に溝又は突起を環状に形成し
たもので、缶を棒体で叩くと溝の両側で音程が異なるよ
うにしたものである。請求項5の発明は、包装用缶の天
板及び底板に周縁に沿ってスコアを環状に形成し、スコ
アに沿って天板及び底板を取り去ることにより、メガホ
ンとして使用できるようにしたものである。請求項6の
発明は、前記各発明の包装用缶を叩いたり擦ったりする
ための棒体を周壁外側に沿って添設したものである。
【0005】
【実施例1】実施例1は請求項1の発明に係るものであ
る。図1に示す包装用缶Aは、周知の飲料用缶1の胴部
周壁2の外側に突起としての突条3を環状に複数本形成
したものである。前記突条3の断面形状は、円弧状の他
ヘ字状とすることもできる。なお、前記突条2は必ずし
も環状に形成する必要はなく、周壁外側の半周にのみ突
条3を形成することもでき、また、突条3の方向は図に
は天板と平行としてあるが、缶の軸線側へ傾けてもよ
い。図2に示す包装用缶Aは、飲料用缶1の胴部周壁2
の外側に突起としての小突起4を多数形成したものであ
る。前記小突起4の形状は半球状の他、頂部を先鋭とし
たものでもよい。なお、前記小突起4は周壁外側の全面
に形成しても、また一部にのみ形成してもよい。また、
1つの飲料用缶1の周壁外側の一側に図1に示した突条
3を形成し、他側に図2に示した小突起4を形成するこ
ともできる。上記図1及び図2の包装用缶Aは、周壁外
側の突条3又は小突起4を棒体Bで擦ってパーカッショ
ンのギロのように使用する。
【0006】
【実施例2】図3、図4の実施例は請求項2の発明に係
るものである。図3において、飲料用缶1の周壁2の内
側に金属製の内筒5を取付け、内筒5内に粒体6を封入
したものである。前記内筒5は水密であり、上下は周壁
2と共に天板1a及び底板1bと巻締められている。前
記粒体6は、金属粒、乾燥した穀類又は豆類の他、キャ
ンデーなどの硬質菓子とすれば、飲料を飲んだ後、楽器
として使用し、更にその後菓子を食することができる。
粒体6に菓子を使用する場合には内筒5が開放できる必
要がある。その為の構造としては、天板1a又は底板1
bの周縁部にスコアを設けて天板1a又は底板1bが完
全に開放されて内部に手を入れることができるようにす
ると共に、内筒5の端部にスコアを設けてスコア部分を
指で押すと内筒5が破れて内容物が取り出せるようにす
る。前記内筒5は図3のように周壁2の一部に対応する
大きさ形状の他、周壁2の内側に沿った形状大きさとし
て内筒5の上下を周壁2と共に巻締めた構造とし、周壁
2と内筒5との間に粒体6を封入する構造とすることも
できる(図4)。更に、前記内筒5に代り外筒5aを周
壁2の外側に取付けてもよい。外筒5aは図5に示すよ
うに断面リング状とし、これを飲料用缶1の外側に嵌装
する構造とすると製造が容易である。上記図3及び図4
の包装用缶Aはこれを縦横に振ってマラカスのように使
用する。
【0007】
【実施例3】図6、図7の実施例は請求項3の発明に係
るものである。図6において、飲料用缶1の周壁2の外
側に細いホイッスル管(内径2ミリないし数ミリ)7が
2本固着してある。前記2本の管7には適宜空気孔8が
設けてあり、吹き口7aから吹くとホイッスルとして音
色がでるようにしてある。そして、2本の管7は異なる
音程の音色が出るように、管7の内径又は空気孔8の位
置が異なる。図7はホイッスル管7を周壁2と一体に構
成したものである。上記図6、図7の実施例の包装用缶
Aはホイッスル管7を吹いてホイッスルとして使用す
る。内容物が入っていてもホイッスルとしての使用が可
能である。また、ホイッスル管7は飲料用缶1の周壁2
に離脱可能に固着しておけば、ホイッスル管7を飲料用
缶1から取外して使用することができると共に、周壁2
を叩く棒体として使用することもできる。
【0008】
【実施例4】図8の実施例は請求項4の発明に係るもの
である。飲料用缶1の周壁2に環状の凹部8が形成して
ある。この凹部8は小凹部8aを連続的に形成して構成
してあり、その位置は缶の軸方向の長さLを不均等に分
割する位置(例えば1:2に分割する位置)としてあ
る。前記凹部8は小凹部8aの集合ではなく凹条として
構成してもよい。また突部(小突起の集合又は突条)と
してもよい。さらに、凹部又は突部は複数位置に形成す
ることもできる。この包装用缶Aは棒体Bで叩いてスチ
ールドラムのように使用する。ここで、環状の凹部8又
は突部が形成してあるので、凹部8又は突部の一側と他
側とでは音色が異なる。
【0009】
【実施例5】図9の実施例は請求項5の発明に係るもの
である。飲料用缶1を底板1b側に開いた円錐台状と
し、天板1a及び底板1bの周縁部に環状のスコア9を
設けてある(開口用の摘みは図示していない)。上記に
おいて、天板1aの巻締め部上端は巻締め部下端よりも
10ミリ程度高くして、メガホンとして使用する際に天
板の切除縁で口などを傷つけないようにしてある。な
お、合成樹脂などでリング状のカバーCを形成し、この
カバーCを上下の巻締め部に被せるようにすれば、使用
時に天板又は底板の切除縁で損傷するおそれはない。図
9においては飲料用缶1を円錐台状としたのでメガホン
として使用した場合における拡声効果が大きいが、通常
の円筒状であっても拡声効果を得ることができる。ま
た、天板1aには切除用のスコアを設けずに底板1bに
のみスコアを設けて切除するようにしてもよい。この場
合、飲用に使用するために天板1aに形成される開口部
10から音を入れるようにする。更に、前記飲用の為の
開口部10にホイッスルを当てがって、又はホイッスル
の先端形状を開口部形状に合せ、ホイッスルの先端部を
開口部10に嵌装して使用することもできる。
【0010】上記各実施例において、棒体Bを飲料用缶
1の外側に添設しておくと便利である。添設の手法は糊
付け、熱溶着などが考えられる。また、上記各実施例の
構造は相互に組合せて実施することができる。例えば、
側壁2の外側に突起3を設けた実施例1の缶の内側に実
施例2の内筒5を設ければ、ギロとマラカスを兼用させ
ることができる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、内容物を取り出した
包装用缶を楽器として利用できる。したがって、包装用
缶に付加機能を持たせることができ資源の有効活用に役
立つ。この包装用缶が特に機能を発揮する場面として
は、野球やサッカーなどのスポーツ観戦、ライブコンサ
ートの会場などが考えられる。この発明の包装用缶に飲
料を包装してこれらの会場で販売すると、購入者は飲料
を飲んだ後に空き缶を捨てることなく楽器として使用
し、スポーツの応援や演奏者に合せて音を出すために使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明実施例1における突条を形成した例
の斜視図である。
【図2】 同じく小突起を形成したも例の斜視図であ
る。
【図3】 この発明実施例2の一部を破断した斜視図で
ある。
【図4】 同じく内筒を側壁に沿って設けた実施例の断
面図である。
【図5】 同じく外筒の斜視図である。
【図6】 この発明実施例3の斜視図である。
【図7】 同じくホイッスル管の別の構造を示す断面図
である。
【図8】 この発明実施例4の斜視図である。
【図9】 この発明実施例5の斜視図である。
【符号の説明】
1 飲料用缶 1a 天板 1b 底板 2 側壁 3 突条 4 小突起 5 内筒 5a 外筒 6 粒体 7 ホイッスル管 8 凹部 8a 小凹部 9 スコア 10 飲用開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 11/08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁外側に多数の突起が形成された、包
    装用缶
  2. 【請求項2】 周壁の全周又は一部が二重壁構造とさ
    れ、二重壁内に粒体が封入された、包装用缶
  3. 【請求項3】 周壁外側に沿ってホイッスル管が設けら
    れた、包装用缶
  4. 【請求項4】 周壁外側には缶の軸方向を不均等に分割
    する位置に、溝又は突起が環状に形成された、包装用缶
  5. 【請求項5】 底板又は、天板及び底板には周縁に沿っ
    てスコアが環状に形成された、包装用缶
  6. 【請求項6】 周壁外側に沿って、缶を叩き又は擦るた
    めの棒体が添設された、請求項1ないし5の何れかに記
    載の包装用缶
JP5172629A 1993-06-18 1993-06-18 包装用缶 Withdrawn JPH0830268A (ja)

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JP5172629A JPH0830268A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 包装用缶

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JP5172629A JPH0830268A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 包装用缶

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005055126A1 (de) * 2005-11-18 2007-05-31 Sebastian Wegel Vorrichtung und Verfahren zum Erzeugen von akustischen Schwingungen
JP2017039512A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 Jfeコンテイナー株式会社 金属製ドラム缶
KR102458272B1 (ko) * 2022-06-09 2022-10-24 헬로칠드런 주식회사 목적 음향이 발생 가능한 용기

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