JPH08301649A - 燒結体及び燒結体粒子固定布地 - Google Patents

燒結体及び燒結体粒子固定布地

Info

Publication number
JPH08301649A
JPH08301649A JP7127378A JP12737895A JPH08301649A JP H08301649 A JPH08301649 A JP H08301649A JP 7127378 A JP7127378 A JP 7127378A JP 12737895 A JP12737895 A JP 12737895A JP H08301649 A JPH08301649 A JP H08301649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sintered body
group
sintered
elements
periodic table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7127378A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yokoi
務 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EEBITSUKU KK
Original Assignee
EEBITSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EEBITSUKU KK filed Critical EEBITSUKU KK
Priority to JP7127378A priority Critical patent/JPH08301649A/ja
Publication of JPH08301649A publication Critical patent/JPH08301649A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】水、水溶液及びその他の液に存在のイオン間の
平衡に変化を与えることができ、生体組織に接しても健
康に正の効果を与える燒結体及び燒結体粒子粒子固定布
地を提供する。 【構成】セラミックスと、元素周期表の第3B族に属す
る元素の酸化物又は/及び元素周期表の第4B族に属す
る元素の酸化物と、焦電性及び圧電性を有する無機化合
物とを含んでなり、かつ、少なくとも水分子が侵入可能
な微細な空隙を多数有する構造体の燒結体にしたもの及
びその燒結体粒子を布地に固定したものである。 【効果】水及び水溶液のpHを変化させることができ、
身体の健康に正の効果を与える微弱電流を導通させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水、水溶液及びその他
の液に存在のイオン間の平衡に変化を与えることが可能
な燒結体に関する。
【0002】又、別の本発明は、本発明の燒結体粒子を
布地に固定して、それによって、布地を導通性(特に身
体に適した微弱導通性)を備えたものにした燒結体粒子
固定布地に関する。
【0003】
【従来の技術】水において電離している水素イオン濃度
(正確には、オキソニウムイオン濃度)とOH基イオン
濃度とは、水のイオン積(KW )と呼ばれる平衡定数で
一般に表されていて、それは10-14 mol/dm
3(常温)の数値を示し、純粋な水の伝導率若しくは電
池の起電力等から測定されている。
【0004】又、水素イオン濃度は、pHで表示され、
酸性がpH<7、アルカリ性がpH>7で、中性が7の
数値を示すことは周知である。
【0005】ただし、水の電離度が著しく小さいこと、
水のイオン積が10-14 mol/dm3(常温)の数値
を示すこと等については必ずしも明瞭ではない。
【0006】水のpHは、自然的には、変化しないとい
うのが一般的な考え方である。水の電気分解による水中
の水素イオンとアルカリイオンの濃度の増大、若しくは
酸あるいはアルカリ等を水への添加、あるいは電解性物
質の水への添加等によってのみ水のpHを変化させるこ
とが可能となる。
【0007】又、水溶液中において平衡関係が成立する
電解質物質間及び電解質物質とイオン間においても、自
然的には、それらの平衡定数が変化しないとされてい
る。
【0008】なお、平衡関係の平衡定数は、一般的には
電離定数と呼ばれているので、本明細においても、「電
離定数」の用語を同様の語義で使用することがある。
【0009】一方、身体は、細胞内小器官、細胞、組
織、器官、臓器及び固体からできていて、生体組織の大
部分を占めるのが水であり、血液の水分含有量約83%
が最大である。
【0010】生体組織内の水は、水溶液の状態で細胞内
液あるいは細胞外液として存在し、その水溶液が電解質
溶液であることが知られている。しかし、生体組織内の
電解質溶液の電気特性については未知の部分が多く、そ
のために生体組織内の水溶液の電気特性と身体との関係
(特に健康についての関係)の多くが未知の領域にあ
る。
【0011】生体組織内の水溶液についての測定されて
いる電気特性は、それの比誘電率と水の比誘電率とがほ
ぼ同じであり、生体組織内の水溶液の導電率がイオン導
電に支配される場合があることである(電気学会編:電
磁界の生体効果と計測、p60、コロナ社(1995)
参照)。
【0012】又、生体組織内の水溶液の抵抗率はおおよ
そ100Ωcmのオ−ダ−であって、血漿あるいはリン
パ液等からなる細胞外液及び組織間隙間液の抵抗率はそ
れよりも若干小さいとされている(電気学会編:電磁界
の生体効果と計測、p50、コロナ社(1995)参
照)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】水と固体物質とを接触
させる場合において、固体物質が高分子電解質等の水中
で電離によりイオンを放出するもの以外には、水のpH
(すなわち、水のイオン積(KW ))を変化させること
は困難であると一般に考えられている。
【0014】又、そのことは、水溶液(例えば、タンパ
ク質含有の水溶液)においても同様であると一般に考え
られている。
【0015】一方、検討により様々の特殊な電気特性と
磁気特性を備えているセラミック含有燒結体が本発明者
による実験を主体とする検討により見いだされた。
【0016】そして、本発明で見いだされたセラミック
含有燒結体は、例えば、〜等の特性があることが実
験的事実から見いだされた。 それの電気特性によりそれと水に接触させて水のpH
を変化させ得ることである。
【0017】具体的には、酸性からアルカリ性への変
化、その逆の変化及びアルカリ性から中性への変化が可
能であることである。
【0018】又、水溶液であっても、水溶液中の物質間
(代表的には、イオン間)に電離定数が存在する場合に
は、同様の効果を生じさせ得ることが実験的事実から見
いだされたことである。 印加電圧によりそれに(特に表面に)に電荷を滞留さ
せることができることである。 滞留する電荷量が健康の増進と密接に関連する量的範
囲であると認められることである。 様々な特異な電気特性と磁気特性とを備えた構造体を
セラミック含有燒結体を含む構造体により実現できるこ
とである。
【0019】ここにおいて、第一の本発明は、水若しく
は水溶液との接触によりそれらのpHを任意に動かし得
る燒結体を提供すること、を目的とする。
【0020】具体的には、工業的若しくは自然的な現象
あるいは操作条件として存在する水若しくは水溶液中の
平衡関係を所望の目的に沿って人為的に変化させること
が可能となる。
【0021】第二の本発明は、第一の本発明による燒結
体を利用して、布地が微弱導通性(特に身体に適した微
弱導通性)を備えたものにすることによって、生体、特
に生体組織内の水溶液に対して、健康の点からは正の影
響を与え得ることができる燒結体粒子固定布地を提供す
ること、を目的とする。
【0022】第三の本発明は、第一の本発明による燒結
体を身体に刺激を与える構造にすること、若しくは、第
一の本発明による燒結体と他の材料との構造体にする身
体に刺激を与える構造にすることにより、それを身体に
貼った場合に、優れた刺激効果が身体に付与されるよう
にした構造体を提供すること、を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に記載の本発明)による燒結体は、セラミックスと、元
素周期表の第3B族に属する元素の酸化物又は/及び元
素周期表の第4B族に属する元素の酸化物と、焦電性及
び圧電性を有する無機化合物とを含んでなる燒結体であ
って、かつ、少なくとも水分子が侵入可能な微細な空隙
を多数有する構造体であること、を特徴とする。
【0024】第二の本発明(請求項2に記載の本発明)
による燒結体粒子固定布地は、セラミックスと、元素周
期表の第3B族に属する元素の酸化物又は/及び元素周
期表の第4B族に属する元素の酸化物と、焦電性及び圧
電性を有する無機化合物とを含んでなる燒結体であっ
て、かつ、少なくとも水分子が侵入可能な微細な空隙を
多数有する構造体からなるセラミック含有燒結体の粒子
が固定されている布地からなること、を特徴とする。
【0025】第三の本発明(請求項3に記載の本発明)
による構造体は、セラミックスと、元素周期表の第3B
族に属する元素の酸化物又は/及び元素周期表の第4B
族に属する元素の酸化物と、焦電性及び圧電性を有する
無機化合物とを含んでなる燒結体の構造体若しくはその
燒結体を含む構造体からなり、かつ、少なくとも水分子
が侵入可能な微細な空隙を多数有してなる構造体である
もので、外部に突部を有する小型片状に形成の構造体。 〔発明の具体的説明〕第一〜第三の本発明は、前述の構
成からなるもので、実験を基礎とする検討から見いださ
れたものである。以下、本発明を具体的に説明する。 〔第一の本発明〕第一の本発明による燒結体は、セラミ
ックスと、元素周期表の第3B族に属する元素の酸化物
又は/及び元素周期表の第4B族に属する元素の酸化物
と、焦電性及び圧電性を有する無機化合物とを含んでな
る燒結体であって、かつ、少なくとも水分子が侵入可能
な微細な空隙を多数有する構造体になっている。 〈燒結体組成〉第一の本発明による燒結体は、セラミッ
クス(一般的には粉末状)と、元素周期表の第3B族に
属する元素の酸化物又は/及び元素周期表の第4B族に
属する元素の酸化物と、焦電性及び圧電性という特定の
電気的物性を有する無機化合物を必須の成分にして、必
要に応じて他の材料とを固めて燒結体にしたものであ
る。
【0026】なお、「セラミック」の用語は、多義語で
はあるが、本明細書においは、非金属無機材料であって
約600℃程度以上の高温に耐えることができる材料の
語義で使用している。
【0027】セラミックスは、一種又は複数種のセラミ
ックスを用いることができ、代表的には、炭素、ケイ
素、ホウ素、及びリン等の非金属単体、及び、非金属材
料の、ホウ化物、炭化物、ケイ化物、チッ化物、リン化
物、酸化物及び硫化物等が挙げられる。
【0028】例えば、二酸化ケイ素、ジルコニア、黒
鉛、炭化ケイ素、窒化ケイ素、フェライト、アルミナ若
しくはチタン酸バリウム等である。
【0029】セラミックスは、それの複数種を使用にす
ることにより、燒結体の構造を水分子が侵入可能な微細
な空隙を多数有するものに形成可能である。
【0030】第一の本発明では、元素周期表の第3B族
に属する元素の酸化物又は/及び元素周期表の第4B族
に属する元素の酸化物を必須の成分としている。
【0031】元素周期表の第3B族に属する元素は、具
体的には、ホウ素、アルミニウム、インジウム及びガリ
ウムである。それらの酸化物では、特に、アルミニウム
の酸化物であるアルミナを使用するのが適していること
が本発明で見いだされている。
【0032】元素周期表の第4B族に属する元素は、具
体的には、ケイ素、ゲルマニユウム及びスズであるが、
ケイ素の酸化物であるシリカが適している。
【0033】元素周期表の第3B族に属する元素の酸化
物及び元素周期表の第4B族に属する元素の酸化物は、
単独で使用することができ、併用することも可能であ
る。
【0034】又、第一の本発明は、焦電性及び圧電性を
有する無機化合物を必須成分とする燒結体にして、燒結
体を水若しくは水溶液に接触させた場合には水のイオン
積(KW )若しくは水溶液の電離定数を変化させ得る電
気的物性を備えるものにしている。なお、これらのこと
は実験的検討から本発明で見いだされた事実である。
「焦電性」は、一般的には、結晶の永久双極子の配向分
極により温度の上昇に伴って物質の分極が減少する性質
である。「圧電性」は、対象中心を有しない結晶に特有
の性質であって、機械的応力をある種の結晶に加えて歪
みを与えた場合に、その歪みによって結晶に分極を生じ
る性質である。
【0035】強誘電体は、同時に焦電体であり、かつ、
圧電体でもあるので、一般的に強誘電体の名称で呼ばれ
る無機化合物若しくは鉱物を使用しても本発明の範囲で
ある。
【0036】なお、無機化合物(多くは結晶)は、その
ような性質を本来的に有している場合もあるが、無機化
合物の分極処理によってそのような性質の付加が可能と
なるので、分極処理によって生じた強誘電体を使用して
も本発明の範囲である。
【0037】焦電性及び圧電性を備えた鉱物としては、
代表的には、例えば、ホウ素含有ケイ酸塩鉱物等が挙げ
られる。ホウ素含有ケイ酸塩鉱物としは、代表的には、
例えば、電気石の使用が適している。電気石は、三方又
は六方の異極反面像族に属する鉱物で、その結晶は様々
な化学式で表すことができる。
【0038】ただし、本発明においては、燒結体にして
水もしくは水溶液と接触させた場合に、それらの液中の
イオン間の平衡に容易に変化を与えうる結晶構造の電気
石を使用するのが適している。
【0039】又、焦電性及び圧電性を備えた化合物とし
て固溶体を使用することも可能である。代表的には、P
ZTを挙げることができる。PZTは、鉛(Pb)のP
とジルコニウム(Zr)のZとチタン(Ti)のTとを
並べた造語の商品名であり、強誘電体(PbTiO3
と反強誘電体(PbZrO3)との固溶体からなる圧電
性磁器である。
【0040】さらに、焦電性及び圧電性を備えた化合物
として、それらの性質を備えた鉄化合物を使用すること
が可能である。
【0041】そして、第一の本発明による燒結体は、3
種の必須成分と必要に応じて配合するその他の成分から
なっている。その他の成分は、無機質材料及び金属であ
る。必須成分は、焦電性及び圧電性を有する無機化合物
1重量部に対して、セラミックが10〜80重量部、好
ましくは30〜6重量部、であって、元素周期表の第3
B族に属する元素の酸化物又は元素周期表の第4B族に
属する元素の酸化物、あるいはそれらの合計量が20〜
70重量部、好ましくは20〜60重量部、の比率で含
まれる燒結体に構成されている。
【0042】それらの範囲外では、燒結体を少なくとも
水分子が侵入可能な微細な空隙を多数有する構造体にす
るのが比較的に困難となり、燒結体を特有の電気的特性
を有するものにするのが困難となるからである。
【0043】燒結体には、3種の必須成分以外の材料と
しては、例えば、無機充填剤、ガラス、無機塩若しくは
無機酸重合体等を用いることができる。無機質材料は、
例えば、クレ−、ベントライト等である。ガラスは、例
えば、粉末ガラス等である。無機塩は、例えば、ケイ酸
ナトリウム、リン酸アルミニウム及びリン酸塩水素ナト
リウム等である。無機酸は、例えば、縮合リン酸等であ
る。 〈燒結体の構造〉第一の本発明の燒結体は、それ自体は
任意の形態であることができ、かつ、少なくとも水分子
が侵入可能な微細な空隙を多数有する構造体になってい
る。
【0044】微細空隙を多数内在の構造体は、燒結体中
のセラミックスの種類の組み合わせ、燒結体に含有の材
料の選択等により形成可能である。
【0045】本発明の「少なくとも水分子が侵入可能な
微細な空隙」というのは、具体的には燒結体が湿気を含
むことができる程度の空隙を多数有していることであ
る。水分子が侵入可能な空隙よりも大きな空隙を多数備
えた構造体にすることも可能である。
【0046】第一の本発明による燒結体からなる多孔質
燒結体片(すなわち、少なくとも水分子が侵入可能な空
隙を多数備えた燒結体片)を形成して、それの乾燥状態
にある場合とそれの湿気含有状態にある場合とで示す電
気的性質を測定した結果によると、燒結体片が湿潤状態
にある場合(特に湿潤の程度が大きい場合)に発生電圧
が見られることが本発明で観察されている。
【0047】そして、燒結体の構造を少なくとも水分子
が侵入可能な微細な空隙を多数有するものにした場合
に、燒結体を水若しくは水溶液に接触させた場合には、
水のイオン積(KW )若しくは水溶液の電離定数を変化
させる電気的物性を備えるものにできることが本発明で
見いだされている。 〈燒結体の製造〉第一の本発明の燒結体は、3種の必須
成分とその他の成分の粉末と有機質の結合剤とを固めて
燒結したものである、必要に応じて、滑剤その他の添加
を加えておいてもよい。燒結温度は、他えば、450〜
950℃、好ましくは650〜800℃、である。 〔第二の本発明〕第二の本発明は、第一の本発明による
燒結体の粒子が布地に定着する等して固定されている燒
結体粒子固定布地である。
【0048】なお、第二の本発明の「粒子」という用語
は、観測可能な大きさを有する小寸法の物体の語義で使
用している。
【0049】したがって、第二の本発明においては、燒
結体粒子の布地への固定手段、布地の種類、燒結体粒子
の固定量あるいは燒結体粒子固定布地の身体に対する接
触感等に対応して、第二の本発明による効果を最大に享
受できる径あるいは大きさの粒子を使用することができ
る。
【0050】燒結体粒子の布地への固定手段は、任意で
あることができ、布地に直接的に固定してもよく、ある
いは燒結体粒子を固定した糸を布地にしたものであって
もよい。
【0051】第二の本発明に用いる布地は、その種類若
しくは製造方法において任意である。従って、「布地」
は、たて糸とよこ糸とを交差させて布地にしたもの(い
わゆる、織物と称されるもの)、糸でわを作ってそのわ
なを連結して布地にしたもの(いわゆる、ニットと称さ
れるもの)、糸を斜めの角度に組み会わせて布地にした
もの(いわゆる、組み物と称されるもの)、若しくは糸
を撚り合わせて布地にしたもの(いわゆる、撚り物と称
されるもの)であってもよい。
【0052】布地に固定する燒結体粒子の量は、2〜8
0グラム/布地m2、好ましくは5〜30グラム/布地
2、である。
【0053】この量であれば、燒結体粒子固定布地を下
着あるいは衣服に加工して着用した場合には、東洋医学
の「はり」若しくは「灸」の効果に類似する効果を与え
る場合があり、一般的には、健康の点からは優れた効果
を身体に与え得ることが本発明で見いだされている。 〔第三の本発明〕第三の本発明は、燒結体の構造体が若
しくは燒結体を含む構造体が突部を有する小型片状に形
成されていて、それを身体に貼った場合に、優れた刺激
効果が身体に付与されるようにした構造体のものであ
る。
【0054】第三の本発明の燒結体の構造体についての
一実施例を図1及び図2に基づいて具体的に説明する。
【0055】なお、図1及び図2の実施例は、第三の本
発明における燒結体の構造体の好適な実施例ではある
が、第三の本発明に包含される多種多様な実施例の一の
例示である。
【0056】図1は小型片状燒結体を図示したもので、
図1その平面図で、図2はその側面図である。
【0057】両図において、小型片状燒結体1は、側断
面が山形状の小型片状に形成されていて、それが台座2
の中央に嵌めこまれている。小型片状燒結体1は、山形
の突出部分1aとその裾の平坦部分1bと平坦部分1b
の裏側の突部1cからなっていて、その突部1cが台座
2の中央に嵌めこまれた状態になっている。台座2は、
布、紙、プラスチック及びその他の材質から形成され、
小型片状燒結体1の平坦部分1bから外側に突き出てい
る台座2の部分2aの表側(山形に突出部分1aがある
側)は、そこに粘着剤を塗布する等して、台座2の部分
2aが身体に容易に付着するようになっている。
【0058】そして、小型片状燒結体1を身体に貼る場
合には、その小型片状燒結体1の山形に突出部分1aを
身体に押しつけて貼ることができる構造になっている。
【0059】又、第三の本発明においては、素子を内蔵
の小型片状燒結体あるいは導電体を内蔵の小型片状燒結
体等の各種の態様が可能である。
【0060】図3は、素子としてダイオ−ドを内蔵の小
型片状燒結体20を示したものである。
【0061】小型片状燒結体20もその裏面が台座21
で覆われている。台座21は小型片状燒結体20の裏面
に定着されていて、突部20aの全体を覆っている。し
かも、小型片状燒結体20はダイオ−ド22内蔵の構造
になっている。ダイオ−ド22内蔵により小型片状燒結
体20を身体に貼った場合(特に、東洋医学でツボと称
されている身体の箇所に貼った場合)には、身体上の変
化が生ずることが多くの観察から実験的事実から得られ
ている(後記実験例5参照)。
【0062】図4〜図7は、第三の本発明における燒結
体を含む構造体の実施例の例示である。
【0063】なお、図4〜図7も、第三の本発明の包含
される多種多様な燒結体を含む構造体の実施例の一部の
例示である。
【0064】図4に示す小型片状燒結体41は、その側
断面がほぼ中央に突出部分40が配設の山形状の小型片
状であって、突出部分40に設けられた穴42には金属
ピン43が嵌込まれて接着剤により固定されている。
【0065】そして、小型片状燒結体41の表面43と
裏面44とはアルミニウム等の金属により蒸着されてい
て、しかも、それらの面は公知の圧電素子を作る方法
(いわゆる、バイアス化法)により極性を備えたものに
なっている。
【0066】小型片状燒結体41の表面43と裏面44
との極性は、バイアス化法での印加電圧の方向を変える
ことによって容易に変えることができる。
【0067】小型片状燒結体41は、図3に示す小型片
状燒結体20と同様の効果を示すことができ、かつ、極
性の付加によりその効果が増大することになる。
【0068】図5に示す小型片状燒結体50は、燒結体
層51、51間に電解質52を鋏んだ片状のもので、そ
のほぼ中央に設けられた穴53には、金属ピン54が嵌
込まれて固定されているものである。しかも、燒結体層
51、51には、ピンホ−ル55、…55が設けられ、
かつ、燒結体層51、51の表面には電極が設けられて
いて、小型片状燒結体50全体が電池と同様の作用をも
するようにしたものである。
【0069】小型片状燒結体50は、電池と同様の作用
をもすることができるので、電気的効果が持続し、か
つ、小型片状燒結体50に生ずるイオン起電力の電圧を
一定にすることができる。
【0070】従って、小型片状燒結体50を身体に貼る
ことにより、健康に有益な効果(例えば、東洋医学の
「はり」若しくは「灸」の効果に類似する効果)を一定
の状態で持続して身体に与えることができる。
【0071】図6に示す小型片状燒結体60は、内部に
空洞部を形成する形態の燒結体61、61がゴム系接着
剤62に接合され、そのほぼ中央に形成の空洞部にダイ
オ−ド63収納され、ダイオ−ド63の両端に接続した
金属部64、64aを小型片状燒結体60から外へ突出
させた構造のものである。
【0072】小型片状燒結体60は、金属部64を身体
に接触させた場合には、金属部64からダイオ−ド63
を通じて、身体の健康に有益な微弱電流を流すことがで
きるようになる。
【0073】図7に示す小型片状燒結体70は、内部に
空洞部を形成する形態の燒結体71、71が接着剤で接
合された構造になっている点では、図6に示す小型片状
燒結体60とほぼ同様である。
【0074】しかし、小型片状燒結体70では、燒結体
71、71の成形時の際に高電圧が印加され、それによ
って、小型片状燒結体70の表面と裏面には極性が保持
できるようになっている。
【0075】小型片状燒結体70の内部に形成の空洞部
には、金属ピン73が取りつけられ、その両端部は外部
と接触できるようになっていて、金属ピン73のみで、
図6に示す小型片状燒結体60と同様の働きをするよう
になっている。
【0076】第三の本発明における燒結体を含む構造体
は、このような特徴的な構造体にして、その構造体中に
第一の本発明の燒結体をふくことで、特異な電気的及び
磁気的を備えたものにされている。
【0077】なお、本発明においては、本発明の目的に
適合して、本発明の効果を特に害さない限りにおいて
は、改変あるいは部分的な変更及び付加は任意であっ
て、いずれも本発明の範囲である。
【0078】以下、本発明の燒結体についての実験例に
ついて説明する。
【0079】
【実験例】
実験例1〉必須組成が異なる燒結体片の試料を調製し
て実験に供した。表1はその試料を示している。試料番
号のセラミック8、アルミナ20及び電気石1は、電
気石1に対してセラミック8及びアルミナ20の重量比
で調製したことを意味している。
【0080】
【表1】 そして、調製した試料〜をボ−ルミルにより破砕し
て試料とし、30グラムを採取してpH2〜3の水道水
900ミリリットルを入れた容器に加えた。水道水は、
水温、pH及び導電率(s/cm)を継続的に測定でき
るようにしておいた。水道水を攪拌してそれらの経時変
化を測定した。
【0081】その結果、時間の経過に伴って、水温及び
水道水のpHが上昇して、導電率(s/cm)が減少す
る減少が観察された。
【0082】図8は、その実験結果であって、pHが経
時的に変化する状況を示している。 〈実験例2〉試料〜と同じ組成の燒結体により図1
と同様の形状の燒結体片を調製した。
【0083】結体片はその平坦部分1bの直径が1.5
〜3.0cmであった。
【0084】そして、山形の突出部分1aと平坦部分1
bとに銅(Cu)電極及びアルミニウム(Al)電極を
取りつけ、燒結体片を置く環境湿度(以下、相対湿度で
表す)が異なる場合の燒結体片の電位を測定した。相対湿度が20%(25℃)の場合 燒結体片の山形の突出部分1aの先端に銅(Cu)電極
を蒸着し、平坦部分1bにアルミニウム(Al)電極を
蒸着して、20MΩの抵抗の電圧を印加した。しかし、
燒結体片には電位が発生しなかった。
【0085】燒結体片の山形の突出部分1aの先端にア
ルミニウム(Al)電極を蒸着し、平坦部分1bに銅
(Cu)電極を蒸着して同様の操作を繰り返しても同様
であった。相対湿度が60〜100%(25℃)の場合 燒結体片の山形の突出部分1aの先端に銅(Cu)電極
を蒸着し、平坦部分1bにアルミニウム(Al)電極を
蒸着して、20MΩの抵抗の電圧を印加した。その結
果、燒結体片には、+50〜+200mvの電位が発生
した。
【0086】又、燒結体片の山形の突出部分1aの先端
に銅(Cu)電極を蒸着し、平坦部分1bにアルミニウ
ム(Al)電極を蒸着して、20MΩの抵抗の電圧を印
加した。
【0087】その結果、燒結体片には、−50〜−20
0mvの電位が発生した。燒結体片にダイオ−ドを内蔵の場合 同様の実験を行った結果、ダイオ−ドの極性に関係な
く、発生する電位の正負が生じた。 〈実験例3〉表1の試料〜と同じ組成の燒結体粒子
の分散液により浸漬処理した布地(以下、試料布地とい
う)の電気特性を測定する実験を行った。
【0088】図9は、実験に用いた電気特性測定装置の
模式図である。図9において、絶縁台90上に載せられ
た試料布地91は電極グリップ92、92により挟持さ
れている。両電極グリップ92、92は、デジタル式の
絶縁抵抗計93に配線94、94により通じていて、高
圧ブロ−グ35が一方の配線94に取り付けられてい
る。温度25℃及び相対湿度40〜41%の測定条件下
において、両電極グリップ92、92間の距離を1cm
に設定して、電圧100ボルトにして、試料布地91の
表面比抵抗値を測定した。
【0089】その結果、無処理の布地(燒結体粒子が存
在しない布地)は、その表面比抵抗値が109 Ω/sq
のオ−ダ−の数値を示したが、試料布地は107〜108
Ω/sqのオ−ダ−の数値を示した。しかも、燒結体粒
子の固定量が多くなると表面比抵抗値が小さくなった。
【0090】従って、燒結体粒子を布地に固定すると、
107〜108Ω/sqのオ−ダ−の表面比抵抗値に相当
する微弱導電性が得られることが見いだされた。
【0091】なお、試料布地の微弱導電性は、試料布地
の表面比抵抗値と表面導電率とが表面導電率=1/表面
比抵抗値の関係にあるので、試料布地の表面比抵抗値の
測定結果から容易に観測することができる。 〈実験例4〉実験例3の実験に供した試料布地から下着
を加工して、被試験者に着用せて90日経過後に身体の
変化の有無を聴取するという官能試験を行った。
【0092】被試験者は、10人を1グル−プとして、
3グル−プの被試験者の集団に試験をしてもらった。各
グル−プ は、41才〜75才の年齢の被試験者が混在
していた。
【0093】90日経過後の変化については、「変化が
なかった」、「わからない」、「少し変化があるように
感じられた」、「変化があった」及び「明確に意識でき
る程度に身体のプラスの変化があった」のいずれに該当
したかを解答してもらった。又、明確に意識できる程度
に身体のプラスの変化があったと解答した被試験者につ
いては、身体に生じたプラスの変化の具体的内容を解答
してもらった。
【0094】その結果、3グル−プの被試験者の集団に
おいて、第一のグル−プの被試験者の7人、第三のグル
−プの被試験者の7人及び第三のグル−プの被試験者の
8人が、「明確に意識できる程度に身体のプラスの変化
があった」及び「変化があった」と解答した。
【0095】したがって、試料布地を加工の下着の着用
により健康が増進する変化が身体に生ずることが判明し
た。 〈実験例5〉実験例2で実験に供した燒結体片を被試験
者の両肩に貼って、90日経過後にその変化の有無を聴
取するという官能試験を行った。
【0096】被試験者は、実験例4と同様にして、10
人を1グル−プとして、3グル−プの被試験者の集団に
試験をしてもらった。各グル−プは41才〜75才の年
齢の被試験者が混在していた。
【0097】90日経過後の変化については、「変化が
なかった」、「わからない」、「少し変化があるように
感じられた」、「変化があった」及び「明確に意識でき
る程度に身体のプラスの変化があった」のいずれに該当
したかを解答してもらった。又、明確に意識できる程度
に身体のプラスの変化があったと解答した被試験者につ
いては、身体に生じたプラスの変化の具体的内容を解答
してもらった。
【0098】その結果、3グル−プの被試験者の集団に
おいて、第一のグル−プの被試験者の8人、第三のグル
−プの被試験者の8人及び第三のグル−プの被試験者の
9人が、「明確に意識できる程度に身体のプラスの変化
があった」及び「変化があった」と解答した。
【0099】したがって、燒結体片は身体の健康にとっ
てプラスの変化をもたらすものであることが判明した。
【0100】
【効果】第一の本発明の燒結体によれば、それを水若し
く水溶液と接触させることによりそれらpHを容易に人
的に変化させるができる。すなわち、第一の本発明の燒
結体により、水若しく水溶液中に平衡関係で存在する電
解質物質(特にイオン)の量的比率に変化を与えること
ができるという現象を工業上の有意義な操作に利用する
ことが可能となる。
【0101】第二の本発明の燒結体粒子固定布地によれ
ば、その布地を用いた下着若しくは衣服を被着すること
により、生体、特に生体組織内の水溶液に対して、健康
の点からは正の影響を与え得ることができる。
【0102】具体的には、東洋医学の「はり」若しくは
「灸」の効果に類似する効果を与えることも可能とな
る。
【0103】第三の本発明の構造体によれば、それを身
体に貼ることにより、健康に有益な効果を身体に与える
ことができる。
【0104】又、第三の本発明により、工業的領域及び
生理学的領域等の種々の領域において、個々の領域(特
に、生理学的領域)に有効な電気的及び磁気的な特性を
有する構造体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型片状燒結体の平面図である。
【図2】小型片状燒結体の側面図である。
【図3】ダイオ−ドを内蔵の小型片状燒結体の側断面図
である。
【図4】小型片状燒結体の他の実施例の側断面図であ
る。
【図5】小型片状燒結体の他の実施例の側断面図であ
る。
【図6】小型片状燒結体の他の実施例の側断面図であ
る。
【図7】小型片状燒結体の他の実施例の側断面図であ
る。
【図8】水のpHの経時変化を示すグラフである。
【図9】試料布地の電気特性測定装置の模式図である。
【符号の説明】
1 小型片状燒結体 1a 山形状の突出部分 1b 平坦部分 1c 突部 2 台座 2a 部分 20 小型片状燒結体 20a 突部 21 台座 22 ダイオ−ド 44 小型片状燒結体 50 小型片状燒結体 51 燒結体層 52 電解質 53 穴 54 金属ピン 55 ピンホ−ル 60 小型片状燒結体 61 燒結体 62 ゴム系接着剤 63 ダイオ−ド 70 小型片状燒結体 71 燒結体 73 金属ピン 91 試料布地 92 電極グリップ 93 絶縁抵抗計 94 配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 35/14 D06M 11/00 Z 35/49 23/08 D06M 11/00 C04B 35/10 Z 35/14 23/08 35/49 A H01L 41/08 H01L 41/08 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックスと、元素周期表の第3B族に
    属する元素の酸化物又は/及び元素周期表の第4B族に
    属する元素の酸化物と、焦電性及び圧電性を有する無機
    化合物とを含んでなる燒結体であって、かつ、少なくと
    も水分子が侵入可能な微細な空隙を多数有する構造体で
    ある燒結体。
  2. 【請求項2】セラミックスと、元素周期表の第3B族に
    属する元素の酸化物又は/及び元素周期表の第4B族に
    属する元素の酸化物と、焦電性及び圧電性を有する無機
    化合物とを含んでなる燒結体であって、かつ、少なくと
    も水分子が侵入可能な微細な空隙を多数有する構造体か
    らなるセラミック含有燒結体の粒子が固定されている布
    地からなる燒結体粒子固定布地。
  3. 【請求項3】セラミックスと、元素周期表の第3B族に
    属する元素の酸化物又は/及び元素周期表の第4B族に
    属する元素の酸化物と、焦電性及び圧電性を有する無機
    化合物とを含んでなる燒結体の構造体若しくはその燒結
    体を含む構造体からなり、かつ、少なくとも水分子が侵
    入可能な微細な空隙を多数有してなる構造体であるもの
    で、外部に突部を有する小型片状に形成の構造体。
  4. 【請求項4】前記元素周期表の第3B族に属する元素の
    酸化物がアルミナであり、前記元素周期表の第4B族に
    属する元素の酸化物がシリカであって、前記焦電性及び
    圧電性を有する無機化合物が、ホウ素含有ケイ酸塩鉱
    物、PZT及び鉄化合物の一種又は二種以上からなるこ
    と、を特徴とする請求項1に記載の燒結体若しくは請求
    項2に記載の燒結体粒子固定布地。
  5. 【請求項5】前記燒結体の構造体若しくは前記燒結体を
    含む構造体が、電圧印加により電荷を滞留の構造体にさ
    れている請求項3に記載の構造体。
JP7127378A 1995-04-28 1995-04-28 燒結体及び燒結体粒子固定布地 Pending JPH08301649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7127378A JPH08301649A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 燒結体及び燒結体粒子固定布地

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7127378A JPH08301649A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 燒結体及び燒結体粒子固定布地

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08301649A true JPH08301649A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14958511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7127378A Pending JPH08301649A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 燒結体及び燒結体粒子固定布地

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08301649A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080769A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Tohoku Univ プラズマ発生方法およびプラズマ発生装置
JP2012094523A (ja) * 2011-11-21 2012-05-17 Tohoku Univ プラズマ発生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080769A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Tohoku Univ プラズマ発生方法およびプラズマ発生装置
JP2012094523A (ja) * 2011-11-21 2012-05-17 Tohoku Univ プラズマ発生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Grimnes Skin impedance and electro-osmosis in the human epidermis
Yan et al. Flexible pillar-base structured piezocomposite with aligned porosity for piezoelectric energy harvesting
Zviman et al. Formation of a bilayer lipid membrane on rigid supports: an approach to BLM-based biosensors
Shashoua Electrically active polyelectrolyte membranes
TW200941523A (en) Electrophoretically deposite cathode capacitor
Gittings et al. Characterisation of ferroelectric-calcium phosphate composites and ceramics
Park et al. Ferroelectric nanoparticle-embedded sponge structure triboelectric generators
JPH08301649A (ja) 燒結体及び燒結体粒子固定布地
WO2018180190A1 (ja) 塩化銀被覆粒子
Hazra et al. Enhanced piezoelectric response in BTO NWs-PVDF composite through tuning of polar phase content
DE19842735A1 (de) Elektrochemischer Sensor mit direkt elektrisch heizbaren Elektrodenflächen
KR102282512B1 (ko) 유연성 압력센서를 포함하는 스마트 장갑
Zhang et al. Development of silicon electrode enhanced by carbon nanotube and gold nanoparticle composites on silicon neural probe fabricated with complementary metal-oxide-semiconductor process
Breyer et al. The behaviour of reversible electrodes in alternating fields
Mumford et al. Transduction of hydrostatic pressure to electric potential in human dentin
Zhao et al. High-performance flexible piezocomposites based on an enhanced interfacial polarization effect via BCZT@ Ag heterostructure design
Riistama et al. Electrode-electrolyte interface properties in implantation conditions
Zhu et al. Influence of fabrication process steps on Pd-IPMC electrode morphologies and mechano-electrical properties
Ragheb et al. The impedance of a spherical monopolar electrode
Portales et al. Cyclic voltammetry and impedance spectroscopy analysis for graphene-modified solid-state electrode transducers
Naumowicz Cyclic voltammetry and chronoamperometry techniques in description of the surface-active phospholipid bilayer relative to acid-base equilibria
Shahinpoor et al. Sensing capabilities of ionic polymer-metal composites
Madsen et al. Surface area measurements on polypyrrole using SANS, AC impedance, and STM
EP4366491A1 (en) Structure
RU2442148C1 (ru) Способ преобразования влажности газов в электрическое напряжение (ток) и устройство для его осуществления

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060110