JPH08299313A - 筋力測定器 - Google Patents

筋力測定器

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Publication number
JPH08299313A
JPH08299313A JP7070504A JP7050495A JPH08299313A JP H08299313 A JPH08299313 A JP H08299313A JP 7070504 A JP7070504 A JP 7070504A JP 7050495 A JP7050495 A JP 7050495A JP H08299313 A JPH08299313 A JP H08299313A
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JP
Japan
Prior art keywords
air chamber
pressure sensor
outer cylinder
cylinder
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP7070504A
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English (en)
Inventor
Hongu Min
ホング ミン
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Publication date
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳幼児や老人等の比較的力の弱い者の握力等
の筋力を測定するのに適した機構の測定器を開発する。 【構成】 本発明筋力測定器は、略円筒形で中空体とし
た外被筒1を弾性体で形成し、該外被筒内1に密閉状の
空気室3を形成すると共に該空気室3の内側にバネ体2
を内設し、外被筒1を閉じる端部4に細孔4aを穿設す
ると共にその外側に弁4bを被設し、前記空気室3に臨
ませて圧力センサ−5を配置し、該圧力センサ−5に連
通させて測定結果を表示する演算回路6aを組み込んだ
ディスプレ−6を接続させて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乳幼児や老人等の比較
的弱い力人の握力測定、事故その他によるリハビリ中の
障害者の回復度測定、及び腟圧測定等に適した筋力測定
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に用いられている握力測定器
は、スメドリ−の握力計と呼ばれるもので、握り幅を調
整できる握り杆とバネを連結させ、握り杆をバネ圧に抗
して握り上げ、その運動と共に指針が目盛板を移動し
て、振れた値を読み取るものである。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし、上記測定器で
は、(a)一般的な成人男女を対象としたものであるか
ら、上下に並設させた握り杆を幼児や老人等が握るのは
困難であり、形状的に不適であった。(b)一般人の握
力30〜60キログラム重の測定を目的としたものであ
るから、力の非常に弱いものの測定では誤差が大きく、
例えば乳幼児の成長に伴う経時変化や、リハビリ中のも
のの障害克服に伴う回復値等の微妙な握力変化を測定す
ることが困難であった。(c)握り運動による指針の振
れを目盛板上で読み取るものであるから、瞬間の最大値
即ち瞬発握力しか計れず、繰返しによる握力の平均値
や、疲労を勘案した持久握力を測定することは不可能で
あった。本発明は上記問題を解決しようとしてなされた
もので、乳幼児や老人等の比較的力の弱い者の握力等の
筋力を測定するのに適した機構の測定器を開発しようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明筋力測定器は、中
空体とした外被筒を弾性体で形成し、該外被筒内に密閉
状の空気室を形成すると共に、該空気室に臨ませて圧力
センサ−を配置し、該圧力センサ−に連通させて測定結
果を表示する演算回路を組込んだディスプレ−を接続し
て構成される。
【0005】又、第2の構成は、中空体とした外被筒を
弾性体で形成し、該外被筒内に密閉状の空気室を形成
し、外被筒を閉じる端部に細孔を穿設すると共にその一
部に弁を配設し、前記空気室に臨ませて圧力センサ−を
配置し、該圧力センサ−に連通させて測定結果を表示す
る演算回路を組み込んだディスプレ−を接続して構成さ
れる。更に第3の構成は、空気室の内側にバネ体を内設
して構成される。
【0006】上記圧力センサ−は、ピエゾ抵抗効果を利
用した歪センサをホイットスト−ンブリッジに組み込ん
で測定するものが好ましい。
【0007】
【作用】幼児、老人又はリハビリの患者等に外被筒を握
らせ、それをそのまま握り潰すように力を加えると、弾
性体で形成された外被筒が圧縮され、内部の空気室の空
気が密閉空間の中で圧縮分だけ気圧が上昇し、それを空
気室に臨んだ圧力センサ−が感知し、その電圧の値を読
み取る。その電圧の値を演算回路に送って、圧力値に変
換し、ディスプレ−に表示し、最大値、繰り返し運動の
回数や平均値、最低値等を表示する。
【0008】又、第2及び第3の構成の場合、端部の弁
を開放させて、上記と同様外被筒を握らせると、細孔が
開口されているから、空気室からの空気放散に伴って外
被筒が徐々に萎んだ状態となり、そこで弁を閉じると外
径を小さくすることができ、外径の調整が可能となる。
又、弁をそのまま開放させておくと、筋肉の握圧、収縮
運動に伴って持続的に力を加えることができ、単に瞬間
的最大値でなく、筋肉の収縮運動を伴う変化を測定す
る。そして、外被筒から手を放すと、外被筒が厚手の場
合はその弾性で、或いは外被筒内に配設したバネ体が作
用して、細孔から空気の逆流を伴って、萎んだ外被筒を
膨らませて元の状態に自動的に復帰させる。従って、筋
肉の収縮運動を繰り返し測定することができ、上記の場
合とは異なる種類の筋力の測定が可能となる。
【0009】又、圧力センサ−にピエゾ抵抗効果を利用
した歪センサをブリッジ回路に組み込んだものを用いる
と、微小な気体圧力の変化も感知して、空気室の圧力変
化の測定に好適である。
【0010】
【実施例】以下実施例を図面を基に説明すると、1が、
内部に空気室を形成するため中空体とした外被筒で、幼
児、老人の手等対象物に適した外径とし、シリコンゴム
等の弾性体で形成する。
【0011】2が、上記外被筒1の形状を維持すると共
に外被筒1が押圧された場合に、元に復元させる為、例
えば籠型、らせん型等としたバネ体で、薄手の金属バ
ネ、又はプラスチック等で形成する。該バネ体2は、上
記1の外被筒1を肉厚として弾性を強めた場合には不要
となる。
【0012】3が、伝圧媒体となる空気を閉じ込める空
気室で、外被筒1の内部に空同を形成し、外被筒1に加
えられた力で圧縮し、その内部に発生した圧力を端部の
臨んだ圧力センサ−に伝える役割を果す。
【0013】4が、外被筒1の端を閉じて空気室3を密
閉する端部で、その一部で空気室3に臨む位置に圧力セ
ンサ−5を配設すると共に、端部の一部には細孔4aを
穿設し、その開閉を司る弁4bを付設する。即ち、該細
孔4aは、空気室3に連通させて、内部の空気を徐々に
抜き去るもので、空気放散に伴って外被筒を徐々に萎ん
だ状態とし、適度なところで弁4bを閉じることで外径
を小さく調整可能とするものである。又、弁4bをその
まま開放状態にすると、外被筒1を握り潰していく過程
の握力が測定でき、単に瞬間的最大値でなく、筋肉の収
縮運動を伴う握力の維持及び変化を測定することができ
る。そして、上記のバネ体2は、弁4bを開放して外被
筒1が萎んだ場合に、元に復帰させるもので、籠型、ら
せん型等の外被筒1を掴んだ手を放せばバネ体2が内側
から外被筒1を押し戻し、細孔4aから空気を流入させ
つつ萎んだ外被筒1を元の膨らんだ状態に自動的に復帰
させるものとする。
【0014】前記圧力センサ−5は、空気室3の一部に
臨んで、その圧力を感知するもので、例えば、歪によっ
て電気抵抗が変化するピエゾ抵抗効果を利用した歪セン
サをを配置し、これをホイットスト−ンブリッジに組み
込んで歪による抵抗変化をブリッジの不平衡による電圧
の値を直接又は増幅させて測定するものを用いる。
【0015】そして、この圧力センサ−5には、ディス
プレ−6内に組み込んだICによる演算回路6aを連結
し、圧力の最大値及び最小値はもちろん、平均値、及び
繰り返し運動によって疲労で握力が低下する経時的変化
も読取り可能な回路を形成する。ディスプレ−6には、
その結果を表示し、プリンタ−との接続で印字も可能と
する。
【0016】次に、本実施例の作用を説明する。本発明
装置の使用に当たっては、先ず、外被筒1の端部に付設
した弁4bを閉じ、空気室3を完全密閉の状態にする。
そして、幼児、老人又はリハビリの患者等に外被筒1を
握らせ、それをそのまま握り潰すように力を加える。す
ると、弾性体で形成された外被筒1が圧縮され、内部の
空気室3の空気が密閉空間の中で圧縮分だけ気圧が上昇
する。
【0017】それを、空気室3に臨んだ圧力センサ−5
が感知する。該圧力センサ−5にピエゾ抵抗効果を利用
した歪センサを用いると、圧力を受けた素子に歪が生じ
た場合、その歪によってピエゾ抵抗係数にそって電気抵
抗が変化し、それをブリッジ回路に組み込んでブリッジ
の不平衡による電圧の値を直接又は増幅させて読み取る
ことができ、空気室3内の微妙な圧力の変化も測定可能
となる。
【0018】そして、その電圧の値を演算回路6aに送
って、圧力値に変換し、ディスプレ−6に表示する。こ
のとき、最大値は勿論、繰り返し運動した場合、その回
数や平均値、最低値等の表示も可能である。
【0019】次いで、細孔4aに付設した弁4bを開放
させ、外被筒1に若干の圧力を加え外被筒1が萎んだ状
態とし、適度なところで再度弁4bを閉じる。すると、
外被筒1の外径が小さくなるので、幼児や老人等の手の
大きさに合せて調整することができる。
【0020】更に、弁4bをそのまま開放状態とし、空
気室3内の空気を若干放散可能にし、上記と同様外被筒
1を握らせ、それをそのまま握り潰すように力を加え
る。すると、この場合には細孔4aが開口されているか
ら握力の最大値を測定するには不適であるが、空気室3
からの空気放散に伴って外被筒1が徐々に萎んだ状態と
なるので筋肉の握圧、収縮運動に伴って持続的に握力を
加えることができ、単に瞬間的最大値でなく、筋肉の収
縮運動を伴いつつ握力の維持及び変化を測定することが
できる。そして、外被筒1から手を放すと、外被筒1の
弾性で、或いは外被筒1内に配設したバネ体2が作用し
て、細孔4aから空気の逆流を伴って、萎んだ外被筒1
を膨らませて元の状態に自動的に復帰させる。従って、
筋肉の収縮運動を繰り返し測定することができ、上記の
場合とは異なる種類の筋力を測定することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の構成及び作用に基づく本発明は、
乳幼児や老人等の比較的力の弱い者の握力等の筋力を測
定するのに適した機構を創出できたので、手の握りの強
い子は健康に育つといわれるように、乳幼児に用いる
と、その健康管理に役立つと共に、成長の記録として残
すことが可能となる。又、手足の機能が低下する老人に
は、何回かの握力運動を繰り返させ、その値を読み取る
ことで機能低下の程度を知り、補強運動等で機能低下を
防止することができる。又、交通事故等で手指に障害が
生じてしまった患者には、そのリハビリの過程で手指の
筋肉の運動を繰り返させ、その回復の度合いを数値で知
ることができる。更に、出産後の婦人に対する腟圧の測
定にも応用でき機能の回復に役立てることができる等、
幾多の応用が可能な有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の要部を示す縦断側面図。
【図2】本発明装置のディスプレ−部を示す斜視図。
【図3】圧力センサ−の模式的拡大断面図。
【符号の説明】
1 外被筒 2 バネ体 3 空気室 4 端部 4a 細孔 4b 弁 5 圧力センサ− 6 ディスプレ− 6a 演算回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空体とした外被筒を弾性体で形成し、
    該外被筒内に密閉状の空気室を形成すると共に、該空気
    室に臨ませて圧力センサ−を配置し、該圧力センサ−に
    連通させて測定結果を表示する演算回路を組込んだディ
    スプレ−を接続したことを特徴とする筋力測定器。
  2. 【請求項2】 中空体とした外被筒を弾性体で形成し、
    該外被筒内に密閉状の空気室を形成し、外被筒を閉じる
    端部に細孔を穿設すると共にその一部に弁を配設し、前
    記空気室に臨ませて圧力センサ−を配置し、該圧力セン
    サ−に連通させて測定結果を表示する演算回路を組み込
    んだディスプレ−を接続したことを特徴とする筋力測定
    器。
  3. 【請求項3】 中空体とした外被筒を弾性体で形成し、
    該外被筒内に密閉状の空気室を形成すると共に該空気室
    の内側にバネ体を内設し、外被筒を閉じる端部に細孔を
    穿設すると共にその一部に弁を配設し、前記空気室に臨
    ませて圧力センサ−を配置し、該圧力センサ−に連通さ
    せて測定結果を表示する演算回路を組み込んだディスプ
    レ−を接続したことを特徴とする筋力測定器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の圧力セン
    サ−を、ピエゾ抵抗効果を利用した歪センサをホイット
    スト−ンブリッジに組み込んで測定するものとした筋力
    測定器。
JP7070504A 1995-03-04 1995-03-04 筋力測定器 Pending JPH08299313A (ja)

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JP7070504A JPH08299313A (ja) 1995-03-04 1995-03-04 筋力測定器

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JP7070504A JPH08299313A (ja) 1995-03-04 1995-03-04 筋力測定器

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ID=13433436

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JP7070504A Pending JPH08299313A (ja) 1995-03-04 1995-03-04 筋力測定器

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JP (1) JPH08299313A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102177056B1 (ko) 2019-05-17 2020-11-11 재단법인대구경북과학기술원 파지력 측정 디바이스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102177056B1 (ko) 2019-05-17 2020-11-11 재단법인대구경북과학기술원 파지력 측정 디바이스

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