JPH08297643A - 複数ｃｐｕでの処理分散方式 - Google Patents
複数ｃｐｕでの処理分散方式Info
- Publication number
- JPH08297643A JPH08297643A JP10193495A JP10193495A JPH08297643A JP H08297643 A JPH08297643 A JP H08297643A JP 10193495 A JP10193495 A JP 10193495A JP 10193495 A JP10193495 A JP 10193495A JP H08297643 A JPH08297643 A JP H08297643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- cpu
- transaction
- distribution control
- control part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数ＣＰＵをクラスタ接続し各ＣＰＵ毎の利用
率をもとに負荷分散する方法において、各ＣＰＵで同一
のハード／ソフト環境を常時用意する必要をなくし、Ｃ
ＰＵ間での高度な排他処理によるオーバーヘッドを削減
する。 【構成】処理能力の異なるＣＰＵを複数台クラスタ接続
し分散処理を行うシステムにおいて、同一の処理手順を
ふくむ処理要求は分散せず特定ＣＰＵで処理を行い、手
順の異なる処理は各ＣＰＵで分散処理を行う。また、あ
る一定期間（時間単位、日単位等）で処理手順毎の処理
回数が大きく変動する場合、その都度適切な能力のＣＰ
Ｕへ処理を変更する。 【効果】同一のハード／ソフト環境を用意する必要はな
くなりリソースの有効活用が図れる。処理発生の頻度に
見合ったＣＰＵ能力を得ることができる。
率をもとに負荷分散する方法において、各ＣＰＵで同一
のハード／ソフト環境を常時用意する必要をなくし、Ｃ
ＰＵ間での高度な排他処理によるオーバーヘッドを削減
する。 【構成】処理能力の異なるＣＰＵを複数台クラスタ接続
し分散処理を行うシステムにおいて、同一の処理手順を
ふくむ処理要求は分散せず特定ＣＰＵで処理を行い、手
順の異なる処理は各ＣＰＵで分散処理を行う。また、あ
る一定期間（時間単位、日単位等）で処理手順毎の処理
回数が大きく変動する場合、その都度適切な能力のＣＰ
Ｕへ処理を変更する。 【効果】同一のハード／ソフト環境を用意する必要はな
くなりリソースの有効活用が図れる。処理発生の頻度に
見合ったＣＰＵ能力を得ることができる。
Description
【産業上の利用分野】処理能力の異なるＣＰＵを複数台
クラスタ接続し、複数処理要求の負荷を各ＣＰＵへ分散
して処理するシステムでの負荷分散方式に関する。
クラスタ接続し、複数処理要求の負荷を各ＣＰＵへ分散
して処理するシステムでの負荷分散方式に関する。
【従来の技術】従来の複数ＣＰＵでの負荷分散方式で
は、各ＣＰＵ毎の演算部／メモリ／入出力制御部等ハー
ドウェア資源の利用率をもとに負荷を分散する方法が主
流である。
は、各ＣＰＵ毎の演算部／メモリ／入出力制御部等ハー
ドウェア資源の利用率をもとに負荷を分散する方法が主
流である。
【発明が解決しようとする課題】複数ＣＰＵをクラスタ
接続し各ＣＰＵ毎の利用率をもとに負荷を分散する方法
では、処理要求と当該処理要求を処理するＣＰＵとの対
応は不特定であるため、全ＣＰＵで同一のハード／ソフ
ト環境を常時用意しておき各ＣＰＵ間での高度な排他処
理を必要とし、この排他処理によるオーバーヘッドが大
きな課題となっていた。本発明の目的は、上記課題を解
決し、同一のハード／ソフト環境を全てのＣＰＵに用意
する必要なくリソースの有効利用を図れる複数ＣＰＵで
の処理分散方式を提供することである。
接続し各ＣＰＵ毎の利用率をもとに負荷を分散する方法
では、処理要求と当該処理要求を処理するＣＰＵとの対
応は不特定であるため、全ＣＰＵで同一のハード／ソフ
ト環境を常時用意しておき各ＣＰＵ間での高度な排他処
理を必要とし、この排他処理によるオーバーヘッドが大
きな課題となっていた。本発明の目的は、上記課題を解
決し、同一のハード／ソフト環境を全てのＣＰＵに用意
する必要なくリソースの有効利用を図れる複数ＣＰＵで
の処理分散方式を提供することである。
【課題を解決するための手段】同一の処理手順を含む処
理要求については分散せず特定のＣＰＵで処理させるこ
とが望ましい。また、ある一定期間（時間単位、日単位
等）で処理手順毎の処理回数が大きく変動するようなシ
ステムでは、その都度適切な能力のＣＰＵへ処理を変更
していく方法が望ましい。そこで本発明では、前記目的
を達成するために、処理能力の異なるＣＰＵを複数台ク
ラスタ接続し分散処理を行うシステムにおいて、同一の
処理手順をふむ処理要求は分散せず特定ＣＰＵで処理を
行うが、手順の異なる処理は各ＣＰＵで分散処理を行
う。また、本発明の処理能力の異なるＣＰＵを複数台ク
ラスタ接続し処理の負荷分散を行う方式は、同一の処理
手順を踏む処理要求毎に処理回数の統計情報をとり、そ
の処理回数をもとに、処理要求とその処理要求を処理す
るＣＰＵとを対応づけることにする。
理要求については分散せず特定のＣＰＵで処理させるこ
とが望ましい。また、ある一定期間（時間単位、日単位
等）で処理手順毎の処理回数が大きく変動するようなシ
ステムでは、その都度適切な能力のＣＰＵへ処理を変更
していく方法が望ましい。そこで本発明では、前記目的
を達成するために、処理能力の異なるＣＰＵを複数台ク
ラスタ接続し分散処理を行うシステムにおいて、同一の
処理手順をふむ処理要求は分散せず特定ＣＰＵで処理を
行うが、手順の異なる処理は各ＣＰＵで分散処理を行
う。また、本発明の処理能力の異なるＣＰＵを複数台ク
ラスタ接続し処理の負荷分散を行う方式は、同一の処理
手順を踏む処理要求毎に処理回数の統計情報をとり、そ
の処理回数をもとに、処理要求とその処理要求を処理す
るＣＰＵとを対応づけることにする。
【作用】複数の処理要求を無差別に処理分散するのでは
なく、同一の処理手順をふむ処理要求は分散せず特定Ｃ
ＰＵで処理を行うが、手順の異なる処理は各ＣＰＵで分
散処理を行うことにより、同一のハード／ソフト環境を
用意する必要はなくなり必要な処理手順のリソース分で
済みリソースの有効活用が図れる。これにより、プログ
ラムの常駐などが容易になり処理速度向上に効果があ
る。また、その処理回数の変動で処理するＣＰＵを変更
することにより、処理発生の頻度に見合ったＣＰＵ能力
を得ることができる。
なく、同一の処理手順をふむ処理要求は分散せず特定Ｃ
ＰＵで処理を行うが、手順の異なる処理は各ＣＰＵで分
散処理を行うことにより、同一のハード／ソフト環境を
用意する必要はなくなり必要な処理手順のリソース分で
済みリソースの有効活用が図れる。これにより、プログ
ラムの常駐などが容易になり処理速度向上に効果があ
る。また、その処理回数の変動で処理するＣＰＵを変更
することにより、処理発生の頻度に見合ったＣＰＵ能力
を得ることができる。
【実施例】本実施例では処理要求を各々の処理手順が異
なり同等の処理能力を必要とするＡ〜Ｆのトランザクシ
ョンに特定し、日々、各トランザクションの処理回数が
大きく変動するため必要とするＣＰＵ能力を定期的に見
直すシステムを想定する。以下図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示すブロック図、図２は
各トランザクションの統計情報テーブル、図３は各トラ
ンザクションと処理させるＣＰＵを対応づける処理分散
管理テーブル、図４は本実施例の動作を示すフローチャ
ートである。図１に示すように、処理能力の異なるＣＰ
Ｕ１０，１１，１２と処理分散制御部３０を有し、各Ｃ
ＰＵと接続される結合装置２０とからなる。処理分散制
御部３０には、トランザクションの処理回数をカウント
する統計情報カウンタ３００と、トランザクションと処
理ＣＰＵの対応づけを設定する処理分散管理テーブル３
０１と分散されたトランザクションを各ＣＰＵ毎に一時
蓄積する処理キュー４０とが含まれる。次に動作につい
て説明する。各トランザクションには業務種別毎に識別
子としてＡ〜Ｆのトランザクションコードが付加されて
おり、初期設定として図２に示すように統計情報カウン
タ３００の前日統計に従い、処理分散管理テーブル３０
１へ５０回以上のトランザクションＡ／Ｂ／ＣはＣＰＵ
１で処理、１０回以上５０回未満のトランザクションＤ
／ＥはＣＰＵ２で処理、１０回未満のトランザクション
ＦはＣＰＵ３で処理と設定するものとする。また、各Ｃ
ＰＵでは処理能力に応じて処理可能なトランザクション
コードの数をＣＰＵ１は４、ＣＰＵ２は３、ＣＰＵ３は
２と設定する。トランザクションＡ〜Ｆが各ＣＰＵ経由
で結合装置２０へ入力されると、処理分散制御部３０は
統計情報カウンタ３００にてトランザクションＡ〜Ｆ毎
に受け付け回数の統計をとる５０１。次に、処理分散制
御部３０は統計情報カウンタ３００内の当日の処理回数
と処理分散管理テーブル３０１内の分散条件との比較を
行う５０２。比較の結果、当日の処理回数が分散条件の
上限値に満たない場合（トランザクションＤ以外は分散
条件の上限値に満たない）、次のトランザクションをカ
ウントする。上限値を超えた場合（トランザクションＤ
の場合）、処理分散制御部３０は超えた値（トランザク
ションＤ：６０回）が適合する分散条件（５０回以上）
に設定されているトランザクション（トランザクション
Ａ／Ｂ／Ｃ）の当日の処理回数を確認する５０３。設定
されているトランザクション（トランザクションＡ／Ｂ
／Ｃ）の当日の処理回数が分散条件の下限値を下回る場
合（トランザクションＡが下回っている）、処理分散制
御部３０は処理分散管理テーブル３０１内の上限値を超
えたトランザクション（トランザクションＤ）と下限値
を下回っているトランザクション（トランザクション
Ａ）との設定を入れ替える５０４。また、分散条件の下
限値を下回るトランザクションがない場合は、そのＣＰ
Ｕで処理可能なトランザクションコードの数を確認する
５０６。処理分散制御部３０は、処理分散管理テーブル
３０１内のＣＰＵに設定されているトランザクションコ
ードが設定値（トランザクションコードの数）に満たな
い場合、上限値を超えたトランザクションを適合する分
散条件のＣＰＵへ設定変更を行う５０７。トランザクシ
ョンコードが設定値（トランザクションコードの数）に
達している場合、次のトランザクションをカウントす
る。次に処理分散制御部３０は受け付けたトランザクシ
ョンを処理分散管理テーブル３０１の設定に従い処理す
べきＣＰＵのキューへ分散する。各ＣＰＵは自分のキュ
ーからトランザクションを取り出し処理を行う。本実施
例では、各トランザクションは同等の処理能力を必要と
すると仮定したため、処理回数そのものが処理ＣＰＵの
分散条件となっているが、各トランザクションの必要と
する処理能力が異なる場合は、各トランザクションの処
理の重みと処理回数を考慮した分散条件を設定すれば同
様のことが行える。
なり同等の処理能力を必要とするＡ〜Ｆのトランザクシ
ョンに特定し、日々、各トランザクションの処理回数が
大きく変動するため必要とするＣＰＵ能力を定期的に見
直すシステムを想定する。以下図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示すブロック図、図２は
各トランザクションの統計情報テーブル、図３は各トラ
ンザクションと処理させるＣＰＵを対応づける処理分散
管理テーブル、図４は本実施例の動作を示すフローチャ
ートである。図１に示すように、処理能力の異なるＣＰ
Ｕ１０，１１，１２と処理分散制御部３０を有し、各Ｃ
ＰＵと接続される結合装置２０とからなる。処理分散制
御部３０には、トランザクションの処理回数をカウント
する統計情報カウンタ３００と、トランザクションと処
理ＣＰＵの対応づけを設定する処理分散管理テーブル３
０１と分散されたトランザクションを各ＣＰＵ毎に一時
蓄積する処理キュー４０とが含まれる。次に動作につい
て説明する。各トランザクションには業務種別毎に識別
子としてＡ〜Ｆのトランザクションコードが付加されて
おり、初期設定として図２に示すように統計情報カウン
タ３００の前日統計に従い、処理分散管理テーブル３０
１へ５０回以上のトランザクションＡ／Ｂ／ＣはＣＰＵ
１で処理、１０回以上５０回未満のトランザクションＤ
／ＥはＣＰＵ２で処理、１０回未満のトランザクション
ＦはＣＰＵ３で処理と設定するものとする。また、各Ｃ
ＰＵでは処理能力に応じて処理可能なトランザクション
コードの数をＣＰＵ１は４、ＣＰＵ２は３、ＣＰＵ３は
２と設定する。トランザクションＡ〜Ｆが各ＣＰＵ経由
で結合装置２０へ入力されると、処理分散制御部３０は
統計情報カウンタ３００にてトランザクションＡ〜Ｆ毎
に受け付け回数の統計をとる５０１。次に、処理分散制
御部３０は統計情報カウンタ３００内の当日の処理回数
と処理分散管理テーブル３０１内の分散条件との比較を
行う５０２。比較の結果、当日の処理回数が分散条件の
上限値に満たない場合（トランザクションＤ以外は分散
条件の上限値に満たない）、次のトランザクションをカ
ウントする。上限値を超えた場合（トランザクションＤ
の場合）、処理分散制御部３０は超えた値（トランザク
ションＤ：６０回）が適合する分散条件（５０回以上）
に設定されているトランザクション（トランザクション
Ａ／Ｂ／Ｃ）の当日の処理回数を確認する５０３。設定
されているトランザクション（トランザクションＡ／Ｂ
／Ｃ）の当日の処理回数が分散条件の下限値を下回る場
合（トランザクションＡが下回っている）、処理分散制
御部３０は処理分散管理テーブル３０１内の上限値を超
えたトランザクション（トランザクションＤ）と下限値
を下回っているトランザクション（トランザクション
Ａ）との設定を入れ替える５０４。また、分散条件の下
限値を下回るトランザクションがない場合は、そのＣＰ
Ｕで処理可能なトランザクションコードの数を確認する
５０６。処理分散制御部３０は、処理分散管理テーブル
３０１内のＣＰＵに設定されているトランザクションコ
ードが設定値（トランザクションコードの数）に満たな
い場合、上限値を超えたトランザクションを適合する分
散条件のＣＰＵへ設定変更を行う５０７。トランザクシ
ョンコードが設定値（トランザクションコードの数）に
達している場合、次のトランザクションをカウントす
る。次に処理分散制御部３０は受け付けたトランザクシ
ョンを処理分散管理テーブル３０１の設定に従い処理す
べきＣＰＵのキューへ分散する。各ＣＰＵは自分のキュ
ーからトランザクションを取り出し処理を行う。本実施
例では、各トランザクションは同等の処理能力を必要と
すると仮定したため、処理回数そのものが処理ＣＰＵの
分散条件となっているが、各トランザクションの必要と
する処理能力が異なる場合は、各トランザクションの処
理の重みと処理回数を考慮した分散条件を設定すれば同
様のことが行える。
【発明の効果】本発明によれば、同一の処理手順をふむ
処理要求は分散せず特定ＣＰＵで処理を行うが、手順の
異なる処理は各ＣＰＵで分散処理を行うことにより、同
一のハード／ソフト環境を用意する必要はなくなりリソ
ースの有効活用が図れる。また、その処理回数の変動で
処理するＣＰＵを変更することにより、処理発生の頻度
に見合ったＣＰＵ能力を得ることができる。
処理要求は分散せず特定ＣＰＵで処理を行うが、手順の
異なる処理は各ＣＰＵで分散処理を行うことにより、同
一のハード／ソフト環境を用意する必要はなくなりリソ
ースの有効活用が図れる。また、その処理回数の変動で
処理するＣＰＵを変更することにより、処理発生の頻度
に見合ったＣＰＵ能力を得ることができる。
【図１】処理能力の異なるＣＰＵを複数台クラスタ接続
しての処理分散方式の一実施例を示すシステム概略構成
図である。
しての処理分散方式の一実施例を示すシステム概略構成
図である。
【図２】各処理要求の統計情報テーブルである。
【図３】各処理要求と処理させるＣＰＵを対応づける処
理分散管理テーブルである。
理分散管理テーブルである。
【図４】処理分散制御部による処理要求と処理するＣＰ
Ｕの対応づけ変更のフローチャートである。
Ｕの対応づけ変更のフローチャートである。
１０〜１２…処理プロセッサ、 ２０…結合装置、 ３
０…処理分散制御部、４０…処理キュー、３００…統計
情報カウンタ、 ３０１…処理分散管理テーブル。
０…処理分散制御部、４０…処理キュー、３００…統計
情報カウンタ、 ３０１…処理分散管理テーブル。
Claims (1)
- 【請求項１】処理能力の異なるＣＰＵを複数台クラスタ
接続し、複数処理要求の負荷を各ＣＰＵへ分散して処理
するシステムにおいて、同一の処理手順を踏む処理要求
毎の処理回数をもとに各ＣＰＵへ負荷分散を行う処理方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10193495A JPH08297643A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 複数ｃｐｕでの処理分散方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10193495A JPH08297643A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 複数ｃｐｕでの処理分散方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08297643A true JPH08297643A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14313749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10193495A Pending JPH08297643A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 複数ｃｐｕでの処理分散方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08297643A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006106859A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Toshiba Corp | 情報処理システムにおける資源割当装置及び資源割当方法 |
| US7721290B2 (en) * | 2003-07-08 | 2010-05-18 | Hitachi, Ltd. | Job scheduling management method using system resources, and a system and recording medium for implementing the method |
| JP2015069518A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 日本電気株式会社 | 処理の並列化装置、処理の並列化方法及びプログラム |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP10193495A patent/JPH08297643A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7721290B2 (en) * | 2003-07-08 | 2010-05-18 | Hitachi, Ltd. | Job scheduling management method using system resources, and a system and recording medium for implementing the method |
| JP2006106859A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Toshiba Corp | 情報処理システムにおける資源割当装置及び資源割当方法 |
| JP2015069518A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 日本電気株式会社 | 処理の並列化装置、処理の並列化方法及びプログラム |
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