JPH08301324A - 密閉蓋装置 - Google Patents

密閉蓋装置

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JPH08301324A
JPH08301324A JP7113173A JP11317395A JPH08301324A JP H08301324 A JPH08301324 A JP H08301324A JP 7113173 A JP7113173 A JP 7113173A JP 11317395 A JP11317395 A JP 11317395A JP H08301324 A JPH08301324 A JP H08301324A
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JP
Japan
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opening
lid
container body
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container main
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JP7113173A
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Imayoshi Imada
今義 今田
Masao Kobayashi
賢生 小林
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House Foods Corp
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House Foods Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 容器本体と蓋部との密閉作動に当たり、仮に
容器本体の開口部に内容物等が付着していても、これが
容器本体の開口周縁部における蓋部の摺動係合によって
拭き除かれ、より強固で安定した密閉が形成され、また
蓋部の密閉作動のための摺動部の摩擦抵抗が小さく蓋部
の脱着が容易である密閉蓋装置を提供する。 【構成】 容器本体2の先端部に開口12を設け、先端
部が容器本体2の中間部から開口12に向かって縮小す
る錐部10を形成し、蓋部4に開口12にほぼ一致した
断面を有し開口12に嵌入する筒状突出部を設け、密閉
作動時に開口を通過する筒状突出部の外面に弾性フラン
ジ24を設け、さらに容器本体2と上記蓋部4とを取り
外し可能に固着するロック機構を設ける密閉蓋装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体や粘性体のための
容器用の蓋装置に関し、さらに詳しくは、密閉性が高く
繰り返して着脱可能な密閉蓋装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平7−2440号公報は、ヒンジキ
ャップに関し、容器口部に係着される中蓋と、この中蓋
と係合してその開口を閉止する外蓋と、上記中蓋と上記
外蓋とをヒンジ結合する連結部とからなり、上記外蓋の
円筒形内周壁が上記中蓋の開口に嵌合することによって
密閉閉止する構成を開示している。特公平7−2502
号公報は、蓋体に関し、容器口部に係着される注ぎ口付
き中蓋と、この中蓋と係合してその開口を閉止する外蓋
と、閉止する閉塞部付きの外蓋と、上記中蓋と上記外蓋
とをヒンジ結合する連結部とからなり、上記注ぎ口も外
蓋の閉塞部もともに僅かに先細形及び先太形になったほ
ぼ円筒形である構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に開示さ
れた密閉蓋装置の構成においては、中蓋に摺動嵌合され
る外蓋が円筒形であって、中蓋と外蓋が面接触であり、
この接触部に内容物等が付着して密封が形成されないお
それがあり、また摩擦抵抗が大きく外蓋の脱着が困難で
あり、さらに面接触面の磨耗により長期にわたり安定し
た密閉を行うことができない問題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、従来の密閉蓋装置の上述の問
題に鑑みてなされたものであって、容器本体と蓋部との
密閉作動に当たり、仮に容器本体の開口部に例えば、食
塩、コショー、粉末しょうゆ等の粉体原料あるいは味噌
等の粘性体原料のような内容物等が付着していても、こ
れが容器本体の開口周縁部における蓋部の摺動係合によ
って拭き除かれ、より強固で安定した密閉が形成され、
また蓋部の密閉作動のための摺動部の摩擦抵抗が小さく
蓋部の脱着が容易である密閉蓋装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は、容器本体の先
端部に開口を設け、該先端部が容器本体の中間部から該
開口に向かって縮小する錐部を形成し、蓋部に上記開口
にほぼ一致した断面を有し上記開口に嵌入する筒状突出
部を設け、密閉作動時に上記開口を通過する該筒状突出
部の外面に弾性フランジを設け、さらに上記容器本体と
上記蓋部とを取り外し可能に固着するロック機構を設け
たことを特徴とする密閉蓋装置である。本発明の実施態
様は以下の通りである。上記弾性フランジが、その先端
部が密封時に上記錐部内面に圧接する半径方向幅を有し
ている。上記弾性フランジが、複数段設けられている。
上記複数段の弾性フランジが、異なった半径方向幅を有
している。上記複数段の弾性フランジが、容器本体の錐
部の内面に対応した半径方向幅を有している。上記錐部
の開口が、該錐部と逆向きに拡大する先開き形状であっ
て、上記蓋部の筒状突出部の外径が、上記開口の最小内
径より大きく最大内径より小さい。
【0006】
【作用】密閉作動時に、弾性フランジが容器本体の口先
端部の開口を通過し、弾性フランジが上記開口の周縁面
上を摺動し、そこに付着した内容物等を拭き除く。容器
本体に対する蓋部の密閉作動は、主に容器本体の口先端
部における蓋部の筒状突出部と弾性フランジの摺動であ
り、密封作動のための摩擦抵抗が小さく蓋部の脱着が容
易である。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例の密閉蓋装置を図に基
づいて説明する。第1実施例の密閉蓋装置1は、図1及
び図2に示すように、底付き円筒形の合成樹脂製容器本
体2の上部に、蓋部4をヒンジ6によって軸支してな
る。容器本体2は、錐部10が円錐台形であって、頂上
部に円形開口12が設けられている。なお、開口12は
円形状に限られるものではなく、多角形状あるいは鳥口
を設けた形状であってもよい。錐部10の上端面の垂直
線Vに対する錐部10の内面14の傾斜角αは、特に限
定されるものではないが、5ないし30°、好ましくは
15ないし20°が望ましく、これにより容器の密閉性
及び開口12に付着した原料の掻き取り性を高めること
ができる。円形開口12の周縁面は、垂直線Vに対する
傾斜角βを20ないし80°、好ましくは40ないし6
0°にした円錐斜面16であり、内面14と円錐斜面1
6とによって稜線18を形成する。これにより、蓋部を
嵌入し易くすることができる。蓋部4は、合成樹脂製
で、底付き円筒形のものを下向きにした形状であって、
周囲に容器本体2の円筒形側壁28のほぼ延長上にある
環状周囲壁部20と、外径が稜線18の直径よりも大き
く円錐斜面16の上端の直径よりも小さい直径の中間円
筒壁部22とを有している。中間円筒壁部22の外面に
は、下方部分すなわち密閉作動時に稜線18上を摺動す
る部分に、複数段をなし同一の半径方向幅の弾性フラン
ジ24、25、26が設けられている。
【0008】上記容器本体の錐部10と蓋部の中間円筒
壁部22の材質は、少なくとも一方が弾性材料で形成さ
れるようにする。弾性材料としては、例えば、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリエステル系樹脂が例示できる。又、弾性フラン
ジの材質も、上記材質と同様のものを使用すればよい
が、蓋部を圧入する際に変形する程度の厚さ、例えば
(0.3)〜(1.0)mm程度にすることが望ましい。容器
本体2の円筒形側壁28と錐部10の境界部には、ヒン
ジ6と対向する側に、突起部30が形成され、蓋部4の
環状周囲壁部20の下端には、ヒンジ6と対向する側
に、該突起部30と係合する鉤部32が形成され、突起
部30と鉤部32によるロック機構を形成する。上記構
成の密閉蓋装置1は、図2から推定できるように、円形
開口12に中間円筒壁部22が圧入される際、複数段の
弾性フランジ24、25、26が順次円形開口12の円
錐斜面16上を摺動して円錐斜面16上に残留していた
内容物等を拭き除き、錐部10と円筒形側壁26との間
の密閉の障害となるものを排除する。円形開口12に中
間円筒壁部22が圧入された後は、稜線18が中間円筒
壁部22に線接触あるいは極小面積で圧接し、さらに弾
性フランジ24、25、26の幾つかが内面14と圧接
し、容器本体2と中間円筒壁部22との間の密閉が形成
される。
【0009】第2実施例の密閉蓋装置は、図3に示され
るが、第1実施例と共通の構成についおては同一の符号
を付してその説明を省略する。中間円筒壁部122の外
面には、下方部分すなわち密閉作動時に稜線18上を摺
動する部分に、複数段の弾性フランジ124、125、
126が設けられるが、弾性フランジ124、125、
126の半径方向幅は密閉時の内面14に圧接するよう
に決められる。第2実施例においては、蓋部4による密
閉が、稜線18と中間円筒壁部22との線接触あるいは
極小面積による圧接に加えて、全ての弾性フランジ12
4、125、126と内面14との圧接によっても行わ
れ、より完全な密閉がなされる。
【0010】
【発明の効果】本発明の密閉蓋装置によれば、容器本体
と蓋部との密閉作動に当たり、仮に容器本体の開口周縁
部に内容物等が付着していても、これが容器本体の口先
端部における蓋部の摺動係合によって拭き除かれ、より
強固で安定した密閉が形成され、また蓋部の密閉作動の
ための摺動部が弾性フランジの変形を伴うため、摩擦抵
抗が小さく蓋部の脱着が容易である利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の密閉蓋装置の斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の密閉蓋装置の断面図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例の密閉蓋装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
V 垂直線 1 先細口容器 2 容器本体 4 蓋部 6 ヒンジ 10 錐部 12 円形開口 14 内面 16 円錐斜面 18 稜線 20 環状周囲壁部 22 中間円筒壁部 24、25、26 弾性フランジ 28 円筒形側壁 30 突起部 32 鉤部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の先端部に開口を設け、該先端
    部が容器本体の中間部から該開口に向かって縮小する錐
    部を形成し、蓋部に上記開口にほぼ一致した断面を有し
    上記開口に嵌入する筒状突出部を設け、密閉作動時に上
    記開口を通過する該筒状突出部の外面に弾性フランジを
    設け、さらに上記容器本体と上記蓋部とを取り外し可能
    に固着するロック機構を設けたことを特徴とする密閉蓋
    装置。
  2. 【請求項2】 上記弾性フランジが、その先端部が密封
    時に上記錐部内面に圧接する半径方向幅を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の密閉蓋装置。
  3. 【請求項3】 上記弾性フランジが、複数段設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の密閉蓋装置。
  4. 【請求項4】 上記複数段の弾性フランジが、異なった
    半径方向幅を有していることを特徴とする請求項2記載
    の密閉蓋装置。
  5. 【請求項5】 上記複数段の弾性フランジが、容器本体
    の錐部の内面に対応した半径方向幅であることを特徴と
    する請求項4記載の密閉蓋装置。
  6. 【請求項6】 上記錐部の開口先端部が、該錐部と逆向
    きに拡大する先開き形状であって、上記蓋部の筒状突出
    部の外径が、上記開口の最小内径より大きく最大内径よ
    り小さいことを特徴とする請求項1記載の密閉蓋装置。
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