JPH08297020A - 欠陥検査方法とその装置 - Google Patents
欠陥検査方法とその装置Info
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- JPH08297020A JPH08297020A JP7102755A JP10275595A JPH08297020A JP H08297020 A JPH08297020 A JP H08297020A JP 7102755 A JP7102755 A JP 7102755A JP 10275595 A JP10275595 A JP 10275595A JP H08297020 A JPH08297020 A JP H08297020A
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- regularity
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検査対象物の表面に規則的な模様があって
も、表面の傷、打痕、汚れ等の欠陥を誤判定無く、高信
頼性で検査する欠陥検査装置の提供。 【構成】 小領域分割制御手段10と、同時生起行列の
変位δ=(r,θ)を種々設定する変位変数制御手段1
1と、変位δだけ離れた2点の画像濃度が夫々i、jで
ある度数を小領域内全画素についてカウントし同時生起
行列を作成する同時生起行列作成手段12と、同時生起
行列の規則性特徴量を算出する規則性特徴量算出手段1
3と、変位−規則性特徴量パターンを作成する変位−規
則性特徴量パターン作成手段14と、良品変位−規則性
特徴量パターンを記憶する良品変位−規則性特徴量パタ
ーン記憶手段15と、良品と検査対象物との変位−規則
性特徴量パターンを比較する変位−規則性特徴量パター
ン比較手段16とを有する。
も、表面の傷、打痕、汚れ等の欠陥を誤判定無く、高信
頼性で検査する欠陥検査装置の提供。 【構成】 小領域分割制御手段10と、同時生起行列の
変位δ=(r,θ)を種々設定する変位変数制御手段1
1と、変位δだけ離れた2点の画像濃度が夫々i、jで
ある度数を小領域内全画素についてカウントし同時生起
行列を作成する同時生起行列作成手段12と、同時生起
行列の規則性特徴量を算出する規則性特徴量算出手段1
3と、変位−規則性特徴量パターンを作成する変位−規
則性特徴量パターン作成手段14と、良品変位−規則性
特徴量パターンを記憶する良品変位−規則性特徴量パタ
ーン記憶手段15と、良品と検査対象物との変位−規則
性特徴量パターンを比較する変位−規則性特徴量パター
ン比較手段16とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品や製品の表面の
傷、打痕、汚れ等の欠陥を画像処理技術によって検査す
る欠陥検査方法とその装置に関するものである。
傷、打痕、汚れ等の欠陥を画像処理技術によって検査す
る欠陥検査方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、部品や製品の表面の傷、打痕、汚
れ等の欠陥の検査を自動化する技術が要望され、画像処
理技術による欠陥検査の自動化が研究開発されている。
れ等の欠陥の検査を自動化する技術が要望され、画像処
理技術による欠陥検査の自動化が研究開発されている。
【0003】画像処理技術による欠陥検査装置の従来例
を図11、図12に基づいて説明する。
を図11、図12に基づいて説明する。
【0004】図11、図12において、先ず、検査対象
物22を、位置決めテーブル21の上に置いて照明手段
23で照明する。テレビカメラ制御回路26に制御され
るテレビカメラ24がテレビカメラ可動支持部25に支
持されて前記検査対象物22を撮像し映像信号を出力す
る。前記テレビカメラ制御回路26は、主コントローラ
又は操作盤からの指令を受ける判定制御回路28からの
指示で動作する。
物22を、位置決めテーブル21の上に置いて照明手段
23で照明する。テレビカメラ制御回路26に制御され
るテレビカメラ24がテレビカメラ可動支持部25に支
持されて前記検査対象物22を撮像し映像信号を出力す
る。前記テレビカメラ制御回路26は、主コントローラ
又は操作盤からの指令を受ける判定制御回路28からの
指示で動作する。
【0005】ステップ#21の画像入力工程において、
テレビカメラ24が撮像した映像信号は、A/D変換回
路27によってデジタル化され0〜255(256階
調)等の画像データになって、画像処理部に入力され
る。
テレビカメラ24が撮像した映像信号は、A/D変換回
路27によってデジタル化され0〜255(256階
調)等の画像データになって、画像処理部に入力され
る。
【0006】ステップ#22の窓枠設定工程において、
前記の画像処理部に入力される画像データは、判定制御
回路28に制御される窓枠制御回路29によって窓枠を
設定されて、2値化回路30に入力される。
前記の画像処理部に入力される画像データは、判定制御
回路28に制御される窓枠制御回路29によって窓枠を
設定されて、2値化回路30に入力される。
【0007】ステップ#23の2値化工程において、前
記の画像データが2値化される。
記の画像データが2値化される。
【0008】ステップ#24の画像処理工程において、
2値化された画像データから2値化画像を検出し、検出
した2値化画像の大きさ、方向性等の特徴量を演算す
る。
2値化された画像データから2値化画像を検出し、検出
した2値化画像の大きさ、方向性等の特徴量を演算す
る。
【0009】ステップ#25の判定工程において、前記
の演算された特徴量から、検査対象物の表面の傷、打
痕、汚れ等の欠陥の有無を判定し、判定結果を主コント
ローラへ出力する。
の演算された特徴量から、検査対象物の表面の傷、打
痕、汚れ等の欠陥の有無を判定し、判定結果を主コント
ローラへ出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の構成では、検査対象物の表面の傷、打痕、汚れ等の欠
陥を2値画像として検出しているので、良品であって
も、部品や製品の検査対象物の表面に、加工跡のように
規則的な縞模様が存在したり、織物の織り目のような規
則的な模様が存在する場合には、欠陥部の2値化画像と
共に、これらの規則的な模様も2値化画像として検出さ
れるので、検査に誤判定の可能性が高く、検査の信頼性
が低くなるという問題点がある。
の構成では、検査対象物の表面の傷、打痕、汚れ等の欠
陥を2値画像として検出しているので、良品であって
も、部品や製品の検査対象物の表面に、加工跡のように
規則的な縞模様が存在したり、織物の織り目のような規
則的な模様が存在する場合には、欠陥部の2値化画像と
共に、これらの規則的な模様も2値化画像として検出さ
れるので、検査に誤判定の可能性が高く、検査の信頼性
が低くなるという問題点がある。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決し、検査対
象物の表面に規則的な模様があっても、検査対象物の表
面の傷、打痕、汚れ等の欠陥を誤判定無く、高信頼性で
検査する欠陥検査方法とその装置の提供を課題とする。
象物の表面に規則的な模様があっても、検査対象物の表
面の傷、打痕、汚れ等の欠陥を誤判定無く、高信頼性で
検査する欠陥検査方法とその装置の提供を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願第1発明の欠陥検査
方法は、上記の課題を解決するために、対象物を撮像し
て映像信号を出力し、前記映像信号をデジタル化して画
像データとし、前記画像データの処理エリアを小領域に
分割し、同時生起行列の作成に使用する変位δ=(r,
θ)を所定範囲内で種々設定し、前記分割した各小領域
内で前記の設定した各変位毎に、その変位だけ離れた2
点の画像濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全
画素についてカウントし、そのカウント数から各要素
(i,j)を構成して各変位毎に同時生起行列を作成
し、前記各同時生起行列毎にその要素から規則性特徴量
を算出し、前記の各変位とその変位の同時生起行列につ
いて算出された前記規則性特徴量とから変位−規則性特
徴量パターンを作成し、良品についての変位−規則性特
徴量パターンを前記に準じて予め作成し記憶しておき、
前記の記憶している良品の変位−規則性特徴量パターン
と検査対象物から得られた変位−規則性特徴量パターン
とを比較して検査対象物の欠陥を検出することを特徴と
する。
方法は、上記の課題を解決するために、対象物を撮像し
て映像信号を出力し、前記映像信号をデジタル化して画
像データとし、前記画像データの処理エリアを小領域に
分割し、同時生起行列の作成に使用する変位δ=(r,
θ)を所定範囲内で種々設定し、前記分割した各小領域
内で前記の設定した各変位毎に、その変位だけ離れた2
点の画像濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全
画素についてカウントし、そのカウント数から各要素
(i,j)を構成して各変位毎に同時生起行列を作成
し、前記各同時生起行列毎にその要素から規則性特徴量
を算出し、前記の各変位とその変位の同時生起行列につ
いて算出された前記規則性特徴量とから変位−規則性特
徴量パターンを作成し、良品についての変位−規則性特
徴量パターンを前記に準じて予め作成し記憶しておき、
前記の記憶している良品の変位−規則性特徴量パターン
と検査対象物から得られた変位−規則性特徴量パターン
とを比較して検査対象物の欠陥を検出することを特徴と
する。
【0013】本願第2発明の欠陥検査方法は、上記の課
題を解決するために、良品を撮像して映像信号を出力
し、前記映像信号をデジタル化して画像データとし、前
記画像データの処理エリアを小領域に分割し、同時生起
行列の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲内
で種々設定し、前記分割した各小領域内で前記の設定し
た各変位毎に、その変位だけ離れた2点の画像濃度が夫
々i、jである度数をその小領域内全画素についてカウ
ントし、そのカウント数から各要素(i,j)を構成し
て各変位毎に同時生起行列を作成し、前記各同時生起行
列毎にその要素から規則性特徴量を算出し、前記算出結
果から最大規則性特徴量が得られる基準変位を求め、前
記の基準変位と最大規則性特徴量とを記憶しておき、検
査対象物を撮像し、前記の基準変位を使用して、前記の
良品の場合に準じて前記検査対象物の規則性特徴量を算
出し、前記最大規則性特徴量と前記検査対象物の規則性
特徴量とを比較して検査対象物の欠陥を検出することを
特徴とする。
題を解決するために、良品を撮像して映像信号を出力
し、前記映像信号をデジタル化して画像データとし、前
記画像データの処理エリアを小領域に分割し、同時生起
行列の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲内
で種々設定し、前記分割した各小領域内で前記の設定し
た各変位毎に、その変位だけ離れた2点の画像濃度が夫
々i、jである度数をその小領域内全画素についてカウ
ントし、そのカウント数から各要素(i,j)を構成し
て各変位毎に同時生起行列を作成し、前記各同時生起行
列毎にその要素から規則性特徴量を算出し、前記算出結
果から最大規則性特徴量が得られる基準変位を求め、前
記の基準変位と最大規則性特徴量とを記憶しておき、検
査対象物を撮像し、前記の基準変位を使用して、前記の
良品の場合に準じて前記検査対象物の規則性特徴量を算
出し、前記最大規則性特徴量と前記検査対象物の規則性
特徴量とを比較して検査対象物の欠陥を検出することを
特徴とする。
【0014】本願第1、第2発明の欠陥検査方法は、上
記の課題を解決するために、小領域内の画素濃度を階調
圧縮して使用することが好適である。
記の課題を解決するために、小領域内の画素濃度を階調
圧縮して使用することが好適である。
【0015】本願第3発明の欠陥検査装置は、上記の課
題を解決するために、対象物を撮像して映像信号を出力
する撮像手段と、前記映像信号をデジタル化して画像デ
ータとするA/D変換手段と、前記画像データの処理エ
リアを小領域に分割する小領域分割制御手段と、同時生
起行列の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲
内で種々設定する変位変数制御手段と、前記分割した各
小領域内で前記の各変位毎に、その変位だけ離れた2点
の画像濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全画
素についてカウントし、そのカウント数から各要素
(i,j)を構成して同時生起行列を作成する同時生起
行列作成手段と、前記各同時生起行列毎にその要素から
規則性特徴量を算出する規則性特徴量算出手段と、前記
の各変位とその変位の同時生起行列について算出された
規則性特徴量とから変位−規則性特徴量パターンを作成
する変位−規則性特徴量パターン作成手段と、良品につ
いて予め作成した変位−規則性特徴量パターンを記憶す
る良品変位−規則性特徴量パターン記憶手段と、前記良
品の変位−規則性特徴量パターンと検査対象物から得ら
れた変位−規則性特徴量パターンとを比較する変位−規
則性特徴量パターン比較手段とを有するこを特徴とす
る。
題を解決するために、対象物を撮像して映像信号を出力
する撮像手段と、前記映像信号をデジタル化して画像デ
ータとするA/D変換手段と、前記画像データの処理エ
リアを小領域に分割する小領域分割制御手段と、同時生
起行列の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲
内で種々設定する変位変数制御手段と、前記分割した各
小領域内で前記の各変位毎に、その変位だけ離れた2点
の画像濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全画
素についてカウントし、そのカウント数から各要素
(i,j)を構成して同時生起行列を作成する同時生起
行列作成手段と、前記各同時生起行列毎にその要素から
規則性特徴量を算出する規則性特徴量算出手段と、前記
の各変位とその変位の同時生起行列について算出された
規則性特徴量とから変位−規則性特徴量パターンを作成
する変位−規則性特徴量パターン作成手段と、良品につ
いて予め作成した変位−規則性特徴量パターンを記憶す
る良品変位−規則性特徴量パターン記憶手段と、前記良
品の変位−規則性特徴量パターンと検査対象物から得ら
れた変位−規則性特徴量パターンとを比較する変位−規
則性特徴量パターン比較手段とを有するこを特徴とす
る。
【0016】本願第4発明の欠陥検査装置は、上記の課
題を解決するために、対象物を撮像して映像信号を出力
する撮像手段と、前記映像信号をデジタル化して画像デ
ータとするA/D変換手段と、前記画像データの処理エ
リアを小領域に分割する小領域分割制御手段と、同時生
起行列の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲
内で種々設定する変位変数制御手段と、前記分割した各
小領域内で前記の各変位毎に、その変位だけ離れた2点
の画像濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全画
素についてカウントし、そのカウント数から各要素
(i,j)を構成して同時生起行列を作成する同時生起
行列作成手段と、前記各同時生起行列毎にその要素から
規則性特徴量を算出する規則性特徴量算出手段と、良品
について最大規則性特徴量が得られる変位を基準変位と
して求める最大規則性特徴量導出変位算出手段と、前記
の最大規則性特徴量と基準変位とを記憶する規則性特徴
量基準値記憶手段と、前記基準変位を使用した場合の検
査対象物の規則性特徴量を求めて前記最大規則性特徴量
と比較する規則性特徴量比較手段とを有することを特徴
とする。
題を解決するために、対象物を撮像して映像信号を出力
する撮像手段と、前記映像信号をデジタル化して画像デ
ータとするA/D変換手段と、前記画像データの処理エ
リアを小領域に分割する小領域分割制御手段と、同時生
起行列の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲
内で種々設定する変位変数制御手段と、前記分割した各
小領域内で前記の各変位毎に、その変位だけ離れた2点
の画像濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全画
素についてカウントし、そのカウント数から各要素
(i,j)を構成して同時生起行列を作成する同時生起
行列作成手段と、前記各同時生起行列毎にその要素から
規則性特徴量を算出する規則性特徴量算出手段と、良品
について最大規則性特徴量が得られる変位を基準変位と
して求める最大規則性特徴量導出変位算出手段と、前記
の最大規則性特徴量と基準変位とを記憶する規則性特徴
量基準値記憶手段と、前記基準変位を使用した場合の検
査対象物の規則性特徴量を求めて前記最大規則性特徴量
と比較する規則性特徴量比較手段とを有することを特徴
とする。
【0017】本願第3、第4発明の欠陥検査装置は、上
記の課題を解決するために、小領域内の画素濃度を階調
圧縮する階調圧縮手段を付加することが好適である。
記の課題を解決するために、小領域内の画素濃度を階調
圧縮する階調圧縮手段を付加することが好適である。
【0018】
【作用】同時生起行列を使用すると、2次元画像の規則
性を評価できることは、従来から知られていたが、従来
技術では、同時生起行列を使用して検査対象物の表面の
傷、打痕、汚れ等の欠陥を検出する方法は知られていな
かった。本願発明は、下記のようにして、検査対象物の
表面に規則的な模様がある場合に同時生起行列を応用し
ての欠陥検出を可能にしている。
性を評価できることは、従来から知られていたが、従来
技術では、同時生起行列を使用して検査対象物の表面の
傷、打痕、汚れ等の欠陥を検出する方法は知られていな
かった。本願発明は、下記のようにして、検査対象物の
表面に規則的な模様がある場合に同時生起行列を応用し
ての欠陥検出を可能にしている。
【0019】本願第1発明の欠陥検査方法と、本願第3
発明の欠陥検査装置とは、規則的に繰り返される模様の
規則性特徴量を評価できる同時生起行列を使用し、表面
に規則的に繰り返される模様がある検査対象物の表面
に、傷、打痕、汚れ等の欠陥があれば、前記の規則的特
徴量が変化することを利用して欠陥を検出する。
発明の欠陥検査装置とは、規則的に繰り返される模様の
規則性特徴量を評価できる同時生起行列を使用し、表面
に規則的に繰り返される模様がある検査対象物の表面
に、傷、打痕、汚れ等の欠陥があれば、前記の規則的特
徴量が変化することを利用して欠陥を検出する。
【0020】先ず、同時生起行列を図4、図5に基づい
て説明する。図5は、判り易くするために、4×4=1
6画素の小領域で、画像濃度が0〜3、変位δ=(r,
θ)=(1,0°)の場合を示す。図5(a)は画像濃
度が0〜3の画像データf(x,y)を示し、図5
(b)は変位δ=(r,θ)=(1,0°)の場合の同
時生起行列を示す。
て説明する。図5は、判り易くするために、4×4=1
6画素の小領域で、画像濃度が0〜3、変位δ=(r,
θ)=(1,0°)の場合を示す。図5(a)は画像濃
度が0〜3の画像データf(x,y)を示し、図5
(b)は変位δ=(r,θ)=(1,0°)の場合の同
時生起行列を示す。
【0021】この場合、図4に示すように、変位δだけ
離れた2点の画像濃度が夫々i、jである度数を小領域
内全画素について往復カウントし、そのカウント数から
各要素(i,j)を構成して各変位毎に同時生起行列を
作成する作業を行うと、δ=(r,θ)=(1,0°)
であるから、変位δだけ離れた2点は隣接画素間であ
り、隣接画素間で2画素の画像濃度が夫々i、jである
度数を全画素について往復カウントすることになる。こ
れを行うと、図5(a)においては、i=0、j=0の
場合には、カウント数4、i=1、j=1の場合には、
カウント数4、i=2、j=2の場合には、カウント数
6、i=3、j=3の場合には、カウント数2、i=
1、j=0の場合には、カウント数2、i=2、j=0
の場合には、カウント数1、i=3、j=0の場合に
は、カウント数0等になり、これらを各要素(i,j)
に割り当てると、図5(b)の同時生起行列が得られ
る。尚、同時生起行列を作成する場合、規則性の評価結
果に統計的な意味を持たせるには、前記のように往復カ
ウントすることになるが、本発明のように、比較判定に
使用する場合には、往復カウントに限らず、片道カウン
トでも、何往復でも構わない。
離れた2点の画像濃度が夫々i、jである度数を小領域
内全画素について往復カウントし、そのカウント数から
各要素(i,j)を構成して各変位毎に同時生起行列を
作成する作業を行うと、δ=(r,θ)=(1,0°)
であるから、変位δだけ離れた2点は隣接画素間であ
り、隣接画素間で2画素の画像濃度が夫々i、jである
度数を全画素について往復カウントすることになる。こ
れを行うと、図5(a)においては、i=0、j=0の
場合には、カウント数4、i=1、j=1の場合には、
カウント数4、i=2、j=2の場合には、カウント数
6、i=3、j=3の場合には、カウント数2、i=
1、j=0の場合には、カウント数2、i=2、j=0
の場合には、カウント数1、i=3、j=0の場合に
は、カウント数0等になり、これらを各要素(i,j)
に割り当てると、図5(b)の同時生起行列が得られ
る。尚、同時生起行列を作成する場合、規則性の評価結
果に統計的な意味を持たせるには、前記のように往復カ
ウントすることになるが、本発明のように、比較判定に
使用する場合には、往復カウントに限らず、片道カウン
トでも、何往復でも構わない。
【0022】領域内の規則性を評価するには、式(1)
を使用する。
を使用する。
【0023】
【数1】
【0024】上記の例では、式(1)のP(r、θ)=
42 +22 +12 +02 +22 +42 +02 +02 +1
2 +02 +62 +12 +02 +02 +12 +22 とな
る。
42 +22 +12 +02 +22 +42 +02 +02 +1
2 +02 +62 +12 +02 +02 +12 +22 とな
る。
【0025】実際の場合には、例えば、図6に示すよう
に、等間隔rで繰り返される縞模様の場合、この縞模様
に直角方向の変位δ=(r,θ)だけ離れた2点の画像
濃度が夫々i、jである度数をカウントすると、縞模様
の明部の画像濃度をa、縞模様の暗部の画像濃度をb、
縞模様の間隔をrとすると、前記の縞模様に直角方向の
変位δ=(r,θ)だけ離れた2点の画像濃度が夫々
a、a及びb、bである度数が極めて多くなり、上記の
式(1)で求まる規則性の評価値が最大になる。
に、等間隔rで繰り返される縞模様の場合、この縞模様
に直角方向の変位δ=(r,θ)だけ離れた2点の画像
濃度が夫々i、jである度数をカウントすると、縞模様
の明部の画像濃度をa、縞模様の暗部の画像濃度をb、
縞模様の間隔をrとすると、前記の縞模様に直角方向の
変位δ=(r,θ)だけ離れた2点の画像濃度が夫々
a、a及びb、bである度数が極めて多くなり、上記の
式(1)で求まる規則性の評価値が最大になる。
【0026】尚、同時生起行列を作成する場合、規則性
の評価結果に統計的な意味を持たせるには、前記のよう
に要素を2乗することになるが、本発明のように、比較
判定する場合には、2乗に限らず、何乗でも構わない。
の評価結果に統計的な意味を持たせるには、前記のよう
に要素を2乗することになるが、本発明のように、比較
判定する場合には、2乗に限らず、何乗でも構わない。
【0027】従って、同時生起行列の作成に使用する変
位δ=(r,θ)を所定範囲内で種々設定し、その変位
だけ離れた2点の画像濃度が夫々i、jである度数をそ
の領域内全画素についてカウントすれば、規則的に繰り
返される模様の繰り返しピッチと繰り返し長さに合った
変位δ=(r,θ)について、規則的に繰り返される模
様の明部の画像濃度a又は暗部の画像濃度bを夫々の両
端に示す度数が極めて多くなる。
位δ=(r,θ)を所定範囲内で種々設定し、その変位
だけ離れた2点の画像濃度が夫々i、jである度数をそ
の領域内全画素についてカウントすれば、規則的に繰り
返される模様の繰り返しピッチと繰り返し長さに合った
変位δ=(r,θ)について、規則的に繰り返される模
様の明部の画像濃度a又は暗部の画像濃度bを夫々の両
端に示す度数が極めて多くなる。
【0028】そして、規則的な繰り返しは縞模様に限ら
ず、図7に示すように、小さな円模様の分布でも、小さ
な円模様が有する規則性に合った変位δ=(r,θ)に
ついては、上記と同様の結果が得られる。
ず、図7に示すように、小さな円模様の分布でも、小さ
な円模様が有する規則性に合った変位δ=(r,θ)に
ついては、上記と同様の結果が得られる。
【0029】図6、図7において、円形の空白部分23
で、傷、打痕、汚れ等の欠陥によって、規則的な繰り返
し模様が消滅したとすれば、上記のようにして求めた式
(1)による規則性の評価値が変化する。この変化を検
出すれば、規則的な繰り返しの縞模様がある検査対象物
の傷、打痕、汚れ等の欠陥を検出できる。この検出を行
う場合、領域が広いと、傷、打痕、汚れ等の欠陥による
規則性特徴量に対する影響が相対的に小さくなるので、
図7に示すように、小領域に分割するのが望ましい。
で、傷、打痕、汚れ等の欠陥によって、規則的な繰り返
し模様が消滅したとすれば、上記のようにして求めた式
(1)による規則性の評価値が変化する。この変化を検
出すれば、規則的な繰り返しの縞模様がある検査対象物
の傷、打痕、汚れ等の欠陥を検出できる。この検出を行
う場合、領域が広いと、傷、打痕、汚れ等の欠陥による
規則性特徴量に対する影響が相対的に小さくなるので、
図7に示すように、小領域に分割するのが望ましい。
【0030】従って、本願第1、第3発明では、先ず、
画像データの処理エリアを小領域に分割し、同時生起行
列の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲内で
種々設定し、前記分割した各小領域内で前記の設定した
各変位毎に、その変位だけ離れた2点の画像濃度が夫々
i、jである度数をその小領域内全画素についてカウン
トし、そのカウント数から各要素(i,j)を構成して
各変位毎に同時生起行列を作成し、前記各同時生起行列
毎にその要素から規則性特徴量を算出する。
画像データの処理エリアを小領域に分割し、同時生起行
列の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲内で
種々設定し、前記分割した各小領域内で前記の設定した
各変位毎に、その変位だけ離れた2点の画像濃度が夫々
i、jである度数をその小領域内全画素についてカウン
トし、そのカウント数から各要素(i,j)を構成して
各変位毎に同時生起行列を作成し、前記各同時生起行列
毎にその要素から規則性特徴量を算出する。
【0031】しかし、この状態で、良品について得られ
る規則性特徴量と、検査対象物について得られる規則性
特徴量とを比較しても、同時生起行列の作成に使用する
変位δ=(r,θ)が、規則的に繰り返される模様の規
則性に無関係なδ=(r,θ)であれば、傷、打痕、汚
れ等の欠陥による影響が現れず、傷、打痕、汚れ等の欠
陥の検出が不可能である。図6に示すように、規則的に
繰り返される模様の規則性が目で見て判る場合には、規
則性に合わせた変位δ=(r,θ)を採用できるが、図
7に示すように、規則的に繰り返される模様の規則性が
目で見て判り難い場合には、信頼性がある判定ができな
い。
る規則性特徴量と、検査対象物について得られる規則性
特徴量とを比較しても、同時生起行列の作成に使用する
変位δ=(r,θ)が、規則的に繰り返される模様の規
則性に無関係なδ=(r,θ)であれば、傷、打痕、汚
れ等の欠陥による影響が現れず、傷、打痕、汚れ等の欠
陥の検出が不可能である。図6に示すように、規則的に
繰り返される模様の規則性が目で見て判る場合には、規
則性に合わせた変位δ=(r,θ)を採用できるが、図
7に示すように、規則的に繰り返される模様の規則性が
目で見て判り難い場合には、信頼性がある判定ができな
い。
【0032】この対策として、本願第1、第3発明で
は、各同時生起行列毎にその要素から規則性特徴量を算
出し、各変位とその変位の同時生起行列について算出さ
れた前記規則性特徴量とから、図8に示すような、変位
−規則性特徴量パターンを作成し、良品についての変位
−規則性特徴量パターンを前記に準じて予め作成して記
憶しておき、前記の記憶している良品の変位−規則性特
徴量パターンと検査対象物から得られた変位−規則性特
徴量パターンとを比較して検査対象物の欠陥を検出す
る。このようにすると、変位δ=(r,θ)の変数が少
なくても、良品と傷等がある検査対象物との変位−規則
性特徴量パターンの差を確認することができ、信頼性が
高い検出が可能になる。
は、各同時生起行列毎にその要素から規則性特徴量を算
出し、各変位とその変位の同時生起行列について算出さ
れた前記規則性特徴量とから、図8に示すような、変位
−規則性特徴量パターンを作成し、良品についての変位
−規則性特徴量パターンを前記に準じて予め作成して記
憶しておき、前記の記憶している良品の変位−規則性特
徴量パターンと検査対象物から得られた変位−規則性特
徴量パターンとを比較して検査対象物の欠陥を検出す
る。このようにすると、変位δ=(r,θ)の変数が少
なくても、良品と傷等がある検査対象物との変位−規則
性特徴量パターンの差を確認することができ、信頼性が
高い検出が可能になる。
【0033】上記のように、本願第1、第3発明によ
り、同時生起行列を応用して、規則的に繰り返される模
様がある検査対象物の傷、打痕、汚れ等の欠陥の検出が
可能になるが、複数の変位δ=(r,θ)についての演
算が必要であり、検出に時間が掛かるという問題点があ
る。
り、同時生起行列を応用して、規則的に繰り返される模
様がある検査対象物の傷、打痕、汚れ等の欠陥の検出が
可能になるが、複数の変位δ=(r,θ)についての演
算が必要であり、検出に時間が掛かるという問題点があ
る。
【0034】本願第2発明の欠陥検査方法と、本願第4
発明の欠陥検査装置とは、本願第1、第3発明よりも迅
速に欠陥検査を行えるものである。
発明の欠陥検査装置とは、本願第1、第3発明よりも迅
速に欠陥検査を行えるものである。
【0035】本願第2、第4発明では、予め、良品につ
いて、複数の変位δ=(r,θ)を設定し、各変位δ=
(r,θ)についての同時生起行列とその規則性特徴量
とを算出し、前記算出結果から最大規則性特徴量が得ら
れる変位を基準変位として求め、前記の基準変位と最大
規則性特徴量とを記憶しておき、検査対象物を撮像し、
前記の基準変位を使用して、検査対象物の規則性特徴量
を算出し、前記最大規則性特徴量と前記検査対象物の規
則性特徴量とを比較して検査対象物の欠陥を検出する。
このようにすると、良品についての基準変位と最大規則
性特徴量とを予め求める必要があるが、これらを求めて
おけば、検査対象物の検査は、基準変位に対する演算だ
けになるので、欠陥検出を迅速に行うことができる。
いて、複数の変位δ=(r,θ)を設定し、各変位δ=
(r,θ)についての同時生起行列とその規則性特徴量
とを算出し、前記算出結果から最大規則性特徴量が得ら
れる変位を基準変位として求め、前記の基準変位と最大
規則性特徴量とを記憶しておき、検査対象物を撮像し、
前記の基準変位を使用して、検査対象物の規則性特徴量
を算出し、前記最大規則性特徴量と前記検査対象物の規
則性特徴量とを比較して検査対象物の欠陥を検出する。
このようにすると、良品についての基準変位と最大規則
性特徴量とを予め求める必要があるが、これらを求めて
おけば、検査対象物の検査は、基準変位に対する演算だ
けになるので、欠陥検出を迅速に行うことができる。
【0036】本願第1、2発明の欠陥検査方法と、本願
第2、第4発明の欠陥検査装置とは、上記のようにし
て、検査対象物の表面に規則的な模様がある場合に同時
生起行列を応用しての欠陥検出を可能にしているが、図
9(a)に示すように、小領域画像データf(x、y)
の濃度が0〜255の間で広い範囲に分布していると、
図10(a)に示すように、同時生起行列が、i=最小
濃度〜最大濃度、j=最小濃度〜最大濃度となり、演算
量が多くなり、演算に時間が掛かるという問題点があ
る。
第2、第4発明の欠陥検査装置とは、上記のようにし
て、検査対象物の表面に規則的な模様がある場合に同時
生起行列を応用しての欠陥検出を可能にしているが、図
9(a)に示すように、小領域画像データf(x、y)
の濃度が0〜255の間で広い範囲に分布していると、
図10(a)に示すように、同時生起行列が、i=最小
濃度〜最大濃度、j=最小濃度〜最大濃度となり、演算
量が多くなり、演算に時間が掛かるという問題点があ
る。
【0037】この対策として、本願第1、2発明の欠陥
検査方法と、本願第2、第4発明の欠陥検査装置とにお
いて、図9に示すように、(a)から(b)に画素濃度
を階調圧縮する。これによって、小領域画像f(x,
y)が変換後画像g(x,y)になり、同時生起行列
が、i=0〜15、j=0〜15になり、演算量が減少
し、極めて迅速に欠陥検出ができる。
検査方法と、本願第2、第4発明の欠陥検査装置とにお
いて、図9に示すように、(a)から(b)に画素濃度
を階調圧縮する。これによって、小領域画像f(x,
y)が変換後画像g(x,y)になり、同時生起行列
が、i=0〜15、j=0〜15になり、演算量が減少
し、極めて迅速に欠陥検出ができる。
【0038】
【実施例】本発明の欠陥検査方法を使用する欠陥検査装
置の第1実施例を図1、図2、図4〜図8に基づいて説
明する。
置の第1実施例を図1、図2、図4〜図8に基づいて説
明する。
【0039】図1、図2において、ステップ#1の画像
入力工程において、検査対象物2を、位置決めテーブル
1の上に置いて照明手段3で照明する。テレビカメラ制
御手段6に制御されるテレビカメラ4がテレビカメラ可
動支持部5に支持されて前記検査対象物2を撮像し映像
信号を出力し、前記映像信号は、A/D変換手段7でデ
ジタル化され、一旦、図9(a)に示す0〜255(2
56階調)の画像データになった後に、式(2)によっ
て階調圧縮して図9(b)に示す0〜15(16階調)
の画像データになって画像処理部20に入力される。こ
の階調圧縮を行うと、演算量が減少して迅速な欠陥検出
が可能になり、且つ、後述の規則性特徴量がより明確に
なる。前記テレビカメラ制御手段6は、主コントローラ
又は操作盤からの指令を受ける判定制御手段8からの指
示で動作する。
入力工程において、検査対象物2を、位置決めテーブル
1の上に置いて照明手段3で照明する。テレビカメラ制
御手段6に制御されるテレビカメラ4がテレビカメラ可
動支持部5に支持されて前記検査対象物2を撮像し映像
信号を出力し、前記映像信号は、A/D変換手段7でデ
ジタル化され、一旦、図9(a)に示す0〜255(2
56階調)の画像データになった後に、式(2)によっ
て階調圧縮して図9(b)に示す0〜15(16階調)
の画像データになって画像処理部20に入力される。こ
の階調圧縮を行うと、演算量が減少して迅速な欠陥検出
が可能になり、且つ、後述の規則性特徴量がより明確に
なる。前記テレビカメラ制御手段6は、主コントローラ
又は操作盤からの指令を受ける判定制御手段8からの指
示で動作する。
【0040】
【数2】
【0041】ステップ#2の処理エリア設定工程におい
て、処理エリア制御手段9が、図7に示すように、表面
状態24の画像データについて処理エリア21を決め
る。処理エリア21の中に欠陥部分23が存在する。
て、処理エリア制御手段9が、図7に示すように、表面
状態24の画像データについて処理エリア21を決め
る。処理エリア21の中に欠陥部分23が存在する。
【0042】ステップ#3の小領域分割設定工程におい
て、小領域分割制御手段10が、図7に示すように、処
理エリア21を小領域22に分割する。
て、小領域分割制御手段10が、図7に示すように、処
理エリア21を小領域22に分割する。
【0043】ステップ#4の変位変更制御工程におい
て、変位変数制御手段11が、同時生起行列の作成に使
用される図4に示す変位δ=(r,θ)を所定範囲内で
種々設定する。
て、変位変数制御手段11が、同時生起行列の作成に使
用される図4に示す変位δ=(r,θ)を所定範囲内で
種々設定する。
【0044】ステップ#5の同時生起行列算出工程にお
いて、同時生起行列作成手段12が、図7の各小領域2
2において、ステップ#4で設定された複数の変位δ=
(r,θ)の夫々について、その変位だけ離れた2点の
画像濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全画素
についてカウントし、そのカウント数から各要素(i,
j)を構成して各変位毎に図10(b)に示す同時生起
行列を作成する。
いて、同時生起行列作成手段12が、図7の各小領域2
2において、ステップ#4で設定された複数の変位δ=
(r,θ)の夫々について、その変位だけ離れた2点の
画像濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全画素
についてカウントし、そのカウント数から各要素(i,
j)を構成して各変位毎に図10(b)に示す同時生起
行列を作成する。
【0045】ステップ#6の規則性特徴量算出工程にお
いて、規則性特徴量算出手段13が、ステップ#5で作
成された各同時生起行列の規則性特徴量P(r、θ)
を、式(1)に基づいて算出する。
いて、規則性特徴量算出手段13が、ステップ#5で作
成された各同時生起行列の規則性特徴量P(r、θ)
を、式(1)に基づいて算出する。
【0046】
【数3】
【0047】ステップ#7の判断工程において、その小
領域23について、ステップ#4で設定された総ての変
位δ=(r,θ)による同時生起行列の規則性特徴量P
(r、θ)の算出が終了したか否かを判断し、終了であ
れば、ステップ#8に進み、否であれば、ステップ#4
に戻る。
領域23について、ステップ#4で設定された総ての変
位δ=(r,θ)による同時生起行列の規則性特徴量P
(r、θ)の算出が終了したか否かを判断し、終了であ
れば、ステップ#8に進み、否であれば、ステップ#4
に戻る。
【0048】ステップ#8の変位−規則性特徴量パター
ン作成工程において、変位−規則性特徴量パターン作成
手段14が、前記の各変位とその変位の同時生起行列に
ついて算出された前記規則性特徴量とから図8に示す変
位−規則性特徴量パターンP(r、θ)を作成する。
ン作成工程において、変位−規則性特徴量パターン作成
手段14が、前記の各変位とその変位の同時生起行列に
ついて算出された前記規則性特徴量とから図8に示す変
位−規則性特徴量パターンP(r、θ)を作成する。
【0049】ステップ#9の良品の変位−規則性特徴量
パターン作成工程において、予め、ステップ#1〜ステ
ップ#8によって、良品の変位−規則性特徴量パターン
M(r、θ)を作成し、良品の変位−規則性特徴量パタ
ーン記憶手段15に記憶させておく。
パターン作成工程において、予め、ステップ#1〜ステ
ップ#8によって、良品の変位−規則性特徴量パターン
M(r、θ)を作成し、良品の変位−規則性特徴量パタ
ーン記憶手段15に記憶させておく。
【0050】ステップ#10の変位−規則性特徴量パタ
ーン比較工程において、変位−規則性特徴量パターン比
較手段16が、式(3)により、E1を算出し、E1の
大小によって良否を判断する。即ち、E1が所定値を越
える場合は不良とし、E1が所定値以下の場合は良とす
る。
ーン比較工程において、変位−規則性特徴量パターン比
較手段16が、式(3)により、E1を算出し、E1の
大小によって良否を判断する。即ち、E1が所定値を越
える場合は不良とし、E1が所定値以下の場合は良とす
る。
【0051】
【数4】
【0052】ステップ#11の判断工程において、ステ
ップ#3で分割した図7に示す全ての小領域22につい
ての処理を終了したか否かを判断し、終了するか、ステ
ップ#3に戻る。
ップ#3で分割した図7に示す全ての小領域22につい
ての処理を終了したか否かを判断し、終了するか、ステ
ップ#3に戻る。
【0053】本発明の欠陥検査方法を使用する欠陥検査
装置の第2実施例を図1、図3に基づいて説明する。
装置の第2実施例を図1、図3に基づいて説明する。
【0054】図1、図3において、ステップ#1〜ステ
ップ#3は、第1実施例の図1、図2のステップ#1〜
ステップ#3と同様なので、説明を省略する。
ップ#3は、第1実施例の図1、図2のステップ#1〜
ステップ#3と同様なので、説明を省略する。
【0055】第1実施例では、ステップ#4の変位変更
制御工程において、複数の変位δ=(r,θ)を設定
し、複数の変位δ=(r,θ)について、同時生起行列
を算出しているので、計算量が多く、欠陥検出に長い時
間を要するが、本実施例では、下記によって、欠陥を迅
速に検出できるようにしている。
制御工程において、複数の変位δ=(r,θ)を設定
し、複数の変位δ=(r,θ)について、同時生起行列
を算出しているので、計算量が多く、欠陥検出に長い時
間を要するが、本実施例では、下記によって、欠陥を迅
速に検出できるようにしている。
【0056】即ち、ステップ#12の良品画像最大規則
性導出変位算出工程において、最大規則性導出変位算出
手段17によって、良品の表面の規則的な繰り返し模様
について、その模様の方向性と繰り返しピッチ等から、
大きな規則性特徴量の同時生起行列が得られる変位δ=
(r,θ)を複数設定し、これらに基づいて規則性特徴
量を算出し、算出結果から最大規則性特徴量Mmax が得
られる変位を基準変位として求め、この基準変位と最大
規則性特徴量Mmax とをステップ#6とステップ#13
に出力する。
性導出変位算出工程において、最大規則性導出変位算出
手段17によって、良品の表面の規則的な繰り返し模様
について、その模様の方向性と繰り返しピッチ等から、
大きな規則性特徴量の同時生起行列が得られる変位δ=
(r,θ)を複数設定し、これらに基づいて規則性特徴
量を算出し、算出結果から最大規則性特徴量Mmax が得
られる変位を基準変位として求め、この基準変位と最大
規則性特徴量Mmax とをステップ#6とステップ#13
に出力する。
【0057】ステップ#13において、規則性特徴量基
準値記憶手段18が、前記の最大規則性特徴量M(r、
θ)と基準変位とを記憶する。
準値記憶手段18が、前記の最大規則性特徴量M(r、
θ)と基準変位とを記憶する。
【0058】ステップ#6の規則性特徴量算出工程にお
いて、規則性特徴量算出手段13が、検査対象物につい
て前記基準変位に基づいて作成された同時生起行列の規
則性特徴量Pmax を、式(1)に基づいて算出する。
いて、規則性特徴量算出手段13が、検査対象物につい
て前記基準変位に基づいて作成された同時生起行列の規
則性特徴量Pmax を、式(1)に基づいて算出する。
【0059】
【数5】
【0060】ステップ#14の規則性特徴量比較工程に
おいて、規則性特徴量比較手段19が、式(4)に基づ
いて、E2を計算し、E2の大小によって良否を判断す
る。
おいて、規則性特徴量比較手段19が、式(4)に基づ
いて、E2を計算し、E2の大小によって良否を判断す
る。
【0061】即ち、E2が所定値を越える場合は不良と
し、E2が所定値以下の場合は良とする。
し、E2が所定値以下の場合は良とする。
【0062】
【数6】
【0063】
【発明の効果】本願第1発明の欠陥検査方法と、本願第
3発明の欠陥検査装置とは、検査対象物の表面に規則的
な繰り返し模様があり、表面の傷、打痕、汚れ等の欠陥
と前記模様とが従来技術による濃淡変化による検出では
識別が困難な場合でも、模様が表面の傷、打痕、汚れ等
の欠陥により損なわれると模様の規則性が失われること
に着目して、表面の傷、打痕、汚れ等の欠陥を高い信頼
性で検出することができるという効果を奏する。
3発明の欠陥検査装置とは、検査対象物の表面に規則的
な繰り返し模様があり、表面の傷、打痕、汚れ等の欠陥
と前記模様とが従来技術による濃淡変化による検出では
識別が困難な場合でも、模様が表面の傷、打痕、汚れ等
の欠陥により損なわれると模様の規則性が失われること
に着目して、表面の傷、打痕、汚れ等の欠陥を高い信頼
性で検出することができるという効果を奏する。
【0064】本願第2発明の欠陥検査方法と、本願第4
発明の欠陥検査装置とは、予め、最大規則性特徴量を導
出する基準変位を求め、この基準変位を使用することに
より、本願第1、第3発明の効果に加えて、検査を迅速
に行うことができるという効果を奏する。
発明の欠陥検査装置とは、予め、最大規則性特徴量を導
出する基準変位を求め、この基準変位を使用することに
より、本願第1、第3発明の効果に加えて、検査を迅速
に行うことができるという効果を奏する。
【0065】又、本願第1、第2、第3、第4発明は、
画素濃度を階調圧縮することにより、更に、迅速な検査
ができるという効果を奏する。
画素濃度を階調圧縮することにより、更に、迅速な検査
ができるという効果を奏する。
【図1】本発明の欠陥検査方法を使用する欠陥検査装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】本願第1発明の欠陥検査方法の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】本願第2発明の欠陥検査方法の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】本発明の欠陥検査方法の同時生起行列を算出す
る変位δ=(r、θ)の構成を示す図である。
る変位δ=(r、θ)の構成を示す図である。
【図5】本発明の欠陥検査方法の同時生起行列を算出す
る方法を示す図である。
る方法を示す図である。
【図6】本発明の欠陥検査方法の同時生起行列を算出す
る変位δ=(r、θ)と模様の規則性との関係を示す図
である。
る変位δ=(r、θ)と模様の規則性との関係を示す図
である。
【図7】検査対象物の画像の処理エリア、小領域、欠陥
部分、表面状態を示す図である。
部分、表面状態を示す図である。
【図8】本発明の欠陥検査方法の変位−規則性特徴量パ
ターンを示す図である。
ターンを示す図である。
【図9】画素濃度を階調圧縮を示す図である。
【図10】画素濃度を階調圧縮した場合の本発明の欠陥
検査方法の同時生起行列を示す図である。
検査方法の同時生起行列を示す図である。
【図11】従来例の欠陥検査方法を使用する欠陥検査装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図12】従来例の欠陥検査方法の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
4 撮像手段 6 テレビカメラ制御手段 7 A/D変換手段 8 判定制御手段 9 処理エリア制御手段 10 小領域分割制御手段 11 変位変数制御手段 12 同時生起行列作成手段 13 規則性特徴量算出手段 14 変位−規則性特徴量パターン作成手段 15 良品変位−規則性特徴量パターン記憶手段 16 変位−規則性特徴量パターン比較手段 17 最大規則性特徴量導出変位算出手段 18 規則性特徴量基準値記憶手段 19 規則性特徴量比較手段 20 画像処理部 21 処理エリア 22 小領域 23 欠陥部分 24 表面状態
Claims (6)
- 【請求項1】 対象物を撮像して映像信号を出力し、前
記映像信号をデジタル化して画像データとし、前記画像
データの処理エリアを小領域に分割し、同時生起行列の
作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲内で種々
設定し、前記分割した各小領域内で前記の設定した各変
位毎に、その変位だけ離れた2点の画像濃度が夫々i、
jである度数をその小領域内全画素についてカウント
し、そのカウント数から各要素(i,j)を構成して各
変位毎に同時生起行列を作成し、前記各同時生起行列毎
にその要素から規則性特徴量を算出し、前記の各変位と
その変位の同時生起行列について算出された前記規則性
特徴量とから変位−規則性特徴量パターンを作成し、良
品についての変位−規則性特徴量パターンを前記に準じ
て予め作成し記憶しておき、前記の記憶している良品の
変位−規則性特徴量パターンと検査対象物から得られた
変位−規則性特徴量パターンとを比較して検査対象物の
欠陥を検出することを特徴とする欠陥検査方法。 - 【請求項2】 良品を撮像して映像信号を出力し、前記
映像信号をデジタル化して画像データとし、前記画像デ
ータの処理エリアを小領域に分割し、同時生起行列の作
成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲内で種々設
定し、前記分割した各小領域内で前記の設定した各変位
毎に、その変位だけ離れた2点の画像濃度が夫々i、j
である度数をその小領域内全画素についてカウントし、
そのカウント数から各要素(i,j)を構成して各変位
毎に同時生起行列を作成し、前記各同時生起行列毎にそ
の要素から規則性特徴量を算出し、前記算出結果から最
大規則性特徴量が得られる変位を基準変位として求め、
前記の基準変位と最大規則性特徴量とを記憶しておき、
検査対象物を撮像し、前記の基準変位を使用して、前記
の良品の場合に準じて前記検査対象物の規則性特徴量を
算出し、前記最大規則性特徴量と前記検査対象物の規則
性特徴量とを比較して検査対象物の欠陥を検出すること
を特徴とする欠陥検査方法。 - 【請求項3】 小領域内の画素濃度を階調圧縮して使用
する請求項1又は2に記載の欠陥検査方法。 - 【請求項4】 対象物を撮像して映像信号を出力する撮
像手段と、前記映像信号をデジタル化して画像データと
するA/D変換手段と、前記画像データの処理エリアを
小領域に分割する小領域分割制御手段と、同時生起行列
の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲内で種
々設定する変位変数制御手段と、前記分割した各小領域
内で前記の各変位毎に、その変位だけ離れた2点の画像
濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全画素につ
いてカウントし、そのカウント数から各要素(i,j)
を構成して同時生起行列を作成する同時生起行列作成手
段と、前記各同時生起行列毎にその要素から規則性特徴
量を算出する規則性特徴量算出手段と、前記の各変位と
その変位の同時生起行列について算出された規則性特徴
量とから変位−規則性特徴量パターンを作成する変位−
規則性特徴量パターン作成手段と、良品について予め作
成した変位−規則性特徴量パターンを記憶する良品変位
−規則性特徴量パターン記憶手段と、前記良品の変位−
規則性特徴量パターンと検査対象物から得られた変位−
規則性特徴量パターンとを比較する変位−規則性特徴量
パターン比較手段とを有するこを特徴とする欠陥検査装
置。 - 【請求項5】 対象物を撮像して映像信号を出力する撮
像手段と、前記映像信号をデジタル化して画像データと
するA/D変換手段と、前記画像データの処理エリアを
小領域に分割する小領域分割制御手段と、同時生起行列
の作成に使用する変位δ=(r,θ)を所定範囲内で種
々設定する変位変数制御手段と、前記分割した各小領域
内で前記の各変位毎に、その変位だけ離れた2点の画像
濃度が夫々i、jである度数をその小領域内全画素につ
いてカウントし、そのカウント数から各要素(i,j)
を構成して同時生起行列を作成する同時生起行列作成手
段と、前記各同時生起行列毎にその要素から規則性特徴
量を算出する規則性特徴量算出手段と、良品について最
大規則性特徴量が得られる変位を基準変位として求める
最大規則性特徴量導出変位算出手段と、前記の最大規則
性特徴量と基準変位とを記憶する規則性特徴量基準値記
憶手段と、前記基準変位を使用した場合の検査対象物の
規則性特徴量を求めて前記最大規則性特徴量と比較する
規則性特徴量比較手段とを有することを特徴とする欠陥
検査装置。 - 【請求項6】 小領域内の画素濃度を階調圧縮する階調
圧縮手段を付加する請求項4又は5に記載の欠陥検査装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102755A JPH08297020A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 欠陥検査方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102755A JPH08297020A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 欠陥検査方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08297020A true JPH08297020A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14336029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7102755A Pending JPH08297020A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 欠陥検査方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08297020A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-04-26 JP JP7102755A patent/JPH08297020A/ja active Pending
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CN113375568B (zh) * | 2021-05-12 | 2023-03-31 | 苏州阿普奇物联网科技有限公司 | 一种基于激光扫描的金属拉丝抛光不良检测方法 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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