JPH08300649A - 圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置 - Google Patents

圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置

Info

Publication number
JPH08300649A
JPH08300649A JP7132850A JP13285095A JPH08300649A JP H08300649 A JPH08300649 A JP H08300649A JP 7132850 A JP7132850 A JP 7132850A JP 13285095 A JP13285095 A JP 13285095A JP H08300649 A JPH08300649 A JP H08300649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
piezoelectric actuator
closing
tip
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7132850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2715990B2 (ja
Inventor
Tomohiro Kawashima
知浩 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7132850A priority Critical patent/JP2715990B2/ja
Publication of JPH08300649A publication Critical patent/JPH08300649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2715990B2 publication Critical patent/JP2715990B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/05Heads having a valve

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 微少量の被吐出物を高速・連続的に円滑に吐
出制御する圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置を
提供する。 【構成】 被吐出物の吐出口12と交差して圧電アクチ
ュエータ15に連結される開閉チップ16を高速・往復
動させ、また、被吐出物を加圧したりノズル13での開
閉チップ14の位置を特定し、更にはX、Y、Z三軸移
動台にハウジング11を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微少量の被吐出物の吐
出を高速かつ連続的に制御するため吐出に係る駆動部に
圧電アクチュエータを備えたディスペンサ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】微少量の被吐出物の吐出を連続的にかつ
高速に行なう装置としては、いわゆるディスペンサがあ
る。具体例としては、液状ハンダのハンダ付け装置のハ
ンダ吐出部やインクジェットプリンタのインク噴出部に
て採用され得る。
【0003】この場合、ハンダやインクなどの被吐出物
の吐出制御には、種々の方式が提案されており、一例と
しては被吐出物に空気圧を加えてその加圧圧力により被
吐出物を押し出すもの、他の例としては、図3(A)
(B)に示す如く、被吐出物の収納容器1に吐出口が形
成されたゴム等の弾性部材2を装着し、この弾性部材2
の側壁を図3(B)の如く圧迫することにより吐出口を
変形させて被吐出物を押し出すもの、更には、油圧や空
気圧制御に用いられる流量制御弁の如く電磁ソレノイド
を駆動源として流路を開閉することにより吐出制御を行
なうもの、などがあげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来方式にあっては、微少量を高速かつ連続的に吐出制
御することができにくいという問題がある。
【0005】すなわち、前述の空気圧による吐出では、
被吐出物の粘性や吐出口の構造・表面状態により吐出量
が変化することと相俟って微少な空気圧調整もしにくい
等、微少量の吐出は困難となっておりしかも高速の吐出
制御は無理がある。
【0006】また、図3に示す弾性部材2の圧迫による
方式でも前述の空気圧のケースと同様な問題があり、更
には弾性部材2の劣化による寿命、機器の信頼性の維持
につき問題がある。
【0007】電磁ソレノイドを利用する場合には、この
駆動源のオンオフ制御を高速では行ないにくく、高速化
を実現しようとする場合、構造上の破損や故障がつきま
とうという問題がある。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑み、被吐出物の
微少量の吐出や高速制御を可能とし、弾性部材を用いず
よって劣化もなく、更には電磁ソレノイドの如き破損や
故障が生じない圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装
置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、次の構成を特徴とする。
【0010】(1)被吐出物が充填された容器の先端に
吐出口を有するノズルと、この吐出口と交差して位置し
吐出口を開閉する弁となる開閉チップと、この開閉チッ
プを駆動させる圧電アクチュエータと、上記開閉チップ
を摺動自在に支持するチップガイドと、上記開閉チップ
を囲んで配置されるシールと、を備えたハウジングを有
すること。
【0011】(2)(1)にあって、ハウジングはX、
Y、Zの三軸移動台上に備えられること。
【0012】(3)(1)にあって、容器には被吐出物
を加圧する加圧器を備えたこと。
【0013】(4)(1)にあって、ノズルの先端に開
閉チップを備えたこと。
【0014】
【作用】上述の構成において、圧電アクチュエータにて
高速な微少振動が得られ、この高速振動が開閉チップに
伝えられてチップガイドに基づく円滑な振動として取出
され、弁としての開閉チップが吐出口を開閉駆動する。
この場合、圧電アクチュエータによる開閉チップの駆動
には無理がなくチップガイドに支持されて円滑に行なわ
れる。ここでは、弾性部材も電磁ソレノイドも使用され
ない。
【0015】また、ハウジングをX、Y、Z三軸上に取
付けた場合には、X、Y、Z各方向の位置決めが自動的
にかつ確実に行なわれることになる。
【0016】更に、被吐出物の粘性や吐出口の構造によ
り微量高速吐出が影響されるため、被吐出物の加圧や開
閉チップ以後の吐出通路長の短縮も好ましい。
【0017】
【実施例】ここで、図1、図2を参照して本発明の実施
例を説明する。図1において、被吐出物の容器であるチ
ューブ10とこのチューブ10の先端に連通するハウジ
ング11とが備えられる。
【0018】ハウジング11は吐出口12を有するノズ
ル13、吐出口12と交差するよう配置(図では水平配
置)されて弁として吐出口12を開閉する開閉チップ1
4、この開閉チップ14に連結された圧電アクチュエー
タ15、開閉チップ14を支持すると共に円滑に摺動可
能なチップガイド15、チップガイド15より吐出口1
2側にあって被吐出物の侵入を防止するシール16、そ
して圧電アクチュエータ15用のリード線17を有す
る。
【0019】このうち、圧電アクチュエータ15は、い
わゆる圧電効果によって高速微少振動を得ることができ
るもので、リード線17に印加される電圧とその周波数
により、周波数に基づく歪(伸縮)が得られる。
【0020】この歪は圧電アクチュエータ15に連結さ
れた開閉チップ14に伝わり開閉チップ14の往復動と
して取り出すことができる。このため、吐出口12が電
圧周波数に基づく所定の周期により開閉されることにな
る。
【0021】圧電アクチュエータ15に開閉チップ14
を直接又は間接的に連結しても歪を取り出すことができ
るが、この歪が高速振動であるため開閉チップ14の表
面とチップガイド15の表面とは、円滑な接触状態が必
要となる。すなわち、開閉チップ14は、高速振動に追
従できる摺動状態にある必要があり、すべりやすい表面
状態となっている必要がある。このため、例えば鏡面状
態近くまで加工したり、潤滑膜を形成する加工が望まし
い。
【0022】なお、シール16と開閉チップ14との接
触面も同様の円滑な摺動が必要となるが、更にシール1
6は被吐出物の漏れ防止の役目もある。このため、例え
ばいわゆるガソリンエンジンのピストンリングの如き開
閉チップ14側にリングを固定し対向する部分をシリン
ダとして摺動させる如き構造も考え得る。
【0023】被吐出物の高速・微少量吐出制御にあって
は、開閉チップ14による高速振動の外、被吐出物の粘
性、吐出口12の表面状態、長短等も関係する。水の如
き常温液体の被吐出物の場合、上方のチューブ10に対
して下方に容易に流れ落ちるので、開閉チップ14によ
る高速開閉に対して吐出制御が可能となる。他方、粘性
を無視できない流動体等についてはチューブ10に加圧
器(図示省略)を備えてチューブ10内の被吐出物を押
し出すことが必要になる。もっとも、液体についても加
圧することにより吐出量の増減を図ることができる。
【0024】また、ノズル13により被吐出物を吐出さ
せる場合には、開閉チップ14以後吐出するまでの吐出
口12の抵抗が問題となる。このためこの吐出口12に
被吐出物が流下しやすい表面状態とする等に仕上げを施
す他、吐出口12の長さを短くして換言すればノズルの
できるだけ先端に開閉チップ14を備える等の手段によ
り抵抗を低減でき、高速吐出制御がしやすくなる。
【0025】いずれにしても被吐出物の高速吐出には、
開閉チップ14の振動速さと被吐出物の粘性、加圧力、
吐出口12の抵抗とが相互に係り合うため、これらを適
宜調整して所望の高速・微少量の吐出制御を可能とす
る。
【0026】図2は、X、Y、Z三軸の移動台にハウジ
ング11やノズル13を備えて吐出位置の三次元の位置
決めを行なうディスペンサ装置を示している。すなわ
ち、水平移動を行なうためのXステージ20、Yステー
ジ21、垂直移動を行なうためのZステージ22とから
構成され、これにより基台23上のどの位置にもノズル
13を移動でき、更には基台23上の高さ位置も決定す
ることができる。そして、各軸を数値制御によって動か
すことにより、高精度な自動位置決めが可能となる。そ
して、移動台である各ステージを移動させて吐出箇所へ
ノズル13を運び、予定のノズル13の高さに位置決め
されて、ノズル13が静止した状態で高速吐出を行な
い、あるいは必要に応じいずれかのステージを動かしな
がら高速・連続吐出を行なう。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように圧電アクチュエータ
を用い、しかもその動きに追従し得る開閉チップを備
え、更には被吐出物を加圧し、開閉チップ位置をノズル
先端とし、また三次元移動台上にハウジングを備えるこ
とにより、被吐出物の高速・連続吐出制御が可能とな
り、寿命の点、破損や故障の点で大幅な改善がなされ、
高精度自動吐出も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面構成図。
【図2】三次元移動台の簡略斜視図。
【図3】従来例の断面図。
【符号の説明】
10 チューブ 11 ハウジング 12 吐出口 13 ノズル 14 開閉チップ 15 圧電アクチュエータ 16 シール 20 Xステージ 21 Yステージ 22 Zステージ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被吐出物が充填された容器の先端に吐出
    口を有するノズルと、この吐出口と交差して位置し吐出
    口を開閉する弁となる開閉チップと、この開閉チップを
    駆動させる圧電アクチュエータと、上記開閉チップを摺
    動自在に支持するチップガイドと、上記開閉チップを囲
    んで配置されるシールとを備えたハウジングを有する圧
    電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングはX、Y、Zの三軸移動台上
    に備えられた請求項1記載の圧電アクチュエータ内蔵デ
    ィスペンサ装置。
  3. 【請求項3】 容器には被吐出物を加圧する加圧器を備
    えた請求項1記載の圧電アクチュエータ内蔵ディスペン
    サ装置。
  4. 【請求項4】 ノズルの先端に開閉チップを備えた請求
    項1記載の圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置。
JP7132850A 1995-05-02 1995-05-02 圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置 Expired - Fee Related JP2715990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7132850A JP2715990B2 (ja) 1995-05-02 1995-05-02 圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7132850A JP2715990B2 (ja) 1995-05-02 1995-05-02 圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08300649A true JPH08300649A (ja) 1996-11-19
JP2715990B2 JP2715990B2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=15090987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7132850A Expired - Fee Related JP2715990B2 (ja) 1995-05-02 1995-05-02 圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2715990B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2715990B2 (ja) 1998-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102012303B1 (ko) 액체 재료의 토출 장치 및 토출 방법
TWI610824B (zh) 液體材料之吐出方法及裝置
US6715506B1 (en) Method and device for injecting a fixed quantity of liquid
EP0578387B1 (en) Low pressure die-casting machine and low pressure die-casting method
US6688580B2 (en) Adjustable die for a fluid dispenser and method
JP4548030B2 (ja) 液体定量吐出装置
KR101187153B1 (ko) 액적조정방법, 액적토출방법 및 액적토출장치
KR102306482B1 (ko) 액체 재료 토출 장치, 그 도포 장치 및 도포 방법
JP3804691B2 (ja) ポンプ機構
JP2001113212A (ja) 液体吐出装置
KR20210100084A (ko) 도징 시스템 및 도징 시스템을 제어하는 방법
JP2000312851A (ja) 接着剤吐出装置
CN109834015A (zh) 一种胶体喷射打印头及胶体喷射方法
JPH08300649A (ja) 圧電アクチュエータ内蔵ディスペンサ装置
EP1439006B1 (en) Liquid material delivering method and device therefor
JP3590298B2 (ja) 高速にかつ精密に制御する液体の吐出方法および装置
JP2008188496A (ja) ノズル装置及びその駆動方法
KR101763121B1 (ko) 개선된 약액 가압 장치, 및 이를 구비한 약액 공급 장치
US5250103A (en) Automatic molten metal supplying device and method for supplying the molten metal
JP4255701B2 (ja) 液材の吐出方法およびその装置
KR20200114891A (ko) 확정된 용량의 액 토출이 가능한 디스펜서
CN114029198B (zh) 一种点胶装置及其点胶方法
JP3320896B2 (ja) 逆止弁およびそれを用いた液体吐出装置
CN219009307U (zh) 一种定量投料装置
US20230095269A1 (en) Planar liquid film forming method and planar liquid film forming apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees